JPH1014893A - 血圧計用ポンプ装置 - Google Patents

血圧計用ポンプ装置

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JPH1014893A
JPH1014893A JP8177766A JP17776696A JPH1014893A JP H1014893 A JPH1014893 A JP H1014893A JP 8177766 A JP8177766 A JP 8177766A JP 17776696 A JP17776696 A JP 17776696A JP H1014893 A JPH1014893 A JP H1014893A
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air chamber
air
diaphragm
sphygmomanometer
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Koichi Okada
浩一 岡田
Junzo Fujii
順三 藤井
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ポンプ動作に伴う弁部の応答性(離れ性)を向
上させることができ、エアー供給の効率を向上させた血
圧計用ポンプ装置を提供する。 【解決手段】空気室9内の空気を空気室9外に向けて一
方向のみに排気する弁部11bのシール面15に凹凸部
16を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、上腕、手首、指等
の人体血圧測定部位の動脈圧情報によって血圧測定を行
なう電子血圧計に用いられる血圧計用ポンプ装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の血圧計用ポンプ装置Pに
おいては、一般的に図16に示されるように圧縮・膨張
させられる空気室9を備えており、空気室9を圧縮・膨
張させることによるポンプ動作に伴って空気室9内の空
気を排気路17内に押し出し、血圧計の圧迫帯内に空気
を供給するようになっている。図中1はモータ、2は偏
心した状態で駆動軸3が取付けられたモータの出力軸、
5は駆動軸3が連結される作動ロッド、7はダイアフラ
ム体であり、7aはダイアフラム部、7cは駆動部であ
る。この駆動部7cは作動ロッド5に連結されている。
8bはダイアフラム部7aの内側に形成される空気室9
内に連通するように基台8に設けられた排気孔であり、
11は排気孔8bを覆うように配された傘形の排気弁で
ある。モータ1を駆動させて作動ロッド5を作動させる
と作動ロッド5の往復運動に連動してダイアフラム体7
のダイアフラム部7aは圧縮・膨張運動を行い、圧縮運
動時に空気室9内の空気は図中一点鎖線の矢印にて示さ
れるように排気孔8b及び排気路17を介して圧迫帯に
向けて供給されるようになっている。
【0003】そして、これらのものにおいては、空気室
9内の空気を空気室9外に排気させるにあたって、図1
7に示されるように空気室9内に連通するように設けら
れた排気孔8bの部分には空気が空気室9内に戻るよう
なことなく空気室9から排気路17の一方向に向けての
み行なわれるようにするための傘形弁のような排気弁1
1が排気孔8bを覆うように設けられており、この排気
弁11によって空気が空気室9内に戻るようなことなく
空気室9内の空気を連続して排気して圧迫帯内に供給で
きるようになっている。
【0004】上記排気弁11としては軟質ゴムのような
弾性体にて形成され、図18に示されるように連結軸1
1aの上部に傘形の弁部11bを設けて構成されてお
り、連結軸11aを基台8に設けられた弁取付穴8a内
に挿入係止し、排気孔8bを覆うように弁部11bが配
置されている。そして、通常時には弁部11bの外周縁
の接地部が基台8の外面のシール面15に接した状態と
なり、且つ一定内圧が矢印a方向に作用するために接地
部はシール面15に対して隙間無く密接した状態となっ
ている。ポンプ動作に伴う空気室9の圧縮によって空気
が排気孔8bを通り、接地部を持ち上げて空気室9外に
排気されて圧迫帯内にエアーを供給する。空気室9の圧
縮に伴う空気の排気方向への流れが止まると通常状態と
して一定内圧が矢印a方向に作用するために接地部はシ
ール面15に対して隙間無く密接し、エアーが逆戻りし
ないようにシールするようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のような
従来例にあっては、空気室9の圧縮に伴ってエアーが排
気孔8bを通り、弁部11bの外端縁の接地部を持ち上
げて圧迫帯へエアーを供給するものであるが、その際、
シール面15と接地部との接地面積が大きいためにポン
プ動作に伴う接地部の応答性(離れ性)が悪く、エアー
供給の効率が悪いという問題があった。
【0006】本発明は上記問題点の解決を目的とするも
のであり、ポンプ動作に伴う弁部の応答性(離れ性)を
向上させることができ、エアー供給の効率を向上させた
血圧計用ポンプ装置を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明では、上腕や手首や指のような人体
血圧測定部位に装着する血圧計Vのモータ1の出力軸2
に偏心して取付けられた駆動軸3と、駆動軸3の回転に
よってモータ径方向に往復運動する作動ロッド5と、作
動ロッド5にて圧縮・膨張されてポンプ作用を行なう空
気室9を備えたダイアフラム体7とから成り、作動ロッ
ド5に連結されると共に作動ロッド5の往復運動にて空
気室9を圧縮・膨張させる駆動部7cをダイアフラム体
7に設け、駆動部7cの周囲に設けられたダイアフラム
部7aのうち、モータ1の出力軸2に相対する面のみを
変位可能として成る血圧計用ポンプ装置Pにおいて、空
気室9内の空気を空気室9外に向けて一方向のみに排気
する弁部11bのシール面15に凹凸部16を設けたこ
とを特徴とするものであり、凹凸部16によってシール
面15に対する弁部11bの接地面積を少なくすること
ができ、ポンプ動作に伴う弁部11bの応答性(離れ
性)を向上させることができる。
【0008】また、凹凸部16はシール面15の全周に
沿って設けるようにしてもよいものであり、ポンプ動作
に伴う弁部11bの応答性(離れ性)をシール面15の
全周にわたって向上させることができる。また、凹凸部
16を構成するリブ16aの突出高さを0.005〜
0.015mmとしてあるとシール面15の密閉性を損
なうことなくシール面15に対する弁部11bの接地面
積を少なくすることができ、ポンプ動作に伴う弁部11
bの応答性(離れ性)を向上させることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明にかかる血圧計用ポンプ装
置Pは、上腕、手首、指等の人体血圧測定部位の動脈圧
情報によって血圧測定を行なう電子血圧計のような血圧
計Vに用いられるものであり、この血圧計Vは図1
(b)に示されるように血圧計用ポンプ装置P、電磁弁
からなる急速排気弁W及び定速排気弁X、圧迫帯Y、圧
力センサーZを備えたものとして構成されている。
【0010】図1(a)において1はモータ、2はモー
タ1の出力軸、3は出力軸2に対して溶接等により偏心
して取付けられた丸棒状の駆動軸、4はモータ1を取付
けるための蓋状のモータ取付台であり、中心部近傍には
モータ1の取付ねじ20を通すための貫通孔4bが設け
られ、また、外周角部にはモータ取付台4を後述する他
の部材とねじ止めするための取付穴がそれぞれ設けられ
ている。
【0011】5は略棒状の作動ロッドであり、中心には
駆動軸3と結合するための結合穴5aが設けられ、両端
には後述するダイアフラム体7を該作動ロッド5に連結
するための取付孔5bが設けられている。6は一面が開
口した長方箱状のケース体であり、外角部には4つの取
付穴が設けられており、開口面はモータ取付台4と嵌合
され、箱底面は後述するダイアフラム体7及び基台8を
ケース体6内に挿入、保持するための挿入穴6aを有す
ると共に、ケース体6内に導入された空気を後述するダ
イアフラム体7の吸入弁7eに導くための通気口6bが
設けられている。さらに、ケース体6には外部の空気を
ケース体6内に導入するための吸入口6dが設けられて
いる。この吸入口6dは図1(c)の水平断面図に示さ
れるように水平断面視で屈曲したクランク状となってい
る。また、ケース体6には定速排気弁Xに接続されるこ
ととなるパイプ部材14を接続するための接続管部6e
が設けられている。
【0012】7はゴム等の弾性体により、一端部に取付
用のネジを通す通孔21を有して形成されたダイアフラ
ム体であり、図14、図15に示されるように該ダイア
フラム体7上には斜面を有して略方形斜柱状に形成され
たダイアフラム部7aがダイアフラム体7平面に対して
3次元的に延伸して、立体的且つ一体に1袋形成されて
おり、ダイアフラム部7aの頂部には全周にわたって蛇
腹の役目をする半円部7bが設けられている。さらに、
ダイアフラム部7aの中心部にはダイアフラム部7a内
の容積を可変してポンプ作用を行なうための駆動部7c
が剛性を高めるため厚肉にダイアフラム部7aの底部か
ら頭部にわたって立面高さと等しく形成されている。ま
た、駆動部7cの先端には頭部7dが設けられ、作動ロ
ッド5の取付孔5bを貫通してロッド表面に突出して取
着され、これにより駆動部7cは作動ロッド5に係合保
持されている。7eはダイアフラム体7上に一体的に形
成された舌状の吸入弁である。
【0013】8は四隅に取付穴22を有する長方板状の
基台であり、ダイアフラム部7aの内部空間と基台8と
で囲まれた容積で空気室9が形成されるようになってい
る。空気室9は駆動部7cを基準としてモータ径方向外
側の空気室9aとモータ径方向内側の空気室9bとから
なり、ダイアフラム部7aは斜面を有して形成されてい
るため、空気室9aの容積の方が、空気室9bの容積よ
りも大きくなっている。基台8がダイアフラム体7を圧
接する側には、ダイアフラム部7aの立体面とほぼ相似
形状の略方形状の立壁10が設けられ、立壁10の高さ
は、基台8の短軸に平行で中心から近辺側の立壁10a
は遠辺側の立壁10bよりも低く構成され、基台8の長
軸に平行な他の2辺の立壁10cは前記2つの壁をつな
いだ斜面壁となっている。また、立壁10内の基台8面
上には後述する排気弁11を取付けるための弁取付穴8
aが設けられており、さらに、弁取付穴8aと近接して
排気孔8bが設けられ、さらに、吸入弁7eを通過した
空気を空気室9に導くための溝状の吸入路8cが設けら
れている。また、基台8の端部には圧迫帯Yに接続され
るパイプ部材14を接続するための接続管部8dが設け
られている。この接続管部8dは後述する蓋体12と基
台8との間に形成される排気路17と連通した状態とな
っている。また、基台8には上記ケース体6の接続管部
6eと連通することとなる連絡管部8eが設けられてい
る。
【0014】上記排気孔8bは図7において基台8の両
端側に位置するようにそれぞれ端部寄りに1つづつ設け
られている。各排気孔8bの位置としてはそれぞれ空気
室9が圧縮される側の端部であり、つまり、空気室9a
側に対応するように設けられている。ダイアフラム組立
状態において、ダイアフラム体7の斜面を有して略方形
斜柱状に形成されたダイアフラム部7aの内周立面は、
4辺のうち、3辺が基台8の立壁10b及び10cと密
着するよう構成されているため、駆動部7cが運動した
ときにダイアフラム部7aは内側への移動及び変形が阻
止されている。また、ダイアフラム部7aの外周立面の
うち、上記と同じ3辺はケース体6の挿入穴6aの内周
面と密着するよう構成されているので、駆動部7cが運
動した時にこのダイアフラム面が外側に変位して拡張さ
れることが規制されている。このためダイアフラム部7
aが作動ロッド5により駆動された時、ダイアフラム部
7aの立面のうち、斜面を有する駆動部7c面のみ唯一
振動可能であって、他の面はケース体6と基台8とに挟
まれて振動せずに固定されているものである。
【0015】11はゴム等の弾性体で構成された傘型の
排気弁であり、基台8のダイアフラム体7と接する側と
反対側において各ダイアフラム体7と対応するように2
つ取着されるようになっている。この排気弁11は図2
に示されるように連結軸11aの上部に傘形の弁部11
bを設けて主体が構成されており、連結軸11aを基台
8に設けられた弁取付孔8a内に挿入係止し、排気孔8
bを覆うように弁部11bが配置されるようになってい
る。排気孔8bを覆うように配置される排気弁11の弁
部11bは通常時は排気孔8bを覆うように閉じ状態と
なるようになっており、排気孔8bから空気室9内の空
気が出てくると弾性変形して空気圧によって弁部11b
が開いた状態となって空気を外部に排出し、排出後には
弾性力によって閉じ状態に戻るようになっている。つま
り、弁部11bによって外側の一方向に向けてのみ空気
が流れるようになっており、空気が排気孔8b内に戻る
ようなことを排気弁11によって防止するようになって
いる。
【0016】弁部11bが接するように配置されること
となる基台8の上面のシール面15には凹凸部16が形
成されており、凹凸部16によってシール面15に対す
る弁部11bの接地面積を少なくすることができるよう
になっている。この凹凸部16はシール面15の上面よ
り上方に向けてリブ16aを突設することによって構成
されており、このリブ16aは周方向に所定間隔毎に設
けたり、図3、図4に示されるように周方向に沿って連
続するように設けたりするものである。また、リブ16
aは複数本隣合うようにして設けてあってもよい。ここ
で、図5においてリブ16aの突出高さbとしては0.
005〜0.015mmであることが望ましいものであ
り、上記範囲内の突出高さbであれば、弁部11bがシ
ール面15に当接した状態のシール性を損なうことな
く、シール面15に対する弁部11bの接地面積を少な
くすることができるものである。また、リブ16aの配
置部分としては、例えば、図5に示されるようにシール
面15の長さ寸法cが1.3mmとなっている場合、弁
部11bの外端側から0.4mm離れるようにして0.
2mm巾で設けられるものであり、この配置状態が弁部
11bがシール面15に当接した状態のシール性を損な
うことなく、シール面15に対する弁部11bの接地面
積を少なくすることができるのに最も適している。つま
り、図5中d寸法が0.4mm、e寸法が0.2mm、
f寸法が0.7mmである。図示したものにおいてはリ
ブ16aは3つである場合を示しているが、このものに
限定されるものではなく、3つ以下あるいは3つ以上で
あってもよいものである。図8、図10では4本のリブ
を隣合うように周方向に沿って連続して形成するように
したものが示されている。
【0017】図6は内部圧力が作用した状態でのシール
面15に対する弁部11bの当接状態を示しており、図
6(a)に示されるものは低圧時における状態を示し、
低圧時における保持は弁部11bの外端縁がシール面1
5に対して密接することでシールされる。また、図6
(b)に示されるものは高圧時における状態を示し、高
圧時における保持は弁部11bの根元側がシール面15
に対して密接することでシールされる。図6においては
リブ16aは省略した状態となっている。
【0018】12は外縁四隅に取付穴23を有した蓋体
であり、外面には内方に向けて部分的に凹んだ凹所12
aが設けられており、蓋体12を基台8に対して取着す
ると凹所12aによって基台8と蓋体12との間に排気
路17が形成されるようになっている。排気路17と連
通するように蓋体12からは急速排気弁Wに接続される
こととなるパイプ部材14が接続される接続管部12b
が突設されている。上記基台8と蓋体12との間に形成
される排気路17は基台8に設けられた連絡管部8eと
連通しており、連絡管部8eを介して排気路17は接続
管部6eとも連通した状態となっている。
【0019】13はモータ取付台4、ケース体6、ダイ
アフラム体7、基台8及び蓋体12を貫通して一体的に
固着するための取付ねじである。次に本発明におけるポ
ンプ装置の動作について説明する。モータ1に通電され
て出力軸2が回転すると、駆動軸3も回転し、これによ
り作動ロッド5がモータ1の出力軸2と垂直面内で円運
動をしてダイアフラム部7aの駆動部7cは作動ロッド
5と同じ円運動を行なう。この時、モータ1の出力軸2
から見て、作動ロッド5の先端との距離が拡大する工程
(円運動の半周)、つまり、作動ロッド5先端が出力軸
2に対して径方向外側に遠ざけられるように運動すると
きは駆動部7cも同様に径方向外側に変位させられ、空
気室9の容積はダイアフラムの斜面を有する面のみ変位
可能に構成されているため、空気室9aは圧縮されて容
積が減少し、一方、空気室9bは膨張させられて容積は
増大するが、空気室9aの容積の方が空気室9bの容積
よりも大きいために、全体として空気室9の容積は減少
するものである。次に作動ロッド5の先端とモータ1の
出力軸2との距離が減少する工程(円運動の残り半
周)、つまり、作動ロッド5が出力軸2に対して径方向
内側に近づくように運動するときは駆動部7cも同様に
径方向内側に変位させられ、全体として空気室9の容積
は増大するものである。
【0020】空気室9の容積が減少する工程にあって
は、空気室9は増圧されて吸入弁7eはケース体6に圧
接されて閉じ、反対に排気弁11が開いて図1中一点鎖
線矢印にて示されるように排気路17を介して接続管部
8eに向けて空気が供給される。次に空気室9の容積が
増大する工程では、空気室9は減圧されて吸入弁7eが
開いて図1中破線矢印にて示されるように吸入口6dか
らケース体6内に入っていた空気は、通気口6b、吸入
路8cを通って空気室9に流入して吸気動作が行なわ
れ、反対に排気弁11は内圧が作用して確実に閉状態と
なる。空気室9は互いに180度離れて相対する位置関
係で設置されているため両者の吸入及び圧縮の工程は丁
度反対になり、一方の空気室9が空気を吸入している場
合には他方の空気室9は空気を圧縮する動作を行なって
いることになる。また、各空気室9は駆動軸3の一回転
で1回のポンプ作用を行なうが全体では2回行なわれ、
しかも、吐出空気の位相が空気室9によって180度異
なっているために接続管部8dから吐出される空気の脈
動は空気室9が1室のポンプに比べて低減される。
【0021】また、血圧測定を行なうにあたって接続管
部8e、排気路17、連絡管部8e、接続管部6e、定
速排気弁Xを介して定速排気が行なわれるものであり、
また、血圧測定後には接続管部8e、排気路17、接続
管部12b、急速排気弁Wを介して急速排気が行なわれ
るものである。そして、圧迫帯Y内に空気を供給するに
あたり、排気弁11を介して空気室9内の空気を順次排
気路17内に排出し、接続管部8eを介して圧迫帯Y内
に空気が供給されるものであり、このとき弁部11bに
よって外側の一方向に向けてのみ空気が流れるようにな
っており、空気が排気孔8b内に戻るようなことを排気
弁11によって防止するようになっているものである
が、弁部11bが接することとなるシール面15には凹
凸部16が形成されており、この凹凸部16の存在によ
って弁部11bがシール面15に当接した状態のシール
性を損なうことなく、シール面15に対する弁部11b
の接地面積を少なくすることができ、ポンプ動作に伴っ
て弁部11bがシール面15から離れやすくすることが
できるものであり、ポンプ動作に伴う弁部11bの応答
性(離れ性)を向上させることができるものであり、エ
アー供給の効率が向上するようになっている。
【0022】
【発明の効果】請求項1の発明は、空気室内の空気を空
気室外に向けて一方向のみに排気する弁部のシール面に
凹凸部を設けてあるので、凹凸部によってシール面に対
する弁部の接地面積を少なくすることができ、ポンプ動
作に伴う弁部の応答性(離れ性)を向上させることがで
きるものであり、エアー供給の効率を向上させることが
できるものである。
【0023】請求項2の発明は、請求項1において凹凸
部はシール面の全周に沿って設けられているので、ポン
プ動作に伴う弁部の応答性(離れ性)をシール面の全周
にわたって向上させることができるものであり、エアー
供給の効率をさらに向上させることができるものであ
る。請求項3の発明は、請求項2において凹凸部を構成
するリブの突出高さを0.005〜0.015mmとし
てあるとシール面の密閉性を損なうことなくポンプ動作
に伴う弁部の応答性(離れ性)を向上させることができ
るものであり、エアー供給の効率を向上させることがで
きるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の一例を示す断面図であり、
(b)は血圧計の概略構成を説明する説明図、(c)は
吸入口を示す部分水平断面図である。
【図2】(a)は図1におけるイ部の部分拡大断面図、
(b)は(a)のロ部の部分拡大断面図である。
【図3】他例を示すものであり、(a)は部分拡大平面
図、(b)は(a)のA−A線断面図である。
【図4】図3(b)におけるハ部の部分拡大断面図であ
る。
【図5】他例を示す部分拡大断面図である。
【図6】(a)は低圧時における弁部の作用を説明する
部分拡大断面図、(b)は高圧時における弁部の作用を
説明する部分拡大断面図である。
【図7】基台を示す平面図である。
【図8】図7におけるニ部の部分拡大図である。
【図9】基台を示す断面図である。
【図10】(a)は図9におけるホ部の部分拡大図、
(b)は(a)のヘ部の部分拡大図である。
【図11】基台を示す下面図である。
【図12】基台を示す側面図である。
【図13】(a)は図11におけるト部の部分拡大図、
(b)は断面図である。
【図14】ダイアフラム体を示すものであり、(a)は
平面図、(b)は側面図、(c)は下面図である。
【図15】(a)は図14(a)におけるB−C−D−
E線断面図、(b)は図14(a)におけるF−G−H
−I線断面図である。
【図16】従来例を示す断面図である。
【図17】同上の通気孔の配置状態を説明する説明図で
ある。
【図18】(a)(b)は弁部の作用を説明する説明図
である。
【符号の説明】
P 血圧計用ポンプ装置 V 血圧計 1 モータ 2 出力軸 3 駆動軸 5 作動ロッド 7 ダイアフラム体 7a ダイアフラム部 7c 駆動部 11b 弁部 15 シール面 16 凹凸部 16a リブ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上腕や手首や指のような人体血圧測定部
    位に装着する血圧計のモータの出力軸に偏心して取付け
    られた駆動軸と、駆動軸の回転によってモータ径方向に
    往復運動する作動ロッドと、作動ロッドにて圧縮・膨張
    されてポンプ作用を行なう空気室を備えたダイアフラム
    体とから成り、作動ロッドに連結されると共に作動ロッ
    ドの往復運動にて空気室を圧縮・膨張させる駆動部をダ
    イアフラム体に設け、駆動部の周囲に設けられたダイア
    フラム部のうち、モータの出力軸に相対する面のみを変
    位可能として成る血圧計用ポンプ装置において、空気室
    内の空気を空気室外に向けて一方向のみに排気する弁部
    のシール面に凹凸部を設けて成ることを特徴とする血圧
    計用ポンプ装置。
  2. 【請求項2】 凹凸部はシール面の全周に沿って設けら
    れていることを特徴とする請求項1記載の血圧計用ポン
    プ装置。
  3. 【請求項3】 凹凸部を構成するリブの突出高さは0.
    005〜0.015mmであることを特徴とする請求項
    2記載の血圧計用ポンプ装置。
JP17776696A 1996-07-08 1996-07-08 血圧計用ポンプ装置 Expired - Fee Related JP3661283B2 (ja)

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KR100987540B1 (ko) * 2007-09-07 2010-10-12 차오 푸 흐수 스프레이 사용을 위한 자동 공기 축출 및 압력 이상 방지 특징을 갖는 압축 다이어프램 펌프
JP2011088433A (ja) * 2009-09-24 2011-05-06 Seiko Epson Corp 可動膜、液体容器

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