JPH1015521A - 複合テルペンを用いたポリスチレンフォ−ムの体積減少剤及び体積減少方法 - Google Patents

複合テルペンを用いたポリスチレンフォ−ムの体積減少剤及び体積減少方法

Info

Publication number
JPH1015521A
JPH1015521A JP8188649A JP18864996A JPH1015521A JP H1015521 A JPH1015521 A JP H1015521A JP 8188649 A JP8188649 A JP 8188649A JP 18864996 A JP18864996 A JP 18864996A JP H1015521 A JPH1015521 A JP H1015521A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polystyrene foam
volume
polystyrene
reducing agent
menthadiene
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8188649A
Other languages
English (en)
Inventor
Iobiino Claudia
イオビ−ノ クラウディア
Katz Harvey
カッツ ハ−ベイ
Iamtosca Dick
イアントスカ ディック
Washburne David
ウォシュバ−ン デビッド
D Marshall Jeffrey
ディ− マ−シャル ジェフリ−
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
INTERNATL FOAM SOLUTIONS Inc
Original Assignee
INTERNATL FOAM SOLUTIONS Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by INTERNATL FOAM SOLUTIONS Inc filed Critical INTERNATL FOAM SOLUTIONS Inc
Priority to JP8188649A priority Critical patent/JPH1015521A/ja
Publication of JPH1015521A publication Critical patent/JPH1015521A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
  • Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
  • Separation, Recovery Or Treatment Of Waste Materials Containing Plastics (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ポリスチレンフォ−ム材料の体積の問題を解
決し、発泡材料の体積を複合テルペン並びにそのアルコ
−ルあるいはアルデヒド誘導体を使用することによって
低減してから、容易かつ安価に輸送することを可能と
し、オレンジの入手可能性による制約を受けない材料を
提供することを課題とするものである。 【解決手段】 セスキテルペン、ジテルペン、トリテル
ペン、あるいはこれらの化学物質の混合物からなり、ポ
リスチレンフォ−ムに液体あるいは蒸気として接触する
と、ポリスチレンの気泡を破壊して、ゲル状物質を含む
圧縮されたポリスチレンを生ずるポリスチレンフォ−ム
体積減少剤である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複合テルペンを使
用することによって、ポリスチレンフォ−ムプラスチッ
クを圧縮形状に減量するポリスチレンフォ−ム体積減少
剤及び体積減少方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ポリスチレンフォ−ムは、比較的剛固
で、極めて軽く、しかも良好な断熱材となるので、広範
に使用されるようになった。こうした特性を有する結
果、発泡ポリスチレン容器は、梱包、食品容器、並びに
飲料容器の市場の大きな割合を占めており、ポリスチレ
ンフォ−ムの年間総生産量は何十億ポンドにも昇る。
【0003】しかし、発泡ポリスチレン製品には問題が
ある。発泡ポリスチレン製品は軽量であるという特性を
有するが故に極めて有用であるのだが、こうした特性は
大きな問題ともなるのである。ポリスチレンフォ−ムの
微小な気泡は容易には圧縮されず、例えば埋立てた際に
は、発泡ポリスチレン製品は大きな体積を占有してしま
う。
【0004】また、あまりにふわふわで軽量なので、再
利用が難しい。ポリスチレンフォ−ムのコップや皿が破
れると、破片は風に吹き飛ばされて、自然景観を台無し
にしかねない。また、ポリスチレンフォ−ムは合成樹脂
なので、基剤重合体は自然状態ではほとんど分解せず、
ポリスチレンフォ−ムの粒子が長期にわたってその周辺
に滞留することになる。
【0005】埋立て時の体積や耐久性といった問題があ
る結果、ポリスチレンフォ−ム製品の業界にとって不利
な宣伝が大々的に行われることとなった。ポリスチレン
フォ−ムにはそれなりの利点もあり、使用されつづけて
いるものの、ポリスチレンフォ−ム製品の再利用を要求
する動きが拡大している。ポリスチレンフォ−ムの埋立
て時の体積を他種のごみと見合ったものとしたり、有効
な再利用方法を見いだしたりする必要性が存在している
のである。
【0006】ポリスチレンフォ−ム製品の場合、再利用
は容易ではない。文献に記載されたある事例では、飲食
を供する階でポリスチレンを分別し、ポリスチレンフォ
−ム製品の袋が満杯になったところで袋をその場から回
収し、貯蔵しておいて、定期的に、一番近いリサイクル
業者までトラックで運んでいる。
【0007】トラックは、標準的な45フィ−トのトレ
−ラ−の場合、40,000ポンドまでの積載が可能で
あり、運送費が約1,500ドルかかるとすると、ポリ
スチレンフォ−ム1ポンドあたりの費用は正味4セント
以下という計算になる。
【0008】しかし、軽量のポリスチレンフォ−ムは通
常の資材とはいいがたく、袋詰めしたポリスチレンフォ
−ムの場合、積載できるのは、通常たかだか1,000
ポンドであり、その結果、1ポンドあたりの輸送費は
1.50ドルまで上昇することになる。これでは、未使
用樹脂のペレット1ポンドが0.50ドル程度で売られ
ている材料を、再利用しようという動機には欠ける。ポ
リスチレンフォ−ムの体積を低減して効果的な輸送を行
いうるようにする切実な必要性が存在しているのであ
る。
【0009】再利用に付随する問題は、輸送費にとどま
るものではない。輸送を終えても、膨大な体積の軽量の
材料を、再処理せねばならないからである。軽量のポリ
スチレンフォ−ムは、何らかの方法で減量しなければな
らない。いくつかの方法が開発されてきたものの、いず
れもポリスチレンフォ−ムの体積を極めて効果的に低減
するものではなく、効果的に再処理を行う方法が待望さ
れている。
【0010】通常の押出機に入れた場合、樹脂はスクリ
ュ−によって3対1以下の比で圧縮される。ポリスチレ
ンフォ−ムは、30倍まで体積を低減して、はじめて完
全に破砕される。もっと普通のプラスチックの再利用・
処理装置を使用することのできるポリスチレンフォ−ム
の減量方法が必要とされている。現在のところ、ポリス
チレンを再利用するには、圧縮工程を別工程で実施し、
極めて高価かつ特殊な機器を使用しなければならないの
である。
【0011】再利用への一つのアプロ−チは、化学物質
を使用してポリスチレンフォ−ムの体積を低減すること
である。このアプロ−チの基本的な問題は、使用しうる
ことが明らかな化学物質は、環境に対して極めて有害
で、往々にして環境立法あるいは規則で使用を禁止され
ているということである。
【0012】ある一連の化学物質、すなわちピネン並び
にテルペン、例えばd−リモネンを使用すると、ポリス
チレンフォ−ムの体積を減少させることができる。この
アプロ−チは興味深いものではあるが、うまくいかない
場合もある。
【0013】これまで気づかれていないことではある
が、これらの化学物質は、ポリスチレンフォ−ムの気泡
を破壊する活性を常に有しているわけではない。常に気
泡を破壊しうる方法が必要とされている所以である。従
来の方法は、流体かつ揮発性の化合物を使用していたの
で、処理が迅速に進行した。処理に際してはスピ−ドが
必須であると考えられていたからである。
【0014】既存のある米国特許(イオビノ(lovi
no)に対して1993年6月29日付で付与された米
国特許第5,223,543号)では、d−リモネン
が、こうしたポリスチレンフォ−ム減量過程に好適であ
るとされていた。この特許は、d−リモネン、テルペ
ン、並びに酸素付加テルペンの熱による活性化を包含す
るものであった。
【0015】理想的な方法では、こうした活性化を行う
必要はないはずであるし、再利用に先立って、ポリスチ
レンフォ−ムの気泡破壊反応にもっと長い時間をかけて
もよい場合には、もっと粘稠で高沸点の材料を使用する
ことが可能なはずである。
【0016】また、ポリスチレンフォ−ムの減量業者の
市場と、オレンジの作柄の影響を受けて価格が大きく変
動するd−リモネンの市場との間に一線を画しうる有効
な化化合物を特定することができれば有利である。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ポリスチレ
ンフォ−ム材料の体積の問題を解決し、発泡材料の体積
を複合テルペン並びにそのアルコ−ルあるいはアルデヒ
ド誘導体を使用することによって低減してから、容易か
つ安価に輸送することを可能とし、オレンジの入手可能
性による制約を受けない材料を提供することを課題とす
るものである。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は、セスキテルペ
ン、ジテルペン、トリテルペン、あるいはこれらの化学
物質の混合物からなり、ポリスチレンフォ−ムに液体あ
るいは蒸気として接触すると、ポリスチレンの気泡を破
壊して、ゲル状物質を含む圧縮されたポリスチレンを生
ずるポリスチレンフォ−ム体積減少剤、並びに、活性物
質を液体あるいは蒸気として使用して気泡膜を化学的に
溶媒和させることにより、ポリスチレンフォ−ムの気泡
を破壊し、気泡を破壊したポリスチレンフォ−ムを再利
用すべく集める工程よりなり、上記活性物質が、モノテ
ルペン、セスキテルペン、ジテルペン、トリテルペン、
並びにアルコ−ルあるいはアルデヒドで置換されたモノ
テルペン、セスキテルペン、ジテルペン、及びトリテル
ペンよりなる群から選ばれるものであるポリスチレンフ
ォ−ムの体積減少方法、を以て上記課題を解決した。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明は、ジテルペン、トリテル
ペン、及びセスキテルペン、並びにそれぞれのアルコ−
ルあるいはアルデヒド誘導体よりなる群の一連の化学物
質を使用することによって、ポリスチレンフォ−ムの気
泡を迅速に破壊する方法を明らかとするものである。
【0020】これらの化学物質は活性で、ポリスチレン
フォ−ムを容易に浸食するので、ポリスチレンフォ−ム
を容易に再利用することが可能となる。再利用がこのよ
うに容易となるのは、体積が減ることにより、再利用に
先立って貯蔵や処理が行いやすくなり、輸送が経済的に
行えるようになるためである。本発明の方法は、上記の
化合物の蒸気あるいは液体噴霧物に、ポリスチレンフォ
−ムを暴露する工程を含むものである。熱による活性化
を更に行うと、フォ−ムの気泡破壊速度が著しく増大す
る。
【0021】活性の化学物質を使用すると、発泡ポリス
チレン材料を焼却したり、再処理したりすることが容易
になる。この過程並びに方法の生成物は、溶媒和させ
て、ポンプ輸送を可能とすることができ、その場合に
は、濾過を行ってから再処理したり、炉に投入したりす
ることもできる。炉に投入した場合には、この材料の高
熱焼価によってエネルギ−を節約することが可能とな
る。濾過を行ってから再処理した場合には、高品質のポ
リスチレン原料ビ−ズ製品を製造することができる。
【0022】ポリスチレンフォ−ムの体積低減過程で桎
梏となってきたのは、溶解速度が安定せず、蒸発によっ
て多くの材料が失われることであった。本発明は、こう
した問題を軽減する上でも役立つものである。また、本
発明の体積減少方法で使用する物質は、再利用材料の処
理過程での除去によって回収することが可能で、使用し
た化合物の大半は、デカンテ−ションと熱ストリッピン
グを組み合わせることにより、水分並びに揮発性有機化
合物から容易に分離することができる。更に、本発明の
体積低減方法で使用する物質は、環境に対して安全であ
る。
【0023】本発明は、香水に使用されているある種の
溶剤の蒸気が有している予期せざる親和性を特定するこ
とから出発した。そして、この反応過程における活性物
質を特定することが、当初のポリスチレンフォ−ム体積
減少方法の本質的部分となった。この物質はd−リモネ
ンであった。ポリスチレンフォ−ムの溶解過程での挙動
は、あたかも湿った空気と作用する塩のようであった。
試験を行っている周囲の空気が蒸気によって飽和してい
るということはなかったので、上述のような溶剤の蒸気
の効果が認められたのは、あくまでも不成功に終わった
実験の廃棄物を観察した際のことである。
【0024】各種の実験で生じた廃棄物の入った密閉し
た袋が、ポリスチレンの体積が減少して粘稠物質を含む
液体になって行くにつれて、落ちついてくることに我々
は気づいた。ポリスチレンフォ−ムは、明らかに溶剤の
蒸気を引き寄せ、吸収していたのである。十分な蒸気が
存在する場合には、この吸収過程は、ポリスチレンの体
積が減少して粘稠な液体となるまで続いた。2種の物質
は互いに可溶性であるようである。この激しい相互溶解
は、反応が進行する上で必須の蒸気が存在する限りは、
比較的迅速に進行する。研究の初期に得られたこの結論
は、後になって、d−リモネンに特有の高い揮発性によ
るものであることがわかった。反応速度のばらつきは、
活性が高い方の形態のd−リモネン化学物質によって生
じているものと考えられた。処理を速やかに、安定に行
う上では、活性形態のd−リモネンを使用することが必
要であった。
【0025】本発明の方法は、使用する溶剤が一般的な
物質、例えばアセトン、塩化メチレンなどの比較的有害
な化合物であったとしても、うまくいかないはずであ
る。しかし、本発明はそうではなく、本発明の活性化学
物質は、天然の抽出物に往々にして見出される一連のモ
ノテルペン化合物の一種である。最初に特定された物質
であるd−リモネンは、柑橘類の果皮を圧搾することに
よって得られる抽出物であって、食料品や化粧品にも使
用されており、そもそも我々がこの物質を見出したの
は、香水の分野においてである。この物質は、天然の化
合物であり、GRASSによって認可された化合物でも
あり、また、食品並びに衛生施設で面消臭剤として頻繁
に使用されてきた化合物でもあるので、本質的に無害で
ある。初期の作業では、d−リモネンが有する比較的高
い蒸気圧が本質的要件であると考えられた。
【0026】研究の初期の時点では、上記の化合物の蒸
気のポリスチレンフォ−ムが共存しているというのが本
質的な条件であった。重要な溶剤とされた揮発性の油
は、いずれも沸点が比較的低く、効果的な処理を行うた
めには、何らかの方法で蒸気を規制する必要があった。
揮発性が高い結果、比較的多くの量が大気中へと失われ
ることとなり、この損失故に、この化学物質の原価効率
は低減することとなった。こうした要因は重要ではある
が、本発明では、もっと別の重要な要因を開示する。
【0027】この別の要因とは、大抵の再利用の作業で
は、時間は必須の要因ではないということである。この
要因を考慮すると、これまでの研究で、反応速度が遅い
という理由で有効性に欠けるとされてきた多岐にわたる
物質が、使用に好適な物質となる。蒸気圧がスチレンと
反応する上で適切な容量の蒸気を得るのに十分である限
りにおいて、一連の高沸点の物質も、ポリスチレンフォ
−ムの体積を低減する際に使用することができる。
【0028】本発明で使用する処方は、複合度のより高
い特定のジテルペン、並びに更に高次の構造から構成さ
れるものであり、こうした天然有機化合物が蒸気となっ
てポリスチレンフォ−ムを溶解し、ポリスチレンフォ−
ムを浸食する。これまで使用されてきた方法では、体積
減少剤として使用するd−リモネンが蒸発によって大量
に失われていた。その結果、多くの用途で、処理の有効
性が費用の理由から部分的に損なわれていた。
【0029】溶剤の損失に対する解決策は、いくつかの
研究を経て見出したものである。損失量は、露出時間、
活性化学物質の揮発性、温度といった要因によって決ま
ってくる。こうした要因のうち、製造業者にとって制御
が最も容易なのは、揮発性である。活性物質の表面から
の蒸発は、活性物質の蒸気圧、表面積、並びに周囲雰囲
気の蒸気の飽和度に左右されるにしても、比較的速いこ
とが明らかであろう。
【0030】本発明では、活性物質がゆっくりと放出さ
れることが決定的に重要である。活性物質がゆっくりと
放出されることによって、適切な散布方法をとることが
可能となり、活性成分の大半が減量を行うポリスチレン
フォ−ムに確実に供給され、十分な物質がポリスチレン
フォ−ムに供給されることによって、活性物質による要
求されるポリスチレンの減量が完遂されることとなる。
引火点の低い物質は規制を受けており、特別の取扱いを
要するので、活性物質の放出速度が遅いことによって、
ポリスチレンフォ−ム体積減少剤の輸送もまた容易とな
る。
【0031】活性物質は、いくつかの基本的な特性を有
する必要がある。活性物質はごみや廃棄物と混ざるの
で、環境に対して安全でなければならない。また、直ち
に揮発するのではなく、時間がたつにつれて埋立て物中
で蒸発して蒸気の層を形成するような範囲の沸点並びに
蒸気圧を有する必要がある。しかし、ポリスチレンフォ
−ムを浸食する溶剤といえば、その殆ど総てが環境上問
題のある化学物質である。そうした中にあって、イソプ
レノイド並びにテルペン化合物と総称される一群の化学
物質は、環境に対してほぼ安全な種々の天然誘導化合物
を含んでおり、それらは本発明の方法に有効である。単
環のイソプレノイド化学物質は使用されてきたものの、
d−リモネン以外の物質も有効であることを見出した。
【0032】イソプレノイド及びテルペン化合物の基本
単位は、イソプレン分子C5 8である。テルペン化合
物は、イソプレン単位の対の数によって分類される下位
の群である。モノテルペンは、1対(2つ)のイソプレ
ン単位から構成され、セスキテルペンは1.5対(3
つ)のイソプレン単位を有しており、ジテルペンは2対
(4つ)のイソプレン単位を有している。2つから4つ
までのイソプレン単位を有するこれらのテルペンは、本
特許出願の活性成分である。これらのテルペンは、沸点
が約180°Fから380°F以上までの一群の化合物
を形成しており、この温度範囲は、埋立て物が分解並び
にその後の反応によって加熱するにしたがって、埋立て
物中で効果的な蒸気ブランケットを形成しうる温度であ
る。また、これらのテルペンは一般に、環境にとって許
容可能である。柑橘類の果皮の抽出物からd−リモネン
を除去したもの、p−メンタジエン、並びにピネンが、
代表的な体積減少剤である。
【0033】テルペンは、ポリスチレンフォ−ムの体積
を低減する作用に支障をきたさない範囲で、イソプレン
中の炭素並びに水素に加えて、基本の炭素骨格に付加し
た原子を有することもできる。アルコ−ルあるいはアル
デヒド単位は、一般的な酸素含有付加化合物であるが、
これらの単位が付加しても、基本の炭素鎖のポリスチレ
ンフォ−ム体積減少剤としての有効性は保たれる。アル
コ−ル並びにアルデヒド基は、蒸発を妨げることによっ
て蒸発による損失を低減するので、これらの基の付加
は、本発明の目的を達成する上で役に立つ。
【0034】活性化についての特許(米国特許第5,2
23,543号)で強調されていたのはd−リモネンで
あった。d−リモネンが選ばれたのは、費用と揮発性の
理由からであった。これは、従来技術では、活性成分を
活性化された液体として露出した領域に適用していたの
で、活性成分の迅速な作用に依拠することとなっていた
ためである。
【0035】一方、本発明の物質では、蒸気が数時間か
ら数日にわたる長期間に亘って生じるのであれば、多岐
にわたる液体揮発物質のいずれを使用することもでき
る。製品を埋立て物に散布する場合には、d−リモネン
よりはるかに揮発性の低い物質であっても効果的に使用
することができる。これは揮発性の低い物質であって
も、埋立て物の加熱によって効果的に蒸発するからであ
り、また、埋立て物のように、ポリスチレンフォ−ムの
気泡破壊作用が月単位で計られるような長い時間をかけ
て進行しかねない領域では、そもそも長期に亘る使用が
想定されているという理由によるものである。
【0036】複合度の特に高いテルペンを使用するとい
う考えに人々が思い至らなかったのは、こうした過程に
おける時間という要因故である可能性か高い。実際、ご
みの回収が多くても1日1回しかない食品サ−ビスの小
売店や、数日分の材料は貯蔵している再処理プラントで
は、時間は必須の要因ではない。単環のテルペンやd−
リモネンを使用すると、作用を迅速に進行させることが
可能となるものの、そのメリットは、蒸気の損失や、低
沸点化合物を貯蔵する際に余分に必要となる予防措置と
いったデメリットを相殺するには不充分である。
【0037】最も好適な態様では、密閉容器中で、ポリ
スチレンフォ−ム廃棄物の流れにジテルペンを加える。
【0038】第2の態様では、数種の複合テルペンを組
み合わせて、すばやく作用する成分と長期にわたって作
用する成分を構成し、引火点を低くすることにより輸送
性が改善された混合物を提供する。レモン果皮の抽出物
からd−リモネンを除去したものを、トリテルペンとと
もに使用する。
【0039】第3の態様では、化学物質p−メンタジエ
ンを、ポリスチレンフォ−ム体積減少剤として使用す
る。
【0040】第4の態様では、数種の複合テルペンを組
み合わせて、すばやく作用する成分と長期にわたって作
用する成分を構成し、引火点を低くすることにより輸送
性が改善された混合物を提供する。p−メンタジエン
を、レモン果皮の抽出物からd−リモネンを除去したも
のと混合して使用する。
【0041】第5の態様では、テルピノ−ル、オクタノ
−ル、α−ピネン、ピネン、ミルセン、並びにリナロオ
−ルよりなる群のいずれかを、d−リモネン及びp−メ
ンタジエンのいずれかと混合して、蒸気を短期間並びに
長期間にわたって発生させる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 597031092 1701 NW Madrid Way, B oca Raton, FL. 33432, U.S.A. (72)発明者 ハ−ベイ カッツ アメリカ合衆国 フロリダ 33432, ボ カ レ イトン, スパニッシュ リバ− ロ−ド 1015 (72)発明者 ディック イアントスカ アメリカ合衆国 フロリダ 33462,ラン タナ, チャレンジャ− サ−クル 3732 (72)発明者 デビッド ウォシュバ−ン アメリカ合衆国 フロリダ 33407, ウ エスト パ−ム ビ−チ,エイ パイン ストリ−ト308 (72)発明者 ジェフリ− ディ− マ−シャル アメリカ合衆国 マサチュ−セッツ 01938, イプスウィッチ, ミッチェル ロ−ド 18

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セスキテルペン、ジテルペン、トリテル
    ペン、あるいはこれらの化学物質の混合物からなり、ポ
    リスチレンフォ−ムに液体あるいは蒸気として接触する
    と、ポリスチレンの気泡を破壊して、ゲル状物質を含む
    圧縮されたポリスチレンを生ずるポリスチレンフォ−ム
    体積減少剤。
  2. 【請求項2】 主たる活性成分が、p−メンタジエンで
    ある請求項1記載のポリスチレンフォ−ム体積減少剤。
  3. 【請求項3】 上記セスキテルペン、ジテルペン、ある
    いはトリテルペン分子が、更に、アルコ−ルあるいはア
    ルデヒド基を含んでいる請求項1に記載のポリスチレン
    フォ−ム体積減少剤。
  4. 【請求項4】 主たる活性成分が、ピネン化合物よりな
    る群から選ばれる請求項1に記載のポリスチレンフォ−
    ム体積減少剤。
  5. 【請求項5】 活性物質を液体あるいは蒸気として使用
    して気泡膜を化学的に溶媒和させることにより、ポリス
    チレンフォ−ムの気泡を破壊し、気泡を破壊したポリス
    チレンフォ−ムを再利用すべく集める工程よりなり、上
    記活性物質が、モノテルペン、セスキテルペン、ジテル
    ペン、トリテルペン、並びにアルコ−ルあるいはアルデ
    ヒドで置換されたモノテルペン、セスキテルペン、ジテ
    ルペン、及びトリテルペンよりなる群から選ばれるもの
    であるポリスチレンフォ−ムの体積減少方法。
  6. 【請求項6】 テルペンが、p−メンタジエンである請
    求項5に記載の体積減少方法。
  7. 【請求項7】 気泡から構成され、個々の気泡がポリス
    チレンの膜によって画定されているポリスチレン埋立て
    物の体積を低減させるにあたって、ポリスチレンフォ−
    ムを含有している埋立て物の層に、この層に蓋あるいは
    覆いをする前に、液体の活性のポリスチレンフォ−ム体
    積減少剤を散布し、この液体の活性ポリスチレンフォ−
    ム体積減少剤の蒸気によって上記の気泡膜を溶媒和し、
    ポリスチレンフォ−ムの気泡を破壊して圧縮形状とする
    ポリスチレンフォ−ム埋立て物の体積減少方法。
  8. 【請求項8】 上記の活性のポリスチレンフォ−ム体積
    減少剤が、モノテルペン、セスキテルペン、ジテルペ
    ン、トリテルペン、またはモノテルペン、セスキテルペ
    ン、ジテルペン、あるいはトリテルペンのアルコ−ルあ
    るいはアルデヒド誘導体である請求項7に記載の体積減
    少方法。
  9. 【請求項9】 特定の活性のポリスチレンフォ−ム体積
    減少剤が、p−メンタジエンである請求項8に記載の体
    積減少方法。
  10. 【請求項10】 特定の活性のポリスチレンフォ−ム体積
    減少剤が、柑橘類の果皮の抽出物からd−リモネンを除
    去したものである請求項8に記載の体積減少方法。
  11. 【請求項11】 特定の活性のポリスチレンフォ−ム体積
    減少剤が、ピネンである請求項8に記載の体積減少方
    法。
  12. 【請求項12】 テルペン炭化水素並びにp−メンタジエ
    ンである柑橘類の果皮の抽出物を使用して2種の揮発成
    分を得る請求項8に記載の体積減少方法。
  13. 【請求項13】 特定の活性のポリスチレンフォ−ム体積
    減少剤が、テルピネオ−ルである請求項8に記載の体積
    減少方法。
  14. 【請求項14】 オクタノ−ル、α−ピネン、ミルセン、
    リナロオ−ル、ジテルペン、及び酸素付加テルペンより
    なる群から選ばれる少なくとも1つの化合物の混合物
    を、p−メンタジエン、d−リモネン、及び/又はα−
    ピネンと混合する請求項8に記載の体積減少方法。
  15. 【請求項15】 酸素付加テルペンを、p−メンタジエン
    に加える請求項8に記載の体積減少方法。
JP8188649A 1996-06-28 1996-06-28 複合テルペンを用いたポリスチレンフォ−ムの体積減少剤及び体積減少方法 Pending JPH1015521A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8188649A JPH1015521A (ja) 1996-06-28 1996-06-28 複合テルペンを用いたポリスチレンフォ−ムの体積減少剤及び体積減少方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8188649A JPH1015521A (ja) 1996-06-28 1996-06-28 複合テルペンを用いたポリスチレンフォ−ムの体積減少剤及び体積減少方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1015521A true JPH1015521A (ja) 1998-01-20

Family

ID=16227427

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8188649A Pending JPH1015521A (ja) 1996-06-28 1996-06-28 複合テルペンを用いたポリスチレンフォ−ムの体積減少剤及び体積減少方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1015521A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5145604A (en) Aqueous emulsion and aerosol delivery system using same
AU641289B2 (en) Aqueous emulsion and aerosol delivery system using same
US5516504A (en) Concentrated water-free aerosol space spray
Rapinel et al. Potentialities of using liquefied gases as alternative solvents to substitute hexane for the extraction of aromas from fresh and dry natural products
US5223543A (en) Reduction in polystyrene with activated agent
WO2002031033A3 (en) Polystyrene reclamation process
JPS5837265B2 (ja) コウブツセイキヤリア オヨビ コウリヨウガンユウセツコウヒンノ セイホウ
US20030171241A1 (en) Biosolvent composition of lactate ester and D-limonene with improved cleaning and solvating properties
Peppas et al. Controlled release of fragrances from polymers I. Thermodynamic analysis
JPH1015521A (ja) 複合テルペンを用いたポリスチレンフォ−ムの体積減少剤及び体積減少方法
US7241858B2 (en) Reduction in polystyrene foams with dibasic esters
JPH09165465A (ja) 発泡ポリスチレンの減容剤、減容方法及びポリスチレンと減容剤の分離方法
JPH01261303A (ja) 害虫忌避剤
DE2005077A1 (de) Fleckenentfernungsmittel, das für die Verteilung in Aerosolform bestimmt ist
JPH10316797A (ja) 輸送が容易な発泡ポリスチレン減容剤
KR20220087930A (ko) 폐소화기 분말 처리방법
JPH09207133A (ja) 発泡ポリスチロールの体積縮小化処理方法及び処理装置
US6299862B1 (en) Rapidly drying sanitizing aerosol compositions containing alcohols, isobutane and propane
Susarla et al. Adsorption‐desorption characteristics of some phenoxyacettc acids and chlorophenols in a volcanic soil I. Equilibrium and kinetics
JPH1015943A (ja) ポリスチレンフォ−ム処理方法
AU2015308369B2 (en) Biocide and/or phytosanitary formulation for aerosol use, made of active biodegradable non-residual substances
Lin et al. Characteristics of residual organics in municipal solid waste incinerator bottom ash
KR100378672B1 (ko) 자연환경에 무해한 발포 폴리스티렌의 체적 감용 수축제
JP2001114928A (ja) 発泡スチロール処理用溶剤及びこれを用いた発泡スチロールの処理方法
WO1998023672A1 (en) Chemical densification and reclamation of polystyrene