JPH10146880A - ポリエチレンテレフタレート樹脂製ボトルの製造方法 - Google Patents
ポリエチレンテレフタレート樹脂製ボトルの製造方法Info
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- JPH10146880A JPH10146880A JP30949596A JP30949596A JPH10146880A JP H10146880 A JPH10146880 A JP H10146880A JP 30949596 A JP30949596 A JP 30949596A JP 30949596 A JP30949596 A JP 30949596A JP H10146880 A JPH10146880 A JP H10146880A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D1/00—Rigid or semi-rigid containers having bodies formed in one piece, e.g. by casting metallic material, by moulding plastics, by blowing vitreous material, by throwing ceramic material, by moulding pulped fibrous material or by deep-drawing operations performed on sheet material
- B65D1/02—Bottles or similar containers with necks or like restricted apertures, designed for pouring contents
- B65D1/0223—Bottles or similar containers with necks or like restricted apertures, designed for pouring contents characterised by shape
- B65D1/0261—Bottom construction
- B65D1/0276—Bottom construction having a continuous contact surface, e.g. Champagne-type bottom
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D2501/00—Containers having bodies formed in one piece
- B65D2501/0009—Bottles or similar containers with necks or like restricted apertures designed for pouring contents
- B65D2501/0081—Bottles of non-circular cross-section
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Ceramic Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】二段ブロー成形によりボトル底部の芯ずれを防
止し、優れた自立安定性が得られるペットボトルの製造
方法を提供する。 【解決手段】プリフォーム11をブロー成形し、胴部1
7aと底部17bとを備え、底部17bは平坦部29,
30を備え、中央部31が胴部17a内に張り出し、最
終製品よりも大きい一次成形ボトル17を形成する。胴
部17aを加熱して自由収縮させ、平坦な接地部20と
接地部20の内側で胴部内に膨出する凹部21とを備え
る収縮ボトル19を形成する。収縮ボトル19をブロー
成形し、最終製品としての二次成形ボトルを26形成す
る。一次成形ボトル17の底部17bの外径r1 の、平
坦部30の外周から立ち上がる胴部17aの底部17b
に連なる最大部分の外径r2 に対する比r2 /r1 が
1.1〜1.8、好ましくは1.3〜1.6になるよう
にブロー成形する。平坦部29,30は、底部17bの
中央に向けて傾斜するテーパ部である。
止し、優れた自立安定性が得られるペットボトルの製造
方法を提供する。 【解決手段】プリフォーム11をブロー成形し、胴部1
7aと底部17bとを備え、底部17bは平坦部29,
30を備え、中央部31が胴部17a内に張り出し、最
終製品よりも大きい一次成形ボトル17を形成する。胴
部17aを加熱して自由収縮させ、平坦な接地部20と
接地部20の内側で胴部内に膨出する凹部21とを備え
る収縮ボトル19を形成する。収縮ボトル19をブロー
成形し、最終製品としての二次成形ボトルを26形成す
る。一次成形ボトル17の底部17bの外径r1 の、平
坦部30の外周から立ち上がる胴部17aの底部17b
に連なる最大部分の外径r2 に対する比r2 /r1 が
1.1〜1.8、好ましくは1.3〜1.6になるよう
にブロー成形する。平坦部29,30は、底部17bの
中央に向けて傾斜するテーパ部である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、飲料容器等に用い
られるポリエチレンテレフタレート樹脂製ボトルの製造
方法に関するものである。
られるポリエチレンテレフタレート樹脂製ボトルの製造
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】炭酸飲料、果汁、ミネラルウォーター等
の清涼飲料水の容器としてポリエチレンテレフタレート
樹脂をブロー成形して得られたボトル(以下、樹脂につ
いてペット樹脂、ボトルについてペットボトルと略記す
る)が用いられている。前記ペットボトルは、ボトル本
体を形成するペット樹脂が前記ブロー成形により二軸延
伸され、分子配向されているので、強度、耐熱性、透明
性、ガスバリア性、軽量性等の諸物性に優れている。
の清涼飲料水の容器としてポリエチレンテレフタレート
樹脂をブロー成形して得られたボトル(以下、樹脂につ
いてペット樹脂、ボトルについてペットボトルと略記す
る)が用いられている。前記ペットボトルは、ボトル本
体を形成するペット樹脂が前記ブロー成形により二軸延
伸され、分子配向されているので、強度、耐熱性、透明
性、ガスバリア性、軽量性等の諸物性に優れている。
【0003】前記ペットボトルの強度及び耐熱性をさら
に向上させるために、従来、ペット樹脂製のプリフォー
ムを延伸温度に加熱してブロー成形して、全体の形状が
最終製品よりも大きい一次成形ボトルを形成し、該一次
成形ボトルを加熱して自由収縮させて収縮ボトルを得た
のち、該収縮ボトルを再びブロー成形することにより、
最終製品としての二次成形ボトルを得る所謂二段ブロー
成形法による製造方法が知られている。前記二段ブロー
成形法によれば、一度のブロー成形で最終製品を得る場
合に比較してペットボトルの胴部の結晶化がより進み、
優れた強度及び耐熱性を得ることができる。
に向上させるために、従来、ペット樹脂製のプリフォー
ムを延伸温度に加熱してブロー成形して、全体の形状が
最終製品よりも大きい一次成形ボトルを形成し、該一次
成形ボトルを加熱して自由収縮させて収縮ボトルを得た
のち、該収縮ボトルを再びブロー成形することにより、
最終製品としての二次成形ボトルを得る所謂二段ブロー
成形法による製造方法が知られている。前記二段ブロー
成形法によれば、一度のブロー成形で最終製品を得る場
合に比較してペットボトルの胴部の結晶化がより進み、
優れた強度及び耐熱性を得ることができる。
【0004】また、前記ペットボトルは、果汁、ミネラ
ルウォーター等の容器に使用する場合には、炭酸飲料の
容器に使用される場合のような耐圧性が要求されないた
め、底部を平坦にすることができる。そこで、前記のよ
うな平坦な底部の中央部を胴部の内部に膨出した凹部と
し、該凹部の外周側の平坦部を接地部とすることによ
り、前記ペットボトルに自立性を付与することが行われ
ている。
ルウォーター等の容器に使用する場合には、炭酸飲料の
容器に使用される場合のような耐圧性が要求されないた
め、底部を平坦にすることができる。そこで、前記のよ
うな平坦な底部の中央部を胴部の内部に膨出した凹部と
し、該凹部の外周側の平坦部を接地部とすることによ
り、前記ペットボトルに自立性を付与することが行われ
ている。
【0005】前記底部形状は、形状が複雑であり、しか
も部分的に変形量が大きくなるので、前記二段ブロー成
形法では、前記一次成形ボトルの底部に、前記最終製品
の底部に形成される凹部及び接地部に対応する凹部及び
平坦部を予め形成しておき、これを前記収縮ボトルとし
てブロー成形する際に矯正して前記二次成形ボトルとす
ることが考えられる。この場合、前記一次成形ボトルが
加熱下に収縮されて収縮ボトルが形成されたときに、前
記一次成形ボトルの底部に形成された凹部と同様の凹部
をその底部に備えた収縮ボトルが得られ、次いで、前記
収縮ボトルをブロー成形する際に、該凹部に嵌合する底
部成形型を用いてブロー成形を行えば、前記底部形状を
備える二次成形ボトルが容易に得られるものと期待され
る。
も部分的に変形量が大きくなるので、前記二段ブロー成
形法では、前記一次成形ボトルの底部に、前記最終製品
の底部に形成される凹部及び接地部に対応する凹部及び
平坦部を予め形成しておき、これを前記収縮ボトルとし
てブロー成形する際に矯正して前記二次成形ボトルとす
ることが考えられる。この場合、前記一次成形ボトルが
加熱下に収縮されて収縮ボトルが形成されたときに、前
記一次成形ボトルの底部に形成された凹部と同様の凹部
をその底部に備えた収縮ボトルが得られ、次いで、前記
収縮ボトルをブロー成形する際に、該凹部に嵌合する底
部成形型を用いてブロー成形を行えば、前記底部形状を
備える二次成形ボトルが容易に得られるものと期待され
る。
【0006】しかしながら、前記最終製品の底部に形成
される凹部に対応して、胴部の内部に膨出した凹部を形
成すると共に、該凹部の外周側に平坦部を形成した一次
成形ボトルを加熱下に自由収縮させると、前記平坦部か
ら胴部に連なる部分領域では円周方向で均等に収縮せ
ず、このため得られる収縮ボトルは全体が前記一次成形
ボトルに相似的に収縮しないでボトル底部中心がずれた
所謂芯ずれボトルとなるという不都合がある。このよう
な芯ずれボトルは、二次成形ボトルを得るブロー成形に
おいても芯ずれが矯正されず、最終製品としてのペット
ボトルの底部にも芯ずれを発生せしめる。前記最終製品
のボトル底部の芯ずれは、外観不良として商品価値を下
げるばかりでなく、偏肉の原因ともなり好ましくない。
される凹部に対応して、胴部の内部に膨出した凹部を形
成すると共に、該凹部の外周側に平坦部を形成した一次
成形ボトルを加熱下に自由収縮させると、前記平坦部か
ら胴部に連なる部分領域では円周方向で均等に収縮せ
ず、このため得られる収縮ボトルは全体が前記一次成形
ボトルに相似的に収縮しないでボトル底部中心がずれた
所謂芯ずれボトルとなるという不都合がある。このよう
な芯ずれボトルは、二次成形ボトルを得るブロー成形に
おいても芯ずれが矯正されず、最終製品としてのペット
ボトルの底部にも芯ずれを発生せしめる。前記最終製品
のボトル底部の芯ずれは、外観不良として商品価値を下
げるばかりでなく、偏肉の原因ともなり好ましくない。
【0007】さらに、前記一次成形ボトルを加熱下に自
由収縮させると、前記平坦部から胴部に連なる部分にか
けての収縮量が前記平坦部より大きいため、該平坦部が
取り残された形で環状突出部を形成するとの不都合もあ
る。この環状突出部は、突出方向、高さなどが一様でな
い上、前記芯ずれと同様に二次成形ボトルを得るブロー
成形においても矯正されないので、前記最終製品のボト
ルの自立安定性が失われる場合がある。
由収縮させると、前記平坦部から胴部に連なる部分にか
けての収縮量が前記平坦部より大きいため、該平坦部が
取り残された形で環状突出部を形成するとの不都合もあ
る。この環状突出部は、突出方向、高さなどが一様でな
い上、前記芯ずれと同様に二次成形ボトルを得るブロー
成形においても矯正されないので、前記最終製品のボト
ルの自立安定性が失われる場合がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる不都
合を解消して、二段ブロー成形法により、最終製品のボ
トル底部に芯ずれを生じることを防止できると共に、優
れた自立安定性を付与することができるポリエチレンテ
レフタレート樹脂製ボトルの製造方法を提供することを
目的とする。
合を解消して、二段ブロー成形法により、最終製品のボ
トル底部に芯ずれを生じることを防止できると共に、優
れた自立安定性を付与することができるポリエチレンテ
レフタレート樹脂製ボトルの製造方法を提供することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記最終
製品の底部に形成される凹部に対応して、胴部の内部に
膨出した凹部を形成すると共に、該凹部の外周側に平坦
部を形成した一次成形ボトルを加熱下に自由収縮させて
得られた収縮ボトルにおいて、前記芯ずれ及び環状突出
部の発生する原因について検討した。この結果、本発明
者らは、プリフォーム自体の温度分布及びプリフォーム
から延伸ブローされた際の一次成形ボトルの延伸倍率が
ボトル各部で異なること、特に前記延伸倍率の変動は一
次成形ボトルの胴部下方から胴部の内部に膨出した凹部
を形成した底部に至る部分で顕著であり、この様な一次
成形ボトルを加熱下に自由収縮させると、前記平坦部か
ら胴部に連なる領域が個々の延伸倍率に応じた収縮挙動
を示し、前記芯ずれや環状突出部が発生することを見い
出した。
製品の底部に形成される凹部に対応して、胴部の内部に
膨出した凹部を形成すると共に、該凹部の外周側に平坦
部を形成した一次成形ボトルを加熱下に自由収縮させて
得られた収縮ボトルにおいて、前記芯ずれ及び環状突出
部の発生する原因について検討した。この結果、本発明
者らは、プリフォーム自体の温度分布及びプリフォーム
から延伸ブローされた際の一次成形ボトルの延伸倍率が
ボトル各部で異なること、特に前記延伸倍率の変動は一
次成形ボトルの胴部下方から胴部の内部に膨出した凹部
を形成した底部に至る部分で顕著であり、この様な一次
成形ボトルを加熱下に自由収縮させると、前記平坦部か
ら胴部に連なる領域が個々の延伸倍率に応じた収縮挙動
を示し、前記芯ずれや環状突出部が発生することを見い
出した。
【0010】前記一次成形ボトルの延伸倍率について詳
述すると、前記一次成形ボトルでは底部中央に厚肉で未
延伸の部分が形成され、底部の前記平坦部は該底部中央
の部分に近く、延伸倍率の低い部分となっている。一
方、前記平坦部から胴部に連なる部分は、逆に延伸倍率
の高い部分となっている。この結果、前記平坦部から胴
部に連なる領域は、延伸倍率が低倍率から高倍率へと急
激に変化する部分に当たることとなり、この部分ではブ
ロー成形時に前記延伸倍率の変動により前記収縮挙動を
示すものと考えられる。
述すると、前記一次成形ボトルでは底部中央に厚肉で未
延伸の部分が形成され、底部の前記平坦部は該底部中央
の部分に近く、延伸倍率の低い部分となっている。一
方、前記平坦部から胴部に連なる部分は、逆に延伸倍率
の高い部分となっている。この結果、前記平坦部から胴
部に連なる領域は、延伸倍率が低倍率から高倍率へと急
激に変化する部分に当たることとなり、この部分ではブ
ロー成形時に前記延伸倍率の変動により前記収縮挙動を
示すものと考えられる。
【0011】そこで、本発明らはさらに検討を重ねた結
果、一次成形ボトルをブロー成形する際に、円筒状胴部
の下部を形成する底部に、該胴部に連なる部分に平坦部
を備えると共に少なくとも該底部の中央部が該胴部内に
張り出している一次成形ボトルにおいて、その底部の外
径r1 の前記平坦部の外周から立ち上がる胴部の該底部
に連なる最大部分の外径r2 に対する比r2 /r1 が特
定の範囲になるようにブロー成形することにより、加熱
下に自由収縮させても、前記芯ずれや環状突出部が発生
しない収縮ボトルが得られることを知見し、本発明に到
達した。
果、一次成形ボトルをブロー成形する際に、円筒状胴部
の下部を形成する底部に、該胴部に連なる部分に平坦部
を備えると共に少なくとも該底部の中央部が該胴部内に
張り出している一次成形ボトルにおいて、その底部の外
径r1 の前記平坦部の外周から立ち上がる胴部の該底部
に連なる最大部分の外径r2 に対する比r2 /r1 が特
定の範囲になるようにブロー成形することにより、加熱
下に自由収縮させても、前記芯ずれや環状突出部が発生
しない収縮ボトルが得られることを知見し、本発明に到
達した。
【0012】そこで、本発明のポリエチレンテレフタレ
ート樹脂製ボトルの製造方法は、外周部にねじ部を備え
た口部と、該口部に連なって該口部の下方に形成された
二軸延伸された胴部と、該胴部の下部を形成する底部と
からなり、該底部は該胴部に連なる平坦な接地部と該接
地部の内側で該胴部内に膨出する凹部とを備え、該接地
部により自立可能なポリエチレンテレフタレート樹脂製
ボトルの製造方法であって、ポリエチレンテレフタレー
ト樹脂製のプリフォームを延伸温度に加熱し、次いで所
定の一次成形型内でブロー成形することにより、円筒状
胴部と該胴部の下部を形成する底部とを備え、該底部は
該胴部に連なる部分に平坦部を備えると共に少なくとも
該底部の中央部が該胴部内に張り出していて、全体の形
状が最終製品よりも大きい一次成形ボトルを形成する第
1のブロー成形工程と、前記一次成形ボトルの胴部を加
熱して自由収縮させることにより、底部の胴部に連なる
部分に平坦部が形成されると共に該平坦部の内側で該胴
部内に膨出する凹部が形成された収縮ボトルを形成する
収縮工程と、前記収縮ボトルを所定の胴部成形型と前記
収縮ボトルの底部に嵌合される底部成形型とからなる二
次成形型内でブロー成形することにより、最終製品とし
ての二次成形ボトルを形成する第2のブロー成形工程と
を備え、前記第1のブロー成形工程は、前記成形型によ
り、前記一次成形ボトルの底部の外径r1 の前記平坦部
の外周から立ち上がる胴部の該底部に連なる最大部分の
外径r2 に対する比r2 /r1 が1.1〜1.8の範
囲、好ましくは1.3〜1.6の範囲になるようにブロ
ー成形することを特徴とする。
ート樹脂製ボトルの製造方法は、外周部にねじ部を備え
た口部と、該口部に連なって該口部の下方に形成された
二軸延伸された胴部と、該胴部の下部を形成する底部と
からなり、該底部は該胴部に連なる平坦な接地部と該接
地部の内側で該胴部内に膨出する凹部とを備え、該接地
部により自立可能なポリエチレンテレフタレート樹脂製
ボトルの製造方法であって、ポリエチレンテレフタレー
ト樹脂製のプリフォームを延伸温度に加熱し、次いで所
定の一次成形型内でブロー成形することにより、円筒状
胴部と該胴部の下部を形成する底部とを備え、該底部は
該胴部に連なる部分に平坦部を備えると共に少なくとも
該底部の中央部が該胴部内に張り出していて、全体の形
状が最終製品よりも大きい一次成形ボトルを形成する第
1のブロー成形工程と、前記一次成形ボトルの胴部を加
熱して自由収縮させることにより、底部の胴部に連なる
部分に平坦部が形成されると共に該平坦部の内側で該胴
部内に膨出する凹部が形成された収縮ボトルを形成する
収縮工程と、前記収縮ボトルを所定の胴部成形型と前記
収縮ボトルの底部に嵌合される底部成形型とからなる二
次成形型内でブロー成形することにより、最終製品とし
ての二次成形ボトルを形成する第2のブロー成形工程と
を備え、前記第1のブロー成形工程は、前記成形型によ
り、前記一次成形ボトルの底部の外径r1 の前記平坦部
の外周から立ち上がる胴部の該底部に連なる最大部分の
外径r2 に対する比r2 /r1 が1.1〜1.8の範
囲、好ましくは1.3〜1.6の範囲になるようにブロ
ー成形することを特徴とする。
【0013】本発明の製造方法によれば、まず、ペット
樹脂製のプリフォームを延伸温度に加熱し、次いで所定
の成形型内でブロー成形することにより、一次成形ボト
ルを形成する。前記一次成形ボトルは、円筒状胴部と該
胴部の下部を形成する底部とを備え、該底部は該胴部に
連なる部分に平坦部を備えると共に少なくとも該底部の
中央部が該胴部内に張り出した形状となっており、全体
の形状が最終製品よりも大きくなっている。このよう
に、一次成形ボトルの全体の形状を最終製品よりも大き
くすることにより、後工程で該一次成形ボトルを自由収
縮させて再びブロー成形したときに、ペット樹脂の結晶
化度が進み、前記二次成形ボトルに優れた強度及び耐熱
性が発現する。
樹脂製のプリフォームを延伸温度に加熱し、次いで所定
の成形型内でブロー成形することにより、一次成形ボト
ルを形成する。前記一次成形ボトルは、円筒状胴部と該
胴部の下部を形成する底部とを備え、該底部は該胴部に
連なる部分に平坦部を備えると共に少なくとも該底部の
中央部が該胴部内に張り出した形状となっており、全体
の形状が最終製品よりも大きくなっている。このよう
に、一次成形ボトルの全体の形状を最終製品よりも大き
くすることにより、後工程で該一次成形ボトルを自由収
縮させて再びブロー成形したときに、ペット樹脂の結晶
化度が進み、前記二次成形ボトルに優れた強度及び耐熱
性が発現する。
【0014】本発明の製造方法では、次に、前記一次成
形ボトルの胴部を加熱することにより、収縮ボトルを形
成する。前記一次成形ボトルは、前記加熱により成形時
の歪みが解放されると共に結晶化度が高くなり、これに
伴って自由収縮する。
形ボトルの胴部を加熱することにより、収縮ボトルを形
成する。前記一次成形ボトルは、前記加熱により成形時
の歪みが解放されると共に結晶化度が高くなり、これに
伴って自由収縮する。
【0015】本発明の製造方法では、前記一次成形ボト
ルを、その底部の外径r1 の前記平坦部の外周から立ち
上がる胴部の該底部に連なる最大部分の外径r2 に対す
る比r2 /r1 が1.1〜1.8の範囲になるようにブ
ロー成形しておくことにより、前記自由収縮により、前
記一次成形ボトルの平坦部の外周側より前記収縮ボトル
の底部の胴部に連なる部分に平坦部が形成されると共
に、前記一次成形ボトルの平坦部の内周側及び底部の中
央部より該収縮ボトルの平坦部の内側に該収縮ボトルの
胴部内に膨出する凹部が形成される。そして、前記収縮
ボトルの平坦部は、外方に反転突出する変形を起こさな
い。
ルを、その底部の外径r1 の前記平坦部の外周から立ち
上がる胴部の該底部に連なる最大部分の外径r2 に対す
る比r2 /r1 が1.1〜1.8の範囲になるようにブ
ロー成形しておくことにより、前記自由収縮により、前
記一次成形ボトルの平坦部の外周側より前記収縮ボトル
の底部の胴部に連なる部分に平坦部が形成されると共
に、前記一次成形ボトルの平坦部の内周側及び底部の中
央部より該収縮ボトルの平坦部の内側に該収縮ボトルの
胴部内に膨出する凹部が形成される。そして、前記収縮
ボトルの平坦部は、外方に反転突出する変形を起こさな
い。
【0016】そこで、次に、前記収縮ボトルの底部を前
記二次成形型の底部成形型に嵌合して、該二次成形型内
でブロー成形することにより、平坦な接地部を備え、自
立安定性に優れた最終製品としての二次成形ボトルを形
成することができる。
記二次成形型の底部成形型に嵌合して、該二次成形型内
でブロー成形することにより、平坦な接地部を備え、自
立安定性に優れた最終製品としての二次成形ボトルを形
成することができる。
【0017】前記比r2 /r1 の値が1.8より大きい
と、一次成形ボトルを加熱下に自由収縮させたときに、
前記収縮ボトルの平坦部が前記凹部の周囲でボトルの外
方に反転突出すると共に、前記凹部がボトルの中心軸か
らずれてしまい、最終製品の自立安定性が損なわれる。
また、前記比r2 /r1 の値が1.1未満では、一次成
形ボトルの底部が胴部に連なる部分が良好に成形できな
くなる。
と、一次成形ボトルを加熱下に自由収縮させたときに、
前記収縮ボトルの平坦部が前記凹部の周囲でボトルの外
方に反転突出すると共に、前記凹部がボトルの中心軸か
らずれてしまい、最終製品の自立安定性が損なわれる。
また、前記比r2 /r1 の値が1.1未満では、一次成
形ボトルの底部が胴部に連なる部分が良好に成形できな
くなる。
【0018】前記一次成形ボトルは、底部の外径r1 の
前記平坦部の外周から立ち上がる胴部の該底部に連なる
最大部分の外径r2 に対する比r2 /r1 を、さらに
1.3〜1.6の範囲になるようにブロー成形すること
により、前記自由収縮の際に、前記収縮ボトルの平坦部
が外方に突出する変形を確実に防止し、前記凹部をボト
ルの中心軸上に確実に維持することができる。
前記平坦部の外周から立ち上がる胴部の該底部に連なる
最大部分の外径r2 に対する比r2 /r1 を、さらに
1.3〜1.6の範囲になるようにブロー成形すること
により、前記自由収縮の際に、前記収縮ボトルの平坦部
が外方に突出する変形を確実に防止し、前記凹部をボト
ルの中心軸上に確実に維持することができる。
【0019】前記比r2 /r1 の値が1.6より大きい
と一次成形ボトルを加熱下に自由収縮させたときに、前
記収縮ボトルの平坦部が前記凹部の周囲でボトルの外方
に反転突出したり、前記凹部がボトルの中心軸からずれ
ることがあり、1.3未満では、一次成形ボトルの底部
が胴部に連なる部分の良好な成形が困難になる。
と一次成形ボトルを加熱下に自由収縮させたときに、前
記収縮ボトルの平坦部が前記凹部の周囲でボトルの外方
に反転突出したり、前記凹部がボトルの中心軸からずれ
ることがあり、1.3未満では、一次成形ボトルの底部
が胴部に連なる部分の良好な成形が困難になる。
【0020】また、本発明の製造方法では、前記一次成
形ボトルの平坦部は、前記底部の中央に向けて傾斜する
テーパ部であることを特徴とする。前記一次成形ボトル
の平坦部を前記テーパ部とすることにより、前記自由収
縮の際に、前記一次成形ボトルの底部の中央部が、確実
に前記収縮ボトルの胴部内に膨出されて前記凹部を形成
することができると共に、前記収縮ボトルの平坦部が外
方に突出する変形を確実に防止することができる。
形ボトルの平坦部は、前記底部の中央に向けて傾斜する
テーパ部であることを特徴とする。前記一次成形ボトル
の平坦部を前記テーパ部とすることにより、前記自由収
縮の際に、前記一次成形ボトルの底部の中央部が、確実
に前記収縮ボトルの胴部内に膨出されて前記凹部を形成
することができると共に、前記収縮ボトルの平坦部が外
方に突出する変形を確実に防止することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】次に、添付の図面を参照しながら
本発明の実施の形態についてさらに詳しく説明する。図
1は本発明の製造方法により得られるポリエチレンテレ
フタレート樹脂製ボトルの一例を示す斜視図であり、図
2乃至図6は図1示のペットボトルの製造工程を示す説
明的断面図である。また、図7(a)は図4示の一次成
形ボトルと収縮ボトルとの底部形状を比較する要部拡大
図であり、図7(b)は従来の一次成形ボトルと収縮ボ
トルとの要部を拡大して底部形状を比較する説明的断面
図である。
本発明の実施の形態についてさらに詳しく説明する。図
1は本発明の製造方法により得られるポリエチレンテレ
フタレート樹脂製ボトルの一例を示す斜視図であり、図
2乃至図6は図1示のペットボトルの製造工程を示す説
明的断面図である。また、図7(a)は図4示の一次成
形ボトルと収縮ボトルとの底部形状を比較する要部拡大
図であり、図7(b)は従来の一次成形ボトルと収縮ボ
トルとの要部を拡大して底部形状を比較する説明的断面
図である。
【0022】図1示のように、本実施形態のペットボト
ル1は、外周部にねじ部2を備えた口部3と、口部3に
連なって口部3の下方に形成された胴部4と、胴部4の
下部を形成する底部5とからなる。胴部4は、ブロー成
形により二軸延伸されており、その断面形状は略長方形
となっている。また、胴部4の側面6には、ブロー成形
により所定の意匠形状が形成されている。
ル1は、外周部にねじ部2を備えた口部3と、口部3に
連なって口部3の下方に形成された胴部4と、胴部4の
下部を形成する底部5とからなる。胴部4は、ブロー成
形により二軸延伸されており、その断面形状は略長方形
となっている。また、胴部4の側面6には、ブロー成形
により所定の意匠形状が形成されている。
【0023】一方、底部5は、胴部4に連なる平坦な接
地部7と、接地部7の内側で胴部4内に膨出する凹部8
とを備えている。そして、ペットボトル1は、接地部7
により自立可能に形成されている。
地部7と、接地部7の内側で胴部4内に膨出する凹部8
とを備えている。そして、ペットボトル1は、接地部7
により自立可能に形成されている。
【0024】次に、図1示のペットボトル1の製造方法
について説明する。
について説明する。
【0025】まず、図2示のように、ペット樹脂の射出
成形により得られたプリフォーム11を95〜100℃
の延伸温度に加熱し、口部3をマンドレル12で保持し
て、一次成形ボトルの外部形状に一致する形状の空洞部
を備える一次成形金型13に装着する。一次成形金型1
3は、胴部成形型14と底部成形型15とからなる。
尚、プリフォーム11の口部3は、予め加熱により白化
結晶化されていてもよい。
成形により得られたプリフォーム11を95〜100℃
の延伸温度に加熱し、口部3をマンドレル12で保持し
て、一次成形ボトルの外部形状に一致する形状の空洞部
を備える一次成形金型13に装着する。一次成形金型1
3は、胴部成形型14と底部成形型15とからなる。
尚、プリフォーム11の口部3は、予め加熱により白化
結晶化されていてもよい。
【0026】次に、図3示のように、前記プリフォーム
11の内部にストレッチロッド16を挿入し、ストレッ
チロッド16でプリフォーム11をその長さ方向に延伸
しながら、口部3からプリフォーム11内に20〜25
kg/cm2 の高圧空気を導入することにより、第1の
ブロー成形を行う。これにより、プリフォーム11が一
次成形金型13の内部形状に沿う形状に膨張され、一次
成形ボトル17が形成される。一次成形ボトル17は、
後述の底部形状を備えるとともに、全体の形状が最終製
品である図1示のペットボトル1よりも大きくなってい
る。
11の内部にストレッチロッド16を挿入し、ストレッ
チロッド16でプリフォーム11をその長さ方向に延伸
しながら、口部3からプリフォーム11内に20〜25
kg/cm2 の高圧空気を導入することにより、第1の
ブロー成形を行う。これにより、プリフォーム11が一
次成形金型13の内部形状に沿う形状に膨張され、一次
成形ボトル17が形成される。一次成形ボトル17は、
後述の底部形状を備えるとともに、全体の形状が最終製
品である図1示のペットボトル1よりも大きくなってい
る。
【0027】次に、一次成形ボトル17を加熱炉に移動
する。加熱炉は、図4示のように、一次成形ボトル17
の胴部17aに対向するように複数の赤外線パネルヒー
ター18aが配置されており、他方の側に反射板18b
が配置されている。
する。加熱炉は、図4示のように、一次成形ボトル17
の胴部17aに対向するように複数の赤外線パネルヒー
ター18aが配置されており、他方の側に反射板18b
が配置されている。
【0028】そこで、次に、一次成形ボトル17の口部
3をマンドレル12で保持した状態で、一次成形ボトル
17を回転させながら、赤外線パネルヒーター18aに
より胴部17aを加熱する。このとき、赤外線パネルヒ
ーター18aの温度は500℃程度であり、これにより
一次成形ボトル17の胴部17a表面が最大180℃程
度に加熱される。
3をマンドレル12で保持した状態で、一次成形ボトル
17を回転させながら、赤外線パネルヒーター18aに
より胴部17aを加熱する。このとき、赤外線パネルヒ
ーター18aの温度は500℃程度であり、これにより
一次成形ボトル17の胴部17a表面が最大180℃程
度に加熱される。
【0029】一次成形ボトル17は、前記のように加熱
されると、図3示の第1のブロー成形時の歪みが解放さ
れる一方、結晶化度が上昇し、全体的に収縮して、最終
製品より細い外径と最終製品と略等しい高さの収縮ボト
ル19が形成される。このとき、一次成形ボトル17の
底部17bが収縮し、底部17bの平坦部の外周側よ
り、収縮ボトル19の底部の胴部に連なる部分に平坦部
20が形成される。また、一次成形ボトル17の底部1
7bの平坦部の内周側及び底部17bの中央部より、収
縮ボトル19の平坦部20の内側に、収縮ボトル19の
胴部内に膨出する凹部21が形成される。
されると、図3示の第1のブロー成形時の歪みが解放さ
れる一方、結晶化度が上昇し、全体的に収縮して、最終
製品より細い外径と最終製品と略等しい高さの収縮ボト
ル19が形成される。このとき、一次成形ボトル17の
底部17bが収縮し、底部17bの平坦部の外周側よ
り、収縮ボトル19の底部の胴部に連なる部分に平坦部
20が形成される。また、一次成形ボトル17の底部1
7bの平坦部の内周側及び底部17bの中央部より、収
縮ボトル19の平坦部20の内側に、収縮ボトル19の
胴部内に膨出する凹部21が形成される。
【0030】次に、図5示のように、収縮ボトル19を
最終製品であるペットボトル1の外部形状に一致する形
状の空洞部を備える二次成形金型22に装着する。この
とき、収縮ボトル19は赤外線パネルヒーター18aに
より加熱された直後であり、その温度は160℃程度に
なっている。
最終製品であるペットボトル1の外部形状に一致する形
状の空洞部を備える二次成形金型22に装着する。この
とき、収縮ボトル19は赤外線パネルヒーター18aに
より加熱された直後であり、その温度は160℃程度に
なっている。
【0031】二次成形金型22は、胴部成形型23と底
部成形型24とからなり、底部成形型24は収縮ボトル
19の凹部21に嵌合される突出部25を備え、二次成
形金型22の軸Aの方向に移動自在に設けられている。
収縮ボトル19は、前記のように自由収縮するが、凹部
21の中心は前記一次成形ボトル17を自由収縮してい
るので、二次成形金型22の軸に一致して収縮する。次
いで、底部成形型24が二次成形金型22の内側方向に
移動することにより、図6示のように突出部25が凹部
21に嵌合される。
部成形型24とからなり、底部成形型24は収縮ボトル
19の凹部21に嵌合される突出部25を備え、二次成
形金型22の軸Aの方向に移動自在に設けられている。
収縮ボトル19は、前記のように自由収縮するが、凹部
21の中心は前記一次成形ボトル17を自由収縮してい
るので、二次成形金型22の軸に一致して収縮する。次
いで、底部成形型24が二次成形金型22の内側方向に
移動することにより、図6示のように突出部25が凹部
21に嵌合される。
【0032】次に、収縮ボトル19を前記のように二次
成形金型22に装着し、底部成形型24の突出部25が
凹部21に嵌合された状態で、口部3から収縮ボトル1
9内に35〜40kg/cm2 の高圧空気を導入するこ
とにより第2のブロー成形を行う。前記第2のブロー成
形により、収縮ボトル19が二次成形金型22の内部形
状に沿う形状に膨張され、二次成形ボトル26が形成さ
れる。このとき、収縮ボトル19の底部の平坦部20が
ペットボトル1の接地部7となり、収縮ボトル19の凹
部21がペットボトル1の凹部8となる。また、二次成
形金型22は金型温度が130〜140℃に設定されて
おり、二次成形ボトル26にヒートセットが施される。
成形金型22に装着し、底部成形型24の突出部25が
凹部21に嵌合された状態で、口部3から収縮ボトル1
9内に35〜40kg/cm2 の高圧空気を導入するこ
とにより第2のブロー成形を行う。前記第2のブロー成
形により、収縮ボトル19が二次成形金型22の内部形
状に沿う形状に膨張され、二次成形ボトル26が形成さ
れる。このとき、収縮ボトル19の底部の平坦部20が
ペットボトル1の接地部7となり、収縮ボトル19の凹
部21がペットボトル1の凹部8となる。また、二次成
形金型22は金型温度が130〜140℃に設定されて
おり、二次成形ボトル26にヒートセットが施される。
【0033】そして、冷却したのち、二次成形金型22
を開いて二次成形ボトル26を取り出すことにより、最
終製品としてのペットボトル1が得られる。
を開いて二次成形ボトル26を取り出すことにより、最
終製品としてのペットボトル1が得られる。
【0034】本発明の製造方法では、図3示のように、
プリフォーム11から一次成形ボトル17を成形する際
に、底部17bが特定の形状になるようにブロー成形す
る。底部17bは、図7(a)示のように、軸Aの周囲
に胴部17a内に突出する環状リブ27と、胴部17a
外に突出する環状リブ28とを備えている。環状リブ2
7,28間は平坦部29、環状リブ28の外周側は平坦
部30となっており、平坦部29,30は共に底部17
bの中央に向けて傾斜するテーパ部を形成して、底部1
7bの中央部31が胴部17a内に張り出すようになっ
ている。また、平坦部30の外周から胴部17aが略直
角に立ち上がっている。
プリフォーム11から一次成形ボトル17を成形する際
に、底部17bが特定の形状になるようにブロー成形す
る。底部17bは、図7(a)示のように、軸Aの周囲
に胴部17a内に突出する環状リブ27と、胴部17a
外に突出する環状リブ28とを備えている。環状リブ2
7,28間は平坦部29、環状リブ28の外周側は平坦
部30となっており、平坦部29,30は共に底部17
bの中央に向けて傾斜するテーパ部を形成して、底部1
7bの中央部31が胴部17a内に張り出すようになっ
ている。また、平坦部30の外周から胴部17aが略直
角に立ち上がっている。
【0035】そして、一次成形ボトル17では、底部1
7bの外径r1 の、平坦部30から立ち上がる胴部17
aの底部17bに連なる最大部分の外径r2 に対する比
r2/r1 が、1.1〜1.8の範囲、好ましくは1.
3〜1.6の範囲になるようにされている。
7bの外径r1 の、平坦部30から立ち上がる胴部17
aの底部17bに連なる最大部分の外径r2 に対する比
r2/r1 が、1.1〜1.8の範囲、好ましくは1.
3〜1.6の範囲になるようにされている。
【0036】前記比r2 /r1 の値を前記範囲としてお
くことにより、一次成形ボトル17を図4のようにして
加熱下に自由収縮させて収縮ボトル19を形成したとき
に、図7(a)示のように、一次成形ボトル17の平坦
部30により、収縮ボトル19の底部の胴部に連なる部
分に平坦部20が形成される。また、一次成形ボトル1
7の平坦部29及び底部17bの中央部31により、平
坦部20の内周側に収縮ボトル19の胴部内に膨出する
凹部21が形成される。
くことにより、一次成形ボトル17を図4のようにして
加熱下に自由収縮させて収縮ボトル19を形成したとき
に、図7(a)示のように、一次成形ボトル17の平坦
部30により、収縮ボトル19の底部の胴部に連なる部
分に平坦部20が形成される。また、一次成形ボトル1
7の平坦部29及び底部17bの中央部31により、平
坦部20の内周側に収縮ボトル19の胴部内に膨出する
凹部21が形成される。
【0037】収縮ボトル19では、平坦部20が収縮ボ
トル19の外方に突出せず、凹部21が収縮ボトル19
の中心軸上に維持されているので、最終製品としての二
次成形ボトル26(ペットボトル1)において、平坦な
接地部7を形成することができ、優れた自立安定性を得
ることができる。
トル19の外方に突出せず、凹部21が収縮ボトル19
の中心軸上に維持されているので、最終製品としての二
次成形ボトル26(ペットボトル1)において、平坦な
接地部7を形成することができ、優れた自立安定性を得
ることができる。
【0038】前記本発明の製造方法に対して、従来は、
図7(b)示のように、一次成形ボトル41は、胴部4
1aと、該胴部41aの下部を形成する底部41bとか
らなり、底部41bは該胴部41aに連なる平坦部42
と、平坦部42の内周側に形成され胴部41a内に膨出
する凹部43とからなる。そして、従来の一次成形ボト
ル41では、底部41bの外径r1 の、平坦部42から
立ち上がる胴部41aの底部41bに連なる最大部分の
外径r2 に対する比r2 /r1 が、1.8より大きく、
例えば2.0に設定されている。
図7(b)示のように、一次成形ボトル41は、胴部4
1aと、該胴部41aの下部を形成する底部41bとか
らなり、底部41bは該胴部41aに連なる平坦部42
と、平坦部42の内周側に形成され胴部41a内に膨出
する凹部43とからなる。そして、従来の一次成形ボト
ル41では、底部41bの外径r1 の、平坦部42から
立ち上がる胴部41aの底部41bに連なる最大部分の
外径r2 に対する比r2 /r1 が、1.8より大きく、
例えば2.0に設定されている。
【0039】前記形状の一次成形ボトル41を、図4の
ようにして加熱下に自由収縮させて収縮ボトル44を形
成すると、凹部43がそのまま残ると共に、一次成形ボ
トル41の平坦部42により凹部43の外周側に、平坦
部45が円周方向に不均一な形で形成される。しかし、
平坦部45の内周側、凹部43の周囲には、外方に反転
して突出する環状突出部46が中心軸からずれて形成さ
れてしまう。前記収縮ボトル44は、一次成形ボトル4
1を加熱下に自由収縮させることにより得られるので、
前記環状突出部46はその突出方向、高さ等が一様では
なく、しかも図5及び図6示のようにして収縮ボトル4
4に対して第2のブロー成形を施した後にも、矯正され
ずにそのまま残ってしまうので、最終製品の自立安定性
が著しく損なわれることになる。
ようにして加熱下に自由収縮させて収縮ボトル44を形
成すると、凹部43がそのまま残ると共に、一次成形ボ
トル41の平坦部42により凹部43の外周側に、平坦
部45が円周方向に不均一な形で形成される。しかし、
平坦部45の内周側、凹部43の周囲には、外方に反転
して突出する環状突出部46が中心軸からずれて形成さ
れてしまう。前記収縮ボトル44は、一次成形ボトル4
1を加熱下に自由収縮させることにより得られるので、
前記環状突出部46はその突出方向、高さ等が一様では
なく、しかも図5及び図6示のようにして収縮ボトル4
4に対して第2のブロー成形を施した後にも、矯正され
ずにそのまま残ってしまうので、最終製品の自立安定性
が著しく損なわれることになる。
【図1】本発明の製造方法により得られるポリエチレン
テレフタレート樹脂製ボトルの一例を示す斜視図。
テレフタレート樹脂製ボトルの一例を示す斜視図。
【図2】本発明の製造方法の第1のブロー成形工程を示
す説明的断面図。
す説明的断面図。
【図3】本発明の製造方法の第1のブロー成形工程を示
す説明的断面図。
す説明的断面図。
【図4】本発明の製造方法の収縮工程を示す説明的断面
図。
図。
【図5】本発明の製造方法の第2のブロー成形工程を示
す説明的断面図。
す説明的断面図。
【図6】本発明の製造方法の第2のブロー成形工程を示
す説明的断面図。
す説明的断面図。
【図7】図7(a)は図4示の一次成形ボトルと収縮ボ
トルとの底部形状を比較する要部拡大図、図7(b)は
従来の一次成形ボトルと収縮ボトルとの要部を拡大して
底部形状を比較する説明的断面図。
トルとの底部形状を比較する要部拡大図、図7(b)は
従来の一次成形ボトルと収縮ボトルとの要部を拡大して
底部形状を比較する説明的断面図。
1…ポリエチレンテレフタレート樹脂製ボトル、 2…
ねじ部、 3…口部、4…胴部、 5…底部、 7…接
地部、 8…凹部、 11…プリフォーム、17…一次
成形ボトル、 19…収縮ボトル、 26…二次成形ボ
トル。
ねじ部、 3…口部、4…胴部、 5…底部、 7…接
地部、 8…凹部、 11…プリフォーム、17…一次
成形ボトル、 19…収縮ボトル、 26…二次成形ボ
トル。
Claims (3)
- 【請求項1】外周部にねじ部を備えた口部と、該口部に
連なって該口部の下方に形成された二軸延伸された胴部
と、該胴部の下部を形成する底部とからなり、該底部は
該胴部に連なる平坦な接地部と該接地部の内側で該胴部
内に膨出する凹部とを備え、該接地部により自立可能な
ポリエチレンテレフタレート樹脂製ボトルの製造方法で
あって、 ポリエチレンテレフタレート樹脂製のプリフォームを延
伸温度に加熱し、次いで所定の一次成形型内でブロー成
形することにより、円筒状胴部と該胴部の下部を形成す
る底部とを備え、該底部は該胴部に連なる部分に平坦部
を備えると共に少なくとも該底部の中央部が該胴部内に
張り出していて、全体の形状が最終製品よりも大きい一
次成形ボトルを形成する第1のブロー成形工程と、 前記一次成形ボトルの胴部を加熱して自由収縮させるこ
とにより、底部の胴部に連なる部分に平坦部が形成され
ると共に該平坦部の内側で該胴部内に膨出する凹部が形
成された収縮ボトルを形成する収縮工程と、 前記収縮ボトルを所定の胴部成形型と前記収縮ボトルの
底部に嵌合される底部成形型とからなる二次成形型内で
ブロー成形することにより、最終製品としての二次成形
ボトルを形成する第2のブロー成形工程とを備え、 前記第1のブロー成形工程は、前記成形型により、前記
一次成形ボトルの底部の外径r1 の前記平坦部の外周か
ら立ち上がる胴部の該底部に連なる最大部分の外径r2
に対する比r2 /r1 が1.1〜1.8の範囲になるよ
うにブロー成形することを特徴とするポリエチレンテレ
フタレート樹脂製ボトルの製造方法。 - 【請求項2】前記第1のブロー成形工程は、前記成形型
により、前記一次成形ボトルの底部の外径r1 の前記平
坦部の外周から立ち上がる胴部の該底部に連なる最大部
分の外径r2 に対する比r2 /r1 が1.3〜1.6の
範囲にあることを特徴とする請求項1記載のポリエチレ
ンテレフタレート樹脂製ボトルの製造方法。 - 【請求項3】前記一次成形ボトルの平坦部は、前記底部
の中央に向けて傾斜するテーパ部であることを特徴とす
る請求項1または請求項2記載のポリエチレンテレフタ
レート樹脂製ボトルの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30949596A JPH10146880A (ja) | 1996-11-20 | 1996-11-20 | ポリエチレンテレフタレート樹脂製ボトルの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30949596A JPH10146880A (ja) | 1996-11-20 | 1996-11-20 | ポリエチレンテレフタレート樹脂製ボトルの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10146880A true JPH10146880A (ja) | 1998-06-02 |
Family
ID=17993686
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30949596A Pending JPH10146880A (ja) | 1996-11-20 | 1996-11-20 | ポリエチレンテレフタレート樹脂製ボトルの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10146880A (ja) |
Cited By (7)
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|---|---|---|---|---|
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| US7191032B2 (en) | 2004-05-14 | 2007-03-13 | Novelis Inc. | Methods of and apparatus for forming hollow metal articles |
| WO2016121890A1 (ja) * | 2015-01-29 | 2016-08-04 | 東洋製罐株式会社 | 合成樹脂製容器 |
| JP2016182971A (ja) * | 2015-03-26 | 2016-10-20 | 東洋製罐株式会社 | 底部に減圧吸収性能を有するポリエステル容器及びその製造方法 |
| JP2016199294A (ja) * | 2015-04-10 | 2016-12-01 | 東洋製罐株式会社 | 合成樹脂製容器 |
| WO2017065803A1 (en) * | 2015-10-16 | 2017-04-20 | Amcor Limited | Etched preform tip |
-
1996
- 1996-11-20 JP JP30949596A patent/JPH10146880A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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