JPH10155349A - 脱穀機の選別制御装置 - Google Patents

脱穀機の選別制御装置

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JPH10155349A
JPH10155349A JP31605396A JP31605396A JPH10155349A JP H10155349 A JPH10155349 A JP H10155349A JP 31605396 A JP31605396 A JP 31605396A JP 31605396 A JP31605396 A JP 31605396A JP H10155349 A JPH10155349 A JP H10155349A
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Application number
JP31605396A
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English (en)
Inventor
Takao Akiyama
隆夫 秋山
Masami Osaki
正美 大崎
Junji Doihara
純二 土居原
Masami Matsui
正実 松井
Akira Sawamura
亮 澤村
Koji Izumi
浩二 泉
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Iseki & Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki & Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 適確な選別制御ができるようにする。 【解決手段】 風量調節装置3と選別開度調節装置6と
を穀粒センサ−8とボリュ−ムセンサ−9からの検出情
報に基づいて調節制御するコントロ−ラ10は、穀粒セ
ンサ−8から基準値を越えた穀粒流量の検出情報が入力
され、ボリュ−ムセンサ−9から基準値を下回る被選別
物の層厚の検出情報が入力されたときにチャフシ−ブの
開度を大に、且つ、唐箕の選別風量を小にすべく、選別
開度調節装置6および風量調節装置3を作動させるよう
に構成されている。更に、前記コントロ−ラ10は、穀
粒センサ−8からの検出情報が基準値を下回り、ボリュ
−ムセンサ−9からの検出情報が基準値を越える数値に
達したときには、チャフシ−ブの開度を小に、且つ、唐
箕の選別風量を大にすべく、選別開度調節装置6および
風量調節装置3を作動させるように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、脱穀機の選別制御
装置に関し、農業機械の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】従来から、コンバインに搭載されている
脱穀機の選別制御装置は、扱室や処理室内を移動する穀
粒の流量や排塵物の流量を検出し、その検出情報に基づ
いてマイクロコンピュ−タ利用のコントロ−ラからの出
力信号により、エンジンの回転制御、車速制御、チャフ
シ−ブ(選別間隔)の開度調節制御、唐箕出力(選別風
量)の増減制御等を単独で、或いは、併用して行う構成
をとっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来型にあっ
ては、コンバインに搭載されている脱穀機の選別制御装
置は、各センサ−の検出情報に基づいて、エンジンの回
転制御や車速制御が組み合わされた状態で、チャフシ−
ブ(選別間隔)の開度調節制御、唐箕出力(選別風量)
の増減制御等が行われる構成であった。しかしながら、
これらの選別制御装置は、いずれも予測的な要素を取り
入れた制御にはほど遠く、センサ−による検出情報の入
力と、コントロ−ラからの出力情報に基づいて各装置が
アクチュエ−タ−の作動によって選別制御されるまでに
タイムラグが生じ、制御タイミングのずれによって適確
な選別制御ができない課題があった。
【0004】それに対して、本発明は、従来型の課題を
解決するために、予測的な要素を取り入れた脱穀機の選
別制御装置を具現せんとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した課題
を解決するために、次の如き技術手段を講ずるものであ
る。すなわち、扱室1の下方に配置してある選別室2内
に、選別風量を調節する風量調節装置3を有する唐箕4
と、揺動棚5に設けられ棚上の被選別物を漏下選別する
選別開度調節装置6を有するチャフシ−ブ7とが備えら
れ、脱穀処理中の穀粒流量を検出する穀粒流量検出手段
8と、揺動棚5上を流動する被選別物の層厚を検出する
被選別物層厚検出手段9とが備えられ、前記唐箕4の風
量調節装置3とチャフシ−ブ7の選別開度調節装置6と
を前記穀粒流量検出手段8と被選別物層厚検出手段9と
の検出情報に基づいて調節制御する制御手段10が設け
られ、該制御手段10は、穀粒流量検出手段8から基準
値を越えた穀粒流量の検出情報が入力され、被選別物層
厚検出手段9から基準値を下回る被選別物の層厚の検出
情報が入力されたときにチャフシ−ブの開度を大に、且
つ、唐箕4の選別風量を小にすべく、選別開度調節装置
6および風量調節装置3を作動させるように設けられた
脱穀機の選別制御装置であって、更に、該制御手段10
は、前記穀粒流量検出手段8からの検出情報が基準値を
下回り、被選別物層厚検出手段9からの検出情報が基準
値を越える数値に達したときには、チャフシ−ブ7の開
度を小に、且つ、唐箕4の選別風量を大にすべく、選別
開度調節装置6および風量調節装置3を作動させるよう
に構成されている脱穀機の選別制御装置としたものであ
る。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて具体的に説明する。まず、その構成について述べ
る。コンバインは、クロ−ラからなる走行装置11を有
する走行車体12上に脱穀機13を搭載し、その前側に
は刈取装置14や穀稈搬送装置15からなる刈取前処理
装置16を設けて刈取脱穀作業ができる構成としてい
る。
【0007】そして、脱穀機13は、扱胴17を内装軸
架した扱室1を上側に位置し、その下側には揺動可能に
架設した揺動棚5を設け、更に、その下方には選別方向
の上手側から順に、唐箕4と、一番移送螺旋18と、二
番移送螺旋19とを配置した選別室2を構成している。
そして、脱穀機13は、扱室1の背後に二番処理室20
と排塵処理室21とを設けている。そして、二番処理室
20は、前記二番移送螺旋19で収集して二番揚穀装置
22によって揚穀された二番物を二番処理する二番処理
胴23を軸架して構成している。なお、二番処理室20
は、供給された二番物を扱胴17の移送方向(イ)とは逆
に前方向(ロ)に搬送しながら再処理して漏下できるもの
を順次漏下し、終端部に開口した排塵口24を選別室2
の揺動棚5の始端部上方に臨ませて構成している。
【0008】そして、穀粒流量検出手段8(以下「穀粒
センサ−8」とよぶ)は、上述した排塵口24の上側位
置に設け、前述の二番処理胴23の終端部に設けた跳上
翼25によって跳ね上げられる穀粒量を検出して後述す
る制御手段10に入力する構成としている。つぎに、排
塵処理室21は、始端部に開口した取入口27を前記扱
室1の終端部に連通し、中間部分には処理物の漏下枠2
8を張設して設け、終端部の排塵口29を選別室2に開
口して構成している。そして、排塵処理胴30は、排塵
処理室21内に軸架している。
【0009】31は吸引排塵装置、32はフィ−ドチエ
ンを示す。つぎに、前述した揺動棚5は、選別方向上手
側から移送棚33、チャフシ−ブ7、ストロ−ラック3
4の順に配置して一体的に枠組みし、揺動自由に支架し
て設け、前記唐箕4によって起風される選別風との共同
作用により選別室2に漏下してきた被選別物の選別作用
を行うように構成している。
【0010】そして、チャフシ−ブ7は、複数枚の選別
帯板35をほぼ等間隔に配置して上部を枢着して、下部
を円弧状に形成した長孔36に回動自由に嵌合して設け
ている。そして、選別帯板35は、上部の枢着部を支点
にして下部を長孔36に沿って回動させて相互の選別間
隔の開度調節ができる構成としている。そして、各選別
帯板35は、下部を連杆37によって一体的に連結して
同時に連動しながら回動できる構成としている。
【0011】そして、作動杆38は、上部を1つの選別
帯板35の上部枢着軸39に固着連結して設け、下部を
操作ワイヤ−40に連結して全部の選別帯板35が一体
となって回動する構成としている。なお、41はロット
であって、前後の作動杆38を連結している。そして、
復帰スプリング42は、選別帯板35を常時開き側に引
っぱる構成としている。
【0012】そして、シ−ブモ−タ−43は、選別開度
調節装置6に相当するアクチュエ−タ−であって、前記
操作ワイヤ−40の端部を連結し、制御手段10から出
力される操作信号に基づいて正逆回転されて前記選別帯
板35相互間の選別間隔を開度調節する構成としてい
る。そして、44a、44bはリミットスイッチを示
し、選別帯板35の回動の上限と下限とを検出して前記
シ−ブモ−タ−43を自動停止する構成としている。
【0013】なお、選別帯板35の開き側への作動は、
シ−ブモ−タ−43が操作ワイヤ−41を押す方向に作
用するから、不十分な動きとなるため、前記復帰スプリ
ング42の圧縮力が働く構成としている。そして、シ−
ブモ−タ−43は、扱室1の前側に開口している穀稈供
給口の外側下方位置(入口漏斗の下側)に設けている。
【0014】つぎに、唐箕4は、その両側に開口した吸
気口45、45’に、上下から開閉作動する風調板4
6、46’を設けて吸気面積を広狭調節する構成として
いる。すなわち、各風調板46、46’は、それぞれ基
部を機枠47に枢着し、上下が互いに逆方向に回動する
ように、揺動杆48と連杆49とにより連結し、更に、
連動軸50によって機体の左右両側の揺動杆48同志を
連結して全てが同時に連動できる構成としている。
【0015】そして、駆動ロット51は、一端を風量調
節装置3に相当する唐箕モ−タ−52に連結し、他端を
作動杆53に枢着連結している。その作動杆53は、前
記揺動杆48と連動軸50とに連結している。以上の構
成によって、各風調板46、46’は、制御手段10か
ら出力される信号に基づいて正逆駆動される唐箕モ−タ
−52から駆動ロット51、作動杆53を介して連動さ
れ、連動軸50、揺動杆48、連杆49、揺動杆48に
よって枢着部を支点に上下が逆作動し、両側の吸気口4
5、45’の吸気面積を広狭調節することができる構成
となっている。
【0016】したがって、唐箕4は、上記の構成によっ
て選別室2に吹き込む選別風量を自動的に増減調節する
ことにより選別制御を可能にしている。つぎに、被選別
物層厚検出手段9(以下「ボリュ−ムセンサ−9」とよ
ぶ)は、実施例の構成では、超音波を利用した発信器と
受信器からなり、前述した揺動棚5の移送棚33上を流
動する被選別物(選別前の穀粒や藁屑を含む脱穀物)の
層厚(量)を検出できるように上方から棚上に発信し、
反射した音波を受信して層厚を検出できる構成としてい
る。そして、ボリュ−ムセンサ−9は、検出情報を後述
する制御手段10に入力する構成としている。
【0017】なお、ボリュ−ムセンサ−9は、上述の超
音波を利用した発信器と受信器からなる構成に代えて接
触式のセンサ−を用いることは自由である。つぎに、マ
イクロコンピュ−タを利用した制御手段10(以下「コ
ントロ−ラ−10」とよぶ)を説明する。コントロ−ラ
10は、入力側に自動スイッチ54と脱穀スイッチ55
(脱穀クラッチを入りにするとONとなるスイッチ)と
を接続し、前者のON、OFF操作によって、選別制御
を選択するか制御を利用しない選別を選択するかを決め
る構成とし、後者のON、OFF操作により脱穀機13
が駆動されているときに選別制御が機能できる構成とし
ている。そして、穀粒センサ−8とボリュ−ムセンサ−
9は、共に入力側にそれぞれ接続し検出情報を入力でき
る構成としている。
【0018】なお、実際は、上記の各センサ−の他に、
穀稈センサ−、車速センサ−、エンジン回転センサ−、
油圧変速装置の変速位置を検出するポテンショメ−タ−
からなるセンサ−、唐箕回転センサ−、チャフ開度セン
サ−等を接続しているが、実施例においてはこれらを省
略して主要部に限って記載し説明する。つぎに、コント
ロ−ラ10は、その出力側には唐箕4の唐箕モ−タ−5
2、シ−ブモ−タ−43をそれぞれ接続し、出力する操
作信号に基づいて駆動制御ができる構成としている。
【0019】そして、コントロ−ラ10は、予め設定し
た制御モ−ド及び基準とする各種のデ−タ−を入力して
記憶させており、これらの予め設定している基準情報と
前記各センサ−から入力される検出情報とに基づいて比
較演算しながら出力される信号によって前記した各アク
チュエ−タ(唐箕モ−タ−52、シ−ブモ−タ−43)
を制御して選別室2内の選別状態を自動的に制御できる
構成としている。
【0020】別実施例1 つぎに、別実施例1を、図12乃至図14に基づいて説
明する。コンバインは、脱穀装置60の排藁位置に藁処
理装置としてカッタ−61を装備して排藁を切断しなが
ら圃場面に散布する構成としている。そして、カッタ−
61は、低速回転軸62に所定間隔ごとに軸着した掻込
刃61aと、高速回転軸63に所定間隔ごとに軸着した
切断刃61bとによって稈身を横向きにして供給された
排藁を所定間隔ごとに切断する構成としている。
【0021】そして、コンバインは、左右一対のクロ−
ラ64、64’からなる走行装置65によって、乾田は
もちろん湿田においても沈下することなく走行できる構
成としている。66はカッタ−61の伝動ケ−スであ
る。そして、切藁案内板67は、図13に示す構成例は
左右両方のクロ−ラ64、64’の通過跡に案内して散
布する構成とし、図14に示す構成例の場合には、進行
方向の左側のクロ−ラ64の通過跡に散布する構成とし
ている。
【0022】つぎに、上述のように構成されている別実
施1の作用を説明する。まず、図13に示す構成例は、
カッタ−61によって切断された切藁は、切藁案内板6
7によって集められて左右両側のクロ−ラ64、64’
の通過跡に散布される。したがって、圃場面の通過跡
は、切藁で覆われた状態となり、次工程でクロ−ラ6
4、64’が通過しても極端に沈下することがなく、円
滑な走行ができる。
【0023】つぎに、図14に示す構成例は、コンバイ
ンが回り刈によって作業を行う場合に利用する実施例で
あって、カッタ−61によって切断された切藁は、切藁
案内板67によって一方側に集められて進行方向左側の
クロ−ラ64の通過跡にまとめて散布される。この場
合、コンバインは、回り刈によって前工程で左クロ−ラ
64が通過した通過跡を、次工程で右クロ−ラ64’が
通過することになる。
【0024】したがって、右クロ−ラ64’は、次工程
における走行時には、切藁上を走行するから沈下が少な
く、湿田にあっても安定した走行ができる。特に、コン
バインは、作業が進むにつれて右側に搭載しているグレ
ンタンクに順次穀粒が貯溜されるから右荷重に変化する
ものであるが、そのとき、図14に示す構成例が効果を
発揮できる。
【0025】つぎに、本発明の実施例における作用を説
明する。まず、エンジンを始動して機体の回転各部を駆
動しながら作業の準備をするが、そのとき、自動スイッ
チ54をON操作し、続いて、図外の脱穀クラッチを入
りに操作すると、脱穀スイッチ55もONとなり、コン
トロ−ラ10が立ち上がるのである。そして、走行装置
11を駆動しながらコンバインを前進すると、圃場の穀
稈は、走行車体12の前進にともなって、前部の刈取前
処理装置16の刈取装置14によって刈取られ、穀稈搬
送装置15の作用によって上方に搬送され、フィ−ドチ
エン32に受け継がれて脱穀機13に供給される。そし
て、穀稈は、株元をフィ−ドチエン32に挾持されて搬
送されながら穂先部分が扱室1に供給されて、回転して
いる扱胴17により脱穀作用を受ける。このようにして
処理された脱穀物は、回転している扱胴17によって持
ち回られて、更に、脱粒処理作用を受けながら選別網か
ら漏下して選別室2の揺動棚5に達し揺動選別作用を受
ける。
【0026】そして、被選別物は、移送棚33上を棚先
方向に移送されてチャフシ−ブ7に達し、チャフシ−ブ
7を構成している複数枚の選別帯板35相互の間にある
選別間隔から穀粒等が漏下して長藁等と選別分離され
る。このとき、唐箕4は、伝動されながら回転して吸気
口45、45’から吸気した風を選別風として選別室2
内に吹き込みながら風選作用を行う。そして、排塵物
は、吸引排塵装置31に達するものと、揺動棚5の棚先
ストロ−ラック34に達するものとに分かれてそれぞれ
機外に排塵される。
【0027】このようにして、被選別物は、揺動選別作
用と選別風による風選作用との共同作用を受けながら選
別されて、一番物(精粒)、二番物、排塵物とに選別分
離され、一番物は一番移送螺旋18に落下して収集され
て機外に収穫され、二番物は二番移送螺旋19から二番
揚穀装置22によって揚穀されて二番処理室20に還元
されて二番処理作用を受け、排塵物は、吸引排塵装置3
1によって塵埃が排塵され、ストロ−ラック34に達し
た藁屑が棚先から機外に排塵される。
【0028】一方、選別室2に漏下せず扱室1に残留し
て回転している扱胴17により持ち回られている未処理
物は、扱室1の終端部分から取入口27を通過して排塵
処理室21に送り込まれる。そして、排塵処理室21に
送り込まれた排塵物は、排塵処理胴30による処理作用
を受けて排塵口29から選別室2に排塵されて選別され
る。
【0029】さて、以上のような脱穀作業中において、
コントロ−ラ10は、二番処理室20に装備している穀
粒センサ−8と、選別室2のボリュ−ムセンサ−9から
入力される検出情報に基づいて選別制御を行っている。
すなわち、コントロ−ラ10は、穀粒センサ−8とボリ
ュ−ムセンサ−9から入力される検出情報を、予め、マ
イクロコンピュ−タ−に記憶させている選別基準値と比
較演算しながらシ−ブモ−タ−44と唐箕モ−タ−54
とに操作信号を出力して選別制御を行っている。
【0030】コントロ−ラ10は、穀粒センサ−8から
選別基準値を越えた穀粒流量の検出情報が入力され、ボ
リュ−ムセンサ−9から基準値を下回る被選別物の層厚
(量)の検出情報が入力されると、シ−ブモ−タ43
(選別開度調節装置6)に選別開度を1段階広くする操
作信号を出力し、一方の唐箕モ−タ52(風量調節装置
3)には吸気口45、45’を1段階狭く絞って選別風
量を少なくする側に制御する操作信号を出力する。した
がって、チャフシ−ブ7は、シ−ブモ−タ43から操作
ワイヤ−40、作動杆38、ロット41、復帰スプリン
グ42等を介して選別帯板35相互の選別間隔が1段階
広い側に制御される。同時に、唐箕4は、唐箕モ−タ5
2に出力された操作信号に基づいて駆動され、駆動ロッ
ト51、作動杆53、連動軸50、揺動杆48、連杆4
9、揺動杆48を介して左右両側の吸気口45、45’
にある風調板46、46’を作動させて、その吸気口4
5、45’を1段階狭く絞って選別風量を少なくする側
に制御する。
【0031】このように、選別室2は、両センサ−8、
9の検出情報に基づいて、チャフシ−ブ7と唐箕4が制
御作動されて選別が行われているが、この場合、チャフ
シ−ブ7は、予測制御的な要素が組み込まれて作動し、
唐箕4は、現実の被選別物の流量に合わせた制御が行わ
れている。つぎに、コントロ−ラ10は、穀粒センサ−
8から選別基準値を下回る穀粒流量の検出情報が入力さ
れ、ボリュ−ムセンサ−9から基準値を越えた被選別物
の層厚(量)の検出情報が入力されると、シ−ブモ−タ
43(選別開度調節装置6)に基準位置より選別開度を
1段階狭くする操作信号を出力し、一方の唐箕モ−タ5
2(風量調節装置3)には吸気口45、45’を基準位
置より1段階広くして選別風量を多くする側に制御する
操作信号を出力する。したがって、チャフシ−ブ7は、
前述と逆方向に回転するシ−ブモ−タ43から操作ワイ
ヤ−40、作動杆38、ロット41、復帰スプリング4
2等を介して選別帯板35相互の選別間隔が1段階狭い
側に制御される。同時に、唐箕4は、出力された操作信
号に基づいて逆転駆動される唐箕モ−タ52から駆動ロ
ット51、作動杆53、連動軸50、揺動杆48、連杆
49、揺動杆48を介して左右両側の吸気口45、4
5’にある風調板46、46’を作動させて、その吸気
口45、45’を1段階広くして選別風量を多くする側
に制御する。
【0032】以上述べたように、本発明におけるチャフ
シ−ブ7は、選別直前の工程にある脱穀処理中の穀粒流
量を検出する穀粒センサ−8の検出情報に基づいて予測
的な調節制御が行われ、唐箕4は、ボリュ−ムセンサ−
9の検出情報に基づく制御が行われるから、両者相俟っ
て適確な選別制御が行われるものである。
【0033】
【発明の効果】以上述べたように、本発明は、扱室の下
方に配置してある選別室内に、選別風量を調節する風量
調節装置を有する唐箕と、揺動棚に設けられ棚上の被選
別物を漏下選別する選別開度調節装置を有するチャフシ
−ブとが備えられ、脱穀処理中の穀粒流量を検出する穀
粒流量検出手段と、揺動棚上を流動する被選別物の層厚
を検出する被選別物層厚検出手段とが備えられ、前記唐
箕の風量調節装置とチャフシ−ブの選別開度調節装置と
を前記穀粒流量検出手段と被選別物層厚検出手段との検
出情報に基づいて調節制御する制御手段が設けられ、該
制御手段は、穀粒流量検出手段から基準値を越えた穀粒
流量の検出情報が入力され、被選別物層厚検出手段から
基準値を下回る被選別物の層厚の検出情報が入力された
ときにチャフシ−ブの開度を大に、且つ、唐箕の選別風
量を小にすべく、選別開度調節装置および風量調節装置
を作動させるように設けられた脱穀機の選別制御装置で
あって、更に、該制御手段は、前記穀粒流量検出手段か
らの検出情報が基準値を下回り、被選別物層厚検出手段
からの検出情報が基準値を越える数値に達したときに
は、チャフシ−ブの開度を小に、且つ、唐箕の選別風量
を大にすべく、選別開度調節装置および風量調節装置を
作動させるように構成されているから、予測的要素を取
り入れた選別制御が行われることとなり、適確な選別作
用が可能となった特徴を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であって、制御構成のブロッ
ク図である。
【図2】本発明の一実施例であって、正断面図である
【図3】本発明の一実施例であって、側断面図である。
【図4】本発明の一実施例であって、内部の平面図であ
る。
【図5】本発明の一実施例であって、側面図である。
【図6】本発明の一実施例であって、側面図である。
【図7】本発明の一実施例であって、作用を示す左側面
図である。
【図8】本発明の一実施例であって、作用を示す右側面
図である。
【図9】本発明の一実施例であって、作用を示す左側面
図である。
【図10】本発明の一実施例であって、作用を示す右側
面図である。
【図11】本発明の一実施例であって、側面図である。
【図12】本発明の別実施例1であって、一部破断した
平面図である。
【図13】本発明の別実施例1であって、背面図であ
る。
【図14】本発明の別実施例1であって、作用を示す背
面図である。
【符号の説明】 1 扱室 2 選別室 3
風量調節装置 4 唐箕 5 揺動棚 6
選別開度調節装置 7 チャフシ−ブ 8 穀粒流量検出手段 9
被選別物層厚検出手段 10 制御手段
フロントページの続き (72)発明者 松井 正実 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 (72)発明者 澤村 亮 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 (72)発明者 泉 浩二 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 扱室の下方に配置してある選別室内に、
    選別風量を調節する風量調節装置を有する唐箕と、揺動
    棚に設けられ棚上の被選別物を漏下選別する選別開度調
    節装置を有するチャフシ−ブとが備えられ、脱穀処理中
    の穀粒流量を検出する穀粒流量検出手段と、揺動棚上を
    流動する被選別物の層厚を検出する被選別物層厚検出手
    段とが備えられ、前記唐箕の風量調節装置とチャフシ−
    ブの選別開度調節装置とを前記穀粒流量検出手段と被選
    別物層厚検出手段との検出情報に基づいて調節制御する
    制御手段が設けられ、該制御手段は、穀粒流量検出手段
    から基準値を越えた穀粒流量の検出情報が入力され、被
    選別物層厚検出手段から基準値を下回る被選別物の層厚
    の検出情報が入力されたときにチャフシ−ブの開度を大
    に、且つ、唐箕の選別風量を小にすべく、選別開度調節
    装置および風量調節装置を作動させるように設けられた
    脱穀機の選別制御装置であって、更に、該制御手段は、
    前記穀粒流量検出手段からの検出情報が基準値を下回
    り、被選別物層厚検出手段からの検出情報が基準値を越
    える数値に達したときには、チャフシ−ブの開度を小
    に、且つ、唐箕の選別風量を大にすべく、選別開度調節
    装置および風量調節装置を作動させるように構成されて
    いる脱穀機の選別制御装置
JP31605396A 1996-11-27 1996-11-27 脱穀機の選別制御装置 Pending JPH10155349A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011072288A (ja) * 2009-10-01 2011-04-14 Yanmar Co Ltd コンバイン

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JP2011072288A (ja) * 2009-10-01 2011-04-14 Yanmar Co Ltd コンバイン

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