JPH10148004A - Alc版パネル及びalc版の取付方法並びに穴溝形成用の治具 - Google Patents

Alc版パネル及びalc版の取付方法並びに穴溝形成用の治具

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JPH10148004A
JPH10148004A JP17405397A JP17405397A JPH10148004A JP H10148004 A JPH10148004 A JP H10148004A JP 17405397 A JP17405397 A JP 17405397A JP 17405397 A JP17405397 A JP 17405397A JP H10148004 A JPH10148004 A JP H10148004A
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alc
parallel
alc plate
plate
panel
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JP17405397A
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Sukezo Kobayashi
佑造 小林
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Abstract

(57)【要約】 【課題】建造物の躯体へのALC版取付を容易かつ簡略
化し、また地震時に躯体の変形を吸収する。 【解決手段】ALC版1の複数枚を互いに当接して、一
方向27に並列配置して並列ALC版8を形成する。並
列ALC版の裏面角部で一方向27の稜線9に沿って固
定穴75を穿設する。並列ALC版8に、稜線9に沿っ
て嵌装され、かつ固定穴75に挿入できるアンカーを有
する連結金具94、95を構成する。。並列ALC版8
に、稜線9に沿って連結金具94、95を配置して、ア
ンカーを固定穴75内のモルタルに埋設固定してALC
版パネル97を構成する。ALC版パネル97は、その
連結金具94、95を鉄骨梁等の躯体に固定して、取り
付けられる。躯体の変形は連結金具94、95と並列A
LC版8との摺動で吸収できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、建造物の壁など
に使用するALC(Autoclaved Light-weight Concret
e)版の複数枚を連結してなるALC版パネル及びAL
C版の取付け方法、並びにALC版パネルの取付け方法
に使用する穴溝形成用の治具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ALC版は、ALC版に特殊ネジ
類で金具を固定して、金具を躯体(通常は、鉄骨)に取
付けていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の技術では、
構築現場でALC版を一枚づつ躯体に固定しなければな
らなかったので、施工が繁雑となる問題点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】然るにこの発明は、複数
枚のALC版を摺動可能に連結金具で連結したので、前
記問題点を解決した。
【0005】即ちこの発明は、ALC版の複数枚を、一
側面を互いに当接して一方向に並列配置して並列ALC
版を形成し、各ALC版を、並列ALC版の前記一方向
のほぼ全長に亘る長さの連結金具で連結したことを特徴
とするALC版パネルである。
【0006】また、ALC版の複数枚を、一側面を互い
に当接して一方向に並列配置して並列ALC版を形成
し、各ALC版を、並列ALC版の前記一方向のほぼ全
長に亘る長さの連結金具で連結し、該連結金具の少なく
とも1つに躯体取付用の固定手段を付与したことを特徴
とするALC版パネルである。
【0007】また、ALC版の複数枚を、一側面を互い
に当接して一方向に並列配置して並列ALC版を形成
し、該並列ALC版の裏面角部で前記一方向の両稜線に
沿って、複数の固定穴を形成し、前記並列ALC版に、
前記稜線に沿って嵌装され、かつ前記固定穴に挿入でき
るアンカーを有する断面略L字状の連結金具を嵌装し
て、固定穴内に充填したモルタル内に前記アンカーを埋
設固定し、連結金具の少なくとも1つに躯体取付用の固
定手段を付与したことを特徴とするALC版パネルであ
る。また、前記において、アンカーの基端部に、モルタ
ルが付着しないようにカバー手段を設けたALC版パネ
ルである。
【0008】また、ALC版の複数枚を、一側面を互い
に当接して一方向に並列配置して並列ALC版を形成
し、該並列ALC版の裏面角部で前記一方向の両稜線に
沿って第一係合溝を夫々形成すると共に、前記稜線に沿
った側面に前記一方向の第二係合溝を形成し、前記並列
ALC版に、該稜線に沿って嵌装され、かつ前記第一第
二係合溝に挿入できる突条を有する断面略L字状の連結
金具を嵌装固定して、該連結金具の少なくとも1つに躯
体取付用の固定金具を連設したことを特徴とするALC
版パネルである。
【0009】また、ALC版を躯体に固定する取付方法
であって、ALC版の所定枚を並列して並列ALC版を
構成し、該並列ALC版の両端部を、ALC版を連結で
きる連結金具で夫々支持し、次に該連結金具を躯体に固
定する取付方法であり、前記並列ALC版と連結金具と
の取付、又は連結金具と躯体との取付の少なくとも一方
の取付をALC版の並列方向に摺動可能としたことを特
徴とするALC版の取付方法である。また、前記におい
て、各ALC版に、環状溝付きの固定穴を穿設し、該固
定穴にモルタルを充填して、該モルタル内に、連結金具
のアンカーを埋設固定して、並列ALC版と前記連結金
具とを固定するALC版の取付方法である。
【0010】更に、所定穴の軸方向の基材の先端部に、
所定高さ毎に溝形成用の突起を有する刃板を固定し、前
記基材に基材回転用の把持部を設けたことを特徴とする
穴溝形成用の治具である。
【0011】前記におけるモルタルとは、セメント類な
どの各種調合の水硬性の材料であり、いわゆるセメント
モルタルに限定されない。
【0012】
【実施の態様】ALC版の複数枚を一側面を互いに当接
して、一方向に並列配置して並列ALC版を形成する。
並列ALC版の裏面角部で前記一方向の両稜線に沿って
第一係合溝を夫々形成し、稜線に沿った側面に前記一方
向の第二係合溝を形成する。前記第二係合溝の幅を、連
結金具の突条の深さと同等に形成してある。
【0013】並列ALC版の稜線に沿って嵌装され、か
つ第一第二係合溝に夫々挿入できる突条を有する断面略
L字状の連結金具を構成する。前記連結金具に、第二係
合溝に連通すると共に、該第二係合溝に充填剤を注入で
きる注入口を穿設してある。また、連結金具の少なくと
も1つに躯体取付用の固定金具を連設する。並列ALC
版の稜線に沿って連結金具を嵌装固定して、ALC版パ
ネルを構成する。
【0014】ALC版パネルは、その固定金具を鉄骨梁
等の躯体に固定して、取り付けられる。
【0015】
【作用】ALC版は並列ALC版として取付られるの
で、一度の取付作業で複数枚のALC版が躯体に固定で
きる。また、並列ALC版の一方向のほぼ全長に亘る長
さの連結金具で、各ALC版が並列方向に摺動可能とな
るように連結したので、躯体取付後に、ALC版の並列
方向にずれを生じるような躯体の変形を吸収できる。
また、各ALC版に環状溝付きの固定穴にモルタルを充
填して、固定穴内に連結金具のアンカーを埋設固定すれ
ば、個々のALC版と連結金具とは強固に固定される。
【0016】
【実施例1】図1乃至図5に基づきこの発明の実施例を
説明する。この実施例は、ALC版を壁の縦方向を並列
方向として連結して、ALC版パネルを構成した実施例
である。
【0017】この発明の実施例に使用するALC版1は
通常の構成であって、表面2、裏面3、連結用の凹条6
及びこれと嵌合する凸条7とを有する対向する広い側面
(一側面)4、4、及び残りの対向する狭い側面(他側
面)5、5とからなる。
【0018】ほぼ水平な基盤28上に、6枚のALC版
1、1を裏面3を上にして一方向27に互いに並列配置
して並列ALC版8を形成する。前記並列ALC版8は
隣接するALC版1、1が凹条6と凸条7とを嵌合させ
てある(図1)。
【0019】続いて、前記ALC版1の裏面3角部3a
に、並列ALC版8の連結方向(一方向)27の稜線
9、9に沿って、第一係止溝10、10を形成する。続
いて、前記稜線9、9に沿った、ALC版1の狭い側面
5、5に連結方向27の第二係止溝11を形成する。前
記第一係止溝10は、後に述べる連結金具16の板を嵌
挿できる程度の狭い幅の溝で、前記第二係止溝11は前
記第一係止溝10の深さ程度の溝幅を有する。前記係止
溝10、11の形成は、例えば、丸鋸で切り削りして行
う。
【0020】また、前記並列ALC版8の稜線9、9に
沿って装着でき、かつ各ALC版1の裏面3の角部3
a、3aに当接する第一片17及び狭い側面5、5に当
接する第二片18とからなる断面L字状の金具本体と
し、該金具本体の側縁に、前記第一係止溝10に挿入で
きる第一突条19、及び前記第二係止溝11に遊嵌でき
る第二突条20を夫々形成して、連結金具16を構成す
る。前記連結金具16は並列ALC版8の連結方向27
の全長に亘る長さで形成され、第一片17の外面17b
に長さ方向の溝型鋼からなる躯体取付用の固定金具22
を連設固定してある。また、前記連結金具16の第二片
18の略中央部にグラウト(充填剤)の注入孔23を穿
設してある。また、前記固定金具22は、一側(躯体に
固定した際に下側)端縁22aを連結金具(並列ALC
版)16の端縁16aより突出して形成し、他側(躯体
に固定した際に上側)端縁22bを連結金具(並列AL
C版)の端縁16bより内側に位置するように形成して
ある(図1、図2、図3)。
【0021】また、前記連結金具16の注入孔23に対
応して、前記並列ALC版8の狭い側面5、5に、縦溝
14を夫々形成して、第二係止溝11に連通させる。
【0022】続いて、連結金具16の第二突条20を第
二係止溝11に挿入すると共に、第一突条19を、グラ
ウトが注入された第一係止溝10に挿入する。この際、
第二係止溝11の溝幅を第一係止溝10の深さ程度とし
てあるので、まず連結金具16の第二片18をALC版
1の狭い側面5に当接して、第二突条20を第二係止溝
11に挿入し(図2下部鎖線図示、連結金具16)、続
いて、連結金具16を矢示42方向に摺動して第一片を
ALC版1の裏面3に当接させると共に第一突条10を
第一係止溝19に挿入すれば、連結金具16を並列AL
C版8に容易に装着できる(図2上部、実線図示、連結
金具16)。また、この状態で、連結金具16の第一片
17の内面17aがALC版1の裏面3に当接し、第二
片18の内面18aがALC版1の狭い側面5に夫々当
接し、連結金具16の第二突条20の外面20bが第二
係止溝11の溝壁12に当接し(あるいは近づき)、第
二突条20の内面20a側には空間13が形成される
(図2上部)。
【0023】次に、前記連結金具16の第一片17から
ALC版1に仮止め用の釘25、25を打ち込み、仮止
めする。続いて、注入孔23からグラウトを注入して、
縦溝14を介して、第二係止溝11内にグラウトを充填
させる。この際、グラウトが十分に充填されたならば、
並列ALC版8の狭い側面5、5側の端からグラウトが
漏れてくるので確認できる。
【0024】グラウトが固化後に、不要であれば釘25
を取り外し、ALC版パネル26を構成する(図2、図
3)。
【0025】また、前記において、グラウト注入前ある
いは注入後に、前記並列ALC版8上に、並列方向に長
い木材29、29を載置し、木材29、29上に同様に
並列ALC版8を形成して、同様にALC版パネルを製
造することができる。即ち、並列ALC版8に係止溝1
0、11を形成し、連結金具16を取付け、グラウトを
注入してALC版パネル26を構成する。以下、同様に
木材29、29を介して、順次ALC版1、1を積み重
ねて、ALC版パネル26を製造できる(図3)。従っ
て、建造物の直下階床上、あるいは建造物の構築現場の
敷地内でALC版パネル26を製造すれば、搬送費用を
削減できる。また、施工時期に合わせてALC版パネル
26を提供できるので、施工効率を高めることができ
る。
【0026】次に、前記実施例に基づくこのALC版パ
ネル26の使用、即ち建造物の壁として、躯体への取付
けについて説明する。
【0027】所定階の鉄骨梁31の上フランジ32と、
次階の鉄骨梁35の下フランジ38とに、夫々連結板3
5、39が横方向に突設されている。ALC版パネル2
6を所定位置に配置し、ALC版パネル26の連結金具
22の上部を連結板39に、下部を連結板35に、夫々
ボルトナット等で固定する。続いて、所定階でコンクリ
ートを打設して床40等を構築する。以下、順次ALC
版パネル26を躯体に固定する。この際、コンクリート
打設に先行して、外壁としてALC版パネル26、26
を構築できるので、施工を簡略化し、早期に内装工事の
着手ができるので、全体の工期短縮を図ることができ
る。
【0028】また、ALC版1、1は直接躯体に固定さ
れず、連結金具16、固定金具22を介して躯体に固定
されているので、地震力などにより横方向のずれ、個々
のALC版1、1の当接面における摺動で吸収できる。
【0029】また、前記実施例において、並列ALC版
8の表面で、連結金具16が当接する部分を、連結金具
16の材厚分だけ削り、並列ALC版8の表面と連結金
具16の外面とを面一に形成することもできる(図示し
ていない)。
【0030】また、前記実施例において、連結金具16
は全長に亘る突条19、20を形成したが、第一片17
と第二片18との内面に所定間隙毎に所定長さの突起
(突条)を形成し、該突起を、並列ALC版8に形成し
た各係止溝10、11に挿入することもできる(図示し
ていない)。また、前記突条19は、短く形成し、ある
いは省略することもできる(図示していない)。この場
合には、対応する第一係止溝10も浅く形成し、あるい
は省略する。
【0031】また、前記実施例において、連結金具16
の両端部にグラウトが充填されたか否かを確認する為
に、確認孔を穿設することもできる(図示していな
い)。この場合には、グラウト注入孔23から注入され
たグラウトが該確認孔から漏れることにより確認でき
る。
【0032】また、前記実施例において、躯体取付用の
固定部材22を溝型鋼としたが、他の構造の鋼材とする
こともできる(図示していない)。
【0033】また、前記実施例において、ALC版1は
広い側面4、4を互いに当接して連結したが、狭い側面
5、5を互いに当接して連結することもできる(図示し
ていない)。
【0034】また、前記実施例において、ALC版1は
6枚連結したが、複数であれば何枚でも可能である(図
示していない)。
【0035】また、前記実施例において、同一形状のA
LC版1を使用したが、開口部を適宜切り欠いたALC
版を組み合わせて使用することもできる(図示していな
い)。この場合には、使用する建具を予め連結金具に固
定することもできる。
【0036】また、ALC版1は凹条6と凸条7とを有
する構造としたが、広い側面4、4の両方に凹条6のみ
が形成された構造、あるいは凸条7のみが形成された構
造とすることもできる。更に、凹条6、凸条7のいずれ
も形成されない平坦な形状とすることもできる(図示し
ていない)。
【0037】また、前記実施例において、係止溝10、
11の形成は、並列ALC版8を形成した後に、切り削
りして形成したが、並列前のALC版1に予め形成して
おくこともできる(図示していない)。
【0038】
【実施例2】図6乃至図9に基づきこの発明の他の実施
例を説明する。この実施例は、壁に使用した際に、AL
C版が横方向に並列されるALC版パネルの実施例であ
る。
【0039】前記実施例1と同様に、ALC版1を5枚
を並列して、隣接するALC版1、1の凹条6と凸条7
とを嵌合させて、並列ALC版8を構成する(図6)。
【0040】実施例1と同様に、前記ALC版1の裏面
3角部3aに、並列ALC版8の連結方向(一方向)2
7の稜線9、9に沿って、第一係止溝10、10、及び
狭い側面5、5に第二係止溝11を夫々形成する。ま
た、前記一方(壁に使用した際に下側に位置する側)の
第一係止溝10の稜線9側で、前記連結方向の中央部及
び両端部(中央のALC版の中央部及び両端部に配置さ
れたALC版の中央部)に夫々、ナット埋設穴43を設
ける。また、実施例1と同様にグラウト注入用の縦溝1
4を形成して、第二係止溝11に連通させる。
【0041】また、前記実施例1と同様で、前記並列A
LC版8の稜線9に沿って装着でき、第一片17及び第
二片18とからなる断面L字状の金具本体に第一突条1
9及び第二突条20を形成すると共に、前記第一片17
に前記ナット埋設穴に対応した位置に透孔44、44を
穿設し、内面17aに該透孔44に連通するナット45
を固着して、一方(下側)の稜線9に対応した連結金具
46を構成する。
【0042】また、前記実施例1と同様で、前記第一片
17、第二片18、第一突条19、第二突条20から、
連結金具16を構成する。また、上部に横長孔48を穿
設し、下部に透孔を穿設してナット49を埋設固着して
固定金具47を構成する。前記連結金具16の第一片1
7に、固定金具47の中間部を、棒材51、51を介装
して固着する。ここで、固定金具47は、ナット49が
連結金具46のナット45と対応する位置に固着されて
いる(図9)。
【0043】また、前記連結金具16、46は、実施例
1と同様に、並列ALC版8の連結方向27の全長に亘
る長さで形成され、縦溝14、15に対応するグラウト
の注入孔23が夫々穿設されている。
【0044】続いて、実施例1と同様に、連結金具1
6、46の第二突条20を第二係止溝11に挿入すると
共に、第一突条19を、グラウトを注入した第一係止溝
10に挿入する。また、この際、実施例1と同様に、第
二係止溝11の溝幅を第一係止溝10の深さ程度として
あるので、連結金具16、46を並列ALC版8に容易
に装着できる。また、同様に、連結金具16、46の第
一片17がALC版1の裏面3に、第二片18がALC
版1の狭い側面5に夫々当接し、連結金具16の第二突
条20の外面20bが第二係止溝11の溝壁12に近づ
き、第二突条20の内面20a側には空間13が形成さ
れる。
【0045】次に、前記連結金具16、46の第一片1
7からALC版1に仮止め用の釘25、25を打ち込
み、仮止めした後、注入孔23からグラウトを注入し
て、縦溝14を介して、第二係止溝11内にグラウトを
充填させる。この際、グラウトが十分に充填されたなら
ば、第二係止溝11の端で、並列ALC版8の狭い側面
4側の端からグラウトが漏れてくるので確認できる。
【0046】グラウトが固化後に、不要であれば釘2
5、25を取り外し、ALC版パネル50を構成する
(図7、8)。
【0047】また、前記実施例1と同様に、図3のよう
に、グラウト注入前あるいは注入後に、前記並列ALC
版8上に、並列方向に長い木材29、29を載置し、木
材29、29上に、積み上げながら同様に並列ALC版
8を形成して、同様にALC版パネル50を製造するこ
とができる。
【0048】次に、前記実施例に基づくこのALC版パ
ネル50の使用、即ち建造物の壁として、躯体への取付
けについて説明する。
【0049】ALC版パネルを連結金具16(固定金具
47)を上方にして所定位置に配置する。ALC版パネ
ル50の下部は、ナット45、45に、既設のALC版
パネルの固定金具47の横長孔48を挿通したナット5
4を螺合して固定する。また、ALC版パネル50の上
部は、ALC版パネル50の固体金具47のナット49
と、鉄骨梁(図示していない)に突設固定した連結板5
2のナット52aとを、螺杆53で連結する。以上で、
ALC版パネル50は躯体に固定され、上下に位置する
ALC版パネル50も固定金具47を介して連結固定さ
れる(図9、10)。その後、床コンクリート40等を
打設する。
【0050】この際、上下のALC版パネル50、50
の隙間は楔55で調節して、所定高さにALC版50を
固定する。また、ALC版パネル50の表面2側の目地
にはガスケット56を挟み、コーキング57を施す。
【0051】このALC版パネル50は、係止溝10、
11に連結金具16、46の突条19、20が挿入され
て構成され、更に固定金具47の横長孔を使用している
ので、左右方向のずれを吸収できる。
【0052】前記実施例における他の実施例は、実施例
1と同様である。
【0053】
【実施例3】次に、図11乃至図13に基づきこの発明
の他の実施例を説明する。この実施例は実施例2と同様
とALC版を内装壁に使用したものである。
【0054】実施例2と同様に、ALC版1、1を並列
配置して並列ALC版8を構成し、同様に、係止溝1
0、11等を形成し、両側にナット埋設穴43、43を
形成する。この並列ALC版8については、一側の稜線
9のみではなく両側の稜線9、9に対応してナット埋設
穴43を形成した以外の構造は、実施例2と同様であ
る。
【0055】続いて、実施例2と同様に、第一片17、
第二片18、第一突条19、第二突条20から構成し、
前記ナット埋設穴43に対応させて、透孔44を穿設し
てナット45を固着すると共にグラウト注入孔23を穿
設した連結金具46を構成する。前記実施例2と同様
に、連結金具46を、夫々並列ALC版8の両稜線9に
沿って装着する。
【0056】次に、前記連結金具46からALC版1に
仮止め用の釘25、25を打ち込み、仮止めし、続い
て、注入孔23からグラウトを注入して、第二係止溝1
1、11内にグラウトを充填させる。この際、グラウト
が十分に充填されたならば、第二係止溝11の両端部か
らグラウトが漏れてくるので確認できる。
【0057】グラウトが固化後に、並列ALC版8の凹
条6側の端部に、該凹条6に沿って、外側に突となるよ
うに屈曲形成された端部金具59を釘類で固定して、A
LC版パネル60を構成する(図11)。
【0058】次に、前記実施例に基づくこのALC版パ
ネル60の使用、即ち建造物の内装壁としての躯体への
取付けについて説明する。
【0059】鉄骨梁61に、壁構築予定位置(ALC版
パネルの取付け位置)に合わせて、断面L字状の固定金
具62の水平片63が固着されている。前記固定金具6
2の垂直片64にはナット45、45に対応して横方向
の長孔65、65が穿設されている。
【0060】同様に、床71上に、壁構築予定位置(A
LC版パネルの取付け位置)に合わせて、断面L字状の
固定金具66の水平片67が固着されている。前記固定
金具66の垂直片68にはナット45、45に対応して
縦方向の長孔69、69が穿設されている。
【0061】次に、固定金具62、66間にALC版6
0を配置し、必要ならば転倒防止に斜めサポート等で支
持しながら、長孔65、69を挿通したボルト72、7
2をナット45、45に螺合し、ALC版60の上下を
夫々固定金具62、66に固定する(図12)。
【0062】固定金具62、67とALC版パネル60
との間には、必要ならば耐火被覆、コーキング等を施す
(図12(a))。また、ALC版パネル60の左右両
端部は、端部金具59とモルタル73とを介して、柱7
0(又は壁)と一体に取付する(図13)。以上で、内
壁の取付が完了する。
【0063】この内壁は、ALC版パネル60の上下が
長孔65、69を介して躯体(鉄骨梁61、床71)に
連結され、左右がモルタル73を介して躯体(柱70)
に連結されているので、地震力等が生じた場合には、A
LC版パネル60が破壊されることなく、躯体の変形を
吸収できる。
【0064】前記実施例において、固定金具62、66
の一方又は両方をALC版パネル60に予め固定して、
その後に固定金具62、66を鉄骨梁61又は床71に
固定することもできる(図示していない)。
【0065】前記実施例において、他の実施例は実施例
1、2と同様である。
【0066】
【実施例4】図14乃至図20に基づきこの発明の他の
実施例を説明する。この実施例は、アンカーで連結部材
と並列ALC版とを連結する実施例で、壁に設置した際
に、ALC版が横方向に並列されるALC版パネルの実
施例である。
【0067】実施例1、2と同様に、例えば6枚のAL
C版1、1を裏面3を上にして一方向27に互いに並列
配置して、隣接するALC版1の凹条6と凸条7とを、
嵌合させて、並列ALC版8を構成する。ここで、両側
に凹条6のみが形成されたALC版では、隣接するAL
C版の凹条6を対向させる。
【0068】並列ALC版のの裏面3の角部3a、3b
に、並列ALC版8の連結方向(一方向)の稜線に沿っ
て、各ALC版1に2ヶ所づつ(3ヶ所以上でも可能)
固定穴75、75を穿設する。前記固定穴75の外壁に
周方向の環状溝100、100が形成されている。この
固定穴75への環状溝100の形成についてが実施例6
で説明する。
【0069】また、並列ALC版の裏面3の角部3b
で、ALC版の間にナット埋設穴43を穿設する。同様
に、並列ALC版の裏面3の角部3bで(形成されるA
LC版パネルを取付ける位置に応じて)、ALC版の間
にナット埋設穴43aを穿設する。
【0070】次に、この実施例に使用する連結金具1
6、46の構成について説明する。
【0071】実施例2と同様に、並列ALC版8の稜線
9、9に沿って装着でき、かつ各ALC版1の裏面3の
角部3a、3aに当接する第一片17及び狭い側面5、
5に当接する第二片18とからなる断面略L字状の金具
本体とする。金具本体の第二片18の端縁を略直角に
(第一片と平行に)屈曲し、塞ぎ条76とする。また、
前記第一片17の下面で、長さ方向に沿って並列して、
ナット付き螺杆(例えばボルト。又はアンカー付きの鋼
棒でも可能)からなるアンカー77を突設する。以上の
ようにして連結金具16を構成する。前記アンカー77
は、並列ALC版8の固定穴75、75に対応して設置
されている。また、アンカー77の基部に軟質塩化ビニ
ル製のパイプ78が遊嵌され、該パイプ78は連結金具
46の第一片17の内面17aに固定してある。
【0072】一方に連結金具16の第一片17に、前記
ナット埋設穴43に対応して、透孔44を穿設して、そ
の内面17aに該透孔44に連通するナット45を固着
して、一方(下側)の連結金具46を構成する。
【0073】また、前記実施例2と同様に、上部に横長
孔48を穿設し、下部に透孔44a、44aを穿設し
て、裏面に前記透孔44aに連通するナット49を埋設
固定して固定金具47を構成する。他方の連結金具16
の第一片に、前記固定金具47の中間部を、ナット49
が前記並列ALC版8のナット埋設穴43a対応するよ
うに、固着する。前記固定金具47は等間隔に、例えば
3つ設けられれている。
【0074】前記連結金具46のナット45(透孔4
4)と固定金具47のナット49(透孔44a)とが対
応して設けれている。また、連結金具16、46は前記
各実施例と同様に、並列ALC版の連結方向27の全長
に亘る長さで形成されている。
【0075】次に、並列ALC版8の固定穴75、75
にモルタル等を充填し、並列ALC版の稜線9に沿っ
て、上側に固定金具47が固着された連結金具を、下側
に連結金具46をそれぞれ装着する。この際、固定穴7
5、75のモルタル等内にアンカー77、77が埋設さ
れる。また、ここで使用するモルタル類は、ALC版に
浸み込まず、かつ固化開始時間を適宜選択調整したもの
を使用することが望ましい。
【0076】また、この際、必要ならば、モルタル等が
固化するまでの変形を防止する為に、固定金具16、1
6側からALC版に向けて仮止め用の釘を打ち込む。モ
ルタルの固化発現後に、ALC版パネル80を構成する
(図16)。
【0077】また、ALC版パネル80の製造は、実施
例1と同様に、ほぼ水平な基盤28上、に並列ALC版
8を載置し、並列ALC版8上に、並列方向に長い木材
29、29を載置し、木材29、29上に、同様に並列
ALC版8を形成して、順次積み重ねながら、固定穴7
5、75にモルタルを充填して、連結金具16、46を
装着して、ALC版パネルを製造する(図15)。この
場合、上への並列ALC版8の形成は、下の並列ALC
版のモルタルの固化の如何にかかわらず、積み重ねるこ
とができる。また、前記並列ALC版8の積み重ねは、
並列ALC版の構成(ALC版の連結枚数)や基盤の構
造等にもよるが、20段程度は可能ある。この場合、現
場構造物上や敷地内あるいは敷地の近隣でALC版パネ
ルを製造できるので、施工時期に応じたALC版パネル
の提供ができ、また、現場敷地内でのALC版パネルの
保管に場所を取らず、更に搬送の手間・費用を削減でき
る。
【0078】続いて、この発明のALC版パネルの使用
について説明する。この使用は、前記実施例2の場合と
同様である。
【0079】ALC版パネル80で、連結金具16の塞
ぎ条76の基端部と並列ALC版8(ALC版1、1)
との間に、全長に亘り、コーキング82を施す。同様
に、必要ならば、連結金具46の塞ぎ条76と並列AL
C版8との間にも、コーキング82を施す。
【0080】ALC版パネルを連結金具16(固定金具
47)を上方にして、所定位置に配置する。ALC版パ
ネル50の下部は、ナット45、45に既設のALC版
パネル80の固定金具47の横長孔48を挿通したナッ
ト54を螺合して固定する。また、ALC版パネル80
の上部は、ALC版パネル80の固体金具47のナット
49と、鉄骨梁等(図示していない)に突設固定した連
結板52のナット52aとを、螺杆53で連結する。以
上で、ALC版パネル80は躯体に固定され、上下に位
置するALC版パネル80も固定金具47を介して連結
固定される(図18、図10)。その後、床コンクリー
ト40等を打設する。
【0081】この際、上下のALC版パネル80、80
の隙間は楔で調節して、所定高さにALC版80を固定
する。また、ALC版パネル80の表面2側の目地には
コーキング57を施す。
【0082】このALC版パネル80は、固定金具47
の横長孔48を使用しているので、地震などにより生じ
るALC版1、1のスライド(左右方向のずれ)を吸収
できる(図19)。また、アンカー77の基端部にはパ
イプ76が遊嵌され、アンカー77とパイプ76との間
にはモルタルが充填されないので、ALC版1、1がロ
ーリングを生じた場合でも、固定金具16、46とAL
C版1、1間の各方向のずれも吸収できる(図19)。
【0083】また、コーキング57が経年変化等で機能
低下した場合でも、目地内は連結金具16、47の塞ぎ
条76、76が並列配置されているので、外部から内部
へ目地を通る水分の流入を防止できる(図18)。
【0084】前記実施例において、固定穴75はALC
版1に2つづつ設けたが、並列ALC版8を支持できる
ようにアンカー77の形状・大きさなど調節すれば、固
定穴75の口径、深さ、数は任意である。
【0085】また、前記実施例において、固定金具47
を使用して、ALC版パネル80を躯体に連結し、かつ
上下のALC版パネル80、80も互いに連結したが、
上下のALC版パネル80、80の連結をしない場合に
は、他の固定金具を使用することもできる。例えば、並
列ALC版8の稜線9、9の両側に、前記実施例の連結
金具(ナット45付き)46、46を固定して、ALC
版パネル80aを構成する(図20)。この場合には、
鉄骨梁31の下フランジ33の下面に固着した金具(山
形鋼)85の透孔にボルト54を挿通し、ALC版パネ
ル80aのナット45に螺合緊結する。同様に、鉄骨梁
31の上フランジ32の上面に固着した金具(突設した
板鋼)86の透孔にボルト54を挿通して、ALC版パ
ネル80aのナット45に螺合緊結する。以上のように
して、ALC版パネル80aを鉄骨梁31に固定すると
共に、鉄骨梁に架設してあるデッキプレート87上に所
定の床鉄筋88、88を配筋し、コンクリートを打設し
て、床40を構築する。図20中89は現場構築した
壁、90は詰めモルタル、91はコーキング、92は耐
火被膜である。
【0086】
【実施例5】図21乃至図24に基づき他の実施例を説
明する。この実施例は実施例4の並列ALC版8と連結
金具の取付け構造で、ALC版を縦方向に連結した並列
ALC版を使用した実施例である。
【0087】実施例2、4と同様に、例えば6枚のAL
C版1、1を裏面3を上にして一方向27に互いに並列
配置して、隣接するALC版1の凹条6と凸条7とを、
嵌合させて、並列ALC版8を構成する。並列ALC版
のの裏面3の角部3a、3bに、並列ALC版8の連結
方向(一方向)の稜線に沿って、各ALC版1に、例え
ば2ヶ所づつ固定穴75、75を穿設する。
【0088】次に、この実施例に使用する連結金具9
4、95の構成について説明する。
【0089】リップ溝型鋼等からなる連結金具(固定金
具兼用。間柱)94、95の一のフランジ96の下面
に、長さ方向に沿って並列して、ナット付き螺杆(ボル
ト)からなるアンカー77、77を、突設固着する。前
記アンカー77は、前記固定穴75、75に対応させ
て、設置されている。また、アンカー77の基部に軟質
塩化ビニル製のパイプ78が遊嵌され、該パイプ78は
連結金具94、95の一のフランジ96の下面に固定し
てある。
【0090】次に、並列ALC版8の固定穴75、75
にモルタル等を充填し、並列ALC版の稜線9に沿っ
て、アンカー77付きの連結金具94、95を、夫々装
着する。この際、固定穴75、75のモルタル内にアン
カー77、77が埋設される。
【0091】また、この際、必要ならば、モルタル固化
するまでの変形を防止する為に、連結金具94、95側
からALC版に向けて仮止め用の釘を打ち込む。モルタ
ルの固化発現後に、ALC版パネル97を構成する(図
21)。また、ALC版パネル97の製造は、実施例4
と同様に、上下に重ねながらモルタルを充填して行うこ
ともできる。
【0092】次に、前記実施例に基づくこの発明のAL
C版パネル97の使用について説明する。ALC版パネ
ル97を連結金具94、95が縦になるように配置(間
柱として)し、梁(又は柱)に固着した連結板39に連
結金具94、95を固定(通常はボルト、ナットによ
る。図示していない)して、隣接するALC版パネル9
7、97間の目地にガスケット56を挟み、コーキング
57を施す。
【0093】この実施例により取付けたALC版1、1
は、実施例1と同様に、地震時に生じるALC版1、1
のローリングにより生じる、固定金具16、46とAL
C版1、1間の各方向のずれは、アンカー77の基端部
にはパイプ76が遊嵌され、アンカー77とパイプ76
との間にはモルタルが充填されないので、これを吸収で
きる(図24)。
【0094】
【実施例6】図25、26に基づきこの発明の溝形成用
の治具について説明する。
【0095】所定の固定穴75より小径のパイプからな
る基材101の先端102に、穴径と同一又は僅かに小
さい外径の円板104を固定する。前記基材101の一
直径105に接するようにかつ、回転対称の位置に2枚
の刃板106、106を配置し、該刃板106の基端縁
107を前記基材101に固定する(図25(b))。
前記刃板106の先端部は鋸状に形成され、該鋸状の頂
点が溝形成用の突起108、108を形成する。また、
前記基材101に、円板と同様の外径を有する円板(リ
ング状)109を嵌装固定して、両円板104、109
で刃板106、106を挟持補強する。また、前記刃板
106の略中央部と基材101とに補強材110を固定
する。
【0096】前記基材101の基端部103に、基材1
01と直交するように配置したパイプからなる把持部1
11を固定する。以上のようにして、溝形成用の治具1
12を構成する(図25(a))。
【0097】次に、この治具を使用した溝の形成につい
て説明する。
【0098】ALC版1に固定穴75が穿設され、固定
穴75の上方で、中心を合わせて治具112を配置する
(図26(a))。
【0099】続いて、治具112を固定穴75内に垂直
に押し込む。この際、治具112は、円板104、10
9に案内される。また、この際、ALC版1には刃板1
06の突起108により縦溝113、113が形成され
るが、刃板106が板状である為、板厚程度の細い溝と
なる(図26(b))。
【0100】続いて、把持部111を持って基材101
を回動させれば、突起108により容易に環状溝10
0、100が形成される。治具112は、刃板106を
縦溝113に合わせて上方に引き抜く(図26(c))
前記実施例において、突起108は刃板106に3つ形
成されているが、所望の数で可能である。
【0101】また前記実施例において、基材101に刃
板106は2枚固定したが、点対称であれば、3つある
いはそれ以上とすることもできる。
【0102】
【発明の効果】ALC版を予め連結した並列ALC版か
らなるALC版パネルを構成したので、一度の作業で複
数枚のALC版が躯体に固定でき、また連結金具、固定
金具を介して、躯体に固定されるので、ALC版の取付
作業を簡略化できる効果がある。また、ALC版パネル
は一方向のほぼ全長に亘る長さの連結金具で、摺動可能
にALC版を連結したので、ALC版の回動や並列方向
のずれを吸収でき、地震力等により、壁面が変形するよ
うな変位が躯体に生じた場合でも、個々のALC版の破
壊を防止できる効果がある。
【0103】また、並列ALC版からなるALC版パネ
ルを構成したので、予めALC版パネルの表面に仕上げ
材料(タイルや塗装など)を施すことができ、仕上げ工
事用の足場を不要とし、作業の安全性と工期の短縮に貢
献できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1のALC版パネルの構成を
示す概略した斜視図である。
【図2】同じく拡大横断面図である。
【図3】同じく製造過程を表す縦断面図である。
【図4】同じくALC版パネルの裏面図である。
【図5】同じくALC版パネルの取付け構造を示す縦断
面図である。
【図6】この発明の実施例2のALC版パネルの構成を
示す概略した斜視図である。
【図7】同じくの拡大縦断面図である。
【図8】同じく裏面図である。
【図9】同じく躯体に取り付けた状態の縦断面図であ
る。
【図10】図9のA−A線における断面図である。
【図11】この発明の実施例3のALC版パネルの構成
を示す概略した斜視図である。
【図12】(a)は同じく取付けた状態の縦断面図で、
(b)は(a)のB−B線における断面図である。
【図13】同じく取付けた状態の横断面図である。
【図14】この発明の実施例4のALC版パネルの構成
を示す概略した斜視図である。
【図15】実施例4の製造過程を表す正面である。
【図16】実施例4に使用する連結金具で、(a)は裏
面図、(b)は(a)のC−C線における拡大断面図、
(c)は(a)のD−D線における拡大断面図である。
【図17】(a)(b)は、実施例4のALC版パネル
の異なる切断線における断面図である。
【図18】実施例4のALC版パネルの使用状態の縦断
面図である。
【図19】実施例4のALC版のスライド及びローリン
グを説明する概略した一部正面図である。
【図20】実施例4の他の使用状態を説明する縦断面図
である。
【図21】実施例5のALC版パネルの構成を示す概略
した斜視図である。
【図22】実施例5のALC版パネルの断面図である。
【図23】実施例5の使用状態を説明する横断面図であ
る。
【図24】実施例5のALC版のローリングを説明する
概略した一部正面図である。
【図25】(a)はこの発明の溝形成用の治具の正面図
で、(b)は(a)のC−C線における拡大断面図であ
る。
【図26】(a)乃至(c)は、この溝形成用の治具の
使用を説明する概略した縦断面図である。
【符号の説明】
1 ALC版 3 裏面 4 広い側面 5 狭い側面 8 並列ALC版 9 稜線 10 第一係止溝 11 第二係止溝 14 縦溝 16 連結金具 19 第一突条 20 第二突条 22 固定金具 23 グラウトの注入孔 26 ALC版パネル 27 連結方向(一方向) 31、36 鉄骨梁(躯体) 40 床 46 連結金具 47 固定金具 50 ALC版パネル 60 ALC版パネル 61 鉄骨梁 62 固定金具 66 固定金具 70 床 75 固定穴 76 塞ぎ条 77 アンカー 78 パイプ 80 ALC版パネル 94 連結金具 95 連結金具 97 ALC版パネル 100 固定穴の環状溝 101 基材 106 刃板 108 突起 112 治具

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ALC版の複数枚を、一側面を互いに当
    接して一方向に並列配置して並列ALC版を形成し、各
    ALC版を、並列ALC版の前記一方向のほぼ全長に亘
    る長さの連結金具で連結したことを特徴とするALC版
    パネル。
  2. 【請求項2】 ALC版の複数枚を、一側面を互いに当
    接して一方向に並列配置して並列ALC版を形成し、各
    ALC版を、並列ALC版の前記一方向のほぼ全長に亘
    る長さの連結金具で連結し、該連結金具の少なくとも1
    つに躯体取付用の固定手段を付与したことを特徴とする
    ALC版パネル。
  3. 【請求項3】 ALC版の複数枚を、一側面を互いに当
    接して一方向に並列配置して並列ALC版を形成し、該
    並列ALC版の裏面角部で前記一方向の両稜線に沿っ
    て、複数の固定穴を形成し、前記並列ALC版に、前記
    稜線に沿って嵌装され、かつ前記固定穴に挿入できるア
    ンカーを有する断面略L字状の連結金具を嵌装して、固
    定穴内に充填したモルタル内に前記アンカーを埋設固定
    し、連結金具の少なくとも1つに躯体取付用の固定手段
    を付与したことを特徴とするALC版パネル。
  4. 【請求項4】 アンカーの基端部に、モルタルが付着し
    ないようにカバー手段を設けた請求項3記載のALC版
    パネル。
  5. 【請求項5】 ALC版の複数枚を、一側面を互いに当
    接して一方向に並列配置して並列ALC版を形成し、該
    並列ALC版の裏面角部で前記一方向の両稜線に沿って
    第一係合溝を夫々形成すると共に、前記稜線に沿った側
    面に前記一方向の第二係合溝を形成し、前記並列ALC
    版に、該稜線に沿って嵌装され、かつ前記第一第二係合
    溝に挿入できる突条を有する断面略L字状の連結金具を
    嵌装固定して、該連結金具の少なくとも1つに躯体取付
    用の固定金具を連設したことを特徴とするALC版パネ
    ル。
  6. 【請求項6】 ALC版を躯体に固定する取付方法であ
    って、ALC版の所定枚を並列して並列ALC版を構成
    し、該並列ALC版の両端部を、ALC版を連結できる
    連結金具で夫々支持し、次に該連結金具を躯体に固定す
    る取付方法であり、前記並列ALC版と連結金具との取
    付、又は連結金具と躯体との取付の少なくとも一方の取
    付をALC版の並列方向に摺動可能としたことを特徴と
    するALC版の取付方法。
  7. 【請求項7】 各ALC版に、環状溝付きの固定穴を穿
    設し、該固定穴にモルタルを充填して、該モルタル内
    に、連結金具のアンカーを埋設固定して、並列ALC版
    と前記連結金具とを固定する請求項6記載のALC版の
    取付方法。
  8. 【請求項8】 所定穴の軸方向の基材の先端部に、所定
    高さ毎に溝形成用の突起を有する刃板を固定し、前記基
    材に基材回転用の把持部を設けたことを特徴とする穴溝
    形成用の治具。
JP17405397A 1996-09-17 1997-06-30 Alc版パネル及びalc版の取付方法並びに穴溝形成用の治具 Pending JPH10148004A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111305456A (zh) * 2020-03-30 2020-06-19 四川华远建设工程有限公司 一种装配式墙体及其施工工艺

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