JPH10147076A - アルバム用台紙 - Google Patents
アルバム用台紙Info
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- JPH10147076A JPH10147076A JP30852296A JP30852296A JPH10147076A JP H10147076 A JPH10147076 A JP H10147076A JP 30852296 A JP30852296 A JP 30852296A JP 30852296 A JP30852296 A JP 30852296A JP H10147076 A JPH10147076 A JP H10147076A
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Landscapes
- Adhesive Tapes (AREA)
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 温度及び湿度の変化による変形がなく、太陽
光に曝された場合でも変色のないアルバム用台紙を得
る。 【解決手段】 2枚の紫外線散乱剤を含有するポリスチ
レンシートを貼合わせた基板2上に、光安定剤を含有す
る接着剤層3が形成され、接着剤層3を被覆するように
して、2軸延伸ポリプロピレンからなる保護フィルム4
が2つ折り状態で取付られている。ポリスチレンと2軸
延伸ポリプロピレンは、温度及び湿度による影響を受け
にくく、温度及び湿度に対する性質が近似している。よ
って、通常の使用状態ではアルバム用台紙の変形や変色
がなく、写真等を長期間良好に保存できる。
光に曝された場合でも変色のないアルバム用台紙を得
る。 【解決手段】 2枚の紫外線散乱剤を含有するポリスチ
レンシートを貼合わせた基板2上に、光安定剤を含有す
る接着剤層3が形成され、接着剤層3を被覆するように
して、2軸延伸ポリプロピレンからなる保護フィルム4
が2つ折り状態で取付られている。ポリスチレンと2軸
延伸ポリプロピレンは、温度及び湿度による影響を受け
にくく、温度及び湿度に対する性質が近似している。よ
って、通常の使用状態ではアルバム用台紙の変形や変色
がなく、写真等を長期間良好に保存できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基板と保護フィル
ムとの間に写真等を挟み込み、保存するためのアルバム
用台紙に関し、更に詳しくは、台紙の変形や変色がな
く、長期間にわたって良好な状態で写真等を保存できる
アルバム用台紙に関する。
ムとの間に写真等を挟み込み、保存するためのアルバム
用台紙に関し、更に詳しくは、台紙の変形や変色がな
く、長期間にわたって良好な状態で写真等を保存できる
アルバム用台紙に関する。
【0002】
【従来の技術】アルバム用台紙としては、両面に感圧接
着剤を塗布した基板と、前記の感圧接着剤の塗布面上に
着剥自在になるように取り付けた透明プラスチックフィ
ルムからなる保護フィルムを有するものが市販され、広
く利用されている。このようなアルバム用台紙の基板と
しては、安価で加工が容易であるため、一般に厚紙が用
いられている。
着剤を塗布した基板と、前記の感圧接着剤の塗布面上に
着剥自在になるように取り付けた透明プラスチックフィ
ルムからなる保護フィルムを有するものが市販され、広
く利用されている。このようなアルバム用台紙の基板と
しては、安価で加工が容易であるため、一般に厚紙が用
いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記したようなアルバ
ム用台紙の基板として厚紙を用いたものの場合、例え
ば、直射日光が当たるような高温の場所に放置したり、
湿度の高い場所に放置したりというように保存状態が悪
い場合、短期間で台紙が変形するという問題が生じるこ
とがある。また、通常の保存状態であっても、長期間を
経過した場合、やはり同様の問題が生じることがある。
かかる問題は、主として厚紙とプラスチックフィルムと
の物理的性質の相違に基づくものである。即ち、温度の
上昇により厚紙は縮むが、逆にプラスチックフィルムは
伸び、湿度の上昇により厚紙は伸びるがプラスチックフ
ィルムはほとんど変化しない。そして、このような形状
及び寸法変化の繰り返しにより、厚紙及びプラスチック
フィルムの表面にシワやカールといった変形等が生じて
しまうのである。また、厚紙及び感圧接着剤は太陽光に
曝された場合、主として黄変のような変色を生じてしま
い、美観を損ねてしまう。この変色は、感圧接着剤の接
着力も低下させるという問題も同時に引き起こしてしま
う。
ム用台紙の基板として厚紙を用いたものの場合、例え
ば、直射日光が当たるような高温の場所に放置したり、
湿度の高い場所に放置したりというように保存状態が悪
い場合、短期間で台紙が変形するという問題が生じるこ
とがある。また、通常の保存状態であっても、長期間を
経過した場合、やはり同様の問題が生じることがある。
かかる問題は、主として厚紙とプラスチックフィルムと
の物理的性質の相違に基づくものである。即ち、温度の
上昇により厚紙は縮むが、逆にプラスチックフィルムは
伸び、湿度の上昇により厚紙は伸びるがプラスチックフ
ィルムはほとんど変化しない。そして、このような形状
及び寸法変化の繰り返しにより、厚紙及びプラスチック
フィルムの表面にシワやカールといった変形等が生じて
しまうのである。また、厚紙及び感圧接着剤は太陽光に
曝された場合、主として黄変のような変色を生じてしま
い、美観を損ねてしまう。この変色は、感圧接着剤の接
着力も低下させるという問題も同時に引き起こしてしま
う。
【0004】このような変形及び変色等の問題が生じた
場合、アルバム自体の美観が損なわれるだけでなく、写
真そのものを変形させてしまい、もはやアルバムとして
の用をなさなくなってしまう。
場合、アルバム自体の美観が損なわれるだけでなく、写
真そのものを変形させてしまい、もはやアルバムとして
の用をなさなくなってしまう。
【0005】本発明は上記のような問題点を解決するた
めになされたもので、環境変化による台紙の変形、変色
がなく、長期間にわたって写真等を良好な状態で保存す
ることができるアルバム用台紙を提供することを目的と
するものである。
めになされたもので、環境変化による台紙の変形、変色
がなく、長期間にわたって写真等を良好な状態で保存す
ることができるアルバム用台紙を提供することを目的と
するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、紫外線散乱剤
が含有された複数枚のプラスチックシートが貼着されて
なる基板と、光安定剤を含有する接着剤により基板表面
に形成された接着剤層と、接着剤層表面を被覆し、基板
の反綴込部側の端部近傍両面の一部分において前記反綴
込部側のプラスチックシートの連結部とは非接着となる
ように付着され、前記接着剤層とは着剥自在になるよう
に取り付けられた保護フィルムとを有することを特徴と
するアルバム用台紙を提供する。また、本発明は、基板
を構成するプラスチックシートがポリスチレンシートで
ある前記のアルバム用台紙を提供する。また、本発明
は、基板を構成するプラスチックシートが発泡プラスチ
ックシートである前記2つのアルバム用台紙を提供す
る。また、本発明は、接着剤層面が接着剤層が形成され
ていない基板表面と平滑になるように形成されている前
記のアルバム用台紙を提供する。また、本発明は、保護
フィルムが2軸延伸ポリプロピレンである前記のアルバ
ム用台紙を提供する。
が含有された複数枚のプラスチックシートが貼着されて
なる基板と、光安定剤を含有する接着剤により基板表面
に形成された接着剤層と、接着剤層表面を被覆し、基板
の反綴込部側の端部近傍両面の一部分において前記反綴
込部側のプラスチックシートの連結部とは非接着となる
ように付着され、前記接着剤層とは着剥自在になるよう
に取り付けられた保護フィルムとを有することを特徴と
するアルバム用台紙を提供する。また、本発明は、基板
を構成するプラスチックシートがポリスチレンシートで
ある前記のアルバム用台紙を提供する。また、本発明
は、基板を構成するプラスチックシートが発泡プラスチ
ックシートである前記2つのアルバム用台紙を提供す
る。また、本発明は、接着剤層面が接着剤層が形成され
ていない基板表面と平滑になるように形成されている前
記のアルバム用台紙を提供する。また、本発明は、保護
フィルムが2軸延伸ポリプロピレンである前記のアルバ
ム用台紙を提供する。
【0007】
【発明の実施の形態】以下において、図1〜図5を参照
しながら本発明のアルバム用台紙について説明する。図
1はアルバム用台紙の保護フィルムを一部めくった状態
の平面図であり、作図の都合上、接着剤層は実線により
表示し、保護フィルムを通して透けて見える部分につい
ては表示を省略している。図2は図1におけるII−I
I線に沿う断面図であり、作図の都合及び理解の容易の
ため、接着剤層の表示については簡略化している。図3
及び図4はアルバム用台紙の変形態様の部分断面図であ
り、図5はアルバム用台紙の製造方法を説明するための
概略図である。
しながら本発明のアルバム用台紙について説明する。図
1はアルバム用台紙の保護フィルムを一部めくった状態
の平面図であり、作図の都合上、接着剤層は実線により
表示し、保護フィルムを通して透けて見える部分につい
ては表示を省略している。図2は図1におけるII−I
I線に沿う断面図であり、作図の都合及び理解の容易の
ため、接着剤層の表示については簡略化している。図3
及び図4はアルバム用台紙の変形態様の部分断面図であ
り、図5はアルバム用台紙の製造方法を説明するための
概略図である。
【0008】図1及び図2に示すとおり、アルバム用台
紙1は、基板2、基板2の表面に形成された接着剤層3
及び接着剤層3を被覆するように取り付けられた保護フ
ィルム4とを有するものである。
紙1は、基板2、基板2の表面に形成された接着剤層3
及び接着剤層3を被覆するように取り付けられた保護フ
ィルム4とを有するものである。
【0009】基板2は、複数枚、好ましくは2枚のプラ
スチックシート2a及び2bが接着剤により貼り合わさ
れているものである。このように複数枚のプラスチック
シートを貼り合せた構造にした場合、同じ厚みの1枚の
プラスチックシートと比べるとより機械的強度を高める
ことができるため好ましい。
スチックシート2a及び2bが接着剤により貼り合わさ
れているものである。このように複数枚のプラスチック
シートを貼り合せた構造にした場合、同じ厚みの1枚の
プラスチックシートと比べるとより機械的強度を高める
ことができるため好ましい。
【0010】プラスチックシートの構成材料としては特
に制限されるものではないが、本発明の目的を達成する
上で、吸湿性が小さく、高温による変形が小さいものが
好ましい。このようなプラスチックシートとしては、例
えば、ポリスチレンシートを挙げることができる。ま
た、プラスチックシートはアルバム自体の軽量化のた
め、発泡プラスチックシート、例えば、ポリスチレンフ
ォーム製のシートを用いることができる。
に制限されるものではないが、本発明の目的を達成する
上で、吸湿性が小さく、高温による変形が小さいものが
好ましい。このようなプラスチックシートとしては、例
えば、ポリスチレンシートを挙げることができる。ま
た、プラスチックシートはアルバム自体の軽量化のた
め、発泡プラスチックシート、例えば、ポリスチレンフ
ォーム製のシートを用いることができる。
【0011】プラスチックシート2a及び2bには、紫
外線散乱剤が含有されている。このように紫外線散乱剤
を含有させた場合、基板2の紫外線による変色を防止で
きるという効果に加えて、基板2の表面に微細な凹凸を
形成し、それにより接着剤層3の形成を容易にし、結合
力を高めるという付加的効果も得ることができる。この
ような紫外線散乱剤としては、二酸化チタンや酸化亜鉛
等の白色顔料を挙げることができる。
外線散乱剤が含有されている。このように紫外線散乱剤
を含有させた場合、基板2の紫外線による変色を防止で
きるという効果に加えて、基板2の表面に微細な凹凸を
形成し、それにより接着剤層3の形成を容易にし、結合
力を高めるという付加的効果も得ることができる。この
ような紫外線散乱剤としては、二酸化チタンや酸化亜鉛
等の白色顔料を挙げることができる。
【0012】プラスチックシート2a及び2bは、原料
プラスチックに所定量の紫外線散乱剤を配合し、常法に
より押出成形して得ることができる。この場合における
紫外線散乱剤の配合量は、原料となるプラスチック10
0重量部に対して約5〜10重量部が好ましい。
プラスチックに所定量の紫外線散乱剤を配合し、常法に
より押出成形して得ることができる。この場合における
紫外線散乱剤の配合量は、原料となるプラスチック10
0重量部に対して約5〜10重量部が好ましい。
【0013】基板2には、幅方向(図1中の矢印で示す
a方向)の一端側に、アルバム本体に着脱自在に取り付
けるための綴込部5が形成されている。この綴込部5の
構造は特に制限されるものではなく、一般の市販品と同
様の構造にすることができる。例えば、基板2の一端を
そのまま又は穿孔して綴込部5とすることもできるし、
図1及び図2に示すように、綴込板10と基板2とを2
枚のフィルム11a及び11bにより連結した構造にす
ることもできる。なお、6はアルバム本体に着脱自在に
取り付けるための穴であるが、もちろん、アルバムの綴
込構造によって必要に応じて設けるべきものである。ま
た、基板2には、アルバムの使用時において保護フィル
ム4を剥しやすくするために、切欠13を形成すること
ができる。
a方向)の一端側に、アルバム本体に着脱自在に取り付
けるための綴込部5が形成されている。この綴込部5の
構造は特に制限されるものではなく、一般の市販品と同
様の構造にすることができる。例えば、基板2の一端を
そのまま又は穿孔して綴込部5とすることもできるし、
図1及び図2に示すように、綴込板10と基板2とを2
枚のフィルム11a及び11bにより連結した構造にす
ることもできる。なお、6はアルバム本体に着脱自在に
取り付けるための穴であるが、もちろん、アルバムの綴
込構造によって必要に応じて設けるべきものである。ま
た、基板2には、アルバムの使用時において保護フィル
ム4を剥しやすくするために、切欠13を形成すること
ができる。
【0014】接着剤層3は使用時において写真等の貼着
面となる部分であり、基板2の表面に形成されている。
この接着剤層3の形成状態は特に制限されるものではな
く、例えば、図1に示すとおり、略等間隔で複数の斜線
状に接着剤を塗布して形成することができる。
面となる部分であり、基板2の表面に形成されている。
この接着剤層3の形成状態は特に制限されるものではな
く、例えば、図1に示すとおり、略等間隔で複数の斜線
状に接着剤を塗布して形成することができる。
【0015】また、接着剤層3の変形態様としては、図
3及び4に示すとおり、プラスチックシート2a及び2
bに穿孔するか又は凹部を形成し、孔又は凹部に接着剤
を充填して接着剤層3’を形成することもできる。この
ような構造にした場合、接着剤層3’の表面と接着剤層
3’が形成されていない基板2の表面とを平滑にできる
ため、図1及び図2に示すような凸状態の接着剤層3に
した場合に比べて、使用時において上方から押圧される
こと等による接着剤の線が写真の裏側につきにくくなる
という点で好ましい。
3及び4に示すとおり、プラスチックシート2a及び2
bに穿孔するか又は凹部を形成し、孔又は凹部に接着剤
を充填して接着剤層3’を形成することもできる。この
ような構造にした場合、接着剤層3’の表面と接着剤層
3’が形成されていない基板2の表面とを平滑にできる
ため、図1及び図2に示すような凸状態の接着剤層3に
した場合に比べて、使用時において上方から押圧される
こと等による接着剤の線が写真の裏側につきにくくなる
という点で好ましい。
【0016】接着剤層3の形成に用いる接着剤としては
一般的なゴム系又はアクリルポリマー系の感圧接着剤を
用いることができるが、ゴム系の感圧接着剤の中には不
飽和結合を有しているものがあり、同様に不飽和結合を
有するスチレン−ブタジエンゴム系接着剤のように風合
いを出すために積極的に添加するものもあるため、紫外
線に曝された場合には酸化し変色しやすい。したがっ
て、このような問題を防止するため、接着剤中に光安定
剤を配合する。
一般的なゴム系又はアクリルポリマー系の感圧接着剤を
用いることができるが、ゴム系の感圧接着剤の中には不
飽和結合を有しているものがあり、同様に不飽和結合を
有するスチレン−ブタジエンゴム系接着剤のように風合
いを出すために積極的に添加するものもあるため、紫外
線に曝された場合には酸化し変色しやすい。したがっ
て、このような問題を防止するため、接着剤中に光安定
剤を配合する。
【0017】本発明で用いる光安定剤としては、紫外線
による酸化劣化に対する抗酸化剤として作用するアミ
ン、フェノール誘導体、トリアジン誘導体を挙げること
ができる。また、そのほかの光安定剤として、ベンゾフ
ェノン誘導体、サリチル酸誘導体等の紫外線吸収剤を挙
げることもできる。光安定剤の配合量は、接着剤100
重量部に対して約2〜3重量部が好ましい。
による酸化劣化に対する抗酸化剤として作用するアミ
ン、フェノール誘導体、トリアジン誘導体を挙げること
ができる。また、そのほかの光安定剤として、ベンゾフ
ェノン誘導体、サリチル酸誘導体等の紫外線吸収剤を挙
げることもできる。光安定剤の配合量は、接着剤100
重量部に対して約2〜3重量部が好ましい。
【0018】保護フィルム4は、2つ折り状態のフィル
ムにより、基板2上の接着剤層3を被覆するようにし
て、基板2の反綴込部側の端部近傍両面のストッパ部1
5において接着剤16により付着されている。このスト
ッパ部15における接着強度は、接着剤層3の接着強度
よりも大きく、通常のアルバム使用時において保護フィ
ルム4を剥がす動作に連動して剥れない程度の接着強度
でよい。また、このストッパ15を付着させる接着剤に
も光安定剤を含有させることができる。
ムにより、基板2上の接着剤層3を被覆するようにし
て、基板2の反綴込部側の端部近傍両面のストッパ部1
5において接着剤16により付着されている。このスト
ッパ部15における接着強度は、接着剤層3の接着強度
よりも大きく、通常のアルバム使用時において保護フィ
ルム4を剥がす動作に連動して剥れない程度の接着強度
でよい。また、このストッパ15を付着させる接着剤に
も光安定剤を含有させることができる。
【0019】また、保護フィルム4は、反綴込部側のプ
ラスチックシート2a、2bの連結部17とは非接着と
なるように取り付けられている。このように非接着にす
ることにより、使用時において台紙1を開閉した時に生
じるプラスチックシート2a、2b間の僅かな位置ずれ
に起因して保護フィルム4に加えられる張力を吸収・分
散できるため、保護フィルム4が破断することを防止で
きる。よって、ここでいう「非接着」とは、保護フィル
ム17と連結部17とが接着剤等により一体化されてい
ないこと、保護フィルム17と連結部17とが押圧力に
より実質的に一体化されていないことを意味するもので
あり、この限りにおいては、保護フィルム17と連結部
17とが緩やかに接触していてもよいし、図2に示すよ
うに連結部17と保護フィルム4との間に僅かな間隙1
8を有するようにされていてもよい。保護フィルム4
は、接着剤層3とは綴込部5側から着剥自在になるよう
に取り付けられている。
ラスチックシート2a、2bの連結部17とは非接着と
なるように取り付けられている。このように非接着にす
ることにより、使用時において台紙1を開閉した時に生
じるプラスチックシート2a、2b間の僅かな位置ずれ
に起因して保護フィルム4に加えられる張力を吸収・分
散できるため、保護フィルム4が破断することを防止で
きる。よって、ここでいう「非接着」とは、保護フィル
ム17と連結部17とが接着剤等により一体化されてい
ないこと、保護フィルム17と連結部17とが押圧力に
より実質的に一体化されていないことを意味するもので
あり、この限りにおいては、保護フィルム17と連結部
17とが緩やかに接触していてもよいし、図2に示すよ
うに連結部17と保護フィルム4との間に僅かな間隙1
8を有するようにされていてもよい。保護フィルム4
は、接着剤層3とは綴込部5側から着剥自在になるよう
に取り付けられている。
【0020】保護フィルム4の構成材料としては、プラ
スチックシートと同様に吸湿性が小さく、高温による変
形が小さいものが好ましく、更には、これらの性質がプ
ラスチックシートと同一又は近似しているものが好まし
い。このような保護フィルムとしては、前記要因にとも
なう変形が小さいことからポリプロピレンが好ましく、
特に2軸延伸ポリプロピレンが好ましい。
スチックシートと同様に吸湿性が小さく、高温による変
形が小さいものが好ましく、更には、これらの性質がプ
ラスチックシートと同一又は近似しているものが好まし
い。このような保護フィルムとしては、前記要因にとも
なう変形が小さいことからポリプロピレンが好ましく、
特に2軸延伸ポリプロピレンが好ましい。
【0021】
【実施例】以下、実施例により本発明を更に詳しく説明
するが、本発明はこれらにより限定されるものではな
い。
するが、本発明はこれらにより限定されるものではな
い。
【0022】実施例1 アルバム用台紙を下記の方法により製造した。その製造
方法を図5を参照しながら説明する。なお、基板を構成
するプラスチックシートとして、厚み200μmの二酸
化チタン5〜10重量%含有ポリスチレンシート2枚を
用いた。このポリスチレンシート(二酸化チタンを含ま
ないものの場合)は、比重1.1、軟化点95℃、吸水
率0.005%以下(24hr、23℃)、熱膨張係数1
1×10 -5cm/cm/℃のものを用いた。また、保護フィル
ムとしては、厚み60μm、吸水率0.04〜0.06
%(24hr、23℃)、吸湿膨張係数0.1×10-5cm
/cm/%RH、熱膨張係数11×10-5cm/cm/℃の2軸延伸
ポリプロピレンフィルムを用いた。まず、2軸延伸ポリ
プロピレンフィルム4上に、一面側にアミン系光安定剤
(商品名DX104,大日本インキ社製)を2〜3重量
%含有する接着剤層3(アクリルポリマーと合成ゴムの
混合型の感圧接着剤;商品名C−7,ハッピー商会社
製)が形成され、更にストッパ部15用の接着剤16
(合成ゴム系接着剤;商品名G−15,ハッピー商会社
製)が塗布されており、他面側に接着剤(アクリルポリ
マー型の接着剤;商品名BP−860,一方社油脂社
製)が塗布された2枚のプラスチックシート2a、2b
を適切な間隔を置いて乗せたのち、押圧して接着させ
る。次に、図中の矢印方向に折り返し、押圧して2枚の
プラスチックシート2a、2bを一体化して基板2とし
た。その後、綴込部5を取り付け、図1及び2に示すよ
うなアルバム用台紙を得た。
方法を図5を参照しながら説明する。なお、基板を構成
するプラスチックシートとして、厚み200μmの二酸
化チタン5〜10重量%含有ポリスチレンシート2枚を
用いた。このポリスチレンシート(二酸化チタンを含ま
ないものの場合)は、比重1.1、軟化点95℃、吸水
率0.005%以下(24hr、23℃)、熱膨張係数1
1×10 -5cm/cm/℃のものを用いた。また、保護フィル
ムとしては、厚み60μm、吸水率0.04〜0.06
%(24hr、23℃)、吸湿膨張係数0.1×10-5cm
/cm/%RH、熱膨張係数11×10-5cm/cm/℃の2軸延伸
ポリプロピレンフィルムを用いた。まず、2軸延伸ポリ
プロピレンフィルム4上に、一面側にアミン系光安定剤
(商品名DX104,大日本インキ社製)を2〜3重量
%含有する接着剤層3(アクリルポリマーと合成ゴムの
混合型の感圧接着剤;商品名C−7,ハッピー商会社
製)が形成され、更にストッパ部15用の接着剤16
(合成ゴム系接着剤;商品名G−15,ハッピー商会社
製)が塗布されており、他面側に接着剤(アクリルポリ
マー型の接着剤;商品名BP−860,一方社油脂社
製)が塗布された2枚のプラスチックシート2a、2b
を適切な間隔を置いて乗せたのち、押圧して接着させ
る。次に、図中の矢印方向に折り返し、押圧して2枚の
プラスチックシート2a、2bを一体化して基板2とし
た。その後、綴込部5を取り付け、図1及び2に示すよ
うなアルバム用台紙を得た。
【0023】このようにして得られたアルバム用台紙を
放置し、接着剤を十分に乾燥させたのち、恒温恒湿雰囲
気における安定性を試験した。なお、アルバム用台紙は
寸法が325×315cmのものを用いた。また、前記と
同寸法で厚みが400μmの厚紙(含水率8%)を用い
て同様にして製造したアルバム用台紙を比較例として試
験した。試験は、35℃、30%の雰囲気に1週間放置
した場合(試験例1)及び25℃、90%の雰囲気に1
週間放置した場合(試験例2)における基板及び保護フ
ィルムのそれぞれについての縮み(%)、伸び(%)及
び寸法変化を測定し、更に目視による外観の変化を観察
することにより行った。結果を表1及び表2に示す。
放置し、接着剤を十分に乾燥させたのち、恒温恒湿雰囲
気における安定性を試験した。なお、アルバム用台紙は
寸法が325×315cmのものを用いた。また、前記と
同寸法で厚みが400μmの厚紙(含水率8%)を用い
て同様にして製造したアルバム用台紙を比較例として試
験した。試験は、35℃、30%の雰囲気に1週間放置
した場合(試験例1)及び25℃、90%の雰囲気に1
週間放置した場合(試験例2)における基板及び保護フ
ィルムのそれぞれについての縮み(%)、伸び(%)及
び寸法変化を測定し、更に目視による外観の変化を観察
することにより行った。結果を表1及び表2に示す。
【0024】
【表1】
【0025】表1から明らかなとおり、本発明のアルバ
ム用台紙は、夏季の日中に相当する高温度の雰囲気で放
置した場合でもまったく変化がなかった。これは基板の
ポリスチレンと保護フィルムの2軸延伸ポリプロピレン
が、いずれも温度による変化がほとんどないという性質
を有していることに加えて、両方の温度に対する性質が
近似しているためである。一方、比較例のアルバム用台
紙は、基板として用いた厚紙が全体的に縮んで変形した
ため、それにともなって保護フィルムにシワが発生して
明らかに美観を損ね、アルバムとしては実用不適となっ
た。
ム用台紙は、夏季の日中に相当する高温度の雰囲気で放
置した場合でもまったく変化がなかった。これは基板の
ポリスチレンと保護フィルムの2軸延伸ポリプロピレン
が、いずれも温度による変化がほとんどないという性質
を有していることに加えて、両方の温度に対する性質が
近似しているためである。一方、比較例のアルバム用台
紙は、基板として用いた厚紙が全体的に縮んで変形した
ため、それにともなって保護フィルムにシワが発生して
明らかに美観を損ね、アルバムとしては実用不適となっ
た。
【0026】
【表2】
【0027】表2から明らかなとおり、本発明のアルバ
ム用台紙は、夏季の日中に相当する高湿度の雰囲気で放
置した場合でもまったく変化がなかった。これは基板の
ポリスチレンと保護フィルムの2軸延伸ポリプロピレン
が、いずれも湿度による変化がほとんどないという性質
を有していることに加えて、両方の湿度に対する性質が
近似しているためである。一方、比較例のアルバム用台
紙は、基板として用いた厚紙が一方向に伸びて変形した
ため、保護フィルムには変化はないものの、明らかに美
観を損ね、アルバムとしては実用不適となった。
ム用台紙は、夏季の日中に相当する高湿度の雰囲気で放
置した場合でもまったく変化がなかった。これは基板の
ポリスチレンと保護フィルムの2軸延伸ポリプロピレン
が、いずれも湿度による変化がほとんどないという性質
を有していることに加えて、両方の湿度に対する性質が
近似しているためである。一方、比較例のアルバム用台
紙は、基板として用いた厚紙が一方向に伸びて変形した
ため、保護フィルムには変化はないものの、明らかに美
観を損ね、アルバムとしては実用不適となった。
【0028】更に、表1及び表2の結果からも明らかな
とおり、本発明のアルバム用台紙は、高温及び高湿雰囲
気で放置した場合でも、変形等を生じることがないこと
が確認された。また、本発明のアルバム用台紙は通常の
使用状態であれば変色することはほとんどなく、過酷な
状態、例えば、厚紙を基板とする従来のアルバム用台紙
であれば容易に変色するような夏季の日中に相当する条
件下で放置した場合でも変色することはなかった。
とおり、本発明のアルバム用台紙は、高温及び高湿雰囲
気で放置した場合でも、変形等を生じることがないこと
が確認された。また、本発明のアルバム用台紙は通常の
使用状態であれば変色することはほとんどなく、過酷な
状態、例えば、厚紙を基板とする従来のアルバム用台紙
であれば容易に変色するような夏季の日中に相当する条
件下で放置した場合でも変色することはなかった。
【0029】
【発明の効果】本発明のアルバム用台紙は、基板及び保
護フィルムの材料として、通常の使用環境において温度
及び湿度の影響を受けにくい材料を用いているため、台
紙にシワ、カール等の変形が生じることがなく、寸法変
化もない。また、基板には紫外線散乱剤が含有され、接
着剤層には光安定剤が含有されているため、通常の使用
状態で太陽光に曝された場合でも変色が生じることもな
い。このため、写真、切り抜き、切手等の保存対象を長
期間にわたって良好な状態で保存することができる。
護フィルムの材料として、通常の使用環境において温度
及び湿度の影響を受けにくい材料を用いているため、台
紙にシワ、カール等の変形が生じることがなく、寸法変
化もない。また、基板には紫外線散乱剤が含有され、接
着剤層には光安定剤が含有されているため、通常の使用
状態で太陽光に曝された場合でも変色が生じることもな
い。このため、写真、切り抜き、切手等の保存対象を長
期間にわたって良好な状態で保存することができる。
【図1】アルバム用台紙の平面図である。
【図2】図1に示すアルバム用台紙のII−II線に沿
う断面図である。
う断面図である。
【図3】図1に示すアルバム用台紙の変形態様の部分断
面図である。
面図である。
【図4】図1に示すアルバム用台紙の変形態様の部分断
面図である。
面図である。
【図5】アルバム用台紙の製造方法を説明するための図
である。
である。
1 アルバム用台紙 2 基板 2a プラスチックシート 2b プラスチックシート 3 接着剤層 4 保護フィルム 5 綴込部 15 ストッパ部
Claims (5)
- 【請求項1】 紫外線散乱剤が含有された複数枚のプラ
スチックシートが貼着されてなる基板と、光安定剤を含
有する接着剤により基板表面に形成された接着剤層と、
接着剤層表面を被覆し、基板の反綴込部側の端部近傍両
面の一部分において前記反綴込部側のプラスチックシー
トの連結部とは非接着となるように付着され、前記接着
剤層とは着剥自在になるように取り付けられた保護フィ
ルムとを有することを特徴とするアルバム用台紙。 - 【請求項2】 基板を構成するプラスチックシートがポ
リスチレンシートである請求項1記載のアルバム用台
紙。 - 【請求項3】 基板を構成するプラスチックシートが発
泡プラスチックシートである請求項1又は2記載のアル
バム用台紙。 - 【請求項4】 接着剤層面が接着剤層が形成されていな
い基板表面と平滑になるように形成されている請求項1
記載のアルバム用台紙。 - 【請求項5】 保護フィルムが2軸延伸ポリプロピレン
である請求項1記載のアルバム用台紙。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30852296A JPH10147076A (ja) | 1996-11-19 | 1996-11-19 | アルバム用台紙 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30852296A JPH10147076A (ja) | 1996-11-19 | 1996-11-19 | アルバム用台紙 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10147076A true JPH10147076A (ja) | 1998-06-02 |
Family
ID=17982051
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30852296A Pending JPH10147076A (ja) | 1996-11-19 | 1996-11-19 | アルバム用台紙 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10147076A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010509089A (ja) * | 2006-11-06 | 2010-03-25 | ユニバインド リミテッド | 写真アルバムを作るための枚葉とこの枚葉を備えた写真アルバム |
-
1996
- 1996-11-19 JP JP30852296A patent/JPH10147076A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010509089A (ja) * | 2006-11-06 | 2010-03-25 | ユニバインド リミテッド | 写真アルバムを作るための枚葉とこの枚葉を備えた写真アルバム |
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