JPH10152876A - 水洗便器装置 - Google Patents
水洗便器装置Info
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- JPH10152876A JPH10152876A JP33031896A JP33031896A JPH10152876A JP H10152876 A JPH10152876 A JP H10152876A JP 33031896 A JP33031896 A JP 33031896A JP 33031896 A JP33031896 A JP 33031896A JP H10152876 A JPH10152876 A JP H10152876A
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Landscapes
- Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 洗浄水を蓄えるタンク13,14を屋外に設
置しても凍結や結露を防止でき、かつ洗浄水の排水及び
給水も円滑に行うことのできる水洗便器装置10を提供
すること。 【解決手段】 タンク13,14を密閉構造にすること
でタンク13,14内部が冷たい外気に長時間晒される
のを防止し、屋外設置のタンク13,14中の洗浄水の
凍結、結露を防止する。タンク13,14を密閉構造に
する一方で、洗浄水が便器へ排水される間と、排水され
た後、続いてタンクに洗浄水を給水する間は通気用開閉
弁33の働きで通気路32,42を開放するので、洗浄
水を円滑に排水及び給水できる。
置しても凍結や結露を防止でき、かつ洗浄水の排水及び
給水も円滑に行うことのできる水洗便器装置10を提供
すること。 【解決手段】 タンク13,14を密閉構造にすること
でタンク13,14内部が冷たい外気に長時間晒される
のを防止し、屋外設置のタンク13,14中の洗浄水の
凍結、結露を防止する。タンク13,14を密閉構造に
する一方で、洗浄水が便器へ排水される間と、排水され
た後、続いてタンクに洗浄水を給水する間は通気用開閉
弁33の働きで通気路32,42を開放するので、洗浄
水を円滑に排水及び給水できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は水洗便器装置に関す
る。
る。
【0002】
【従来の技術】水洗便器の一形式として、洋式便器の背
後に洗浄水を蓄えるロータンクを設置し、このロータン
クにレバー操作に連動して排水管を開き所定量の洗浄水
がロータンクから排水管を通して便器へ吐出されると排
水管を自動的に閉じるフラッシュ弁と、ロータンク内の
洗浄水が所定の低水位まで下がるとロータンクへ洗浄水
を給水する給水管を開き、ロータンク内の洗浄水が所定
の高水位まで上がると給水管を閉じるように浮き玉に連
動するボールタップを備えた水洗便器装置が知られてい
る。
後に洗浄水を蓄えるロータンクを設置し、このロータン
クにレバー操作に連動して排水管を開き所定量の洗浄水
がロータンクから排水管を通して便器へ吐出されると排
水管を自動的に閉じるフラッシュ弁と、ロータンク内の
洗浄水が所定の低水位まで下がるとロータンクへ洗浄水
を給水する給水管を開き、ロータンク内の洗浄水が所定
の高水位まで上がると給水管を閉じるように浮き玉に連
動するボールタップを備えた水洗便器装置が知られてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の水洗便
器装置は、トイレ室内に洋式便器とロータンクの両方を
設置するので、使用時にトイレの室内が狭苦しく感じら
れる。もっとも、トイレ使用時の狭苦しさは、洋式便器
だけをトイレ室内に設置し、ロータンクを屋外に設置す
れば解消できる。しかしながら、ロータンクを屋外に設
置した場合、冬季にロータンク中の洗浄水が凍結したり
結露が発生してボールタップが正常に作動しなくなるお
それが生ずる。また、ロータンクを断熱材で覆うなどの
防寒構造にして洗浄水の凍結を防止することは可能であ
るが、たとえ防寒構造にしたとしてもロータンク内部に
冷たい外気が侵入し、長時間冷気に晒されれば凍結は避
けられない。一方、外気の侵入を防止するためロータン
クを密閉構造にすると、ロータンク中の洗浄水の排水や
給水が円滑に行われなくなる。本発明はかかる問題点に
鑑み、洗浄水を蓄えるタンクを屋外に設置しても凍結や
結露を防止でき、かつ洗浄水の排水及び給水も円滑に行
うことのできる水洗便器装置を提供することを目的とす
る。
器装置は、トイレ室内に洋式便器とロータンクの両方を
設置するので、使用時にトイレの室内が狭苦しく感じら
れる。もっとも、トイレ使用時の狭苦しさは、洋式便器
だけをトイレ室内に設置し、ロータンクを屋外に設置す
れば解消できる。しかしながら、ロータンクを屋外に設
置した場合、冬季にロータンク中の洗浄水が凍結したり
結露が発生してボールタップが正常に作動しなくなるお
それが生ずる。また、ロータンクを断熱材で覆うなどの
防寒構造にして洗浄水の凍結を防止することは可能であ
るが、たとえ防寒構造にしたとしてもロータンク内部に
冷たい外気が侵入し、長時間冷気に晒されれば凍結は避
けられない。一方、外気の侵入を防止するためロータン
クを密閉構造にすると、ロータンク中の洗浄水の排水や
給水が円滑に行われなくなる。本発明はかかる問題点に
鑑み、洗浄水を蓄えるタンクを屋外に設置しても凍結や
結露を防止でき、かつ洗浄水の排水及び給水も円滑に行
うことのできる水洗便器装置を提供することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、便器の洗浄水を蓄えるタンクと、所定量の洗浄水が
タンクから排水管を通して便器へ吐出されると排水管を
閉じる排水弁機構と、タンク内の洗浄水が所定の低水位
まで下がるとタンクへ洗浄水を給水する給水管を開き、
タンク内の洗浄水が所定の高水位まで上がると給水管を
閉じる給水弁機構を備えた水洗便器装置であって、タン
ク中に外気が侵入しないようにタンクを密閉構造にし、
タンク中に蓄えられた洗浄水の水面とタンクの上壁で区
画されるタンクの内部空間とタンクの外部を連通する通
気路を形成し、かつタンクの洗浄水が吐出される間とタ
ンクに洗浄水が給水される間該通気路を開放する通気用
開閉弁機構を設けたことを特徴とする。請求項2に記載
の発明は請求項1に記載の水洗便器装置において、前記
通気用開閉弁機構が前記タンク中の洗浄水の水位を検出
する水位検出手段と、水位検出手段が所定の高水位を検
出したときの出力により作動して前記通気路を閉じる通
気用開閉弁とを備えたことを特徴とする。請求項3に記
載の発明は請求項2に記載の水洗便器装置において、前
記水位検出手段として浮き玉を備え、該浮き玉により前
記通気用開閉弁を開閉作動させることを特徴とする。請
求項4に記載の発明は請求項1に記載の水洗便器装置に
おいて、前記タンク中に前記洗浄水の溢水を防止するオ
ーバーフロー管を設け、該オーバーフロー管の入り口を
浮き蓋で覆蓋したことを特徴とする。
は、便器の洗浄水を蓄えるタンクと、所定量の洗浄水が
タンクから排水管を通して便器へ吐出されると排水管を
閉じる排水弁機構と、タンク内の洗浄水が所定の低水位
まで下がるとタンクへ洗浄水を給水する給水管を開き、
タンク内の洗浄水が所定の高水位まで上がると給水管を
閉じる給水弁機構を備えた水洗便器装置であって、タン
ク中に外気が侵入しないようにタンクを密閉構造にし、
タンク中に蓄えられた洗浄水の水面とタンクの上壁で区
画されるタンクの内部空間とタンクの外部を連通する通
気路を形成し、かつタンクの洗浄水が吐出される間とタ
ンクに洗浄水が給水される間該通気路を開放する通気用
開閉弁機構を設けたことを特徴とする。請求項2に記載
の発明は請求項1に記載の水洗便器装置において、前記
通気用開閉弁機構が前記タンク中の洗浄水の水位を検出
する水位検出手段と、水位検出手段が所定の高水位を検
出したときの出力により作動して前記通気路を閉じる通
気用開閉弁とを備えたことを特徴とする。請求項3に記
載の発明は請求項2に記載の水洗便器装置において、前
記水位検出手段として浮き玉を備え、該浮き玉により前
記通気用開閉弁を開閉作動させることを特徴とする。請
求項4に記載の発明は請求項1に記載の水洗便器装置に
おいて、前記タンク中に前記洗浄水の溢水を防止するオ
ーバーフロー管を設け、該オーバーフロー管の入り口を
浮き蓋で覆蓋したことを特徴とする。
【0005】
【発明の作用・効果】請求項1に記載の発明によれば、
タンクを密閉構造にすることでタンク内部が冷たい外気
に長時間晒されるのを防止できるので、タンクを屋外に
設置してもタンク中の洗浄水の凍結、結露を防止でき
る。このため、トイレ室内にタンクを設置しなくても良
くなるので、トイレ室内の狭苦しさを解消することがで
きる。また、タンクを密閉構造にする一方で、洗浄水が
便器へ排水される間と、排水された後、続いてタンクに
洗浄水を給水する間は通気路を開放するので、洗浄水を
円滑に排水及び給水できる。請求項2に記載の発明によ
れば、洗浄水の水位が給水管の閉じる所定の高水位に達
すると、これを検出手段で検出して通気路が閉じられ
る。一方、洗浄水が所定の高水位にないとき、すなわち
排水により水位が低下している間と、排水が完了しこれ
に続く給水により水位が所定の高水位に達するまでの間
は通気路が開くので、排水と給水が円滑に行われる。請
求項3に記載の発明によれば、洗浄水の排水に伴う水位
の下降と給水に伴う水位の上昇に連動して浮き玉も下降
及び上昇し、給水管の閉じる所定の高水位まで浮き玉が
上昇すると通気路が閉じる。一方、洗浄水が所定の高水
位にないとき、すなわち排水により水位が低下している
間と、排水が完了しこれに続く給水により水位が所定の
高水位に達するまでの間は通気路が開くので、排水と給
水が円滑に行われる。請求項4に記載の発明によれば、
タンク中の洗浄水が所定の水位を越えると、浮き蓋が浮
いて入り口が開放されるので、溢れた洗浄水が入り口か
らオーバーフロー管を通ってタンク外部へ排水される。
しかして、洗浄水が所定の水位を越えない限り、オーバ
ーフロー管の入り口は浮き蓋で覆蓋されているので、オ
ーバーフロー管を通って外気がタンク中に侵入するのを
防止できる。
タンクを密閉構造にすることでタンク内部が冷たい外気
に長時間晒されるのを防止できるので、タンクを屋外に
設置してもタンク中の洗浄水の凍結、結露を防止でき
る。このため、トイレ室内にタンクを設置しなくても良
くなるので、トイレ室内の狭苦しさを解消することがで
きる。また、タンクを密閉構造にする一方で、洗浄水が
便器へ排水される間と、排水された後、続いてタンクに
洗浄水を給水する間は通気路を開放するので、洗浄水を
円滑に排水及び給水できる。請求項2に記載の発明によ
れば、洗浄水の水位が給水管の閉じる所定の高水位に達
すると、これを検出手段で検出して通気路が閉じられ
る。一方、洗浄水が所定の高水位にないとき、すなわち
排水により水位が低下している間と、排水が完了しこれ
に続く給水により水位が所定の高水位に達するまでの間
は通気路が開くので、排水と給水が円滑に行われる。請
求項3に記載の発明によれば、洗浄水の排水に伴う水位
の下降と給水に伴う水位の上昇に連動して浮き玉も下降
及び上昇し、給水管の閉じる所定の高水位まで浮き玉が
上昇すると通気路が閉じる。一方、洗浄水が所定の高水
位にないとき、すなわち排水により水位が低下している
間と、排水が完了しこれに続く給水により水位が所定の
高水位に達するまでの間は通気路が開くので、排水と給
水が円滑に行われる。請求項4に記載の発明によれば、
タンク中の洗浄水が所定の水位を越えると、浮き蓋が浮
いて入り口が開放されるので、溢れた洗浄水が入り口か
らオーバーフロー管を通ってタンク外部へ排水される。
しかして、洗浄水が所定の水位を越えない限り、オーバ
ーフロー管の入り口は浮き蓋で覆蓋されているので、オ
ーバーフロー管を通って外気がタンク中に侵入するのを
防止できる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に本発明を図面に基づき説明
するに、図1には本発明の一実施形態に係る水洗便器装
置10が示されている。当該水洗便器装置10はトイレ
室11内に設置した洋式便器12と、屋外に設置したロ
ータンク13及び大容量の補助タンク14を備え、洋式
便器12とロータンク13が排水管15で接続され、ロ
ータンク13と補助タンク14が給水管16で接続され
ている。また、補助タンク14の給水管17が水道管に
接続されている。
するに、図1には本発明の一実施形態に係る水洗便器装
置10が示されている。当該水洗便器装置10はトイレ
室11内に設置した洋式便器12と、屋外に設置したロ
ータンク13及び大容量の補助タンク14を備え、洋式
便器12とロータンク13が排水管15で接続され、ロ
ータンク13と補助タンク14が給水管16で接続され
ている。また、補助タンク14の給水管17が水道管に
接続されている。
【0007】ロータンク13及び補助タンク14は硬質
プラスチック製の本体19,20を発泡スチロール等の
断熱材21,22で被覆することにより防寒構造及び外
気がタンク13,14内部に侵入しないような密閉構造
を有している。ロータンク13の底面には排水管15の
タンク側の開口端面を開放叉は覆蓋するゴムフロート弁
23がピン24で上下に回動可能に取付けられている。
ゴムフロート弁23はロータンク13の内壁に回動可能
に組付けたレバー25とチェーン26で連結され、レバ
ー25がフレキシブルワイヤ27でトイレ室11内に取
付けた水洗レバー28に連結されている。また、ロータ
ンク13の排水管の開口端面にはオーバーフロート管2
9が接続されている。ロータンク13の給水管16には
ボールタップ30が取付けられ、ボールタップ30に浮
き玉31がロッドで連結されている。
プラスチック製の本体19,20を発泡スチロール等の
断熱材21,22で被覆することにより防寒構造及び外
気がタンク13,14内部に侵入しないような密閉構造
を有している。ロータンク13の底面には排水管15の
タンク側の開口端面を開放叉は覆蓋するゴムフロート弁
23がピン24で上下に回動可能に取付けられている。
ゴムフロート弁23はロータンク13の内壁に回動可能
に組付けたレバー25とチェーン26で連結され、レバ
ー25がフレキシブルワイヤ27でトイレ室11内に取
付けた水洗レバー28に連結されている。また、ロータ
ンク13の排水管の開口端面にはオーバーフロート管2
9が接続されている。ロータンク13の給水管16には
ボールタップ30が取付けられ、ボールタップ30に浮
き玉31がロッドで連結されている。
【0008】ロータンク13の上壁には上壁とタンク1
3中の洗浄水の水面で区画されるタンク13の内部空間
をタンク13外部に連通させる通気路32が形成される
とともに、通気路32を開閉する通気用開閉弁33が設
けられている。図2に拡大して図示するように、通気用
開閉弁33は通気路の内端面に固着したゴム製弁座34
と、この弁座34に当接叉は離脱して通気路32を開閉
するゴム製の弁体から構成される。この弁体35にはガ
イドピン36が一体に垂設され、ガイドピン36がロー
タンク13の上壁に固設したガイドブラケット37のガ
イド孔38に上下に摺動可能に挿入され、ガイドピン3
6の下端部が浮き玉31の上部に形成した受け座39に
対向している。浮き玉31はロータンク13中の洗浄水
の水位の昇降に伴って上下動するとき受け座39が常に
ガイドピン36と対向するようにロータンク13にの上
壁から垂設した2本のガイドロッド40で左右の動きを
規制されている。また、ガイドピン36の長さは洗浄水
が図1に実線で示す所定の高水位にあるとき弁体35を
弁座34に押圧して通気路32を塞ぐように定められて
いる。
3中の洗浄水の水面で区画されるタンク13の内部空間
をタンク13外部に連通させる通気路32が形成される
とともに、通気路32を開閉する通気用開閉弁33が設
けられている。図2に拡大して図示するように、通気用
開閉弁33は通気路の内端面に固着したゴム製弁座34
と、この弁座34に当接叉は離脱して通気路32を開閉
するゴム製の弁体から構成される。この弁体35にはガ
イドピン36が一体に垂設され、ガイドピン36がロー
タンク13の上壁に固設したガイドブラケット37のガ
イド孔38に上下に摺動可能に挿入され、ガイドピン3
6の下端部が浮き玉31の上部に形成した受け座39に
対向している。浮き玉31はロータンク13中の洗浄水
の水位の昇降に伴って上下動するとき受け座39が常に
ガイドピン36と対向するようにロータンク13にの上
壁から垂設した2本のガイドロッド40で左右の動きを
規制されている。また、ガイドピン36の長さは洗浄水
が図1に実線で示す所定の高水位にあるとき弁体35を
弁座34に押圧して通気路32を塞ぐように定められて
いる。
【0009】補助タンク14は架台41でロータンク1
3よりも高所に設置されている。補助タンク14の上壁
にはタンク14の内外を連通する通気路42が形成さ
れ、通気路を開閉する通気用開閉弁33が設けられてい
る。この通気用開閉弁33はロータンク13の通気用開
閉弁33と同じ構造を備え、給水管17に接続された補
助タンク14のボールタップ30に連結した浮き玉31
には通気用開閉弁33のガイドピン36に対向するよう
に受け座39が形成されている。補助タンク14の底面
にはオーバーフロー管43が立設され、オーバーフロー
管43の入り口が浮き蓋44で覆蓋されている。この浮
き蓋44は図3に示すような筒構造を有し、周面に通孔
45が形成されている。また、上面からガイドパイプ4
6が垂設され、ガイドパイプ46をオーバーフロー管の
入り口から挿入し、上面で入り口の開口端面を塞いでい
る。オーバーフロー管43は補助タンク14の底面から
排水溝へと導き出されている。
3よりも高所に設置されている。補助タンク14の上壁
にはタンク14の内外を連通する通気路42が形成さ
れ、通気路を開閉する通気用開閉弁33が設けられてい
る。この通気用開閉弁33はロータンク13の通気用開
閉弁33と同じ構造を備え、給水管17に接続された補
助タンク14のボールタップ30に連結した浮き玉31
には通気用開閉弁33のガイドピン36に対向するよう
に受け座39が形成されている。補助タンク14の底面
にはオーバーフロー管43が立設され、オーバーフロー
管43の入り口が浮き蓋44で覆蓋されている。この浮
き蓋44は図3に示すような筒構造を有し、周面に通孔
45が形成されている。また、上面からガイドパイプ4
6が垂設され、ガイドパイプ46をオーバーフロー管の
入り口から挿入し、上面で入り口の開口端面を塞いでい
る。オーバーフロー管43は補助タンク14の底面から
排水溝へと導き出されている。
【0010】本実施形態に係る水洗便器装置10の構造
は以上の通りであって、次にその作動を説明する。トイ
レ11室内の水洗レバー28を回動操作するとフレキシ
ブルワイヤ27で連結されているレバー25が回動し、
レバー25の先端から吊り下がっているチェーン26が
引き上げられるので、ロータンク13の排水管15の開
口端面を覆蓋していたゴムフロート弁23が上方に回動
して排水管15の開口端面が開放され、ロータンク13
中の洗浄水が排水管15を通して洋式便器12へ吐出す
る。当初実線で示す所定の高水位にあった洗浄水は洗浄
レバー28の操作による吐出に伴いその水位が下がる。
それに伴い、浮き玉31も下降し、浮き玉31の受け座
39で弁座34に押圧されていた弁体35が下方へ移動
し、通気路32が開放されるので、外気が通気路32を
通ってロータンク13中に流入する。水位が所定の低水
位まで低下すると、ゴムフロート弁23により排水管1
5の開口端面が再び覆蓋され、洗浄水の吐出が終了す
る。洗浄水が所定の低水位まで下がり洗浄水の吐出が終
了すると、ロータンクのボールタップ30が作動し、給
水管16が開くので補助タンク14の洗浄水が給水管1
6を通ってロータンク13へ流入する。これにより、ロ
ータンク13の洗浄水の水位が上昇し、再び所定の高水
位に達すると、ボールタップ30の作用で給水管16が
閉じ、補助タンク14からロータンク13への給水が終
了するとともに、浮き玉31の受け座39で弁体35が
弁座34に押圧されるので、ロータンク13の通気路3
2が閉じる。
は以上の通りであって、次にその作動を説明する。トイ
レ11室内の水洗レバー28を回動操作するとフレキシ
ブルワイヤ27で連結されているレバー25が回動し、
レバー25の先端から吊り下がっているチェーン26が
引き上げられるので、ロータンク13の排水管15の開
口端面を覆蓋していたゴムフロート弁23が上方に回動
して排水管15の開口端面が開放され、ロータンク13
中の洗浄水が排水管15を通して洋式便器12へ吐出す
る。当初実線で示す所定の高水位にあった洗浄水は洗浄
レバー28の操作による吐出に伴いその水位が下がる。
それに伴い、浮き玉31も下降し、浮き玉31の受け座
39で弁座34に押圧されていた弁体35が下方へ移動
し、通気路32が開放されるので、外気が通気路32を
通ってロータンク13中に流入する。水位が所定の低水
位まで低下すると、ゴムフロート弁23により排水管1
5の開口端面が再び覆蓋され、洗浄水の吐出が終了す
る。洗浄水が所定の低水位まで下がり洗浄水の吐出が終
了すると、ロータンクのボールタップ30が作動し、給
水管16が開くので補助タンク14の洗浄水が給水管1
6を通ってロータンク13へ流入する。これにより、ロ
ータンク13の洗浄水の水位が上昇し、再び所定の高水
位に達すると、ボールタップ30の作用で給水管16が
閉じ、補助タンク14からロータンク13への給水が終
了するとともに、浮き玉31の受け座39で弁体35が
弁座34に押圧されるので、ロータンク13の通気路3
2が閉じる。
【0011】一方、補助タンク14の洗浄水が給水管1
6を通してロータンク13へ給水され、水位が実線で示
す所定の高水位から低下すると、浮き玉31で弁座34
に押圧されていた補助タンク14用の弁体35が作動し
て補助タンク14の通気路42が開く。水位が所定の低
水位まで下がると、ボールタップ30が作動して給水管
17が開き、水道水が補助タンク14へ給水される。そ
して、再び所定の高水位に達すると給水管17が閉じる
とともに通気用開閉弁33で補助タンク14の通気路4
2が閉じる。
6を通してロータンク13へ給水され、水位が実線で示
す所定の高水位から低下すると、浮き玉31で弁座34
に押圧されていた補助タンク14用の弁体35が作動し
て補助タンク14の通気路42が開く。水位が所定の低
水位まで下がると、ボールタップ30が作動して給水管
17が開き、水道水が補助タンク14へ給水される。そ
して、再び所定の高水位に達すると給水管17が閉じる
とともに通気用開閉弁33で補助タンク14の通気路4
2が閉じる。
【0012】ロータンク13の洗浄水の水位がオーバー
フロー管29の入り口を越えると、オーバーフロー管2
9から排水管15を通って洋式便器12へ排水される。
一方、補助タンク14の洗浄水の水位が浮き蓋44まで
上昇すると、浮き蓋44が浮き上がり、オーバーフロー
管43の入り口が開放されるので、水位が入り口を越え
るとオーバーフロー管43を通って排水溝へ流出する。
とくに、浮き蓋44は周面に通孔45を形成したので、
洗浄水がこの通孔45を通って浮き蓋44の内部に浸入
する。そのため、浮き蓋44が水位の上昇に応じて速や
かに浮き上がり、オーバーフロー管43の入り口を円滑
に開放する。
フロー管29の入り口を越えると、オーバーフロー管2
9から排水管15を通って洋式便器12へ排水される。
一方、補助タンク14の洗浄水の水位が浮き蓋44まで
上昇すると、浮き蓋44が浮き上がり、オーバーフロー
管43の入り口が開放されるので、水位が入り口を越え
るとオーバーフロー管43を通って排水溝へ流出する。
とくに、浮き蓋44は周面に通孔45を形成したので、
洗浄水がこの通孔45を通って浮き蓋44の内部に浸入
する。そのため、浮き蓋44が水位の上昇に応じて速や
かに浮き上がり、オーバーフロー管43の入り口を円滑
に開放する。
【0013】本実施形態に係る水洗便器装置によれば、
ロータンク13及び補助タンク14を密閉構造にし、洗
浄水の排水中と給水中だけ通気路32,42を開くよう
に構成したので、両タンク13,14の内部が冷たい外
気に長時間晒されるのを防止できる。このため、両タン
ク13,14を屋外に設置してもタンク13,14中の
洗浄水の凍結、結露を防止できる。従って、トイレ室1
1内にロータンク13を設置しなくても良くなるので、
トイレ室11内の狭苦しさを解消することができる。ま
た、両タンク13,14を密閉構造にする一方で、洗浄
水が便器12へ排水される間と、排水された後とそれに
続くタンク13,14に洗浄水を給水する間は通気路3
2,42を開放するので、洗浄水を円滑に排水及び給水
できる。さらに、洗浄水が所定の水位を越えない限り、
補助タンク14のオーバーフロー管43の入り口は浮き
蓋44で覆蓋されているので、オーバーフロー管43を
通って外気が補助タンク14中に侵入するのを防止でき
る。
ロータンク13及び補助タンク14を密閉構造にし、洗
浄水の排水中と給水中だけ通気路32,42を開くよう
に構成したので、両タンク13,14の内部が冷たい外
気に長時間晒されるのを防止できる。このため、両タン
ク13,14を屋外に設置してもタンク13,14中の
洗浄水の凍結、結露を防止できる。従って、トイレ室1
1内にロータンク13を設置しなくても良くなるので、
トイレ室11内の狭苦しさを解消することができる。ま
た、両タンク13,14を密閉構造にする一方で、洗浄
水が便器12へ排水される間と、排水された後とそれに
続くタンク13,14に洗浄水を給水する間は通気路3
2,42を開放するので、洗浄水を円滑に排水及び給水
できる。さらに、洗浄水が所定の水位を越えない限り、
補助タンク14のオーバーフロー管43の入り口は浮き
蓋44で覆蓋されているので、オーバーフロー管43を
通って外気が補助タンク14中に侵入するのを防止でき
る。
【0014】本実施形態に係る水洗便器装置110で
は、ガイドピン36とガイドブラケット37のガイド孔
38で通気用開閉弁33の弁体35を弁座34に対して
上下移動可能に構成したが、図4に示す通気用開閉弁4
7のように、通気路32の内端面にゴム製弁座48を固
着し、タンク13,14に固着したブラケット49に支
持ピン50で弁座に接離する弁体51を回動可能に組付
け、弁体51にガイドピン52の上端部をピン53で回
動可能に組付けて垂設し、ブラケット49にネジ54で
ナット55を取付け、該ナット55で弁体51の回動を
制限することにより、ガイドピン52が常に浮き玉31
の受け座39に対向するように構成している。このよう
な構成の通気用開閉弁47は、ガイドピン52が回動す
るので、浮き玉31の浮遊で受け座39の位置が変動し
ても、弁体51が正確に弁座48に押圧される。なお、
本実施形態に係る水洗便器装置10では、ボールタップ
30の浮き玉31を利用して通気用開閉弁33,47を
作動しているが、タンク13,14中の洗浄水の所定の
高水位をレベルセンサーで検出し、同センサーの出力信
号で電磁式の通気用開閉弁を作動させることも可能であ
る。
は、ガイドピン36とガイドブラケット37のガイド孔
38で通気用開閉弁33の弁体35を弁座34に対して
上下移動可能に構成したが、図4に示す通気用開閉弁4
7のように、通気路32の内端面にゴム製弁座48を固
着し、タンク13,14に固着したブラケット49に支
持ピン50で弁座に接離する弁体51を回動可能に組付
け、弁体51にガイドピン52の上端部をピン53で回
動可能に組付けて垂設し、ブラケット49にネジ54で
ナット55を取付け、該ナット55で弁体51の回動を
制限することにより、ガイドピン52が常に浮き玉31
の受け座39に対向するように構成している。このよう
な構成の通気用開閉弁47は、ガイドピン52が回動す
るので、浮き玉31の浮遊で受け座39の位置が変動し
ても、弁体51が正確に弁座48に押圧される。なお、
本実施形態に係る水洗便器装置10では、ボールタップ
30の浮き玉31を利用して通気用開閉弁33,47を
作動しているが、タンク13,14中の洗浄水の所定の
高水位をレベルセンサーで検出し、同センサーの出力信
号で電磁式の通気用開閉弁を作動させることも可能であ
る。
【図1】 本発明の一実施形態に係る水洗便器装置の全
体を示す概略構成図である。
体を示す概略構成図である。
【図2】 同水洗便器装置の通気用開閉弁を示す部分拡
大断面図である。
大断面図である。
【図3】 同水洗便器装置の浮き蓋を示す拡大断面図で
ある。
ある。
【図4】 同水洗便器装置の通気用開閉弁の他の実施形
態を示す拡大断面図である。
態を示す拡大断面図である。
10…水洗便器装置、11…トイレ室、12…洋式便
器、13…ロータンク、14…補助タンク、15…排水
管、16,17…給水管、21,22…断熱材、23…
ゴムフロート弁、29,43…オーバーフロート管、3
0…ボールタップ、31…浮き玉、32,42…通気
路、33…通気用開閉弁、39…受け座。
器、13…ロータンク、14…補助タンク、15…排水
管、16,17…給水管、21,22…断熱材、23…
ゴムフロート弁、29,43…オーバーフロート管、3
0…ボールタップ、31…浮き玉、32,42…通気
路、33…通気用開閉弁、39…受け座。
Claims (4)
- 【請求項1】 便器の洗浄水を蓄えるタンクと、所定量
の洗浄水がタンクから排水管を通して便器へ吐出される
と排水管を閉じる排水弁機構と、タンク内の洗浄水が所
定の低水位まで下がるとタンクへ洗浄水を給水する給水
管を開き、タンク内の洗浄水が所定の高水位まで上がる
と給水管を閉じる給水弁機構を備えた水洗便器装置であ
って、タンク中に外気が侵入しないようにタンクを密閉
構造にし、タンク中に蓄えられた洗浄水の水面とタンク
の上壁で区画されるタンクの内部空間とタンクの外部を
連通する通気路を形成し、かつタンクの洗浄水が吐出さ
れる間とタンクに洗浄水が給水される間該通気路を開放
する通気用開閉弁機構を設けたことを特徴とする水洗便
器装置。 - 【請求項2】 前記通気用開閉弁機構が前記タンク中の
洗浄水の水位を検出する水位検出手段と、水位検出手段
が所定の高水位を検出したときの出力により作動して前
記通気路を閉じる通気用開閉弁とを備えたことを特徴と
する請求項1に記載の水洗便器装置。 - 【請求項3】 前記水位検出手段として浮き玉を備え、
該浮き玉により前記通気用開閉弁を開閉作動させること
を特徴とする請求項2に記載の水洗便器装置。 - 【請求項4】 前記タンク中に前記洗浄水の溢水を防止
するオーバーフロー管を設け、該オーバーフロー管の入
り口を浮き蓋で覆蓋したことを特徴とする請求項1に記
載の便器装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33031896A JPH10152876A (ja) | 1996-11-25 | 1996-11-25 | 水洗便器装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33031896A JPH10152876A (ja) | 1996-11-25 | 1996-11-25 | 水洗便器装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10152876A true JPH10152876A (ja) | 1998-06-09 |
Family
ID=18231297
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33031896A Withdrawn JPH10152876A (ja) | 1996-11-25 | 1996-11-25 | 水洗便器装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10152876A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011202413A (ja) * | 2010-03-25 | 2011-10-13 | Aisin Seiki Co Ltd | 便器洗浄用タンク装置 |
| JP2014196634A (ja) * | 2013-03-29 | 2014-10-16 | 株式会社Lixil | 便器洗浄タンク |
| JP2014196635A (ja) * | 2013-03-29 | 2014-10-16 | 株式会社Lixil | 便器洗浄タンク |
| CN110259990A (zh) * | 2019-06-17 | 2019-09-20 | 厦门致杰智能科技有限公司 | 一种马桶水路切换结构 |
| CN111484175A (zh) * | 2020-05-09 | 2020-08-04 | 蔡志雄 | 一种工业污水处理设备 |
-
1996
- 1996-11-25 JP JP33031896A patent/JPH10152876A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011202413A (ja) * | 2010-03-25 | 2011-10-13 | Aisin Seiki Co Ltd | 便器洗浄用タンク装置 |
| JP2014196634A (ja) * | 2013-03-29 | 2014-10-16 | 株式会社Lixil | 便器洗浄タンク |
| JP2014196635A (ja) * | 2013-03-29 | 2014-10-16 | 株式会社Lixil | 便器洗浄タンク |
| CN110259990A (zh) * | 2019-06-17 | 2019-09-20 | 厦门致杰智能科技有限公司 | 一种马桶水路切换结构 |
| CN111484175A (zh) * | 2020-05-09 | 2020-08-04 | 蔡志雄 | 一种工业污水处理设备 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040203 |