JPH10153150A - 燃料フィルタにおける燃料凍結防止装置 - Google Patents

燃料フィルタにおける燃料凍結防止装置

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JPH10153150A
JPH10153150A JP8310646A JP31064696A JPH10153150A JP H10153150 A JPH10153150 A JP H10153150A JP 8310646 A JP8310646 A JP 8310646A JP 31064696 A JP31064696 A JP 31064696A JP H10153150 A JPH10153150 A JP H10153150A
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fuel
fuel filter
cylindrical container
container
filter
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Masayoshi Yamazaki
政義 山崎
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UD Trucks Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 燃料フィルタにおいて燃料の凍結を簡単に防
止することのできる凍結防止装置を提供すること。 【解決手段】 燃料フィルタ1が燃料フィルタ1外面と
の間に空間を有するように内部に挿入され、燃料フィル
タ1を加温する高温の液体としての熱湯3が充填可能な
上面開放の筒状容器4を含んで構成し、低温始動時に、
筒状容器4内部に燃料フィルタ1が挿入配置された状態
で、筒状容器4内部にやかん11等から熱湯3を注ぎ入
れるようにし、筒状容器4内部に充填された熱湯3によ
り、燃料フィルタ1が加温されるようにして、燃料の凍
結を極力防止するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両に搭載された
エンジンの燃料系統等における燃料フィルタに関し、特
に、燃料の凍結を防止する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両に搭載されたディーゼルエンジンに
おいては、燃料の軽油として、JIS2号軽油(使用限
界温度−10°C),JIS3号軽油(使用限界温度−
20°C),JIS特3号軽油(使用限界温度−30°
C)等が用いられる。ところで、例えば、−10°C以
下の寒冷地において、JIS2号軽油を使用した場合、
燃料が凍結し、燃料中のワックス分が析出することがあ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そして、このワックス
が燃料系統に介装された燃料フィルタの濾紙に付着する
といった事態が発生して、燃料フィルタが目詰まり状態
となる虞がある。本発明は上記の課題を解決するためな
されたものであり、燃料フィルタにおいて燃料の凍結を
簡単に防止することのできる凍結防止装置を提供するこ
とを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1に係
る発明は、燃料フィルタが該燃料フィルタ外面との間に
空間を有するように内部に挿入され、前記燃料フィルタ
を加温する高温の液体が充填可能な上面開放の筒状容器
を含んで構成され、前記筒状容器の底部には、前記燃料
フィルタの底部の燃料入口及び出口部構成体が貫通され
る開口部が開設され、前記開口部内周部には、該内周部
と前記燃料入口及び出口部構成体外周部との間のシール
を行うシール部材が装着され、前記筒状容器の底部に
は、開閉手段を介装したドレン用ホースが連通接続され
たことを特徴とする。
【0005】請求項2に係る発明は、前記筒状容器は、
耐熱性を有するビニール製若しくは薄肉鉄板製であるこ
とを特徴とする。請求項3に係る発明は、前記筒状容器
は、該容器を取付部位に係合させるためのフック部を備
えたことを特徴とする。
【0006】請求項4に係る発明は、前記フック部は、
筒状容器の上端周部に固定取付されたリング状金具に一
体成形されたことを特徴とする。請求項5に係る発明
は、前記高温の液体は、熱湯であることを特徴とする。
【0007】請求項6に係る発明は、前記燃料フィルタ
は、ディーゼルエンジンの燃料系統に介装されることを
特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて詳述する。図1及び図2は、本発明の一実施形
態として、車両に搭載されたディーゼルエンジンの燃料
系統に介装された燃料フィルタにおける凍結防止装置の
構成を示す断面図である。
【0009】これらの図において、燃料フィルタ1は、
上端部がブラケット2に締結されて鉛直方向に吊り下げ
状態に支持される。かかる燃料フィルタ1における凍結
防止装置は、燃料フィルタ1が該燃料フィルタ1外面と
の間に空間を有するように内部に挿入され、前記燃料フ
ィルタ1を加温する高温の液体としての熱湯3が充填可
能な上面開放の筒状容器4を含んで構成される。
【0010】前記筒状容器4の構成を図1及び図2と図
3を参照して詳述すると、筒状容器4は、ビニール製若
しくは薄肉鉄板製であり、その底部には、燃料フィルタ
1の底部の燃料入口及び出口部構成体1Aが貫通される
開口部4Aが開設されている。又、前記開口部4A内周
部には、該内周部と前記燃料入口及び出口部構成体1A
外周部との間のシールを行うシール部材としてのOリン
グ5が装着されている。
【0011】更に、筒状容器4の底部には、開閉手段し
てのコック6を介装したドレン用ホース7が連通接続さ
れる。又、筒状容器4には、該容器4を取付部位に係合
させるためのフック部8が備えられている。かかるフッ
ク部8は、筒状容器1の上端周部に固定取付されたリン
グ状金具9に一体成形され、該リング状金具9の外周面
の比較的に近接して離間する2箇所に設けられている。
【0012】前記フック部8が係合され取付部位として
は、燃料フィルタ1の側方に縦方向に伸びて設けられ、
湾曲した略半円筒形状の燃料フィルタ衝突防止用プロテ
クタ10を利用する。フック部8はこのプロテクタ10
上端部に夫々引っ掛けられ、これにより筒状容器4が保
持されるようになっている。かかる構成において、低温
始動時に、図1に示すように、筒状容器4内部に燃料フ
ィルタ1が挿入配置された状態で、該筒状容器4内部に
やかん11等から熱湯3を注ぎ入れる。
【0013】筒状容器4の開口部4AはOリング5が装
着されているから、該開口部4Aと燃料フィルタ1の燃
料入口及び出口部構成体1Aとの間から熱湯が漏れ出る
虞がない。このように、筒状容器4内部に充填された熱
湯3により、燃料フィルタ1が加温され、通常の燃料
(JIS2号軽油)を使用した場合、例えば、−10°
C以下の寒冷地であっても、燃料の凍結を極力防止する
ことができ、燃料中のワックス分が析出する虞を回避す
ることができ、低温始動性を向上することができる。
【0014】筒状容器4内部の熱湯3の不要時には、コ
ック6を開くことにより、該筒状容器4内部の熱湯をド
レン用ホース7から外部に排出できる。尚、筒状容器4
内部に布団等を入れて、保温性を高めるようにしても良
い。。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る発
明によると、燃料フィルタを加温できることによって、
燃料の凍結を極力防止することができ、例えば、軽油を
燃料として使用するものでは、燃料中のワックス分が析
出する虞を回避することができ、請求項6に係る発明の
ように、ディーゼルエンジンの燃料系統に介装される燃
料フィルタに適用した場合には、エンジンの低温始動性
を向上することができる。
【0016】請求項2に係る発明によると、筒状容器
は、樹脂の成形品若しくは板金加工品により容易に製作
できる。請求項3に係る発明によると、容器を取付部位
に容易に着脱自由に取り付けることができる。請求項4
に係る発明によると、フック部を強度を上げつつ容易に
形成できる。
【0017】請求項5に係る発明によると、身近にある
熱湯使用により燃料フィルタの加温が容易に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る燃料フィルタにおける燃料凍結
防止装置の一実施形態を示す断面図
【図2】 同上の平面図
【図3】 同上の燃料凍結防止装置の構成を示す斜視図
【符号の説明】
1 燃料フィルタ 1A 燃料入口及び出口部構成体 3 熱湯 4 筒状容器 4A 開口部 5 Oリング 6 コック 7 ドレン用ホース 8 フック部 9 リング状金具 10 プロテクタ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】燃料フィルタが該燃料フィルタ外面との間
    に空間を有するように内部に挿入され、前記燃料フィル
    タを加温する高温の液体が充填可能な上面開放の筒状容
    器を含んで構成され、 前記筒状容器の底部には、前記燃料フィルタの底部の燃
    料入口及び出口部構成体が貫通される開口部が開設さ
    れ、 前記開口部内周部には、該内周部と前記燃料入口及び出
    口部構成体外周部との間のシールを行うシール部材が装
    着され、 前記筒状容器の底部には、開閉手段を介装したドレン用
    ホースが連通接続されたことを特徴とする燃料フィルタ
    における燃料凍結防止装置。
  2. 【請求項2】前記筒状容器は、耐熱性を有するビニール
    製若しくは薄肉鉄板製であることを特徴とする請求項1
    記載の燃料フィルタにおける燃料凍結防止装置。
  3. 【請求項3】前記筒状容器は、該容器を取付部位に係合
    させるためのフック部を備えたことを特徴とする請求項
    1又は2記載の燃料フィルタにおける燃料凍結防止装
    置。
  4. 【請求項4】前記フック部は、筒状容器の上端周部に固
    定取付されたリング状金具に一体成形されたことを特徴
    とする請求項3記載の燃料フィルタにおける燃料凍結防
    止装置。
  5. 【請求項5】前記高温の液体は、熱湯であることを特徴
    とする請求項1〜4のうちいずれか1つに記載の燃料フ
    ィルタにおける燃料凍結防止装置。
  6. 【請求項6】前記燃料フィルタは、ディーゼルエンジン
    の燃料系統に介装されることを特徴とする請求項1〜5
    のうちいずれか1つに記載の燃料フィルタにおける燃料
    凍結防止装置。
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