JPH10146149A - 乗用管理機 - Google Patents

乗用管理機

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JPH10146149A
JPH10146149A JP32230696A JP32230696A JPH10146149A JP H10146149 A JPH10146149 A JP H10146149A JP 32230696 A JP32230696 A JP 32230696A JP 32230696 A JP32230696 A JP 32230696A JP H10146149 A JPH10146149 A JP H10146149A
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Yoshiki Nakayama
良樹 中山
Motoo Kinuyama
元雄 衣山
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Kioritz Corp
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Kyoritsu Noki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機体の走行開始(作業開始)と同時に適正な
粒状物散布を行うことができ、粒状物の非散布部分を生
ぜしめることがなく、さらに粒状物散布量の事前確認で
適正散布量を設定可能にせしめること等による適正散布
により環境保全を図ることができ、作業効率がよく安全
作業に有効であること。 【解決手段】 走行速度を検出して粒状物繰出モ−タ3
の回転数を制御するコントロ−ラ11、原動機12の駆
動時に回転させられる回転子13が設けられ、該回転子
13の回転数を検出する回転数センサ−21からの信号
を前記コントロ−ラ11に入力し、走行停止時において
前記粒状物繰出モ−タ3を駆動制御自在に構成してな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水田や畑の作物に
薬剤、肥料等の粒状物の散布を行うための乗用管理機に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、水田や畑の作物に薬剤、肥料等の
粒状物の散布を行う一方法として乗用管理機が使用され
ている。該乗用管理機は、機体を構成する架台に粒状物
収納ホッパー、粒状物繰出ローラを駆動するモータ、粒
状物の供給配管、粒状物散布配管支持ブームからなる粒
状物散布装置を備え、さらに、内燃エンジン等の原動機
及び送風機等を搭載した三輪あるいは四輪式の走行自在
車に構成されている。
【0003】そして、該乗用管理機は、前記内燃エンジ
ン等の原動機から伝達される動力によって走行装置が駆
動させられるとともに、前記粒状物繰出モータが走行速
度に比例した回転数で駆動させられて、所定の反当散布
量を維持しながら走行できる構成となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、前記乗用管
理機は、前記内燃エンジン等から伝達される動力によっ
て前記走行装置が駆動させられるとともに、走行速度に
比例した回転数で前記粒状物繰出モータによって繰出し
ローラを駆動させて、粒状物の反当散布量を一定にして
いる。
【0005】したがって、例えば、前記乗用管理機を高
速で走行させた場合には、前記粒状物繰出モータの回転
数も上がり、粒状物が大量に排出され、反対に、前記乗
用管理機を低速で走行させた場合には、前記粒状物繰出
モータの回転数も下げられ、少量の粒状物が排出される
ので、反当散布量は一定とされることになる。さらに、
前記乗用管理機の走行を停止した場合には、前記粒状物
繰出モータも停止させられて、粒状物の散布が行われな
いことになる。
【0006】ところが、前記のごとき粒状物の散布作業
においては、機体の走行と同時に粒状物繰出モータが駆
動させられるが、粒状物が供給配管内を通って散布配管
に至るまでに一定時間を要する。すなわち、機体の走行
当初は、粒状物の供給配管内の空気が散布配管から排出
されるのみで、すぐには粒状物の散布が行われず、した
がって、粒状物の散布が行われないまま機体が2〜3m
程度は走行してしまい、機体の走行開始時に粒状物の非
散布部分が生じることになる。
【0007】そこで、散布作業の終了後にあらためて前
記粒状物の非散布部分に人手により補正散布したり、あ
るいは予め粒状物散布開始位置の手前から機体の走行を
開始しなければならない等の問題があった。
【0008】本発明は、前記事情に鑑みてなされたもの
で、乗用管理機による粒状物散布作業時において、機体
の走行と粒状物繰出モータの回転駆動が連係させられる
とともに、機体停止時に粒状物繰出モータの回転駆動の
みを行うことができ、したがって、機体の走行開始(作
業開始)と同時に適正な薬剤散布を行うことができるた
め、薬剤の非散布部分を生ぜしめることがなく、さらに
粒状物散布量の事前確認で適正散布量を設定可能にせし
めること等により環境保全が図られ、作業効率がよく安
全作業に有効な乗用管理機を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明は、走行速度を検出して粒状物繰出モータの
回転数を制御するコントローラ、及び原動機の駆動時に
回転させられる回転子が設けられ、該回転子の回転数を
検出する回転数センサーからの信号を前記コントローラ
に入力し、走行停止時において前記粒状物繰出モータを
駆動制御自在に構成してなるものであり、好ましくは前
記走行停止時に前記粒状物繰出モータを駆動制御する回
路切り替えスイッチを運転席の近傍に設けてなるもので
ある。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の一形態を
図面に基づいて説明する。図1は本発明に係る乗用管理
機の動力伝達機構の実施の一形態の全体構成を示す概略
説明図、図2は本発明を適用する乗用管理機の粒状物散
布装置部の一例を示す、一部を省略した背面図、図3は
図2の要部の拡大斜視図である。
【0011】粉剤や粒状物を散布するための乗用管理機
の一例が図2及び図3に示されている。この乗用管理機
は、機体を構成する架台1に粒状物収納ホッパー2、粒
状物繰出ローラ3aを駆動するバッテリー駆動モータ
3、粒状物の供給配管4及び散布配管4a、散布配管支
持ブーム5等からなる粒状物散布装置6を備え、さらに
内燃エンジン等の原動機12及び送風機7等が搭載さ
れ、三輪あるいは四輪の駆動輪8,8を有する走行自在
車に構成されている。
【0012】そして、具体的な粒状物の散布は、図3に
示すように、前記粒状物収納ホッパー2の底部に設けら
れた前記粒状物繰出ローラ3aの駆動モータ3の回転数
を制御して、所定量の粒状物を前記粒状物の供給配管4
に供給し、前記送風機7からの送風を送風分配管9を介
して前記それぞれの粒状物の供給配管4の風下側に供給
して、粒状物を前記散布配管4aに搬送し、該散布配管
4aの下面に適当間隔をあけて設けた散布口10から地
面に向けて均等に散布する構成になっている。なお、前
記各散布配管4aは、機体の進行方向に直交させて左右
方向に展張及び折畳み自在に設けられた散布配管支持ブ
ーム5に支持されている。
【0013】また、前記粒状物繰出モータ3は、詳細を
図示しないが、例えば、前記粒状物繰出ローラ3aとし
ての定量供給インペラ等を駆動させて、粒状物を該粒状
物収納ホッパー2の底部位置の供給配管4に供給(排
出)するものであり、したがって、その回転数を制御す
ることにより、粒状物の供給量を制御できる構成になっ
ている。
【0014】図示の実施の形態では、走行速度を検出し
て前記粒状物繰出モータ3の回転数を制御するマイクロ
コンピュータ等よりなるコントローラ11、原動機であ
る前記内燃エンジン12の駆動時に回転させられる第一
回転子13が設けられる。図1に示された実施の形態に
おいては、まず、前記内燃エンジン12の駆動軸(クラ
ンク軸)12aに第一出力プーリー14及び第二出力プ
ーリー15が同軸上に設けられる。
【0015】さらに、該第二出力プーリー15と、軸受
16,16で支持されたカウンターシャフト17の一端
に設けられた伝動プーリー18との間に第一伝動ベルト
19が掛け渡され、さらに、前記カウンターシャフト1
7の適位置に、例えば、周囲に歯車状突部を形成した円
板状の第一回転子13が取付けられる。そして、該第一
回転子13の周囲に形成した前記歯車状突部の回転軌道
を囲むように第一回転数センサー21が設けられてい
る。
【0016】該第一回転数センサー21は、前記第一回
転子13の周囲に形成した歯車状突部の回転通過数を計
数検知するものであり、機体の運転席の近傍に設けた回
路切り替えスイッチである。例えば、単極双投の自動復
帰式押しボタンスイッチ22を押し操作した時に、その
検知信号を前記粒状物繰出モータ3の回転数を制御する
コントローラ11へ入力し、前記粒状物繰出モータ3を
回転駆動制御するためのものである。すなわち、前記内
燃エンジン12の駆動時には常に前記第一回転子13は
回転させられ、したがって、機体停止時においても、前
記粒状物繰出モータ3を回転駆動制御することができる
ように構成されている。
【0017】つぎに、前記第一出力プーリー14と、走
行装置Dを構成する静油圧駆動変速機(HST)等の走
行用トランスミッション23の入力軸23aに設けられ
た入力プーリー24との間に、第二伝動ベルト25が掛
け渡される。
【0018】さらに、前記走行用トランスミッション2
3から導出された変速出力軸23bに、前記第一回転子
13と同様に周囲に歯車状突部を形成した第二回転子2
6が取付けられる。そして、該第二回転子26の周囲に
形成した前記歯車状突部の回転軌道を囲むように第二回
転数センサー27が設けられる。
【0019】該第二回転数センサー27は、前記走行用
トランスミッション23に前記内燃エンジン12から動
力が伝達された場合、すなわち走行時に、前記第二回転
子26の周囲に形成された前記歯車状突部の回転通過数
を計数検知し、さらに、機体の運転席の近傍に設けた前
記自動復帰式スイッチ22の押し操作を解除した状態の
時に、その検知信号を前記粒状物繰出モータ3の回転数
を制御するコントローラ11へ入力する。
【0020】すなわち、前記走行用トランスミッション
23には前記駆動輪8,8の車軸8aが駆動上連係され
ていて、前記走行用トランスミッション23と前記駆動
輪8,8とによって前記走行装置Dが構成されており、
したがって、前記第二回転数センサー27によって走行
速度が検出され、該走行速度に比例した回転数で前記粒
状物繰出モータ3が前記コントローラ11により回転制
御される。
【0021】また、本実施の形態では、前記第一回転数
センサー21及び第二回転数センサー27の信号を前記
コントローラ11へ入力するための自動復帰式押しボタ
ンスイッチ22が、前記運転席の近傍に設けた操作盤2
8に、前記走行用トランスミッション23とロッド9を
介して連結される変速レバー30とともに設けられる。
【0022】前記構成の乗用管理機で粒状物の散布作業
を行う場合には、圃場に乗り入れた後、前記運転席の近
傍に設けた前記操作盤28の前記自動復帰式押しボタン
スイッチ22を押し操作する。
【0023】その結果、前記第一回転数センサー21の
検知信号が前記コントローラ11に入力される。すなわ
ち、前記内燃エンジン12の第二出力プーリー15、前
記第一伝動ベルト19、前記伝動プーリー18及び前記
カウンターシャフト17に回転動力が伝達され、該カウ
ンターシャフト17に取付けられた前記第一回転子13
が回転させられ、前記第一回転数センサー21の検知信
号が前記コントローラ11に入力され、前記粒状物繰出
モータ3が制御され、該粒状物繰出モータ3が機体走行
と無関係に単独で所定回転数で駆動させられる。その結
果、まず、前記散布配管4a内の空気が前記散布口10
から外部に排出され、続いて前記粒状物収納ホッパー2
内に収納された粒状物が前記粒状物繰出ローラ3aを介
して前記供給配管4、さらに前記散布配管4aの散布口
10まで供給される。
【0024】つぎに、前記散布口10から粒状物が排出
され出したことが確認されたら、前記自動復帰式押しボ
タンスイッチ22を押していた指を離すと、前記第一回
転数センサー21の検知機能が停止し、代わりに、前記
第二回転数センサー27が、前記自動復帰式スイッチ2
2の回路切り替え作用により機能を開始する。その後、
前記操作盤28に設けられた前記変速レバー30を操作
すれば、前記内燃エンジン12からの動力が、該内燃エ
ンジン12の前記第一出力プーリー14、前記第二伝動
ベルト25、前記入力プーリー24、前記走行用トラン
スミッション23の入力軸23a、前記走行用トランス
ミッション23、前記トランスミッション23の変速出
力軸23bに伝達されて、該変速出力軸23bに取付け
られた前記第二回転子26を回転させる。
【0025】その結果、該第二回転子26の回転数が前
記第二回転数センサー27で計数検知され、該検知信号
が前記コントローラ11に入力され、該コントローラ1
1の制御信号により、前記粒状物繰出モータ3が走行速
度に比例した回転数で駆動させられる。同時に、前記走
行装置D、すなわち、前記駆動輪8,8に前記走行用ト
ランスミッション23からの動力が伝達されて機体が走
行させられる。その結果、前記走行装置Dの走行速度に
比例した回転数の前記粒状物繰出モータ3により前記粒
状物繰出ローラ3aが回転駆動させられ、機体の走行速
度に比例した所定量の粒状物の排出が連続的に行われ
る。
【0026】なお、前記粒状物繰出モータ3は、停止状
態から前記第二回転数センサー27の検知信号に対応し
た所定回転数に立上るまで一定の時間を要するが、本実
施の形態においては、別の前記第一回転数センサー21
の信号で予め所定の回転数で回転しているので、走行速
度との連動運転に切り換えさせた場合の立上り時間もほ
とんど要せず、すみやかに正規の回転数で散布作業が可
能になる。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、機体の走行開始(作業
開始)と同時に適正な粒状物散布を行うことができるた
め、粒状物の非散布部分を生ぜしめることがなく、さら
に粒状物散布量の事前確認で適正散布量を設定可能にせ
しめること等による適性散布により環境保全を図ること
ができ、作業効率がよく安全作業に有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る乗用管理機の動力伝達機構の実施
の一形態の全体構成を示す概略説明図である。
【図2】本発明を適用する乗用管理機の粒状物散布装置
部の一例を示す、一部を省略した背面図である。
【図3】図2の要部の拡大斜視図である。
【符号の説明】
3 粒状物繰出モータ 11 コントローラ 12 原動機 13 第一回転子 21 第一回転数センサー 22 自動復帰式押しボタンスイッチ(回路切り替え
スイッチ)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行速度を検出して粒状物繰出モータ
    (3)の回転数を制御するコントローラ(11)、及び
    原動機(12)の駆動時に回転させられる回転子(1
    3)が設けられ、該回転子(13)の回転数を検出する
    回転数センサー(21)からの信号を前記コントローラ
    (11)に入力し、走行停止時において前記粒状物繰出
    モータ(3)を駆動制御自在に構成してなることを特徴
    とする乗用管理機。
  2. 【請求項2】 走行停止時に前記粒状物繰出モータ
    (3)を駆動制御する回路切り替えスイッチ(22)を
    運転席の近傍に設けたことを特徴とする請求項1に記載
    の乗用管理機。
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