JPH1015610A - 冷却床への棒鋼受渡し方法および棒鋼受渡し装置 - Google Patents

冷却床への棒鋼受渡し方法および棒鋼受渡し装置

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JPH1015610A
JPH1015610A JP17232496A JP17232496A JPH1015610A JP H1015610 A JPH1015610 A JP H1015610A JP 17232496 A JP17232496 A JP 17232496A JP 17232496 A JP17232496 A JP 17232496A JP H1015610 A JPH1015610 A JP H1015610A
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JP
Japan
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trough
opening
closing
steel bar
troughs
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JP17232496A
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Katsuaki Matsumae
克明 松前
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Kobe Steel Ltd
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Kobe Steel Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 開閉トラフで受取った棒鋼を、長手方向の中
心部を両端部側よりも早く落下させて棒鋼の曲がり部の
発生をなくする。 【解決手段】 ラインシャフト7aにベアリングBrを
介して外嵌されてなるトラフ作動レバー6aの隣に、キ
ーkを介して駆動レバー20aを外嵌し、トラフ作動レ
バー6aと駆動レバー20aとに、駆動レバー20aに
設けられるねじブロック22aと、この雌ねじに螺着さ
れ、ロックナット24aが螺着されてなる間隔調整ボル
ト23aと、トラフ作動レバー6aの先端付近に設けら
れ、間隔調整ボルト23aの先端が当接するストッパブ
ロック25aとからなる間隔調整機構21aを設けれ
ば、間隔調整ボルト23aのねじ込量の調整によりトラ
フ作動レバー6aが時間差を持って作動するので、長手
方向の中心部分の開閉トラフを両端部分の開閉トラフよ
りも早く開かせることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、搬送ラインで搬送
される熱間圧延された高温の棒鋼を受取って、受取った
棒鋼が所定範囲内の温度になるように冷却床のレイク装
置の上の定位置に渡す冷却床への棒鋼受渡し方法および
棒鋼受渡し装置の改善に関し、特に棒鋼の曲がりの発生
を確実に防止することを可能ならしめるようにした冷却
床への棒鋼受渡し方法および棒鋼受渡し装置の技術分野
に属する。
【0002】
【従来の技術】棒鋼圧延設備では、圧延機で熱間圧延さ
れた高温の棒鋼を搬送ラインから受取り、受取った棒鋼
を冷却床に渡して冷却している。このような棒鋼受渡し
装置としては、例えばリフター式とトラフ式との2種類
が知られている。ところで、圧延速度が高速で、例えば
15m/s以上の場合には、トラフ式の棒鋼受渡し装置
が用いられている。以下、このようなトラフ式の棒鋼受
渡し装置の構成を、4ライン方式の場合を例として、そ
の断面構成説明図の図4と、図4のC矢視図の図5とを
参照しながら説明すると、棒鋼受渡し装置1は、図示し
ない搬送ラインから送られてくる棒鋼bを受取り、受取
る棒鋼bの最大径に合わせた内寸法を有する樋状の開閉
トラフ2a,2b,2c,2dを一端側に有する揺動ア
ーム3a,3b,3c,3dが上下位置関係を有する揺
動支持シャフト4a,4b,4c,4dにより揺動自在
に支持されている。
【0003】また、開閉シリンダ8a,8b,8c,8
dのロッドの伸縮がシャフト回転用レバー9a,9b,
9c,9dを介して伝達されることにより回転されるラ
インシャフト7a,7b,7c,7dがこれら揺動支持
シャフト4a,4b,4c,4dと平行、かつ上下方向
に配設され、これらにトラフ作動レバー6a,6b,6
c,6dが外嵌されている。これらトラフ作動レバー6
a,6b,6c,6dの先端に一端側が連結されてなる
連結桿5a,5b,5c,5dの他端側が前記揺動アー
ム3a,3b,3c,3dに連結されている。そして、
これら開閉トラフ2a,2b,2c,2dのそれぞれは
長手方向に複数に分割されており、揺動アーム3a,3
b,3c,3dのそれぞれは開閉トラフの長手方向に所
定の間隔で複数ずつ配設されている。
【0004】なお、これら開閉トラフ2a,2b,2
c,2dおよびラインシャフト7a,7b,7c,7d
(図2から良く理解されるように、カップリングで連結
されている。)の全長は何れも80〜120mで、また
開閉シリンダ8a,8b,8c,8dは開閉トラフの長
手方向に4〜6個ずつ配設されている。
【0005】そして、これら揺動アーム3a,3b,3
c,3dが水平になったときは、開閉トラフ2a,2
b,2c,2dの上部開口部のそれぞれがストッパ部材
10a,10b,10c,10dにより塞がれており、
この状態で図示しない搬送ラインから移送されて来る熱
間圧延された棒鋼bを受取る。次いで、揺動アーム3
a,3b,3c,3dが揺動されて開閉トラフ2a,2
b,2c,2dがストッパ部材10a,10b,10
c,10dから離反すると、棒鋼bはシュート11a,
11b,11c,11dに落下して転落し、これらシュ
ート11a,11b,11c,11dの下方に設けられ
た棒鋼落下案内部12,13にガイドされて冷却床14
のV型の受溝14a,14bに落下するように構成され
ている。
【0006】ところで、開閉トラフ2a,2b,2c,
2dにより受取られると共に、これら開閉トラフ2a,
2b,2c,2dから冷却床14に受渡される熱間圧延
された棒鋼bの全長は60〜100mで、直径は10〜
22mmであるから極めて曲げ変形し易いものである。
従って、棒鋼bは、図6(a)に示すように、その長手
方向に複雑に曲げ変形して冷却床14の受溝に落下し、
受溝に落下した状態においては、図6(b)に示すよう
に、長手方向の何箇所かに曲がり部が発生した状態で冷
却されてしまい、棒鋼製品の品質に悪影響を及ぼしてし
まう。
【0007】棒鋼bが冷却床14の受溝に接地した瞬間
から、冷却床14上において安定するまでの状態を経時
的にみてみると、先ず図7(a)に示すように、棒鋼b
の長手方向の2箇所が冷却床14に接地したとする。こ
の場合には、図7(b)に示すように、接地点の長さが
短く摩擦力Pが小さいので、重力Wにより生じる棒鋼b
の長手方向の真直になろうとする作用力Fに負けて接地
点が例えばlだけ外方に移動する。すると、図7(c)
に示すように、接地長さLが長くなって摩擦力が大きく
なるので、接地点が外方に移動せず、図7(d)に示す
ように、接地点と接地点との間に曲がりがしわ寄せされ
て冷却されてしまうからである。
【0008】つまり、棒鋼bの長手方向の中央部分を両
端部分よりも先に冷却床の受溝に接地させるようにすれ
ば、曲がり部が発生するというような不具合を防止し得
ることが知られている。そこで、複数の開閉トラフのう
ち長手方向の中央部分の開閉トラフを、両端部分の開閉
トラフよりも早く開いて、棒鋼bの長手方向の中央部分
を両端部分よりも早く落下させるために、中央部分の開
閉トラフを作動させる開閉シリンダを、両端部分の開閉
トラフを作動させる開閉シリンダよりも早く作動させる
ようにしている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記方法によれば、確
かに棒鋼の長手方向の中央部分を両端部分よりも早く落
下させることができる。しかしながら、ラインシャフト
は同期回転させるためにカップリングで連結されている
ので、中央部分の開閉シリンダを両端部分の開閉シリン
ダよりも先に作動させたとしても、このラインシャフト
の撓み分と、カップリングのバックラッシュ分だけ早く
開くだけである。具体的には、長手方向の中央部分の開
閉トラフは、両端部分に位置する開閉トラフよりも高々
2〜3mm程度だけ早く開くだけでほとんど同時に開く
のと大差ないので、棒鋼の曲がりの発生を確実に防止す
ることができないという解決すべき課題があった。
【0010】従って、本発明の目的とするところは、棒
鋼の曲がりの発生を確実に防止するこを可能ならしめる
冷却床への棒鋼受渡し方法および冷却床への棒鋼受渡し
装置を提供するにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するためになされたものであって、従って本発明の請
求項1に係る冷却床への棒鋼受渡し方法の要旨は、上部
開口部がストッパ部材に当接している受取位置で熱間圧
延された棒鋼を、真直状に連続配設されてなる複数の樋
状の開閉トラフで受取ると共に、この開閉トラフと平行
配設されてなるラインシャフトにより支持されてなる複
数のトラフ作動レバーをラインシャフトを介して複数の
同期作動する開閉シリンダで作動させることにより、こ
の開閉トラフをストッパ部材から離反させて棒鋼を冷却
床に落下させる冷却床への棒鋼受渡し方法において、長
手方向の中央部分に位置する開閉トラフがストッパ部材
から予め設定した距離だけ離反した後に、両端部分に位
置する開閉トラフを開閉させるトラフ作動レバーを作動
させて両端部分に位置する開閉トラフをストッパ部材か
ら離反させることを特徴とする。
【0012】また、上記課題を解決するために、本発明
の請求項2に係る冷却床への棒鋼受渡し装置が採用した
手段は、上部開口部がストッパ部材に当接している受取
位置で熱間圧延された棒鋼を受取ると共に、ストッパ部
材から離反したときに受取った棒鋼をシュートを介して
冷却床上の所定位置に落下させる樋状の複数の開閉トラ
フを備え、前記開閉トラフと平行配設されてなるライン
シャフトにより支持されてなる複数のトラフ作動レバー
をラインシャフトを介して作動させてこれら開閉トラフ
を開閉させる同期作動する複数の開閉シリンダを備えた
冷却床への棒鋼受渡し装置において、前記複数のトラフ
作動レバーを揺動自在にすると共に、これらトラフ作動
レバーそれぞれの隣接した位置に駆動レバーを並設し、
これらトラフ作動レバーと駆動レバーとのうちの何れか
一方の先端部に、ラインシャフトの回転で揺動される駆
動レバーの作動を時間差を持たせてトラフ作動レバーに
伝達する間隔調整機構を設けたことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の棒鋼受渡し方法を
実現する実施の形態に係るトラフ式の棒鋼受渡し装置
を、4ライン方式の場合を例として、その主要部構成説
明図の図1と、図1のA部拡大図の図2(a)と、図2
(a)のB矢視図の図2(b)と、ストッパ部材への開
閉トラフ当接状態説明図の図3(a),(b)を参照し
ながら、従来例と同一のもの並びに同一機能を有するも
のを同一符号を以て説明する。
【0014】この棒鋼受渡し装置1は、図1に示すよう
に、図示しない搬送ラインから送られてくる棒鋼bを受
取り、受取る棒鋼bの最大径に合わせた内寸法を有する
樋状の開閉トラフ2a,2b,2c,2dを一端側に有
する揺動アーム3a,3b,3c,3dが上下位置関係
を有する揺動支持シャフト4a,4b,4c,4dによ
って揺動自在に支持されている。これら揺動支持シャフ
ト4a,4b,4c,4dと平行、かつ上下に配設さ
れ、開閉シリンダ8a,8b,8c,8dのロッドの伸
縮がシャフト回転用レバー9a,9b,9c,9dを介
して伝達されることにより回転されるラインシャフト7
a,7b,7c,7dにトラフ作動レバー6a,6b,
6c,6dが外嵌され、これらトラフ作動レバー6a,
6b,6c,6dの先端に一端側が連結されてなる連結
桿5a,5b,5c,5dの他端側が揺動アーム3a,
3b,3c,3dに連結されている。これら開閉トラフ
2a,2b,2c,2dそれぞれは長手方向に複数に分
割されており、また揺動アーム3a,3b,3c,3d
のそれぞれも開閉トラフの長手方向に所定の間隔で複数
ずつ配設されている。
【0015】そして、これら揺動アーム3a,3b,3
c,3dが水平になったときは、開閉トラフ2a,2
b,2c,2dの上部開口部のそれぞれがストッパ部材
10a,10b,10c,10dにより塞がれており、
この状態で図示しない搬送ラインから移送されてくる熱
間圧延された棒鋼bを受取る。次いで、揺動アーム3
a,3b,3c,3dが揺動されて開閉トラフ2a,2
b,2c,2dがストッパ部材10a,10b,10
c,10dから離反すると、棒鋼bはシュート11a,
11b,11c,11dに落下して転落し、これらシュ
ート11a,11b,11c,11dの下方に設けられ
た棒鋼落下案内部12,13にガイドされて冷却床14
のV型の受溝14a,14bに落下するように構成され
ている。
【0016】以上の説明から良く理解されるように、以
上の構成は従来例に係る冷却床への棒鋼受渡し装置と全
く同構成である。本実施の実施の形態では、このような
構成になる棒鋼受渡し装置に、図2(a)と図2(b)
とに示すとおりの駆動レバーを並設したものである。な
お、図1から良く理解されるように、全てのトラフ作動
レバー機構は同一形状、同一構成であるから、上から1
番目のトラフ作動レバー機構(A部拡大図)について説
明する。
【0017】即ち、トラフ作動レバー機構は、図2
(a)と図2(b)とに示すように、ラインシャフト7
aに軸受Brを介して揺動自在に外嵌されてなるトラフ
作動レバー6aの隣接した位置に、キーkを介して駆動
レバー20aが外嵌されている。そして、これらトラフ
作動レバー6aと駆動レバー20aとの先端側には後述
する間隔調整機構21aが設けられている。この間隔調
整機構21aは駆動レバー20aの先端に設けられるね
じブロック22aと、このねじブロック22aの雌ねじ
に螺着され、ロックナット24aが螺着されてなる間隔
調整ボルト23aと、トラフ作動レバー6aの先端付近
に設けられ、間隔調整ボルト23aの先端が当接するス
トッパブロック25aとから構成されている。
【0018】つまり、間隔調整ボルト23aのねじ込量
により、ラインシャフト7aの径方向の中心を中心とす
るトラフ作動レバー6aと駆動レバー20aとのなす角
度、トラフ作動レバー6aと駆動レバー20aとのなす
角度をそれぞれ自在に調整することができるように構成
されている。ところで、間隔調整機構21aのねじブロ
ックはトラフ作動レバー側に設けられ、かつストッパブ
ロックは駆動レバー側に設けられてなる構成であっても
良い。なお、図1に示す符号20b,21b、20c,
21cおよび20d,21dは上から1番目の駆動レバ
ー20a、間隔調整機構21aと全く同形状に構成され
てなる上から2番目、3番目および4番目の駆動レバー
と間隔調整機構である。
【0019】以下、上記構成の棒鋼受渡し装置1の作用
態様を説明する。先ず、開閉トラフ2a,2b,2c,
2dの長手方向の中央部分の開閉トラフ2a,2b,2
c,2dを作動させるトラフ作動レバー機構の間隔調整
機構21a,21b,21c,21dの間隔調整ボルト
をねじ込んで、その先端をストッパブロックに当接させ
る。一方、開閉トラフ2a,2b,2c,2dの長手方
向の両端部分の開閉トラフ2a,2b,2c,2dを作
動させるトラフ作動レバー機構の間隔調整機構21a,
21b,21c,21dの間隔調整ボルトをねじ戻し
て、その先端とストッパブロックとの間に予め定めた間
隔を開けておく。
【0020】次いで、開閉シリンダ8a,8b,8c,
8dのロッドを縮小させると、シャフト回転用レバー9
a,9b,9c,9dを介してラインシャフト7a,7
b,7c,7dが回転して駆動レバー20a,20b,
20c,20dが揺動するが、先ず中央部分の開閉トラ
フ2a,2b,2c,2dを作動させるトラフ作動レバ
ー6a,6b,6c,6dが作動し、そして中央部分の
開閉トラフ2a,2b,2c,2dが所定の間隔だけス
トッパ部材から離れると、両端部分のトラフ作動レバー
6a,6b,6c,6dが作動して、両端部分の開閉ト
ラフ2a,2b,2c,2dがストッパ部材から離れる
ので、棒鋼bの中央部分が両端部よりも先に落下するこ
とになる。なお、開閉シリンダ8a,8b,8c,8d
はそれぞれ個別に作動されるものである。
【0021】ところで、間隔調整ボルトの先端とストッ
パブロックとの間に所定の間隔が設定されているので、
このままの構成であると棒鋼の受取状態において、両端
部分の開閉トラフ2はストッパ部材10に当接しない。
そのため、両端部分の開閉トラフ2を作動させるトラフ
作動レバー6は、ストッパ部材への開閉トラフ当接状態
説明図の図3(a)に示すように、揺動アーム3の揺動
支持シャフト4よりもトラフ作動レバー6側をばねsで
付勢することにより開閉トラフ2をストッパ部材10に
当接させるように構成、またはストッパ部材への開閉ト
ラフ当接状態説明図の図3(b)に示すように、揺動ア
ーム3の揺動支持シャフト4よりもトラフ作動レバー6
側にバランスウエイトWtを配設し、その重量により両
端部分の開閉トラフ2をストッパ部材10に当接させる
ように構成されている。
【0022】
【実施例】以下、本発明に係る棒鋼受渡し装置を用いて
棒鋼を冷却床の受溝に受渡す例を説明すると、先ず中央
部分の開閉トラフ2a,2b,2c,2dを作動させる
トラフ作動レバー機構の間隔調整機構21a,21b,
21c,21dの間隔調整ボルトをねじ込んで、その先
端をストッパブロックに当接させる。次いで、中央部分
から両端部分の方向に向かって、両端部側になるほど開
閉トラフ2a,2b,2c,2dを作動させるトラフ作
動レバー機構の間隔調整機構21a,21b,21c,
21dの間隔調整ボルトを次第に大きくねじ戻すことに
より、両端部側になるほど間隔調整ボルトの先端とスト
ッパブロックとの間の間隔を次第に大きく(なお、この
例では、両端部分における間隔調整ボルトの先端とスト
ッパブロックとの最大間隔を30mmに設定した。)す
る。このようにして間隔調整ボルトの先端とストッパブ
ロックとの間の間隔を設定した後、全長60〜100
m、直径が10〜22mmの棒鋼を冷却床の受溝に落下
させる。
【0023】その結果、中央部分の開閉トラフが両端部
分の開閉トラフよりも30mm先行して早くストッパ部
材から離れて、棒鋼の長手方向の中央部分が両端部分よ
りも先に冷却床の受溝に接地する。従って、従来例に係
る棒鋼受渡し装置のように、棒鋼の全体がほぼ同時に接
地することがないので、棒鋼の長手方向に曲がり部が発
生することがなく、曲げ変形のない棒鋼製品を得ること
ができる。
【0024】なお、以上では、棒鋼の搬送ラインが4ラ
イン方式の棒鋼受渡し装置を例として説明したが、本発
明に係る技術的思想を例えば8ライン方式の棒鋼受渡し
装置にも適用することができるので、上記実施の形態に
よって、本発明の技術的思想の範囲が限定されるもので
はない。
【0025】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の請求項1に
係る冷却床への棒鋼受渡し方法または請求項2に係る冷
却床への棒鋼受渡し装置によれば、中央部分の開閉トラ
フを両端部分の開閉トラフよりも確実に早く作動させ
て、開閉トラフで受取った棒鋼の長手方向の中央部分を
両端部分よりも早く落下させることができる。従って、
棒鋼の長手方向の中心部分を両端部分よりも先に冷却床
に接地させることができるので、従来のように複数点で
接地し、接地点間に曲げ変形が生じるようなことがなく
なり、棒鋼製品の製品品質の向上に多いに寄与すること
ができるという極めて優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る棒鋼受渡し装置の主
要部構成説明図である。
【図2】図2(a)は図1のA部拡大図、図2(b)は
図2(a)のB矢視図である。
【図3】本発明の実施の形態に係り、図3(a),
(b)はストッパ部材への開閉トラフ当接状態説明図で
ある。
【図4】従来例に係るトラフ式の棒鋼受渡し装置の断面
構成説明図である。
【図5】図5のC矢視図である。
【図6】図6(a),(b)は、棒鋼の曲がり状態説明
図である。
【図7】図7(a),(b),(c),(d)は、棒鋼
が冷却床に接地した瞬間から、冷却床上において安定す
るまでの状態説明図である。
【符号の説明】
1…棒鋼受渡し装置,2,2a〜2d…開閉トラフ,3
a〜3d…揺動アーム,4a〜4d…揺動支持シャフ
ト,5a〜5d…連結桿,6,6a〜6d…トラフ作動
レバー,7a〜7d…ラインシャフト,8a〜8d…開
閉シリンダ,9a〜9d…シャフト回転用レバー,1
0,10a〜10d…ストッパ部材,11a〜11d…
シュート,12…棒鋼落下案内部,13…棒鋼落下案内
部,14…冷却床,14a,14b…受溝,20a〜2
0d…駆動レバー,21a〜21d…間隔調整機構,2
2a…ねじブロック,23a…間隔調整ボルト,24a
…ロックナック,25a…ストッパブロック,Br…軸
受け,b…棒鋼,k…キー。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部開口部がストッパ部材に当接してい
    る受取位置で熱間圧延された棒鋼を、真直状に連続配設
    されてなる複数の樋状の開閉トラフで受取ると共に、こ
    の開閉トラフと平行配設されてなるラインシャフトによ
    り支持されてなる複数のトラフ作動レバーをラインシャ
    フトを介して複数の同期作動する開閉シリンダで作動さ
    せることにより、この開閉トラフをストッパ部材から離
    反させて棒鋼を冷却床に落下させる冷却床への棒鋼受渡
    し方法において、長手方向の中央部分に位置する開閉ト
    ラフがストッパ部材から予め設定した距離だけ離反した
    後に、両端部分に位置する開閉トラフを開閉させるトラ
    フ作動レバーを作動させて両端部分に位置する開閉トラ
    フをストッパ部材から離反させることを特徴とする冷却
    床への棒鋼受渡し方法。
  2. 【請求項2】 上部開口部がストッパ部材に当接してい
    る受取位置で熱間圧延された棒鋼を受取ると共に、スト
    ッパ部材から離反したときに受取った棒鋼をシュートを
    介して冷却床上の所定位置に落下させる樋状の複数の開
    閉トラフを備え、前記開閉トラフと平行配設されてなる
    ラインシャフトにより支持されてなる複数のトラフ作動
    レバーをラインシャフトを介して作動させてこれら開閉
    トラフを開閉させる同期作動する複数の開閉シリンダを
    備えた冷却床への棒鋼受渡し装置において、前記複数の
    トラフ作動レバーを揺動自在にすると共に、これらトラ
    フ作動レバーそれぞれの隣接した位置に駆動レバーを並
    設し、これらトラフ作動レバーと駆動レバーとのうちの
    何れか一方の先端部に、ラインシャフトの回転で揺動さ
    れる駆動レバーの作動を時間差を持たせてトラフ作動レ
    バーに伝達する間隔調整機構を設けたことを特徴とする
    冷却床への棒鋼受渡し装置。
JP17232496A 1996-07-02 1996-07-02 冷却床への棒鋼受渡し方法および棒鋼受渡し装置 Withdrawn JPH1015610A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN110678273A (zh) * 2017-06-01 2020-01-10 Sms集团有限公司 轴承锁紧装置及其运行方法

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