JPH10153684A - 燃料取扱装置 - Google Patents
燃料取扱装置Info
- Publication number
- JPH10153684A JPH10153684A JP8310535A JP31053596A JPH10153684A JP H10153684 A JPH10153684 A JP H10153684A JP 8310535 A JP8310535 A JP 8310535A JP 31053596 A JP31053596 A JP 31053596A JP H10153684 A JPH10153684 A JP H10153684A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fuel
- shielding
- mox
- radiation
- length
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Landscapes
- Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明の目的は、原子炉建屋内におけるMOX
燃料の移動作業時に、比較的単純な構造で、作業性を悪
化させずに作業者の被曝低減を図ることのできる燃料取
扱装置を提供することにある。 【解決手段】燃料取扱装置1は、MOX燃料を吊り下げ
る燃料吊下部10,MOX燃料から放出される放射線を
遮蔽するための放射線遮蔽部20,燃料吊下部10をワ
イヤー40で吊り下げると共に放射線遮蔽部20をワイ
ヤー50で吊り下げるベース30などから構成される。
放射線遮蔽部20は、5種類の遮蔽要素が同心状に多層
に構成されている。各遮蔽要素は隣り合う遮蔽要素と互
いに接続され、放射線遮蔽部20の鉛直方向の長さが伸
縮自在となるように構成されている。
燃料の移動作業時に、比較的単純な構造で、作業性を悪
化させずに作業者の被曝低減を図ることのできる燃料取
扱装置を提供することにある。 【解決手段】燃料取扱装置1は、MOX燃料を吊り下げ
る燃料吊下部10,MOX燃料から放出される放射線を
遮蔽するための放射線遮蔽部20,燃料吊下部10をワ
イヤー40で吊り下げると共に放射線遮蔽部20をワイ
ヤー50で吊り下げるベース30などから構成される。
放射線遮蔽部20は、5種類の遮蔽要素が同心状に多層
に構成されている。各遮蔽要素は隣り合う遮蔽要素と互
いに接続され、放射線遮蔽部20の鉛直方向の長さが伸
縮自在となるように構成されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は原子力プラントの原
子炉建屋内における燃料集合体の取扱装置に係わり、特
にプルトニウム酸化物とウラン酸化物の混合燃料が含ま
れる混合燃料集合体(以下、MOX燃料という)を原子
炉建屋内で移動させるのに好適な燃料取扱装置に関す
る。
子炉建屋内における燃料集合体の取扱装置に係わり、特
にプルトニウム酸化物とウラン酸化物の混合燃料が含ま
れる混合燃料集合体(以下、MOX燃料という)を原子
炉建屋内で移動させるのに好適な燃料取扱装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、軽水型原子炉の一例である沸騰
水型原子炉では、ウラン酸化物燃料集合体(以下、ウラ
ン燃料という)は専用の輸送容器に収納されて発電所内
に搬入された後、輸送容器から取り出されて燃料検査が
行われ、チャンネルボックスが取り付けられた状態で一
時的に使用済燃料プールなどの貯蔵施設に保管された
後、原子炉内に装荷される。
水型原子炉では、ウラン酸化物燃料集合体(以下、ウラ
ン燃料という)は専用の輸送容器に収納されて発電所内
に搬入された後、輸送容器から取り出されて燃料検査が
行われ、チャンネルボックスが取り付けられた状態で一
時的に使用済燃料プールなどの貯蔵施設に保管された
後、原子炉内に装荷される。
【0003】ウラン燃料の場合、燃料集合体から放出さ
れる放射線の線量率が低いため、上記従来の燃料取扱作
業においては、特に放射線を防護するための遮蔽設備を
設けずに取り扱うことができた。
れる放射線の線量率が低いため、上記従来の燃料取扱作
業においては、特に放射線を防護するための遮蔽設備を
設けずに取り扱うことができた。
【0004】また、使用済燃料の輸送容器に関する従来
技術として、特開昭56−26294 号公報及び特開昭61−38
600 号公報に、使用済燃料から放出される中性子の遮蔽
及び使用済燃料から発生する崩壊熱の除去のための水を
内部に密封した輸送容器が記載されている。更に、特開
昭61−38600 号公報には、輸送容器の外面の汚染を防止
するために、輸送容器の外側を覆い水に対するシール機
構を備えた汚染防止装置が記載されている。
技術として、特開昭56−26294 号公報及び特開昭61−38
600 号公報に、使用済燃料から放出される中性子の遮蔽
及び使用済燃料から発生する崩壊熱の除去のための水を
内部に密封した輸送容器が記載されている。更に、特開
昭61−38600 号公報には、輸送容器の外面の汚染を防止
するために、輸送容器の外側を覆い水に対するシール機
構を備えた汚染防止装置が記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のウラン燃料の取
扱作業に比べて、MOX燃料の場合は以下の課題が懸念
される。MOX燃料はウラン燃料に比べて燃料集合体か
ら放出される放射線の線量率が比較的高いので、作業者
の被曝低減を考慮する必要がある。このためには、作業
従事時間の限定などの作業性の悪化が余儀なくされる。
扱作業に比べて、MOX燃料の場合は以下の課題が懸念
される。MOX燃料はウラン燃料に比べて燃料集合体か
ら放出される放射線の線量率が比較的高いので、作業者
の被曝低減を考慮する必要がある。このためには、作業
従事時間の限定などの作業性の悪化が余儀なくされる。
【0006】また、特開昭56−26294号公報及び特開昭6
1−38600号公報に記載された輸送容器では内部に水を密
封する必要があるため取扱いが煩雑になり、使用前燃料
を取り扱う場合には適さない。更に、特開昭61−38600
号公報に記載された汚染防止装置ではこの装置自体に放
射線に対する遮蔽機能はないし、水に対するシール機構
を備える必要があるため構造が複雑になる。
1−38600号公報に記載された輸送容器では内部に水を密
封する必要があるため取扱いが煩雑になり、使用前燃料
を取り扱う場合には適さない。更に、特開昭61−38600
号公報に記載された汚染防止装置ではこの装置自体に放
射線に対する遮蔽機能はないし、水に対するシール機構
を備える必要があるため構造が複雑になる。
【0007】本発明の目的は、原子炉建屋内におけるM
OX燃料の移動作業時に、比較的単純な構造で、作業性
を悪化させずに作業者の被曝低減を図ることのできる燃
料取扱装置を提供することにある。
OX燃料の移動作業時に、比較的単純な構造で、作業性
を悪化させずに作業者の被曝低減を図ることのできる燃
料取扱装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の第1の発明は、MOX燃料集合体を吊り下げるための
第1吊下部と、MOX燃料集合体から放出される放射線
を遮蔽する複数の遮蔽材を同心状に多層に構成した放射
線遮蔽部と、前記第1吊下部及び前記放射線遮蔽部を吊
り下げる第2吊下部とを備え、前記第2吊下部で前記第
1吊下部を鉛直上方に吊り上げることにより前記放射線
遮蔽部の鉛直方向の長さが伸びるように前記複数の遮蔽
材は互いに接続され、伸びた状態における前記放射線遮
蔽部の長さはMOX燃料集合体のほぼ全長を覆う長さ以
上であるように構成する。
の第1の発明は、MOX燃料集合体を吊り下げるための
第1吊下部と、MOX燃料集合体から放出される放射線
を遮蔽する複数の遮蔽材を同心状に多層に構成した放射
線遮蔽部と、前記第1吊下部及び前記放射線遮蔽部を吊
り下げる第2吊下部とを備え、前記第2吊下部で前記第
1吊下部を鉛直上方に吊り上げることにより前記放射線
遮蔽部の鉛直方向の長さが伸びるように前記複数の遮蔽
材は互いに接続され、伸びた状態における前記放射線遮
蔽部の長さはMOX燃料集合体のほぼ全長を覆う長さ以
上であるように構成する。
【0009】また、上記目的を達成するための第2の発
明は、MOX燃料集合体を吊り下げるための燃料吊下部
と、MOX燃料集合体から放出される放射線を遮蔽し且
つその長さがMOX燃料集合体のほぼ全長を覆う長さ以
上である放射線遮蔽部とを備える。
明は、MOX燃料集合体を吊り下げるための燃料吊下部
と、MOX燃料集合体から放出される放射線を遮蔽し且
つその長さがMOX燃料集合体のほぼ全長を覆う長さ以
上である放射線遮蔽部とを備える。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明による燃料取扱装置
の一実施例を図1〜図3を用いて説明する。図1は本発
明による燃料取扱装置の概略構成図、図2は図1の装置
で燃料輸送容器からMOX燃料を取り出す過程の説明
図、図3は原子炉建屋内における燃料取扱作業の一例を
示すフローチャートである。
の一実施例を図1〜図3を用いて説明する。図1は本発
明による燃料取扱装置の概略構成図、図2は図1の装置
で燃料輸送容器からMOX燃料を取り出す過程の説明
図、図3は原子炉建屋内における燃料取扱作業の一例を
示すフローチャートである。
【0011】図3の燃料取扱作業は、原子炉建屋内への
燃料輸送容器の搬入からMOX燃料を原子炉へ装荷する
までの燃料取扱を示している。図3の燃料取扱作業のう
ち本発明による燃料取扱装置を用いる作業は、ステップ
3A〜6A,ステップ8A〜10A、及びステップ12
A〜14Aに関する作業である。
燃料輸送容器の搬入からMOX燃料を原子炉へ装荷する
までの燃料取扱を示している。図3の燃料取扱作業のう
ち本発明による燃料取扱装置を用いる作業は、ステップ
3A〜6A,ステップ8A〜10A、及びステップ12
A〜14Aに関する作業である。
【0012】ステップ3A〜6AはMOX燃料を収納し
た燃料ホルダを燃料輸送容器から取り出して燃料起立台
に設置するまでの作業であり、燃料ホルダを燃料起立台
に設置する直前又は直後に燃料取扱装置は燃料ホルダか
ら取り外される。ステップ8A〜10Aは燃料ホルダか
ら取り出されたMOX燃料を燃料起立台から燃料検査台
まで移動させて設置するまでの作業であり、MOX燃料
を燃料検査台に設置する直前又は直後に燃料取扱装置は
MOX燃料から取り外される。ステップ12A〜14Aは
検査が終了したMOX燃料を燃料検査台からチャンネル
着脱機まで移動させて設置するまでの作業であり、MO
X燃料をチャンネル着脱機に設置する直前又は直後に燃
料取扱装置はMOX燃料から取り外される。
た燃料ホルダを燃料輸送容器から取り出して燃料起立台
に設置するまでの作業であり、燃料ホルダを燃料起立台
に設置する直前又は直後に燃料取扱装置は燃料ホルダか
ら取り外される。ステップ8A〜10Aは燃料ホルダか
ら取り出されたMOX燃料を燃料起立台から燃料検査台
まで移動させて設置するまでの作業であり、MOX燃料
を燃料検査台に設置する直前又は直後に燃料取扱装置は
MOX燃料から取り外される。ステップ12A〜14Aは
検査が終了したMOX燃料を燃料検査台からチャンネル
着脱機まで移動させて設置するまでの作業であり、MO
X燃料をチャンネル着脱機に設置する直前又は直後に燃
料取扱装置はMOX燃料から取り外される。
【0013】以下、ステップ3A〜4Aの燃料取扱作業
に関連付けて、本実施例の燃料取扱装置の構成を説明す
る。本実施例の燃料取扱装置1は、MOX燃料を吊り下
げる燃料吊下部10、MOX燃料から放出される放射線
を遮蔽するための放射線遮蔽部20、燃料吊下部10を
ワイヤー40で吊り下げると共に放射線遮蔽部20をワ
イヤー50で吊り下げるベース30などから構成され
る。
に関連付けて、本実施例の燃料取扱装置の構成を説明す
る。本実施例の燃料取扱装置1は、MOX燃料を吊り下
げる燃料吊下部10、MOX燃料から放出される放射線
を遮蔽するための放射線遮蔽部20、燃料吊下部10を
ワイヤー40で吊り下げると共に放射線遮蔽部20をワ
イヤー50で吊り下げるベース30などから構成され
る。
【0014】放射線遮蔽部20は、5種類の遮蔽要素2
0a〜20eが同心状に多層に構成されている。各遮蔽
要素は隣り合う遮蔽要素と互いに接続され、図2に示す
ように、放射線遮蔽部20の鉛直方向(上下方向)の長
さが伸縮自在となるように構成されている。隣り合う遮
蔽要素間の接続方法としては、例えば鉛直方向に長い溝
と凸部のはめ合い機構を周方向に等間隔に複数設ける方
法などを採用できる。このような機構を用いることによ
り、燃料取扱装置の構造を比較的単純にできる。
0a〜20eが同心状に多層に構成されている。各遮蔽
要素は隣り合う遮蔽要素と互いに接続され、図2に示す
ように、放射線遮蔽部20の鉛直方向(上下方向)の長
さが伸縮自在となるように構成されている。隣り合う遮
蔽要素間の接続方法としては、例えば鉛直方向に長い溝
と凸部のはめ合い機構を周方向に等間隔に複数設ける方
法などを採用できる。このような機構を用いることによ
り、燃料取扱装置の構造を比較的単純にできる。
【0015】各遮蔽要素は概ね円筒形状又は角筒形状を
しており、遮蔽要素20aはその下端に燃料輸送容器1
05の燃料取出口105aに挿入可能な突出部21を有
し、遮蔽要素20eはその上端に燃料吊下部10と係合
する係合部23を有する。遮蔽要素20aは、更に燃料
の水平方向のぶれを防止するための燃料保持機構22を
内側に有する。
しており、遮蔽要素20aはその下端に燃料輸送容器1
05の燃料取出口105aに挿入可能な突出部21を有
し、遮蔽要素20eはその上端に燃料吊下部10と係合
する係合部23を有する。遮蔽要素20aは、更に燃料
の水平方向のぶれを防止するための燃料保持機構22を
内側に有する。
【0016】遮蔽要素はMOX燃料から放出される中性
子線やγ線などの放射線を遮蔽するためのものであり、
遮蔽要素の外側における線量率を十分に低減できるもの
を選ぶ。遮蔽要素の材料としては、具体的には、ポリエ
チレンなどの高分子化合物、鉛やステンレス鋼などの金
属材料、又はこれらを組み合わせたものを用いることが
できる。
子線やγ線などの放射線を遮蔽するためのものであり、
遮蔽要素の外側における線量率を十分に低減できるもの
を選ぶ。遮蔽要素の材料としては、具体的には、ポリエ
チレンなどの高分子化合物、鉛やステンレス鋼などの金
属材料、又はこれらを組み合わせたものを用いることが
できる。
【0017】ベース30はワイヤー50の鉛直方向の長
さを調整するためのワイヤー駆動部31を有し、放射線
遮蔽部20が長く伸びる際にワイヤー50の長さを伸ば
し、放射線遮蔽部20が短く縮む際にワイヤー50の長
さを縮めるように制御される。
さを調整するためのワイヤー駆動部31を有し、放射線
遮蔽部20が長く伸びる際にワイヤー50の長さを伸ば
し、放射線遮蔽部20が短く縮む際にワイヤー50の長
さを縮めるように制御される。
【0018】次に、図2を用いて燃料輸送容器105か
らMOX燃料を収納した燃料ホルダ101を取り出す過
程を説明する。図2(a)に示すように、放射線遮蔽部
20の鉛直方向の長さを短くした状態で遮蔽要素20a
の突出部21を燃料輸送容器105の燃料取出口105
aに挿入し、燃料吊下部10により燃料ホルダ101を
吊り上げる。燃料吊下部10には、燃料ホルダ101の
ハンドルをつかむ把持機構などを用いることができる。
らMOX燃料を収納した燃料ホルダ101を取り出す過
程を説明する。図2(a)に示すように、放射線遮蔽部
20の鉛直方向の長さを短くした状態で遮蔽要素20a
の突出部21を燃料輸送容器105の燃料取出口105
aに挿入し、燃料吊下部10により燃料ホルダ101を
吊り上げる。燃料吊下部10には、燃料ホルダ101の
ハンドルをつかむ把持機構などを用いることができる。
【0019】図2(a)の状態から、原子炉建屋内の天
井クレーン104によりワイヤー104aを介してベー
ス30を吊り上げながら、ワイヤー駆動部31によりワ
イヤー50の長さを伸ばす。燃料吊下部10が吊り上げ
られ遮蔽要素20eと係合した後は、図2(b)に示す
ように、燃料吊下部10の上方移動に伴い内側の遮蔽要
素20eから順に上方へ移動する。
井クレーン104によりワイヤー104aを介してベー
ス30を吊り上げながら、ワイヤー駆動部31によりワ
イヤー50の長さを伸ばす。燃料吊下部10が吊り上げ
られ遮蔽要素20eと係合した後は、図2(b)に示す
ように、燃料吊下部10の上方移動に伴い内側の遮蔽要
素20eから順に上方へ移動する。
【0020】燃料吊下部10により燃料ホルダ101を
吊り上げていく最中も、燃料保持機構22は燃料ホルダ
101を水平方向に保持し続ける。燃料保持機構22は
その先端に弾性部材22aを有し、弾性部材22aが備
える弾性力によって燃料ホルダ101の水平方向のぶれ
を抑制する。このようにして、燃料ホルダ101を燃料
輸送容器105から取り出した状態を図2(c)に示
す。燃料ホルダ101から燃料取扱装置を取り外す場合
は、以上と逆の手順で行えば良い。
吊り上げていく最中も、燃料保持機構22は燃料ホルダ
101を水平方向に保持し続ける。燃料保持機構22は
その先端に弾性部材22aを有し、弾性部材22aが備
える弾性力によって燃料ホルダ101の水平方向のぶれ
を抑制する。このようにして、燃料ホルダ101を燃料
輸送容器105から取り出した状態を図2(c)に示
す。燃料ホルダ101から燃料取扱装置を取り外す場合
は、以上と逆の手順で行えば良い。
【0021】図2(c)に示すように、放射線遮蔽部2
0が伸びた状態において、放射線遮蔽部20の長さは燃
料ホルダ101の全長を覆うように設定されている。こ
のように、放射線遮蔽部20はその下端部を除いて燃料
ホルダ101を完全に覆うことができる。これにより、
燃料ホルダ101の移動中も、放射線遮蔽部20は燃料
ホルダ101から放出される放射線を十分に遮蔽するこ
とができる。
0が伸びた状態において、放射線遮蔽部20の長さは燃
料ホルダ101の全長を覆うように設定されている。こ
のように、放射線遮蔽部20はその下端部を除いて燃料
ホルダ101を完全に覆うことができる。これにより、
燃料ホルダ101の移動中も、放射線遮蔽部20は燃料
ホルダ101から放出される放射線を十分に遮蔽するこ
とができる。
【0022】本実施例によれば、放射線遮蔽部20を多
層の遮蔽要素20a〜20eで伸縮自在に構成したこと
により、燃料取扱装置を燃料ホルダ101に取り付ける
際に燃料取扱装置の全長を必要最小限に短尺化できるの
で、取付作業を容易に行うことができる。
層の遮蔽要素20a〜20eで伸縮自在に構成したこと
により、燃料取扱装置を燃料ホルダ101に取り付ける
際に燃料取扱装置の全長を必要最小限に短尺化できるの
で、取付作業を容易に行うことができる。
【0023】本燃料取扱装置で、ステップ8A〜10A
及びステップ12A〜14AのMOX燃料を取り扱う場合
は、燃料吊下部10でMOX燃料を直接吊ることにな
る。従って、燃料保持機構22は燃料ホルダ及びMOX
燃料の両方を水平方向に保持できるように構成されてい
る。
及びステップ12A〜14AのMOX燃料を取り扱う場合
は、燃料吊下部10でMOX燃料を直接吊ることにな
る。従って、燃料保持機構22は燃料ホルダ及びMOX
燃料の両方を水平方向に保持できるように構成されてい
る。
【0024】本実施例によれば、燃料輸送容器からのM
OX燃料の移動などの原子炉建屋内におけるMOX燃料
の移動作業時においても、MOX燃料から放出される放
射線が十分に遮蔽された環境で作業できるので、作業者
の被曝低減を図ることができる。これに伴ってMOX燃
料をウラン燃料と同じように扱えるので、作業性を悪化
させずに済む。また、遮蔽要素間の接続機構としては通
常のはめ合い機構などを容易に適用できるので、比較的
単純な構造にできる。
OX燃料の移動などの原子炉建屋内におけるMOX燃料
の移動作業時においても、MOX燃料から放出される放
射線が十分に遮蔽された環境で作業できるので、作業者
の被曝低減を図ることができる。これに伴ってMOX燃
料をウラン燃料と同じように扱えるので、作業性を悪化
させずに済む。また、遮蔽要素間の接続機構としては通
常のはめ合い機構などを容易に適用できるので、比較的
単純な構造にできる。
【0025】尚、本実施例では放射線遮蔽部20として
伸縮可能な構造のものを説明したが、放射線遮蔽部20
は長さが固定されたものであっても良い。この場合も、
図2(c)のように、放射線遮蔽部20は燃料吊下部1
0と上端で係合し、燃料ホルダ又はMOX燃料を水平方
向に保持する燃料保持機構22を備え、燃料ホルダ又は
MOX燃料のほぼ全長を覆う長さを有していれば、同様
な効果を得ることができる。固定型の場合、上記実施例
のような伸縮機構が不要となるので、構造はより単純と
なる。但し、全長が長くなった分、多少取扱い難くな
る。
伸縮可能な構造のものを説明したが、放射線遮蔽部20
は長さが固定されたものであっても良い。この場合も、
図2(c)のように、放射線遮蔽部20は燃料吊下部1
0と上端で係合し、燃料ホルダ又はMOX燃料を水平方
向に保持する燃料保持機構22を備え、燃料ホルダ又は
MOX燃料のほぼ全長を覆う長さを有していれば、同様
な効果を得ることができる。固定型の場合、上記実施例
のような伸縮機構が不要となるので、構造はより単純と
なる。但し、全長が長くなった分、多少取扱い難くな
る。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、原子炉建屋内における
MOX燃料の移動作業時においても、比較的単純な構造
の燃料取扱装置で、作業性を悪化させずに作業者の被曝
低減を図ることができる。
MOX燃料の移動作業時においても、比較的単純な構造
の燃料取扱装置で、作業性を悪化させずに作業者の被曝
低減を図ることができる。
【図1】本発明による燃料取扱装置の概略構成図。
【図2】図1の装置で燃料輸送容器からMOX燃料を取
り出す過程の説明図。
り出す過程の説明図。
【図3】原子炉建屋内における燃料取扱作業の一例を示
すフローチャート。
すフローチャート。
1…燃料取扱装置、10…燃料吊下部、20…放射線遮
蔽部、20a〜20e…遮蔽要素、21…突出部、22
…燃料保持機構、22a…弾性部材、23…係合部、3
0…ベース、31…ワイヤー駆動部、40,50…ワイ
ヤー、101…燃料ホルダ、105…燃料輸送容器。
蔽部、20a〜20e…遮蔽要素、21…突出部、22
…燃料保持機構、22a…弾性部材、23…係合部、3
0…ベース、31…ワイヤー駆動部、40,50…ワイ
ヤー、101…燃料ホルダ、105…燃料輸送容器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高久 和夫 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式会 社日立製作所日立工場内 (72)発明者 奥田 慎一 茨城県日立市幸町三丁目2番1号 日立エ ンジニアリング株式会社内 (72)発明者 福沢 宏幸 茨城県日立市幸町三丁目2番2号 株式会 社日立エンジニアリングサービス内 (72)発明者 飯田 耕司 茨城県日立市幸町三丁目2番2号 株式会 社日立エンジニアリングサービス内 (72)発明者 川田 能成 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式会 社日立製作所日立工場内
Claims (3)
- 【請求項1】MOX燃料集合体を吊り下げるための第1
吊下部と、MOX燃料集合体から放出される放射線を遮
蔽する複数の遮蔽材を同心状に多層に構成した放射線遮
蔽部と、前記第1吊下部及び前記放射線遮蔽部を吊り下
げる第2吊下部とを備え、 前記第2吊下部で前記第1吊下部を鉛直上方に吊り上げ
ることにより前記放射線遮蔽部の鉛直方向の長さが伸び
るように前記複数の遮蔽材は互いに接続され、 伸びた状態における前記放射線遮蔽部の長さはMOX燃
料集合体のほぼ全長を覆う長さ以上であることを特徴と
する燃料取扱装置。 - 【請求項2】MOX燃料集合体を吊り下げるための燃料
吊下部と、MOX燃料集合体から放出される放射線を遮
蔽し且つその長さがMOX燃料集合体のほぼ全長を覆う
長さ以上である放射線遮蔽部とを備えたことを特徴とす
る燃料取扱装置。 - 【請求項3】請求項1又は2において、前記放射線遮蔽
部は前記MOX燃料集合体の水平方向の移動を抑制する
手段を備えたことを特徴とする燃料取扱装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8310535A JPH10153684A (ja) | 1996-11-21 | 1996-11-21 | 燃料取扱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8310535A JPH10153684A (ja) | 1996-11-21 | 1996-11-21 | 燃料取扱装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10153684A true JPH10153684A (ja) | 1998-06-09 |
Family
ID=18006411
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8310535A Pending JPH10153684A (ja) | 1996-11-21 | 1996-11-21 | 燃料取扱装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10153684A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007271511A (ja) * | 2006-03-31 | 2007-10-18 | Toshiba Corp | 原子炉燃料取替装置 |
-
1996
- 1996-11-21 JP JP8310535A patent/JPH10153684A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007271511A (ja) * | 2006-03-31 | 2007-10-18 | Toshiba Corp | 原子炉燃料取替装置 |
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