JPH10148372A - 空気調和機の制御装置 - Google Patents

空気調和機の制御装置

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JPH10148372A
JPH10148372A JP8306357A JP30635796A JPH10148372A JP H10148372 A JPH10148372 A JP H10148372A JP 8306357 A JP8306357 A JP 8306357A JP 30635796 A JP30635796 A JP 30635796A JP H10148372 A JPH10148372 A JP H10148372A
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裕一 糸井
Itsuo Suzuki
五雄 鈴木
Sadao Yajima
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 200V電源の空調機に100Vを接続され
た場合、外観上は動作してしまい、誤動作があった場合
に原因究明に時間がかかるほか、気づかずにそのまま長
期間使用すると故障の原因にもなる。 【解決手段】 既存の電流検知手段、電源周波数検出手
段、過電流保護手段、力率検出手段、配管温度サーミス
タを使用し、圧縮機のロック運転、出力電圧変化状態で
の運転を行い、正常電源電圧時のデータと比較して、異
常電圧の検出をする。異常であった場合は運転を停止さ
せ、LED表示を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、空気調和機に係
り、特に異電源投入保護に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来例1.図13は、例えば特開昭62−129641
号公報に示された従来の空気調和機の制御装置を示す回
路図である。図において、1は電源、2は高圧の交流電
圧を低圧交流電圧に変換する変圧器、3は室内機制御回
路、9は室内機制御回路3内に設けられたコネクタ、
7、8は室内機制御回路3内に設けられた接続端子であ
る。10、12は端子盤、11はリモコン、13は室外
機制御回路である。14は交流を直流に変換する全波整
流器、15は前記全波整流器14により得られる直流電
圧を平滑する安定化電源回路、16は上記直流電圧が設
定レベルに対して低い時に出力を発生する電圧検知回
路、17は電圧検知回路16の出力端に接続されたトラ
ンジスタ、18はトランジスタ17の動作により電圧レ
ベルが変化する入力端子とトランジスタ19を動作させ
る出力端子を持つリセット回路、20は前記リセット回
路18の出力端子の出力電圧レベルによりリセットされ
るとともに、室外機制御回路13に運転信号を送るマイ
クロコンピュータ、21は上記トランジスタ19の動作
時に出力される信号により、リモコン11の電源遮断信
号および室外機制御回路13への運転信号を遮断するカ
ットオフ回路、22はバッファである。一方、23は電
流検知回路、24は電流検知回路23の出力で動作する
トランジスタであって、上記トランジスタ17と抵抗2
5を介して直列に接続されていて、そのコレクタ側が上
記リセット回路18の入力端子に接続されている。26
は直流電圧を表わし、27は0Vを表わす。
【0003】次に動作について説明する。リモコン11
や室外機制御回路13が間違えて端子盤10、12を接
続して異常な電流が流れた場合、電流検知回路23によ
りその異常電流を検出し、直ちにリセット回路18によ
りマイクロコンピュータ20の動作を止めるとともに、
カットオフ回路21によりリモコン11及び室外機制御
回路13の電源を遮断する。
【0004】上述の従来例は、室内機の制御回路内にお
ける電圧及びリモコンと室外制御回路へ流入する電流を
検出し、この検出信号により室内機のマイクロコンピュ
ータ20をリセットしてリモコンの電源と室外機制御回
路への信号機を電気的遮断するとともに、リセット回路
に設定する遅延時間をリモコンの電源電圧が完全に放電
する時間以上に設定してあるために、各制御回路に誤配
線あるいは短絡が生じても、また瞬時電圧降下等で電源
電圧が降下しても、常に確実に各制御回路にリセットが
かかることから、誤動作およびマイクロコンピュータの
暴走が防止されて信頼性が高くなる。また、ヒューズが
不要となることから安価になるとともに、ヒューズ交換
のメンテナンスも不要になるなどの効果がある。
【0005】従来例2.図14は、例えば特開平7−3
22472号公報に示された従来の空気調和機の電源短
絡保護装置のブロック図である。これは、電源線の誤接
続による電源のデッドショートが発生したとき、電流保
護装置(電流ヒューズ)を溶断することなく、電源線の
デッドショートから機器を保護することを目的とするも
ので、図14に示すように、商用電源に接続された、過
電流検出切り替え装置101のNC端子103には過電
流検出装置104を接続し、制御装置108内部には、
過電流検出装置104の電圧差をデジタル信号化する電
圧変換手段109と過電流検出装置104の電圧差をデ
ジタル信号と事前に異常時の過電流値を保存しておく過
電流設定値111を比較する比較演算判定手段110と
比較演算結果から過電流検出切り替え装置101に信号
を送信する送信手段112を設け、電源のループ誤接続
によるデッドショートが発生したとき、過電流検出切り
替え装置101を制御することにより、室内機に供給す
る商用電源を停止し、機器が発煙・発火などの不安全状
態になることのない電源短絡保護装置ができるというも
のである。
【0006】従来例3.また、元電源の誤投入を考慮し
ている例もあるが、その場合は機器に直接破損をもたら
す定格電源電圧より高い電圧に対してだけで、定格電源
電圧より低い電圧に対しては保護する手段が無かった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の空調機用保護装
置は以上のように構成されているので、接続線の誤配線
に対しての破損には対策がなされていたが、元電源の誤
投入に対しての保護がされていなかった(従来例1、
2)。また、元電源の誤投入を考慮している従来例3の
場合は、定格電圧より低い電圧を接続された場合、表面
化しにくい誤動作が続くため電源電圧の誤投入が長期間
分からないことがあるという問題点があった。
【0008】この発明は、上記のような問題点を解決す
るためになされたもので、施工時等に定格電圧以下の電
源の誤接続が行われた場合、機器が誤動作、焼損などの
不安全状態にならないように保護できる空気調和機の制
御装置を得ることを目的とする。さらに、電源電圧の誤
投入を容易に発見でき、部品の誤交換を未然に防ぐこと
ができる空気調和機の制御装置を得ることを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る空
気調和機の制御装置は、圧縮機運転開始時に、その時点
での空気調和機の運転データと、予め求められた正常電
源電圧時の空気調和機の運転データとを比較することに
より定格電圧以下の電源の誤接続を判定する手段を備え
たことを特徴とする。
【0010】請求項2の発明に係る空気調和機の制御装
置は、請求項1記載の空気調和機の制御装置において、
圧縮機のロック運転時の入力電流を検出する手段と、圧
縮機ロック運転時の入力電流から定格電圧以下の電源の
誤接続を判定する手段とを備えたことを特徴とする。
【0011】請求項3の発明に係る空気調和機の制御装
置は、請求項1記載の空気調和機の制御装置において、
圧縮機運転開始時に、圧縮機の運転中の力率を検出する
手段と、圧縮機運転中の力率から定格電圧以下の電源の
誤接続を判定する手段とを備えたことを特徴とする。
【0012】請求項4の発明に係る空気調和機の制御装
置は、請求項1記載の空気調和機の制御装置において、
圧縮機駆動用電源等を過電流から保護する過電流保護手
段と、電源電圧を所定電圧上昇させて、圧縮機を運転す
る手段と、電源電圧を所定電圧上昇させて前記圧縮機を
運転した場合、過電流保護手段が動作しない場合は定格
電圧以下の電圧と判定する手段とを備えたことを特徴と
する。
【0013】請求項5の発明に係る空気調和機の制御装
置は、請求項1記載の空気調和機の制御装置において、
電源の周波数を検出する電源周波数検出手段と、電源周
波数検出手段で検出した電源電圧波形の幅から、定格電
圧以下の電源の誤接続を判定する手段とを備えたことを
特徴とする。
【0014】請求項6の発明に係る空気調和機の制御装
置は、請求項1記載の空気調和機の制御装置において、
冷媒配管の温度を検出する冷媒配管温度検出手段と、冷
媒配管温度検出手段が検出した冷媒配管温度の変化する
時間の違いから定格電圧以下の電源の誤接続を判定する
手段とを備えたことを特徴とする。
【0015】請求項7の発明に係る空気調和機の制御装
置は、請求項1記載の空気調和機の制御装置において、
圧縮機の運転電流を検出する手段と、運転電流から定格
電圧以下の電源の誤接続を判定する手段とを備えたこと
を特徴とする。
【0016】請求項8の発明に係る空気調和機の制御装
置は、請求項1記載の空気調和機の制御装置において、
冷房運転と暖房運転とを切り替える手段と、配管温度を
検出する配管温度検出手段と、配管温度検出手段が検出
した配管温度を、予め求められた正常電源電圧時の配管
温度と比較することにより定格電圧以下の電源の誤接続
を判定する手段とを備えたことを特徴とする。
【0017】請求項9の発明に係る空気調和機の制御装
置は、請求項2〜8の何れかに記載の空気調和機の制御
装置において、電源電圧が異電圧の場合は、圧縮機の運
転を停止する手段を備えたことを特徴とする。
【0018】請求項10の発明に係る空気調和機の制御
装置は、請求項2〜8の何れかに記載の空気調和機の制
御装置において、電源電圧の判定結果を表示する手段を
備えたことを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.以下、この発明の実施の形態1による空
気調和機の制御装置を図を参照しながら説明する。図1
は、この発明の実施の形態1による空気調和機の制御装
置のブロック図である。図において、1は外部の電源、
31は電源1のノイズを除去するためのノイズフィルタ
ー、39はノイズフィルター31を通ったあとの電流値
及び電圧位相を検出する一次電流検出手段・電源周波数
検出手段である。40は一次電流検出手段・電源周波数
検出手段39で検出したデータをデジタル信号に変換す
るデータ変換手段、20はデータ変換手段40で変換さ
れたデジタル信号が入力されるマイクロコンピュータで
ある。
【0020】一方、14は全波整流器、32は平滑コン
デンサで、圧縮機駆動用の電流は全波整流器14、平滑
コンデンサ32で直流電流に変換される。35は配管温
度検出用のサーミスタ、37はその検出回路で、マイク
ロコンピュータ20は検出回路37、データ変換手段4
0及び室内機からの運転要求データ(図示せず)から圧
縮機34の運転条件を算出する。
【0021】42はパワートランジスタドライブ回路
で、パワートランジスタ33をスイッチングするための
パルス信号がマイクロコンピュータ20から出力され
る。43は圧縮機電流から圧縮機34の運転力率を検出
し、マイクロコンピュータ20にフィードバックをかけ
る圧縮機力率検出回路である。44は過電流検出手段
で、主にパワートランジスタ33を保護するために使用
され、過電流を検出するとマイクロコンピュータ20に
よりソフトウェアで運転を停止するほか、ハードウェア
でもドライブ回路42により運転を停止させている。3
6は冷暖房を切り替える四方弁で、マイクロコンピュー
タ20により制御される。41は主にサービス用に異常
表示や保護表示を行うモニタLEDである。
【0022】次に動作を説明する。図2はこの発明の実
施の形態1による空気調和機の制御装置の動作を示すフ
ローチャート図、図3はこの発明の実施の形態1による
空気調和機の制御装置における圧縮機ロック電流特性図
である。図2に示すように、リセットして元電源を入れ
た後の1回目の運転だけ通常運転に入る前に圧縮機を意
図的にロックモードで運転する(ステップ200、20
1)。1回目だけ行うのは、ロック運転における圧縮機
34の信頼性低下防止と通常運転に移行するまでのタイ
ムラグをなくすためである。ロックさせる方法は、圧縮
機起動時に初めから高周波数運転を適正電圧値より低い
電圧値を出力するなどして行わせることで実現できる。
【0023】ロック状態での入力電流は、図3に示すよ
うにほぼ比例関係になっている。あらかじめ判定ポイン
トとそのときのしきい値を記憶しておき、判定ポイント
の条件で圧縮機34に通電させて一次電流を検出し(ス
テップ202)、検出電流値がしきい値より大きいか小
さいかで200V電源機種において100V電源が接続
されていないことを判定する(ステップ203)。判定
の結果、正常であれば通常運転に移行し(ステップ20
4)、異電源であればLED表示41により電源電圧が
異常であることを表示し、元電源のOFF/ONが実施
されない限り運転は行わない(ステップ205)。
【0024】上述の実施の形態では、圧縮機34を意図
的にロック状態で運転させ、電流検出手段により検出し
た電流値をあらかじめ実機試験から求め記憶させていた
正常電源電圧時のデータと比較し、電源電圧が正しいか
どうかの判定を行うことができる空気調和機の制御装置
が得られる。
【0025】実施の形態2.次にこの発明に実施の形態
2について図面を参照しながら説明する。図4はこの発
明の実施の形態2による空気調和機の制御装置の動作を
示すフローチャート図、図5はこの発明の実施の形態2
による空気調和機の制御装置における圧縮機運転開始一
定時間後の力率特性図である。なお、実施の形態1と同
一または相当部分は同一符号を付し、説明を省略する。
図5は圧縮機運転開始一定時間後の力率データである
が、圧縮機34の運転力率は、図1の圧縮機力率検出回
路43にて検出したものである。電源電圧の違いは、圧
縮機駆動のための電圧波形データを固定しておけば、そ
のまま圧縮機34に印加される電圧の違いになってく
る。圧縮機駆動のためのトルクは比較的大きな電力が必
要なため、圧縮機34に印加される電圧の違いは、その
まま力率の違いに表れる。そこで圧縮機運転中の力率を
あらかじめ正常な電源電圧と間違った電源電圧とで確認
したデータと比較すれば、電源電圧が正しいのかどうか
の判定が行える。
【0026】図4はそのフローチャートを示したもので
ある。リセットして元電源を入れた後の1回目の運転だ
け通常運転に入る前に圧縮機を短時間運転する(ステッ
プ400、401)。1回目だけ判定を行うのは、図5
にも示したように力率の値は、運転モードや温度条件、
運転時間などの違いで大きく変わり、誤判定をなくすた
めである。短時間だけ圧縮機34を運転するのも同様な
理由による。圧縮機力率検出回路43にて力率を検出し
(ステップ402)、検出力率値がしきい値より大きい
か小さいかで200V電源機種において100V電源が
接続されていないことを判定する(ステップ403)。
判定の結果、正常であれば通常運転に移行し(ステップ
404)、異電源であればLED表示41により電源電
圧が異常であることを表示し、元電源のOFF/ONが
実施されない限り運転は行わない(405)。
【0027】上述の実施の形態2は、運転中の圧縮機3
4の力率値をあらかじめ実機試験から求め記憶させてい
た正常電源電圧時のデータと比較して、電源電圧が正し
いかどうかの判定をすることができる空気調和機の制御
装置が得られる。
【0028】実施の形態3.次にこの発明の実施の形態
3について図面を参照しながら説明する。図6はこの発
明の実施の形態3による空気調和機の制御装置の動作を
示すフローチャート図、図7はこの発明の実施の形態3
による空気調和機の制御装置における圧縮機のV/F特
性図である。なお、実施の形態1、2と同一または相当
部分は同一符号を付し、説明を省略する。
【0029】圧縮機34を運転するために圧縮機34に
印加する電圧の最適値は、圧縮機34の運転周波数や圧
縮機34の種類によって違ってくる。電圧値が大きすぎ
たり小さすぎたりした場合、圧縮機34はロックした
り、過電流が流れすぎたりして図1の過電流検出回路4
4を動作させ、圧縮機34は停止する。そこで意図的に
最適な電圧値以外の電圧を圧縮機34に印加する事によ
り過電流保護に入るかどうかで電源電圧を判定するよう
にしたものである。
【0030】図7に示すように、判定ポイントの運転周
波数で運転中に出力電圧をaだけ意図的に上昇させると
過電流保護に入る。しかし、電源電圧が100Vであっ
た場合は、aだけ上昇させただけでは過電流保護に入ら
ず、b(a<b)だけ電圧を上昇させる必要がある。
【0031】リセットして元電源を入れた後の1回目の
運転だけ通常運転に入る前に、判定ポイントでaだけ出
力電圧を上昇させた最適外の電圧で圧縮機を運転する
(ステップ600、601)。そして、過電流保護検出
手段44で過電流保護を検出する(ステップ602)。
過電流保護に入れば正常、入らなければ電圧が間違って
いると判定する(ステップ603)。判定の結果、正常
であれば通常運転に移行し(ステップ604)、異電源
であればLED表示41により電源電圧が異常であるこ
とを表示し、元電源のOFF/ONが実施されない限り
運転は行わない(ステップ605)。
【0032】上述の実施の形態3では、意図的に最適な
電圧値以外の電圧を圧縮機34に印加する事により過電
流保護に入るかどうかで電源電圧を判定することができ
る空気調和機の制御装置を得ることができる。
【0033】なお、上述の実施の形態3では、圧縮機3
4を運転して検出する方法を示したが、実施の形態1で
述べたロック運転モードで本実施の形態3を実行して
も、同様の効果が得られる。
【0034】実施の形態4.次にこの発明の実施の形態
4について図面を参照しながら説明する。図8はこの発
明の実施の形態4による空気調和機の制御装置の動作を
示すフローチャート図、図9はこの発明の実施の形態4
による空気調和機の制御装置の要部回路図、図10はこ
の発明の実施の形態4による空気調和機の制御装置の動
作を示すタイムチャート図である。なお、実施の形態1
〜3と同一または相当部分は同一符号を付し、説明を省
略する。
【0035】図9は、図1の一次電流検出手段・電源周
波数検出手段39のうち、電源周波数検出手段の一例を
示す回路図である。ホトカプラ45は交流電源のゼロク
ロス付近だけOFFするので、マイクロコンピュータ2
0への入力波形は図10のようになる。
【0036】電源周波数検出回路は、電源投入直後のみ
電源周波数の測定を行い、図10に示すcの長さにより
50/60Hzの判定を行っている。そこで本実施の形
態では電源電圧の違いによりdの長さも変わることを利
用して電源電圧の判定を行うものである。
【0037】リセットして元電源を入れた後の1回目の
運転だけ通常運転に入る前に、電源電圧の波形幅を測定
する(ステップ800、801)。そして波形幅により
電源電圧の判定を行い(ステップ802)、判定の結
果、正常であれば通常運転に移行し(ステップ80
3)、異電源であればLED表示41により電源電圧が
異常であることを表示し、元電源のOFF/ONが実施
されない限り運転は行わない(ステップ804)。
【0038】実施の形態5.次にこの発明の実施の形態
5について図面を参照しながら説明する。図11はこの
発明の実施の形態5による空気調和機の制御装置の動作
を示すフローチャート図である。次に第5実施例につい
て図を参照しながら説明する。圧縮機34がロックして
運転しない場合ももちろんのこと、運転した場合でも電
源電圧の違いが大きい場合は、圧縮機34の運転可能な
能力が違ってくるため、冷媒配管の温度変化の割合が違
ってくる。図11に示すフローチャートは、その温度変
化の違いを使って電源電圧違いを検出することを示した
ものである。絶対温度を使用せずに温度変化の量を使用
したのは、気温のなどの環境条件の違いによって発生す
る誤差を小さくするためである。200V電源による運
転時に比較して、100V電源による運転時は、圧縮機
の運転能力が落ちるため、配管温度の変化幅も小さくな
るわけである。
【0039】リセットして元電源を入れた後の1回目の
運転だけ通常運転に入る前に、先ず配管温度を測定する
(ステップ1100、1101)。次に圧縮機34を一
定時間運転する(ステップ1102)。そして、ステッ
プ1103において、配管温度を再測定して変化幅を算
出する。ステップ1104でその変化幅により電源電圧
が正しいかどうかを判定する。判定の結果、正常であれ
ば通常運転に移行し(ステップ1105)、異電源であ
ればLED表示41により電源電圧が異常であることを
表示し、元電源のOFF/ONが実施されない限り運転
は行わない(ステップ1106)。
【0040】上述の実施の形態5は、圧縮機運転時の配
管温度の変化割合をあらかじめ実機試験から求め記憶さ
せていた正常電源電圧時のデータと比較し、電源電圧が
正しいかどうかの判定を行う空気調和機の制御装置を得
ることができる。
【0041】実施の形態6.次にこの発明の実施の形態
6について図面を参照しながら説明する。図12はこの
発明の実施の形態6による空気調和機の制御装置の動作
を示すフローチャート図である。一次電流の検出値によ
って判定を行うのは同様であるが、圧縮機34を通常に
運転させるところが異なる。前述したように圧縮機34
の運転負荷は、周囲の運転条件や運転モードによって大
きく変わるため、運転時間を短時間にし、冷房と暖房ま
たは電源周波数が50Hzと60Hzとで判定条件を変
える。
【0042】図12において、リセットして元電源を入
れた後の1回目の運転だけ通常運転に入る前に、先ず電
源周波数を読み込む(ステップ1200、1201)。
ステップ1202で運転モードをチェックし、ステップ
1203で圧縮機34を短時間運転する。図1の一次電
流検出手段・電源周波数検出手段39で一次電流を検出
し(ステップ1204)、ステップ1205で正常値か
判定した判定の結果、正常であれば通常運転に移行し
(ステップ1206)、異電源であればLED表示41
により電源電圧が異常であることを表示し、元電源のO
FF/ONが実施されない限り運転は行わない(ステッ
プ1207)。
【0043】上述の実施の形態6は、圧縮機運転時の電
流値をあらかじめ実機試験から求め記憶させていた正常
電源電圧時のデータと比較し、電源電圧が正しいかどう
かの判定を行う空気調和機の制御装置が得られる。
【0044】上述の実施の形態6では、冷暖房と電源周
波数の違いを両方考慮に入れたが、どちらか片方でも判
定可能な場合は、片方だけの判定でよい。
【0045】実施の形態7.次にこの発明の実施の形態
7について説明する。図1の四方弁36は、マイクロコ
ンピュータ20からの信号を受け、ドライブ回路38が
動作させているが、直接の動作には電源電圧を使用して
いる。ところが電源電圧200V用の四方弁は、100
Vの電圧では動作しない。そのため動作させると暖房に
切り替わるような四方弁を使用した場合、100Vの電
源電圧状態で暖房運転しても、四方弁が切り替わらずに
冷房運転を行うことになる。つまり、冷媒配管の温度
は、正常時と全く違うものになるため、絶対温度で判定
が可能となる。
【0046】検出した配管温度をあらかじめ実機試験か
ら求め記憶させていた正常電源電圧時のデータと比較し
て、低い電源電圧では動作しない四方弁が正常に動作し
ているかどうかで、電源電圧が正しいかどうかの判定を
する。
【0047】上述の実施の形態7では、動作させると暖
房に切り替わる四方弁を使用した場合を例にとったが、
不動作時暖房で動作時冷房の四方弁を使用した場合は、
冷房運転時に暖房になるということは明白である。
【0048】
【発明の効果】請求項1〜請求項8の発明に係る空気調
和機の制御装置は、圧縮機運転開始時に、その時点での
空気調和機の運転データと、予め求められた正常電源電
圧時の空気調和機の運転データとを比較することにより
定格電圧以下の電源の誤接続を判定する手段を備えたこ
とにより、施工時等に定格電圧以下の電源の誤接続が行
われた場合、機器が誤動作、焼損などの不安全状態にな
らないように保護できる。さらに、電源電圧の誤投入を
容易に発見でき、部品の誤交換を未然に防ぐことができ
る。
【0049】請求項9の発明に係る空気調和機の制御装
置は、請求項2〜8の何れかに記載の空気調和機の制御
装置において、電源電圧が定格電圧以下の電圧の場合
は、圧縮機の運転を停止する手段を備えたことにより、
電源が定格電圧以下の電圧の場合、直ちに運転を停止す
るため極めて安全性が向上する。
【0050】請求項10の発明に係る空気調和機の制御
装置は、請求項2〜8の何れかに記載の空気調和機の制
御装置において、電源電圧が定格電圧以下の電圧かの判
定結果を表示する手段を備えたことにより、電源電圧が
定格電圧以下の電圧電源である旨を自分自身で表示する
ため、サービスの際誤った判定や間違った部品交換をさ
れることがなくなるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による空気調和機の
制御装置の動作を示すブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態1による空気調和機の
制御装置の動作を示すフローチャート図である。
【図3】 この発明の実施の形態1による空気調和機の
制御装置における圧縮機ロック電流特性図である。
【図4】 この発明の実施の形態2による空気調和機の
制御装置の動作を示すフローチャート図である。
【図5】 この発明の実施の形態2による空気調和機の
制御装置の力率特性図である。
【図6】 この発明の実施の形態3による空気調和機の
制御装置の動作を示すフローチャート図である。
【図7】 この発明の実施の形態3による空気調和機の
制御装置の圧縮機のV/F特性図である。
【図8】 この発明の実施の形態4による空気調和機の
制御装置の動作を示すフローチャート図である。
【図9】 この発明の実施の形態4による空気調和機の
制御装置の要部回路図である。
【図10】 この発明の実施の形態4による空気調和機
の制御装置の動作を示すタイムチャート図である。
【図11】 この発明の実施の形態5による空気調和機
の制御装置の動作を示すフローチャート図である。
【図12】 この発明の実施の形態6による空気調和機
の制御装置の動作を示すフローチャート図である。
【図13】 従来の空気調和機の制御装置の回路図であ
る。
【図14】 他の従来の空気調和機の制御装置のブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1 電源、20 マイクロコンピュータ、34 圧縮
機、35 サーミスタ、36 四方弁、39 一次電流
検出手段・電源周波数検出手段、41 モニタLED、
43 圧縮機力率検出回路、44 過電流保護検出手
段。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機運転開始時に、その時点での空気
    調和機の運転データと、予め求められた正常電源電圧時
    の前記空気調和機の運転データとを比較することにより
    定格電圧以下の電源の誤接続を判定する手段を備えたこ
    とを特徴とする空気調和機の制御装置。
  2. 【請求項2】 前記圧縮機のロック運転時の入力電流を
    検出する手段と、 前記圧縮機ロック運転時の入力電流から定格電圧以下の
    電源の誤接続を判定する手段と、を備えたことを特徴と
    する請求項1記載の空気調和機の制御装置。
  3. 【請求項3】 前記圧縮機運転開始時に、前記圧縮機の
    運転中の力率を検出する手段と、 前記圧縮機運転中の力率から定格電圧以下の電源の誤接
    続を判定する手段と、を備えたことを特徴とする請求項
    1記載の空気調和機の制御装置。
  4. 【請求項4】 前記圧縮機駆動用電源等を過電流から保
    護する過電流保護手段と、 電源電圧を所定電圧上昇させて、前記圧縮機を運転する
    手段と、 前記電源電圧を所定電圧上昇させて前記圧縮機を運転し
    た場合、前記過電流保護手段が動作しない場合は定格電
    圧以下の電圧と判定する手段と、を備えたことを特徴と
    する請求項1記載の空気調和機の制御装置。
  5. 【請求項5】 電源の周波数を検出する電源周波数検出
    手段と、 前記電源周波数検出手段で検出した電源電圧波形の幅か
    ら、定格電圧以下の電源の誤接続を判定する手段と、を
    備えたことを特徴とする請求項1記載の空気調和機の制
    御装置。
  6. 【請求項6】 冷媒配管の温度を検出する冷媒配管温度
    検出手段と、 前記冷媒配管温度検出手段が検出した前記冷媒配管温度
    の変化する時間の違いから定格電圧以下の電源の誤接続
    を判定する手段と、を備えたことを特徴とする請求項1
    記載の空気調和機の制御装置。
  7. 【請求項7】 前記圧縮機の運転電流を検出する手段
    と、 前記運転電流から定格電圧以下の電源の誤接続を判定す
    る手段と、を備えたことを特徴とする請求項1記載の空
    気調和機の制御装置。
  8. 【請求項8】 冷房運転と暖房運転とを切り替える手段
    と、 配管温度を検出する配管温度検出手段と、 前記配管温度検出手段が検出した配管温度を、予め求め
    られた正常電源電圧時の配管温度と比較することにより
    定格電圧以下の電源の誤接続を判定する手段と、を備え
    たことを特徴とする空気調和機の制御装置。
  9. 【請求項9】 前記電源電圧が異電圧の場合は、前記圧
    縮機の運転を停止する手段を備えたことを特徴とする請
    求項2〜8の何れかに記載の空気調和機の制御装置。
  10. 【請求項10】 前記電源電圧の判定結果を表示する手
    段を備えたことを特徴とする請求項2〜8の何れかに記
    載の空気調和機の制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009019809A (ja) * 2007-07-11 2009-01-29 Sharp Corp 冷蔵庫および検査装置
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