JPH10151285A - 往復式電気かみそり - Google Patents

往復式電気かみそり

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JPH10151285A
JPH10151285A JP31435096A JP31435096A JPH10151285A JP H10151285 A JPH10151285 A JP H10151285A JP 31435096 A JP31435096 A JP 31435096A JP 31435096 A JP31435096 A JP 31435096A JP H10151285 A JPH10151285 A JP H10151285A
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JP
Japan
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seal
driver
intermediate member
electric shaver
seal member
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Application number
JP31435096A
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English (en)
Inventor
Mitsuo Nakatani
光男 中谷
Masaharu Nakamura
正治 中村
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 駆動子とシール部材との密着力を充分に高め
てシール性能の向上を図る。 【解決手段】 モータによって往復駆動して振幅を内刃
に伝達するための駆動子3を本体2の上端に設けた開口
部から突出させると共に、駆動子3の振動方向Aに撓み
自在となったシール部材5で駆動子3と本体2との隙間
を被覆して成る往復式電気かみそりである。駆動子3と
シール部材5との間のシール部分に、駆動子3を構成す
る硬質体とシール部材5を構成する軟質体との間の硬度
を有する中間部材4を密封的に介在させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、往復式電気かみ
そりに関し、詳しくは駆動子とシール部材との密着力を
高めてシール性を向上させる技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来は、駆動子3と本体2との隙間を防
水ゴムから成るシール部材5でシールする方法として、
図13に示したタイプのものが提供されている。図13
に示したものは、モータ6の回転を偏心運動に変換する
駆動子3のモータ6側(内側)と内刃側(外側)の間に
当たる部分に溝部3eを形成してあり、この溝部3eに
同幅のシール部材5のシール部5aを直接密着させるこ
とにより、外部からの水の浸入や髭屑の侵入等を防止す
るようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のよう
なシール構造の場合、シール部材5は駆動子3の往復運
動の妨げにならないように充分に硬度が低いものでなく
てはならず、しかもシール部材5を駆動子3の溝部3e
に嵌める際に、駆動子3の上部の大きさ以上にシール部
材5の開口部を広げる必要もあり、シール部材5のシー
ル部5aもまた充分に硬度の低いものとする必要があ
る。それに比べて駆動子3は往復運動を伝達するために
充分な剛性が必要となり、そのために、駆動子3を構成
する硬質体とシール部材5を構成する軟質体とで密着力
が不足し、外部からの水の浸入や髭屑の侵入が起こると
いう問題があった。つまり、硬質体(駆動子3)と軟質
体(シール部材5)とが密着しているために、面圧によ
って押し潰れる面積が少なく、このため両者の密着力が
弱く、シール性を充分に高めることができなかった。
【0004】本発明は、上記従来例に鑑みてなされたも
ので、駆動子を構成する硬質体とシール部材を構成する
軟質体との密着力を充分に高めて、シール性能の向上を
図ることができる往復式電気かみそりを提供することを
課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、モータによって往復駆動して振幅を内刃
に伝達するための駆動子3を本体2の上端に設けた開口
部から突出させると共に、駆動子3の振動方向Aに撓み
自在となったシール部材5で駆動子3と本体2との隙間
を被覆して成る往復式電気かみそりにおいて、駆動子3
とシール部材5との間のシール部分に、駆動子3を構成
する硬質体とシール部材5を構成する軟質体との間の硬
度を有する中間部材4を密封的に介在させたことを特徴
としており、このように構成することで、駆動子3より
硬度が低い中間部材4とシール部材5との接触によっ
て、シール部材5と中間部材4との密着性及び中間部材
4と駆動子3との密着力が夫々向上する。つまり、密着
力が同等の場合において、シール性能は硬質体と軟質体
とが密着するよりも、軟質体と軟質体の方が面圧によっ
て押し潰れる面積が増えるものであり、従って、硬質体
(駆動子3)より硬度の低い中間部材4と、これより更
に硬度が低い軟質体(シール部材5)とを夫々密着させ
ることで、その分、密着性が向上し、これに伴いシール
性が向上する。
【0006】上記中間部材4を駆動子3のシール部3a
に一体成形するのが好ましく、この場合、中間部材4と
駆動子3のシール性を確実に向上させることができる。
上記中間部材4は駆動子3のシール部3aを防水面と防
塵面の両方で隔離するためのシール部4aを備えている
のが好ましく、この場合、中間部材4と駆動子3の密着
力が一層高まり、水洗い時の水の浸入や髭屑の侵入等を
より確実に防止できる。
【0007】上記中間部材4を駆動子3のシール部3a
の外周に沿った略円筒状に形成すると共に、中間部材4
の外周部分に駆動子3とシール部材5との振動を円滑に
するためのつば部4bを突設させるのが好ましく、この
場合、つば部4bによってシール部材5が硬質体(駆動
子3)に直接当たるのを防止できるので、駆動子3の振
動でシール部材5が破れるのを防止することができると
共に、駆動子3の振動を円滑にできる。
【0008】上記中間部材4の外周部分にシール部材5
の薄肉部5bを上方から覆うカバー部4cを突設するの
が好ましく、この場合、カバー部4cによって外部から
の力からシール部材5の薄肉部5bを充分に保護できる
と共に、中間部材4にカバー部4cを一体に突設させる
ことで、カバー部4cの強度を高めることができる。上
記中間部材4の断面を下方に開口した略コ字状に形成
し、その内周部4dを駆動子3と密着させると共に内周
部4dと外周部4eとの間でシール部材5のシール部5
aを挟むようにするのが好ましく、この場合、シール部
材5のシール部5aを中間部材4の内周部4dと外周部
4eの間で締め付けることで、外部からの力(水洗い時
の水流や、ブラシによる力など)がかかったときでもシ
ール部材5のシール部5aが外れるのを中間部材4によ
って防止できる。
【0009】上記中間部材4の断面を略V字状に形成
し、内側の傾斜片4fを駆動子3のシール部3aに密着
させると共に、外側の傾斜片4gにシール部材5のシー
ル部5aを密着させて成るのが好ましく、この場合、中
間部材4の外側の傾斜片4gに密着しているシール部材
5のシール部5aが外側に押し広げられる形となり、従
って、シール部材5の円周方向の緊迫力が増大して、シ
ール部材5との密着力がより増大する。
【0010】上記中間部材4又はシール部材5の一方に
凹曲面状をした嵌合凹部4hを設けると共に、他方に該
嵌合凹部4hに対応する凸曲面状の嵌合凸部4iを設け
て、シール部材5のシール部5aを中間部材4に対して
抜け止め状態で回転可能に嵌合させて成るのが好まし
く、この場合、不用意な外部の力や駆動子3の往復運動
等によってシール部材5が変形させられても、シール部
材5が回転してそれらの力を緩和し、嵌合凹部4hが所
謂アンカーの役目をしてシール部材5を外れ難くするこ
とができる。
【0011】上記中間部材4の外周部分に上方になる程
駆動子3側に傾斜したテーパ面4jを形成し、該テーパ
面4jに上方からシール部材5のシール部5aを圧入し
て成るのが好ましく、この場合、上方からシール部材5
を圧入して中間部材4の外周面のテーパ面4jにシール
部材5のシール部5aを密着させることにより、中間部
材4のテーパ面4jとの密着力が増大し、これに伴いシ
ール部材5のシール部5aが外側に押し広げられて、円
周方向の緊迫力が増大する。
【0012】上記中間部材4の外周面に凹凸面4kを形
成し、該凹凸面4kにシール部材5のシール部5aを密
着させるのが好ましく、この場合、シール部材5の少し
の緊迫力で凹凸面4kが変形し易くなり、面圧を更に向
上させることができる。上記中間部材4を通気性を有す
る防水材料で形成するのが好ましく、この場合、本体2
内部の気体を通気性を有する中間部材4を通過して外部
に逃がすことができるようになり、内部の気体の圧力上
昇を防止できる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態の一例を
説明すると、往復式電気かみそり1は、図2〜図5に示
すように、本体2の上端にモータ6によって往復駆動す
る2つの駆動子3、駆動子3の振幅が伝達される2つの
内刃7が平行に並列に配設されると共に、本体2の表面
に沿って上下移動自在に配設されたトリマー8が背面に
取付けられている。
【0014】本体2の上端に配置される内刃7は、本体
2に対してフレーム9と外カセット10とを介して取付
けられるものであって、矩形枠状の内カセットにアーチ
状に屈曲させた外刃11を取付けたものとして構成され
ており、内刃押上バネによって内刃7は外刃11に摺接
した状態で往復移動自在となっている。一方、本体2内
には取付けベースを介してモータ6とモータ6の回転を
往復運動に変換する一対の駆動子3とが配設されてお
り、駆動子3の上半分には内刃7との連結のための継手
3bが設けられ、下半分には板状の台3cがあり、この
台3cの振動方向A両端は振動方向Aに変形可能な継手
を介してモータ6が取付けられている基台に固定されて
おり、モータ6によって偏心部材12が回転すると駆動
子3が夫々往復運動を行なうと共に、各駆動子3の上部
に夫々連結されている各内刃7は外刃11の内面に摺接
して往復運動を行なうものである。尚、図3中の13は
電池、図4中の14はスイッチハンドル、15は制御回
路であり、これらはモータ6と共に1つの基台に固定さ
れ、それら一体が本体2のハウジングに格納され、下部
はカバー16にて閉塞され、上部は後述するシール部材
5でシールされている。
【0015】ここで、駆動子3は、モータ6による振幅
を内刃7に伝達できるようにするための略円筒状の硬質
体から成り、例えばPOM等の硬質成形品で形成されて
いる。一方、シール部材5は、駆動子3とこの駆動子3
が突出する本体2の上端に設けた開口部との間の隙間を
被覆して、内刃7側と本体2内部側とを駆動子3の振動
方向Aに対して柔軟に隔離するためのものであり、駆動
子3の振動方向Aに撓み自在となったゴムのような軟質
体で構成されている。シール部材5は、図1に示すよう
に、ドーナツ状に形成され、外周部分と内周部部分は夫
々断面矩形状をした厚肉部で形成されていると共に、中
間部分は駆動子3の振動幅以上で且つ断面略山形状をし
た薄肉部5bで形成されている。シール部材5の外周側
の厚肉のシール部5cは本体2側にシール固定されてい
ると共に、中間の薄肉部5bが駆動子3の振動方向Aに
自在に動くことができる状態で、内周側の厚肉のシール
部5aが後述の中間部材4を介して駆動子3のシール部
3aに固定されており、これにより、シール部材5は駆
動子3の振動を妨げないようになっている。
【0016】駆動子3のシール部3aとシール部材5の
シール部5aとの間には、中間部材4が密封的に介在さ
れている。中間部材4は、駆動子3を構成する硬質体と
シール部材5を構成する軟質体との間の硬度、例えば中
間の硬度を有する材質から成り、例えばエラストマーや
スポンジ状物質等が用いられる。なお、中間部材4の硬
度は、硬質体(駆動子3)と軟質体(シール部材5)の
中間の硬度に限定されるものではなく、両者の硬度の間
のものであればよい。この中間部材4は、駆動子3のシ
ール部3aの外周に沿った円筒のシール部4aと、この
シール部4aの上下両側から突出したつば部4bとで断
面コ字状に形成されている。ここでシール部4aは駆動
子3のシール部3aを防水面と防塵面の両方で隔離する
役割を果たし、また下側のつば部4bはシール部材5の
内周部4dと駆動子3のシール部3aとの間に突出して
駆動子3とシール部材5との振動を円滑にする役割を果
たすものである。
【0017】しかして、駆動子3を構成する硬質体の硬
度とシール部材5を構成する軟質体の硬度の間の中間の
硬度を有する中間部材4を、駆動子3とシール部材5と
の間に介在させたことによって、シール部材5と中間部
材4との密着性及び中間部材4と駆動子3との密着力が
夫々向上する。つまり、密着力が同等の場合において、
シール性能は硬質体と軟質体とが密着するよりも、軟質
体と軟質体の方が面圧によって押し潰れる面積が増える
ものであり、従って、硬質体(駆動子3)より硬度の低
い中間部材4と、これより更に硬度が低い軟質体(シー
ル部材5)とを夫々密着させることで、その分、密着性
が向上し、これに伴いシール性が向上し、この結果、例
えば水洗い時の水の浸入や、髭屑の侵入を確実に防止で
きるようになる。また、中間部材4における駆動子3の
シール部3aの外周に沿った略円筒状のシール部4aに
よって、駆動子3のシール部3aの内部と外部とが防水
面と防塵面の両方で隔離されるようにすることによっ
て、シール性が大幅に向上し、また、シール部5aの外
周部分には駆動子3とシール部材5との振動を円滑にす
るためのつば部4bを突設させたことにより、つまり、
つば部4bが駆動子3とシール部材5との間に位置させ
たことにより、つば部4bによってシール部材5が硬質
体(駆動子3)に直接当たるのを防止できるようにな
り、従って、駆動子3の振動でシール部材5が破れるの
を防止することができると共に、駆動子3の振動を円滑
にでき、さらにシール部材5を駆動子3に対して嵌め込
み易くできるという利点がある。
【0018】なお、中間部材4を駆動子3とは別部材と
せず、中間部材4は駆動子3のシール部3aにインサー
ト成形などにより一体成形されてもよいものであり、こ
の場合、中間部材4と駆動子3のシール性を確実に向上
させることができる。次に、上記中間部材4の他の実施
形態として図6〜図12を例示する。尚、図6〜図12
において中間部材4及びシール部材5を除く他の構成は
上記図1〜図5の実施形態と同様であり、対応する箇所
には同じ符号を付してその説明を省略する。
【0019】図6は、駆動子3のシール部3aの外周に
沿った円筒のシール部4aと、その上下両側から突出し
たつば部4bとを備えた中間部材4において、上側のつ
ば部4bの先端にシール部材5の薄肉部5bを上方から
覆うカバー部4cを突設させたものである。このカバー
部4cはシール部材5の薄肉部5bを充分に覆うことが
でき且つ、シール部材5の断面略山形状をした薄肉部5
bを回避するような大きな円盤状に形成されており、従
って、シール部5aにより駆動子3のシール部3aとシ
ール部材5のシール部5aとの間の密着力が高められる
という作用効果に加えて、上記カバー部4cによって外
部からの力、例えば水洗い時の水流や、ブラシによる力
などからシール部材5の薄肉部5bを充分に保護できる
ようになる。また、中間部材4の上側のつば部4bの先
端を利用してカバー部4cを一体に突設させてあるの
で、カバー部4cは駆動子3のシール部3aに固着され
た中間部材4によって支持されているので、カバー部4
cにかかる荷重は中間部材4を介して駆動子3に受け止
められ、カバー部4cの強度を高めることができて、カ
バー部4cによるシール部材5の薄肉部5bの保護を長
期にわたって持続できるものとなる。
【0020】図7は、中間部材4の断面を下方に開口し
た略コ字状に形成し、その内周部4dを駆動子3と密着
させると共に内周部4dと外周部4eとの間でシール部
材5のシール部5aを挟むようにしたものである。この
実施形態では、中間部材4の下面開口からシール部材5
の厚肉状のシール部5aを圧入した状態で中間部材4を
駆動子3のシール部3aに設けた溝部3eに嵌入させる
ことにより、中間部材4の内周部4dが駆動子3のシー
ル部3aに密着してシールできると共に、シール部材5
のシール部5aは中間部材4の内周部4dと外周部4e
の間で締め付けられることとなり外部からの力がかかっ
たときでもシール部材5のシール部5aが外れたり、開
いたりするのを中間部材4によって防止でき、シール部
材5による密着力をより大きくできるようになる。
【0021】図8は、中間部材4の断面を略V字状に形
成し、内側の傾斜片4fを駆動子3のシール部3aに密
着させると共に、外側の傾斜片4gにシール部材5のシ
ール部5aを密着させたものである。この実施形態で
は、駆動子3のシール部3aが上方になる程駆動子3の
中心側に凹むように傾斜した傾斜面3dが形成され、こ
の傾斜面3dにV字状に形成された中間部材4の内側の
傾斜片4fを嵌め込んで密着させてあり、また上方にな
る程シール部材5から離れる方向に傾斜した外側の傾斜
片4gにシール部材5のシール部5aを嵌め込むことに
よって、シール部5aが傾斜片4gに密着して、シール
部5aが外側に押し広げられる形となり、従って、シー
ル部材5の円周方向の緊迫力が増大して、シール部材5
との密着力がより増大し、結果としてシール性能をより
一層向上させることができる。
【0022】図9は、中間部材4を円筒状に形成すると
共に、中間部材4の材質を通気性を有する防水材料、例
えばスポンジのような外部との気体の通過のみを行なう
ことができる通気性と防水性の両方を備えた中間部材4
が構成されている。また中間部材4の横幅は駆動子3の
シール部3aに設けた溝部3eの深さより浅く形成され
ており、中間部材4の外周面にシール部材5のシール部
5aを密着させた状態でこのシール部5aも溝部3e内
で収納保持されるようになっている。ここで、中間部材
4の上下及び及びシール部材5の上下に若干の隙間が生
じるように、駆動子3のシール部3aに設けた溝部3e
に対する中間部材4及びシール部材5のシール部5aの
大きさが設定されており、これにより、本体2内部の気
体を通気性を有する中間部材4を通過して外部に逃がす
ことができるようになり、内部の気体の圧力上昇を防止
でき、例えば充電時に発生するガス対策にきわめて有効
となる。
【0023】図10は、中間部材4の外周部分に凹曲面
状をした嵌合凹部4hを設けると共に、シール部材5の
シール部5aに該嵌合凹部4hに対応する凸曲面状の嵌
合凸部4iを設けて、シール部材5のシール部5aを中
間部材4に対して抜け止め状態で回転可能に嵌合させた
ものである。この実施形態では、中間部材4の外周全周
にわたって形成された嵌合凹部4hに対して、シール部
材5のシール部5aの全周にわたって形成された嵌合凸
部4iが回転可能に嵌め込まれているので、不用意な外
部の力や駆動子3の往復運動等によってシール部材5が
変形させられても、シール部材5が回転してそれらの力
を緩和し、嵌合凹部4hが所謂アンカーの役目をしてシ
ール部材5を外れ難くすることができ、中間部材4とシ
ール部材5との密着力を高めることができる。なお、中
間部材4の外周部分に凸曲面状をした嵌合凸部4iを設
け、シール部材5のシール部5aに該嵌合凸部4iに対
応する凹曲面状の嵌合凹部4hを設けてもよい。
【0024】図11は、中間部材4の外周部分に上方に
なる程駆動子3側に傾斜したテーパ面4jを形成し、該
テーパ面4jに上方からシール部材5のシール部5aを
圧入したものである。この実施形態では、中間部材4は
断面略台形状に形成され、内周面が駆動子3と密着して
いると共に、上方からシール部材5を圧入することで中
間部材4の外周面のテーパ面4jにシール部材5のシー
ル部5aを密着させることができる。このように、上か
らシール部材5のシール部5aを押さえつけることによ
って、中間部材4のテーパ面4jとの密着力が増大し、
これに伴いシール部材5のシール部5aが外側に押し広
げられて、円周方向の緊迫力が増大することによって、
密着力がより一層高められ、シール性が大幅に向上する
ものとなる。
【0025】図12は、円筒状をした断面矩形状の中間
部材4の外周面に数個のリング状突起を突設して凹凸面
4kを形成し、この該凹凸面4kにシール部材5のシー
ル部5aを密着させるようにしたものである。なお中間
部材4の横幅は駆動子3のシール部3aに設けた溝部3
eの深さより浅く形成されており、中間部材4の外周面
にシール部材5のシール部5aを密着させた状態でこの
シール部5aも溝部3e内で収納保持されるようになっ
ている。しかして、中間部材4の凹凸面4kにシール部
材5のシール部5aが密着することで、シール部材5の
少しの緊迫力でも凹凸面4kを構成する複数のリング状
突起が変形し易くなり、リング状突起が面圧をさらに向
上させることによって、密着力をより一層高めることが
できるものとなる。
【0026】なお、上記各実施形態では、2ヘッド構造
の往復式電気かみそり1を例示したが、その刃ヘッドの
数及び構造は上記に限られるものではない。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のうち請求
項1記載の発明は、モータによって往復駆動して振幅を
内刃に伝達するための駆動子を本体の上端に設けた開口
部から突出させると共に、駆動子の振動方向に撓み自在
となったシール部材で駆動子と本体との隙間を被覆して
成る往復式電気かみそりにおいて、駆動子とシール部材
との間のシール部分に、駆動子を構成する硬質体とシー
ル部材を構成する軟質体との間の硬度を有する中間部材
を密封的に介在させたから、駆動子より硬度が低い中間
部材とシール部材との接触によって、シール部材と中間
部材との密着性及び中間部材と駆動子との密着力が夫々
向上する。つまり、密着力が同等の場合において、シー
ル性能は硬質体と軟質体とが密着するよりも、軟質体と
軟質体の方が面圧によって押し潰れる面積が増えるもの
であり、従って、硬質体(駆動子)より硬度の低い中間
部材と、これより更に硬度が低い軟質体(シール部材)
とを夫々密着させることで、その分、密着性が向上し、
これに伴いシール性が向上し、この結果、例えば水洗い
時の水の浸入や、髭屑の侵入を確実に防止できるものと
なる。
【0028】また請求項2記載の発明は、請求項1記載
の中間部材を駆動子のシール部に一体成形したから、請
求項1記載の効果に加えて、中間部材と駆動子のシール
性を確実に向上させることができる。また請求項3記載
の発明は、請求項1記載の中間部材は駆動子のシール部
を防水面と防塵面の両方で隔離するためのシール部を備
えているから、請求項1記載の効果に加えて、中間部材
と駆動子の密着力が一層高まり、水洗い時の水の浸入や
髭屑の侵入等をより確実に防止できるようになる。
【0029】また請求項4記載の発明は、請求項1乃至
請求項3のいずれかに記載の中間部材を駆動子のシール
部の外周に沿った略円筒状に形成すると共に、中間部材
の外周部分に駆動子とシール部材との振動を円滑にする
ためのつば部を突設させたから、請求項1乃至請求項3
のいずれかに記載の効果に加えて、つば部によってシー
ル部材が硬質体(駆動子)に直接当たるのを防止できる
ので、駆動子の振動でシール部材が破れるのを防止する
ことができると共に、駆動子の振動を円滑にでき、さら
にシール部材を中間部材に嵌め込み易くできるようにな
る。
【0030】また請求項5記載の発明は、請求項1乃至
請求項3のいずれかに記載の中間部材の外周部分にシー
ル部材の薄肉部を上方から覆うカバー部を突設したか
ら、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の効果に加
えて、カバー部によって外部からの力、例えば水洗い時
の水流や、ブラシによる力などからシール部材の薄肉部
を充分に保護できると共に、中間部材にカバー部を一体
に突設させることで、部品点数が増加するのを防止で
き、しかもカバー部は中間部材を介して駆動子側で支持
されるので、カバー部にかかる荷重が中間部材を介して
駆動子に受け止められ、カバー部によるシール部材の薄
肉部の保護を長期にわたって持続できるものとなる。
【0031】また請求項6記載の発明は、請求項1乃至
請求項3のいずれかに記載の中間部材の断面を下方に開
口した略コ字状に形成し、その内周部を駆動子と密着さ
せると共に内周部と外周部との間でシール部材のシール
部を挟むようにしたから、請求項1乃至請求項3のいず
れかに記載の効果に加えて、シール部材のシール部を中
間部材の内周部と外周部の間で締め付けることで、外部
からの力(水洗い時の水流や、ブラシによる力など)が
かかったときでもシール部材のシール部が開くのを中間
部材によって防止でき、シール部材による密着力をより
大きくできるものである。
【0032】また請求項7記載の発明は、請求項1乃至
請求項3のいずれかに記載の中間部材の断面を略V字状
に形成し、内側の傾斜片を駆動子のシール部に密着させ
ると共に、外側の傾斜片にシール部材のシール部を密着
させて成るから、請求項1乃至請求項3のいずれかに記
載の効果に加えて、中間部材の外側の傾斜片に密着して
いるシール部材のシール部が外側に押し広げられる形と
なり、従って、シール部材の円周方向の緊迫力が増大し
て、シール部材との密着力がより増大するのに伴い、シ
ール性能が一層向上するものである。
【0033】また請求項8記載の発明は、請求項1乃至
請求項3のいずれかに記載の中間部材又はシール部材の
一方に凹曲面状をした嵌合凹部を設けると共に、他方に
該嵌合凹部に対応する凸曲面状の嵌合凸部を設けて、シ
ール部材のシール部を中間部材に対して抜け止め状態で
回転可能に嵌合させて成るから、請求項1乃至請求項3
のいずれかに記載の効果に加えて、不用意な外部の力や
駆動子の往復運動等によってシール部材が変形させられ
ても、シール部材が回転してそれらの力を緩和し、嵌合
凹部が所謂アンカーの役目をしてシール部材を外れ難く
することができ、中間部材とシール部材との密着力を高
めながら、スムーズな振動を確保することができる。
【0034】また請求項9記載の発明は、請求項1乃至
請求項3のいずれかに記載の中間部材の外周部分に上方
になる程駆動子側に傾斜したテーパ面を形成し、該テー
パ面に上方からシール部材のシール部を圧入して成るか
ら、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の効果に加
えて、上方からシール部材を圧入して中間部材の外周面
のテーパ面にシール部材のシール部を密着させることに
より、中間部材のテーパ面との密着力が増大し、これに
伴いシール部材のシール部が外側に押し広げられて、円
周方向の緊迫力が増大することによって、密着力が一層
高められ、シール性を更に向上させることができる。
【0035】また請求項10記載の発明は、請求項1乃
至請求項3のいずれかに記載の中間部材の外周面に凹凸
面を形成し、該凹凸面にシール部材のシール部を密着さ
せたから、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の効
果に加えて、シール部材の少しの緊迫力でも凹凸面が変
形し易くなり、リング状突起が面圧を更に向上させるこ
とによって、密着力がより一層高められる。
【0036】また請求項11記載の発明は、請求項1乃
至請求項10のいずれかに記載の中間部材を通気性を有
する防水材料で形成したから、請求項1乃至請求項10
のいずれかに記載の効果に加えて、本体内部の気体を通
気性を有する中間部材を通過して外部に逃がすことがで
きるようになり、内部の気体の圧力上昇を防止でき、例
えば充電時に発生するガス対策にきわめて有効となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の一例の断面図である。
【図2】同上の往復式電気かみそりの側面断面図であ
る。
【図3】図2の要部側面断面図である。
【図4】同上の正面断面図である。
【図5】図4の要部正面断面図である。
【図6】他の実施形態の説明図である。
【図7】更に他の実施形態の説明図である。
【図8】更に他の実施形態の説明図である。
【図9】更に他の実施形態の説明図である。
【図10】更に他の実施形態の説明図である。
【図11】更に他の実施形態の説明図である。
【図12】更に他の実施形態の説明図である。
【図13】更に他の実施形態の説明図である。
【符号の説明】 1 往復式電気かみそり 2 本体 3 駆動子 3a シール部 4 中間部材 4a シール部 4b つば部 4c カバー部 4d 内周部 4e 外周部 4f,4g 傾斜片 4h 嵌合凸部 4i 嵌合凹部 4j テーパ面 4k 凹凸面 5 シール部材 5a シール部 5b 薄肉部 A 振動方向

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータによって往復駆動して振幅を内刃
    に伝達するための駆動子を本体の上端に設けた開口部か
    ら突出させると共に、駆動子の振動方向に撓み自在とな
    ったシール部材で駆動子と本体との隙間を被覆して成る
    往復式電気かみそりにおいて、駆動子とシール部材との
    間のシール部分に、駆動子を構成する硬質体とシール部
    材を構成する軟質体との間の硬度を有する中間部材を密
    封的に介在させたことを特徴とする往復式電気かみそ
    り。
  2. 【請求項2】 中間部材を駆動子のシール部に一体成形
    したことを特徴とする請求項1記載の往復式電気かみそ
    り。
  3. 【請求項3】 中間部材は駆動子のシール部を防水面と
    防塵面の両方で隔離するためのシール部を備えているこ
    とを特徴とする請求項1記載の往復式電気かみそり。
  4. 【請求項4】 中間部材を駆動子のシール部の外周に沿
    った略円筒状に形成すると共に、中間部材の外周部分に
    駆動子とシール部材との振動を円滑にするためのつば部
    を突設させたことを特徴とする請求項1乃至請求項3の
    いずれかに記載の往復式電気かみそり。
  5. 【請求項5】 中間部材の外周部分にシール部材の薄肉
    部を上方から覆うカバー部を突設したことを特徴とする
    請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の往復式電気か
    みそり。
  6. 【請求項6】 中間部材の断面を下方に開口した略コ字
    状に形成し、その内周部を駆動子と密着させると共に内
    周部と外周部との間でシール部材のシール部を挟むよう
    にしたことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれ
    かに記載の往復式電気かみそり。
  7. 【請求項7】 中間部材の断面を略V字状に形成し、内
    側の傾斜片を駆動子のシール部に密着させると共に、外
    側の傾斜片にシール部材のシール部を密着させて成るこ
    とを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載
    の往復式電気かみそり。
  8. 【請求項8】 中間部材又はシール部材の一方に凹曲面
    状をした嵌合凹部を設けると共に、他方に該嵌合凹部に
    対応する凸曲面状の嵌合凸部を設けて、シール部材のシ
    ール部を中間部材に対して抜け止め状態で回転可能に嵌
    合させて成ることを特徴とする請求項1乃至請求項3の
    いずれかに記載の往復式電気かみそり。
  9. 【請求項9】 中間部材の外周部分に上方になる程駆動
    子側に傾斜したテーパ面を形成し、該テーパ面に上方か
    らシール部材のシール部を圧入して成ることを特徴とす
    る請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の往復式電気
    かみそり。
  10. 【請求項10】 中間部材の外周面に凹凸面を形成し、
    該凹凸面にシール部材のシール部を密着させたことを特
    徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の往復
    式電気かみそり。
  11. 【請求項11】 中間部材を通気性を有する防水材料で
    形成したことを特徴とする請求項1乃至請求項10のい
    ずれかに記載の往復式電気かみそり。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP3546154A1 (en) * 2018-03-29 2019-10-02 Braun GmbH Electric shaver

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