JPH10148679A - 埋設物確認具および埋設物確認方法 - Google Patents
埋設物確認具および埋設物確認方法Info
- Publication number
- JPH10148679A JPH10148679A JP32222496A JP32222496A JPH10148679A JP H10148679 A JPH10148679 A JP H10148679A JP 32222496 A JP32222496 A JP 32222496A JP 32222496 A JP32222496 A JP 32222496A JP H10148679 A JPH10148679 A JP H10148679A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 地中埋設物の正体を容易に確認することがで
きる埋設物確認具および同具を用いた埋設物確認方法を
提供する。 【解決手段】 掘削予定区域を掘削した後、同一長さの
長尺棒34を簀の子状に併設させ各長尺棒34を単独で
軸方向に移動可能にガイドプレート16に保持させてな
る埋設物確認具10を掘削孔60に押し込み、埋設物5
8へ長尺棒34の先端を突き当てる。そしてこの突き当
て作業を掘削孔60の周囲に沿って繰り返せば、埋設物
確認具10の地上側における長尺棒34の列端の凹凸表
示により埋設物の形状、大きさ、方向を容易に確認する
ことができる。
きる埋設物確認具および同具を用いた埋設物確認方法を
提供する。 【解決手段】 掘削予定区域を掘削した後、同一長さの
長尺棒34を簀の子状に併設させ各長尺棒34を単独で
軸方向に移動可能にガイドプレート16に保持させてな
る埋設物確認具10を掘削孔60に押し込み、埋設物5
8へ長尺棒34の先端を突き当てる。そしてこの突き当
て作業を掘削孔60の周囲に沿って繰り返せば、埋設物
確認具10の地上側における長尺棒34の列端の凹凸表
示により埋設物の形状、大きさ、方向を容易に確認する
ことができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は掘削予定区域に埋設
物が存在した場合、当該埋設物が埋設管であるかまたは
それ以外であるかを容易に確認することができる埋設物
確認具および埋設物確認方法に関する。
物が存在した場合、当該埋設物が埋設管であるかまたは
それ以外であるかを容易に確認することができる埋設物
確認具および埋設物確認方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、地盤に電柱や街路樹等を設置する
場合、その掘削予定区域について本掘削の前に埋設物の
探査掘削が実施される。この埋設物の探査掘削とは、掘
削予定区域にガス管や上下水道管等といった埋設物が存
在するかを確認するためのものであり、代表的なものと
して高圧流体を用いた探査掘削方法が知られている。
場合、その掘削予定区域について本掘削の前に埋設物の
探査掘削が実施される。この埋設物の探査掘削とは、掘
削予定区域にガス管や上下水道管等といった埋設物が存
在するかを確認するためのものであり、代表的なものと
して高圧流体を用いた探査掘削方法が知られている。
【0003】この高圧流体を用いた探査掘削方法は、高
圧流体を発生させるための高圧ポンプと、当該高圧ポン
プからの高圧流体を取り込み先端に設けた噴射ノズルか
ら高圧流体を噴射させる探査棒とで構成される掘削装置
を用い、加圧された液体(水)を噴射ノズルから地盤に
向かって吹き付け、その吹き付け力によって土粒子間の
粘着力を減衰させ掘削を行うものである。
圧流体を発生させるための高圧ポンプと、当該高圧ポン
プからの高圧流体を取り込み先端に設けた噴射ノズルか
ら高圧流体を噴射させる探査棒とで構成される掘削装置
を用い、加圧された液体(水)を噴射ノズルから地盤に
向かって吹き付け、その吹き付け力によって土粒子間の
粘着力を減衰させ掘削を行うものである。
【0004】ここで掘削途中で探査棒が埋設物に接触
し、掘削が進行しなくなった場合には、掘削作業を止め
探査棒を地中より引き抜く。このとき埋設物が前述のガ
ス管あるいは上下水道管等であっても探査掘削には高圧
流体を用いていることから、これら埋設物の損傷を防ぐ
ことが出来る。そして掘削孔から液体を吸い上げるとと
もにファイバースコープ等の監視カメラを掘削孔に挿入
し、埋設物の正体を確認するのである。
し、掘削が進行しなくなった場合には、掘削作業を止め
探査棒を地中より引き抜く。このとき埋設物が前述のガ
ス管あるいは上下水道管等であっても探査掘削には高圧
流体を用いていることから、これら埋設物の損傷を防ぐ
ことが出来る。そして掘削孔から液体を吸い上げるとと
もにファイバースコープ等の監視カメラを掘削孔に挿入
し、埋設物の正体を確認するのである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで地中の埋設物
の正体を確認するためファイバースコープ等の監視カメ
ラが使用されているが、このファイバースコープは掘削
孔の凹凸によって進行方向が変動し易かった。このこと
から埋設物のところまでファイバースコープ先端を送り
込むのが難しかった。
の正体を確認するためファイバースコープ等の監視カメ
ラが使用されているが、このファイバースコープは掘削
孔の凹凸によって進行方向が変動し易かった。このこと
から埋設物のところまでファイバースコープ先端を送り
込むのが難しかった。
【0006】またファイバースコープからの映像にて埋
設物の正体を確認することから、埋設物の上に細かな土
砂が堆積していた場合などはその正体が掴みづらかっ
た。そして埋設物が管であったとしても、ファイバース
コープからの画像だけでは、その埋設方向を把握するこ
とは難しく確認作業に困難を有していた。さらにファイ
バースコープは高価なものであり、作業に応じるだけの
数量を取り揃えるには多大な費用を要するといった問題
点もあった。
設物の正体を確認することから、埋設物の上に細かな土
砂が堆積していた場合などはその正体が掴みづらかっ
た。そして埋設物が管であったとしても、ファイバース
コープからの画像だけでは、その埋設方向を把握するこ
とは難しく確認作業に困難を有していた。さらにファイ
バースコープは高価なものであり、作業に応じるだけの
数量を取り揃えるには多大な費用を要するといった問題
点もあった。
【0007】本発明は上記従来の欠点を解消するために
なされたもので、簡易且つ安価に埋設物が管であるか瓦
礫等の障害物であるかを判定できる埋設物確認具および
ど同具を用いた埋設物確認方法を提供することを目的と
する。
なされたもので、簡易且つ安価に埋設物が管であるか瓦
礫等の障害物であるかを判定できる埋設物確認具および
ど同具を用いた埋設物確認方法を提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は同一長さの長尺
棒を掘削孔に差込み挿入し埋設物に当接させれば、地上
側における長尺棒列端の凹凸表示により埋設物の形状お
よび埋設方向を確認することができるという知見に基づ
いてなされたものである。
棒を掘削孔に差込み挿入し埋設物に当接させれば、地上
側における長尺棒列端の凹凸表示により埋設物の形状お
よび埋設方向を確認することができるという知見に基づ
いてなされたものである。
【0009】すなわち本発明に係る埋設物確認具は、同
一長さの長尺棒を平面または曲面に沿って簀の子状に併
設するとともに、各長尺棒を単独で軸方向に移動可能に
ガイドプレートに保持させてなり、前記長尺棒列の一端
側を掘削孔に差込んで埋設物に突き当てることにより当
該埋設物形状に倣う凹凸を前記長尺棒列の他端側に表出
可能とするように構成した。
一長さの長尺棒を平面または曲面に沿って簀の子状に併
設するとともに、各長尺棒を単独で軸方向に移動可能に
ガイドプレートに保持させてなり、前記長尺棒列の一端
側を掘削孔に差込んで埋設物に突き当てることにより当
該埋設物形状に倣う凹凸を前記長尺棒列の他端側に表出
可能とするように構成した。
【0010】また本発明に係る埋設物確認方法は、掘削
予定区域の掘削後、同一長さの長尺棒を平面または曲面
に沿って簀の子状に併設させ各長尺棒を単独で軸方向に
移動可能にガイドプレートに保持させてなる埋設物確認
具を用いてその一端側を掘削孔に差込み挿入し、埋設物
へ前記長尺棒列先端の突き当て作業を掘削孔の周囲に沿
って繰り返すことにより、前記埋設物確認具の地上側に
おける長尺棒列端の凹凸表示により埋設物形状、方向を
確認することとした。
予定区域の掘削後、同一長さの長尺棒を平面または曲面
に沿って簀の子状に併設させ各長尺棒を単独で軸方向に
移動可能にガイドプレートに保持させてなる埋設物確認
具を用いてその一端側を掘削孔に差込み挿入し、埋設物
へ前記長尺棒列先端の突き当て作業を掘削孔の周囲に沿
って繰り返すことにより、前記埋設物確認具の地上側に
おける長尺棒列端の凹凸表示により埋設物形状、方向を
確認することとした。
【0011】
【作用】上記構成によれば埋設物確認具を掘削孔へと挿
入し、当該掘削孔の深度方向に押し込んでいけば、長尺
棒の先端が埋設物に接触し始める。ここで長尺棒は個々
に軸方向へと移動可能としているので、埋設物に接触し
た長尺棒は、それぞれ接触位置にて停止する。また埋設
物に接触しない長尺棒については、さらに掘削孔深度方
向へと押し込まれる。そして埋設物が確認された深度を
越えたところで埋設物確認具の押し込みを停止させれ
ば、地表側における長尺棒列端の凹凸表示がなされ、こ
の作業を掘削孔の周囲に沿って繰り返せば、埋設物の形
状、大きさ、方向が解り、埋設物が管であるかあるいは
瓦礫等であるかを判別することができる。
入し、当該掘削孔の深度方向に押し込んでいけば、長尺
棒の先端が埋設物に接触し始める。ここで長尺棒は個々
に軸方向へと移動可能としているので、埋設物に接触し
た長尺棒は、それぞれ接触位置にて停止する。また埋設
物に接触しない長尺棒については、さらに掘削孔深度方
向へと押し込まれる。そして埋設物が確認された深度を
越えたところで埋設物確認具の押し込みを停止させれ
ば、地表側における長尺棒列端の凹凸表示がなされ、こ
の作業を掘削孔の周囲に沿って繰り返せば、埋設物の形
状、大きさ、方向が解り、埋設物が管であるかあるいは
瓦礫等であるかを判別することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に本発明に係る埋設物確認具
および同具を用いた埋設物確認方法の具体的実施の形態
を図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明に係
る埋設物確認具の使用形態図であり、図2は埋設物確認
具の正面図、そして図3は埋設物確認具の要部拡大図を
示す。
および同具を用いた埋設物確認方法の具体的実施の形態
を図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明に係
る埋設物確認具の使用形態図であり、図2は埋設物確認
具の正面図、そして図3は埋設物確認具の要部拡大図を
示す。
【0013】これらの図に示すように埋設物確認具10
では、円弧状に形成されたハンドル12が設けられてお
り、そのハンドル12から下方側には2本の押し込み用
支柱14が接続されている。そして2本の押し込み用支
柱14における長手方向の途中3箇所には、両者を連結
するためガイドプレート16が設けられ、地中に押し込
み用支柱14を押し込む際、土砂等の圧力によってこれ
ら押し込み用支柱14間の間隔が変動するのを防止して
いる。
では、円弧状に形成されたハンドル12が設けられてお
り、そのハンドル12から下方側には2本の押し込み用
支柱14が接続されている。そして2本の押し込み用支
柱14における長手方向の途中3箇所には、両者を連結
するためガイドプレート16が設けられ、地中に押し込
み用支柱14を押し込む際、土砂等の圧力によってこれ
ら押し込み用支柱14間の間隔が変動するのを防止して
いる。
【0014】このガイドプレート16は平板を弓なりに
湾曲させた円弧状の形態となっており、半径方向に3つ
の部材を重ね合わせた積層構造となっている。すなわち
ガイドプレート16の内側にはインナプレート18が設
けられ、また外側にはアウタプレート24が設けられて
いる。そして両者の両端にはサンドイッチ状に挟み込ま
れるようにスペーサ22が設けられ、インナプレート1
8とアウタプレート24との間に空隙26を形成してい
る。そしてインナプレート18とアウタプレート24と
の内側には、綿を圧縮した緩衝材(フェルト)18A、
24Aが貼り付けられている。ここでこの空隙26は後
述する長尺棒の径よりも若干狭い距離に設定されてお
り、長尺棒を空隙26に設置した場合、当該長尺棒の長
手方向に一定以上の力が加わると長尺棒が移動するだけ
の保持力がかかるようにしている。
湾曲させた円弧状の形態となっており、半径方向に3つ
の部材を重ね合わせた積層構造となっている。すなわち
ガイドプレート16の内側にはインナプレート18が設
けられ、また外側にはアウタプレート24が設けられて
いる。そして両者の両端にはサンドイッチ状に挟み込ま
れるようにスペーサ22が設けられ、インナプレート1
8とアウタプレート24との間に空隙26を形成してい
る。そしてインナプレート18とアウタプレート24と
の内側には、綿を圧縮した緩衝材(フェルト)18A、
24Aが貼り付けられている。ここでこの空隙26は後
述する長尺棒の径よりも若干狭い距離に設定されてお
り、長尺棒を空隙26に設置した場合、当該長尺棒の長
手方向に一定以上の力が加わると長尺棒が移動するだけ
の保持力がかかるようにしている。
【0015】ガイドプレート16の空隙26に装着され
る長尺棒34は、円柱形状となっておりその全長は、後
述する埋設物の埋設深度よりも長く設定される。また長
尺棒34の直径は、後述する掘削孔に長尺棒34を挿入
した場合、掘削孔の凹凸等によって反りや変形が発生し
ないだけの径に設定される。そしてこのような長尺棒3
4をガイドプレート16の空隙26に、押し込み用支柱
14と平行になるよう簀の子状に配置する。ここで隣接
する長尺棒34同士は、後述する埋設物の形状等をより
詳細に表示させる目的から、その外縁が接するように空
隙26に配置されている。
る長尺棒34は、円柱形状となっておりその全長は、後
述する埋設物の埋設深度よりも長く設定される。また長
尺棒34の直径は、後述する掘削孔に長尺棒34を挿入
した場合、掘削孔の凹凸等によって反りや変形が発生し
ないだけの径に設定される。そしてこのような長尺棒3
4をガイドプレート16の空隙26に、押し込み用支柱
14と平行になるよう簀の子状に配置する。ここで隣接
する長尺棒34同士は、後述する埋設物の形状等をより
詳細に表示させる目的から、その外縁が接するように空
隙26に配置されている。
【0016】このように構成された埋設物確認具を用
い、地中の埋設物を確認する手順を説明する。図4は、
高圧流体を用いる探査掘削装置と同装置による埋設物の
探査手順を示した説明図である。同図(1)に示すよう
に探査掘削装置36には、給水タンク38と高圧ポンプ
40とが接続されており、当該高圧ポンプ40から引き
出された高水圧ジョイントパイプ42を介して高圧水を
探査掘削装置36へと送り出し可能にしている。また高
圧水を噴射する一対の探査棒48の先端側には円弧状の
ブリッジ52が設けられており探査棒48同士を連結し
ている。そしてこのブリッジ52を回転式ガイド盤54
に設けた倣い溝56に挿入することで、探査棒48を掘
削予定区域に沿って移動可能にしている。
い、地中の埋設物を確認する手順を説明する。図4は、
高圧流体を用いる探査掘削装置と同装置による埋設物の
探査手順を示した説明図である。同図(1)に示すよう
に探査掘削装置36には、給水タンク38と高圧ポンプ
40とが接続されており、当該高圧ポンプ40から引き
出された高水圧ジョイントパイプ42を介して高圧水を
探査掘削装置36へと送り出し可能にしている。また高
圧水を噴射する一対の探査棒48の先端側には円弧状の
ブリッジ52が設けられており探査棒48同士を連結し
ている。そしてこのブリッジ52を回転式ガイド盤54
に設けた倣い溝56に挿入することで、探査棒48を掘
削予定区域に沿って移動可能にしている。
【0017】同図(2)には、探査掘削装置36による
埋設物の探査手順を示す。当該探査掘削装置36は、回
転式ガイド盤54の倣い溝56に沿って約1/4周毎に
4回探査し、埋設物の確認を行う。すなわちブリッジ5
2にて連結された一対の探査棒48は初回探査を図中第
1ポイントで行い、次回探査は1/4回転だけ位置をず
らした第2ポイントで行う。ここで探査棒48に取り付
けられるブリッジ52の円弧長さは、2本の探査棒より
外側に突出するだけの長さになっていることから、探査
掘削装置36を倣い溝56に沿って1/4回転だけ移動
させた場合、ブリッジ52の端部同士が重なるようにな
っている(ハッチング部参照)。ゆえに4回探査を繰り
返せば、円筒状の閉領域を形成でき、地中に埋設管のよ
うな長尺物が存在する場合、探査棒48やブリッジ52
が埋設管に同一の深度で2箇所当たることとなり、埋設
物が長尺物か否かの判定を容易にすることができる。
埋設物の探査手順を示す。当該探査掘削装置36は、回
転式ガイド盤54の倣い溝56に沿って約1/4周毎に
4回探査し、埋設物の確認を行う。すなわちブリッジ5
2にて連結された一対の探査棒48は初回探査を図中第
1ポイントで行い、次回探査は1/4回転だけ位置をず
らした第2ポイントで行う。ここで探査棒48に取り付
けられるブリッジ52の円弧長さは、2本の探査棒より
外側に突出するだけの長さになっていることから、探査
掘削装置36を倣い溝56に沿って1/4回転だけ移動
させた場合、ブリッジ52の端部同士が重なるようにな
っている(ハッチング部参照)。ゆえに4回探査を繰り
返せば、円筒状の閉領域を形成でき、地中に埋設管のよ
うな長尺物が存在する場合、探査棒48やブリッジ52
が埋設管に同一の深度で2箇所当たることとなり、埋設
物が長尺物か否かの判定を容易にすることができる。
【0018】探査掘削装置36で埋設物58が長尺のも
のであると確認された後は、掘削孔60から探査棒48
を引き抜く。そして掘削孔60より探査掘削装置36を
引き抜いた後は、埋設物確認具10の長尺棒34先端側
を掘削孔60に合わせ、ハンドル12を用い埋設物確認
具10を掘削孔60へと押し込む(図1参照)。ここで
長尺棒34は地中に進行する際、掘削孔60に存在する
凹凸等から力を受けても反りまたは変形が発生しないだ
けの径に設定されていることから、簀の子状に配置され
る個々の長尺棒34は揃って掘削孔60に押し込まれ
る。
のであると確認された後は、掘削孔60から探査棒48
を引き抜く。そして掘削孔60より探査掘削装置36を
引き抜いた後は、埋設物確認具10の長尺棒34先端側
を掘削孔60に合わせ、ハンドル12を用い埋設物確認
具10を掘削孔60へと押し込む(図1参照)。ここで
長尺棒34は地中に進行する際、掘削孔60に存在する
凹凸等から力を受けても反りまたは変形が発生しないだ
けの径に設定されていることから、簀の子状に配置され
る個々の長尺棒34は揃って掘削孔60に押し込まれ
る。
【0019】このように埋設物確認具10を掘削孔60
に沿って押し込んでいくことで、長尺棒34の先端は探
査掘削装置36にて確認された埋設物58の深度に達
し、当該埋設物58に接触し始める。ここで長尺棒34
は、空隙26に摺動可能に保持されていることから、埋
設物58と接触した長尺棒34は当該埋設物58からの
反力を受けてその接触位置にて進行を停止させる。また
埋設物58に接触しない長尺棒34については、埋設物
確認具10の押し込みに伴ってさらに掘削孔60の深度
方向側へと送られる。そして埋設物58の確認された深
度を越えた位置で埋設物確認具10の押し込みを停止さ
せる。ここで地表側に露出する長尺棒34の反対側端部
は、地中の埋設物58に接触した部分とそうでない部分
との間で凹凸が発生しており、また埋設物58に接触す
る長尺棒34同士においても、それぞれ埋設物58の外
縁形状に応じて凹凸量が異なっているので、これら長尺
棒34における端部の凹凸表示によって地中の埋設物5
8の形状、大きさが解る。こうして埋設孔における所定
の範囲を確認した後は、埋設物確認具10を地表面へと
引き出し、再び長尺棒34の先端を揃える。そしてこの
押し込み作業を掘削孔60の周囲に沿って次々と繰り返
していけば、埋設物58の埋設方向も解り、これらの情
報から埋設物58が管であるか瓦礫等であるか、また管
である場合にはその大きさ、形状、埋設方向を容易に判
定することができる。
に沿って押し込んでいくことで、長尺棒34の先端は探
査掘削装置36にて確認された埋設物58の深度に達
し、当該埋設物58に接触し始める。ここで長尺棒34
は、空隙26に摺動可能に保持されていることから、埋
設物58と接触した長尺棒34は当該埋設物58からの
反力を受けてその接触位置にて進行を停止させる。また
埋設物58に接触しない長尺棒34については、埋設物
確認具10の押し込みに伴ってさらに掘削孔60の深度
方向側へと送られる。そして埋設物58の確認された深
度を越えた位置で埋設物確認具10の押し込みを停止さ
せる。ここで地表側に露出する長尺棒34の反対側端部
は、地中の埋設物58に接触した部分とそうでない部分
との間で凹凸が発生しており、また埋設物58に接触す
る長尺棒34同士においても、それぞれ埋設物58の外
縁形状に応じて凹凸量が異なっているので、これら長尺
棒34における端部の凹凸表示によって地中の埋設物5
8の形状、大きさが解る。こうして埋設孔における所定
の範囲を確認した後は、埋設物確認具10を地表面へと
引き出し、再び長尺棒34の先端を揃える。そしてこの
押し込み作業を掘削孔60の周囲に沿って次々と繰り返
していけば、埋設物58の埋設方向も解り、これらの情
報から埋設物58が管であるか瓦礫等であるか、また管
である場合にはその大きさ、形状、埋設方向を容易に判
定することができる。
【0020】また上述した埋設物確認具10に用いられ
る長尺棒34には丸棒を用いたが、これは隣合う長尺棒
34同士の摩擦抵抗を低減させるためであり、この目的
が達成されるのであれば丸棒にこだわる必要はなく、断
面が四角あるいは五角などの多様な長尺棒34を用いて
もよい。さらに長尺棒34同士の間隔は、例えば大径の
埋設管などが対象である場合は、長尺棒34同士の間隔
が広くともその外縁形状を把握できることから、長尺棒
34同士を密着させずとも対象となる埋設物58の大き
さに応じて任意に設定すればよい。
る長尺棒34には丸棒を用いたが、これは隣合う長尺棒
34同士の摩擦抵抗を低減させるためであり、この目的
が達成されるのであれば丸棒にこだわる必要はなく、断
面が四角あるいは五角などの多様な長尺棒34を用いて
もよい。さらに長尺棒34同士の間隔は、例えば大径の
埋設管などが対象である場合は、長尺棒34同士の間隔
が広くともその外縁形状を把握できることから、長尺棒
34同士を密着させずとも対象となる埋設物58の大き
さに応じて任意に設定すればよい。
【0021】また上述した本実施例では、探査掘削装置
36にて掘削孔60を円状に形成したが、掘削孔60は
円状にこだわる必要はなく、掘削条件によって様々な形
状にしてもよい。例えば掘削孔60を四角形状にすると
掘削孔60の形状に応じてブリッジ52の形状を平板状
とし、簀の子状の長尺棒34を直線上に配置する。そし
て掘削孔60に沿って埋設物確認具10の挿入および引
き抜き作業を繰り返し行い、埋設物58の確認作業を行
えばよい。
36にて掘削孔60を円状に形成したが、掘削孔60は
円状にこだわる必要はなく、掘削条件によって様々な形
状にしてもよい。例えば掘削孔60を四角形状にすると
掘削孔60の形状に応じてブリッジ52の形状を平板状
とし、簀の子状の長尺棒34を直線上に配置する。そし
て掘削孔60に沿って埋設物確認具10の挿入および引
き抜き作業を繰り返し行い、埋設物58の確認作業を行
えばよい。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、掘
削予定区域の掘削後、同一長さの長尺棒を平面または曲
面に沿って簀の子状に併設させ各長尺棒を単独で軸方向
に移動可能にガイドプレートに保持させてなる埋設物確
認具を用いてその一端側を掘削孔に差込み挿入し、埋設
物へ前記長尺棒列先端の突き当て作業を掘削孔の周囲に
沿って繰り返すことにより、前記埋設物確認具の地上側
における長尺棒列端の凹凸表示により埋設物形状、方向
を確認することとしたので、容易に埋設物の形状、大き
さ、方向が解り、埋設物が管であるかあるいは瓦礫等で
あるかを判別することができる。
削予定区域の掘削後、同一長さの長尺棒を平面または曲
面に沿って簀の子状に併設させ各長尺棒を単独で軸方向
に移動可能にガイドプレートに保持させてなる埋設物確
認具を用いてその一端側を掘削孔に差込み挿入し、埋設
物へ前記長尺棒列先端の突き当て作業を掘削孔の周囲に
沿って繰り返すことにより、前記埋設物確認具の地上側
における長尺棒列端の凹凸表示により埋設物形状、方向
を確認することとしたので、容易に埋設物の形状、大き
さ、方向が解り、埋設物が管であるかあるいは瓦礫等で
あるかを判別することができる。
【図1】本発明に係る埋設物確認具の使用形態図であ
る。
る。
【図2】本発明に係る埋設物確認具の正面図である。
【図3】本発明に係る埋設物確認具の要部拡大図であ
る。
る。
【図4】高圧流体を用いる探査掘削装置と同装置による
埋設物の探査手順を示した説明図である。
埋設物の探査手順を示した説明図である。
10 埋設物確認具 12 ハンドル 14 押し込み用支柱 16 ガイドプレート 18 インナプレート 18A 緩衝材(フェルト) 22 スペーサ 24 アウタプレート 24A 緩衝材(フェルト) 26 空隙 34 長尺棒 36 探査掘削装置 38 給水タンク 40 高圧ポンプ 42 高圧水ジョイントパイプ 48 探査棒 52 ブリッジ 54 回転式ガイド盤 56 倣い溝 58 埋設物 60 掘削孔
Claims (2)
- 【請求項1】 同一長さの長尺棒を平面または曲面に沿
って簀の子状に併設するとともに、各長尺棒を単独で軸
方向に移動可能にガイドプレートに保持させてなり、前
記長尺棒列の一端側を掘削孔に差込んで埋設物に突き当
てることにより当該埋設物形状に倣う凹凸を前記長尺棒
列の他端側に表出可能としたことを特徴とする埋設物確
認具。 - 【請求項2】 掘削予定区域の掘削後、同一長さの長尺
棒を平面または曲面に沿って簀の子状に併設させ各長尺
棒を単独で軸方向に移動可能にガイドプレートに保持さ
せてなる埋設物確認具を用いてその一端側を掘削孔に差
込み挿入し、埋設物へ前記長尺棒列先端の突き当て作業
を掘削孔の周囲に沿って繰り返すことにより、前記埋設
物確認具の地上側における長尺棒列端の凹凸表示により
埋設物形状、方向を確認することを特徴とする埋設物確
認方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32222496A JPH10148679A (ja) | 1996-11-18 | 1996-11-18 | 埋設物確認具および埋設物確認方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32222496A JPH10148679A (ja) | 1996-11-18 | 1996-11-18 | 埋設物確認具および埋設物確認方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10148679A true JPH10148679A (ja) | 1998-06-02 |
Family
ID=18141331
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32222496A Pending JPH10148679A (ja) | 1996-11-18 | 1996-11-18 | 埋設物確認具および埋設物確認方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10148679A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016142653A (ja) * | 2015-02-03 | 2016-08-08 | 五洋建設株式会社 | 異物探査装置及び異物探査方法 |
-
1996
- 1996-11-18 JP JP32222496A patent/JPH10148679A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016142653A (ja) * | 2015-02-03 | 2016-08-08 | 五洋建設株式会社 | 異物探査装置及び異物探査方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20041210 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050118 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050127 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050314 |