JPH10151118A - 電子血圧計 - Google Patents
電子血圧計Info
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- JPH10151118A JPH10151118A JP8311554A JP31155496A JPH10151118A JP H10151118 A JPH10151118 A JP H10151118A JP 8311554 A JP8311554 A JP 8311554A JP 31155496 A JP31155496 A JP 31155496A JP H10151118 A JPH10151118 A JP H10151118A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 基準血圧値の誤差を無くし、精度の高い測定
値が得られる電子血圧計を提供する。 【解決手段】 別の血圧測定手段で測定した血圧を基準
血圧として入力・記憶する電子血圧計の較正時動作にお
いて、読み込まれた脈波信号と心電信号から脈波とR波
を認識し、その一連の脈波データにて区切り点が検出さ
れたときに脈波波形や脈波伝播速度に関するパラメータ
を算出・記憶し、次に基準血圧の入力が要求される。そ
の要求により別の血圧測定手段で測定した基準血圧が入
力され、この基準血圧入力が3回行われれば、3回分の
基準血圧を加算平均し、その平均値を記憶する。続い
て、パラメータ値も加算平均し、その平均化パラメータ
を記憶し、較正動作を終了する。
値が得られる電子血圧計を提供する。 【解決手段】 別の血圧測定手段で測定した血圧を基準
血圧として入力・記憶する電子血圧計の較正時動作にお
いて、読み込まれた脈波信号と心電信号から脈波とR波
を認識し、その一連の脈波データにて区切り点が検出さ
れたときに脈波波形や脈波伝播速度に関するパラメータ
を算出・記憶し、次に基準血圧の入力が要求される。そ
の要求により別の血圧測定手段で測定した基準血圧が入
力され、この基準血圧入力が3回行われれば、3回分の
基準血圧を加算平均し、その平均値を記憶する。続い
て、パラメータ値も加算平均し、その平均化パラメータ
を記憶し、較正動作を終了する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、他の血圧測定装置
を用いる較正が必要な電子血圧計に関し、特にその較正
の改良に関するものである。
を用いる較正が必要な電子血圧計に関し、特にその較正
の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】血圧の絶対値を直接測定するのではな
く、血圧変動のみを計測する原理・方式の電子血圧計が
ある。例えば、脈波が動脈中を進行する速度(脈波伝播
速度)や心拍数、脈波波形の特徴量などを捉えてパラメ
ータ化し、その変化量を血圧の変化量に換算して表示す
る血圧計がある。この種の方式は、原理的に1拍の心電
や脈波信号によって血圧を算出できるため、連続的な血
圧測定を無侵襲で行ったり、非常に短時間で測定したり
する血圧計を実現できる特長がある。
く、血圧変動のみを計測する原理・方式の電子血圧計が
ある。例えば、脈波が動脈中を進行する速度(脈波伝播
速度)や心拍数、脈波波形の特徴量などを捉えてパラメ
ータ化し、その変化量を血圧の変化量に換算して表示す
る血圧計がある。この種の方式は、原理的に1拍の心電
や脈波信号によって血圧を算出できるため、連続的な血
圧測定を無侵襲で行ったり、非常に短時間で測定したり
する血圧計を実現できる特長がある。
【0003】反面、これらのパラメータには個人差が存
在するなどの理由から、パラメータ自身が血圧値と緊密
な関係を持つことが少ないため、この種の血圧計では、
パラメータと血圧のそれぞれ変動値同士の関係を利用
し、相対的な血圧、つまり血圧変動値しか算出できな
い。これを概念的に図式化すると、図5に示すようにな
る。図5で、グラフの原点は基準点であり、横軸の血圧
変動値も縦軸のパラメータ変動値も、その基準点からの
相対値で表される。即ち、或る点を基準とし、その基準
値からの増減(相対変化)が血圧の相対変化と相関す
る。
在するなどの理由から、パラメータ自身が血圧値と緊密
な関係を持つことが少ないため、この種の血圧計では、
パラメータと血圧のそれぞれ変動値同士の関係を利用
し、相対的な血圧、つまり血圧変動値しか算出できな
い。これを概念的に図式化すると、図5に示すようにな
る。図5で、グラフの原点は基準点であり、横軸の血圧
変動値も縦軸のパラメータ変動値も、その基準点からの
相対値で表される。即ち、或る点を基準とし、その基準
値からの増減(相対変化)が血圧の相対変化と相関す
る。
【0004】従って、最初に他の血圧測定手段で得た血
圧絶対値(基準血圧)を何らかの方法(手動入力や通信
手段)で本血圧計に入力・記憶しておく必要がある(以
下、これを単に較正と呼ぶ)。そして、その較正以降に
行われた測定の際には、血圧変動量と基準血圧値を加算
することによって絶対値を間接的に求めるようにしてい
る。これをまとめると、次のようになる。 1)特徴量を検出し、その基準値との差を特徴量変化量
として算出する。 2)予め記憶しているパラメータ変化量と血圧変化量と
の関係から、血圧変化量を算出する。 3)較正時に記憶した基準血圧値と前項(2)で得た血
圧変化量とを加算し、血圧の絶対値を得る。
圧絶対値(基準血圧)を何らかの方法(手動入力や通信
手段)で本血圧計に入力・記憶しておく必要がある(以
下、これを単に較正と呼ぶ)。そして、その較正以降に
行われた測定の際には、血圧変動量と基準血圧値を加算
することによって絶対値を間接的に求めるようにしてい
る。これをまとめると、次のようになる。 1)特徴量を検出し、その基準値との差を特徴量変化量
として算出する。 2)予め記憶しているパラメータ変化量と血圧変化量と
の関係から、血圧変化量を算出する。 3)較正時に記憶した基準血圧値と前項(2)で得た血
圧変化量とを加算し、血圧の絶対値を得る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種の血
圧計の誤差要因として考えられるものに、次の3点があ
る。 パラメータ変化量と血圧変化量との関係(分布の傾
斜)に個人差などがあり、完全に1対1で対応しないこ
とによる誤差。 パラメータ上の計測・算出誤差。 較正用血圧計の誤差。
圧計の誤差要因として考えられるものに、次の3点があ
る。 パラメータ変化量と血圧変化量との関係(分布の傾
斜)に個人差などがあり、完全に1対1で対応しないこ
とによる誤差。 パラメータ上の計測・算出誤差。 較正用血圧計の誤差。
【0006】このうち、誤差については、パラメータ
の種類を増やして、複数の関係式を統合した算出式を用
いたり、血圧を変動させて較正を行うことにより、血圧
とパラメータの変動の関係の傾斜を直接求めるなどの方
法が考案されている。誤差については、複数拍の波形
についてパラメータを求め、その平均値を求めたりする
ことで、計測の精度を改善することで対応できる。
の種類を増やして、複数の関係式を統合した算出式を用
いたり、血圧を変動させて較正を行うことにより、血圧
とパラメータの変動の関係の傾斜を直接求めるなどの方
法が考案されている。誤差については、複数拍の波形
についてパラメータを求め、その平均値を求めたりする
ことで、計測の精度を改善することで対応できる。
【0007】しかし、誤差については、較正用血圧計
の特有の問題であるため、これまで解決されるに至って
いなかった。この較正用血圧計は、一般に市販されてい
るカフ式などの血圧計が想定されるが、その誤差範囲は
条件により、最大±20mmHgに及ぶこともある。
又、使用者の不慣れなどで体動が起こったりすれば、そ
の誤差はより大きなものとなる可能性がある。
の特有の問題であるため、これまで解決されるに至って
いなかった。この較正用血圧計は、一般に市販されてい
るカフ式などの血圧計が想定されるが、その誤差範囲は
条件により、最大±20mmHgに及ぶこともある。
又、使用者の不慣れなどで体動が起こったりすれば、そ
の誤差はより大きなものとなる可能性がある。
【0008】この場合、この種の血圧計には誤差を含ん
だ基準血圧値が入力されるため、その後に行われる測定
時には、毎回必ずその誤差がそのまま測定結果に現れる
ことになる。なぜなら、この種の血圧計は、毎回得る血
圧変動値に基準血圧値を加えることによって測定値を算
出するからである。従って、本発明は、そのような問題
点に着目してなされたもので、基準血圧値の誤差を無く
し、精度の高い測定値が得られる電子血圧計を提供する
ことを目的とする。
だ基準血圧値が入力されるため、その後に行われる測定
時には、毎回必ずその誤差がそのまま測定結果に現れる
ことになる。なぜなら、この種の血圧計は、毎回得る血
圧変動値に基準血圧値を加えることによって測定値を算
出するからである。従って、本発明は、そのような問題
点に着目してなされたもので、基準血圧値の誤差を無く
し、精度の高い測定値が得られる電子血圧計を提供する
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の請求項1の電子血圧計は、心拍に同期して
得られる血管からの脈動成分を検出する脈波検出手段
と、前記脈波の一部又は複数の部分について波形特徴量
を数値化する波形特徴量算出手段と、前記脈波検出手段
で得られた波形特徴量の絶対値を基準特徴量として記憶
する基準特徴量記憶手段と、前記波形特徴量算出手段か
ら得られた波形特徴量と前記基準特徴量との減算によっ
て波形特徴量の変化を算出する波形特徴変化量算出手段
と、前記波形特徴変化量と血圧の変化とを関連づけるこ
とによって血圧変動を算定する血圧変動算出手段と、上
記以外の血圧測定方式に基づいて血圧測定を行う血圧測
定手段により得た血圧値を基準血圧として入力及び記憶
する基準血圧入力・記憶手段とを備え、使用初期或いは
使用途上における測定において前記基準特徴量を得ると
共に、この基準特徴量に前記基準血圧入力・記憶手段に
よって得た基準血圧を対応させ、それ以降に行われる測
定では、前記波形特徴変化量算出手段から得られる波形
特徴変化量のみを検出し、前記血圧変動算出手段にその
波形特徴変化量を入力することによって血圧変動を算出
し、この血圧変動に前記基準血圧入力・記憶手段に記憶
されている基準血圧を加算することによって血圧値を算
出するようにした電子血圧計において、前記基準血圧入
力・記憶手段が、複数の基準血圧値を順次入力でき、入
力された複数の基準血圧を用いて算出した新たな基準血
圧を記憶することを特徴とする。
に、本発明の請求項1の電子血圧計は、心拍に同期して
得られる血管からの脈動成分を検出する脈波検出手段
と、前記脈波の一部又は複数の部分について波形特徴量
を数値化する波形特徴量算出手段と、前記脈波検出手段
で得られた波形特徴量の絶対値を基準特徴量として記憶
する基準特徴量記憶手段と、前記波形特徴量算出手段か
ら得られた波形特徴量と前記基準特徴量との減算によっ
て波形特徴量の変化を算出する波形特徴変化量算出手段
と、前記波形特徴変化量と血圧の変化とを関連づけるこ
とによって血圧変動を算定する血圧変動算出手段と、上
記以外の血圧測定方式に基づいて血圧測定を行う血圧測
定手段により得た血圧値を基準血圧として入力及び記憶
する基準血圧入力・記憶手段とを備え、使用初期或いは
使用途上における測定において前記基準特徴量を得ると
共に、この基準特徴量に前記基準血圧入力・記憶手段に
よって得た基準血圧を対応させ、それ以降に行われる測
定では、前記波形特徴変化量算出手段から得られる波形
特徴変化量のみを検出し、前記血圧変動算出手段にその
波形特徴変化量を入力することによって血圧変動を算出
し、この血圧変動に前記基準血圧入力・記憶手段に記憶
されている基準血圧を加算することによって血圧値を算
出するようにした電子血圧計において、前記基準血圧入
力・記憶手段が、複数の基準血圧値を順次入力でき、入
力された複数の基準血圧を用いて算出した新たな基準血
圧を記憶することを特徴とする。
【0010】この血圧計では、別途入力された複数の基
準血圧を用いて新たな基準血圧を算出・記憶するので、
1つの基準血圧を用いる場合に比べて、基準血圧の誤差
の影響が少なくなり、より精度の高い血圧測定を行うこ
とができる。又、請求項4の電子血圧計は、心拍に同期
して得られる血管からの脈動成分を検出する脈波検出手
段と、前記脈波の一部又は複数の部分について波形特徴
量を数値化する波形特徴量算出手段と、前記脈波検出手
段で得られた波形特徴量の絶対値を基準特徴量として記
憶する基準特徴量記憶手段と、前記波形特徴量算出手段
から得られた波形特徴量と前記基準特徴量との減算によ
って波形特徴量の変化を算出する波形特徴変化量算出手
段と、前記波形特徴変化量と血圧の変化とを関連づける
ことによって血圧変動を算定する血圧変動算出手段と、
上記以外の血圧測定方式に基づいて血圧測定を行う血圧
測定手段により得た血圧値を基準血圧として入力及び記
憶する基準血圧入力・記憶手段とを備え、使用初期或い
は使用途上における測定において前記基準特徴量を得る
と共に、この基準特徴量に前記基準血圧入力・記憶手段
によって得た基準血圧を対応させ、それ以降に行われる
測定では、前記波形特徴変化量算出手段から得られる波
形特徴変化量のみを検出し、前記血圧変動算出手段にそ
の波形特徴変化量を入力することによって血圧変動を算
出し、この血圧変動に前記基準血圧入力・記憶手段に記
憶されている基準血圧を加算することによって血圧値を
算出するようにした電子血圧計において、前記基準測定
が少なくとも2回以上行われるように基準測定を使用者
に要求する基準測定要求手段を備え、前記基準血圧入力
・記憶手段が、基準測定要求手段の要求により入力され
た複数の基準血圧を用いて算出した新たな基準血圧を記
憶することを特徴とする。
準血圧を用いて新たな基準血圧を算出・記憶するので、
1つの基準血圧を用いる場合に比べて、基準血圧の誤差
の影響が少なくなり、より精度の高い血圧測定を行うこ
とができる。又、請求項4の電子血圧計は、心拍に同期
して得られる血管からの脈動成分を検出する脈波検出手
段と、前記脈波の一部又は複数の部分について波形特徴
量を数値化する波形特徴量算出手段と、前記脈波検出手
段で得られた波形特徴量の絶対値を基準特徴量として記
憶する基準特徴量記憶手段と、前記波形特徴量算出手段
から得られた波形特徴量と前記基準特徴量との減算によ
って波形特徴量の変化を算出する波形特徴変化量算出手
段と、前記波形特徴変化量と血圧の変化とを関連づける
ことによって血圧変動を算定する血圧変動算出手段と、
上記以外の血圧測定方式に基づいて血圧測定を行う血圧
測定手段により得た血圧値を基準血圧として入力及び記
憶する基準血圧入力・記憶手段とを備え、使用初期或い
は使用途上における測定において前記基準特徴量を得る
と共に、この基準特徴量に前記基準血圧入力・記憶手段
によって得た基準血圧を対応させ、それ以降に行われる
測定では、前記波形特徴変化量算出手段から得られる波
形特徴変化量のみを検出し、前記血圧変動算出手段にそ
の波形特徴変化量を入力することによって血圧変動を算
出し、この血圧変動に前記基準血圧入力・記憶手段に記
憶されている基準血圧を加算することによって血圧値を
算出するようにした電子血圧計において、前記基準測定
が少なくとも2回以上行われるように基準測定を使用者
に要求する基準測定要求手段を備え、前記基準血圧入力
・記憶手段が、基準測定要求手段の要求により入力され
た複数の基準血圧を用いて算出した新たな基準血圧を記
憶することを特徴とする。
【0011】この血圧計でも、別途入力された複数の基
準血圧を用いて新たな基準血圧を算出・記憶するので、
1つの基準血圧を用いる場合に比べて、基準血圧の誤差
の影響が少なくなり、より精度の高い血圧測定を行うこ
とができる。又、複数の基準血圧は、基準測定要求手段
により使用者に要求されるので、基準測定の要否が容易
である。
準血圧を用いて新たな基準血圧を算出・記憶するので、
1つの基準血圧を用いる場合に比べて、基準血圧の誤差
の影響が少なくなり、より精度の高い血圧測定を行うこ
とができる。又、複数の基準血圧は、基準測定要求手段
により使用者に要求されるので、基準測定の要否が容易
である。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施の形態に基づ
いて説明する。図1は、その一実施形態に係る電子血圧
計の機器構成を示すブロック図である。この電子血圧計
10は、脈波検出部1と、この脈波検出部1の出力を増
幅する増幅器2と、心電検出部3と、この心電検出部3
の出力を増幅する増幅器4と、A/D変換器5と、CP
U(マイクロコンピュータ)6と、表示部7と、別の血
圧測定方式に基づいて血圧測定を行う外部の血圧測定手
段(例えば電子血圧計)20との間で送受信を行うため
の通信部(通信手段)8とを備えている。別の血圧測定
手段20は、通信部8を介して電子血圧計10に接続さ
れている。
いて説明する。図1は、その一実施形態に係る電子血圧
計の機器構成を示すブロック図である。この電子血圧計
10は、脈波検出部1と、この脈波検出部1の出力を増
幅する増幅器2と、心電検出部3と、この心電検出部3
の出力を増幅する増幅器4と、A/D変換器5と、CP
U(マイクロコンピュータ)6と、表示部7と、別の血
圧測定方式に基づいて血圧測定を行う外部の血圧測定手
段(例えば電子血圧計)20との間で送受信を行うため
の通信部(通信手段)8とを備えている。別の血圧測定
手段20は、通信部8を介して電子血圧計10に接続さ
れている。
【0013】脈波検出部1では、例えば指尖部などの測
定部位において、連続的に動脈の容積変化に由来する脈
動成分(脈波)を検出する。心電検出部3では、体表の
任意の部位に電極を装着し、その電位変化を心電信号と
して検出する。脈波及び心電信号は、それぞれ増幅器
2,4を経て、A/D変換器5に入力されてデジタル信
号に変換され、CPU6に入力される。CPU6では、
後述の波形処理、血圧算出処理などが実行され、結果
(血圧値)が表示部7に表示される。
定部位において、連続的に動脈の容積変化に由来する脈
動成分(脈波)を検出する。心電検出部3では、体表の
任意の部位に電極を装着し、その電位変化を心電信号と
して検出する。脈波及び心電信号は、それぞれ増幅器
2,4を経て、A/D変換器5に入力されてデジタル信
号に変換され、CPU6に入力される。CPU6では、
後述の波形処理、血圧算出処理などが実行され、結果
(血圧値)が表示部7に表示される。
【0014】この電子血圧計10の全体動作について図
2及び図3のジェネラルフロー図を参照して説明する。
但し、血圧算出に用いるパラメータは種々考え得るが、
ここでは最も広く知られている脈波伝播速度と脈波波形
上の特徴量をいくつか用いた場合を説明する。しかし、
脈波の波形のみによる算出も可能であり、本発明は特徴
量を特に限定するものではない。
2及び図3のジェネラルフロー図を参照して説明する。
但し、血圧算出に用いるパラメータは種々考え得るが、
ここでは最も広く知られている脈波伝播速度と脈波波形
上の特徴量をいくつか用いた場合を説明する。しかし、
脈波の波形のみによる算出も可能であり、本発明は特徴
量を特に限定するものではない。
【0015】全体動作は、較正時動作(図2のフロー
図)と較正後動作(通常の測定動作、図3のフロー図)
に分けられるので、以下に順に説明する。 <較正時動作>図2のフロー図において、ステップ(以
下、STと略す)1〜3の処理は、脈波信号及び心電信
号がCPU6に読み込まれる毎に繰り返し実行される。
まず、ST1,2では、それぞれ脈波・心電信号が例え
ば5msecなどのサンプリング周期でA/D変換さ
れ、CPU6に読み込まれる。ST3では、一連の脈波
信号に対し、脈波を1拍毎に認識して、その起始点の時
間が記憶される(区切り点)。この認識処理の詳細につ
いては後述する。
図)と較正後動作(通常の測定動作、図3のフロー図)
に分けられるので、以下に順に説明する。 <較正時動作>図2のフロー図において、ステップ(以
下、STと略す)1〜3の処理は、脈波信号及び心電信
号がCPU6に読み込まれる毎に繰り返し実行される。
まず、ST1,2では、それぞれ脈波・心電信号が例え
ば5msecなどのサンプリング周期でA/D変換さ
れ、CPU6に読み込まれる。ST3では、一連の脈波
信号に対し、脈波を1拍毎に認識して、その起始点の時
間が記憶される(区切り点)。この認識処理の詳細につ
いては後述する。
【0016】ST4では、心電検出部3より取り込まれ
た心電波形(心電信号)のR波が検出され、その出現時
間が記憶される。R波は、1拍毎に心電信号中に現れる
ピーク様特徴点で、その検出手法は心電図の分野で多く
応用され、特に新規性のあるものではないので、ここで
は詳細な説明を省略する。ST5では、区切り処理に
て、その時点で区切り点が検出されたかどうかが判定さ
れ、検出された場合には以下のST6以降の処理に進む
が、そうでない場合にはST1〜4の処理を繰り返す。
た心電波形(心電信号)のR波が検出され、その出現時
間が記憶される。R波は、1拍毎に心電信号中に現れる
ピーク様特徴点で、その検出手法は心電図の分野で多く
応用され、特に新規性のあるものではないので、ここで
は詳細な説明を省略する。ST5では、区切り処理に
て、その時点で区切り点が検出されたかどうかが判定さ
れ、検出された場合には以下のST6以降の処理に進む
が、そうでない場合にはST1〜4の処理を繰り返す。
【0017】ST6では、区切り点が検出された拍につ
いて、脈波波形や脈波伝播速度に関するパラメータを算
出し、記憶手段に記憶する。この処理については詳細を
後述する。ST6のパラメータ記憶処理が行われると、
次にST7において、使用者に対して基準血圧入力を要
求する。この実施形態では、電子血圧計10の表示部7
での表示やブザーの音などにより基準測定を要求する旨
が報知されると共に、通信部8により外部の血圧測定手
段20に基準測定を要求する旨の指示信号が出力され
る。指示としては、血圧測定手段20の表示部での表示
やブザーによる発音などである。使用者は、その指示に
基づいて、血圧測定手段20で基準血圧となる血圧値を
測定する。血圧測定手段20で得られた基準血圧は、較
正用血圧として通信部8を介してCPU6に入力され
る。なお、通信部8を介して基準血圧を入力する代わり
に、使用者が血圧測定手段で測定した基準血圧を電子血
圧計10に手動で直接入力するようにしてもよい。この
場合も、表示部7による表示やブザーによる音などによ
って基準測定の要求を報知すればよい。
いて、脈波波形や脈波伝播速度に関するパラメータを算
出し、記憶手段に記憶する。この処理については詳細を
後述する。ST6のパラメータ記憶処理が行われると、
次にST7において、使用者に対して基準血圧入力を要
求する。この実施形態では、電子血圧計10の表示部7
での表示やブザーの音などにより基準測定を要求する旨
が報知されると共に、通信部8により外部の血圧測定手
段20に基準測定を要求する旨の指示信号が出力され
る。指示としては、血圧測定手段20の表示部での表示
やブザーによる発音などである。使用者は、その指示に
基づいて、血圧測定手段20で基準血圧となる血圧値を
測定する。血圧測定手段20で得られた基準血圧は、較
正用血圧として通信部8を介してCPU6に入力され
る。なお、通信部8を介して基準血圧を入力する代わり
に、使用者が血圧測定手段で測定した基準血圧を電子血
圧計10に手動で直接入力するようにしてもよい。この
場合も、表示部7による表示やブザーによる音などによ
って基準測定の要求を報知すればよい。
【0018】基準血圧が入力されると、次のST8でそ
れが認識される。1回の基準血圧の入力が終わる毎に、
ST9において基準血圧の入力が3回行われたか否かが
判断される。基準血圧の入力が3回未満である場合に
は、前述のように使用者に次の基準測定を要求する旨の
報知を行い、それにより基準血圧が入力される。そし
て、ST1に戻り、更に次の測定を行って、それに対応
させる基準血圧の入力を行うためにST8までの処理が
繰り返される。
れが認識される。1回の基準血圧の入力が終わる毎に、
ST9において基準血圧の入力が3回行われたか否かが
判断される。基準血圧の入力が3回未満である場合に
は、前述のように使用者に次の基準測定を要求する旨の
報知を行い、それにより基準血圧が入力される。そし
て、ST1に戻り、更に次の測定を行って、それに対応
させる基準血圧の入力を行うためにST8までの処理が
繰り返される。
【0019】基準血圧入力が3回実行されると、ST9
からST10に移行する。ST10では、3回分の基準
血圧を加算平均し、その平均値を記憶手段に記憶する
(ST11)。ST10の基準血圧加算平均処理の代わ
りに、例えば3回分の基準血圧値の加算平均を求め、そ
の加算平均値をもとに算出した基準血圧値の相対的許容
範囲(例えば平均値の±10%以内)を設定し、この許
容範囲内の基準血圧値だけの加算平均を再度求めて、そ
の平均値を記憶手段に記憶してもよい。
からST10に移行する。ST10では、3回分の基準
血圧を加算平均し、その平均値を記憶手段に記憶する
(ST11)。ST10の基準血圧加算平均処理の代わ
りに、例えば3回分の基準血圧値の加算平均を求め、そ
の加算平均値をもとに算出した基準血圧値の相対的許容
範囲(例えば平均値の±10%以内)を設定し、この許
容範囲内の基準血圧値だけの加算平均を再度求めて、そ
の平均値を記憶手段に記憶してもよい。
【0020】次に、ST12において、パラメータ値に
ついても加算平均を行い、その結果である平均化パラメ
ータを記憶する(ST13)。最後に、一連の較正動作
が終了したことを表示部7によって表示し(ST1
4)、全ての動作を完了する。 <較正後動作>較正後動作(通常の測定動作)時は、心
電・脈波信号の特徴量のみを計測し、較正時に得た基準
血圧及び基準特徴量をもとに血圧値の算出を行う。
ついても加算平均を行い、その結果である平均化パラメ
ータを記憶する(ST13)。最後に、一連の較正動作
が終了したことを表示部7によって表示し(ST1
4)、全ての動作を完了する。 <較正後動作>較正後動作(通常の測定動作)時は、心
電・脈波信号の特徴量のみを計測し、較正時に得た基準
血圧及び基準特徴量をもとに血圧値の算出を行う。
【0021】図3のフロー図において、信号検出及び認
識に関するST21〜ST25に至る処理内容は、上記
図2のフロー図のST1〜ST5の処理と同様であるの
で、説明は省略する。ST26では、区切り点が検出さ
れた拍について、脈波波形や脈波伝播速度に関するパラ
メータを算出し、較正時に記憶した基準特徴量との差と
してパラメータ差分値を求める(ST27)。ここで、
使用するパラメータは1つとは限らないので、各パラメ
ータ差分値をS1 ,S2 ,…,Sn (nは個数)とす
る。ST28では、各パラメータに乗じる係数(パラメ
ータ係数)をK1 ,K2 ,…,k n とすると、次の所定
式、 BP=K1 ・P1 +K2 ・P2 +・・・+Kn ・Pn +
BPs によって血圧値を算出する。ここで、BPs は基準血圧
値である。最後に、ST29で、血圧算出結果(血圧
値)を表示し、全ての処理を完了する。
識に関するST21〜ST25に至る処理内容は、上記
図2のフロー図のST1〜ST5の処理と同様であるの
で、説明は省略する。ST26では、区切り点が検出さ
れた拍について、脈波波形や脈波伝播速度に関するパラ
メータを算出し、較正時に記憶した基準特徴量との差と
してパラメータ差分値を求める(ST27)。ここで、
使用するパラメータは1つとは限らないので、各パラメ
ータ差分値をS1 ,S2 ,…,Sn (nは個数)とす
る。ST28では、各パラメータに乗じる係数(パラメ
ータ係数)をK1 ,K2 ,…,k n とすると、次の所定
式、 BP=K1 ・P1 +K2 ・P2 +・・・+Kn ・Pn +
BPs によって血圧値を算出する。ここで、BPs は基準血圧
値である。最後に、ST29で、血圧算出結果(血圧
値)を表示し、全ての処理を完了する。
【0022】図2及び図3のフロー図におけるST5と
ST25の区切り処理について説明する。脈波区切り処
理は種々考えられるが、最も一般的手法としては、図4
に示すように、脈波信号(一連の脈波データ)を比較的
高周波数成分だけ通過させるハイパスフィルタ(例え
ば、遮断周波数1Hz)に通過させ、その出力波形の基
線との交点を各拍の起始点、つまり区切り点とすること
により実現し得る。
ST25の区切り処理について説明する。脈波区切り処
理は種々考えられるが、最も一般的手法としては、図4
に示すように、脈波信号(一連の脈波データ)を比較的
高周波数成分だけ通過させるハイパスフィルタ(例え
ば、遮断周波数1Hz)に通過させ、その出力波形の基
線との交点を各拍の起始点、つまり区切り点とすること
により実現し得る。
【0023】図3のフロー図におけるST26の波形パ
ラメータ算出処理について説明する。血圧変動と関連を
持つ波形特徴量は種々考え得るが、ここでは2種のパラ
メータを代表例とし、その算出過程を説明する。まず、
最も広く使用されるパラメータである脈波伝播速度(P
WV)について説明する。PWVは前述のR波出現時間
と末梢部(例えば指尖部)での脈波出現時間との時間差
から求められる。R波は心臓が血液の拍出を開始すると
きに見られるもので、その出現時間は概ね脈波が心臓近
辺で出現する時間とすることができ、これと指などの末
梢部での脈波検出時間との差、即ち心電信号のR波検出
時から末梢部における脈波の区切り点検出までの時間差
を算出すれば、脈波が心臓から末梢部まで伝播するのに
要した時間が算出し得る。個人内で心臓と特定末梢部の
距離は一定とし得るから、脈波伝播時間の逆数は、脈波
伝播速度に比例する量になる。
ラメータ算出処理について説明する。血圧変動と関連を
持つ波形特徴量は種々考え得るが、ここでは2種のパラ
メータを代表例とし、その算出過程を説明する。まず、
最も広く使用されるパラメータである脈波伝播速度(P
WV)について説明する。PWVは前述のR波出現時間
と末梢部(例えば指尖部)での脈波出現時間との時間差
から求められる。R波は心臓が血液の拍出を開始すると
きに見られるもので、その出現時間は概ね脈波が心臓近
辺で出現する時間とすることができ、これと指などの末
梢部での脈波検出時間との差、即ち心電信号のR波検出
時から末梢部における脈波の区切り点検出までの時間差
を算出すれば、脈波が心臓から末梢部まで伝播するのに
要した時間が算出し得る。個人内で心臓と特定末梢部の
距離は一定とし得るから、脈波伝播時間の逆数は、脈波
伝播速度に比例する量になる。
【0024】PWV以外のパラメータとしては、次のよ
うな脈波波形上の特徴量が心血管系の変化を表すとさ
れ、血圧変動時にそれを反映して変化すると考えられて
いる。 (1)心拍数:R波又は脈波起始点の時間間隔の逆数と
して算出し得る。 (2)立ち上がり時間:各拍の脈波起始点とピーク点と
の時間差。 (3)上昇・下降傾斜比:起始点からピーク点の間での
信号の上昇速度の最大値と、ピーク点から次の拍の起始
点までの間での信号の下降速度の最小値との比。
うな脈波波形上の特徴量が心血管系の変化を表すとさ
れ、血圧変動時にそれを反映して変化すると考えられて
いる。 (1)心拍数:R波又は脈波起始点の時間間隔の逆数と
して算出し得る。 (2)立ち上がり時間:各拍の脈波起始点とピーク点と
の時間差。 (3)上昇・下降傾斜比:起始点からピーク点の間での
信号の上昇速度の最大値と、ピーク点から次の拍の起始
点までの間での信号の下降速度の最小値との比。
【0025】なお、この実施形態では、個人用の血圧計
としているが、複数の被測定者がいる場合には、個人I
D番号と共に基準血圧値を記憶しておき、測定時に個人
ID番号を使って基準血圧値を読み出すようにすればよ
い。又、血圧算出に使用するパラメータ係数は、血圧変
動要因(運動時や寒冷時など)に対応して最適に補正し
てもよい。補正したパラメータ係数は、コンピュータプ
ログラムと共に前記CPU6内に内蔵された記憶手段
(ROM)に各要因毎に記憶しておき、血圧変動要因に
応じて選別すればよい。
としているが、複数の被測定者がいる場合には、個人I
D番号と共に基準血圧値を記憶しておき、測定時に個人
ID番号を使って基準血圧値を読み出すようにすればよ
い。又、血圧算出に使用するパラメータ係数は、血圧変
動要因(運動時や寒冷時など)に対応して最適に補正し
てもよい。補正したパラメータ係数は、コンピュータプ
ログラムと共に前記CPU6内に内蔵された記憶手段
(ROM)に各要因毎に記憶しておき、血圧変動要因に
応じて選別すればよい。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1(及び請
求項2,3)の電子血圧計によれば、別途入力された複
数の基準血圧を用いて新たな基準血圧を算出・記憶する
ので、1つの基準血圧を用いる場合に比べて、基準血圧
の誤差の影響が少なくなり、より精度の高い血圧測定を
行うことができる。
求項2,3)の電子血圧計によれば、別途入力された複
数の基準血圧を用いて新たな基準血圧を算出・記憶する
ので、1つの基準血圧を用いる場合に比べて、基準血圧
の誤差の影響が少なくなり、より精度の高い血圧測定を
行うことができる。
【0027】請求項4(及び請求項5,6,7)の電子
血圧計によれば、別途入力された複数の基準血圧を用い
て新たな基準血圧を算出・記憶するので、1つの基準血
圧を用いる場合に比べて、基準血圧の誤差の影響が少な
くなり、より精度の高い血圧測定を行うことができる。
又、複数の基準血圧は、基準測定要求手段により使用者
に要求されるので、基準測定の要否が容易である。
血圧計によれば、別途入力された複数の基準血圧を用い
て新たな基準血圧を算出・記憶するので、1つの基準血
圧を用いる場合に比べて、基準血圧の誤差の影響が少な
くなり、より精度の高い血圧測定を行うことができる。
又、複数の基準血圧は、基準測定要求手段により使用者
に要求されるので、基準測定の要否が容易である。
【図1】一実施形態に係る電子血圧計の構成を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図2】同実施形態の電子血圧計の全体動作における較
正時動作を説明するフロー図である。
正時動作を説明するフロー図である。
【図3】同実施形態の電子血圧計の全体動作における較
正後動作を説明するフロー図である。
正後動作を説明するフロー図である。
【図4】同実施形態の電子血圧計の全体動作における脈
波の区切りを説明する波形図である。
波の区切りを説明する波形図である。
【図5】血圧変動とパラメータ変動との相関関係を示す
グラフである。
グラフである。
1 脈波検出部 2,4 増幅器 3 心電検出部 5 A/D変換器 6 CPU 7 表示部 8 通信部(通信手段) 10 電子血圧計 20 血圧測定手段
Claims (7)
- 【請求項1】心拍に同期して得られる血管からの脈動成
分を検出する脈波検出手段と、前記脈波の一部又は複数
の部分について波形特徴量を数値化する波形特徴量算出
手段と、前記脈波検出手段で得られた波形特徴量の絶対
値を基準特徴量として記憶する基準特徴量記憶手段と、
前記波形特徴量算出手段から得られた波形特徴量と前記
基準特徴量との減算によって波形特徴量の変化を算出す
る波形特徴変化量算出手段と、前記波形特徴変化量と血
圧の変化とを関連づけることによって血圧変動を算定す
る血圧変動算出手段と、上記以外の血圧測定方式に基づ
いて血圧測定を行う血圧測定手段により得た血圧値を基
準血圧として入力及び記憶する基準血圧入力・記憶手段
とを備え、 使用初期或いは使用途上における測定において前記基準
特徴量を得ると共に、この基準特徴量に前記基準血圧入
力・記憶手段によって得た基準血圧を対応させ、それ以
降に行われる測定では、前記波形特徴変化量算出手段か
ら得られる波形特徴変化量のみを検出し、前記血圧変動
算出手段にその波形特徴変化量を入力することによって
血圧変動を算出し、この血圧変動に前記基準血圧入力・
記憶手段に記憶されている基準血圧を加算することによ
って血圧値を算出するようにした電子血圧計において、 前記基準血圧入力・記憶手段は、複数の基準血圧値を順
次入力でき、入力された複数の基準血圧を用いて算出し
た新たな基準血圧を記憶することを特徴とする電子血圧
計。 - 【請求項2】前記基準血圧入力・記憶手段は、入力され
た複数の基準血圧値の加算平均を用いて新たな基準血圧
を算出することを特徴とする請求項1記載の電子血圧
計。 - 【請求項3】前記基準血圧入力・記憶手段は、入力され
た複数の基準血圧値の平均値を求め、その平均値をもと
に算出した基準血圧入力値の許容範囲を設定し、この許
容範囲内の基準血圧入力値を用いて加算平均を行うこと
を特徴とする請求項2記載の電子血圧計。 - 【請求項4】心拍に同期して得られる血管からの脈動成
分を検出する脈波検出手段と、前記脈波の一部又は複数
の部分について波形特徴量を数値化する波形特徴量算出
手段と、前記脈波検出手段で得られた波形特徴量の絶対
値を基準特徴量として記憶する基準特徴量記憶手段と、
前記波形特徴量算出手段から得られた波形特徴量と前記
基準特徴量との減算によって波形特徴量の変化を算出す
る波形特徴変化量算出手段と、前記波形特徴変化量と血
圧の変化とを関連づけることによって血圧変動を算定す
る血圧変動算出手段と、上記以外の血圧測定方式に基づ
いて血圧測定を行う血圧測定手段により得た血圧値を基
準血圧として入力及び記憶する基準血圧入力・記憶手段
とを備え、 使用初期或いは使用途上における測定において前記基準
特徴量を得ると共に、この基準特徴量に前記基準血圧入
力・記憶手段によって得た基準血圧を対応させ、それ以
降に行われる測定では、前記波形特徴変化量算出手段か
ら得られる波形特徴変化量のみを検出し、前記血圧変動
算出手段にその波形特徴変化量を入力することによって
血圧変動を算出し、この血圧変動に前記基準血圧入力・
記憶手段に記憶されている基準血圧を加算することによ
って血圧値を算出するようにした電子血圧計において、 前記基準測定が少なくとも2回以上行われるように基準
測定を使用者に要求する基準測定要求手段を備え、前記
基準血圧入力・記憶手段は、基準測定要求手段の要求に
より入力された複数の基準血圧を用いて算出した新たな
基準血圧を記憶することを特徴とする電子血圧計。 - 【請求項5】前記血圧測定手段との間で送受信を行うた
めの通信手段を備え、前記基準測定要求手段は、使用者
に基準測定を要求すると共に、通信手段によって血圧測
定手段に基準測定を要求する旨の指示信号を出力するこ
とを特徴とする請求項4記載の電子血圧計。 - 【請求項6】前記基準血圧入力・記憶手段は、入力され
た複数の基準血圧及びそれに対応づけられた波形特徴量
に対し、それぞれ加算平均を求めて代表基準血圧及び代
表波形特徴量として記憶することを特徴とする請求項4
記載の電子血圧計。 - 【請求項7】前記基準血圧入力・記憶手段は、入力され
た複数の基準血圧及びそれに対応づけられた波形特徴量
のそれぞれの平均値を求め、この平均値をもとに算出し
た基準血圧及び波形特徴量の許容範囲をそれぞれ設定
し、この許容範囲内の基準血圧及び波形特徴量を用いて
加算平均を行うことを特徴とする請求項6記載の電子血
圧計。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8311554A JPH10151118A (ja) | 1996-11-22 | 1996-11-22 | 電子血圧計 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8311554A JPH10151118A (ja) | 1996-11-22 | 1996-11-22 | 電子血圧計 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10151118A true JPH10151118A (ja) | 1998-06-09 |
Family
ID=18018639
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8311554A Pending JPH10151118A (ja) | 1996-11-22 | 1996-11-22 | 電子血圧計 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10151118A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001054575A1 (en) | 2000-01-26 | 2001-08-02 | Vsm Medtech Ltd. | Continuous blood pressure monitoring method and apparatus |
| US6893401B2 (en) | 2001-07-27 | 2005-05-17 | Vsm Medtech Ltd. | Continuous non-invasive blood pressure monitoring method and apparatus |
| US9301700B2 (en) | 2012-09-27 | 2016-04-05 | Welch Allyn, Inc. | Configurable vital signs system |
| CN109872820A (zh) * | 2019-03-29 | 2019-06-11 | 广州视源电子科技股份有限公司 | 一种无袖带血压测量方法、装置、设备及存储介质 |
| CN113057610A (zh) * | 2021-02-07 | 2021-07-02 | 来邦养老科技有限公司 | 可穿戴设备的动态血压测量校准方法、装置及存储介质 |
| US11071467B2 (en) | 2013-08-08 | 2021-07-27 | Welch Allyn, Inc. | Hybrid patient monitoring system |
-
1996
- 1996-11-22 JP JP8311554A patent/JPH10151118A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001054575A1 (en) | 2000-01-26 | 2001-08-02 | Vsm Medtech Ltd. | Continuous blood pressure monitoring method and apparatus |
| US6599251B2 (en) | 2000-01-26 | 2003-07-29 | Vsm Medtech Ltd. | Continuous non-invasive blood pressure monitoring method and apparatus |
| US6893401B2 (en) | 2001-07-27 | 2005-05-17 | Vsm Medtech Ltd. | Continuous non-invasive blood pressure monitoring method and apparatus |
| US9301700B2 (en) | 2012-09-27 | 2016-04-05 | Welch Allyn, Inc. | Configurable vital signs system |
| US11071467B2 (en) | 2013-08-08 | 2021-07-27 | Welch Allyn, Inc. | Hybrid patient monitoring system |
| CN109872820A (zh) * | 2019-03-29 | 2019-06-11 | 广州视源电子科技股份有限公司 | 一种无袖带血压测量方法、装置、设备及存储介质 |
| CN109872820B (zh) * | 2019-03-29 | 2023-12-08 | 广州视源电子科技股份有限公司 | 一种无袖带血压测量方法、装置、设备及存储介质 |
| CN113057610A (zh) * | 2021-02-07 | 2021-07-02 | 来邦养老科技有限公司 | 可穿戴设备的动态血压测量校准方法、装置及存储介质 |
| CN113057610B (zh) * | 2021-02-07 | 2024-02-09 | 来邦科技股份公司 | 可穿戴设备的动态血压测量校准方法、装置及存储介质 |
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