JPH10150976A - 菌判定装置 - Google Patents
菌判定装置Info
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- JPH10150976A JPH10150976A JP32591596A JP32591596A JPH10150976A JP H10150976 A JPH10150976 A JP H10150976A JP 32591596 A JP32591596 A JP 32591596A JP 32591596 A JP32591596 A JP 32591596A JP H10150976 A JPH10150976 A JP H10150976A
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Landscapes
- Investigating, Analyzing Materials By Fluorescence Or Luminescence (AREA)
- Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)
- Measuring Or Testing Involving Enzymes Or Micro-Organisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 検査対象とする菌の存在・不存在を確実に判
定する。 【解決手段】 検査対象とする菌の増殖によって変色す
る培養変化検出用の試薬を含有するチューブ1内の培養
液9に、紫外線ランプ14によって紫外線を照射するこ
とにより菌の存在・不存在を判定する菌判定装置10で
あって、チューブ1を保持するホルダー12およびホル
ダー12の下方に位置するヒーター13を装置本体12
に配設すると共に、チューブ1内の培養液9に紫外線ラ
ンプ14から紫外線を集光させる反射板16を装置本体
12に配設し、かつ紫外線を遮断し可視光線を透過させ
る遮蔽板17を、ホルダー13に保持されたチューブ1
の前方において挿抜自在に配置した構成としてある。
定する。 【解決手段】 検査対象とする菌の増殖によって変色す
る培養変化検出用の試薬を含有するチューブ1内の培養
液9に、紫外線ランプ14によって紫外線を照射するこ
とにより菌の存在・不存在を判定する菌判定装置10で
あって、チューブ1を保持するホルダー12およびホル
ダー12の下方に位置するヒーター13を装置本体12
に配設すると共に、チューブ1内の培養液9に紫外線ラ
ンプ14から紫外線を集光させる反射板16を装置本体
12に配設し、かつ紫外線を遮断し可視光線を透過させ
る遮蔽板17を、ホルダー13に保持されたチューブ1
の前方において挿抜自在に配置した構成としてある。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、菌が産生する特異
な酵素の有無を検出することにより、検査対象とする菌
の存在・不存在を判定する場合に使用して好適な菌判定
装置に関する。
な酵素の有無を検出することにより、検査対象とする菌
の存在・不存在を判定する場合に使用して好適な菌判定
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、医療の高度化,治療の進歩によ
り、治療手段として抗菌薬,免疫抑制薬が広汎に多用さ
れているが、これら治療薬の使用に伴うメチシリン耐性
黄色ブドウ球菌(以下、「MRSA」と略記する。)等
の耐性菌の産生による難治感染症の発生が問題となって
いる。一方、飲食物の摂取に起因して発生する大腸菌,
サルモネラ菌等による食中毒も無視できない問題であ
る。これに対し、難治感染症や食中毒を増やさないため
には、耐性菌や食中毒菌を早期発見し、的確な予防対策
を講じることは重要なことである。
り、治療手段として抗菌薬,免疫抑制薬が広汎に多用さ
れているが、これら治療薬の使用に伴うメチシリン耐性
黄色ブドウ球菌(以下、「MRSA」と略記する。)等
の耐性菌の産生による難治感染症の発生が問題となって
いる。一方、飲食物の摂取に起因して発生する大腸菌,
サルモネラ菌等による食中毒も無視できない問題であ
る。これに対し、難治感染症や食中毒を増やさないため
には、耐性菌や食中毒菌を早期発見し、的確な予防対策
を講じることは重要なことである。
【0003】従来、この種の予防手段には、特開平7−
308184号公報に「耐性菌の簡易検知装置」として
開示された菌検出用のチューブが採用されている。これ
を図5に基づいて説明すると、同図において、符号1で
示す菌検出用のチューブは、上部チューブ2と下部チュ
ーブ3とガラスアンプル4と菌採取具5と乾燥ディスク
チップ6とを備えている。
308184号公報に「耐性菌の簡易検知装置」として
開示された菌検出用のチューブが採用されている。これ
を図5に基づいて説明すると、同図において、符号1で
示す菌検出用のチューブは、上部チューブ2と下部チュ
ーブ3とガラスアンプル4と菌採取具5と乾燥ディスク
チップ6とを備えている。
【0004】上部チューブ2は、下部チューブ3の開口
端部に着脱自在に設けられており、全体が下方に開口す
るプラスチックからなる透明部材によって形成されてい
る。この上部チューブ2内には、チューブ1内を2室に
画成するような多孔板7が設けられている。
端部に着脱自在に設けられており、全体が下方に開口す
るプラスチックからなる透明部材によって形成されてい
る。この上部チューブ2内には、チューブ1内を2室に
画成するような多孔板7が設けられている。
【0005】下部チューブ3は、全体が上方に開口する
プラスチックからなる透明部材によって形成されてい
る。この下部チューブ3内には、食中毒菌や耐性菌を培
養可能な空間部8が形成されている。
プラスチックからなる透明部材によって形成されてい
る。この下部チューブ3内には、食中毒菌や耐性菌を培
養可能な空間部8が形成されている。
【0006】ガラスアンプル4は、例えば特定の食中毒
菌・耐性菌の増殖に基づくpH変化を検出するためのp
H指示薬や蛍光発色基質を含有し菌の培養に適する培養
液9を内封し、上部チューブ2内に収納されている。
菌・耐性菌の増殖に基づくpH変化を検出するためのp
H指示薬や蛍光発色基質を含有し菌の培養に適する培養
液9を内封し、上部チューブ2内に収納されている。
【0007】菌採取具5は、一端部に菌採取部5aを有
し、他端部が多孔板7に取り付けられている。この菌採
取具5は、全体が空間部8に臨み下部チューブ3の軸線
方向に延在する綿棒によって構成されている。乾燥ディ
スクチップ6は、特定の食中毒菌・耐性菌以外の菌の生
育を抑制する抗生物質を含浸するプラスチックによって
形成されている。
し、他端部が多孔板7に取り付けられている。この菌採
取具5は、全体が空間部8に臨み下部チューブ3の軸線
方向に延在する綿棒によって構成されている。乾燥ディ
スクチップ6は、特定の食中毒菌・耐性菌以外の菌の生
育を抑制する抗生物質を含浸するプラスチックによって
形成されている。
【0008】このように構成されたチューブを使用する
には、次に示すようにして行う。すなわち、先ず上部チ
ューブ2を下部チューブ3から離脱させてチューブ外に
菌採取具5を引き抜き、次いで菌採取具5の菌採取部5
aを検査対象としての調理具等に擦り付けて菌を採取
し、しかる後菌採取具5を下部チューブ3内に挿入して
上部チューブ2を下部チューブ3に装着してから、ガラ
スアンプル破壊用の工具(図示せず)により上部チュー
ブ2の外側からガラスアンプル4を破壊してガラスアン
プル4内の培養液9を下部チューブ3内に放出する。
には、次に示すようにして行う。すなわち、先ず上部チ
ューブ2を下部チューブ3から離脱させてチューブ外に
菌採取具5を引き抜き、次いで菌採取具5の菌採取部5
aを検査対象としての調理具等に擦り付けて菌を採取
し、しかる後菌採取具5を下部チューブ3内に挿入して
上部チューブ2を下部チューブ3に装着してから、ガラ
スアンプル破壊用の工具(図示せず)により上部チュー
ブ2の外側からガラスアンプル4を破壊してガラスアン
プル4内の培養液9を下部チューブ3内に放出する。
【0009】これにより、菌採取部5aおよび乾燥ディ
スクチップ6が培養液9中に浸漬されるため、所定の温
度条件下において所定の時間経過後に培養液9の色変化
を観察する。
スクチップ6が培養液9中に浸漬されるため、所定の温
度条件下において所定の時間経過後に培養液9の色変化
を観察する。
【0010】このとき、乾燥ディスクチップ6に含浸し
た抗生物質によって特定の食中毒菌・耐性菌以外の菌の
繁殖が抑制されるため、特定の食中毒菌・耐性菌が選択
的に繁殖することになる。そして、培養液9中のpH指
示薬の変色の程度に基づき、特定の食中毒菌・耐性菌を
検出することができる。
た抗生物質によって特定の食中毒菌・耐性菌以外の菌の
繁殖が抑制されるため、特定の食中毒菌・耐性菌が選択
的に繁殖することになる。そして、培養液9中のpH指
示薬の変色の程度に基づき、特定の食中毒菌・耐性菌を
検出することができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種のチ
ューブを用いると、多くの菌の場合培養液9中に含まれ
るpH指示薬の変色によって菌種を判定することができ
るが、例えば大腸菌,黄色ブドウ球菌あるいはMRSA
の場合は判定することが困難となり、したがって従来よ
り検査対象とする菌の存在・不存在を確実に判定するこ
とができる菌判定装置の出現が要望されていた。
ューブを用いると、多くの菌の場合培養液9中に含まれ
るpH指示薬の変色によって菌種を判定することができ
るが、例えば大腸菌,黄色ブドウ球菌あるいはMRSA
の場合は判定することが困難となり、したがって従来よ
り検査対象とする菌の存在・不存在を確実に判定するこ
とができる菌判定装置の出現が要望されていた。
【0012】本発明はこのような要望に応えるべくなさ
れたもので、培養変化検出用の試薬を含有する培養液中
に検査対象菌が存在する場合に、その培養液に対して紫
外線を照射すると、検査対象菌が産生する特異な酵素と
蛍光発色基質とが反応して培養液が蛍光発色することに
着目し、検査対象菌の存在・不存在を確実に判定するこ
とができる菌判定装置の提供を目的とする。
れたもので、培養変化検出用の試薬を含有する培養液中
に検査対象菌が存在する場合に、その培養液に対して紫
外線を照射すると、検査対象菌が産生する特異な酵素と
蛍光発色基質とが反応して培養液が蛍光発色することに
着目し、検査対象菌の存在・不存在を確実に判定するこ
とができる菌判定装置の提供を目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の請求項1記載の菌判定装置は、検査対象と
する菌の増殖によって変色する培養変化検出用の試薬を
含有する検出器内の培養液に、紫外線ランプによって紫
外線を照射することにより菌の存在・不存在を判定する
菌判定装置であって、チューブを保持するホルダーおよ
びこのチューブの下方に位置する菌培養用のヒーターを
装置本体に配設すると共に、紫外線を遮断しかつ可視光
線を透過させる遮蔽板を保持し、この遮蔽板は紫外線ラ
ンプの前方にホルダーにおける保持状態のチューブを介
して位置付けられている構成としてある。したがって、
検査対象とする菌が培養液中に存在する場合に紫外線ラ
ンプによる紫外線の照射によって培養液が青色蛍光色を
示し、存在しない場合には培養液が蛍光色を示さないた
め、菌の有無が遮蔽板を介して視認される。
に、本発明の請求項1記載の菌判定装置は、検査対象と
する菌の増殖によって変色する培養変化検出用の試薬を
含有する検出器内の培養液に、紫外線ランプによって紫
外線を照射することにより菌の存在・不存在を判定する
菌判定装置であって、チューブを保持するホルダーおよ
びこのチューブの下方に位置する菌培養用のヒーターを
装置本体に配設すると共に、紫外線を遮断しかつ可視光
線を透過させる遮蔽板を保持し、この遮蔽板は紫外線ラ
ンプの前方にホルダーにおける保持状態のチューブを介
して位置付けられている構成としてある。したがって、
検査対象とする菌が培養液中に存在する場合に紫外線ラ
ンプによる紫外線の照射によって培養液が青色蛍光色を
示し、存在しない場合には培養液が蛍光色を示さないた
め、菌の有無が遮蔽板を介して視認される。
【0014】請求項2記載の発明は、請求項1記載の菌
判定装置において、チューブ内の培養液に紫外線ランプ
からの紫外線を集光させる反射板を装置本体に配設した
構成としてある。したがって、検査対象とする菌が培養
液中に存在する場合に反射板による紫外線の培養液への
集光によって培養液の蛍光度が一層高くなる。
判定装置において、チューブ内の培養液に紫外線ランプ
からの紫外線を集光させる反射板を装置本体に配設した
構成としてある。したがって、検査対象とする菌が培養
液中に存在する場合に反射板による紫外線の培養液への
集光によって培養液の蛍光度が一層高くなる。
【0015】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の菌判定装置において、チューブがチューブ下方部
をチューブ上方部より遮蔽板に接近させることにより保
持されている構成としてある。したがって、観察者とチ
ューブ下方部間の距離が観察者とチューブ上方部間の距
離より小さくなる。
記載の菌判定装置において、チューブがチューブ下方部
をチューブ上方部より遮蔽板に接近させることにより保
持されている構成としてある。したがって、観察者とチ
ューブ下方部間の距離が観察者とチューブ上方部間の距
離より小さくなる。
【0016】請求項4記載の発明は、請求項1,2また
は3記載の菌判定装置において、遮蔽板が装置本体に対
して挿抜自在に保持されている構成としてある。したが
って、清掃やランプ交換が遮蔽板を装置本体から離脱さ
せることにより行なわれる。
は3記載の菌判定装置において、遮蔽板が装置本体に対
して挿抜自在に保持されている構成としてある。したが
って、清掃やランプ交換が遮蔽板を装置本体から離脱さ
せることにより行なわれる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につ
き、図面を参照して説明する。図1は本発明の第一実施
形態に係る菌判定装置の要部を示す斜視図、図2〜図4
は同じく本発明の第一実施形態に係る菌判定装置の全体
を示す斜視図と正面図と側面図で、同図においてチュー
ブおよび培養液については図5のチューブ,培養液と同
等の部材(要素)として同一の符号を付し、詳細な説明
は省略する。同図において、符号10で示す菌判定装置
は、装置本体11とホルダー12とヒーター13と紫外
線ランプ14と反射板16と遮蔽板17とを備えてい
る。
き、図面を参照して説明する。図1は本発明の第一実施
形態に係る菌判定装置の要部を示す斜視図、図2〜図4
は同じく本発明の第一実施形態に係る菌判定装置の全体
を示す斜視図と正面図と側面図で、同図においてチュー
ブおよび培養液については図5のチューブ,培養液と同
等の部材(要素)として同一の符号を付し、詳細な説明
は省略する。同図において、符号10で示す菌判定装置
は、装置本体11とホルダー12とヒーター13と紫外
線ランプ14と反射板16と遮蔽板17とを備えてい
る。
【0018】装置本体11は、各々が左右方向に並べて
配設された第1筐体18と第2筐体19とを有してい
る。第1筐体18は全体が前方に開口するアルミニウム
製の角箱によって形成されており、上面部には菌判定装
置10の略重心位置に位置する把手20が取り付けられ
ている。
配設された第1筐体18と第2筐体19とを有してい
る。第1筐体18は全体が前方に開口するアルミニウム
製の角箱によって形成されており、上面部には菌判定装
置10の略重心位置に位置する把手20が取り付けられ
ている。
【0019】第2筐体19は、コンセント(図示せず)
に電源プラグ21を介して接続する電源装置22を内蔵
し、全体が第1筐体18と同一の材料からなる密封型角
箱によって形成されている。この第2筐体19内の電源
装置22からスイッチ22aのON・OFFによって紫
外線ランプ14に対し電力の供給・供給遮断が行なわれ
る。また、電源装置22からスイッチ22aと別のスイ
ッチ(図示せず)のON・OFFによってヒーター13
に対し電力の供給・供給遮断が行なわれる。
に電源プラグ21を介して接続する電源装置22を内蔵
し、全体が第1筐体18と同一の材料からなる密封型角
箱によって形成されている。この第2筐体19内の電源
装置22からスイッチ22aのON・OFFによって紫
外線ランプ14に対し電力の供給・供給遮断が行なわれ
る。また、電源装置22からスイッチ22aと別のスイ
ッチ(図示せず)のON・OFFによってヒーター13
に対し電力の供給・供給遮断が行なわれる。
【0020】ホルダー12は、上下2つのホルダーエレ
メント23,24と左右2つのホルダー側壁板25,2
6とを有し前後方向に開口するほぼ角形状の筒体からな
り、第1筐体18の前方開口部端面に一体に形成されて
いる。
メント23,24と左右2つのホルダー側壁板25,2
6とを有し前後方向に開口するほぼ角形状の筒体からな
り、第1筐体18の前方開口部端面に一体に形成されて
いる。
【0021】上ホルダーエレメント23の前方端縁には
左右方向に延在するプレート挿通孔23aが穿設されて
おり、前後方向中央部には左右方向に並列する多数の第
1位置決め用孔23bが穿設されている。
左右方向に延在するプレート挿通孔23aが穿設されて
おり、前後方向中央部には左右方向に並列する多数の第
1位置決め用孔23bが穿設されている。
【0022】下ホルダーエレメント24は上ホルダーエ
レメント23に所定の間隔をもって対向する下方位置に
位置付けられており、前方端縁にはプレート挿通孔23
aに対応するプレート挿入凹部24aが穿設されてい
る。下ホルダーエレメント24の前後方向ほぼ中央部に
は、各第1位置決め用孔23bに対応し、かつ左右方向
に並列する多数の第2位置決め用孔24bが穿設されて
いる。
レメント23に所定の間隔をもって対向する下方位置に
位置付けられており、前方端縁にはプレート挿通孔23
aに対応するプレート挿入凹部24aが穿設されてい
る。下ホルダーエレメント24の前後方向ほぼ中央部に
は、各第1位置決め用孔23bに対応し、かつ左右方向
に並列する多数の第2位置決め用孔24bが穿設されて
いる。
【0023】これら各第2位置決め用孔24bは、各第
1位置決め用孔23bの穿設位置より若干前方に位置付
けられている。これにより、チューブ1は検出器下方部
が検出器上方部より遮蔽板17に接近した状態、すなわ
ち図1に示すように鉛直線gに角度θだけ後方に傾斜し
た状態でホルダー12に対して起立保持され、観察者H
とチューブ下方部間の距離が観察者Hとチューブ上方部
間の距離より小さくなる。
1位置決め用孔23bの穿設位置より若干前方に位置付
けられている。これにより、チューブ1は検出器下方部
が検出器上方部より遮蔽板17に接近した状態、すなわ
ち図1に示すように鉛直線gに角度θだけ後方に傾斜し
た状態でホルダー12に対して起立保持され、観察者H
とチューブ下方部間の距離が観察者Hとチューブ上方部
間の距離より小さくなる。
【0024】なお、第2位置決め用孔24bは、上方に
のみ開口する凹部として形成されているが、上下方向に
開口する貫通孔でも差し支えない。この場合、各第2位
置決め用孔24bの孔径は各第1位置決め用孔23aの
孔径より小さい寸法に設定されており、これによりチュ
ーブ1がホルダー12での保持状態において第2位置決
め用孔24bの開口縁部に当接して所定の高さ方向位置
に位置決めされる。
のみ開口する凹部として形成されているが、上下方向に
開口する貫通孔でも差し支えない。この場合、各第2位
置決め用孔24bの孔径は各第1位置決め用孔23aの
孔径より小さい寸法に設定されており、これによりチュ
ーブ1がホルダー12での保持状態において第2位置決
め用孔24bの開口縁部に当接して所定の高さ方向位置
に位置決めされる。
【0025】両ホルダー側壁板25,26はホルダー1
2における保持状態の菌検出器1を介して互いに対向す
るホルダー側方部に位置付けられており、これにより紫
外線ランプ14の点灯による紫外線のホルダー両側から
の漏洩が阻止される。なお、これらホルダー側壁板2
5,26は、紫外線のホルダー両側からの漏洩の影響が
小さい場合には、省略してもよい。
2における保持状態の菌検出器1を介して互いに対向す
るホルダー側方部に位置付けられており、これにより紫
外線ランプ14の点灯による紫外線のホルダー両側から
の漏洩が阻止される。なお、これらホルダー側壁板2
5,26は、紫外線のホルダー両側からの漏洩の影響が
小さい場合には、省略してもよい。
【0026】ヒーター13は、下ホルダーエレメント2
4の下面部に取り付けられ、かつ電源装置22に接続さ
れている。このヒーター13は、左右方向に延在する例
えば矩形状のヒータープレートからなり、ボリューム
(図示せず)によってヒーター温度が調整される。これ
により、ヒーター13をスイッチON状態とし、ヒータ
ー温度を所定の温度に設定すると、所定の時間経過後に
ホルダー12におけるチューブ1内の培養液9中で検査
対象菌の培養が可能となる。なお、ヒーター13は、外
部に露呈する構造としたが、前方から視認されないよう
に遮蔽される構造としてもよい。
4の下面部に取り付けられ、かつ電源装置22に接続さ
れている。このヒーター13は、左右方向に延在する例
えば矩形状のヒータープレートからなり、ボリューム
(図示せず)によってヒーター温度が調整される。これ
により、ヒーター13をスイッチON状態とし、ヒータ
ー温度を所定の温度に設定すると、所定の時間経過後に
ホルダー12におけるチューブ1内の培養液9中で検査
対象菌の培養が可能となる。なお、ヒーター13は、外
部に露呈する構造としたが、前方から視認されないよう
に遮蔽される構造としてもよい。
【0027】紫外線ランプ14は、第1筐体18内に収
納され、かつ電源装置22に接続されている。この紫外
線ランプ14は、左右方向に延在しており、ホルダー1
2における保持状態のチューブ1の後方に位置付けられ
ている。これにより、ホルダー12における各チューブ
1内の培養液9にスイッチ22aのONによって波長3
50〜370nmの紫外線が照射され、スイッチ22a
のOFFによって紫外線の照射が停止される。
納され、かつ電源装置22に接続されている。この紫外
線ランプ14は、左右方向に延在しており、ホルダー1
2における保持状態のチューブ1の後方に位置付けられ
ている。これにより、ホルダー12における各チューブ
1内の培養液9にスイッチ22aのONによって波長3
50〜370nmの紫外線が照射され、スイッチ22a
のOFFによって紫外線の照射が停止される。
【0028】反射板16は、第1筐体18内に収納され
ており、全体が紫外線ランプ14を囲繞するように前方
に反った断面半円環状の湾曲板によって形成されてい
る。これにより、チューブ1内の培養液9に対し紫外線
ランプ14からの紫外線が集光され、検査対象とする菌
が培養液9中に存在する場合には培養液9の蛍光度が一
層高くなる。
ており、全体が紫外線ランプ14を囲繞するように前方
に反った断面半円環状の湾曲板によって形成されてい
る。これにより、チューブ1内の培養液9に対し紫外線
ランプ14からの紫外線が集光され、検査対象とする菌
が培養液9中に存在する場合には培養液9の蛍光度が一
層高くなる。
【0029】遮蔽板17は、装置本体11に挿抜自在に
配設されている。すなわち、遮蔽板17は、プレート挿
通孔23aに挿通され、下方端縁をプレート挿入凹部2
4a内に臨ませてホルダー12に保持されている。これ
により、清掃やランプ交換が遮蔽板17をホルダー12
から離脱させて行なわれる。
配設されている。すなわち、遮蔽板17は、プレート挿
通孔23aに挿通され、下方端縁をプレート挿入凹部2
4a内に臨ませてホルダー12に保持されている。これ
により、清掃やランプ交換が遮蔽板17をホルダー12
から離脱させて行なわれる。
【0030】この遮蔽板17は、ホルダー123によっ
て保持されたチューブ1の前方に位置付けられており、
全体が紫外線を遮断しかつ可視光線を透過させる矩形状
のプラスチック板によって形成されている。これによ
り、紫外線ランプ14の点灯時にチューブ1が遮蔽板1
7を介して視認され、紫外線による照射害の発生が防止
される。
て保持されたチューブ1の前方に位置付けられており、
全体が紫外線を遮断しかつ可視光線を透過させる矩形状
のプラスチック板によって形成されている。これによ
り、紫外線ランプ14の点灯時にチューブ1が遮蔽板1
7を介して視認され、紫外線による照射害の発生が防止
される。
【0031】このように構成された菌判定装置の使用
は、次に示すようにして行なわれる。すなわち、菌の増
殖によって変色する培養液9を内封するチューブ1を第
1位置決め用孔23bに挿通すると共に、チューブ下方
端部を第2位置決め用孔24b内に挿入することにより
ホルダー12に対してチューブ1を保持し、次いでこの
チューブ1内でスイッチ22aと別のスイッチ(図示せ
ず)のONによるヒーター13の発熱によって採取菌を
培養し、しかる後スイッチ22aのONによる紫外線ラ
ンプ14の点灯によって紫外線をチューブ1内の培養液
9に照射する。
は、次に示すようにして行なわれる。すなわち、菌の増
殖によって変色する培養液9を内封するチューブ1を第
1位置決め用孔23bに挿通すると共に、チューブ下方
端部を第2位置決め用孔24b内に挿入することにより
ホルダー12に対してチューブ1を保持し、次いでこの
チューブ1内でスイッチ22aと別のスイッチ(図示せ
ず)のONによるヒーター13の発熱によって採取菌を
培養し、しかる後スイッチ22aのONによる紫外線ラ
ンプ14の点灯によって紫外線をチューブ1内の培養液
9に照射する。
【0032】このとき、検査対象となる菌が培養液9中
に存在する(陽性の場合)と培養液9が青色の蛍光色を
示し、一方、培養液9中に菌が存在しない(陰性の場
合)と培養液9が蛍光色を示さないので、この蛍光色の
発生状態を遮蔽板17を介して視認することによって、
培養液9中の菌の有無を判定することができる。
に存在する(陽性の場合)と培養液9が青色の蛍光色を
示し、一方、培養液9中に菌が存在しない(陰性の場
合)と培養液9が蛍光色を示さないので、この蛍光色の
発生状態を遮蔽板17を介して視認することによって、
培養液9中の菌の有無を判定することができる。
【0033】なお、本実施形態においては、装置本体1
2が2つの筐体(第1筐体18と第2筐体19)からな
る例を示したが、本発明はこれに限定されず、第二実施
形態として第1筐体18内の反射板16の裏側に形成さ
れた空間部を有効利用することにより単一の筐体(第1
筐体18)からなるものでもよい。この場合、電源装置
22を反射板16の裏側の空間部に配置すれば、第2筐
体19が不要となるから、装置本体11の幅(左右)方
向寸法を短縮することができ、装置全体の小型化を図る
ことができる。
2が2つの筐体(第1筐体18と第2筐体19)からな
る例を示したが、本発明はこれに限定されず、第二実施
形態として第1筐体18内の反射板16の裏側に形成さ
れた空間部を有効利用することにより単一の筐体(第1
筐体18)からなるものでもよい。この場合、電源装置
22を反射板16の裏側の空間部に配置すれば、第2筐
体19が不要となるから、装置本体11の幅(左右)方
向寸法を短縮することができ、装置全体の小型化を図る
ことができる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、チ
ューブを保持するホルダーおよびこのホルダーの下方に
位置する菌培養用のヒーターを装置本体に配設すると共
に、紫外線を遮断しかつ可視光線を透過させる遮蔽板を
ホルダーに保持されたチューブの前方に配置してあるの
で、検査対象菌が培養液中に存在する場合に紫外線ラン
プによる紫外線の照射によって培養液が青色の蛍光色を
示し、存在しない場合には培養液が蛍光色を示さないた
め、検査対象菌の有無が遮蔽板を介して視認され、培養
液中の検査対象菌の存在・不存在を確実に判定すること
ができる。
ューブを保持するホルダーおよびこのホルダーの下方に
位置する菌培養用のヒーターを装置本体に配設すると共
に、紫外線を遮断しかつ可視光線を透過させる遮蔽板を
ホルダーに保持されたチューブの前方に配置してあるの
で、検査対象菌が培養液中に存在する場合に紫外線ラン
プによる紫外線の照射によって培養液が青色の蛍光色を
示し、存在しない場合には培養液が蛍光色を示さないた
め、検査対象菌の有無が遮蔽板を介して視認され、培養
液中の検査対象菌の存在・不存在を確実に判定すること
ができる。
【0035】また、菌の有無が遮蔽板を介して視認され
ることは、紫外線による照射害の発生を防止することが
できるから、菌の有無の視認時における安全性を高める
ことができる。
ることは、紫外線による照射害の発生を防止することが
できるから、菌の有無の視認時における安全性を高める
ことができる。
【0036】請求項2において、チューブ内の培養液に
紫外線ランプからの紫外線を集光させる反射板を装置本
体に配設したので、検査対象とする菌が培養液中に存在
する場合に反射板による紫外線の培養液への集光によっ
て培養液の蛍光度が一層高くなり、明確な判定結果を得
ることができる。
紫外線ランプからの紫外線を集光させる反射板を装置本
体に配設したので、検査対象とする菌が培養液中に存在
する場合に反射板による紫外線の培養液への集光によっ
て培養液の蛍光度が一層高くなり、明確な判定結果を得
ることができる。
【0037】請求項3において、チューブがチューブ下
方部をチューブ上方部より遮蔽板に接近させることによ
り保持されているので、観察者とチューブ下方部間の距
離が観察者とチューブ上方部間の距離より小さくなり、
チューブ内の培養液の変色判定時における視認性を高め
ることができる。
方部をチューブ上方部より遮蔽板に接近させることによ
り保持されているので、観察者とチューブ下方部間の距
離が観察者とチューブ上方部間の距離より小さくなり、
チューブ内の培養液の変色判定時における視認性を高め
ることができる。
【0038】請求項4記載において、遮蔽板が装置本体
に対して挿抜自在に保持されているので、遮蔽板を装置
本体から離脱させることにより清掃やランプ交換を行な
うことができ、清掃やランプ交換の簡素化を図ることが
できる。
に対して挿抜自在に保持されているので、遮蔽板を装置
本体から離脱させることにより清掃やランプ交換を行な
うことができ、清掃やランプ交換の簡素化を図ることが
できる。
【図1】本発明の第一実施形態に係る菌判定装置の要部
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図2】同じく本発明の第一実施形態に係る菌判定装置
の全体を示す斜視図である。
の全体を示す斜視図である。
【図3】本発明の第一実施形態に係る菌判定装置の全体
を示す正面図である。
を示す正面図である。
【図4】本発明の第一実施形態に係る菌判定装置の全体
を示す側面図である。
を示す側面図である。
【図5】菌検出用のチューブの全体を示す断面図であ
る。
る。
1 チューブ 9 培養液 10 菌判定装置 11 装置本体 12 ホルダー 13 ヒーター 14 紫外線ランプ 16 反射板 17 遮蔽板
Claims (4)
- 【請求項1】 検査対象とする菌の増殖によって変色す
る培養変化検出用の試薬を含有するチューブ内の培養液
に、紫外線ランプによって紫外線を照射することにより
前記菌の存在・不存在を判定する菌判定装置であって、 前記チューブを保持するホルダーおよびこのホルダーの
下方に位置する菌培養用のヒーターを装置本体に配設す
ると共に、 前記紫外線を遮断し、かつ可視光線を透過させる遮蔽板
を有し、 この遮蔽板を前記ホルダーによって保持された前記チュ
ーブの前方に配置したことを特徴とする菌判定装置。 - 【請求項2】 前記チューブ内の培養液に前記紫外線ラ
ンプからの紫外線を集光させる反射板を装置本体に配設
したことを特徴とする請求項1記載の菌判定装置。 - 【請求項3】 前記チューブがチューブ下方部をチュー
ブ上方部より前記遮蔽板に接近させることにより保持さ
れていることを特徴とする請求項1または2記載の菌判
定装置。 - 【請求項4】 前記遮蔽板が前記装置本体に対して挿抜
自在に保持されていることを特徴とする請求項1,2ま
たは3記載の菌判定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32591596A JPH10150976A (ja) | 1996-11-22 | 1996-11-22 | 菌判定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32591596A JPH10150976A (ja) | 1996-11-22 | 1996-11-22 | 菌判定装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10150976A true JPH10150976A (ja) | 1998-06-09 |
Family
ID=18182023
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32591596A Pending JPH10150976A (ja) | 1996-11-22 | 1996-11-22 | 菌判定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10150976A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100434755B1 (ko) * | 2000-08-25 | 2004-06-07 | 재단법인 포항산업과학연구원 | 식물플랑크톤 광합성 측정용 배양장치 |
| WO2006001716A1 (en) | 2004-06-23 | 2006-01-05 | Sharpin Rosemary Katherine Cam | Improvements in and relating to micro-organism test apparatus and methods of using the same |
| AU2011204782B2 (en) * | 2004-06-23 | 2011-09-08 | Zyzeba Testing Limited | Container for testing for micro-organisms |
| CN102701128A (zh) * | 2012-05-23 | 2012-10-03 | 哈尔滨工业大学 | 培养基简易分装器 |
-
1996
- 1996-11-22 JP JP32591596A patent/JPH10150976A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100434755B1 (ko) * | 2000-08-25 | 2004-06-07 | 재단법인 포항산업과학연구원 | 식물플랑크톤 광합성 측정용 배양장치 |
| WO2006001716A1 (en) | 2004-06-23 | 2006-01-05 | Sharpin Rosemary Katherine Cam | Improvements in and relating to micro-organism test apparatus and methods of using the same |
| EP1883706A4 (en) * | 2004-06-23 | 2009-09-09 | Sharpin Rosemary Katherine Cam | IMPROVEMENTS IN AN APPARATUS FOR DETECTING MICROORGANISMS AND METHODS OF USE |
| AU2005257683B2 (en) * | 2004-06-23 | 2011-08-04 | Zyzeba Testing Limited | Improvements in and relating to micro-organism test apparatus and methods of using the same |
| AU2011204782B2 (en) * | 2004-06-23 | 2011-09-08 | Zyzeba Testing Limited | Container for testing for micro-organisms |
| EP2647723A3 (en) * | 2004-06-23 | 2014-01-15 | Zyzeba Testing Limited | Improvements in and relating to micro-organism test apparatus and methods of using the same |
| US8642323B2 (en) | 2004-06-23 | 2014-02-04 | Zyzeba Testing Limited | Container for testing for micro-organisms |
| US9260740B2 (en) | 2004-06-23 | 2016-02-16 | Zyzeba Testing Limited | Micro-organism test apparatus and methods of using the same |
| CN102701128A (zh) * | 2012-05-23 | 2012-10-03 | 哈尔滨工业大学 | 培养基简易分装器 |
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