JPH10154380A - 記憶媒体、記憶媒体の再生装置、及び記憶媒体の再生方法 - Google Patents

記憶媒体、記憶媒体の再生装置、及び記憶媒体の再生方法

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JPH10154380A
JPH10154380A JP9263227A JP26322797A JPH10154380A JP H10154380 A JPH10154380 A JP H10154380A JP 9263227 A JP9263227 A JP 9263227A JP 26322797 A JP26322797 A JP 26322797A JP H10154380 A JPH10154380 A JP H10154380A
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JP9263227A
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English (en)
Inventor
Akira Kajiyama
亮 梶山
Tomihiro Yamazaki
富弘 山崎
Haruo Mukai
春郎 向井
Hidemi Okada
秀美 岡田
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記憶媒体に記憶されたデータを有効に活用
し、それを様々な形で再生できるようにする。 【解決手段】 第1の読出手段2は、記憶媒体1の第2
の記憶領域1bに記憶されたデータ(再生管理情報を含
む)を読み出し、それを他の記憶媒体3に記憶させる。
第1の再生手段4は、第1の読出手段2が記憶媒体1の
第1の記憶領域1aから読み出したデータを再生する。
第2の読出手段5は、上記他の記憶媒体3に第1の読出
手段2が記憶されたデータを読み出し、それを第2の再
生手段6に出力する。第2の再生手段6は、第2の読出
手段5から受け取ったデータを再生する。制御手段7
は、再生管理情報に基づいて、第1の再生手段4による
データの再生と、第2の再生手段6によるデータの再生
とを同期(連動)させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フォーマット等の
記憶されたデータによって区別される複数の記憶領域を
有する記憶媒体、及びそれに記憶されているデータを再
生する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】近年では、半導体技術等の進歩に加え、
情報圧縮技術も大きく進歩し、例えばMPEG1、2と
いった国際標準の規格が定められていることから、情報
を格納する蓄積メディア(記憶媒体)の規格化も盛んに
行われている。最近では、DVD(デジタル・ビデオ・
ディスク)の規格統一が収束している。その一方、CD
においてもマルチメディアが加味された規格が盛んに提
案されている。そのマルチメディアが加味されたCDが
エンハンスドCDである。
【0003】エンハンスドCDには、データフォーマッ
トで区別される2つの記憶領域が設けられている。1つ
は通常の音楽用CDと同じCD−DA(ディジタル・オ
ーディオ)データが記録される領域であり、他方はCD
−ROMのデータが記録される領域である。そのCD−
ROMのデータとして、プロモーション・ビデオやジャ
ケットといった画像のデータ(MPEG符号化方式で符
号化されたデータを含む)を記録させることができる。
このため、従来の音楽用CDを拡張した楽しみ方を提供
するものとして大きく注目されている。
【0004】エンハンスドCDは、周知のように、フォ
ーマットの違いによって3つに大別される。一つ目はミ
ックスモードと呼ばれる類のものであり、二つ目はマル
チセッション、三つ目はCD−ROMレディーとそれぞ
れ呼ばれるものである。このなかでマルチセッションと
呼ばれるものは、他の種類とは異なり、音楽用CDと同
じく、トラック1〜99にCD−DAデータを記録でき
るようになっており、それまでの音楽用CD用のプレー
ヤで音楽を聴くことができる。これが、マルチセッショ
ンがエンハンスドCDの幾つかの種類のなかで最も注目
されている理由となっている。そのマルチセッション
は、普通CD−EXTRAと呼ばれているものである。
【0005】ところで、パーソナルコンピュータ(以
降、パソコンと記す)は、近年出荷台数が大幅に伸びて
おり、そのパソコンにCD−ROM装置は標準装備とな
りつつある。CDーROM装置を装備したパソコンで
は、MPEGの復号化機能を搭載するだけでCD−EX
TRA(エンハンスドCD)を利用することができる。
最近では、その復号化機能を標準装備したパソコンも増
えている。このことから、CD−EXTRA(エンハン
スドCD)の需要はパソコン向けに大きく伸びると考え
られている。
【0006】なお、DVDにアクセスする装置は、パソ
コンにCD−ROM装置が広く搭載されるようになって
いることから、DVDへのアクセスを行える機能に加え
て、CD−ROM(エンハンスドCDを含む)等の再生
を行える機能を付加するかたちでパソコンに搭載される
ようになると考えられている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記CD−EXTRA
等のエンハンスドCDでは、音楽用CDと同じく高品質
のサウンドや数々の映像を楽しむことができる。しか
し、そのサウンドや映像は、基本的にCDから順次読み
出したデータを再生することで行われていた。換言すれ
ば、画像(静止画や動画、写真等)や音楽等の幅広い表
現メディアのデータを記録することはできても、それら
のデータを十分に活用していなかった。これは、エンハ
ンスドCD以外の記憶媒体においても同様である。
【0008】本発明は、記憶媒体に記憶されたデータを
有効に活用し、それを様々な形で再生できるようにする
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の記憶媒体の再生
装置を構成する各手段、及びその再生装置が再生する記
憶媒体1について、図1に示すその原理図を参照して説
明する。
【0010】先ず、上記記憶媒体1は、記憶されたデー
タによって区別される第1の記憶領域1a、及び第2の
記憶領域1bを有する。そのデータによる区別は、例え
ばデータの再生形態の違い(音声か映像かといった違
い、表現メディア(文字や音声、動画像、静止画など)
の違い等)、或いはデータの形式の違いに基づいて行わ
れるものである。その記憶媒体1には、エンハンスドC
D(例えばCD−EXTRA)、DVD、光ディスク、
光磁気ディスク等が対応する。
【0011】第1の読出手段2は、上記記憶媒体1の第
2の記憶領域1bに記憶されたデータを読み出し、それ
を他の記憶媒体3に記憶させる。他の記憶媒体3には、
第2の記憶領域1bの全データを記憶させても良く、或
いはそのなかから抽出したデータのみを記憶させても良
い。例えば再生装置がパソコンを用いて構築されている
場合には、主記憶装置、更にはそれに加えて補助記憶装
置(ハードディスク装置等)が他の記憶媒体3に対応す
ることになる。
【0012】また、第1の読出手段2は、記憶媒体1の
第1の記憶領域1aに記憶されているデータを読み出
し、それを第1の再生手段4に出力する。第1の再生手
段4は、第1の読出手段2から受け取ったデータを再生
する。
【0013】第2の読出手段5は、上記他の記憶媒体3
に第1の読出手段2が記憶されたデータを読み出し、そ
れを第2の再生手段6に出力する。第2の再生手段6
は、第2の読出手段5から受け取ったデータを再生す
る。
【0014】記憶媒体1の第2の記憶領域1bに記憶さ
れたデータを他の記憶媒体3に記憶させることにより、
第1の記憶領域1a、第2の記憶領域1bの異なる記憶
領域に記憶されているデータを同時に(並行して)再生
することが可能となる。換言すれば、記憶媒体1に記憶
されている様々な表現メディアのデータの組み合わせ、
それらのデータを再生するタイミングをそれぞれ任意に
選択・制御することが可能となる。それにより、ユーザ
の楽しみ方の選択肢や利用形態の幅が広がり、記憶媒体
1の娯楽性等が向上される。
【0015】制御手段7は、第1の再生手段4による第
1の読出手段2が記憶媒体1の第1の記憶領域1aから
読み出したデータの再生と、第2の再生手段6による第
2の読出手段5が他の記憶媒体3から読み出したデータ
(記憶媒体1の第2の記憶領域1bに記憶されていたデ
ータ)の再生とを同期(連携)させる。
【0016】制御手段7は、第1の再生手段4が再生す
るデータが音楽で、第2の再生手段6が再生するデータ
がその音楽に対応する映像といったように、これらのデ
ータが関連している場合、用意されている再生管理情報
に従い、それらのデータを同期させて再生させる。その
再生管理情報は、例えばデータの再生単位(音楽ではフ
レーズ、静止画では1画面といった単位)毎に、関連す
るデータ間の対応関係を定義する情報である。そのよう
な再生管理情報によって、曲の途中といった任意の再生
位置(再生開始時間、再生終了時間等)の指定、その指
定された再生位置のデータの再生も同期(連動)させて
行うことが可能となる。
【0017】図1では、記憶媒体1の第2の記憶領域1
bに再生管理情報を用意し、それを第2の記憶領域1b
のデータとともに他の記憶媒体3に記憶させることで、
制御手段7が再生管理情報を他の記憶媒体3から取得す
るようにしている。このようにすると、再生管理情報を
記憶させておくための記憶媒体を用意する必要がなくな
り、また、記憶媒体1を用意するだけで異なる記憶領域
上のデータの再生を同期させることが可能となる。即ち
コスト、操作性などの面で有利となる。
【0018】現在出荷されているパソコンは、ハードウ
ェア上、本発明の再生装置が備える上述の各手段に対応
するものを全て装備しているか、たとえ全てを装備して
いなくとも、全てを装備することが容易となっている。
多くがマルチメディア・パソコンとして出荷されている
ことから、ハードウェア上、本発明の再生装置を構築す
るのに必要な機能を全て装備しているものが多いのが実
情である。
【0019】このことから、本発明の再生装置の動作を
実現させるプログラムを記憶媒体1に記憶させ、ユーザ
がそれを購入するようにしても良い。そのプログラムを
上記記憶媒体1に記憶させた場合には、ユーザはその記
憶媒体1を購入するだけで本発明の再生装置を構築する
ことができるようになる。これにより、コスト、操作性
などの面での利点が得られる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明による実施の形態
を、図面を参照しながら詳細に説明する。図2は、本実
施の形態による音響再生・表示システムの構成を示すブ
ロック図である。
【0021】図2において、101はマルチメディア機
能を搭載したパソコン(本体)であり、音響再生・表示
システムはこのパソコン101を用いて構築されてい
る。そのパソコン101は、図2に示すように、表示装
置としてのCRT102、CD−ROM装置104、入
力装置(キーボード、ポインティングデバイス等)10
5、補助記憶装置106、及び音声出力装置(例えばス
ピーカ)107を装備している。CD−ROM装置10
4には、CD−ROMの他に、エンハンスドCD、音楽
用CDがセットされる。本実施の形態による記憶媒体
は、エンハンスドCDの一種であるCD−EXTRA1
03に本発明を適用したものである。
【0022】図3は、本実施の形態におけるデータ再生
の基本的な動作を示す概念図である。図2についての詳
細な説明を行う前に、図3、及びそれに続く図4〜図7
を参照して、本実施の形態によるCD−EXTRA10
3に記憶されている内容、及び記録されたデータを再生
する基本的な動作について説明する。
【0023】CD−EXTRA(記憶媒体)103は、
記録されたデータのフォーマットにより、そのプログラ
ム・エリアが第1セッション103a、第2セッション
103bの2つの領域に区分けされる。第1セッション
103aにはCD−DAトラック、第2セッション10
3bにはデータ・トラックがそれぞれ設けられる。ま
た、図示していないが、ビデオCD103の最内周のト
ラック(リードイン・エリア)には、音楽用CDと同じ
ように、各トラックの開始アドレス等を示すTOC(テ
ーブル・オブ・コンテンツ)情報が記録されている。
【0024】図4は、CD−EXTRA103のデータ
構成を説明する図である。図4に示すように、第1セッ
ション103aにはCD−DAトラックのデータ(音楽
データ)が記録され、第2セッション103bにはCD
−ROMと同じフォーマットでデータが記録される。こ
の第2セッション103bには、MPEG(オーディオ
/ビデオ)のデータを記録することもできる。それらの
セッションの間は、リードイン・マーキングとリードア
ウト・マーキングによって区切られている。このマーキ
ングによって、第1セッション103aに格納されたデ
ータを、普通の音楽用CDにだけ対応したCDプレーヤ
が再生できるようになっている。なお、以降は、第1セ
ッショ103aに格納されたデータをCD−DAデー
タ、第2セッション103bに格納されたデータをCD
−ROMデータと呼ぶことにする。
【0025】CD−EXTRA103に記録されたデー
タは、CD−ROMと同様に、階層構造をもたせて分類
したファイルとしても管理されている。パソコン101
に搭載されているOS(オペレーティング・システム)
111としては、CD−ROM装置104にCDがセッ
トされると、それに所定名のファイル(例えばautorun.
inf )が記録されているか否か調べ、そのファイルが記
録されていた場合にはそれに記述された内容に従った処
理を行う機能(オートプレイ機能)が備えられているこ
とを想定している。
【0026】このことから、CD−EXTRA103の
第2セッション103bには、OS111に実行させる
内容を記述した所定名のファイルを記録させている。ま
た、第1セッション103aに記録されたCD−DAデ
ータの再生に連動(同期)させて、第2セッション10
3bに記録されたデータを再生(表示)させるアプリケ
ーション・ソフトウェアであるビュワーソフトウェア1
10も記録させている。
【0027】そのファイルには、ビュワーソフトウェア
110、及び第2セッション103b内の指定されたデ
ータ、例えばディスク(アルバム)に関する情報、曲の
タイトルや歌詞といった文字データ、画像データ(MP
EG符号化データ(ビデオ、或いは/及びオーディオ)
を含む)をパソコン101の主記憶装置201にロード
(複写)し(主記憶装置201の記憶容量、その使用状
態によっては補助記憶装置106にもその一部が格納さ
れる)、ビュワーソフトウェア110を起動させること
を記述している。従って、その記述の内容は、OS11
1によって実現されることになる。なお、パソコン10
1にロードされたデータについては、それを他のデータ
と区別するためにロードデータ202と呼ぶことにす
る。
【0028】第2セッション103bに記録されたデー
タをパソコン101にロードすることで、第1セッショ
ン103aと第2セッション103bの異なる領域に記
録されたデータを同時に処理(再生)したり、それらを
任意に組み合わせたり、更にはそれらを再生させるタイ
ミングを任意に制御することが可能となる。また、ビュ
ワーソフトウェア110をCD−EXTRA103に記
憶させたことから、必要なハードウェアを既に備えてい
るユーザにとっては、CD−EXTRA103を購入す
るだけで本実施の形態による音響再生・表示システムを
実現させることができる。これにより、ユーザにかかる
経済的な負担を軽減させることができる。
【0029】なお、本実施の形態では、ロードデータ2
02の複写をOS111に行わせているが、上記オート
プレイ機能を搭載していないOSにも対応できるよう
に、ロードデータが主記憶装置201に複写されている
か否か判断して、ロードデータ202が複写されていな
い場合にはそれを主記憶装置201に複写させる機能を
ビュワーソフトウェア110に搭載しても良い。これに
より、上記オートプレイ機能の搭載の有無に関わらず、
ロードデータ202を主記憶装置201に複写すること
ができる。即ち操作性を向上させることができる。
【0030】上記ファイルの記述により、ビュワーソフ
トウェア110は、主記憶装置201にロードされた
後、図3に示すように、OS111によってCPUが割
り当てられて起動する。起動後は、予め定められた再生
手順に従って、ユーザからの指示に応じた動画や静止
画、音声の再生を行う。CD−EXTRA103のリー
ドイン・エリアに記録されているTOC情報は、主記憶
装置201に保持させ、CD−EXTRA103の再生
位置の確認や指定等に使用する。
【0031】ビュワーソフトウェア110は、ユーザか
ら第1セッション103aに記録されたデータ(CD−
DAデータ)の再生が指示された場合、その指示内容に
応じて第1セッション103a上の再生開始位置を決定
し、その再生開始位置をCD−ROM装置104に指示
することにより、ユーザが所望するCD−DAデータの
再生を開始させる。
【0032】その一方、ビュワーソフトウェア110
は、ユーザの指示内容に応じて、CD−DAデータとと
もに再生させる関連する情報(データ)をロードデータ
202中から検索して取得し、それを画面上に表示させ
る。
【0033】図5は、CD−EXTRA103の第2セ
ッション103bからパソコン101にロードされるデ
ータの構成を説明する図である。図5に示すように、ロ
ードデータ202として、時間情報(再生管理情報)、
歌詞、画像、付加情報、及びその他のデータがパソコン
101にロードされる。それら各種の情報のなかで時間
情報は、第1セッション103に記録されたCD−DA
データとそれに対応(関連)するデータとを同期(連
動)させて再生するための情報である。
【0034】周知のように、音楽用CDでは、トラック
内におけるCD−DAデータの位置を表現するのにMS
F(Mは分、Sは秒(00〜59)、Fはフレーム(0
0〜74)である)という時間を単位としている。CD
−EXTRA103においても、CD−DAデータは普
通の音楽用CDプレーヤで再生できるようになっている
ことから、CD−DAデータが記録される第1セッショ
ン103bではその時間単位が採用されている。このた
め、時間情報の表現においてもその時間単位を採用して
いる。その時間単位としては、セクタ数等の他の単位を
採用しても良い。
【0035】一方、再生単位としては、時間情報の表現
にMSFを採用していることに合わせて、音楽における
再生単位を採用している。具体的には、フレーズを再生
単位としている。フレーズの再生位置は、図5に示すよ
うに、各フレーズ毎にその再生開始時間とそれの終了時
間とで管理する。これにより、本実施の形態では、曲内
の再生位置をフレーズ単位で指定することができるよう
にしている。
【0036】CD−DAデータと連動させて再生する歌
詞、画像といったデータは、フレーズに合わせて分割
し、その対応関係を定義している。対応関係の定義は、
例えば時間情報を配列変数化するとともに、その配列変
数化に合わせて、歌詞、画像等のデータ自体、或いはそ
れに対応するデータの格納情報(ファイル名等)を配列
変数化することで行う。これにより、CD−DAデータ
と連動させて再生するデータも、フレーズ単位でその再
生を管理することができる。
【0037】曲とそれに連動させて再生させるデータと
の対応関係は、例えばそれらの間の対応関係を定義した
ファイルを用意しておくことで、それらの間の対応関係
を特定することができる。
【0038】図6は、CD−EXTRA103の第1セ
ッション103aに格納された内容例を示す図であり、
図7は、1フレーズに対応するデータの抽出例を示す図
である。これらの図を参照して、上記のようにして定義
されたデータ間の対応関係について具体的に説明する。
【0039】図6において、〜はトラック番号を示
し、カラオケ用の音楽データが記録されているトラック
は網かけして示している。従って、図6(a)は、トラ
ック番号、の各トラックにオリジナル版の曲が各々
記録され、トラック番号のトラックにトラック番号
のトラックに記録されている曲のカラオケ版が記録され
ている第1セッション103aを示している。他方の図
6(b)は、トラック番号、の各トラックにオリジ
ナル版の曲が各々記録され、トラック番号、の各ト
ラックにトラック番号、の各トラックに記録されて
いる曲のカラオケ版が各々記録されている第1セッショ
ン103aを示している。
【0040】図6(a)、及び(b)に示すように、曲
のオリジナル版に加えてそのカラオケ版も記録している
のは、カラオケが娯楽の一つとして広く社会に定着して
いるためである。図7は、図6(a)、或いは(b)に
示すような内容が第1セッション103bに記録されて
いた場合、ユーザがトラック番号及びのトラックに
記録されている曲中のあるフレーズを指定することによ
ってロードデータ202中から抽出されるデータの一部
(歌詞、訳詞、読みの文字データ)を具体的に示したも
のである。
【0041】図7において、〜は時間情報(図5参
照)を示している。図7に示すように、演奏形態が異な
る同一の曲が複数のトラックに記録されていた場合、各
トラックにおける時間情報をリンクさせている。これ
は、CD−DAデータの再生に連動させるデータをオリ
ジナル版とカラオケ版とで共通にしており、また、オリ
ジナル版とカラオケ版の何れを再生させるかをユーザが
選択できるようにしているためである。
【0042】なお、〜の時間情報において、“,”
及び“:”で分けて示す4つの数字は、図に向かって左
から、トラック番号、分(M)、秒(S)、フレーム番
号(F)を各々表している。従って、図7に示すフレー
ズの演奏時間は5(=25−20)秒26(=70−4
4)フレームである。
【0043】このように、第1セッション103aと第
2セッション103bにそれぞれ記録されたデータの対
応関係を再生単位(本実施の形態ではフレーズ)で定義
している。これにより、それらのデータを再生単位で同
期させた再生、再生位置の再生単位での指定を実現して
いる。
【0044】CD−ROM装置104がCD−DAデー
タの読み取りを開始してその再生が始まると、図3に示
すように、ビュワーソフトウェア110は、CD−RO
M装置104のコントローラ109から受け取ったデー
タから再生情報(現在の再生位置を示す情報)を順次取
得してその進行を監視し、その再生情報を時間情報と対
比することで次に表示させるべきデータを特定し、その
特定したデータをロードデータ202中から取得して表
示させる。これにより、CD−DAデータとロードデー
タ202中のそれと関連する情報を連動(同期)させて
再生する。
【0045】図2の説明に戻る。CD−ROM装置10
4にCD−EXTRA103をセットすると、例えばコ
ントローラ109がそれを検知する。その後、コントロ
ーラ109は、読み取りヘッド108をシークさせて、
CD−EXTRA103のリードインエリアに記録され
たTOC情報を読み取り、それを読み取ると、リードイ
ン・エリアの外側に向けて読み取りヘッド108をシー
クさせて、マーキング(図4参照)からCD−ROM装
置104にセットされたCDの種類(エンハンスドCD
か否か)を識別する。OS111には、ドライバソフト
ウェア112を介して、例えばCD−ROM装置104
にCDがセットされたことを通知するとともに、TOC
情報、及びそのCDの種類を示す情報を渡す。
【0046】CDに記録されたデータは、EFM(Eigh
t to Fourteen Modulation)と呼ばれる変調方式を用い
て変調されている。読み取りヘッド108がCDから読
み取ったデータは、コントローラ109がそれの復調を
行った後、コントローラ109からドライバソフトウェ
ア112を介してOS111に渡される。
【0047】OS111は、ドライバソフトウェア11
2を介して上記の情報を受け取ると、TOC情報を基
に、CD−ROM装置104にセットされたCDに記録
されているデータを読み出して、そのCDに記録された
中身を調べ、そのCDの種類を特定する。それにより、
そのCDが音楽用CDではないと判別した場合には、C
Dに記録されているファイルのなかに、所定名のファイ
ルが記録されているか否か調べる。その結果、その所定
名のファイルが記録されていれば、そのファイルに記述
されている内容に従って処理を実行する。それにより、
上述したように、ビュワーソフトウェア110、及び第
2セッション103b内の指定されたデータ202が主
記憶装置201にロードされ、ビュワーソフトウェア1
10が起動される。
【0048】なお、主記憶装置201にデータを記憶さ
せるだけの空き容量がない場合には、OS111は入り
きらない分のデータを、ドライバソフトウェア114を
介して補助記憶装置106に格納する。
【0049】ビュワーソフトウェア110は、起動する
と、CD−EXTRA103のリードインエリアのTO
C情報を主記憶装置201上に保持させる。その後、予
め定められたデータ再生の手順(PSD)に従って、デ
ータの再生を行う。例えば、起動直後には、CD−EX
TRA103に記録されている内容(タイトル、アーテ
ィストに関する情報(写真、名前等)、製作会社に関す
る情報)についての説明等を静止画、或いは動画でCR
T102に表示させた後、予め定められた構成の画面を
表示させる。以降は、ユーザからの指示に応じて再生す
べきデータを特定し、表示させるべきデータはその画面
構成で表示させる。
【0050】図8は、その画面構成を示す図である。図
8に示すように、画面800は3つの領域から構成され
ている。即ち、画面800の上方に位置するコマンド・
エリア801、画面800の左側に位置するセレクトリ
スト・エリア802、及び残り全ての領域を占めるイン
フォメーション・エリア803である。各エリア801
〜803には、それぞれ、以下のようなものが表示され
る。
【0051】先ず、コマンド・エリア801には、CD
−EXTRA103のタイトル、再生中の曲や動画のタ
イトル、及びユーザがCD−EXTRA103の再生を
指定するための各種ボタン等(図示せず)が表示され
る。ボタンとしては、再生、ストップ、早送り、巻き戻
し、リピート等の再生操作に係わるボタンや、各種モー
ド設定用のボタンが表示される。また、ビュワーソフト
ウェア110の終了を指示するためのEXITボタンも
ここに表示される。
【0052】セレクトリスト・エリア802は、CD−
EXTRA103に記録されている曲や動画等のタイト
ルの一覧などが表示されるセレクトリストボックスであ
る。ユーザは、例えば表示されている曲のタイトルのと
ころにマウスカーソルを移動させてクリック操作するこ
とにより、その曲を指定することができる。
【0053】最後のインフォメーション・エリア803
は、現在再生が指定されている曲の歌詞や訳詞といった
文字情報や、再生された画像(静止画、或いは動画)が
表示される汎用の情報表示用領域である。インフォメー
ション・エリア803において、例えば歌詞は図9に示
すような形態で表示される。図9中に示すMはマウスカ
ーソルである。
【0054】ユーザは、入力装置105を用いてマウス
カーソルMの移動やクリック操作を行う。その入力装置
105に対して行ったユーザの操作内容は、ドライバソ
フトウェア115を介してOS111に送られる。OS
111は、その操作内容を解析し、ユーザの指示に応じ
た処理(マウスカーソルMの移動等)を実行し、また、
その解析結果を必要に応じてビュワーソフトウェア11
0に送る。それにより、ビュワーソフトウェア110
は、モード設定の変更や、再生すべきデータの切り替え
等を行い、ユーザが所望するデータを再生させる。
【0055】なお、入力装置105については、ユーザ
が主に操作するのはポインティングデバイスであり、そ
のポインティングデバイスとしてマウスが最も使用され
ていることから、以降はマウスと呼ぶことにする。
【0056】ユーザがセレクトリスト・エリア802内
に表示されている動画のタイトルをクリックし、その動
画(MPEGオーディオ/ビデオデータ)の再生を指示
した場合、ビュワーソフトウェア110は以下のように
してそれを再生させる。
【0057】先ず、ビュワーソフトウェア110は、ク
リックされたタイトルから、それが記録されているファ
イル名を特定する。そのファイル名を特定した後は、第
2セッション103b内の所定の領域に記録されている
ファイル管理情報を参照して、その再生開始位置(通常
はそのファイルの先頭位置)を特定する。その後、特定
した再生開始位置を制御コマンドとしてOS111及び
ドライバソフトウェア112を介してCD−ROM装置
104に送る。その制御コマンドを受け取ったコントロ
ーラ109は、それに従って読み取りヘッド108をシ
ークさせて、データの読み取りを開始する。
【0058】読み取りヘッド108が読み取ったデータ
は、コントローラ109が復調した後、ドライバソフト
ウェア112、OS111を介してビュワーソフトウェ
ア110に送られる。ビュワーソフトウェア110は、
コントローラ109から送られたデータを、OS11
1、ドライバソフトウェア113を介して復号部116
に送る。このとき復号部116に送られるのは、MPE
G1符号化方式を用いて符号化されたオーディオとビデ
オ(画像)のデータがインターリーブ配置されているM
PEGビット・ストリームである。
【0059】上記復号部116は、例えばアナログのオ
ーディオ信号の出力用のDA変換機能(DAコンバー
タ)、パソコン111本体からのグラフィック画面と復
号した画像とを合成するオーバレイ機能を備えたMPE
Gボードである。この復号部116は、上記MPEGビ
ット・ストリームを、オーディオとビデオの各系のスト
リームに分離し、系別にそれの復号を行う。また、符号
化されていないデータ(CD−DAデータ)に対して
は、それをD/A変換してアナログのオーディオ信号を
出力する。
【0060】復号が終了したオーディオデータは、DA
コンバータを介して音声出力装置107に出力する。音
声出力装置107は、例えばスピーカ或いはヘッドホン
であり、復号部116から入力したオーディオ信号に従
って音声を出力する。一方、復号が終了した画像データ
は、ビュワーソフトウェア110、及びOS111によ
って作成されたグラフィック画面のデータと合成する。
その合成後のデータがCRT102に表示される。
【0061】なお、周知のように、MPEGオーディオ
データとMPEGビデオデータとでは、その復号から再
生までに要する時間に差がある。復号部116は、図示
しないバッファを用いてその差を吸収し、音声と画像と
を同期させる。
【0062】ユーザがセレクトリスト・エリア802内
に表示されている曲のタイトルをクリックし、その曲の
再生を指示した場合には、ビュワーソフトウェア110
は以下のようにしてそれを再生させる。
【0063】先ず、ビュワーソフトウェア110は、ク
リックされたタイトルから、そのタイトルの曲が記録さ
れているトラック(CD−DAトラック)の番号、及び
その曲と連動させて再生させるデータをロードデータ2
02中から取得する。その取得すべきデータの特定は、
例えば各曲毎にそれと連動させるデータを定義したファ
イルを参照することで行う。ここでは、理解を容易にす
るために、曲の再生に連動させるデータをその曲の歌詞
として、以降の説明を行うことにする。
【0064】ビュワーソフトウェア110は、ロードデ
ータ202中から歌詞データを取得すると、例えば図9
に示すように、その歌詞をフレーズ単位に分けてインフ
ォメーション・エリア803に表示させる。また、TO
C情報を参照して、曲のタイトルから特定したトラック
の先頭位置をCD−ROM装置104のコントローラ1
09に送り、そのトラックに記録されているデータの読
み取りを開始させる。それにより、コントローラ109
からドライバソフトウェア112、及びOS111を介
してCD−DAデータがビュワーソフトウェア110に
送られる。
【0065】ビュワーソフトウェア110は、そのCD
−DAデータを、OS111、及びドライバソフトウェ
ア113を介して復号部116に送ることにより、曲を
再生させる。その一方では、例えばCD−DAデータ中
に含まれているサブコーディングのQチャンネルのデー
タから現在の再生位置を求めて再生の進行を監視し、曲
の進行に合わせて、例えば現在再生中のフレーズを強調
表示していくことにより、ユーザに現在の再生位置を通
知する。
【0066】図5に示すように、時間情報はフレーズ単
位でその再生位置を備えたデータである。このことか
ら、CD−DAデータから現在の再生位置を取得した後
は、フレーズ単位で同期をとりながら、CD−DAデー
タ(音楽)の再生に合わせてCRT102にそれに関連
するデータを表示させる。
【0067】本実施の形態では、フレーズ単位で再生位
置を時間情報として用意したことに合わせて、ユーザが
フレーズ単位で再生位置を指定できるようにしている。
図6に示すように、同一の曲のオリジナル版とカラオケ
版が第1セッション103bに記録させている場合に
は、オリジナル版、カラオケ版の何れを再生させるかを
指定できるようにしている。図9を参照して、それらの
指定方法について説明する。
【0068】図9において、901は、1フレーズ分の
歌詞が表示される歌詞エリアであり、〜は各歌詞エ
リア901に表示されているフレーズの再生順序、例え
ば曲の先頭からの番号を示している。現在演奏(再生)
中の歌詞エリア901は、網かけして示している。各歌
詞エリア901の先頭部分に表示されている8分音符K
は、ユーザがカラオケ版の演奏を指定するためのカラオ
ケボタンである。
【0069】図10は、歌詞エリア901の表示例を示
す図である。この表示例は、図10に示すように、歌詞
の他に、その読みや訳を表示したものである。詳細な説
明は省略するが、その歌詞エリア901に表示させる文
字は、それらのなかから選択できるようになっている。
【0070】ユーザが曲の指定を行った場合、即ちセレ
クトリスト・エリア802に表示されている曲のタイト
ルのなかの一つに対してクリック操作を行った場合、そ
の曲の歌詞が図9に示すようにインフォメーション・エ
リア803内に表示され、で示す歌詞エリア901
(曲の1フレーズ目)から再生が開始する(図9
(a))。このとき再生される曲は、オリジナル版であ
る。
【0071】再生位置は、再生を所望するフレーズが表
示された歌詞エリア901をクリック、即ちマウス10
5を操作してマウスカーソルMをその歌詞エリア901
上に移動させた後、マウス105の左ボタンを1度操作
することで指定される。再生内容は、上記クリック操作
時にマウスカーソルMをカラオケボタンK上に表示させ
ていたか否かにより指定される。同一の曲のオリジナル
版とカラオケ版が第1セッション103aに記録させて
いた場合、図7に示すように、それらの間で時間情報を
リンクさせている。ビュワーソフトウェア110は、ク
リック操作時にマウスカーソルMが表示されていた位置
から、ユーザが指定したフレーズ、オリジナル版、カラ
オケ版の何れのトラックを再生させるかを特定して、C
D−ROM装置104内のコントローラ109に、デー
タの読み取りを開始する位置を指示する。
【0072】このようにして、ユーザからの指示に従っ
たフレーズ単位での再生位置、再生内容の変更が行われ
る。例えば図9(b)に示す例では、の歌詞エリア9
01からマウスカーソルMが表示されているの歌詞エ
リア901にフレーズの再生位置が切り替わり、オリジ
ナル版でそのフレーズの再生が開始することになる。そ
のフレーズの再生を開始した後は、ユーザが何らかの指
示を行わない限り、予め定められた再生手順に従ってデ
ータ再生を続行する。本実施の形態では、そのフレーズ
以降に続くフレーズを継続して再生するようにしてい
る。
【0073】このように、歌詞エリア901に表示され
ているフレーズの歌詞で曲内の再生位置を指定するよう
にしているため、ユーザは再生位置の指定が容易であ
り、再生位置の変更操作に伴うユーザの負担が軽減され
る。
【0074】図11は、ユーザの操作に応じたCD−E
XTRA103の再生の流れを説明する図である。第1
セッション103aに記録されたデータの再生に着目し
て、ユーザがCD−EXTRA103をCD−ROM装
置104にセットしてから、そのセットによって起動す
るビュワーソフトウェア110を終了させるまでの間
に、ユーザの操作に応じて切り換えられて再生されるデ
ータの流れを抽出して(カラオケに限定して)表したも
のである。この図11を参照して、上述したビュワーソ
フトウェア110の動作を説明する。
【0075】ユーザがCD−EXTRA103をCD−
ROM装置104にセットすると(S1)、その旨がC
D−ROM装置104のコントローラ109からドライ
バソフトウェア112を介してOS111に通知され
る。
【0076】その通知を受け取ったOS111は、CD
−ROM装置104にセットされたCDの種類の判別を
行った後、それに所定名のファイルが記録されているか
を調べる。ユーザがCD−EXTRA103をCD−R
OM装置104にセットした場合、CD−EXTRA1
03には所定名のファイルが記録されていることから、
OS111はそのファイルの記述に従った処理を開始す
る(以上、S2)。ファイルの記述に従った処理を実行
することで、CD−EXTRA103からビュワーソフ
トウェア110及び第2セッション103b内で指定さ
れたデータ202が主記憶装置201にコピーされる
(S3)。ビュワーソフトウェア110はその後に起動
される(S4)。
【0077】なお、ビュワーソフトウェア110は、起
動直後の段階に、その立ち上げを行って良いか否かの問
い合わせをユーザに対して行い、ユーザが立ち上げを許
可した場合に立ち上げを行う。ユーザがそれを許可しな
かった場合には、図11に示す一連の流れはステップS
4で終了することになる。
【0078】ユーザが立ち上げを許可した場合、ビュワ
ーソフトウェア110は、主記憶装置201上にコピー
されたロードデータ202、CD−EXTRA103の
第1セッション103aに記録されたデータの再生を開
始する。初期の段階では、例えばCD−EXTRA10
3に関する情報、それに記憶されている内容に関する情
報の表示、更には短い動画再生を行った後、図8に示す
ような画面800をCRT102に表示させ、そのイン
フォメーション・エリア803に、第1セッション10
3aに記録されている1番目の曲の歌詞を表示させる
(S5)。その後、その曲のCD−DAデータの再生を
開始し(S6)、ユーザの操作を受け付ける状態に移行
する(S7)。
【0079】ステップS7に続くステップS8〜S29
は、ユーザが所望するデータ再生の内容に応じて行うべ
き操作、その操作を行うことによるデータ再生の切り替
えを表したものである。
【0080】ユーザは、再生させる曲の変更を行いたい
場合、セレクトリスト・エリア802に表示されている
曲のタイトルのなかで好みの曲のタイトルをクリックす
る(S7→S8→S9)。その曲のタイトルをクリック
すると、ビュワーソフトウェア110は、その曲のCD
−DAデータが記録されているトラックの番号、その曲
の再生に同期させて表示させるデータを主記憶装置20
1上のロードデータ202中から取得して、その曲の再
生を開始するとともに、ロードデータ202中から取得
したデータをCRT102に表示させる(S10、S1
1)。その後は、曲の再生、及びそれの関連データの再
生を同期させて行いながら、ユーザの操作を待つ(S1
1→S7)。
【0081】なお、曲の再生は、CD−ROM装置10
4のコントローラ109に、CD−EXTRA103の
再生開始位置を送った後、OS111及びドライバソフ
トウェア112を介してコントローラ109から受け取
るCD−DAデータを、OS111及びドライバソフト
ウェア113を介して復号部116に送ることで行われ
る。曲に関連するデータの再生は、例えば上記CD−D
Aデータに含まれるサブコーディングのQチャンネルの
データから現在の再生位置を求め、その再生位置を時間
情報と照らし合わせていくことで、曲の再生に同期され
る。
【0082】ユーザは、曲内における再生位置の変更、
即ち再生中の曲の早送り、或いは巻き戻しを行いたい場
合、インフォメーション・エリア803のなかで所望の
フレーズが表示された歌詞エリア901をクリックする
(S7→S12→S13)。その歌詞エリア901をク
リックすると、ビュワーソフトウェア110は、時間情
報を参照して、その歌詞エリア901に表示させたフレ
ーズの再生開始位置、そのフレーズで再生すべき関連デ
ータを主記憶装置201上のロードデータ202中から
取得して、そのフレーズの再生を開始するとともに、ロ
ードデータ202中から取得したデータをCRT102
に表示させる(S14、S15)。例えばその歌詞エリ
ア901内に、そのフレーズの再生が行われていること
を表す文字(強調表示)、更には背景といった画像(背
景色の変更も含む)を表示させる。その後は、曲の再
生、及びそれの関連データの再生を同期させて行いなが
ら、ユーザの操作を待つ状態に移行する(S15→S
7)。
【0083】ユーザは、オリジナル版の曲を再生させた
い場合(カラオケ版からオリジナル版への切り替えを含
む)、所望のフレーズが表示された歌詞エリア901
を、カラオケボタンKを避けてクリックする(S7→S
16→S17)。そのように歌詞エリア901をクリッ
クすると、ビュワーソフトウェア110は、時間情報を
参照して、その歌詞エリア901に表示させたフレーズ
の再生開始位置、そのフレーズで再生すべき関連データ
を主記憶装置201上のロードデータ202中から取得
して、そのフレーズの再生を開始するとともに、ロード
データ202中から取得したデータをCRT102に表
示させる(S18、S19)。その後は、曲の再生、及
びそれの関連データの再生を同期させて行いながら、ユ
ーザの操作を待つ状態に移行する(S19→S7)。
【0084】ユーザは、オリジナル版からカラオケ版に
曲の再生を切り替えたい場合、所望のフレーズが表示さ
れた歌詞エリア901内のカラオケボタンKをクリック
する(S7→S29→S21)。その歌詞エリア901
内のカラオケボタンKをクリックすると、ビュワーソフ
トウェア110は、時間情報からその歌詞エリア901
に表示させたフレーズのカラオケ版での再生開始位置
(図7参照)、そのフレーズで再生すべき関連データを
主記憶装置201上のロードデータ202中から取得し
て、そのフレーズのカラオケ版の再生を開始するととも
に、ロードデータ202中から取得したデータをCRT
102に表示させる(S22、S23)。その後は、曲
の再生、及びそれの関連データの再生を同期させて行い
ながら、ユーザの操作を待つ(S23→S7)。
【0085】ユーザは、指定した曲を繰り返し再生させ
たい場合、コマンド・エリア801内に表示されている
リピートボタンをクリックする(S7→S24→S2
5)。そのリピートボタンをクリックすると、ビュワー
ソフトウェア110は、曲の再生が終了した後、その曲
の頭から再びその再生を開始させ、その再生に合わせて
関連データをCRT102に表示させる(S26、S2
7)。その後は、曲の再生、及びそれの関連データの再
生を同期させて行いながら、ユーザの操作を待つ(S2
7→S7)。
【0086】なお、リピートボタンは、それをクリック
してリピート再生を設定した後、再度それをクリックす
ることでリピート再生の設定を解除できるようになって
いる。しかし、その設定の解除は、データの再生中の動
作には直接的に影響しないことから、図11ではその設
定の解除に関する部分を省略している。
【0087】ユーザは、ビュワーソフトウェア110を
終了させたい場合、コマンド・エリア801内に表示さ
れているEXITボタンをクリックする(S7→S28
→S29)。そのEXITボタンをクリックすると、O
S111は、ビュワーソフトウェア110へのCPUの
割り当てを解除して、ビュワーソフトウェア110を終
了させる。
【0088】なお、主記憶装置201にロードされたビ
ュワーソフトウェア110、主記憶装置201、更には
補助記憶装置106に格納されているロードデータ20
2は、その後、OS111によって消去される。これ
は、ビュワーソフトウェア110が比較的に小さく(C
D−EXTRA103からの読み出しに時間がかから
ず、それの記録に要する容量も小さい)、ロードデータ
202においては、それとオーディオデータ(CD−D
Aデータ)の再生を連動させるためにはCD−EXTR
A103がCD−ROM装置104にセットされていな
ければならず、随時CD−EXTRA103から読み出
せるためである。このようにすることで、補助記憶装置
106の不必要な利用効率の低下を回避することができ
る。しかし、現在では、補助記憶装置106の大容量化
が進んでいることから、CD−EXTRA103から読
み出したビュワーソフトウェア110、ロードデータ2
02を必要に応じて補助記憶装置106に保持できるよ
うにしても良い。
【0089】図12は、図11のステップS2の詳細を
示す図である。これは、上記したように、ユーザがCD
−ROM装置104に何らかのCDをセットすることで
OS111が実行する処理である。
【0090】ユーザがCD−ROM装置104にCDを
セットすると、CD−ROM装置104内のコントロー
ラ109がそれを検知し、そのCDの種類の判別を行
う。コントローラ109からOS111には、例えばC
D−ROM装置104にCDがセットされたこと、TO
C情報、そのCDの種別(エンハンスドCDか否か)が
通知される。図12は、それらの通知を受け取った後の
処理動作の流れを示したものである。この図12を参照
して、その処理について詳細に説明する。
【0091】なお、エンハンスドCDか否かの識別は、
コントローラ109が、読み取りヘッド108をCDの
全域に渡ってシークさせ、CDに領域の区切りを示すマ
ーキングが形成されているか否かによって行う。
【0092】先ず、ステップS31では、コントローラ
109から送られた情報を基に、CD−ROM装置10
4にセットされたCDがエンハンスドCDか否か、即ち
第2セッション103bがあるか否か判定する。
【0093】第2セッション103bがあると判定した
場合、ステップS32の処理に移行して、その第2セッ
ション103bに記録されている中身(データの形式)
を調べる。エンハンスドCDは、周知のように、区分け
された領域に記録されているデータのフォーマットが種
類によって異なる。このため、その中身を調べること
で、エンハンスドCDの種類を特定することができる。
なお、データがCD−ROMデータかCD−DAデータ
かは、サブコーディングのQチャンネルのデータ、或い
はセクタのヘッダの内容から判断することができる。
【0094】ステップ32に続くステップ33では、C
Dに所定名のファイルが記録されているか否か判定す
る。その所定名は、例えばAutorun.infであ
り、その名前のファイルが記録されていた場合、それに
記述された内容に従った処理の実行に移行する(S3
3:YES)。即ち図11において、ステップS2から
S3に移行する。そうでない場合には、そこでCDに関
わる処理を終了する(S33:NO)。
【0095】一方、ステップS31で第2セッション1
03aがない、即ちNOと判定した場合、ステップS3
4に移行する。そのステップS34では、トラック番号
が1のトラックからそこに記録されているデータを読み
出させ、その形式を調べる。そのデータの読み出しは、
OS111がCD−ROM装置104内のコントローラ
109に、TOC情報から得たそのトラックの先頭位置
のデータを制御コマンドとして送ることで実現される。
【0096】ステップS34に続くステップS35で
は、コントローラ109から送られたデータがCD−D
Aデータか否か判定する。そのトラックにCD−DAデ
ータが記録されていた場合、その判定はYESとなっ
て、音楽用CDとしての再生(演奏)を開始する処理に
移行する。そうでない場合には(例えばCDがCD−R
OMであった場合には)、上記ステップ32に移行し
て、所定名のファイルが記録されているか否か調べ、そ
の結果に応じてそれ以降の処理を実行する。図13は、
ユーザがカラオケボタンKを含む歌詞エリア901をク
リックした場合にビュワーソフトウェア110が実行す
る再生位置変更処理を示すフローチャートである。図1
1に示す流れ図においては、ステップS14→S15、
ステップS18→S19、及びステップS22→S23
の動作が再生位置変更処理の実行により実現される。
【0097】ビュワーソフトウェア110は、曲の再生
をスタートさせた後、必要な処理を行いながら、ユーザ
がCRT102の画面800をクリック操作するイベン
トを待つ状態にある。その状態においてユーザにより該
クリック操作が行われると、ドライバソフトウェア11
5、及びOS111を介して、そのマウス105のクリ
ック操作位置の情報(マウスカーソルMの表示位置情
報)を取得する(S41)。その表示位置情報を取得す
ると、次にその表示位置情報から、クリック操作時に、
マウスカーソルMは歌詞エリア901内に表示されてい
るか否か判定する(S42)。
【0098】ステップS42において、クリック操作時
のマウスカーソルMの表示位置が歌詞エリア901内で
はないと判定すると(S42:NO)、ステップS41
の処理に戻り、新たにクリック操作が行われるのを待
つ。逆に、その表示位置が歌詞エリア901内であると
判定すると(S42:YES)、次にその表示位置は演
奏中(再生中)の歌詞エリア901内であるか判定する
(S43)。該表示位置が演奏中の歌詞エリア901内
であると判定すると(S43:YES)、ステップS4
1の処理に戻る。
【0099】一方、ステップS43において、クリック
操作時のマウスカーソルMの表示位置が演奏中の歌詞エ
リア901内ではないと判定すると(S43、NO)、
次に現在演奏中のフレーズに対応する歌詞エリア901
を通常表示にする(S44)。続いて、クリック操作に
よってユーザが指定した歌詞エリア901を強調表示に
する(S45)。
【0100】これにより、CRT102の画面800
(インフォメーション・エリア803)は、図9(a)
から図9(b)に示すように変化する。すなわち、ユー
ザがクリック操作したの歌詞エリア901が強調表示
されると共に、の歌詞エリア901が通常表示に変わ
る。
【0101】ユーザが指定した歌詞エリア901を強調
表示にすると、次に、現在、設定されているモード、即
ち指定された再生はカラオケ版かオリジナル版かを判別
する(S46)。該判別したモードに応じて、曲の再生
に必要なデータをロードデータ202中から取得する。
指定された歌詞エリア901のフレーズの再生開始時間
はここで取得される。
【0102】続いて、上記取得したデータを基に、OS
111及びドライバソフトウェア112を介して、コン
トローラ109にデータの読み出し位置を指示し、ま
た、CRT102の画面800上に、ステップS47で
取得したデータを表示させる。その後、ユーザのクリッ
ク操作を待つ待機状態に移行する。
【0103】このようにして、ビュワーソフトウェア1
10は、CDーEXTRA103の音楽用CDとしての
再生、即ち第1セッション103aに記録されたCDー
DAデータの再生に、その第2セッション103bに記
録されたデータの再生を同期(連携)させる。これは、
曲を先頭から再生する場合も同様である。
【0104】なお、本実施の形態では、歌詞をフレーズ
単位で表示させ、フレーズを指定することで再生位置を
変更するようにしているが、例えば曲の先頭からの再生
経過時間の指定で再生位置を変更するようにしても良
い。また、例えば予め変更可能な再生位置に各々数字を
割当て、指定された数字に従って再生位置を変更するよ
うにしても良い。また、1つの曲内だけに限らず、複数
の曲に対しても同様に、各曲内の任意な再生位置をそれ
ぞれ指定できるようにしても良い。
【0105】また、カラオケ版かオリジナル版かのフレ
ーズの再生内容の指定については、例えば、図9に示す
ようにCRT102に歌詞エリア901を複数表示させ
た状態で、各歌詞エリア(フレーズ)901毎に再生す
る内容をユーザが指定できるようにしても良い。
【0106】上述の何れの場合であっても、CD−EX
TRA103の異なる領域に記録された関連するデータ
を連動させて再生することにより、それに記録されてい
るデータをより有効に利用することができ、それによっ
てユーザにより幅広いデータの再生形態を提供すること
ができる。このため、ユーザにとってより快適な、娯楽
性の高い商品としてCD−EXTRA103を提供でき
るようになる。
【0107】次に、CDーEXTRA103の他の再生
例、及びそれを実現するためのビュワーソフトウェア1
10の動作について説明する。上記の再生例は、音楽
(CD−DAデータ)の再生に合わせて、その歌詞等の
文字データを再生することを基本としている。これに対
し、この他の再生例は、文字データの再生に加えて静止
画も再生するようにしたものである。図14〜図17を
参照して説明する。
【0108】図14、図15は、CD−EXTRAの他
の再生例を示す図である。これらは、第1セッション1
03aに記録されたCD−DAデータの再生に連動(同
期)させて、ロードデータ202中のその曲に対応した
画像、及び文字を表示させた場合の例である。
【0109】図14に示す再生例では、第1セッション
103aのCD−DAデータを再生することで曲を再生
し、それと同期(連動)させて、その曲に関連する静止
画と文字をロードデータ202中から取得して表示させ
ている。静止画は、その曲のストーリーに合わせたもの
である。このため、ユーザは、静止画により曲の雰囲気
を味わいながらカラオケを楽しむことができる。
【0110】図15に示す再生例は、音声の再生に、静
止画と文字とを連動(同期)させて再生することは図1
4に示す再生例と同じであるが、表示させる文字を、発
音される音声の言語とは異なる言語とした例である。具
体的には、再生される音声が英語であるのに対し、日本
語(和訳)を表示させた例である。
【0111】このような再生を行った場合、ユーザに対
して視聴覚に訴えた学習を行うことができ、高い学習効
果を得ることができる。図15に示すように、再生され
る音声の内容(物語)に沿ってそれを表現する場面(静
止画)を順次表示させた場合、英語と日本語の対応関係
にその視覚的な情報が加味されるため、英語をより覚え
易くすることができ、外国語の高い学習効率を得ること
ができる。これにより、効果的な外国語学習が行える教
材としてCD−EXTRA103を提供することができ
る。
【0112】なお、表示させる文字は、発音される言語
の翻訳の他に、他の言語での読み、その言語としても良
く、ユーザが表示させる文字の種類を選択できるように
しても良い。
【0113】次に、上記のような音声(第1セッション
103aのデータ)の再生に、ロードデータ202の関
連するデータの再生を同期(連動)させるビュワーソフ
トウェア110の動作について、図16を参照して説明
する。図16は、関連データ再生処理のフローチャート
である。なお、ここでは、混乱を避けるため、第1セッ
ション103aのCD−DAデータは、曲のデータとし
て説明する。
【0114】この関連データ再生処理では、先ず、現在
再生中(再生の開始が指示された)曲番号を取得する
(S51)。次に、主記憶装置201のロードデータ2
02のなかから、取得した曲番号に関連する文字データ
(歌詞、訳、発音(読み))、及び画像(静止画)デー
タを取得する(S52)。
【0115】上記関連するデータを取得すると、次にこ
れらのデータを、現在再生中の曲の部分に合わせて、1
画面分だけ表示する(S53)。このステップS53の
実行により、静止画や歌詞の表示の切り替えが行われ
る。続いてCD−EXTRA103の現在の再生場所、
例えばその曲番号の曲の再生を開始させてから経過した
時間(再生経過時間)を再生情報として取得する(S5
4)。この再生経過時間は、CD−ROM装置104の
コントローラ109がビュワーソフトウェア110に送
る再生中の曲の再生位置、すなわち演奏位置である。こ
の演奏位置は、曲の先頭から何分、何秒、何フレームが
再生中であるかというデータである。このような再生情
報(再生場所)を取得すると、その再生情報に対応する
文字を強調表示させるといった表示場所の状態を変化さ
せることを行う(S55)。
【0116】このようにして、曲の再生に文字の強調表
示をリアルタイムに変化させると、次に1曲の演奏が終
了したか否かを判定する(S56)。この判定は、例え
ばTOC情報から得た曲の演奏時間と、前述したステッ
プS54で取得した演奏経過時間とを比較することによ
り行う。
【0117】ステップS56において、その曲の演奏が
終了したと判定すると(S56:YES)、処理を終了
する。一方、曲の再生が、まだ終了していないと判定す
ると(S56:NO)、ステップS57の処理に移行す
る。
【0118】本実施の形態では、1フレーズの再生が終
了する度に、1画面800(インフォメーション・エリ
ア803)に表示させる画像(静止画、及び歌詞)を全
て変更(再表示)させるようにしている。このため、ス
テップS57では、1フレーズの再生が終了したか否か
により、画像再表示の必要の有無を判定する。この判定
は、例えば時間情報中のそのフレーズの再生終了時間と
ステップS54で取得した再生場所を表す再生経過時間
とを比較することで行われる。
【0119】ステップS57において、1フレーズの演
奏が終了していないと判定すると(S57:NO)、画
像再表示の必要がないとして、ステップS54の処理に
戻る。反対に、1フレーズの演奏が終了したと判定する
と(S57:YES)、画像再表示の必要があるとし
て、ステップS53の処理に戻る。そのステップS53
の処理の実行により、新たに別の静止画、及び文字がイ
ンフォメーション・エリア803に表示されることにな
る。
【0120】このようにして、ビュワーソフトウェア1
10は、CD−EXTRA103の第1セッション10
3bに記録されているデータの再生に、ロードデータ2
02中のデータ、即ち第2セッション103bに記録さ
れている表現メディアが異なる複数のデータ(静止画と
文字)の再生を同期(連動)させている。これにより、
図14、及び図15に示すようなデータの再生を実現す
ることができる。
【0121】上記の他の再生例は、第1セッション10
3aに記録されたCD−DAデータの再生に、静止画や
文字といった表示用のデータの再生を同期(連動)させ
たものである。しかし、CD−EXTRA103の第2
セッション103bには、音声出力用のデータ(MPE
GデータやMIDIデータ)を記録することもできる。
図17に示す再生例は、CD−DAデータの再生に、ロ
ードデータ202中の音声出力用データの再生を同期
(連動)させた場合の例である。
【0122】図17に示すように、この再生例では、現
在再生中のフレーズの次に再生されるフレーズを、ロー
ドデータ202中のデータ、即ち再2セッション103
bに記録されているデータを再生することで音声出力さ
せている。これは、例えば目の不自由な人に、次に歌う
べきフレーズを事前に知らせて歌うことを支援するため
である。これにより、より多くの人に、CD−EXTR
A103をより有用な形で提供することができるように
なる。なお、次に歌うべきフレーズは、CD−DAデー
タの再生による音声出力で聞こえないことがないよう
に、例えばフレーズはイヤホン、CD−DAデータの再
生による音声出力はスピーカといったように、それらを
別のチャンネルで出力させるようにすることが望まし
い。
【0123】上記したように、CD−DAデータとそれ
に関連するデータとは、フレーズ単位でその対応関係を
定義している。このため、図17に示すような再生は、
その対応関係を1フレーズ分前にずらして、ロードデー
タ202中の関連データを再生することで実現すること
ができる。換言すれば、図16に示すフローチャートと
基本的には全く同一の処理を実行することで実現するこ
とができる。このため、図17に示す再生例を実現する
ためにビュワーソフトウェア110が実行する処理につ
いては省略する。
【0124】なお、図17に示す再生例ではフレーズの
文字を表示させていないが、文字も音声とともに表示さ
せても良い。また、このような再生は、音楽用としてだ
けではなく、外国語学習等の目的で行っても良い。
【0125】従来は、画像と音声とを同時に再生させた
い場合、それのデータをMPEG符号化方式等で圧縮さ
せて記録させていた。しかし、このように、CD−EX
TRA103の第2セッション103bに記録されたデ
ータをパソコン101上にロードすることで、そのロー
ドしたデータ202と第1セッション103aに記録さ
れたデータとを様々に組み合わせた再生を行うことがで
きる。このため、画像と音声の各データを別々の記録領
域に記録させていても、画像と音声とを同時に再生する
ことができる。これは、記憶媒体に記憶させるデータの
再生させる内容に応じた制約を小さくできることを意味
する。これにより、記憶媒体に記憶させるデータを目的
に応じて選択することもできる。本実施の形態では、画
像の表示に合わせて、第1セッション103aに記録さ
れたCD−DAデータ(圧縮されていないデータであ
る)を再生させることで、常に高品質のサウンドが得ら
れるようにしている。
【0126】ところで、本実施の形態では、CD−DA
データの再生と合わせて再生するデータを、そのCD−
DAデータの関連データ中からユーザが任意に選択する
ようにしている。しかし、例えばアーティスト情報や曲
情報を中心に表示するモード(アーティスト/曲情報モ
ード)、歌詞や訳、読みを中心に表示するモード(歌詞
表示モード)、ディスコグラフィを中心に表示するモー
ド(ディスコグラフィモード)を用意するとともに、イ
ンフォメーション・エリア803に表示させるデータの
基本的な構成(配置)を、各モード別に予め決定してお
いても良い。図18は、各モード毎の画面800例を示
している。画面800aはアーティスト/曲情報モード
時、画面800bは歌詞表示モード時、画面800cは
ディスコグラフィモード時のものである。
【0127】次に、他の実施の形態について説明する。
上記の実施の形態は、第2セッション103bに記録さ
れているデータを、第1セッション103aに記録され
ているCD−DAデータと合わせて再生するものであ
る。これに対し、他の実施の形態は、第2セッション1
03bに記録されているデータに、CD−DAデータの
再生に同期(連動)させるデータをユーザが追加できる
ようにしたものである。
【0128】図19は、他の実施例による音響再生・表
示システムの概略構成のブロック図である。この図19
において、上記実施の形態と同じ、或いは大きな相違が
ないものについては同一の符号を付与している。CRT
102は省略している。図19を参照して、他の実施の
形態について説明する。
【0129】この他の実施の形態では、ユーザが音楽に
合わせてマイク1901から入力した音声を変換器19
02のA/Dコンバータ1902aでデジタルのオーデ
ィオデータに変換し、ビュワーソフトウェア110が、
そのオーディオデータを、デバイスドライバソフトウェ
ア群中の対応するドライバソフトウェア、OS111を
介して受け取り、それを、OS111及びデバイスドラ
イバソフトウェア群の補助記憶装置106用ドライバソ
フトウェアを介して補助記憶装置106に格納できるよ
うにしている。
【0130】ビュワーソフトウェア110は、オーディ
オデータを、CD−EXTRA103の再生位置に合わ
せて、フレーズ毎に対応させて補助記憶装置106に格
納する。これにより、取り込んだユーザの音声を、CD
−DAデータ、更には第2セッション103bに記録さ
れているロードデータ202とともに同期して再生でき
るようにしている。
【0131】補助記憶装置106に記憶されたユーザの
オーディオデータを再生する場合、ビュワーソフトウェ
ア110は、補助記憶装置106用ドライバソフトウェ
ア、OS111を介してそれを受け取った後、OS11
1及びデバイスドライバソフトウェア群1903の対応
するドライバソフトウェアを介して変換器1902のD
/Aコンバータ1902bに出力する。D/Aコンバー
タ1902bに入力したオーディオデータは、アナログ
のオーディオ信号に変換されてミキサー1905に出力
された後、音声出力装置107によって音声出力され
る。
【0132】そのミキサー1905は、D/Aコンバー
タ1902bから入力するオーディオ信号に加えて、M
IDI再生装置1904が、ビュワーソフトウェア11
0からOS111及びデバイスドライバソフトウェア群
の対応するドライバソフトウェアを介して受け取ったM
IDIデータを基に生成したオーディオ信号、CD−R
OM装置104が読み出したCD−DAデータをD/A
変換した後のオーディオ信号を入力する。ミキサー19
05は、予め設定された内容に従い、それらを合成して
音声出力装置107に出力する。
【0133】このように、CD−EXTRA103と合
わせて再生させるデータをユーザが用意できるようにし
た場合、上記の実施の形態と比較して、CD−EXTR
A103を用いた楽しみ方の幅を更に拡げることができ
る。更にはユーザは独自の創造性を発揮することができ
るようになるので、より深い満足感を与えられるように
なる。
【0134】なお、ユーザが用意できるデータとして、
上記オーディオデータの他に、例えば写真や文字(アー
ティストに関する最新の情報を含む)、MIDIデータ
等を加えても良い。その用意したデータは、ビュワーソ
フトウェア110の終了とともに消去されるようにして
も良いが、それを補助記憶装置106に保持させるよう
にしても良い。
【0135】また、本実施の形態(他の実施の形態も含
む)では、可搬型記憶媒体であるCD−EXTRA10
3にビュワーソフトウェア(プログラム)110を記憶
させることでそれを市場に流通させているが、ビュワー
ソフトウェア(プログラム)110を流通させる方法は
これに限定されるものではない。ビュワーソフトウェア
(プログラム)110は、図20に示すように、RO
M、或いは補助記憶装置106等のパソコン101が備
えている記憶装置2001に予め記憶させても良い。外
部装置(サーバ等)2003が備えた記憶装置2004
にビュワーソフトウェア(プログラム)110を記憶さ
せておき、回線(赤外線等を用いた通信手段を含む)2
002を介してパソコン110に送るようにしても良
い。当然のことながら、CD−EXTRA103以外の
可搬型記憶媒体、具体的にはフロッピーディスクやDV
D、光ディスク、或いは光磁気ディスク等にビュワーソ
フトウェア(プログラム)110を記憶させても良い。
【0136】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明は、記憶
媒体に記憶されているデータを他の記憶媒体に記憶さ
せ、記憶媒体に記憶されている他のデータを、他の記憶
媒体に記憶させたデータと同期させて再生する。このた
め、記憶媒体の利用形態を多様化することができ、ユー
ザの楽しみ方の幅を広げることができる。この結果、記
憶媒体をユーザにとってより快適、且つ娯楽性の高いも
のとして提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本実施の形態のシステム構成のブロック図であ
る。
【図3】本実施の形態におけるデータ再生の基本的な動
作を示す概念図である。
【図4】CD−EXTRAのデータ構成を説明する図で
ある。
【図5】パソコンにロードされるデータの構成を説明す
る図である。
【図6】CD−EXTRAの第1セッションに格納され
た内容例を示す図である。
【図7】1フレーズに対応するデータの抽出例を示す図
である。
【図8】本実施の形態で表示される画面の構成を示す図
である。
【図9】歌詞の表示形態、及び演奏の再生内容の指定方
法を説明するための図である。
【図10】歌詞エリアの表示例を示す図である。
【図11】使用者の操作に応じたCD−EXTRAの再
生の流れを説明する図である。
【図12】OSによるCDのオートプレイ処理を示すフ
ローチャートである。
【図13】再生位置変更処理のフローチャートである。
【図14】CD−EXTRAの他の再生例を示す図であ
る(その1)。
【図15】CD−EXTRAの他の再生例を示す図であ
る(その2)。
【図16】関連データ再生処理のフローチャートであ
る。
【図17】CD−EXTRAの他の再生例を示す図であ
る(その3)。
【図18】CD−EXTRAの再生方法の変形例を説明
するための図である。
【図19】他の実施の形態の概略システム構成のブロッ
ク図である。
【図20】本実施の形態によるビュワーソフトウェアを
流通させる方法を説明するための図である。
【符号の説明】
1 記憶媒体 1a 第1の記憶領域 1b 第2の記憶領域 2 第1の読出手段 3 他の記憶媒体 4 第1の再生装置 5 第2の読出手段 6 第2の再生手段 7 制御手段 101 パソコン 102 CRT 103 CD−EXTRA 104 CD−ROM装置 107 音声出力装置 110 ビュワーソフトウェア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 向井 春郎 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 岡田 秀美 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記憶されたデータによって区別される第
    1、及び第2の記憶領域を有し、前記第1、及び第2の
    記憶領域の一方に、該第1、及び第2の記憶領域にそれ
    ぞれ記憶されたデータを同期させて再生するための再生
    管理情報を、 記憶させたコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  2. 【請求項2】 前記第1、及び第2の記憶領域の一方
    に、 前記再生管理情報に基づいて、前記第1、及び第2の記
    憶領域の一方に記憶されているデータを、他の記憶媒体
    に記憶された他方の記憶領域に記憶されていたデータと
    同期させて再生させる機能を実現させるためのプログラ
    ムを、 更に記憶させた請求項1記載のコンピュータ読み取り可
    能な記憶媒体。
  3. 【請求項3】 記憶されたデータによって区別される第
    1、及び第2の記憶領域を有する記憶媒体から、前記第
    1、及び第2の記憶領域の一方に記憶されているデータ
    を他の記憶媒体に記憶させる機能と、 前記第1、及び第2の記憶領域にそれぞれ記憶されたデ
    ータを同期させて再生するために予め用意された再生管
    理情報に基づいて、前記第1、及び第2の記憶領域の他
    方に記憶されているデータを、前記他の記憶媒体に記憶
    させたデータと同期させて再生させる機能と、 を実現させるためのプログラムを記憶させたコンピュー
    タ読み取り可能な記憶媒体。
  4. 【請求項4】 記憶されたデータによって区別される第
    1、及び第2の記憶領域を有する記憶媒体から、前記第
    1、及び第2の記憶領域の一方の記憶領域に記憶されて
    いるデータを読み出して他の記憶媒体に記憶させる第1
    の読出手段と、 前記第1の読出手段が読み出した前記第1、及び第2の
    記憶領域の他方の記憶領域に記憶されているデータを再
    生する第1の再生手段と、 前記他の記憶媒体に記憶されたデータを読み出す第2の
    読出手段と、 前記第2の読出手段が読み出したデータを再生する第2
    の再生手段と、 前記第1、及び第2の記憶領域にそれぞれ記憶されたデ
    ータを同期させて再生するために予め用意された再生管
    理情報に基づいて、前記第1の再生手段によるデータの
    再生と前記第2の再生手段によるデータの再生とを同期
    させる制御手段と、 を具備したことを特徴とする記憶媒体の再生装置。
  5. 【請求項5】 前記再生管理情報は、前記第1の読出手
    段が前記一方の記憶領域から読み出して前記他の記憶媒
    体に記憶される情報である、 ことを特徴とする請求項4記載の記憶媒体の再生装置。
  6. 【請求項6】 前記一方の記憶領域に記憶されたデータ
    の記憶単位内で再生位置を指定させる再生位置指定手段
    を更に具備し、 前記制御手段は、前記再生位置指定手段によって再生位
    置が指定された場合、前記再生管理情報に基づいて、前
    記第1、及び第2の再生手段が再生するデータを変更さ
    せる、 ことを特徴とする請求項5記載の記憶媒体の再生装置。
  7. 【請求項7】 前記再生位置指定手段は、前記一方の記
    憶領域に再生形態が異なる関連のデータが前記記憶単位
    で記憶されている場合、前記再生位置、及び前記再生形
    態の少なくとも一方を指定させる、 ことを特徴とする請求項6記載の記憶媒体の再生装置。
  8. 【請求項8】 前記他方の記憶領域に記憶されたデータ
    はオーディオデータであり、前記他の記憶媒体には、前
    記一方の記憶領域から該オーディオデータに関わるデー
    タを少なくとも記憶させる、 ことを特徴とする請求項4〜7のいずれか1項に記載の
    記憶媒体の再生装置。
  9. 【請求項9】 前記オーディオデータに関わるデータと
    して、該オーディオデータに対応する曲の歌詞、訳、読
    みの少なくとも一つの文字データを含む、 ことを特徴とする請求項8記載の記憶媒体の再生装置。
  10. 【請求項10】 前記データの記憶単位は曲であり、前
    記再生位置の指定はフレーズ単位である、 ことを特徴とする請求項6、7、8、または9記載の記
    憶媒体の再生装置。
  11. 【請求項11】 前記フレーズ単位での再生位置の指定
    は、前記曲の歌詞、訳、読みの少なくとも一つを表示さ
    せて、該表示させた曲の歌詞、訳、或いは読み上におけ
    る位置で行わせる、 ことを特徴とする請求項10記載の記憶媒体の再生装
    置。
  12. 【請求項12】 前記再生形態が異なる関連のデータ
    は、曲のオリジナル版のデータとそのカラオケ版のデー
    タである、 ことを特徴とする請求項7〜11のいずれか1項に記載
    の記憶媒体の再生装置。
  13. 【請求項13】 前記記憶媒体はエンハンスドCDであ
    る、 ことを特徴とする請求項4〜12のいずれか1項に記載
    の記憶媒体の再生装置。
  14. 【請求項14】 記憶されたデータによって区別される
    第1、及び第2の記憶領域を有する記憶媒体を再生する
    方法であって、 前記第1、及び第2の記憶領域にそれぞれ記憶されたデ
    ータを同期させて再生するための再生管理情報を用意
    し、 前記第1、及び第2の記憶領域の一方の記憶領域に記憶
    されているデータを他の記憶媒体に記憶させ、 前記再生管理情報に基づいて、前記他の記憶媒体に記憶
    させたデータの再生を、前記第1、及び第2の記憶領域
    の他方の記憶領域に記憶されているデータの再生と同期
    させる、 ことを特徴とする記憶媒体の再生方法。
  15. 【請求項15】 前記他方の記憶領域に記憶されたデー
    タはオーディオデータであり、前記他の記憶媒体には、
    前記一方の記憶領域から該オーディオデータに関わるデ
    ータを少なくとも記憶させる、 ことを特徴とする請求項14記載の記憶媒体の再生方
    法。
  16. 【請求項16】 前記オーディオデータに関わるデータ
    として、該オーディオデータに対応する曲の歌詞、訳、
    読みの少なくとも一つの文字データを含む、 ことを特徴とする請求項15に記載の記憶媒体の再生方
    法。
  17. 【請求項17】 前記記憶媒体はエンハンスドCDであ
    る、 ことを特徴とする請求項14、15、または16に記載
    の記憶媒体の再生方法。
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