JPH10148280A - 漏洩警報装置付きホース - Google Patents

漏洩警報装置付きホース

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JPH10148280A
JPH10148280A JP8308165A JP30816596A JPH10148280A JP H10148280 A JPH10148280 A JP H10148280A JP 8308165 A JP8308165 A JP 8308165A JP 30816596 A JP30816596 A JP 30816596A JP H10148280 A JPH10148280 A JP H10148280A
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JP
Japan
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hose
alarm device
gas cylinder
gas
rod member
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Application number
JP8308165A
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English (en)
Inventor
Megumi Yamamoto
恵 山本
Yoshihiro Sugimura
佳弘 杉村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L55/00Devices or appurtenances for use in, or in connection with, pipes or pipe systems

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 漏洩警報装置付きホースにおいて、内蔵バッ
テリーが不要であり、警告装置の破壊によっては漏出流
体が外部へ放出される心配のない状況下で、輸送流体の
漏洩を容易に視覚認識できる構造のものが従来は存在し
なかった。 【解決手段】 ベースホース本体5 と取付金具8 とを具
え、前記連結部17に、前記軸線方向15に沿って延びる少
なくとも1本の貫通孔30を設け、貫通孔30の開口部28に
閉鎖部材33を設け、貫通孔30内にロッド部材36及びガス
ボンベ40を設け、閉鎖部材33及びロッド部材36のいずれ
か一方に、ガスボンベ40の封鎖した開口部と対向させて
突出部29を設け、上側開口部43に警報装置31を設け、ロ
ッド部材36の前記進出移動に伴って、ガスボンベ40の前
記開口部に、前記突出部29が作用してガス噴出口34を形
成し、ガスボンベ40に形成したガス噴出口34から発生す
るガスの噴出圧力によって警報装置31を作動させること
を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ホース内を流れ
る輸送流体の漏洩を容易に視覚認識できるとともに、使
用寿命が長く、安全性に優れた漏洩警報装置付きホース
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のホースにおいて漏洩を知
らせる手段としては、例えば出願人が先に特開平5-9978
2 号公報にて開示したように、取付金具の環状突部に設
けた貫通穴内に配設したロッド部材を、流体の漏洩が生
じた場合にのみ、流体の漏洩による圧力を利用して貫通
穴内から外部へ突出させることによって輸送流体の漏洩
を知らせる方法や、アメリカ国特許第4465105 号公報に
開示されているように、漏洩によって生じる油圧を利用
してスイッチを作動させて、ホース端部に設置した警報
ランプを点灯させることによって漏洩を知らせる方法が
一般に知られている。
【0003】しかしながら、前者の方法は、貫通穴内か
ら外部へ突出するロッド部材の寸法が比較的小さいた
め、視覚的に認識するのが困難な場合があり、一方、後
者の方法は、警報装置の作動電源として使用される内蔵
バッテリーが比較的短寿命(3〜5 年程度) で消耗するた
め、このホースを一定期間使用した後に前記漏洩が生じ
たとしても、内蔵バッテリーの消耗によって警報装置が
作動しないという不都合が生じる場合があった。
【0004】このため、輸送流体の漏洩を、内蔵バッテ
リーを必要としない構成の下、容易に視覚認識できる手
段を開発することが必要であった。かかる手段を開発し
た例としては、出願人が先に特公昭57-25756号公報にて
開示した補強ゴムホースがある。
【0005】かかるホースは、この端部に可撓性袋体を
取り付けるとともに、このホース本体内に漏洩流体の通
路を設けたものであり、輸送流体の漏洩が生じた場合に
は、この通路を介して可撓性袋体の内部に漏洩流体を導
き、この袋体を漏洩流体で直接膨張させることによっ
て、ホースの外部から輸送流体の漏洩を認識することが
できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上掲公
報に記載の補強ゴムホースは、輸送流体の漏れが生じた
場合には、ホースから漏洩した油などの輸送流体が、袋
体の内部に供給され、その輸送流体の供給圧力の増加に
よって、直接袋体を膨張させる構造であるため、例え
ば、輸送流体の漏れが比較的少ない場合には、袋体を完
全に膨張させるまでには相当の時間を要することにな
り、かかる場合には、監視員が輸送流体の漏洩を迅速に
認識できない恐れがあり、また、輸送流体の漏れが非常
に多い場合には、袋体の内部に短時間で漏洩した輸送流
体が供給され、袋体が短時間で完全に膨張することにな
る点では好ましいが、その反面、袋体の内部の圧力が急
激に増加するため、袋体が破裂する危険性があり、袋体
の破裂は、前記ホースを、例えば、タンカーから陸上の
貯油施設に原油などを輸送するに際して水面に浮かべて
使用する場合には、原油が海上に放出されることにな
り、これは、海洋汚染その他の災害をもたらすことにな
った。
【0007】そこで、この発明の目的は、内蔵バッテリ
ーを用いずに、漏洩した輸送流体の圧力を間接的に利用
して警告装置を作動させるホースの端部構造を採用する
ことによって、輸送流体の漏洩を迅速かつ容易に視覚認
識することができるとともに、使用寿命が長く、安全性
に優れた漏洩警報装置付きホースを提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の漏洩警報装置
付きホースは、内面ゴム層、外面ゴム層、及びこれらの
間に介挿した少なくとも1プライからなる第1補強層を
有するベースホース本体と、このベースホース本体の端
部内面に固定連結される外面部分をもつ取付金具とを具
え、取付金具の、前記外面部分から離れた側に位置する
端部に連結フランジを設け、この連結フランジと前記外
面部分との間に、取付金具の外面に固定される連結部
と、これから径方向外方に延びるリブ部とを有する環状
部材を設け、ベースホース本体の外周上に、弾性体を介
して少なくとも1プライからなる第2補強層を配置し、
この第2補強層の端部を前記環状部材との係合によって
固定してなるホースにおいて、前記環状部材の連結部
に、取付金具の軸線方向に沿って延びる少なくとも1本
の貫通孔を設け、貫通孔の、連結フランジ側に位置す
る、開口部に閉鎖部材を設け、貫通孔内に、閉鎖部材に
向かって進出移動可能なロッド部材、及びこれと閉鎖部
材との間にガスボンベを設け、閉鎖部材及びロッド部材
のいずれか一方に、ガスボンベの封鎖した開口部と対向
させて突出部を設け、連結部上面に設けた貫通孔と連通
する上側開口部に、警報装置を設け、ロッド部材の前記
進出移動に伴って、ガスボンベの前記開口部に、前記突
出部が作用してガス噴出口を形成し、ガスボンベに形成
したガス噴出口から発生するガスの噴出圧力によって警
報装置を作動させる構成を有する。
【0009】また、より好適には、突状部を閉鎖部材に
設け、閉鎖部材とガスボンベとの間にコイルばねを配設
し、ホース内を流れる輸送流体が漏洩した場合には、漏
洩した輸送流体の圧力でロッド部材が押圧されて、ガス
ボンベを、コイルばねのばね力に抗して前記ガス噴出口
の形成位置まで進出移動させ、前記輸送流体の漏洩がな
い場合には、コイルばねのばね力によって、ロッド部材
を貫通孔のリブ部側開口部の閉鎖位置にばね固定する
か、又は、突出部をロッド部材に設け、ガスボンベを閉
鎖部材に固定配置し、ガスボンベとロッド部材との間に
コイルばねを配設し、ホース内を流れる輸送流体が漏洩
した場合には、漏洩した輸送流体の圧力でロッド部材
を、コイルばねのばね力に抗してガスボンベの前記ガス
噴出口形成位置まで進出移動させ、前記輸送流体の漏洩
がない場合には、コイルばねのばね力によって、ロッド
部材を貫通孔のリブ部側開口部の閉鎖位置にばね固定す
る。
【0010】さらに、警報装置は、ガスボンベから発生
するガスの噴出圧力によって膨張する可撓性袋体である
こと、ガスボンベは液化ガスを貯蔵したガスボンベであ
ること、及び/又は、連結部上面の、前記上側開口部位
置を含む上面部分に、警報装置の側周面を包囲する保護
部を形成し、保護部に凹部を設け、この凹部に警報装置
を格納してなることがより好適である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下にこの発明に従う漏洩警報装
置付きホースの実施の形態を図面を参照しながら説明す
る。図1は、この発明に従う代表的な漏洩警報装置付き
ホースの端部を中心として示した要部断面図であり、図
中1は漏洩警報装置付きホース、2は内面ゴム層、3は
外面ゴム層、4は第1補強層、5はベースホース本体、
8は取付金具である。
【0012】図1に示す要部断面をもつホース1は、内
面ゴム層2、外面ゴム層3、及びこれらの間に介挿した
少なくとも1プライからなる第1補強層4を有するベー
スホース本体5と、このベースホース本体5の端部内面
6a(具体的には内面ゴム層2の端部内面)に固定連結さ
れる外面部分7aをもつ取付金具8とを具える。
【0013】尚、図1では、第1補強層4を、有機繊維
をゴム引きした3層の耐圧補強層4a4b,4c で構成してあ
るが、これらの構成には限定されず、他材料、例えばス
チールコードなどをゴム引きした耐圧補強層を適用する
こともでき、また、プライ数の増減等についても、用途
に応じて適宜変更することができる。また、耐圧補強層
4bと4cの間には、図1に示すようにスチールワイヤを埋
設した層56を配設することが好ましい。
【0014】かかるベースホース本体5は、その端部内
面6aを、取付金具8の外面部分7aに加硫接着するととも
に、内外の耐圧補強層4a,4b のそれぞれの端部分を、取
付金具8に、その軸線方向15に所定の間隔をおいて設け
た鋸歯状リブ9,10を越えた位置で、ビードワイヤ11,
12を巻き込んで折り返し、それぞれの締付コード13,14
によって強固に締め付けることにより、取付金具8に固
定連結する。
【0015】取付金具8の、前記外面部分7aから離れた
側に位置する端部に、他のホースに連結するための連結
フランジ16を設け、この連結フランジ16と前記外面部分
7aとの間に、取付金具8の外面7に固定される連結部17
と、これから径方向外方に延びるリブ部18とを有する環
状部材19を設け、ベースホース本体5の外面3a(具体的
には外面ゴム層3の外面)上に、弾性体20を介して少な
くとも1プライからなる第2補強層21を配置し、この第
2補強層21の端部分を前記環状部材19との係合によって
固定する。
【0016】第2補強層21の端部分の、前記環状部材19
への固定方法は、具体的には、第2補強層21の端部分
を、炭素鋼等の剛性部材からなる環状部材19のリブ部分
18を越えた位置で、ビードワイヤ26を巻き込んで折り返
すとともに、その折り返し端部分の外周を締付コード27
をもって締め込まれ、これによって、第2補強層21を、
環状部材19に、ひいては取付金具8に強固に固定連結す
ることが好ましい。
【0017】ベースホース本体5の外面上に配置した弾
性体20は、漏洩流体の衝撃を吸収するため、たとえば発
泡弾性体を用いることが好ましく、これを図1では、所
定の間隔をおいて螺旋状に巻回することによって、その
弾性体20の隣接側壁間に、一条もしくは複数条の漏洩流
体導出通路22を形成し、弾性体20及び漏洩流体導出通路
22を、ライニングゴム層23および第2補強層21で覆うよ
うに構成したが、第2補強層21を構成するプライ数や漏
洩流体導出通路22の配設の有無等の構成については特に
限定はせず、必要に応じて適宜変更することができる。
【0018】弾性体20には、ニトリルブタジエンゴム、
スチレンブタジエンゴム、ポリエチレン、塩化ビニール
樹脂などの発泡体を用いることが好ましく、また、ライ
ニングゴム層23は、これもまた、ニトリルブタジエンゴ
ム、スチレンブタジエンゴムなどを用いることが好まし
い。
【0019】第2補強層21への埋設コードには、ベース
ホース本体5のそれぞれの補強層4a,4b,4cに埋設したコ
ードと同一種類のコード、例えばポリエステルコードを
用いることが好ましく、その埋設コードの交差角度は、
漏洩流体導出通路22の変形を防止すべく、静止角(54.44
°) 程度とすることが好ましい。
【0020】また、図1では、ホース自体の浮力を高め
るため、第2補強層21の外周側に、たとえば発泡材料か
らなる浮力材24を配設するとともに、さらにその浮力材
24の外周面上に外皮ゴム層25を配設してあるが、浮力材
24と外皮ゴム層25との間にブレーカーを配設することも
でき、これらについては必要に応じて配設すればよい。
【0021】そして、この発明は、図3に示すように、
前記環状部材19の連結部17に、取付金具8の軸線方向15
に沿って延びる少なくとも1本の貫通孔30を設け、貫通
孔30の、連結フランジ側に位置する、開口部28に閉鎖部
材33を設け、貫通孔30内に、閉鎖部材33に向かって進出
移動可能なロッド部材36、及びこれと閉鎖部材33との間
にガスボンベ40を設け、閉鎖部材33及びロッド部材36の
いずれか一方に、ガスボンベ40の封鎖した開口部と対向
させて突出部29を設け、連結部上面17a に設けた貫通孔
30と連通する上側開口部43に、警報装置31を設け、図4
に示すように、ロッド部材36の前記進出移動に伴って、
ガスボンベ40の前記開口部に、前記突出部29が作用して
ガス噴出口34を形成し、ガスボンベ40に形成したガス噴
出口34から発生するガスの噴出圧力によって警報装置31
を作動させることを構成上の主な特徴とする。
【0022】閉鎖部材33は、ステンレス鋼や炭素鋼等の
剛性材料からなり、貫通孔30の前記開口部28位置で、シ
ールリング48を介して貫通孔30の内面にねじ連結するこ
とによって固定して、ガスボンベ40から発生するガス
が、貫通孔30の前記開口部28から外部に漏れないように
構成することが好ましい(図3)。
【0023】突出部29は、ガスボンベ40の封鎖した開口
部と対向させる配置で、輸送流体の漏洩時に、ガスボン
ベ40にガス噴出口34を形成することができるように作用
する構成であればよく、具体的には閉鎖部材33及びロッ
ド部材36のいずれか一方に設ける。
【0024】例えば、図3に示すように、突状部29を閉
鎖部材33に設けた場合には、閉鎖部材33とガスボンベ40
との間にコイルばね41を配設することがガスボンベ40の
移動を誤作動なく確実に行う上で好ましく、この構成に
よって、ホース内を流れる輸送流体が漏洩したときに
は、漏洩した輸送流体の圧力でロッド部材36が押圧され
て、ガスボンベ40を、コイルばね41のばね力に抗して前
記ガス噴出口34の形成位置まで進出移動させ、前記輸送
流体の漏洩がないときには、コイルばね41のばね力によ
って、ロッド部材36を貫通孔30のリブ部側開口部44の閉
鎖位置にばね固定してなる構成にすることが好ましく、
また、突出部29をロッド部材36に設けた場合には、ガス
ボンベ40を閉鎖部材33に固定配置し、ガスボンベとロッ
ド部材との間に前者と同様の理由からコイルばねを配設
し、ホース内を流れる輸送流体が漏洩したときには、漏
洩した輸送流体の圧力でロッド部材を、コイルばねのば
ね力に抗してガスボンベの前記ガス噴出口形成位置まで
進出移動させ、前記輸送流体の漏洩がないときには、コ
イルばねのばね力によって、ロッド部材を貫通孔のリブ
部側開口部の閉鎖位置にばね固定してなる構成にするこ
とが好ましい。
【0025】突出部29は、例えば、図7に示すように、
その先端を尖らせるとともに、その側周面の上部に、前
記軸線方向15に沿って延びるガス噴出溝55を設けること
が好ましい。図7(a),(b)に、前記突出部29をニードルで
構成した場合の、突出部29の側面及び断面の形状の一例
を拡大して示す。
【0026】そして、この突出部29の作用によってガス
ボンベ40にガス噴出口34を形成する過程を簡単に説明す
ると、ガスボンベ40は、その開口部を、ガス非透過性で
かつ孔開け容易性の軟鋼のような材料からなる封鎖部材
39で封鎖して、ボンベ内に貯蔵されたガス発生源たる流
体を閉じ込める構成にし、ガスボンベ40が進出移動して
きたときに、ガスボンベ40の封鎖部材39に前記突出部29
が突き刺さり、前記突出部29が前記封鎖部材39を貫通し
て封鎖部材39による封鎖を解除することによって、ガス
ボンベ40にガス噴出口34を形成することができる。
【0027】ガスボンベ40は、輸送流体が漏洩した際
に、可撓性袋体を膨張させるのに十分なガスを発生する
構造を有していればよいが、特に、ホース端部をコンパ
クトにする必要がある場合には、液化ガスを貯蔵した小
型ボンベにすることがより好ましい。尚、ガスボンベ40
から発生させるガスには、可撓性袋体が破裂する可能性
も想定して、外部環境に放出しても害のないCO2 ガスや
N2ガス等を用いることが好ましい。
【0028】警報装置31は、図3に示すように、主とし
て、警報部32と、これを格納するチャンバー50と、この
チャンバー50を上側開口部43位置にシールリング46を介
して固定連結するための連結ジョイント51とで構成す
る。
【0029】警報部32は、ホースに輸送流体の漏洩がな
い場合には、図3に示すようにチャンバー50内に折り畳
んだ状態で格納され、ホースに輸送流体の漏洩が生じた
場合にのみ、図4に示すようにガスボンベ40からのガス
の噴出圧力によってチャンバー50から上方に向かって膨
張する可撓性袋体で構成することが好ましく、この可撓
性袋体40の膨張によって、監視員は輸送流体の漏洩を容
易に視覚認識することができる。
【0030】この可撓性袋体は、具体的にはゴム状弾性
体で形成することが好ましく、特に内圧が比較的高くな
るおそれがある場合には、有機繊維コードやスチールコ
ードで補強したゴム状弾性体で形成することが好まし
い。
【0031】チャンバー50は、炭素鋼やステンレス鋼の
ような剛性材料からなることが好ましい。
【0032】尚、図1では、チャンバー50内に格納する
警報部32を保護する目的から、チャンバー50の上部に、
警報部32の作動時に分離可能な炭素鋼又はステンレス鋼
製の保護キャップ35を取り付けた場合を示してあるが、
この保護キャップ35は必要に応じて適宜配設することが
できる。
【0033】例えば、このホースを海や川などの水中又
は水面上で使用する場合には、保護キャップ35は防水目
的のために設けることができ、また、保護キャップ35が
警報部32の作動時にチャンバー50から分離して上方に大
きく跳ね上がるように設定することによって、輸送流体
の漏洩をより一層容易に視覚的に認識することができる
ようにする目的のために設けることもできる。
【0034】また、図3では、ガスボンベ40の進出移動
を最適位置で確実に停止させるため、貫通孔内面にスト
ッパー49を設けた場合を示してある。この場合の具体例
としては、ロッド部材36を、その前記開口部44側が大径
頭部37、そのガスボンベ40を押圧する側が小径軸部38と
して構成し、貫通孔30の内径を、前記大径頭部37がシー
ルリング42を介して摺接可能に形成するとともに、貫通
孔内面の適正位置に設けたストッパー49が、大径頭部37
と小径軸部38との間の段差部54と衝合することによっ
て、進出移動するガスボンベ40を、ガス噴出位置で確実
に停止させることができる。尚、この停止手段として
は、種々の態様を採ることができる。
【0035】環状部材19、ロッド部材36その他の部材に
ついては、プラスチック材料、金属材料などの剛性材料
で構成することが、耐外傷性を高めて、作動の信頼性を
十分に確保する点から好ましい。
【0036】このホースにおける輸送流体の漏洩が、図
1に破線で示すように、取付金具8の外面7に沿って生
じる場合には、その漏出流体は、ほぼ直接的に貫通穴30
に到達し、それ自身の圧力によって、ロッド部材36を介
してガスボンベ40を、コイルばね41の力に抗して閉鎖部
材33の突出部39に向かって押圧することになる。
【0037】この結果、ガスボンベ40の封鎖部材39に前
記突出部29が突き刺さり、前記突出部29が前記封鎖部材
39を貫通して封鎖部材39による封鎖を解除することによ
って、ガスボンベ40の開口部にガス噴出口34が形成さ
れ、ガスボンベ40からガスを噴出して、可撓性袋体32内
に供給し、可撓性袋体32が膨張することになり、これに
よって、監視員その他の作業者が目視等によって認識す
ることができ、輸送流体の漏出の発生を容易に見つけ出
すことができる。
【0038】また、このホースにおける輸送流体の漏洩
が、ベースホース本体5の半径方向に通過して漏洩流体
導出通路22に達した場合には、その漏出流体は、導出通
路22の作用下で、貫通孔30位置へ導びかれ、そこで、ロ
ッド部材36を、前述の場合と同様に押圧し、この場合に
もまた、漏出の発生を、容易に、かつ迅速に見い出すこ
とができる。
【0039】なおこれらのいずれの場合においても、貫
通孔30に到達した漏出流体の、ホース外への漏出は、ロ
ッド部材36の大径頭部37に配設したシールリング42によ
って確実に阻止されることになる。
【0040】そしてさらに、図1に示すところにおい
て、ベースホース本体5の周りの弾性体20から、漏洩流
体導出通路22を省いた構造とした場合であって、漏出流
体がベースホース本体5をその半径方向に通過したとき
には、その漏出流体の、半径方向外方へのさらなる漏れ
出しを、第2補強層21によって阻止し、また、その第2
補強層21をもって、漏出流体の、ホース側への流動をガ
イドし、そしてついには、その漏出流体の、貫通穴30へ
の流入を余儀なくすることによって、前述したそれぞれ
の場合と同様に、ロッド部材36を介してガスボンベ40を
進出移動させ、前述した突出部の作用によってガス噴出
口が形成され、ガスボンベ40から発生するガスが可撓性
袋体32内に供給され、可撓性袋体32が膨張することにな
り、上述した効果が生じることになる。
【0041】従って、この発明によれば、漏洩流体導出
通路22を省いてもなお、第2補強層21の作用下で、漏出
流体のホース外への漏れ出しを十分に阻止するととも
に、漏洩検知手段を、所期した通りに機能させることが
できる。
【0042】また、ホース同士の接触あるいは作業船や
漂流物などとの衝突によって警報装置31が破損するのを
防止する必要がある場合には、図5及び図6に示すよう
に、連結部上面17a の、上側開口部位置43を含む上面部
分に、警報装置31の側周面を包囲する保護部45を形成
し、保護部45に凹部47を設け、この凹部47に警報装置31
を格納することがより好ましい。この場合、保護部45
は、警報装置31よりも厚肉にすることが必要である。
【0043】保護部45は、警報装置31を包囲する部分だ
けに配置しても、または全周にわたって配置してもよ
い。保護部45は、ホースの外面ゴム層3と同じ材質で構
成することが好ましく、必要に応じて、スチールワイヤ
やナイロン等の有機繊維コードで補強したゴム状弾性材
料で構成することもできる。
【0044】尚、上述したところは、本発明の実施の形
態の一例を示したにすぎず、請求の範囲において、種々
の変更を加えることができる。例えば、警報装置31の警
報部32を、図1及び図5では、ホースを水面上又は水中
に設置した場合を想定して水面の上方から見えるように
ホースの上部に配置したが、警報部32は、監視員等が見
えやすい位置に配置すればよく、また、警報装置31は、
貫通孔30の配設とともに複数個配置してもよく、種々の
態様を採ることができる。
【0045】
【発明の効果】かくしてこの発明によれば、輸送流体の
漏洩を迅速かつ容易に視覚認識することができ、使用寿
命が長く、安全性の高い漏洩警報装置付きホースを提供
することが可能になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に従う代表的な漏洩警報装置付きホー
スの要部断面図である。
【図2】図1に示すホース端部の平面図である。
【図3】図1に示すホースの、警報装置31と連結部17に
設けた貫通孔30とを含む部分を抜き出して示した拡大図
であり、輸送流体の漏洩が生じていない場合のガスボン
ベ40の位置を示す図である。
【図4】図1に示すホースの、警報装置31と連結部17に
設けた貫通孔30とを含む部分を抜き出して示した拡大図
であり、輸送流体の漏洩が生じた場合の、ガスボンベ40
が最大進出移動位置にあり、警報装置31が作動した状態
を示す図である。
【図5】ホース端部の他の実施の形態を示す要部断面図
である。
【図6】図5に示すホース端部の平面図である。
【図7】閉鎖部材33の突出部29を拡大して示したもので
あり、(a) は側面図、(b) は(a) のA−A線上の断面図
である。
【符号の説明】
1 漏洩警報装置付きホース 2 内面ゴム層 3 外面ゴム層 4 第1補強層 5 ベースホース本体 6 ベースホース本体5の内面 7 取付金具の外面 8 取付金具 9,10 鋸歯状リブ 11, 12 ビードワイヤ 13, 14 締付コード 15 取付金具8の軸線方向 16 連結フランジ 17 環状部材の連結部 18 環状部材のリブ部 19 環状部材 20 弾性体 21 第2補強層 22 漏洩流体導出通路 23 ライニングゴム層 24 浮力材 25 外皮ゴム層 26 ビードワイヤ 27 締付コード 28 貫通孔30の連結フランジ側に位置する開口部 29 突出部 30 貫通孔 31 警報装置 32 警報部( 又は可撓性袋体) 33 閉鎖部材 34 ガス噴出口 35 保護キャップ 36 ロッド部材 37 ロッド部材36の大径頭部 38 ロッド部材36の小径軸部 39 ガスボンベの封鎖部材 40 ガスボンベ 41 コイルばね 42,46,48 シールリング 43 上側開口部 44 貫通孔30のリブ部18側に位置する開口部 45 保護部 47 保護部45に設けた凹部 49 ストッパー 50 チャンバー 51 連結ジョイント 52 チャンバー50の外面に設けた突起部 53 保護キャップ35の内面に設けた窪み部 54 段差部 55 ガス噴出溝 56 スチールワイヤを埋設した層

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内面ゴム層、外面ゴム層、及びこれらの
    間に介挿した少なくとも1プライからなる第1補強層を
    有するベースホース本体と、このベースホース本体の端
    部内面に固定連結される外面部分をもつ取付金具とを具
    え、 取付金具の、前記外面部分から離れた側に位置する端部
    に連結フランジを設け、この連結フランジと前記外面部
    分との間に、取付金具の外面に固定される連結部と、こ
    れから径方向外方に延びるリブ部とを有する環状部材を
    設け、 ベースホース本体の外周上に、弾性体を介して少なくと
    も1プライからなる第2補強層を配置し、この第2補強
    層の端部を前記環状部材との係合によって固定してなる
    ホースにおいて、 前記環状部材の連結部に、取付金具の軸線方向に沿って
    延びる少なくとも1本の貫通孔を設け、 貫通孔の、連結フランジ側に位置する、開口部に閉鎖部
    材を設け、 貫通孔内に、閉鎖部材に向かって進出移動可能なロッド
    部材、及びこれと閉鎖部材との間にガスボンベを設け、 閉鎖部材及びロッド部材のいずれか一方に、ガスボンベ
    の封鎖した開口部と対向させて突出部を設け、 連結部上面に設けた貫通孔と連通する上側開口部に、警
    報装置を設け、 ロッド部材の前記進出移動に伴って、ガスボンベの前記
    開口部に、前記突出部が作用してガス噴出口を形成し、
    ガスボンベに形成したガス噴出口から発生するガスの噴
    出圧力によって警報装置を作動させてなることを特徴と
    する漏洩警報装置付きホース。
  2. 【請求項2】 突状部を閉鎖部材に設け、閉鎖部材とガ
    スボンベとの間にコイルばねを配設し、 ホース内を流れる輸送流体が漏洩した場合には、漏洩し
    た輸送流体の圧力でロッド部材が押圧されて、ガスボン
    ベを、コイルばねのばね力に抗して前記ガス噴出口の形
    成位置まで進出移動させ、前記輸送流体の漏洩がない場
    合には、コイルばねのばね力によって、ロッド部材を貫
    通孔のリブ部側開口部の閉鎖位置にばね固定してなる請
    求項1記載の漏洩警報装置付きホース。
  3. 【請求項3】 突出部をロッド部材に設け、ガスボンベ
    を閉鎖部材に固定配置し、ガスボンベとロッド部材との
    間にコイルばねを配設し、 ホース内を流れる輸送流体が漏洩した場合には、漏洩し
    た輸送流体の圧力でロッド部材を、コイルばねのばね力
    に抗してガスボンベの前記ガス噴出口形成位置まで進出
    移動させ、前記輸送流体の漏洩がない場合には、コイル
    ばねのばね力によって、ロッド部材を貫通孔のリブ部側
    開口部の閉鎖位置にばね固定してなる請求項1記載の漏
    洩警報装置付きホース。
  4. 【請求項4】 警報装置は、ガスボンベから発生するガ
    スの噴出圧力によって膨張する可撓性袋体である請求項
    1、2、又は3記載の漏洩警報装置付きホース。
  5. 【請求項5】 ガスボンベは液化ガスを貯蔵したガスボ
    ンベである請求項1〜4のいずれか1項記載の漏洩警報
    装置付きホース。
  6. 【請求項6】 連結部上面の、前記上側開口部位置を含
    む上面部分に、警報装置の側周面を包囲する保護部を形
    成し、保護部に凹部を設け、この凹部に警報装置を格納
    してなる請求項1〜5のいずれか1項記載の漏洩警報装
    置付きホース。
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