JPH10149871A - ハロゲンヒータ - Google Patents
ハロゲンヒータInfo
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- JPH10149871A JPH10149871A JP32457596A JP32457596A JPH10149871A JP H10149871 A JPH10149871 A JP H10149871A JP 32457596 A JP32457596 A JP 32457596A JP 32457596 A JP32457596 A JP 32457596A JP H10149871 A JPH10149871 A JP H10149871A
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- halogen
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 1本のハロゲンヒータの内壁を複数に分割密
閉し、それぞれの密閉空間内を適切なハロゲン濃度にし
て、効率よく、かつ、寿命を短くすることのないハロゲ
ンヒータを提供する。 【解決手段】 内部にハロゲンガスを充填した管体内に
タングステンワイヤ30を挿通し、タングステンワイヤ
30への通電による発熱によって発光、発熱させるハロ
ゲンヒータ2において、1本のハロゲンヒータを軸方向
に沿って複数に分割することにより複数のヒータ部分2
A、2B、2Cを形成し、各ヒータ部分を構成する分割
管体の内部のハロゲン濃度を夫々発熱量に見合った適切
な濃度に設定した。
閉し、それぞれの密閉空間内を適切なハロゲン濃度にし
て、効率よく、かつ、寿命を短くすることのないハロゲ
ンヒータを提供する。 【解決手段】 内部にハロゲンガスを充填した管体内に
タングステンワイヤ30を挿通し、タングステンワイヤ
30への通電による発熱によって発光、発熱させるハロ
ゲンヒータ2において、1本のハロゲンヒータを軸方向
に沿って複数に分割することにより複数のヒータ部分2
A、2B、2Cを形成し、各ヒータ部分を構成する分割
管体の内部のハロゲン濃度を夫々発熱量に見合った適切
な濃度に設定した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子写真式複写機、
プリンタ、ファクシミリ装置等の画像形成装置に用いら
れる定着装置の改良に関し、詳細には定着装置を構成す
る加熱ローラ内に配置されるハロゲンヒータの改良に関
する。
プリンタ、ファクシミリ装置等の画像形成装置に用いら
れる定着装置の改良に関し、詳細には定着装置を構成す
る加熱ローラ内に配置されるハロゲンヒータの改良に関
する。
【0002】
【従来の技術】電子写真式の画像形成装置においては、
感光体上に形成された静電潜像を現像することにより得
たトナー像を転写紙上に転写した後で、この転写紙を定
着装置内に導いて加熱しながら加圧することによってト
ナー像を転写紙上に定着させている。定着装置は、内部
にハロゲンヒータ等の加熱手段を備えた加熱ローラと、
この加熱ローラの周面に圧接する加圧ローラとから成
り、両ローラ間に転写紙を通紙する際に保持したトナー
像を溶融させて定着させる。上記ハロゲンヒータの石英
管体内に封入されるハロゲンガスの濃度は、これが薄過
ぎると発熱効率が悪くなる一方で、ハロゲン濃度が濃過
ぎる場合には、例えばON、OFF切り換えを細かくし
た場合にON時間が短くなる結果としてハロゲン温度が
十分に高くならず、ハロゲンサイクルが不十分となって
タングステンワイヤが細くなり、最後には断線したり、
黒化するという事態を招来する。特に、1本の管体内に
抵抗値の異なる複数の抵抗線を配置して独立別個に選択
的に通電することにより、軸方向に沿った配光と発熱量
を部分的に異ならせるように構成した場合には、当該管
体内に充填すべきハロゲンの濃度の幅は非常に狭いもの
となる(特開昭63−216082号公報、特開平2−
254481号公報、特開平6−11987号公報参
照)。即ち、一本の管体内のハロゲン濃度は管体の全体
に渡って一定にせざるを得ない一方で、軸方向位置を異
ならせて配置された各抵抗線の発熱量は異なる為、全て
の抵抗線に共通して適するハロゲン濃度を実現すること
は難しい。その結果、一部のタングステンワイヤ部分に
ついてのハロゲンサイクルがうまく行かずに黒化、断線
を惹起する。また、特開平3−291681号公報に
は、独立した構成の複数のハロゲンランプを軸方向に直
線的に配置し、各ランプを独立して制御するようにした
技術が開示されているが、各ランプ内のダングステンワ
イヤの抵抗値に応じたハロゲン濃度の設定については一
切配慮されていない為、各ランプ内で上記のごとき不具
合が発生する。請求項1の発明は上記に鑑みてなされた
ものであり、1本のハロゲンヒータの内壁を複数に分割
密閉し、それぞれの密閉空間内を適切なハロゲン濃度に
して、効率よく、かつ、寿命を短くすることのないハロ
ゲンヒータを提供することを目的としている。
感光体上に形成された静電潜像を現像することにより得
たトナー像を転写紙上に転写した後で、この転写紙を定
着装置内に導いて加熱しながら加圧することによってト
ナー像を転写紙上に定着させている。定着装置は、内部
にハロゲンヒータ等の加熱手段を備えた加熱ローラと、
この加熱ローラの周面に圧接する加圧ローラとから成
り、両ローラ間に転写紙を通紙する際に保持したトナー
像を溶融させて定着させる。上記ハロゲンヒータの石英
管体内に封入されるハロゲンガスの濃度は、これが薄過
ぎると発熱効率が悪くなる一方で、ハロゲン濃度が濃過
ぎる場合には、例えばON、OFF切り換えを細かくし
た場合にON時間が短くなる結果としてハロゲン温度が
十分に高くならず、ハロゲンサイクルが不十分となって
タングステンワイヤが細くなり、最後には断線したり、
黒化するという事態を招来する。特に、1本の管体内に
抵抗値の異なる複数の抵抗線を配置して独立別個に選択
的に通電することにより、軸方向に沿った配光と発熱量
を部分的に異ならせるように構成した場合には、当該管
体内に充填すべきハロゲンの濃度の幅は非常に狭いもの
となる(特開昭63−216082号公報、特開平2−
254481号公報、特開平6−11987号公報参
照)。即ち、一本の管体内のハロゲン濃度は管体の全体
に渡って一定にせざるを得ない一方で、軸方向位置を異
ならせて配置された各抵抗線の発熱量は異なる為、全て
の抵抗線に共通して適するハロゲン濃度を実現すること
は難しい。その結果、一部のタングステンワイヤ部分に
ついてのハロゲンサイクルがうまく行かずに黒化、断線
を惹起する。また、特開平3−291681号公報に
は、独立した構成の複数のハロゲンランプを軸方向に直
線的に配置し、各ランプを独立して制御するようにした
技術が開示されているが、各ランプ内のダングステンワ
イヤの抵抗値に応じたハロゲン濃度の設定については一
切配慮されていない為、各ランプ内で上記のごとき不具
合が発生する。請求項1の発明は上記に鑑みてなされた
ものであり、1本のハロゲンヒータの内壁を複数に分割
密閉し、それぞれの密閉空間内を適切なハロゲン濃度に
して、効率よく、かつ、寿命を短くすることのないハロ
ゲンヒータを提供することを目的としている。
【0003】次に、単一のハロゲンヒータを備えた定着
装置に小サイズの紙を連続して通紙すると、当該小サイ
ズ紙の幅外に対応する加熱ローラ部分に対してもヒータ
から熱が連続して供給されるため、非通紙部分の温度が
かなり上昇し、ホットオフセット、軸受部の劣化等の不
具合が発生する場合がある。このため、2本のヒータを
軸方向位置をずらして配置することにより、小サイズ通
紙部とそれ以外の部分を別個に制御すると共に、ヒータ
の暴走を検知する為の異常検知装置を各ヒータ毎に合計
2カ所設けることが行われる。しかし、このような構成
を採用した場合には、部品点数の増大と、制御の複雑化
によるコストアップ等の不具合をもたらすばかりでな
く、加熱ローラ内に2本ヒータが入るように加熱ローラ
を含む定着装置全体を大型化する必要が生じる。請求項
2の発明は、加熱ローラの大型化、部品点数の増加によ
る高コスト化を招くことなく、1本のハロゲンヒータに
よって小サイズから大サイズまで対応可能にした定着装
置を提供することを目的としている。
装置に小サイズの紙を連続して通紙すると、当該小サイ
ズ紙の幅外に対応する加熱ローラ部分に対してもヒータ
から熱が連続して供給されるため、非通紙部分の温度が
かなり上昇し、ホットオフセット、軸受部の劣化等の不
具合が発生する場合がある。このため、2本のヒータを
軸方向位置をずらして配置することにより、小サイズ通
紙部とそれ以外の部分を別個に制御すると共に、ヒータ
の暴走を検知する為の異常検知装置を各ヒータ毎に合計
2カ所設けることが行われる。しかし、このような構成
を採用した場合には、部品点数の増大と、制御の複雑化
によるコストアップ等の不具合をもたらすばかりでな
く、加熱ローラ内に2本ヒータが入るように加熱ローラ
を含む定着装置全体を大型化する必要が生じる。請求項
2の発明は、加熱ローラの大型化、部品点数の増加によ
る高コスト化を招くことなく、1本のハロゲンヒータに
よって小サイズから大サイズまで対応可能にした定着装
置を提供することを目的としている。
【0004】請求項3の発明は、発熱効率がよく、且つ
寿命を長期化することができるハロゲンヒータを備えた
定着装置を提供することを目的としている。請求項4の
発明は、ハロゲンヒータ間に位置する封止部の温度があ
まり高くなるとヒータ断線につながるため、封止部の温
度の上昇を抑え、短寿命化を防ぐことを目的としてい
る。請求項5の発明は、ハロゲンヒータ全長を発熱させ
る場合と、一部を発熱させる場合において、どちらのパ
ターンでヒータが暴走しても温度過昇防止装置が早く確
実に働き、また1カ所でよく、安全で安価な定着装置を
提供することを目的としている。請求項6の発明は、紙
基準が端面の場合、ヒータの暴走時に加熱ローラ端部か
ら熱が逃げたとしても、それに影響されることなく、過
昇防止装置を早く確実に働かせることができる、安全な
定着装置を提供することを目的としている。
寿命を長期化することができるハロゲンヒータを備えた
定着装置を提供することを目的としている。請求項4の
発明は、ハロゲンヒータ間に位置する封止部の温度があ
まり高くなるとヒータ断線につながるため、封止部の温
度の上昇を抑え、短寿命化を防ぐことを目的としてい
る。請求項5の発明は、ハロゲンヒータ全長を発熱させ
る場合と、一部を発熱させる場合において、どちらのパ
ターンでヒータが暴走しても温度過昇防止装置が早く確
実に働き、また1カ所でよく、安全で安価な定着装置を
提供することを目的としている。請求項6の発明は、紙
基準が端面の場合、ヒータの暴走時に加熱ローラ端部か
ら熱が逃げたとしても、それに影響されることなく、過
昇防止装置を早く確実に働かせることができる、安全な
定着装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為、
請求項1の発明は、内部にハロゲンガスを充填した管体
内にタングステンワイヤを挿通し、タングステンワイヤ
への通電による発熱によって発光、発熱させるハロゲン
ヒータにおいて、1本のハロゲンヒータを軸方向に沿っ
て複数に分割することにより複数のヒータ部分を形成
し、各ヒータ部分を構成する分割管体の内部のハロゲン
濃度を夫々のタングステンワイヤの発熱量に見合った適
切な濃度に設定したことを特徴とする。請求項2の発明
は、内部にハロゲンガスを充填した管体内にタングステ
ンワイヤを挿通し、タングステンワイヤへの通電による
発熱によって発光、発熱させるハロゲンヒータにおい
て、1本のハロゲンヒータを構成する管体を軸方向に沿
って複数に分割封止することにより複数のヒータ部分を
形成し、上記複数に分割されたヒータ部分は、通電時に
常時発熱するヒータ部分と、選択的に発熱する他のヒー
タ部分とから成り、全てのヒータ部分を同時に発熱させ
るパターンと、常時発熱するヒータ部分だけを発熱させ
るパターンと、常時発熱するヒータ部分と他のヒータ部
分の一部を同時に発熱させるパターンと、を有している
ことを特徴とする。請求項3の発明は、上記各ヒータ部
分のうち、少なくとも常時発熱するヒータ部分に対応す
る分割管体を、隣接する他の分割管体から気密封止し、
且つ該分割管体内を適切なハロゲン濃度にしたことを特
徴とする。請求項4の発明は、上記各分割管体間には封
止部が位置しており、各分割管体間に位置する封止部の
表面を、高反射率の鏡面状にしたことを特徴とする。請
求項5の発明は、温度過昇防止装置を、上記各ヒータ部
分のうちの、通電時に常時発熱するヒータ部分に近接し
て配置したことを特徴とする。請求項6の発明は、通電
時に常時発熱するヒータ部分が、ハロゲンヒータの軸方
向一端部側に位置する場合に、上記温度過昇防止装置
を、該ヒータ部分の発光部センタよりも軸方向中央部寄
り位置に設けたことを特徴とする。
請求項1の発明は、内部にハロゲンガスを充填した管体
内にタングステンワイヤを挿通し、タングステンワイヤ
への通電による発熱によって発光、発熱させるハロゲン
ヒータにおいて、1本のハロゲンヒータを軸方向に沿っ
て複数に分割することにより複数のヒータ部分を形成
し、各ヒータ部分を構成する分割管体の内部のハロゲン
濃度を夫々のタングステンワイヤの発熱量に見合った適
切な濃度に設定したことを特徴とする。請求項2の発明
は、内部にハロゲンガスを充填した管体内にタングステ
ンワイヤを挿通し、タングステンワイヤへの通電による
発熱によって発光、発熱させるハロゲンヒータにおい
て、1本のハロゲンヒータを構成する管体を軸方向に沿
って複数に分割封止することにより複数のヒータ部分を
形成し、上記複数に分割されたヒータ部分は、通電時に
常時発熱するヒータ部分と、選択的に発熱する他のヒー
タ部分とから成り、全てのヒータ部分を同時に発熱させ
るパターンと、常時発熱するヒータ部分だけを発熱させ
るパターンと、常時発熱するヒータ部分と他のヒータ部
分の一部を同時に発熱させるパターンと、を有している
ことを特徴とする。請求項3の発明は、上記各ヒータ部
分のうち、少なくとも常時発熱するヒータ部分に対応す
る分割管体を、隣接する他の分割管体から気密封止し、
且つ該分割管体内を適切なハロゲン濃度にしたことを特
徴とする。請求項4の発明は、上記各分割管体間には封
止部が位置しており、各分割管体間に位置する封止部の
表面を、高反射率の鏡面状にしたことを特徴とする。請
求項5の発明は、温度過昇防止装置を、上記各ヒータ部
分のうちの、通電時に常時発熱するヒータ部分に近接し
て配置したことを特徴とする。請求項6の発明は、通電
時に常時発熱するヒータ部分が、ハロゲンヒータの軸方
向一端部側に位置する場合に、上記温度過昇防止装置
を、該ヒータ部分の発光部センタよりも軸方向中央部寄
り位置に設けたことを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示した形態
例により詳細に説明する。本発明の定着装置は、電子写
真プロセスを利用した作像部を備えたファクシミリ、プ
リンタ、デジタル複写機、光学式複写機等の画像形成装
置に用いられるものであり、感光体上のトナー像の転写
を受けた転写紙に対して少なくとも熱と圧力を加えるこ
とにより転写紙上にトナーを定着させる定着装置に関す
るものである。図1は本発明の定着装置を含む作像部の
略図であり、図2はセンター基準の定着装置の側面図、
図3は片側基準の定着装置の側面図である。この定着装
置1は、内部に設けたハロゲンヒータ2によって加熱さ
れ且つ図示しないモータにより回転駆動される加熱ロー
ラ3と、加熱ローラ3の下側位置に於てその外周面に圧
接する加圧ローラ4と、加圧ローラ4を加圧方向に付勢
するバネ5と、サーミスタ6と、サーミスタ6を加熱ロ
ーラの外周面に圧接させる板バネ7と、定着温度過昇防
止装置(温度ヒューズまたはサーモスタット)8と、定
着分離爪9及び定着分離爪用スプリング10と、定着入
り口ガイド板11と、定着出口ガイド板12と、を有す
る。サーミスタ6からの温度検知信号は図示しない制御
部へ出力され、制御部はこの検知信号に基づいてハロゲ
ンヒータの発熱を制御する。定着温度過昇防止装置8
は、加熱ローラの表面温度が許容値を越えたことを検知
したときに作動してヒータへの通電を遮断する。符号1
5は感光体、16は転写チャージャ、17は未定着トナ
ーを保持した転写紙、18は搬送ガイドである。
例により詳細に説明する。本発明の定着装置は、電子写
真プロセスを利用した作像部を備えたファクシミリ、プ
リンタ、デジタル複写機、光学式複写機等の画像形成装
置に用いられるものであり、感光体上のトナー像の転写
を受けた転写紙に対して少なくとも熱と圧力を加えるこ
とにより転写紙上にトナーを定着させる定着装置に関す
るものである。図1は本発明の定着装置を含む作像部の
略図であり、図2はセンター基準の定着装置の側面図、
図3は片側基準の定着装置の側面図である。この定着装
置1は、内部に設けたハロゲンヒータ2によって加熱さ
れ且つ図示しないモータにより回転駆動される加熱ロー
ラ3と、加熱ローラ3の下側位置に於てその外周面に圧
接する加圧ローラ4と、加圧ローラ4を加圧方向に付勢
するバネ5と、サーミスタ6と、サーミスタ6を加熱ロ
ーラの外周面に圧接させる板バネ7と、定着温度過昇防
止装置(温度ヒューズまたはサーモスタット)8と、定
着分離爪9及び定着分離爪用スプリング10と、定着入
り口ガイド板11と、定着出口ガイド板12と、を有す
る。サーミスタ6からの温度検知信号は図示しない制御
部へ出力され、制御部はこの検知信号に基づいてハロゲ
ンヒータの発熱を制御する。定着温度過昇防止装置8
は、加熱ローラの表面温度が許容値を越えたことを検知
したときに作動してヒータへの通電を遮断する。符号1
5は感光体、16は転写チャージャ、17は未定着トナ
ーを保持した転写紙、18は搬送ガイドである。
【0007】図2及び図3において符号20は加熱ロー
ラの一端外周に一体化されたギヤ、21は軸受である。
図示しないモータからの駆動力を伝える他のギヤとギヤ
20が噛合することにより、加熱ローラ3は回転駆動さ
れる。加熱ローラ3としては、例えば直径をφ15〜φ
45mm、材質を炭素鋼鋼管(STKM11、STKM
12)、肉厚を0.25〜0.7mmとし、A4サイズ
を通紙可能な装置の場合には軸方向長さを240〜32
0mm、A3サイズを通紙可能な装置の場合には軸方向
長さを330〜400mmとする。加圧ローラ4は、直
径をφ10〜φ40mm、シリコーンゴムゴムの肉厚を
3〜10mmとし、シリコーンゴムのゴム硬度はJIS
A 8〜40度の間、またはアスカC20〜60度で
同一硬度とし、ゴム部の長さはA4サイズ通紙可能な装
置の場合は220〜240mmとし、A3サイズ通紙可
能な装置の場合はゴム部の長さを305〜340mmと
した。加熱ローラの加熱手段としてはハロゲンヒータ2
を使用し、電力としては、A4機で350W〜950
W、A3機で600W〜1400Wを使用している。定
着軸受21の材質としては、耐熱性のあるPI樹脂を使
用しており、加熱ローラと軸受の間には駆動トルク低減
のためふっ素グリスを使用することがある。なお、更に
具体的な実施例で用いた定着装置の構成は、次のとおり
である。即ち、加熱ローラ3は直径φ30mm、芯金材
質は炭素鋼鋼管STKM11で肉厚0.4mm、ローラ
長さは380mmである。加圧ローラ4は、直径φ2
5、ゴム硬度JIS A 20、ゴム肉厚は4.5m
m、ゴム部長さは320mm、ハロゲンヒータ2の使用
電力は900Wとした。
ラの一端外周に一体化されたギヤ、21は軸受である。
図示しないモータからの駆動力を伝える他のギヤとギヤ
20が噛合することにより、加熱ローラ3は回転駆動さ
れる。加熱ローラ3としては、例えば直径をφ15〜φ
45mm、材質を炭素鋼鋼管(STKM11、STKM
12)、肉厚を0.25〜0.7mmとし、A4サイズ
を通紙可能な装置の場合には軸方向長さを240〜32
0mm、A3サイズを通紙可能な装置の場合には軸方向
長さを330〜400mmとする。加圧ローラ4は、直
径をφ10〜φ40mm、シリコーンゴムゴムの肉厚を
3〜10mmとし、シリコーンゴムのゴム硬度はJIS
A 8〜40度の間、またはアスカC20〜60度で
同一硬度とし、ゴム部の長さはA4サイズ通紙可能な装
置の場合は220〜240mmとし、A3サイズ通紙可
能な装置の場合はゴム部の長さを305〜340mmと
した。加熱ローラの加熱手段としてはハロゲンヒータ2
を使用し、電力としては、A4機で350W〜950
W、A3機で600W〜1400Wを使用している。定
着軸受21の材質としては、耐熱性のあるPI樹脂を使
用しており、加熱ローラと軸受の間には駆動トルク低減
のためふっ素グリスを使用することがある。なお、更に
具体的な実施例で用いた定着装置の構成は、次のとおり
である。即ち、加熱ローラ3は直径φ30mm、芯金材
質は炭素鋼鋼管STKM11で肉厚0.4mm、ローラ
長さは380mmである。加圧ローラ4は、直径φ2
5、ゴム硬度JIS A 20、ゴム肉厚は4.5m
m、ゴム部長さは320mm、ハロゲンヒータ2の使用
電力は900Wとした。
【0008】従来の一本の管体から成るハロゲンヒータ
では、小サイズの紙を連続通紙した場合に紙の通らない
部分の温度が上がり不具合が発生するため、本発明で
は、センター基準の場合には、図4、図5、図6に示す
ようにヒータを3分割し、端面基準の場合には図8のよ
うに3分割、或は2分割する。即ち、従来の一本の管体
から成るハロゲンヒータにあっては、ハロゲンヒータの
配光分布(=発熱量)を、軸方向中央部と両端部とで異
ならせたり(センター基準の場合)、小サイズ通紙部と
大サイズ通紙部で変える(片側基準の場合)のが一般的
であるが、この時、発熱量が軸方向位置によって違うた
め、ヒータのON時間が短いと、ハロゲンの温度上昇が
不十分となってタングステンワイヤやハロゲンに温度差
が発生し、ハロゲンサイクルの悪化によって断線、黒化
等の不具合が発生する。
では、小サイズの紙を連続通紙した場合に紙の通らない
部分の温度が上がり不具合が発生するため、本発明で
は、センター基準の場合には、図4、図5、図6に示す
ようにヒータを3分割し、端面基準の場合には図8のよ
うに3分割、或は2分割する。即ち、従来の一本の管体
から成るハロゲンヒータにあっては、ハロゲンヒータの
配光分布(=発熱量)を、軸方向中央部と両端部とで異
ならせたり(センター基準の場合)、小サイズ通紙部と
大サイズ通紙部で変える(片側基準の場合)のが一般的
であるが、この時、発熱量が軸方向位置によって違うた
め、ヒータのON時間が短いと、ハロゲンの温度上昇が
不十分となってタングステンワイヤやハロゲンに温度差
が発生し、ハロゲンサイクルの悪化によって断線、黒化
等の不具合が発生する。
【0009】そこで、本発明では、発熱量の異なる部分
毎にヒータを分割して夫々を密封し、各ヒータ部分内の
ハロゲン濃度をそれぞれの発熱量に合わせた最も効率よ
くかつ寿命の短くならない適切な濃度に設定した。図4
は本発明のハロゲンヒータの一例であり、このハロゲン
ヒータは中央に位置するヒータ部分2Aと、両端に位置
するヒータ部分2B、2Cの3部分から構成されてお
り、中央のヒータ部分2Aの発熱量を、両端のヒータ部
分2B、2Cの各発熱量と異ならせてある。つまり、中
央のヒータ部分2Aのタングステンワイヤ30A(フィ
ラメント部分)の抵抗値を、両端のヒータ部分2B、2
Cのタングステンワイヤ30B、30C(フィラメント
部分)の抵抗値と異ならせる一方で、各ヒータ部分を構
成する分割管体31A、31B、31C内のハロゲン濃
度を各ヒータ部分の発熱量に見合う値に設定しておく。
このハロゲンヒータの管体は、例えば、石英ガラスから
なる一本の長尺管体の2か所を熱により潰して変形(封
止部32)させることにより、3つの分割管体に分割形
成する。封止部32に相当する位置にあるタングステン
ワイヤ30Dは、潰された管体部分により挟み込まれた
状態にある。
毎にヒータを分割して夫々を密封し、各ヒータ部分内の
ハロゲン濃度をそれぞれの発熱量に合わせた最も効率よ
くかつ寿命の短くならない適切な濃度に設定した。図4
は本発明のハロゲンヒータの一例であり、このハロゲン
ヒータは中央に位置するヒータ部分2Aと、両端に位置
するヒータ部分2B、2Cの3部分から構成されてお
り、中央のヒータ部分2Aの発熱量を、両端のヒータ部
分2B、2Cの各発熱量と異ならせてある。つまり、中
央のヒータ部分2Aのタングステンワイヤ30A(フィ
ラメント部分)の抵抗値を、両端のヒータ部分2B、2
Cのタングステンワイヤ30B、30C(フィラメント
部分)の抵抗値と異ならせる一方で、各ヒータ部分を構
成する分割管体31A、31B、31C内のハロゲン濃
度を各ヒータ部分の発熱量に見合う値に設定しておく。
このハロゲンヒータの管体は、例えば、石英ガラスから
なる一本の長尺管体の2か所を熱により潰して変形(封
止部32)させることにより、3つの分割管体に分割形
成する。封止部32に相当する位置にあるタングステン
ワイヤ30Dは、潰された管体部分により挟み込まれた
状態にある。
【0010】図4のハロゲンヒータにおいては、各タン
グステンワイヤ30A、30B、30Cは一本のワイヤ
であるために直列接続状態にあり、その両端部は、モリ
ブデン箔から成る接続板33を介して各一本の端子34
(モリブデン箔33a)に接続されている。このため、
各ヒータ部分2A、2B、2Cを選択的に発熱させるこ
とはできず、両端子34に通電した場合には全てのヒー
タ部分が夫々のタングステンワイヤの抵抗値に応じた発
光量で発熱する。これに対して図5のハロゲンヒータに
おいては、その等価回路が図6の如くなるように結線さ
れているので、中央のヒータ部分2Aを単独で発熱させ
るモードと、全てのヒータ部分2A、2B、2Cを同時
に発熱させるモードと、更に中央のヒータ部分2Aの他
にいずれか一つの端部のヒータ部分を発熱させるモード
等を実現することができる。この例では、中央のヒータ
部分2Aを構成するタングステンワイヤ30Aの軸方向
長は、最小サイズの用紙の通紙幅に見合うように設定さ
れている。また、両端に位置する各ヒータ部分2B、2
Cを構成する各タングステンワイヤ30B、30Cの位
置及び軸方向長は最大サイズの用紙の通紙幅に見合うよ
うに設定されている。
グステンワイヤ30A、30B、30Cは一本のワイヤ
であるために直列接続状態にあり、その両端部は、モリ
ブデン箔から成る接続板33を介して各一本の端子34
(モリブデン箔33a)に接続されている。このため、
各ヒータ部分2A、2B、2Cを選択的に発熱させるこ
とはできず、両端子34に通電した場合には全てのヒー
タ部分が夫々のタングステンワイヤの抵抗値に応じた発
光量で発熱する。これに対して図5のハロゲンヒータに
おいては、その等価回路が図6の如くなるように結線さ
れているので、中央のヒータ部分2Aを単独で発熱させ
るモードと、全てのヒータ部分2A、2B、2Cを同時
に発熱させるモードと、更に中央のヒータ部分2Aの他
にいずれか一つの端部のヒータ部分を発熱させるモード
等を実現することができる。この例では、中央のヒータ
部分2Aを構成するタングステンワイヤ30Aの軸方向
長は、最小サイズの用紙の通紙幅に見合うように設定さ
れている。また、両端に位置する各ヒータ部分2B、2
Cを構成する各タングステンワイヤ30B、30Cの位
置及び軸方向長は最大サイズの用紙の通紙幅に見合うよ
うに設定されている。
【0011】タングステンワイヤ30の両端部に位置す
る端子(接点)34は電源40と直結されている訳では
なく、スイッチ41、42を介して接続されている結
果、各スイッチ41、42が端子34側に接続された場
合には全てのタングステンワイヤ30A、30B、30
Cが同時に発熱し(パターンA)、両スイッチ41、4
2が夫々端子(接点)34a,34b側に接続された場
合には中央のタングステンワイヤ30Aのみが発熱する
こととなる(パターンB)。定着温度過昇防止装置(温
度ヒューズまたはサーモスタット)8の配置位置は、中
央のヒータ部分2Aを構成するタングステンワイヤ30
Aの中央部(通紙の基準であるセンターと一致する位
置)に一か所設定する。この位置は、図2、図6に示す
ように、いずれの発熱パターンにおいても必ず発熱する
紙基準部分(中央部分)であり、加熱ローラの直上位置
である。このように紙センタ基準の場合、どのパターン
でも必ず発熱する紙基準部分のヒータ部分2A(に対応
する加熱ローラ周面)の上方に定着温度過昇防止装置8
を設ける。そうすることにより、過昇防止装置8は1カ
所でよく、また温度が一番高くなるヒータ部分の外側位
置にあるので、暴走時、より早く確実に通電を遮断する
ことができる。
る端子(接点)34は電源40と直結されている訳では
なく、スイッチ41、42を介して接続されている結
果、各スイッチ41、42が端子34側に接続された場
合には全てのタングステンワイヤ30A、30B、30
Cが同時に発熱し(パターンA)、両スイッチ41、4
2が夫々端子(接点)34a,34b側に接続された場
合には中央のタングステンワイヤ30Aのみが発熱する
こととなる(パターンB)。定着温度過昇防止装置(温
度ヒューズまたはサーモスタット)8の配置位置は、中
央のヒータ部分2Aを構成するタングステンワイヤ30
Aの中央部(通紙の基準であるセンターと一致する位
置)に一か所設定する。この位置は、図2、図6に示す
ように、いずれの発熱パターンにおいても必ず発熱する
紙基準部分(中央部分)であり、加熱ローラの直上位置
である。このように紙センタ基準の場合、どのパターン
でも必ず発熱する紙基準部分のヒータ部分2A(に対応
する加熱ローラ周面)の上方に定着温度過昇防止装置8
を設ける。そうすることにより、過昇防止装置8は1カ
所でよく、また温度が一番高くなるヒータ部分の外側位
置にあるので、暴走時、より早く確実に通電を遮断する
ことができる。
【0012】各スイッチ41、42を用いた発熱パター
ンの切り換え操作は、使用する転写紙の紙サイズを予め
検知し(自動給紙の場合は予めサイズは判明するが、手
差しの場合は判明しないので検知必要)、その紙サイズ
によって中央部のみ発熱させるパターンA、全体を発熱
させるパターンB(端面基準の場合パターンA’もあ
る)を、選択的に切り替えることにより、紙の通らない
部分の温度上昇を抑えることが可能となる。なお、温度
センサの増設という点では問題であるが、通紙外となる
端部の温度を温度センサによって検知することによりパ
ターンA、パターンBを切り換えるようにしてもよい。
ンの切り換え操作は、使用する転写紙の紙サイズを予め
検知し(自動給紙の場合は予めサイズは判明するが、手
差しの場合は判明しないので検知必要)、その紙サイズ
によって中央部のみ発熱させるパターンA、全体を発熱
させるパターンB(端面基準の場合パターンA’もあ
る)を、選択的に切り替えることにより、紙の通らない
部分の温度上昇を抑えることが可能となる。なお、温度
センサの増設という点では問題であるが、通紙外となる
端部の温度を温度センサによって検知することによりパ
ターンA、パターンBを切り換えるようにしてもよい。
【0013】次に、端面基準の場合の概略構成について
は、図3に外観を、図7(a) (b) に回路構成を夫々示
す。これは右端面基準の例であるため右端部のヒータ部
分2Cが常時発熱する紙基準部分であり、中央のヒータ
部分2Aと、左端のヒータ部分2Bは、通紙する用紙の
幅に応じて選択的にON、OFF制御される。各ヒータ
部分2A、2B、2Cを構成する分割管体31A、31
B、31C内のハロゲン濃度は、図4、図5の場合と同
様にそれぞれの内部のタングステンワイヤの発熱量に合
わせたもっとも効率よくかつ寿命の短くならない適切な
ハロゲン濃度にする。スイッチ50は、接点34、34
c,34dに対する電源40の接続を選択的に切り換え
可能に構成されており、接点34に電源40を接続した
場合には全てのタングステンワイヤ30B、30A、3
0Cに対する通電が行われる為全ヒータ部分2B、2
A、2Cが発熱する(最大幅の用紙を通紙する場合)。
接点34cに電源を接続した場合にはタングステンワイ
ヤ30A、30Cに対する通電が行われる為ヒータ部分
2A、2Cが発熱する(最大幅の次のサイズの用紙を通
紙する場合)。次に、接点34dに電源を接続した場合
にはタングステンワイヤ30Cのみに対する通電が行わ
れる為紙基準部分であるヒータ部分2Cだけが発熱する
(最小幅のサイズの用紙を通紙する場合)。
は、図3に外観を、図7(a) (b) に回路構成を夫々示
す。これは右端面基準の例であるため右端部のヒータ部
分2Cが常時発熱する紙基準部分であり、中央のヒータ
部分2Aと、左端のヒータ部分2Bは、通紙する用紙の
幅に応じて選択的にON、OFF制御される。各ヒータ
部分2A、2B、2Cを構成する分割管体31A、31
B、31C内のハロゲン濃度は、図4、図5の場合と同
様にそれぞれの内部のタングステンワイヤの発熱量に合
わせたもっとも効率よくかつ寿命の短くならない適切な
ハロゲン濃度にする。スイッチ50は、接点34、34
c,34dに対する電源40の接続を選択的に切り換え
可能に構成されており、接点34に電源40を接続した
場合には全てのタングステンワイヤ30B、30A、3
0Cに対する通電が行われる為全ヒータ部分2B、2
A、2Cが発熱する(最大幅の用紙を通紙する場合)。
接点34cに電源を接続した場合にはタングステンワイ
ヤ30A、30Cに対する通電が行われる為ヒータ部分
2A、2Cが発熱する(最大幅の次のサイズの用紙を通
紙する場合)。次に、接点34dに電源を接続した場合
にはタングステンワイヤ30Cのみに対する通電が行わ
れる為紙基準部分であるヒータ部分2Cだけが発熱する
(最小幅のサイズの用紙を通紙する場合)。
【0014】この片側基準の形態例における定着温度過
昇防止装置(温度ヒューズまたはサーモスタット)8の
配置位置は、図3、図7に示したように、紙基準となる
ヒータ部分2Cの発光部分(タングステンワイヤ30
C)の中で、その発光長のセンタ位置よりも加熱ローラ
の中央寄りに配置するのが好ましい。この結果、暴走時
により早く確実に通電を遮断できる。これは、定着暴走
時、ヒータが点灯しっぱなしにななると、加熱ローラの
端部からかなり熱が逃げ、発光部中央よりローラ端部の
ほうに行けば行くほど、ローラ温度が低くなるためであ
る。このように、発光部中央よりもローラ中央寄りの高
温部に設けることにより確実な遮断を行えることとな
る。
昇防止装置(温度ヒューズまたはサーモスタット)8の
配置位置は、図3、図7に示したように、紙基準となる
ヒータ部分2Cの発光部分(タングステンワイヤ30
C)の中で、その発光長のセンタ位置よりも加熱ローラ
の中央寄りに配置するのが好ましい。この結果、暴走時
により早く確実に通電を遮断できる。これは、定着暴走
時、ヒータが点灯しっぱなしにななると、加熱ローラの
端部からかなり熱が逃げ、発光部中央よりローラ端部の
ほうに行けば行くほど、ローラ温度が低くなるためであ
る。このように、発光部中央よりもローラ中央寄りの高
温部に設けることにより確実な遮断を行えることとな
る。
【0015】次に、図5のハロゲンヒータのように、封
止部32が加熱ローラの内部に位置すると、ハロゲンヒ
ータの熱線の反射光により、封止部の温度が非常に高く
なることがある。そして、封止部の温度が約350℃を
超えると、モリブデン箔が酸化して断線してしまう。こ
れは、加熱ローラ内面の反射率や、その付近の発熱量に
よってもその温度上昇に差があるが、本発明では図8の
ように封止部32の表面を高反射率の鏡面状になるよう
にアルミ等を蒸着し、この面で熱線を反射させることに
より、封止部の温度上昇を抑えて上記不具合を解決する
ようにしている。
止部32が加熱ローラの内部に位置すると、ハロゲンヒ
ータの熱線の反射光により、封止部の温度が非常に高く
なることがある。そして、封止部の温度が約350℃を
超えると、モリブデン箔が酸化して断線してしまう。こ
れは、加熱ローラ内面の反射率や、その付近の発熱量に
よってもその温度上昇に差があるが、本発明では図8の
ように封止部32の表面を高反射率の鏡面状になるよう
にアルミ等を蒸着し、この面で熱線を反射させることに
より、封止部の温度上昇を抑えて上記不具合を解決する
ようにしている。
【0016】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明によれば、
1本のハロゲンヒータを構成する管体が軸方向に沿って
複数に分割封止され、それぞれのヒータ部分の内部は夫
々のタングステンワイヤの抵抗値に見合った適切なハロ
ゲン濃度にしてあるので、効率よく、かつ寿命を短くす
ることのないハロゲンヒータを提供できる。請求項2の
発明によれば、1本のハロゲンヒータで、通紙する紙基
準部を含むある幅の発熱部のみ発熱可能にすると共に
(パターンB)、紙基準部及び他の部分全てを発熱させ
る(パターンA)よう切り替え可能にしたので、小サイ
ズから大サイズまで一本のヒータにより対応でき、また
加熱ローラを大きくする必要もなく、安価な定着装置を
提供できる。請求項3の発明によれば、請求項2のハロ
ゲンヒータにおいて、パターンBで発熱する部分が、他
の部分と内壁が仕切られ、それぞれの中は適切なハロゲ
ン濃度に設定してあるので、効率よくかつ、寿命を短く
することのないハロゲンヒータを提供できる。請求項4
の発明では、封止部の少なくとも両端を除く封止部の表
面が鏡のように光を反射させる構成を備えているので、
封止部の温度の上昇を抑え、短寿命を防ぐことができ
る。請求項5の発明では、温度過昇防止装置が、A、B
の両パターンにおいて共に発熱する紙基準部分の外周で
あって且つ加熱ローラ上方位置にあるので、どちらのパ
ターンで定着が暴走しても温度過昇防止装置が早く確実
に働き、また、1カ所でよく、安全で安価な定着装置を
提供できる。請求項6の発明では、紙基準が片側の場合
に、温度過昇防止装置が、紙基準部分の発光部センタよ
りローラ中央寄りにあるため、定着暴走時、ローラ端部
から熱が逃げてもそれに影響されることなく、早く確実
に働き、安全な定着装置を提供できる。
1本のハロゲンヒータを構成する管体が軸方向に沿って
複数に分割封止され、それぞれのヒータ部分の内部は夫
々のタングステンワイヤの抵抗値に見合った適切なハロ
ゲン濃度にしてあるので、効率よく、かつ寿命を短くす
ることのないハロゲンヒータを提供できる。請求項2の
発明によれば、1本のハロゲンヒータで、通紙する紙基
準部を含むある幅の発熱部のみ発熱可能にすると共に
(パターンB)、紙基準部及び他の部分全てを発熱させ
る(パターンA)よう切り替え可能にしたので、小サイ
ズから大サイズまで一本のヒータにより対応でき、また
加熱ローラを大きくする必要もなく、安価な定着装置を
提供できる。請求項3の発明によれば、請求項2のハロ
ゲンヒータにおいて、パターンBで発熱する部分が、他
の部分と内壁が仕切られ、それぞれの中は適切なハロゲ
ン濃度に設定してあるので、効率よくかつ、寿命を短く
することのないハロゲンヒータを提供できる。請求項4
の発明では、封止部の少なくとも両端を除く封止部の表
面が鏡のように光を反射させる構成を備えているので、
封止部の温度の上昇を抑え、短寿命を防ぐことができ
る。請求項5の発明では、温度過昇防止装置が、A、B
の両パターンにおいて共に発熱する紙基準部分の外周で
あって且つ加熱ローラ上方位置にあるので、どちらのパ
ターンで定着が暴走しても温度過昇防止装置が早く確実
に働き、また、1カ所でよく、安全で安価な定着装置を
提供できる。請求項6の発明では、紙基準が片側の場合
に、温度過昇防止装置が、紙基準部分の発光部センタよ
りローラ中央寄りにあるため、定着暴走時、ローラ端部
から熱が逃げてもそれに影響されることなく、早く確実
に働き、安全な定着装置を提供できる。
【図1】本発明の定着装置を含む作像部の略図。
【図2】センター基準の定着装置の側面図。
【図3】片側基準の定着装置の側面図。
【図4】本発明の一形態例のハロゲンヒータの概略構成
図。
図。
【図5】本発明の他の形態例のハロゲンヒータの概略構
成図。
成図。
【図6】図5の形態例の等価回路図。
【図7】(a) 及び(b) は片側基準の場合のハロゲンヒー
タの等価回路図。
タの等価回路図。
【図8】本発明の他の形態例の要部構成図。
1 定着装置、2 ハロゲンヒータ、2A、2B、2C
ヒータ部分、3 加熱ローラ、4 加圧ローラ、5
バネ、6 サーミスタ、7 板バネ、8 定着温度過昇
防止装置(温度ヒューズまたはサーモスタット)、9
定着分離爪、10定着分離爪用スプリング、11 定着
入り口ガイド板、12 定着出口ガイド板、30A、3
0B、30C、30D タングステンワイヤ、32 封
止部、33 モリブデン箔、34 端子、34a,34
b 接点、41、42 スイッチ、
ヒータ部分、3 加熱ローラ、4 加圧ローラ、5
バネ、6 サーミスタ、7 板バネ、8 定着温度過昇
防止装置(温度ヒューズまたはサーモスタット)、9
定着分離爪、10定着分離爪用スプリング、11 定着
入り口ガイド板、12 定着出口ガイド板、30A、3
0B、30C、30D タングステンワイヤ、32 封
止部、33 モリブデン箔、34 端子、34a,34
b 接点、41、42 スイッチ、
Claims (6)
- 【請求項1】 内部にハロゲンガスを封入した管体内に
タングステンワイヤを挿通し、タングステンワイヤへの
通電によって発光、発熱させるハロゲンヒータにおい
て、 1本のハロゲンヒータを軸方向に沿って複数に分割する
ことにより複数のヒータ部分を形成し、各ヒータ部分を
構成する各分割管体の内部のハロゲン濃度を夫々の内部
のタングステンワイヤの発熱量に見合った適切な濃度に
設定したことを特徴とするハロゲンヒータ。 - 【請求項2】 内部にハロゲンガスを封入した管体内に
タングステンワイヤを挿通し、タングステンワイヤへの
通電によって発光、発熱させるハロゲンヒータにおい
て、 1本のハロゲンヒータを構成する管体を軸方向に沿って
複数に分割封止することにより複数のヒータ部分を形成
し、 上記複数に分割されたヒータ部分は、通電時に常時発熱
するヒータ部分と、選択的に発熱する他のヒータ部分と
から成り、 全てのヒータ部分を同時に発熱させるパターンと、常時
発熱するヒータ部分だけを発熱させるパターンと、常時
発熱するヒータ部分と他のヒータ部分の一部を同時に発
熱させるパターンと、を有していることを特徴とするハ
ロゲンヒータ。 - 【請求項3】 上記各ヒータ部分のうち、少なくとも常
時発熱するヒータ部分に対応する分割管体を、隣接する
他の分割管体から気密封止し、且つ該分割管体内を適切
なハロゲン濃度にしたことを特徴とする請求項2記載の
ハロゲンヒータ。 - 【請求項4】 上記各分割管体間には封止部が位置して
おり、各分割管体間に位置する封止部の表面を、高反射
率の鏡面状にしたことを特徴とする請求項1、2、又は
3記載のハロゲンヒータ。 - 【請求項5】 温度過昇防止装置を、上記各ヒータ部分
のうちの、通電時に常時発熱するヒータ部分に近接して
配置したことを特徴とする請求項1、2、3又は4記載
のハロゲンヒータ。 - 【請求項6】 通電時に常時発熱するヒータ部分が、ハ
ロゲンヒータの軸方向一端部側に位置する場合に、上記
温度過昇防止装置を、該ヒータ部分の発光部センタより
も軸方向中央部寄り位置に設けたことを特徴とする請求
項5記載のハロゲンヒータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32457596A JPH10149871A (ja) | 1996-11-20 | 1996-11-20 | ハロゲンヒータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32457596A JPH10149871A (ja) | 1996-11-20 | 1996-11-20 | ハロゲンヒータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10149871A true JPH10149871A (ja) | 1998-06-02 |
Family
ID=18167354
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32457596A Pending JPH10149871A (ja) | 1996-11-20 | 1996-11-20 | ハロゲンヒータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10149871A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013238636A (ja) * | 2012-05-11 | 2013-11-28 | Fuji Xerox Co Ltd | 温度制御装置及び画像形成装置 |
| JP2015146052A (ja) * | 2013-05-29 | 2015-08-13 | 株式会社リコー | 定着装置および画像形成装置 |
| US9535380B2 (en) | 2013-05-29 | 2017-01-03 | Ricoh Company, Ltd. | Fixing device and image forming apparatus |
| US9964902B2 (en) | 2015-10-01 | 2018-05-08 | Konica Minolta, Inc. | Fixing device and image forming apparatus |
-
1996
- 1996-11-20 JP JP32457596A patent/JPH10149871A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013238636A (ja) * | 2012-05-11 | 2013-11-28 | Fuji Xerox Co Ltd | 温度制御装置及び画像形成装置 |
| JP2015146052A (ja) * | 2013-05-29 | 2015-08-13 | 株式会社リコー | 定着装置および画像形成装置 |
| US9535380B2 (en) | 2013-05-29 | 2017-01-03 | Ricoh Company, Ltd. | Fixing device and image forming apparatus |
| US9964902B2 (en) | 2015-10-01 | 2018-05-08 | Konica Minolta, Inc. | Fixing device and image forming apparatus |
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