JPH10147202A - 車両用乗員保護装置 - Google Patents
車両用乗員保護装置Info
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- JPH10147202A JPH10147202A JP9252238A JP25223897A JPH10147202A JP H10147202 A JPH10147202 A JP H10147202A JP 9252238 A JP9252238 A JP 9252238A JP 25223897 A JP25223897 A JP 25223897A JP H10147202 A JPH10147202 A JP H10147202A
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- JP
- Japan
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- airbag
- vehicle
- occupant protection
- strap
- airbag bag
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 一度展開したエアバッグ袋体を車両のサイド
ウインドの視界を妨げない位置へ容易に移動または取り
外す。 【解決手段】 エアバッグ袋体20はフロントサイドウ
インド22を覆っている。エアバッグ袋体20にはスト
ラップ44が配設されており、ストラップ44はエアバ
ッグ袋体20の下端を廻って、エアバッグ袋体20の車
室内側に縫合されたストラップ通し46を通り、ストッ
パ48へ導かれている。ストッパ48の穴52を通った
ストラップ44の車両内側の端部は下方へ導かれ、再度
ストラップ通し46を通り、下端部44Bが展開したエ
アバッグ袋体20の下方から突出している。このため、
ストラップ44を下方へ引っ張ると、エアバッグ袋体2
0が引き上げられ視界を妨げない上方の引き上げ位置へ
移動し保持される。
ウインドの視界を妨げない位置へ容易に移動または取り
外す。 【解決手段】 エアバッグ袋体20はフロントサイドウ
インド22を覆っている。エアバッグ袋体20にはスト
ラップ44が配設されており、ストラップ44はエアバ
ッグ袋体20の下端を廻って、エアバッグ袋体20の車
室内側に縫合されたストラップ通し46を通り、ストッ
パ48へ導かれている。ストッパ48の穴52を通った
ストラップ44の車両内側の端部は下方へ導かれ、再度
ストラップ通し46を通り、下端部44Bが展開したエ
アバッグ袋体20の下方から突出している。このため、
ストラップ44を下方へ引っ張ると、エアバッグ袋体2
0が引き上げられ視界を妨げない上方の引き上げ位置へ
移動し保持される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は乗員保護装置に係
り、特に少なくとも車両のルーフサイドレールに取付収
納され、展開時にサイドウインドの少なくとも一部を覆
うエアバッグ袋体を有する乗員保護装置に関する。
り、特に少なくとも車両のルーフサイドレールに取付収
納され、展開時にサイドウインドの少なくとも一部を覆
うエアバッグ袋体を有する乗員保護装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車両の乗員保護装置には、ルーフ
サイドレールに取付収納されたエアバッグ袋体を衝突時
に展開させる乗員保護装置があり、その一例が特開平6
−340241号公報に示されている。
サイドレールに取付収納されたエアバッグ袋体を衝突時
に展開させる乗員保護装置があり、その一例が特開平6
−340241号公報に示されている。
【0003】図10に示される如く、この乗員保護装置
では、エアバッグ袋体100を収納するハウジング10
2が、ルーフサイドレール104に取付けられており、
このハウジング102内にエアバッグ袋体100が折り
畳まれた状態で収納されている。ハウジング102は、
サイドウインド106の後方上側の一角106Aに位置
しており、ハウジング102からは、ルーフサイドレー
ル104とセンタピラー108に沿って2つの細長い案
内要素110、112が延在し、これらの案内要素11
0、112上をエアバッグ袋体100の多数の保持要素
が滑動的に移動することで、エアバッグ袋体100が図
10に示されるように展開する。これによって、展開し
たエアバッグ袋体100は、側突時に乗員の頭部が車外
にはみ出るのを阻止し、且つ車内外の障害物が乗員の頭
部と接触しそうな時のクッションの役目を果たすように
なっている。なお、関連する技術としては特開平6−3
44841号公報等がある。
では、エアバッグ袋体100を収納するハウジング10
2が、ルーフサイドレール104に取付けられており、
このハウジング102内にエアバッグ袋体100が折り
畳まれた状態で収納されている。ハウジング102は、
サイドウインド106の後方上側の一角106Aに位置
しており、ハウジング102からは、ルーフサイドレー
ル104とセンタピラー108に沿って2つの細長い案
内要素110、112が延在し、これらの案内要素11
0、112上をエアバッグ袋体100の多数の保持要素
が滑動的に移動することで、エアバッグ袋体100が図
10に示されるように展開する。これによって、展開し
たエアバッグ袋体100は、側突時に乗員の頭部が車外
にはみ出るのを阻止し、且つ車内外の障害物が乗員の頭
部と接触しそうな時のクッションの役目を果たすように
なっている。なお、関連する技術としては特開平6−3
44841号公報等がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の乗員保護装置のエアバッグ袋体では、エアバッグ袋体
の強度等の点から材質が限定されており、通常、白色等
の有色の生地を使用している。また、このエアバッグ袋
体は乗員頭部を保護するように乗員頭部の側部、即ち、
車両のサイドウインドの少なくとも一部を塞ぐ位置に展
開する。従って、このエアバッグ袋体が一度展開してし
まうと、その後、車室内側からの側方視界の妨げになる
と共に車両外側側方から車室内を目視する場合にも邪魔
になる。
の乗員保護装置のエアバッグ袋体では、エアバッグ袋体
の強度等の点から材質が限定されており、通常、白色等
の有色の生地を使用している。また、このエアバッグ袋
体は乗員頭部を保護するように乗員頭部の側部、即ち、
車両のサイドウインドの少なくとも一部を塞ぐ位置に展
開する。従って、このエアバッグ袋体が一度展開してし
まうと、その後、車室内側からの側方視界の妨げになる
と共に車両外側側方から車室内を目視する場合にも邪魔
になる。
【0005】本発明は、上記事実を考慮し、一度展開し
たエアバッグ袋体をサイドウインドの視界を妨げない位
置へ容易に移動または取り外しできる乗員保護装置を提
供することを目的とする。
たエアバッグ袋体をサイドウインドの視界を妨げない位
置へ容易に移動または取り外しできる乗員保護装置を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明
は、少なくとも車両のルーフサイドレールに取付収納さ
れ、展開時にサイドウインドの少なくとも一部を覆うエ
アバッグ袋体を衝突時に展開させる車両用乗員保護装置
において、展開した前記エアバッグ袋体を車両のサイド
ウインドの視界を妨げない位置へ移動する移動手段を備
えたことを特徴としている。
は、少なくとも車両のルーフサイドレールに取付収納さ
れ、展開時にサイドウインドの少なくとも一部を覆うエ
アバッグ袋体を衝突時に展開させる車両用乗員保護装置
において、展開した前記エアバッグ袋体を車両のサイド
ウインドの視界を妨げない位置へ移動する移動手段を備
えたことを特徴としている。
【0007】従って、側突時には、エアバッグ袋体が乗
員頭部の側部に展開して乗員の頭部が車外にはみ出るの
を阻止し、且つ車内外の障害物が乗員の頭部と接触しそ
うな時のクッションの役目を果たす。また、展開後、エ
アバッグ袋体が必要なくなった場合には、移動手段によ
り、展開しサイドウインドの少なくとも一部を覆ったエ
アバッグ袋体を車両のサイドウインドの視界を妨げない
位置へ容易に移動することができる。
員頭部の側部に展開して乗員の頭部が車外にはみ出るの
を阻止し、且つ車内外の障害物が乗員の頭部と接触しそ
うな時のクッションの役目を果たす。また、展開後、エ
アバッグ袋体が必要なくなった場合には、移動手段によ
り、展開しサイドウインドの少なくとも一部を覆ったエ
アバッグ袋体を車両のサイドウインドの視界を妨げない
位置へ容易に移動することができる。
【0008】請求項2記載の本発明は、請求項1記載の
車両用乗員保護装置において、前記移動手段が前記エア
バッグ袋体を車両上方へ引き上げるための引き上げ手段
であることを特徴としている。
車両用乗員保護装置において、前記移動手段が前記エア
バッグ袋体を車両上方へ引き上げるための引き上げ手段
であることを特徴としている。
【0009】従って、展開後、エアバッグ袋体が必要な
くなった場合には、引き上げ手段により、展開しサイド
ウインドの少なくとも一部を覆ったエアバッグ袋体を車
両上方へ引き上げることによって、エアバッグ袋体を車
両のサイドウインドの視界を妨げない位置へ容易に移動
することができる。また、簡単な構造で且つエアバッグ
袋体を車両のサイドウインドの視界を妨げない位置へ確
実に移動できる。
くなった場合には、引き上げ手段により、展開しサイド
ウインドの少なくとも一部を覆ったエアバッグ袋体を車
両上方へ引き上げることによって、エアバッグ袋体を車
両のサイドウインドの視界を妨げない位置へ容易に移動
することができる。また、簡単な構造で且つエアバッグ
袋体を車両のサイドウインドの視界を妨げない位置へ確
実に移動できる。
【0010】請求項3記載の本発明は、少なくとも車両
のルーフサイドレールに取付収納され、展開時にサイド
ウインドの少なくとも一部を覆うエアバッグ袋体を衝突
時に展開させる車両用乗員保護装置において、展開した
前記エアバッグ袋体を少なくとも車両のルーフサイドレ
ールから取り外すエアバッグ袋体取り外し手段を備えた
ことを特徴としている。
のルーフサイドレールに取付収納され、展開時にサイド
ウインドの少なくとも一部を覆うエアバッグ袋体を衝突
時に展開させる車両用乗員保護装置において、展開した
前記エアバッグ袋体を少なくとも車両のルーフサイドレ
ールから取り外すエアバッグ袋体取り外し手段を備えた
ことを特徴としている。
【0011】従って、側突時には、エアバッグ袋体が乗
員頭部の側部に展開して乗員の頭部が車外にはみ出るの
を阻止し、且つ車内外の障害物が乗員の頭部と接触しそ
うな時のクッションの役目を果たす。また、展開後、エ
アバッグ袋体が必要なくなった場合には、エアバッグ袋
体取り外し手段により、エアバッグ袋体を少なくとも車
両のルーフサイドレールから取り外すことができる。こ
の結果、エアバッグ袋体の内圧保持時間を長くしても、
エアバッグ袋体が膨らんでいる状態で、エアバッグ袋体
取り外し手段により、サイドウインドを覆ったエアバッ
グ袋体を取り外すことができ、側方視界を確実に確保で
きる。
員頭部の側部に展開して乗員の頭部が車外にはみ出るの
を阻止し、且つ車内外の障害物が乗員の頭部と接触しそ
うな時のクッションの役目を果たす。また、展開後、エ
アバッグ袋体が必要なくなった場合には、エアバッグ袋
体取り外し手段により、エアバッグ袋体を少なくとも車
両のルーフサイドレールから取り外すことができる。こ
の結果、エアバッグ袋体の内圧保持時間を長くしても、
エアバッグ袋体が膨らんでいる状態で、エアバッグ袋体
取り外し手段により、サイドウインドを覆ったエアバッ
グ袋体を取り外すことができ、側方視界を確実に確保で
きる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の乗員保護装置の第1実施
形態を図1〜図5に従って説明する。
形態を図1〜図5に従って説明する。
【0013】なお、各図において、車両前方を矢印FR
で、車両上方を矢印UPで、車幅方向内方を矢印INで
それぞれ示す。
で、車両上方を矢印UPで、車幅方向内方を矢印INで
それぞれ示す。
【0014】図1に示される如く、本実施形態の乗員保
護装置では、車両10の運転席12の略前方に位置する
インストルメントパネル14内にインフレータ16が配
設されており、図示を省略した加速度センサが所定値以
上の加速度を検出した場合に、インフレータ16が作動
するようになっている。また、インフレータ16は、ガ
ス誘導管18によりエアバッグ袋体20に接続されてお
り、インフレータ16から噴出したガスがガス誘導管1
8を介してエアバッグ袋体20内に流れ込むようになっ
ている。
護装置では、車両10の運転席12の略前方に位置する
インストルメントパネル14内にインフレータ16が配
設されており、図示を省略した加速度センサが所定値以
上の加速度を検出した場合に、インフレータ16が作動
するようになっている。また、インフレータ16は、ガ
ス誘導管18によりエアバッグ袋体20に接続されてお
り、インフレータ16から噴出したガスがガス誘導管1
8を介してエアバッグ袋体20内に流れ込むようになっ
ている。
【0015】展開したエアバッグ袋体20はフロントサ
イドウインド22の車室内側部の略全面を覆っており、
側突時に運転席12に着座した乗員24の頭部24Aを
保護するようになっている。なお、図1の符号21の二
点鎖線はエアバッグ袋体20のテンションラインを示し
ている。
イドウインド22の車室内側部の略全面を覆っており、
側突時に運転席12に着座した乗員24の頭部24Aを
保護するようになっている。なお、図1の符号21の二
点鎖線はエアバッグ袋体20のテンションラインを示し
ている。
【0016】また、エアバッグ袋体20は、前部上端の
フロントピラー取付部20Aが車両10のフロントピラ
ー26の車室内側部にボルト等の固定部材(図示省略)
によって固定されており、後部上端のルーフサイドレー
ル取付部20Bが車両10のルーフサイドレール28の
車室内側部にボルト等の固定部材(図示省略)によって
固定されている。なお、各固定部材は、エアバッグ袋体
20のフロントピラー取付部20Aとルーフサイドレー
ル取付部20Bとに所定の間隔で穿設された取付孔に挿
入されている。
フロントピラー取付部20Aが車両10のフロントピラ
ー26の車室内側部にボルト等の固定部材(図示省略)
によって固定されており、後部上端のルーフサイドレー
ル取付部20Bが車両10のルーフサイドレール28の
車室内側部にボルト等の固定部材(図示省略)によって
固定されている。なお、各固定部材は、エアバッグ袋体
20のフロントピラー取付部20Aとルーフサイドレー
ル取付部20Bとに所定の間隔で穿設された取付孔に挿
入されている。
【0017】図3に示される如く、エアバッグ袋体20
は、ケース30に折り畳まれた状態で収納されており、
このケース30はフロントピラーとルーフサイドレール
28とに跨がって延設されている。ケース30は、エア
バッグ袋体20が展開する場合には、エアバッグ袋体2
0の展開膨張力により、車幅方向外側下端部30Aが破
れてリッド部30Bがベース部30Cに対して車室内側
へ開くようになっている。この時、リッド部30Bが、
リッド部30Bの下方に形成されたルーフヘッドライニ
ング32とルーフサイドインナパネル34との隙間36
と、図示を省略したフロントピラーガーニシュとフロン
トピラーインナパネルとの隙間を押し広げ、押し広げら
れた隙間から車室内に展開するようになっている。な
お、リッド部30Bの上端部及びベース部30Cの上端
部は、エアバッグ袋体20と共にルーフサイドインナパ
ネル34の車室内側部と、フロントピラーの車室内側部
にボルト38とナット40等の固定部材によって固定さ
れている。
は、ケース30に折り畳まれた状態で収納されており、
このケース30はフロントピラーとルーフサイドレール
28とに跨がって延設されている。ケース30は、エア
バッグ袋体20が展開する場合には、エアバッグ袋体2
0の展開膨張力により、車幅方向外側下端部30Aが破
れてリッド部30Bがベース部30Cに対して車室内側
へ開くようになっている。この時、リッド部30Bが、
リッド部30Bの下方に形成されたルーフヘッドライニ
ング32とルーフサイドインナパネル34との隙間36
と、図示を省略したフロントピラーガーニシュとフロン
トピラーインナパネルとの隙間を押し広げ、押し広げら
れた隙間から車室内に展開するようになっている。な
お、リッド部30Bの上端部及びベース部30Cの上端
部は、エアバッグ袋体20と共にルーフサイドインナパ
ネル34の車室内側部と、フロントピラーの車室内側部
にボルト38とナット40等の固定部材によって固定さ
れている。
【0018】なお、図3に示す符号60はルーフパネ
ル、符号62はルーフサイドメンバ、符号64はルーフ
サイドレールアウタリインフォースメントである。
ル、符号62はルーフサイドメンバ、符号64はルーフ
サイドレールアウタリインフォースメントである。
【0019】図1に示される如く、運転席12に着座し
た乗員24の手の届くエアバッグ袋体20の部位には、
移動手段としての引き上げ手段の一部を構成するストラ
ップ44が配設されている。
た乗員24の手の届くエアバッグ袋体20の部位には、
移動手段としての引き上げ手段の一部を構成するストラ
ップ44が配設されている。
【0020】図3に示される如く、ストラップ44の車
両外側の端部44Aは、ボルト38とナット40に共締
めされている。
両外側の端部44Aは、ボルト38とナット40に共締
めされている。
【0021】図1に示される如く、ストラップ44は、
エアバッグ袋体20の下端を廻って、エアバッグ袋体2
0の車室内側面に縫合されたストラップ通し46を通
り、ボルト38とナット40に共締めされた移動手段と
しての引き上げ手段の一部を構成するストッパ48へ導
かれている。
エアバッグ袋体20の下端を廻って、エアバッグ袋体2
0の車室内側面に縫合されたストラップ通し46を通
り、ボルト38とナット40に共締めされた移動手段と
しての引き上げ手段の一部を構成するストッパ48へ導
かれている。
【0022】図4に示される如く、ストッパ48は、く
字状に屈曲した板材で構成されている。ストッパ48の
一方の片48Aの上端部近傍には一対の取付孔50が穿
設されており、ボルト38(図3参照)が貫通してい
る。また、ストッパ48の他方の片48Bの先端部近傍
にはストラップ44を通す穴52が車両前後方向に沿っ
て穿設されている。
字状に屈曲した板材で構成されている。ストッパ48の
一方の片48Aの上端部近傍には一対の取付孔50が穿
設されており、ボルト38(図3参照)が貫通してい
る。また、ストッパ48の他方の片48Bの先端部近傍
にはストラップ44を通す穴52が車両前後方向に沿っ
て穿設されている。
【0023】図5に示される如く、この穴52は、スト
ラップ44の入口52Aの、ストラップ厚さ方向の開口
幅W1が、出口52Bの開口幅W2に比べて広くなって
おり、ストラップ44が引っ張る方向(図5の矢印A方
向)へスムーズに移動できるようになっている。また、
穴52の出口52Bの開口幅W2はストラップ44の厚
さW3よりやや狭くなっており、ストラップ44を矢印
A方向へ移動し、エアバッグ袋体20を上方へ引き上
げ、図2に示される引き上げ位置にした後、ストラップ
44から手を放しても、エアバッグ袋体20の自重で、
ストラップ44が矢印A方向と反対方向へ移動しない
様、十分な摩擦がストラップ44と出口52Bで生じる
ようになっている。
ラップ44の入口52Aの、ストラップ厚さ方向の開口
幅W1が、出口52Bの開口幅W2に比べて広くなって
おり、ストラップ44が引っ張る方向(図5の矢印A方
向)へスムーズに移動できるようになっている。また、
穴52の出口52Bの開口幅W2はストラップ44の厚
さW3よりやや狭くなっており、ストラップ44を矢印
A方向へ移動し、エアバッグ袋体20を上方へ引き上
げ、図2に示される引き上げ位置にした後、ストラップ
44から手を放しても、エアバッグ袋体20の自重で、
ストラップ44が矢印A方向と反対方向へ移動しない
様、十分な摩擦がストラップ44と出口52Bで生じる
ようになっている。
【0024】図1に示される如く、ストッパ48の穴5
2を通ったストラップ44の車両内側部は、下方へ導か
れ、再度、ストラップ通し46を通り、下端部44Bが
展開したエアバッグ袋体20の下方から突出している。
このため、車体外側からも、ストラップ44を引っ張る
ことができるようになっている。
2を通ったストラップ44の車両内側部は、下方へ導か
れ、再度、ストラップ通し46を通り、下端部44Bが
展開したエアバッグ袋体20の下方から突出している。
このため、車体外側からも、ストラップ44を引っ張る
ことができるようになっている。
【0025】なお、図3に一部を省略して示したが、ス
トラップ44は、エアバッグ袋体20とともに折り畳ま
れた状態でケース30に収納されている。
トラップ44は、エアバッグ袋体20とともに折り畳ま
れた状態でケース30に収納されている。
【0026】次に、本実施形態の作用を説明する。本実
施形態の乗員保護装置では、側突時にインフレータ16
が作動すると、インフレータ16からガスが噴出され、
ガス誘導管18を介してエアバッグ袋体20にガスが送
り込まれ、エアバッグ袋体20が展開膨張する。この時
のエアバッグ袋体20の展開膨張力により、ケース30
のリッド部30Bが開き、ルーフヘッドライニング32
とルーフサイドインナパネル34との隙間36及びフロ
ントピラーガーニシュとフロントピラーインナパネルと
の隙間からエアバッグ袋体20が乗員24の頭部24A
の側部に展開する。
施形態の乗員保護装置では、側突時にインフレータ16
が作動すると、インフレータ16からガスが噴出され、
ガス誘導管18を介してエアバッグ袋体20にガスが送
り込まれ、エアバッグ袋体20が展開膨張する。この時
のエアバッグ袋体20の展開膨張力により、ケース30
のリッド部30Bが開き、ルーフヘッドライニング32
とルーフサイドインナパネル34との隙間36及びフロ
ントピラーガーニシュとフロントピラーインナパネルと
の隙間からエアバッグ袋体20が乗員24の頭部24A
の側部に展開する。
【0027】その際、エアバッグ袋体20は、展開膨張
することによって車両前後方向の張力が付与され、乗員
24の頭部24Aを拘束することができる。このため、
側突時には、エアバッグ袋体20が乗員24の頭部24
Aが車外にはみ出るのを阻止し、且つ車内外の障害物が
乗員24の頭部24Aと接触しそうな時のクッションの
役目を果たす。
することによって車両前後方向の張力が付与され、乗員
24の頭部24Aを拘束することができる。このため、
側突時には、エアバッグ袋体20が乗員24の頭部24
Aが車外にはみ出るのを阻止し、且つ車内外の障害物が
乗員24の頭部24Aと接触しそうな時のクッションの
役目を果たす。
【0028】また、本実施形態の乗員保護装置では、展
開後、エアバッグ袋体20が必要なくなった場合には、
乗員24または車外の作業者が、ストラップ44の下端
部44Bを下方(図1の矢印A方向)へ引っ張ると、ス
トラップ44の中間部とともに、展開状態(図1の状
態)にあるエアバッグ袋体20が引き上げられ上方の引
き上げ位置(図2の位置)へ移動する。この場合、スト
ッパ48のストラップ44が挿通された穴52の入口5
2Aの開口幅W1が、出口52Bの開口幅W2に比べて
広くなっているため、ストラップ44をスムーズに移動
できる。
開後、エアバッグ袋体20が必要なくなった場合には、
乗員24または車外の作業者が、ストラップ44の下端
部44Bを下方(図1の矢印A方向)へ引っ張ると、ス
トラップ44の中間部とともに、展開状態(図1の状
態)にあるエアバッグ袋体20が引き上げられ上方の引
き上げ位置(図2の位置)へ移動する。この場合、スト
ッパ48のストラップ44が挿通された穴52の入口5
2Aの開口幅W1が、出口52Bの開口幅W2に比べて
広くなっているため、ストラップ44をスムーズに移動
できる。
【0029】また、穴52の出口52Bの開口幅W2が
ストラップ44の厚さW3よりやや狭く、エアバッグ袋
体20の自重で、ストラップ44が矢印A方向と反対方
向へ移動しない様十分な摩擦がストラップ44と出口5
2Bで生じるようになっているため、ストラップ44を
矢印A方向へ移動し、エアバッグ袋体20を上方へ引き
上げた後、ストラップ44から手を放しても、エアバッ
グ袋体20が自重で下がることはない。
ストラップ44の厚さW3よりやや狭く、エアバッグ袋
体20の自重で、ストラップ44が矢印A方向と反対方
向へ移動しない様十分な摩擦がストラップ44と出口5
2Bで生じるようになっているため、ストラップ44を
矢印A方向へ移動し、エアバッグ袋体20を上方へ引き
上げた後、ストラップ44から手を放しても、エアバッ
グ袋体20が自重で下がることはない。
【0030】従って、一度展開したエアバッグ袋体20
をフロントサイドウインド22の視界を妨げない位置へ
容易に移動できる。このため、引き上げたエアバッグ袋
体20が車室内側からの側方視界の妨げになることはな
いと共に、車両外側側方から車室内部を目視する場合に
も邪魔にならない。更に、ドアガラスが開いている場合
には、エアバッグ袋体20が車室内の換気の邪魔にもな
ることもない。
をフロントサイドウインド22の視界を妨げない位置へ
容易に移動できる。このため、引き上げたエアバッグ袋
体20が車室内側からの側方視界の妨げになることはな
いと共に、車両外側側方から車室内部を目視する場合に
も邪魔にならない。更に、ドアガラスが開いている場合
には、エアバッグ袋体20が車室内の換気の邪魔にもな
ることもない。
【0031】また、本実施形態の乗員保護装置では、ス
トラップ44とストッパ48を使用してエアバッグ袋体
20を下方から上方へ引き上げるので、簡単な構造で且
つエアバッグ袋体20をフロントサイドウインド22の
視界を妨げない位置へ確実に移動できる。
トラップ44とストッパ48を使用してエアバッグ袋体
20を下方から上方へ引き上げるので、簡単な構造で且
つエアバッグ袋体20をフロントサイドウインド22の
視界を妨げない位置へ確実に移動できる。
【0032】なお、多重衝突時等衝突形態によっては、
ステアリングハンドル及びインストルメントパネルに内
蔵された正面衝突用エアバッグ袋体も展開する可能性が
ある。この場合、インフレータからのガスの発生量が従
来より多くなるが、本実施形態の乗員保護装置では、エ
アバッグ袋体を引き上げることができるので、車室内の
ガスをいち早く換気することができる。
ステアリングハンドル及びインストルメントパネルに内
蔵された正面衝突用エアバッグ袋体も展開する可能性が
ある。この場合、インフレータからのガスの発生量が従
来より多くなるが、本実施形態の乗員保護装置では、エ
アバッグ袋体を引き上げることができるので、車室内の
ガスをいち早く換気することができる。
【0033】本発明の乗員保護装置の第2実施形態を図
6及び図7に従って説明する。なお、第1実施形態と同
一部材については同一符号を付してその説明を省略す
る。
6及び図7に従って説明する。なお、第1実施形態と同
一部材については同一符号を付してその説明を省略す
る。
【0034】図6に示される如く、本実施形態の乗員保
護装置のエアバッグ袋体20では、前部上端のフロント
ピラー取付部20Aが、エアバッグ袋体20の縁部に所
定の間隔で突出形成されており、これらのフロントピラ
ー取付部20Aと、エアバッグ袋体20の本体部20C
との間には、エアバッグ袋体取り外し手段としてのファ
スナー70が配設されている。即ち、ファスナー70の
ジッパーテープ(すべり金具70Aの移動によって結合
分離する一対の布部)の一方には、エアバッグ袋体20
のフロントピラー取付部20Aが縫合、接着等によって
結合されており、一対のジッパーテープの他方には、エ
アバッグ袋体20の本体部20Cが縫合、接着等によっ
て結合されている。
護装置のエアバッグ袋体20では、前部上端のフロント
ピラー取付部20Aが、エアバッグ袋体20の縁部に所
定の間隔で突出形成されており、これらのフロントピラ
ー取付部20Aと、エアバッグ袋体20の本体部20C
との間には、エアバッグ袋体取り外し手段としてのファ
スナー70が配設されている。即ち、ファスナー70の
ジッパーテープ(すべり金具70Aの移動によって結合
分離する一対の布部)の一方には、エアバッグ袋体20
のフロントピラー取付部20Aが縫合、接着等によって
結合されており、一対のジッパーテープの他方には、エ
アバッグ袋体20の本体部20Cが縫合、接着等によっ
て結合されている。
【0035】また、このエアバッグ袋体20では、後部
上端のルーフサイドレール取付部20Bが、エアバッグ
袋体20の縁部に所定の間隔で突出形成されており、こ
れらのルーフサイドレール取付部20Bと、エアバッグ
袋体20の本体部20Cとの間には、エアバッグ袋体取
り外し手段としてのファスナー72が配設されている。
即ち、ファスナー72の一対のジッパーテープの一方に
は、エアバッグ袋体20のルーフサイドレール取付部2
0Bが縫合、接着等によって結合されており、ファスナ
ー72の一対のジッパーテープの他方には、エアバッグ
袋体20の本体部20Cが縫合、接着等によって結合さ
れている。
上端のルーフサイドレール取付部20Bが、エアバッグ
袋体20の縁部に所定の間隔で突出形成されており、こ
れらのルーフサイドレール取付部20Bと、エアバッグ
袋体20の本体部20Cとの間には、エアバッグ袋体取
り外し手段としてのファスナー72が配設されている。
即ち、ファスナー72の一対のジッパーテープの一方に
は、エアバッグ袋体20のルーフサイドレール取付部2
0Bが縫合、接着等によって結合されており、ファスナ
ー72の一対のジッパーテープの他方には、エアバッグ
袋体20の本体部20Cが縫合、接着等によって結合さ
れている。
【0036】それぞれのファスナー70、72のすべり
金具70A、72Aには、紐74、76が連結されてい
る。従って、これらの紐74、76をそれぞれ引っ張り
操作することで、エアバッグ袋体20の本体部20Cを
車両のフロントピラー26とルーフサイドレール28と
から取り外すことができるようになっている。
金具70A、72Aには、紐74、76が連結されてい
る。従って、これらの紐74、76をそれぞれ引っ張り
操作することで、エアバッグ袋体20の本体部20Cを
車両のフロントピラー26とルーフサイドレール28と
から取り外すことができるようになっている。
【0037】なお、それぞれのファスナー70、72の
すべり金具70A、72Aの移動負荷はエアバッグ袋体
展開時に移動しない値に設定されている。また、エアバ
ッグ袋体展開時に、それぞれのすべり金具70A、72
Aが、それぞれのファスナー70、72の前端部に位置
しており、乗員が紐74、76を引っ張り操作し易くな
っている。また、エアバッグ袋体20の本体部20Cの
車室内側部の見や易い位置には、エアバッグ袋体20の
本体部20Cの脱離方法、即ち、紐74、76をそれぞ
れ引っ張り操作することが記載された説明文79が表示
されている。
すべり金具70A、72Aの移動負荷はエアバッグ袋体
展開時に移動しない値に設定されている。また、エアバ
ッグ袋体展開時に、それぞれのすべり金具70A、72
Aが、それぞれのファスナー70、72の前端部に位置
しており、乗員が紐74、76を引っ張り操作し易くな
っている。また、エアバッグ袋体20の本体部20Cの
車室内側部の見や易い位置には、エアバッグ袋体20の
本体部20Cの脱離方法、即ち、紐74、76をそれぞ
れ引っ張り操作することが記載された説明文79が表示
されている。
【0038】図7に示される如く、エアバッグ袋体20
のルーフサイドレール取付部20Bはルーフサイドイン
ナパネル34の車室内側部にボルト38とナット40等
の固定部材によって固定されている。ファスナー72の
紐76は、その先端部76Aが、エアバッグ袋体20の
本体部20Cの車室内側面となる部位に接着されてお
り、エアバッグ袋体20の本体部20Cともに、蛇腹状
に折り畳まれている。なお、図示を省略したが、エアバ
ッグ袋体20のフロントピラー取付部20Aはフロント
ピラーインナパネルの車室内側部にボルトとナット等の
固定部材によって固定されている。また、ファスナー7
0の紐74も、その先端部が、エアバッグ袋体20の本
体部20Cの車室内側面となる部位に接着されており、
エアバッグ袋体20の本体部20Cともに、蛇腹状に折
り畳まれている。
のルーフサイドレール取付部20Bはルーフサイドイン
ナパネル34の車室内側部にボルト38とナット40等
の固定部材によって固定されている。ファスナー72の
紐76は、その先端部76Aが、エアバッグ袋体20の
本体部20Cの車室内側面となる部位に接着されてお
り、エアバッグ袋体20の本体部20Cともに、蛇腹状
に折り畳まれている。なお、図示を省略したが、エアバ
ッグ袋体20のフロントピラー取付部20Aはフロント
ピラーインナパネルの車室内側部にボルトとナット等の
固定部材によって固定されている。また、ファスナー7
0の紐74も、その先端部が、エアバッグ袋体20の本
体部20Cの車室内側面となる部位に接着されており、
エアバッグ袋体20の本体部20Cともに、蛇腹状に折
り畳まれている。
【0039】次に、本実施形態の作用を説明する。本実
施形態の乗員保護装置では、側突時にインフレータ16
が作動すると、インフレータ16からガスが噴出され、
ガス誘導管18を介してエアバッグ袋体20にガスが送
り込まれ、エアバッグ袋体20が展開膨張する。この時
のエアバッグ袋体20の展開膨張力により、ケース30
のリッド部30Bが開き、ルーフヘッドライニング32
とルーフサイドインナパネル34との隙間36及びフロ
ントピラーガーニシュとフロントピラーインナパネルと
の隙間からエアバッグ袋体20が乗員24の頭部24A
の側部に展開する。
施形態の乗員保護装置では、側突時にインフレータ16
が作動すると、インフレータ16からガスが噴出され、
ガス誘導管18を介してエアバッグ袋体20にガスが送
り込まれ、エアバッグ袋体20が展開膨張する。この時
のエアバッグ袋体20の展開膨張力により、ケース30
のリッド部30Bが開き、ルーフヘッドライニング32
とルーフサイドインナパネル34との隙間36及びフロ
ントピラーガーニシュとフロントピラーインナパネルと
の隙間からエアバッグ袋体20が乗員24の頭部24A
の側部に展開する。
【0040】その際、エアバッグ袋体20は、展開膨張
することによって車両前後方向の張力が付与され、乗員
24の頭部24Aを拘束することができる。このため、
側突時には、エアバッグ袋体20が乗員24の頭部24
Aが車外にはみ出るのを阻止し、且つ車内外の障害物が
乗員24の頭部24Aと接触しそうな時のクッションの
役目を果たす。
することによって車両前後方向の張力が付与され、乗員
24の頭部24Aを拘束することができる。このため、
側突時には、エアバッグ袋体20が乗員24の頭部24
Aが車外にはみ出るのを阻止し、且つ車内外の障害物が
乗員24の頭部24Aと接触しそうな時のクッションの
役目を果たす。
【0041】また、本実施形態の乗員保護装置では、展
開後、エアバッグ袋体20が必要なくなった場合には、
乗員24が、ファスナー70、72の紐74、76を引
っ張り操作すると、ファスナー70、72のすべり金具
70A、72Aが移動し、エアバッグ袋体20の本体部
20Cをフロントピラー26とルーフサイドレール28
とに取付けられたフロントピラー取付部20Aとルーフ
サイドレール取付部20Bとから取り外すことができ
る。
開後、エアバッグ袋体20が必要なくなった場合には、
乗員24が、ファスナー70、72の紐74、76を引
っ張り操作すると、ファスナー70、72のすべり金具
70A、72Aが移動し、エアバッグ袋体20の本体部
20Cをフロントピラー26とルーフサイドレール28
とに取付けられたフロントピラー取付部20Aとルーフ
サイドレール取付部20Bとから取り外すことができ
る。
【0042】従って、エアバッグ袋体20の内圧保持時
間を長くしても、エアバッグ袋体20が膨らんでいる状
態で、エアバッグ袋体20の本体部20Cをフロントピ
ラー26とルーフサイドレール28とから取り外すこと
ができる。このため、側方視界を確実に確保できると共
に、車両外側側方から車室内部を目視する場合にもエア
バッグ袋体20が邪魔にならない。更に、ドアガラスが
開いている場合には、エアバッグ袋体20が車室内の換
気の邪魔にもなることもない。
間を長くしても、エアバッグ袋体20が膨らんでいる状
態で、エアバッグ袋体20の本体部20Cをフロントピ
ラー26とルーフサイドレール28とから取り外すこと
ができる。このため、側方視界を確実に確保できると共
に、車両外側側方から車室内部を目視する場合にもエア
バッグ袋体20が邪魔にならない。更に、ドアガラスが
開いている場合には、エアバッグ袋体20が車室内の換
気の邪魔にもなることもない。
【0043】また、本実施形態の乗員保護装置では、フ
ァスナー70、72を使用してエアバッグ袋体20をフ
ロントピラー26とルーフサイドレール28とから取り
外すので、簡単な構造で且つエアバッグ袋体20をフロ
ントサイドウインド22の視界を妨げない位置へ確実に
取り外しできる。
ァスナー70、72を使用してエアバッグ袋体20をフ
ロントピラー26とルーフサイドレール28とから取り
外すので、簡単な構造で且つエアバッグ袋体20をフロ
ントサイドウインド22の視界を妨げない位置へ確実に
取り外しできる。
【0044】また、本実施形態の乗員保護装置では、フ
ァスナー70、72の各紐74、76をエアバッグ袋体
20の本体部20Cともに、蛇腹状に折り畳むため、第
1実施形態のストラップ44の場合に比べ、折り畳み形
状を小さくすることができ、収納性能が向上する。
ァスナー70、72の各紐74、76をエアバッグ袋体
20の本体部20Cともに、蛇腹状に折り畳むため、第
1実施形態のストラップ44の場合に比べ、折り畳み形
状を小さくすることができ、収納性能が向上する。
【0045】また、多重衝突時等衝突形態によっては、
ステアリングハンドル及びインストルメントパネルに内
蔵された正面衝突用エアバッグ袋体も展開する可能性が
ある。この場合、インフレータからのガスの発生量が従
来より多くなるが、本実施形態の乗員保護装置では、エ
アバッグ袋体を外すことができるので、車室内のガスを
いち早く換気することができる。
ステアリングハンドル及びインストルメントパネルに内
蔵された正面衝突用エアバッグ袋体も展開する可能性が
ある。この場合、インフレータからのガスの発生量が従
来より多くなるが、本実施形態の乗員保護装置では、エ
アバッグ袋体を外すことができるので、車室内のガスを
いち早く換気することができる。
【0046】以上に於いては、本発明を特定の実施形態
について詳細に説明したが、本発明はかかる実施形態に
限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々
の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかで
ある。
について詳細に説明したが、本発明はかかる実施形態に
限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々
の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかで
ある。
【0047】例えば、第1、第2実施形態の乗員保護装
置では、本発明を、車両のフロントピラーとルーフサイ
ドレールに取付収納され、展開時にフロントサイドウイ
ンド22の略全面を覆うエアバッグ袋体20を備えた乗
員保護装置に適用したが、本発明の乗員保護装置は、こ
れに限定されず、車両のルーフサイドレールのみに取付
収納され、展開時にフロントサイドウインド22の乗員
の頭部側部と対向する部位のみを覆うエアバッグ袋体を
備えた乗員保護装置にも適用可能であり、更には、フロ
ントサイドウインドとリヤサイドウインドの双方を覆う
エアバッグ袋体を備えた乗員保護装置にも適用可能であ
る。また、助手席側においても適用可能である。
置では、本発明を、車両のフロントピラーとルーフサイ
ドレールに取付収納され、展開時にフロントサイドウイ
ンド22の略全面を覆うエアバッグ袋体20を備えた乗
員保護装置に適用したが、本発明の乗員保護装置は、こ
れに限定されず、車両のルーフサイドレールのみに取付
収納され、展開時にフロントサイドウインド22の乗員
の頭部側部と対向する部位のみを覆うエアバッグ袋体を
備えた乗員保護装置にも適用可能であり、更には、フロ
ントサイドウインドとリヤサイドウインドの双方を覆う
エアバッグ袋体を備えた乗員保護装置にも適用可能であ
る。また、助手席側においても適用可能である。
【0048】また、第1実施形態の乗員保護装置では、
ストラップ44とストッパ48を使用してエアバッグ袋
体20を下方から上方へ引き上げたが、ストラップ44
に代えて、ロープ等の他の引き上げ手段を使用しても良
い。また、引き上げ手段を使用してエアバッグ袋体20
を下方から上方へ引き上げることに代えて、エアバッグ
袋体20を下方へ落とす落下手段等の他の移動手段を使
用して、展開したエアバッグ袋体を車両のサイドウイン
ドの視界を妨げない位置へ移動する構成としても良い。
ストラップ44とストッパ48を使用してエアバッグ袋
体20を下方から上方へ引き上げたが、ストラップ44
に代えて、ロープ等の他の引き上げ手段を使用しても良
い。また、引き上げ手段を使用してエアバッグ袋体20
を下方から上方へ引き上げることに代えて、エアバッグ
袋体20を下方へ落とす落下手段等の他の移動手段を使
用して、展開したエアバッグ袋体を車両のサイドウイン
ドの視界を妨げない位置へ移動する構成としても良い。
【0049】また、第2実施形態の乗員保護装置では、
ファスナー70、72の各紐74、76及び説明文79
をエアバッグ袋体20の本体部20Cの車室内側部に配
置したが、各紐74、76及び説明文79は、車両外部
からも操作できるように、エアバッグ袋体20の本体部
20Cの車室外側部にも配置した構成としても良い。ま
た、ファスナー72、74を使用してエアバッグ袋体2
0を取り外すことに代えて、両面テープ等の他のエアバ
ッグ袋体取り外し手段を使用しても良い。更には、図8
及び図9に示される如く、ルーフサイドレール28にエ
アバッグ袋体取り外し手段としての係合ブラケット80
の取付部80Aを溶着し、この係合ブラケット80の係
合爪部80Bに、エアバッグ袋体20のルーフサイドレ
ール取付部20Bに穿設した係合穴82を係合した構成
とし、展開後、エアバッグ袋体20が必要なくなった場
合には、係合ブラケット80から、エアバッグ袋体20
の係合穴82を外すことで、展開したエアバッグ袋体を
車両のサイドウインドの視界を妨げない位置へ取り外す
構成としても良い。
ファスナー70、72の各紐74、76及び説明文79
をエアバッグ袋体20の本体部20Cの車室内側部に配
置したが、各紐74、76及び説明文79は、車両外部
からも操作できるように、エアバッグ袋体20の本体部
20Cの車室外側部にも配置した構成としても良い。ま
た、ファスナー72、74を使用してエアバッグ袋体2
0を取り外すことに代えて、両面テープ等の他のエアバ
ッグ袋体取り外し手段を使用しても良い。更には、図8
及び図9に示される如く、ルーフサイドレール28にエ
アバッグ袋体取り外し手段としての係合ブラケット80
の取付部80Aを溶着し、この係合ブラケット80の係
合爪部80Bに、エアバッグ袋体20のルーフサイドレ
ール取付部20Bに穿設した係合穴82を係合した構成
とし、展開後、エアバッグ袋体20が必要なくなった場
合には、係合ブラケット80から、エアバッグ袋体20
の係合穴82を外すことで、展開したエアバッグ袋体を
車両のサイドウインドの視界を妨げない位置へ取り外す
構成としても良い。
【0050】また、第2実施形態の乗員保護装置では、
エアバッグ袋体展開時に、すべり金具70A、72A
が、それぞれのファスナー70、72の前端部に位置し
ていたが、すべり金具70A、72Aの位置はファスナ
ー70、72の前端部に限定されず、ファスナー70、
72の後端部でも良い。また、各ファスナー70、72
にすべり金具70A、72Aをそれぞれ2個設け、エア
バッグ袋体展開時にファスナー70、72の前後方向中
間部の操作し易い位置にそれぞれ2個のすべり金具70
A、72Aが有り、これら2個のすべり金具70A、7
2Aを前後方向へ移動しエアバッグ袋体20の本体部2
0Cを取り外す構成としても良い。
エアバッグ袋体展開時に、すべり金具70A、72A
が、それぞれのファスナー70、72の前端部に位置し
ていたが、すべり金具70A、72Aの位置はファスナ
ー70、72の前端部に限定されず、ファスナー70、
72の後端部でも良い。また、各ファスナー70、72
にすべり金具70A、72Aをそれぞれ2個設け、エア
バッグ袋体展開時にファスナー70、72の前後方向中
間部の操作し易い位置にそれぞれ2個のすべり金具70
A、72Aが有り、これら2個のすべり金具70A、7
2Aを前後方向へ移動しエアバッグ袋体20の本体部2
0Cを取り外す構成としても良い。
【0051】また、第1実施形態の乗員保護装置では、
折り畳まれたエアバッグ袋体20をケース30内に収納
した構造を採用したが、ケース30は必ずしも必要では
ない。また、第2実施形態及びその変形例の乗員保護装
置では、折り畳まれたエアバッグ袋体20を破断容易な
ラップ材で部分的にラッピングしたり、テープ状の面フ
ァスナーを用いて部分的に仮止めして、エアバッグ袋体
20を折り畳み状態で形状保持するようにしても良い。
折り畳まれたエアバッグ袋体20をケース30内に収納
した構造を採用したが、ケース30は必ずしも必要では
ない。また、第2実施形態及びその変形例の乗員保護装
置では、折り畳まれたエアバッグ袋体20を破断容易な
ラップ材で部分的にラッピングしたり、テープ状の面フ
ァスナーを用いて部分的に仮止めして、エアバッグ袋体
20を折り畳み状態で形状保持するようにしても良い。
【0052】
【発明の効果】請求項1記載の本発明は、少なくとも車
両のルーフサイドレールに取付収納され、展開時にサイ
ドウインドの少なくとも一部を覆うエアバッグ袋体を衝
突時に展開させる車両用乗員保護装置において、展開し
たエアバッグ袋体を車両のサイドウインドの視界を妨げ
ない位置へ移動する移動手段を備えたため、一度展開し
たエアバッグ袋体を車両のサイドウインドの視界を妨げ
ない位置へ容易に移動できるという優れた効果を有す
る。
両のルーフサイドレールに取付収納され、展開時にサイ
ドウインドの少なくとも一部を覆うエアバッグ袋体を衝
突時に展開させる車両用乗員保護装置において、展開し
たエアバッグ袋体を車両のサイドウインドの視界を妨げ
ない位置へ移動する移動手段を備えたため、一度展開し
たエアバッグ袋体を車両のサイドウインドの視界を妨げ
ない位置へ容易に移動できるという優れた効果を有す
る。
【0053】請求項2記載の本発明は、請求項1記載の
車両用乗員保護装置において、移動手段がエアバッグ袋
体を車両上方へ引き上げるための引き上げ手段であるた
め、請求項1記載の効果に加えて、簡単な構造で且つエ
アバッグ袋体を車両のサイドウインドの視界を妨げない
位置へ確実に移動できるという優れた効果を有する。
車両用乗員保護装置において、移動手段がエアバッグ袋
体を車両上方へ引き上げるための引き上げ手段であるた
め、請求項1記載の効果に加えて、簡単な構造で且つエ
アバッグ袋体を車両のサイドウインドの視界を妨げない
位置へ確実に移動できるという優れた効果を有する。
【0054】請求項3記載の本発明は、少なくとも車両
のルーフサイドレールに取付収納され、展開時にサイド
ウインドの少なくとも一部を覆うエアバッグ袋体を衝突
時に展開させる車両用乗員保護装置において、展開した
エアバッグ袋体を少なくとも車両のルーフサイドレール
から取り外すエアバッグ袋体取り外し手段を備えたた
め、一度展開したエアバッグ袋体をサイドウインドの視
界を妨げない位置へ容易に取り外しできるという優れた
効果を有する。
のルーフサイドレールに取付収納され、展開時にサイド
ウインドの少なくとも一部を覆うエアバッグ袋体を衝突
時に展開させる車両用乗員保護装置において、展開した
エアバッグ袋体を少なくとも車両のルーフサイドレール
から取り外すエアバッグ袋体取り外し手段を備えたた
め、一度展開したエアバッグ袋体をサイドウインドの視
界を妨げない位置へ容易に取り外しできるという優れた
効果を有する。
【図1】本発明の第1実施形態に係る乗員保護装置のエ
アバッグ袋体が展開した状態を示す側面図である。
アバッグ袋体が展開した状態を示す側面図である。
【図2】本発明の第1実施形態に係る乗員保護装置のエ
アバッグ袋体を引き上げた状態を示す側面図である。
アバッグ袋体を引き上げた状態を示す側面図である。
【図3】本発明の第1実施形態に係る乗員保護装置のエ
アバッグ袋体の展開前の収納状態を示す断面図である。
アバッグ袋体の展開前の収納状態を示す断面図である。
【図4】本発明の第1実施形態に係る乗員保護装置のス
トッパを示す斜視図である。
トッパを示す斜視図である。
【図5】本発明の第1実施形態に係る乗員保護装置のス
トッパとストラップを示す断面図である。
トッパとストラップを示す断面図である。
【図6】本発明の第2実施形態に係る乗員保護装置のエ
アバッグ袋体が展開した状態を示す側面図である。
アバッグ袋体が展開した状態を示す側面図である。
【図7】本発明の第2実施形態に係る乗員保護装置のエ
アバッグ袋体の展開前の収納状態を示す断面図である。
アバッグ袋体の展開前の収納状態を示す断面図である。
【図8】本発明の第2実施形態の変形例に係る乗員保護
装置のエアバッグ袋体の展開前の収納状態を示す断面図
である。
装置のエアバッグ袋体の展開前の収納状態を示す断面図
である。
【図9】本発明の第2実施形態の変形例に係る乗員保護
装置のエアバッグ袋体と係合ブラケットとの係合状態を
示す拡大斜視図である。
装置のエアバッグ袋体と係合ブラケットとの係合状態を
示す拡大斜視図である。
【図10】従来の実施形態に係る乗員保護装置が適用さ
れた車両の一部を示す概略側面図である。
れた車両の一部を示す概略側面図である。
10 車両 20 エアバッグ袋体 20A エアバッグ袋体のフロントピラー取付部 20B エアバッグ袋体のルーフサイドレール取付部 20C エアバッグ袋体の本体部 22 フロントサイドウインド 28 ルーフサイドレール 44 ストラップ(移動手段、引き上げ手段) 48 ストッパ(移動手段、引き上げ手段) 52 ストッパの穴 70 ファスナー(エアバッグ袋体取り外し手段) 72 ファスナー(エアバッグ袋体取り外し手段) 74 紐 76 紐 80 係合ブラケット(エアバッグ袋体取り外し手
段) 82 エアバッグ袋体の係合穴
段) 82 エアバッグ袋体の係合穴
Claims (3)
- 【請求項1】 少なくとも車両のルーフサイドレールに
取付収納され、展開時にサイドウインドの少なくとも一
部を覆うエアバッグ袋体を衝突時に展開させる車両用乗
員保護装置において、 展開した前記エアバッグ袋体を車両のサイドウインドの
視界を妨げない位置へ移動する移動手段を備えたことを
特徴とする車両用乗員保護装置。 - 【請求項2】 前記移動手段が前記エアバッグ袋体を車
両上方へ引き上げるための引き上げ手段であることを特
徴とする車両用乗員保護装置。 - 【請求項3】 少なくとも車両のルーフサイドレールに
取付収納され、展開時にサイドウインドの少なくとも一
部を覆うエアバッグ袋体を衝突時に展開させる車両用乗
員保護装置において、 展開した前記エアバッグ袋体を少なくとも車両のルーフ
サイドレールから取り外すエアバッグ袋体取り外し手段
を備えたことを特徴とする車両用乗員保護装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9252238A JPH10147202A (ja) | 1996-09-18 | 1997-09-17 | 車両用乗員保護装置 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8-246128 | 1996-09-18 | ||
| JP24612896 | 1996-09-18 | ||
| JP9252238A JPH10147202A (ja) | 1996-09-18 | 1997-09-17 | 車両用乗員保護装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10147202A true JPH10147202A (ja) | 1998-06-02 |
Family
ID=26537577
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9252238A Pending JPH10147202A (ja) | 1996-09-18 | 1997-09-17 | 車両用乗員保護装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10147202A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002534321A (ja) * | 1999-01-12 | 2002-10-15 | オートリブ デベロップメント アクテボラゲット | エアバッグとエアバッグの展開方法 |
-
1997
- 1997-09-17 JP JP9252238A patent/JPH10147202A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002534321A (ja) * | 1999-01-12 | 2002-10-15 | オートリブ デベロップメント アクテボラゲット | エアバッグとエアバッグの展開方法 |
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