JPH10146181A - 果菜物茎切り機 - Google Patents

果菜物茎切り機

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Publication number
JPH10146181A
JPH10146181A JP32115396A JP32115396A JPH10146181A JP H10146181 A JPH10146181 A JP H10146181A JP 32115396 A JP32115396 A JP 32115396A JP 32115396 A JP32115396 A JP 32115396A JP H10146181 A JPH10146181 A JP H10146181A
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JP
Japan
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fruit
vegetable
liquid
stem
vegetables
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JP32115396A
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English (en)
Inventor
Kimiaki Okabe
侯朗 岡部
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OKABE LOCK KK
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OKABE LOCK KK
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  • Apparatuses For Bulk Treatment Of Fruits And Vegetables And Apparatuses For Preparing Feeds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】果菜物の茎部を切除する作業及び茎部端面に滲
み出した液体を除去する作業が機械的に行える果菜物茎
切り機を提供する。 【解決手段】回転台に固定された各保持台を各位置に周
回移動させ、装填位置に移動された保持台に果菜物を装
填して、果菜物の茎部を保持台よりも若干上方に突出し
た状態に保持する。切断位置に配設した切断機で果菜物
の茎部を切除し、除液位置に配設した除液機で果菜物の
茎部端面に滲み出した液体を除去し、排除位置に配設し
た排除機で除液済みの果菜物を装置側部に排除するの
で、果菜物の茎部端面が短期間で変色及び変質するのを
抑制することができ、果菜物の品質及び商品価値が損な
われるのを防止できる。且つ、茎部の切除作業及び液体
の除去作業が機械的に行え、作業の省力化及び能率アッ
プが図れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、レタ
ス、カボチャ、ハクサイ等の果菜物を取扱う作業に於い
て、果菜物の茎部を切断する作業又は工程に用いられる
果菜物茎切り機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上述例のような果菜物を出荷する
場合、農家で栽培される果菜物Aの各外葉Ab…を、例
えば、2枚〜3枚残して、果菜物Aの茎部Aaを切断具
(図示省略)により切除して収穫した後、その収穫され
た各果菜物A…を、例えば、LL,L,M,S等の大き
さ別(階級別)に仕分け処理すると共に、果菜物Aの各
外葉Ab…を、例えば、2枚〜3枚剥がして茎部Aaを
若干突出させ、その突出された果菜物Aの茎部Aaを切
断具(図示省略)により切除して包装及び出荷する方法
がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のように
果菜物Aの茎部Aaを切除した場合、その切除された茎
部Aa端面から液体B(乳液)が滲み出し、液体Bが空
気接触により酸化して変色又は変質するため、果菜物A
の鮮度が悪いような印象を消費者に与え、果菜物Aの品
質及び商品価値が損なわれてしまう。また、果菜物Aの
茎部Aa端面に吸水紙(図示省略)を貼着したり、果菜
物Aの茎部Aa端面に滲み出した液体Bを作業者の手で
除去した場合、その茎部Aa端面に液体Bが残留した
り、吸水紙の貼着位置がズレたりすることがあり、液体
Bを確実に除去することが困難である。且つ、果菜物A
の茎部Aaを切除する作業と、その茎部Aa端面に滲み
出した液体Bを除去する作業とを作業者の手で行うた
め、作業に手間及び時間が掛かるだけでなく、多数個の
各果菜物A…を一個ずつ処理しなければならず、作業能
率が悪いという問題点を有している。
【0004】この発明は上記問題に鑑み、果菜物の茎部
を切除して、その茎部端面に付着又は滲み出した液体を
除去するので、茎部端面が変色及び変質するのを抑制す
ることができ、果菜物の品質及び商品価値が損なわれる
のを防止できる。茎部の切除作業及び液体の除去作業が
機械的に行え、作業の省力化及び能率アップを図ること
ができる果菜物茎切り機の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
多数個の各果菜物を周回方向に移動する果菜物移動手段
の周回経路上に、該果菜物を定姿勢に保持する果菜物保
持部を周回方向に対して所定間隔に隔てて多数配設し、
上記果菜物移動手段の周回経路上に、上記果菜物保持部
に果菜物を定姿勢に装填する装填手段を設け、上記装填
手段の後段に、上記果菜物保持部に保持された果菜物の
茎部を切断する切断手段を設け、上記切断手段の後段
に、上記果菜物の茎部端面に付着する液体を除去する除
液手段を設け、上記除液手段の後段に、上記果菜物保持
部に保持された果菜物を排除する排除手段を設けた果菜
物茎切り機であることを特徴とする。
【0006】請求項2記載の発明は、上記請求項1記載
の構成と併せて、上記果菜物保持部を、上記果菜物の一
側周面及び他側周面に対向して保持体を配設し、上記一
方の保持体に、上記果菜物の茎部が突出許容される差込
み孔を形成すると共に、上記各保持体を上記果菜物が定
姿勢に保持される方向に対して相対移動可能に設けて構
成した果菜物茎切り機であることを特徴とする。
【0007】請求項3記載の発明は、上記請求項1又は
請求項2記載の構成と併せて、上記除液手段を、上記果
菜物の茎部端面に付着する液体を払拭除去する液体払拭
手段を設けて構成した果菜物茎切り機であることを特徴
とする。
【0008】請求項4記載の発明は、上記請求項1又は
請求項2記載の構成と併せて、上記除液手段を、上記果
菜物の茎部端面に付着する液体を負圧により吸引除去す
る液体吸引手段を設けて構成した果菜物茎切り機である
ことを特徴とする。
【0009】請求項5記載の発明は、上記請求項1又は
請求項2記載の構成と併せて、上記除液手段を、上記果
菜物の茎部端面に付着する液体を吸収除去する液体吸収
手段を設けて構成した果菜物茎切り機であることを特徴
とする。
【0010】
【作用】請求項1記載の果菜物茎切り機は、果菜物移動
手段を駆動して、多数の各果菜物保持部を周回経路に沿
って周回方向に移動させ、人為的又は機械的な装填手段
により多数個の各果菜物を各果菜物保持部に装填し、例
えば、果菜物の茎部が上向きとなる定姿勢に保持する。
切断手段により果菜物保持部に保持された果菜物の茎部
を切除し、除液手段により果菜物の茎部端面に付着又は
滲み出した液体(例えば、乳液)を除去し、排除手段に
より除液済みの果菜物を果菜物保持部から強制的に排除
するので、果菜物の茎部端面が変色及び変質するのを抑
制することができると共に、装填、切除、除液、排除の
各作業を連続して行うので、多数個の各果菜物を1個ず
つ処理するような手間及び作業が省け、作業の省力化及
び能率アップを図ることができる。
【0011】請求項2記載の果菜物茎切り機は、上記請
求項1記載の作用と併せて、果菜物保持部を構成する保
持体の差込み孔に対して果菜物の茎部が突出される状態
に差込んだ後、両側の各保持体を相対移動させて果菜物
を定姿勢に保持(挾持)するので、果菜物の大きさ及び
形状が限定されず、例えば、球形、楕円形、扁平形、縦
長形、横長形等の形状を有する果菜物、或いは、茎部が
片寄った果菜物であっても定姿勢に保持することができ
る。且つ、果菜物にキズが付いたり、姿勢及び位置が変
位したりするのを確実に防止できる。
【0012】請求項3記載の果菜物茎切り機は、上記請
求項1又は請求項2記載の作用と併せて、例えば、払拭
ブラシ等の液体払拭手段により果菜物の茎部端面に付着
する液体を掃き飛ばすようにして払拭するので、液体が
残留又は残着するのを確実に防止することができ、液体
や異物の無い綺麗な状態に払拭することができる。
【0013】請求項4記載の果菜物茎切り機は、上記請
求項1又は請求項2記載の作用と併せて、例えば、吸気
ブロワ、真空ポンプに接続された吸引子等の液体吸引手
段により果菜物の茎部端面に付着する液体を強制的に吸
引するので、液体が確実に吸引除去され、変色又は変質
するのを抑制することができる。果菜物の茎部端面が空
気接触により乾燥されるため、茎部端面の変色及び変質
する速度がさらに抑制される。且つ、液体吸引手段の吸
引能力が常時一定しているため、除液作業が安定して行
える。
【0014】請求項5記載の果菜物茎切り機は、上記請
求項1又は請求項2記載の作用と併せて、例えば、吸水
紙、多孔質吸収体、高分子吸収体等の液体吸収手段によ
り果菜物の茎部端面に付着する液体を吸収するので、液
体のみが確実に吸収除去することができ、茎部端面が表
面乾燥されるため、変色又は変質するのを抑制すること
ができる。
【0015】
【発明の効果】この発明によれば、果菜物保持部に保持
された果菜物の茎部を切断手段により切除し、その茎部
端面に付着又は滲み出した液体を除液手段により除去す
るので、従来例のように果菜物の茎部端面が短期間で変
色及び変質するのを抑制することができ、果菜物の品質
及び商品価値が損なわれるのを防止できる。且つ、茎部
の新しい面を露出した状態のまま包装又は出荷するの
で、果菜物の鮮度が良いことを消費者に与えることがで
き、購買意欲の促進を図ることができる。
【0016】しかも、各果菜物保持部を周回移動させ
て、装填、切除、除液、排除の各作業を連続して行うの
で、従来例のように多数個の各果菜物を1個ずつ処理す
るような手間及び作業が省けると共に、果菜物の茎部を
切除する作業と、液体を除去する作業とが機械的に行
え、作業の省力化及び能率アップを図ることができる。
且つ、果菜物保持部を構成する各保持体により果菜物を
定姿勢に保持するので、果菜物の大きさ及び形状が限定
されず、各種果菜物の茎切り作業に用いることができる
と共に、果菜物にキズが付いたり、姿勢及び位置が変位
したりするのを確実に防止でき、作業が正確且つ安定し
て行える。
【0017】さらに、液体払拭手段により液体を払拭し
た場合、茎部端面に付着する液体が掃き飛ばすようにし
て払拭除去されるため、茎部端面を液体の無い綺麗な状
態に払拭することができる。また、液体吸引手段により
液体を吸引した場合、茎部端面に付着する液体が確実に
吸引除去することができると共に、茎部端面が空気との
接触により乾燥されるため、上述した払拭手段よりも茎
部端面の変色又は変質する速度がさらに抑制される。且
つ、液体吸引手段の吸引能力が常時一定しているため、
除液作業が安定して行える。また、液体吸収手段により
液体を吸収した場合、茎部端面に付着する液体のみを確
実に吸収除去することができると共に、茎部端面が表面
乾燥されるため、変色又は変質するのを抑制することが
できる。
【0018】
【実施例】図面は果菜物の茎部を切除し、その茎部端面
に付着又は滲み出した液体(例えば、乳液)を除去する
作業又は工程に用いられる果菜物茎切り機を示し、図1
及び図2に於いて、この果菜物茎切り機1は、装置本体
2の上面側中央部に軸支された円盤型の回転台3を周回
方向Cに水平回転して、回転台3の上面側周縁部に固定
された複数台の各保持台4…を、周回経路上に設定した
装填位置aと、切断位置bと、除液位置cと、排除位置
dとに所定角度ずつ間欠移動させる。装填位置aに移動
された保持台4に人為的手段又は機械的手段で果菜物A
を装填して、果菜物Aの茎部Aaを保持台4の上面側よ
りも上方に若干突出した状態に保持する。切断位置bに
配設した切断機5で保持台4の上面側に突出された果菜
物Aの茎部Aaを若干切除する。除液位置cに配設した
除液機6で果菜物Aの茎部Aaに滲み出した液体Bを除
去する。排除位置dに配設した排除機7で除液済みの果
菜物Aを装置側部に排除して次工程(包装工程)に供給
する構成である。
【0019】上述した回転台3は、装置本体2の上面側
中央部に対して回転不可に鉛直固定された主軸8の上端
部を、回転台3の下面側中央部に形成した挿通孔3cに
対して挿通し、その挿通孔3aの下面側周縁部に、主軸
8の上端側外周面に固定した軸受部材9(ベアリング)
を嵌合固定して、主軸8の上端部に対して回転台3を水
平回転可能に取付けている。回転台3の上面側周縁部に
は、主軸8を中心として複数台(例えば、6台)の各保
持台4…を所定角度(例えば、約60度)に隔てて固定
している。主軸8の中間部外周面には、減速機付き周回
用モータ10が固定され、周回用モータ10の駆動力に
より、各スプロケット11,12及び駆動チェーン13
を介して回転台3を周回方向Cに所定角度(例えば、約
60度)ずつ間欠回転させ、その回転台3の上面側周縁
部に固定された各保持台4…を、周回経路上に設定した
装填位置aと、切断位置bと、除液位置cと、排除位置
dとに移動停止させる。装置本体2の底面側四隅部に
は、ストッパ機能付きの各走行輪2a…を前後及び左右
(180度方向)に対して走行可能に取付けている。
【0020】且つ、回転台3の下面側周縁部には、各保
持台4…と対応する角度に隔てて各検出体14…が垂設
され、何れか一つの検出体14と対向する位置に、例え
ば、リミットスイッチ、近接スイッチ、光電センサ等の
検知センサ15を配設して、その検知センサ15により
検出体14を検知したとき、その検出センサ15から出
力される検知信号に基づいて、周回用モータ10を一時
停止させ、回転台3を所定角度に回転した位置に駆動停
止する。装置本体2の作業側下部に配設した足踏み式の
フットスイッチ16及び作業側上部に配設した押釦式の
停止スイッチ17は、適宜制御回路(図示省略)を介し
て装置全体に接続され、駆動及び停止を制御する。フッ
トスイッチ16の断続又は継続した足踏み操作により装
置全体が連続駆動され、一回の足踏み操作により装置全
体が1ピッチ分だけ間欠駆動される。停止スイッチ17
の押圧操作により装置全体が停止又は起動される。
【0021】また、押釦式スイッチ(図示省略)の押圧
操作により、周回用モータ10の駆動及び停止を制御す
るもよく、さらにまた、回転台3の下面側に固定された
スプロケット12の回転量を、例えば、ロータリーエン
コーダ等の回転量検知手段(図示省略)により検出する
と共に、その検出に基づいて、周回用モータ10の駆動
及び停止を制御し、回転台3を所定角度に間欠回転させ
てもよい。
【0022】上述した保持台4は、図3にも示すよう
に、例えば、球形、楕円形、縦長形、横長形等の形状を
有する果菜物A或いは茎部Aaの片寄った果菜物Aが保
持される高さ及び横幅に形成した門型の保持枠18と、
その果菜物Aが載置される大きさ及び形状に形成した載
置台19とから構成され、保持枠18は、回転台3の上
面側周縁部に対して径方向と対向する方向に前後開放し
た状態に固定され、その上端側壁部18aの中央部圧接
面には、果菜物Aの茎部Aaよりも若干大径となる差込
み孔18bを形成している。また、上述した門型を有す
る保持枠18に代えて、上下逆U字形に形成した保持枠
18を用いるもよく、上端側壁部18aの湾曲面に対し
て果菜物Aの上部周面が密着した状態に圧接されるた
め、果菜物Aの姿勢及び位置が安定し、茎部Aaの切断
作業が正確に行える。
【0023】且つ、載置台19は、保持枠18の壁部1
8aと対向する回転台3の上面側周縁部に対して上下動
可能に支持され、載置台19の下面側中央部に垂直固定
した円筒部20及び円筒部20の下面側中心部に垂設し
た支持軸21を、回転台3の上面側周縁部に形成した孔
部3aに挿入すると共に、円筒部20を、孔部3aの下
面側周縁部に垂直固定した有底筒形状を有する装填部2
2に対して上下動可能に挿入し、支持軸21を、装填部
22の底面側中心部に形成した軸受部材23に対して上
下動可能に挿入している。円筒部20と装填部22との
対向周面間には、例えば、コイルスプリング、渦巻きバ
ネ等のバネ部材或いはゴム部材等の弾性部材24が圧縮
装填され、果菜物Aの姿勢及び位置を保持するのに必要
な弾性部材24の弾性により、保持枠18の壁部18a
に対して果菜物Aの上部周面が押付けられる方向に載置
台19を付勢すると共に、保持枠18と載置台19との
対向面を、果菜物Aの装填及び排除が許容される幅広間
隔と、果菜物Aが保持される幅狭間隔とに拡縮可能に設
けている。
【0024】且つ、支持軸21の下端部に固定した規制
部材25を、軸受部材23に当接して載置台19の上昇
位置を規制すると共に、載置台19の下面側後端部に垂
直固定したガイド軸26を、回転台3に形成したガイド
孔3bに対して上下動可能に挿入して、載置台19の向
きが上下動作時に変位するのを防止している。載置台1
9の上面全体又は果菜物Aと接触する部分には、例え
ば、ウレタンゴム、スポンジゴム等の柔軟性及び又は弾
性を有するパッド部材27が固定(例えば、接着固定又
は粘着固定)され、果菜物Aの下部周面と対応する形状
にパッド部材27が弾性変形するため、果菜物Aの姿勢
及び位置が安定すると共に、スリ傷、窪み等が付くのを
防止できる。
【0025】且つ、装填位置a及び排除位置dの下部に
は、各位置a,bに移動される保持台4と対応して空気
圧式又は油圧式の各引下げ用シリンダ28,28が鉛直
に固定され、引下げ用シリンダ28のロッド端部には、
規制部材25の一側面に突設した係止突起30に対して
係止される大きさ及び形状に形成した係止部材29を水
平固定している。引下げ用シリンダ28は、回転台3の
間欠回転又はフットスイッチ16の足踏み操作に連動し
て作動され、係止突起30に対して係止される垂直方向
であって、載置台19が引下げられる方向に係止部材2
9を上下動すると共に、載置台19が上限位置(上段仮
想線位置)に復帰され、係止突起30に対して係止が解
除される上昇位置と、載置台19が下限位置(下段実線
位置)に引下げられ、係止突起30に対して係止状態が
維持される降下位置とに係止部材29を上下動作する。
装填位置a側に配設した引下げ用シリンダ28は、載置
台19の復帰速度よりも低速に作動制御され、係止部材
29を係止突起30に係止した状態のまま上下動させ、
保持枠18の壁部18aに対して果菜物Aが徐々に押付
けられる上昇速度に載置台19の復帰動作を抑制してい
る。
【0026】前述した切断機5は、図4にも示すよう
に、装置本体2に立設した主軸8の上端部に支持台31
を水平固定し、切断位置bと対応する支持台31の上面
側周縁部に取付け枠32を立設して、保持台4の上面側
と対向する取付け枠32の一端側下面部に円盤型の回転
刃33を軸支すると共に、回転刃33を、保持台4を構
成する保持枠18の壁部18a上面に対して略水平とな
る高さ位置であって、差込み孔18bよりも上方に突出
する果菜物Aの茎部Aa側面と対向して水平回転可能に
軸支している。取付け枠32の一端側上面部に固定した
減速機付き回転用モータ34を回転刃33に直結して、
回転用モータ34の駆動力により、保持枠18の差込み
孔18bよりも上方に突出した果菜物Aの茎部Aaが切
除される方向に回転刃33を回転する。その切除された
茎部Aaの切り屑は装置下部に落下され、例えば、ケー
ス、トレー等で構成される投入部(図示省略)に投入す
る。
【0027】且つ、取付け枠32の一端側周縁部には、
回転刃33が囲繞される大きさに形成した下面開放形状
の保護カバー35が取付けられ、茎部Aaの切り屑が周
囲に飛散するのを防止している。茎部Aaの挿入側と対
応する保護カバー35の一側縁部には、茎部Aaが挿入
許容される大きさに形成した開口部35aを開口してい
る。また、上述した回転刃33に代えて、例えば、固定
刃、切断具等の切断手段により果菜物Aの茎部Aaを切
断してもよい。
【0028】前述した除液機6は、図5にも示すよう
に、除液位置cと対応する支持台31の上面側周縁部に
取付け枠36を立設して、保持台4の上面側と対向する
取付け枠36の一端側前面部に、例えば、樹脂又は天然
の毛体、或いは、羽根体等を多数植設してなる払拭ブラ
シ37を軸支すると共に、払拭ブラシ37を、保持台4
を構成する保持枠18の差込み孔18bよりも上方に突
出された果菜物Aの茎部Aa端面に対接される位置であ
って、保持台4の周回方向Cと直交する方向又は交差す
る方向に対して回転可能に軸支している。取付け枠36
の一端側後面部に固定した減速機付き回転用モータ38
を払拭ブラシ37に直結して、回転用モータ38の駆動
力により、果菜物Aの茎部Aa端面に滲み出した液体B
が後述する保護カバー39の一端側内壁面に向けて払拭
される方向に払拭ブラシ37を回転する。
【0029】且つ、取付け枠36の一端側前縁部には、
払拭ブラシ37が囲繞される大きさに形成した下面開放
形状の保護カバー39が取付けられ、払拭ブラシ37の
回転力により払拭される液体Bが周囲に飛散するのを防
止している。その払拭される液体Bは、保護カバー39
の一端側に形成したドレン管40の内壁面に沿って装置
下部に流下され、例えば、トレー、タンク等で構成され
る貯液部(図示省略)に滴下する。
【0030】前述した排除機7は、図6にも示すよう
に、排除位置dと対応する支持台31の上面側周縁部
に、同位置dに移動される保持台4と対向して空気圧式
又は油圧式の排除用シリンダ41を水平固定(径方向)
し、排除用シリンダ41のロッド端部には、果菜物Aの
一側面と対応する凹面形状(例えば、く字形、L字形
等)に形成した排除板42を固定している。排除用シリ
ンダ41は、回転台3の間欠回転又はフットスイッチ1
6の足踏み操作に連動して作動され、保持台4を構成す
る載置台19が下限位置に引下げられたとき、載置台1
9に載置された果菜物Aが装置側部に排除される前進位
置と、各保持台4…の周回動作が許容される後退位置と
に排除板42を進退動作する。排除板42の全面又は果
菜物Aと接触する部分には、例えば、ウレタンゴム、ス
ポンジゴム等の柔軟性及び又は弾性を有するパッド部材
43が固定(例えば、接着固定又は粘着固定)され、果
菜物Aの外周面にスリ傷、窪み等が付くのを防止してい
る。なお、載置台19から排除された果菜物Aは、例え
ば、コンベア、運搬ケース、シュータ等の搬送手段によ
り次工程(包装工程)に供給される。
【0031】図示実施例は上記の如く構成するものにし
て、以下、果菜物茎切り機1により果菜物Aの茎部Aa
を切除し、その茎部Aa端面に滲み出した液体Bを除去
するときの動作を説明する。先ず、図2に示すように、
フットスイッチ16の足踏み操作に連動して装置全体を
駆動し、回転台3に固定された各保持台4…を各位置
a,b,c,dに所定角度ずつ間欠移動させる。収穫さ
れた果菜物Aの各外葉Ab…を作業者の手で例えば、2
枚〜3枚引き剥がして、茎部Aaを若干突出する。図3
に示すように、装填位置aに移動された保持台4の載置
台19を一旦降下させ、保持枠18の差込み孔18aに
対して作業者の手で果菜物Aの茎部Aaを下方から差込
んだ後、載置台19を再び上昇させ、果菜物Aを保持枠
18と載置台19とで挾持して、保持枠18の差込み孔
18aよりも上方に果菜物Aの茎部Aaを若干突出した
状態に保持する。
【0032】次に、果菜物Aが保持された各保持台4…
を切断位置bに移動させると共に、図4に示すように、
切断機5を構成する回転刃33を連続回転させて、保持
枠18の差込み孔18aよりも上方に突出された果菜物
Aの茎部Aaを回転刃33により順次切除し、その切除
された茎部Aaの切り屑を、装置下部に配設した投入部
(図示省略)に投入する。
【0033】次に、切除済みの各果菜物A…が保持され
た各保持台4…を除液位置cに移動させると共に、図5
に示すように、除液機6を構成する払拭ブラシ37を連
続回転させて、保持枠18の差込み孔18aよりも上方
に突出された果菜物Aの茎部Aa端面に払拭ブラシ37
を押付け、果菜物Aの茎部Aa端面に滲み出した液体B
を払拭ブラシ37の回転力により払拭する。その払拭さ
れる液体Bを外周側に向けて掃き飛ばし、保護カバー3
9及びドレン管40の内壁面に付着された液体Bを自重
流下させ、装置下部に配設した貯液部(図示省略)に滴
下する。
【0034】次に、除液済みの果菜物Aが保持された各
保持台4…を排除位置dに移動させると共に、図6に示
すように、同位置aに移動された保持台4の載置台19
を一旦降下させ、排除機7を構成する排除板42により
載置台19に載置された果菜物Aを装置側部に強制排除
し、その果菜物Aを次工程(包装工程)に供給する。一
方、果菜物Aが排除された載置台19を再び上昇させ、
排除済みの保持台4を装填位置aに移動させる。以下、
上述と同様にして、装填位置Aに移動される各保持台4
…に対して各果菜物A…を順次装填し、果菜物Aの茎部
Aaを切除及び茎部Aa端面に滲み出した液体Bを除去
する作業を継続して行う。
【0035】以上のように、保持台4に保持された果菜
物Aの茎部Aaを切断機5により切除し、その茎部Aa
端面に付着又は滲み出した液体Bを払拭ブラシ37の回
転作用により払拭除去するので、従来例のように果菜物
Aの茎部Aa端面が短期間で変色及び変質するのを抑制
することができ、果菜物Aの品質及び商品価値が損なわ
れるのを防止できる。且つ、茎部Aaの新しい面を露出
した状態のまま包装又は出荷するので、果菜物Aの鮮度
が良いことを消費者に与えることができ、購買意欲の促
進を図ることができる。
【0036】しかも、回転台3上に固定された各保持台
4…を各位置a,b,c,dに周回移動させ、果菜物A
の装填作業と、切除作業と、除液作業と、排除作業とを
連続して行うので、従来例のように多数個の各果菜物A
…を1個ずつ処理するような手間及び作業が省けると共
に、果菜物Aの茎部Aaを切除する作業と、その茎部A
a端面に滲み出した液体bを除去する作業とが機械的に
行え、作業の省力化及び能率アップを図ることができ
る。且つ、保持台4を構成する保持枠18と載置台19
とで果菜物Aを定姿勢に挾持するので、果菜物Aの大き
さ及び形状が限定されず、各種果菜物Aの茎切り作業に
用いることができると共に、果菜物Aにキズが付いた
り、姿勢及び位置が変位したりするのを確実に防止で
き、作業が正確且つ安定して行える。
【0037】図7は、例えば、合成ゴム、軟質樹脂等で
形成された吸引子44を果菜物Aの茎部Aa端面に押付
け、その吸引子44と茎部Aaとの対向面間に生じる負
圧により液体Bを吸引する除液機6の除去例を示し、周
回経路上の除液位置cに保持台4が移動されたとき、取
付け枠36の一端側上面部に固定された押圧用シリンダ
45を降下作動して、保持枠18の差込み孔18bに差
込まれた果菜物Aの茎部Aa端面に、例えば、吸気ブロ
ワ、真空ポンプ等の負圧発生手段(図示省略)に接続さ
れた吸引子44を押付け、吸引子44と茎部Aaとの対
向面間に形成された隙間44a…から空気を吸引し、吸
引子44の吸引面に生じる負圧及び風圧により果菜物A
の茎部Aa端面に滲み出した液体Bを強制的に吸引して
除去及び回収するので、上述した実施例と同等の作用効
果を奏することができると共に、果菜物Aの茎部Aa端
面に液体Bが残着するのを確実に防止することができ
る。且つ、果菜物Aの茎部Aa端面が空気接触により自
然乾燥されるため、上述した払拭ブラシ37で除去する
よりも茎部Aa端面の変色又は変質する速度が抑制され
る。吸引力が常時一定しているため、除液作業が安定し
て行える。
【0038】図8は、例えば、吸水紙、多孔質吸収体、
高分子吸収体等で形成された吸収体46の吸収機能によ
り果菜物Aの茎部Aa端面に滲み出した液体Bを吸収す
る除液機6の他の除去例を示し、周回経路上の除液位置
cに保持台4が移動されたとき、取付け枠36の一端側
上面部に固定された押圧用シリンダ47を降下作動し
て、保持枠18の差込み孔18bに差込まれた果菜物A
の茎部Aa端面に吸収体46を押付け、吸収体46の吸
収機能により果菜物Aの茎部Aa端面に滲み出した液体
Bを吸収して除去及び回収するので、上述した実施例と
同等の作用効果を奏することができると共に、茎部a端
面が表面乾燥され、変色又は変質するのを抑制すること
ができる。吸収体46の吸収機能が低下した場合、吸収
体46に吸収された液体Bを注出又は新しい吸収体46
に交換するだけで、液体Bを吸収するのに必要な吸収機
能が得られる。
【0039】図9は、上述の吸収体46と同一材質で形
成された吸収帯48の吸収機能により果菜物Aの茎部A
a端面に滲み出した液体Bを吸収する除液機6のその他
の除去例を示し、周回経路上の除液位置cに保持台4が
移動されたとき、取付け枠36の一端側上面部に張架さ
れた吸収帯48を回転用モータ(図示省略)の駆動力に
より矢印方向に回転して、保持枠18の差込み孔18b
よりも上方に突出された果菜物Aの茎部Aa端面に吸収
帯48を連続して押付け、吸収帯48の吸収機能により
果菜物Aの茎部Aa端面に滲み出した液体Bを吸収して
除去及び回収するので、上述した実施例と同等の作用効
果を奏することができる。吸収帯48の終端側周面部に
除液板49を押圧して、吸収帯48に吸収及び付着され
た液体Bを除液板49に沿ってドレン管40内部に滴下
するので、液体Bを吸収するのに必要な吸収機能が常時
得られると共に、交換する手間及び作業が省け、経済的
である。
【0040】図10、図11は各無端帯52,52間に
架設された各保持台4…を周回経路の各位置a,b,
c,dに間欠移動させて作業する第2実施例の果菜物茎
切り機1を示し、例えば、スプロケット、プーリ等で構
成される各帯張架体50,51を送り側始端部及び送り
側終端部に軸支し、各帯張架体50,51間に、例え
ば、チェーン、ベルト等で構成される各無端帯52,5
2を張架すると共に、各無端帯52,52間に架設した
各取付け台53…の上面側に、上述した各保持台4…を
周回方向Cに対して所定等間隔に隔てて固定している。
減速機付き周回用モータ54の駆動力により、各スプロ
ケット55a,55a及び駆動チェーン55bを介して
各無端帯52,52を周回方向Cに回転させ、各無端帯
52,52間に架設した各保持台4…を装填位置aと、
切断位置bと、除液位置cと、排除位置dとに間欠移動
させる。
【0041】上述した第1実施例の装置と同様にして、
装填位置aに移動された保持台4に作業者の手で果菜物
Aを装填し、切断位置bに配設した切断機5で保持台4
に装填された果菜物Aの茎部Aaを切除する。除液位置
cに配設した除液機6で果菜物Aの茎部Aa端面に滲み
出した液体Bを除去する。排除位置dに配設した排除機
7で除液済みの果菜物Aを保持台4から排除するので、
第1実施例と同等の作用効果を奏することができる。
【0042】この発明の構成と、上述の実施例との対応
において、この発明の果菜物移動手段は、第1実施例の
回転台3と、第2実施例の無端帯52及び取付け台53
とに対応し、以下同様に、果菜物保持部は、保持台4及
び保持枠18と、載置台19とに対応し、装填手段は、
作業者による人為的作業又は機械的作業に対応し、切断
手段は、切断機5及び回転刃33に対応し、除液手段
は、除液機4及び払拭ブラシ37と、吸引子44と、吸
収体46と、吸収体48とに対応し、排除手段は、排除
機7及び排除板42に対応し、保持体は、保持枠18
と、載置台19とに対応し、液体払拭手段は、払拭ブラ
シ37に対応し、液体吸引手段は、吸引子44に対応
し、液体吸収手段は、吸収体46と、吸収帯48とに対
応するも、この発明は、上述の実施例の構成のみに限定
されるものではない。
【0043】上述した第1及び第2実施例では、果菜物
茎切り機1を、レタス等の球形を有する果菜物Aの茎切
り作業に用いた例を説明したが、例えば、カボチャ、ハ
クサイ等の楕円形、扁平形、縦長形、横長形を有する果
菜物A、或いは、茎部Aaが片寄った果菜物Aの茎切り
作業にも適用することができ、果菜物Aの大きさ及び形
状が限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施例の果菜物茎切り機を示す図2のD
−D線矢視断面図。
【図2】 各保持台の周回動作を示す平面図。
【図3】 保持台の保持構造を示す縦断側面図。
【図4】 切断機の切断動作を示す側面図。
【図5】 除液機の除液動作を示す側面図。
【図6】 排除機の排除動作を示す側面図。
【図7】 吸引子による除液機の除去例を示す側面図。
【図8】 吸収体による除液機の他の除去例を示す側面
図。
【図9】 吸収帯による除液機のその他の除去例を示す
側面図。
【図10】 第2実施例の果菜物茎切り機を示す側面
図。
【図11】 保持台の取付け状態を示す背面図。
【符号の説明】
A…果菜物 Aa…茎部 Ab…外葉 B…液体 1…果菜物茎切り機 2…装置本体 3…回転台 4…保持台 5…切断機 6…除液機 7…排除機 18…保持枠 18b…差込み孔 19…載置台 33…回転刃 37…払拭ブラシ 42…排除板 44…吸引子 44a…隙間 46…吸収体 48…吸収帯 52…無端帯 53…取付け台

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多数個の各果菜物を移動する果菜物移動手
    段の周回経路上に、該果菜物を定姿勢に保持する果菜物
    保持部を周回方向に対して所定間隔に隔てて多数配設
    し、上記果菜物移動手段の周回経路上に、上記果菜物保
    持部に果菜物を定姿勢に装填する装填手段を設け、上記
    装填手段の後段に、上記果菜物保持部に保持された果菜
    物の茎部を切除する切断手段を設け、上記切断手段の後
    段に、上記果菜物の茎部端面に付着する液体を除去する
    除液手段を設け、上記除液手段の後段に、上記果菜物保
    持部に保持された果菜物を排除する排除手段を設けた果
    菜物茎切り機。
  2. 【請求項2】上記果菜物保持部を、上記果菜物の一側周
    面及び他側周面に対向して各保持体を配設し、上記一方
    の保持体に、上記果菜物の茎部が突出許容される差込み
    孔を形成すると共に、上記各保持体を上記果菜物が定姿
    勢に保持される方向に対して相対移動可能に設けて構成
    した請求項1記載の果菜物茎切り機。
  3. 【請求項3】上記除液手段を、上記果菜物の茎部端面に
    付着する液体を払拭除去する液体払拭手段を設けて構成
    した請求項1又は請求項2記載の果菜物茎切り機。
  4. 【請求項4】上記除液手段を、上記果菜物の茎部端面に
    付着する液体を負圧により吸引除去する液体吸引手段を
    設けて構成した請求項1又は請求項2記載の果菜物茎切
    り機。
  5. 【請求項5】上記除液手段を、上記果菜物の茎部端面に
    付着する液体を吸収除去する液体吸収手段を設けて構成
    した請求項1又は請求項2記載の果菜物茎切り機。
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