JPH10149135A - プラズマディスプレイ装置 - Google Patents

プラズマディスプレイ装置

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JPH10149135A
JPH10149135A JP8306535A JP30653596A JPH10149135A JP H10149135 A JPH10149135 A JP H10149135A JP 8306535 A JP8306535 A JP 8306535A JP 30653596 A JP30653596 A JP 30653596A JP H10149135 A JPH10149135 A JP H10149135A
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plasma display
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明彦 岩田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プラズマディスプレイ装置の電力回収回路に
流れる電流実効値を低減し、もしくは回収時に各寄生ダ
イオードに流れる電流を抑制することにより、回収回路
での回路損失を抑え、 効率のよいプラズマディスプレ
イ装置を得る。 【解決手段】 発明におけるプラズマディスプレイ装置
は、書き込み用ドライバの電源端子と書き込み用電源と
の間に書き込み電源スイッチを備え、維持放電期間中に
は上記スイッチをオフ状態とするように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は交流型プラズマデ
ィスプレイ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図22、図23、および図24は特開平
5ー265397号公報に示された交流駆動型プラズマ
ディスプレ装置の構成を簡略化して示した図であり、図
において、14は2枚のガラス板等にて放電空間を形成
した放電パネル、1は放電パネル14内に設けられたX
電極群、2は放電パネル14内に設けられたY電極群、
3は放電パネル内に設けられた書き込み用電極群、4は
X電極群1に接続された選択用ドライバ、13は書き込
み電極群3に接続された書き込み用ドライバ、6は書き
込み用ドライバに接続された書き込み用電源、15はX
電極群1に接続された選択用ドライバである。上記のX
電極群1とY電極群2およびW電極群3によってマトリ
ックス的に放電セル21がそれぞれ独立に形成されてい
る。8a〜8dは、選択用ドライバ15を通して放電パ
ネル14に矩形交流を発生させるためのフルブリッジイ
ンバータスイッチであり、一方の端子は維持用電源7の
高圧側に、もう一方の端子は維持用電源7の低圧側に接
続されている。9、10、11、12は上記インバータ
スイッチ8によって発生される矩形交流に対して発生す
る無効電力を回収するための、電力回収回路を構成して
おり、9は回収用のリアクトル、10a〜10dは回収
用ダイオード、11a〜11dは回収用スイッチ、12
a〜12bは回収用コンデンサである。図24におい
て、23は蛍光体、22は誘電体であり、X電極群1
(Xn およびXn+1 )とY電極群2(Yn およびYn+1
)と誘電体を通した空隙によって放電セル21が形成
されている。
【0003】次に動作について説明する。書き込み用ド
ライバ13内のスイッチと選択用ドライバ4内のスイッ
チとの組み合わせにより、X電極群1とY電極群2およ
びW電極群3によってマトリックス的に形成された放電
セル21内の誘電体表面に壁電荷を形成できる。このい
わゆる書き込み動作によって、壁電荷を形成した後、維
持用電源7とインバータスイッチ8によって、矩形交流
を放電パネル14のX電極群1とY電極群2の間に印加
すると、書き込み用ドライバ13と選択用ドライバ4と
によって選択的に壁電荷が形成された放電セル21のみ
にいわゆる維持放電がが形成され、放電光によって蛍光
体23が発光し、外部に可視光を取り出すことができ
る。選択的に放電セル21の発光をコントロールするこ
とができるため、2次元の表示を行う媒体として利用す
ることができる。放電セル21内の放電は面放電型の場
合、一般に誘電体22を通して行われるため、X電極群
1とY電極群2とは誘電体22内に埋め込まれている。
従って、X電極群1とY電極群2との間には大きな静電
容量Cxy18が形成されることになる。上記矩形波交
流電圧をX電極群1とY電極群2とに印加する場合、上
記静電容量Cxy18を充電するための、無効電流が流れ
る。この無効電流は、インバータスイッチ8やX電極群
1およびY電極群2の抵抗成分19に多大な損失を発生
させ、装置自体の効率を低下させてしまうという問題が
ある。
【0004】図22に示されている従来のプラズマディ
スプレイ装置においては、この無効電流を回収する動作
がなされるように構成されている。この様子が図26の
動作チャートに示されている。例えば、インバータスイ
ッチ8aと8bとが導通している状態では、静電容量C
xy18は維持用電源7の高圧電圧が充電されている。回
収用スイッチ11bとインバータスイッチ8bとを導通
すると、静電容量Cxy18の電圧は、回収用のリアクト
ル9と回収用ダイオード10bとを通して、回収用コン
デンサ12aに回収する。同様動作により、インバータ
スイッチ8c,dが導通しているときに蓄えられた静電
容量Cxy18の電圧は、回収用コンデンサ12bに回収
されている。次に、インバータスイッチ8cと回収用ス
イッチ11aとを導通させると回収用コンデンサ12b
から回収用ダイオード10d、回収用のリアクトル9を
通して再び静電容量Cxy18を充電し、ある一定の電圧
まで充電する。この一連の動作によって、静電容量Cxy
18に蓄えられた電圧は一旦、回収用コンデンサ12
a,bに回収し、再び回収用コンデンサ12a,bから
静電容量Cxy18に戻されるため、結果的に静電容量C
xy18のエネルギーの一部を再利用でき、次にインバー
タスイッチ8c,dが導通するときに維持用電源7から
供給する電流を抑えることができる。その結果、プラズ
マディスプレイ装置全体の効率を向上できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図26のチャート図に
示されているような、X電極群1とY電極群2との間に
印加される矩形交流電圧によって、放電セル21内に一
旦放電が生じると数百nsオーダの急峻な高電流が放電
セル21群を流れる。例えば、電源の出力インピーダン
スが高かったりした場合、この高電流によってX電極群
1とY電極群2にかかる電圧が低下すると、放電が消滅
したり、また弱い放電が形成されたりする。その結果、
蛍光体23に十分な光が照射されず、セルから外部に取
り出される可視光が弱くなる。このような問題を避ける
ためには、放電セル21の放電が生じる時間には既に、
出力インピーダンスの高い回収回路24からの充電を終
了し、出力インピーダンスの小さいインバータスイッチ
8によって維持用電源7が直結されていることが必要と
なる。放電セル21の放電は、ある一定の電圧が印加さ
れてから一定の遅れ時間が経過した後に形成されるか
ら、回収用コンデンサ12から静電容量Cxy18を充
電する図のAの期間は、上記放電遅れ時間より短いこと
が必要である。通常、上記遅れ時間は1μs以下である
ため、Aの期間も数百nsが必要となる。静電容量Cx
y18をある電圧まで充電するための電荷量は一定であ
るから、Aの期間が短いほど、回収回路24に流れる電
流のピーク値は高くなり、すなわち電流実効値が高くな
る。
【0006】電流実効値が高くなると、回収用スイッチ
11や回収用ダイオード10での損失が増加し、静電容
量Cxy18の電圧を回収用コンデンサ12に回収する
場合に、十分な電圧が回収用コンデンサ12に蓄積され
なかったり、また、静電容量Cxy18を充電するAの
期間の最終の電圧が十分に高くならなかったりする。そ
の結果、インバータスイッチ8が導通した場合に静電容
量Cxy18を充電するための電流が高くなり、結果的
にプラズマディスプレイ装置の効率を低下させてしま
う。このような問題に対する対策が特開平5ー2653
97号公報に示されている。静電容量Cxy18を充電
するAの期間は、上記に示したように放電遅れ時間より
短く設定する必要があるが、一方静電容量Cxy18の
電圧を回収用コンデンサ12に回収するBの期間は、別
に放電を形成する必要はないから、長時間かけて回収し
ても問題はない。特開平5ー265397号公報では、
静電容量Cxy18を回収するためのリアクトルを、静
電容量Cxy18を充電するためのリアクトルより大き
く設定することにより、Bの期間の電流実効値を低下さ
せ、Bの期間での回収用スイッチ11や回収用ダイオー
ド10の損失を低減し、結果的にプラズマディスプレイ
装置の効率を向上させる構成が記載されている。しか
し、この構成では、必要な新たなリアクトルが2つ必要
となるため、コスト高となるという第1の問題点があ
る。
【0007】維持放電期間中には、書き込み用ドライバ
13は、特定の電圧を備えた電源にプルアップ接続され
た構成が用いられる場合が多い。その場合の、維持放電
期間中の回路構成全体を詳細に示したものが図25であ
る。ここでは、電源として書き込み用電源6を代表して
説明する。図において、16、17は図24中のW電極
とX電極およびY電極間に形成されるそれぞれ静電容量
である。20は書き込み用ドライバ13が持つ寄生ダイ
オード群、21は書き込み用ドライバ13の内部抵抗で
ある。図24に示されたように、X電極群1とY電極群
2に矩形波交流を印加すると、書き込み用ドライバ13
の出力端Wout の電位は書き込み用電源6にて固定され
ているため、X電極群1およびY電極群2の電位が0か
ら維持用電源7の電圧まで変化すると、書き込み用電源
6からW−X間静電容量16およびW−Y間静電容量1
7を通して変位電流が供給されることになる。すなわち
ち、この変位電流によって、内部抵抗21が損失を発生
し、書き込み用ドライバ13の損失を増加させてしま
う。これは、結果的にプラズマディスプレイ装置の効率
を低下させる第2の問題となる。
【0008】この発明は上述のような課題を解決するた
めになされたもので、第1の目的は、低コストにおいて
回収回路での損失を大幅に低減できるプラズマディスプ
レイ装置を提供することにある。
【0009】また、第2の目的は、維持放電期間中にお
ける書き込み用ドライバでの損失が低減できるプラズマ
ディスプレイ装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明に係るプラズマ
ディスプレイ装置は、書き込み用ドライバの電源端子と
書き込み用電源との間に書き込み電源スイッチを備え、
維持放電期間中には上記スイッチをオフ状態とするよう
に構成されている。
【0011】また、X電極群およびY電極群にそれぞれ
リアクトルと回収用スイッチとを直列に接続し、上記回
収用スイッチの他端は、維持用電源のいずれか一方の端
子に接続されるように構成されている。
【0012】また、X電極群およびY電極群にそれぞれ
リアクトルと回収用スイッチとを直列に接続し、上記ス
イッチの他端は、維持用電源のいずれか一方の端子に接
続されるように構成されており、上記回収用スイッチは
ダイオードで構成されると共に、書き込みドライバIC
のコモン側端子は、少なくとも1つ以上の書き込みコモ
ンスイッチに接続されるように構成されている。
【0013】また、リアクトルの一端がそれぞれ充電用
スイッチに接続され、上記充電用スイッチの他端は、そ
れぞれ回収用スイッチが接続されていないXもしくはY
の電極群に接続されているよう構成されている。
【0014】また、上記リアクトルが互いに磁束結合を
有するよう構成されている。
【0015】また、X電極群およびY電極群の電圧が立
ち上がる以前に、インバータスイッチによって回収回路
の電源が回収用のリアクトルを通して、維持用電源の低
圧側に短絡される期間を有し、上記回収回路の短絡電流
が一定値に達したとき、上記短絡が解除されるように構
成されている。
【0016】また、インバータスイッチ8のアーム内に
可飽和のリアクトルを備えた構成となっている。
【0017】また、上記回収回路がスイッチ、リアクト
ルおよびコンデンサによって構成されている。
【0018】また、上記回収回路は少なくとも2個以上
のリアクトルおよび一方が上記電源の低圧端子に接続さ
れたコンデンサにより構成されている。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明に係るプラズマディスプレ
イ装置においては、書き込み用ドライバの電源端子と書
き込み用電源との間に設けられた書き込み電源スイッチ
を維持放電期間中にはオフ状態としているため、維持期
間中にWxy静電容量17の充放電のための変位電流が
に書き込み用ドライバに流れなくなり、書き込み用ドラ
イバの損失が低減される。
【0020】また、X電極群およびY電極群にそれぞれ
リアクトルと回収用スイッチとを直列に接続し、上記回
収用スイッチの他端は、維持用電源のいずれか一方の端
子に接続されるように構成されており、静電容量Cxyお
よびW−Y間静電容量、W−X間静電容量に蓄えられた
電圧を上記の回収用スイッチとによって、直接反転する
ため、回収回路の構成が簡単になりプラズマディスプレ
イ装置が低コストとなる。
【0021】また、書き込みドライバICのコモン側端
子に設けられた書き込みコモンスイッチを維持期間中に
オフ状態にすることによって、W−X間静電容量、W−
Y間静電容量が寄生ダイオード群20を導通しないよう
になり、反転ループが必ず回収用のリアクトルを通して
形成されるように作用する。
【0022】また、リアクトルの一端がそれぞれ充電用
スイッチに接続され、静電容量CxyおよびWxy静電容量
の電圧の回収時には、X電極群およびY電極群に接続さ
れた回収用のリアクトルが直列に接続されるため、回収
期間が長くなり、逆に充電時には充電用のスイッチによ
って、回収用のリアクトルが並列となるように接続され
るため、短時間にて充電が完了するように動作する。
【0023】また、静電容量CxyおよびW−Y間静電容
量、W−X間静電容量に蓄えられた電圧を上記の回収用
スイッチと上記インバータスイッチの一つとによって上
記回収用のリアクトルの電流エネルギーとして回収し、
X電極群およびY電極群との間の電圧が略ゼロとなった
時刻で、充電用スイッチによって反対の極性に再充電さ
れるので、寄生ダイオード群を導通しないようになる。
【0024】また、上記リアクトルが互いに磁束結合を
有するよう構成されており、静電容量CxyおよびW−X
間静電容量、W−Y間静電容量の電圧の回収によって回
収用のリアクトルの電流が最大値に達した以降は、磁束
結合によって反対側の電極から直接充電を行うように動
作する。
【0025】また、X電極群およびY電極群の電圧が立
ち上がる以前に、インバータスイッチによって回収回路
の電源が回収用のリアクトルを通して維持用電源の低圧
側に短絡されるから、回収用のリアクトルに一定の電流
を蓄え、この電流を初期値として充電を行うため、短時
間にて充電を完了する。
【0026】また、インバータスイッチのアーム内に可
飽和のリアクトルを備えており、充電期間中は高インダ
クタンス、放電セルの放電中は低インダクタンスとなる
ように動作する。
【0027】また、維持電圧の立ち上がる際に第6のス
イッチが少なくともオンとオフを2回以上行うよう構成
されている。
【0028】また、維持電圧の立ち上がる途中で、イン
ダクタンス値が2段階に切換えられるよう制御される。
【0029】以下、この発明をその実施の形態を示す図
面に基づいて具体的に説明する。 実施の形態1.図1は本発明の実施の形態1におけるプ
ラズマディスプレイ装置の回路構成図である。図におい
て、パネル部は維持期間中を等価的に表現しており、選
択用ドライバ15(図23)内の論理状態はすべて同
一、および書き込み用ドライバ13(図23)内の論理
状態はすべて同一であり、共通な点として現した。ま
た、放電パネル14(図23)は、特に無効電力に注目
するため、静電容量Cxy18、W−X間静電容量16、
W−Y間静電容量17とにより表現した。25は書き込
み用ドライバ13と書き込み用電源6との間に設けられ
た書き込み電源スイッチである。書き込み電源スイッチ
25は、インバータスイッチ8および回収回路24によ
り、X電極群1とY電極群2に矩形交流を印加する期間
中には、オフ状態とされている。それにより、書き込み
用ドライバ13の出力Wout はフローチング状態となる
ため、電位はW−X間静電容量16とW−Y間静電容量
17との大きさとの分圧によって、決定されることにな
る。図24のような構成の場合には、W−X間静電容量
16とW−Y間静電容量17とは、同じ容量値を有する
から、Wout の電位は、0〜Vo/2まで変化する。こ
のときW−X間静電容量16およびW−Y間静電容量1
7に流れる変位電流は、書き込み電源スイッチ25が非
導通状態であるため、書き込み用ドライバの抵抗群19
を通過しない。そのため、書き込み用ドライバ13の損
失が維持放電期間中に発生せず、プラズマディスプレイ
装置全体としての効率が向上できる。なお、回収回路2
4の構成は図1に示した構成に限定されることなく、静
電容量Cxy18、W−X間静電容量16、W−Y間静電
容量17の電力を回収再利用する装置に対して広く適用
できる。
【0030】実施の形態2.図2は本発明の実施の形態
2であるプラズマディスプレイ装置の回路構成を示す図
である。図において、26は電圧反転用のスイッチであ
る。図3は本発明の実施の形態2であるプラズマディス
プレイ装置の動作チャ−ト図である。図において、時刻
to にてインバータスイッチ8を全て非導通とし、電圧
反転用のスイッチ26a,26b共に同時に導通する
と、静電容量Cxy18およびW−X間静電容量16、W
−Y間静電容量17の電圧は、X電極群1およびY電極
群2側の2つの回収用のリアクトル9を通って、共振電
流を流す。回収用のリアクトル9のインダクタンス値の
2倍の値と各静電容量値から求められる共振周期が経過
すると、電圧は反転し、そのとき電流は略ゼロとなる。
このとき、電圧反転用のスイッチ26を非導通とし、逆
にインバータスイッチ8c,dを導通することにより、
一連の動作が完了する。すなわち、単純に回収用のリア
クトル9を用いて静電容量Cxy18、W−Y間静電容量
17、W−X間静電容量16の電圧を反転することによ
り、維持放電期間中の無効電力が再利用できる。従来の
構成と比べて回収用コンデンサ12a,bが不要であ
り、低コスト化が可能となる。
【0031】図4は電圧反転用のスイッチ26を維持用
電源7の高圧側に設けたものでありり、前述と全く同じ
効果を奏する。また、本発明の実施の形態1と組み合わ
せ、書き込み電源スイッチ25を設け、同様に維持期間
中には非導通とすることにより、より効率よく電圧を反
転することができる。
【0032】実施の形態3 本発明の実施の形態3におけるプラズマディスプレイ装
置の回路構成を示す図である。図において、27は反転
用ダイオードである。次に動作について説明する。時刻
to において、インバータスイッチ8a,bを全て非導
通とし、次にインバータスイッチ8cを導通すると、静
電容量Cxy18、W−X間静電容量16、W−Y間静電
容量17の電圧は、回収用のリアクトル9、反転用ダイ
オード27a、インバータスイッチ8cを通って、先の
説明のように反転する。回収用のリアクトル9のインダ
クタンス値と各静電容量値から求められる共振周期が経
過すると、電圧は反転し、そのとき電流は略ゼロとな
る。このとき、インバータスイッチ8dをさらに導通す
ることにより、一連の動作が完了する。すなわち、単純
に回収用のリアクトル9を用いて静電容量Cxy18、W
−Y間静電容量17、W−X間静電容量16の電圧を反
転することにより、維持放電期間中の無効電力が再利用
できる。従来の構成と比べて回収用コンデンサ12a,
bが不要であり、また、単にダイオード27を追加する
だけでよいから低コスト化が可能となる。
【0033】図6は本発明の実施の形態3であるプラズ
マディスプレイ装置の他の回路構成を示す図である。反
転用ダイオード27は維持用電源7の低圧端子側に接続
されている。28は書き込み用ドライバ13のコモン端
子と維持用電源7の低圧側端子間に挿入されたコモンス
イッチである。例えば、コモンスイッチ28が従来のよ
うにない場合、反転用ダイオード27が維持用電源7の
低圧側端子に接続された本構成の場合、静電容量Cxy1
8、W−X間静電容量16、W−Y間静電容量17の電
圧を、例えばインバータスイッチ8bと回収用のリアク
トル9、反転用ダイオード27aとのループで反転し
ようとすると、W−Y間静電容量17の電圧が、インバ
ータスイッチ8b、寄生ダイオード群20とのループ
で瞬時に消滅してしまうため、結果的にW−Y間静電容
量17の電力は再利用できなくなる。従って、本発明の
ようにコモンスイッチ28を設け、維持放電期間中に、
コモンスイッチ28を非導通状態にしておくことによ
り、ループがなくなり、効率良く電力を反転すること
ができる。なお、コモンスイッチ28はダイオードで構
成してもよい。その場合、ダイオードはループの電流
を阻止する方向に挿入する。また、本発明の実施の形態
1と組み合わせ、書き込み電源スイッチ25を設け、同
様に維持期間中には非導通とすることにより、より効率
よく電圧を反転することができる。
【0034】実施の形態4.図7、図8は、本発明の実
施の形態4であるプラズマディスプレイ装置の回路構成
を示す図である。図において、29は充電切り替え用ス
イッチである。次に第1の動作について説明する。図9
に動作チャートを示した。時刻to にて電圧反転用のス
イッチ26a,bを同時に導通すると、回収用のリアク
トル9aの2倍のインダクタンス値と各静電容量値にて
決まる周期で、電流が流れる。時刻t1 にてX電極群1
とY電極群2間電圧vpが略ゼロとなると、電圧反転用
のスイッチ26aを非導通とし、同時に充電切り替え用
スイッチ29aを導通すると、回収用のリアクトル9a
の電流は、充電切り替え用スイッチ29aを通り、静電
容量Cxy18、W−X間静電容量16、W−Y間静電容
量17を直接充電し始める。このとき、静電容量Cxy1
8、W−X間静電容量16、W−Y間静電容量17から
みると、回収用のリアクトル9aと9bとが並列に接続
されているように見えるから、回収用のリアクトル9の
1/2のインダクタンス値と各静電容量値から決まる速
度で充電が行われる。すなわち、to からt1 までの期
間はt1 〜t2 までの期間に対し、インダクタンス値が
4倍、従って周期として約2倍大きくなる。この結果、
X電極群1およびY電極群2の電圧が立ち下がりは遅
く、立ち上がりは速くすることでき、立ち下がり時に流
れる電流実効値が低下し、より高い電圧まで反転しやす
くなる。その結果、維持用電源7から供給すべき、電流
が低下し、プラズマディスプレイ装置の効率が増加す
る。図9のチャートでは、回収用のリアクトル9の電流
が略ゼロとなる点において、充電切り替え用スイッチ2
9に切り替えたが、図10のチャートにあるように、放
電セル21が決して放電しない電圧Vdまでならゆっく
り充電しても、特に放電遅れ時間には影響を与えないた
め、電圧がある一定の値まで立ち上がってから充電切り
替え用スイッチ29を切り替えてもよい。そうすれば、
より電流実効値が低下し、より高い電圧まで反転しやす
くなる。その結果、維持用電源7から供給すべき、電流
がより低下し、プラズマディスプレイ装置の効率がより
増加する。
【0035】次に、第2の動作について説明する。図1
1は本発明の実施の形態4であるプラズマディスプレイ
装置の動作チャート図である。時刻to に電圧反転用の
スイッチ26とインバータスイッチ8bが導通すると、
静電容量Cxy18、W−X間静電容量16、W−Y間静
電容量17の電圧エネルギーは、回収用のリアクトル9
aを通り電流が増加し、やがて時刻t1 に、Vpが略ゼ
ロとなる。時刻t1 に、充電切り替え用スイッチ29a
および8dを導通すると、回収用のリアクトル9aに蓄
えられた電流エネルギーは、静電容量Cxy18、W−X
間静電容量16、W−Y間静電容量17を充電するよう
に、Vpが逆極性に充電される。インバータスイッチ8
dが導通しているため、ポイントPxの電位がゼロとな
り、寄生ダイオード群20が導通することはない。時刻
t2 にてインバータスイッチ8c,dが導通し、時刻t
3 以降は同様の動作を繰り返す。このように、充電経路
を切換えることによって、寄生ダイオード群20の導通
がなくなり、効率のよい回収回路が構成できる。
【0036】図11は本発明の実施の形態4であるプラ
ズマディスプレイ装置の他の動作チャート図であり、例
えば時刻to 以前の時刻tx に充電切り替え用スイッチ
29aを導通しておくと、維持用電源7、回収用のリア
クトル9a、充電切り替え用スイッチ29a、インバー
タスイッチ8bを通り、電流が流れ、回収用のリアクト
ル9aに電流エネルギーが蓄えられる。その結果、その
エネルギーが静電容量Cxy18、W−X間静電容量1
6、W−Y間静電容量17のエネルギーに加算されて、
反転されるから、最終的に反転する電圧がより高くな
る。その結果、維持用電源7から時刻t2 に流れ込む電
流が低下し、時刻tx 〜t1 からの電流とトータルの実
効値が低下するため、トータル的に維持用電源7から供
給する電流が低下する。その結果、プラズマディスプレ
イ装置の効率がより向上する。また、本発明の実施の形
態1と組み合わせ、書き込み電源スイッチ25を設け、
同様に維持期間中には非導通とすることにより、より効
率よく電圧を反転することができる。
【0037】実施の形態5 図13は本発明の実施の形態5であるプラズマディスプ
レイ装置の回路構成を示す図、図13は本発明の実施の
形態5であるプラズマディスプレイ装置の動作チャート
図である。図において、30a,bは互いに磁束結合を
有するリアクトルである。時刻toにて、電圧反転用の
スイッチ26aとインバータスイッチ8bとを導通する
と静電容量Cxy18、W−X間静電容量16、W−Y間
静電容量17の電圧は、磁束結合を有するリアクトル3
0aを通して、共振電流を流し始める。時刻、t1にて
電圧反転用のスイッチ26aとインバータスイッチ8b
とを非導通とし、逆に電圧反転用のスイッチ26bとイ
ンバータスイッチ8dとを導通すると、磁束結合を有す
るリアクトル30aに蓄えられた電流エネルギーは、磁
束結合を介して、磁束結合を有するリアクトル30bに
移行し、静電容量Cxy18、W−X間静電容量16、W
−Y間静電容量17を充電する。このような構成によっ
て、X電極群1の取り出し点xおよびY電極群2の取り
出し点yの電位を、負にすることなく電圧を効率よく反
転することができる。その結果、寄生ダイオード群20
が導通せず効率よい回収回路が構成できる。また、本発
明の実施の形態1と組み合わせ、書き込み電源スイッチ
25を設け、同様に維持期間中には非導通とすることに
より、より効率よく電圧を反転することができる。
【0038】実施の形態6 図15は本発明の実施の形態6であるプラズマディスプ
レイ装置の動作チャートを示す図である。構成は図1の
構成と同様である。時刻ty にて、回収用スイッチ11
dおよびインバータスイッチ8bを導通すると回収用コ
ンデンサ12bから、回収用ダイオード10d、回収用
のリアクトル9b、インバータスイッチ8bを通して電
流が流れ、回収用のリアクトル9bに電流エネルギーが
蓄えられる。時刻tzにて、インバータスイッチ8bを
非導通とし、インバータスイッチ8dを導通すると、回
収用のリアクトル9bに蓄えられた電流エネルギーが加
算されて、回収用コンデンサ12bから電圧が充電され
るため、急速に充電が行われる。その結果、同じインダ
クタンス値の回収用のリアクトル9aと9bとを有しな
がら、回収時より充電時の電圧変化速度を上げることが
できる。その結果、回収用のリアクトル9a,bを大き
く設定することができ、回収時の電流実効値が低減し損
失が低下する。その結果、プラズマディスプレイ装置の
効率が向上する。本構成では、先の問題点1に示したよ
うな部品点数の増加はない。また、本発明の実施の形態
1と組み合わせ、書き込み電源スイッチ25を設け、同
様に維持期間中には非導通とすることにより、より効率
よく電圧を反転することができる。
【0039】本発明の実施の形態6において、時刻ty
は、時刻t1 の後に設定されているが、t1 以前に設定
すれば、回収と充電との間の休止期間をなくすことがで
き、時間の利用効率を上げることができる。
【0040】実施の形態7 図16は本発明の実施の形態7であるプラズマディスプ
レイ装置の回路構成を示す図、図17は本発明の実施の
形態7であるプラズマディスプレイ装置の動作チャート
図である。図において、31はインバータアーム内に設
けられた可飽和リアクトル31である。時刻to にて、
インバータスイッチ8b,dが導通すると非飽和領域に
ある可飽和リアクトル31a,bを通って、静電容量C
xy18、W−X間静電容量16、W−Y間静電容量17
が反転する。そのとき、可飽和リアクトル31は非飽和
状態であるから、インダクタンス値の大きい値を有す
る。次に、時刻tαにて可飽和リアクトル31が飽和
し、インバータスイッチ8c,dが導通する。このと
き、可飽和リアクトル31は飽和状態にあるため、イン
バータスイッチ8の出力インピーダンスは極めて低くな
り、先に示したような、放電セル21が放電した場合の
電圧低下の問題も生じない。電圧が反転する時間は決ま
っており、反転時間内に可飽和リアクトル31に印加さ
れる電圧時間積によって、磁束が飽和するように、可飽
和リアクトル31に用いる磁性寸法、巻き数を決定す
る。本発明の実施の形態により、回収回路24を特別に
設置することなく、静電容量Cxy18、W−X間静電容
量16、W−Y間静電容量17の電圧エネルギーを再び
利用できるため、部品点数の大幅削減が可能であり、プ
ラズマディスプレイ装置の低コスト化ができる。また、
本発明の実施の形態1と組み合わせ、書き込み電源スイ
ッチ25を設け、同様に維持期間中には非導通とするこ
とにより、より効率よく電圧を反転することができる。
【0041】実施の形態8.図18は本発明の実施の形
態10であるプラズマディスプレイ装置の回路構成を示
す図である。図において、90a、90bは還流ダイオ
ードである。図19は本発明の実施の形態10であるプ
ラズマディスプレイ装置の動作チャート図である。時刻
t1 に回収用スイッチ11aとインバータスイッチ8b
とが導通し、静電容量Cxy18、W−X間静電容量1
6、W−Y間静電容量17に電圧を充電し始め、電流が
増加する。時刻t2に、回収用スイッチ11aをオフと
しインバータスイッチ8bのオンを継続すると、還流ダ
イオード90aが導通し、電流が還流しやがてゼロとな
る。再び、t3に回収用スイッチ11aとインバータス
イッチ8bとが導通すると、再び、電流が増加し、静電
容量Cxy18、W−X間静電容量16、W−Y間静電容
量17をt4にて最大値まで充電する。時刻t4にて、
インバータスイッチ8aと8bとを導通すると、所定の
電圧が得られる。時刻t7〜t10についても同様の動
作をする。このような動作により、t1 〜t4 までの電
流が2段階となり、電流の最大値が下がり、結果的に電
流の実効値が低下する。それにより、回路の損失が低下
し、効率のより回収回路を実現できる。もちろん、t1
〜t4 までのスイッチのオンオフの回数はそれぞれ2回
に限定する必要はなく、それ以上であればより効率が上
がる。
【0042】実施の形態9 図20は本発明の実施の形態9であるプラズマディスプ
レイ装置の回路構成を示す図である。図において、91
は2段階充電スイッチ、92は2段階リアクトル、93
は2段階充電ダイオードである。図21は本発明の実施
の形態9であるプラズマディスプレイ装置の動作チャー
ト図である。時刻t1 に、回収用スイッチ11aとイン
バータスイッチ8bとが導通し、緩やかに静電容量Cxy
18、W−X間静電容量16、W−Y間静電容量17を
充電し始める。Vpの電圧が電圧Vdに達すると2段階
充電スイッチ91aを導通すると、充電が2段階リアク
トル92aと回収用のリアクトル9aとの並列にて行わ
れるようになるため、充電速度が速くなる。すなわち、
Vpの電圧は、Vdまではゆっくり立ち上がり、それ以
降は速く立ち上がり、さらにt3 以降は瞬時に立ち上が
る。このように、セル内で確実に放電が生じないような
低い電圧Vd以下では、ゆっくり電圧を立ち上げること
により、その領域の電流実効値が低下し、回路の損失が
少なくなり、効率のよい回収回路を形成することができ
る。時刻t6 〜t8 についても同様の動作をする。
【0043】本発明によれば、従来の実施の形態におい
て維持放電期間中に書き込み用ドライバ13によって、
書き込み用電源6に書き込み用電極群3がプルアップさ
れているが、書き込み用電源6は他の電圧値を有する電
源でも構わない。
【0044】本発明によれば、インバータスイッチ8は
フルブリッジ型の構成となっているが、他のハーフブリ
ッジなど、矩形交流を発生するものであれば、どのよう
なものであってもよい。
【0045】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に示すような効果を奏する。
【0046】維持放電期間においてW−X間静電容量お
よびW−Y間静電容量に流れる変位電流が、書き込み電
源スイッチが非導通状態であるため、書き込み用ドライ
バの抵抗群を通過しない。そのため、書き込み用ドライ
バの損失が維持放電期間中に発生せず、プラズマディス
プレイ装置全体としての効率が向上できる。
【0047】また、単純に回収用のリアクトルを用いて
静電容量Cxy、W−Y間静電容量、W−X間静電容量の
電圧を反転することにより、維持放電期間中の無効電力
が再利用できる。従来の構成と比べて回収用コンデンサ
が不要であり、低コスト化が可能となる。
【0048】また、従来の構成と比べて回収用コンデン
サが不要であり、加えて、単にダイオードを追加するだ
けでよいから低コスト化が可能となる。
【0049】また、電圧の立ち下がりは遅く、立ち上が
りは速くすることでき、立ち下がり時に流れる電流実効
値が低下し、より高い電圧まで反転しやすくなる。その
結果、維持用電源から供給すべき、電流が低下し、プラ
ズマディスプレイ装置の効率が増加する。
【0050】また、X電極群1の取り出し点xおよびY
電極群2の取り出し点yの電位を、負にすることなく電
圧を効率よく反転することができる。その結果、部品の
選定が楽になりコスト低減が図れる。
【0051】また、同じインダクタンス値の回収用のリ
アクトルととを有しながら、回収時より充電時の電圧変
化速度を上げることができる。その結果、回収用のリア
クトルを大きく設定することができ、回収時の電流実効
値が低減し損失が低下する。その結果、プラズマディス
プレイ装置の効率が向上する。
【0052】また、回収回路を特別に設置することな
く、静電容量Cxy、W−X間静電容量、W−Y間静電容
量の電圧エネルギーを再び利用できるため、部品点数の
大幅削減が可能であり、プラズマディスプレイ装置の低
コスト化ができる。
【0053】また、回収回路の充電時の電流実効値を下
げることができるため、回路損失が低下し、効率の高い
回収回路を構成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1であるプラズマディス
プレイ装置の回路構成を示す図である。
【図2】 本発明の実施の形態2であるプラズマディス
プレイ装置の回路構成を示す図である。
【図3】 本発明の実施の形態2であるプラズマディス
プレイ装置の動作チャート図である。
【図4】 本発明の実施の形態2であるプラズマディス
プレイ装置の他の回路構成を示す図である。
【図5】 本発明の実施の形態3であるプラズマディス
プレイ装置の回路構成を示す図である。
【図6】 本発明の実施の形態3であるプラズマディス
プレイ装置の他の回路構成を示す図である。
【図7】 本発明の実施の形態4であるプラズマディス
プレイ装置の回路構成を示す図である。
【図8】 本発明の実施の形態4であるプラズマディス
プレイ装置の回路構成を示す図である。
【図9】 本発明の実施の形態4であるプラズマディス
プレイ装置の動作チャート図である。
【図10】 本発明の実施の形態4であるプラズマディ
スプレイ装置の動作チャート図である。
【図11】 本発明の実施の形態4であるプラズマディ
スプレイ装置の動作チャート図である。
【図12】 本発明の実施の形態4であるプラズマディ
スプレイ装置の他の動作チャート図である。
【図13】 本発明の実施の形態5であるプラズマディ
スプレイ装置の回路構成を示す図である。
【図14】 本発明の実施の形態5であるプラズマディ
スプレイ装置の動作チャート図である。
【図15】 本発明の実施の形態6であるプラズマディ
スプレイ装置の動作チャート図である。
【図16】 本発明の実施の形態7であるプラズマディ
スプレイ装置の回路構成を示す図である。
【図17】 本発明の実施の形態7であるプラズマディ
スプレイ装置の動作チャート図である。
【図18】 本発明の実施の形態8であるプラズマディ
スプレイ装置の回路構成を示す図である。
【図19】 本発明の実施の形態8であるプラズマディ
スプレイ装置の動作チャート図である。
【図20】 本発明の実施の形態9であるプラズマディ
スプレイ装置の回路構成を示す図である。
【図21】 本発明の実施の形態9であるプラズマディ
スプレイ装置の動作チャート図である。
【図22】 従来の交流駆動型プラズマディスプレイ装
置の構成を簡略化して示した図である。
【図23】 従来の交流駆動型プラズマディスプレイ装
置の構成を簡略化して示した図である。
【図24】 従来の交流駆動型プラズマディスプレイ装
置の構成を簡略化して示した図である。
【図25】 従来の交流駆動型プラズマディスプレイ装
置の維持放電期間中の回路構成図である。
【図26】 従来の交流駆動型プラズマディスプレイ装
置の動作チャート図である。
【符号の説明】
1 X電極群、2 Y電極群、3 書き込み用電極群、
4 選択用ドライバ、6 書き込み用電源、7 維持用
電源、8 インバータスイッチ、9 回収用のリアクト
ル、10 回収用ダイオード、11 回収用スイッチ、
12 回収用コンデンサ、13 書き込み用ドライバ、
14 放電パネル、15 選択用ドライバ、16 W−
X間静電容量、17 W−Y間静電容量、18 静電容
量Cxy、19 X電極群1およびY電極群2の抵抗成
分、20 寄生ダイオード群、21放電セル、22 誘
電体、23 蛍光体、24 回収回路、25 書き込み
電源スイッチ、26 電圧反転用のスイッチ、27 反
転用ダイオード、28 コモンスイッチ、29 充電切
り替え用スイッチ、30 磁束結合を有するリアクト
ル、31 可飽和リアクトル、90 還流ダイオード、
91 2段階充電スイッチ、92 2段階リアクトル、
93 2段階充電ダイオード。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 誘電体で覆われたX電極群(走査電極
    群)及びY電極群(維持電極群)と、上記X電極群及び
    Y電極群の電極群と直行する方向に設けられた書き込み
    用電極群とを各セルに備え、維持用直流電源の電圧を上
    記X電極群およびY電極群群の電極を上記直流電源の高
    圧側端子と低圧側端子とに交互に接続するための維持駆
    動回路とを備え、上記維持駆動回路の正・負の電圧の立
    ち上がり時および立ち下がり時のみに動作し電圧の立ち
    上がりおよび立ち下がりを緩やかにする電力回収回路を
    備え、書き込み用電極群に所定の電圧を供給する書き込
    みドライバICと書き込み用電源を備えたプラズマディ
    スプレイにおいて、上記の書き込みドライバICと上記
    書き込み用電源との間に第1のスイッチを備えたことを
    特徴とするプラズマディスプレイ装置。
  2. 【請求項2】 誘電体で覆われたX電極群及びY電極群
    と、上記X電極群及びY電極群の電極と直行する方向に
    設けられた書き込み用電極群とを各セルに備え、維持用
    直流電源の電圧を上記X電極群およびY電極群の電極を
    上記直流電源の高圧側端子と低圧側端子とに交互に接続
    するための維持駆動回路とを備え、書き込み用電極に所
    定の電圧を供給する書き込みドライバICと書き込み用
    電源を備えたプラズマディスプレイにおいて、上記維持
    駆動回路の正・負の電圧の立ち上がり時および立ち下が
    り時のみに動作し、電圧の立ち下がりおよび立ち下がり
    を緩やかにする電力回収回路を備え、上記電力回収回路
    は、上記X電極群およびY電極群にそれぞれリアクトル
    と第2のスイッチとを直列に接続し、上記第2のスイッ
    チの他端は、上記維持用直流電源のいずれか一方の端子
    に接続されることを特徴とするプラズマディスプレイ装
    置。
  3. 【請求項3】 上記のスイッチはダイオードで構成さ
    れ、書き込みドライバICのコモン端子は、少なくとも
    1つ以上の第3のスイッチに接続され、上記維持駆動回
    路の動作中に上記第3のスイッチがオフ状態となること
    を特徴とする請求項2記載のプラズマディスプレイ装
    置。
  4. 【請求項4】 上記のリアクトルの一端はそれぞれ、第
    4のスイッチに接続され、上記第4のスイッチの他端
    は、上記それそれの第4のスイッチが接続されていない
    側の上記X電極群およびY電極群に接続されていること
    を特徴とする請求項2記載のプラズマディスプレイ装
    置。
  5. 【請求項5】 上記リアクトルは、それぞれ磁束結合を
    有することを特徴とする請求項2記載のプラズマディス
    プレイ装置。
  6. 【請求項6】 誘電体で覆われたX電極及びY電極と、
    上記X電極及びY電極の電極と直行する方向に設けられ
    た書き込み用電極とを各セルに備え、維持用直流電源の
    電圧を上記X電極およびY電極群の電極を上記直流電源
    の高圧側端子と低圧側端子とに交互に接続するための維
    持駆動回路とを備え、書き込み用電極に所定の電圧を供
    給する書き込みドライバICと書き込み用電源を備えた
    プラズマディスプレイにおいて、上記正・負の電圧の立
    ち上がり時および立ち下がり時のみに動作し、電圧の立
    ち上がりおよび立ち下がりを緩やかにする電力回収回路
    を備え、上記回収回路は第6のスイッチとリアクトルお
    よび一方が上記電源の低圧端子に接続されたコンデンサ
    により構成され、上記電圧の立ち上がる以前に第6のス
    イッチの一方が導通すると共に、上記の第6のスイッチ
    にリアクトルを通して接続された上記の第1もしくは第
    2の電極が維持駆動回路によって上記高圧電源の低圧側
    に接続されており、上記リアクトルに流れる電流が一定
    値に達したとき、上記1対の第1のスイッチの一方が非
    導通となることを特徴とするプラズマディスプレイ装
    置。
  7. 【請求項7】 誘電体で覆われた第1及び第2の電極
    と、上記第1及び第2の電極と直交する方向に設けられ
    た第3の電極とを各セルに備え、直流電源の電圧を上記
    第1および第2の電極間に交互に正・負極性で印加する
    ためのインバータ駆動回路とを備えたプラズマディスプ
    レイにおいて、上記インバータのアーム内に可飽和のリ
    アクトルを備えたことを特徴とするプラズマディスプレ
    イ装置。
  8. 【請求項8】 上記維持駆動回路の立ち下がり時に上記
    第2のスイッチのそれぞれが導通し、ある一定期間経過
    後に、上記第2のスイッチの一方をオフし、上記維持駆
    動回路によって上記X電極群およびY電極群の一方を上
    記高圧電源の一方の端子に接続され、上記第4のスイッ
    チの一方を導通とすることを特徴とする請求項4記載の
    プラズマディスプレイ装置。
  9. 【請求項9】 上記維持駆動回路の立ち下がり時に上記
    第2のスイッチの一方が導通し、上記維持駆動回路によ
    って上記X電極群およびY電極群の一方を上記高圧電源
    の一方の端子に接続し、上記X電極群およびY電極群の
    両端の電圧が略ゼロとなった時刻において、上記第2の
    スイッチをオフし、上記第4のスイッチの一方を導通と
    することを特徴とする請項4記載のプラズマディスプレ
    イ装置。
  10. 【請求項10】 誘電体で覆われたX電極及びY電極
    と、上記X電極及びY電極の電極と直行する方向に設け
    られた書き込み用電極とを各セルに備え、維持用直流電
    源の電圧を上記X電極およびY電極群の電極を上記直流
    電源の高圧側端子と低圧側端子とに交互に接続するため
    の維持駆動回路とを備え、書き込み用電極に所定の電圧
    を供給する書き込みドライバICと書き込み用電源を備
    えたプラズマディスプレイにおいて、上記正・負の電圧
    の立ち上がり時および立ち下がり時のみに動作し、電圧
    の立ち上がりおよび立ち下がりを緩やかにする電力回収
    回路を備え、上記回収回路は第6のスイッチとリアクト
    ルおよび一方が上記電源の低圧端子に接続されたコンデ
    ンサにより構成され、上記電圧の立ち上がる際に第6の
    スイッチが少なくともオンとオフを2回以上行うことを
    特徴とするプラズマディスプレイ装置。
  11. 【請求項11】 誘電体で覆われたX電極及びY電極
    と、上記X電極及びY電極の電極と直行する方向に設け
    られた書き込み用電極とを各セルに備え、維持用直流電
    源の電圧を上記X電極およびY電極群の電極を上記直流
    電源の高圧側端子と低圧側端子とに交互に接続するため
    の維持駆動回路とを備え、書き込み用電極に所定の電圧
    を供給する書き込みドライバICと書き込み用電源を備
    えたプラズマディスプレイにおいて、上記正・負の電圧
    の立ち上がり時および立ち下がり時のみに動作し、電圧
    の立ち上がりおよび立ち下がりを緩やかにする電力回収
    回路を備え、上記回収回路は少なくとも2個以上のリア
    クトルおよび一方が上記電源の低圧端子に接続されたコ
    ンデンサにより構成され、上記電圧の立ち上がる途中
    で、インダクタンス値が2段階に切換えられるよう制御
    されることを特徴とするプラズマディスプレイ装置。
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