JPH10155881A - 消臭器具 - Google Patents
消臭器具Info
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- JPH10155881A JPH10155881A JP8320412A JP32041296A JPH10155881A JP H10155881 A JPH10155881 A JP H10155881A JP 8320412 A JP8320412 A JP 8320412A JP 32041296 A JP32041296 A JP 32041296A JP H10155881 A JPH10155881 A JP H10155881A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来使用されている悪臭成分を吸着させる脱
臭剤は、消臭効果が目視できず、また製品の交換時期が
分からない。また、消臭成分を揮発させて悪臭成分を無
臭化するものは、消臭成分が空気中に分散して濃度が薄
くなるため悪臭成分と接触しにくく、無臭化に限界があ
る。 【解決手段】 潮解性粒子8を収納した収納容器3は液
透過部6aを介して液溜め部となる下層2Bに通じてい
る。容器2の開口部2aは硫黄系の悪臭成分を消臭する
消臭剤が含浸された消臭シート5で覆われている。外気
は消臭シート5を通って、収納容器3内の潮解性粒子8
と接触する。潮解性粒子8は空気中の水分を吸湿して溶
解し、この溶解液に窒素系の悪臭成分が溶け、消臭シー
ト5により硫黄系の悪臭成分が無臭化される。潮解性粒
子8が徐々に減るのを目視できるようにすることによ
り、交換時期を判断しやすい。
臭剤は、消臭効果が目視できず、また製品の交換時期が
分からない。また、消臭成分を揮発させて悪臭成分を無
臭化するものは、消臭成分が空気中に分散して濃度が薄
くなるため悪臭成分と接触しにくく、無臭化に限界があ
る。 【解決手段】 潮解性粒子8を収納した収納容器3は液
透過部6aを介して液溜め部となる下層2Bに通じてい
る。容器2の開口部2aは硫黄系の悪臭成分を消臭する
消臭剤が含浸された消臭シート5で覆われている。外気
は消臭シート5を通って、収納容器3内の潮解性粒子8
と接触する。潮解性粒子8は空気中の水分を吸湿して溶
解し、この溶解液に窒素系の悪臭成分が溶け、消臭シー
ト5により硫黄系の悪臭成分が無臭化される。潮解性粒
子8が徐々に減るのを目視できるようにすることによ
り、交換時期を判断しやすい。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、玄関やトイレ等の
室内および車の中などに置かれる消臭器具に係り、悪臭
成分を効果的に消臭でき、且つ消臭効果の有無を目で確
認でき、製品の交換時期を容易に判断できる消臭器具に
関する。
室内および車の中などに置かれる消臭器具に係り、悪臭
成分を効果的に消臭でき、且つ消臭効果の有無を目で確
認でき、製品の交換時期を容易に判断できる消臭器具に
関する。
【0002】
【従来の技術】玄関やトイレなどの悪臭を消すために、
芳香剤や消臭剤が用いられている。最近、家庭内などで
は無臭を好む傾向があり、このようなニーズに合わせ
て、悪臭成分を消臭するいわゆる消臭剤の需要が特に高
くなっている。消臭剤には、活性炭などの悪臭成分を吸
着することにより消臭する物理吸着型の脱臭剤、消臭性
物質が空気中に噴射されるスプレー式の消臭剤、および
液状の揮発性の消臭剤が含浸された吸水性ポリマーが充
填された据え置き型の消臭剤などのように、消臭剤を揮
発させて空気中に拡散させるものがある。
芳香剤や消臭剤が用いられている。最近、家庭内などで
は無臭を好む傾向があり、このようなニーズに合わせ
て、悪臭成分を消臭するいわゆる消臭剤の需要が特に高
くなっている。消臭剤には、活性炭などの悪臭成分を吸
着することにより消臭する物理吸着型の脱臭剤、消臭性
物質が空気中に噴射されるスプレー式の消臭剤、および
液状の揮発性の消臭剤が含浸された吸水性ポリマーが充
填された据え置き型の消臭剤などのように、消臭剤を揮
発させて空気中に拡散させるものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、活性炭などの
吸着型の脱臭剤は、悪臭分子をどの程度吸収できたのか
目視で判断することはできず、脱臭剤の脱臭効果の限界
時点、すなわち脱臭剤の交換時期が見た目で判断できな
い。また、スプレー式の消臭剤は、悪臭源や悪臭のある
場所に直接スプレーできるため、悪臭成分を素早く無臭
化でき、消臭スピードが優れている。しかし、スプレー
で散布したときにしか効果がなく、消臭効果が持続しな
い。
吸着型の脱臭剤は、悪臭分子をどの程度吸収できたのか
目視で判断することはできず、脱臭剤の脱臭効果の限界
時点、すなわち脱臭剤の交換時期が見た目で判断できな
い。また、スプレー式の消臭剤は、悪臭源や悪臭のある
場所に直接スプレーできるため、悪臭成分を素早く無臭
化でき、消臭スピードが優れている。しかし、スプレー
で散布したときにしか効果がなく、消臭効果が持続しな
い。
【0004】また、揮発性の消臭剤が収納された据え置
き型の消臭剤は、揮発性の消臭性物質が空気中に揮発拡
散して悪臭成分中の悪臭分子と中和・付加反応等の化学
反応を起こし、悪臭成分を分解して他の無臭の分子に変
化させたり、または悪臭分子を包み込む(包接する)こ
とにより消臭するものであり、悪臭成分を分解して無臭
化するものである。しかし、消臭性物質は空気中に揮発
した後拡散されるものであるため、空気中における消臭
性物質の濃度は非常に薄く、悪臭分子に直接作用する確
率が低く、消臭効果の点において問題があった。
き型の消臭剤は、揮発性の消臭性物質が空気中に揮発拡
散して悪臭成分中の悪臭分子と中和・付加反応等の化学
反応を起こし、悪臭成分を分解して他の無臭の分子に変
化させたり、または悪臭分子を包み込む(包接する)こ
とにより消臭するものであり、悪臭成分を分解して無臭
化するものである。しかし、消臭性物質は空気中に揮発
した後拡散されるものであるため、空気中における消臭
性物質の濃度は非常に薄く、悪臭分子に直接作用する確
率が低く、消臭効果の点において問題があった。
【0005】また、この据え置き型の消臭剤では、容器
内の上方にある吸水性ポリマーに含浸された消臭性物質
から揮発されていき、消臭性物質が揮発して乾燥した吸
水性ポリマーが容器の上方に残るため、この下方にある
消臭性物質が含浸されたゲル化剤に空気が接触するのを
妨げてしまい、消臭性物質が揮発されにくくなる。特に
アンモニア等の親水性の悪臭成分は、水に溶けやすく、
消臭剤中の水分に溶けこむことにより消臭されるもので
あるが、このように液状の消臭性物質が外気と接触しに
くくなる構造のものでは、アンモニア等の悪臭成分を無
臭化できなくなる。また、吸水性ポリマーおよび揮発さ
れない成分が容器の中に残るため、製品の交換時期の判
断が困難である。
内の上方にある吸水性ポリマーに含浸された消臭性物質
から揮発されていき、消臭性物質が揮発して乾燥した吸
水性ポリマーが容器の上方に残るため、この下方にある
消臭性物質が含浸されたゲル化剤に空気が接触するのを
妨げてしまい、消臭性物質が揮発されにくくなる。特に
アンモニア等の親水性の悪臭成分は、水に溶けやすく、
消臭剤中の水分に溶けこむことにより消臭されるもので
あるが、このように液状の消臭性物質が外気と接触しに
くくなる構造のものでは、アンモニア等の悪臭成分を無
臭化できなくなる。また、吸水性ポリマーおよび揮発さ
れない成分が容器の中に残るため、製品の交換時期の判
断が困難である。
【0006】本発明は上記従来の課題を解決するもので
あり、悪臭を消臭する効果が高く、しかも消臭効果を目
視でき、消臭剤の消臭効果が無くなる時期を判断でき、
適当な時期に製品を交換することが可能な消臭器具を提
供することを目的としている。
あり、悪臭を消臭する効果が高く、しかも消臭効果を目
視でき、消臭剤の消臭効果が無くなる時期を判断でき、
適当な時期に製品を交換することが可能な消臭器具を提
供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の消臭器具は、通
気可能な連通孔が形成された容器の内部に、前記連通孔
を通過した外気と接触する潮解性物質を収納した収納部
と、容器内に入った外気が前記潮解性物質に接触して生
じた溶解液を溜める液溜め部とが設けられ、前記収納部
と液溜め部との間に、前記溶解液を収納部から液溜め部
に滴下させる液透過部が形成され、前記連通孔と前記潮
解性物質との間に形成される通気経路に、外気中の悪臭
成分を消臭する消臭性物質が配置されていることを特徴
とするものである。
気可能な連通孔が形成された容器の内部に、前記連通孔
を通過した外気と接触する潮解性物質を収納した収納部
と、容器内に入った外気が前記潮解性物質に接触して生
じた溶解液を溜める液溜め部とが設けられ、前記収納部
と液溜め部との間に、前記溶解液を収納部から液溜め部
に滴下させる液透過部が形成され、前記連通孔と前記潮
解性物質との間に形成される通気経路に、外気中の悪臭
成分を消臭する消臭性物質が配置されていることを特徴
とするものである。
【0008】例えば、潮解性物質は、アルカリ金属塩ま
たはアルカリ土類金属塩のうち、1種または2種以上の
混合物から成る。前記潮解性物質は、例えば塩化カルシ
ウムや塩化マグネシウム、または酢酸ナトリウムなどの
アルカリ金属塩、またはアルカリ土類金属塩であり、例
えばこれらの潮解性物質のうち1種から成る粒子、また
は2種以上が混合されて成る粒子、あるいはこれらの複
数種の粒子が混合されているものである。前記潮解性物
質は空気に触れると空気中の水分を吸水して、溶解(潮
解)する。この溶解液に、水溶液に溶解しやすいアンモ
ニアやトリメチルアミンなどの悪臭成分が溶け込むた
め、潮解性物質がこれら窒素系の悪臭成分を除去する効
果を発揮できる。
たはアルカリ土類金属塩のうち、1種または2種以上の
混合物から成る。前記潮解性物質は、例えば塩化カルシ
ウムや塩化マグネシウム、または酢酸ナトリウムなどの
アルカリ金属塩、またはアルカリ土類金属塩であり、例
えばこれらの潮解性物質のうち1種から成る粒子、また
は2種以上が混合されて成る粒子、あるいはこれらの複
数種の粒子が混合されているものである。前記潮解性物
質は空気に触れると空気中の水分を吸水して、溶解(潮
解)する。この溶解液に、水溶液に溶解しやすいアンモ
ニアやトリメチルアミンなどの悪臭成分が溶け込むた
め、潮解性物質がこれら窒素系の悪臭成分を除去する効
果を発揮できる。
【0009】また、消臭性物質は、硫黄系の悪臭成分を
無臭化するものが好ましく、例えば、緑茶エキスや柿縮
合タンニンや竹エキスなどの植物抽出物や、界面活性剤
応用消臭剤などの脂肪酸塩系消臭剤などである。前記緑
茶エキスや柿縮合タンニンや竹エキス、あるいは界面活
性剤応用消臭剤などの消臭性物質は、硫化水素やメチル
メルカプタンを化学的に分解して無臭分子に変えたり、
またはこれら悪臭分子を包み込んで(包接して)無臭化
させる。したがって、外気が消臭性物質を通過する際
に、この外気中の前記硫黄系の悪臭成分が消臭され、こ
の硫黄系の悪臭成分が消臭された状態の空気が潮解性物
質と接触することとなる。
無臭化するものが好ましく、例えば、緑茶エキスや柿縮
合タンニンや竹エキスなどの植物抽出物や、界面活性剤
応用消臭剤などの脂肪酸塩系消臭剤などである。前記緑
茶エキスや柿縮合タンニンや竹エキス、あるいは界面活
性剤応用消臭剤などの消臭性物質は、硫化水素やメチル
メルカプタンを化学的に分解して無臭分子に変えたり、
またはこれら悪臭分子を包み込んで(包接して)無臭化
させる。したがって、外気が消臭性物質を通過する際
に、この外気中の前記硫黄系の悪臭成分が消臭され、こ
の硫黄系の悪臭成分が消臭された状態の空気が潮解性物
質と接触することとなる。
【0010】または、消臭性物質として、アンモニアな
どの窒素系の悪臭成分を消臭するものを用いてもよく、
あるいは硫黄系の悪臭成分を無臭化する消臭性物質と、
窒素系の悪臭成分を消臭する消臭性物質の双方を、混合
して使用しても良い。上記の基本的な構造の消臭器具
に、以下の要素を付加することが可能である。
どの窒素系の悪臭成分を消臭するものを用いてもよく、
あるいは硫黄系の悪臭成分を無臭化する消臭性物質と、
窒素系の悪臭成分を消臭する消臭性物質の双方を、混合
して使用しても良い。上記の基本的な構造の消臭器具
に、以下の要素を付加することが可能である。
【0011】(1)液溜め部に、潮解性物質の溶解液を
吸収する吸液部材が収納される。この吸液部材は、高吸
水性ポリマー(SAP)、パルプなどの吸液性繊維、ま
たは前記吸液性繊維で形成された織布または不織布、前
記SAPと吸液性繊維との混合体、前記SAPが前記織
布または不織布に含まれたものなどである。
吸収する吸液部材が収納される。この吸液部材は、高吸
水性ポリマー(SAP)、パルプなどの吸液性繊維、ま
たは前記吸液性繊維で形成された織布または不織布、前
記SAPと吸液性繊維との混合体、前記SAPが前記織
布または不織布に含まれたものなどである。
【0012】(2)連通孔から前記収納部内の潮解性物
質に至る通気経路が通気性シートで塞がれ、この通気性
シート内に消臭性物質が含まれている。前記通気性シー
トは、例えば、消臭性物質を含む液体、消臭性物質が溶
けた液体、液状の消臭剤が通気性の織布または不織布に
含浸されたものである。また消臭性物質を粒状に成形し
たものや、物理吸着型の消臭剤である活性炭などを、不
織布などの通気性シートに含めたものまたは挟んだもの
であってもよい。または消臭性物質を含浸するセルロー
ス粒などが通気性の織布または不織布の目の間に保持さ
れたものであってもよい。あるいは図5に示すように、
外気が潮解性物質に触れる通気経路に、粉状または粒子
状の消臭性物質を収納する室、空間、隙間などを設けて
も良い。
質に至る通気経路が通気性シートで塞がれ、この通気性
シート内に消臭性物質が含まれている。前記通気性シー
トは、例えば、消臭性物質を含む液体、消臭性物質が溶
けた液体、液状の消臭剤が通気性の織布または不織布に
含浸されたものである。また消臭性物質を粒状に成形し
たものや、物理吸着型の消臭剤である活性炭などを、不
織布などの通気性シートに含めたものまたは挟んだもの
であってもよい。または消臭性物質を含浸するセルロー
ス粒などが通気性の織布または不織布の目の間に保持さ
れたものであってもよい。あるいは図5に示すように、
外気が潮解性物質に触れる通気経路に、粉状または粒子
状の消臭性物質を収納する室、空間、隙間などを設けて
も良い。
【0013】(3)液透過部は、収納部と液溜め部との
境界部にて、液溜め部の方向へ突出する形状である。例
えば、液透過部は液溜め部の方向へ突出する円錐形状と
することができる。さらに、液透過部は、親水性のシー
トで形成されることが可能であるが、この親水性シート
が液溜め部の方向へ突出する形状である場合、その頂点
に溶解液を滴下させるための小孔(ピンホール)を形成
することが好ましい。また液透過部は、親水性の織布ま
たは不織布で形成されることが好ましいが、網目状また
は多孔質のシートや網目状または多孔質の壁であっても
よい。
境界部にて、液溜め部の方向へ突出する形状である。例
えば、液透過部は液溜め部の方向へ突出する円錐形状と
することができる。さらに、液透過部は、親水性のシー
トで形成されることが可能であるが、この親水性シート
が液溜め部の方向へ突出する形状である場合、その頂点
に溶解液を滴下させるための小孔(ピンホール)を形成
することが好ましい。また液透過部は、親水性の織布ま
たは不織布で形成されることが好ましいが、網目状また
は多孔質のシートや網目状または多孔質の壁であっても
よい。
【0014】(4)連通孔から前記収納部内の潮解性物
質に至る通気経路が、通気性で且つ液不透過性のシート
で塞がれているものとなる。このシートは、例えば通気
性で且つ液不透過性の樹脂フィルム、または疎水性の通
気性不織布または織布などである。
質に至る通気経路が、通気性で且つ液不透過性のシート
で塞がれているものとなる。このシートは、例えば通気
性で且つ液不透過性の樹脂フィルム、または疎水性の通
気性不織布または織布などである。
【0015】本発明では、容器内の収納部に潮解性物質
が収納されているため、この潮解性物質が、容器の外側
の空気(外気)を、容器の連通孔を経て容器内に積極的
に導き、導かれた外気が潮解性物質に触れ、潮解性物質
が徐々に溶解される。外気が容器の連通孔を経て潮解性
物質と反応するに至るまでの間に、外気が消臭性物質が
配置されている部分を通過するため、消臭性物質により
消臭された外気が潮解性物質に導かれることになる。し
たがって、外気はまず消臭性物質に触れることにより例
えば硫黄系の悪臭成分が除去され、次に、潮解性物質に
より外気中のアンモニアなどの窒素系の悪臭成分が除去
されることになる。本発明の消臭器具は、潮解性物質と
反応するために外気が容器内に積極的に導入され、且つ
消臭性物質と潮解性物質とで、窒素系の悪臭成分と硫黄
系の悪臭成分の双方を効果的に除去できるため、消臭器
具が設置されている周囲の空気を無臭化する効果が高く
なる。
が収納されているため、この潮解性物質が、容器の外側
の空気(外気)を、容器の連通孔を経て容器内に積極的
に導き、導かれた外気が潮解性物質に触れ、潮解性物質
が徐々に溶解される。外気が容器の連通孔を経て潮解性
物質と反応するに至るまでの間に、外気が消臭性物質が
配置されている部分を通過するため、消臭性物質により
消臭された外気が潮解性物質に導かれることになる。し
たがって、外気はまず消臭性物質に触れることにより例
えば硫黄系の悪臭成分が除去され、次に、潮解性物質に
より外気中のアンモニアなどの窒素系の悪臭成分が除去
されることになる。本発明の消臭器具は、潮解性物質と
反応するために外気が容器内に積極的に導入され、且つ
消臭性物質と潮解性物質とで、窒素系の悪臭成分と硫黄
系の悪臭成分の双方を効果的に除去できるため、消臭器
具が設置されている周囲の空気を無臭化する効果が高く
なる。
【0016】また潮解性物質が外気と接触して溶解して
いくにつれて、収納部内の潮解性物質の量が徐々に減少
し、溶解液が液溜め部内に滴下していく。潮解性物質が
溶解して減少していく過程を容器の透明部または半透明
部から目視できるようにしておくことにより、消臭効果
をイメージ的に捉えることができる。
いくにつれて、収納部内の潮解性物質の量が徐々に減少
し、溶解液が液溜め部内に滴下していく。潮解性物質が
溶解して減少していく過程を容器の透明部または半透明
部から目視できるようにしておくことにより、消臭効果
をイメージ的に捉えることができる。
【0017】また、潮解性物質が完全に溶解すると、収
納部はほぼ空の状態となる。潮解性物質が無くなると、
この消臭器具の消臭効果がほとんどなくなっていると考
えてもよいため、このときに製品を取り替えればよい。
よって、外部から容器を透過して収納部を目視している
と、収納部内の潮解性物質がほとんどなくなった時期を
容易に確認でき、収納部内に潮解性物質がほとんどなく
なった時点、すなわち消臭器具の取替時期を判断でき
る。
納部はほぼ空の状態となる。潮解性物質が無くなると、
この消臭器具の消臭効果がほとんどなくなっていると考
えてもよいため、このときに製品を取り替えればよい。
よって、外部から容器を透過して収納部を目視している
と、収納部内の潮解性物質がほとんどなくなった時期を
容易に確認でき、収納部内に潮解性物質がほとんどなく
なった時点、すなわち消臭器具の取替時期を判断でき
る。
【0018】潮解性物質の溶解液は、親水性の液透過シ
ートなどの液透過部を経て液溜め部に滴下されるが、液
透過部を液溜め部の方向へ突出する形状としておき、さ
らには液透過部を親水性のシートなどで構成しておく
と、潮解性物質の溶解液が液溜め部に滴下しやすくな
る。さらに液透過部を例えば円錐形などのように液溜め
部に突出する形状とし、その頂点に小孔を形成しておく
と、さらに溶解液が液溜め部に落下しやすくなる。
ートなどの液透過部を経て液溜め部に滴下されるが、液
透過部を液溜め部の方向へ突出する形状としておき、さ
らには液透過部を親水性のシートなどで構成しておく
と、潮解性物質の溶解液が液溜め部に滴下しやすくな
る。さらに液透過部を例えば円錐形などのように液溜め
部に突出する形状とし、その頂点に小孔を形成しておく
と、さらに溶解液が液溜め部に落下しやすくなる。
【0019】また液溜め部に吸液部材を収納しておけ
ば、液溜め部に滴下した溶解液が吸液部材に吸収される
ため、溶解液が揮発して容器外に洩れることがなく、ま
た容器が転倒したときなどに液が外部に洩れる心配がな
い。
ば、液溜め部に滴下した溶解液が吸液部材に吸収される
ため、溶解液が揮発して容器外に洩れることがなく、ま
た容器が転倒したときなどに液が外部に洩れる心配がな
い。
【0020】また、容器の連通孔と、潮解性物質とを連
通する通気経路、および/または、液溜め部と容器の連
通孔との通気経路に、通気性で液不透過性のシートを設
けておけば、容器の連通孔から外部に液が洩れなくな
り、また消臭性物質に潮解性物質の溶解液が接触して消
臭性物質が溶解液により汚されるのを防止できる。
通する通気経路、および/または、液溜め部と容器の連
通孔との通気経路に、通気性で液不透過性のシートを設
けておけば、容器の連通孔から外部に液が洩れなくな
り、また消臭性物質に潮解性物質の溶解液が接触して消
臭性物質が溶解液により汚されるのを防止できる。
【0021】なお、液溜め部に吸液部材を設けず、液溜
め部に溶解液をそのまま溜めるようにしてもよい。この
場合には、収納部内での潮解性物質の減少と、液溜め部
での液の溜まり具合の双方を容器の透明部を介して目視
することで、消臭効果が進行している状態を目視イメー
ジで捉えやすくなる。
め部に溶解液をそのまま溜めるようにしてもよい。この
場合には、収納部内での潮解性物質の減少と、液溜め部
での液の溜まり具合の双方を容器の透明部を介して目視
することで、消臭効果が進行している状態を目視イメー
ジで捉えやすくなる。
【0022】また、図2では、収納部の下面にて潮解性
物質が外気と接触し、且つこの下面が液透過部となっ
て、収納部の下面から液溜め部に溶解液が滴下する構造
であるが、図5に示すように、収納部の上方から外気が
導入されて潮解性物質に接触し、また潮解性物質の溶解
液が、収納部の下面に形成された液透過部から液溜め部
に滴下される構造であってもよい。
物質が外気と接触し、且つこの下面が液透過部となっ
て、収納部の下面から液溜め部に溶解液が滴下する構造
であるが、図5に示すように、収納部の上方から外気が
導入されて潮解性物質に接触し、また潮解性物質の溶解
液が、収納部の下面に形成された液透過部から液溜め部
に滴下される構造であってもよい。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
にて説明する。図1は本発明の消臭器具の第1の実施の
形態を示す斜視図、図2は蓋が開けられた状態での図1
のII−II線での縦断面図である。この消臭器具1
は、容器2と潮解性物質から形成された潮解性粒子8が
収納された収納容器(収納部)3、および容器の一部を
構成する蓋4とから構成されている。
にて説明する。図1は本発明の消臭器具の第1の実施の
形態を示す斜視図、図2は蓋が開けられた状態での図1
のII−II線での縦断面図である。この消臭器具1
は、容器2と潮解性物質から形成された潮解性粒子8が
収納された収納容器(収納部)3、および容器の一部を
構成する蓋4とから構成されている。
【0024】容器2は透明なプラスチックなどで形成さ
れた円柱形状であり、側壁の高さ方向のほぼ中央に、容
器2の内壁の円周に沿って凸部2bがフランジ的に設け
られている。この凸部2bの上に、不織布や多数の穴が
全面に開けられた紙シートなどの親水性で通気性で且つ
液透過性の円形状の分離シート6が張られており、この
分離シート6により容器2内が上層2Aと下層2Bに分
けられている。上層2Aに、潮解性粒子8が収納された
収納部となる前記収納容器3が分離シート6の上に設置
され、下層2Bが液溜め部(液溜め室)となっている。
れた円柱形状であり、側壁の高さ方向のほぼ中央に、容
器2の内壁の円周に沿って凸部2bがフランジ的に設け
られている。この凸部2bの上に、不織布や多数の穴が
全面に開けられた紙シートなどの親水性で通気性で且つ
液透過性の円形状の分離シート6が張られており、この
分離シート6により容器2内が上層2Aと下層2Bに分
けられている。上層2Aに、潮解性粒子8が収納された
収納部となる前記収納容器3が分離シート6の上に設置
され、下層2Bが液溜め部(液溜め室)となっている。
【0025】前記潮解性粒子8は、主に塩化カルシウム
または塩化マグネシウム、酢酸カリウムなどのアルカリ
金属塩またはアルカリ土類金属塩等の潮解性物質が粒状
に成形されたものである。この粒状の潮解性粒子8は、
前記潮解性物質のうち1種または2種以上が混合されて
それぞれの粒を形成しているものである。または、前記
の異なる潮解性粒子が複数種類混合されていてもよい。
または塩化マグネシウム、酢酸カリウムなどのアルカリ
金属塩またはアルカリ土類金属塩等の潮解性物質が粒状
に成形されたものである。この粒状の潮解性粒子8は、
前記潮解性物質のうち1種または2種以上が混合されて
それぞれの粒を形成しているものである。または、前記
の異なる潮解性粒子が複数種類混合されていてもよい。
【0026】人間に不快感を与える悪臭成分としては、
主に窒素系のアンモニアやトリメチルアミン、および硫
黄系の硫化水素およびメチルメルカプタンなどがある。
アンモニアやトリメチルアミンは水によく溶ける。収納
容器3内は外気と接触可能とされており、潮解性粒子8
は外気と接触して外気中の水分を吸水して溶解する。こ
の溶解液に外気中のアンモニアやトリメチルアミンが溶
け込む。これにより、アンモニアやトリメチルアミンが
消臭される。前記潮解性物質の中では、特に塩化カルシ
ウムや塩化マグネシウムが安全性および吸湿性の点で優
れている。収納容器3内には必要に応じてパラベンなど
の防腐剤をいれてもよい。また、潮解性粒子とは別の消
臭性粒子を少量混合して入れてもよい。
主に窒素系のアンモニアやトリメチルアミン、および硫
黄系の硫化水素およびメチルメルカプタンなどがある。
アンモニアやトリメチルアミンは水によく溶ける。収納
容器3内は外気と接触可能とされており、潮解性粒子8
は外気と接触して外気中の水分を吸水して溶解する。こ
の溶解液に外気中のアンモニアやトリメチルアミンが溶
け込む。これにより、アンモニアやトリメチルアミンが
消臭される。前記潮解性物質の中では、特に塩化カルシ
ウムや塩化マグネシウムが安全性および吸湿性の点で優
れている。収納容器3内には必要に応じてパラベンなど
の防腐剤をいれてもよい。また、潮解性粒子とは別の消
臭性粒子を少量混合して入れてもよい。
【0027】潮解性粒子8が入れられている収納容器3
も透明なプラスチックなどで形成され、容器2および収
納容器3を通して、外部から潮解性粒子8を目視できる
ようになっている。収納容器3の下側に向けられた開口
部3aは、前記分離シート6を介して、液溜め部となる
下層2Bと分離されている。なお、開口部3aが前記分
離シート6とは別の親水性で且つ液透過性のシートで覆
われて閉じられていてもよい。前記開口部3aと、下層
2Bとの境界部は、前記分離シート6、または分離シー
ト6と前記開口部3aを塞ぐ他のシートとの双方により
形成された液透過部6aとなっている。この液透過部6
aを親水性で且つ液透過性のシートで構成することによ
り、収納容器3内の潮解性粒子8の溶解液が下層(液溜
め部)2Bに落下しやすくなる。
も透明なプラスチックなどで形成され、容器2および収
納容器3を通して、外部から潮解性粒子8を目視できる
ようになっている。収納容器3の下側に向けられた開口
部3aは、前記分離シート6を介して、液溜め部となる
下層2Bと分離されている。なお、開口部3aが前記分
離シート6とは別の親水性で且つ液透過性のシートで覆
われて閉じられていてもよい。前記開口部3aと、下層
2Bとの境界部は、前記分離シート6、または分離シー
ト6と前記開口部3aを塞ぐ他のシートとの双方により
形成された液透過部6aとなっている。この液透過部6
aを親水性で且つ液透過性のシートで構成することによ
り、収納容器3内の潮解性粒子8の溶解液が下層(液溜
め部)2Bに落下しやすくなる。
【0028】また、分離シート6のうちの、容器2の内
面と収納容器3の外周部との間に位置している部分は外
気が通過可能な通気経路6bとなっている。この通気経
路6bおよび下層2Bならびに液透過部6aを介して、
外気と潮解性粒子8とを接触させることができる。図2
に示すように、この通気経路6bでは、分離シート6
に、通気性で且つ液不透過性のシート7が重ねられてお
り、このシート7で前記通気経路6bが塞がれている。
この通気性で且つ液不透過性のシート7は、例えばポリ
エチレンやポリプロピレンなどの樹脂フィルム、あるい
はアルミシートなどの不透液性のシートに多数の空気穴
を開けたものなどである。このシート7を前記通気経路
6bに設けることにより、下層(液溜り部)2B内に滴
下した溶解液が、上層2A側へ洩れ、上層2Aの開口部
2aを覆う消臭シート5に接触したり、外部に洩れるの
を防止できる。
面と収納容器3の外周部との間に位置している部分は外
気が通過可能な通気経路6bとなっている。この通気経
路6bおよび下層2Bならびに液透過部6aを介して、
外気と潮解性粒子8とを接触させることができる。図2
に示すように、この通気経路6bでは、分離シート6
に、通気性で且つ液不透過性のシート7が重ねられてお
り、このシート7で前記通気経路6bが塞がれている。
この通気性で且つ液不透過性のシート7は、例えばポリ
エチレンやポリプロピレンなどの樹脂フィルム、あるい
はアルミシートなどの不透液性のシートに多数の空気穴
を開けたものなどである。このシート7を前記通気経路
6bに設けることにより、下層(液溜り部)2B内に滴
下した溶解液が、上層2A側へ洩れ、上層2Aの開口部
2aを覆う消臭シート5に接触したり、外部に洩れるの
を防止できる。
【0029】なお、前記分離シート6の代わりに、プラ
スチックの板に多数の孔が形成された分離壁が設けら
れ、この分離壁により、収納容器3内の溶解液が下層2
Bに滴下可能な液透過部6aが形成され、また容器2の
内面と収納容器3の外周との間に、通気経路6bが形成
されてもよい。
スチックの板に多数の孔が形成された分離壁が設けら
れ、この分離壁により、収納容器3内の溶解液が下層2
Bに滴下可能な液透過部6aが形成され、また容器2の
内面と収納容器3の外周との間に、通気経路6bが形成
されてもよい。
【0030】容器2の下層(液溜め部)2Bには、吸液
部材9が入れられている。この吸液部材9としては、液
を吸収して膨潤しゲル状となる高吸水性ポリマー(SA
P)またはシリカゲルなどが使用可能である。収納容器
3に入れられた潮解性粒子8が外気と接触して外気中の
水分を吸水して溶解すると、この溶解液は液透過部6a
を通過して下層2Bに滴下されるが、この溶解液は、前
記吸液部材9に吸収される。前記SAPやシリカゲルは
この溶解液を吸収してゲルとなり、このゲルにより溶解
液が保持される。また吸液部材9としては、吸水性を有
するものであればよく、ゼオライトやパルプで形成され
た粒子または繊維、脱脂綿や不織布、あるいはこれらを
組み合わせて使用してもよい。シリカゲルやSAP、あ
るいは粉砕パルプを使用するときには、これらに粒状の
防腐剤を混合することが好ましい。また、脱脂綿や不織
布を使用するときには、溶解液に対する吸水性を損なわ
ない程度に防腐剤を含浸させることが好ましい。このよ
うに吸液部材に防腐剤を混合あるいは含浸させることに
より、溶解液が腐るのを防止できる。また、下層2Bに
滴下した溶解液を吸液部材9に吸収させると、下層2B
に滴下した溶解液が気化せず、収納部の潮解性粒子8が
気化した水分を吸収することを防止できる。
部材9が入れられている。この吸液部材9としては、液
を吸収して膨潤しゲル状となる高吸水性ポリマー(SA
P)またはシリカゲルなどが使用可能である。収納容器
3に入れられた潮解性粒子8が外気と接触して外気中の
水分を吸水して溶解すると、この溶解液は液透過部6a
を通過して下層2Bに滴下されるが、この溶解液は、前
記吸液部材9に吸収される。前記SAPやシリカゲルは
この溶解液を吸収してゲルとなり、このゲルにより溶解
液が保持される。また吸液部材9としては、吸水性を有
するものであればよく、ゼオライトやパルプで形成され
た粒子または繊維、脱脂綿や不織布、あるいはこれらを
組み合わせて使用してもよい。シリカゲルやSAP、あ
るいは粉砕パルプを使用するときには、これらに粒状の
防腐剤を混合することが好ましい。また、脱脂綿や不織
布を使用するときには、溶解液に対する吸水性を損なわ
ない程度に防腐剤を含浸させることが好ましい。このよ
うに吸液部材に防腐剤を混合あるいは含浸させることに
より、溶解液が腐るのを防止できる。また、下層2Bに
滴下した溶解液を吸液部材9に吸収させると、下層2B
に滴下した溶解液が気化せず、収納部の潮解性粒子8が
気化した水分を吸収することを防止できる。
【0031】容器2の上層2Aの開口部2aは、消臭性
物質を含む通気性の消臭シート5で塞がれる。前記消臭
シート5は、例えば不織布または織布などの通気性シー
トに、硫黄系の悪臭成分を消臭する液体状の消臭性物質
が含浸されたものである。この消臭性物質としては、例
えば緑茶エキスや柿縮合タンニン、竹エキスなどの植物
抽出物あるいは界面活性剤応用消臭剤などの脂肪酸塩系
消臭剤であることが好ましい。前記緑茶エキスや柿縮合
タンニンや竹エキス、あるいは界面活性剤応用消臭剤な
どは、硫化水素やメチルメルカプタンを化学的に分解し
て無臭分子に変えたり、またはこれら悪臭分子を包み込
んで(包接して)無臭化させるものである。消臭シート
5は、消臭性物質が含浸できる親水性を有し、しかも容
器2内に空気を透過するものであればよいため、不織布
に限らず、多数の小さい穴が全面に開けられた紙シート
などでもよい。また、前記消臭性物質を粒状にしたもの
や、あるいは活性炭などが不織布などの通気性のシート
の間に介在されたものや、不織布や織布の繊維の目に前
記粒状の消臭性物質を保持させたものを消臭シート5と
して使用することも可能である。
物質を含む通気性の消臭シート5で塞がれる。前記消臭
シート5は、例えば不織布または織布などの通気性シー
トに、硫黄系の悪臭成分を消臭する液体状の消臭性物質
が含浸されたものである。この消臭性物質としては、例
えば緑茶エキスや柿縮合タンニン、竹エキスなどの植物
抽出物あるいは界面活性剤応用消臭剤などの脂肪酸塩系
消臭剤であることが好ましい。前記緑茶エキスや柿縮合
タンニンや竹エキス、あるいは界面活性剤応用消臭剤な
どは、硫化水素やメチルメルカプタンを化学的に分解し
て無臭分子に変えたり、またはこれら悪臭分子を包み込
んで(包接して)無臭化させるものである。消臭シート
5は、消臭性物質が含浸できる親水性を有し、しかも容
器2内に空気を透過するものであればよいため、不織布
に限らず、多数の小さい穴が全面に開けられた紙シート
などでもよい。また、前記消臭性物質を粒状にしたもの
や、あるいは活性炭などが不織布などの通気性のシート
の間に介在されたものや、不織布や織布の繊維の目に前
記粒状の消臭性物質を保持させたものを消臭シート5と
して使用することも可能である。
【0032】容器2は、この消臭シート5の上からアル
ミシートなどの空気を通さない密閉シート10で密閉さ
れて、密閉シート10の上から前記蓋4が閉められ、消
臭器具1が構成される。消臭器具1はこのように密閉シ
ート10で密閉された状態で、製品として出荷される。
この消臭器具1が居室やトイレや自動車の中などに置か
れて使用されるとき、蓋4が外され前記密閉シート10
が剥がされる。密閉シート10が剥がされると容器2の
開口部2aには消臭シート5が現れる。そして消臭シー
ト5の上から再び蓋4が閉められて使用される。
ミシートなどの空気を通さない密閉シート10で密閉さ
れて、密閉シート10の上から前記蓋4が閉められ、消
臭器具1が構成される。消臭器具1はこのように密閉シ
ート10で密閉された状態で、製品として出荷される。
この消臭器具1が居室やトイレや自動車の中などに置か
れて使用されるとき、蓋4が外され前記密閉シート10
が剥がされる。密閉シート10が剥がされると容器2の
開口部2aには消臭シート5が現れる。そして消臭シー
ト5の上から再び蓋4が閉められて使用される。
【0033】蓋4には通気のための連通孔4aが開口し
ているため、消臭シート5、上層2A、通気経路6b、
下層2Bおよび液透過部6aを経て、外気を潮解性粒子
8に接触させる通気経路が形成される(図2の矢印参
照)。この通気経路に導かれる外気は、連通孔4aを通
り、消臭シート5を通過する。このとき、消臭シート5
に含まれた消臭性物質と、外気中の硫化水素やメチルメ
ルカプタンなどの硫黄系の悪臭成分が反応して、これら
の悪臭成分が消臭される。そして、消臭シート5を通過
して硫黄系の悪臭成分が消臭された外気が収納容器3内
に入り、前記通気経路を経て、液透過部6aから収納容
器3の開口部3aに至り、潮解性粒子8に接触する。こ
の潮解性粒子8はこの外気中の湿気を吸湿して溶解(潮
解)する。そしてこの溶解液に外気中のアンモニアやト
リメチルアミンなどの悪臭成分が溶け、消臭される。
ているため、消臭シート5、上層2A、通気経路6b、
下層2Bおよび液透過部6aを経て、外気を潮解性粒子
8に接触させる通気経路が形成される(図2の矢印参
照)。この通気経路に導かれる外気は、連通孔4aを通
り、消臭シート5を通過する。このとき、消臭シート5
に含まれた消臭性物質と、外気中の硫化水素やメチルメ
ルカプタンなどの硫黄系の悪臭成分が反応して、これら
の悪臭成分が消臭される。そして、消臭シート5を通過
して硫黄系の悪臭成分が消臭された外気が収納容器3内
に入り、前記通気経路を経て、液透過部6aから収納容
器3の開口部3aに至り、潮解性粒子8に接触する。こ
の潮解性粒子8はこの外気中の湿気を吸湿して溶解(潮
解)する。そしてこの溶解液に外気中のアンモニアやト
リメチルアミンなどの悪臭成分が溶け、消臭される。
【0034】潮解性粒子8は外気を積極的に取り込んで
吸湿するものであるため、消臭器具1の外部の空気が、
前記通気経路を経て収納容器3内へ導かれやすくなる。
したがって、この消臭器具1の周囲の空気が容器2内に
積極的に循環しやすくなり、消臭シート5による硫黄系
の悪臭の除去効果と、潮解性粒子8による窒素系の悪臭
の除去効果が高くなり、消臭器具1の周囲の広い範囲の
空気に対して消臭効果を発揮できる。
吸湿するものであるため、消臭器具1の外部の空気が、
前記通気経路を経て収納容器3内へ導かれやすくなる。
したがって、この消臭器具1の周囲の空気が容器2内に
積極的に循環しやすくなり、消臭シート5による硫黄系
の悪臭の除去効果と、潮解性粒子8による窒素系の悪臭
の除去効果が高くなり、消臭器具1の周囲の広い範囲の
空気に対して消臭効果を発揮できる。
【0035】潮解性粒子8は空気に触れたものから溶解
し、この溶解液にアンモニア系の悪臭成分が溶けこんだ
後、この溶解液は液透過部6aから下層2Bに流下し、
吸液部材9により吸収される。溶解液が液透過部6aを
経て下層2Bに滴下されるため、潮解性粒子8の溶解液
とまだ溶解していない潮解性粒子8とを分けることがで
き、溶解していない潮解性粒子8が、溶解液を吸収する
ことを防止できる。また、潮解性粒子8と溶解液とが同
じ場所で混在することがなく、収納容器3の開口部3a
には常に溶解していない潮解性粒子8があるため、潮解
性粒子8と外気とが接触する確率を常に高く維持でき
る。そのため、収納容器3内で溶解しないで残存する潮
解性粒子8の量が少なくなっても、液透過部6aを通じ
て、外気が収納容器3内の潮解性粒子8に接触する確率
が低下せず、使用期間中に均一な消臭効果を発揮でき、
途中で極端に消臭効果が低下することもない。
し、この溶解液にアンモニア系の悪臭成分が溶けこんだ
後、この溶解液は液透過部6aから下層2Bに流下し、
吸液部材9により吸収される。溶解液が液透過部6aを
経て下層2Bに滴下されるため、潮解性粒子8の溶解液
とまだ溶解していない潮解性粒子8とを分けることがで
き、溶解していない潮解性粒子8が、溶解液を吸収する
ことを防止できる。また、潮解性粒子8と溶解液とが同
じ場所で混在することがなく、収納容器3の開口部3a
には常に溶解していない潮解性粒子8があるため、潮解
性粒子8と外気とが接触する確率を常に高く維持でき
る。そのため、収納容器3内で溶解しないで残存する潮
解性粒子8の量が少なくなっても、液透過部6aを通じ
て、外気が収納容器3内の潮解性粒子8に接触する確率
が低下せず、使用期間中に均一な消臭効果を発揮でき、
途中で極端に消臭効果が低下することもない。
【0036】収納容器3内の潮解性粒子8の溶解液が下
層2Bに流下していくため、潮解性粒子8が完全に潮解
されると、収納容器3内はほぼ空の状態になる。この状
態は、透明な収納容器3および容器2を介して外部から
目視できるため、消臭器具1の消臭機能が完了し、取替
時期にきていることが確実に確認できる。また、開口部
2aは消臭シート5に覆われているため、潮解性粒子8
と外気との接触がこの消臭シート5によりある程度制限
される。したがって、消臭シート5の粗密を調節するな
どして通気性を制御することにより、潮解性粒子8と空
気との接触量を調節でき、潮解性粒子の過剰な潮解を防
止でき、製品の寿命を長くすることができる。
層2Bに流下していくため、潮解性粒子8が完全に潮解
されると、収納容器3内はほぼ空の状態になる。この状
態は、透明な収納容器3および容器2を介して外部から
目視できるため、消臭器具1の消臭機能が完了し、取替
時期にきていることが確実に確認できる。また、開口部
2aは消臭シート5に覆われているため、潮解性粒子8
と外気との接触がこの消臭シート5によりある程度制限
される。したがって、消臭シート5の粗密を調節するな
どして通気性を制御することにより、潮解性粒子8と空
気との接触量を調節でき、潮解性粒子の過剰な潮解を防
止でき、製品の寿命を長くすることができる。
【0037】また、潮解性粒子8の粒径は、消臭効果お
よび製品の寿命に合わせて適当な大きさに調節すること
が好ましい。粒径の小さい潮解性粒子8を用いると、潮
解が早く進み、消臭効果が高くなる。逆に粒径の大きい
潮解性粒子8を用いると、収納容器3内の潮解性粒子8
が完全に液化するのに時間がかかり、製品の寿命を長く
することができる。また、分離シート6のうちの通気経
路6bの部分に、消臭性物質を含浸させまたは含ませて
も良い。この場合、外気は消臭シート5を通過した後、
前記分離シート6を通過して収納容器3の開口部3aに
導入されるため、消臭シート5と分離シート6の双方に
消臭性物質を含ませておくことにより、消臭効果をさら
に高くできる。
よび製品の寿命に合わせて適当な大きさに調節すること
が好ましい。粒径の小さい潮解性粒子8を用いると、潮
解が早く進み、消臭効果が高くなる。逆に粒径の大きい
潮解性粒子8を用いると、収納容器3内の潮解性粒子8
が完全に液化するのに時間がかかり、製品の寿命を長く
することができる。また、分離シート6のうちの通気経
路6bの部分に、消臭性物質を含浸させまたは含ませて
も良い。この場合、外気は消臭シート5を通過した後、
前記分離シート6を通過して収納容器3の開口部3aに
導入されるため、消臭シート5と分離シート6の双方に
消臭性物質を含ませておくことにより、消臭効果をさら
に高くできる。
【0038】図3および図4は、図1に示した消臭器具
の変形例を示す断面図である。図3および図4も図2と
同様、蓋4が開けられた状態を示している。図3に示す
消臭器具1aでは、容器2内の上層2Aと下層2Bを分
離する分離シート6が、下層2Bに向かって突出する突
出形状であり、具体的には、円錐形状である。したがっ
て、分離シート6で形成される液透過部6aも円錐形状
となっている。分離シート6は、親水性で液透過性の不
織布により形成されており、液透過部6aでは、分離シ
ート6のテーパ形状の頂部に小孔(ピンホール)6cが
開口している。そのため、収納容器3内の潮解性粒子8
が溶解した溶解液は、前記小孔6cから下層(液溜め
部)2Bに流下しやすくなっている。
の変形例を示す断面図である。図3および図4も図2と
同様、蓋4が開けられた状態を示している。図3に示す
消臭器具1aでは、容器2内の上層2Aと下層2Bを分
離する分離シート6が、下層2Bに向かって突出する突
出形状であり、具体的には、円錐形状である。したがっ
て、分離シート6で形成される液透過部6aも円錐形状
となっている。分離シート6は、親水性で液透過性の不
織布により形成されており、液透過部6aでは、分離シ
ート6のテーパ形状の頂部に小孔(ピンホール)6cが
開口している。そのため、収納容器3内の潮解性粒子8
が溶解した溶解液は、前記小孔6cから下層(液溜め
部)2Bに流下しやすくなっている。
【0039】また図3において、分離シート6の側面形
状(断面形状)がテーパ形状になっている以外の構造
は、図2に示す実施の形態と全く同じである。なお、図
3においても、分離シート6の代わりに、多数の孔が形
成された多孔質または網目状の壁板を使用することが可
能である。
状(断面形状)がテーパ形状になっている以外の構造
は、図2に示す実施の形態と全く同じである。なお、図
3においても、分離シート6の代わりに、多数の孔が形
成された多孔質または網目状の壁板を使用することが可
能である。
【0040】図4に示した消臭器具1bでは、上層2A
にドーナツ形状の収納容器3が設けられ、この収納容器
3が、潮解性粒子8の収納部となっている。収納容器3
と、下層(液溜め部)2Bとの境界部分に、親水性で液
透過性の不織布、または多孔質または多数の孔が網目状
に形成されるなどした液透過部6aが設けられている。
なお、液透過部6aの部分を不織布などの代わりに収納
容器3と同じプラスチックなどで形成された板などを設
けて液を透過しない構造とし、収納容器3のドーナツ形
状の内周面(符号3bを付している部分)が液透過部で
あってもよい。
にドーナツ形状の収納容器3が設けられ、この収納容器
3が、潮解性粒子8の収納部となっている。収納容器3
と、下層(液溜め部)2Bとの境界部分に、親水性で液
透過性の不織布、または多孔質または多数の孔が網目状
に形成されるなどした液透過部6aが設けられている。
なお、液透過部6aの部分を不織布などの代わりに収納
容器3と同じプラスチックなどで形成された板などを設
けて液を透過しない構造とし、収納容器3のドーナツ形
状の内周面(符号3bを付している部分)が液透過部で
あってもよい。
【0041】収納容器3のドーナツ形状の中心部は蓋4
の連通孔4aと通じており、外気を潮解性粒子8に接触
させる通気経路が形成されている。この通気経路では、
連通孔4aの内側に、消臭性物質を含む通気性の不織布
などで形成された消臭シート5が設けられ、その内側
が、通気性で且つ液不透過性のシート7で塞がれてい
る。よって、外気は連通孔4aおよび各シート5と7を
通過し、液透過部6aにて潮解性粒子8に接触する。ま
た連通孔4aの内側に液不透過性のシート7が設けられ
ているため、下層2B内の溶解液が外部に洩れることが
なく、また溶解液が消臭シート5に接触することがな
い。なお、液不透過性のシート7(さらには消臭シート
5)が、収納容器3の中心穴の下端の(i)で示す部分
に設けられていてもよい。
の連通孔4aと通じており、外気を潮解性粒子8に接触
させる通気経路が形成されている。この通気経路では、
連通孔4aの内側に、消臭性物質を含む通気性の不織布
などで形成された消臭シート5が設けられ、その内側
が、通気性で且つ液不透過性のシート7で塞がれてい
る。よって、外気は連通孔4aおよび各シート5と7を
通過し、液透過部6aにて潮解性粒子8に接触する。ま
た連通孔4aの内側に液不透過性のシート7が設けられ
ているため、下層2B内の溶解液が外部に洩れることが
なく、また溶解液が消臭シート5に接触することがな
い。なお、液不透過性のシート7(さらには消臭シート
5)が、収納容器3の中心穴の下端の(i)で示す部分
に設けられていてもよい。
【0042】この消臭器具1bの消臭機能は図1および
図2に示したものと同じである。ただし、図4で示すも
のにおいて、容器2の上層2Aをドーナツ形状にし、こ
の外周面の内側に潮解性粒子8を入れてもよい。この場
合、少なくとも容器2の上層2Aの周壁を透明にしてお
けば、容器2の壁面の内側に設けられた潮解性粒子8を
外部から透視して目視しやすくなる。
図2に示したものと同じである。ただし、図4で示すも
のにおいて、容器2の上層2Aをドーナツ形状にし、こ
の外周面の内側に潮解性粒子8を入れてもよい。この場
合、少なくとも容器2の上層2Aの周壁を透明にしてお
けば、容器2の壁面の内側に設けられた潮解性粒子8を
外部から透視して目視しやすくなる。
【0043】図5は本発明の消臭器具の第2の実施の形
態を示す断面図であり、容器の蓋が開けられた状態を示
すものである。図5に示す消臭器具1cでは、容器2の
内周面に沿って、上層2Aと下層2Bを分離する凸部
(フランジ)2cがテーパ状に形成され、その中央開口
部に親水性で液透過性の不織布などで形成された液透過
部6aが設けられている。この液透過部6aでは、前記
不織布などが円錐形状となって下層(液溜め部)2Bの
方向へ突出しており、その頂部に小孔6cが形成されて
いる。潮解性粒子8が収納された収納容器3は、液透過
部6aが形成されている部分の上方に位置している。こ
の収納容器3の外周面と容器2の内周面との間では、上
層2Aと下層2Bとが前記凸部(壁部)2cにより完全
に隔絶されており、下層2Bは、液透過部6aを介して
収納容器3の内部にのみ連通している。
態を示す断面図であり、容器の蓋が開けられた状態を示
すものである。図5に示す消臭器具1cでは、容器2の
内周面に沿って、上層2Aと下層2Bを分離する凸部
(フランジ)2cがテーパ状に形成され、その中央開口
部に親水性で液透過性の不織布などで形成された液透過
部6aが設けられている。この液透過部6aでは、前記
不織布などが円錐形状となって下層(液溜め部)2Bの
方向へ突出しており、その頂部に小孔6cが形成されて
いる。潮解性粒子8が収納された収納容器3は、液透過
部6aが形成されている部分の上方に位置している。こ
の収納容器3の外周面と容器2の内周面との間では、上
層2Aと下層2Bとが前記凸部(壁部)2cにより完全
に隔絶されており、下層2Bは、液透過部6aを介して
収納容器3の内部にのみ連通している。
【0044】また収納容器3の上端が開口部3cとなっ
ており、この開口部3cには、通気性の不織布による通
気経路6bおよび/または通気性で且つ液不透過性のシ
ート7が設けられ、収納容器3の上端が、上層2Aと連
通している。容器2の上端の開口部2aは、プラスチッ
ク製の板(内蓋)2dで覆われ、この板2dには、多数
の孔2eが形成されている。この板2dとその上に張ら
れた不織布などの通気性シート5aとの間の空間内に粒
状の消臭性物質5bが収納されている。この消臭性物質
5bは、主に硫黄系の悪臭を除去できるものが使用され
る。
ており、この開口部3cには、通気性の不織布による通
気経路6bおよび/または通気性で且つ液不透過性のシ
ート7が設けられ、収納容器3の上端が、上層2Aと連
通している。容器2の上端の開口部2aは、プラスチッ
ク製の板(内蓋)2dで覆われ、この板2dには、多数
の孔2eが形成されている。この板2dとその上に張ら
れた不織布などの通気性シート5aとの間の空間内に粒
状の消臭性物質5bが収納されている。この消臭性物質
5bは、主に硫黄系の悪臭を除去できるものが使用され
る。
【0045】この消臭器具1cでは、蓋4の連通孔4a
から、通気性シート5a、板2dに形成された孔2e、
通気経路6bおよびシート7を介して、外気を潮解性粒
子8に接触させる通気経路が形成されている。外気は潮
解性粒子8に積極的に吸収されて外気に含まれる水分が
潮解性粒子8と反応するが、この外気が消臭性物質5b
を透過する際に、硫黄系の悪臭が除去される。収納容器
3内の潮解性粒子8は、外気の水分を吸収して溶解する
が、その溶解液は、主に液透過部6aの小孔6cから下
層(液溜め部)2Bに流下し、吸液部材9に吸収され
る。
から、通気性シート5a、板2dに形成された孔2e、
通気経路6bおよびシート7を介して、外気を潮解性粒
子8に接触させる通気経路が形成されている。外気は潮
解性粒子8に積極的に吸収されて外気に含まれる水分が
潮解性粒子8と反応するが、この外気が消臭性物質5b
を透過する際に、硫黄系の悪臭が除去される。収納容器
3内の潮解性粒子8は、外気の水分を吸収して溶解する
が、その溶解液は、主に液透過部6aの小孔6cから下
層(液溜め部)2Bに流下し、吸液部材9に吸収され
る。
【0046】この消臭器具1cは、収納容器3の外周面
と容器2の内周面とが凸部(壁部)2cで塞がれている
ため、下層2Bに流下した溶解液が上層2Aおよび外部
に洩れにくい。また収納容器3の内部と上層2Aとの間
は、通気性で且つ液不透過性のシート7で区分されてい
るので、収納容器3内の溶解液が、上層2A内に洩れる
こともない。
と容器2の内周面とが凸部(壁部)2cで塞がれている
ため、下層2Bに流下した溶解液が上層2Aおよび外部
に洩れにくい。また収納容器3の内部と上層2Aとの間
は、通気性で且つ液不透過性のシート7で区分されてい
るので、収納容器3内の溶解液が、上層2A内に洩れる
こともない。
【0047】また、収納容器3内では上部に位置する潮
解性粒子8が、外気に接触して溶解され、溶解液は、収
納容器3内から下層2Bに向かって降りていくため、収
納容器3内に溶解液が若干残ったとしても、最上部の潮
解性粒子8は溶解液と分離されやすい。したがって、溶
解液が混ざりにくい最上部の潮解性粒子8が外気に触れ
るため、外気と潮解性粒子8とが反応しやすい。さら
に、粒状の消臭性物質5bが板2d上に設けられている
ため、消臭性物質5bの量を多くでき、消臭効果を長く
維持できる。
解性粒子8が、外気に接触して溶解され、溶解液は、収
納容器3内から下層2Bに向かって降りていくため、収
納容器3内に溶解液が若干残ったとしても、最上部の潮
解性粒子8は溶解液と分離されやすい。したがって、溶
解液が混ざりにくい最上部の潮解性粒子8が外気に触れ
るため、外気と潮解性粒子8とが反応しやすい。さら
に、粒状の消臭性物質5bが板2d上に設けられている
ため、消臭性物質5bの量を多くでき、消臭効果を長く
維持できる。
【0048】図6は、第2の実施の形態である図5の変
形例を示す断面図である。図6に示す消臭器具1dの基
本的な構造は図4に示したものと似ている。図6では、
容器2の上層2Aに、ドーナツ形状の収納容器3が設け
られて、その内部に潮解性粒子8が収納されており、収
納容器3と下層(液溜め部)2Bとの間に、親水性で液
透過性の不織布などによる液透過部6aが形成されてい
る。
形例を示す断面図である。図6に示す消臭器具1dの基
本的な構造は図4に示したものと似ている。図6では、
容器2の上層2Aに、ドーナツ形状の収納容器3が設け
られて、その内部に潮解性粒子8が収納されており、収
納容器3と下層(液溜め部)2Bとの間に、親水性で液
透過性の不織布などによる液透過部6aが形成されてい
る。
【0049】収納容器3の中心穴は、蓋4の連通孔4a
に連通しているが、連通孔4aの内側には、不織布など
の通気性シート5aが設けられ、その下方には、通気性
で且つ液不透過性のシート7が設けられ、通気性シート
5aとシート7とで囲まれた空間2C内に、粒状の消臭
性物質5bが収納されている。この消臭器具1dでは、
蓋4の連通孔4aから、通気性シート5a、シート7お
よび液透過部6aを経て、外気が潮解性粒子8に接触す
る。この外気の通過経路に消臭性物質5bが入れられて
いるため、外気はまず消臭性物質5bにより硫黄系など
の悪臭が除去されてから、潮解性粒子8と反応すること
になる。図7は本発明の消臭器具の第3の実施の形態を
示す斜視図であり、図8は図7のVIII−VIII線
の縦断面図である。
に連通しているが、連通孔4aの内側には、不織布など
の通気性シート5aが設けられ、その下方には、通気性
で且つ液不透過性のシート7が設けられ、通気性シート
5aとシート7とで囲まれた空間2C内に、粒状の消臭
性物質5bが収納されている。この消臭器具1dでは、
蓋4の連通孔4aから、通気性シート5a、シート7お
よび液透過部6aを経て、外気が潮解性粒子8に接触す
る。この外気の通過経路に消臭性物質5bが入れられて
いるため、外気はまず消臭性物質5bにより硫黄系など
の悪臭が除去されてから、潮解性粒子8と反応すること
になる。図7は本発明の消臭器具の第3の実施の形態を
示す斜視図であり、図8は図7のVIII−VIII線
の縦断面図である。
【0050】図7と図8に示す消臭器具12では、潮解
性粒子8が入れられたプラスチック製の透明な収納容器
13(収納部)と、吸液部材9が収納された液溜め部と
なる下部容器14とが組み合わされて、その中間に連結
部材15が設けられている。収納容器13と下部容器1
4および連結部材15により消臭器具の容器が構成され
ている。なお、下部容器14と連結部材15は透明であ
ってもよいしまたは不透明であってもよい。収納容器1
3の開口部13aと、下部容器14の開口部14aとが
繋がって、全体として筒状の容器が形成されている。
性粒子8が入れられたプラスチック製の透明な収納容器
13(収納部)と、吸液部材9が収納された液溜め部と
なる下部容器14とが組み合わされて、その中間に連結
部材15が設けられている。収納容器13と下部容器1
4および連結部材15により消臭器具の容器が構成され
ている。なお、下部容器14と連結部材15は透明であ
ってもよいしまたは不透明であってもよい。収納容器1
3の開口部13aと、下部容器14の開口部14aとが
繋がって、全体として筒状の容器が形成されている。
【0051】収納容器13の開口部13aは、不織布、
あるいは全面に多数の小穴が開けられた紙シートなどの
透液性で且つ親水性の通気性シート17で閉じられ、こ
の通気性シート17が液透過部となっている。この通気
性シート17は、空気および潮解性物質の溶解液を通過
させるものであればよいため、前記不織布や紙シートな
どの親水性シートに限らず、多数の小さい穴が開けられ
たビニールシート、あるいは網目状などに孔が形成され
たプラスチック板などであってもよい。連結部材15に
は連通孔15aが開けられており、収納容器13の開口
部13aの通気性シート17(液透過部)と連通孔15
aとで、外気を潮解性粒子8に接触させる通気経路が形
成されている。
あるいは全面に多数の小穴が開けられた紙シートなどの
透液性で且つ親水性の通気性シート17で閉じられ、こ
の通気性シート17が液透過部となっている。この通気
性シート17は、空気および潮解性物質の溶解液を通過
させるものであればよいため、前記不織布や紙シートな
どの親水性シートに限らず、多数の小さい穴が開けられ
たビニールシート、あるいは網目状などに孔が形成され
たプラスチック板などであってもよい。連結部材15に
は連通孔15aが開けられており、収納容器13の開口
部13aの通気性シート17(液透過部)と連通孔15
aとで、外気を潮解性粒子8に接触させる通気経路が形
成されている。
【0052】連結部材15の内側と収納容器13および
下部容器14の側壁との間には、消臭性物質が含浸され
た不織布、あるいは多数の小さい穴が開けられた紙シー
トなどの通気性の消臭シート16が設けられている。消
臭シート16は前記図1などの各実施の形態に示した消
臭器具における消臭シート5と本質的に同じものであ
り、含浸されている消臭性物質としては、緑茶エキスや
柿縮合タンニンや竹エキスなどの植物抽出物あるいは界
面活性剤応用消臭剤などの脂肪酸塩系消臭剤であり、硫
化水素やメチルメルカプタンなどの硫黄系の悪臭成分を
無臭化させるものである。また、図5などに示したよう
に、連通孔15aの内側に通気性シートを2重に配置し
た隙間を設け、この隙間内に、消臭性物質を小さい粒状
に成形したものや、あるいは活性炭などを介在させたも
のであってもよい。
下部容器14の側壁との間には、消臭性物質が含浸され
た不織布、あるいは多数の小さい穴が開けられた紙シー
トなどの通気性の消臭シート16が設けられている。消
臭シート16は前記図1などの各実施の形態に示した消
臭器具における消臭シート5と本質的に同じものであ
り、含浸されている消臭性物質としては、緑茶エキスや
柿縮合タンニンや竹エキスなどの植物抽出物あるいは界
面活性剤応用消臭剤などの脂肪酸塩系消臭剤であり、硫
化水素やメチルメルカプタンなどの硫黄系の悪臭成分を
無臭化させるものである。また、図5などに示したよう
に、連通孔15aの内側に通気性シートを2重に配置し
た隙間を設け、この隙間内に、消臭性物質を小さい粒状
に成形したものや、あるいは活性炭などを介在させたも
のであってもよい。
【0053】消臭シート16は、連通孔15aの部分に
のみ設けられてもよいが、連結部材15の内壁に沿って
内周全体に設けられていることが好ましい。また、消臭
シート16の内側には、通気性で且つ不透液性のシート
18が重ねられており、液溜め部となる下部容器14内
の溶解液が、消臭シート16に接触し、または連通孔1
5aから外部に洩れるのを防止できるようになってい
る。
のみ設けられてもよいが、連結部材15の内壁に沿って
内周全体に設けられていることが好ましい。また、消臭
シート16の内側には、通気性で且つ不透液性のシート
18が重ねられており、液溜め部となる下部容器14内
の溶解液が、消臭シート16に接触し、または連通孔1
5aから外部に洩れるのを防止できるようになってい
る。
【0054】このように構成された消臭器具12は使用
前の状態では、前記連結部材15の外側からアルミシー
トなどの空気を通過させない密閉シートが被せられて、
連通孔15aが密閉されて、容器内部に外気を通さない
構造となっている。使用するときにこのアルミシートを
剥がすと、図8において矢印で示すように外気が連通孔
15aから消臭シート16を通過して容器内に導かれ、
潮解性粒子8に接触する。外気が消臭シート16を通過
するときに、消臭シート16に含浸された消臭性物質に
より空気中の硫黄系の悪臭成分が消臭される。硫黄系の
悪臭成分が消臭された外気はさらに通気性シート17を
通過して収納容器13内に入り、潮解性粒子8と接触す
る。このとき、収納容器13の開口部13aが連通孔1
5aに接近している構造であるため、外気が開口部13
aへ導かれやすく、潮解性粒子8が外気と接触しやすく
なっている。よって、潮解性粒子8が外気中の水分をよ
り効果的に吸湿して溶解し、この溶解液に外気中のアン
モニアなどの窒素系の悪臭成分が溶けこみ、悪臭成分を
消臭できるものとなる。
前の状態では、前記連結部材15の外側からアルミシー
トなどの空気を通過させない密閉シートが被せられて、
連通孔15aが密閉されて、容器内部に外気を通さない
構造となっている。使用するときにこのアルミシートを
剥がすと、図8において矢印で示すように外気が連通孔
15aから消臭シート16を通過して容器内に導かれ、
潮解性粒子8に接触する。外気が消臭シート16を通過
するときに、消臭シート16に含浸された消臭性物質に
より空気中の硫黄系の悪臭成分が消臭される。硫黄系の
悪臭成分が消臭された外気はさらに通気性シート17を
通過して収納容器13内に入り、潮解性粒子8と接触す
る。このとき、収納容器13の開口部13aが連通孔1
5aに接近している構造であるため、外気が開口部13
aへ導かれやすく、潮解性粒子8が外気と接触しやすく
なっている。よって、潮解性粒子8が外気中の水分をよ
り効果的に吸湿して溶解し、この溶解液に外気中のアン
モニアなどの窒素系の悪臭成分が溶けこみ、悪臭成分を
消臭できるものとなる。
【0055】潮解性粒子8の溶解液は液透過部である通
気性シート17を通り下部容器14に流下する。下部容
器14内には吸水性ポリマー(SAP)やシリカゲル、
あるいは粉砕パルプ、シート状の脱脂綿や不織布などの
吸液部材9が収納されており、下層に滴下される溶解液
が吸水される。この消臭器具12においても、収納容器
13内の潮解性粒子8が溶解により減少する様子を、容
器の外部から目視にて確認できるため、容器13内の潮
解性粒子8が完全に溶解した時点で新しい製品と取り替
えればよく、製品の取替時期を容易に判断できる。
気性シート17を通り下部容器14に流下する。下部容
器14内には吸水性ポリマー(SAP)やシリカゲル、
あるいは粉砕パルプ、シート状の脱脂綿や不織布などの
吸液部材9が収納されており、下層に滴下される溶解液
が吸水される。この消臭器具12においても、収納容器
13内の潮解性粒子8が溶解により減少する様子を、容
器の外部から目視にて確認できるため、容器13内の潮
解性粒子8が完全に溶解した時点で新しい製品と取り替
えればよく、製品の取替時期を容易に判断できる。
【0056】図9は、図7と図8に示した実施の形態の
変形例を示している。図9に示した消臭器具12aで
は、収納容器13の開口部13aに設けられた液透過部
を構成する通気性シート17が、下部容器14の方向へ
突出する円錐形状であり、その頂部に小孔(ピンホー
ル)17aが形成されている。通気性シート17は、親
水性で且つ通気性および透液性の不織布などである。図
9では、収納容器13内の潮解性粒子8の溶解液が小孔
17aから下部容器14内に滴下しやすくなる。
変形例を示している。図9に示した消臭器具12aで
は、収納容器13の開口部13aに設けられた液透過部
を構成する通気性シート17が、下部容器14の方向へ
突出する円錐形状であり、その頂部に小孔(ピンホー
ル)17aが形成されている。通気性シート17は、親
水性で且つ通気性および透液性の不織布などである。図
9では、収納容器13内の潮解性粒子8の溶解液が小孔
17aから下部容器14内に滴下しやすくなる。
【0057】以上、本発明の実施の形態の説明において
は、容器2の上層2A、および収納容器(収納部)3、
および収納容器13は透明なプラスチックで形成されて
いるものとして説明したが、容器2あるいは収納容器3
および13の壁面全面を不透明にしても、本発明の消臭
器具の消臭効果は全く変わらない。しかし、この場合、
容器の外側から取替時期を判断できないため、容器の内
部を外側から見ることができる構成にする方がより好ま
しい。よって、容器2および収納容器3および収納容器
13を前記のように透明、または色付き、あるいは半透
明なプラスチックなどで形成して、外側から内部を目視
できるようにする。この場合、潮解性粒子8の減少量に
より製品の取替時期を判断できるので、容器2の下層2
B、あるいは下部容器14の壁面は不透明であってもよ
い。また、下層2B、あるいは下部容器14の壁面を透
明または半透明にし、収納容器3あるいは13内の潮解
性粒子8がほぼ完全に溶解したときに、この潮解性粒子
8の溶解液を吸収して膨潤した状態の吸液部材9の上
部、あるいは溶解液の上部が達する部分において下層2
Bあるいは下部容器14の壁面に印を付け、この印を目
安として製品の取替時期を判断してもよい。この場合、
上層2A、収納容器3および13を不透明なプラスチッ
クなどで形成しても差し支えない。
は、容器2の上層2A、および収納容器(収納部)3、
および収納容器13は透明なプラスチックで形成されて
いるものとして説明したが、容器2あるいは収納容器3
および13の壁面全面を不透明にしても、本発明の消臭
器具の消臭効果は全く変わらない。しかし、この場合、
容器の外側から取替時期を判断できないため、容器の内
部を外側から見ることができる構成にする方がより好ま
しい。よって、容器2および収納容器3および収納容器
13を前記のように透明、または色付き、あるいは半透
明なプラスチックなどで形成して、外側から内部を目視
できるようにする。この場合、潮解性粒子8の減少量に
より製品の取替時期を判断できるので、容器2の下層2
B、あるいは下部容器14の壁面は不透明であってもよ
い。また、下層2B、あるいは下部容器14の壁面を透
明または半透明にし、収納容器3あるいは13内の潮解
性粒子8がほぼ完全に溶解したときに、この潮解性粒子
8の溶解液を吸収して膨潤した状態の吸液部材9の上
部、あるいは溶解液の上部が達する部分において下層2
Bあるいは下部容器14の壁面に印を付け、この印を目
安として製品の取替時期を判断してもよい。この場合、
上層2A、収納容器3および13を不透明なプラスチッ
クなどで形成しても差し支えない。
【0058】
【発明の効果】以上のように本発明の消臭器具は、容器
内に設けられた潮解性物質が外気の水分と反応するた
め、外気が容器内に積極的に導入される。容器内に導入
される外気は、消臭性物質に触れ、例えば外気に含まれ
る硫化水素やメチルメルカプタンなどの硫黄系の悪臭成
分を効果的に消臭できる。そして、消臭性物質と接触し
た後の外気が潮解性物質に接触し、潮解性物質の溶解液
にアンモニアなどの窒素系の悪臭成分が溶けこみ、消臭
される。このように消臭性物質と潮解性物質とで、悪臭
の原因となる成分のほとんどを除去できる。
内に設けられた潮解性物質が外気の水分と反応するた
め、外気が容器内に積極的に導入される。容器内に導入
される外気は、消臭性物質に触れ、例えば外気に含まれ
る硫化水素やメチルメルカプタンなどの硫黄系の悪臭成
分を効果的に消臭できる。そして、消臭性物質と接触し
た後の外気が潮解性物質に接触し、潮解性物質の溶解液
にアンモニアなどの窒素系の悪臭成分が溶けこみ、消臭
される。このように消臭性物質と潮解性物質とで、悪臭
の原因となる成分のほとんどを除去できる。
【0059】また、消臭するにつれて収納部の潮解性物
質が溶解して、溶解液が液溜め部に流下し、収納部内の
潮解性物質が減少していく。このため潮解性物質の減少
量により消臭効果をイメージ的に捉えることができ、さ
らに製品の交換時期を容易に判断できるものとなる。
質が溶解して、溶解液が液溜め部に流下し、収納部内の
潮解性物質が減少していく。このため潮解性物質の減少
量により消臭効果をイメージ的に捉えることができ、さ
らに製品の交換時期を容易に判断できるものとなる。
【図1】本発明の消臭器具の第1の実施の形態を示す斜
視図、
視図、
【図2】図1のII−II線の縦断面図、
【図3】図1に示した消臭器具の変形例を示す断面図、
【図4】図1に示した消臭器具のさらに他の変形例を示
す断面図、
す断面図、
【図5】本発明の消臭器具の第2の実施の形態を示す断
面図、
面図、
【図6】図5に示した消臭器具の変形例を示す縦断面
図、
図、
【図7】本発明の消臭器具の第3の実施の形態を示す斜
視図、
視図、
【図8】図7のVIII−VIII線での縦断面図、
【図9】図4に示した消臭器具の変形例を示す断面図、
1、1a、1b、1c、1d 消臭器具 2 容器 2A 上層 2B 下層(液溜め部) 3 収納容器(収納部) 3a 開口部 4 蓋 4a 連通孔 5 消臭シート 6 分離シート 6a 液透過部 6b 通気経路 6c 小孔(ピンホール) 7 通気性で且つ液不透過性のシート 8 潮解性粒子 9 吸液部材 10 密閉シート 12、12a 消臭器具 13 収納容器 14 下部容器 15 連結部材 15a 連通孔 16 消臭シート 18 通気性で且つ液不透過性のシート
Claims (9)
- 【請求項1】 通気可能な連通孔が形成された容器の内
部に、前記連通孔を通過した外気と接触する潮解性物質
を収納した収納部と、容器内に入った外気が前記潮解性
物質に接触して生じた溶解液を溜める液溜め部とが設け
られ、前記収納部と液溜め部との間に、前記溶解液を収
納部から液溜め部に滴下させる液透過部が形成され、前
記連通孔と前記潮解性物質との間に形成される通気経路
に、外気中の悪臭成分を消臭する消臭性物質が配置され
ていることを特徴とする消臭器具。 - 【請求項2】 潮解性物質は、アルカリ金属塩またはア
ルカリ土類金属塩のうち、1種または2種以上の混合物
から成る請求項1記載の消臭器具。 - 【請求項3】 消臭性物質は、硫黄系の悪臭成分を消臭
するものである請求項1または2記載の消臭器具。 - 【請求項4】 液溜め部には、潮解性物質の溶解液を吸
収する吸液部材が収納されている請求項1ないし3のい
ずれかに記載の消臭器具。 - 【請求項5】 連通孔から前記収納部内の潮解性物質に
至る通気経路が通気性シートで塞がれ、この通気性シー
ト内に消臭性物質が含まれている請求項1ないし4のい
ずれかに記載の消臭器具。 - 【請求項6】 液透過部は、収納部と液溜め部との境界
部にて、液溜め部の方向へ突出する形状である請求項1
ないし5のいずれかに記載の消臭器具。 - 【請求項7】 液透過部が、親水性のシートで形成され
ている請求項1ないし6のいずれかに記載の消臭器具。 - 【請求項8】 連通孔から前記収納部内の潮解性物質に
至る通気経路が、通気性で且つ液不透過性のシートで塞
がれている請求項1ないし7のいずれかに記載の消臭器
具。 - 【請求項9】 容器には、外側から収納部内の潮解性物
質を目視できる透明または半透明部が設けられている請
求項1ないし8のいずれかに記載の消臭器具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8320412A JPH10155881A (ja) | 1996-11-29 | 1996-11-29 | 消臭器具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8320412A JPH10155881A (ja) | 1996-11-29 | 1996-11-29 | 消臭器具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10155881A true JPH10155881A (ja) | 1998-06-16 |
Family
ID=18121173
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8320412A Pending JPH10155881A (ja) | 1996-11-29 | 1996-11-29 | 消臭器具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10155881A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010011888A (ja) * | 2008-06-30 | 2010-01-21 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 通気式薬剤容器 |
-
1996
- 1996-11-29 JP JP8320412A patent/JPH10155881A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010011888A (ja) * | 2008-06-30 | 2010-01-21 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 通気式薬剤容器 |
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