JPH10156660A - 工作機械のクーラント供給装置 - Google Patents

工作機械のクーラント供給装置

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JPH10156660A
JPH10156660A JP31982096A JP31982096A JPH10156660A JP H10156660 A JPH10156660 A JP H10156660A JP 31982096 A JP31982096 A JP 31982096A JP 31982096 A JP31982096 A JP 31982096A JP H10156660 A JPH10156660 A JP H10156660A
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coolant
storage box
machine tool
slit
plate
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Application number
JP31982096A
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English (en)
Inventor
Yasuo Hasegawa
靖夫 長谷川
Shigeteru Iwami
栄輝 岩見
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Nippei Toyama Corp
Original Assignee
Nippei Toyama Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カーテン状のクーラント帯を工作機械の加工
部近傍に供給し、加工部から飛散される切粉の飛散を効
率的に防止するとともに工具を冷却することができるク
ーラント供給装置を提供する。 【解決手段】 クーラント貯留箱34の側壁板343に
水平方向のスリット40を形成し、該スリット40から
吐出されたクーラントを第1及び第2のクーラント帯形
成板41,42によって形成されるクーラント帯形成隙
間によりクーラントを帯状に形成し、該クーラント帯形
成隙間の左右両側と対応する位置に樋板45を設け、ク
ーラント帯の左右両側が樋板45,45により下方に案
内され、幅の狭くならないカーテン状のクーラント帯C
1を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は工作機械のクーラ
ント供給装置に関し、さらに詳しくは、カーテン状のク
ーラント帯を形成することにより、クーラントが周囲に
飛散するのをなくすことができるとともに、加工部から
飛散する切粉を遮蔽することができる工作機械のクーラ
ント供給装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の工作機械のクーラント供
給装置として、次の(a)から(c)がある。 (a)工作機械のドリル、タップ、フライス加工におい
て、加工時の工具の冷却と切粉除去のため、加工ヘッド
にクーラント供給ノズルを設け、該ノズルから加工部に
向けてクーラントを吐出させる。多数の工具を有した多
軸加工ヘッドの場合は、スペースの狭い所に工具1本毎
にノズルを設けている。
【0003】又、ワイヤソーにおいては多数のワイヤ群
にスラリー液を吐出させるため、スリット状に開口した
パイプを設け、被加工材の例えばインゴットのスライス
加工を行っていた。 (b)実公平5−18039号公報に示す多軸スピンド
ルヘッド構造においては、スピンドルハウジングの周囲
に上部に空隙を有する隔壁をもって前後に仕切られた中
空部を形成するとともに、該中空部の後側に前記接続口
が接続され、中空部の前側の上側から切削液の吐出管を
延出したものである。 (c)実開昭58−181434号公報に示す切削油供
給装置は、供給源からの切削油を導く供給パイプを設
け、被加工物取付位置の上方に、該供給パイプからの切
削油を溜める貯留容器を配置し、この貯溜容器に、その
中の切削油を被加工物の加工部分に向けて流下させる溢
出口を複数箇所に設けている。そして、溢出口からそれ
ぞれ加工部分に向かって切削油が供給されるものであ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のクーラント供給
装置(a)は、クーラント供給ノズルが加工ヘッドに取
付けられているので、ワークの加工が進行すれば加工ヘ
ッドとワークとの間隔が狭くなりノズルがワークに干渉
する恐れがある。クーラント供給ノズルから吐出された
クーラントは工具やワークに当たると、大小の水滴状と
なり周囲に飛び散り周囲を汚染するという問題がある。
【0005】又、クーラント供給ノズルを工作機械の固
定部に取り付けた場合には、加工ヘッドがワークに近づ
いた場合でも、固定ノズルが加工ヘッドに干渉しないよ
うにするには、加工ヘッドの動作範囲を大きく離れた箇
所にノズルを取付けなければならないという設置上の制
約を受ける。
【0006】上記の場合には、ノズルと加工部が離れて
いる分、ノズルから吐出するクーラントの圧力を高める
必要があり、それによってクーラントが飛び散り、加工
部の周囲を汚すことになる。
【0007】又、従来のクーラント供給装置(b)も前
述した供給装置(a)に存す問題を有しており、供給装
置(c)はクーラントの飛散が低減するが、それ以外の
前述した問題を有している。
【0008】上記の問題を解消するため、クーラント供
給ノズルをパイプではなく、図8に示すように細いスリ
ットを有するノズル71からカーテン状にクーラント帯
C1を吐出する場合もあるが、この場合はクーラント帯
C1の落下付近では吐出側に比べ、クーラントの表面張
力の影響によってクーラント帯C1の幅が狭くなってク
ーラントの当たる箇所も狭くなってしまい、工具の冷却
と切粉除去の効率向上が期待できないとう問題がある。
【0009】この発明の第1の目的は上記従来の技術に
存する問題点を解消して、クーラントを幅広の帯状にし
て加工部に供給し、工具の冷却、切粉の飛散を効率的に
防止でき、さらに設置上のスペースの制限を緩和するこ
とができる工作機械のクーラント供給装置を提供するこ
とにある。
【0010】本発明の第2の目的は、上記第1の目的に
加えて、クーラント帯の厚さを均一にすることができる
工作機械のクーラント供給装置を提供することにある。
本発明の第3の目的は、上記第2の目的に加えて、クー
ラント帯の厚さを調節することができる工作機械のクー
ラント供給装置を提供することにある。
【0011】本発明の第4の目的は、上記第3の目的に
加えて、可動形成板の隙間調節を簡単な構成により容易
に行うことができる工作機械のクーラント供給装置を提
供することにある。
【0012】本発明の第5の目的は、上記第1の目的に
加えて、クーラント貯留箱内のクーラントの流れを安定
化してクーラント帯の厚さを均一化することができる工
作機械のクーラント供給装置を提供することにある。
【0013】本発明の第6の目的は、上記第5の目的に
加えて、クーラント貯留箱内のクーラントの流れをさら
に安定化してクーラント帯の厚さを均一化することがで
きる工作機械のクーラント供給装置を提供することにあ
る。
【0014】本発明の第7の目的は、上記第5の目的に
加えて、工作機械への取付作業を容易に行うことができ
る工作機械のクーラント供給装置を提供することにあ
る。本発明の第8の目的は、クーラントを筒帯状にして
加工部に供給し、工具の冷却、切粉の飛散を効率的に防
止でき、さらに設置上のスペースの制限を緩和すること
ができる工作機械のクーラント供給装置を提供すること
にある。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上記第1の目的を達成するために、工作機械の工具の上
方に装着され、クーラント供給源からクーラントを供給
されるクーラント貯留箱にクーラントを外部に吐出する
スリットを設け、該スリットから吐出されるクーラント
帯の左右両側部を縮幅しないように案内する案内部材を
前記貯留箱に設けるという手段をとっている。
【0016】請求項2記載の発明においては、上記第2
の目的を達成するために、請求項1において、前記クー
ラント貯留箱は横長筒状に形成され、その外周には直線
状のスリットが水平方向に形成され、該スリットの下部
には前記スリットから流下したクーラントを帯状にする
一対の帯形成板からなるクーラント帯形成隙間が設けら
れ、該通路の左右両側には該形成路の下端よりも下方に
延びるように前記案内部材がそれぞれ設けられている。
【0017】請求項3記載の発明は、上記第3の目的を
達成するために、請求項2において、クーラント帯形成
隙間は、前記クーラント貯留箱の側壁に設けられた固定
の帯形成板と、該固定帯形成板に近接して設けられた可
動帯形成板とにより構成され、可動帯形成板は固定帯形
成板との隙間を調節可能である。
【0018】請求項4記載の発明は、上記第4の目的を
達成するために、請求項3において、クーラント帯形成
隙間の調節は該可動帯形成板の上部に折り曲げ形成した
水平板を前記クーラント貯留箱の上壁板に載置するとと
もに、前記水平板に設けた前後方向に延びる複数の長孔
と、各長孔に挿入され前記上壁板に螺合される複数のボ
ルトにより行われる。
【0019】請求項5記載の発明においては、上記第5
の目的を達成するために、請求項2において、前記クー
ラント貯留箱の内部には筒状のクーラント供給パイプが
該貯留箱の長手方向に貫通され、該クーラント供給パイ
プには前記スリットと反対側に位置するようにパイプ内
のクーラントをクーラント貯留箱に吐出するスリットが
前記スリットと平行に設けられている。
【0020】請求項6記載の発明は、上記第1の目的を
達成するために、請求項5において、前記クーラント貯
留箱の上壁板とクーラント供給パイプの上部外周壁との
間には隔壁板が介在され、クーラント供給パイプのスリ
ットから吐出されたクーラントを該クーラント供給パイ
プの下方へ迂回させた後、上方へ流動してスリットへ導
かれるように構成されている。
【0021】請求項7記載の発明においては、上記第2
の目的を達成するために、請求項5において、前記クー
ラント貯留箱は工作機械に対し取付プレートを介して装
着され、該取付プレートには工具が出入りする窓穴が形
成され、クーラント帯は該窓穴を遮蔽するように成形さ
れている。
【0022】請求項8記載の発明は、上記第3の目的を
達成するために、工作機械の工具の上方に装着され、ク
ーラント供給源からクーラントを供給されるクーラント
貯留箱は主軸を取り巻くように閉環状に形成され、その
全周にはクーラントを吐出するスリットが形成されてい
る。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施形態を、
工作機械のドリル、タップ加工装置について図1〜図4
に基づいて詳細に説明する。
【0024】図4は工作機械とこれに装着されたクーラ
ント供給装置を示す。この図により工作機械の概要を説
明すると、ベース11上にはコラム12が前後方向及び
左右方向へ移動可能に配設され、このコラム12には加
工ヘッドとしてのスピンドルヘッド13が上下動可能に
支持されている。主軸14はスピンドルヘッド13に回
転可能に支持され、その先端にはドリル等の工具15が
着脱可能に装着される。そして、スピンドルヘッド13
が図4に鎖線で示す加工位置に配置された状態で、主軸
14が回転されながらコラム12が前記ベース11上に
立設された治具16上に固定されたワーク17に対し接
離移動され、工具15によりワーク17に所定の加工が
施される。
【0025】フレーム21は前記ベース11上に立設さ
れている。円盤状の工具マガジン22は主軸14の工具
上方において、フレーム21の上面に回転可能に支持さ
れている。多数の工具15を保持するための複数の保持
溝23は、工具マガジン22の外周に所定ピッチで形成
され、それぞれ外方に向かって開口されている。
【0026】工具ポット24は前記工具マガジン22の
各保持溝23に着脱可能に保持されている。又、前記フ
レーム21には、前記工具マガジン22と、主軸14と
の間に位置するように、工具交換機構25が装設されて
いる。この工具交換機構25は例えば特願平7−372
84号の明細書及び図面に示す構造とほぼ同様に構成さ
れているため、ここでは詳細な説明を省略する。そし
て、この工具交換機構25により、工具マガジン22上
の保持溝23に保持された多数の工具15のうちから1
つの工具15aが選択されて、主軸14に装着された工
具15と交換される。
【0027】次に、前記工具交換機構25の保護カバー
を兼用する取付プレート31は、図4に示すように、前
記フレーム21の右端部に支持した取付座26とベース
11から伸びる支柱27に支えられている。この取付プ
レート31に装着された本発明のクーラント供給装置3
2について説明する。
【0028】前記取付プレート31には図2に示すよう
に取付アダプタ33の基端部がボルトあるいは溶接等に
より固着され、該アダプタ33の先端部下面にはクーラ
ント貯留箱34の上面に溶接固定した取付台座35がボ
ルト36によって締付け固定されている。前記クーラン
ト貯留箱34は、図1,3に示すように横長四角筒状に
形成され、その両端開口部に溶接された端板341に
は、クーラント供給パイプ37が貫通支持されている。
このクーラント供給パイプ37の一方の開口部は図示し
ないクーラント供給源に管路を介して接続され、余剰の
クーラントは他方の開口部から前記供給源に戻されるよ
うになっている。該供給パイプ37の外周上部と、前記
貯留箱34の上壁板342との間にはクーラントCの流
れを規制するための隔壁板38が溶接されている。図2
に示すようにクーラント供給パイプ37の上部右側に
は、該パイプ内のクーラントCを貯留箱34内に供給す
るためのスリット39が貯留箱34内においてパイプ3
7の長手方向ほぼ全長にわたって水平に形成されてい
る。
【0029】前記クーラント貯留箱34の図1,2にお
いて左側の側壁板343の上部には貯留箱34内のクー
ラントCを同一高さ位置から外部へ吐出するためのスリ
ット40が貯留箱34の長手方向ほぼ全長にわたって水
平方向に形成されている。前記クーラント貯留箱34の
側壁板343の表面にはカーテン状のクーラント帯C1
を形成する第1帯形成板41がスポット溶接等により取
付けられている。又、前記スリット40及び第1帯形成
板41を覆うように、前記貯留箱34には第2帯形成板
42が装着されている。この第2帯形成板42は、前記
クーラント貯留箱34の上側板342の上面に水平に支
持される水平板421と、該水平板421の先端部から
下方に指向する垂直板422と、該垂直板422の左右
両端縁に溶接固定された端板423とにより構成されて
いる。そして、前記水平板421に設けた複数の長孔4
24からボルト43を挿入し、該ボルト43をクーラン
ト貯留箱34の上側板342のネジ孔344に螺合する
ことにより、第2帯形成板42をクーラント貯留箱34
に固定している。
【0030】前記クーラント貯留箱34のスリット40
から外部へ吐出されたクーラントCは、前記両帯形成板
41,42の隙間Gに供給され、下方に連続したカーテ
ン状のクーラント帯C1となって流下される。前記水平
板421の長孔424及びボルト43により、前記第1
及び第2の帯形成板41,42の隙間Gが調節され、
又、前記クーラント供給パイプ37へ供給するクーラン
トの量を調節する図示しないバルブによりクーラント帯
C1の厚さが調節される。
【0031】前記第2帯形成板42の端板423の外側
面には取付板44が溶接等により固定され、両取付板4
4には樋板45の上部が接合され、両板は樋板45の貫
通孔451を通って取付板44のネジ孔441に螺号さ
れるボルト46により締め付け固定されている。樋板4
5の下部はベース11に接合されている。前記両樋板4
4は、前記第1及び第2の帯形成板41,42の間隙G
の左右両端部と対応して設けられ、両帯形成板41,4
2の下端縁からさらに下方に延出されている。そして、
この両樋板45,45により前記隙間Gから下方に流下
されるカーテン状のクーラント帯C1の左右両端部をク
ーラントC自身の粘性及び表面張力が働いて、クーラン
ト幅が狭くならないように下方に平行状に案内し、加工
状態にある前記工具15bに向かってクーラント帯C1
を流下供給する。
【0032】前記クーラント貯留箱34の底面にはドレ
ンパイプ47が二箇所に接続され、該パイプには栓48
が螺合されている。次に、前記のように構成した工作機
械のクーラント供給装置32について、その作用を説明
する。
【0033】今、図4において治具16に装着されたワ
ーク17を加工しようとする場合、ベース11上のコラ
ム12を前進(図4の右方)方向へ移動しスピンドルヘ
ッド13、主軸14及び工具15bをワーク17へ向か
って移動する。そして、回転する工具15bによりワー
ク17の加工を行う。このとき、クーラント供給装置3
2のクーラント貯留箱34には図2に示す供給パイプ3
7のスリット39からクーラントCが供給され、隔壁板
38により流速が緩和されて該貯留箱34内のクーラン
トCはスリット40からクーラント帯形成板41,42
の隙間Gへ供給され、該隙間Gを流下する間にクーラン
トCは帯状となる。このクーラント帯C1は、その左右
両側縁が、両樋板45によって下方に導かれるため、ク
ーラント帯C1の左右方向の幅がクーラントの表面張力
により狭まることがない。このクーラント帯C1はスピ
ンドルヘッド13あるいは主軸14に流下された後下方
に導かれる。従って、工具15bによりワーク17を加
工する加工部がクーラントにより冷却されるとともに、
該加工部とスピンドルヘッド13及びコラム12側とが
クーラント帯C1によって遮蔽され、加工部における切
粉がヘッド13や周囲に飛散されることが防止される。
【0034】さて、本発明の実施形態においては次のよ
うな作用効果を奏する。 (1)前記実施形態においては、クーラント貯留箱34
にスリット40を水平に設け、両帯形成板41,42の
間にクーラント帯形成隙間Gを形成し、この隙間Gの左
右両側開口部から樋板45を下方に向けて取り付けた。
供給するクーラントの圧力は貯留箱34内に供給された
クーラントが溢れて、スリット39からこぼれる程度の
圧力(例えば、1.0Kg/cm2 程度)に設定されて
いる。このため、前記隙間Gによって形成されたクーラ
ント帯C1の両端が樋板45についた左右方向の幅を減
少することなく、加工部へ供給される。従って、加工部
の冷却、加工部から飛び出す切粉を遮蔽することができ
スピンドルヘッド13やコラム12の周囲に切粉を飛散
させることを防止している。又、クーラント貯留箱34
及び両帯形成板41,42は加工部から離すこともでき
るので、それらの設置場所の自由度が高くなり、設置ス
ペースの制限を緩和することができる。 (2)前記実施形態では前記クーラント貯留箱34は横
長四角筒状に形成され、その側壁板343には直線状の
スリット40が水平方向に形成され、該側壁板の下部に
は前記スリット40から流出したクーラントCを帯状に
するクーラント帯形成隙間Gが設けられている。このた
め、スリット40から吐出されたクーラントCが隙間G
を通る間に均一厚さのクーラント帯C1となる。 (3)前記実施形態では可動の第2帯形成板42を設け
たので、クーラント帯形成隙間Gを調節してクーラント
帯C1の厚さを調節することができる。 (4)前記実施形態では可動形成板42の水平板421
を前記クーラント貯留箱34の上壁板342に載置し、
前記水平板421に設けた前後方向に延びる長孔424
と、該長孔に挿入され前記上壁板342に螺合されるボ
ルト43により隙間Gの調節を行うようにした。このた
め、簡単な構成により隙間の調節を行って流下するクー
ラント帯C1の厚さを容易に変更することができる。 (5)前記実施形態では前記クーラント貯留箱34の内
部には筒状のクーラント供給パイプ37が該貯留箱の長
手方向に貫通され、該クーラント供給パイプ37には前
記スリット40と反対側に位置するようにパイプ内のク
ーラントCをクーラント貯留箱34に吐出するスリット
39が前記スリット40と平行に設けられている。又、
クーラント供給パイプ37に供給する量を調節する図示
しないバルブによって、クーラント貯留箱34内のクー
ラントCの流れを安定化してスリット40から隙間Gへ
流れるクーラントCの流量を均一化してクーラント帯C
1の厚さを安定して均一化することができる。 (6)前記実施形態では前記クーラント貯留箱34の上
部内側壁とクーラント供給パイプ37の上部外周壁との
間に隔壁板38が介在され、クーラント供給パイプ37
のスリット39から吐出されたクーラントCを該クーラ
ント貯留箱34の下方へ迂回させるようにしたので、ク
ーラント貯留箱34内のクーラントCの流れを緩和して
安定化してクーラント帯C1の厚さを均一化することが
できる。 (7)前記実施形態では前記クーラント貯留箱34は工
作機械の保護カバーを兼用する取付プレート31に装着
されているので、工作機械へのクーラント供給装置32
の取付作業を容易に行うことができる。
【0035】なお、本発明は前記実施形態に限定される
ものではなく、次のように具体化することもできる。 (A)図5に示すように、工作機械のコラム51の上部
に水平に取付けられ取付台52に対し、取付プレート5
3の上部水平板531をボルト54により固定する。取
付プレート53の垂直板532の前面(図5の右側面)
に図6に示すように窓穴533を形成し、加工ヘッド5
5に装着したフライス56を前記窓穴533からワーク
17に向かって前進するようする。前記垂直板532の
前面にはフライス56の外周面にクーラント帯C1が供
給されるように、クーラント供給装置32を装着してい
る。前記クーラント貯留箱34の一端部にはブロック5
7が接合され、その上面にはクーラントをパイプ37に
供給するための供給口58が形成されている。
【0036】この実施形態では、工作機械のワーク17
を支持する機構に窓穴533を有する取付プレート53
を介してクーラント供給装置32を装着したが、その作
用効果は前述した実施形態と同様である。 (B)図7に示すように、クーラント貯留箱34をスピ
ンドルヘッド14を取り巻くように円環状に形成し、ク
ーラント帯形成隙間Gから円筒状のクーラント帯C1を
ドリル15により加工されるワーク17上面に供給する
こと。
【0037】前記実施形態ではクーラント貯留箱34は
加工部を取り巻くように閉環状に形成され、その全周に
はクーラント帯形成隙間Gが形成されているので、クー
ラントCを円筒状にして加工部に供給し、工具の冷却、
切粉の飛散を効率的に防止でき、さらに設置上のスペー
スの制限を緩和することもできる。又、クーラント帯C
1自身は自重により落下するので、クーラントCが飛散
することもない。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明は、クーラントを帯状にして加工部に供給し、工具の
冷却、切粉の飛散を効率的に防止でき、さらに設置上の
スペースの制限を緩和することができるという優れた効
果を奏する。
【0039】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明の効果に加えて、クーラント帯の厚さを均一にするこ
とができる。請求項3記載の発明は、請求項2記載の発
明の効果に加えて、クーラント帯の厚さを調節すること
ができる。
【0040】請求項4記載の発明は、請求項3に記載の
発明の効果に加えて、可動形成板の隙間調節を簡単な構
成により容易に行うことができる。請求項5記載の発明
は、請求項1に記載の発明の効果に加えて、クーラント
貯留箱内のクーラントの流れを安定化してクーラント帯
の厚さを均一化することができる。
【0041】請求項6記載の発明は、請求項5記載の発
明の効果に加えて、クーラント貯留箱内のクーラントの
流れをさらに安定化してクーラント帯の厚さを均一化す
ることができる。
【0042】請求項7記載の発明は、請求項5記載の発
明の効果に加えて、工作機械への取付作業を容易に行う
ことができる。請求項8記載の発明は、クーラントを筒
帯状にして加工部に供給し、工具の冷却、切粉の飛散を
効率的に防止でき、さらに設置上のスペースの制限を緩
和することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の工作機械のクーラント供給装置を示
す一部省略分解斜視図。
【図2】 クーラント供給装置の横断面図。
【図3】 クーラント供給装置の縦断面図。
【図4】 クーラント供給装置を装着した工作機械の正
面図。
【図5】 この発明の別の実施形態を示す断面図。
【図6】 図5の取付プレート及びクーラント供給装置
の斜視図。
【図7】 この発明の別の実施形態を示す縦断面図。
【図8】 従来例を示す正面図。
【符号の説明】
32…クーラント供給装置、33…取付アダプタ、34
…クーラント貯留箱、37…クーラント供給パイプ、3
9…スリット、40…スリット、41,42…第1,第
2のクーラント帯形成板、45…樋板。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 工作機械の工具の上方に装着され、クー
    ラント供給源からクーラントを供給されるクーラント貯
    留箱にクーラントを外部に吐出するスリットを設け、該
    スリットから吐出されるクーラント帯の左右両側部を縮
    幅しないように案内する案内部材を前記貯留箱に設けた
    ことを特徴とする工作機械のクーラント供給装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記クーラント貯留
    箱は横長筒状に形成され、その外周には直線状のスリッ
    トが水平方向に形成され、該スリットの下部には前記ス
    リットから流下したクーラントを帯状にする一対の帯形
    成板からなるクーラント帯形成隙間が設けられ、該通路
    の左右両側には該形成路の下端よりも下方に延びるよう
    に前記案内部材がそれぞれ設けられている工作機械のク
    ーラント供給装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、クーラント帯形成隙
    間は、前記クーラント貯留箱の側壁に設けられた固定の
    帯形成板と、該固定帯形成板に近接して設けられた可動
    帯形成板とにより構成され、可動帯形成板は固定帯形成
    板との隙間を調節可能である工作機械のクーラント供給
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、クーラント帯形成隙
    間の調節は該可動帯形成板の上部に折り曲げ形成した水
    平板を前記クーラント貯留箱の上壁板に載置するととも
    に、前記水平板に設けた前後方向に延びる複数の長孔
    と、各長孔に挿入され前記上壁板に螺合される複数のボ
    ルトにより行われる工作機械のクーラント供給装置。
  5. 【請求項5】 請求項2において、前記クーラント貯留
    箱の内部には筒状のクーラント供給パイプが該貯留箱の
    長手方向に貫通され、該クーラント供給パイプには前記
    スリットと反対側に位置するようにパイプ内のクーラン
    トをクーラント貯留箱に吐出するスリットが前記スリッ
    トと平行に設けられている工作機械のクーラント供給装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項5において、前記クーラント貯留
    箱の上壁板とクーラント供給パイプの上部外周壁との間
    には隔壁板が介在され、クーラント供給パイプのスリッ
    トから吐出されたクーラントを該クーラント供給パイプ
    の下方へ迂回させた後、上方へ流動してスリットへ導か
    れるように構成されている工作機械のクーラント供給装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項5において、前記クーラント貯留
    箱は工作機械に対し取付プレートを介して装着され、該
    取付プレートには工具が出入りする窓穴が形成され、ク
    ーラント帯は該窓穴を遮蔽するように成形されている工
    作機械のクーラント供給装置。
  8. 【請求項8】 工作機械の工具の上方に装着され、クー
    ラント供給源からクーラントを供給されるクーラント貯
    留箱は主軸を取り巻くように閉環状に形成され、その全
    周にはクーラントを吐出するスリットが形成されている
    工作機械のクーラント供給装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000014210A1 (en) 1998-09-07 2000-03-16 Chugai Research Institute For Molecular Medicine, Inc. Systemic carnitine deficiency gene and utilization thereof
WO2010053111A1 (ja) 2008-11-07 2010-05-14 三菱重工業株式会社 工作機械
JP2015030082A (ja) * 2013-08-06 2015-02-16 株式会社Sumco ワイヤーソー用加工液供給ノズルおよびワイヤーソーへの加工液供給方法
WO2024121966A1 (ja) 2022-12-07 2024-06-13 Dmg森精機株式会社 流体ノズル

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