JPH1015095A - 落下防止ネット - Google Patents
落下防止ネットInfo
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Abstract
ギーを吸収緩和する構造にして、堅牢で、耐久性に優
れ、かつ設置容易性に優れた落下防止ネットを提供する
こと。 【解決手段】 線格子ネット体2における両端部の筒形
胴縁状挿入部6にそれぞれ補強パイプ部材7が挿入され
て構成の複数の線格子ネットユニット1が、複数の連結
部材8における開口部12付の筒状部11内に筒形胴縁
状挿入部6が挿入されることにより相互に連結されて被
取着面に対し、ブラケット体48、56を介して上下方
向に回動可能とし、かつ吊り固定金具と壁面固定吊り金
具および吊り補強杆を介して前記線格子ネットユニット
1上に落下物が落下した際の運動エネルギーを吸収緩和
可能として略水平状に取着支持される。
Description
合住宅や公共施設等に設置される落下防止ネットに関す
るものである。
に板状のネット体がその四辺部において溶着されてネッ
トユニットが構成され、該ネットユニットが鉄製の大枠
にその適宜個所をもって溶着配置されてなるものが一般
的であった。
防止ネットは、そのネット体の四辺部が矩形状の鉄枠に
溶着されていて、ネット上に落下物が落下した際の運動
エネルギーを吸収緩和する構造とはなっていないため
に、ネットユニットが損傷しやすくて堅牢ではなく、耐
久性に劣るという問題点があった。また、ネットユニッ
トは鉄製大枠にそれぞれ溶着されるものであるから、そ
の溶着作業を要して設置容易ではなく、しかも高所にお
ける溶着作業は危険であり、また、損傷等による部分的
取替えも容易ではない等々の問題点があった。
問題点に鑑みなされたもので、その目的とするところ
は、ネット上に落下物が落下した際の運動エネルギーが
吸収緩和される構造にして堅牢で、耐久性に優れ、ま
た、その設置も溶着手段を不要とした構造にして簡易に
して、かつ安全に行い得、また、損傷等による部分的取
替え、メンテナンス等も簡易に行い得る落下防止ネット
を提供することにある。
め、本発明は、複数の線格子ネットユニットと、これら
線格子ネットユニットを相互に連結する複数の連結部材
とを備え、前記線格子ネットユニットは、両端部が環状
に折り曲げ形成された多数の金属杆が適宜間隔で並列さ
れ、かつ両端環状部の内側と両端の環状部間に多数の金
属杆が適宜間隔で溶接されて両端部に筒形胴縁状挿入部
が形成された線格子ネット体と、該線格子ネット体にお
ける両端筒形胴縁状挿入部に挿入された補強パイプ部材
とを含み、前記連結部材は、その長手方向に前記線格子
ネットユニットの筒形胴縁状挿入部が挿入される開口部
付筒状部を有し、前記線格子ネットユニットが前記連結
部材を介して連結され、かつ被取着面にブラケット部材
と吊り金具部材を介して略水平状にして、かつ前記線格
子ネットユニット上に落下物が落下した際の運動エネル
ギーを吸収緩和する可変緩衝機構を介して取着支持され
た構成を特徴とするものである。
を参照してその作用と共に説明する。図1は、本発明に
係る落下防止ネットの一例での一部分を省略して示す分
解斜視図で、本落下防止ネットは、複数の線格子ネット
ユニットと複数の連結部材とを備え、更に正面化粧部材
と端部化粧部材、ブラケット部材と吊り金具部材等を構
成部材としている。
ネット体と補強パイプ部材とを含んでいる。線格子ネッ
ト体2は、両端部が環状に折り曲げ形成された多数の金
属杆3が適宜間隔で並列され、かつ両端環状部4の内側
と両端の環状部4、4間に多数の金属杆5が適宜間隔で
溶接されて両端部に筒形胴縁状挿入部6が形成されてな
り、該筒形胴縁状挿入部6の長手方向には補強金属パイ
プ部材7が挿入されて線格子ネットユニット1が構成さ
れている。
る複数の連結部材は、中間連結部材8と両端連結部材9
を含み、これらは好ましくは、アルミニウム等の軽金属
材による一体成形品として得られるもので、中間連結部
材8は、図1および図3に示されているように、連設基
部10を介して左右対称形に形成され、かつそれぞれの
外側水平長手方向に開口部12を有するところの前記線
格子ネットユニット1における筒形胴縁状挿入部6が挿
入される筒状部11と、該筒状部11の上下面中央長手
方向に左右対称形に突設されたL形壁部13、14と、
該L形壁部13、14と筒状部11との基部内側長手方
向にそれぞれ設けられたタッピングホール15、16を
有している。両端連結部材9は、図3に示されているよ
うに、水平開口部12を有する筒状部11と、該筒状部
11の外側面長手方向に上下対称に形成のL形壁部1
7、18と、筒状部11の開口端の上下長手方向に対称
に形成のL形壁部19、20と、L形壁部17、18、
19、20の内側長手方向にそれぞれ設けられたタッピ
ングホール21、22を有している。
および図3に示されているように、その筒形胴縁状挿入
部6が各筒状部11に挿入されることによって所要数が
相互に連結されている。なお、線格子ネットユニット1
が大型となる場合には、特に図示しないが、中間補強部
材を介して連結される。
結された線格子ネットユニット1の全体正面側には、図
2に示されているように、正面化粧部材23が取着され
ている。化粧部材23は、アルミニウム等の軽金属材に
よる一体成形品として得られ、その断面形状は図4に示
されている如くである。すなわち、中央長手方向に円弧
状部24を有し、該円弧状部24の内側には中央コ字形
溝部25を介して上下に中空状部26、27を有し、該
中空状部26、27の上下には外側に向け開口したコ字
形溝部28、29を介して略く字形に変形の上下縁部3
0、31を有している。そして、該正面化粧部材23
は、図4および図5に示されているように、各線格子ネ
ットユニット1における切り欠きされた線格子ネット体
2の金属杆5の先端部が中央コ字形溝部25内に入った
状態でセットされるとともに、上下のコ字形溝部28、
29の外側より連結部材8(9)の各タッピングホール
15、16(21、22)に対する止めネジ32、33
によりネジ着され、更に上下縁部30、31の上下方向
より連結部材8(9)のL形壁部13、14(17、1
8)の上下水平壁面に対する止めネジ34、35によっ
てネジ着され、更に化粧部材23の両端面には、一方の
みを示し、他方は省略した図5に示されているように、
端面に適合した側板26がその外側よりの上下縁部3
0、31のタッピングホール37、38に対する止めネ
ジ39、40によって取着されている。
トユニット1の端部にそれぞれ設けられている端部化粧
部材41は、アルミニウム等の軽金属材による一体成形
品として得られ、その断面形状は図4に示されているよ
うに、長手方向内側にリップ部付コ字形溝部42とその
外側に中空部43およびその上方にコ字形溝部42と連
なるL形壁部44を有し、該化粧部材41は、そのコ字
形溝部42に各線格子ネットユニット1における切り欠
きされた線格子ネット体2の金属杆5の先端部が入った
状態でセットされ、かつコ字形溝部42の適所において
ボルト45、ナット46の締着により取着されている。
図6に概略的に例示されているように、壁面等の被取着
面47にブラケット部材と吊り金具部材を介して略水平
状に取着される。更に説明すると、ブラケット部材は図
1、図7および図8に示されているように、被取着面4
7にネジ着されるブラケット体と連結部材8、9にネジ
着されるブラケット体とを含んでいる。被取着面47に
ネジ着されるブラケット体48は、ネジ孔50を有する
取着板49と、該取着板49の上部より水平に突設され
た水平板51と、該水平板51上の中央に起立固着さ
れ、かつその前後に2つのネジ孔53、54を有する起
立板52と、水平板51の下面と取着板49の間に設け
られた略三角形状の補強板55を有し、該ブラケット体
48は連結部材8、9との対応部位において被取着面4
7にそのネジ孔50を介してネジ着固定される。連結部
材8、9にネジ着されるブラケット体56は、連結部材
8(9)の下側L形壁部14、14(18、20)の外
側面に適合するコ字形板57と、該コ字形板57の下面
前後中央部に突設されたネジ孔60、61を有する突設
板58、59を有し、該ブラケット体56は連結部材
8、9の後端部下面側のL形壁部14、14(18、2
0)の外側に突設板58、59を下向きとして嵌め入れ
られるとともに、その複数のネジ孔62よりL形壁部1
4、14間(18、20間)に介装されたナット64付
受板63(図8参照)のネジ孔65を介してのナット6
4に対するボルト66の締着をもって取り付けられ、更
に起立板52のネジ孔53、54と突設板58、59の
ネジ孔60、61との適合孔に対するボルト67、ナッ
ト68等の締着によって連結されている。そして、線格
子ネットユニット1の取り外しや取替え、保守点検等す
る場合においては、各突設板59と起立板52との締着
を解除し、かつ各突設板59と起立板52との締着をゆ
るめ、更に後述する吊り固定金具と吊り補強杆との連結
を解除して、略水平状態にあったネット全体を図7に想
像線で示されているように、ボルト67を支点として下
方に略90度回動させて略垂直状態とさせれば、それら
の作業を地上において楽な姿勢で安全にして、簡易かつ
迅速に行うことができる。
図6に概略的に示されているように、連結部材8、9の
上面やや前端寄りに固着された吊り固定金具と、被取着
面47に固着される壁面固定吊り金具およびこれら金具
間に連結の吊り補強杆とを含んでいる。吊り固定金具6
9は図9から図11に示されているように、その上面中
央長手方向に起立板71が溶着された断面略コ字形の支
承板70と、該支承板70と略等長にして、その上面中
央部位には起立板71が立ち上がるための切欠長孔73
を有する断面略コ字形の押え板72とを含み、支承板7
0はその起立板71を開口部から外方に臨ませて連結部
材8(9)の上側L形壁部13、13間(17、19
間)に入れられるとともに、上方からは押え板72が上
側L形壁部13、13間(17、19間)の外側面に適
合させて嵌められ、かつ支承板71と押え板72は前後
の止めネジ74により固着され、また、押え板72は左
右の止めネジ75により連結部材8(9)に固着されて
いる。
4に示されているように、腕板78が溶着された壁面取
着板77と、腕板78を挾んでその両側にネジ着連結さ
れる一対の連結板79がその溶着された蓋81上に溶着
された短い外筒体80と、該外筒体80内に同心状に設
けられたやや長い内筒体82と、該内筒体82に内装の
コイルスプリング83等から構成されている。そして、
壁面取着板77はボルト等にて被取着面47に固着され
て、腕板78には外筒体80の一対の連結板79が軸8
4と止めピン85にて連結されるとともに、該外筒体8
0内には内筒体82が軸86と止めピン87にて連結さ
れている。内筒体81の底面にはスプリング受88が溶
着されて、該内筒体82内にはスプリング受88の孔を
通して吊り補強杆91の一方の端部が移動可能に入れら
れて、その端部可動スプリング受89と固定スプリング
受88間にはコイルスプリング83が巻装され、かつ可
動スプリング受89の外側において締着の締付ナット9
0により止められている。吊り補強杆91の他方の端部
には羽根板92が溶着され、該羽根板92と吊り固定金
具69の支承板71とはボルト93、ナットにて連結さ
れ、ネット上に落下物が落下した際の運動エネルギーが
コイルスプリング83の緩衝作用により吸収されて和ら
げられるようになっており、また、締付ナット90によ
るコイルスプリング83のスプリング力の適宜調整によ
って吸収力の調整ができるようになっている。
多数の金属杆による線格子状にして、かつその両端部に
は筒形胴縁状挿入部を有し、該筒形胴縁状挿入部内には
補強パイプ部材が挿入され、かかる構成に係る線格子ネ
ットユニットが連結部材における開口部付筒状部内に挿
入されて互いに連結されているものであるから、ネット
上に落下物が落下した際の運動エネルギーは、連結部材
の筒状部内における筒形胴縁状挿入部の遊動による線格
子ネット体の弾力と緩衝機構を有する被取着面への取付
手段とによって吸収緩和されるため、損傷等が少なく、
堅牢にして、耐久性に優れるものである。
は、連結部材における開口部付筒状部に筒形胴縁状挿入
部を挿入するだけでよく、従来のように溶着を必要とす
るものではないから、ネットの設置が簡易にして、速や
かに行い得るものである。また、線格子ネットユニット
が損傷等してこれを部分的に取り替える場合において
も、簡易に行い得る。また、ネットの壁面等に対する取
り付けは、ブラケット部材と吊り金具部材を介して行わ
れるものであるから、ネットの取り外しや部分的取り替
え、保守点検等の作業はネット全体を垂直状態として地
上において楽な姿勢で行うことができ、作業の安全性に
優れるものである。
ットの一例での分解斜視図である。
状態を示す平面図である。
を示す一部分省略の断面図である。
示す一部省略の断面図である。
ある。
的概略説明図である。
を示す部分的側面図である。
示す側面図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 複数の線格子ネットユニットと、これら
線格子ネットユニットを相互に連結する複数の連結部材
とを備え、前記線格子ネットユニットは、両端部が環状
に折り曲げ形成された多数の金属杆が適宜間隔で並列さ
れ、かつ両端環状部の内側と両端の環状部間に多数の金
属杆が適宜間隔で溶接されて両端部に筒形胴縁状挿入部
が形成された線格子ネット体と、該線格子ネット体にお
ける両端筒形胴縁状挿入部に挿入された補強パイプ部材
とを含み、前記連結部材は、その長手方向に前記線格子
ネットユニットの筒形胴縁状挿入部が挿入される開口部
付筒状部を有し、前記線格子ネットユニットが前記連結
部材を介して連結され、かつ被取着面にブラケット部材
と吊り金具部材を介して略水平状に取着支持された構成
を特徴とする落下防止ネット。 - 【請求項2】 前記線格子ネットユニットを連結してい
る前記連結部材が前記ブラケット部材を介して前記被取
着面に対し、上下方向に回動可能として取着されている
請求項1の落下防止ネット。 - 【請求項3】 前記吊り金具部材は、前記連結部材上面
に固着の吊り固定金具と、前記被取着面に固着される壁
面固定吊り金具と、これら両金具間に連結の吊り補強杆
とを含み、かつ該吊り補強杆は前記壁面固定吊り金具に
対し、前記線格子ネットユニット上に落下物が落下した
際の運動エネルギーを吸収緩和する可変緩衝機構を介し
て連結されている請求項1または2の落下防止ネット。 - 【請求項4】 前記可変緩衝機構がスプリング機構であ
る請求項3の落下防止ネット。 - 【請求項5】 前記線格子ネットユニットに正面化粧部
材と端部化粧部材が取着されている請求項1ないし3い
ずれかの落下防止ネット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19835796A JP2841185B2 (ja) | 1996-07-09 | 1996-07-09 | 落下防止ネット |
Applications Claiming Priority (1)
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|---|---|---|---|
| JP19835796A JP2841185B2 (ja) | 1996-07-09 | 1996-07-09 | 落下防止ネット |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1015095A true JPH1015095A (ja) | 1998-01-20 |
| JP2841185B2 JP2841185B2 (ja) | 1998-12-24 |
Family
ID=16389771
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|---|---|---|---|
| JP19835796A Expired - Fee Related JP2841185B2 (ja) | 1996-07-09 | 1996-07-09 | 落下防止ネット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2841185B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100681809B1 (ko) | 2006-09-05 | 2007-02-12 | (주) 건축사 사무소 도시건축 | 추락 충격 완화부를 가진 공동주택 외벽. |
| KR101102003B1 (ko) | 2009-03-31 | 2012-01-05 | (주) 베스트산업 | 수직보호망 장치 |
| CN109184241A (zh) * | 2018-09-18 | 2019-01-11 | 曹金标 | 一种防坠落建筑施工用支架 |
Families Citing this family (1)
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|---|---|---|---|---|
| JP4673225B2 (ja) * | 2006-01-23 | 2011-04-20 | 港製器工業株式会社 | 落下物防御ネットおよびその施工方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5939149B2 (ja) | 2012-12-18 | 2016-06-22 | トヨタ自動車株式会社 | 車両用情報処理装置およびプログラム更新方法 |
-
1996
- 1996-07-09 JP JP19835796A patent/JP2841185B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| KR100681809B1 (ko) | 2006-09-05 | 2007-02-12 | (주) 건축사 사무소 도시건축 | 추락 충격 완화부를 가진 공동주택 외벽. |
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| CN109184241A (zh) * | 2018-09-18 | 2019-01-11 | 曹金标 | 一种防坠落建筑施工用支架 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2841185B2 (ja) | 1998-12-24 |
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