JPH10147511A - 液体歯磨剤 - Google Patents
液体歯磨剤Info
- Publication number
- JPH10147511A JPH10147511A JP24131697A JP24131697A JPH10147511A JP H10147511 A JPH10147511 A JP H10147511A JP 24131697 A JP24131697 A JP 24131697A JP 24131697 A JP24131697 A JP 24131697A JP H10147511 A JPH10147511 A JP H10147511A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid dentifrice
- bicarbonate
- dentifrice
- liquid
- present
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Cosmetics (AREA)
Abstract
歯の予防効果をさらに高めると共に、安定性をも改善し
た新たな液体歯磨剤を提供すること。液体歯磨剤の着色
が退色しないようにすること。 【解決手段】 (1)水溶液中に有効量の重炭酸イオン
を存在させることを特徴とする液体歯磨剤。(2)炭酸
水素塩を配合し、液体歯磨剤の媒体のPHを7.8から
9.0の間に調整することで有効量の重炭酸イオンを存
在させることを特徴とする液体歯磨剤。(3)色素を含
有する液体歯磨剤において、炭酸水素塩を配合すること
で、歯磨剤の媒体のPHを7.8から9.0の間に調整
して有効量の重炭酸イオンを存在させることを特徴とす
る液体歯磨剤。好ましくは、クエン酸とその塩を含有し
ない液体歯磨剤。
Description
し、詳しくは虫歯の予防に有効であり、さらに安定性に
優れ、色素により着色され、その着色が安定に保たれた
液体歯磨剤に関する。
品の残存量や時間、口腔内細菌、特に虫歯発生細菌など
が組み合わされた時に発生する疾患であることが知られ
ている。これらの中でも虫歯発生細菌であるストレプト
コッカスミュータンス菌は、糖を分解し歯垢を形成する
と共に糖を発酵させて種々の酸を生成し、それによって
歯のエナメル質を腐食し虫歯とする。そして虫歯発生菌
はPHが4から5の酸性条件下で最も活発に増殖するこ
とから、虫歯を予防するには口腔内を弱酸性から弱アル
カリ性とすることが好ましいとされている。
急激に低下し中性から酸性へと変化し、虫歯の発生を誘
起することから、このPHの低下を抑制することにより
虫歯の発生を予防することを目的とした技術や製剤が検
討されている。例えば、予防剤としてホウ酸及や炭酸水
素ナトリウムを含有する歯みがき剤、うがい剤、デンタ
ルクロスや塗布剤が知られている。その製剤では、予防
剤としてホウ酸及や炭酸水素ナトリウムを使用すると、
口腔内の炭水化物、歯垢及び唾液等がすべて中和されて
PHが高まり、ウ蝕原生菌の増殖が著しく抑制されるこ
と、及び前記歯磨き剤や固形塗布剤はペースト状或いは
粉末状で使用されることがわかっている。
ことによりPH7.5±0.2の範囲とした虫歯予防歯
ミガキクリームが知られている。その研磨性がリン酸二
カルシウムからなる歯磨き粉より適当であり、味も良
く、かつ歯への浮きかす及び汚れの沈積予防に効果があ
る故をもって約74〜約210ミクロン範囲の中央粒子
サイズの炭酸水素ナトリウムが主要組成物である歯磨き
粉がある。さらに、アルカリ性の物を入れたハミガキに
より、虫歯の原因である乳酸菌の繁殖を防ぐことができ
るものである。
内のPHの低下を抑制することで虫歯の発生を予防する
ものであり、そのためのPHの低下抑制剤として炭酸水
素ナトリウムを使用することが示されている。しかし、
前記ウ蝕組成物の主なものは、歯ミガキクリームと歯磨
き粉であり、その他の組成物としてはペースト状塗布剤
やチュウインガム等が記載されており、また液体状のも
のとしてはうがい剤の記載はあるが、液体歯磨剤につい
て使用した例は知られていない。そして、水溶液中で
は、炭酸水素ナトリウムは不安定で炭酸ガスを放出する
ことが知られており、歯磨き剤において炭酸水素ナトリ
ウムは、水溶液中では不安定で二酸化炭素ガスを放出す
るので、ペースト又はゲルの場合でも配合の安定性が問
題となることが知られている。
し、かつ歯をきれいにするための歯磨剤としては、前記
したように種々のものがあり、例えば粉状、潤性粉末、
ゼリー状、クリーム状やさらには液状のものがあり、ま
たマウスウオッシュも虫歯発生の予防に有効な製剤であ
るとされている。このように種々の形態の製剤の1つと
しての液体歯磨剤は、趣好性の関係で色素を使用して着
色されることが多く、清潔感を出すために水色又は緑色
に着色したり、或いは温かみを出すためにピンク色又は
オレンジ色に着色したりする。しかし、この場合、その
色素は人体に使用する関係で使用できる種類が制約され
ており、天然の色素も多いために比較的安定性が低く、
保存中に変色し、或いは分解するために、当初の色を保
持することが難しく、色が薄くなったもの或いは変色し
たものでは商品価値が著しく低下するという問題があ
る。
塩、例えば炭酸水素ナトリウムは口腔内のpHの低下を
抑制することで虫歯の発生を予防するには有効である
が、水と反応し易いことから水を含む製剤での安定性が
問題となっており、粉状歯磨剤などのほとんど水を含ま
ない製剤において実用化されているにすぎなかった。そ
して、液体歯磨剤など水を多く含む製剤とする場合に
は、PHを調整するためにリン酸水素ナトリウムや、ク
エン酸塩などが使用されている。本発明者らの検討によ
れば、重炭酸イオンが口腔内のpHの低下を有効に抑制
すること、そしてその為には炭酸水素塩が適しており、
その作用は他の単なる緩衝作用を有するとされているリ
ン酸水素ナトリウムなどよりも優れていることが確認さ
れている。そこで、炭酸水素ナトリウムなどの炭酸水素
塩を配合することにより、虫歯の予防効果をさらに高め
ると共に、安定性をも改善した新たな液体歯磨剤を提供
することを本発明の目的としている。また、本発明は、
色素を含有する液体歯磨剤において、その液体歯磨剤が
有する着色が安定に維持されて、商品価値などが低下し
ない液体歯磨剤を得ることを目的の1つとするものであ
る。
た結果、口腔内にある程度の量の重炭酸イオンが存在す
るようにすることにより、口腔内のpHの低下を抑制す
る作用、そして虫歯の予防効果を高めることができるこ
とを見いだした。それに基づいて、その液体歯磨剤中に
有効量の重炭酸イオンを含有させるようにすればよいこ
とが導かれた。さらに、炭酸水素塩が水と反応する種々
の条件のうち、特定のpHとした時には水溶液中で高い
割合で重炭酸イオンとして存在し、これが口腔内のpH
の低下を有効に抑制することを見い出し、さらにそのp
H条件において液体歯磨剤の着色が安定であることを見
い出すことにより本発明に到達した。
って達成される。 (1)液体歯磨剤の媒体中に有効量の重炭酸イオンを存
在させたことを特徴とする液体歯磨剤。 (2)炭酸水素塩を配合し、液体歯磨剤の媒体のPHを
7.8〜9.0の間に調整することで、有効量の重炭酸
イオンを存在させたことを特徴とする液体歯磨剤。 (3)色素を含有する液体歯磨剤において、炭酸水素塩
を配合し、液体歯磨剤の媒体のPHを7.8から9.0
の間に調整することで、有効量の重炭酸イオンを存在さ
せたことを特徴とする液体歯磨剤。 (4)前記炭酸水素塩が炭酸水素ナトリウムであること
を特徴とする前記(2)又は(3)項記載の液体歯磨
剤。 (5)液体歯磨剤の組成中にクエン酸とその塩を含まな
いことを特徴とする前記(1)〜(4)項のいずれか1
項に記載の液体歯磨剤。 (6)液体歯磨剤の組成中にパラヒドロキシ安息香酸エ
ステルを含まないことを特徴とする前記(1)〜(5)
項のいずれか1項に記載の液体歯磨剤。 (7)フェノール基を有する香料を含有したことを特徴
とする前記(1)〜(6)項のいずれか1項に記載の液
体歯磨剤。
中に有効量の重炭酸イオンを存在させたことにより、口
腔内のPHの低下を抑制し、そして、虫歯の予防に効果
がある。また、本発明は、炭酸水素塩を配合すること
で、その製剤を調製した時の媒体のPHが7.8から
9.0の間とするもので、液体歯磨剤中に炭酸水素塩を
重炭酸イオンとして存在させることにより所望の効果を
得るものである。媒体のPHが7.8から9.0の間よ
りも酸性になるにつれて、液体歯磨剤中の炭酸水素塩は
分解して媒体中に炭酸ガスを発生するようになり、また
この範囲よりもアルカリ性になるにつれて重炭酸イオン
が減少して炭酸イオンとして存在することから本願発明
の効果を十分に得ることはできない。また、媒体のPH
がよりアルカリ性になるにつれて液体歯磨剤に異味が生
じ、味覚の点で好ましくはない。本発明で用いる炭酸水
素塩としては、液体歯磨中に重炭酸イオンを存在させる
ことができるものであればよく、例えば、炭酸水素ナト
リウム、炭酸水素カリウム、炭酸水素アンモニウムなど
が挙げられ、これらの中でも炭酸水素ナトリウムが好ま
しい。
量の重炭酸イオンが液体歯磨剤の媒体中に存在するよう
にすればよい。そのためには、例えば液体歯磨剤のPH
が7.8から9.0の間となるように炭酸水素塩を添加
すればよい。ただ、PHが7.5や7.6のものに炭酸
水素塩を添加してPHが7.8から9.0の間となるよ
うにすればよいというわけではなく、有効量の重炭酸イ
オンを含有させるようにすることが好適である。ここ
で、有効量とは、本発明の効果を奏する量の重炭酸イオ
ンが液体歯磨剤中に存在することであり、この重炭酸イ
オンの濃度としては、1.0ミリmol/100ml以
上が挙げられる。そして、その為の炭酸水素塩の媒体中
の配合量としては、例えば炭酸水素ナトリウムでは0.
1w/v以上が好ましい。炭酸水素塩の配合量は歯磨剤
のベース組成により変化することから、歯磨剤のベース
組成を溶解した溶液のPHに対応して、製品の液体歯磨
剤のPHが7.8から9.0の間となるように適宜調製
すればよい。また、本発明の液体歯磨剤を着色するのに
添加する色素としては、法定色素等の色素、例えば青色
1号等の青色、黄色4号等の黄色、赤色2号等の赤色、
緑色3号等の緑色等に代表される化粧品等に使用するこ
とが可能な色素を挙げることができる。これらの中、前
記したPH条件で安定性の高いものが好ましい。
わない限り、公知の成分を配合することができる。その
ような成分としては、次に挙げるようなものである。 粘稠剤:グリセリン、プロピレングリコール、ポリエチ
レングリコール、藻エキス、カラギーナン、カルボキシ
ビニルポリマー、カルボキシメチルセルロースナトリウ
ム、カンゾウエキスなど。
シルザルコシン酸ナトリウム、N−アシルグルタミン酸
塩など。 非イオン界面活性剤:ショ糖脂肪酸エステル、糖アルコ
ール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂
肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、脂肪
酸モノグリセライド、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリ
オキシエチレン高級アルコール、ポリオキシエチレン・
ポリオキシプロピレン共重合体、ポリオキシエチレン・
ポリオキシプロピレン脂肪酸エステルなど。 両性イオン界面活性剤:N−アルキルジアミノエチレン
グリシンなど。 陽イオン界面活性剤:塩化セチルピリジニウム、塩化ベ
ンゼトニウムなど。
リトール、ソルビトール、サッカリンナトリウム、グリ
チルリチン酸ジカリウムなど。 香料:合成香料、天然香料、調合香料などが使用でき、
その中でもメントール、チモール、カルバクロール、ア
ネトール、ユーカリオイル、オイゲノールなどのフェノ
ール基を有する香料が好ましい。 防腐剤:トリクロサン、グルコン酸クロルヘキシジン、
イソプロピルメチルフェノール、パラヒドロキシ安息香
酸エステルなど。 殺菌剤:塩化セチルピリジウム、塩化ベンゼトリウム、
塩化ベンザルコニウム、トリクロサン、塩酸クロルヘキ
シジンなど。 歯面コーティング剤:セラック、ロウ類(蜜ロウ、植物
ロウ、動物ロウなど)、リン酸エステル類(ミリスチル
リンなどのモノアルキルリン酸エステル、ジアルキルリ
ン酸エステルなど)、シリコーン樹脂(ジメチコーンコ
ポリオールなど)など。 溶媒:エタノール、変性アルコール、水など。
ゼ、溶解酵素、ムタナーゼ、クロルヘキシジン又はその
塩、ソルビン酸、アレキシジン、ヒノキチオール、アル
キルグリシン、アルキルジアミノエチルグリシン塩、ア
ラントイン、ε−アミノカプロン酸、トラネキサム酸、
アズレン、ビタミンC、ビタミンE、モノフルオロリン
酸ナトリウム、フッ化ナトリウム、フッ化第1錫、水溶
性リン酸塩、第四級アンモニウム化合物、塩化ナトリウ
ムなどの有効成分を配合することもできる。これらの成
分の中で、界面活性剤としてはポリオキシエチレン硬化
ヒマシ油が液体歯磨剤を安定に保つことから好ましい。
エステル(「パラベン」とも呼ばれる)、例えば、パラ
ヒドロキシ安息香酸のメチルエステル、エチルエステ
ル、プロピルエステルおよびブチルエステルなどを配合
すると光に対する安定性が著しく低下する場合があり、
その時には液体歯磨剤は透明から赤褐色に変色するので
好ましくない。ただし、遮光機能を有する容器や容器表
面や内面に遮光処理などを施し、液体歯磨剤に対する光
による影響が取り除かれるのであれば、この限りではな
い。本発明の液体歯磨剤は、歯ブラシなどによるブラッ
シングやマッサージを併用して行う場合は勿論、またこ
れらを行わず口腔内に含み洗浄するだけの所謂洗口剤と
しての使用においても所望の効果を得ることができる。
る。ただし、本発明はこの実施例のみに限定されるもの
ではない。 実施例1 本発明の液体歯磨剤及び比較対象の液体歯磨剤として、
液体歯磨剤の媒体に炭酸水素塩として炭酸水素ナトリウ
ムを含有させることによりそれぞれ所定の濃度の重炭酸
イオンが含有されるようにした。そして、同じPHとな
るリン酸水素2ナトリウムをそれぞれ所定の濃度で含有
させることにより、下記に示すpH値の液体歯磨剤a、
b、c、dをそれぞれ調製した。それらの組成を第1表
に示す。これらの液体歯磨剤について、次に示す試験を
行った。
lに対して、それぞれに0.1Nの乳酸を0.05ml
ずつ添加していきPH値の低下を測定する。その結果を
図1に示した。 (a−2)試験結果 図1から、炭酸水素ナトリウムを配合してPH値を8.
6として有効量の重炭酸イオンを存在させた液体歯磨剤
bは、リン酸水素2ナトリウムでPH値を8.4に調製
した液体歯磨剤dと比べ、乳酸の添加量を増やしてもP
H値の低下の傾向が少なかった。また炭酸水素ナトリウ
ムを配合して、有効量の重炭酸イオンを存在させた液体
歯磨剤であっても、PH値が7.9の液体歯磨剤aでは
液体歯磨剤bに比してPH値の低下は大きかったが、液
体歯磨剤cに比して低下の傾向が少なかった。
更して液体歯磨剤e〜gを調製した。第2表に液体歯磨
剤e〜gのPH値及び各液体歯磨剤e〜g10mlに対
して1Nの乳酸を0.05mlずつ添加してPH値が約
4となるまでの乳酸量を示した。また比較のため、成人
唾液を採取、遠心分離して得た上清液についてそのPH
値とそれが約4となるまでに添加を要する乳酸量を併記
した。
そのPH値が約4となり、唾液に対して1Nの乳酸を添
加した場合と同じであった。一方、液体歯磨剤fおよび
gの場合には、1Nの乳酸を1.2および2.2ml添
加した時にPH値が約4となった。唾液のPH値を約4
に低下させるよりも、液体歯磨剤fおよびgのPH値を
約4に低下させるために多くの1Nの乳酸が必要であ
り、このことから、液体歯磨剤fおよびgはPH値の低
下を抑制する作用が唾液より優位であることが明らかと
なった。また、PH7.8でも唾液と同等の効果を有す
ることがわかった。
ドロキシ安息香酸エステル)を除いた組成のものについ
て、これらに炭酸水素塩として炭酸水素ナトリウムを配
合して、第3表記載のPH値とした有効量の重炭酸イオ
ンを存在させた液体歯磨剤hと液体歯磨剤iとを調製
し、それぞれを透明プラスチック容器に充填した。そし
てサンテスター(キセノンテスタXF−180)を用い
て、61.5w/cm2 /24hrの条件で1日にわた
り光を照射し、各液体歯磨剤の外観上の変化を目視にて
観察すると共に、色差計(Z−300A)を用いて色差
を測定した。その結果は第3表に併記した。
とにより光の安定性が悪くなっていることが確認され
た。この結果は色差(ΔE)においても明らかに認めら
れた。このことから、光を透過させる容器を用い、かつ
光に対する安定性を必要とする場合には、パラベンを配
合しないことが好ましいといえる。
トリウムの濃度を変更して第4表記載のPHとして液体
歯磨剤j〜mを調製した。そして5人のモニターにより
PH値による味覚への影響を検討した。
になるにつれて液体歯磨剤の味は異味が増す傾向にあ
り、従って味覚の点からいえば、液体歯磨剤のPH値は
9よりも中性よりとすることが好ましいといえる。
処方と、炭酸水素ナトリウムとクエン酸3ナトリウム・
2水和物を併用した処方について、光安定性を検討し
た。 e.液体歯磨剤の調製 第5表に示す処方からなる液体歯磨剤A,B,C,Dを
調製し、それぞれに第6表に示す色素を各別に添加し、
80mlの容積を有する透明ペットボトルに充填する。
180、島津製作所製)を用いて加速的に行った。製剤
充填後のボトルをサンテスターで照射し、外観上の変化
及び色差計(Z−300A、日本電色工業製)を用いて
色差を測定した。また色差はLab表色系で示す。Lは
明度、a,bは色度(色相と彩度)を示す。 特に、 緑− ←a→ +赤、 青− ←b→ +黄 ΔE=〔(ΔL)2 +(Δa)2 +(Δb)2 〕1/2 で
ある。 また、外観の判断基準は3段階で行い、次のとおりであ
る。 × :完全退色 △ :やや退色 ○ :ほとんど変化なし
表及び第8表に示す。色素により退色に要する照射時間
は様々であるが、すべての色素について処方Aが最も安
定で、処方Dが最も安定性が悪かった。また、ΔEの値
は色素により様々であるが、いずれの色素においても処
方Aのものが値がもっとも小さく、外観上の変化も少な
かった。 (f−3)評価 液体歯磨剤の処方において、炭酸水素ナトリウムを配合
した処方と、クエン酸ナトリウムを添加した処方につい
て、色素配合下での光安定性試験によれば、いずれの色
素においても退色の程度に差はあるが、炭酸水素ナトリ
ウム単独の処方の場合がもっとも安定であり、クエン酸
ナトリウムを加えることにより、色素の光安定性が悪く
なると考えられる。ここでは、青、赤及び黄色について
実施したが、これらの他の組合せの色についても同様の
ことがいえると考える。
歯磨剤を調製した。この各製剤を380mlの透明ボト
ルに充填し、室温で1ケ月放置した後、その外観を目視
にて観察した。その結果いずれの液体歯磨剤も白濁を生
じることなく、安定であった。
衝能よりもその効力に優れ、口腔内のPHの低下を有効
に抑制することができる。そして虫歯の予防効果を高め
ると共に、炭酸水素塩を配合した液体製剤でありながら
も安定である。そのPHの低下を有効に抑制する作用
は、従来のリン酸水素ナトリウムやクエン酸塩を用いた
場合よりも優れたものである。さらに、色素を使用した
液体歯磨剤の場合には、その色素による着色が安定に維
持されるため、その商品価値などが低下しない。
0.1Nの乳酸を添加した場合のPH値の低下を測定し
たPH値変化図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 液体歯磨剤の媒体中に有効量の重炭酸イ
オンを存在させたことを特徴とする液体歯磨剤。 - 【請求項2】 炭酸水素塩を配合し、液体歯磨剤の媒体
のPHを7.8〜9.0の間に調整することで、有効量
の重炭酸イオンを存在させたことを特徴とする液体歯磨
剤。 - 【請求項3】 色素を含有する液体歯磨剤において、炭
酸水素塩を配合し、液体歯磨剤の媒体のPHを7.8か
ら9.0の間に調整することで、有効量の重炭酸イオン
を存在させたことを特徴とする液体歯磨剤。 - 【請求項4】 前記炭酸水素塩が炭酸水素ナトリウムで
あることを特徴とする請求項2又は請求項3記載の液体
歯磨剤。 - 【請求項5】 液体歯磨剤の組成中にクエン酸とその塩
を含まないことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1
項に記載の液体歯磨剤。 - 【請求項6】 液体歯磨剤の組成中にパラヒドロキシ安
息香酸エステルを含まないことを特徴とする請求項1〜
5のいずれか1項に記載の液体歯磨剤。 - 【請求項7】 フェノール基を有する香料を含有したこ
とを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の液
体歯磨剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24131697A JP3821553B2 (ja) | 1996-09-17 | 1997-09-05 | 液体歯磨剤 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24512896 | 1996-09-17 | ||
| JP8-245128 | 1996-09-17 | ||
| JP24131697A JP3821553B2 (ja) | 1996-09-17 | 1997-09-05 | 液体歯磨剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10147511A true JPH10147511A (ja) | 1998-06-02 |
| JP3821553B2 JP3821553B2 (ja) | 2006-09-13 |
Family
ID=26535196
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24131697A Expired - Lifetime JP3821553B2 (ja) | 1996-09-17 | 1997-09-05 | 液体歯磨剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3821553B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002241251A (ja) * | 2001-02-14 | 2002-08-28 | Tanpei Seiyaku Kk | 歯垢染着性歯磨き |
| JP2007314564A (ja) * | 2002-11-26 | 2007-12-06 | Procter & Gamble Co | 咀嚼可能な固体単位剤形及び歯の咬合面への活性剤の送達方法 |
| JP2013129654A (ja) * | 2011-11-25 | 2013-07-04 | Masahiro Ando | クエン酸・重曹を含む錠剤及びその製造方法、並びに、高濃度の重炭酸イオンを含んだ美容用材及び該美容用材を使用した美容方法 |
-
1997
- 1997-09-05 JP JP24131697A patent/JP3821553B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002241251A (ja) * | 2001-02-14 | 2002-08-28 | Tanpei Seiyaku Kk | 歯垢染着性歯磨き |
| JP2007314564A (ja) * | 2002-11-26 | 2007-12-06 | Procter & Gamble Co | 咀嚼可能な固体単位剤形及び歯の咬合面への活性剤の送達方法 |
| JP2013129654A (ja) * | 2011-11-25 | 2013-07-04 | Masahiro Ando | クエン酸・重曹を含む錠剤及びその製造方法、並びに、高濃度の重炭酸イオンを含んだ美容用材及び該美容用材を使用した美容方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3821553B2 (ja) | 2006-09-13 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| AU2017379608B2 (en) | Oral care compositions | |
| RU2673236C2 (ru) | Отбеливающие композиции для ухода за полостью рта | |
| AU2010354716B2 (en) | Oral care compositions resistant to microbial growth | |
| US20080152599A1 (en) | Oral care compositions | |
| CN1373652A (zh) | 含有茶多酚的口腔用组合物 | |
| US5932192A (en) | Lower astringent two component stannous and potassium salt containing dentifrice | |
| CN103957878B (zh) | 洁齿剂组合物 | |
| AU2010354716A1 (en) | Oral care compositions resistant to microbial growth | |
| CN102711918A (zh) | 口腔护理组合物 | |
| CN103068363B (zh) | 用于去除烟焦油的物质以及包含该物质的组合物 | |
| US5855871A (en) | Effervescent two component bicarbonate and acid containing dentifrice | |
| AU2017379609B2 (en) | Oral care compositions | |
| KR102348583B1 (ko) | 천연색소 변색방지용 조성물 | |
| CN113226256B (zh) | 含有碳酸氢钠和氟化亚锡的洁齿剂 | |
| JP4147412B2 (ja) | 口腔用組成物 | |
| JP3854719B2 (ja) | 口腔用組成物 | |
| JP5948903B2 (ja) | 歯磨剤組成物及び歯磨剤組成物の防腐力向上方法 | |
| US3894147A (en) | Method and composition for inhibiting calculus | |
| JP3821553B2 (ja) | 液体歯磨剤 | |
| JPH0772124B2 (ja) | 口腔用組成物 | |
| JP4158036B2 (ja) | 歯磨剤組成物及びその製造方法 | |
| JP6515134B2 (ja) | 液体口腔用組成物 | |
| JP3877412B2 (ja) | 液体口腔用組成物 | |
| KR102337307B1 (ko) | 저자극성 구강용 조성물 | |
| RU2801309C2 (ru) | Композиция для ухода за полостью рта |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040510 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050126 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050202 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050401 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051102 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20051221 |
|
| RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20060324 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20060614 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20060620 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100630 Year of fee payment: 4 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100630 Year of fee payment: 4 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110630 Year of fee payment: 5 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140630 Year of fee payment: 8 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |