JPH10155772A - 目標運動負荷測定装置 - Google Patents
目標運動負荷測定装置Info
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- JPH10155772A JPH10155772A JP8323800A JP32380096A JPH10155772A JP H10155772 A JPH10155772 A JP H10155772A JP 8323800 A JP8323800 A JP 8323800A JP 32380096 A JP32380096 A JP 32380096A JP H10155772 A JPH10155772 A JP H10155772A
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- living body
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- exercise load
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- Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 生体の目標運動負荷を正確に得ることができ
る目標運動負荷測定装置を提供する。 【解決手段】 応答遅れ時間決定手段85により、生体
に所定の負荷を付与してからその生体から得られる労作
強度PRPがその負荷に対応する大きさとなるまでの時
間TTCに基づいて生体の応答遅れ時間TD が予め決定さ
れる一方、目標運動負荷値決定手段86により、生体情
報変化判定手段88により生体から得られる生体情報
(労作強度PRP)が予め設定された条件を満足する変
化を示したことが判定されたときから前記応答遅れ時間
決定手段85により決定された生体応答遅れ時間TD だ
け前の時点で生体に実際に付与されている負荷の大きさ
が、目標運動負荷WM として決定される。目標運動負荷
値決定手段86により決定される目標運動負荷WM は、
生体の応答遅れ時間TD が加味されることにより精度が
高められる。
る目標運動負荷測定装置を提供する。 【解決手段】 応答遅れ時間決定手段85により、生体
に所定の負荷を付与してからその生体から得られる労作
強度PRPがその負荷に対応する大きさとなるまでの時
間TTCに基づいて生体の応答遅れ時間TD が予め決定さ
れる一方、目標運動負荷値決定手段86により、生体情
報変化判定手段88により生体から得られる生体情報
(労作強度PRP)が予め設定された条件を満足する変
化を示したことが判定されたときから前記応答遅れ時間
決定手段85により決定された生体応答遅れ時間TD だ
け前の時点で生体に実際に付与されている負荷の大きさ
が、目標運動負荷WM として決定される。目標運動負荷
値決定手段86により決定される目標運動負荷WM は、
生体の応答遅れ時間TD が加味されることにより精度が
高められる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、生体に負荷を与える運
動負荷装置において、生体に付与すべき目標負荷を測定
する目標運動負荷測定装置に関するものである。
動負荷装置において、生体に付与すべき目標負荷を測定
する目標運動負荷測定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】エルゴメータ、トレッドミルなど、生体
の運動に関連して機械的に作動させられることにより生
体に負荷を与える運動負荷装置が知られている。運動療
法などのために、そのような運動負荷装置を用いて生体
に運動負荷を与えるに際しては、運動処方により決定さ
れた運動負荷(運動強度)や心拍数(脈拍数)およびそ
の持続時間に従って運動を実施させることが行われてい
た。運動負荷の場合には、たとえば運動負荷装置から生
体に負荷される仕事の能率の目標値すなわち目標ワット
数およびその維持時間が決定され、心拍数の場合には、
目標心拍数およびその維持時間が決定される。このよう
な生体の運動においては、有酸素運動から無酸素運動へ
切り換わる付近の負荷が、運動の効率を高めるために最
適な運動負荷として考えられており、上記運動処方では
そのような最適な運動負荷が生体に付与されるように目
標運動負荷(目標運動強度)が決定される。そして、生
体の運動に際しては、たとえば、その目標運動強度と生
体の実際の運動強度とが一致するようにその生体に運動
を付与する運動負荷装置の負荷たとえば制動トルクが自
動的に調節され、運動処方に従った時間だけ継続され
る。
の運動に関連して機械的に作動させられることにより生
体に負荷を与える運動負荷装置が知られている。運動療
法などのために、そのような運動負荷装置を用いて生体
に運動負荷を与えるに際しては、運動処方により決定さ
れた運動負荷(運動強度)や心拍数(脈拍数)およびそ
の持続時間に従って運動を実施させることが行われてい
た。運動負荷の場合には、たとえば運動負荷装置から生
体に負荷される仕事の能率の目標値すなわち目標ワット
数およびその維持時間が決定され、心拍数の場合には、
目標心拍数およびその維持時間が決定される。このよう
な生体の運動においては、有酸素運動から無酸素運動へ
切り換わる付近の負荷が、運動の効率を高めるために最
適な運動負荷として考えられており、上記運動処方では
そのような最適な運動負荷が生体に付与されるように目
標運動負荷(目標運動強度)が決定される。そして、生
体の運動に際しては、たとえば、その目標運動強度と生
体の実際の運動強度とが一致するようにその生体に運動
を付与する運動負荷装置の負荷たとえば制動トルクが自
動的に調節され、運動処方に従った時間だけ継続され
る。
【0003】ところで、運動処方を決定するに際して
は、個々の生体に最適な目標負荷の算出の根拠として最
大負荷を用いることから、個々の生体に最大まで負荷を
与えていたので、苦痛があるだけでなく、疾患を有する
生体にはそのように最大まで負荷を与えることが困難で
ある場合があった。また、運動処方により決定された目
標運動強度や目標心(脈)拍数は、数週間から二ヵ月程
度の周期で繰り返し決定されるものであって、生体が運
動を行う日の体調を考慮したものではないため、その日
の生体に対応した最適な目標運動負荷とはならず、重す
ぎたりするおそれがあった。
は、個々の生体に最適な目標負荷の算出の根拠として最
大負荷を用いることから、個々の生体に最大まで負荷を
与えていたので、苦痛があるだけでなく、疾患を有する
生体にはそのように最大まで負荷を与えることが困難で
ある場合があった。また、運動処方により決定された目
標運動強度や目標心(脈)拍数は、数週間から二ヵ月程
度の周期で繰り返し決定されるものであって、生体が運
動を行う日の体調を考慮したものではないため、その日
の生体に対応した最適な目標運動負荷とはならず、重す
ぎたりするおそれがあった。
【0004】
【発明が解決すべき課題】これに対し、生体に漸増(ラ
ンプ)負荷を与えたときにその生体から得られる生体情
報、たとえば最高血圧と脈拍数との積PRP(Pressure
Rate Product :労作強度或いはダブルプロダクトDP
とも称する)、脈波振幅、脈波微分値、脈波振幅の時間
波形信号、収縮期血圧、拡張期血圧、平均血圧、心拍
数、心電波形振幅、心電位振幅の時間波形信号などから
選択したものの増加に伴う変曲点が生じた時点の漸増負
荷値を筋持久力測定値すなわちAT値(無酸素性作業閾
値)で運動させるための目標運動負荷として決定する装
置が提案されている。たとえば、特公平7−38885
号公報に記載された測定装置がそれである。これによれ
ば、生体の目標運動負荷が速やかに測定されるので、生
体の運動毎にそれに先立って目標運動負荷を測定し、そ
の測定された目標運動負荷に従って最適な強度で運動を
行うことができる。
ンプ)負荷を与えたときにその生体から得られる生体情
報、たとえば最高血圧と脈拍数との積PRP(Pressure
Rate Product :労作強度或いはダブルプロダクトDP
とも称する)、脈波振幅、脈波微分値、脈波振幅の時間
波形信号、収縮期血圧、拡張期血圧、平均血圧、心拍
数、心電波形振幅、心電位振幅の時間波形信号などから
選択したものの増加に伴う変曲点が生じた時点の漸増負
荷値を筋持久力測定値すなわちAT値(無酸素性作業閾
値)で運動させるための目標運動負荷として決定する装
置が提案されている。たとえば、特公平7−38885
号公報に記載された測定装置がそれである。これによれ
ば、生体の目標運動負荷が速やかに測定されるので、生
体の運動毎にそれに先立って目標運動負荷を測定し、そ
の測定された目標運動負荷に従って最適な強度で運動を
行うことができる。
【0005】しかしながら、上記従来の装置によれば、
生体に所定の運動負荷を付与したときにその運動負荷に
対応した大きさの生体情報が発生するまでの生体の応答
遅れ時間が考慮されておらず、その応答遅れ時間に相当
する量だけ目標運動負荷が大きく決定されるため、目標
運動負荷の精度が得られないだけでなく、上記従来の装
置により測定された目標運動負荷を用いて運動を行う
と、無酸素性作業閾値を越えた過大な負荷を生体に与え
ることとなることから、生体に不要な苦痛を与えるだけ
でなく、疾患を有する生体が運動療法を行う場合には危
険となることすら考えられる。
生体に所定の運動負荷を付与したときにその運動負荷に
対応した大きさの生体情報が発生するまでの生体の応答
遅れ時間が考慮されておらず、その応答遅れ時間に相当
する量だけ目標運動負荷が大きく決定されるため、目標
運動負荷の精度が得られないだけでなく、上記従来の装
置により測定された目標運動負荷を用いて運動を行う
と、無酸素性作業閾値を越えた過大な負荷を生体に与え
ることとなることから、生体に不要な苦痛を与えるだけ
でなく、疾患を有する生体が運動療法を行う場合には危
険となることすら考えられる。
【0006】本発明は以上の事情を背景として為された
ものであり、その目的とするところは、生体の目標運動
負荷を正確に得ることができる目標運動負荷測定装置を
提供することにある。
ものであり、その目的とするところは、生体の目標運動
負荷を正確に得ることができる目標運動負荷測定装置を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の要旨とするところは、生体の運動に関連して
機械的に作動させられる運動負荷装置からその生体に付
与すべき目標運動負荷を決定するための目標運動負荷測
定装置であって、(a) 生体に所定の負荷を付与してか
ら、その生体から得られる生体情報がその所定の負荷に
対応する所定の大きさとなるまでの時間に基づいて、生
体の応答遅れ時間を決定する応答遅れ時間決定手段と、
(b) 時間経過に伴って増加する傾斜負荷を前記生体に付
与する傾斜負荷付与手段と、(c) その傾斜負荷付与手段
により前記生体に傾斜負荷が付与されたときにその生体
から得られる生体情報が予め設定された変化条件を満足
したか否かを判定する生体情報変化判定手段と、(d) そ
の生体情報変化判定手段により、前記生体から得られる
生体情報が予め設定された変化条件を満足したことが判
定されたときから前記応答遅れ時間決定手段により決定
された生体応答遅れ時間だけ前の時点で生体に実際に付
与されている負荷の大きさを目標運動負荷として決定す
る目標運動負荷値決定手段とを、含むことにある。
の本発明の要旨とするところは、生体の運動に関連して
機械的に作動させられる運動負荷装置からその生体に付
与すべき目標運動負荷を決定するための目標運動負荷測
定装置であって、(a) 生体に所定の負荷を付与してか
ら、その生体から得られる生体情報がその所定の負荷に
対応する所定の大きさとなるまでの時間に基づいて、生
体の応答遅れ時間を決定する応答遅れ時間決定手段と、
(b) 時間経過に伴って増加する傾斜負荷を前記生体に付
与する傾斜負荷付与手段と、(c) その傾斜負荷付与手段
により前記生体に傾斜負荷が付与されたときにその生体
から得られる生体情報が予め設定された変化条件を満足
したか否かを判定する生体情報変化判定手段と、(d) そ
の生体情報変化判定手段により、前記生体から得られる
生体情報が予め設定された変化条件を満足したことが判
定されたときから前記応答遅れ時間決定手段により決定
された生体応答遅れ時間だけ前の時点で生体に実際に付
与されている負荷の大きさを目標運動負荷として決定す
る目標運動負荷値決定手段とを、含むことにある。
【0008】
【発明の効果】このようにすれば、応答遅れ時間決定手
段により、生体に所定の負荷を付与してから生体から得
られる生体情報がその負荷に対応する大きさとなるまで
の時間に基づいて生体の応答遅れ時間が予め決定される
一方、目標運動負荷値決定手段により、生体情報変化判
定手段により前記生体から得られる生体情報が予め設定
された条件を満足する変化を示したことが判定されたと
きから前記応答遅れ時間決定手段により決定された生体
応答遅れ時間だけ前の時点で生体に実際に付与されてい
る負荷の大きさが、目標運動負荷として決定される。こ
のため、目標運動負荷値決定手段により決定される目標
運動負荷値は、生体の応答遅れ時間が加味されることに
より従来よりも小さな値となるので、目標運動負荷値の
精度が高められる。また、その目標運動負荷を用いて生
体に運動負荷を与えることにより、生体に不要な苦痛を
与えたり、運動療法を実行中の生体を危険な状態とする
恐れが好適に回避される。
段により、生体に所定の負荷を付与してから生体から得
られる生体情報がその負荷に対応する大きさとなるまで
の時間に基づいて生体の応答遅れ時間が予め決定される
一方、目標運動負荷値決定手段により、生体情報変化判
定手段により前記生体から得られる生体情報が予め設定
された条件を満足する変化を示したことが判定されたと
きから前記応答遅れ時間決定手段により決定された生体
応答遅れ時間だけ前の時点で生体に実際に付与されてい
る負荷の大きさが、目標運動負荷として決定される。こ
のため、目標運動負荷値決定手段により決定される目標
運動負荷値は、生体の応答遅れ時間が加味されることに
より従来よりも小さな値となるので、目標運動負荷値の
精度が高められる。また、その目標運動負荷を用いて生
体に運動負荷を与えることにより、生体に不要な苦痛を
与えたり、運動療法を実行中の生体を危険な状態とする
恐れが好適に回避される。
【0009】
【発明の他の態様】ここで、好適には、前記生体の最高
血圧値および脈拍数の積である労作強度値を算出する労
作強度値算出手段をさらに含み、前記生体情報変化判定
手段は、前記傾斜負荷付与手段により生体に付与される
負荷の増加に伴う、上記労作強度値の増加の折点を判定
するものであり、前記目標運動負荷値決定手段は、その
労作強度値の増加の折れ点が判定されたときから前記応
答遅れ時間決定手段により決定された生体応答遅れ時間
前の時点で生体に実際に付与されている負荷の大きさを
目標運動負荷として決定するものである。このようにす
れば、生体の最高血圧値および脈拍数の積であることか
ら生体の内的負荷を正確に表す労作強度値PRPが用い
られるので、目標負荷が一層正確に測定される利点があ
る。
血圧値および脈拍数の積である労作強度値を算出する労
作強度値算出手段をさらに含み、前記生体情報変化判定
手段は、前記傾斜負荷付与手段により生体に付与される
負荷の増加に伴う、上記労作強度値の増加の折点を判定
するものであり、前記目標運動負荷値決定手段は、その
労作強度値の増加の折れ点が判定されたときから前記応
答遅れ時間決定手段により決定された生体応答遅れ時間
前の時点で生体に実際に付与されている負荷の大きさを
目標運動負荷として決定するものである。このようにす
れば、生体の最高血圧値および脈拍数の積であることか
ら生体の内的負荷を正確に表す労作強度値PRPが用い
られるので、目標負荷が一層正確に測定される利点があ
る。
【0010】また、好適には、前記生体の交感神経の活
性度を検出する交感神経活性度検出手段と、前記生体の
副交感神経の活性度を検出する副交感神経活性度検出手
段とをさらに含み、前記生体情報変化判定手段は、前記
傾斜負荷付与手段により生体に付与される負荷の増加に
伴い、上記副交感神経の活性度に対して上記交感神経の
活性度が優位となったことを判定するものであり、前記
目標運動負荷値決定手段は、上記副交感神経の活性度に
対する交感神経の活性度の優位が判定されたときから前
記応答遅れ時間決定手段により決定された生体応答遅れ
時間前の時点で生体に実際に付与されている負荷の大き
さを目標運動負荷として決定するものである。このよう
にすれば、副交感神経の活性度に対する交感神経の活性
度の優位に基づいて目標負荷が測定される利点がある。
性度を検出する交感神経活性度検出手段と、前記生体の
副交感神経の活性度を検出する副交感神経活性度検出手
段とをさらに含み、前記生体情報変化判定手段は、前記
傾斜負荷付与手段により生体に付与される負荷の増加に
伴い、上記副交感神経の活性度に対して上記交感神経の
活性度が優位となったことを判定するものであり、前記
目標運動負荷値決定手段は、上記副交感神経の活性度に
対する交感神経の活性度の優位が判定されたときから前
記応答遅れ時間決定手段により決定された生体応答遅れ
時間前の時点で生体に実際に付与されている負荷の大き
さを目標運動負荷として決定するものである。このよう
にすれば、副交感神経の活性度に対する交感神経の活性
度の優位に基づいて目標負荷が測定される利点がある。
【0011】また、好適には、前記目標運動負荷値決定
手段により目標運動負荷が決定されると、前記傾斜負荷
付与手段による生体への負荷の増加を停止させ、その目
標運動負荷に実際の運動負荷が追従するように前記運動
負荷装置の負荷を調節する運動負荷制御手段を、さらに
含む。このようにすれば、目標運動負荷の決定に引き続
いてその目標運動負荷が付与されるように運動負荷装置
の負荷トルクなどが制御されるので、目標運動負荷の決
定とその目標運動負荷に一致する運動負荷の付与とがリ
アルタイムで行われる利点がある。
手段により目標運動負荷が決定されると、前記傾斜負荷
付与手段による生体への負荷の増加を停止させ、その目
標運動負荷に実際の運動負荷が追従するように前記運動
負荷装置の負荷を調節する運動負荷制御手段を、さらに
含む。このようにすれば、目標運動負荷の決定に引き続
いてその目標運動負荷が付与されるように運動負荷装置
の負荷トルクなどが制御されるので、目標運動負荷の決
定とその目標運動負荷に一致する運動負荷の付与とがリ
アルタイムで行われる利点がある。
【0012】また、好適には、前記生体に運動負荷が付
与されてからの経過時間が予め設定された判断基準時間
に到達したことに基づいてその生体に対する運動負荷の
付与の終了を判定する運動負荷終了判定手段と、その運
動負荷終了判定手段により前記生体に対する運動負荷の
付与の終了が判定されると、その生体に対する運動負荷
を予め設定された軽減手順で軽減する運動負荷終了処理
手段とが含まれる。このようにすれば、運動負荷終了判
定手段により、生体に対する運動負荷の付与が終了した
ことが判定されると、運動負荷終了処理手段により、そ
の生体に対する運動負荷が予め設定された軽減手順で自
動的に軽減されるので、クーリングダウンの不足に起因
する不都合が生体に発生することが解消される。
与されてからの経過時間が予め設定された判断基準時間
に到達したことに基づいてその生体に対する運動負荷の
付与の終了を判定する運動負荷終了判定手段と、その運
動負荷終了判定手段により前記生体に対する運動負荷の
付与の終了が判定されると、その生体に対する運動負荷
を予め設定された軽減手順で軽減する運動負荷終了処理
手段とが含まれる。このようにすれば、運動負荷終了判
定手段により、生体に対する運動負荷の付与が終了した
ことが判定されると、運動負荷終了処理手段により、そ
の生体に対する運動負荷が予め設定された軽減手順で自
動的に軽減されるので、クーリングダウンの不足に起因
する不都合が生体に発生することが解消される。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。図1は、本発明が適用された目標運動負
荷測定装置を備えた運動負荷装置の制御装置の構成を説
明する図であり、運動負荷装置として機能するよく知ら
れたエルゴメータ6と、連続血圧測定装置8とを備えて
いる。
細に説明する。図1は、本発明が適用された目標運動負
荷測定装置を備えた運動負荷装置の制御装置の構成を説
明する図であり、運動負荷装置として機能するよく知ら
れたエルゴメータ6と、連続血圧測定装置8とを備えて
いる。
【0014】上記連続血圧測定装置8は、ゴム製袋を布
製帯状袋内に有してたとえば患者の上腕部12に巻回さ
れるカフ10と、このカフ10に配管20を介してそれ
ぞれ接続された圧力センサ14、切換弁16、および空
気ポンプ18とを備えている。この切換弁16は、カフ
10内への圧力の供給を許容する圧力供給状態、カフ1
0内を徐々に排圧する徐速排圧状態、およびカフ10内
を急速に排圧する急速排圧状態の3つの状態に切り換え
られるように構成されている。
製帯状袋内に有してたとえば患者の上腕部12に巻回さ
れるカフ10と、このカフ10に配管20を介してそれ
ぞれ接続された圧力センサ14、切換弁16、および空
気ポンプ18とを備えている。この切換弁16は、カフ
10内への圧力の供給を許容する圧力供給状態、カフ1
0内を徐々に排圧する徐速排圧状態、およびカフ10内
を急速に排圧する急速排圧状態の3つの状態に切り換え
られるように構成されている。
【0015】圧力センサ14は、カフ10内の圧力を検
出してその圧力を表す圧力信号SPを静圧弁別回路22
および脈波弁別回路24にそれぞれ供給する。静圧弁別
回路22はローパスフィルタを備え、圧力信号SPに含
まれる定常的な圧力すなわちカフ圧を表すカフ圧信号S
Kを弁別してそのカフ圧信号SKをA/D変換器26を
介して電子制御装置28へ供給する。
出してその圧力を表す圧力信号SPを静圧弁別回路22
および脈波弁別回路24にそれぞれ供給する。静圧弁別
回路22はローパスフィルタを備え、圧力信号SPに含
まれる定常的な圧力すなわちカフ圧を表すカフ圧信号S
Kを弁別してそのカフ圧信号SKをA/D変換器26を
介して電子制御装置28へ供給する。
【0016】上記脈波弁別回路24は、脈拍に同期して
カフ10に発生する圧力振動波を通過させる周波数帯域
を有するバンドパスフィルタを備え、圧力信号SPの振
動成分である脈波信号SM1 を周波数的に弁別し、その
脈波信号SM1 をA/D変換器29を介して電子制御装
置28へ供給する。この脈波信号SM1 が表すカフ脈波
は、患者の心拍に同期して図示しない上腕動脈から発生
してカフ10に伝達されるものであり、圧迫圧に関連し
て変化する。
カフ10に発生する圧力振動波を通過させる周波数帯域
を有するバンドパスフィルタを備え、圧力信号SPの振
動成分である脈波信号SM1 を周波数的に弁別し、その
脈波信号SM1 をA/D変換器29を介して電子制御装
置28へ供給する。この脈波信号SM1 が表すカフ脈波
は、患者の心拍に同期して図示しない上腕動脈から発生
してカフ10に伝達されるものであり、圧迫圧に関連し
て変化する。
【0017】上記電子制御装置28は、CPU30,R
OM32,RAM34,および図示しないI/Oポート
等を備えた所謂マイクロコンピュータにて構成されてお
り、CPU30は、ROM32に予め記憶されたプログ
ラムに従ってRAM34の記憶機能を利用しつつ信号処
理を実行することにより、I/Oポートから駆動信号を
出力して切換弁16および空気ポンプ18を制御し、表
示器36の表示内容を制御する。
OM32,RAM34,および図示しないI/Oポート
等を備えた所謂マイクロコンピュータにて構成されてお
り、CPU30は、ROM32に予め記憶されたプログ
ラムに従ってRAM34の記憶機能を利用しつつ信号処
理を実行することにより、I/Oポートから駆動信号を
出力して切換弁16および空気ポンプ18を制御し、表
示器36の表示内容を制御する。
【0018】圧脈波センサ38は、図2に詳しく示すよ
うに、前記カフ10が装着された患者の上腕部12の動
脈下流側の部位、たとえば手首において、容器状を成す
ハウジング44の開口端が表皮40に対向する状態で装
着バンド42により手首に着脱可能に取り付けられるよ
うになっている。圧脈波センサ38では、ハウジング4
4の内部には、ダイヤフラム46に固定された押圧部材
50が相対移動可能かつハウジング44の開口端からの
突出し可能に設けられており、これらハウジング44お
よびダイヤフラム46等によって圧力室45が形成され
ている。この圧力室45内には、空気ポンプ56から調
圧弁58を経て圧力エアが供給されるようになってお
り、これにより、押圧部材50は圧力室45内の圧力に
応じた押圧力PHDで表皮40の直下の撓骨動脈48に向
かって押圧される。
うに、前記カフ10が装着された患者の上腕部12の動
脈下流側の部位、たとえば手首において、容器状を成す
ハウジング44の開口端が表皮40に対向する状態で装
着バンド42により手首に着脱可能に取り付けられるよ
うになっている。圧脈波センサ38では、ハウジング4
4の内部には、ダイヤフラム46に固定された押圧部材
50が相対移動可能かつハウジング44の開口端からの
突出し可能に設けられており、これらハウジング44お
よびダイヤフラム46等によって圧力室45が形成され
ている。この圧力室45内には、空気ポンプ56から調
圧弁58を経て圧力エアが供給されるようになってお
り、これにより、押圧部材50は圧力室45内の圧力に
応じた押圧力PHDで表皮40の直下の撓骨動脈48に向
かって押圧される。
【0019】上記押圧部材50は、たとえば、単結晶シ
リコン等から成る半導体チップの押圧面51に多数の半
導体感圧素子(図示せず)が撓骨動脈48と直交する方
向にたとえば0.2mm程度の間隔で配列されて構成され
ており、手首の表皮40の直下の撓骨動脈48に向かっ
て押圧されることにより、撓骨動脈48から表皮40を
介して伝達される圧力振動波すなわち圧脈波を1拍毎に
検出し、その圧脈波を表す圧脈波信号SM2 をA/D変
換器52を介して電子制御装置28へ供給する。
リコン等から成る半導体チップの押圧面51に多数の半
導体感圧素子(図示せず)が撓骨動脈48と直交する方
向にたとえば0.2mm程度の間隔で配列されて構成され
ており、手首の表皮40の直下の撓骨動脈48に向かっ
て押圧されることにより、撓骨動脈48から表皮40を
介して伝達される圧力振動波すなわち圧脈波を1拍毎に
検出し、その圧脈波を表す圧脈波信号SM2 をA/D変
換器52を介して電子制御装置28へ供給する。
【0020】また、前記電子制御装置28のCPU30
は、ROM32に予め記憶されたプログラムに従って、
空気ポンプ56および調圧弁58へ駆動信号を出力し、
圧力室45内の圧力すなわち押圧部材50の表皮に対す
る押圧力を、撓骨動脈48の管壁の一部が平坦となる最
適押圧値PHDP を決定し且つその値を保持するように調
節する。すなわち、生体の連続血圧測定に際しては、圧
力室45内の圧力変化過程で逐次得られる圧脈波に基づ
いて押圧部材50の最適押圧力PHDP が決定され、押圧
部材50の最適押圧力PHDP を維持するように調圧弁5
8が制御される。
は、ROM32に予め記憶されたプログラムに従って、
空気ポンプ56および調圧弁58へ駆動信号を出力し、
圧力室45内の圧力すなわち押圧部材50の表皮に対す
る押圧力を、撓骨動脈48の管壁の一部が平坦となる最
適押圧値PHDP を決定し且つその値を保持するように調
節する。すなわち、生体の連続血圧測定に際しては、圧
力室45内の圧力変化過程で逐次得られる圧脈波に基づ
いて押圧部材50の最適押圧力PHDP が決定され、押圧
部材50の最適押圧力PHDP を維持するように調圧弁5
8が制御される。
【0021】設定器60は、たとえばスイッチ或いはキ
ーボードを含むものであり、手動操作によって入力され
た補正値、運動期間などの設定値を電子制御装置28へ
出力する。また、時計回路62は、圧脈波、血圧値など
の検出時刻を記録するため、或いは運動期間開始時の時
刻を記録し且つその運動期間の終了を判定するために現
在時刻を電子制御装置28へ出力するものである。
ーボードを含むものであり、手動操作によって入力され
た補正値、運動期間などの設定値を電子制御装置28へ
出力する。また、時計回路62は、圧脈波、血圧値など
の検出時刻を記録するため、或いは運動期間開始時の時
刻を記録し且つその運動期間の終了を判定するために現
在時刻を電子制御装置28へ出力するものである。
【0022】エルゴメータ6は、生体の運動に関連して
駆動される運動機構すなわち運動負荷装置であって、生
体により回転駆動されるペダル64と、そのペダル64
とチェーン66を介して作動的に連結された電磁ブレー
キ68とを備えている。この電磁ブレーキ68は、たと
えば回転円板に発生させる渦電流の大きさを調節するこ
とにより、或いは回転コイルに誘導される発電電流の大
きさを調節することによって回転抵抗すなわち制動トル
クを制御して運動中の生体に荷せられる運動負荷を変化
させるので、運動負荷調節装置として機能している。
駆動される運動機構すなわち運動負荷装置であって、生
体により回転駆動されるペダル64と、そのペダル64
とチェーン66を介して作動的に連結された電磁ブレー
キ68とを備えている。この電磁ブレーキ68は、たと
えば回転円板に発生させる渦電流の大きさを調節するこ
とにより、或いは回転コイルに誘導される発電電流の大
きさを調節することによって回転抵抗すなわち制動トル
クを制御して運動中の生体に荷せられる運動負荷を変化
させるので、運動負荷調節装置として機能している。
【0023】図3は、上記運動負荷装置を制御する電子
制御装置28の制御機能の要部を説明する機能ブロック
線図である。図において、カフ圧制御手段70は、たと
えば図4に示す圧脈波血圧対応関係の決定のために、連
続血圧測定に先立って、すなわち上記エルゴメータ6の
使用に先立って起動させられる基準血圧測定手段72の
測定期間において、カフ10の圧迫圧力をよく知られた
測定手順に従って変化させる。たとえば、カフ圧制御手
段70は、生体の最高血圧よりも高い180mmHg程度に
予め設定された昇圧目標値までカフ10の圧迫圧力を急
速昇圧させた後、血圧決定アルゴリズムが実行される測
定区間において3mmHg/sec程度の速度で緩やかに降圧さ
せ、血圧測定が完了するとカフ10の圧迫圧力を解放さ
せる。
制御装置28の制御機能の要部を説明する機能ブロック
線図である。図において、カフ圧制御手段70は、たと
えば図4に示す圧脈波血圧対応関係の決定のために、連
続血圧測定に先立って、すなわち上記エルゴメータ6の
使用に先立って起動させられる基準血圧測定手段72の
測定期間において、カフ10の圧迫圧力をよく知られた
測定手順に従って変化させる。たとえば、カフ圧制御手
段70は、生体の最高血圧よりも高い180mmHg程度に
予め設定された昇圧目標値までカフ10の圧迫圧力を急
速昇圧させた後、血圧決定アルゴリズムが実行される測
定区間において3mmHg/sec程度の速度で緩やかに降圧さ
せ、血圧測定が完了するとカフ10の圧迫圧力を解放さ
せる。
【0024】基準血圧測定手段72は、傾斜負荷付与手
段84による負荷上昇や運動負荷制御手段90による運
動負荷制御に先立つ測定区間において、カフ10の圧迫
圧力が緩やかに降圧させられる過程でカフ10の圧力振
動として発生したカフ脈波の大きさの変化に基づいて、
よく知られたオシロメトリック法により生体の最高血圧
値BPSYS 、平均血圧値BPMEAN、最低血圧値BPDIA
をそれぞれ測定し、表示器36に表示させる。
段84による負荷上昇や運動負荷制御手段90による運
動負荷制御に先立つ測定区間において、カフ10の圧迫
圧力が緩やかに降圧させられる過程でカフ10の圧力振
動として発生したカフ脈波の大きさの変化に基づいて、
よく知られたオシロメトリック法により生体の最高血圧
値BPSYS 、平均血圧値BPMEAN、最低血圧値BPDIA
をそれぞれ測定し、表示器36に表示させる。
【0025】圧脈波血圧対応関係決定手段74は、後述
の傾斜負荷付与手段84による負荷上昇や運動負荷制御
手段90による運動負荷制御に先立って、基準血圧測定
手段72により血圧値が測定されると、圧脈波センサ3
8により検出された圧脈波の大きさPM の下ピーク値P
Mminおよび上ピーク値PMmaxと、その基準血圧測定手段
72により測定された血圧値BP(最高血圧値B
PSYS 、最低血圧値BPDIA)との間の圧脈波血圧対応
関係を、生体毎に予め決定する。この対応関係は、たと
えば図4に示すものであり、EBP=α・PM +βなる
式により示される。但し、αは傾きを示す定数、βは切
片を示す定数、EBPは連続的に決定される推定血圧値
である。
の傾斜負荷付与手段84による負荷上昇や運動負荷制御
手段90による運動負荷制御に先立って、基準血圧測定
手段72により血圧値が測定されると、圧脈波センサ3
8により検出された圧脈波の大きさPM の下ピーク値P
Mminおよび上ピーク値PMmaxと、その基準血圧測定手段
72により測定された血圧値BP(最高血圧値B
PSYS 、最低血圧値BPDIA)との間の圧脈波血圧対応
関係を、生体毎に予め決定する。この対応関係は、たと
えば図4に示すものであり、EBP=α・PM +βなる
式により示される。但し、αは傾きを示す定数、βは切
片を示す定数、EBPは連続的に決定される推定血圧値
である。
【0026】推定血圧値決定手段76は、上記圧脈波血
圧対応関係決定手段74により決定された上記の対応関
係EBP=f(PM )から、圧脈波センサ38により逐
次検出される圧脈波の大きさPM に基づいて、推定血圧
値EBP(最高血圧値EBP SYS 、最低血圧値EBP
DIA )を逐次決定し、その決定した推定血圧値EBPを
表示器36に連続的にトレンド表示させる。上記カフ圧
制御手段70、基準血圧測定手段72、圧脈波センサ3
8、圧脈波血圧対応関係決定手段74、推定血圧値決定
手段76が、生体の血圧値を非浸襲で脈拍に同期して連
続的に測定する連続血圧測定手段78として機能してい
る。
圧対応関係決定手段74により決定された上記の対応関
係EBP=f(PM )から、圧脈波センサ38により逐
次検出される圧脈波の大きさPM に基づいて、推定血圧
値EBP(最高血圧値EBP SYS 、最低血圧値EBP
DIA )を逐次決定し、その決定した推定血圧値EBPを
表示器36に連続的にトレンド表示させる。上記カフ圧
制御手段70、基準血圧測定手段72、圧脈波センサ3
8、圧脈波血圧対応関係決定手段74、推定血圧値決定
手段76が、生体の血圧値を非浸襲で脈拍に同期して連
続的に測定する連続血圧測定手段78として機能してい
る。
【0027】脈拍数算出手段80は、たとえば圧脈波セ
ンサ38から出力される圧脈波の周期に基づいて、生体
の脈拍数PRをその脈拍周期に同期して連続的に算出す
る。労作強度値算出手段82は、その脈拍数算出手段8
0により算出された脈拍数PRと前記連続血圧測定手段
78により測定された推定血圧値EBPSYS との積であ
る労作強度値PRP(=PR×EBPSYS :Pressure R
ate Product )を、脈拍周期に同期して逐次算出する。
ンサ38から出力される圧脈波の周期に基づいて、生体
の脈拍数PRをその脈拍周期に同期して連続的に算出す
る。労作強度値算出手段82は、その脈拍数算出手段8
0により算出された脈拍数PRと前記連続血圧測定手段
78により測定された推定血圧値EBPSYS との積であ
る労作強度値PRP(=PR×EBPSYS :Pressure R
ate Product )を、脈拍周期に同期して逐次算出する。
【0028】一定負荷付与手段83は、目標運動負荷W
M の決定に先立つ区間(図5の付与期間T01)におい
て、生体の応答遅れ時間TD を決定するために、たとえ
ば一定の制動トルクをエルゴメータ6の電磁ブレーキ6
8に発生させることにより、生体に予め設定された一定
の運動負荷WI を予め設定された付与期間T01だけ付与
する。この一定の運動負荷WI および付与期間T01は、
付与期間T01内において十分に生体情報が反応するよう
に、好ましくは生体の運動能力に応じて予め設定される
値である。上記一定の運動負荷WI は、たとえば20〜
100W(ワット)程度の値が用いられ、上記付与期間
T01は応答遅れ時間TD よりも十分に大きい値に設定さ
れ、たとえば3乃至10分程度の値が用いられる。
M の決定に先立つ区間(図5の付与期間T01)におい
て、生体の応答遅れ時間TD を決定するために、たとえ
ば一定の制動トルクをエルゴメータ6の電磁ブレーキ6
8に発生させることにより、生体に予め設定された一定
の運動負荷WI を予め設定された付与期間T01だけ付与
する。この一定の運動負荷WI および付与期間T01は、
付与期間T01内において十分に生体情報が反応するよう
に、好ましくは生体の運動能力に応じて予め設定される
値である。上記一定の運動負荷WI は、たとえば20〜
100W(ワット)程度の値が用いられ、上記付与期間
T01は応答遅れ時間TD よりも十分に大きい値に設定さ
れ、たとえば3乃至10分程度の値が用いられる。
【0029】また、傾斜負荷付与手段84は、上記一定
負荷付与手段83により生体の応答遅れ時間TD を決定
するため一定の運動負荷の付与が完了した後、それに引
き続いて、生体の実際の運動区間(図5のt2 以降)に
先立つ運動の初期区間たとえば図5のt1 乃至t2 に示
す区間において、その生体に付与する負荷を時間経過に
伴って直線的に上昇させることにより増加させる。上記
連続上昇速度は、後述の折点の判定精度が維持される範
囲で最も高い値に設定されることが望ましい。
負荷付与手段83により生体の応答遅れ時間TD を決定
するため一定の運動負荷の付与が完了した後、それに引
き続いて、生体の実際の運動区間(図5のt2 以降)に
先立つ運動の初期区間たとえば図5のt1 乃至t2 に示
す区間において、その生体に付与する負荷を時間経過に
伴って直線的に上昇させることにより増加させる。上記
連続上昇速度は、後述の折点の判定精度が維持される範
囲で最も高い値に設定されることが望ましい。
【0030】応答遅れ時間決定手段85は、一定負荷付
与手段83により生体に一定の負荷が付与されてから、
その生体から得られる生体情報すなわち労作強度値PR
Pがその一定の負荷に対応する大きさとなるまでの時間
たとえば数分乃至十数分程度の時定数TTCに基づいて、
生体の応答遅れ時間TD を決定する。この応答遅れ時間
TD は、時定数TTCそのものの値、或いは時定数TTCを
修正した値(=TTC+A、或いは=TTC・B:但しAは
修正値、Bは修正係数)が用いられる。その修正値Aお
よび修正係数Bは、応答遅れ時間TD が傾斜負荷付与中
における傾斜負荷のある値と労作強度値PRPがその値
に対応する大きさとなるまでの遅れ時間となるように予
め実験的に求められた値である。
与手段83により生体に一定の負荷が付与されてから、
その生体から得られる生体情報すなわち労作強度値PR
Pがその一定の負荷に対応する大きさとなるまでの時間
たとえば数分乃至十数分程度の時定数TTCに基づいて、
生体の応答遅れ時間TD を決定する。この応答遅れ時間
TD は、時定数TTCそのものの値、或いは時定数TTCを
修正した値(=TTC+A、或いは=TTC・B:但しAは
修正値、Bは修正係数)が用いられる。その修正値Aお
よび修正係数Bは、応答遅れ時間TD が傾斜負荷付与中
における傾斜負荷のある値と労作強度値PRPがその値
に対応する大きさとなるまでの遅れ時間となるように予
め実験的に求められた値である。
【0031】目標運動負荷値決定手段86は、上記傾斜
負荷付与手段84による負荷の上昇に伴って増加する生
体情報の折れ点、たとえば前記生体の労作強度値PRP
の折点Fに対応する運動負荷値(運動強度値)WF と応
答遅れ時間TD とに基づいて目標労作強度値PRPM を
決定する。生体情報変化判定手段88は、傾斜負荷付与
手段84により生体に傾斜負荷が付与されたときにその
生体から得られる生体情報が予め設定された変化条件を
満足したか否かを判定する。たとえば、生体から傾斜負
荷の増加とともに増加する労作強度PRPが採取されて
いる場合は、その労作強度PRPの折れ点の発生を判定
する。上記目標運動負荷値決定手段86は、たとえば、
生体情報変化判定手段88により、傾斜負荷付与手段8
4による負荷の上昇に伴う生体の労作強度値PRPの増
加の折点Fが判定されると、その折点Fの発生時点すな
わち図5のt2 時点に対応する運動負荷値(運動強度
値)WF から、応答遅れ時間TD の間の増加分ΔWを差
し引くことにより、運動負荷値WF より低い目標運動負
荷値WM を決定する。換言すれば、目標運動負荷値決定
手段86は、折点Fの発生時点すなわち図5のt2 時点
よりも応答遅れ時間T D だけ前に生体に付与されていた
運動負荷を目標運動負荷値WM として決定し、必要に応
じて表示器36に表示させる。
負荷付与手段84による負荷の上昇に伴って増加する生
体情報の折れ点、たとえば前記生体の労作強度値PRP
の折点Fに対応する運動負荷値(運動強度値)WF と応
答遅れ時間TD とに基づいて目標労作強度値PRPM を
決定する。生体情報変化判定手段88は、傾斜負荷付与
手段84により生体に傾斜負荷が付与されたときにその
生体から得られる生体情報が予め設定された変化条件を
満足したか否かを判定する。たとえば、生体から傾斜負
荷の増加とともに増加する労作強度PRPが採取されて
いる場合は、その労作強度PRPの折れ点の発生を判定
する。上記目標運動負荷値決定手段86は、たとえば、
生体情報変化判定手段88により、傾斜負荷付与手段8
4による負荷の上昇に伴う生体の労作強度値PRPの増
加の折点Fが判定されると、その折点Fの発生時点すな
わち図5のt2 時点に対応する運動負荷値(運動強度
値)WF から、応答遅れ時間TD の間の増加分ΔWを差
し引くことにより、運動負荷値WF より低い目標運動負
荷値WM を決定する。換言すれば、目標運動負荷値決定
手段86は、折点Fの発生時点すなわち図5のt2 時点
よりも応答遅れ時間T D だけ前に生体に付与されていた
運動負荷を目標運動負荷値WM として決定し、必要に応
じて表示器36に表示させる。
【0032】ここで、前記生体情報変化判定手段88
は、労作強度値PRPが折点Fに対応する値を越えた後
の数拍程度の後において、折点Fが、その数拍程度の後
の時点たとえば図5のt2 時点よりも数拍前の時点たと
えば図5のt1 時点に発生したことを速やかに判定する
ものである。たとえば、生体情報変化判定手段88は、
傾斜負荷付与手段84による運動負荷の直線的上昇区間
T12において労作強度値算出手段82により逐次算出さ
れる労作強度値PRPn の回帰直線KLを求め、この回
帰直線KLを中心として決定された所定の判断基準範囲
たとえば+10%の範囲を越える労作強度値PRPn が
連続して予め設定された所定数検出されたことにより折
点Fを決定する。たとえば図6の時間軸と労作強度値軸
とから成る二次元直交座標において、破線に示す判断基
準範囲を越える2以上の連続する労作強度値PRP
m+1 、PRPm+2 が検出された場合には、その労作強度
値PRP m+1 またはそれより1つ前の労作強度値PRP
m の発生時刻tF2またはtF1に折点Fが発生したと判定
され、その発生時刻tF2またはtF1における回帰直線K
L上の値F2 またはF1 が折点Fとして判定される。
は、労作強度値PRPが折点Fに対応する値を越えた後
の数拍程度の後において、折点Fが、その数拍程度の後
の時点たとえば図5のt2 時点よりも数拍前の時点たと
えば図5のt1 時点に発生したことを速やかに判定する
ものである。たとえば、生体情報変化判定手段88は、
傾斜負荷付与手段84による運動負荷の直線的上昇区間
T12において労作強度値算出手段82により逐次算出さ
れる労作強度値PRPn の回帰直線KLを求め、この回
帰直線KLを中心として決定された所定の判断基準範囲
たとえば+10%の範囲を越える労作強度値PRPn が
連続して予め設定された所定数検出されたことにより折
点Fを決定する。たとえば図6の時間軸と労作強度値軸
とから成る二次元直交座標において、破線に示す判断基
準範囲を越える2以上の連続する労作強度値PRP
m+1 、PRPm+2 が検出された場合には、その労作強度
値PRP m+1 またはそれより1つ前の労作強度値PRP
m の発生時刻tF2またはtF1に折点Fが発生したと判定
され、その発生時刻tF2またはtF1における回帰直線K
L上の値F2 またはF1 が折点Fとして判定される。
【0033】運動負荷制御手段90は、傾斜負荷付与手
段84により負荷が上昇させられる連続負荷上昇区間T
12において、その負荷の上昇に伴う生体の労作強度値P
RPの増加の折点Fが生体情報変化判定手段88により
判定されると、その傾斜負荷付与手段84による負荷の
上昇を停止させた後、それに引き続いて直ちに、前記目
標運動負荷値決定手段86により決定された目標運動負
荷値WM に実際の生体の負荷値Wが追従するように前記
エルゴメータ6の制動トルクを制御する。図5のt3 以
降はこの状態を示している。
段84により負荷が上昇させられる連続負荷上昇区間T
12において、その負荷の上昇に伴う生体の労作強度値P
RPの増加の折点Fが生体情報変化判定手段88により
判定されると、その傾斜負荷付与手段84による負荷の
上昇を停止させた後、それに引き続いて直ちに、前記目
標運動負荷値決定手段86により決定された目標運動負
荷値WM に実際の生体の負荷値Wが追従するように前記
エルゴメータ6の制動トルクを制御する。図5のt3 以
降はこの状態を示している。
【0034】運動負荷終了判定手段92は、生体に運動
負荷が付与されてからの経過時間T ELが、たとえば運動
処方に従って生体を運動させるために予め設定された判
断基準時間TS に到達したことに基づいてその生体に対
する運動負荷の付与の終了を判定する。運動負荷終了処
理手段94は、その運動負荷終了判定手段92により生
体に対する運動負荷の付与の終了が判定されると、その
生体に対する運動負荷を予め設定された軽減手順で軽減
する。この軽減手順は、予め設定された順序で負荷が段
階的に軽減されるか、或いは、予め設定された減少速度
で連続的に減少させられる。
負荷が付与されてからの経過時間T ELが、たとえば運動
処方に従って生体を運動させるために予め設定された判
断基準時間TS に到達したことに基づいてその生体に対
する運動負荷の付与の終了を判定する。運動負荷終了処
理手段94は、その運動負荷終了判定手段92により生
体に対する運動負荷の付与の終了が判定されると、その
生体に対する運動負荷を予め設定された軽減手順で軽減
する。この軽減手順は、予め設定された順序で負荷が段
階的に軽減されるか、或いは、予め設定された減少速度
で連続的に減少させられる。
【0035】図7は、上記電子制御装置28の制御作動
の要部を説明するフローチャートである。図のステップ
S1(以下、ステップを省略する。)では、図示しない
操作釦の操作によって運動負荷装置の起動が行われたか
否かが判断される。このS1の判断が否定された場合は
待機させられるが、肯定された場合は、エルゴメータ6
を用いて生体が運動を開始した状態であるので、前記応
答遅れ時間決定手段85に対応するS2において、図8
に示す応答遅れ時間算出ルーチンが実行されることによ
り、実際の生体の応答遅れ時間TD が決定される。
の要部を説明するフローチャートである。図のステップ
S1(以下、ステップを省略する。)では、図示しない
操作釦の操作によって運動負荷装置の起動が行われたか
否かが判断される。このS1の判断が否定された場合は
待機させられるが、肯定された場合は、エルゴメータ6
を用いて生体が運動を開始した状態であるので、前記応
答遅れ時間決定手段85に対応するS2において、図8
に示す応答遅れ時間算出ルーチンが実行されることによ
り、実際の生体の応答遅れ時間TD が決定される。
【0036】図8において、一定負荷付与手段83に対
応するSA1では、たとえば20W(ワット)程度の値
に予め設定された一定の運動負荷(運動強度)WI が生
体に付与されるように、すなわち電磁ブレーキ68の回
転数と制動トルクとの積が一定の運動負荷(運動強度)
WI となるように、エルゴメータ6の電磁ブレーキ68
の制動トルクが調節される。次いで、SA2では、上記
一定負荷付与期間T01の経過の判定に用いるためのタイ
マC1 の計時作動が開始され、起動操作後の経過時間t
が計測される。続いて、SA3およびSA4では、逐次
求められる生体の脈拍数PRおよび推定血圧値EBP
SYS が読み込まれた後、労作強度値算出手段82に対応
するSA5において労作強度値PRP(=EBPSYS ×
PR)が算出される。この労作強度値PRPは、心筋の
負荷の指標として用いられるものであり、酸素消費量に
相関する生体情報である。そして、SA6において、タ
イマC1 の計数内容が予め設定された一定負荷付与期間
T01を越えたか否かが判断される。この判断が否定され
るうちはSA1以下が繰り返し実行されるが、肯定され
ると、SA7において、上記一定負荷付与期間T01内に
おける労作強度値PRPの変化曲線から、その変化幅H
の0.632に相当する値に到達するまでの時間である
時定数TTCが求められ、その時定数TTCに基づいて応答
遅れ時間TD が決定される。上記労作強度値PRPは、
PRP=H(1−e-t/TC )なる関数により表され得る
からである。なお、その関数内のTCは、上記時定数T
TCと同じものである。
応するSA1では、たとえば20W(ワット)程度の値
に予め設定された一定の運動負荷(運動強度)WI が生
体に付与されるように、すなわち電磁ブレーキ68の回
転数と制動トルクとの積が一定の運動負荷(運動強度)
WI となるように、エルゴメータ6の電磁ブレーキ68
の制動トルクが調節される。次いで、SA2では、上記
一定負荷付与期間T01の経過の判定に用いるためのタイ
マC1 の計時作動が開始され、起動操作後の経過時間t
が計測される。続いて、SA3およびSA4では、逐次
求められる生体の脈拍数PRおよび推定血圧値EBP
SYS が読み込まれた後、労作強度値算出手段82に対応
するSA5において労作強度値PRP(=EBPSYS ×
PR)が算出される。この労作強度値PRPは、心筋の
負荷の指標として用いられるものであり、酸素消費量に
相関する生体情報である。そして、SA6において、タ
イマC1 の計数内容が予め設定された一定負荷付与期間
T01を越えたか否かが判断される。この判断が否定され
るうちはSA1以下が繰り返し実行されるが、肯定され
ると、SA7において、上記一定負荷付与期間T01内に
おける労作強度値PRPの変化曲線から、その変化幅H
の0.632に相当する値に到達するまでの時間である
時定数TTCが求められ、その時定数TTCに基づいて応答
遅れ時間TD が決定される。上記労作強度値PRPは、
PRP=H(1−e-t/TC )なる関数により表され得る
からである。なお、その関数内のTCは、上記時定数T
TCと同じものである。
【0037】図7に戻って、続いて前記傾斜負荷付与手
段84に対応するS3では、図5のt1 乃至t2 の連続
負荷上昇区間T12に示すように、運動負荷が所定の速度
で上昇させられる。次いで、S4において、生体の脈拍
数PRおよび推定血圧値EBPSYS が読み込まれた後、
前記労作強度値算出手段82に対応するS5において労
作強度値PRPが算出される。この労作強度値PRP
は、心筋の負荷の指標として用いられるものであり、酸
素消費量に相関するものである。そして、前記生体情報
変化判定手段88に対応するS6において、時間軸と労
作強度値軸とから成る二次元直交座標において、連続負
荷上昇区間T12において増加させられる労作強度値PR
Pの折点Fが発生したか否かが判断される。
段84に対応するS3では、図5のt1 乃至t2 の連続
負荷上昇区間T12に示すように、運動負荷が所定の速度
で上昇させられる。次いで、S4において、生体の脈拍
数PRおよび推定血圧値EBPSYS が読み込まれた後、
前記労作強度値算出手段82に対応するS5において労
作強度値PRPが算出される。この労作強度値PRP
は、心筋の負荷の指標として用いられるものであり、酸
素消費量に相関するものである。そして、前記生体情報
変化判定手段88に対応するS6において、時間軸と労
作強度値軸とから成る二次元直交座標において、連続負
荷上昇区間T12において増加させられる労作強度値PR
Pの折点Fが発生したか否かが判断される。
【0038】当初は上記S6の判断が否定されることか
ら、上記S3以下が繰り返し実行される。しかし、図5
のt2 時点に示すように、S6において折点Fの発生が
判断されると、傾斜負荷付与手段84に対応するS3の
実行が停止されると同時に、S7乃至S9が実行され
る。すなわち、前記目標運動負荷値決定手段86に対応
するS7において、折点Fの発生時点すなわち図5のt
2 時点に対応する運動負荷WF よりも応答遅れ時間TD
間の変化分ΔWを差し引いた値、すなわち折点Fの発生
時点から応答遅れ時間TD だけ前の時点に対応する実際
の運動負荷が、目標運動負荷WM として決定される。次
いで、S8において、実質的な運動開始からの経過時間
TELを計数するためのカウンタCTELの計数が許可され
る。そして、前記運動負荷制御手段90に対応するS9
において、たとえば図9に示す運動負荷フィードバック
制御ルーチンが実行されることにより、上記目標運動負
荷(目標運動強度)WM と実際に生体に付与される運動
負荷(運動強度)Wとが一致するようにエルゴメータ6
の制動トルクが調節される。図5のt2 時点以後はこの
状態を示している。
ら、上記S3以下が繰り返し実行される。しかし、図5
のt2 時点に示すように、S6において折点Fの発生が
判断されると、傾斜負荷付与手段84に対応するS3の
実行が停止されると同時に、S7乃至S9が実行され
る。すなわち、前記目標運動負荷値決定手段86に対応
するS7において、折点Fの発生時点すなわち図5のt
2 時点に対応する運動負荷WF よりも応答遅れ時間TD
間の変化分ΔWを差し引いた値、すなわち折点Fの発生
時点から応答遅れ時間TD だけ前の時点に対応する実際
の運動負荷が、目標運動負荷WM として決定される。次
いで、S8において、実質的な運動開始からの経過時間
TELを計数するためのカウンタCTELの計数が許可され
る。そして、前記運動負荷制御手段90に対応するS9
において、たとえば図9に示す運動負荷フィードバック
制御ルーチンが実行されることにより、上記目標運動負
荷(目標運動強度)WM と実際に生体に付与される運動
負荷(運動強度)Wとが一致するようにエルゴメータ6
の制動トルクが調節される。図5のt2 時点以後はこの
状態を示している。
【0039】図9のSB1では、前記S7において決定
された目標運動負荷WM が読み込まれ、続くSB2乃至
SB5において、実際に生体に付与される運動負荷Wが
上記目標運動負荷WM と一致するようにエルゴメータ6
の電磁ブレーキ68の制動トルクが制御される。すなわ
ち、SB2では、電磁ブレーキ68の回転数と制動トル
クとの積である実際の運動負荷Wが目標運動負荷値WM
を上回ったか否かが判断される。このSB2の判断が否
定された場合には、実際の運動負荷(運動強度)Wが未
だ目標運動負荷値(目標運動強度値)WM に到達してい
ないので、SB3において、前回のサイクルにおける電
磁ブレーキ68の制動トルク(或いはそれに対応する励
磁電流)の指令値IT に所定の変化値ΔIT を加算する
ことにより増加させられるが、上記SB2の判断が肯定
された場合は、実際の運動負荷Wが目標運動負荷値WM
を上回っているので、SB4において、前回のサイクル
における電磁ブレーキ68の制動トルクの指令値IT か
ら所定の変化値ΔIT を差し引くことにより減少させら
れる。そして、SB5では、上記のようにして変化させ
られた制動トルクの指令値IT が出力され、電磁ブレー
キ68の制動トルクが調節される。
された目標運動負荷WM が読み込まれ、続くSB2乃至
SB5において、実際に生体に付与される運動負荷Wが
上記目標運動負荷WM と一致するようにエルゴメータ6
の電磁ブレーキ68の制動トルクが制御される。すなわ
ち、SB2では、電磁ブレーキ68の回転数と制動トル
クとの積である実際の運動負荷Wが目標運動負荷値WM
を上回ったか否かが判断される。このSB2の判断が否
定された場合には、実際の運動負荷(運動強度)Wが未
だ目標運動負荷値(目標運動強度値)WM に到達してい
ないので、SB3において、前回のサイクルにおける電
磁ブレーキ68の制動トルク(或いはそれに対応する励
磁電流)の指令値IT に所定の変化値ΔIT を加算する
ことにより増加させられるが、上記SB2の判断が肯定
された場合は、実際の運動負荷Wが目標運動負荷値WM
を上回っているので、SB4において、前回のサイクル
における電磁ブレーキ68の制動トルクの指令値IT か
ら所定の変化値ΔIT を差し引くことにより減少させら
れる。そして、SB5では、上記のようにして変化させ
られた制動トルクの指令値IT が出力され、電磁ブレー
キ68の制動トルクが調節される。
【0040】続いて、SB6では、生体の異常が判定さ
れる。たとえば、脈拍数算出手段80により算出された
脈拍数PRが予め設定された判断基準値を越えたか否か
が判断される。上記SB6の判断が肯定された場合は、
SB7において生体の異常を示す異常表示が表示器36
において行われるとともに、SB8において電磁ブレー
キ68の仕事Wすなわちエルゴメータ6の回転抵抗が零
とされ、本ルーチンおよび図7のルーチンが終了させら
れる。しかし、上記SB6の判断が否定される場合は、
本ルーチンが終了させられ、図7のS10以下が実行さ
れる。
れる。たとえば、脈拍数算出手段80により算出された
脈拍数PRが予め設定された判断基準値を越えたか否か
が判断される。上記SB6の判断が肯定された場合は、
SB7において生体の異常を示す異常表示が表示器36
において行われるとともに、SB8において電磁ブレー
キ68の仕事Wすなわちエルゴメータ6の回転抵抗が零
とされ、本ルーチンおよび図7のルーチンが終了させら
れる。しかし、上記SB6の判断が否定される場合は、
本ルーチンが終了させられ、図7のS10以下が実行さ
れる。
【0041】図7に戻って、前記運動負荷終了判定手段
92に対応するS10では、前記経過時間TELが、たと
えば運動処方に従って生体を運動させるために予め設定
された判断基準時間TS に到達したか否かが判断され
る。当初はこのS10の判断が否定されるので、S11
においてカウンタCTELの計数内容TELに「1」が加算
されることによりその計数内容TELが更新された後、前
記S9以下が繰り返し実行される。しかし、上記S10
の判断が肯定されると、前記運動負荷終了処理手段94
に対応するS12において、運動負荷終了処理すなわち
クーリングダウンが実行され、生体に付与されていた負
荷が所定の軽減手順で軽減される。
92に対応するS10では、前記経過時間TELが、たと
えば運動処方に従って生体を運動させるために予め設定
された判断基準時間TS に到達したか否かが判断され
る。当初はこのS10の判断が否定されるので、S11
においてカウンタCTELの計数内容TELに「1」が加算
されることによりその計数内容TELが更新された後、前
記S9以下が繰り返し実行される。しかし、上記S10
の判断が肯定されると、前記運動負荷終了処理手段94
に対応するS12において、運動負荷終了処理すなわち
クーリングダウンが実行され、生体に付与されていた負
荷が所定の軽減手順で軽減される。
【0042】上述のように、本実施例によれば、応答遅
れ時間決定手段82(S2)により、生体に所定の負荷
を付与してからその生体から得られる労作強度PRPが
その負荷に対応する大きさとなるまでの時間TTCに基づ
いて生体の応答遅れ時間TDが予め決定される一方、目
標運動負荷値決定手段86(S7)により、生体情報変
化判定手段88(S6)により生体から得られる生体情
報(労作強度PRP)が予め設定された条件を満足する
変化を示したことが判定されたときから前記応答遅れ時
間決定手段85により決定された生体応答遅れ時間TD
だけ前の時点で生体に実際に付与されている負荷の大き
さが、目標運動負荷WM として決定される。このため、
目標運動負荷値決定手段86により決定される目標運動
負荷WMは、生体の応答遅れ時間TD が加味されること
により従来よりも小さな値となるので、目標運動負荷W
M の精度が高められる。また、その目標運動負荷WM を
用いて生体に運動負荷を与えることにより、生体に不要
な苦痛を与えたり、運動療法を実行中の生体を危険な状
態とする恐れが好適に回避される。
れ時間決定手段82(S2)により、生体に所定の負荷
を付与してからその生体から得られる労作強度PRPが
その負荷に対応する大きさとなるまでの時間TTCに基づ
いて生体の応答遅れ時間TDが予め決定される一方、目
標運動負荷値決定手段86(S7)により、生体情報変
化判定手段88(S6)により生体から得られる生体情
報(労作強度PRP)が予め設定された条件を満足する
変化を示したことが判定されたときから前記応答遅れ時
間決定手段85により決定された生体応答遅れ時間TD
だけ前の時点で生体に実際に付与されている負荷の大き
さが、目標運動負荷WM として決定される。このため、
目標運動負荷値決定手段86により決定される目標運動
負荷WMは、生体の応答遅れ時間TD が加味されること
により従来よりも小さな値となるので、目標運動負荷W
M の精度が高められる。また、その目標運動負荷WM を
用いて生体に運動負荷を与えることにより、生体に不要
な苦痛を与えたり、運動療法を実行中の生体を危険な状
態とする恐れが好適に回避される。
【0043】また、本実施例によれば、目標運動負荷値
決定手段86により目標運動負荷W M が決定されると、
傾斜負荷付与手段84(S3)による生体への負荷の増
加を停止させ、その目標運動負荷WM に実際の生体の運
動負荷Wが追従するようにエルゴメータ6の制動トルク
を制御する運動負荷制御手段90(SB2〜SB5)
を、さらに含むことから、目標運動負荷WM の決定に引
き続いてその目標運動負荷WM が付与されるようにエル
ゴメータ6の制動トルクなどが制御されて、目標運動負
荷WM の決定とその目標運動負荷WM に一致する運動負
荷の付与とがリアルタイムで行われる利点がある。
決定手段86により目標運動負荷W M が決定されると、
傾斜負荷付与手段84(S3)による生体への負荷の増
加を停止させ、その目標運動負荷WM に実際の生体の運
動負荷Wが追従するようにエルゴメータ6の制動トルク
を制御する運動負荷制御手段90(SB2〜SB5)
を、さらに含むことから、目標運動負荷WM の決定に引
き続いてその目標運動負荷WM が付与されるようにエル
ゴメータ6の制動トルクなどが制御されて、目標運動負
荷WM の決定とその目標運動負荷WM に一致する運動負
荷の付与とがリアルタイムで行われる利点がある。
【0044】また、本実施例の運動負荷装置の制御装置
には、生体に運動負荷が付与されてからの経過時間TEL
が予め設定された判断基準時間TS に到達したことに基
づいてその生体に対する運動負荷の付与の終了を判定す
る運動負荷終了判定手段92(S10)と、その運動負
荷終了判定手段92により前記生体に対する運動負荷の
付与の終了が判定されると、その生体に対する運動負荷
を予め設定された軽減手順で軽減する運動負荷終了処理
手段94(S12)とが含まれる。このため、運動負荷
終了判定手段92により生体に対する運動負荷の付与が
終了したことが判定されると、運動負荷終了処理手段9
4により、その生体に対する運動負荷が予め設定された
軽減手順で自動的に軽減されるので、クーリングダウン
の不足に起因する不都合が生体に発生することが解消さ
れる。
には、生体に運動負荷が付与されてからの経過時間TEL
が予め設定された判断基準時間TS に到達したことに基
づいてその生体に対する運動負荷の付与の終了を判定す
る運動負荷終了判定手段92(S10)と、その運動負
荷終了判定手段92により前記生体に対する運動負荷の
付与の終了が判定されると、その生体に対する運動負荷
を予め設定された軽減手順で軽減する運動負荷終了処理
手段94(S12)とが含まれる。このため、運動負荷
終了判定手段92により生体に対する運動負荷の付与が
終了したことが判定されると、運動負荷終了処理手段9
4により、その生体に対する運動負荷が予め設定された
軽減手順で自動的に軽減されるので、クーリングダウン
の不足に起因する不都合が生体に発生することが解消さ
れる。
【0045】次に、本発明の他の実施例を説明する。な
お、以下の説明において前述の実施例と共通する部分に
は同一の符号を付して説明を省略する。
お、以下の説明において前述の実施例と共通する部分に
は同一の符号を付して説明を省略する。
【0046】前述の実施例では、運動負荷装置としてエ
ルゴメータ6が用いられていたが、それに代えて、たと
えば図10に示すようなトレッドミル100が用いられ
得る。このトレッドミル100は、基台102に設けら
れた無端ベルト104が電動モータ106によって回転
駆動されるようになっており、無端ベルト104上に位
置する生体が走行させられることにより運動負荷が与え
られるようになっている。この電動モータ106は、た
とえば前記電子制御装置28からの指令に従って、前記
目標運動強度値WM に対応する労作強度値PRPM と実
際の労作強度値(生体の負荷)PRPとが一致するよう
に、その回転速度が変化させられる。
ルゴメータ6が用いられていたが、それに代えて、たと
えば図10に示すようなトレッドミル100が用いられ
得る。このトレッドミル100は、基台102に設けら
れた無端ベルト104が電動モータ106によって回転
駆動されるようになっており、無端ベルト104上に位
置する生体が走行させられることにより運動負荷が与え
られるようになっている。この電動モータ106は、た
とえば前記電子制御装置28からの指令に従って、前記
目標運動強度値WM に対応する労作強度値PRPM と実
際の労作強度値(生体の負荷)PRPとが一致するよう
に、その回転速度が変化させられる。
【0047】図11は、たとえ運動能力の高い生体であ
っても一定負荷付与期間T01において確実に応答遅れ時
間TD を決定できるように、たとえば100W(ワッ
ト)程度の比較的大きな値に設定された一定負荷WI1が
一定負荷付与手段83により付与される場合には、傾斜
負荷付与期間T23内において確実に折れ点Fを判定でき
るように、その一定負荷WI1よりも十分に小さい一定負
荷WI2を生体に付与する低負荷付与期間T12を一定負荷
付与期間T01と傾斜負荷付与期間T23との間に設けた実
施例を示している。このような実施例では、一定負荷付
与手段83或いは傾斜負荷付与手段84により、上記低
負荷付与期間T12が設けられる。
っても一定負荷付与期間T01において確実に応答遅れ時
間TD を決定できるように、たとえば100W(ワッ
ト)程度の比較的大きな値に設定された一定負荷WI1が
一定負荷付与手段83により付与される場合には、傾斜
負荷付与期間T23内において確実に折れ点Fを判定でき
るように、その一定負荷WI1よりも十分に小さい一定負
荷WI2を生体に付与する低負荷付与期間T12を一定負荷
付与期間T01と傾斜負荷付与期間T23との間に設けた実
施例を示している。このような実施例では、一定負荷付
与手段83或いは傾斜負荷付与手段84により、上記低
負荷付与期間T12が設けられる。
【0048】図12は、傾斜負荷付与期間T12におい
て、生体情報変化判定手段88が自律神経の変化を判定
することに基づいて目標運動負荷値決定手段86が目標
運動負荷値WM を決定する実施例の機能ブロック線図を
示している。図12において、交感神経活性度検出手段
110は、生体の交感神経の活性度を検出する。たとえ
ば、交感神経活性度検出手段110は、連続血圧測定手
段78により1拍毎に測定される最高血圧値EBPSYS
の変動すなわち揺らぎを示す信号を周波数解析すること
により、その信号成分のなかで生体の交感神経の活性度
に対応すると言われている周波数帯、すなわち図13に
示すように呼吸周波数(0.2〜0.25Hz程度)よ
りも充分に低い周波数帯たとえば呼吸周波数の1/4乃
至1/2の周波数帯或いは0.04Hz乃至0.15H
zの周波数帯の信号強度SBPLFを算出する。また、副
交感神経活性度検出手段112は、生体の副交感神経の
活性度を検出する。たとえば、副交感神経活性度検出手
段112は、圧脈波センサ38により1拍毎に検出され
る圧脈波の間隔(周期)の変動すなわち揺らぎを示す信
号を周波数解析することにより、その信号成分のなかで
生体の副交感神経の活性度に対応すると言われている周
波数帯、すなわち図13に示すように呼吸周波数を充分
に含む周波数帯たとえば0.15Hz乃至0.4Hzの
周波数帯の信号強度PPHFを算出する。そして、生体情
報変化判定手段88は、傾斜負荷付与手段84により生
体に付与する負荷が上昇させられる過程で、たとえば上
記呼吸周波数よりも充分に低い周波数帯の信号強度SB
PLFと呼吸周波数を含む周波数帯の信号強度PPHFとの
積(SBPLF×PPHF)が、傾斜負荷付与手段84によ
り生体の負荷が上昇させられる過程で最小となったか否
かに基づいて、副交感神経の活性度に対して交感神経の
活性度が優位となったか否かを判定する。上記呼吸周波
数を含む周波数帯の信号強度PPHFに対して呼吸周波数
よりも充分に低い周波数帯の信号強度SBPLFが優位と
なる時点は、図13において、2点鎖線に示すそれらの
積(SBPLF×PPHF)が最小となる性質を利用して判
定されるのである。なお、図13において、実線は交感
神経の活性度に対応する信号強度SBPLFを示し、1点
鎖線は副交感神経の活性度に対応する信号強度PPHFを
示している。上記生体情報変化判定手段88により副交
感神経の活性度に対して交感神経の活性度が優位となっ
たことが判定されると、目標運動負荷値決定手段86
は、その判定時点から応答遅れ時間TD だけ前に生体に
付与されていた運動負荷を目標運動負荷値WM として決
定する。
て、生体情報変化判定手段88が自律神経の変化を判定
することに基づいて目標運動負荷値決定手段86が目標
運動負荷値WM を決定する実施例の機能ブロック線図を
示している。図12において、交感神経活性度検出手段
110は、生体の交感神経の活性度を検出する。たとえ
ば、交感神経活性度検出手段110は、連続血圧測定手
段78により1拍毎に測定される最高血圧値EBPSYS
の変動すなわち揺らぎを示す信号を周波数解析すること
により、その信号成分のなかで生体の交感神経の活性度
に対応すると言われている周波数帯、すなわち図13に
示すように呼吸周波数(0.2〜0.25Hz程度)よ
りも充分に低い周波数帯たとえば呼吸周波数の1/4乃
至1/2の周波数帯或いは0.04Hz乃至0.15H
zの周波数帯の信号強度SBPLFを算出する。また、副
交感神経活性度検出手段112は、生体の副交感神経の
活性度を検出する。たとえば、副交感神経活性度検出手
段112は、圧脈波センサ38により1拍毎に検出され
る圧脈波の間隔(周期)の変動すなわち揺らぎを示す信
号を周波数解析することにより、その信号成分のなかで
生体の副交感神経の活性度に対応すると言われている周
波数帯、すなわち図13に示すように呼吸周波数を充分
に含む周波数帯たとえば0.15Hz乃至0.4Hzの
周波数帯の信号強度PPHFを算出する。そして、生体情
報変化判定手段88は、傾斜負荷付与手段84により生
体に付与する負荷が上昇させられる過程で、たとえば上
記呼吸周波数よりも充分に低い周波数帯の信号強度SB
PLFと呼吸周波数を含む周波数帯の信号強度PPHFとの
積(SBPLF×PPHF)が、傾斜負荷付与手段84によ
り生体の負荷が上昇させられる過程で最小となったか否
かに基づいて、副交感神経の活性度に対して交感神経の
活性度が優位となったか否かを判定する。上記呼吸周波
数を含む周波数帯の信号強度PPHFに対して呼吸周波数
よりも充分に低い周波数帯の信号強度SBPLFが優位と
なる時点は、図13において、2点鎖線に示すそれらの
積(SBPLF×PPHF)が最小となる性質を利用して判
定されるのである。なお、図13において、実線は交感
神経の活性度に対応する信号強度SBPLFを示し、1点
鎖線は副交感神経の活性度に対応する信号強度PPHFを
示している。上記生体情報変化判定手段88により副交
感神経の活性度に対して交感神経の活性度が優位となっ
たことが判定されると、目標運動負荷値決定手段86
は、その判定時点から応答遅れ時間TD だけ前に生体に
付与されていた運動負荷を目標運動負荷値WM として決
定する。
【0049】図14は、本発明の他の実施例における応
答遅れ時間TD を決定する作動を説明するタイムチャー
トである。本実施例では一定負荷付与手段83は設けら
れておらず、傾斜負荷付与手段84により傾斜負荷が最
初から付与される。本実施例の応答遅れ時間決定手段8
5は、上記傾斜負荷付与手段84により傾斜負荷の付与
が開始された時点t0 以後において、労作強度値PRP
の立ち上がり時点t1を判定し、t0 時点からt1 時点
までの時間を応答遅れ時間TD として決定する。
答遅れ時間TD を決定する作動を説明するタイムチャー
トである。本実施例では一定負荷付与手段83は設けら
れておらず、傾斜負荷付与手段84により傾斜負荷が最
初から付与される。本実施例の応答遅れ時間決定手段8
5は、上記傾斜負荷付与手段84により傾斜負荷の付与
が開始された時点t0 以後において、労作強度値PRP
の立ち上がり時点t1を判定し、t0 時点からt1 時点
までの時間を応答遅れ時間TD として決定する。
【0050】以上、本発明の一実施例を図面に基づいて
説明したが、本発明はその他の態様においても適用され
る。
説明したが、本発明はその他の態様においても適用され
る。
【0051】たとえば、前述の図1乃至図9の実施例に
おいて、一定負荷付与期間T01および傾斜負荷付与期間
T12において、応答遅れ時間TD の決定や生体情報変化
の判定に用いられていた生体情報は労作強度PRPであ
ったが、脈波振幅値、拡張期血圧、平均血圧、心拍数、
呼吸数などの循環器或いは呼吸器の作動状態に関連する
生体情報が用いられても差し支えない。
おいて、一定負荷付与期間T01および傾斜負荷付与期間
T12において、応答遅れ時間TD の決定や生体情報変化
の判定に用いられていた生体情報は労作強度PRPであ
ったが、脈波振幅値、拡張期血圧、平均血圧、心拍数、
呼吸数などの循環器或いは呼吸器の作動状態に関連する
生体情報が用いられても差し支えない。
【0052】また、前述の実施例において、傾斜負荷付
与手段84は、生体に対する負荷を、所定の速度で連続
的に増加させていたが、所定の上昇幅で上昇させた後に
その値を所定期間維持することを繰り返しながら段階的
に上昇させるものでもよい。要するに、時間の経過とと
もに増加するように運動負荷Wを漸次増加させるもので
あればよいのである。
与手段84は、生体に対する負荷を、所定の速度で連続
的に増加させていたが、所定の上昇幅で上昇させた後に
その値を所定期間維持することを繰り返しながら段階的
に上昇させるものでもよい。要するに、時間の経過とと
もに増加するように運動負荷Wを漸次増加させるもので
あればよいのである。
【0053】また、前述の実施例では、運動負荷制御手
段90は、目標運動負荷値決定手段86により決定され
た目標運動負荷値WM と実際に生体に付与される運動負
荷Wとが一致するようにエルゴメータ6の制動トルクを
制御するものであったが、上記目標運動負荷値決定手段
86は、傾斜負荷とともに増加する労作強度PRPの折
れ点Fの判定時点よりも応答遅れ時間TD だけ前の実際
の労作強度値を目標運動負荷値(目標労作強度値)PR
PM として決定し、上記運動負荷制御手段90は、その
目標労作強度値PRPM と労作強度算出手段82により
逐次算出される実際の労作強度PRPとが一致するよう
にエルゴメータ6の制動トルクを制御するものであって
もよい。
段90は、目標運動負荷値決定手段86により決定され
た目標運動負荷値WM と実際に生体に付与される運動負
荷Wとが一致するようにエルゴメータ6の制動トルクを
制御するものであったが、上記目標運動負荷値決定手段
86は、傾斜負荷とともに増加する労作強度PRPの折
れ点Fの判定時点よりも応答遅れ時間TD だけ前の実際
の労作強度値を目標運動負荷値(目標労作強度値)PR
PM として決定し、上記運動負荷制御手段90は、その
目標労作強度値PRPM と労作強度算出手段82により
逐次算出される実際の労作強度PRPとが一致するよう
にエルゴメータ6の制動トルクを制御するものであって
もよい。
【0054】また、前述の実施例においては、脈拍数P
Rおよび推定血圧値EBPが1拍毎に決定されるととも
に、労作強度値PRPも1拍毎に算出されていたが、必
ずしも1拍毎でなくてもよく、労作強度値PRPは数拍
毎に算出されるものでもよいのである。
Rおよび推定血圧値EBPが1拍毎に決定されるととも
に、労作強度値PRPも1拍毎に算出されていたが、必
ずしも1拍毎でなくてもよく、労作強度値PRPは数拍
毎に算出されるものでもよいのである。
【0055】また、前述の実施例の経過時間TELは、折
点Fが判定された時点t2 からの経過時間であったが、
初期負荷上昇区間が開始される時点t1 からの経過時間
であってもよい。要するに、生体に運動負荷が付与され
てからの経過時間であればよいのである。
点Fが判定された時点t2 からの経過時間であったが、
初期負荷上昇区間が開始される時点t1 からの経過時間
であってもよい。要するに、生体に運動負荷が付与され
てからの経過時間であればよいのである。
【0056】また、前述の実施例の圧脈波血圧対応関係
は一次式であったが、圧脈波センサ38が動脈の管壁を
平坦に保持するように押圧されない場合には、二次以上
の多項式が用いられてもよい。
は一次式であったが、圧脈波センサ38が動脈の管壁を
平坦に保持するように押圧されない場合には、二次以上
の多項式が用いられてもよい。
【0057】その他、本発明はその主旨を逸脱しない範
囲において種々変更が加えられ得るものである。
囲において種々変更が加えられ得るものである。
【図1】本発明の一実施例である目標運動負荷測定装置
を備えた運動負荷装置の制御装置の構成を示すブロック
図である。
を備えた運動負荷装置の制御装置の構成を示すブロック
図である。
【図2】図1の実施例の圧脈波センサおよび押圧力制御
装置を詳しく説明する図である。
装置を詳しく説明する図である。
【図3】図1の実施例において、電子制御装置の制御機
能の要部を説明する機能ブロク線図である。
能の要部を説明する機能ブロク線図である。
【図4】図3の圧脈波血圧対応関係決定手段により決定
される対応関係を例示する図である。
される対応関係を例示する図である。
【図5】図1の実施例において、電子制御装置により制
御される運動負荷を示すタイムチャートである。
御される運動負荷を示すタイムチャートである。
【図6】図3の折点判定手段による折点判定方式を説明
する図である。
する図である。
【図7】図1の実施例において、電子制御装置の制御作
動の要部を説明するフローチャートである。
動の要部を説明するフローチャートである。
【図8】図7のステップS2の応答遅れ時間決定ルーチ
ンを詳しく説明するフローチャートである。
ンを詳しく説明するフローチャートである。
【図9】図7のステップS9の運動負荷フィードバック
制御ルーチンを詳しく説明するフローチャートである。
制御ルーチンを詳しく説明するフローチャートである。
【図10】本発明の他の実施例における運動負荷装置で
あるトレッドミルを説明する図である。
あるトレッドミルを説明する図である。
【図11】本発明の他の実施例において電子制御装置に
よる運動負荷制御を説明するタイムチャートである。
よる運動負荷制御を説明するタイムチャートである。
【図12】本発明の他の実施例における電子制御装置の
制御機能の要部を説明する機能ブロック線図である。
制御機能の要部を説明する機能ブロック線図である。
【図13】図12の実施例における生体情報変化を説明
するタイムチャートである。
するタイムチャートである。
【図14】本発明の他の実施例における応答遅れ時間T
D の決定作動を説明するタイムチャートである。
D の決定作動を説明するタイムチャートである。
6:エルゴメータ(運動負荷装置) 84:傾斜負荷付与手段 85:応答遅れ時間決定手段 86:目標運動負荷値決定手段 88:生体情報変化判定手段 90:運動負荷制御手段 100:トレッドミル(運動負荷装置)
Claims (1)
- 【請求項1】 生体の運動に関連して機械的に作動させ
られる運動負荷装置から該生体に付与すべき目標運動負
荷を決定するための目標運動負荷測定装置であって、 生体に所定の負荷を付与してから、該生体から得られる
生体情報が該所定の負荷に対応する所定の大きさとなる
までの時間に基づいて、該生体の応答遅れ時間を決定す
る応答遅れ時間決定手段と、 時間経過に伴って増加する傾斜負荷を前記生体に付与す
る傾斜負荷付与手段と、 該傾斜負荷付与手段により前記生体に傾斜負荷が付与さ
れたときに該生体から得られる生体情報が予め設定され
た変化条件を満足したか否かを判定する生体情報変化判
定手段と、 該生体情報変化判定手段により、前記生体から得られる
生体情報が予め設定された変化条件を満足したことが判
定されたときから前記応答遅れ時間決定手段により決定
された生体応答遅れ時間だけ前の時点で該生体に実際に
付与されている負荷の大きさを目標運動負荷として決定
する目標運動負荷値決定手段とを、含むことを特徴とす
る目標運動負荷測定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8323800A JPH10155772A (ja) | 1996-12-04 | 1996-12-04 | 目標運動負荷測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8323800A JPH10155772A (ja) | 1996-12-04 | 1996-12-04 | 目標運動負荷測定装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10155772A true JPH10155772A (ja) | 1998-06-16 |
Family
ID=18158760
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8323800A Pending JPH10155772A (ja) | 1996-12-04 | 1996-12-04 | 目標運動負荷測定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10155772A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008099842A (ja) * | 2006-10-18 | 2008-05-01 | Toshiaki Nakajima | 治療システム、治療装置、制御方法 |
| US8858453B2 (en) | 2005-09-12 | 2014-10-14 | Sony Corporation | Sound-output-control device, sound-output-control method, and sound-output-control program |
| JP2015177873A (ja) * | 2014-03-19 | 2015-10-08 | 三菱電機エンジニアリング株式会社 | 運動療法装置の制御装置および制御方法 |
-
1996
- 1996-12-04 JP JP8323800A patent/JPH10155772A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8858453B2 (en) | 2005-09-12 | 2014-10-14 | Sony Corporation | Sound-output-control device, sound-output-control method, and sound-output-control program |
| US10518161B2 (en) | 2005-09-12 | 2019-12-31 | Sony Corporation | Sound-output-control device, sound-output-control method, and sound-output-control program |
| JP2008099842A (ja) * | 2006-10-18 | 2008-05-01 | Toshiaki Nakajima | 治療システム、治療装置、制御方法 |
| JP2015177873A (ja) * | 2014-03-19 | 2015-10-08 | 三菱電機エンジニアリング株式会社 | 運動療法装置の制御装置および制御方法 |
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