JPH10149939A - 積層型金属化フィルムコンデンサ - Google Patents
積層型金属化フィルムコンデンサInfo
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- JPH10149939A JPH10149939A JP8307683A JP30768396A JPH10149939A JP H10149939 A JPH10149939 A JP H10149939A JP 8307683 A JP8307683 A JP 8307683A JP 30768396 A JP30768396 A JP 30768396A JP H10149939 A JPH10149939 A JP H10149939A
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- capacitor
- metal
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、積層型金属化フィルムの素子切断
面の絶縁がうまく取れなかったり、異常電圧がかかった
場合でも、コンデンサ全体が発煙、発火を伴って破壊す
ることのないようにすることを目的とする。 【解決手段】 金属化フィルムを他の金属化フィルムま
たは非金属化フィルムと重ね合わせて切断した積層型金
属化フィルムコンデンサであって、対向する二極の金属
蒸着電極2,2aのうち少なくとも1極の金属蒸着電極
2に複数個に細分化された分極蒸着電極間を互いに橋絡
し、マージン部3を横切るヒューズ部4を介して接続さ
れた網目状パターン電極を有する積層型金属化フィルム
コンデンサ。
面の絶縁がうまく取れなかったり、異常電圧がかかった
場合でも、コンデンサ全体が発煙、発火を伴って破壊す
ることのないようにすることを目的とする。 【解決手段】 金属化フィルムを他の金属化フィルムま
たは非金属化フィルムと重ね合わせて切断した積層型金
属化フィルムコンデンサであって、対向する二極の金属
蒸着電極2,2aのうち少なくとも1極の金属蒸着電極
2に複数個に細分化された分極蒸着電極間を互いに橋絡
し、マージン部3を横切るヒューズ部4を介して接続さ
れた網目状パターン電極を有する積層型金属化フィルム
コンデンサ。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は省エネルギ、機器の
小形化、高効率化などに有利な、主として電気機器に用
いる積層型金属化フィルムコンデンサに関するものであ
る。
小形化、高効率化などに有利な、主として電気機器に用
いる積層型金属化フィルムコンデンサに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、電気機器は、効率化のみならず小
型・軽量化に伴い高密度実装化が進み、使用部品である
コンデンサについてもさらに小形化および低価格化の要
求が強くなってきている。また、コンデンサの安全性が
重視され、絶縁破壊に対する保安装置や温度ヒューズ等
の安全装置に対する要求も強くなっている。
型・軽量化に伴い高密度実装化が進み、使用部品である
コンデンサについてもさらに小形化および低価格化の要
求が強くなってきている。また、コンデンサの安全性が
重視され、絶縁破壊に対する保安装置や温度ヒューズ等
の安全装置に対する要求も強くなっている。
【0003】また、従来の技術では、コンデンサ素子形
状を巻回型、端面小判型から効率的に生産できる積層型
コンデンサの小形化および低価格化を図り、保安装置、
温度ヒューズ等を設けて安全性の高い金属化フィルムコ
ンデンサを提供してきた。積層型金属化フィルムコンデ
ンサとは、金属化フィルム20と、非金属化フィルム2
1または金属化フィルム20とを重ね合わせ金属ボビン
上に巻回積層し、そのフィルム両端面に金属溶射を施し
てメタリコン24を形成し、さらに加熱エージングし
て、金属ボビン(図示せず)を外して大円環のコンデン
サ母体とし、このコンデンサ母体を切断刃で所定寸法に
切断し単一コンデンサを形成したものである。また、保
安機構とは、特開昭61−2313号公報、特開平3−
280410号公報、特開平6−310368号公報等
でも開示されているように、金属蒸着電極12にヒュー
ズ部を形成したり、金属蒸着電極22を複数個に分割し
てコンデンサ全体を微小コンデンサの集合形態にしたも
のであり、コンデンサ全体のある一カ所の誘電体として
機能する部分で絶縁破壊が生じても、絶縁破壊部分に関
与する部分の金属蒸着電極がコンデンサ全体から電気的
に遮断して遊離し、他の微小コンデンサ部分が絶縁破壊
するのを防ぐことができる。ただし、図3および図4の
ような微小分割した金属蒸着電極22a,22bを保安
機構とした金属化フィルムは、積層型金属化フィルムコ
ンデンサには使用されておらず、巻回型コンデンサや端
面小判型コンデンサにしか使用されていない。これは、
積層型金属化フィルムコンデンサの一つの層における金
属蒸着電極の面積が小さいため、さらに図3および図4
のように、金属蒸着電極を複数個に細分割する必要がな
いためである。また、保安装置、安全装置とは、あらか
じめ外装容器の内部の導電部に機械的弱点部を設けてお
き、外装容器の内圧の増加により、前記機械的弱点部を
切離し、積層型コンデンサへの電気エネルギの供給を遮
断するものである。図5に示した従来例では、対向する
2極の金属蒸着電極22,22のうち少なくとも一方の
金属蒸着電極22にヒューズ部23を形成して保安機構
とした両面金属化フィルム20と、非金属化フィルム2
1とを重ね合わせ金属ボビン上に巻回積層し、そのフィ
ルム両端部に亜鉛金属溶射を施してメタリコン24を形
成し、さらに加熱エージングし、金属ボビン(図示せ
ず)を外して大円環のコンデンサ母体とし、これを切断
刃で切断し、積層型の金属化フィルムコンデンサとした
ものである。この積層型金属化フィルムコンデンサによ
り、小形化および低価格化が図れ、またヒューズ部23
を形成して保安機構としているため、コンデンサ全体の
ある一カ所の誘電体フィルムの一部分で絶縁破壊が生じ
ても、絶縁破壊部分に関与する部分の金属蒸着電極がコ
ンデンサ全体から電気的に遮断して遊離し、他のコンデ
ンサ部分が絶縁破壊するのを防ぐことができた。
状を巻回型、端面小判型から効率的に生産できる積層型
コンデンサの小形化および低価格化を図り、保安装置、
温度ヒューズ等を設けて安全性の高い金属化フィルムコ
ンデンサを提供してきた。積層型金属化フィルムコンデ
ンサとは、金属化フィルム20と、非金属化フィルム2
1または金属化フィルム20とを重ね合わせ金属ボビン
上に巻回積層し、そのフィルム両端面に金属溶射を施し
てメタリコン24を形成し、さらに加熱エージングし
て、金属ボビン(図示せず)を外して大円環のコンデン
サ母体とし、このコンデンサ母体を切断刃で所定寸法に
切断し単一コンデンサを形成したものである。また、保
安機構とは、特開昭61−2313号公報、特開平3−
280410号公報、特開平6−310368号公報等
でも開示されているように、金属蒸着電極12にヒュー
ズ部を形成したり、金属蒸着電極22を複数個に分割し
てコンデンサ全体を微小コンデンサの集合形態にしたも
のであり、コンデンサ全体のある一カ所の誘電体として
機能する部分で絶縁破壊が生じても、絶縁破壊部分に関
与する部分の金属蒸着電極がコンデンサ全体から電気的
に遮断して遊離し、他の微小コンデンサ部分が絶縁破壊
するのを防ぐことができる。ただし、図3および図4の
ような微小分割した金属蒸着電極22a,22bを保安
機構とした金属化フィルムは、積層型金属化フィルムコ
ンデンサには使用されておらず、巻回型コンデンサや端
面小判型コンデンサにしか使用されていない。これは、
積層型金属化フィルムコンデンサの一つの層における金
属蒸着電極の面積が小さいため、さらに図3および図4
のように、金属蒸着電極を複数個に細分割する必要がな
いためである。また、保安装置、安全装置とは、あらか
じめ外装容器の内部の導電部に機械的弱点部を設けてお
き、外装容器の内圧の増加により、前記機械的弱点部を
切離し、積層型コンデンサへの電気エネルギの供給を遮
断するものである。図5に示した従来例では、対向する
2極の金属蒸着電極22,22のうち少なくとも一方の
金属蒸着電極22にヒューズ部23を形成して保安機構
とした両面金属化フィルム20と、非金属化フィルム2
1とを重ね合わせ金属ボビン上に巻回積層し、そのフィ
ルム両端部に亜鉛金属溶射を施してメタリコン24を形
成し、さらに加熱エージングし、金属ボビン(図示せ
ず)を外して大円環のコンデンサ母体とし、これを切断
刃で切断し、積層型の金属化フィルムコンデンサとした
ものである。この積層型金属化フィルムコンデンサによ
り、小形化および低価格化が図れ、またヒューズ部23
を形成して保安機構としているため、コンデンサ全体の
ある一カ所の誘電体フィルムの一部分で絶縁破壊が生じ
ても、絶縁破壊部分に関与する部分の金属蒸着電極がコ
ンデンサ全体から電気的に遮断して遊離し、他のコンデ
ンサ部分が絶縁破壊するのを防ぐことができた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そして、積層型金属化
フィルムコンデンサを得るのに、巻回積層した大円環の
コンデンサ母体を切断刃で単一コンデンサに切断してい
るが、単に切断だけではなく、切断刃の抵抗熱で素子切
断面のフィルム端面を溶融させることにより、切断面の
絶縁を取っている。しかしながら従来例(図5)では、
切断面の絶縁がうまく取れていなかったり、実使用上に
おいて異常電圧がかかった場合等、その切断面で絶縁破
壊が起り易く、その絶縁破壊箇所が切断面となる故、図
3および図4の従来例のような電極マージン部25をパ
スするヒューズ部23を設けた保安機構では動作し難
く、最後には発煙、発火を伴ってコンデンサ全体が破壊
してまうという問題点を有していた。また、前記切断刃
によるフィルム端面の溶融で素子切断面の絶縁を取って
いるため、切断耐圧水準がとても低く、定格電圧の低い
コンデンサしか設計することができなかった。そのた
め、定格電圧の高いコンデンサについては、巻回型のよ
うに効率の良い生産方法が取れず小形化および定価格か
が困難であるという問題点も有していた。
フィルムコンデンサを得るのに、巻回積層した大円環の
コンデンサ母体を切断刃で単一コンデンサに切断してい
るが、単に切断だけではなく、切断刃の抵抗熱で素子切
断面のフィルム端面を溶融させることにより、切断面の
絶縁を取っている。しかしながら従来例(図5)では、
切断面の絶縁がうまく取れていなかったり、実使用上に
おいて異常電圧がかかった場合等、その切断面で絶縁破
壊が起り易く、その絶縁破壊箇所が切断面となる故、図
3および図4の従来例のような電極マージン部25をパ
スするヒューズ部23を設けた保安機構では動作し難
く、最後には発煙、発火を伴ってコンデンサ全体が破壊
してまうという問題点を有していた。また、前記切断刃
によるフィルム端面の溶融で素子切断面の絶縁を取って
いるため、切断耐圧水準がとても低く、定格電圧の低い
コンデンサしか設計することができなかった。そのた
め、定格電圧の高いコンデンサについては、巻回型のよ
うに効率の良い生産方法が取れず小形化および定価格か
が困難であるという問題点も有していた。
【0005】本発明は、上記従来の問題点を解決するも
ので、積層型コンデンサの素子切断面の絶縁がうまく取
れていなかったり、また実使用上において異常電圧がか
かった場合等でも、コンデンサが発煙、発火を伴って破
壊することのない安全性の高い、高電圧設計のできる積
層型金属化フィルムコンデンサを提供することを目的と
する。
ので、積層型コンデンサの素子切断面の絶縁がうまく取
れていなかったり、また実使用上において異常電圧がか
かった場合等でも、コンデンサが発煙、発火を伴って破
壊することのない安全性の高い、高電圧設計のできる積
層型金属化フィルムコンデンサを提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の積層型金属化コンデンサは、金属化フィル
ムを他の金属化フィルムまたは非金属化フィルムと重ね
合わせて切断した積層型金属化フィルムコンデンサであ
って、対向する2極の金属蒸着電極のうち少なくとも1
極の金属蒸着電極に複数個に細分化された微小蒸着電極
間を互いに橋絡し、マージン部を横切るヒューズ部を介
して、接続された網目状パターン電極を金属化フィルム
に有するものである。
に、本発明の積層型金属化コンデンサは、金属化フィル
ムを他の金属化フィルムまたは非金属化フィルムと重ね
合わせて切断した積層型金属化フィルムコンデンサであ
って、対向する2極の金属蒸着電極のうち少なくとも1
極の金属蒸着電極に複数個に細分化された微小蒸着電極
間を互いに橋絡し、マージン部を横切るヒューズ部を介
して、接続された網目状パターン電極を金属化フィルム
に有するものである。
【0007】
【発明の実施の形態】このように、本発明の積層型金属
化フィルムコンデンサは、対向する2極の金属蒸着電極
のうち少なくとも一方の金属蒸着電極に複数個に細分化
された微小蒸着電極間を互いに部分的に橋絡し、マージ
ン部を横切るヒューズ部を介して接続された網目状パタ
ーン電極を有するもので、切断加工による切断面の絶縁
がうまく取れていなかったり、実使用上において異常電
圧がかかり素子切断面のある一カ所の誘電体として機能
する部分で絶縁破壊が生じても、絶縁破壊部分に関与す
る部分の微小蒸着電極がコンデンサ全体から電気的に遮
断して遊離し、他の微小コンデンサ部分が絶縁破壊する
のを防ぐことができるため、コンデンサが発煙、発火を
伴って破壊してしまうことはない。また、コンデンサを
高電圧使用した場合でも前記したような網目状パターン
電極による保安機構を備えた金属化フィルムを使用して
いるため、素子切断面の電圧的弱点部で絶縁破壊が生じ
ても、絶縁破壊部分に関与する部分の微小蒸着電極がコ
ンデンサ全体から電気的に遮断して遊離し、他の微小コ
ンデンサ部分が絶縁破壊するのを防ぐことができ、か
つ、素子切断面の微小蒸着電極がコンデンサ全体から電
気的に遮断して遊離してしまうため、素子切断面と他の
微小コンデンサ部分との絶縁距離を得ることができる。
したがって、高電圧設計に十分耐えるだけの素子切断面
の絶縁を保つことができる。
化フィルムコンデンサは、対向する2極の金属蒸着電極
のうち少なくとも一方の金属蒸着電極に複数個に細分化
された微小蒸着電極間を互いに部分的に橋絡し、マージ
ン部を横切るヒューズ部を介して接続された網目状パタ
ーン電極を有するもので、切断加工による切断面の絶縁
がうまく取れていなかったり、実使用上において異常電
圧がかかり素子切断面のある一カ所の誘電体として機能
する部分で絶縁破壊が生じても、絶縁破壊部分に関与す
る部分の微小蒸着電極がコンデンサ全体から電気的に遮
断して遊離し、他の微小コンデンサ部分が絶縁破壊する
のを防ぐことができるため、コンデンサが発煙、発火を
伴って破壊してしまうことはない。また、コンデンサを
高電圧使用した場合でも前記したような網目状パターン
電極による保安機構を備えた金属化フィルムを使用して
いるため、素子切断面の電圧的弱点部で絶縁破壊が生じ
ても、絶縁破壊部分に関与する部分の微小蒸着電極がコ
ンデンサ全体から電気的に遮断して遊離し、他の微小コ
ンデンサ部分が絶縁破壊するのを防ぐことができ、か
つ、素子切断面の微小蒸着電極がコンデンサ全体から電
気的に遮断して遊離してしまうため、素子切断面と他の
微小コンデンサ部分との絶縁距離を得ることができる。
したがって、高電圧設計に十分耐えるだけの素子切断面
の絶縁を保つことができる。
【0008】以下、本実施の形態につき、図1,図2に
沿って説明する。1は誘電体フィルムであるポリプロピ
レンフィルムの両面に亜鉛を主成分とした金属を蒸着し
た両面金属化フィルムで、対向する2極の金属蒸着電極
2,2aのうち一方の金属蒸着電極2を図2のように、
複数個に細分化した微小蒸着金属間がマージン部3を横
切るヒューズ部4を介して接続された網目状パターン電
極を有する。5は誘電体フィルムである非金属化フィル
ム、6は両面金属化フィルム1と非金属化フィルム5を
重ね合わせ金属ボビン上に巻回積層し、そのフィルム両
端部に亜鉛金属溶射を施したメタリコンである。さらに
加熱エージングし、金属ボビン(図示せず)を外して大
円環のコンデンサ母体とした。
沿って説明する。1は誘電体フィルムであるポリプロピ
レンフィルムの両面に亜鉛を主成分とした金属を蒸着し
た両面金属化フィルムで、対向する2極の金属蒸着電極
2,2aのうち一方の金属蒸着電極2を図2のように、
複数個に細分化した微小蒸着金属間がマージン部3を横
切るヒューズ部4を介して接続された網目状パターン電
極を有する。5は誘電体フィルムである非金属化フィル
ム、6は両面金属化フィルム1と非金属化フィルム5を
重ね合わせ金属ボビン上に巻回積層し、そのフィルム両
端部に亜鉛金属溶射を施したメタリコンである。さらに
加熱エージングし、金属ボビン(図示せず)を外して大
円環のコンデンサ母体とした。
【0009】さらに、その大円環のコンデンサ母体を切
断刃で切断し、本実施の形態のコンデンサを得た。
断刃で切断し、本実施の形態のコンデンサを得た。
【0010】上記積層型金属化フィルムコンデンサを室
温24℃および70℃の雰囲気の中で絶縁破壊試験を行
い、その結果を(表1)に示した。
温24℃および70℃の雰囲気の中で絶縁破壊試験を行
い、その結果を(表1)に示した。
【0011】
【表1】
【0012】表1より、従来例の積層型金属化フィルム
コンデンサは、10台共素子切断面における絶縁破壊に
より発煙を伴って破壊したのに対して、本実施例のコン
デンサは、10台共保安機構が動作し発煙、発火を伴う
破壊には至らなかった。これは本実施例が対向する2極
の金属蒸着電極2,2aのうち少なくとも一方の金属蒸
着電極2に複数個に細分化された微小蒸着電極間を互い
に部分的にマージン部3を横切るヒューズ部4で接続さ
れた網目状パターン電極を用いて保安機構としているた
め、積層型コンデンサ素子切断面のある一カ所の誘電体
として機能する部分で絶縁破壊が生じても、絶縁破壊部
分に関与する部分電極がコンデンサ全体から電気的に遮
断して遊離し、他の微小コンデンサ部分が絶縁破壊する
のを防ぐことができたためである。つぎに、本実施例の
コンデンサを70℃の雰囲気の中でAC400Vの電圧
を印加させ通電試験を行いその結果として、容量減少率
(%)を図2に示した。図2より、従来例のコンデンサ
は、試験開始1000時間(H)後における容量減少率
(%)が−13.0(%)と大きいのに対して、本実施
例のコンデンサは、−3.0(%)と小さく優れた寿命
特性が得られた。これは本実施例が、対向する2極の金
属蒸着電極2,2aのうち少なくとも一方の金属蒸着電
極2に複数個に細分化された微小蒸着電極間を互いにマ
ージン部3を横切るヒューズ部4で接続された網目状パ
ターン電極を用いて保安機構とした金属化フィルムを使
用しているため、素子切断面の電圧的弱点部で絶縁破壊
が生じても、絶縁破壊部分に関与する微小蒸着電極がコ
ンデンサ全体から電気的に遮断して遊離し、他の微小コ
ンデンサ部分が絶縁破壊するのを防ぐことができ、かつ
素子切断面の微小蒸着電極がコンデンサ全体から電気的
に遮断して遊離してしまうため、素子切断面と他の微小
コンデンサ部分との絶縁距離を得ることができるためで
ある。
コンデンサは、10台共素子切断面における絶縁破壊に
より発煙を伴って破壊したのに対して、本実施例のコン
デンサは、10台共保安機構が動作し発煙、発火を伴う
破壊には至らなかった。これは本実施例が対向する2極
の金属蒸着電極2,2aのうち少なくとも一方の金属蒸
着電極2に複数個に細分化された微小蒸着電極間を互い
に部分的にマージン部3を横切るヒューズ部4で接続さ
れた網目状パターン電極を用いて保安機構としているた
め、積層型コンデンサ素子切断面のある一カ所の誘電体
として機能する部分で絶縁破壊が生じても、絶縁破壊部
分に関与する部分電極がコンデンサ全体から電気的に遮
断して遊離し、他の微小コンデンサ部分が絶縁破壊する
のを防ぐことができたためである。つぎに、本実施例の
コンデンサを70℃の雰囲気の中でAC400Vの電圧
を印加させ通電試験を行いその結果として、容量減少率
(%)を図2に示した。図2より、従来例のコンデンサ
は、試験開始1000時間(H)後における容量減少率
(%)が−13.0(%)と大きいのに対して、本実施
例のコンデンサは、−3.0(%)と小さく優れた寿命
特性が得られた。これは本実施例が、対向する2極の金
属蒸着電極2,2aのうち少なくとも一方の金属蒸着電
極2に複数個に細分化された微小蒸着電極間を互いにマ
ージン部3を横切るヒューズ部4で接続された網目状パ
ターン電極を用いて保安機構とした金属化フィルムを使
用しているため、素子切断面の電圧的弱点部で絶縁破壊
が生じても、絶縁破壊部分に関与する微小蒸着電極がコ
ンデンサ全体から電気的に遮断して遊離し、他の微小コ
ンデンサ部分が絶縁破壊するのを防ぐことができ、かつ
素子切断面の微小蒸着電極がコンデンサ全体から電気的
に遮断して遊離してしまうため、素子切断面と他の微小
コンデンサ部分との絶縁距離を得ることができるためで
ある。
【0013】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、対向す
る2極の金属蒸着電極のうち、少なくとも一方の金属蒸
着電極に複数個に細分化された微小蒸着電極間を互いに
マージン部を横切るヒューズ部で接続された網目状パタ
ーン電極を金属化フィルムに有するもので、積層型コン
デンサの素子切断面の絶縁がうまく取れていなかった
り、実使用上において異常電圧がかかった場合等でも、
マージン部を横切るヒューズ部が確実に動作しコンデン
サ全体が発煙、発火を伴って破壊することがなく安全性
が高く、かつ高電圧設計の可能な積層型金属加フィルム
コンデンサを実現できる効果を有するものである。
る2極の金属蒸着電極のうち、少なくとも一方の金属蒸
着電極に複数個に細分化された微小蒸着電極間を互いに
マージン部を横切るヒューズ部で接続された網目状パタ
ーン電極を金属化フィルムに有するもので、積層型コン
デンサの素子切断面の絶縁がうまく取れていなかった
り、実使用上において異常電圧がかかった場合等でも、
マージン部を横切るヒューズ部が確実に動作しコンデン
サ全体が発煙、発火を伴って破壊することがなく安全性
が高く、かつ高電圧設計の可能な積層型金属加フィルム
コンデンサを実現できる効果を有するものである。
【図1】本発明の実施の形態における積層型金属化フィ
ルムコンデンサを模式的に示す斜視断面図
ルムコンデンサを模式的に示す斜視断面図
【図2】本発明の実施例と従来例を比較した容量減少率
特性図
特性図
【図3】網目状パターン電極を示す一部平面図
【図4】他の網目状パターン電極を示す一部平面図
【図5】従来の積層型金属化フィルムコンデンサを模式
的に示す斜視断面図
的に示す斜視断面図
1 両面金属化フィルム 2,2a 金属蒸着電極 3 マージン部 4 ヒューズ部 5 非金属化フィルム
Claims (3)
- 【請求項1】金属化フィルムを他の金属化フィルムまた
は非金属化フィルムと重ね合わせて、所定寸法に切断し
た積層型金属化フィルムコンデンサであって、対向する
2つの金属蒸着電極のうち少なくとも一方の金属蒸着電
極に複数個に細分化された微小蒸着電極間を互いに橋絡
し、マージン部を横切るヒューズ部を介して接続された
網目状パターン電極を金属化フィルムに有する積層型金
属化フィルムコンデンサ。 - 【請求項2】金属化フィルムは、亜鉛を主成分とした金
属蒸着電極を、電極引出側を厚く、他方の絶縁端部側を
薄く誘電体フィルムの両面に施した請求項1記載の積層
型金属化フィルムコンデンサ。 - 【請求項3】金属化フィルムは、亜鉛を主成分とした金
属蒸着電極を電極引出側を厚く、他方の絶縁端部側を薄
く、誘電体フィルムに片面蒸着した請求項1記載の積層
型金属化フィルムコンデンサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8307683A JPH10149939A (ja) | 1996-11-19 | 1996-11-19 | 積層型金属化フィルムコンデンサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8307683A JPH10149939A (ja) | 1996-11-19 | 1996-11-19 | 積層型金属化フィルムコンデンサ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10149939A true JPH10149939A (ja) | 1998-06-02 |
Family
ID=17971981
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8307683A Pending JPH10149939A (ja) | 1996-11-19 | 1996-11-19 | 積層型金属化フィルムコンデンサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10149939A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100564669B1 (ko) | 2004-07-30 | 2006-03-31 | 주식회사 뉴인텍 | 금속화 필름콘덴서용 증착필름및 그 제조방법 |
| JP2009094543A (ja) * | 2009-02-02 | 2009-04-30 | Panasonic Corp | 金属化フィルムコンデンサ |
| EP2881957A1 (en) | 2013-12-09 | 2015-06-10 | Kojima Industries Corporation | Metallized film capacitor |
| WO2018190437A1 (ja) * | 2017-04-14 | 2018-10-18 | 京セラ株式会社 | フィルムコンデンサ、連結型コンデンサと、これを用いたインバータおよび電動車輌 |
-
1996
- 1996-11-19 JP JP8307683A patent/JPH10149939A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100564669B1 (ko) | 2004-07-30 | 2006-03-31 | 주식회사 뉴인텍 | 금속화 필름콘덴서용 증착필름및 그 제조방법 |
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