JPH10148596A - 光反射測定回路 - Google Patents
光反射測定回路Info
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- JPH10148596A JPH10148596A JP30536796A JP30536796A JPH10148596A JP H10148596 A JPH10148596 A JP H10148596A JP 30536796 A JP30536796 A JP 30536796A JP 30536796 A JP30536796 A JP 30536796A JP H10148596 A JPH10148596 A JP H10148596A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 干渉性の低い光源や光周波数間隔の大きな光
源でも長尺光ファイバの測定が可能で、光源の応答遅延
の影響を除去してより高精度な測定の可能な光反射測定
回路を提供する。 【解決手段】 光波コヒーレンス関数の合成を利用した
リフレクトメトリ(OCDR)を用いる。レーザ11は
光パルスを出力する光源で、出力されるパルス間隔はΔ
T,光パルス幅はΔt,第i番目の光パルスの光周波数
はfiである。光周波数の切り替えの際は、レーザ出力
が安定してから測定光が出力されるように光スイッチな
どで制御し、レーザ11の光周波数変調の過渡的な部分
をマスクする。レーザ11の出力光は光カプラ4によっ
て参照光および測定光に分岐される。測定光は測定対象
である被測定光部品3に導かれ、この被測定光部品3で
反射されたのち、光カプラ4で反射光が取り出される。
この反射光と光カプラ4から出力される参照光とのビー
ト信号が光受信器2に受信される。
源でも長尺光ファイバの測定が可能で、光源の応答遅延
の影響を除去してより高精度な測定の可能な光反射測定
回路を提供する。 【解決手段】 光波コヒーレンス関数の合成を利用した
リフレクトメトリ(OCDR)を用いる。レーザ11は
光パルスを出力する光源で、出力されるパルス間隔はΔ
T,光パルス幅はΔt,第i番目の光パルスの光周波数
はfiである。光周波数の切り替えの際は、レーザ出力
が安定してから測定光が出力されるように光スイッチな
どで制御し、レーザ11の光周波数変調の過渡的な部分
をマスクする。レーザ11の出力光は光カプラ4によっ
て参照光および測定光に分岐される。測定光は測定対象
である被測定光部品3に導かれ、この被測定光部品3で
反射されたのち、光カプラ4で反射光が取り出される。
この反射光と光カプラ4から出力される参照光とのビー
ト信号が光受信器2に受信される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光部品や光伝送路
などの光反射特性を測定するのに好適な光反射測定回路
に関するものである。
などの光反射特性を測定するのに好適な光反射測定回路
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光通信伝送路を非破壊に監視,診断,保
守するために、光ファイバの長手方向の損失分布や、遠
方にある光デバイスの反射特性を高い距離分解能で測定
する手法が求められている。こうした測定手法の一つ
に、文献『光波コヒーレンス関数の合成によるリフレク
トメトリー - 位相変調によるコヒーレンス関数の掃引
-、才田隆志,保立和夫、信学技報、OPE94−2、
1994』に開示された「光波コヒーレンス関数の合成
を利用したリフレクトメトリ」(以下、OCDRと呼
ぶ)がある。この手法は機械的可動部分を要せずなお且
つ数値処理が不要であるなどの特徴を有している。
守するために、光ファイバの長手方向の損失分布や、遠
方にある光デバイスの反射特性を高い距離分解能で測定
する手法が求められている。こうした測定手法の一つ
に、文献『光波コヒーレンス関数の合成によるリフレク
トメトリー - 位相変調によるコヒーレンス関数の掃引
-、才田隆志,保立和夫、信学技報、OPE94−2、
1994』に開示された「光波コヒーレンス関数の合成
を利用したリフレクトメトリ」(以下、OCDRと呼
ぶ)がある。この手法は機械的可動部分を要せずなお且
つ数値処理が不要であるなどの特徴を有している。
【0003】図29にOCDRの手法を用いた光反射測
定回路の基本構成を示す。同図に示すように、光反射測
定回路はレーザ1,光受信器2,被測定光部品3,光カ
プラ4で構成される。レーザ1は光周波数が可変の光源
であり、時間間隔ΔT毎にレーザ1の光周波数fiが fi=f0+ai・Δf ……(1) となるように切り替える。ただし、 i=1,2,…,N(N:自然数)、 f0:光周波数、 ai:整数、 Δf:光周波数間隔 である。また、(1)式のaiは 0,±1,±2,
…, の値をとり、光周波数「f(t)−f0」は例え
ば図30に示されるように 0→Δf→−Δf→2Δf
→−2Δf→3Δf→ … のごとく切り替えられてゆ
く。
定回路の基本構成を示す。同図に示すように、光反射測
定回路はレーザ1,光受信器2,被測定光部品3,光カ
プラ4で構成される。レーザ1は光周波数が可変の光源
であり、時間間隔ΔT毎にレーザ1の光周波数fiが fi=f0+ai・Δf ……(1) となるように切り替える。ただし、 i=1,2,…,N(N:自然数)、 f0:光周波数、 ai:整数、 Δf:光周波数間隔 である。また、(1)式のaiは 0,±1,±2,
…, の値をとり、光周波数「f(t)−f0」は例え
ば図30に示されるように 0→Δf→−Δf→2Δf
→−2Δf→3Δf→ … のごとく切り替えられてゆ
く。
【0004】このとき、参照光と反射光の遅延時間差τ
に対し、これら2光波の可干渉性を示す光波コヒーレン
ス関数γ(τ)は、
に対し、これら2光波の可干渉性を示す光波コヒーレン
ス関数γ(τ)は、
【数1】 で与えられる。この光波コヒーレンス関数γ(τ)は、 τ=m/Δf(m:整数) ……(3) の位置にピーク(コヒーレンスピーク)を持つデルタ関
数列状の形状となる。図31はこれらピークが合成され
た光波コヒーレンス関数γ(τ)を示している。
数列状の形状となる。図31はこれらピークが合成され
た光波コヒーレンス関数γ(τ)を示している。
【0005】一方、光受信器2は参照光と被測定光部品
3からの反射光とのビート信号を受信する。被測定光部
品3は光反射特性を測定したい測定対象であって、例え
ば光ファイバである。光カプラ4は測定光を被測定光部
品3へ導くほか、参照光および被測定光部品3からの反
射光を光受信器2へ導く。したがって、測定光は、被測
定光部品3に導かれたのち、この被測定光部品3からの
反射光が光カプラ4で取り出されて、参照光および反射
光が光受信器2に受信されることになる。
3からの反射光とのビート信号を受信する。被測定光部
品3は光反射特性を測定したい測定対象であって、例え
ば光ファイバである。光カプラ4は測定光を被測定光部
品3へ導くほか、参照光および被測定光部品3からの反
射光を光受信器2へ導く。したがって、測定光は、被測
定光部品3に導かれたのち、この被測定光部品3からの
反射光が光カプラ4で取り出されて、参照光および反射
光が光受信器2に受信されることになる。
【0006】そして、OCDRでは、コヒーレンスピー
クを合成した位置τからの反射光パワーを選択的に取り
出して、これを光受信器2の受信信号パワーとして直接
測定することができる。それには、例えば光受信器2の
出力信号を2乗検波して参照光と信号光のビート信号の
パワーPを測定すれば良く、このとき、 P∝∫R2(z)γ2(z)dz ……(4) の関係が成立する。
クを合成した位置τからの反射光パワーを選択的に取り
出して、これを光受信器2の受信信号パワーとして直接
測定することができる。それには、例えば光受信器2の
出力信号を2乗検波して参照光と信号光のビート信号の
パワーPを測定すれば良く、このとき、 P∝∫R2(z)γ2(z)dz ……(4) の関係が成立する。
【0007】なお(4)式において、zは被測定光部品
3内での位置であり、R(z)は位置zに依存した反射
光強度分布である。ここで、コヒーレンスピークを合成
した位置τ以外ではγ(z)=0であるから、位置τか
らの反射光パワーだけを選択して測定することができ
る。また、光周波数間隔Δfを変化させることでコヒー
レンスピークの間隔を変化させるとともに、1次ピーク
以上のコヒーレンスピークの位置を掃引することによ
り、被測定光部品3内部の反射光パワー分布を測定する
こともできる。
3内での位置であり、R(z)は位置zに依存した反射
光強度分布である。ここで、コヒーレンスピークを合成
した位置τ以外ではγ(z)=0であるから、位置τか
らの反射光パワーだけを選択して測定することができ
る。また、光周波数間隔Δfを変化させることでコヒー
レンスピークの間隔を変化させるとともに、1次ピーク
以上のコヒーレンスピークの位置を掃引することによ
り、被測定光部品3内部の反射光パワー分布を測定する
こともできる。
【0008】さらには、図32に示されるように、図2
9の参照光路に対して光位相変調器5を付加する構成と
し、光周波数fiの切替に同期させて参照光の位相φi
を φi=2πk・ai・Δf ……(5) となるように変調する手法も知られている。このときの
コヒーレンスピークは、図33に示すように τ=k+m/Δf ……(6) の位置に合成される。したがって、このkの値を変化さ
せてコヒーレンスピークの位置をピーク間隔一定のまま
に掃引すれば、被測定光部品3内部の反射光パワー分布
を測定することができる。以上のように、OCDRによ
れば、機械的可動部分や数値処理なしに被測定光部品3
内部の特定箇所における反射光や全長にわたる反射光分
布を観測できるのである。
9の参照光路に対して光位相変調器5を付加する構成と
し、光周波数fiの切替に同期させて参照光の位相φi
を φi=2πk・ai・Δf ……(5) となるように変調する手法も知られている。このときの
コヒーレンスピークは、図33に示すように τ=k+m/Δf ……(6) の位置に合成される。したがって、このkの値を変化さ
せてコヒーレンスピークの位置をピーク間隔一定のまま
に掃引すれば、被測定光部品3内部の反射光パワー分布
を測定することができる。以上のように、OCDRによ
れば、機械的可動部分や数値処理なしに被測定光部品3
内部の特定箇所における反射光や全長にわたる反射光分
布を観測できるのである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のOC
DRでは測定範囲について以下に述べるような種々の問
題があった。 (1)広い範囲を測定するためには可干渉性の良い光源
を必要とする。本測定法では参照光と反射光が可干渉で
なければならない。すなわち、レーザ1の出力光のコヒ
ーレンス時間をτcとしたとき、遅延時間差τはτ<τ
cでなければならない。したがって、例えば光ファイバ
の遠端の反射光を測定する場合には、被測定光ファイバ
長が長くなるにつれて遅延時間差τが大きくなるから、
より可干渉性の良い光源が必要となる。
DRでは測定範囲について以下に述べるような種々の問
題があった。 (1)広い範囲を測定するためには可干渉性の良い光源
を必要とする。本測定法では参照光と反射光が可干渉で
なければならない。すなわち、レーザ1の出力光のコヒ
ーレンス時間をτcとしたとき、遅延時間差τはτ<τ
cでなければならない。したがって、例えば光ファイバ
の遠端の反射光を測定する場合には、被測定光ファイバ
長が長くなるにつれて遅延時間差τが大きくなるから、
より可干渉性の良い光源が必要となる。
【0010】(2)測定範囲が光周波数間隔Δfに反比
例する値で制限される。いま、図34に示すように遅延
時間がそれぞれτA,τBとなる光ファイバ中の反射
A,反射Bを測定する場合について考える。この場合、
反射Aを測定するためにはコヒーレンスピークをτ=τ
Aの位置に合成すれば良い。しかし、合成されたコヒー
レンスピークに隣接するコヒーレンスピークも同時に存
在することから、 τB=τA+1/Δf ……(7) のときには、反射Aと反射Bの反射光パワーの和が測定
されてしまい、これら両者を分離することができない。
このため、測定範囲が広くなるにつれて、光周波数間隔
Δfをより小さくできる光源が必要となってくる。
例する値で制限される。いま、図34に示すように遅延
時間がそれぞれτA,τBとなる光ファイバ中の反射
A,反射Bを測定する場合について考える。この場合、
反射Aを測定するためにはコヒーレンスピークをτ=τ
Aの位置に合成すれば良い。しかし、合成されたコヒー
レンスピークに隣接するコヒーレンスピークも同時に存
在することから、 τB=τA+1/Δf ……(7) のときには、反射Aと反射Bの反射光パワーの和が測定
されてしまい、これら両者を分離することができない。
このため、測定範囲が広くなるにつれて、光周波数間隔
Δfをより小さくできる光源が必要となってくる。
【0011】(3)光源の応答遅延によって測定精度が
劣化する。光周波数を切り替えた直後には光源の応答の
遅れによって強度変動や周波数変動が発生するが、この
とき、従来の光反射測定回路では反射光パワーや反射位
置の測定精度が劣化してしまうという問題があった。以
上のように、通信ケーブルに用いられる長尺光ファイバ
などに対してOCDRを適用するには、光源の特性に対
する要求が厳しくなるという問題があった。
劣化する。光周波数を切り替えた直後には光源の応答の
遅れによって強度変動や周波数変動が発生するが、この
とき、従来の光反射測定回路では反射光パワーや反射位
置の測定精度が劣化してしまうという問題があった。以
上のように、通信ケーブルに用いられる長尺光ファイバ
などに対してOCDRを適用するには、光源の特性に対
する要求が厳しくなるという問題があった。
【0012】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、以下の特徴を有する光反射測定回路を提供するこ
とを目的とするものである。 (1)干渉性が低い光源を用いた場合であっても、測定
可能距離が光源の可干渉距離に制限されず、長尺光ファ
イバの測定を可能とする。 (2)光周波数間隔Δfの大きな光源を用いた場合であ
っても、長尺光ファイバの測定を可能とする。 (3)光源の応答遅延の影響を除去して、より高精度な
測定を可能とする。
あり、以下の特徴を有する光反射測定回路を提供するこ
とを目的とするものである。 (1)干渉性が低い光源を用いた場合であっても、測定
可能距離が光源の可干渉距離に制限されず、長尺光ファ
イバの測定を可能とする。 (2)光周波数間隔Δfの大きな光源を用いた場合であ
っても、長尺光ファイバの測定を可能とする。 (3)光源の応答遅延の影響を除去して、より高精度な
測定を可能とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに、請求項1記載の発明は、光周波数可変光出力手段
と、前記光周波数可変光出力手段の出力光を参照光と被
測定光部品への測定光とに分岐する第1の光分岐手段
と、前記被測定光部品からの反射光を取り出す第2の光
分岐手段と、該第2の光分岐手段により取り出された反
射光と前記参照光の2光波間のビート信号を受信する光
受信器とを有し、前記光周波数可変光出力手段が、時間
間隔ΔTで前記出力光の光周波数fiを fi=f0+
ai・Δfただし、i=1,2,…,N(整数)、f
0:光周波数、ai:整数、Δf:光周波数間隔、に従
って切り替えてデルタ関数列状の光波コヒーレント関数
を合成する光反射測定回路において、前記光周波数可変
光出力手段は、時間間隔ΔT,光パルス幅Δtで光周波
数fiの光パルスを前記出力光として出力することを特
徴としている。
めに、請求項1記載の発明は、光周波数可変光出力手段
と、前記光周波数可変光出力手段の出力光を参照光と被
測定光部品への測定光とに分岐する第1の光分岐手段
と、前記被測定光部品からの反射光を取り出す第2の光
分岐手段と、該第2の光分岐手段により取り出された反
射光と前記参照光の2光波間のビート信号を受信する光
受信器とを有し、前記光周波数可変光出力手段が、時間
間隔ΔTで前記出力光の光周波数fiを fi=f0+
ai・Δfただし、i=1,2,…,N(整数)、f
0:光周波数、ai:整数、Δf:光周波数間隔、に従
って切り替えてデルタ関数列状の光波コヒーレント関数
を合成する光反射測定回路において、前記光周波数可変
光出力手段は、時間間隔ΔT,光パルス幅Δtで光周波
数fiの光パルスを前記出力光として出力することを特
徴としている。
【0014】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の発明において、前記光パルス幅Δtと前記光周波数
間隔ΔfをΔt<2/Δfに設定したことを特徴として
いる。また、請求項3記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記参照光の位相φiを φi=2πk・
ai・Δf に変調する光位相変調器を前記第1の光分
岐手段より前記光受信器に至る参照光路に付加し、前記
光パルス幅Δtと前記光周波数間隔Δfを2Δt<1/
Δfに設定したことを特徴としている。
載の発明において、前記光パルス幅Δtと前記光周波数
間隔ΔfをΔt<2/Δfに設定したことを特徴として
いる。また、請求項3記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記参照光の位相φiを φi=2πk・
ai・Δf に変調する光位相変調器を前記第1の光分
岐手段より前記光受信器に至る参照光路に付加し、前記
光パルス幅Δtと前記光周波数間隔Δfを2Δt<1/
Δfに設定したことを特徴としている。
【0015】また、請求項4記載の発明は、請求項1〜
3の何れかの項記載の発明において、遅延τdを与える
第1の光遅延素子を前記第1の光分岐手段より前記光受
信器に至る参照光路に付加し、前記参照光および前記被
測定光部品内の注目する箇所からの反射光の2光波間の
遅延時間差τと、前記光周波数可変光出力手段の出力光
のコヒーレンス時間τcとがτ<τcを満足する値に前
記遅延τdを設定したことを特徴としている。
3の何れかの項記載の発明において、遅延τdを与える
第1の光遅延素子を前記第1の光分岐手段より前記光受
信器に至る参照光路に付加し、前記参照光および前記被
測定光部品内の注目する箇所からの反射光の2光波間の
遅延時間差τと、前記光周波数可変光出力手段の出力光
のコヒーレンス時間τcとがτ<τcを満足する値に前
記遅延τdを設定したことを特徴としている。
【0016】また、請求項5記載の発明は、請求項1〜
3の何れかの項記載の発明において、光波が一周回する
毎に一定の遅延と一定の周波数シフトを与える光周回路
を有する第1の周波数変換リング回路を、前記第1の光
分岐手段より前記光受信器に至る参照光路に付加したこ
とを特徴としている。また、請求項6記載の発明は、請
求項1〜3の何れかの項記載の発明において、前記光周
波数可変光出力手段は、光周波数一定の光パルスを出力
する光源と、該光源の出力光を入力とし、光波が一周回
する毎に一定の遅延と一定の周波数シフトを与える光周
回路を有する第2の周波数変換リング回路とを有するこ
とを特徴としている。
3の何れかの項記載の発明において、光波が一周回する
毎に一定の遅延と一定の周波数シフトを与える光周回路
を有する第1の周波数変換リング回路を、前記第1の光
分岐手段より前記光受信器に至る参照光路に付加したこ
とを特徴としている。また、請求項6記載の発明は、請
求項1〜3の何れかの項記載の発明において、前記光周
波数可変光出力手段は、光周波数一定の光パルスを出力
する光源と、該光源の出力光を入力とし、光波が一周回
する毎に一定の遅延と一定の周波数シフトを与える光周
回路を有する第2の周波数変換リング回路とを有するこ
とを特徴としている。
【0017】また、請求項7記載の発明は、請求項5又
は6記載の発明において、前記光周回路を一周回するの
に要する周回遅延時間ΔT’を前記出力光のコヒーレン
ス時間τcに対してΔT’<2τcに設定したことを特
徴としている。また、請求項8記載の発明は、請求項5
〜7の何れかの項記載の発明において、前記光周回路を
一周回するのに要する周回遅延時間ΔT’を前記出力光
の光パルス幅Δtに対してΔT’<2Δtに設定したこ
とを特徴としている。また、請求項9記載の発明は、請
求項5記載の発明において、前記参照光および前記被測
定光部品からの反射光の2光波間の遅延時間差の最大値
τM,前記時間間隔ΔT,前記光パルス幅Δtをそれぞ
れΔT>τM+Δtに設定したことを特徴としている。
は6記載の発明において、前記光周回路を一周回するの
に要する周回遅延時間ΔT’を前記出力光のコヒーレン
ス時間τcに対してΔT’<2τcに設定したことを特
徴としている。また、請求項8記載の発明は、請求項5
〜7の何れかの項記載の発明において、前記光周回路を
一周回するのに要する周回遅延時間ΔT’を前記出力光
の光パルス幅Δtに対してΔT’<2Δtに設定したこ
とを特徴としている。また、請求項9記載の発明は、請
求項5記載の発明において、前記参照光および前記被測
定光部品からの反射光の2光波間の遅延時間差の最大値
τM,前記時間間隔ΔT,前記光パルス幅Δtをそれぞ
れΔT>τM+Δtに設定したことを特徴としている。
【0018】また、請求項10記載の発明は、光周波数
可変光出力手段と、前記光周波数可変光出力手段の出力
光を参照光と被測定光部品への測定光とに分岐する第1
の光分岐手段と、前記被測定光部品からの反射光を取り
出す第2の光分岐手段と、該第2の光分岐手段により取
り出された反射光と前記参照光の2光波間のビート信号
を受信する光受信器とを有し、前記光周波数可変光出力
手段が、時間間隔ΔTで前記出力光の光周波数fiを
fi=f0+ai・Δf ただし、i=1,2,…,N
(整数)、f0:光周波数、ai:整数、Δf:光周波
数間隔、に従って切り替えてデルタ関数列状の光波コヒ
ーレント関数を合成する光反射測定回路において、光波
が一周回する毎に一定の遅延と一定の周波数シフトを与
える光周回路を有する第1の周波数変換リング回路を、
前記第1の光分岐手段より前記光受信器に至る参照光路
に付加したことを特徴としている。
可変光出力手段と、前記光周波数可変光出力手段の出力
光を参照光と被測定光部品への測定光とに分岐する第1
の光分岐手段と、前記被測定光部品からの反射光を取り
出す第2の光分岐手段と、該第2の光分岐手段により取
り出された反射光と前記参照光の2光波間のビート信号
を受信する光受信器とを有し、前記光周波数可変光出力
手段が、時間間隔ΔTで前記出力光の光周波数fiを
fi=f0+ai・Δf ただし、i=1,2,…,N
(整数)、f0:光周波数、ai:整数、Δf:光周波
数間隔、に従って切り替えてデルタ関数列状の光波コヒ
ーレント関数を合成する光反射測定回路において、光波
が一周回する毎に一定の遅延と一定の周波数シフトを与
える光周回路を有する第1の周波数変換リング回路を、
前記第1の光分岐手段より前記光受信器に至る参照光路
に付加したことを特徴としている。
【0019】また、請求項11記載の発明は、請求項5
〜10の何れかの項記載の発明において、前記各周波数
変換リング回路は、光波を一方向に周回させる光リング
回路と、前記光リング回路に前記光波を入力する光入力
手段と、前記光リング回路から光波を取り出す第3の光
分岐手段と、前記光リング回路の周回時間を調整する第
2の光遅延素子と、前記光リング回路を周回する周回光
に周波数シフトを与える周波数シフタと、前記周回光を
断続する光スイッチと、前記周回光の損失を補償する光
増幅器とを有することを特徴としている。
〜10の何れかの項記載の発明において、前記各周波数
変換リング回路は、光波を一方向に周回させる光リング
回路と、前記光リング回路に前記光波を入力する光入力
手段と、前記光リング回路から光波を取り出す第3の光
分岐手段と、前記光リング回路の周回時間を調整する第
2の光遅延素子と、前記光リング回路を周回する周回光
に周波数シフトを与える周波数シフタと、前記周回光を
断続する光スイッチと、前記周回光の損失を補償する光
増幅器とを有することを特徴としている。
【0020】また、請求項12記載の発明は、光周波数
可変光出力手段と、前記光周波数可変光出力手段の出力
光を参照光と被測定光部品への測定光とに分岐する第1
の光分岐手段と、前記被測定光部品からの反射光を取り
出す第2の光分岐手段と、該第2の光分岐手段により取
り出された反射光と前記参照光の2光波間のビート信号
を受信する光受信器とを有し、前記光周波数可変光出力
手段が、時間間隔ΔTで前記出力光の光周波数fiを
fi=f0+ai・Δf ただし、i=1,2,…,N
(整数)、f0:光周波数、ai:整数、Δf:光周波
数間隔、に従って切り替えてデルタ関数列状の光波コヒ
ーレント関数を合成する光反射測定回路において、遅延
τdを与える第1の光遅延素子を前記第1の光分岐手段
より前記光受信器に至る参照光路に付加し、前記参照光
および前記被測定光部品内の注目する箇所からの反射光
の2光波間の遅延時間差τと、前記光周波数可変光出力
手段の出力光のコヒーレンス時間τcとがτ<τcを満
足する値に前記遅延τdを設定したことを特徴としてい
る。また、請求項13記載の発明は、請求項1,10,
12の何れかの項記載の発明において、前記参照光の位
相φiを φi=2πk・ai・Δf に変調する光位相
変調器を前記第1の光分岐手段より前記光受信器に至る
参照光路に付加したことを特徴としている。
可変光出力手段と、前記光周波数可変光出力手段の出力
光を参照光と被測定光部品への測定光とに分岐する第1
の光分岐手段と、前記被測定光部品からの反射光を取り
出す第2の光分岐手段と、該第2の光分岐手段により取
り出された反射光と前記参照光の2光波間のビート信号
を受信する光受信器とを有し、前記光周波数可変光出力
手段が、時間間隔ΔTで前記出力光の光周波数fiを
fi=f0+ai・Δf ただし、i=1,2,…,N
(整数)、f0:光周波数、ai:整数、Δf:光周波
数間隔、に従って切り替えてデルタ関数列状の光波コヒ
ーレント関数を合成する光反射測定回路において、遅延
τdを与える第1の光遅延素子を前記第1の光分岐手段
より前記光受信器に至る参照光路に付加し、前記参照光
および前記被測定光部品内の注目する箇所からの反射光
の2光波間の遅延時間差τと、前記光周波数可変光出力
手段の出力光のコヒーレンス時間τcとがτ<τcを満
足する値に前記遅延τdを設定したことを特徴としてい
る。また、請求項13記載の発明は、請求項1,10,
12の何れかの項記載の発明において、前記参照光の位
相φiを φi=2πk・ai・Δf に変調する光位相
変調器を前記第1の光分岐手段より前記光受信器に至る
参照光路に付加したことを特徴としている。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の各
実施形態について説明する。 〔第1実施形態(請求項1〜2)〕図1は本実施形態に
よる光反射測定回路の構成を示すブロック図であり、同
図において図29と同じ構成要素については同一の符号
を付してその説明を省略する。さて、図1に示すレーザ
11は光パルスを出力する光源であって、そのパルス間
隔はΔT,光パルス幅はΔt,第i番目(i:自然数)
の光パルスの光周波数はfiである。
実施形態について説明する。 〔第1実施形態(請求項1〜2)〕図1は本実施形態に
よる光反射測定回路の構成を示すブロック図であり、同
図において図29と同じ構成要素については同一の符号
を付してその説明を省略する。さて、図1に示すレーザ
11は光パルスを出力する光源であって、そのパルス間
隔はΔT,光パルス幅はΔt,第i番目(i:自然数)
の光パルスの光周波数はfiである。
【0022】本実施形態では、参照光に対して時間τ
(>0)だけ遅延した光周波数fiの反射光と、光周波
数fiの参照光とのビート信号を光受信器2を用いて測
定する。なお、当該ビート信号以外の互いに周波数が異
なる2光波のビート信号は、光受信器2の後段でフィル
タ(図示省略)などによって除去するものとし、以下の
説明では無視している。このとき、遅延時間τが以下の
条件を満たす位置からの反射光パワーが測定される。
(>0)だけ遅延した光周波数fiの反射光と、光周波
数fiの参照光とのビート信号を光受信器2を用いて測
定する。なお、当該ビート信号以外の互いに周波数が異
なる2光波のビート信号は、光受信器2の後段でフィル
タ(図示省略)などによって除去するものとし、以下の
説明では無視している。このとき、遅延時間τが以下の
条件を満たす位置からの反射光パワーが測定される。
【0023】遅延時間τが光パルス幅Δtよりも小さ
い(τ<Δt)。この条件を満足する場合、図2に示す
ように光周波数fiの参照光と光周波数fiの反射光が
時間軸上で重なる。なお、これ以後、2光波が時間軸上
で重なる遅延時間τの範囲を「パルスウィンドウ」と呼
ぶ。 遅延時間τがレーザ11のコヒーレンス時間τcより
小さい(τ<τc)。 遅延時間τの位置にコヒーレンスピークが合成される
(τ=m/Δf)。
い(τ<Δt)。この条件を満足する場合、図2に示す
ように光周波数fiの参照光と光周波数fiの反射光が
時間軸上で重なる。なお、これ以後、2光波が時間軸上
で重なる遅延時間τの範囲を「パルスウィンドウ」と呼
ぶ。 遅延時間τがレーザ11のコヒーレンス時間τcより
小さい(τ<τc)。 遅延時間τの位置にコヒーレンスピークが合成される
(τ=m/Δf)。
【0024】本実施形態ではレーザ出力光を光パルス化
しており、こうすることで、レーザ周波数変調の過渡特
性の望ましくない部分をマスクできる。すなわち、例え
ばレーザ周波数切替によって測定光パワーが変動すると
きに反射光パワーの測定精度は劣化するが、レーザ出力
が安定した部分だけを外部光スイッチ(図示省略)など
で切り出して測定を行えば、精度の良い反射光パワーの
測定が可能となる。
しており、こうすることで、レーザ周波数変調の過渡特
性の望ましくない部分をマスクできる。すなわち、例え
ばレーザ周波数切替によって測定光パワーが変動すると
きに反射光パワーの測定精度は劣化するが、レーザ出力
が安定した部分だけを外部光スイッチ(図示省略)など
で切り出して測定を行えば、精度の良い反射光パワーの
測定が可能となる。
【0025】ここで、光パルス幅Δtと光周波数間隔Δ
fを Δt<2/Δf となるように設定すれば、2次以
上のコヒーレンスピークの寄与を除去できる。図3はパ
ルスウィンドウとコヒーレンスピークの関係を示してお
り、図示したように、1/Δf<Δt<2/Δfとすれ
ば、2次以上のコヒーレンスピークのクロストークなし
に、τ=1/Δfの位置にある反射を測定できる。
fを Δt<2/Δf となるように設定すれば、2次以
上のコヒーレンスピークの寄与を除去できる。図3はパ
ルスウィンドウとコヒーレンスピークの関係を示してお
り、図示したように、1/Δf<Δt<2/Δfとすれ
ば、2次以上のコヒーレンスピークのクロストークなし
に、τ=1/Δfの位置にある反射を測定できる。
【0026】〔第2実施形態(請求項3,13)〕図4
は本実施形態による光反射測定回路の構成を示すブロッ
ク図であり、同図において図1もしくは図32と同じ構
成要素については同一の符号を付してその説明を省略す
る。図示したように、本実施形態では図1の構成の参照
光路に光位相変調器5を付加した構成である。したがっ
て、従来技術で説明したのと同様に、参照光の位相φi
は上述した(5)式で変調されるとともに、コヒーレン
スピークは上述した(6)式の位置に合成される。つま
り、 φi=2πk・ai・Δf であり、 τ=k+m/Δf である。
は本実施形態による光反射測定回路の構成を示すブロッ
ク図であり、同図において図1もしくは図32と同じ構
成要素については同一の符号を付してその説明を省略す
る。図示したように、本実施形態では図1の構成の参照
光路に光位相変調器5を付加した構成である。したがっ
て、従来技術で説明したのと同様に、参照光の位相φi
は上述した(5)式で変調されるとともに、コヒーレン
スピークは上述した(6)式の位置に合成される。つま
り、 φi=2πk・ai・Δf であり、 τ=k+m/Δf である。
【0027】本実施形態では、遅延時間τが以下の条件
を満たす位置からの反射光パワーが測定される。 遅延時間τが(図5に示す)パルスウィンドウ内にあ
る(|τ|<Δt)。 遅延時間τがレーザ11のコヒーレンス時間τcより
小さい(τ<τc)。 遅延時間τの位置にコヒーレンスピークが合成される
(τ=k+m/Δf)。本実施形態でもレーザ出力光を
光パルス化しており、レーザ周波数変調の過渡特性の望
ましくない部分をマスクすることで、精度の良い反射光
パワー測定が可能となる。ここで、図5はコヒーレンス
ピークの位置とパルスウィンドウの関係を示しており、
図示したように、コヒーレンスピークは等間隔1/Δf
で合成され、kの値を変えることでピーク位置が掃引さ
れる。
を満たす位置からの反射光パワーが測定される。 遅延時間τが(図5に示す)パルスウィンドウ内にあ
る(|τ|<Δt)。 遅延時間τがレーザ11のコヒーレンス時間τcより
小さい(τ<τc)。 遅延時間τの位置にコヒーレンスピークが合成される
(τ=k+m/Δf)。本実施形態でもレーザ出力光を
光パルス化しており、レーザ周波数変調の過渡特性の望
ましくない部分をマスクすることで、精度の良い反射光
パワー測定が可能となる。ここで、図5はコヒーレンス
ピークの位置とパルスウィンドウの関係を示しており、
図示したように、コヒーレンスピークは等間隔1/Δf
で合成され、kの値を変えることでピーク位置が掃引さ
れる。
【0028】同図にあるように、パルスウィンドウは遅
延時間τ=0を中心とした幅「2Δt」の範囲にある。
したがって、光パルス幅Δtを2Δt<1/Δfとなる
ように設定すれば、m次のコヒーレンスピークの位置に
ある反射光を他の次数のコヒーレンスピークのクロスト
ークなしに測定することができる。以上のように、本実
施形態では、光パルスによって設定されるパルスウィン
ドウを用いて測定範囲を粗く切り出した後に、コヒーレ
ンスピークを掃引してより精密に測定位置を特定するこ
とで、次数の異なるコヒーレンスピークのクロストーク
なしに被測定光部品3の内部の反射光分布を測定でき
る。
延時間τ=0を中心とした幅「2Δt」の範囲にある。
したがって、光パルス幅Δtを2Δt<1/Δfとなる
ように設定すれば、m次のコヒーレンスピークの位置に
ある反射光を他の次数のコヒーレンスピークのクロスト
ークなしに測定することができる。以上のように、本実
施形態では、光パルスによって設定されるパルスウィン
ドウを用いて測定範囲を粗く切り出した後に、コヒーレ
ンスピークを掃引してより精密に測定位置を特定するこ
とで、次数の異なるコヒーレンスピークのクロストーク
なしに被測定光部品3の内部の反射光分布を測定でき
る。
【0029】〔第3実施形態(請求項4,12,1
3)〕図6は本実施形態による光反射測定回路の構成を
示すブロック図であり、同図において図29と同じ構成
要素については同一の符号を付してその説明を省略す
る。さて、図6に示されるように、本実施形態では図2
9の参照光路に遅延光ファイバ12を付加した構成であ
る。そして、被測定光部品3の内部の注目する箇所の反
射を測定するために、参照光と反射光の遅延時間差τが
τ<τcとなるように遅延光ファイバ長を設定する。こ
のとき、注目する箇所に応じて遅延光ファイバ長を切り
替えることで遠方の反射光分布測定が可能となる。その
ため、例えば長尺光ファイバの遠端の反射を測定する場
合に、従来は可干渉性の良い光源を必要としていたの
が、本実施形態では光源の可干渉性が低くとも良くな
る。
3)〕図6は本実施形態による光反射測定回路の構成を
示すブロック図であり、同図において図29と同じ構成
要素については同一の符号を付してその説明を省略す
る。さて、図6に示されるように、本実施形態では図2
9の参照光路に遅延光ファイバ12を付加した構成であ
る。そして、被測定光部品3の内部の注目する箇所の反
射を測定するために、参照光と反射光の遅延時間差τが
τ<τcとなるように遅延光ファイバ長を設定する。こ
のとき、注目する箇所に応じて遅延光ファイバ長を切り
替えることで遠方の反射光分布測定が可能となる。その
ため、例えば長尺光ファイバの遠端の反射を測定する場
合に、従来は可干渉性の良い光源を必要としていたの
が、本実施形態では光源の可干渉性が低くとも良くな
る。
【0030】なお、本実施形態では、参照光路に光位相
変調器を備えた構成や光源出力光をパルス化した構成で
あっても、上述した遅延光ファイバによる効果が同様に
得られる。以上のように、本実施形態によれば、可干渉
性の低い光源を用いた場合でも、遅延光ファイバ12を
参照光路に備えてその長さを遅延時間差τがτ<τcと
なるように設定することで、光源の可干渉距離に制限さ
れることなく遠方の反射光分布が測定可能となる。
変調器を備えた構成や光源出力光をパルス化した構成で
あっても、上述した遅延光ファイバによる効果が同様に
得られる。以上のように、本実施形態によれば、可干渉
性の低い光源を用いた場合でも、遅延光ファイバ12を
参照光路に備えてその長さを遅延時間差τがτ<τcと
なるように設定することで、光源の可干渉距離に制限さ
れることなく遠方の反射光分布が測定可能となる。
【0031】〔第4実施形態(請求項5,7〜11,1
3)〕図7は本実施形態による光反射測定回路の構成を
示すブロック図であり、同図において図29と同じ構成
要素については同一の符号を付してその説明を省略す
る。さて、図7に示すように、本実施形態は図29の参
照光路に周波数変換リング回路13を付加した構成であ
り、この周波数変換リング回路13のより詳細な構成例
を図8に示す。
3)〕図7は本実施形態による光反射測定回路の構成を
示すブロック図であり、同図において図29と同じ構成
要素については同一の符号を付してその説明を省略す
る。さて、図7に示すように、本実施形態は図29の参
照光路に周波数変換リング回路13を付加した構成であ
り、この周波数変換リング回路13のより詳細な構成例
を図8に示す。
【0032】図8に示されるように、周波数変換リング
回路13は光カプラ14,光周波数シフタ15,光スイ
ッチ16,光増幅器17をループ状に接続して構成さ
れ、光波がこのループを一方向(反時計回り)に周回す
る。ここで、光カプラ14はこのリング回路に参照光を
導入するとともに、周波数変換リング回路13を周回す
る周回光の一部を取り出して光受信器2に導く。光周波
数シフタ15はこの周回光に対してシフト量frだけの
周波数シフトを与える。また、光スイッチ16は周回光
を断続し、光増幅器17は周回光の損失を補償するもの
である。
回路13は光カプラ14,光周波数シフタ15,光スイ
ッチ16,光増幅器17をループ状に接続して構成さ
れ、光波がこのループを一方向(反時計回り)に周回す
る。ここで、光カプラ14はこのリング回路に参照光を
導入するとともに、周波数変換リング回路13を周回す
る周回光の一部を取り出して光受信器2に導く。光周波
数シフタ15はこの周回光に対してシフト量frだけの
周波数シフトを与える。また、光スイッチ16は周回光
を断続し、光増幅器17は周回光の損失を補償するもの
である。
【0033】周波数変換リング回路13に入力された光
は、当該リング回路を一周回するごとに一定の遅延Δ
T’(リング周回時間ΔT’)及び一定の周波数シフト
frを受ける。したがって、周波数変換リング回路13
への入力光の入力光周波数をf0,入力光パルス幅をΔ
tとしたとき、周波数変換リング回路13の出力光はパ
ルス幅Δt,パルス間隔ΔT’の光パルス列となる。ま
た、x(x=0,1,2,…)周回後の光パルスの光周
波数f’xは、 f’x=f0+x・fr ……(8) となる。
は、当該リング回路を一周回するごとに一定の遅延Δ
T’(リング周回時間ΔT’)及び一定の周波数シフト
frを受ける。したがって、周波数変換リング回路13
への入力光の入力光周波数をf0,入力光パルス幅をΔ
tとしたとき、周波数変換リング回路13の出力光はパ
ルス幅Δt,パルス間隔ΔT’の光パルス列となる。ま
た、x(x=0,1,2,…)周回後の光パルスの光周
波数f’xは、 f’x=f0+x・fr ……(8) となる。
【0034】ここで、図9に示すように、周波数リング
回路13を周回していない参照光に対する遅延時間τx
が τx=k+x・ΔT’ ……(9) である反射(以下、反射Axという)に注目する。この
とき、周波数f0の反射光は、リング回路をx周回した
周波数f’xの参照光パルスと重なり、これら2光波の
遅延時間差τはτ=kとなる。したがって、コヒーレン
スピークをτ=kに合成したときに、k<τcであれば
反射Axが観測されることになる。なお、反射Axは複
数存在しているが、各々の周波数はx・frであるか
ら、周波数軸上で分離されて互いのクロストークなしに
同時に観測できる。
回路13を周回していない参照光に対する遅延時間τx
が τx=k+x・ΔT’ ……(9) である反射(以下、反射Axという)に注目する。この
とき、周波数f0の反射光は、リング回路をx周回した
周波数f’xの参照光パルスと重なり、これら2光波の
遅延時間差τはτ=kとなる。したがって、コヒーレン
スピークをτ=kに合成したときに、k<τcであれば
反射Axが観測されることになる。なお、反射Axは複
数存在しているが、各々の周波数はx・frであるか
ら、周波数軸上で分離されて互いのクロストークなしに
同時に観測できる。
【0035】以上のように、本実施形態の如く周波数変
換リング回路を用いる手法では、遅延時間τxがτx>
τcを満足する範囲を測定できる。そして、本実施形態
の手法は、前述した第3実施形態のように注目する箇所
に応じて遅延光ファイバを切り替える必要がない点にお
いて優れている。
換リング回路を用いる手法では、遅延時間τxがτx>
τcを満足する範囲を測定できる。そして、本実施形態
の手法は、前述した第3実施形態のように注目する箇所
に応じて遅延光ファイバを切り替える必要がない点にお
いて優れている。
【0036】なお、本実施形態では、参照光路に光位相
変調器を備えた構成や光源出力光をパルス化した構成で
あっても、上述した周波数変換リング回路による効果が
同様に得られる。また、本実施形態では、リング周回時
間ΔT’をΔT’<2τcとなるように設定することが
望ましい。こうすれば、反射光に対する遅延時間差τが
τ<τcとなる参照光が必ず存在するため、被測定光フ
ァイバの全長にわたって遅延時間τがτ<τcを満足す
る測定が可能となる。
変調器を備えた構成や光源出力光をパルス化した構成で
あっても、上述した周波数変換リング回路による効果が
同様に得られる。また、本実施形態では、リング周回時
間ΔT’をΔT’<2τcとなるように設定することが
望ましい。こうすれば、反射光に対する遅延時間差τが
τ<τcとなる参照光が必ず存在するため、被測定光フ
ァイバの全長にわたって遅延時間τがτ<τcを満足す
る測定が可能となる。
【0037】さらに、本実施形態では、光源出力光をパ
ルス化する際に、光パルス幅Δt及びリング周回時間Δ
T’をΔT’<2Δtとなるように設定することが望ま
しい。こうすることで、被測定光ファイバの全長にわた
って|τ|<Δtを満足するパルスウィンドウを設ける
ことができ、被測定光ファイバの全長にわたる測定が可
能となる。
ルス化する際に、光パルス幅Δt及びリング周回時間Δ
T’をΔT’<2Δtとなるように設定することが望ま
しい。こうすることで、被測定光ファイバの全長にわた
って|τ|<Δtを満足するパルスウィンドウを設ける
ことができ、被測定光ファイバの全長にわたる測定が可
能となる。
【0038】加えて、本実施形態では、参照光と被測定
光部品3からの反射光との2光波間の遅延時間差の最大
値をτMと置いたときに、図10に示すごとく、時間間
隔ΔTおよび光パルス幅ΔtをΔT>τM+Δtとなる
ように設定することが望ましい。そこで以下にこの理由
について詳述する。
光部品3からの反射光との2光波間の遅延時間差の最大
値をτMと置いたときに、図10に示すごとく、時間間
隔ΔTおよび光パルス幅ΔtをΔT>τM+Δtとなる
ように設定することが望ましい。そこで以下にこの理由
について詳述する。
【0039】いま、被測定光ファイバ終端からの反射光
A(図10参照)を測定する場合について考える。この
場合、xΔT’≒τMであれば、反射光Aは、周波数f
0の光パルスが周波数変換リング回路13をx周回して
得られる周波数f’xの参照光パルスP1を用いて測定
できる。ところが、このときに反射光Aが例えば時間軸
上で周波数f1の参照光パルスP2と重なるとすれば、
参照光パルスP1と反射光Aのビート信号(以下、ビー
ト信号B1とする)だけでなく、参照光パルスP2と反
射光Aのビート信号(以下、ビート信号B2とする)も
発生してしまって、誤った測定がなされる事態が発生し
うる。
A(図10参照)を測定する場合について考える。この
場合、xΔT’≒τMであれば、反射光Aは、周波数f
0の光パルスが周波数変換リング回路13をx周回して
得られる周波数f’xの参照光パルスP1を用いて測定
できる。ところが、このときに反射光Aが例えば時間軸
上で周波数f1の参照光パルスP2と重なるとすれば、
参照光パルスP1と反射光Aのビート信号(以下、ビー
ト信号B1とする)だけでなく、参照光パルスP2と反
射光Aのビート信号(以下、ビート信号B2とする)も
発生してしまって、誤った測定がなされる事態が発生し
うる。
【0040】つまり、参照光パルスP1と参照光パルス
P2の周波数が等しい(即ち、f’x=f1)場合に
は、ビート信号B1とビート信号B2の周波数が同じに
なって両者を分離して測定できなくなる点が問題とな
る。しかしながら、上述したように、ΔT>τM+Δt
となるように時間間隔ΔTを設定すれば、これら光波は
時間軸t上で重ならずに、周波数f0の反射光Aと参照
光パルスP2とのビート信号B2は発生せず、上記の問
題は解決される。
P2の周波数が等しい(即ち、f’x=f1)場合に
は、ビート信号B1とビート信号B2の周波数が同じに
なって両者を分離して測定できなくなる点が問題とな
る。しかしながら、上述したように、ΔT>τM+Δt
となるように時間間隔ΔTを設定すれば、これら光波は
時間軸t上で重ならずに、周波数f0の反射光Aと参照
光パルスP2とのビート信号B2は発生せず、上記の問
題は解決される。
【0041】ここで、周波数f1の反射光と参照光パル
スP1が重ならないように、周波数変換リング回路13
内の光スイッチ16を用いてリングを周回する光を消せ
ば、周波数f1の反射光と参照光パルスP1とのビート
信号の発生を防止できる。以上のように、本実施形態で
は、長尺光ファイバの測定に図7〜図8の構成を用いる
ことで、注目する箇所に応じて遅延光ファイバ長を切り
替えることなく被測定光ファイバの全長にわたる測定が
可能となる。
スP1が重ならないように、周波数変換リング回路13
内の光スイッチ16を用いてリングを周回する光を消せ
ば、周波数f1の反射光と参照光パルスP1とのビート
信号の発生を防止できる。以上のように、本実施形態で
は、長尺光ファイバの測定に図7〜図8の構成を用いる
ことで、注目する箇所に応じて遅延光ファイバ長を切り
替えることなく被測定光ファイバの全長にわたる測定が
可能となる。
【0042】〔第5実施形態(請求項6〜8)〕図11
は本実施形態による光反射測定回路の構成を示すブロッ
ク図であり、同図において図29と同じ構成要素につい
ては同一の符号を付してその説明を省略する。さて、図
11において、レーザ18は光周波数が固定の光源であ
る。一方、周波数変換リング回路19は、上述した周波
数変換リング回路13(図7参照)と同様な構成であっ
て、リング周回時間がΔT”,リング回路内の光周波数
シフタのシフト量がfrになっている。つまり、図12
に示されるように、周波数変換リング回路19は時間間
隔ΔT”で光パルス列を出力し、それぞれの光パルスの
光周波数は等間隔frで階段状に変化してゆく。
は本実施形態による光反射測定回路の構成を示すブロッ
ク図であり、同図において図29と同じ構成要素につい
ては同一の符号を付してその説明を省略する。さて、図
11において、レーザ18は光周波数が固定の光源であ
る。一方、周波数変換リング回路19は、上述した周波
数変換リング回路13(図7参照)と同様な構成であっ
て、リング周回時間がΔT”,リング回路内の光周波数
シフタのシフト量がfrになっている。つまり、図12
に示されるように、周波数変換リング回路19は時間間
隔ΔT”で光パルス列を出力し、それぞれの光パルスの
光周波数は等間隔frで階段状に変化してゆく。
【0043】ここでは、反射光として、周波数変換リン
グ回路19を周回していない参照光との光路長差が時間
換算でτ0である反射光の測定を考える。図12は参照
光と反射光の関係を示しており、図中、時間軸tに関し
てリング周回時間ΔT”の幅を持つ平坦部分を以下では
『ステップ』と呼んでいる。そしていま、τ0≒0の反
射光を観察するとした場合、参照光と反射光の光路長差
はほぼ0であるから、参照光と反射光は同じステップ内
のビート信号を測定することになる。なお、図12はτ
0≒0の場合を示したものではない。そして、遅延時間
差τ=k(k<ΔT”かつk<τc)にコヒーレンスピ
ークを合成するとき、τ0=kの位置からの反射光パワ
ーが測定される。
グ回路19を周回していない参照光との光路長差が時間
換算でτ0である反射光の測定を考える。図12は参照
光と反射光の関係を示しており、図中、時間軸tに関し
てリング周回時間ΔT”の幅を持つ平坦部分を以下では
『ステップ』と呼んでいる。そしていま、τ0≒0の反
射光を観察するとした場合、参照光と反射光の光路長差
はほぼ0であるから、参照光と反射光は同じステップ内
のビート信号を測定することになる。なお、図12はτ
0≒0の場合を示したものではない。そして、遅延時間
差τ=k(k<ΔT”かつk<τc)にコヒーレンスピ
ークを合成するとき、τ0=kの位置からの反射光パワ
ーが測定される。
【0044】反射光の遅延時間τ0は反射点が遠方(被
測定光部品3の終端側)にゆくにつれて大きくなり、遅
延時間τ0がリング周回時間ΔT”の整数倍になるたび
に、反射光パルスは次のステップの参照光パルスと重な
るようになる。ここで、次のステップの参照光はこれよ
り一つ手前のステップよりもリング周回時間ΔT”だけ
余分に周波数変換リング回路19を周回しているので、
ステップが切り替わるごとに2光波の遅延時間差τもτ
≒0となる。そして、例えば図12に示されるようにτ
0=ΔT”+kの位置からの反射光パワーが測定される
ことになる。図示したように、参照光と反射光の遅延時
間差τ=kであって、参照光と反射光とのビート周波数
は周波数変換リング回路19内の周波数シフタのシフト
量frとなる。なお、遅延時間差τ=kとなる箇所は複
数存在するが、ステップが切り替わるたびに発生するビ
ート信号の周波数は互いに異なるため、それらを周波数
軸上で分離して同時に測定できる。
測定光部品3の終端側)にゆくにつれて大きくなり、遅
延時間τ0がリング周回時間ΔT”の整数倍になるたび
に、反射光パルスは次のステップの参照光パルスと重な
るようになる。ここで、次のステップの参照光はこれよ
り一つ手前のステップよりもリング周回時間ΔT”だけ
余分に周波数変換リング回路19を周回しているので、
ステップが切り替わるごとに2光波の遅延時間差τもτ
≒0となる。そして、例えば図12に示されるようにτ
0=ΔT”+kの位置からの反射光パワーが測定される
ことになる。図示したように、参照光と反射光の遅延時
間差τ=kであって、参照光と反射光とのビート周波数
は周波数変換リング回路19内の周波数シフタのシフト
量frとなる。なお、遅延時間差τ=kとなる箇所は複
数存在するが、ステップが切り替わるたびに発生するビ
ート信号の周波数は互いに異なるため、それらを周波数
軸上で分離して同時に測定できる。
【0045】以上のように、本実施形態によれば、参照
光路中に遅延光ファイバや周波数変換リング回路を挿入
しなくても、長尺光ファイバからの反射光パワー分布を
測定することができる。なお、本実施形態は、図11の
参照光路に光位相変調器を備えた構成としても同様の効
果が得られる。
光路中に遅延光ファイバや周波数変換リング回路を挿入
しなくても、長尺光ファイバからの反射光パワー分布を
測定することができる。なお、本実施形態は、図11の
参照光路に光位相変調器を備えた構成としても同様の効
果が得られる。
【0046】また、本実施形態では、上述した第4実施
形態と同様の理由から、リング周回時間ΔT”をΔT”
<2τcとなるように設定することが望ましく、こうす
ることで、被測定光ファイバの全長にわたって遅延時間
差τをτ<τcとする測定が可能となる。さらに、本実
施形態では、上述した第4実施形態と同様の理由から、
リング周回時間ΔT’及び光パルス幅ΔtがΔT”<2
Δtとなるように設定することが望ましい。こうすれ
ば、被測定光ファイバの全長にわたってτ<Δtとする
パルスウィンドウを設けることができ、被測定光ファイ
バの全長にわたる測定が可能となる。
形態と同様の理由から、リング周回時間ΔT”をΔT”
<2τcとなるように設定することが望ましく、こうす
ることで、被測定光ファイバの全長にわたって遅延時間
差τをτ<τcとする測定が可能となる。さらに、本実
施形態では、上述した第4実施形態と同様の理由から、
リング周回時間ΔT’及び光パルス幅ΔtがΔT”<2
Δtとなるように設定することが望ましい。こうすれ
ば、被測定光ファイバの全長にわたってτ<Δtとする
パルスウィンドウを設けることができ、被測定光ファイ
バの全長にわたる測定が可能となる。
【0047】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の各実施例につ
いて説明する。 〔第1実施例〕図13は本実施例による光反射測定回路
の構成を示すブロック図である。同図において、半導体
レーザ21は出力光のコヒーレンス時間τcがτc=2
00nsの光源である。光スイッチ22は半導体レーザ
21の出力光をパルス化するものである。光カプラ23
は測定光を測定対象に導くとともに、参照光と測定対象
からの反射光とを、後述するバランス型光受信器26に
導く。光周波数シフタ24は周波数シフト量が100M
Hzのものである。
いて説明する。 〔第1実施例〕図13は本実施例による光反射測定回路
の構成を示すブロック図である。同図において、半導体
レーザ21は出力光のコヒーレンス時間τcがτc=2
00nsの光源である。光スイッチ22は半導体レーザ
21の出力光をパルス化するものである。光カプラ23
は測定光を測定対象に導くとともに、参照光と測定対象
からの反射光とを、後述するバランス型光受信器26に
導く。光周波数シフタ24は周波数シフト量が100M
Hzのものである。
【0048】被測定光ファイバ25は測定対象となる被
測定光部品である。ここで、測定光は、まず光周波数シ
フタ24を通って被測定光ファイバ25に導かれ、被測
定光ファイバ25からの反射光は光周波数シフタ24を
通って光カプラ23により取り出される。つまり、測定
光は光周波数シフタ24を2回通過することになるか
ら、反射光と参照光の周波数差は200MHzとなる。
また、バランス型光受信器26は参照光と反射光のビー
ト信号を受信する受信器である。バンドパスフィルタ
(BPF)27は中心周波数が200MHzであり、周
波数差が200MHzでない2光波のビート信号を除去
するためのものである。
測定光部品である。ここで、測定光は、まず光周波数シ
フタ24を通って被測定光ファイバ25に導かれ、被測
定光ファイバ25からの反射光は光周波数シフタ24を
通って光カプラ23により取り出される。つまり、測定
光は光周波数シフタ24を2回通過することになるか
ら、反射光と参照光の周波数差は200MHzとなる。
また、バランス型光受信器26は参照光と反射光のビー
ト信号を受信する受信器である。バンドパスフィルタ
(BPF)27は中心周波数が200MHzであり、周
波数差が200MHzでない2光波のビート信号を除去
するためのものである。
【0049】以上のような構成において、時間ΔTごと
に半導体レーザ21の光周波数を切り替え、これに光ス
イッチ22を同期させて光パルス幅Δtのパルスを出力
させる。ここで、本実施例では時間(光パルス間隔)Δ
T=500ns,光パルス幅Δt=300nsである。
そして第i番目の光周波数fiが(1)式と同様に、 fi=f0+ai・Δf ここで、ai=0,1,−1,2,−2,3,…,とな
るように半導体レーザ21の注入電流を制御している。
すなわち、光周波数切替波形は図14に示すものとな
る。
に半導体レーザ21の光周波数を切り替え、これに光ス
イッチ22を同期させて光パルス幅Δtのパルスを出力
させる。ここで、本実施例では時間(光パルス間隔)Δ
T=500ns,光パルス幅Δt=300nsである。
そして第i番目の光周波数fiが(1)式と同様に、 fi=f0+ai・Δf ここで、ai=0,1,−1,2,−2,3,…,とな
るように半導体レーザ21の注入電流を制御している。
すなわち、光周波数切替波形は図14に示すものとな
る。
【0050】本実施例では、遅延時間τ=50nsの位
置の反射(以下、反射Aという)を測定するものとして
おり、したがってτ<τc(=200ns)が成立す
る。また、反射Aを測定するために光周波数間隔Δf=
20MHzとしており、こうすれば1/Δf=50ns
であるから、0次コヒーレンスピークが反射Aの位置に
合成されることになる。なお、図15はコヒーレンスピ
ークとパルスウィンドウの関係を示す図である。また、
本実施例では、図14に示すように、光周波数を切り替
えたのち、レーザ出力が安定してから測定光が出力され
るように、図示した時間幅でだけ光スイッチ22がスイ
ッチオンの状態となるように制御している。これによ
り、半導体レーザ21の光周波数変調の過渡的な部分を
マスクして測定できる。
置の反射(以下、反射Aという)を測定するものとして
おり、したがってτ<τc(=200ns)が成立す
る。また、反射Aを測定するために光周波数間隔Δf=
20MHzとしており、こうすれば1/Δf=50ns
であるから、0次コヒーレンスピークが反射Aの位置に
合成されることになる。なお、図15はコヒーレンスピ
ークとパルスウィンドウの関係を示す図である。また、
本実施例では、図14に示すように、光周波数を切り替
えたのち、レーザ出力が安定してから測定光が出力され
るように、図示した時間幅でだけ光スイッチ22がスイ
ッチオンの状態となるように制御している。これによ
り、半導体レーザ21の光周波数変調の過渡的な部分を
マスクして測定できる。
【0051】〔第2実施例〕本実施例の構成は基本的に
第1実施例と同じであるが、本実施例では光パルス幅Δ
t=80nsとしている。図15にコヒーレンスピーク
とパルスウィンドウとの関係を示す。本実施例では、Δ
t<2/Δf(=100ns)の関係が成立するため、
2次ピークのクロストークはパルスウィンドウにより除
去される。つまり、τ<τcであって、1次コヒーレン
スピークは反射Aの位置に合成され、Δt<2/Δfと
なるように光パルス幅Δtを設定していることから、2
次以上のコヒーレンスピークがパルスウィンドウによっ
て除去されて、反射Aの光パワーが測定される。
第1実施例と同じであるが、本実施例では光パルス幅Δ
t=80nsとしている。図15にコヒーレンスピーク
とパルスウィンドウとの関係を示す。本実施例では、Δ
t<2/Δf(=100ns)の関係が成立するため、
2次ピークのクロストークはパルスウィンドウにより除
去される。つまり、τ<τcであって、1次コヒーレン
スピークは反射Aの位置に合成され、Δt<2/Δfと
なるように光パルス幅Δtを設定していることから、2
次以上のコヒーレンスピークがパルスウィンドウによっ
て除去されて、反射Aの光パワーが測定される。
【0052】以上のように、本実施例によれば、光周波
数を切り替えたのちに暫くしてからパルス光が出力され
るように光スイッチ22を制御して、半導体レーザ21
の光周波数変調の過渡的な部分をマスクするとともに、
パルス幅ΔtをΔt<2/Δfまで狭めて2次以上のコ
ヒーレンスピークのクロストークを除去して、1次コヒ
ーレンスピークの位置からの反射光パワーを測定でき
る。
数を切り替えたのちに暫くしてからパルス光が出力され
るように光スイッチ22を制御して、半導体レーザ21
の光周波数変調の過渡的な部分をマスクするとともに、
パルス幅ΔtをΔt<2/Δfまで狭めて2次以上のコ
ヒーレンスピークのクロストークを除去して、1次コヒ
ーレンスピークの位置からの反射光パワーを測定でき
る。
【0053】〔第3実施例〕図16は本実施例による光
反射測定回路の構成を示すブロック図であり、同図にお
いて図13と同じ構成要素については同一の符号を付し
てその説明を省略する。本実施例においても、光周波数
を図14の波形で切り替えるようにしている。そして、
本実施例では図16に示すように光位相変調器28が参
照光路に設けられている。この光位相変調器28は、第
i番目の光パルスの位相φiを φi=2πk・ai・Δf+2Nπ ……(10) となるように変調する。その際、|φi|<πとなるよ
うにN(整数)を調整しており、光位相変調波形は図1
7に示すものとなる。
反射測定回路の構成を示すブロック図であり、同図にお
いて図13と同じ構成要素については同一の符号を付し
てその説明を省略する。本実施例においても、光周波数
を図14の波形で切り替えるようにしている。そして、
本実施例では図16に示すように光位相変調器28が参
照光路に設けられている。この光位相変調器28は、第
i番目の光パルスの位相φiを φi=2πk・ai・Δf+2Nπ ……(10) となるように変調する。その際、|φi|<πとなるよ
うにN(整数)を調整しており、光位相変調波形は図1
7に示すものとなる。
【0054】本実施例では、光パルス間隔ΔT=500
ns,光周波数間隔Δf=20MHz,光パルス幅Δt
=20nsとしており、コヒーレンスピークとパルスウ
ィンドウの関係は図18に示すものとなる。図示したよ
うに、パルスウィンドウは−20ns<τ<20nsに
設定される。いま、τ<τc(=200ns)であるこ
とから、0次のコヒーレンスピーク位置kを−20ns
<k<20nsの範囲で変化させれば、−20ns<τ
<20nsの範囲からの反射光パワー分布が測定され
る。また、Δt<1/2Δf(=25ns)となるの
で、0次以外のピークはパルスウィンドウにより除去さ
れる。
ns,光周波数間隔Δf=20MHz,光パルス幅Δt
=20nsとしており、コヒーレンスピークとパルスウ
ィンドウの関係は図18に示すものとなる。図示したよ
うに、パルスウィンドウは−20ns<τ<20nsに
設定される。いま、τ<τc(=200ns)であるこ
とから、0次のコヒーレンスピーク位置kを−20ns
<k<20nsの範囲で変化させれば、−20ns<τ
<20nsの範囲からの反射光パワー分布が測定され
る。また、Δt<1/2Δf(=25ns)となるの
で、0次以外のピークはパルスウィンドウにより除去さ
れる。
【0055】このように、τ<τcであり、−20ns
<k<20nsであって、Δt<1/2Δfとなるよう
光パルス幅Δtを設定していることから、0次以外のコ
ヒーレンスピークをパルスウィンドウによって除去し
て、遅延時間τの範囲が−20ns<τ<20nsであ
る点からの反射光パワー分布が測定される。以上のよう
に本実施例では、0次コヒーレンスピーク位置kをk<
|Δt|の範囲で掃引し、光パルス幅ΔtをΔt<1/
2Δfまで狭めることによって、0次以外のコヒーレン
スピークのクロストークを除去して遅延時間τ<|Δt
|の範囲の反射光パワー分布を測定することができる。
<k<20nsであって、Δt<1/2Δfとなるよう
光パルス幅Δtを設定していることから、0次以外のコ
ヒーレンスピークをパルスウィンドウによって除去し
て、遅延時間τの範囲が−20ns<τ<20nsであ
る点からの反射光パワー分布が測定される。以上のよう
に本実施例では、0次コヒーレンスピーク位置kをk<
|Δt|の範囲で掃引し、光パルス幅ΔtをΔt<1/
2Δfまで狭めることによって、0次以外のコヒーレン
スピークのクロストークを除去して遅延時間τ<|Δt
|の範囲の反射光パワー分布を測定することができる。
【0056】〔第4実施例〕図19は本実施例による光
反射測定回路の構成を示すブロック図であり、同図にお
いて図16と同じ構成要素については同一の符号を付し
てその説明を省略する。本実施例では光周波数を図14
に示す波形で切り替えるとともに、参照光位相を図17
に示す波形で切り替えている。そして、本実施例では図
19に示すように遅延光ファイバ29が参照光路に設け
られている。また、本実施例では、長さ100mの被測
定光ファイバ25の終端近傍の反射(以下、反射Bとす
る)を測定することとしている。そのため、参照光に対
する反射Bの遅延時間差τをτ<τcとするために、遅
延光ファイバ29の長さを約200mに設定している。
反射測定回路の構成を示すブロック図であり、同図にお
いて図16と同じ構成要素については同一の符号を付し
てその説明を省略する。本実施例では光周波数を図14
に示す波形で切り替えるとともに、参照光位相を図17
に示す波形で切り替えている。そして、本実施例では図
19に示すように遅延光ファイバ29が参照光路に設け
られている。また、本実施例では、長さ100mの被測
定光ファイバ25の終端近傍の反射(以下、反射Bとす
る)を測定することとしている。そのため、参照光に対
する反射Bの遅延時間差τをτ<τcとするために、遅
延光ファイバ29の長さを約200mに設定している。
【0057】本実施例でも、第3実施例と同様の手法を
用いて、被測定光ファイバ25の終端近傍の反射光パワ
ーを測定することができるのに加え、被測定位置に応じ
て遅延光ファイバ29の長さを変えることによって、被
測定光ファイバ25の全長にわたって反射光パワー分布
を測定できる。ちなみに、遅延光ファイバ29を用いな
い図16の構成の場合では、参照光に対する反射Bの遅
延時間τ0≒1μsであって、τ0>τc(=200n
s)となるために反射Bの測定が困難である。
用いて、被測定光ファイバ25の終端近傍の反射光パワ
ーを測定することができるのに加え、被測定位置に応じ
て遅延光ファイバ29の長さを変えることによって、被
測定光ファイバ25の全長にわたって反射光パワー分布
を測定できる。ちなみに、遅延光ファイバ29を用いな
い図16の構成の場合では、参照光に対する反射Bの遅
延時間τ0≒1μsであって、τ0>τc(=200n
s)となるために反射Bの測定が困難である。
【0058】以上のように本実施例では、遅延光ファイ
バ29を参照光路に挿入し、被測定位置に応じてτ<τ
cとなるように遅延光ファイバ29の長さを切り替えて
おり、長尺光ファイバの全長にわたって反射光パワー分
布を観測することができる。さらには、第3実施例と同
様にして、光パルス幅ΔtをΔt<1/2Δfまで狭め
ることで、0次以外のコヒーレンスピークのクロストー
クを除去して反射光パワーが測定される。
バ29を参照光路に挿入し、被測定位置に応じてτ<τ
cとなるように遅延光ファイバ29の長さを切り替えて
おり、長尺光ファイバの全長にわたって反射光パワー分
布を観測することができる。さらには、第3実施例と同
様にして、光パルス幅ΔtをΔt<1/2Δfまで狭め
ることで、0次以外のコヒーレンスピークのクロストー
クを除去して反射光パワーが測定される。
【0059】〔第5実施例〕図20は本実施例による光
反射測定回路の構成を示すブロック図であり、同図にお
いて図19と同じ構成要素については同一の符号を付し
てその説明を省略する。本実施例でも、光周波数を図1
4に示す波形で切り替えるとともに、参照光位相を図1
7に示す波形で切り替えている。そして、本実施例で
は、図20に示すように周波数変換リング回路30が参
照光路に設けられるとともに、バンドパスフィルタ31
はその中心周波数が変えられるように構成されている。
反射測定回路の構成を示すブロック図であり、同図にお
いて図19と同じ構成要素については同一の符号を付し
てその説明を省略する。本実施例でも、光周波数を図1
4に示す波形で切り替えるとともに、参照光位相を図1
7に示す波形で切り替えている。そして、本実施例で
は、図20に示すように周波数変換リング回路30が参
照光路に設けられるとともに、バンドパスフィルタ31
はその中心周波数が変えられるように構成されている。
【0060】本実施例では、被測定光ファイバ25の終
端近傍の反射(上述した反射B)に加えて、被測定光フ
ァイバ25の長手方向の中間地点近傍の反射(以下、反
射Cとする)を測定することとする。ここで、図16の
ごとく周波数変換リング回路30が存在しない構成の場
合は、τ0>τcとなって反射Bの測定は困難である。
そして本実施例では、周波数変換リング回路30の周回
遅延時間ΔT’=500ns,光パルス幅Δt=100
ns,リング回路内の光周波数シフタのシフト量fr=
−50MHzとしている。
端近傍の反射(上述した反射B)に加えて、被測定光フ
ァイバ25の長手方向の中間地点近傍の反射(以下、反
射Cとする)を測定することとする。ここで、図16の
ごとく周波数変換リング回路30が存在しない構成の場
合は、τ0>τcとなって反射Bの測定は困難である。
そして本実施例では、周波数変換リング回路30の周回
遅延時間ΔT’=500ns,光パルス幅Δt=100
ns,リング回路内の光周波数シフタのシフト量fr=
−50MHzとしている。
【0061】ここで、図21は本実施例における時間軸
上での参照光と反射光の重なりを示したものである。同
図に示すように、バランス型受信器26の直前の参照光
はパルス間隔ΔT’(=500ns),パルス幅Δt
(=100ns),周波数間隔frの光パルス列とな
る。そして、前述の通り参照光に対する反射Bの遅延時
間τ0≒1μsであるから、図示したように、周波数変
換リング回路30を2周回した参照光と反射Bとが時間
軸上で重なる。このとき、これら2光波の遅延時間差τ
はτ<τcであるため、第3実施例と同様の手法を用い
て、コヒーレンスピークを被測定位置に合成すること
で、被測定光ファイバ25の終端近傍の反射光パワーが
測定可能となる。
上での参照光と反射光の重なりを示したものである。同
図に示すように、バランス型受信器26の直前の参照光
はパルス間隔ΔT’(=500ns),パルス幅Δt
(=100ns),周波数間隔frの光パルス列とな
る。そして、前述の通り参照光に対する反射Bの遅延時
間τ0≒1μsであるから、図示したように、周波数変
換リング回路30を2周回した参照光と反射Bとが時間
軸上で重なる。このとき、これら2光波の遅延時間差τ
はτ<τcであるため、第3実施例と同様の手法を用い
て、コヒーレンスピークを被測定位置に合成すること
で、被測定光ファイバ25の終端近傍の反射光パワーが
測定可能となる。
【0062】さらに、本実施例によれば、周波数変換リ
ング回路30を1周回した参照光に対する反射Cの遅延
時間差τ’もτ’<τcを満足することから、反射C近
傍の反射光パワーも測定可能である。このとき、反射B
と干渉する参照光の周波数は反射Cと干渉する参照光の
周波数とシフト量fr(=−50MHz)だけ異なって
いる。そこで、反射Bを測定するときにはバンドパスフ
ィルタ31の中心周波数を300MHzとする一方、反
射Cを測定するときには中心周波数を250MHzとす
れば、それぞれの反射光パワーをクロストークなしに測
定できる。以上のように本実施例は、第4実施例のよう
に被測定位置に応じて遅延光ファイバを切り替える必要
がないという点において優れている。
ング回路30を1周回した参照光に対する反射Cの遅延
時間差τ’もτ’<τcを満足することから、反射C近
傍の反射光パワーも測定可能である。このとき、反射B
と干渉する参照光の周波数は反射Cと干渉する参照光の
周波数とシフト量fr(=−50MHz)だけ異なって
いる。そこで、反射Bを測定するときにはバンドパスフ
ィルタ31の中心周波数を300MHzとする一方、反
射Cを測定するときには中心周波数を250MHzとす
れば、それぞれの反射光パワーをクロストークなしに測
定できる。以上のように本実施例は、第4実施例のよう
に被測定位置に応じて遅延光ファイバを切り替える必要
がないという点において優れている。
【0063】〔第6実施例〕本実施例の構成は基本的に
第5実施例と同じであるが、本実施例では、図22に示
すように、周波数変換リング回路30の周回遅延時間Δ
T’=300nsとしており、ΔT’<2τc(=40
0ns)が成り立つ。図22は本実施例における参照光
と反射光の時間軸上での重なりを示している。本実施例
によれば、反射光との相対時間差τがτ<τcとなる参
照光が必ず存在するから、被測定光ファイバ25の全長
にわたってτ<τcの測定が可能となる。
第5実施例と同じであるが、本実施例では、図22に示
すように、周波数変換リング回路30の周回遅延時間Δ
T’=300nsとしており、ΔT’<2τc(=40
0ns)が成り立つ。図22は本実施例における参照光
と反射光の時間軸上での重なりを示している。本実施例
によれば、反射光との相対時間差τがτ<τcとなる参
照光が必ず存在するから、被測定光ファイバ25の全長
にわたってτ<τcの測定が可能となる。
【0064】〔第7実施例〕本実施例の構成は基本的に
第5実施例と同じであるが、本実施例では周回遅延時間
ΔT’=500ns,光パルス幅Δt=400nsとし
ている。この場合、ΔT’<2Δtであり、被測定光フ
ァイバ25の長手方向の全長にわたってパルスウィンド
ウが形成される。この様子を示したのが図23であっ
て、間隔ΔT’で幅2Δtのパルスウィンドウが形成さ
れている。なお、図23の横軸には被測定光ファイバ2
5内の反射位置に相当する遅延時間τ0をとっている。
第5実施例と同じであるが、本実施例では周回遅延時間
ΔT’=500ns,光パルス幅Δt=400nsとし
ている。この場合、ΔT’<2Δtであり、被測定光フ
ァイバ25の長手方向の全長にわたってパルスウィンド
ウが形成される。この様子を示したのが図23であっ
て、間隔ΔT’で幅2Δtのパルスウィンドウが形成さ
れている。なお、図23の横軸には被測定光ファイバ2
5内の反射位置に相当する遅延時間τ0をとっている。
【0065】〔第8実施例〕本実施例の構成は基本的に
第5実施例と同じであるが、図24に示すように、本実
施例では光スイッチ22から出力される光パルスの発生
間隔ΔT=2μs,光パルス幅Δt=100nsとして
いる。ここで、最も遅延量の大きい被測定光ファイバ2
5の終端の反射(上述した反射Bに相当)でも遅延時間
τM≒1μsであるから、周波数f0の反射光は、光ス
イッチ22から発生する次の周波数f1の参照光および
これがさらに周回した参照光とは時間軸上で重なること
がない。このように、ΔT>τM+Δtと設定すること
により、光スイッチ22から出力された隣接パルスのク
ロストークなしに測定を行うことができる。
第5実施例と同じであるが、図24に示すように、本実
施例では光スイッチ22から出力される光パルスの発生
間隔ΔT=2μs,光パルス幅Δt=100nsとして
いる。ここで、最も遅延量の大きい被測定光ファイバ2
5の終端の反射(上述した反射Bに相当)でも遅延時間
τM≒1μsであるから、周波数f0の反射光は、光ス
イッチ22から発生する次の周波数f1の参照光および
これがさらに周回した参照光とは時間軸上で重なること
がない。このように、ΔT>τM+Δtと設定すること
により、光スイッチ22から出力された隣接パルスのク
ロストークなしに測定を行うことができる。
【0066】以上のように、これら実施例5〜実施例8
によれば、遅延光ファイバを切り替えることなく、長尺
光ファイバの全長にわたって反射光パワー分布を観測す
ることができる。
によれば、遅延光ファイバを切り替えることなく、長尺
光ファイバの全長にわたって反射光パワー分布を観測す
ることができる。
【0067】〔第9実施例〕図25は本実施例による光
反射測定回路の構成を示すブロック図であり、同図にお
いて図16と同じ構成要素については同一の符号を付し
てその説明を省略する。さて、図25において、半導体
レーザ32はコヒーレンス時間τc=200nsを持つ
周波数一定の光パルスを出力し、その時間間隔ΔT=1
0ms,光パルス幅Δt=100nsとしている。一
方、周波数変換リング回路33は図8に示す構成であっ
て、周回時間ΔT”=500ns,内部の光周波数シフ
タの周波数シフト量fr=10MHzとしている。そし
て本実施例でも、光周波数は図14の波形で切り替え、
参照光位相は図17の波形で切り替えている。
反射測定回路の構成を示すブロック図であり、同図にお
いて図16と同じ構成要素については同一の符号を付し
てその説明を省略する。さて、図25において、半導体
レーザ32はコヒーレンス時間τc=200nsを持つ
周波数一定の光パルスを出力し、その時間間隔ΔT=1
0ms,光パルス幅Δt=100nsとしている。一
方、周波数変換リング回路33は図8に示す構成であっ
て、周回時間ΔT”=500ns,内部の光周波数シフ
タの周波数シフト量fr=10MHzとしている。そし
て本実施例でも、光周波数は図14の波形で切り替え、
参照光位相は図17の波形で切り替えている。
【0068】本実施例では、0次コヒーレンスピークを
k=20nsの位置に合成し、周回していない参照光に
対する遅延時間τ0=kの位置からの第1反射光、及
び、遅延時間τ0=ΔT”+kの位置からの第2反射光
を同時測定する。ここで、図26に本実施例における参
照光と反射光の重なりの様子を示してある。同図におい
て、周波数変換リング回路33でi周回した光をfiで
示している。このとき、例えば光周波数f0と光周波数
f1の周波数差は周波数変換リング回路33内部の光周
波数シフタの周波数シフト量fr(=10MHz)であ
り、これらの遅延時間差はΔT”(=500ns)であ
る。
k=20nsの位置に合成し、周回していない参照光に
対する遅延時間τ0=kの位置からの第1反射光、及
び、遅延時間τ0=ΔT”+kの位置からの第2反射光
を同時測定する。ここで、図26に本実施例における参
照光と反射光の重なりの様子を示してある。同図におい
て、周波数変換リング回路33でi周回した光をfiで
示している。このとき、例えば光周波数f0と光周波数
f1の周波数差は周波数変換リング回路33内部の光周
波数シフタの周波数シフト量fr(=10MHz)であ
り、これらの遅延時間差はΔT”(=500ns)であ
る。
【0069】第1反射光と参照光の遅延時間差τ1=k
であり、これら光波のビート周波数は光周波数シフタ2
4によるシフト量の2倍の200MHzである。また、
第2反射光と参照光の遅延時間差τ2=kであり、ビー
ト周波数は先の200MHzより周波数シフト量frだ
けさらにずれた210MHzとなる。したがって、第1
反射光と第2反射光の光パワーを同時に測定することが
できる。さらに、τ0=NΔT”+kの位置にある第N
反射光については参照光との遅延時間差τN=kであ
り、そのビート周波数は200MHz+Nfrとなっ
て、これら全てについて同時測定が可能である。このよ
うに本実施例では、遅延光ファイバの切替なしに長尺光
ファイバの測定が可能になっている。
であり、これら光波のビート周波数は光周波数シフタ2
4によるシフト量の2倍の200MHzである。また、
第2反射光と参照光の遅延時間差τ2=kであり、ビー
ト周波数は先の200MHzより周波数シフト量frだ
けさらにずれた210MHzとなる。したがって、第1
反射光と第2反射光の光パワーを同時に測定することが
できる。さらに、τ0=NΔT”+kの位置にある第N
反射光については参照光との遅延時間差τN=kであ
り、そのビート周波数は200MHz+Nfrとなっ
て、これら全てについて同時測定が可能である。このよ
うに本実施例では、遅延光ファイバの切替なしに長尺光
ファイバの測定が可能になっている。
【0070】〔第10実施例〕本実施例の構成は基本的
に第9実施例と同じであるが、本実施例では図27に示
すように周回時間ΔT”=300nsとしており、Δ
T”<2τc(=400ns)が成立する。この図27
は参照光と反射光の時間軸上での重なりの様子を示して
おり、本実施例の場合、反射光との遅延時間差τがτ<
τcとなる参照光が必ず存在するため、被測定光ファイ
バ25の全長にわたってτ<τcとした測定が可能とな
る。
に第9実施例と同じであるが、本実施例では図27に示
すように周回時間ΔT”=300nsとしており、Δ
T”<2τc(=400ns)が成立する。この図27
は参照光と反射光の時間軸上での重なりの様子を示して
おり、本実施例の場合、反射光との遅延時間差τがτ<
τcとなる参照光が必ず存在するため、被測定光ファイ
バ25の全長にわたってτ<τcとした測定が可能とな
る。
【0071】〔第11実施例〕本実施例の構成は基本的
に第9実施例と同じであるが、本実施例では、周回時間
ΔT”=100nsとしており、ΔT”<2Δt(=2
00ns)である。この場合、図28に示すように、被
測定光ファイバ25の全長にわたってパルスウィンドウ
が形成されることになるから、被測定光ファイバ25の
全長にわたる測定が可能となる。
に第9実施例と同じであるが、本実施例では、周回時間
ΔT”=100nsとしており、ΔT”<2Δt(=2
00ns)である。この場合、図28に示すように、被
測定光ファイバ25の全長にわたってパルスウィンドウ
が形成されることになるから、被測定光ファイバ25の
全長にわたる測定が可能となる。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、光波コヒーレンス関数の合成を利用したリ
フレクトメトリにおいて、光周波数可変光出力手段の出
力光を光パルス化しているので、例えば光源がレーザと
すると、レーザ周波数変調の過渡特性の望ましくない部
分をマスクできるため、レーザ出力の安定した部分だけ
を切り出すことで、いっそう精度の良い反射光パワー測
定が可能になるという効果が得られる。
明によれば、光波コヒーレンス関数の合成を利用したリ
フレクトメトリにおいて、光周波数可変光出力手段の出
力光を光パルス化しているので、例えば光源がレーザと
すると、レーザ周波数変調の過渡特性の望ましくない部
分をマスクできるため、レーザ出力の安定した部分だけ
を切り出すことで、いっそう精度の良い反射光パワー測
定が可能になるという効果が得られる。
【0073】また、請求項2記載の発明によれば、光パ
ルス幅Δtと光周波数間隔ΔfをΔt<2/Δfに設定
したので、2次以上のコヒーレンスピークの寄与を除去
でき、光周波数間隔の大きな光源を用いても、これらコ
ヒーレンスピークのクロストークなしに長尺光ファイバ
等の測定が可能となるという効果が得られる。
ルス幅Δtと光周波数間隔ΔfをΔt<2/Δfに設定
したので、2次以上のコヒーレンスピークの寄与を除去
でき、光周波数間隔の大きな光源を用いても、これらコ
ヒーレンスピークのクロストークなしに長尺光ファイバ
等の測定が可能となるという効果が得られる。
【0074】また、請求項3記載の発明によれば、参照
光の位相φiをφi=2πk・ai・Δfで変調し、光
パルス幅Δtと光周波数間隔Δfを2Δt<1/Δfに
設定したので、光パルスにより生成されるパルスウィン
ドウを用いて測定範囲を粗く切り出した後に、コヒーレ
ンスピークを掃引してより精密に測定位置が特定でき、
光周波数間隔の大きな光源を用いても、注目するコヒー
レンスピークの位置にある反射光をこれと次数の異なる
コヒーレンスピークのクロストークなしに測定できると
いう効果が得られる。
光の位相φiをφi=2πk・ai・Δfで変調し、光
パルス幅Δtと光周波数間隔Δfを2Δt<1/Δfに
設定したので、光パルスにより生成されるパルスウィン
ドウを用いて測定範囲を粗く切り出した後に、コヒーレ
ンスピークを掃引してより精密に測定位置が特定でき、
光周波数間隔の大きな光源を用いても、注目するコヒー
レンスピークの位置にある反射光をこれと次数の異なる
コヒーレンスピークのクロストークなしに測定できると
いう効果が得られる。
【0075】また、請求項4又は12記載の発明によれ
ば、参照光路に第1の光遅延素子を付加して、参照光と
反射光の2光波間の遅延時間差τと光周波数可変光出力
手段の出力光のコヒーレンス時間τcとがτ<τcを満
足するように第1の光遅延素子の遅延τdを設定したの
で、遅延τdを被測定光部品内部の注目箇所に応じて設
定すれば、光源の可干渉距離に制限されることなしに、
可干渉性の低い光源を用いて長尺光ファイバの遠端の反
射光分布などが測定できるという効果が得られる。
ば、参照光路に第1の光遅延素子を付加して、参照光と
反射光の2光波間の遅延時間差τと光周波数可変光出力
手段の出力光のコヒーレンス時間τcとがτ<τcを満
足するように第1の光遅延素子の遅延τdを設定したの
で、遅延τdを被測定光部品内部の注目箇所に応じて設
定すれば、光源の可干渉距離に制限されることなしに、
可干渉性の低い光源を用いて長尺光ファイバの遠端の反
射光分布などが測定できるという効果が得られる。
【0076】また、請求項5又は10記載の発明によれ
ば、周回毎に一定の遅延と一定の周波数シフトを与える
第1の周波数変換リング回路を参照光路に付加したの
で、干渉性が低い光源を用いた場合でも、測定可能距離
が光源の可干渉距離に制限されることなしに、遅延時間
差τがτcを越える範囲をも測定できる上、被測定光部
品の注目する箇所に応じて光遅延素子の遅延時間を切り
替えるといった調整を行うことなしに反射光分布の測定
が可能になるという効果が得られる。
ば、周回毎に一定の遅延と一定の周波数シフトを与える
第1の周波数変換リング回路を参照光路に付加したの
で、干渉性が低い光源を用いた場合でも、測定可能距離
が光源の可干渉距離に制限されることなしに、遅延時間
差τがτcを越える範囲をも測定できる上、被測定光部
品の注目する箇所に応じて光遅延素子の遅延時間を切り
替えるといった調整を行うことなしに反射光分布の測定
が可能になるという効果が得られる。
【0077】また、請求項6記載の発明によれば、光周
波数可変光出力手段を光周波数一定の光パルスを出力す
る光源と周回毎に一定の遅延と一定の周波数シフトを与
える第2の周波数変換リング回路で構成したので、参照
光路中に光遅延素子や周波数変換リング回路などを挿入
しなくとも、被測定光部品の反射光パワー分布を測定で
きるという効果が得られる。
波数可変光出力手段を光周波数一定の光パルスを出力す
る光源と周回毎に一定の遅延と一定の周波数シフトを与
える第2の周波数変換リング回路で構成したので、参照
光路中に光遅延素子や周波数変換リング回路などを挿入
しなくとも、被測定光部品の反射光パワー分布を測定で
きるという効果が得られる。
【0078】また、請求項7記載の発明によれば、光周
回路を一周回するのに要する周回遅延時間ΔT’と出力
光のコヒーレンス時間τcをΔT’<2τcに設定した
ので、反射光との遅延時間差τがτ<τcを満たす参照
光が必ず存在することになり、被測定光部品の全長にわ
たってτ<τcとした測定が可能となるという効果が得
られる。また、請求項8記載の発明によれば、光周回路
を一周回するのに要する周回遅延時間ΔT’と光パルス
幅ΔtをΔT’<2Δtに設定したので、被測定光部品
の全長にわたってパルスウィンドウが形成され、長尺光
ファイバの全長にわたる反射光分布などの測定が可能と
なるという効果が得られる。
回路を一周回するのに要する周回遅延時間ΔT’と出力
光のコヒーレンス時間τcをΔT’<2τcに設定した
ので、反射光との遅延時間差τがτ<τcを満たす参照
光が必ず存在することになり、被測定光部品の全長にわ
たってτ<τcとした測定が可能となるという効果が得
られる。また、請求項8記載の発明によれば、光周回路
を一周回するのに要する周回遅延時間ΔT’と光パルス
幅ΔtをΔT’<2Δtに設定したので、被測定光部品
の全長にわたってパルスウィンドウが形成され、長尺光
ファイバの全長にわたる反射光分布などの測定が可能と
なるという効果が得られる。
【0079】また、請求項9記載の発明によれば、参照
光および被測定光部品からの反射光の2光波間の遅延時
間差の最大値τM,時間間隔ΔT,光パルス幅Δtをそ
れぞれΔT>τM+Δtに設定したので、反射光が時間
軸上で複数の参照光と重なることにより生じる問題を回
避しつつ、光周波数間隔の大きな光源であっても、隣接
するパルスのクロストークなしに測定できるという効果
が得られる。また、請求項13記載の発明によれば、参
照光の位相φiを φi=2πk・ai・Δf で変調す
るようにしたので、光周波数可変光出力手段の出力光を
光パルス化した場合や、参照光路に光遅延素子や周波数
変換リング回路を挿入した場合においても、コヒーレン
スピークの位置をピーク間隔一定のまま掃引すること
で、被測定光部品内部の反射光分布を測定できるという
効果が得られる。
光および被測定光部品からの反射光の2光波間の遅延時
間差の最大値τM,時間間隔ΔT,光パルス幅Δtをそ
れぞれΔT>τM+Δtに設定したので、反射光が時間
軸上で複数の参照光と重なることにより生じる問題を回
避しつつ、光周波数間隔の大きな光源であっても、隣接
するパルスのクロストークなしに測定できるという効果
が得られる。また、請求項13記載の発明によれば、参
照光の位相φiを φi=2πk・ai・Δf で変調す
るようにしたので、光周波数可変光出力手段の出力光を
光パルス化した場合や、参照光路に光遅延素子や周波数
変換リング回路を挿入した場合においても、コヒーレン
スピークの位置をピーク間隔一定のまま掃引すること
で、被測定光部品内部の反射光分布を測定できるという
効果が得られる。
【図1】 本発明の第1実施形態による光反射測定回路
の構成を示すブロック図である。
の構成を示すブロック図である。
【図2】 同実施形態における参照光と反射光のパルス
の重なりを説明する図である。
の重なりを説明する図である。
【図3】 同実施形態における光波コヒーレンス関数γ
(τ)とパルスウィンドウの関係を示す図である。
(τ)とパルスウィンドウの関係を示す図である。
【図4】 本発明の第2実施形態による光反射測定回路
の構成を示すブロック図である。
の構成を示すブロック図である。
【図5】 同実施形態における光波コヒーレンス関数γ
(τ)とパルスウィンドウの関係を示す図である。
(τ)とパルスウィンドウの関係を示す図である。
【図6】 本発明の第3実施形態による光反射測定回路
の構成を示すブロック図である。
の構成を示すブロック図である。
【図7】 本発明の第4実施形態による光反射測定回路
の構成を示すブロック図である。
の構成を示すブロック図である。
【図8】 同実施形態による周波数変換リング回路13
の構成を示すブロック図である。
の構成を示すブロック図である。
【図9】 同実施形態における参照光と反射光の干渉の
様子を説明する図である。
様子を説明する図である。
【図10】 同実施形態における参照光と反射光の重な
りを説明する図である。
りを説明する図である。
【図11】 本発明の第5実施形態による光反射測定回
路の構成を示すブロック図である。
路の構成を示すブロック図である。
【図12】 同実施形態における参照光と反射光の干渉
の様子を説明する図である。
の様子を説明する図である。
【図13】 本発明の第1実施例による光反射測定回路
の構成を示すブロック図である。
の構成を示すブロック図である。
【図14】 同実施例における光周波数切替波形を示す
波形図である。
波形図である。
【図15】 同実施例における光波コヒーレンス関数γ
(τ)とパルスウィンドウの関係を示す図である。
(τ)とパルスウィンドウの関係を示す図である。
【図16】 本発明の第3実施例による光反射測定回路
の構成を示すブロック図である。
の構成を示すブロック図である。
【図17】 同実施例における光位相変調波形を示す波
形図である。
形図である。
【図18】 同実施例における光波コヒーレンス関数γ
(τ)とパルスウィンドウの関係を示す図である。
(τ)とパルスウィンドウの関係を示す図である。
【図19】 本発明の第4実施例による光反射測定回路
の構成を示すブロック図である。
の構成を示すブロック図である。
【図20】 本発明の第5実施例による光反射測定回路
の構成を示すブロック図である。
の構成を示すブロック図である。
【図21】 同実施例における参照光と反射光の関係を
示す図である。
示す図である。
【図22】 本発明の第6実施例における参照光と反射
光の関係を示す図である。
光の関係を示す図である。
【図23】 本発明の第7実施例における遅延時間τ0
とパルスウィンドウの関係を示す図である。
とパルスウィンドウの関係を示す図である。
【図24】 本発明の第8実施例における参照光と反射
光の関係を示す図である。
光の関係を示す図である。
【図25】 本発明の第9実施例による光反射測定回路
の構成を示すブロック図である。
の構成を示すブロック図である。
【図26】 同実施例における参照光と反射光の関係を
示す図である。
示す図である。
【図27】 本発明の第10実施例における参照光と反
射光の関係を示す図である。
射光の関係を示す図である。
【図28】 本発明の第11実施例における遅延時間τ
0とパルスウィンドウの関係を示す図である。
0とパルスウィンドウの関係を示す図である。
【図29】 従来の技術による光反射測定回路の構成を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図30】 同従来技術における光周波数切替の一例を
示す波形図である。
示す波形図である。
【図31】 同従来技術において合成された光波コヒー
レンス関数γ(τ)を示す波形図である。
レンス関数γ(τ)を示す波形図である。
【図32】 同従来技術において位相変調によりコヒー
レンスピークを掃引する装置の構成例を示すブロック図
である。
レンスピークを掃引する装置の構成例を示すブロック図
である。
【図33】 図32の構成において合成される光波コヒ
ーレンス関数γ(τ)を示す波形図である。
ーレンス関数γ(τ)を示す波形図である。
【図34】 同従来技術において測定範囲の制限を説明
するための波形図である。
するための波形図である。
1,11,18 レーザ 2 光受信器 3 被測定光部品 4,14,23 光カプラ 5,28 光位相変調器 12,29 遅延光ファイバ 13,19,30,33 周波数変換リング回路 15,24 光周波数シフタ 16,22 光スイッチ 17 光増幅器 21,32 半導体レーザ 25 被測定光ファイバ 26 バランス型光受信器 27,31 バンドパスフィルタ
フロントページの続き (72)発明者 堀口 常雄 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 保立 和夫 東京都調布市布田六丁目17番17号 (72)発明者 才田 隆志 東京都世田谷区代沢二丁目36番19−210号
Claims (13)
- 【請求項1】 光周波数可変光出力手段と、 前記光周波数可変光出力手段の出力光を参照光と被測定
光部品への測定光とに分岐する第1の光分岐手段と、 前記被測定光部品からの反射光を取り出す第2の光分岐
手段と、 該第2の光分岐手段により取り出された反射光と前記参
照光の2光波間のビート信号を受信する光受信器とを有
し、 前記光周波数可変光出力手段が、時間間隔ΔTで前記出
力光の光周波数fiを fi=f0+ai・Δf ただし、i=1,2,…,N(整数)、 f0:光周波数、 ai:整数、 Δf:光周波数間隔、 に従って切り替えてデルタ関数列状の光波コヒーレント
関数を合成する光反射測定回路において、 前記光周波数可変光出力手段は、時間間隔ΔT,光パル
ス幅Δtで光周波数fiの光パルスを前記出力光として
出力することを特徴とする光反射測定回路。 - 【請求項2】 前記光パルス幅Δtと前記光周波数間隔
ΔfをΔt<2/Δfに設定したことを特徴とする請求
項1記載の光反射測定回路。 - 【請求項3】 前記参照光の位相φiを φi=2πk
・ai・Δf に変調する光位相変調器を前記第1の光
分岐手段より前記光受信器に至る参照光路に付加し、 前記光パルス幅Δtと前記光周波数間隔Δfを2Δt<
1/Δfに設定したことを特徴とする請求項1記載の光
反射測定回路。 - 【請求項4】 遅延τdを与える第1の光遅延素子を前
記第1の光分岐手段より前記光受信器に至る参照光路に
付加し、 前記参照光および前記被測定光部品内の注目する箇所か
らの反射光の2光波間の遅延時間差τと、前記光周波数
可変光出力手段の出力光のコヒーレンス時間τcとがτ
<τcを満足する値に前記遅延τdを設定したことを特
徴とする請求項1〜3の何れかの項記載の光反射測定回
路。 - 【請求項5】 光波が一周回する毎に一定の遅延と一定
の周波数シフトを与える光周回路を有する第1の周波数
変換リング回路を、前記第1の光分岐手段より前記光受
信器に至る参照光路に付加したことを特徴とする請求項
1〜3の何れかの項記載の光反射測定回路。 - 【請求項6】 前記光周波数可変光出力手段は、 光周波数一定の光パルスを出力する光源と、 該光源の出力光を入力とし、光波が一周回する毎に一定
の遅延と一定の周波数シフトを与える光周回路を有する
第2の周波数変換リング回路とを有することを特徴とす
る請求項1〜3の何れかの項記載の光反射測定回路。 - 【請求項7】 前記光周回路を一周回するのに要する周
回遅延時間ΔT’を前記出力光のコヒーレンス時間τc
に対してΔT’<2τcに設定したことを特徴とする請
求項5又は6記載の光反射測定回路。 - 【請求項8】 前記光周回路を一周回するのに要する周
回遅延時間ΔT’を前記出力光の光パルス幅Δtに対し
てΔT’<2Δtに設定したことを特徴とする請求項5
〜7の何れかの項記載の光反射測定回路。 - 【請求項9】 前記参照光および前記被測定光部品から
の反射光の2光波間の遅延時間差の最大値τM,前記時
間間隔ΔT,前記光パルス幅ΔtをそれぞれΔT>τM
+Δtに設定したことを特徴とする請求項5記載の光反
射測定回路。 - 【請求項10】 光周波数可変光出力手段と、 前記光周波数可変光出力手段の出力光を参照光と被測定
光部品への測定光とに分岐する第1の光分岐手段と、 前記被測定光部品からの反射光を取り出す第2の光分岐
手段と、 該第2の光分岐手段により取り出された反射光と前記参
照光の2光波間のビート信号を受信する光受信器とを有
し、 前記光周波数可変光出力手段が、時間間隔ΔTで前記出
力光の光周波数fiを fi=f0+ai・Δf ただし、i=1,2,…,N(整数)、 f0:光周波数、 ai:整数、 Δf:光周波数間隔、 に従って切り替えてデルタ関数列状の光波コヒーレント
関数を合成する光反射測定回路において、 光波が一周回する毎に一定の遅延と一定の周波数シフト
を与える光周回路を有する第1の周波数変換リング回路
を、前記第1の光分岐手段より前記光受信器に至る参照
光路に付加したことを特徴とする光反射測定回路。 - 【請求項11】 前記各周波数変換リング回路は、 光波を一方向に周回させる光リング回路と、 前記光リング回路に前記光波を入力する光入力手段と、 前記光リング回路から光波を取り出す第3の光分岐手段
と、 前記光リング回路の周回時間を調整する第2の光遅延素
子と、 前記光リング回路を周回する周回光に周波数シフトを与
える周波数シフタと、前記周回光を断続する光スイッチ
と、 前記周回光の損失を補償する光増幅器とを有することを
特徴とする請求項5〜10の何れかの項記載の光反射測
定回路。 - 【請求項12】 光周波数可変光出力手段と、 前記光周波数可変光出力手段の出力光を参照光と被測定
光部品への測定光とに分岐する第1の光分岐手段と、 前記被測定光部品からの反射光を取り出す第2の光分岐
手段と、 該第2の光分岐手段により取り出された反射光と前記参
照光の2光波間のビート信号を受信する光受信器とを有
し、 前記光周波数可変光出力手段が、時間間隔ΔTで前記出
力光の光周波数fiを fi=f0+ai・Δf ただし、i=1,2,…,N(整数)、 f0:光周波数、 ai:整数、 Δf:光周波数間隔、 に従って切り替えてデルタ関数列状の光波コヒーレント
関数を合成する光反射測定回路において、 遅延τdを与える第1の光遅延素子を前記第1の光分岐
手段より前記光受信器に至る参照光路に付加し、 前記参照光および前記被測定光部品内の注目する箇所か
らの反射光の2光波間の遅延時間差τと、前記光周波数
可変光出力手段の出力光のコヒーレンス時間τcとがτ
<τcを満足する値に前記遅延τdを設定したことを特
徴とする光反射測定回路。 - 【請求項13】 前記参照光の位相φiを φi=2π
k・ai・Δf に変調する光位相変調器を前記第1の
光分岐手段より前記光受信器に至る参照光路に付加した
ことを特徴とする請求項1,10,12の何れかの項記
載の光反射測定回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30536796A JPH10148596A (ja) | 1996-11-15 | 1996-11-15 | 光反射測定回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30536796A JPH10148596A (ja) | 1996-11-15 | 1996-11-15 | 光反射測定回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10148596A true JPH10148596A (ja) | 1998-06-02 |
Family
ID=17944266
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30536796A Pending JPH10148596A (ja) | 1996-11-15 | 1996-11-15 | 光反射測定回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10148596A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7208722B2 (en) | 2004-12-08 | 2007-04-24 | Fujitsu Limited | Measuring method and measuring apparatus for coherent crosstalk light |
| WO2009147963A1 (ja) | 2008-06-02 | 2009-12-10 | 住友電気工業株式会社 | 光線路監視装置および光線路監視システム |
| WO2010067729A1 (ja) * | 2008-12-09 | 2010-06-17 | 住友電気工業株式会社 | 光線路監視システムおよびそのシステムに含まれる監視装置 |
| JP2020134143A (ja) * | 2019-02-12 | 2020-08-31 | 日本電信電話株式会社 | 光周波数反射計測装置およびその計測方法 |
-
1996
- 1996-11-15 JP JP30536796A patent/JPH10148596A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7208722B2 (en) | 2004-12-08 | 2007-04-24 | Fujitsu Limited | Measuring method and measuring apparatus for coherent crosstalk light |
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| US8654320B2 (en) | 2008-06-02 | 2014-02-18 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Beam Path Monitoring Device and Beam Path Monitoring System |
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| JP2020134143A (ja) * | 2019-02-12 | 2020-08-31 | 日本電信電話株式会社 | 光周波数反射計測装置およびその計測方法 |
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