JPH10149461A - 自動改札機などの昇降装置およびそれに適するバネ装置 - Google Patents
自動改札機などの昇降装置およびそれに適するバネ装置Info
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- JPH10149461A JPH10149461A JP8321058A JP32105896A JPH10149461A JP H10149461 A JPH10149461 A JP H10149461A JP 8321058 A JP8321058 A JP 8321058A JP 32105896 A JP32105896 A JP 32105896A JP H10149461 A JPH10149461 A JP H10149461A
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- spring
- arm
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 自動改札機のカードハンドラーのユニットの
昇降駆動に適するように、スペースをとらず、モータの
容量も少なくて済み、設計の自由度が高い電動式の昇降
装置を提供する。 【解決手段】 自動改札機の本体2内に上下方向に移動
自在に設けられたユニット4を上昇させる付勢力を備え
たバネ装置Bと、ユニット4の底部にその端部が連結さ
れ、下方向に延びている引きケーブルCと、その引きケ
ーブルCを巻き取り・送り出すモータ駆動のケーブル駆
動機構と、ユニット4をその下降端でロックする手段と
からなり、前記バネ装置Bが、それぞれの基端がユニッ
ト4および本体2に回動自在に取りつけられると共に自
由端同士が回動自在に連結された一対のレバー12、1
5と、それぞれのレバ−の自由端の延長部と相手側のレ
バーの基端側との間に掛け渡された引っ張りバネ22と
からなる昇降装置A。
昇降駆動に適するように、スペースをとらず、モータの
容量も少なくて済み、設計の自由度が高い電動式の昇降
装置を提供する。 【解決手段】 自動改札機の本体2内に上下方向に移動
自在に設けられたユニット4を上昇させる付勢力を備え
たバネ装置Bと、ユニット4の底部にその端部が連結さ
れ、下方向に延びている引きケーブルCと、その引きケ
ーブルCを巻き取り・送り出すモータ駆動のケーブル駆
動機構と、ユニット4をその下降端でロックする手段と
からなり、前記バネ装置Bが、それぞれの基端がユニッ
ト4および本体2に回動自在に取りつけられると共に自
由端同士が回動自在に連結された一対のレバー12、1
5と、それぞれのレバ−の自由端の延長部と相手側のレ
バーの基端側との間に掛け渡された引っ張りバネ22と
からなる昇降装置A。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動改札機などにお
ける昇降装置およびそれに適するバネ装置に関する。
ける昇降装置およびそれに適するバネ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的な自動改札機は、本体と、その本
体内に配置したカードハンドラーのユニットとを備えて
いる。そのユニットはメンテナンスを容易にするため、
通常は本体内に昇降自在に設けられ、ユニットを昇降駆
動する昇降装置が本体とユニットの間に収容されてい
る。
体内に配置したカードハンドラーのユニットとを備えて
いる。そのユニットはメンテナンスを容易にするため、
通常は本体内に昇降自在に設けられ、ユニットを昇降駆
動する昇降装置が本体とユニットの間に収容されてい
る。
【0003】従来の昇降装置は、一般的にモータを駆動
源とし、ネジとナットの組み合わせにより回転運動を往
復直進運動に変換している。たとえば特開平3−148
790号公報では、ネジ−ナット型の変換機構をユニッ
トの下方に水平方向に配置すると共に、ナットの水平方
向の運動をユニットの上下運動に変換するレバー機構を
採用している。またこのものは、ネジ軸の前後に逆方向
のネジを設けて一対のナットを同時に逆方向に移動さ
せ、それぞれのナットに設けたレバーにより、ユニット
の前後を同調して昇降させるように工夫している。また
この公報は、モータ駆動に代えて、手動でネジを回転さ
せるハンドルを設けることも開示している。
源とし、ネジとナットの組み合わせにより回転運動を往
復直進運動に変換している。たとえば特開平3−148
790号公報では、ネジ−ナット型の変換機構をユニッ
トの下方に水平方向に配置すると共に、ナットの水平方
向の運動をユニットの上下運動に変換するレバー機構を
採用している。またこのものは、ネジ軸の前後に逆方向
のネジを設けて一対のナットを同時に逆方向に移動さ
せ、それぞれのナットに設けたレバーにより、ユニット
の前後を同調して昇降させるように工夫している。また
この公報は、モータ駆動に代えて、手動でネジを回転さ
せるハンドルを設けることも開示している。
【0004】他方、特開平7−302360号公報は、
ネジとナットの変換機構を利用してピストンを作動する
油圧ポンプを設け、その油圧ポンプで得られた油圧で上
下方向に配置した油圧シリンダを駆動し、ユニットを昇
降させるようにしている。
ネジとナットの変換機構を利用してピストンを作動する
油圧ポンプを設け、その油圧ポンプで得られた油圧で上
下方向に配置した油圧シリンダを駆動し、ユニットを昇
降させるようにしている。
【0005】特開平3−160589号公報は、ユニッ
トの重量をガススプリングなどのバランス手段で軽減
し、手動操作でユニットを引き上げるものを提案してい
る。このものは複数本のガススプリングを上下方向に配
置し、ユニットがそのメンテナンス中に自然に降下して
こないように、ユニットを上昇端でロックするロック手
段を設けている。
トの重量をガススプリングなどのバランス手段で軽減
し、手動操作でユニットを引き上げるものを提案してい
る。このものは複数本のガススプリングを上下方向に配
置し、ユニットがそのメンテナンス中に自然に降下して
こないように、ユニットを上昇端でロックするロック手
段を設けている。
【0006】さらに特開平8−77399号公報では、
ガススプリングの基端を昇降ストロークの中間部に回動
自在に設け、先端をユニットに回動自在に取り付けてい
る。このものはガススプリングの上向きの分力でバラン
ス力を与えると共に、下降端近辺では下向きの分力によ
りロック作用を行わせている。
ガススプリングの基端を昇降ストロークの中間部に回動
自在に設け、先端をユニットに回動自在に取り付けてい
る。このものはガススプリングの上向きの分力でバラン
ス力を与えると共に、下降端近辺では下向きの分力によ
りロック作用を行わせている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のモータ駆動によ
る昇降装置(特開平3−148790号)は、ユニット
の下降時にはそれほどスペースをとらず、上昇時にのみ
スペースをとるので、自動改札機にとって都合がよい。
しかしユニットの重量が70〜80kgもあるので、モー
タの容量が大きくなり、別個の電源回路が必要である。
さらに減速機も含めるとかなりスペースをとる。またネ
ジ・ナット型の回転・直進変換機構やレバータイプの水
平・垂直変換機構は部品点数が多く、組立作業が煩雑で
ある。さらにリンク機構で駆動方向を変換しているの
で、設計の自由度が低く、自動改札機が大きくなりがち
である。
る昇降装置(特開平3−148790号)は、ユニット
の下降時にはそれほどスペースをとらず、上昇時にのみ
スペースをとるので、自動改札機にとって都合がよい。
しかしユニットの重量が70〜80kgもあるので、モー
タの容量が大きくなり、別個の電源回路が必要である。
さらに減速機も含めるとかなりスペースをとる。またネ
ジ・ナット型の回転・直進変換機構やレバータイプの水
平・垂直変換機構は部品点数が多く、組立作業が煩雑で
ある。さらにリンク機構で駆動方向を変換しているの
で、設計の自由度が低く、自動改札機が大きくなりがち
である。
【0008】前記油圧ポンプを用いて水平動を上下動に
変換するもの(特開平7−302360号)は、モータ
容量が少なくても済む利点があるが、油圧シリンダを上
下方向に設置するので、ユニットの下降時でも相当のス
ペースが必要である。そのため、たとえば自動改札機の
前後方向の寸法が大きくなる。また各油圧シリンダの同
調駆動が難しく、しかも油圧装置の油漏れなどの問題が
ある。
変換するもの(特開平7−302360号)は、モータ
容量が少なくても済む利点があるが、油圧シリンダを上
下方向に設置するので、ユニットの下降時でも相当のス
ペースが必要である。そのため、たとえば自動改札機の
前後方向の寸法が大きくなる。また各油圧シリンダの同
調駆動が難しく、しかも油圧装置の油漏れなどの問題が
ある。
【0009】他方、手動操作により昇降駆動するもの
(特開平3−148790号の一実施形態)は、非常時
の手段としては有効であるとしても、通常の操作として
はユニットの重量が大きいので大変である。また、エア
スプリングをバランス手段として用いるものは(特開平
3−160589号)、操作は楽になる半面、スペース
が大きくとられ、改札機が大きくなる。また長期間の内
にガスが漏れ、寿命が短いという問題がある。この点は
前述のモータ駆動の昇降装置にガススプリングを併設す
る場合も同じである。
(特開平3−148790号の一実施形態)は、非常時
の手段としては有効であるとしても、通常の操作として
はユニットの重量が大きいので大変である。また、エア
スプリングをバランス手段として用いるものは(特開平
3−160589号)、操作は楽になる半面、スペース
が大きくとられ、改札機が大きくなる。また長期間の内
にガスが漏れ、寿命が短いという問題がある。この点は
前述のモータ駆動の昇降装置にガススプリングを併設す
る場合も同じである。
【0010】さらに前記従来のモータ駆動の昇降装置は
いずれも停電などの非常時に手動で操作することができ
ないか、切り替えることができるとしても、厄介な操作
が必要になる。
いずれも停電などの非常時に手動で操作することができ
ないか、切り替えることができるとしても、厄介な操作
が必要になる。
【0011】本発明は、上記の自動改札機などに適する
昇降装置、すなわちユニットなどの対象物の下降時にお
いてもスペースをとらず、しかもモータの容量も少なく
て済み、設計の自由度が高い電動式の昇降装置を提供す
ることを基本的な技術課題としている。本発明はさらに
そのような昇降装置の付勢手段に適する、折り畳み時の
スペースが少なく、付勢力の変化が少なく、エア漏れや
油漏れの心配がないバネ装置を提供することを第2の技
術課題としている。
昇降装置、すなわちユニットなどの対象物の下降時にお
いてもスペースをとらず、しかもモータの容量も少なく
て済み、設計の自由度が高い電動式の昇降装置を提供す
ることを基本的な技術課題としている。本発明はさらに
そのような昇降装置の付勢手段に適する、折り畳み時の
スペースが少なく、付勢力の変化が少なく、エア漏れや
油漏れの心配がないバネ装置を提供することを第2の技
術課題としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の昇降装置は、自
動改札機などの本体内に上下方向に移動自在に設けられ
たユニットなどの対象物を昇降駆動するための装置であ
って、(a)前記対象物をその上下ストロークの全範囲
で上昇させる付勢力を備えた付勢手段と、(b)前記対
象物にその端部が連結されると共に、対象物を下降させ
るために下方向に延びている引きケーブルと、(c)そ
の引きケーブルを巻き取り・送り出すことにより、前記
対象物を昇降させるモータ駆動のケーブル駆動機構とか
らなることを特徴としている。
動改札機などの本体内に上下方向に移動自在に設けられ
たユニットなどの対象物を昇降駆動するための装置であ
って、(a)前記対象物をその上下ストロークの全範囲
で上昇させる付勢力を備えた付勢手段と、(b)前記対
象物にその端部が連結されると共に、対象物を下降させ
るために下方向に延びている引きケーブルと、(c)そ
の引きケーブルを巻き取り・送り出すことにより、前記
対象物を昇降させるモータ駆動のケーブル駆動機構とか
らなることを特徴としている。
【0013】また、前記ケーブル駆動機構を、モータ
と、自己拘束性がない減速機と、引きケーブルを巻きと
るドラムとから構成し、さらに昇降装置に、(d)対象
物をその下降端でロックするためのロック手段を設ける
のが好ましい。その場合、前記モータを制御する回路に
回生ブレーキ回路を設けるのが一層好ましい。
と、自己拘束性がない減速機と、引きケーブルを巻きと
るドラムとから構成し、さらに昇降装置に、(d)対象
物をその下降端でロックするためのロック手段を設ける
のが好ましい。その場合、前記モータを制御する回路に
回生ブレーキ回路を設けるのが一層好ましい。
【0014】本発明のバネ装置は、その基端が第1対象
物に回動自在に取り付けられる第1レバーと、その基端
が第2対象物に回動自在に取り付けられ、その自由端近
辺が第1レバーの自由端近辺に回動自在に連結される第
2レバーと、第1レバーと第2レバーの開き角度を常時
拡げるように付勢するバネとから構成されている。
物に回動自在に取り付けられる第1レバーと、その基端
が第2対象物に回動自在に取り付けられ、その自由端近
辺が第1レバーの自由端近辺に回動自在に連結される第
2レバーと、第1レバーと第2レバーの開き角度を常時
拡げるように付勢するバネとから構成されている。
【0015】このようなバネ装置では、前記第1レバー
および第2レバーのそれぞれの自由端側からアームが突
出し、第1レバーのアームと第2レバーの基端側の間お
よび(または)第2レバーのアームと第1レバーの基端
側の間に、前記開き角度を拡げるバネとして引っ張りバ
ネが張設されているものが好ましい。
および第2レバーのそれぞれの自由端側からアームが突
出し、第1レバーのアームと第2レバーの基端側の間お
よび(または)第2レバーのアームと第1レバーの基端
側の間に、前記開き角度を拡げるバネとして引っ張りバ
ネが張設されているものが好ましい。
【0016】前記第1レバーおよび第2レバーを、自由
端近辺で互いに回動自在に連結されるレバープレート
と、それらのレバープレートにおける基端側およびアー
ムからそれぞれ両方の側方に突出する横棒とから構成す
ると共に、第1レバーの基端側の横棒と第2レバーのア
ームの横棒との間、および第2レバーの基端側の横棒と
第1レバーのアームの横棒との間に、前記開き角度を拡
げるバネとしてそれぞれ引っ張りバネを張設するのが好
ましい。
端近辺で互いに回動自在に連結されるレバープレート
と、それらのレバープレートにおける基端側およびアー
ムからそれぞれ両方の側方に突出する横棒とから構成す
ると共に、第1レバーの基端側の横棒と第2レバーのア
ームの横棒との間、および第2レバーの基端側の横棒と
第1レバーのアームの横棒との間に、前記開き角度を拡
げるバネとしてそれぞれ引っ張りバネを張設するのが好
ましい。
【0017】前記第1レバーおよび第2レバーを、それ
ぞれ間隔をあけて設けられる2枚のレバープレートと、
それらのレバープレートにおける基端側同士およびアー
ム同士を連結する連結棒とから構成すると共に、第1レ
バーの基端側の連結棒と第2レバーのアームの連結棒と
の間、および第2レバーの基端側の連結棒と第1レバー
のアームの連結棒との間にそれぞれ引っ張りバネを張設
するのが好ましい。
ぞれ間隔をあけて設けられる2枚のレバープレートと、
それらのレバープレートにおける基端側同士およびアー
ム同士を連結する連結棒とから構成すると共に、第1レ
バーの基端側の連結棒と第2レバーのアームの連結棒と
の間、および第2レバーの基端側の連結棒と第1レバー
のアームの連結棒との間にそれぞれ引っ張りバネを張設
するのが好ましい。
【0018】前述の昇降装置においては、前記付勢手段
として上記のいずれかのバネ装置を採用するのがさらに
好ましい。
として上記のいずれかのバネ装置を採用するのがさらに
好ましい。
【0019】
【作用】本発明の昇降装置は、基本的に付勢手段で対象
物の重量を負担して上昇させ、比較的柔軟な引きケーブ
ルにより対象物を昇降させる。すなわちモータ駆動のケ
ーブル駆動機構で引きケーブルを巻き取り駆動し、その
引きケーブルの動力伝達作用で、付勢手段の付勢力と対
象物の重量の差の分だけ下向きに力を加え、対象物を下
降させる。したがって引きケーブルに必要とされる動力
が少なくて済み、モータ容量は小さくてよい。また引き
ケーブルは回転運動を直進運動に変換する手段であると
共に、動力伝達手段としても作用する。このように本発
明の昇降装置では引きケーブルを駆動手段として用いて
いるため、本体の内部の設計の自由度が大きく、自動改
札機などを大きくすることなく昇降装置を組み込むこと
ができる。
物の重量を負担して上昇させ、比較的柔軟な引きケーブ
ルにより対象物を昇降させる。すなわちモータ駆動のケ
ーブル駆動機構で引きケーブルを巻き取り駆動し、その
引きケーブルの動力伝達作用で、付勢手段の付勢力と対
象物の重量の差の分だけ下向きに力を加え、対象物を下
降させる。したがって引きケーブルに必要とされる動力
が少なくて済み、モータ容量は小さくてよい。また引き
ケーブルは回転運動を直進運動に変換する手段であると
共に、動力伝達手段としても作用する。このように本発
明の昇降装置では引きケーブルを駆動手段として用いて
いるため、本体の内部の設計の自由度が大きく、自動改
札機などを大きくすることなく昇降装置を組み込むこと
ができる。
【0020】自己拘束性がない減速機を用いるものは、
モータのトルクがなくなると付勢力により対象物が自然
に上昇する。そのため常時はロック手段で下端位置にロ
ックしておき、上昇させる場合にはロックを外すだけで
対象物が自然と上昇する。そのため停電などの場合で
も、簡単に上昇させることができる。さらに引きケーブ
ルは押し方向の力に対して自由に曲がるので、手動でユ
ニットなどの対象物を押し下げる場合に妨げにならな
い。したがって停電などの場合も手動で容易に昇降操作
することができる。
モータのトルクがなくなると付勢力により対象物が自然
に上昇する。そのため常時はロック手段で下端位置にロ
ックしておき、上昇させる場合にはロックを外すだけで
対象物が自然と上昇する。そのため停電などの場合で
も、簡単に上昇させることができる。さらに引きケーブ
ルは押し方向の力に対して自由に曲がるので、手動でユ
ニットなどの対象物を押し下げる場合に妨げにならな
い。したがって停電などの場合も手動で容易に昇降操作
することができる。
【0021】本発明のバネ装置は、レバー同士を折り畳
んだ状態ではコンパクトになり、折り畳んだ状態と拡げ
た状態の間で大きいストロークが得られる。そのため対
象物同士の間の狭いスペースに配置することができる。
んだ状態ではコンパクトになり、折り畳んだ状態と拡げ
た状態の間で大きいストロークが得られる。そのため対
象物同士の間の狭いスペースに配置することができる。
【0022】前記レバー同士を拡げるバネとして引っ張
りバネを採用する場合は、引っ張りバネとレバーとがほ
とんど重なっているので、折り畳んだときにスペースを
とらず、しかも大きい付勢力を得ることができる。また
レバー角度が小さく、レバーの基端側の上下方向の分力
が少ない範囲では、バネが大きく引っ張られているので
バネの張力が大きい。逆にレバー角度が大きく、バネの
張力が少ない範囲では、上下方向の分力が小さい。その
ためストロークの全体にわたって上下方向の付勢力の変
化が少ない。
りバネを採用する場合は、引っ張りバネとレバーとがほ
とんど重なっているので、折り畳んだときにスペースを
とらず、しかも大きい付勢力を得ることができる。また
レバー角度が小さく、レバーの基端側の上下方向の分力
が少ない範囲では、バネが大きく引っ張られているので
バネの張力が大きい。逆にレバー角度が大きく、バネの
張力が少ない範囲では、上下方向の分力が小さい。その
ためストロークの全体にわたって上下方向の付勢力の変
化が少ない。
【0023】第1レバーおよび第2レバーを、自由端近
辺で互いに回動自在に連結されるレバープレートと、そ
れらのレバープレートにおける基端側およびアームから
それぞれ両方の側方に突出する横棒とから構成し、第1
レバーの基端側の横棒と第2レバーのアームの横棒との
間、および第2レバーの基端側の横棒と第1レバーのア
ームの横棒との間にそれぞれ引っ張りバネを張設する場
合は、多数のバネをバランスよく配置することができ、
しかも各部品がシンプルになる。
辺で互いに回動自在に連結されるレバープレートと、そ
れらのレバープレートにおける基端側およびアームから
それぞれ両方の側方に突出する横棒とから構成し、第1
レバーの基端側の横棒と第2レバーのアームの横棒との
間、および第2レバーの基端側の横棒と第1レバーのア
ームの横棒との間にそれぞれ引っ張りバネを張設する場
合は、多数のバネをバランスよく配置することができ、
しかも各部品がシンプルになる。
【0024】第1レバーおよび第2レバーを、2枚のレ
バープレートと、それらのレバープレートにおける基端
側同士およびアーム同士を連結する連結棒とから構成
し、一方のレバーの内側に他方のレバーを配置すると共
に、第1レバーの基端側の連結棒と第2レバーのアーム
の連結棒との間、および第2レバーの基端側の連結棒と
第1レバーのアームの連結棒との間にそれぞれ引っ張り
バネを張設する場合は、幅方向のバランスがとれると共
に、複数本の引っ張りバネでも簡単に取り付けることが
できる。
バープレートと、それらのレバープレートにおける基端
側同士およびアーム同士を連結する連結棒とから構成
し、一方のレバーの内側に他方のレバーを配置すると共
に、第1レバーの基端側の連結棒と第2レバーのアーム
の連結棒との間、および第2レバーの基端側の連結棒と
第1レバーのアームの連結棒との間にそれぞれ引っ張り
バネを張設する場合は、幅方向のバランスがとれると共
に、複数本の引っ張りバネでも簡単に取り付けることが
できる。
【0025】上記のバネ装置を前記昇降装置の付勢手段
として採用する場合は、ガス漏れなどのおそれがなく、
しかも装着スペースが少なくて済む利点がある。
として採用する場合は、ガス漏れなどのおそれがなく、
しかも装着スペースが少なくて済む利点がある。
【0026】
【発明の実施の形態】つぎに図面を参照しながら本発明
の昇降装置およびバネ装置の好ましい実施の形態を説明
する。図1は本発明の昇降装置の一実施形態を示す斜視
図、図2はその昇降装置を備えた自動改札機の概略斜視
図、図3は図1の昇降装置の正面断面図、図4はその昇
降装置の一部断面平面図、図5はその昇降装置の上昇状
態を示す側面図、図6は本発明の昇降装置に関わるケー
ブル駆動機構の一実施形態を示す断面図、図7aはその
ケーブル駆動機構に用いる減速機の一例を示す断面図、
図7bは図7aの矢印VII 方向から見た一部切り欠き正
面図、図8aおよび図8bはそれぞれ本発明の昇降装置
に関わるロック機構の一実施形態を、異なる作用状態に
おいて示す示す断面図、図9は本発明の昇降装置の他の
実施形態を示す斜視図、図10はその昇降装置の動作状
態を示す側面図、図11は図10のXI-XI線断面図、図
12は図10のXII-XII 線断面図、図13は図10のバ
ネ装置の釣り合い状態を説明する側面図である。
の昇降装置およびバネ装置の好ましい実施の形態を説明
する。図1は本発明の昇降装置の一実施形態を示す斜視
図、図2はその昇降装置を備えた自動改札機の概略斜視
図、図3は図1の昇降装置の正面断面図、図4はその昇
降装置の一部断面平面図、図5はその昇降装置の上昇状
態を示す側面図、図6は本発明の昇降装置に関わるケー
ブル駆動機構の一実施形態を示す断面図、図7aはその
ケーブル駆動機構に用いる減速機の一例を示す断面図、
図7bは図7aの矢印VII 方向から見た一部切り欠き正
面図、図8aおよび図8bはそれぞれ本発明の昇降装置
に関わるロック機構の一実施形態を、異なる作用状態に
おいて示す示す断面図、図9は本発明の昇降装置の他の
実施形態を示す斜視図、図10はその昇降装置の動作状
態を示す側面図、図11は図10のXI-XI線断面図、図
12は図10のXII-XII 線断面図、図13は図10のバ
ネ装置の釣り合い状態を説明する側面図である。
【0027】まず図2を参照して本発明の昇降装置を自
動改札機に用いる場合を説明する。自動改札機1は前後
に長く、幅が狭い直方体状の本体2と、その内部空洞3
内に昇降自在に設けられるカードハンドラーのユニット
4とを備えている。このような自動改札機1は、改札口
に設置する自動改札機の台数を多くするために幅を狭く
することが望まれ、使用者が速く通過できるように長さ
も短いほうが好ましい。したがって図2の自動改札機1
では、昇降装置Aはユニット4と本体2の底部の間に収
容し、できるだけ本体2の幅および長さを大きくしない
ようにしている。
動改札機に用いる場合を説明する。自動改札機1は前後
に長く、幅が狭い直方体状の本体2と、その内部空洞3
内に昇降自在に設けられるカードハンドラーのユニット
4とを備えている。このような自動改札機1は、改札口
に設置する自動改札機の台数を多くするために幅を狭く
することが望まれ、使用者が速く通過できるように長さ
も短いほうが好ましい。したがって図2の自動改札機1
では、昇降装置Aはユニット4と本体2の底部の間に収
容し、できるだけ本体2の幅および長さを大きくしない
ようにしている。
【0028】昇降装置Aは大きく分けると、ユニット4
を支持し、上昇させるためのバネ装置Bと、ユニット4
を引き下げるための引きケーブルCと、引きケーブルC
を駆動するケーブル駆動機構Dと、ユニット4をその下
降端において固定するロック機構Eとから構成されてい
る。
を支持し、上昇させるためのバネ装置Bと、ユニット4
を引き下げるための引きケーブルCと、引きケーブルC
を駆動するケーブル駆動機構Dと、ユニット4をその下
降端において固定するロック機構Eとから構成されてい
る。
【0029】図1に示すバネ装置Bは、上側のブラケッ
ト10と、そのブラケット10に対し軸11によって回
動自在に連結される第1レバー12と、下側のブラケッ
ト13と、その下側のブラケット13に軸14によって
回動自在に連結される第2レバー15とを有する。第1
レバー12と第2レバー15の先端から少し離れた部位
同士は、回転軸16によって互いに回転自在に連結され
ている。回転軸16から先端側は、請求項5にいうアー
ムである。上下のブラケット10、13はユニット4の
底部および本体2の内底部に固定される。
ト10と、そのブラケット10に対し軸11によって回
動自在に連結される第1レバー12と、下側のブラケッ
ト13と、その下側のブラケット13に軸14によって
回動自在に連結される第2レバー15とを有する。第1
レバー12と第2レバー15の先端から少し離れた部位
同士は、回転軸16によって互いに回転自在に連結され
ている。回転軸16から先端側は、請求項5にいうアー
ムである。上下のブラケット10、13はユニット4の
底部および本体2の内底部に固定される。
【0030】第1レバー12は左右一対のレバープレー
ト17、17を有しており、レバープレート同士は基端
近辺同士を連結する断面円形の連結棒18、先端同士を
連結する連結棒19、および回転軸16から少し基端側
同士を連結する中間部の連結棒20の3本の棒材によっ
て連結されて四角形の枠状に構成されている。第2レバ
ー15も左右のレバープレート21、21、3本の連結
棒18、19、20から同じく四角形の枠状に構成され
ている。この実施形態では、第2レバー15の一対のレ
バープレート21、21は、第1レバーレバー12のレ
バープレート17、17同士の間隔より狭い間隔にさ
れ、第1レバー12のレバープレート17、17の内側
に配置されている。
ト17、17を有しており、レバープレート同士は基端
近辺同士を連結する断面円形の連結棒18、先端同士を
連結する連結棒19、および回転軸16から少し基端側
同士を連結する中間部の連結棒20の3本の棒材によっ
て連結されて四角形の枠状に構成されている。第2レバ
ー15も左右のレバープレート21、21、3本の連結
棒18、19、20から同じく四角形の枠状に構成され
ている。この実施形態では、第2レバー15の一対のレ
バープレート21、21は、第1レバーレバー12のレ
バープレート17、17同士の間隔より狭い間隔にさ
れ、第1レバー12のレバープレート17、17の内側
に配置されている。
【0031】さらに図3に示すように、第1レバー12
の先端側の連結棒19と第2レバー15の基端側の連結
棒18との間、および第2レバー15の先端側の連結棒
19と第1レバー12の基端側の連結棒18との間に
は、それぞれ複数本の引っ張りコイルバネ22が掛け渡
されている。これらの引っ張りコイルバネ22は、レバ
ー12、15同士を開く方向に付勢し、それにより上下
のブラケット10、13同士を離れるように付勢する。
したがってユニット4は常時上方に付勢されることにな
る。
の先端側の連結棒19と第2レバー15の基端側の連結
棒18との間、および第2レバー15の先端側の連結棒
19と第1レバー12の基端側の連結棒18との間に
は、それぞれ複数本の引っ張りコイルバネ22が掛け渡
されている。これらの引っ張りコイルバネ22は、レバ
ー12、15同士を開く方向に付勢し、それにより上下
のブラケット10、13同士を離れるように付勢する。
したがってユニット4は常時上方に付勢されることにな
る。
【0032】なお図3および図4では、回転軸16の周
囲にパイプ状のスペーサ23が嵌挿され、その周囲にね
じりコイルバネ(リコイルバネ)24のコイル部が装着
されている。ねじりコイルバネ24の両端部は第1レバ
ー12および第2レバー15のそれぞれの中間部の連結
棒20に係止されている。これらのねじりコイルバネ2
4は、前述の引っ張りコイルバネ22に加えてレバー1
2、15同士を開く方向に付勢する。ねじりコイルバネ
24はユニット重量が大きい場合に補助的に設けるが、
通常はとくに必要でない。
囲にパイプ状のスペーサ23が嵌挿され、その周囲にね
じりコイルバネ(リコイルバネ)24のコイル部が装着
されている。ねじりコイルバネ24の両端部は第1レバ
ー12および第2レバー15のそれぞれの中間部の連結
棒20に係止されている。これらのねじりコイルバネ2
4は、前述の引っ張りコイルバネ22に加えてレバー1
2、15同士を開く方向に付勢する。ねじりコイルバネ
24はユニット重量が大きい場合に補助的に設けるが、
通常はとくに必要でない。
【0033】なお上記のバネ装置Bの実施形態では、図
3および図4に示すように、第1レバー12の左右のレ
バープレート17、17の中間部に補助プレート25が
設けられている。同様に第2レバー15の左右のレバー
プレート21、21の中間部に補助プレート26が設け
られている。それらの補助プレート25、26は、各レ
バー12、15の中間部の連結棒20、回転軸16およ
び先端の連結棒19を連結して、引っ張りコイルバネ2
2やねじりコイルバネ24の反力の一部を負担し、枠状
の第1レバー12および第2レバー15の剛性を補強す
るものである。また前記ねじりコイルバネ24はそれら
の補助プレート25、26を境にして左右一対のねじり
コイルバネに分割され、それにより左右レバープレート
に加わるねじり力を相殺する。
3および図4に示すように、第1レバー12の左右のレ
バープレート17、17の中間部に補助プレート25が
設けられている。同様に第2レバー15の左右のレバー
プレート21、21の中間部に補助プレート26が設け
られている。それらの補助プレート25、26は、各レ
バー12、15の中間部の連結棒20、回転軸16およ
び先端の連結棒19を連結して、引っ張りコイルバネ2
2やねじりコイルバネ24の反力の一部を負担し、枠状
の第1レバー12および第2レバー15の剛性を補強す
るものである。また前記ねじりコイルバネ24はそれら
の補助プレート25、26を境にして左右一対のねじり
コイルバネに分割され、それにより左右レバープレート
に加わるねじり力を相殺する。
【0034】前記上側のブラケット10の中央部にはL
型ブラケット28が固定されており、そのL型ブラケッ
ト28に横向きにピン29が設けられている。ピン29
には引きケーブルCの索端金具30が回動自在に連結さ
れ、下方に延びている。下側のブラケット13の中央部
にもL型のブラケット31が固定され、そのL型ブラケ
ット31にプーリ32がピン33によって回転自在に設
けられている。下方に延びた前記引きケーブルCは、そ
のプーリ32に係合され、横方向に方向転換してケーブ
ル駆動機構Dまで延びている。
型ブラケット28が固定されており、そのL型ブラケッ
ト28に横向きにピン29が設けられている。ピン29
には引きケーブルCの索端金具30が回動自在に連結さ
れ、下方に延びている。下側のブラケット13の中央部
にもL型のブラケット31が固定され、そのL型ブラケ
ット31にプーリ32がピン33によって回転自在に設
けられている。下方に延びた前記引きケーブルCは、そ
のプーリ32に係合され、横方向に方向転換してケーブ
ル駆動機構Dまで延びている。
【0035】なお図3に示すように、下側のブラケット
13にはケーブル取付部36が固着されており、そのケ
ーブル取付部36に導管34の端部が取付金具35によ
って長さ調節自在に取り付けられている。導管34は引
きケーブルCを摺動自在に案内するものであり、引きケ
ーブルCと共に引きコントロールケーブルとして用いら
れているものである。
13にはケーブル取付部36が固着されており、そのケ
ーブル取付部36に導管34の端部が取付金具35によ
って長さ調節自在に取り付けられている。導管34は引
きケーブルCを摺動自在に案内するものであり、引きケ
ーブルCと共に引きコントロールケーブルとして用いら
れているものである。
【0036】つぎに図5を参照して上記のごとく構成さ
れる昇降装置Aの基本作用を説明する。バネ装置Bは、
引っ張りコイルバネ22およびねじりコイルバネ24の
付勢力で実線のようにレバー12、15同士が拡がろう
とする。したがってその上向きの付勢力をユニット4の
重量よりも大きくしておけば、引きケーブルCの張力を
弱くするだけでユニット4が上方に押し上げられる。逆
にこの状態から引きケーブルCを矢印P方向に引くと、
ユニット4は下降する。このとき、引きケーブルCに
は、バネ装置Bの上向きの付勢力とユニット4の重量の
差の分だけ張力を加えればよい。そのため引きケーブル
Cを引く動力は少なくて済む。
れる昇降装置Aの基本作用を説明する。バネ装置Bは、
引っ張りコイルバネ22およびねじりコイルバネ24の
付勢力で実線のようにレバー12、15同士が拡がろう
とする。したがってその上向きの付勢力をユニット4の
重量よりも大きくしておけば、引きケーブルCの張力を
弱くするだけでユニット4が上方に押し上げられる。逆
にこの状態から引きケーブルCを矢印P方向に引くと、
ユニット4は下降する。このとき、引きケーブルCに
は、バネ装置Bの上向きの付勢力とユニット4の重量の
差の分だけ張力を加えればよい。そのため引きケーブル
Cを引く動力は少なくて済む。
【0037】バネ装置Bの付勢力は、引っ張りバネ22
の本数やバネ係数を変えることで変更することができ
る。なお、ねじりコイルバネ24を用いる場合は、その
一端ないし両端と係合する中間の連結棒20あるいは係
止ピンなどの位置を変化させるだけで容易に調整するこ
とができる。その場合、たとえばラチェット機構などを
用いたワンウエークラッチを介して連結棒20の位置を
調節するようにすれば、付勢力を次第に強くしていくこ
とができるので、もっとも適切な付勢力の位置を見つけ
やすい。
の本数やバネ係数を変えることで変更することができ
る。なお、ねじりコイルバネ24を用いる場合は、その
一端ないし両端と係合する中間の連結棒20あるいは係
止ピンなどの位置を変化させるだけで容易に調整するこ
とができる。その場合、たとえばラチェット機構などを
用いたワンウエークラッチを介して連結棒20の位置を
調節するようにすれば、付勢力を次第に強くしていくこ
とができるので、もっとも適切な付勢力の位置を見つけ
やすい。
【0038】つぎに図6を参照しながら前記のケーブル
駆動機構Dの一実施形態を説明する。図6のケーブル駆
動機構Dは、L字状のブラケット38と、その先端に取
り付けたU字状のブラケット39とを備えている。U字
状のブラケット39内には、引きケーブルCを巻き付け
るドラム40が回転自在に設けられている。L字状のブ
ラケット38の外側には直流モータMが取り付けられて
いる。U字状のブラケット39とL字状のブラケット3
8の間には、3個の遊星ギヤ減速機G1、G2、G3を
直列状に連結した減速装置Gが、モータMの動力を減速
してドラム40に伝達するように介在されている。なお
図6の符号41は引きケーブルCの方向を変換するため
のガイドである。
駆動機構Dの一実施形態を説明する。図6のケーブル駆
動機構Dは、L字状のブラケット38と、その先端に取
り付けたU字状のブラケット39とを備えている。U字
状のブラケット39内には、引きケーブルCを巻き付け
るドラム40が回転自在に設けられている。L字状のブ
ラケット38の外側には直流モータMが取り付けられて
いる。U字状のブラケット39とL字状のブラケット3
8の間には、3個の遊星ギヤ減速機G1、G2、G3を
直列状に連結した減速装置Gが、モータMの動力を減速
してドラム40に伝達するように介在されている。なお
図6の符号41は引きケーブルCの方向を変換するため
のガイドである。
【0039】それぞれの遊星ギヤ減速機G1、G2、G
3はハウジング43内に配置されている。各減速機は図
7aおよび図7bに示すように、ハウジング43内に固
定されるリングギヤ44と、入力軸45と一体になった
太陽ギヤ46と、太陽ギヤ46とリングギヤ44の間に
介在される3個の遊星ギヤ47とから構成される公知の
ものと実質的に同じである。各遊星ギヤ47はキャリア
48、49の間に挟まれ、ピン50で回転自在に支持さ
れており、一方のキャリア49が出力部材となってい
る。なお図7aの符号51はキャリア48、49同士を
一体に連結する軸である。
3はハウジング43内に配置されている。各減速機は図
7aおよび図7bに示すように、ハウジング43内に固
定されるリングギヤ44と、入力軸45と一体になった
太陽ギヤ46と、太陽ギヤ46とリングギヤ44の間に
介在される3個の遊星ギヤ47とから構成される公知の
ものと実質的に同じである。各遊星ギヤ47はキャリア
48、49の間に挟まれ、ピン50で回転自在に支持さ
れており、一方のキャリア49が出力部材となってい
る。なお図7aの符号51はキャリア48、49同士を
一体に連結する軸である。
【0040】図6のケーブル駆動機構Dでは、1段目の
遊星ギヤ減速機G1は、モータMの回転軸53を入力軸
とし、その周囲に太陽ギヤが固着されている。そして1
段目の遊星ギヤ減速機G1の出力部材であるキャリア4
9に、2段目の遊星ギヤ減速機G2の入力軸45が連結
され、そのキャリア49に3段目の遊星ギヤ減速機G3
の入力軸45が連結されている。さらに3段目の遊星ギ
ヤ減速機G3のキャリア49に前記ドラム40が共廻り
するように連結されている。
遊星ギヤ減速機G1は、モータMの回転軸53を入力軸
とし、その周囲に太陽ギヤが固着されている。そして1
段目の遊星ギヤ減速機G1の出力部材であるキャリア4
9に、2段目の遊星ギヤ減速機G2の入力軸45が連結
され、そのキャリア49に3段目の遊星ギヤ減速機G3
の入力軸45が連結されている。さらに3段目の遊星ギ
ヤ減速機G3のキャリア49に前記ドラム40が共廻り
するように連結されている。
【0041】このように減速機を3段に連結したのは、
ドラム40側に加わる回転力をモータM側に伝達するた
めである。すわなち、ウォーム減速機などは、入力側か
ら出力側に動力を伝達することはできるが、逆方向には
動力伝達をすることはできないという自己拘束性を有す
る。これに対し、通常の歯数の異なるギヤを組み合わせ
た多段減速機や遊星ギヤ減速機などは、自己拘束性がな
いので、いずれの側からも動力伝達が可能である。上記
の減速装置Gはこのように自己拘束性がない減速装置G
を採用している。
ドラム40側に加わる回転力をモータM側に伝達するた
めである。すわなち、ウォーム減速機などは、入力側か
ら出力側に動力を伝達することはできるが、逆方向には
動力伝達をすることはできないという自己拘束性を有す
る。これに対し、通常の歯数の異なるギヤを組み合わせ
た多段減速機や遊星ギヤ減速機などは、自己拘束性がな
いので、いずれの側からも動力伝達が可能である。上記
の減速装置Gはこのように自己拘束性がない減速装置G
を採用している。
【0042】そのためモータMの駆動電源を切るだけ
で、とくに減速装置Gとドラム40の間の動力伝達を切
らなくても、バネ装置Bの付勢力でユニット4を上昇さ
せることができる。したがって停電などの非常時や、メ
ンテナンスのために電源を落とした場合でも、手動で上
昇させることが簡単である。ただしこのようにすると、
引きケーブルCでユニット4を引き下げたとき、そのま
までは上昇してしまう。したがって、下降させた状態を
維持するためのロック手段を設ける必要がある。ロック
手段としては、図8aに示すような、自動的にラッチが
掛かり、引きケーブル54で遠隔的操作でロックを解除
することができるロック機構Eなどを採用することがで
きる。
で、とくに減速装置Gとドラム40の間の動力伝達を切
らなくても、バネ装置Bの付勢力でユニット4を上昇さ
せることができる。したがって停電などの非常時や、メ
ンテナンスのために電源を落とした場合でも、手動で上
昇させることが簡単である。ただしこのようにすると、
引きケーブルCでユニット4を引き下げたとき、そのま
までは上昇してしまう。したがって、下降させた状態を
維持するためのロック手段を設ける必要がある。ロック
手段としては、図8aに示すような、自動的にラッチが
掛かり、引きケーブル54で遠隔的操作でロックを解除
することができるロック機構Eなどを採用することがで
きる。
【0043】このロック機構Eは、たとえばユニット4
側に取り付けた軸55廻りに回転するラッチ56と、そ
のラッチ56の解除方向の回転を係止するレバー57
と、本体2側に取り付けたラッチ56と係合する係合部
材(ストライカ)58と、レバー57を解除方向に引き
操作する引きケーブル54とから構成される。ラッチ5
6およびレバー57は、バネ59、60により一方向に
付勢されている。なお符号LSはラッチ56によりロッ
クしたことを検出するリミットスイッチであり、下降時
にはその検出出力に基づいてモータMの駆動電源を切
る。
側に取り付けた軸55廻りに回転するラッチ56と、そ
のラッチ56の解除方向の回転を係止するレバー57
と、本体2側に取り付けたラッチ56と係合する係合部
材(ストライカ)58と、レバー57を解除方向に引き
操作する引きケーブル54とから構成される。ラッチ5
6およびレバー57は、バネ59、60により一方向に
付勢されている。なお符号LSはラッチ56によりロッ
クしたことを検出するリミットスイッチであり、下降時
にはその検出出力に基づいてモータMの駆動電源を切
る。
【0044】このものは引きケーブル54を引いてレバ
ー57を軸57aまわりに回動させると、図8bに示す
ようにラッチ56がバネ59の付勢力で時計方向に回動
し、係合部材58を解放する。その後は引きケーブル5
4の引き力を緩めても、レバー57がラッチ56の外周
面に当接するだけで係合しない。そしてこの状態でつぎ
に係合部材58とラッチ56とが係合するのに備える。
ー57を軸57aまわりに回動させると、図8bに示す
ようにラッチ56がバネ59の付勢力で時計方向に回動
し、係合部材58を解放する。その後は引きケーブル5
4の引き力を緩めても、レバー57がラッチ56の外周
面に当接するだけで係合しない。そしてこの状態でつぎ
に係合部材58とラッチ56とが係合するのに備える。
【0045】なお上記のようにバネ装置Bの付勢力でユ
ニット2を上昇させる構成を採用すると、上昇時に勢い
がついてユニットが上昇端で跳ねたり、引きケーブルC
に過大な張力が加わるなどの問題がある。本実施形態で
は、モータMの駆動回路に従来公知の回生ブレーキ回路
を設け、ユニット4を上昇させるとき、引きケーブルC
を介してモータMの回生ブレーキ作用を働かせ、ユニッ
ト4の上昇速度を規制することによりその問題を解消し
ている。
ニット2を上昇させる構成を採用すると、上昇時に勢い
がついてユニットが上昇端で跳ねたり、引きケーブルC
に過大な張力が加わるなどの問題がある。本実施形態で
は、モータMの駆動回路に従来公知の回生ブレーキ回路
を設け、ユニット4を上昇させるとき、引きケーブルC
を介してモータMの回生ブレーキ作用を働かせ、ユニッ
ト4の上昇速度を規制することによりその問題を解消し
ている。
【0046】なお自己拘束性のある減速機を採用すると
共に、手動操作で入り切り可能なクラッチ機構と、クラ
ッチを切ったときに作用するブレーキ手段を組み合わせ
て採用することもできる。その場合も実質的に同じ作用
をさせることができる。
共に、手動操作で入り切り可能なクラッチ機構と、クラ
ッチを切ったときに作用するブレーキ手段を組み合わせ
て採用することもできる。その場合も実質的に同じ作用
をさせることができる。
【0047】上記の昇降装置Aはバネ装置Bの付勢力で
ユニット4を上昇させ、引きケーブルCにより下降させ
るようにしているので、前述のように手動でロックを解
除することにより簡単に上昇させることができるが、さ
らにバネ装置Bの付勢力に抗してユニット4を押し下げ
ることにより、簡単に下降させることもできる。その場
合、引きケーブルCは柔軟でたやすく横方向に逃げるの
で、下降させる場合に妨げにならない。
ユニット4を上昇させ、引きケーブルCにより下降させ
るようにしているので、前述のように手動でロックを解
除することにより簡単に上昇させることができるが、さ
らにバネ装置Bの付勢力に抗してユニット4を押し下げ
ることにより、簡単に下降させることもできる。その場
合、引きケーブルCは柔軟でたやすく横方向に逃げるの
で、下降させる場合に妨げにならない。
【0048】前述のバネ装置Bにおいては、第1レバー
および第2レバーを回転軸16を超えて延長させてアー
ムを構成し、そのアームに引っ張りコイルバネを係止さ
せているが、レバープレートの平面内で回転軸から横方
向ないし斜め方向にアームを突出させ、そのアームの先
端に連結棒を取り付けるようにしてもよい。請求の範囲
にいう自由端から突出するアームには、前述の延長部の
他、このようなアームも含まれる。
および第2レバーを回転軸16を超えて延長させてアー
ムを構成し、そのアームに引っ張りコイルバネを係止さ
せているが、レバープレートの平面内で回転軸から横方
向ないし斜め方向にアームを突出させ、そのアームの先
端に連結棒を取り付けるようにしてもよい。請求の範囲
にいう自由端から突出するアームには、前述の延長部の
他、このようなアームも含まれる。
【0049】図9に示すバネ装置Fは、図1などに示す
バネ装置Bよりもシンプルな構成にしたものである。こ
のものは上側のブラケット10に回動自在に連結される
第1レバー12と、下側のブラケット13に回動自在に
連結される第2レバー15とを有する。第1レバー12
と第2レバー15の自由端から少し離れた部位同士は、
回転軸16によって互いに回転自在に連結されている。
上下のブラケット10、13はユニット4の底部および
本体2の内底部に固定される。
バネ装置Bよりもシンプルな構成にしたものである。こ
のものは上側のブラケット10に回動自在に連結される
第1レバー12と、下側のブラケット13に回動自在に
連結される第2レバー15とを有する。第1レバー12
と第2レバー15の自由端から少し離れた部位同士は、
回転軸16によって互いに回転自在に連結されている。
上下のブラケット10、13はユニット4の底部および
本体2の内底部に固定される。
【0050】第1レバー12および第2レバー15は、
それぞれ1枚のレバープレート17、21と、その基端
側の左右両側に突出するバネ係止用の横棒61と、自由
端側の左右両側に突出するバネ係止用の横棒62とを有
している。各レバープレート17、21は、比較的厚い
金属板を、基端部がいくらか折れ曲がった形状に切断し
たものである。レバープレートには、いくつかの貫通孔
が形成されており、それらの貫通孔にブラケット10、
13と連結する軸11、14、レバープレート同士を連
結する回転軸16、さらに横棒61、62を通してい
る。そしてたとえば図11に示すように、レバープレー
ト21(または17)に形成した貫通孔63に中間にフ
ランジ部64を有する横棒62(あるいは61)を嵌合
し、そのフランジ部64をレバープレート21に溶接す
るなどにより固定している。
それぞれ1枚のレバープレート17、21と、その基端
側の左右両側に突出するバネ係止用の横棒61と、自由
端側の左右両側に突出するバネ係止用の横棒62とを有
している。各レバープレート17、21は、比較的厚い
金属板を、基端部がいくらか折れ曲がった形状に切断し
たものである。レバープレートには、いくつかの貫通孔
が形成されており、それらの貫通孔にブラケット10、
13と連結する軸11、14、レバープレート同士を連
結する回転軸16、さらに横棒61、62を通してい
る。そしてたとえば図11に示すように、レバープレー
ト21(または17)に形成した貫通孔63に中間にフ
ランジ部64を有する横棒62(あるいは61)を嵌合
し、そのフランジ部64をレバープレート21に溶接す
るなどにより固定している。
【0051】また第1レバー12と第2レバー15を連
結する回転軸16は、たとえば第1レバーのレバープレ
ート17に嵌合固定し、第2レバーのレバープレート2
1に取り付けたボールベアリング65の内輪に嵌合固定
し、先端部をワッシャープレート66および止めピン6
7などで係止している。
結する回転軸16は、たとえば第1レバーのレバープレ
ート17に嵌合固定し、第2レバーのレバープレート2
1に取り付けたボールベアリング65の内輪に嵌合固定
し、先端部をワッシャープレート66および止めピン6
7などで係止している。
【0052】この実施形態においても、図10に示すよ
うに、第1レバー12の先端側の横棒61と第2レバー
15の基端側の横棒62との間、および第2レバー15
の先端側の連結棒61と第1レバー12の基端側の横棒
62との間には、それぞれ複数本の引っ張りコイルバネ
22が掛け渡されている。これらの引っ張りコイルバネ
22は、レバー12、15同士を開く方向に付勢し、そ
れにより上下のブラケット10、13同士を離れるよう
に付勢する。したがってユニット4は常時上方に付勢さ
れることになる。
うに、第1レバー12の先端側の横棒61と第2レバー
15の基端側の横棒62との間、および第2レバー15
の先端側の連結棒61と第1レバー12の基端側の横棒
62との間には、それぞれ複数本の引っ張りコイルバネ
22が掛け渡されている。これらの引っ張りコイルバネ
22は、レバー12、15同士を開く方向に付勢し、そ
れにより上下のブラケット10、13同士を離れるよう
に付勢する。したがってユニット4は常時上方に付勢さ
れることになる。
【0053】図12の正面図には、レバープレート1
7、21と上下のブラケット10、13との連結部が示
されている。上側のL型のブラケット10には横向きに
軸11が取り付けられており、その軸11に第1レバー
12のレバープレート17を回動自在に連結している。
さらに軸11の先端部には、引きケーブルCの索端金具
30が回動自在に連結されており、引きケーブルCは下
側に延びている。下側のいわばZ型のブラケット13に
も横向きに軸14が取り付けられており、その軸14は
第2レバー15の基部を回転自在に支持している。さら
に下側のブラケット13には、たとえば図3のケーブル
取付部36が設けられ、それに導管34の端部が取付金
具35などで長さ調節自在に取り付けられている。導管
34は引きケーブルCを摺動自在に案内するものであ
り、引きケーブルCと共に引きコントロールケーブルと
して用いられているものである。なおこの実施形態で
は、引きケーブルCは、導管34を湾曲することにより
方向転換している。
7、21と上下のブラケット10、13との連結部が示
されている。上側のL型のブラケット10には横向きに
軸11が取り付けられており、その軸11に第1レバー
12のレバープレート17を回動自在に連結している。
さらに軸11の先端部には、引きケーブルCの索端金具
30が回動自在に連結されており、引きケーブルCは下
側に延びている。下側のいわばZ型のブラケット13に
も横向きに軸14が取り付けられており、その軸14は
第2レバー15の基部を回転自在に支持している。さら
に下側のブラケット13には、たとえば図3のケーブル
取付部36が設けられ、それに導管34の端部が取付金
具35などで長さ調節自在に取り付けられている。導管
34は引きケーブルCを摺動自在に案内するものであ
り、引きケーブルCと共に引きコントロールケーブルと
して用いられているものである。なおこの実施形態で
は、引きケーブルCは、導管34を湾曲することにより
方向転換している。
【0054】図10に示すバネ装置Fは前述のバネ装置
Bと同じように自動改札機の昇降装置のバネとして採用
することができる。すなわち図10に示すように、第1
レバー12と第2レバー15とは、引っ張りコイルバネ
22の付勢力で常時想像線のように拡がろうとしてい
る。そのため、バネ装置Fの上向きの付勢力をユニット
4の重量よりいくらか大きくしておけば、引きケーブル
Cの引き力を強くするか、弱めるかにより、ユニット4
を昇降駆動することができる。また引きケーブルCの操
作力は、バネ装置Bの上向きの付勢力とユニット4の重
量の差の分だけである。そのため引きケーブルCを引く
動力は少なくて済む。なおケーブル駆動装置やロック装
置は、前述の図6のケーブル駆動機構Dや図8のロック
機構Eなどと同じものを採用することができる。
Bと同じように自動改札機の昇降装置のバネとして採用
することができる。すなわち図10に示すように、第1
レバー12と第2レバー15とは、引っ張りコイルバネ
22の付勢力で常時想像線のように拡がろうとしてい
る。そのため、バネ装置Fの上向きの付勢力をユニット
4の重量よりいくらか大きくしておけば、引きケーブル
Cの引き力を強くするか、弱めるかにより、ユニット4
を昇降駆動することができる。また引きケーブルCの操
作力は、バネ装置Bの上向きの付勢力とユニット4の重
量の差の分だけである。そのため引きケーブルCを引く
動力は少なくて済む。なおケーブル駆動装置やロック装
置は、前述の図6のケーブル駆動機構Dや図8のロック
機構Eなどと同じものを採用することができる。
【0055】ここで図13を参照して、引っ張りコイル
バネ22の付勢力Fs とカードハンドラーのユニット4
の重量Wとの釣り合い関係について説明する。簡単にす
るために、第1レバー12側のみを見る。第1レバーの
基端側の軸11と回転軸16の距離をLとし、第1レバ
ーと水平線の角度をθとすると、回転軸16まわりの重
量WのトルクTは、「T=W・L・cos θ」となる。
バネ22の付勢力Fs とカードハンドラーのユニット4
の重量Wとの釣り合い関係について説明する。簡単にす
るために、第1レバー12側のみを見る。第1レバーの
基端側の軸11と回転軸16の距離をLとし、第1レバ
ーと水平線の角度をθとすると、回転軸16まわりの重
量WのトルクTは、「T=W・L・cos θ」となる。
【0056】他方、回転軸16と第1レバー12の先端
側の横棒62の距離をPとし、第1レバーの基端側の横
棒61と回転軸16の距離をRとし、下側のバネと第1
レバーの角度をαとし、上側のバネと第1レバーの角度
をδとすると、第1レバーに加わる上下両方のバネによ
る回転軸まわりの右回りのトルクT2 は「Fs・(Psi
n α+Rsin δ)」となる。したがって左右のトルクが
釣り合うとすると、W=Fs・(Psin α+Rsin δ)
/(L・cos θ)となる。
側の横棒62の距離をPとし、第1レバーの基端側の横
棒61と回転軸16の距離をRとし、下側のバネと第1
レバーの角度をαとし、上側のバネと第1レバーの角度
をδとすると、第1レバーに加わる上下両方のバネによ
る回転軸まわりの右回りのトルクT2 は「Fs・(Psi
n α+Rsin δ)」となる。したがって左右のトルクが
釣り合うとすると、W=Fs・(Psin α+Rsin δ)
/(L・cos θ)となる。
【0057】そしてたとえばP=40mm、R=142m
m、L=161mmの場合は、上限状態の値として、α=
92°、δ=16.5°、θ=45.5°、そのときの
バネの付勢力Fs=63.9kgf を入れると、W=4
5.5kgf となる。また下限状態の値として、α=3
6.5°、δ=9.5°、θ=14.5°、そのときの
バネの付勢力Fs=143.9kgf を入れると、W=4
3.6kgf となる。このように、バネ係数やその初期設
定時の長さを適切に選択すると、レバーの角度が変化し
ても、上昇端と下降端とでユニット4を支持する力はほ
とんど変化しない。
m、L=161mmの場合は、上限状態の値として、α=
92°、δ=16.5°、θ=45.5°、そのときの
バネの付勢力Fs=63.9kgf を入れると、W=4
5.5kgf となる。また下限状態の値として、α=3
6.5°、δ=9.5°、θ=14.5°、そのときの
バネの付勢力Fs=143.9kgf を入れると、W=4
3.6kgf となる。このように、バネ係数やその初期設
定時の長さを適切に選択すると、レバーの角度が変化し
ても、上昇端と下降端とでユニット4を支持する力はほ
とんど変化しない。
【0058】上記の実施形態では自動改札機の昇降装置
を例に挙げて説明しているが、本発明の昇降装置は自動
改札機に限らず、他の設置スペースが狭い種々の機器の
昇降装置として利用することができる。また本発明のバ
ネ装置も、自動改札機用の昇降装置の付勢手段のほか、
狭いスペースで強力なバネ作用を必要とする種々の機器
に使用することができる。
を例に挙げて説明しているが、本発明の昇降装置は自動
改札機に限らず、他の設置スペースが狭い種々の機器の
昇降装置として利用することができる。また本発明のバ
ネ装置も、自動改札機用の昇降装置の付勢手段のほか、
狭いスペースで強力なバネ作用を必要とする種々の機器
に使用することができる。
【0059】
【発明の効果】本発明の昇降装置は、ユニットなどの対
象物の下降時においてもスペースをとらず、しかもモー
タの容量も少なくて済み、さらに設計の自由度が高い。
本発明のバネ装置は収縮時ないし折り畳み時のスペース
が少なく、付勢力が強力で、しかも付勢力の変化が少な
く、エア漏れや油漏れの心配がない。
象物の下降時においてもスペースをとらず、しかもモー
タの容量も少なくて済み、さらに設計の自由度が高い。
本発明のバネ装置は収縮時ないし折り畳み時のスペース
が少なく、付勢力が強力で、しかも付勢力の変化が少な
く、エア漏れや油漏れの心配がない。
【図1】 本発明の昇降装置の一実施形態を示す斜視図
である。
である。
【図2】 その昇降装置を備えた自動改札機の概略斜視
図である。
図である。
【図3】 図1の昇降装置の正面断面図である。
【図4】 その昇降装置の一部断面平面図である。
【図5】 その昇降装置の上昇状態を示す正面図であ
る。
る。
【図6】 本発明の昇降装置に関わるケーブル駆動機構
の一実施形態を示す断面図である。
の一実施形態を示す断面図である。
【図7】 図7aは図6のケーブル駆動機構に用いる減
速機の一例を示す断面図であり、図7bは図7aの矢印
VII 方向から見た一部切り欠き正面図である。
速機の一例を示す断面図であり、図7bは図7aの矢印
VII 方向から見た一部切り欠き正面図である。
【図8】 図8aおよび図8bはそれぞれ本発明の昇降
装置に関わるロック機構の一実施形態を、異なる作用状
態において示す示す断面図である。
装置に関わるロック機構の一実施形態を、異なる作用状
態において示す示す断面図である。
【図9】 本発明の昇降装置の他の実施形態を示す斜視
図である。
図である。
【図10】 図9の昇降装置の動作状態を示す側面図で
ある。
ある。
【図11】 図10の矢印XI方向から見た一部断面拡大
正面図である。
正面図である。
【図12】 図10のXII-XII 線拡大断面図である。
【図13】 図10のバネ装置の釣り合い状態を説明す
る側面図である。
る側面図である。
【符号の説明】 1 自動改札機 2 本体 4 ユニット A 昇降装置 B バネ装置 C 引きケーブル D ケーブル駆動装置 E ロック機構 12 第1レバー 15 第2レバー 16 回転軸 18 連結棒 19 連結棒 20 連結棒 22 引っ張りコイルバネ G 減速装置 61 横棒 62 横棒
Claims (8)
- 【請求項1】 自動改札機の本体内に上下方向に移動自
在に設けられたユニットなどの対象物を昇降駆動するた
めの装置であって、(a)前記対象物をその上下ストロ
ークの全範囲で上昇させる付勢力を備えた付勢手段と、
(b)前記対象物にその端部が連結されると共に、対象
物を下降させるために下方向に延びている引きケーブル
と、(c)その引きケーブルを巻き取り・送り出すこと
により、前記対象物を昇降させるモータ駆動のケーブル
駆動機構とからなる、自動改札機などにおける昇降装
置。 - 【請求項2】 前記ケーブル駆動機構がモータと、自己
拘束性がない減速機と、引きケーブルを巻きとるドラム
とからなり、さらに(d)対象物をその下降端でロック
するためのロック手段を備えている請求項1記載の昇降
装置。 - 【請求項3】 前記モータを制御する回路に、回生ブレ
ーキ回路が設けられている請求項2記載の昇降装置。 - 【請求項4】 その基端が第1対象物に回動自在に取り
付けられる第1レバーと、その基端が第2対象物に回動
自在に取り付けられ、その自由端近辺が第1レバーの自
由端近辺に回動自在に連結される第2レバーと、第1レ
バーと第2レバーの開き角度を常時拡げるように付勢す
るバネとからなるバネ装置。 - 【請求項5】 第1レバーおよび第2レバーのそれぞれ
の自由端側からアームが突出しており、第1レバーのア
ームと第2レバーの基端側の間および(または)第2レ
バーのアームと第1レバーの基端側の間に、前記開き角
度を拡げるバネとして引っ張りバネが張設されている請
求項4記載のバネ装置。 - 【請求項6】 前記第1レバーおよび第2レバーが、自
由端近辺で互いに回動自在に連結されるレバープレート
と、それらのレバープレートにおける基端側およびアー
ムからそれぞれ側方に突出する横棒とから構成されると
共に、第1レバーの基端側の横棒と第2レバーのアーム
の横棒との間、および第2レバーの基端側の横棒と第1
レバーのアームの横棒との間に、それぞれ引っ張りバネ
が張設されている請求項5記載のバネ装置。 - 【請求項7】 前記第1レバーおよび第2レバーが、そ
れぞれ間隔をあけて設けられる2枚のレバープレート
と、それらのレバープレートにおける基端側同士および
アーム同士を連結する連結棒とから構成されると共に、
第1レバーの基端側の連結棒と第2レバーのアームの連
結棒との間、および第2レバーの基端側の連結棒と第1
レバーのアームの連結棒との間に、それぞれ引っ張りバ
ネが張設されている請求項5記載のバネ装置。 - 【請求項8】 前記付勢手段として、請求項4、5、6
または7のいずれかに記載のバネ装置を用いた請求項1
記載の昇降装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8321058A JPH10149461A (ja) | 1996-11-15 | 1996-11-15 | 自動改札機などの昇降装置およびそれに適するバネ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8321058A JPH10149461A (ja) | 1996-11-15 | 1996-11-15 | 自動改札機などの昇降装置およびそれに適するバネ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10149461A true JPH10149461A (ja) | 1998-06-02 |
Family
ID=18128339
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8321058A Pending JPH10149461A (ja) | 1996-11-15 | 1996-11-15 | 自動改札機などの昇降装置およびそれに適するバネ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10149461A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101715808B1 (ko) * | 2015-11-27 | 2017-03-15 | 주식회사 에스엠티 | 리프트 조립체 |
| CN110104587A (zh) * | 2019-06-11 | 2019-08-09 | 杭州迦智科技有限公司 | 自动引导车及其升降装置 |
| JP2024068908A (ja) * | 2022-11-09 | 2024-05-21 | 池上通信機株式会社 | 昇降装置 |
-
1996
- 1996-11-15 JP JP8321058A patent/JPH10149461A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101715808B1 (ko) * | 2015-11-27 | 2017-03-15 | 주식회사 에스엠티 | 리프트 조립체 |
| CN110104587A (zh) * | 2019-06-11 | 2019-08-09 | 杭州迦智科技有限公司 | 自动引导车及其升降装置 |
| JP2024068908A (ja) * | 2022-11-09 | 2024-05-21 | 池上通信機株式会社 | 昇降装置 |
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