JPH10146202A - ヒール付き靴底と婦人靴の製造方法 - Google Patents

ヒール付き靴底と婦人靴の製造方法

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JPH10146202A
JPH10146202A JP8320902A JP32090296A JPH10146202A JP H10146202 A JPH10146202 A JP H10146202A JP 8320902 A JP8320902 A JP 8320902A JP 32090296 A JP32090296 A JP 32090296A JP H10146202 A JPH10146202 A JP H10146202A
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JP
Japan
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heel
shoe
shoe sole
shank
sole
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JP8320902A
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English (en)
Inventor
Takao Gondo
孝男 権藤
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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 シャンクのくぎ打ちつけ工程をなくすと共に
シャンクと中底のはとめ留めもなくし、かつ、ヒール芯
体に化粧皮を巻き込んで仕上がりを綺麗にすることがで
き、かつ、ヒール付き靴底のみを形成する方法を提供す
る。 【解決手段】 ヒール芯体1の周囲に化粧皮2を巻き込
んで被覆してヒール本体12を形成し、ヒール本体12
の下部に底ゴム7を取付けるとともにヒール本体12の
上側に靴底8を載置し、さらに靴底8の上側に下面に複
数個の突起11を有する剛体のシャンク10を載置し、
突起11を靴底8に形成した貫通孔9に通してヒール内
部に形成した空洞3内の複数の係合柱4に設けた先細垂
直の嵌合孔6に挿嵌して靴底8をヒール本体12とシャ
ンク10により挟持して一体化し、続いて、このヒール
付き靴底の周辺上に腰皮を張り、さらに腰皮に甲革を連
続して形成し、次いで靴内部のシャンク10の上面及び
靴底周辺の腰皮貼着部上に中底を貼着して一体化し、次
いで該中底上に中敷を貼着して婦人靴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ケミカルシューズ
などの婦人靴の製造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のケミカルシューズの婦人靴は、図
7および図7のX−X方向断面図の図8に示すように、
ヒール芯体1に化粧皮2を巻いたヒール本体12の底に
底ゴム7を取付けると共に、周辺に腰皮13を形成した
靴底8を該ヒール本体12に載置し、さらに、下面に金
属製剛体からなる縦細のシャンク10をはとめ16では
とめ留めした中底15を該靴底8の上面に載置し、中底
15の上面からクギ17をヒール芯体12に靴底8を貫
通して打ちつけて組み立てていた。すなわち、中底15
で靴底8をヒール本体12に留めて一体化し、さらに中
底15の上面に中敷18により上記はとめ16およびク
ギ17の頭を覆って貼着することにより婦人靴19を製
造していた。
【0003】この従来の婦人靴19の製造方法では、中
底15の上面からクギ17をヒール芯体12に打ちつけ
て靴底8をヒール本体12と中底15で挟持して一体化
するものであり、クギ打ちつけ工程がいることと、打ち
つけたクギ17の頭及びシャンク取付けのはとめ16を
隠す必要があり、そのために中底15の上に中敷18を
貼着していた。このようにクギ打ちをするとき、誤って
クギが斜めに打たれるとクギの頭が斜めに突出し、中敷
18を敷いても斜めになったクギの頭が感じられ履き具
合がよくなく、時には中敷を破って直接足裏にクギの頭
があたり、足を傷つけることもある。そして、この製造
方法では中底上面からクギをヒール芯体に打ちつけて靴
底をヒール本体と中底で挟持して一体化するために、す
でに、甲皮と腰皮の端部を靴底と中底の間に挟持して張
りつけているので、ヒール付きの靴底のみを製造するこ
とはできなかった。
【0004】ところで、靴の製造は分業化の面からヒー
ル付き靴底を購入し、このヒール付き靴底に腰皮および
甲皮を取り付けて婦人靴に仕上げる必要がある。しか
し、上記の製造方法では、ヒール付きの靴底のみを製造
することはできないので、この要求に答えることはでき
なかった。
【0005】一方、他の製造方法として、靴底とヒール
芯体を一体成形し、この一体成形物のヒール芯体部分に
化粧皮を巻いてヒール付きの靴底を形成する方法があ
る。しかし、この製造方法てはヒール付きの靴底のみを
製造することは出来るが、既に靴底の付いたヒール芯体
部分に後から化粧皮を巻くので、化粧皮の端部が表面に
現れることとなり、仕上がりが綺麗にならない問題があ
った。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、従来の製造方法におけるクギ打ちつけ工程
をなくすと共にシャンクと中底のはとめ留めもなくし、
かつ、ヒール芯体に化粧皮を巻き込んで仕上がりを綺麗
にすることができ、かつ、ヒール付き靴底のみを形成し
て需要に応えることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決する本
発明の手段は、請求項1の発明では、ヒール芯体の周囲
に化粧皮を巻き込んで被覆してヒール本体を形成し、該
ヒール本体の下部に底ゴムを取付けるとともにヒール本
体上側に靴底を載置し、さらに該靴底の上側に下面に複
数の突起を有する剛体のシャンクを載置し、該シャンク
の突起を靴底に形成した貫通孔に貫通してヒール内部に
形成した空洞内に適宜間隔をあけて立つ複数の係合柱に
設けた先細垂直の嵌合孔に挿嵌して靴底をヒール本体と
シャンクにより挟持することによりヒールに靴底を一体
化することを特徴とする婦人靴用のヒール付き靴底の製
造方法である。
【0008】請求項2の発明では、ヒール芯体の周囲を
装飾してヒール本体を形成し、該ヒール本体の下部に底
ゴムを取付けるとともにヒール本体上側に靴底を載置
し、さらに該靴底の上側に下面に複数の突起を有する剛
体のシャンクを載置し、該シャンクの突起を靴底に形成
した貫通孔に貫通してヒール内部に形成した空洞内に適
宜間隔をあけて立つ複数の係合柱に設けた先細垂直の嵌
合孔に挿嵌して靴底をヒール本体とシャンクにより挟持
することによりヒールに靴底を一体化することを特徴と
する婦人靴用のヒール付き靴底の製造方法である。
【0009】請求項3の発明では、ヒール本体上側に載
置する靴底がヒール当接面周片に切欠き部を有する靴底
であることを特徴とする請求項1又は2の手段における
婦人靴用のヒール付き靴底の製造方法である。
【0010】請求項4の発明では、請求項1ないし3の
いずれかの手段により形成した婦人靴靴底の周辺上に腰
皮を張り、さらに該腰皮に甲革を連続して形成し、次い
で靴内部のシャンク上面及び靴底周辺の腰皮貼着部上に
中底を貼着して一体化し、次いで該中底上に中敷を貼着
することを特徴とする婦人靴の製造方法である。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図1および
図6を参照して説明する。図に示すように、ヒール芯体
1は空洞3内に支持壁5により支持された嵌合孔6を有
する係合柱4を複数本有する。ヒール芯体1に化粧皮2
を図1の矢印のように巻いて端部を折り込んで被覆接着
してヒール本体12とする。化粧皮2を巻き込んだヒー
ル本体12の底面に底ゴム7を接着し、ヒール本体12
の上面に靴底8の踵部分を載置し接着する。ヒール芯体
1自体の表面が装飾されたものである場合は化粧皮2を
被せることなくヒール本体12とし、図4に示すように
直接底ゴム7を接着し、ヒール本体12の上面に靴底8
の踵部分を載置し接着する。靴底8の踵部分にはヒール
芯体1の係合柱4の嵌合孔6に対応する位置に貫通孔9
が形成されている。さらに、ヒール芯体1の係合柱4の
嵌合孔6に対応する位置に複数本の突起11を下面に有
するシャンク10を靴底8の上に載置し、図1の矢印の
ように突起11を靴底8に形成された貫通孔9に通して
ヒール芯体1の係合柱4の嵌合孔6に嵌合する。このシ
ャンク10の形状は、従来の靴のシャンクより幅が広く
長さも長いものとする。以上の方法により図2に示すヒ
ール付き靴底が形成される。このヒール付き靴底はこの
状態で流通することができる。
【0012】ヒール付き靴底には適宜形状にデザインさ
れた甲皮14に連なる腰皮13を貼り、さらに甲皮14
の中の靴底8およびシャンク10の上に中底15を貼
り、次いで中底15の上面に中敷18を貼って、図3に
示す婦人靴が仕上がる。
【0013】図4は上記のとおりヒール芯体1に化粧皮
2を被せることなくヒール芯体1自体をヒール本体12
とするものであるが、この図4ではさらに靴底8のヒー
ル本体12と当接する部分の周辺を切欠き部20とし、
この切欠き部20を有する靴底8をヒール本体12に載
置し、シャンク10の突起11によりヒール本体12に
取り付ける。そして図5に示すようにヒール本体12上
の切欠き部20を靴底周辺に設けた靴底糊代21と共に
糊代とする。このように切欠き部20糊代とするのでこ
の凹み部分には靴底糊代21に比し大量の接着剤が付着
されるので腰皮13の下部の内側への折り返し部からな
る腰皮糊代22と強力に接着してヒール本体12と直接
接合されることとなる。また、ヒール本体12の周辺部
以外の中央部分を靴底厚さ分だけ凹ませると、図6に示
すように靴底8がヒール本体12に嵌まり込みヒール本
体12と腰皮13が直接触れるので、靴底がヒール本体
12と腰皮13の間に現出することなく、従って仕上が
りが綺麗である。
【0014】本発明ではシャンクの突起をヒール芯体の
嵌合孔に嵌合するのみであるので、従来のクギ打ちの工
程が省略でき、さらにシャンクは嵌合孔に嵌合している
のではとめで留めなくとも動くことがなく、土踏まずの
位置に固定されずれることがない。
【0015】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明は、ヒール
芯体に化粧皮を巻いて形成したヒール本体と下面に突起
を有するシャンクでヒール本体上に載置した靴底を挟持
し、シャンクの突起をヒールの嵌合孔に挿通して固定す
るので、従来のようにシャンクを有する中底の上からク
ギを打つ工程が減少でき、靴底にヒールを組み着ける工
程が簡略化でき、さらにヒール芯体に巻いた化粧皮もそ
の端部を織り込んだ状態で底ゴムおよび靴底をヒール本
体に係合するので、端部が表面に現れず仕上がりが綺麗
なヒール付き靴底が形成される。また、このヒール付き
靴底を用いて甲皮および腰皮を貼り中底、中敷を貼るこ
とにより、仕上げの綺麗な婦人靴が容易に得られる。ま
た、シャンクの中底へのはとめ止め工程も省略できるな
ど、婦人靴製造工程数を減らすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のヒール本体を靴底に組み立てる工程を
図解して示す図である。
【図2】本発明の方法により組み立てられたヒール付き
靴底の斜視図である。
【図3】本発明のヒール付き靴底を使用して製造した婦
人靴を示す図である。
【図4】本発明の他の実施形態のヒール本体を靴底に組
み立てる工程を図解して示す図である。
【図5】本発明におけるヒール付き靴底に腰皮を接着す
る状態を示す図である。
【図6】本発明における他の実施形態のヒール付き靴底
に腰皮を接着する状態を示す図である。
【図7】従来の婦人靴の組み立てを示す図である。
【図8】図7のX−Xで切断の端面を示す組み立て図で
ある。
【符号の説明】
1 ヒール芯体 2 化粧皮 3 空洞 4 係合柱 5 支持壁 6 嵌合孔 7 底ゴム 8 靴底 9 貫通孔 10 シャンク 11 突起 12 ヒール本体 13 腰皮 14 甲皮 15 中底 16 はとめ 17 クギ 18 中敷 19 婦人靴 20 切欠き部 21 靴底糊代 22 腰皮糊代

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒール芯体の周囲に化粧皮を巻き込んで
    被覆してヒール本体を形成し、該ヒール本体の下部に底
    ゴムを取付けるとともにヒール本体上側に靴底を載置
    し、さらに該靴底の上側に下面に複数の突起を有する剛
    体のシャンクを載置し、該シャンクの突起を靴底に形成
    した貫通孔に貫通してヒール内部に形成した空洞内に適
    宜間隔をあけて立つ複数の係合柱に設けた先細垂直の嵌
    合孔に挿嵌して靴底をヒール本体とシャンクにより挟持
    することによりヒールに靴底を一体化することを特徴と
    する婦人靴用のヒール付き靴底の製造方法。
  2. 【請求項2】 ヒール芯体の周囲を装飾してヒール本体
    を形成し、該ヒール本体の下部に底ゴムを取付けるとと
    もにヒール本体上側に靴底を載置し、さらに該靴底の上
    側に下面に複数の突起を有する剛体のシャンクを載置
    し、該シャンクの突起を靴底に形成した貫通孔に貫通し
    てヒール内部に形成した空洞内に適宜間隔をあけて立つ
    複数の係合柱に設けた先細垂直の嵌合孔に挿嵌して靴底
    をヒール本体とシャンクにより挟持することによりヒー
    ルに靴底を一体化することを特徴とする婦人靴用のヒー
    ル付き靴底の製造方法。
  3. 【請求項3】 ヒール本体上側に載置する靴底がヒール
    当接面周片に切欠き部を有する靴底であることを特徴と
    する請求項1又は2に記載の婦人靴用のヒール付き靴底
    の製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3に記載のいずれかの方
    法により形成した婦人靴靴底の周辺上に腰皮を張り、さ
    らに該腰皮に甲革を連続して形成し、次いで靴内部のシ
    ャンク上面及び靴底周辺の腰皮貼着部上に中底を貼着し
    て一体化し、次いで該中底上に中敷を貼着することを特
    徴とする婦人靴の製造方法。
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