JPH10152162A - 注出口組合体及び注出口付き包装体 - Google Patents
注出口組合体及び注出口付き包装体Info
- Publication number
- JPH10152162A JPH10152162A JP8323368A JP32336896A JPH10152162A JP H10152162 A JPH10152162 A JP H10152162A JP 8323368 A JP8323368 A JP 8323368A JP 32336896 A JP32336896 A JP 32336896A JP H10152162 A JPH10152162 A JP H10152162A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spout
- pouch
- cap forming
- opening
- thin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Bag Frames (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 リクローズ性があり、しかも、熱水や蒸気な
どによる加圧、加熱殺菌時において、変形、剥離などが
起こらない注出口付き包装体の提供。 【解決手段】 注出口本体が、DSC法による融解温度
110℃以上の樹脂により成形され、さらに、外側筒部2
が筒部本体とキャップ形成部とからなり、該キャップ形
成部が筒部本体部の上縁に装着方向を向いた状態で薄肉
部4を介して繋がった状態で形成され、初期開封時キャ
ップ形成部は薄肉部を破壊し、分離することにより筒部
本体に開口部が形成され、リクローズする際には開口部
にキャップ形成部を挿入することにより開口部を密封可
能とし、薄肉部の厚さを0.05mm〜1.5mm とした注出口組
合体および注出口組合体の接着部3がDSCによる融解
温度 110℃以上のシーラント層からなるパウチの辺縁部
または隅角部に挟着された注出口付き包装体とする。
どによる加圧、加熱殺菌時において、変形、剥離などが
起こらない注出口付き包装体の提供。 【解決手段】 注出口本体が、DSC法による融解温度
110℃以上の樹脂により成形され、さらに、外側筒部2
が筒部本体とキャップ形成部とからなり、該キャップ形
成部が筒部本体部の上縁に装着方向を向いた状態で薄肉
部4を介して繋がった状態で形成され、初期開封時キャ
ップ形成部は薄肉部を破壊し、分離することにより筒部
本体に開口部が形成され、リクローズする際には開口部
にキャップ形成部を挿入することにより開口部を密封可
能とし、薄肉部の厚さを0.05mm〜1.5mm とした注出口組
合体および注出口組合体の接着部3がDSCによる融解
温度 110℃以上のシーラント層からなるパウチの辺縁部
または隅角部に挟着された注出口付き包装体とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液体やペースト状
等の各種の流動性物質を、加圧加熱殺菌処理が必要な食
品、調味料、飲料、医薬品などの包装に関するものであ
る。
等の各種の流動性物質を、加圧加熱殺菌処理が必要な食
品、調味料、飲料、医薬品などの包装に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の流動性物質を収納するの
に、軽量であって廉価でありしかも変形が可能で取り扱
い易いことから、フレキシブル包材からなる軟包装袋が
広く利用されている。そして、この軟包装袋には、内容
物の取り出しを容易とするため、通常は何らかの工夫が
施されている。例えば、簡便な方法としては、袋の端部
に開封のきっかけとなる切り込みを設けた物がある。し
かしながら、これではリクローズ性がなく、汎用性に欠
ける。このようにパウチのみでの流動製物質の包装の使
い易さを求めて、パウチの辺縁部に注出口を装着した包
装袋も紹介されている。これらの、注出口付き包装体に
おいては、注出口が耐熱性の低い低密度ポリエチレン等
で構成されているため、内容物の殺菌のために、ボイル
したりあるいは熱水や蒸気などによる加圧加熱殺菌処理
が必要な場合に注出口が変形してしまうか、または、パ
ウチとの接着部分が剥離してしまう等という問題があっ
た。
に、軽量であって廉価でありしかも変形が可能で取り扱
い易いことから、フレキシブル包材からなる軟包装袋が
広く利用されている。そして、この軟包装袋には、内容
物の取り出しを容易とするため、通常は何らかの工夫が
施されている。例えば、簡便な方法としては、袋の端部
に開封のきっかけとなる切り込みを設けた物がある。し
かしながら、これではリクローズ性がなく、汎用性に欠
ける。このようにパウチのみでの流動製物質の包装の使
い易さを求めて、パウチの辺縁部に注出口を装着した包
装袋も紹介されている。これらの、注出口付き包装体に
おいては、注出口が耐熱性の低い低密度ポリエチレン等
で構成されているため、内容物の殺菌のために、ボイル
したりあるいは熱水や蒸気などによる加圧加熱殺菌処理
が必要な場合に注出口が変形してしまうか、または、パ
ウチとの接着部分が剥離してしまう等という問題があっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記のよう
な問題点に鑑みなされたものであり、その目的とする所
は、開封性が容易で、かつリクローズ性があり、しか
も、熱水や蒸気などによる加圧加熱殺菌時において、変
形、剥離などが起こらない注出口付き包装体を提供する
ことにある。
な問題点に鑑みなされたものであり、その目的とする所
は、開封性が容易で、かつリクローズ性があり、しか
も、熱水や蒸気などによる加圧加熱殺菌時において、変
形、剥離などが起こらない注出口付き包装体を提供する
ことにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】フランジ部に対して、パ
ウチの外側に位置する外側筒部と、パウチ内側に固着さ
れる接着部からなる注出口本体が、DSC法による融解
温度 110℃以上の樹脂により成形され、さらに、前記外
側筒部が筒部本体とキャップ形成部とからなり、該キャ
ップ形成部が筒部本体部の上縁に装着方向を向いた状態
で薄肉部を介して繋がった状態で形成され、初期開封時
前記キャップ形成部は前記薄肉部を破壊し、分離するこ
とにより前記筒部本体に開口部が形成され、リクローズ
する際には前記開口部に前記キャップ形成部を挿入する
ことにより前記開口部を密封可能とし、前記薄肉部の厚
さを0.05mm〜1.5mm とした注出口組合体および前記注出
口組合体の接着部がDSCによる融解温度 110℃以上の
シーラント層からなるパウチの辺縁部または隅角部に挟
着された注出口付き包装体とする。
ウチの外側に位置する外側筒部と、パウチ内側に固着さ
れる接着部からなる注出口本体が、DSC法による融解
温度 110℃以上の樹脂により成形され、さらに、前記外
側筒部が筒部本体とキャップ形成部とからなり、該キャ
ップ形成部が筒部本体部の上縁に装着方向を向いた状態
で薄肉部を介して繋がった状態で形成され、初期開封時
前記キャップ形成部は前記薄肉部を破壊し、分離するこ
とにより前記筒部本体に開口部が形成され、リクローズ
する際には前記開口部に前記キャップ形成部を挿入する
ことにより前記開口部を密封可能とし、前記薄肉部の厚
さを0.05mm〜1.5mm とした注出口組合体および前記注出
口組合体の接着部がDSCによる融解温度 110℃以上の
シーラント層からなるパウチの辺縁部または隅角部に挟
着された注出口付き包装体とする。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の注出口は、フランジ部に
対し、その一方側に、パウチ本体の内側に取付けられる
接着部を、また、他方側にパウチ装着時にパウチの外側
にある注出口筒部からなる注出口の開口予定部の周縁部
に薄肉部を介して、前記筒部に装着して、密封状態に再
封可能となるキャップ部を設け、かつ、該注出口組合体
をパウチの辺縁部または隅角部のシール部に挟着し、内
容物を充填して、加圧加熱殺菌を可能としたものであ
る。以下本発明の実施例により図面等を用いて詳細に説
明する。なお本発明の注出口組合体H及び注出口付き包
装体Aは、図面を含めて説明に用いた実施例に限定され
るものではない。図1は、本発明の注出口組合体の実施
例を示す斜視図、図2は、本発明による注出口付き包装
体の実施例を示す正面図(2−1)、部分拡大説明図
(2−2)、注出口組合体の底面図(2−3)、X−X
部断面図(2−4)である。図3は、図1の注出口組合
体の一部断面側面図(3−1)、注出口組合体のキャッ
プ形成部を分離して開口部Kを形成した状態を示す注出
口本体の断面図(3−2)、注出口本体にキャップ形成
部をリクローズした状態を示す断面図(3−3)、図4
は、本発明の注出口付き包装体に用いるパウチの材質構
成を示す断面図、図5は、パウチの形態と注出口組合体
の取付け位置を示す説明図、図6は、本発明の注出口組
合体を開口する際のキャップ形成部の折れ抵抗の測定方
法を説明する図である。
対し、その一方側に、パウチ本体の内側に取付けられる
接着部を、また、他方側にパウチ装着時にパウチの外側
にある注出口筒部からなる注出口の開口予定部の周縁部
に薄肉部を介して、前記筒部に装着して、密封状態に再
封可能となるキャップ部を設け、かつ、該注出口組合体
をパウチの辺縁部または隅角部のシール部に挟着し、内
容物を充填して、加圧加熱殺菌を可能としたものであ
る。以下本発明の実施例により図面等を用いて詳細に説
明する。なお本発明の注出口組合体H及び注出口付き包
装体Aは、図面を含めて説明に用いた実施例に限定され
るものではない。図1は、本発明の注出口組合体の実施
例を示す斜視図、図2は、本発明による注出口付き包装
体の実施例を示す正面図(2−1)、部分拡大説明図
(2−2)、注出口組合体の底面図(2−3)、X−X
部断面図(2−4)である。図3は、図1の注出口組合
体の一部断面側面図(3−1)、注出口組合体のキャッ
プ形成部を分離して開口部Kを形成した状態を示す注出
口本体の断面図(3−2)、注出口本体にキャップ形成
部をリクローズした状態を示す断面図(3−3)、図4
は、本発明の注出口付き包装体に用いるパウチの材質構
成を示す断面図、図5は、パウチの形態と注出口組合体
の取付け位置を示す説明図、図6は、本発明の注出口組
合体を開口する際のキャップ形成部の折れ抵抗の測定方
法を説明する図である。
【0006】本発明における注出口付き包装体Aはパウ
チ本体Bと注出口組合体Hとを接着してなるものであ
り、さらに前記注出口組合体Hは、注出口本体部Pとキ
ャップ形成部Cとから成り立っている。そして、前記注
出口本体部Pとキャップ形成部Cとは、注出口が最終的
に開口した開口部Kとなるべき筒部の最上部の周縁部に
薄肉を介し形成される。該薄肉部4は、内容物を取り出
す際の最初の時点で、前記キャップ形成部Cの天部20
または天柱部21を摘み、注出口組合体の中心軸に対
し、折り曲げ方向に力を加えた時に、前記薄肉部4が破
壊して、注出口組合体の注出口本体部Pとキャップ形成
部Cが分離し、その結果、注出口本体部Pに開口部Kが
形成され、内容物を注ぎ出すことができる。本発明で
は、前記分離したキャップ形成部Cを注出口筒部2の内
面に陥没せしめることができ、かつ、係合リングaと係
合リングbとを係合させることによって、さらに良好な
リクローズ状態とし、内容物を残した包装体を横に倒し
ても内容物が漏れることのないものとすることができ
る。前記係合リングaおよび係合リングbによる液体密
封性を得る方法のほか、キャップ筒部の外面および注出
口本体筒部2の内面に相互に螺着可能に螺条を設けても
よく、内容物の粘度が高くて転倒によって、漏れ難い場
合は、キャップ筒部23と注出口本体筒部2の単なる打
栓式嵌着のみであってもよい。
チ本体Bと注出口組合体Hとを接着してなるものであ
り、さらに前記注出口組合体Hは、注出口本体部Pとキ
ャップ形成部Cとから成り立っている。そして、前記注
出口本体部Pとキャップ形成部Cとは、注出口が最終的
に開口した開口部Kとなるべき筒部の最上部の周縁部に
薄肉を介し形成される。該薄肉部4は、内容物を取り出
す際の最初の時点で、前記キャップ形成部Cの天部20
または天柱部21を摘み、注出口組合体の中心軸に対
し、折り曲げ方向に力を加えた時に、前記薄肉部4が破
壊して、注出口組合体の注出口本体部Pとキャップ形成
部Cが分離し、その結果、注出口本体部Pに開口部Kが
形成され、内容物を注ぎ出すことができる。本発明で
は、前記分離したキャップ形成部Cを注出口筒部2の内
面に陥没せしめることができ、かつ、係合リングaと係
合リングbとを係合させることによって、さらに良好な
リクローズ状態とし、内容物を残した包装体を横に倒し
ても内容物が漏れることのないものとすることができ
る。前記係合リングaおよび係合リングbによる液体密
封性を得る方法のほか、キャップ筒部の外面および注出
口本体筒部2の内面に相互に螺着可能に螺条を設けても
よく、内容物の粘度が高くて転倒によって、漏れ難い場
合は、キャップ筒部23と注出口本体筒部2の単なる打
栓式嵌着のみであってもよい。
【0007】本発明の注出口組合体Hの開栓やリクロー
ズをする動作において、キャップ形成部Cを、手指によ
り摘まみ易くするため、上部に延長することが望ましく
その長さまたは形状は任意に設計できる。例えば図1及
び図3(3−1)に示すように、キャップ形成部Cに、
キャップ天部20を円形板状、キャップ天柱部21(断
面十字状)を設けることができる。前記係合リングaお
よび係合リングbによる液体密封性を得る方法の他、キ
ャップ筒部23の外面および注出口本体筒部2の内面に
相互に螺着可能に螺条を設けてもよく、逆に。内容物の
粘度が高く、転倒によって、漏れ難い場合は、キャップ
筒部23と注出口本体筒部2の単なる打栓式嵌着のみで
あってもよい。
ズをする動作において、キャップ形成部Cを、手指によ
り摘まみ易くするため、上部に延長することが望ましく
その長さまたは形状は任意に設計できる。例えば図1及
び図3(3−1)に示すように、キャップ形成部Cに、
キャップ天部20を円形板状、キャップ天柱部21(断
面十字状)を設けることができる。前記係合リングaお
よび係合リングbによる液体密封性を得る方法の他、キ
ャップ筒部23の外面および注出口本体筒部2の内面に
相互に螺着可能に螺条を設けてもよく、逆に。内容物の
粘度が高く、転倒によって、漏れ難い場合は、キャップ
筒部23と注出口本体筒部2の単なる打栓式嵌着のみで
あってもよい。
【0008】注出口組合体Hを成形する材質としては、
使用者が比較的容易に前記薄肉部4を破壊しうること
と、パウチ本体のヒートシール部に挟着し熱接着可能な
材質であること、内容物の殺菌時の加熱によってもパウ
チとの接着部3における剥離などがなく、成形品として
の変形のない材料とする。種々の材料について、実験の
結果、加圧加熱殺菌による内容物の殺菌を実施する場合
に注出口組合体Hに用いる樹脂としては融解温度 110℃
以上のものとすることにより、加熱による前記接着部3
での剥離がなく、注出口包装体Aとして使用可能であっ
た。ここで表現するDSCによる融解温度とは、JIS
K7121に基づき求められるDSC曲線の融解ピーク
温度を示す。本発明の目的を満足する樹脂としては、例
えば、中密度ポリエチレン、ポリプロピレン、直鎖状低
密度ポリエチレン、シングルサイト系触媒を使用して重
合したエチレン−酢酸ビニル共重合体等のポリオレフィ
ン系樹脂等が好ましい。また、前記キャップ形成部Cと
筒部2との境界に形成する薄肉部4の肉厚は、開口のた
めにキャップ形成部Cを折って注出口本体部Pと分離す
る際に必要とする力に直接関係する。実験を重ねた結
果、本発明の目的とする開口性のための前記薄肉部4の
厚さは、使用する樹脂の種類およびグレードにもよる
が、0.05〜1.5mm の範囲である。薄肉部4の厚さが0.05
mm未満であると、注出口組合体Hの射出成形工程におい
て、溶融樹脂の流れに対し、該薄肉部4が隘路となり、
安定した成形が困難であり、また、内容物を充填して、
熱殺菌をする際に、薄肉部4が変形し、微少な孔を生ず
るケースや、逆に薄肉であるべき部分が筒部2とキャッ
プ形成部Cとが癒着して肉厚となり、開口出来なくなる
ことがある。また、薄肉部4の厚さが1.5mm を超えた場
合には、キャップ形成部Cが簡単に折れず、開口部Kの
形成が困難である。注出口本体部Pからキャップ形成部
Cを折る際にかける力としては、図6に示すような方法
による測定で、2,0 〜5.0Kg 程度が好ましい。前記測定
の方法とは、測定する注出口組合体Hの下部をクランプ
CRし、実際に開口する際に加圧する部位に力を加え、
キャップ形成部Cが折れる際に示す最大抵抗値(Kg)とす
る。前記加圧の具体的な方法は、図6に示すような方
法、すなわち、プッシュプルゲージPGを用いて、注出
口組合体Hのキャップ天柱部21に力を加えた。
使用者が比較的容易に前記薄肉部4を破壊しうること
と、パウチ本体のヒートシール部に挟着し熱接着可能な
材質であること、内容物の殺菌時の加熱によってもパウ
チとの接着部3における剥離などがなく、成形品として
の変形のない材料とする。種々の材料について、実験の
結果、加圧加熱殺菌による内容物の殺菌を実施する場合
に注出口組合体Hに用いる樹脂としては融解温度 110℃
以上のものとすることにより、加熱による前記接着部3
での剥離がなく、注出口包装体Aとして使用可能であっ
た。ここで表現するDSCによる融解温度とは、JIS
K7121に基づき求められるDSC曲線の融解ピーク
温度を示す。本発明の目的を満足する樹脂としては、例
えば、中密度ポリエチレン、ポリプロピレン、直鎖状低
密度ポリエチレン、シングルサイト系触媒を使用して重
合したエチレン−酢酸ビニル共重合体等のポリオレフィ
ン系樹脂等が好ましい。また、前記キャップ形成部Cと
筒部2との境界に形成する薄肉部4の肉厚は、開口のた
めにキャップ形成部Cを折って注出口本体部Pと分離す
る際に必要とする力に直接関係する。実験を重ねた結
果、本発明の目的とする開口性のための前記薄肉部4の
厚さは、使用する樹脂の種類およびグレードにもよる
が、0.05〜1.5mm の範囲である。薄肉部4の厚さが0.05
mm未満であると、注出口組合体Hの射出成形工程におい
て、溶融樹脂の流れに対し、該薄肉部4が隘路となり、
安定した成形が困難であり、また、内容物を充填して、
熱殺菌をする際に、薄肉部4が変形し、微少な孔を生ず
るケースや、逆に薄肉であるべき部分が筒部2とキャッ
プ形成部Cとが癒着して肉厚となり、開口出来なくなる
ことがある。また、薄肉部4の厚さが1.5mm を超えた場
合には、キャップ形成部Cが簡単に折れず、開口部Kの
形成が困難である。注出口本体部Pからキャップ形成部
Cを折る際にかける力としては、図6に示すような方法
による測定で、2,0 〜5.0Kg 程度が好ましい。前記測定
の方法とは、測定する注出口組合体Hの下部をクランプ
CRし、実際に開口する際に加圧する部位に力を加え、
キャップ形成部Cが折れる際に示す最大抵抗値(Kg)とす
る。前記加圧の具体的な方法は、図6に示すような方
法、すなわち、プッシュプルゲージPGを用いて、注出
口組合体Hのキャップ天柱部21に力を加えた。
【0009】本発明において利用できるパウチの形状
は、3方シール、4方シール、自立袋(スタンディング
パウチ)、ガセットパウチ等であり、前記以外の変形パ
ウチであっても注出口を接着しうる辺縁部を有するパウ
チであれば本発明の注出口組合体を装着することができ
る。
は、3方シール、4方シール、自立袋(スタンディング
パウチ)、ガセットパウチ等であり、前記以外の変形パ
ウチであっても注出口を接着しうる辺縁部を有するパウ
チであれば本発明の注出口組合体を装着することができ
る。
【0010】次に本発明に用いるパウチBの材質につい
て述べる。パウチBに使用する材料は、充填する内容物
の種類および注出口本体部Pへの接着に適応するもので
あり、加圧加熱殺菌に耐える素材と積層方法により得ら
れるラミネート材料を使用できる。本発明においては、
注出口組合体の接着部3に接着できることが可能であれ
ば、通常のレトルトパウチと呼ばれる積層材の材質が殆
ど問題なく使用できる。通常、パウチBの材料としては
積層フィルムを用いるが、その構成は、外面から順に、
表面層10/シーラント層14、又は、表面層10/中
間層12/シーラント層14のように積層したものであ
る。この構成において、表面層10および中間層12は
それぞれ単独のフィルムなどの層でもよいが、2層以上
の多層で構成してもよい。また、上記各層の間には必要
に応じて接着層を設けることができる。たとえば、図4
(4−1)のような表面層10/接着層/中間層12/
接着層/シーラント層14のような接着層を含めて5
層、さらに、図4(4−2)に示すように中間層を2層
とし、表面層10/接着層/中間層12/接着層/中間
層12/接着層/シーラント層14のような接着層を含
め7層とすることもできる。
て述べる。パウチBに使用する材料は、充填する内容物
の種類および注出口本体部Pへの接着に適応するもので
あり、加圧加熱殺菌に耐える素材と積層方法により得ら
れるラミネート材料を使用できる。本発明においては、
注出口組合体の接着部3に接着できることが可能であれ
ば、通常のレトルトパウチと呼ばれる積層材の材質が殆
ど問題なく使用できる。通常、パウチBの材料としては
積層フィルムを用いるが、その構成は、外面から順に、
表面層10/シーラント層14、又は、表面層10/中
間層12/シーラント層14のように積層したものであ
る。この構成において、表面層10および中間層12は
それぞれ単独のフィルムなどの層でもよいが、2層以上
の多層で構成してもよい。また、上記各層の間には必要
に応じて接着層を設けることができる。たとえば、図4
(4−1)のような表面層10/接着層/中間層12/
接着層/シーラント層14のような接着層を含めて5
層、さらに、図4(4−2)に示すように中間層を2層
とし、表面層10/接着層/中間層12/接着層/中間
層12/接着層/シーラント層14のような接着層を含
め7層とすることもできる。
【0011】表面層10は、印刷適性、ラミネート適性
に優れ、引張強度、衝撃強度、耐耐擦傷性等の通常の用
途において必要とされる総合的な機械強度を有すると共
に、耐溶剤性、耐薬品性のほか、ヒートシールの際の加
熱に対する耐熱性等が必要である。このような性能、条
件を満たすフィルムとしては、例えば、2軸延伸ポリエ
ステルフィルム、2軸延伸ナイロンフィルム、2軸延伸
ポリプロピレンフィルムなどのほか、これらに防湿性や
ガスバリヤー性を付与するためにポリビニリデンクロラ
イド(PVDC)などをコーティングしたり、または、
金属あるいはシリカなどの無機酸化物等を蒸着したフィ
ルムなどを使用することができる。そして、これら表面
層10として用いるフィルムの厚さは、 9μm〜50μm
の範囲が適当である。表面層10の厚さが 9μm未満の
場合は、強度が不足し、印刷やラミネートの加工適性も
低下するため好ましくない。また、50μmを超える厚さ
の表面層10は、本発明の場合、包装袋自体が小型でも
あり、強度も十分であるためその必要がなく、材料コス
トが高くなる点で好ましくない。
に優れ、引張強度、衝撃強度、耐耐擦傷性等の通常の用
途において必要とされる総合的な機械強度を有すると共
に、耐溶剤性、耐薬品性のほか、ヒートシールの際の加
熱に対する耐熱性等が必要である。このような性能、条
件を満たすフィルムとしては、例えば、2軸延伸ポリエ
ステルフィルム、2軸延伸ナイロンフィルム、2軸延伸
ポリプロピレンフィルムなどのほか、これらに防湿性や
ガスバリヤー性を付与するためにポリビニリデンクロラ
イド(PVDC)などをコーティングしたり、または、
金属あるいはシリカなどの無機酸化物等を蒸着したフィ
ルムなどを使用することができる。そして、これら表面
層10として用いるフィルムの厚さは、 9μm〜50μm
の範囲が適当である。表面層10の厚さが 9μm未満の
場合は、強度が不足し、印刷やラミネートの加工適性も
低下するため好ましくない。また、50μmを超える厚さ
の表面層10は、本発明の場合、包装袋自体が小型でも
あり、強度も十分であるためその必要がなく、材料コス
トが高くなる点で好ましくない。
【0012】中間層12は、積層フィルムの機械的強度
の向上、あるいは、水蒸気や各種のガスバリヤー性を向
上させるために設けるものであり、目的に応じて例えば
ナイロン、ポリビニルアルコール、エチレン−酢酸ビニ
ル共重合体ケン化物(EVOH)、ポリビニリデンクロ
ライドなどのフィルムやアルミニウム箔や合金箔として
アルミニウムに他の金属例えば鉄等を混入させて展延性
を改良することにより得られるピンホール等の少ない加
熱殺菌に適した金属箔を用いてもよく、あるいは、アル
ミニウムや酸化珪素、アルミナなどの薄膜(厚さ 400Å
〜 600Å) を真空蒸着などにより表面に被覆した樹脂フ
ィルムなどが用いられる。中間層12の厚さは、通常7
〜50μm程度が適当である。厚さが 7μm未満の場合
は、強度や各種バリヤー性等必要な性能が得られず、ラ
ミネートなどの加工適性も低下するため好ましくない。
また、厚さが50μmまでの厚さがあれば前記の強度の向
上、バリア性等の性能は十分に満足するので、その必要
性がなく、材料コストも高くなるため好ましくない。
の向上、あるいは、水蒸気や各種のガスバリヤー性を向
上させるために設けるものであり、目的に応じて例えば
ナイロン、ポリビニルアルコール、エチレン−酢酸ビニ
ル共重合体ケン化物(EVOH)、ポリビニリデンクロ
ライドなどのフィルムやアルミニウム箔や合金箔として
アルミニウムに他の金属例えば鉄等を混入させて展延性
を改良することにより得られるピンホール等の少ない加
熱殺菌に適した金属箔を用いてもよく、あるいは、アル
ミニウムや酸化珪素、アルミナなどの薄膜(厚さ 400Å
〜 600Å) を真空蒸着などにより表面に被覆した樹脂フ
ィルムなどが用いられる。中間層12の厚さは、通常7
〜50μm程度が適当である。厚さが 7μm未満の場合
は、強度や各種バリヤー性等必要な性能が得られず、ラ
ミネートなどの加工適性も低下するため好ましくない。
また、厚さが50μmまでの厚さがあれば前記の強度の向
上、バリア性等の性能は十分に満足するので、その必要
性がなく、材料コストも高くなるため好ましくない。
【0013】中間層12を表面層10に積層する方法
は、中間層12が予めフィルム状で準備されている場合
には、公知のドライラミネーション法により積層でき
る。
は、中間層12が予めフィルム状で準備されている場合
には、公知のドライラミネーション法により積層でき
る。
【0014】次にシーラント層14は、積層フィルムの
最内層に設けられるもので、積層フィルムが製袋される
際に、シーラーの熱と圧力により十分な強度で熱接着す
ること、また、注出口本体部Pの接着部3の材質との熱
溶着性が必要である。また、内容物と直接接触する層と
なるため耐内容物性も必要となる。また、シーラント層
は共押出法などにより製膜される多層フィルムを用いる
ことができる。
最内層に設けられるもので、積層フィルムが製袋される
際に、シーラーの熱と圧力により十分な強度で熱接着す
ること、また、注出口本体部Pの接着部3の材質との熱
溶着性が必要である。また、内容物と直接接触する層と
なるため耐内容物性も必要となる。また、シーラント層
は共押出法などにより製膜される多層フィルムを用いる
ことができる。
【0015】このようなシーラント層14には、前記注
出口組合体を成形する際の樹脂と同じ、中密度ポリエチ
レン、線状低密度ポリエチレン、ポリプロピレンあるい
はシングルサイト系触媒を用いて重合したエチレン−α
・オレフィン共重合体等のポリオレフィンである。本発
明のパウチのシーラント層14の厚さは50μm〜200μ
m程度が適当である。シーラント層14として用いる材
料について、種々研究した結果、前記のようなポリオレ
フィン系樹脂であって、内容物の殺菌として、加圧加熱
殺菌等の高温の条件に耐えられるためには、前記の樹脂
の融解温度110℃以上のものを選択する。前記融解温度
が110 ℃未満の樹脂によるシーラント層14の場合に
は、内容物を充填して、加圧加熱殺菌をする工程におい
て、パウチのヒートシール部または、注出口本体部Pの
接着部3との接着において、前記殺菌時に剥離現象を起
こして商品化できないことがある。また、前記加圧加熱
殺菌は、内容物の成分、包装単位、設定の流通条件等を
勘案して設定されるため、パウチのシーラント層14
は、前記殺菌時の加熱条件に耐えるものを選定し設計す
る。
出口組合体を成形する際の樹脂と同じ、中密度ポリエチ
レン、線状低密度ポリエチレン、ポリプロピレンあるい
はシングルサイト系触媒を用いて重合したエチレン−α
・オレフィン共重合体等のポリオレフィンである。本発
明のパウチのシーラント層14の厚さは50μm〜200μ
m程度が適当である。シーラント層14として用いる材
料について、種々研究した結果、前記のようなポリオレ
フィン系樹脂であって、内容物の殺菌として、加圧加熱
殺菌等の高温の条件に耐えられるためには、前記の樹脂
の融解温度110℃以上のものを選択する。前記融解温度
が110 ℃未満の樹脂によるシーラント層14の場合に
は、内容物を充填して、加圧加熱殺菌をする工程におい
て、パウチのヒートシール部または、注出口本体部Pの
接着部3との接着において、前記殺菌時に剥離現象を起
こして商品化できないことがある。また、前記加圧加熱
殺菌は、内容物の成分、包装単位、設定の流通条件等を
勘案して設定されるため、パウチのシーラント層14
は、前記殺菌時の加熱条件に耐えるものを選定し設計す
る。
【0016】シーラント層14の厚さが50μm未満の場
合は、十分なヒートシール強度が得られないため好まし
くない。また、厚さが 200μmを超えても、特にヒート
シール強度が強くなることもなく、むしろヒートシール
に要する時間が長くなり、材料コストも高くなるため好
ましくない。前記シーラント層14の積層は、上記のよ
うな樹脂を、表面層10、又は表面層10と中間層12
とを積層したフィルムの内面側に押し出しコートして積
層できるほか、予め上記樹脂をフィルム化しておいて、
これをドライラミネーション法などで積層することもで
きる。表面層10と中間層12との積層、あるいはシー
ラント層14の積層の際、接着性安定化のために表面層
10、中間層12または予めフィルム化したシーラント
層14等の接着面にコロナ放電処理や有機チタン系、ウ
レタン系、イミン系、ゴム系などの公知のアンカーコー
トを施すこともできる。
合は、十分なヒートシール強度が得られないため好まし
くない。また、厚さが 200μmを超えても、特にヒート
シール強度が強くなることもなく、むしろヒートシール
に要する時間が長くなり、材料コストも高くなるため好
ましくない。前記シーラント層14の積層は、上記のよ
うな樹脂を、表面層10、又は表面層10と中間層12
とを積層したフィルムの内面側に押し出しコートして積
層できるほか、予め上記樹脂をフィルム化しておいて、
これをドライラミネーション法などで積層することもで
きる。表面層10と中間層12との積層、あるいはシー
ラント層14の積層の際、接着性安定化のために表面層
10、中間層12または予めフィルム化したシーラント
層14等の接着面にコロナ放電処理や有機チタン系、ウ
レタン系、イミン系、ゴム系などの公知のアンカーコー
トを施すこともできる。
【0017】以上説明した注出口付き包装体Aは内容物
を充填し、ボイル殺菌またはレトルト殺菌して市場にお
いて販売される。本発明の注出口付き包装体Aへの内容
物の充填は、4方シール袋、ガセット袋等の場合には、
パウチの少なくとも一辺を未シールにしておいて、該未
シール部から内容物を充填した後にシールする。但し、
スタンディングパウチの場合には、底部が予めシールさ
れているのが特徴であるので、天部シール部に未シール
部を残し、該未シール部から充填した後、この未シール
部を再シールする方法等によりが好ましく包装される。
を充填し、ボイル殺菌またはレトルト殺菌して市場にお
いて販売される。本発明の注出口付き包装体Aへの内容
物の充填は、4方シール袋、ガセット袋等の場合には、
パウチの少なくとも一辺を未シールにしておいて、該未
シール部から内容物を充填した後にシールする。但し、
スタンディングパウチの場合には、底部が予めシールさ
れているのが特徴であるので、天部シール部に未シール
部を残し、該未シール部から充填した後、この未シール
部を再シールする方法等によりが好ましく包装される。
【0018】市場において、本発明の注出口付き包装体
Aを購入した使用者は、注出口本体部Pを片手にもち、
他方の手の指により、キャップ形成部Cの天部20およ
び/またはキャップ天柱部21を摘まみ、折り曲げるこ
とによって、注出口本体部Pとキャップ形成部Cとの境
界に存在する薄肉部4を破壊し、注出口本体部Pに開口
部Kを形成し、内容物を所定量取り出す。前記包装体中
に内容物を残し、リクローズする際は、前記破壊分離し
たキャップ嵌合筒部23を注出口本体部Pの筒部2の中
に押し込み、密封する。図2等においては、係合リング
m、nによる密封として例示した。
Aを購入した使用者は、注出口本体部Pを片手にもち、
他方の手の指により、キャップ形成部Cの天部20およ
び/またはキャップ天柱部21を摘まみ、折り曲げるこ
とによって、注出口本体部Pとキャップ形成部Cとの境
界に存在する薄肉部4を破壊し、注出口本体部Pに開口
部Kを形成し、内容物を所定量取り出す。前記包装体中
に内容物を残し、リクローズする際は、前記破壊分離し
たキャップ嵌合筒部23を注出口本体部Pの筒部2の中
に押し込み、密封する。図2等においては、係合リング
m、nによる密封として例示した。
【0019】(実施例1)PET/ON/AL/CPP(CPP の融解温
度137 ℃) からなるラミネートフィルムをCPP 側を最内
層として、130mm ×170mm のスタンディングパウチを作
成した後、ポリプロピレン樹脂製( ポリプロピレン樹脂
の融解温度 148℃) の注出口を組合わせた包装袋を作成
した。該包装袋に、水200ml を充填し、120 ℃、30分
間、圧力2.2Kg/cm2 にて加圧加熱殺菌処理を施した。
{略号 PET: ポリエステルフィルム、ON: 2軸延伸ナイ
ロンフィルム CPP:キャストポリプロピレンフィルム}
度137 ℃) からなるラミネートフィルムをCPP 側を最内
層として、130mm ×170mm のスタンディングパウチを作
成した後、ポリプロピレン樹脂製( ポリプロピレン樹脂
の融解温度 148℃) の注出口を組合わせた包装袋を作成
した。該包装袋に、水200ml を充填し、120 ℃、30分
間、圧力2.2Kg/cm2 にて加圧加熱殺菌処理を施した。
{略号 PET: ポリエステルフィルム、ON: 2軸延伸ナイ
ロンフィルム CPP:キャストポリプロピレンフィルム}
【0020】(実施例2)PET/ON/LLDPE/(LLDPE の融解
温度120 ℃) からなるラミネートフィルムをLLDPE 側を
最内層として、130mm ×170mm のスタンディングパウチ
を作成した後、LLDPE からなる注出口( 融解温度126
℃) を挟着した包装体を作成した。該包装体に、水200m
l を充填し、115 ℃、30分間、圧力1.8Kg/cm2 にて加圧
加熱殺菌処理を施した。{略号 LLDPE:直鎖状低密度ポ
リエチレン} (実施例3)PET/ON/ LDPE (LDPEの融解温度112 ℃) か
らなるラミネートフィルムを LDPE側を最内層として、1
30mm ×170mm のスタンディングパウチを作成した。 LD
PEからなる注出口( 融解温度126 ℃) を挟着した包装体
を作成した。該パウチに、水200ml を充填し、115 ℃、
30分間、圧力1.8Kg/cm2 にて加圧加熱殺菌を施した。 (比較例1)PET/ON/AL/LDPE(LDPE の融解温度 104℃)
からなるラミネートフィルムをEVA側を最内層として、1
30mm ×170mm のスタンデングパウチを作成した後、LDP
Eからなる注出口( 融解温度 105℃) を挟着した包装体
を作成した。該パウチに、水200ml を充填し、前記実施
例2及び3と同じ殺菌条件、すなわち、115 ℃、30分
間、圧力1.8Kg/cm2 にて加圧加熱殺菌を施した。{略号
AL: アルミニウム箔} 前記、実施例及び比較例についての評価としては、実施
例については、キャップ形成部の折れ強度を測定した。 <折れ強度の測定方法>注出口組合体の接着部3を万力
で固定し、キャップ天柱部21平に引っ張り、キャップ
形成部と注出口本体との薄肉部が破壊される時の抵抗値
をプッシュプルゲージを用いて測定した結果はつぎの通
りであった(それぞれ5回測定の平均値) 実施例1 3.13(Kg) 実施例2 2.53(Kg) 実施例3 2.44(Kg) 比較例1 2.63(Kg) いずれも、薄肉部を容易に折ることができ、開口部を形
成することができた。 <包装体としての漏れ>上記の殺菌条件により、加熱後
冷却して、漏れの状態をみた結果は次の通りであった。
(サンプル数は各条件5ケずつ) 実施例1 漏れなし(全数) 実施例2 漏れなし(全数) 実施例3 漏れなし(全数) 比較例1 注出口接着部とパウチとの挟着部にて剥離
し、内容物が漏れた。(全数)
温度120 ℃) からなるラミネートフィルムをLLDPE 側を
最内層として、130mm ×170mm のスタンディングパウチ
を作成した後、LLDPE からなる注出口( 融解温度126
℃) を挟着した包装体を作成した。該包装体に、水200m
l を充填し、115 ℃、30分間、圧力1.8Kg/cm2 にて加圧
加熱殺菌処理を施した。{略号 LLDPE:直鎖状低密度ポ
リエチレン} (実施例3)PET/ON/ LDPE (LDPEの融解温度112 ℃) か
らなるラミネートフィルムを LDPE側を最内層として、1
30mm ×170mm のスタンディングパウチを作成した。 LD
PEからなる注出口( 融解温度126 ℃) を挟着した包装体
を作成した。該パウチに、水200ml を充填し、115 ℃、
30分間、圧力1.8Kg/cm2 にて加圧加熱殺菌を施した。 (比較例1)PET/ON/AL/LDPE(LDPE の融解温度 104℃)
からなるラミネートフィルムをEVA側を最内層として、1
30mm ×170mm のスタンデングパウチを作成した後、LDP
Eからなる注出口( 融解温度 105℃) を挟着した包装体
を作成した。該パウチに、水200ml を充填し、前記実施
例2及び3と同じ殺菌条件、すなわち、115 ℃、30分
間、圧力1.8Kg/cm2 にて加圧加熱殺菌を施した。{略号
AL: アルミニウム箔} 前記、実施例及び比較例についての評価としては、実施
例については、キャップ形成部の折れ強度を測定した。 <折れ強度の測定方法>注出口組合体の接着部3を万力
で固定し、キャップ天柱部21平に引っ張り、キャップ
形成部と注出口本体との薄肉部が破壊される時の抵抗値
をプッシュプルゲージを用いて測定した結果はつぎの通
りであった(それぞれ5回測定の平均値) 実施例1 3.13(Kg) 実施例2 2.53(Kg) 実施例3 2.44(Kg) 比較例1 2.63(Kg) いずれも、薄肉部を容易に折ることができ、開口部を形
成することができた。 <包装体としての漏れ>上記の殺菌条件により、加熱後
冷却して、漏れの状態をみた結果は次の通りであった。
(サンプル数は各条件5ケずつ) 実施例1 漏れなし(全数) 実施例2 漏れなし(全数) 実施例3 漏れなし(全数) 比較例1 注出口接着部とパウチとの挟着部にて剥離
し、内容物が漏れた。(全数)
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の注出口付
き包装体Aは、本体部分の筒部を塞ぐようにしてキャッ
プ部分が本体部分の筒部上縁に薄肉部4を介して繋がっ
た1パーツで構成されているので、手指の力だけでキャ
ッブ形成部を折ることにより、容易に開口部を形成する
ことができる。しかも分離して別部材となったキャップ
形成部は、注出口の筒部本体の開口部に嵌着が可能であ
り、リクローズをすることができる。従って、手を汚さ
ずに内容物の取り出しが可能であり、また、一度に全量
使用しない時は、残分を保存するためのリクローズが可
能である。また、本発明の注出口組合体及び該組合体を
装着するパウチのシーラント層に用いるそれぞれの材質
を融解温度 110℃以上の樹脂とすることによって、一般
にボイル殺菌あるいはレトルト殺菌と称される加圧加熱
殺菌処理が可能な包装材料となったため、多様な種類の
食品、飲料、医薬品の包装が可能となった。
き包装体Aは、本体部分の筒部を塞ぐようにしてキャッ
プ部分が本体部分の筒部上縁に薄肉部4を介して繋がっ
た1パーツで構成されているので、手指の力だけでキャ
ッブ形成部を折ることにより、容易に開口部を形成する
ことができる。しかも分離して別部材となったキャップ
形成部は、注出口の筒部本体の開口部に嵌着が可能であ
り、リクローズをすることができる。従って、手を汚さ
ずに内容物の取り出しが可能であり、また、一度に全量
使用しない時は、残分を保存するためのリクローズが可
能である。また、本発明の注出口組合体及び該組合体を
装着するパウチのシーラント層に用いるそれぞれの材質
を融解温度 110℃以上の樹脂とすることによって、一般
にボイル殺菌あるいはレトルト殺菌と称される加圧加熱
殺菌処理が可能な包装材料となったため、多様な種類の
食品、飲料、医薬品の包装が可能となった。
【図1】本発明の注出口組合体の実施例を示す斜視図
【図2】本発明による注出口付き包装体の実施例を示す
正面図(2−1)、部分拡大説明図(2−2)、注出口
組合体の底面図(2−3)、(2−1)図のX−X部断
面図(2−4)
正面図(2−1)、部分拡大説明図(2−2)、注出口
組合体の底面図(2−3)、(2−1)図のX−X部断
面図(2−4)
【図3】図1の注出口組合体の一部断面側面図(3−
1)、注出口組合体のキャップ形成部を分離して開口部
Kを形成した状態を示す注出口本体の断面図(3−
2)、注出口本体にキャップ形成部をリクローズした状
態を示す断面図(3−3)
1)、注出口組合体のキャップ形成部を分離して開口部
Kを形成した状態を示す注出口本体の断面図(3−
2)、注出口本体にキャップ形成部をリクローズした状
態を示す断面図(3−3)
【図4】本発明の注出口付き包装体に用いるパウチの材
質構成を示す断面図
質構成を示す断面図
【図5】パウチの形態と注出口組合体の取付け位置を示
す説明図
す説明図
【図6】本発明の注出口組合体を開口する際のキャップ
形成部の折れ抵抗の測定方法を説明する図
形成部の折れ抵抗の測定方法を説明する図
A 注出口付き包装体 H 注出口組合体 P 注出口本体部 B パウチ本体 C キャップ形成部 K 開口部 m 係合リングa n 係合リングb 1 フランジ部 2 筒部 3 接着部 4 薄肉部 5 摘まみ部 6 突起部 7 肉厚部 8 パウチシール部 10 表面層 11 接着層a 12 中間層 13 接着層b 14 シーラント層 15 辺縁部 20 キャップ天部 21 キャップ天柱部 22 キャッブ中間フランジ部 23 キャップ嵌合筒部 P0 注出口の装着位置 BS スタンディングパウチの底シール部 GF ガセット袋のサイドガセット部 GE ガセット袋のガセット折り込み端部 PG プッシュプルゲージ CR クランプ
Claims (3)
- 【請求項1】 フランジ部に対して、パウチの外側に位
置する外側筒部と、パウチ内側に固着される接着部から
なる注出口本体が、DSC法による融解温度110℃以上
の樹脂により成形され、さらに、前記外側筒部が筒部本
体とキャップ形成部とからなり、該キャップ形成部が筒
部本体部の上縁に装着方向を向いた状態で薄肉部を介し
て繋がった状態で形成され、初期開封時前記キャップ形
成部は前記薄肉部を破壊し、分離することにより前記筒
部本体に開口部が形成され、リクローズする際には前記
開口部に前記キャップ形成部挿入することにより前記開
口部を密封可能としたことを特徴とする注出口組合体。 - 【請求項2】 前記薄肉部の厚さが0.05mm〜1.5mm であ
ることを特徴とする請求項1記載の注出口組合体。 - 【請求項3】 前記注出口組合体の接着部がDSC法に
よる融解温度が110℃以上のシーラント層からなるパウ
チの辺縁部または隅角部に挟着されたことを特徴とする
注出口付き包装体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8323368A JPH10152162A (ja) | 1996-11-20 | 1996-11-20 | 注出口組合体及び注出口付き包装体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8323368A JPH10152162A (ja) | 1996-11-20 | 1996-11-20 | 注出口組合体及び注出口付き包装体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10152162A true JPH10152162A (ja) | 1998-06-09 |
Family
ID=18153992
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8323368A Withdrawn JPH10152162A (ja) | 1996-11-20 | 1996-11-20 | 注出口組合体及び注出口付き包装体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10152162A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| USD596497S1 (en) | 2008-06-30 | 2009-07-21 | Hosokawa Yoko Co., Ltd. | Pouch |
| USD596496S1 (en) | 2008-06-30 | 2009-07-21 | Hosokawa Yoko Co., Ltd. | Pouch |
| JP2011509897A (ja) * | 2008-01-22 | 2011-03-31 | カスケード デザイン,インク. | 柔軟な液体貯蔵容器のための容器口 |
-
1996
- 1996-11-20 JP JP8323368A patent/JPH10152162A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011509897A (ja) * | 2008-01-22 | 2011-03-31 | カスケード デザイン,インク. | 柔軟な液体貯蔵容器のための容器口 |
| USD596497S1 (en) | 2008-06-30 | 2009-07-21 | Hosokawa Yoko Co., Ltd. | Pouch |
| USD596496S1 (en) | 2008-06-30 | 2009-07-21 | Hosokawa Yoko Co., Ltd. | Pouch |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP5007742B2 (ja) | 易壊性シールを備えた複室パウチ | |
| EP3854720B1 (en) | Tubular container and method for manufacturing same | |
| JP7293830B2 (ja) | チューブ容器 | |
| JP7018704B2 (ja) | 自立袋の製造方法 | |
| JP3622465B2 (ja) | 分岐した小室を設けたパウチ | |
| JPH10152162A (ja) | 注出口組合体及び注出口付き包装体 | |
| JP3935540B2 (ja) | スタンディングパウチ | |
| JPH10175650A (ja) | 注出口付き耐加圧加熱包装体 | |
| JP4078710B2 (ja) | 易開封性多室パウチ | |
| CN102470967A (zh) | 用于液体或凝胶产品的易开启包装 | |
| WO2005030596A1 (ja) | レトルトパウチ | |
| JP2013010557A (ja) | 容器 | |
| RU2486119C2 (ru) | Пакет с устойчивым дном | |
| JP4108848B2 (ja) | 注出口付き自立袋 | |
| JP4044631B2 (ja) | 注出口組合体 | |
| JP4079123B2 (ja) | 分岐した小室を設けたパウチ | |
| JP4449964B2 (ja) | 分岐した小室を設けたスタンディングパウチ | |
| JP2004035018A (ja) | パウチ容器 | |
| JPH10129681A (ja) | ガセット袋 | |
| JP2001114304A (ja) | 携帯用の紐を装着した注出口付きパウチ | |
| JP7229320B2 (ja) | 自立袋 | |
| JP2510807B2 (ja) | 包装体 | |
| JP2001122225A (ja) | 注出口付きパウチのレトルト殺菌方法 | |
| JP3594697B2 (ja) | バッグインボックス用包装袋 | |
| JP2019182447A (ja) | 易開封包装袋 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040203 |