JPH10147019A - 印刷処理装置 - Google Patents
印刷処理装置Info
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- JPH10147019A JPH10147019A JP8309060A JP30906096A JPH10147019A JP H10147019 A JPH10147019 A JP H10147019A JP 8309060 A JP8309060 A JP 8309060A JP 30906096 A JP30906096 A JP 30906096A JP H10147019 A JPH10147019 A JP H10147019A
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Landscapes
- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
- Record Information Processing For Printing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数の印字プロセスで1ページの印刷を行う
印刷処理装置において、印字プロセスごとの展開処理時
間にばらつきがある場合でも、画像品質を低下させるこ
と無く、より少ないメモリ量で印字を行えるようにす
る。 【解決手段】 印刷データは、字句解析部30において
トークンに変換され、描画処理部31及び処理時間予測
部4に入力される。処理時間予測部4は、トークンを受
け取って描画命令を解釈し、印刷データに含まれる文
字、図形、画像各々の描画命令の加重加算により、バン
ド毎の描画処理予測時間を予測する。バンド毎の描画処
理予測時間は、ページ単位と色単位に集計され出力制御
部5に出力される。出力制御部5では、処理時間予測部
4で予測されたバンド毎の描画処理時間基づき出力部6
の色ごとの記録速度を決定し、出力部6を起動するとと
もに、色ごとに決定された記録速度で動作させる。
印刷処理装置において、印字プロセスごとの展開処理時
間にばらつきがある場合でも、画像品質を低下させるこ
と無く、より少ないメモリ量で印字を行えるようにす
る。 【解決手段】 印刷データは、字句解析部30において
トークンに変換され、描画処理部31及び処理時間予測
部4に入力される。処理時間予測部4は、トークンを受
け取って描画命令を解釈し、印刷データに含まれる文
字、図形、画像各々の描画命令の加重加算により、バン
ド毎の描画処理予測時間を予測する。バンド毎の描画処
理予測時間は、ページ単位と色単位に集計され出力制御
部5に出力される。出力制御部5では、処理時間予測部
4で予測されたバンド毎の描画処理時間基づき出力部6
の色ごとの記録速度を決定し、出力部6を起動するとと
もに、色ごとに決定された記録速度で動作させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ページプリンタを
利用した印刷処理装置に関するものであり、ページプリ
ンタで出力するための印字データ展開装置と印字装置と
から構成され、印字装置の印字速度を可変する印刷処理
装置に関する。
利用した印刷処理装置に関するものであり、ページプリ
ンタで出力するための印字データ展開装置と印字装置と
から構成され、印字装置の印字速度を可変する印刷処理
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】小型、高速のデジタル印刷に適した電子
写真方式のページプリンタの開発に伴い、従来の文字情
報中心の印刷から脱皮した、画像、図形、文字などを同
様に取り扱い、図形、文字等の拡大、回転、変形などが
自由に制御できる記述言語を用いる印刷処理装置が一般
に普及してきた。この記述言語の代表例として、Pos
tScript(米国アドビシステムズ社の商標)、I
nterpress(米国ゼロックス社の商標)、Ac
robat(米国アドビシステムズ社の商標)、GDI
(Graphics Device Interfac
e、米国マイクロソフト社の商標)等が知られている。
写真方式のページプリンタの開発に伴い、従来の文字情
報中心の印刷から脱皮した、画像、図形、文字などを同
様に取り扱い、図形、文字等の拡大、回転、変形などが
自由に制御できる記述言語を用いる印刷処理装置が一般
に普及してきた。この記述言語の代表例として、Pos
tScript(米国アドビシステムズ社の商標)、I
nterpress(米国ゼロックス社の商標)、Ac
robat(米国アドビシステムズ社の商標)、GDI
(Graphics Device Interfac
e、米国マイクロソフト社の商標)等が知られている。
【0003】記述言語で作成されている印刷データは、
ページ内の任意の位置の画像、図形、文字を表現する描
画命令が任意の順で構成されており、本発明に係わるペ
ージプリンタで印字するためには、印字前に印刷データ
をラスタ化しなければならない。ラスタ化というのは、
ページ又はページの一部を横切る一連の個々のドットま
たは画素へ展開してラスタ走査線を形成し、そのページ
の下へ引き続く走査線を次々に発生する過程である。従
来のページプリンタは、印字前にページ全体の印刷デー
タをラスタ化し、ページバッファメモリに記憶してい
た。しかしながら、ページ全体に対するラスタデータを
記憶するためには、大量のメモリを必要とする。特に、
最新の電子写真方式のカラーページプリンタでは、C
(Cyan)、M(Magenta)、Y(Yello
w)、B k(Black)の4色のトナーに対応するラ
スタデータを必要とするとともに、白黒ページプリンタ
以上に画質が要求されるため、1画素当たり複数のビッ
ト情報を持つのが一般的であり、さらに大量のメモリを
必要とする。
ページ内の任意の位置の画像、図形、文字を表現する描
画命令が任意の順で構成されており、本発明に係わるペ
ージプリンタで印字するためには、印字前に印刷データ
をラスタ化しなければならない。ラスタ化というのは、
ページ又はページの一部を横切る一連の個々のドットま
たは画素へ展開してラスタ走査線を形成し、そのページ
の下へ引き続く走査線を次々に発生する過程である。従
来のページプリンタは、印字前にページ全体の印刷デー
タをラスタ化し、ページバッファメモリに記憶してい
た。しかしながら、ページ全体に対するラスタデータを
記憶するためには、大量のメモリを必要とする。特に、
最新の電子写真方式のカラーページプリンタでは、C
(Cyan)、M(Magenta)、Y(Yello
w)、B k(Black)の4色のトナーに対応するラ
スタデータを必要とするとともに、白黒ページプリンタ
以上に画質が要求されるため、1画素当たり複数のビッ
ト情報を持つのが一般的であり、さらに大量のメモリを
必要とする。
【0004】この大量のメモリの必要性に対し、コスト
低減の観点からメモリ要求を低減させる技術として、最
近バンドメモリ技術が登場してきた。バンドメモリ技術
は、ページプリンタの印字前に1ページ分の印刷データ
を全てラスタ化するのではなく、例えば、記述言語で作
成されている印刷データを、印刷データをラスタ化する
よりも速くラスタ化可能な比較的簡単な中間データに変
換し、1ページを隣接する複数の領域(バンド)に分割
し、各バンドに対応する中間データを記憶した後、ラス
タ展開処理部に順次転送し、バンドに対応するバッファ
メモリに展開する技術である。バンドメモリ技術では、
中間データを記憶するためのメモリは新たに必要である
が、ラスタデータのための大容量を必要とするバッファ
メモリを低減することが可能となる。しかし、一般的な
バンドメモリ技術では、あるバンドのラスタデータの印
字が終了までに、次のバンドに対する中間データからラ
スタデータへの展開を終了させる必要がある。印刷デー
タに複雑な図形描画命令や扱うデータ量の大きい画像描
画命令が含まれている場合、あるいは1ページ内の特定
のバンドに複雑な図形描画命令や画像描画命令が含まれ
ている場合等、中間データからラスタデータへの展開が
間に合わない状況が発生する可能性がある。
低減の観点からメモリ要求を低減させる技術として、最
近バンドメモリ技術が登場してきた。バンドメモリ技術
は、ページプリンタの印字前に1ページ分の印刷データ
を全てラスタ化するのではなく、例えば、記述言語で作
成されている印刷データを、印刷データをラスタ化する
よりも速くラスタ化可能な比較的簡単な中間データに変
換し、1ページを隣接する複数の領域(バンド)に分割
し、各バンドに対応する中間データを記憶した後、ラス
タ展開処理部に順次転送し、バンドに対応するバッファ
メモリに展開する技術である。バンドメモリ技術では、
中間データを記憶するためのメモリは新たに必要である
が、ラスタデータのための大容量を必要とするバッファ
メモリを低減することが可能となる。しかし、一般的な
バンドメモリ技術では、あるバンドのラスタデータの印
字が終了までに、次のバンドに対する中間データからラ
スタデータへの展開を終了させる必要がある。印刷デー
タに複雑な図形描画命令や扱うデータ量の大きい画像描
画命令が含まれている場合、あるいは1ページ内の特定
のバンドに複雑な図形描画命令や画像描画命令が含まれ
ている場合等、中間データからラスタデータへの展開が
間に合わない状況が発生する可能性がある。
【0005】また別のメモリ削減技術としてラスター画
像圧縮技術なども適応可能になってきた。描画命令を展
開処理してラスター画像にしたものを圧縮したり、文書
に含まれている写真画像だけを圧縮する。カラー画像は
データ量が多く、処理に時間がかかる。一方電子写真方
式のカラーページプリンターでは一定速度で動作するた
め圧縮されたデータが伸張器をとおして確実に一定速度
以上でラスター化できないと正確に印字できない可能性
がある。
像圧縮技術なども適応可能になってきた。描画命令を展
開処理してラスター画像にしたものを圧縮したり、文書
に含まれている写真画像だけを圧縮する。カラー画像は
データ量が多く、処理に時間がかかる。一方電子写真方
式のカラーページプリンターでは一定速度で動作するた
め圧縮されたデータが伸張器をとおして確実に一定速度
以上でラスター化できないと正確に印字できない可能性
がある。
【0006】そこで少ないメモリサイズでプリントする
技術に関する提案されており、本発明に関する従来例と
して、特開平6−344639号公報等が公知である。
技術に関する提案されており、本発明に関する従来例と
して、特開平6−344639号公報等が公知である。
【0007】特開平6−344639号公報に記載され
ている印刷処理装置では、ホストコンピュータから入力
データがページプリンタに転送されるとともに、入力デ
ータ転送速度が測定される。続いて、測定された入力デ
ータ転送速度に基づいて、ページプリンタの印字速度の
制御を行い、ラスタデータへの展開が間に合わない状況
が発生しないよう工夫している。即ち、入力データ転送
速度が速い場合はページプリンタの回転速度を速くし、
入力データ転送速度が遅い場合はページプリンタの回転
速度を遅くするものである。しかしながら、上記構成に
おいてページプリンタに入力されるデータ形式は、入力
データ数が出力データ数に比例するようなデータ形式し
か扱うことができない。また、カラー印刷のように複数
回の印字プロセスを経て印刷が完了するような装置につ
いて先行例では言及していない。この先行技術をカラー
印刷に適用する場合、たとえばY、M、C、Bkの各色
を順に重ね書きする方式に適応する場合、Y、M、C、
Bkは一連の連続動作であり、印刷は可能である。しか
し、色分解されたラスタデータを一律に扱った場合、一
般的に白黒に比べ、Y、M、C、Bkでは色ごとに大き
なデータ量のばらつきがあるので、このばらつきを吸収
するだけのメモリを持たなければならず、メリットが半
減する。またカラー描画のように描画データサイズと処
理時間/転送速度が極端に異なるケースでは本方式は成
立しなくなる。
ている印刷処理装置では、ホストコンピュータから入力
データがページプリンタに転送されるとともに、入力デ
ータ転送速度が測定される。続いて、測定された入力デ
ータ転送速度に基づいて、ページプリンタの印字速度の
制御を行い、ラスタデータへの展開が間に合わない状況
が発生しないよう工夫している。即ち、入力データ転送
速度が速い場合はページプリンタの回転速度を速くし、
入力データ転送速度が遅い場合はページプリンタの回転
速度を遅くするものである。しかしながら、上記構成に
おいてページプリンタに入力されるデータ形式は、入力
データ数が出力データ数に比例するようなデータ形式し
か扱うことができない。また、カラー印刷のように複数
回の印字プロセスを経て印刷が完了するような装置につ
いて先行例では言及していない。この先行技術をカラー
印刷に適用する場合、たとえばY、M、C、Bkの各色
を順に重ね書きする方式に適応する場合、Y、M、C、
Bkは一連の連続動作であり、印刷は可能である。しか
し、色分解されたラスタデータを一律に扱った場合、一
般的に白黒に比べ、Y、M、C、Bkでは色ごとに大き
なデータ量のばらつきがあるので、このばらつきを吸収
するだけのメモリを持たなければならず、メリットが半
減する。またカラー描画のように描画データサイズと処
理時間/転送速度が極端に異なるケースでは本方式は成
立しなくなる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
点に鑑みてなされたものであり、複数の印字プロセスで
1ページの印刷を行う印刷処理装置において、印字プロ
セスごとの展開処理時間にばらつきがある場合でも、画
像品質を低下させること無く、より少ないメモリ量で印
字を行えるようにすることを目的としている。
点に鑑みてなされたものであり、複数の印字プロセスで
1ページの印刷を行う印刷処理装置において、印字プロ
セスごとの展開処理時間にばらつきがある場合でも、画
像品質を低下させること無く、より少ないメモリ量で印
字を行えるようにすることを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上述の
目的を達成するために、2回以上の印字プロセスを経て
1ページを印刷する印刷装置に、描画命令で記述された
印刷データを入力する手段と、上記印刷データをラスタ
データに展開する手段と、上記ラスタデータに基づいて
印刷出力を行う印字手段と、上記印字プロセスごとに、
上記ラスタデータへの展開に必要な描画時間を予測する
予測手段と、上記印字プロセス毎に、上記予測された描
画時間に基づいて上記印字手段の画像出力速度を制御す
る手段とを設け、1回の印字プロセスごとに独立して速
度を可変するようにしている。
目的を達成するために、2回以上の印字プロセスを経て
1ページを印刷する印刷装置に、描画命令で記述された
印刷データを入力する手段と、上記印刷データをラスタ
データに展開する手段と、上記ラスタデータに基づいて
印刷出力を行う印字手段と、上記印字プロセスごとに、
上記ラスタデータへの展開に必要な描画時間を予測する
予測手段と、上記印字プロセス毎に、上記予測された描
画時間に基づいて上記印字手段の画像出力速度を制御す
る手段とを設け、1回の印字プロセスごとに独立して速
度を可変するようにしている。
【0010】この構成においては、印字プロセス毎に描
画時間を予測し、これに応じて印字速度を制御するよう
にしているので、印字プロセス毎の印字データの複雑さ
のばらつきに対処することができ、画像品質を低下させ
ること無く、より少ないメモリ量で印字を行える。
画時間を予測し、これに応じて印字速度を制御するよう
にしているので、印字プロセス毎の印字データの複雑さ
のばらつきに対処することができ、画像品質を低下させ
ること無く、より少ないメモリ量で印字を行える。
【0011】また、この構成において、上記予測手段
は、上記描画命令を分類し、計数し、計数された描画命
令数から上記描画時間を予測するものでよい。また、上
記描画命令をデータ構造に展開する展開手段と、上記デ
ータ構造から中間データを生成する生成手段とをさらに
設け、上記中間データに基づいてラスタデータを生成
し、さらに上記予測手段は上記中間データから処理速度
を予測するものとすることができる。
は、上記描画命令を分類し、計数し、計数された描画命
令数から上記描画時間を予測するものでよい。また、上
記描画命令をデータ構造に展開する展開手段と、上記デ
ータ構造から中間データを生成する生成手段とをさらに
設け、上記中間データに基づいてラスタデータを生成
し、さらに上記予測手段は上記中間データから処理速度
を予測するものとすることができる。
【0012】また、m回で印字プロセスで印字を完了
し、第n番目(n=1〜m−1)の印字プロセスと第
(n+1)番目の印字プロセスとの間の速度差と、第n
番目の印字プロセスの終了時から第(n+1)番目の印
字プロセスの開始までの画像生成開始時間の演算結果と
からm回の各印字プロセスにおける動作速度を制御する
ようにすることができる。また、1回の印字プロセスは
色ごとに動作するものでよい。また、上記予測手段はイ
ンク色描画データ演算量またはデータ量から描画時間を
予測するようにしてもよい。また、印字開始後に、まだ
印字されていない領域または色の生成フォーマットを変
換するようにしてもよい。また、上記印字手段は面順次
で少なくとも2回以上のプロセスを繰り返す装置とする
ことができる。また、上記印字手段は複数の書き込み部
を具備し、上記複数の書き込み部が独立して速度を制御
して印字するようにしてもよい。
し、第n番目(n=1〜m−1)の印字プロセスと第
(n+1)番目の印字プロセスとの間の速度差と、第n
番目の印字プロセスの終了時から第(n+1)番目の印
字プロセスの開始までの画像生成開始時間の演算結果と
からm回の各印字プロセスにおける動作速度を制御する
ようにすることができる。また、1回の印字プロセスは
色ごとに動作するものでよい。また、上記予測手段はイ
ンク色描画データ演算量またはデータ量から描画時間を
予測するようにしてもよい。また、印字開始後に、まだ
印字されていない領域または色の生成フォーマットを変
換するようにしてもよい。また、上記印字手段は面順次
で少なくとも2回以上のプロセスを繰り返す装置とする
ことができる。また、上記印字手段は複数の書き込み部
を具備し、上記複数の書き込み部が独立して速度を制御
して印字するようにしてもよい。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明に係わ
る印刷処理装置の実施の形態について説明する。 [実施例1]図1は本発明の印刷処理装置の実施の形態
を示すブロック図である。図1において、印刷処理装置
は、印刷データ作成部1と、印刷データ入力部2と、展
開処理部3と、処理時間予測部4と、出力制御部5と、
出力部6とから構成されている。さらに、展開処理部3
は、字句解析部30と、描画処理部31とから構成され
ている。
る印刷処理装置の実施の形態について説明する。 [実施例1]図1は本発明の印刷処理装置の実施の形態
を示すブロック図である。図1において、印刷処理装置
は、印刷データ作成部1と、印刷データ入力部2と、展
開処理部3と、処理時間予測部4と、出力制御部5と、
出力部6とから構成されている。さらに、展開処理部3
は、字句解析部30と、描画処理部31とから構成され
ている。
【0014】印刷データ作成部1は、パーソナルコンピ
ュータやワークステーション内において、文書作成や編
集等を処理するアプリケーションプログラムで生成され
た文書データから記述言語で記述された印刷データを作
成する機能を備えたものである。本実施例で対象とする
記述言語は、例えばGDIであるが、Acrobatで
代表されるPDF(Portable Documen
t Format)、PostScriptで代表され
るページ記述言語であってもよい。
ュータやワークステーション内において、文書作成や編
集等を処理するアプリケーションプログラムで生成され
た文書データから記述言語で記述された印刷データを作
成する機能を備えたものである。本実施例で対象とする
記述言語は、例えばGDIであるが、Acrobatで
代表されるPDF(Portable Documen
t Format)、PostScriptで代表され
るページ記述言語であってもよい。
【0015】印刷データ入力部2は、印刷データ作成部
1で生成された印刷データが展開処理部3へ出力される
までの間、あるいは出力部での出力処理が終了するまで
の間、印刷データを一時記憶するものである。
1で生成された印刷データが展開処理部3へ出力される
までの間、あるいは出力部での出力処理が終了するまで
の間、印刷データを一時記憶するものである。
【0016】字句解析部30は、印刷データ入力部2よ
り入力された印刷データを定められた記述言語のシンタ
ックスに従って演算命令、及びその命令実行に必要な演
算子の値として認識し、トークンとして内部表現するも
のである。印刷データから切り出されたトークンは、描
画処理部31及び処理時間予測部4に出力される。
り入力された印刷データを定められた記述言語のシンタ
ックスに従って演算命令、及びその命令実行に必要な演
算子の値として認識し、トークンとして内部表現するも
のである。印刷データから切り出されたトークンは、描
画処理部31及び処理時間予測部4に出力される。
【0017】描画処理部31は、字句解析部30から出
力されるトークンを受け取って解釈し、描画命令を実行
し、ラスタデータを生成する。描画処理部31での描画
処理は、描画処理部31内のバンドバッファメモリ(図
3参照)のサイズに対応したバンド毎に実行される。バ
ンド毎に実行された描画処理後のラスタデータは、印字
データとして描画処理部31内の2つのバンドバッファ
メモリに交互に蓄積される。尚、後述するように本実施
例で利用される出力部6は、カラーページプリンタであ
り、バッファメモリに交互に蓄積される印字データは出
力部6で印字している記録色の印刷データに対応してい
る。続いて、バンドバッファメモリに蓄積された印字デ
ータは、出力部6の印字データ要求に応じて、出力部6
に交互に出力される。また、描画処理部31での描画処
理は、出力部6の性能(解像度、色再現特性、階調数、
記録サイズ等)に対応して処理される。
力されるトークンを受け取って解釈し、描画命令を実行
し、ラスタデータを生成する。描画処理部31での描画
処理は、描画処理部31内のバンドバッファメモリ(図
3参照)のサイズに対応したバンド毎に実行される。バ
ンド毎に実行された描画処理後のラスタデータは、印字
データとして描画処理部31内の2つのバンドバッファ
メモリに交互に蓄積される。尚、後述するように本実施
例で利用される出力部6は、カラーページプリンタであ
り、バッファメモリに交互に蓄積される印字データは出
力部6で印字している記録色の印刷データに対応してい
る。続いて、バンドバッファメモリに蓄積された印字デ
ータは、出力部6の印字データ要求に応じて、出力部6
に交互に出力される。また、描画処理部31での描画処
理は、出力部6の性能(解像度、色再現特性、階調数、
記録サイズ等)に対応して処理される。
【0018】処理時間予測部4は、字句解析部30から
出力されるトークンを受け取って描画命令を解釈し、印
刷データに含まれる文字、図形、画像各々の描画命令数
を上記描画処理部31内のバンドバッファメモリのサイ
ズに対応したバンド毎にカウントし、それらの描画命令
の加重加算により、バンド毎の描画処理予測時間を得る
ものである。バンド毎の描画処理予測時間は、ページ単
位に集計され出力制御部5に出力される。
出力されるトークンを受け取って描画命令を解釈し、印
刷データに含まれる文字、図形、画像各々の描画命令数
を上記描画処理部31内のバンドバッファメモリのサイ
ズに対応したバンド毎にカウントし、それらの描画命令
の加重加算により、バンド毎の描画処理予測時間を得る
ものである。バンド毎の描画処理予測時間は、ページ単
位に集計され出力制御部5に出力される。
【0019】出力制御部5は、出力部6の起動タイミン
グ及び記録速度等を制御するものである。更に特徴的に
は、処理時間予測部4から入力されたページ単位のバン
ド毎の描画処理予測時間に基づき、出力部6の出力がバ
ンド毎の描画処理予測時間を超えないように、出力部6
の記録速度を制御するものである。
グ及び記録速度等を制御するものである。更に特徴的に
は、処理時間予測部4から入力されたページ単位のバン
ド毎の描画処理予測時間に基づき、出力部6の出力がバ
ンド毎の描画処理予測時間を超えないように、出力部6
の記録速度を制御するものである。
【0020】出力部6は、出力制御部5の制御に基づ
き、描画処理部31のバンドバッファメモリから出力さ
れる印字データを受け取って、記録用紙に印字し出力す
るものである。更に、詳しくは、C、M、Y、Bk(シ
アン、マゼンタ、イエロー、ブラック)カラーの色毎に
露光、現像、転写を繰り返すことによりフルカラー画像
を出力できるレーザー走査方式の電子写真方式を用いた
カラーページプリンタである。
き、描画処理部31のバンドバッファメモリから出力さ
れる印字データを受け取って、記録用紙に印字し出力す
るものである。更に、詳しくは、C、M、Y、Bk(シ
アン、マゼンタ、イエロー、ブラック)カラーの色毎に
露光、現像、転写を繰り返すことによりフルカラー画像
を出力できるレーザー走査方式の電子写真方式を用いた
カラーページプリンタである。
【0021】ここで、一般的なレーザー走査方式の電子
写真方式を用いたカラーページプリンタの構成及び動作
について、図2に基づき説明する。図2において、ビデ
オインターフェース70は、展開処理部3から順次送ら
れてくるC、M、Y、Bkの色情報に対応した印刷デー
タを図示されない半導体レーザの点灯を制御するドライ
バーへ入力して光信号に変換する。レーザー走査装置7
1は、赤外半導体レーザ(図示しない)、レンズ71
1、ポリゴンミラー710より構成され、数十μmのス
ポット光となって感光体ドラム72を走査する。感光体
ドラム72は、帯電器73により帯電されており、光信
号により、静電潜像が形成される。潜像はロータリー現
像器74上の2成分磁気ブラシ現像によりトナー像とな
り、転写ドラム75上に吸着させた用紙78上に転写さ
れる。感光体ドラム72は、クリーナー76で余分のト
ナーをクリーニングする。この工程をY、M、C、Bk
の順に繰り返し、用紙78上に多重転写する。最後に、
転写ドラム75により用紙78を剥離し、定着器77で
トナーを定着する。
写真方式を用いたカラーページプリンタの構成及び動作
について、図2に基づき説明する。図2において、ビデ
オインターフェース70は、展開処理部3から順次送ら
れてくるC、M、Y、Bkの色情報に対応した印刷デー
タを図示されない半導体レーザの点灯を制御するドライ
バーへ入力して光信号に変換する。レーザー走査装置7
1は、赤外半導体レーザ(図示しない)、レンズ71
1、ポリゴンミラー710より構成され、数十μmのス
ポット光となって感光体ドラム72を走査する。感光体
ドラム72は、帯電器73により帯電されており、光信
号により、静電潜像が形成される。潜像はロータリー現
像器74上の2成分磁気ブラシ現像によりトナー像とな
り、転写ドラム75上に吸着させた用紙78上に転写さ
れる。感光体ドラム72は、クリーナー76で余分のト
ナーをクリーニングする。この工程をY、M、C、Bk
の順に繰り返し、用紙78上に多重転写する。最後に、
転写ドラム75により用紙78を剥離し、定着器77で
トナーを定着する。
【0022】次に上述したように構成された印刷処理装
置における印刷データの流れについて整理する。図1に
おいて、印刷データ作成部1で作成された印刷データ
は、印刷データ入力部2を介して、展開処理部3の字句
解析部30に入力される。字句解析部30において印刷
データから切り出されたトークンは、描画処理部31及
び処理時間予測部4に入力される。処理時間予測部4で
は、トークンを受け取って描画命令を解釈し、印刷デー
タに含まれる文字、図形、画像各々の描画命令の加重加
算により、バンド毎の描画処理予測時間を予測する。バ
ンド毎の描画処理予測時間は、ページ単位と色単位に集
計され出力制御部5に出力される。出力制御部5では、
処理時間予測部4で予測されたバンド毎の描画処理時間
基づき出力部6の記録速度を決定し、出力部6を起動す
るとともに、決定された記録速度で動作させる。
置における印刷データの流れについて整理する。図1に
おいて、印刷データ作成部1で作成された印刷データ
は、印刷データ入力部2を介して、展開処理部3の字句
解析部30に入力される。字句解析部30において印刷
データから切り出されたトークンは、描画処理部31及
び処理時間予測部4に入力される。処理時間予測部4で
は、トークンを受け取って描画命令を解釈し、印刷デー
タに含まれる文字、図形、画像各々の描画命令の加重加
算により、バンド毎の描画処理予測時間を予測する。バ
ンド毎の描画処理予測時間は、ページ単位と色単位に集
計され出力制御部5に出力される。出力制御部5では、
処理時間予測部4で予測されたバンド毎の描画処理時間
基づき出力部6の記録速度を決定し、出力部6を起動す
るとともに、決定された記録速度で動作させる。
【0023】一方描画処理部31では、トークンを受け
取って解釈し、出力部6で最初に記録される印字データ
でバンドバッファメモリが満たされるまで描画処理が行
われる。出力部6のサイクルアップが完了すると、バン
ドバッファメモリから出力部6に、出力部6の記録速度
に応じて印字データが1ライン毎に転送され、印字が行
われる。1つのバンドバッファメモリの印字データが印
字されている間に、片側のバンドバッファメモリが印字
データで満たされるまで描画処理が実行される。上記描
画処理部31の印字データへの展開及び出力部6での印
字は、1ページ分の印刷データが処理されるまで、色毎
に繰り返される。
取って解釈し、出力部6で最初に記録される印字データ
でバンドバッファメモリが満たされるまで描画処理が行
われる。出力部6のサイクルアップが完了すると、バン
ドバッファメモリから出力部6に、出力部6の記録速度
に応じて印字データが1ライン毎に転送され、印字が行
われる。1つのバンドバッファメモリの印字データが印
字されている間に、片側のバンドバッファメモリが印字
データで満たされるまで描画処理が実行される。上記描
画処理部31の印字データへの展開及び出力部6での印
字は、1ページ分の印刷データが処理されるまで、色毎
に繰り返される。
【0024】色ごとに決定された記録速度で処理される
ため、n次目の印字プロセスとその次のn+1次目の印
字プロセスの速度差が発生するときは、n次目の印字プ
ロセス終了後、速度を可変し、設定速度に到達した時点
のタイミングでn+1次目の印字プロセスに入る。さら
に、上記印刷データが複数ページで構成される場合は、
全ページの出力が終了するまで繰り返される。
ため、n次目の印字プロセスとその次のn+1次目の印
字プロセスの速度差が発生するときは、n次目の印字プ
ロセス終了後、速度を可変し、設定速度に到達した時点
のタイミングでn+1次目の印字プロセスに入る。さら
に、上記印刷データが複数ページで構成される場合は、
全ページの出力が終了するまで繰り返される。
【0025】以上、本発明の印刷処理装置の概要につい
て記述した。次に、この印刷処理装置の主要部の詳細に
ついて説明する。
て記述した。次に、この印刷処理装置の主要部の詳細に
ついて説明する。
【0026】図3は描画処理部31の構成例を示すブロ
ック図である。図3において、描画処理部31は、トー
クン解釈部310と、命令記憶部311と、命令制御部
312と、画像/図形/文字の各オブジェクトに対応す
る画像描画部、図形描画部、文字描画部313〜315
と、2つのバンドバッファメモリ(A/B)316、3
17と、印字データ転送制御部318とから構成されて
いる。
ック図である。図3において、描画処理部31は、トー
クン解釈部310と、命令記憶部311と、命令制御部
312と、画像/図形/文字の各オブジェクトに対応す
る画像描画部、図形描画部、文字描画部313〜315
と、2つのバンドバッファメモリ(A/B)316、3
17と、印字データ転送制御部318とから構成されて
いる。
【0027】字句解析部30から入力された印刷データ
は、トークン解釈部310で解釈・実行されて描画命令
群に変換される。トークン解釈部変換された描画命令群
は、命令記憶部311にページ毎に記憶される。命令記
憶部311は次段の命令制御部312の要求に応じて、
ページ単位の描画命令群を繰り返し出力する。
は、トークン解釈部310で解釈・実行されて描画命令
群に変換される。トークン解釈部変換された描画命令群
は、命令記憶部311にページ毎に記憶される。命令記
憶部311は次段の命令制御部312の要求に応じて、
ページ単位の描画命令群を繰り返し出力する。
【0028】命令制御部312は、描画処理部31の処
理全体を制御するものであり、バンドバッファメモリ3
16、317のサイズに対応してn分割された各バンド
毎に、以下の2つの処理をバンドの数だけ繰り返すもの
である。 処理1: 画像描画部、図形描画部、文字描画部
にバンド領域の変更を知らせ、これから処理するバンド
の領域を表す座標データを出力する。 処理2: 命令記憶部から現在処理中のページの
描画命令群をすべて読み込んで、描画命令の種類に応じ
て、画像描画部、図形描画部、文字描画部、に対応する
描画命令群を出力する。
理全体を制御するものであり、バンドバッファメモリ3
16、317のサイズに対応してn分割された各バンド
毎に、以下の2つの処理をバンドの数だけ繰り返すもの
である。 処理1: 画像描画部、図形描画部、文字描画部
にバンド領域の変更を知らせ、これから処理するバンド
の領域を表す座標データを出力する。 処理2: 命令記憶部から現在処理中のページの
描画命令群をすべて読み込んで、描画命令の種類に応じ
て、画像描画部、図形描画部、文字描画部、に対応する
描画命令群を出力する。
【0029】画像描画部313、図形描画部314、文
字描画部315は、それぞれ命令制御部から入力される
現在処理中のバンドの領域を表す座標データと、描画命
令群とに基づき描画処理を行うものである。各描画部3
13、314、315はバンド領域を表す座標データを
用いてクリッピング処理を行い、描画する対象がバンド
領域の中に入っているものだけを描画する。まず最初
に、それぞれの描画命令群に含まれるベクターの座標値
あるいは画像の描画領域などの座標データを抽出して、
明らかにバンド領域から外れている描画命令は実行しな
い。次に、描画命令のすべての描画部分がバンドに含ま
れるものについては、そのまま実行し、描画する。描画
命令の一部だけが、バンド領域に入っている場合には、
展開処理を行ないながら、それぞれの画素がバンド領域
に入っているかどうかを、座標値を用いて比較し、バン
ドに入っている画素だけを描画する。画像描画部31
3、図形描画部314、文字描画部315は、描画する
バンドの領域が変わる毎に交互にバンドバッファメモリ
(A)316とバンドバッファメモリ(B)317に描
画する。例えば、バンドの番号が奇数の場合にはバンド
バッファメモリ(A)316に描画し、偶数の場合には
バンドバッファメモリ(B)317に描画する。画像描
画部313、図形描画部314、文字描画部315は、
命令制御部312から入力された描画命令を、出力部6
の性能(解像度、色再現特性、階調度、記録サイズ等)
に応じて、変換マトリックスを使ってアフィン変換した
り、入力画像の色空間を出力装置の色空間に変換する色
空間変換等の処理を行いながら描画する。
字描画部315は、それぞれ命令制御部から入力される
現在処理中のバンドの領域を表す座標データと、描画命
令群とに基づき描画処理を行うものである。各描画部3
13、314、315はバンド領域を表す座標データを
用いてクリッピング処理を行い、描画する対象がバンド
領域の中に入っているものだけを描画する。まず最初
に、それぞれの描画命令群に含まれるベクターの座標値
あるいは画像の描画領域などの座標データを抽出して、
明らかにバンド領域から外れている描画命令は実行しな
い。次に、描画命令のすべての描画部分がバンドに含ま
れるものについては、そのまま実行し、描画する。描画
命令の一部だけが、バンド領域に入っている場合には、
展開処理を行ないながら、それぞれの画素がバンド領域
に入っているかどうかを、座標値を用いて比較し、バン
ドに入っている画素だけを描画する。画像描画部31
3、図形描画部314、文字描画部315は、描画する
バンドの領域が変わる毎に交互にバンドバッファメモリ
(A)316とバンドバッファメモリ(B)317に描
画する。例えば、バンドの番号が奇数の場合にはバンド
バッファメモリ(A)316に描画し、偶数の場合には
バンドバッファメモリ(B)317に描画する。画像描
画部313、図形描画部314、文字描画部315は、
命令制御部312から入力された描画命令を、出力部6
の性能(解像度、色再現特性、階調度、記録サイズ等)
に応じて、変換マトリックスを使ってアフィン変換した
り、入力画像の色空間を出力装置の色空間に変換する色
空間変換等の処理を行いながら描画する。
【0030】印字データ転送制御部318は、描画済み
のバンドバッファメモリ316、317からワード毎に
印字データを読み出し、これをシリアル変換して、出力
部6に出力する。画像描画部313、図形描画部31
4、文字描画部315が描画しているバンドバッファメ
モリ316、317と、印字データ転送制御部318が
読み出しているバンドバッファメモリ316、317
は、常に反対の関係である。出力部6への出力は、出力
部6から入力されるシリアル転送クロック信号に同期し
て行われる。今、印字データ転送制御部318がバンド
バッファメモリ(A)316からデータを読み出してい
るとする。すべての印字データを出力部6へ出力し終わ
ったときには、画像描画部313、図形描画部314、
文字描画部315はバンドバッファメモリ(B)317
への描画が既に終わっている。そこで印字データ転送制
御部318は、バンドバッファメモリ(B)317から
印字データを読み出して出力部6へ出力し始めると同時
に、命令制御部312にバンドバッファメモリ(A)3
16からの印字データの出力が終わったことを通知す
る。これによって命令制御部312は、次のバンドの処
理に進むことができる。
のバンドバッファメモリ316、317からワード毎に
印字データを読み出し、これをシリアル変換して、出力
部6に出力する。画像描画部313、図形描画部31
4、文字描画部315が描画しているバンドバッファメ
モリ316、317と、印字データ転送制御部318が
読み出しているバンドバッファメモリ316、317
は、常に反対の関係である。出力部6への出力は、出力
部6から入力されるシリアル転送クロック信号に同期し
て行われる。今、印字データ転送制御部318がバンド
バッファメモリ(A)316からデータを読み出してい
るとする。すべての印字データを出力部6へ出力し終わ
ったときには、画像描画部313、図形描画部314、
文字描画部315はバンドバッファメモリ(B)317
への描画が既に終わっている。そこで印字データ転送制
御部318は、バンドバッファメモリ(B)317から
印字データを読み出して出力部6へ出力し始めると同時
に、命令制御部312にバンドバッファメモリ(A)3
16からの印字データの出力が終わったことを通知す
る。これによって命令制御部312は、次のバンドの処
理に進むことができる。
【0031】次に、処理時間予測部4について詳細を説
明する。図4は処理時間予測部の構成例を示すブロック
図である。図4において、処理時間予測部4は、字句解
析部30の出力を受け取ってそこから描画命令を解釈す
る命令解釈部40と、解釈された描画命令がどのバンド
に含まれるかを判定するバンド判定部41と、解釈され
た描画命令が文字/図形/画像どの描画命令かを分類す
る命令分類部42と、分類された描画命令の種類毎の描
画命令数をバンド毎にカウントする命令数計数部43
と、カウントされた描画命令の種類毎の描画命令数をも
とにバンド毎の描画時間の予測を行う予測処理部44
と、予測処理部が必要とする係数を格納する係数テーブ
ル45とから構成されている。
明する。図4は処理時間予測部の構成例を示すブロック
図である。図4において、処理時間予測部4は、字句解
析部30の出力を受け取ってそこから描画命令を解釈す
る命令解釈部40と、解釈された描画命令がどのバンド
に含まれるかを判定するバンド判定部41と、解釈され
た描画命令が文字/図形/画像どの描画命令かを分類す
る命令分類部42と、分類された描画命令の種類毎の描
画命令数をバンド毎にカウントする命令数計数部43
と、カウントされた描画命令の種類毎の描画命令数をも
とにバンド毎の描画時間の予測を行う予測処理部44
と、予測処理部が必要とする係数を格納する係数テーブ
ル45とから構成されている。
【0032】字句解析部30でトークンに切り出された
印刷データは命令解釈部40に入力され、文字/図形/
画像のどの描画命令であるか、またはその他の命令であ
るかを解釈される。次にこの結果はバンド判定部41に
入力され、その描画命令がどのバンドに含まれるかを判
定される。バンド判定結果は1つのバンドになるとは限
らず、描画範囲が複数のバンドにまたがる場合には、そ
れら複数のバンド番号が出力される。またこの判定は、
ベジエ図形のように描画範囲の判定が難しい図形の場合
には、描画制御点のみで判定するなどの簡略化を行って
もよい。
印刷データは命令解釈部40に入力され、文字/図形/
画像のどの描画命令であるか、またはその他の命令であ
るかを解釈される。次にこの結果はバンド判定部41に
入力され、その描画命令がどのバンドに含まれるかを判
定される。バンド判定結果は1つのバンドになるとは限
らず、描画範囲が複数のバンドにまたがる場合には、そ
れら複数のバンド番号が出力される。またこの判定は、
ベジエ図形のように描画範囲の判定が難しい図形の場合
には、描画制御点のみで判定するなどの簡略化を行って
もよい。
【0033】バンド判定部41では各描画命令が入力さ
れ、どのバンドへの描画かを表す情報が出力される。続
いて命令分類部42では入力された各描画命令が文字/
図形/画像の内のどの描画命令かを表す情報が出力され
る。これらの結果は命令数計数部43に入力され、各バ
ンド毎に文字/図形/画像の各々の描画命令が幾つずつ
あるかが計数される。次にこの計数結果は予測処理部4
4に入力され、例えば下式(1)に示すように係数テー
ブル45に格納されている各オブジェクト毎の1描画命
令に対する平均描画時間や安全係数と積和処理され、バ
ンド毎の描画予測時間が得られる。
れ、どのバンドへの描画かを表す情報が出力される。続
いて命令分類部42では入力された各描画命令が文字/
図形/画像の内のどの描画命令かを表す情報が出力され
る。これらの結果は命令数計数部43に入力され、各バ
ンド毎に文字/図形/画像の各々の描画命令が幾つずつ
あるかが計数される。次にこの計数結果は予測処理部4
4に入力され、例えば下式(1)に示すように係数テー
ブル45に格納されている各オブジェクト毎の1描画命
令に対する平均描画時間や安全係数と積和処理され、バ
ンド毎の描画予測時間が得られる。
【0034】
【数1】 (バンド描画予測時間)=(1文字の平均描画時間)×(文字の安全係数)×( バンド中の文字描画命令数)+ (1図形の平均描画時間)×(図形の安全係数)×(バンド中の図形描画命令数 )+ (1画像の平均描画時間)×(画像の安全係数)×(バンド中の画像描画命令数 ) (1) 式中の安全係数は、平均よりも複雑なオブジェクトが多
い場合に、展開の遅れから印字抜けが生じることを防ぐ
ためのもので、例えば描画時間の分散などから適当に決
定する。ここでは描画時間の分散が描画オブジェクトの
種類により異なるものとして別々に乗じているが、全オ
ブジェクトで共通の係数でもよい。また当然の事なが
ら、予め平均描画時間と乗算した形で係数テーブルに格
納してもよい。
い場合に、展開の遅れから印字抜けが生じることを防ぐ
ためのもので、例えば描画時間の分散などから適当に決
定する。ここでは描画時間の分散が描画オブジェクトの
種類により異なるものとして別々に乗じているが、全オ
ブジェクトで共通の係数でもよい。また当然の事なが
ら、予め平均描画時間と乗算した形で係数テーブルに格
納してもよい。
【0035】このような演算は描画処理と比べて軽いも
のではあるが、処理に対する負荷となるので、例えば乗
算の代わりにルックアップテーブルなどのより軽い方法
で実現してもよい。また上記の説明では、各バンド毎に
(1)式の演算を行ったが、特定の条件を満たす場合に
はこれを省略することもできる。例えば、通常は文字の
描画は図形や画像よりも展開負荷が軽いので、図形/画
像の描画命令数が予め定めた閾値よりも少ない場合に
は、(1)式の処理を行わずに予め定めた最短バンド描
画時間を予測値の代替として出力することも考えられ
る。またこれをページ全体に拡張し、ページ中の図形/
画像の描画命令数が予め定めた閾値よりも少ない場合に
は、バンド毎の描画命令の計数も省略して、全バンドと
も最短バンド描画時間を代替出力する構成も考えられ
る。
のではあるが、処理に対する負荷となるので、例えば乗
算の代わりにルックアップテーブルなどのより軽い方法
で実現してもよい。また上記の説明では、各バンド毎に
(1)式の演算を行ったが、特定の条件を満たす場合に
はこれを省略することもできる。例えば、通常は文字の
描画は図形や画像よりも展開負荷が軽いので、図形/画
像の描画命令数が予め定めた閾値よりも少ない場合に
は、(1)式の処理を行わずに予め定めた最短バンド描
画時間を予測値の代替として出力することも考えられ
る。またこれをページ全体に拡張し、ページ中の図形/
画像の描画命令数が予め定めた閾値よりも少ない場合に
は、バンド毎の描画命令の計数も省略して、全バンドと
も最短バンド描画時間を代替出力する構成も考えられ
る。
【0036】尚、ここでは文字/図形/画像での分類を
もとに描画予測時間を求めたが、本発明はこれに限定さ
れるものではない。例えば他の構成の例として、命令分
類部42および命令数計数部43において、さらに細か
い単位まで描画命令を解釈して分類/計数し、より正確
な予測時間を得ることも可能である。例えば文字の場合
には、英数/かな/漢字やポイント数、字体、修飾の有
無などの属性により幾つかのグループに分けてカウント
することが考えられる。図形の場合には、三角形/矩形
/多角形/円などの図形の種類や内部状態、面積、頂点
処理の方式などでの分類が考えられる。画像の場合に
は、画像のサイズ、ビット数、色空間、拡縮/回転/ア
フィン変換処理の有無、補間方式などでの分類が考えら
れる。これらの特徴により各描画コマンドを分類/計数
し、係数テーブルに格納された各分類に応じた平均描画
時間や安全係数との積和演算を行うことにより、先の文
字/図形/画像での分類と比較してより正確な予測時間
を得ることが可能となる。
もとに描画予測時間を求めたが、本発明はこれに限定さ
れるものではない。例えば他の構成の例として、命令分
類部42および命令数計数部43において、さらに細か
い単位まで描画命令を解釈して分類/計数し、より正確
な予測時間を得ることも可能である。例えば文字の場合
には、英数/かな/漢字やポイント数、字体、修飾の有
無などの属性により幾つかのグループに分けてカウント
することが考えられる。図形の場合には、三角形/矩形
/多角形/円などの図形の種類や内部状態、面積、頂点
処理の方式などでの分類が考えられる。画像の場合に
は、画像のサイズ、ビット数、色空間、拡縮/回転/ア
フィン変換処理の有無、補間方式などでの分類が考えら
れる。これらの特徴により各描画コマンドを分類/計数
し、係数テーブルに格納された各分類に応じた平均描画
時間や安全係数との積和演算を行うことにより、先の文
字/図形/画像での分類と比較してより正確な予測時間
を得ることが可能となる。
【0037】さらに、本発明は描画命令数をもとにした
予測に限定されるものでもなく、字句解析部30の出力
をもとに求められるもので、かつ描画処理時間との間に
何らかの関係がある特徴量であれば何でもよい。但し、
他の特徴量をもとに描画時間を予測する場合には、上記
の予測式や係数テーブルに格納される係数は、その特徴
量と描画時間との間の関係により異なるものとなる。
予測に限定されるものでもなく、字句解析部30の出力
をもとに求められるもので、かつ描画処理時間との間に
何らかの関係がある特徴量であれば何でもよい。但し、
他の特徴量をもとに描画時間を予測する場合には、上記
の予測式や係数テーブルに格納される係数は、その特徴
量と描画時間との間の関係により異なるものとなる。
【0038】上記説明のように、処理時間予測部4で
は、字句解析部30の出力から描画命令を解釈/判定/
計数/演算して予測時間を求めたが、印刷データ作成部
1での印刷データ作成時に予測時間情報またはその演算
に必要な情報などを予め印刷データに付加できる場合に
は、処理時間予測部4の処理は大きく簡略化できる。
は、字句解析部30の出力から描画命令を解釈/判定/
計数/演算して予測時間を求めたが、印刷データ作成部
1での印刷データ作成時に予測時間情報またはその演算
に必要な情報などを予め印刷データに付加できる場合に
は、処理時間予測部4の処理は大きく簡略化できる。
【0039】図5は出力制御部5の構成例を示すブロッ
ク図である。図5において、出力制御部5は、出力部状
態管理部50と、出力部記録速度選択部51と、出力部
プロセス制御部52とから構成されている。
ク図である。図5において、出力制御部5は、出力部状
態管理部50と、出力部記録速度選択部51と、出力部
プロセス制御部52とから構成されている。
【0040】出力部状態管理部50は、出力部6の状態
変化にともなうイベント発生、及び出力部記録速度選択
部51での状態要求に応じて出力部6の状態を管理する
ものである。出力部6の状態変化にともなうイベント発
生の例としては、出力部6の故障による印字不可、用紙
切れ等がある。出力部記録速度選択部51は、処理時間
予測部4からの描画処理予測時間の入力があると直ち
に、出力部状態管理部50に出力部6の故障による印字
不可、用紙切れ等を問合せる。出力部状態管理部50
は、印字不可、用紙切れ等の情報を出力部記録速度選択
部51に返し、出力部6の印字が不可であれば出力部記
録速度選択部51は、処理時間予測部4に通知する。出
力部6の印字が可能であれば、出力部記録速度選択部5
1は処理時間予測部4から入力された描画処理予測時間
に基づき出力部6の記録速度を選択する。
変化にともなうイベント発生、及び出力部記録速度選択
部51での状態要求に応じて出力部6の状態を管理する
ものである。出力部6の状態変化にともなうイベント発
生の例としては、出力部6の故障による印字不可、用紙
切れ等がある。出力部記録速度選択部51は、処理時間
予測部4からの描画処理予測時間の入力があると直ち
に、出力部状態管理部50に出力部6の故障による印字
不可、用紙切れ等を問合せる。出力部状態管理部50
は、印字不可、用紙切れ等の情報を出力部記録速度選択
部51に返し、出力部6の印字が不可であれば出力部記
録速度選択部51は、処理時間予測部4に通知する。出
力部6の印字が可能であれば、出力部記録速度選択部5
1は処理時間予測部4から入力された描画処理予測時間
に基づき出力部6の記録速度を選択する。
【0041】出力部記録速度選択部51は、処理時間予
測部4から入力されたバンドバッファメモリのサイズに
対応したバンド毎の描画処理予測時間に基づき、出力部
6において選択可能な記録速度の中から、バンド毎の描
画処理が間に合い印字データの欠落が生じない記録速度
を選択するものである。
測部4から入力されたバンドバッファメモリのサイズに
対応したバンド毎の描画処理予測時間に基づき、出力部
6において選択可能な記録速度の中から、バンド毎の描
画処理が間に合い印字データの欠落が生じない記録速度
を選択するものである。
【0042】図6は、出力部記録速度選択部51におけ
る記録速度選択の様子を示す説明図である。図6におい
て、1ページはnバンドに分割され、各バンドの処理予
測時間は異なっている。一方、本実施例で用いる電子写
真方式のページプリンタは、少なくとも1色内において
一定速度で駆動しなければならないため、各バンドの印
字時間は一定である。従って、各バンドの印字が終了す
る前に次のバンドの描画処理を終わらせるために、本実
施例では最も処理予測時間の長いバンドの処理予測時間
(図6においてバンド4)よりも、1バンドの印字時間
が長くなる記録速度を選択する必要がある。出力部記録
速度選択部51で選択された記録速度は、出力部プロセ
ス制御部52に通知される。
る記録速度選択の様子を示す説明図である。図6におい
て、1ページはnバンドに分割され、各バンドの処理予
測時間は異なっている。一方、本実施例で用いる電子写
真方式のページプリンタは、少なくとも1色内において
一定速度で駆動しなければならないため、各バンドの印
字時間は一定である。従って、各バンドの印字が終了す
る前に次のバンドの描画処理を終わらせるために、本実
施例では最も処理予測時間の長いバンドの処理予測時間
(図6においてバンド4)よりも、1バンドの印字時間
が長くなる記録速度を選択する必要がある。出力部記録
速度選択部51で選択された記録速度は、出力部プロセ
ス制御部52に通知される。
【0043】図7は出力部記録速度選択部51の構成例
を示す。ここでは、印字プロセスについてまず説明して
おく。図2に示した例ではY、M、C、Bkの4色で印
字プロセスを構成している。この場合、動作は例えば図
8に示すようになる。まず印字開始を指示し、サイクル
アップを始め、決定されたある速度で1色目のYを印字
し、次の印字プロセスのために現像器をMに変更すると
ともに決定されたある速度に変更し2色目のMを印字
し、それらを繰り返し4色めの印字が終了すると、紙を
排出し、サイクルダウンし印刷装置は停止する。
を示す。ここでは、印字プロセスについてまず説明して
おく。図2に示した例ではY、M、C、Bkの4色で印
字プロセスを構成している。この場合、動作は例えば図
8に示すようになる。まず印字開始を指示し、サイクル
アップを始め、決定されたある速度で1色目のYを印字
し、次の印字プロセスのために現像器をMに変更すると
ともに決定されたある速度に変更し2色目のMを印字
し、それらを繰り返し4色めの印字が終了すると、紙を
排出し、サイクルダウンし印刷装置は停止する。
【0044】図7において、印字間時間差計算部511
は処理時間予測部4よりページ処理予測結果を受け取
り、応答速度データテーブル512から各色の間の速度
差とそれに印刷装置が応答できる速度差なのか計算す
る。n色目のプロセスとn+1色目のプロセスを比較し
たとき速度変化が大きすぎて応答できないと判断された
とき、速度変化の大きさを小さくする事で応答できるよ
うにしたケースと、応答できなくて空回りさせて応答さ
せるケースとがあり、それらを印字プロセス全体の合計
をトータル時間計算部513が実施し、トータル時間が
小さくなるほうを選択する。その結果をプロセス速度決
定部514が決定し出力部プロセス制御部52に伝達
し、動作させる。
は処理時間予測部4よりページ処理予測結果を受け取
り、応答速度データテーブル512から各色の間の速度
差とそれに印刷装置が応答できる速度差なのか計算す
る。n色目のプロセスとn+1色目のプロセスを比較し
たとき速度変化が大きすぎて応答できないと判断された
とき、速度変化の大きさを小さくする事で応答できるよ
うにしたケースと、応答できなくて空回りさせて応答さ
せるケースとがあり、それらを印字プロセス全体の合計
をトータル時間計算部513が実施し、トータル時間が
小さくなるほうを選択する。その結果をプロセス速度決
定部514が決定し出力部プロセス制御部52に伝達
し、動作させる。
【0045】出力部プロセス制御部52は、出力部記録
速度選択部51で選択された記録速度に基づいて出力部
のプロセスを制御するものである。また、出力部プロセ
ス制御部52のプロセス制御には、出力部6の起動タイ
ミングの制御が含まれている。出力部6の起動タイミン
グの制御は、出力部記録速度選択部51からの選択され
た記録速度の通知に基づいて行われるものであるが、印
刷データ入力部2への印刷データの入力に応じて行われ
ても良い。特に、サイクルアップに時間を要する定着器
77、半導体レーザ走査装置71のポリゴンミラーモー
タ等は、早い段階で起動することが望ましい。
速度選択部51で選択された記録速度に基づいて出力部
のプロセスを制御するものである。また、出力部プロセ
ス制御部52のプロセス制御には、出力部6の起動タイ
ミングの制御が含まれている。出力部6の起動タイミン
グの制御は、出力部記録速度選択部51からの選択され
た記録速度の通知に基づいて行われるものであるが、印
刷データ入力部2への印刷データの入力に応じて行われ
ても良い。特に、サイクルアップに時間を要する定着器
77、半導体レーザ走査装置71のポリゴンミラーモー
タ等は、早い段階で起動することが望ましい。
【0046】本実施例のレーザ走査方式の電子写真方式
を用いたカラーページプリンタにおいて、出力部6の記
録速度可変にともない制御しなければならない出力部6
の印字プロセスにおける制御対象は、感光体ドラム回転
速度、転写ドラム回転速度、定着器ロール回転速度、記
録用紙搬送ローラ回転速度、半導体レーザ走査装置71
のポリゴンミラー710の回転速度、現像器74の現像
ロール回転速度、転写電流、クリーナブラシ回転速度等
である。この内、感光体ドラム回転速度、転写ドラム回
転速度、定着器ロール回転速度、記録用紙搬送ローラ回
転速度、半導体レーザ走査装置71のポリゴンミラー7
10の回転速度、現像器74の現像ロール回転速度、ク
リーナブラシ回転速度は、記録速度に比例して制御すれ
ば良い対象である。転写電流は記録速度に比例して定電
流源の設定を制御すれば良い。また、一般的に半導体レ
ーザ走査装置71のポリゴンミラー710の駆動にはブ
ラシレスサーボモータ、その回転速度の安定にはPLL
(Phase Locked Loop)制御が使用さ
れている。従って、ポリゴンミラー710の回転速度の
変更は、PLL制御の基準周波数の分周により可能であ
る。
を用いたカラーページプリンタにおいて、出力部6の記
録速度可変にともない制御しなければならない出力部6
の印字プロセスにおける制御対象は、感光体ドラム回転
速度、転写ドラム回転速度、定着器ロール回転速度、記
録用紙搬送ローラ回転速度、半導体レーザ走査装置71
のポリゴンミラー710の回転速度、現像器74の現像
ロール回転速度、転写電流、クリーナブラシ回転速度等
である。この内、感光体ドラム回転速度、転写ドラム回
転速度、定着器ロール回転速度、記録用紙搬送ローラ回
転速度、半導体レーザ走査装置71のポリゴンミラー7
10の回転速度、現像器74の現像ロール回転速度、ク
リーナブラシ回転速度は、記録速度に比例して制御すれ
ば良い対象である。転写電流は記録速度に比例して定電
流源の設定を制御すれば良い。また、一般的に半導体レ
ーザ走査装置71のポリゴンミラー710の駆動にはブ
ラシレスサーボモータ、その回転速度の安定にはPLL
(Phase Locked Loop)制御が使用さ
れている。従って、ポリゴンミラー710の回転速度の
変更は、PLL制御の基準周波数の分周により可能であ
る。
【0047】また、半導体レーザ走査装置71において
記録速度可変にともない露光走査を変更する他の方法と
して、一定のポリゴンミラー710の回転速度に対し
て、印字するための露光走査をビデオインターフェース
70において間引く方法がある。この方法によれば、最
大の記録速度に対して、1/2,1/3,・・・・,1
/mの記録速度に設定することが可能となる。この方法
では、選択可能な記録速度が少なくなるものの、サイク
ルアップに長い時間を要する半導体レーザ走査装置71
のポリゴンミラーモータ回転速度を変更する必要がな
く、上述したように印刷データ入力部2への印刷データ
の入力に応じて起動するような早い段階での起動を可能
とするものである。
記録速度可変にともない露光走査を変更する他の方法と
して、一定のポリゴンミラー710の回転速度に対し
て、印字するための露光走査をビデオインターフェース
70において間引く方法がある。この方法によれば、最
大の記録速度に対して、1/2,1/3,・・・・,1
/mの記録速度に設定することが可能となる。この方法
では、選択可能な記録速度が少なくなるものの、サイク
ルアップに長い時間を要する半導体レーザ走査装置71
のポリゴンミラーモータ回転速度を変更する必要がな
く、上述したように印刷データ入力部2への印刷データ
の入力に応じて起動するような早い段階での起動を可能
とするものである。
【0048】更に、本実施例のレーザ走査方式の電子写
真方式を用いたカラーページプリンタとは異なるが、L
EDプリントヘッド等の固体型の走査方式の電子写真方
式を用いたカラーページプリンタにおいては、各露光走
査のタイミングを変更するのみでよい。LEDプリント
ヘッド等の固体型の走査方式は、サイクルアップの必要
が無いため、本実施例に適している。
真方式を用いたカラーページプリンタとは異なるが、L
EDプリントヘッド等の固体型の走査方式の電子写真方
式を用いたカラーページプリンタにおいては、各露光走
査のタイミングを変更するのみでよい。LEDプリント
ヘッド等の固体型の走査方式は、サイクルアップの必要
が無いため、本実施例に適している。
【0049】本実施例の他に図9に示したように二組の
感光体ドラム72と、レーザーやLEDなどの書き込み
装置を持った印刷装置でも有効である。なお、図9にお
いて図2と対応する箇所には対応する符号を付してその
詳細な説明を省略する。この場合は電子写真プロセスに
より動作モードがいくつか存在する。例えば一つは露
光、現像、転写が同期して動くモードであって同時に生
成する2色(例えばYとC)のどちらか遅いほうに速度
を合わせることで実施例を実現するようにできる。二つ
目はそれぞれの電子写真の感光体ドラム72上にあらか
じめ2色の像を造り、そのときの印字速度はそれぞれ独
立して可変できその後同時に転写媒体に転写する方法で
ある。
感光体ドラム72と、レーザーやLEDなどの書き込み
装置を持った印刷装置でも有効である。なお、図9にお
いて図2と対応する箇所には対応する符号を付してその
詳細な説明を省略する。この場合は電子写真プロセスに
より動作モードがいくつか存在する。例えば一つは露
光、現像、転写が同期して動くモードであって同時に生
成する2色(例えばYとC)のどちらか遅いほうに速度
を合わせることで実施例を実現するようにできる。二つ
目はそれぞれの電子写真の感光体ドラム72上にあらか
じめ2色の像を造り、そのときの印字速度はそれぞれ独
立して可変できその後同時に転写媒体に転写する方法で
ある。
【0050】こうした方法により二組の感光体を持つ印
刷装置でも本実施例は有効に動作する。
刷装置でも本実施例は有効に動作する。
【0051】[実施例2]つぎに本発明の実施例2につ
いて図10以降の図面を参照して説明する。図10は実
施例2の構成を示すものであり、この図において図1と
対応する箇所には対応する符号を付してその詳細な説明
を省略する。実施例2においては、実施例1(図1)の
展開処理部3が生成処理部33と展開処理部9に分かれ
て、生成処理部33の中が字句解析部330と中間デー
タ生成部331から構成されている。展開時間予測部1
0は中間データ生成後の情報に基づいて動作するよう構
成されている。
いて図10以降の図面を参照して説明する。図10は実
施例2の構成を示すものであり、この図において図1と
対応する箇所には対応する符号を付してその詳細な説明
を省略する。実施例2においては、実施例1(図1)の
展開処理部3が生成処理部33と展開処理部9に分かれ
て、生成処理部33の中が字句解析部330と中間デー
タ生成部331から構成されている。展開時間予測部1
0は中間データ生成後の情報に基づいて動作するよう構
成されている。
【0052】印刷データ入力部2は、印刷データ作成部
1で生成された印刷データを入力するための通信機能、
あるいは生成処理部33へ出力されるまでの間印刷デー
タを一時記憶する機能等を備えたものである。
1で生成された印刷データを入力するための通信機能、
あるいは生成処理部33へ出力されるまでの間印刷デー
タを一時記憶する機能等を備えたものである。
【0053】生成処理部33は、印刷データ入力部2よ
り入力された印刷データから展開処理部9における印字
データへの展開処理可能な中間データを生成するもので
あり、字句解析部330と、中間データ生成部331と
からなる。
り入力された印刷データから展開処理部9における印字
データへの展開処理可能な中間データを生成するもので
あり、字句解析部330と、中間データ生成部331と
からなる。
【0054】字句解析部330は、印刷データ入力部2
より入力された印刷データを定められた記述言語のシン
タックスに従ってトークンとして切り出し、そのトーク
ンを中間データ生成部331に出力するものである。
より入力された印刷データを定められた記述言語のシン
タックスに従ってトークンとして切り出し、そのトーク
ンを中間データ生成部331に出力するものである。
【0055】中間データ生成部331は、字句解析部3
30から出力されるトークンを受け取って解釈し、描画
命令を実行し、各描画命令に対する台形を基本単位とし
たデータを生成し、それらを中間データとしてバンド毎
に管理し記憶する。これらのデータは、必要に応じて展
開処理部9や展開時間予測部10により読み出される。
中間データを生成する目的は、展開処理部9での高速な
展開処理を可能にすることと展開時間予測部10での予
測を単純にすることである。そのため、中間データは単
純な図形(台形)の集合で表され、バンド単位に分類さ
れている。尚、中間データ生成部331と展開処理部9
との間の接続は、転送帯域を保証するリアルタイムデー
タ転送が使用される 展開処理部9は、生成処理部33に記憶された中間デー
タをバンド単位に読み出し、展開処理部9内のバンドバ
ッファメモリに印字データを作成する。この処理は展開
処理部9内の2つのバンドバッファメモリに交互に蓄積
される。尚、後述するように本実施例で利用される出力
部6は、カラーページプリンタであり、バッファメモリ
に交互に蓄積される印字データは出力部6で印字してい
る記録色の印刷データに対応している。続いて、バンド
バッファメモリに蓄積された印字データは、出力部6の
印字データ要求に応じて、出力部6に交互に出力され
る。
30から出力されるトークンを受け取って解釈し、描画
命令を実行し、各描画命令に対する台形を基本単位とし
たデータを生成し、それらを中間データとしてバンド毎
に管理し記憶する。これらのデータは、必要に応じて展
開処理部9や展開時間予測部10により読み出される。
中間データを生成する目的は、展開処理部9での高速な
展開処理を可能にすることと展開時間予測部10での予
測を単純にすることである。そのため、中間データは単
純な図形(台形)の集合で表され、バンド単位に分類さ
れている。尚、中間データ生成部331と展開処理部9
との間の接続は、転送帯域を保証するリアルタイムデー
タ転送が使用される 展開処理部9は、生成処理部33に記憶された中間デー
タをバンド単位に読み出し、展開処理部9内のバンドバ
ッファメモリに印字データを作成する。この処理は展開
処理部9内の2つのバンドバッファメモリに交互に蓄積
される。尚、後述するように本実施例で利用される出力
部6は、カラーページプリンタであり、バッファメモリ
に交互に蓄積される印字データは出力部6で印字してい
る記録色の印刷データに対応している。続いて、バンド
バッファメモリに蓄積された印字データは、出力部6の
印字データ要求に応じて、出力部6に交互に出力され
る。
【0056】展開時間予測部10は、生成処理部33に
よって生成された中間データを読み出し、中間データの
タイプや各台形の面積から、加重加算によりバンド毎の
展開処理予測時間を得るものである。バンド毎の展開処
理予測時間は出力制御部5に出力される。
よって生成された中間データを読み出し、中間データの
タイプや各台形の面積から、加重加算によりバンド毎の
展開処理予測時間を得るものである。バンド毎の展開処
理予測時間は出力制御部5に出力される。
【0057】出力制御部5は、出力部6の起動タイミン
グ及び記録速度等を制御するものである。更に特徴的に
は、展開時間予測部10から入力されたページ単位のバ
ンド毎の展開処理予測時間に基づき、出力部6の出力が
バンド毎の展開処理予測時間を超えないように、出力部
6の記録速度を制御するものである。
グ及び記録速度等を制御するものである。更に特徴的に
は、展開時間予測部10から入力されたページ単位のバ
ンド毎の展開処理予測時間に基づき、出力部6の出力が
バンド毎の展開処理予測時間を超えないように、出力部
6の記録速度を制御するものである。
【0058】出力部6は、出力制御部5の制御に基づ
き、展開処理部9のバンドバッファメモリから出力され
る印字データを受け取って、記録用紙に印字し出力する
ものである。更に、詳しくは、C、M、Y、Bk(シア
ン、マゼンタ、イエロー、ブラック)カラーの色毎に露
光、現像、転写を繰り返すことによりフルカラー画像を
出力できるレーザー走査方式の電子写真方式を用いたカ
ラーページプリンタである。
き、展開処理部9のバンドバッファメモリから出力され
る印字データを受け取って、記録用紙に印字し出力する
ものである。更に、詳しくは、C、M、Y、Bk(シア
ン、マゼンタ、イエロー、ブラック)カラーの色毎に露
光、現像、転写を繰り返すことによりフルカラー画像を
出力できるレーザー走査方式の電子写真方式を用いたカ
ラーページプリンタである。
【0059】以上、本実施例の印刷処理装置の概要につ
いて記述した。次に、この印刷処理装置の主要部の詳細
について説明する。
いて記述した。次に、この印刷処理装置の主要部の詳細
について説明する。
【0060】初めに、中間データ生成部331について
詳細を説明する。図11において、中間データ生成部3
31は、トークン解釈部3310と、命令実行部331
1と、画像処理部3312と、描画状態記憶部3313
と、ベクターデータ生成部3314と、フォント管理部
3315と、マトリックス変換部3316と、ショート
ベクター生成部3317と、台形データ生成部3318
と、バンド分解部3319と、台形データ管理部332
0と、台形データ記憶部3321とから構成される。
詳細を説明する。図11において、中間データ生成部3
31は、トークン解釈部3310と、命令実行部331
1と、画像処理部3312と、描画状態記憶部3313
と、ベクターデータ生成部3314と、フォント管理部
3315と、マトリックス変換部3316と、ショート
ベクター生成部3317と、台形データ生成部3318
と、バンド分解部3319と、台形データ管理部332
0と、台形データ記憶部3321とから構成される。
【0061】トークン解釈部3310は、字句解析部3
30から入力されたトークンを解釈し、内部命令に変換
して命令実行部3311へ送る。命令実行部3311
は、トークン解釈部3310から送られてきた命令に応
じて画像処理部3312、描画状態記憶部3313、ベ
クターデータ生成部3314へ転送する。画像処理部3
312は、入力された画像ヘッダと画像データをもとに
各種の画像処理を行って出力画像ヘッダと出力画像デー
タを生成し、台形データ管理部3320へ転送する。描
画状態記憶部3313は、命令実行部3311の命令に
よって与えられる描画に必要な情報を記憶する。ベクタ
ーデータ生成部3314は、命令実行部3311の命令
とそれに付加された情報、描画状態記憶部3313から
の情報、フォント管理部3315からの情報を使用して
描画すべきベクターデータを生成し、マトリックス変換
部3316へ転送する。フォント管理部3315は、各
種フォントのアウトラインデータを管理記憶し、要求に
応じて文字のアウトラインデータを提供する。マトリッ
クス変換部3316は、ベクターデータ生成部3314
から入力されたベクターデータを描画状態記憶部331
3の変換マトリックスによってアフィン変換し、ショー
トベクター生成部3317へ転送する。ショートベクタ
ー生成部3317は、入力されたベクター中の曲線に対
するベクターを複数の直線のベクター集合(ショートベ
クター)で近似し、台形データ生成部3318へ送る。
台形データ生成部3318は、入力されたショートベク
ターから描画する台形データを生成して(図14
(a))、バンド分解部3319へ転送する。バンド分
解部3319は、入力された台形データのうち複数のバ
ンドにまたがる台形データをそれぞれのバンドの台形デ
ータに分割し、バンド単位に台形データ管理部3320
へ送る。台形データ管理部3320では、バンド単位に
入力された台形データに、管理情報と描画状態記憶部3
313や画像処理部3312から入力された色情報とを
付加し、中間データとして台形データ記憶部3321へ
書き込む。台形データ記憶部3321は、台形データ管
理部3320で生成された中間データをバンド単位に記
憶し、展開処理部9や展開時間予測部10の要求に応じ
て中間データを転送する。尚、上記に説明したトークン
解釈部3310から台形データ記憶部3321への書き
込みまでの処理は、描画命令が入力されるたびに繰り返
し行われる。また台形データ記憶部3321からの展開
処理部9、展開時間予測部10への中間データの転送
は、1ページ分の中間データが記憶された後に行われ
る。
30から入力されたトークンを解釈し、内部命令に変換
して命令実行部3311へ送る。命令実行部3311
は、トークン解釈部3310から送られてきた命令に応
じて画像処理部3312、描画状態記憶部3313、ベ
クターデータ生成部3314へ転送する。画像処理部3
312は、入力された画像ヘッダと画像データをもとに
各種の画像処理を行って出力画像ヘッダと出力画像デー
タを生成し、台形データ管理部3320へ転送する。描
画状態記憶部3313は、命令実行部3311の命令に
よって与えられる描画に必要な情報を記憶する。ベクタ
ーデータ生成部3314は、命令実行部3311の命令
とそれに付加された情報、描画状態記憶部3313から
の情報、フォント管理部3315からの情報を使用して
描画すべきベクターデータを生成し、マトリックス変換
部3316へ転送する。フォント管理部3315は、各
種フォントのアウトラインデータを管理記憶し、要求に
応じて文字のアウトラインデータを提供する。マトリッ
クス変換部3316は、ベクターデータ生成部3314
から入力されたベクターデータを描画状態記憶部331
3の変換マトリックスによってアフィン変換し、ショー
トベクター生成部3317へ転送する。ショートベクタ
ー生成部3317は、入力されたベクター中の曲線に対
するベクターを複数の直線のベクター集合(ショートベ
クター)で近似し、台形データ生成部3318へ送る。
台形データ生成部3318は、入力されたショートベク
ターから描画する台形データを生成して(図14
(a))、バンド分解部3319へ転送する。バンド分
解部3319は、入力された台形データのうち複数のバ
ンドにまたがる台形データをそれぞれのバンドの台形デ
ータに分割し、バンド単位に台形データ管理部3320
へ送る。台形データ管理部3320では、バンド単位に
入力された台形データに、管理情報と描画状態記憶部3
313や画像処理部3312から入力された色情報とを
付加し、中間データとして台形データ記憶部3321へ
書き込む。台形データ記憶部3321は、台形データ管
理部3320で生成された中間データをバンド単位に記
憶し、展開処理部9や展開時間予測部10の要求に応じ
て中間データを転送する。尚、上記に説明したトークン
解釈部3310から台形データ記憶部3321への書き
込みまでの処理は、描画命令が入力されるたびに繰り返
し行われる。また台形データ記憶部3321からの展開
処理部9、展開時間予測部10への中間データの転送
は、1ページ分の中間データが記憶された後に行われ
る。
【0062】次に、展開時間予測部5について詳細に説
明する。
明する。
【0063】図12は、本実施例における展開時間予測
部10の構成例を示すブロック図である。展開時間予測
部10は、中間データ生成部331の出力を受け取って
そこから展開時間を予測する予測処理部100と、予測
処理部100が必要とする係数を格納する係数テーブル
101とから構成されている。
部10の構成例を示すブロック図である。展開時間予測
部10は、中間データ生成部331の出力を受け取って
そこから展開時間を予測する予測処理部100と、予測
処理部100が必要とする係数を格納する係数テーブル
101とから構成されている。
【0064】中間データ生成部331でバンド単位の台
形データに変換された印刷データは、各バンド単位に予
測処理部100に入力され、台形毎に展開時間の予測が
行われて積算され、バンド当たりの展開処理予測時間が
得られる。この展開処理予測時間は、そのバンドの中間
データ容量の情報と共に、出力制御部5に送られる。展
開処理予測時間の計算について、図13のフローチャー
トを参照して詳細に説明する。尚、入力される台形デー
タは、図14(b)に示すデータ構造により記述されて
いるものとする。
形データに変換された印刷データは、各バンド単位に予
測処理部100に入力され、台形毎に展開時間の予測が
行われて積算され、バンド当たりの展開処理予測時間が
得られる。この展開処理予測時間は、そのバンドの中間
データ容量の情報と共に、出力制御部5に送られる。展
開処理予測時間の計算について、図13のフローチャー
トを参照して詳細に説明する。尚、入力される台形デー
タは、図14(b)に示すデータ構造により記述されて
いるものとする。
【0065】初めにステップS1において、展開処理予
測時間Tを0に設定する。次にステップ2において、処
理すべき台形データが残っているかどうかを判定し、も
し残っていないならばステップS8に移って展開処理予
測時間Tを出力制御部5に出力して処理を終了し、残っ
ている場合はステップS3以降の処理に移る。
測時間Tを0に設定する。次にステップ2において、処
理すべき台形データが残っているかどうかを判定し、も
し残っていないならばステップS8に移って展開処理予
測時間Tを出力制御部5に出力して処理を終了し、残っ
ている場合はステップS3以降の処理に移る。
【0066】次にステップS3において、バンド単位の
台形データ群の中から次の台形データ(sx,sy,x
0,x1,x2,h)を読み出す。次にステップS4に
おいて、台形データからその台形の面積Sを計算する。
面積Sは図14(b)の台形データから、ステップS4
に記載の式により求めることができる。
台形データ群の中から次の台形データ(sx,sy,x
0,x1,x2,h)を読み出す。次にステップS4に
おいて、台形データからその台形の面積Sを計算する。
面積Sは図14(b)の台形データから、ステップS4
に記載の式により求めることができる。
【0067】次にステップS5において、この台形のタ
イプが文字/図形か画像かを判定し、もし文字/図形な
らばステップS6に、画像ならばステップ7に移る。ス
テップS6では、台形データとステップS4で求めた台
形の面積SとからステップS6に記載の式による計算を
行って予測時間Tを更新し、ステップS2に制御を移
す。同様にステップS7では、台形データとステップS
4で求めた台形の面積SとからステップS7に記載の式
による計算を行って予測時間Tを更新し、ステップS2
に制御を移す。
イプが文字/図形か画像かを判定し、もし文字/図形な
らばステップS6に、画像ならばステップ7に移る。ス
テップS6では、台形データとステップS4で求めた台
形の面積SとからステップS6に記載の式による計算を
行って予測時間Tを更新し、ステップS2に制御を移
す。同様にステップS7では、台形データとステップS
4で求めた台形の面積SとからステップS7に記載の式
による計算を行って予測時間Tを更新し、ステップS2
に制御を移す。
【0068】上記の説明において、台形の展開処理予測
時間は、図13のステップS6及びステップS7に示す
ように台形の高さhと台形の面積Sを加重加算して求め
られているが、これは本実施例における台形の描画処理
方式に依存して定められたものであり、他の方式を用い
る場合には異なる計算方法となる。
時間は、図13のステップS6及びステップS7に示す
ように台形の高さhと台形の面積Sを加重加算して求め
られているが、これは本実施例における台形の描画処理
方式に依存して定められたものであり、他の方式を用い
る場合には異なる計算方法となる。
【0069】図13に記載の計算について説明すると、
DDAなどによって台形の左辺/右辺座標を求める処理
の1行分の処理時間をaとすると、高さhの台形の左辺
/右辺座標の計算に必要な処理時間はahとなる。ま
た、台形内部を描画する処理の1画素分の処理時間をb
とすると、面積Sの台形の描画に必要な処理時間はbS
となる。この1画素当たりの描画時間bは、同一の画素
値を描画する文字/図形データの場合と、原画像データ
を参照しながら1画素毎に異なった画素値を描画する画
像データの場合では大きく異なるので、ステップS5に
おいて文字/図形と画像を判定して、画像の場合には異
なる係数cを用いるように構成している。これらの係数
a、b、cは、予め係数テーブル101に設定されてお
り、必要に応じて予測処理部100に読み出されて使用
される。
DDAなどによって台形の左辺/右辺座標を求める処理
の1行分の処理時間をaとすると、高さhの台形の左辺
/右辺座標の計算に必要な処理時間はahとなる。ま
た、台形内部を描画する処理の1画素分の処理時間をb
とすると、面積Sの台形の描画に必要な処理時間はbS
となる。この1画素当たりの描画時間bは、同一の画素
値を描画する文字/図形データの場合と、原画像データ
を参照しながら1画素毎に異なった画素値を描画する画
像データの場合では大きく異なるので、ステップS5に
おいて文字/図形と画像を判定して、画像の場合には異
なる係数cを用いるように構成している。これらの係数
a、b、cは、予め係数テーブル101に設定されてお
り、必要に応じて予測処理部100に読み出されて使用
される。
【0070】尚、画像の係数cは、入力画像の属性や展
開処理部9の処理方式などの条件で異なることがあり、
その場合には各々の条件に対応した係数cを用意し、ス
テップS5の判別処理を細かく行って予測時間を計算す
る必要がある。
開処理部9の処理方式などの条件で異なることがあり、
その場合には各々の条件に対応した係数cを用意し、ス
テップS5の判別処理を細かく行って予測時間を計算す
る必要がある。
【0071】中間データ生成部は色から見ると、Y、
M、C、Bkなどのインク色ごと、またはL*a*b*な
どの非インク色とのどちらでも良い。この場合はインク
色ごとに生成され予測結果は、色ごとに決定される。1
色目は100mm/sec、2色目は130mm/se
c、3色目は120mm/sec、4色目は60mm/
secであったとする。ページ内の図形や文字、写真は
全体に均等に配置されているわけではなく、例えば中心
に多くの描画命令が集まっていたとするとそのバンドの
処理予測時間結果が全体の処理速度を遅くしているとす
れば、そのバンドのみを描画命令を単純な命令群または
ビットマップデータに変換する事で予測処理速度を向上
させることができる。
M、C、Bkなどのインク色ごと、またはL*a*b*な
どの非インク色とのどちらでも良い。この場合はインク
色ごとに生成され予測結果は、色ごとに決定される。1
色目は100mm/sec、2色目は130mm/se
c、3色目は120mm/sec、4色目は60mm/
secであったとする。ページ内の図形や文字、写真は
全体に均等に配置されているわけではなく、例えば中心
に多くの描画命令が集まっていたとするとそのバンドの
処理予測時間結果が全体の処理速度を遅くしているとす
れば、そのバンドのみを描画命令を単純な命令群または
ビットマップデータに変換する事で予測処理速度を向上
させることができる。
【0072】一旦印刷装置の起動をかける。4色目のデ
ータであれば処理するまでにサイクルアップ時間に3色
の印字プロセス時間を加えた時間があり、小さいバンド
のデータを変換処理する。その結果例えば4色目は60
mm/secから100mm/secに高速化でき、3
色目から4色目への速度変換が応答速度内で可能とな
り、速度調整のから回しが不要となるとともに、全体の
プリント処理時間が早くなる。
ータであれば処理するまでにサイクルアップ時間に3色
の印字プロセス時間を加えた時間があり、小さいバンド
のデータを変換処理する。その結果例えば4色目は60
mm/secから100mm/secに高速化でき、3
色目から4色目への速度変換が応答速度内で可能とな
り、速度調整のから回しが不要となるとともに、全体の
プリント処理時間が早くなる。
【0073】実施例1と同じように出力装置の種類は対
応でき、それぞれに有効である。
応でき、それぞれに有効である。
【0074】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数の印字プロセスにより1ページの印字が行われる印
刷処理装置において、印字プロセス毎に描画時間を予測
し、これに応じて印字速度を制御するようにしているの
で、印字プロセス毎の印字データの複雑さのばらつきに
対処することができ、画像品質を低下させること無く、
より少ないメモリ量で印字を行える。
複数の印字プロセスにより1ページの印字が行われる印
刷処理装置において、印字プロセス毎に描画時間を予測
し、これに応じて印字速度を制御するようにしているの
で、印字プロセス毎の印字データの複雑さのばらつきに
対処することができ、画像品質を低下させること無く、
より少ないメモリ量で印字を行える。
【図1】 本発明の実施例1を全体として示すブロック
図である。
図である。
【図2】 実施例1で用いる面順次タイプのカラーペー
ジプリンター構成を示す図である。
ジプリンター構成を示す図である。
【図3】 実施例1の描画処理部31の構成例を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図4】 実施例1の処理時間予測部4の構成例を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図5】 実施例1の出力制御部5の構成例を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図6】 実施例1のバンド処理および処理時間のタイ
ミングを説明する図である。
ミングを説明する図である。
【図7】 実施例1の出力部記録速度選択部51の詳細
を説明するブロック図である。
を説明するブロック図である。
【図8】 実施例1の動作タイミングを説明する図であ
る。
る。
【図9】 複数組の感光体を持つタイプのカラーページ
プリンターの構成例を説明する図である。
プリンターの構成例を説明する図である。
【図10】 本発明の実施例2を全体として示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図11】 実施例2の中間データ生成部331の構成
例を示すブロック図である。
例を示すブロック図である。
【図12】 実施例2の展開時間予測部10の構成を説
明するブロック図である。
明するブロック図である。
【図13】 実施例2の予測処理を説明するフローチャ
ートである。
ートである。
【図14】 中間データ処理予測計算を説明する図であ
る。
る。
1 印刷データ作成部 2 印刷データ入力部 3 展開処理部 30 字句解析部 31 描画処理部 4 処理時間予測部 40 命令解釈部 41 バンド判定部 42 命令分類部 43 命令数計数部 44 予測処理部 45 係数テーブル 5 出力制御部 50 出力部状態管理部 51 出力部記録速度選択部 511 印字間時間差計算部 512 応答速度データテーブル 513 トータル時間計算部 514 プロセス速度決定部 52 出力部プロセス制御部 6 出力部 70 ビデオインターフェース 71 半導体レーザ走査装置 72 感光体ドラム 73 帯電器 74 ロータリー現像器 75 転写ドラム 76 クリーナー 77 定着器 78 用紙の搬送経路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 和田 義則 神奈川県足柄上郡中井町境430 グリーン テクなかい 富士ゼロックス株式会社内
Claims (9)
- 【請求項1】 2回以上の印字プロセスを経て1ページ
を印刷する印刷装置において、 描画命令で記述された印刷データを入力する手段と、 上記印刷データをラスタデータに展開する手段と、 上記ラスタデータに基づいて印刷出力を行う印字手段
と、 上記印字プロセスごとに、上記ラスタデータへの展開に
必要な描画時間を予測する予測手段と、 上記印字プロセス毎に、上記予測された描画時間に基づ
いて上記印字手段の画像出力速度を制御する手段とを有
し、 1回の印字プロセスごとに独立して速度を可変するよう
にしたことを特徴とする印刷処理装置。 - 【請求項2】 上記予測手段は、上記描画命令を分類
し、計数し、計数された描画命令数から上記描画時間を
予測する請求項1記載の印刷処理装置。 - 【請求項3】 上記描画命令をデータ構造に展開する展
開手段と、上記データ構造から中間データを生成する生
成手段を持ち、上記中間データに基づいてラスタデータ
を生成し、さらに上記予測手段は上記中間データから処
理速度を予測する請求項1記載の印刷処理装置。 - 【請求項4】 m回で印字プロセスで印字を完了し、第
n番目(n=1〜m−1)の印字プロセスと第(n+
1)番目の印字プロセスとの間の速度差と、第n番目の
印字プロセスの終了時から第(n+1)番目の印字プロ
セスの開始までの画像生成開始時間の演算結果とからm
回の各印字プロセスにおける動作速度を制御する請求項
1、2または3記載の印刷処理装置。 - 【請求項5】 1回の印字プロセスは色ごとに動作する
請求項1、2、3または4記載の印刷処理装置。 - 【請求項6】 上記予測手段はインク色描画データ演算
量またはデータ量から描画時間を予測する請求項1、
2、3、4または5記載の印刷処理装置。 - 【請求項7】 印字開始後に、まだ印字されていない領
域または色の生成フォーマットを変換する請求項1、
2、3、4、5または6記載の印刷処理装置。 - 【請求項8】 上記印字手段は面順次で少なくとも2回
以上のプロセスを繰り返す装置とする請求項1、2、
3、4、5、6または7記載の印刷処理装置。 - 【請求項9】 上記印字手段は複数の書き込み部を具備
し、上記複数の書き込み部が独立して速度を制御して印
字する請求項1、2、3、4、5、6、7または8記載
の印刷処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8309060A JPH10147019A (ja) | 1996-11-20 | 1996-11-20 | 印刷処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8309060A JPH10147019A (ja) | 1996-11-20 | 1996-11-20 | 印刷処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10147019A true JPH10147019A (ja) | 1998-06-02 |
Family
ID=17988403
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8309060A Pending JPH10147019A (ja) | 1996-11-20 | 1996-11-20 | 印刷処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10147019A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1594045A4 (en) * | 2003-02-12 | 2010-08-25 | Canon Kk | INFORMATION PROCESSING DEVICE, PRINTING METHOD AND PROCESSING, PROGRAM, AND STORAGE MEDIUM |
| JP2017170731A (ja) * | 2016-03-23 | 2017-09-28 | 富士ゼロックス株式会社 | 印刷装置及びプログラム |
| JP2019018494A (ja) * | 2017-07-20 | 2019-02-07 | 富士ゼロックス株式会社 | 制御装置、画像処理装置 |
| CN119590118A (zh) * | 2025-01-24 | 2025-03-11 | 深圳市裕同包装科技股份有限公司 | 数字印刷参数智能调整的印刷效率优化方法 |
-
1996
- 1996-11-20 JP JP8309060A patent/JPH10147019A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1594045A4 (en) * | 2003-02-12 | 2010-08-25 | Canon Kk | INFORMATION PROCESSING DEVICE, PRINTING METHOD AND PROCESSING, PROGRAM, AND STORAGE MEDIUM |
| JP2017170731A (ja) * | 2016-03-23 | 2017-09-28 | 富士ゼロックス株式会社 | 印刷装置及びプログラム |
| JP2019018494A (ja) * | 2017-07-20 | 2019-02-07 | 富士ゼロックス株式会社 | 制御装置、画像処理装置 |
| CN119590118A (zh) * | 2025-01-24 | 2025-03-11 | 深圳市裕同包装科技股份有限公司 | 数字印刷参数智能调整的印刷效率优化方法 |
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