JPH10157745A - フック付包装袋 - Google Patents
フック付包装袋Info
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- JPH10157745A JPH10157745A JP31801796A JP31801796A JPH10157745A JP H10157745 A JPH10157745 A JP H10157745A JP 31801796 A JP31801796 A JP 31801796A JP 31801796 A JP31801796 A JP 31801796A JP H10157745 A JPH10157745 A JP H10157745A
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- Japan
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- thermoplastic resin
- sheet
- hook
- thickness
- bag
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 溶着強度が高く、バリのない、外観の優れる
フック部を有するフック付包装袋を提供する。 【解決手段】 肉厚30〜800μmの無延伸熱可塑性
樹脂フィルム支持体層(A)の表裏面に、肉厚30〜3
00μmの延伸フィルム(B)を貼着した肉厚250〜
1,100μmのシートをフック形成用シートとして、
熱可塑性樹脂製袋の上方部に融着し溶断したフック付包
装袋。
フック部を有するフック付包装袋を提供する。 【解決手段】 肉厚30〜800μmの無延伸熱可塑性
樹脂フィルム支持体層(A)の表裏面に、肉厚30〜3
00μmの延伸フィルム(B)を貼着した肉厚250〜
1,100μmのシートをフック形成用シートとして、
熱可塑性樹脂製袋の上方部に融着し溶断したフック付包
装袋。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電池、ひげそり、
封筒、絵筆、するめ等の収納物品を袋内に入れ、袋口を
シールし、袋に付着されているフックを利用して釘、金
属棒に袋を吊り下げて展示し、スーパーストアや八百
屋、百貨店、肉屋等で販売するのに用いられるフック付
包装袋に関する。
封筒、絵筆、するめ等の収納物品を袋内に入れ、袋口を
シールし、袋に付着されているフックを利用して釘、金
属棒に袋を吊り下げて展示し、スーパーストアや八百
屋、百貨店、肉屋等で販売するのに用いられるフック付
包装袋に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、フック付包装袋は、図1に示すよ
うにポリプロピレンやポリエチレンテレフタレート、ポ
リ塩化ビニル、ポリスチレン、SANの二軸延伸フィル
ムを素材とした透明な袋1、或いはこれら二軸延伸フィ
ルムの表面にアルミニウム蒸着をしたフィルムを基材と
した不透明な袋1内に、収納物品2を挿入し、袋の開放
口の上端より10〜25mm幅の部分にフック形成用の
シート3を載せ、ついでインパルスシーラーを用い、袋
1の開放口のシールと、袋とシートの融着5と、シート
3上部の溶断によりフック4を形成していた。かかるフ
ック形成用シートとしては、ポリ塩化ビニル、ポリプロ
ピレン、ポリスチレンのような肉厚300〜1000μ
mの透明な無延伸樹脂シート、或いは、これら熱可塑性
樹脂に酸化チタン、炭酸カルシウム、酸化亜鉛、タル
ク、焼成クレイ、白土等の無機微細粉末を25〜50重
量%含有させた不透明な無延伸樹脂シートが使用されて
いた。
うにポリプロピレンやポリエチレンテレフタレート、ポ
リ塩化ビニル、ポリスチレン、SANの二軸延伸フィル
ムを素材とした透明な袋1、或いはこれら二軸延伸フィ
ルムの表面にアルミニウム蒸着をしたフィルムを基材と
した不透明な袋1内に、収納物品2を挿入し、袋の開放
口の上端より10〜25mm幅の部分にフック形成用の
シート3を載せ、ついでインパルスシーラーを用い、袋
1の開放口のシールと、袋とシートの融着5と、シート
3上部の溶断によりフック4を形成していた。かかるフ
ック形成用シートとしては、ポリ塩化ビニル、ポリプロ
ピレン、ポリスチレンのような肉厚300〜1000μ
mの透明な無延伸樹脂シート、或いは、これら熱可塑性
樹脂に酸化チタン、炭酸カルシウム、酸化亜鉛、タル
ク、焼成クレイ、白土等の無機微細粉末を25〜50重
量%含有させた不透明な無延伸樹脂シートが使用されて
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これら無延伸熱可塑性
樹脂シートは、袋との融着力は充分であるが、フック形
成を溶断した際、インパルスシーラーのカットダイがシ
ートから離れる際、溶融した樹脂の一部がダイに付着し
て糸を引くようなことがあり(図2)、これが長さ0.
5〜2mmのバリ6となり、フック4の外観が損なわれ
る欠点がある。本発明は、かかるバリ6のないフック付
包装袋の提供を目的とする。
樹脂シートは、袋との融着力は充分であるが、フック形
成を溶断した際、インパルスシーラーのカットダイがシ
ートから離れる際、溶融した樹脂の一部がダイに付着し
て糸を引くようなことがあり(図2)、これが長さ0.
5〜2mmのバリ6となり、フック4の外観が損なわれ
る欠点がある。本発明は、かかるバリ6のないフック付
包装袋の提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、熱可塑性樹脂
製袋の上方部に、熱可塑性樹脂袋シートよりなるフック
が溶断および融着されたフック付包装袋において、上記
フックが肉厚30〜800μmの無延伸熱可塑性樹脂フ
ィルム支持体層(A)の表裏面に、肉厚30〜300μ
mの延伸フィルム(B)を貼着した肉厚250〜1,1
00μmのシートであることを特徴とする、フック付包
装袋を提供するものである。
製袋の上方部に、熱可塑性樹脂袋シートよりなるフック
が溶断および融着されたフック付包装袋において、上記
フックが肉厚30〜800μmの無延伸熱可塑性樹脂フ
ィルム支持体層(A)の表裏面に、肉厚30〜300μ
mの延伸フィルム(B)を貼着した肉厚250〜1,1
00μmのシートであることを特徴とする、フック付包
装袋を提供するものである。
【0005】
【作用】熱溶断時、インパルスシーラーのカットダイに
よりシートの糸引きが発生しても、シート素材が延伸に
より配向した樹脂フィルムを利用しているので、溶断後
バリが熱収縮して丸くなり、バリが消滅する。又、溶断
されたシートのフック部の溶断された断面も丸くなり、
指がこの断面に触れても指が切れて傷つくということが
ない。又、支持体が無延伸フィルムであるので、フック
部が大きく熱収縮して変形することはない。
よりシートの糸引きが発生しても、シート素材が延伸に
より配向した樹脂フィルムを利用しているので、溶断後
バリが熱収縮して丸くなり、バリが消滅する。又、溶断
されたシートのフック部の溶断された断面も丸くなり、
指がこの断面に触れても指が切れて傷つくということが
ない。又、支持体が無延伸フィルムであるので、フック
部が大きく熱収縮して変形することはない。
【0006】
【発明の実施の形態】袋 袋素材の樹脂としては、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリエチレンテレフタレート、ポリカーボネート、
ポリスチレン、ナイロン6、ナイロン66、ナイロン
6,10等が挙げられる。これらは無機微細粉末を含有
していてもよい。袋素材はこれら樹脂の無延伸フィル
ム、二軸延伸フィルム、或いはこれらの樹脂フィルムを
基材層とし、この表面または表裏面に、この基材層の樹
脂の融点よりも10℃以上低い、好ましくは15℃以上
低い融点を有する熱可塑性樹脂フィルムを積層した積層
フィルムであってもよい。又、表面にアルミニウム蒸
着、SiO2蒸着されたものであってもよい。かかる低
融点樹脂としては、低密度ポリエチレン、エチレン・ア
クリル酸共重合体、エチレン・アクリル酸メチル共重合
体、エチレン・アクリル酸エチル共重合体、エチレン・
アクリル酸ブチル共重合体、エチレン・メタクリル酸共
重合体、エチレン・メタクリル酸共重合体の金属塩
(K,Na,Li,Zn,Al)、エチレン・酢酸ビニ
ル共重合体、塩化ビニル・アクリル酸ブチル共重合体等
が挙げられる。袋素材の肉厚は12〜300μm、好ま
しくは20〜120μmである。収納物品が充填される
前の袋の形状は、上方が開放した袋、下部を感圧粘着剤
を用いてシールした上方が開放した袋等である。袋の寸
法は、収納する物品の形状、数により適宜定めればよ
い。
ン、ポリエチレンテレフタレート、ポリカーボネート、
ポリスチレン、ナイロン6、ナイロン66、ナイロン
6,10等が挙げられる。これらは無機微細粉末を含有
していてもよい。袋素材はこれら樹脂の無延伸フィル
ム、二軸延伸フィルム、或いはこれらの樹脂フィルムを
基材層とし、この表面または表裏面に、この基材層の樹
脂の融点よりも10℃以上低い、好ましくは15℃以上
低い融点を有する熱可塑性樹脂フィルムを積層した積層
フィルムであってもよい。又、表面にアルミニウム蒸
着、SiO2蒸着されたものであってもよい。かかる低
融点樹脂としては、低密度ポリエチレン、エチレン・ア
クリル酸共重合体、エチレン・アクリル酸メチル共重合
体、エチレン・アクリル酸エチル共重合体、エチレン・
アクリル酸ブチル共重合体、エチレン・メタクリル酸共
重合体、エチレン・メタクリル酸共重合体の金属塩
(K,Na,Li,Zn,Al)、エチレン・酢酸ビニ
ル共重合体、塩化ビニル・アクリル酸ブチル共重合体等
が挙げられる。袋素材の肉厚は12〜300μm、好ま
しくは20〜120μmである。収納物品が充填される
前の袋の形状は、上方が開放した袋、下部を感圧粘着剤
を用いてシールした上方が開放した袋等である。袋の寸
法は、収納する物品の形状、数により適宜定めればよ
い。
【0007】フック形成用シート素材 フック形成用シート素材は、肉厚が30〜800μm、
好ましくは50〜600μmの熱可塑性樹脂の無延伸フ
ィルムを支持体(A)とし、この表裏面に肉厚30〜30
0μm、好ましくは50〜150μmの一軸または二軸
延伸熱可塑性樹脂フィルムが貼着された、肉厚250〜
1,100μm、好ましくは、300〜700μmのシ
ートである。シート素材の熱可塑性樹脂としては、袋の
素材として挙げた樹脂が使用できるが、好ましくは袋と
同一、または同種の熱可塑性樹脂を用いることがよい。
好ましくは50〜600μmの熱可塑性樹脂の無延伸フ
ィルムを支持体(A)とし、この表裏面に肉厚30〜30
0μm、好ましくは50〜150μmの一軸または二軸
延伸熱可塑性樹脂フィルムが貼着された、肉厚250〜
1,100μm、好ましくは、300〜700μmのシ
ートである。シート素材の熱可塑性樹脂としては、袋の
素材として挙げた樹脂が使用できるが、好ましくは袋と
同一、または同種の熱可塑性樹脂を用いることがよい。
【0008】支持体(A)は、無機微細粉末を8〜55重
量%含有していてもよい。但し、支持体(A)は、無延
伸フィルムであることが熱溶断時のシートの熱収縮によ
る変形を防止する目的で必要である。
量%含有していてもよい。但し、支持体(A)は、無延
伸フィルムであることが熱溶断時のシートの熱収縮によ
る変形を防止する目的で必要である。
【0009】延伸フィルム(B)は、無機微細粉末、有
機フィラーを含有していても、含有していなくてもよい
一軸延伸または二軸延伸フィルムで、好ましくは溶断性
の面および印刷性の面からは無機微細粉末を含有してい
た方が好ましい。かかる無機微細粉末または有機フィラ
ーを含有する樹脂延伸フィルムは合成紙として知られ、
延伸によりフィルム内部に微細なボイトを有する半透明
ないし不透明のものである。
機フィラーを含有していても、含有していなくてもよい
一軸延伸または二軸延伸フィルムで、好ましくは溶断性
の面および印刷性の面からは無機微細粉末を含有してい
た方が好ましい。かかる無機微細粉末または有機フィラ
ーを含有する樹脂延伸フィルムは合成紙として知られ、
延伸によりフィルム内部に微細なボイトを有する半透明
ないし不透明のものである。
【0010】かかる微多孔性の合成紙としては、例えば
次の〜のものが挙げられる。 無機微細粉末又は有機フィラーを8〜40重量%の
割合で含有する微多孔を有する熱可塑性樹脂の二軸延伸
フィルム(特公昭54−31032号公報、米国特許第
3775521号明細書、米国特許第4191719号
明細書、米国特許第4377616号明細書、米国特許
第4560614号明細書等)。
次の〜のものが挙げられる。 無機微細粉末又は有機フィラーを8〜40重量%の
割合で含有する微多孔を有する熱可塑性樹脂の二軸延伸
フィルム(特公昭54−31032号公報、米国特許第
3775521号明細書、米国特許第4191719号
明細書、米国特許第4377616号明細書、米国特許
第4560614号明細書等)。
【0011】 二軸延伸熱可塑性フィルムを基材層と
し、無機微細粉末を8〜65重量%含有する熱可塑性樹
脂の一軸延伸フィルムを紙状層とする合成紙(特公昭4
6−40794号公報、特開昭57−149363号公
報、同57−181829号公報等)。この合成紙は、
2層構造であっても、基材層の表裏面に一軸延伸フィル
ムの紙状層が存在する3層構造(特公昭46−4079
4号公報)であっても、紙状層と基材層間に他の樹脂フ
ィルム層が存在する3層〜7層の合成紙(特公昭50−
29738号公報、特開昭57−149363号公報、
同56−126155号公報、同57−181829号
公報)であっても、裏面がプロピレン・エチレン非重合
体、エチレン・(メタ)アクリル酸共重合体の金属塩
(Na,Li,Zn,K)、塩素化ポリエチレン等の基
材層樹脂よりも低融点の樹脂よりなるヒートシール層を
有する3層以上の合成紙であってもよい(特公平3−1
3973号公報)。
し、無機微細粉末を8〜65重量%含有する熱可塑性樹
脂の一軸延伸フィルムを紙状層とする合成紙(特公昭4
6−40794号公報、特開昭57−149363号公
報、同57−181829号公報等)。この合成紙は、
2層構造であっても、基材層の表裏面に一軸延伸フィル
ムの紙状層が存在する3層構造(特公昭46−4079
4号公報)であっても、紙状層と基材層間に他の樹脂フ
ィルム層が存在する3層〜7層の合成紙(特公昭50−
29738号公報、特開昭57−149363号公報、
同56−126155号公報、同57−181829号
公報)であっても、裏面がプロピレン・エチレン非重合
体、エチレン・(メタ)アクリル酸共重合体の金属塩
(Na,Li,Zn,K)、塩素化ポリエチレン等の基
材層樹脂よりも低融点の樹脂よりなるヒートシール層を
有する3層以上の合成紙であってもよい(特公平3−1
3973号公報)。
【0012】3層構造の合成紙の製造方法は、例えば、
無機微細粉末を0〜50重量%含有する熱可塑性樹脂フ
ィルムを、該樹脂の融点より低い温度で一方向に延伸し
て得られる一軸方向に配向したフィルムの両面に、無機
微細粉末を8〜65重量%含有する熱可塑性樹脂の溶融
フィルムを積層し、次いで前記方向と直角の方向にこの
積層フィルムを延伸することにより得られる紙状層が一
軸方向に配向し、微細な空隙を多数有するフィルムであ
り、基材層は二軸方向に配向した積層構造物である。
無機微細粉末を0〜50重量%含有する熱可塑性樹脂フ
ィルムを、該樹脂の融点より低い温度で一方向に延伸し
て得られる一軸方向に配向したフィルムの両面に、無機
微細粉末を8〜65重量%含有する熱可塑性樹脂の溶融
フィルムを積層し、次いで前記方向と直角の方向にこの
積層フィルムを延伸することにより得られる紙状層が一
軸方向に配向し、微細な空隙を多数有するフィルムであ
り、基材層は二軸方向に配向した積層構造物である。
【0013】 上記の合成紙の紙状層側に、更に、
無機微細粉末を含有しない肉厚0.1〜20μmの透明
な熱可塑性樹脂ラミネート層が設けられた構造の高い光
沢の印刷が可能な合成紙(特公平4−60437号公
報、同1−60411号公報、特開昭61−3748号
公報)、例えば、熱可塑性樹脂の二軸延伸フィルムを基
材層とし、無機微細粉末を8〜65重量%含有する熱可
塑性樹脂の一軸延伸フィルムよりなる表面層と裏面層を
有する複合フィルムを支持体とし、この支持体の表面層
側に無機微細粉末を含有しない熱可塑性樹脂の透明フィ
ルム層を設け、更に帯電防止機能を有するプライマー塗
布量が設けられた合成紙(特開昭61−3748号公
報)、あるいは、熱可塑性樹脂フィルムの二軸延伸フィ
ルムを基材層とし、この基材層の少なくとも片面に、無
機微細粉末を8〜65重量%の割合で含有する熱可塑性
樹脂の一軸延伸フィルムよりなる紙状層と、熱可塑性樹
脂フィルムの一軸延伸フィルムよりなる表面層とのラミ
ネート物が備えられている合成紙であって、前記表面層
の肉厚(t)は、紙状層に存在する無機微細粉末の平均
粒径を(R)としたとき、次式(1)を満足することを
特徴とする複層樹脂フィルムよりなる合成紙(特公平1
−60411号公報)。
無機微細粉末を含有しない肉厚0.1〜20μmの透明
な熱可塑性樹脂ラミネート層が設けられた構造の高い光
沢の印刷が可能な合成紙(特公平4−60437号公
報、同1−60411号公報、特開昭61−3748号
公報)、例えば、熱可塑性樹脂の二軸延伸フィルムを基
材層とし、無機微細粉末を8〜65重量%含有する熱可
塑性樹脂の一軸延伸フィルムよりなる表面層と裏面層を
有する複合フィルムを支持体とし、この支持体の表面層
側に無機微細粉末を含有しない熱可塑性樹脂の透明フィ
ルム層を設け、更に帯電防止機能を有するプライマー塗
布量が設けられた合成紙(特開昭61−3748号公
報)、あるいは、熱可塑性樹脂フィルムの二軸延伸フィ
ルムを基材層とし、この基材層の少なくとも片面に、無
機微細粉末を8〜65重量%の割合で含有する熱可塑性
樹脂の一軸延伸フィルムよりなる紙状層と、熱可塑性樹
脂フィルムの一軸延伸フィルムよりなる表面層とのラミ
ネート物が備えられている合成紙であって、前記表面層
の肉厚(t)は、紙状層に存在する無機微細粉末の平均
粒径を(R)としたとき、次式(1)を満足することを
特徴とする複層樹脂フィルムよりなる合成紙(特公平1
−60411号公報)。
【0014】
【数1】 R≧t≧(1/10)×R ・・・・・・・(1)
【0015】この複層構造の合成紙も、の合成紙と
同じくヒートシール層が表裏面に設けられたものであっ
ても良い。これら合成紙のボイドの割合は、次式(2)
で示される空孔率で8〜55%、好ましくは10〜40
%のものである。
同じくヒートシール層が表裏面に設けられたものであっ
ても良い。これら合成紙のボイドの割合は、次式(2)
で示される空孔率で8〜55%、好ましくは10〜40
%のものである。
【0016】
【数2】
【0017】積層:支持体(A)と延伸樹脂フィルム
(B)との積層は、2枚の延伸樹脂フィルム(B)の間
に、支持体形成用の熱可塑性樹脂をフィルム状に溶融押
出してサンドイッチラミネートしてもよいし、接着剤を
用いて両者(A,B)を接着してもよい。接着剤として
は、ホットメルト型接着剤、溶剤型接着剤が使用でき
る。ホットメルト接着剤としては、低密度ポリエチレ
ン、線状低密度ポリエチレン、エチレン・酢酸ビニル共
重合体(好ましくは酢酸ビニル含量が12重量%以下の
エチレン・酢酸ビニル共重合体)、エチレン・アクリル
酸共重合体(好ましくはエチレン含量が65〜94重量
%のエチレン・アクリル酸共重合体)、エチレン・メタ
クリル酸アルキルエステル共重合体、アイオノマー(エ
チレン・アクリル酸共重合体の金属塩、著しくは、エチ
レン・メタクリル酸共重合体の金属塩)、エチレン・プ
ロピレン共重合体、エチレン・プロピレン・ブテン−1
共重合体、塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体等を挙げる
ことができる。これらは二種以上を併用しても良い。ホ
ットメルト型接着剤の使用量は、8〜40g/m2程度
である。溶剤型接着剤としては、ポリエーテルポリオー
ル・ポリイソシアネート接着剤、ポリエステルポリオー
ル・ポリイソシアネート接着剤等を挙げることができ
る。これらは二種以上を併用しても良い。溶剤型接着剤
の使用量は1〜20g/m2程度である。積層されたシ
ート素材の表面層には、商品名、バーコード、製造会社
等が印刷されることもある。
(B)との積層は、2枚の延伸樹脂フィルム(B)の間
に、支持体形成用の熱可塑性樹脂をフィルム状に溶融押
出してサンドイッチラミネートしてもよいし、接着剤を
用いて両者(A,B)を接着してもよい。接着剤として
は、ホットメルト型接着剤、溶剤型接着剤が使用でき
る。ホットメルト接着剤としては、低密度ポリエチレ
ン、線状低密度ポリエチレン、エチレン・酢酸ビニル共
重合体(好ましくは酢酸ビニル含量が12重量%以下の
エチレン・酢酸ビニル共重合体)、エチレン・アクリル
酸共重合体(好ましくはエチレン含量が65〜94重量
%のエチレン・アクリル酸共重合体)、エチレン・メタ
クリル酸アルキルエステル共重合体、アイオノマー(エ
チレン・アクリル酸共重合体の金属塩、著しくは、エチ
レン・メタクリル酸共重合体の金属塩)、エチレン・プ
ロピレン共重合体、エチレン・プロピレン・ブテン−1
共重合体、塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体等を挙げる
ことができる。これらは二種以上を併用しても良い。ホ
ットメルト型接着剤の使用量は、8〜40g/m2程度
である。溶剤型接着剤としては、ポリエーテルポリオー
ル・ポリイソシアネート接着剤、ポリエステルポリオー
ル・ポリイソシアネート接着剤等を挙げることができ
る。これらは二種以上を併用しても良い。溶剤型接着剤
の使用量は1〜20g/m2程度である。積層されたシ
ート素材の表面層には、商品名、バーコード、製造会社
等が印刷されることもある。
【0018】フック付包装袋の製造:包装袋の上方側、
例えば開放口側の上縁から5〜30mm幅、好ましくは
10〜20mm幅にフック形成材のシートが重なるよう
に、かつ、フックを形成するに十分な丈(15〜50m
m)が袋の上縁より上にあるように、シートを重ね、イ
ンパルスシーラーを用い、シート素材の熱可塑性樹脂の
融点よりも高い温度でシートを溶断してフック部を形成
すると共に、縁上方側と重ね合わせた部分において袋と
シートを融着させる。溶断、融着は、0.1〜5秒、好
ましくは0.5〜2秒で行われる。溶断、融着時のイン
パルスシーラーのダイの温度は、シート素材がポリプロ
ピレンの場合、170〜230℃、ポリエチレンテレフ
タレート、ナイロン6の場合、245〜280℃であ
る。溶断、融着は、袋の底部を開放側とし、予め袋の上
端がヒートシールされた袋とシール素材を重ね合わせて
行ってもよい。この場合は、袋の底部側から収納物品が
挿入され、ついで袋の底部側はヒートシールされる。
例えば開放口側の上縁から5〜30mm幅、好ましくは
10〜20mm幅にフック形成材のシートが重なるよう
に、かつ、フックを形成するに十分な丈(15〜50m
m)が袋の上縁より上にあるように、シートを重ね、イ
ンパルスシーラーを用い、シート素材の熱可塑性樹脂の
融点よりも高い温度でシートを溶断してフック部を形成
すると共に、縁上方側と重ね合わせた部分において袋と
シートを融着させる。溶断、融着は、0.1〜5秒、好
ましくは0.5〜2秒で行われる。溶断、融着時のイン
パルスシーラーのダイの温度は、シート素材がポリプロ
ピレンの場合、170〜230℃、ポリエチレンテレフ
タレート、ナイロン6の場合、245〜280℃であ
る。溶断、融着は、袋の底部を開放側とし、予め袋の上
端がヒートシールされた袋とシール素材を重ね合わせて
行ってもよい。この場合は、袋の底部側から収納物品が
挿入され、ついで袋の底部側はヒートシールされる。
【0019】
【実施例】以下に示す実施例によって、本発明を更に具
体的に説明する。 例1 (袋の製造例) MFR(メルトフローレート)が4g/10分のプロピ
レン単独重合体(融点約164℃)98.5重量%、グ
リセリンモノステアリド0.5重量%、ソルビトールモ
ノオレエート0.5重量%およびシリカ粉末0.5重量%
の組成物(a)、MFR6g/10分のプロピレン・エ
チレン(エチレン含量4.0重量%)ランダム共重合体
(融点約151℃)99.5重量%とシリカ粉末0.5重
量%の組成物(b)をそれぞれ別々の押出機を用いて21
0℃で溶融混練し、これを一台の共押出ダイに供給し、
ダイ内で三層に積層(b/a/b)し、これを200℃
でフィルム状に共押出し、135℃で縦方向に5倍延伸
し、次いで145℃まで再加熱後、横方向に8倍延伸
し、160℃でアニーリング処理後、50℃迄冷却し、
コロナ放電処理し、耳部をトリミングして不透明度が
2.1%、肉厚25μm(b/a/b=2/21/2μ
m)の透明な積層二軸延伸フィルムを得た。この透明な
積層二軸延伸フィルムを二つ折りし、両側面を180℃
で1秒。2kg/cm2の圧力でヒートシールし、縦1
50mm、横100mmの開放袋を得た。
体的に説明する。 例1 (袋の製造例) MFR(メルトフローレート)が4g/10分のプロピ
レン単独重合体(融点約164℃)98.5重量%、グ
リセリンモノステアリド0.5重量%、ソルビトールモ
ノオレエート0.5重量%およびシリカ粉末0.5重量%
の組成物(a)、MFR6g/10分のプロピレン・エ
チレン(エチレン含量4.0重量%)ランダム共重合体
(融点約151℃)99.5重量%とシリカ粉末0.5重
量%の組成物(b)をそれぞれ別々の押出機を用いて21
0℃で溶融混練し、これを一台の共押出ダイに供給し、
ダイ内で三層に積層(b/a/b)し、これを200℃
でフィルム状に共押出し、135℃で縦方向に5倍延伸
し、次いで145℃まで再加熱後、横方向に8倍延伸
し、160℃でアニーリング処理後、50℃迄冷却し、
コロナ放電処理し、耳部をトリミングして不透明度が
2.1%、肉厚25μm(b/a/b=2/21/2μ
m)の透明な積層二軸延伸フィルムを得た。この透明な
積層二軸延伸フィルムを二つ折りし、両側面を180℃
で1秒。2kg/cm2の圧力でヒートシールし、縦1
50mm、横100mmの開放袋を得た。
【0020】例2 (フック形成用シートの製造例)(i) 複層合成紙(B)の製造 (1) メルトフローレート(MFR)0.8g/10
分のポリプロピレン(融点約164〜167℃)81重
量%に、高密度ポリエチレン3重量%及び平均粒径1.
5μmの炭酸カルシウム16重量%を混合した組成物
(a)を270℃の温度に設定した押出機にて混練させ
た後、シート状に押し出し、更に冷却装置により60℃
の温度にまで冷却して、無延伸シートを得た。そして、
このシートを150℃の温度にまで再度加熱させた後、
縦方向に5倍の延伸を行って5倍縦延伸フィルムを得
た。
分のポリプロピレン(融点約164〜167℃)81重
量%に、高密度ポリエチレン3重量%及び平均粒径1.
5μmの炭酸カルシウム16重量%を混合した組成物
(a)を270℃の温度に設定した押出機にて混練させ
た後、シート状に押し出し、更に冷却装置により60℃
の温度にまで冷却して、無延伸シートを得た。そして、
このシートを150℃の温度にまで再度加熱させた後、
縦方向に5倍の延伸を行って5倍縦延伸フィルムを得
た。
【0021】(2) MFRが4g/10分のポリプロ
ピレン(融点約164〜167℃)54重量%と、平均
粒径1.5μmの炭酸カルシウム43重量%、酸化チタ
ン3重量%とを混合した組成物(b)を別の押出機にて
混練させた後、これをダイによりシート状に押し出し、
これを上記(1)の工程で得られた5倍縦延伸フィルム
の上にラミネートし、これを60℃の温度まで冷却した
後、再び約155℃の温度にまで加熱してテンターを用
いて横方向に7.5倍延伸し、163℃の温度でアニー
リング処理して、60℃の温度にまで冷却し、耳部をス
リットして三層構造(一軸延伸/二軸延伸/一軸延伸)
の肉厚90μm(b/a/b=20μm/50μm/2
0μm)の積層フィルム(空孔率33%)よりなる複層
合成紙(B)を得た。
ピレン(融点約164〜167℃)54重量%と、平均
粒径1.5μmの炭酸カルシウム43重量%、酸化チタ
ン3重量%とを混合した組成物(b)を別の押出機にて
混練させた後、これをダイによりシート状に押し出し、
これを上記(1)の工程で得られた5倍縦延伸フィルム
の上にラミネートし、これを60℃の温度まで冷却した
後、再び約155℃の温度にまで加熱してテンターを用
いて横方向に7.5倍延伸し、163℃の温度でアニー
リング処理して、60℃の温度にまで冷却し、耳部をス
リットして三層構造(一軸延伸/二軸延伸/一軸延伸)
の肉厚90μm(b/a/b=20μm/50μm/2
0μm)の積層フィルム(空孔率33%)よりなる複層
合成紙(B)を得た。
【0022】この三層積層フィルムの表面をコロナ放電
処理した後、塗布剤水溶液を両表面に固形分で片面0.
05g/m2(肉厚約0.05μm)となるよう塗布及び
乾燥して、巻き取った。塗布剤水溶液の組成は、下記の
通りであった。 (a) 次の一般式を有する三菱化学(株)製水溶液ポ
リアクリル系帯電防止剤重合体「ST−1100」
処理した後、塗布剤水溶液を両表面に固形分で片面0.
05g/m2(肉厚約0.05μm)となるよう塗布及び
乾燥して、巻き取った。塗布剤水溶液の組成は、下記の
通りであった。 (a) 次の一般式を有する三菱化学(株)製水溶液ポ
リアクリル系帯電防止剤重合体「ST−1100」
【0023】
【化1】
【0024】(b) 水溶液ポリアミンポリアミドのエ
ピクロルヒドリン付加物(ディック・ハーキュレス社製
「カイメン557H」):25重量部 このようなプライマーを塗布した複層合成紙(肉厚9
0.05μm)の表面に、文字や図柄を市販の4色のイ
ンキを用いてオフセット印刷を施した。
ピクロルヒドリン付加物(ディック・ハーキュレス社製
「カイメン557H」):25重量部 このようなプライマーを塗布した複層合成紙(肉厚9
0.05μm)の表面に、文字や図柄を市販の4色のイ
ンキを用いてオフセット印刷を施した。
【0025】(ii) 無延伸樹脂フィルム支持体(A)の
製造 一方、プロピレン単独重合体(メルトフローレート(M
FR)1g/10分55重量部に、高密度ポリエチレン
3重量部、炭酸カルシウム40重量部及び酸化チタン2
重量部を配合した組成物(a1)と、エチレン・プロピ
レン共重合体(a2)(メルトフローレート(MFR)
12g/10分)とを、それぞれ別々の押出機で220
℃の温度で溶融混練した後、一台のダイ内に供給して、
ダイ内で積層させた後、押し出して、エチレン・プロピ
レン共重合体接着層(a2)(肉厚10μm)/プロピ
レン単独重合体・高密度ポリエチレン・炭酸カルシウム
・酸化チタン配合組成物からなる白色シート層(a1)
(肉厚340μm)との積層体である肉厚350μmの
非発泡の無延伸樹脂積層フィルム支持体(A)を得た。
製造 一方、プロピレン単独重合体(メルトフローレート(M
FR)1g/10分55重量部に、高密度ポリエチレン
3重量部、炭酸カルシウム40重量部及び酸化チタン2
重量部を配合した組成物(a1)と、エチレン・プロピ
レン共重合体(a2)(メルトフローレート(MFR)
12g/10分)とを、それぞれ別々の押出機で220
℃の温度で溶融混練した後、一台のダイ内に供給して、
ダイ内で積層させた後、押し出して、エチレン・プロピ
レン共重合体接着層(a2)(肉厚10μm)/プロピ
レン単独重合体・高密度ポリエチレン・炭酸カルシウム
・酸化チタン配合組成物からなる白色シート層(a1)
(肉厚340μm)との積層体である肉厚350μmの
非発泡の無延伸樹脂積層フィルム支持体(A)を得た。
【0026】(iii) フック形成用積層体シート層の
製造 上記ダイより押し出して得た非発泡の無延伸樹脂積層フ
ィルム支持体(A)が未だ軟化状態を保っているうちに、
該無延伸樹脂積層フィルム支持体(A)の両面に印刷を施
した複層合成紙(B)の印刷面でない方の表面が接する様
に、サーマルラミネートすることにより、印刷(D)/
複層合成紙層(B)(肉厚90.1μm)/プロピレン
・エチレン共重合体接着層(a2)(肉厚10μm)と
プロピレン単独重合体・高密度ポリエチレン・炭酸カル
シウム・酸化チタン配合組成物層(a1)(肉厚340
μm)の無延伸樹脂積層フィルム支持体(A)/複層合
成紙(B)/印刷(D)からなるフック形成用積層体シ
ート(I)(肉厚530.1μm)を製造した。
製造 上記ダイより押し出して得た非発泡の無延伸樹脂積層フ
ィルム支持体(A)が未だ軟化状態を保っているうちに、
該無延伸樹脂積層フィルム支持体(A)の両面に印刷を施
した複層合成紙(B)の印刷面でない方の表面が接する様
に、サーマルラミネートすることにより、印刷(D)/
複層合成紙層(B)(肉厚90.1μm)/プロピレン
・エチレン共重合体接着層(a2)(肉厚10μm)と
プロピレン単独重合体・高密度ポリエチレン・炭酸カル
シウム・酸化チタン配合組成物層(a1)(肉厚340
μm)の無延伸樹脂積層フィルム支持体(A)/複層合
成紙(B)/印刷(D)からなるフック形成用積層体シ
ート(I)(肉厚530.1μm)を製造した。
【0027】製造例3 (フック形成用シートの製造
例) メルトフローレート2g/10分、融点約165℃のポ
リプロピレン79重量%、高密度ポリエチレン5重量%
の混合物に平均粒径1.2μmの焼成クレイ14重量
%、酸化チタン2重量%を配合し、270℃に設定した
押出機にて混練後、フィルム状に押出し、冷却装置によ
り冷却して、無延伸フィルムを得た。このフィルムを、
140℃に加熱後、縦方向に5倍延伸した。ついで、1
55℃に加熱後、横方向に7倍延伸し、165℃でアニ
ール処理後、コロナ放電処理し、耳部をスリットして密
度0.82g/cm3、空孔率12%の二軸延伸フィルム
よりなる肉厚80μmの合成紙を得た。この合成紙2枚
の間に、メルトフローレート4g/10分のプロピレン
・エチレン・ブテン−1共重合体フィルムをT−ダイよ
り200μmの肉厚となるよう200℃で押し出し、3
5℃のロールで押圧してサンドイッチラミネートし、肉
厚360μmのフック形成用シートを得た。
例) メルトフローレート2g/10分、融点約165℃のポ
リプロピレン79重量%、高密度ポリエチレン5重量%
の混合物に平均粒径1.2μmの焼成クレイ14重量
%、酸化チタン2重量%を配合し、270℃に設定した
押出機にて混練後、フィルム状に押出し、冷却装置によ
り冷却して、無延伸フィルムを得た。このフィルムを、
140℃に加熱後、縦方向に5倍延伸した。ついで、1
55℃に加熱後、横方向に7倍延伸し、165℃でアニ
ール処理後、コロナ放電処理し、耳部をスリットして密
度0.82g/cm3、空孔率12%の二軸延伸フィルム
よりなる肉厚80μmの合成紙を得た。この合成紙2枚
の間に、メルトフローレート4g/10分のプロピレン
・エチレン・ブテン−1共重合体フィルムをT−ダイよ
り200μmの肉厚となるよう200℃で押し出し、3
5℃のロールで押圧してサンドイッチラミネートし、肉
厚360μmのフック形成用シートを得た。
【0028】実施例1 (フック付包装袋の製造) 例2で得たフック形成用シートを縦50mm、横100
mmの寸法に裁断し、このシートを例1で得た包装袋の
開放口の上縁側より内側に15mm幅が重なるように袋
上に積載し、次いで富士インパルス(株)製インパルス
シーラー FI−400Y(商品名)を用い、保持時間
3秒、加熱時間約0.6秒、(接着部温度約180℃)
の条件で袋との溶着およびフック部の溶断を行って、図
1bに示すフック付包装袋を得た。このものの袋・シー
ト間の溶着強度(シール強度)は、縦方向1,300g
/10mm幅、横方向1,600g/10mm幅で、袋
を形成するフィルム同志の溶着強度は縦方向1,550
g/10mm、横方向1,850g/10mm幅であっ
た。又、形成されたフック部にはバリのヒゲは見当たら
ず、外観は良好で溶断部の断面は丸まっており、指を擦
っても傷ついて切れることはなかった。
mmの寸法に裁断し、このシートを例1で得た包装袋の
開放口の上縁側より内側に15mm幅が重なるように袋
上に積載し、次いで富士インパルス(株)製インパルス
シーラー FI−400Y(商品名)を用い、保持時間
3秒、加熱時間約0.6秒、(接着部温度約180℃)
の条件で袋との溶着およびフック部の溶断を行って、図
1bに示すフック付包装袋を得た。このものの袋・シー
ト間の溶着強度(シール強度)は、縦方向1,300g
/10mm幅、横方向1,600g/10mm幅で、袋
を形成するフィルム同志の溶着強度は縦方向1,550
g/10mm、横方向1,850g/10mm幅であっ
た。又、形成されたフック部にはバリのヒゲは見当たら
ず、外観は良好で溶断部の断面は丸まっており、指を擦
っても傷ついて切れることはなかった。
【0029】実施例2 フック形成用シートとして例3で得たものを用い、か
つ、溶着、溶断の条件を180℃、8秒とする他は実施
例1と同様にしてフック付包装袋を得た。袋・シート間
の溶着強度は、縦方向1,600g/10mm幅、横方
向2,000g/10mm幅で、フック部にはバリのヒ
ゲが見当たらず、外観は良好であった。フック部溶断部
の断面は丸まっており、指を擦っても切れて傷がつくこ
とはなかった。
つ、溶着、溶断の条件を180℃、8秒とする他は実施
例1と同様にしてフック付包装袋を得た。袋・シート間
の溶着強度は、縦方向1,600g/10mm幅、横方
向2,000g/10mm幅で、フック部にはバリのヒ
ゲが見当たらず、外観は良好であった。フック部溶断部
の断面は丸まっており、指を擦っても切れて傷がつくこ
とはなかった。
【0030】
【発明の効果】溶着強度(シール強度)が高く、バリの
ない、外観の優れるフック部を有するフック付包装袋で
ある。
ない、外観の優れるフック部を有するフック付包装袋で
ある。
【図1】フック付包装袋の成形工程を示す図である。
【図2】従来の無延伸樹脂シートを溶断して得られたフ
ック部を有する包装袋の部分平面図である。
ック部を有する包装袋の部分平面図である。
【図3】フック形成用シートの積層状態を示す断面図で
ある。
ある。
【符号の説明】 1 袋 2 収納物品 3 フック形成用シート 4 フック 5 融着部 6 バリ A 無延伸熱可塑性樹脂フィルム支持体層 B 複層合成紙
Claims (5)
- 【請求項1】 熱可塑性樹脂製袋の上方部に、熱可塑性
樹脂製シートよりなるフックが溶断および融着されたフ
ック付包装袋において、上記フックが肉厚30〜800
μmの無延伸熱可塑性樹脂フィルム支持体層(A)の表
裏面に、肉厚30〜300μmの延伸フィルム(B)を
貼着した肉厚250〜1,100μmのシートであるこ
とを特徴とする、フック付包装袋。 - 【請求項2】 フック素材のシートが、肉厚30〜80
0μm、無機微細粉末8〜55重量%を含有する無延伸
熱可塑性樹脂フィルム支持体層(A)の両面に、無機微
細粉末8〜65重量%を含有する熱可塑性樹脂一軸延伸
フィルムを紙状層(B2)とし、二軸延伸熱可塑性樹脂
フィルムを基材層(B1)として形成した肉厚が30〜
300μmの複層合成紙(B)を紙状層(B2)側が表
裏面となるように貼り合わせて得られる肉厚が250〜
1,100μmの積層体シートであることを特徴とする
請求項1記載のフック付包装袋。 - 【請求項3】 フック素材のシートが、肉厚30〜80
0μmの無延伸熱可塑性樹脂フィルム支持体層(A)を
中間層とし、この中間層の表裏面に、肉厚30〜300
μmの熱可塑性樹脂二軸延伸フィルム(B1)を貼り合
わせたものである、請求項1記載のフック付包装袋。 - 【請求項4】 熱可塑性樹脂二軸延伸フィルム(B1)
が、無機微細粉末または有機フィラーを8〜40重量%
含有することを特徴とする、請求項2または3記載のフ
ック付包装袋。 - 【請求項5】 袋を形成する熱可塑性樹脂およびフック
のシート素材の熱可塑性樹脂がポリプロピレンであり、
後者のシートの袋への熱融着および溶断によるフック部
形成が、インパルスシーラーを用い、温度170〜23
0℃、時間0.5〜2秒で行われたものであることを特
徴とする請求項1記載のフック付包装袋。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31801796A JPH10157745A (ja) | 1996-11-28 | 1996-11-28 | フック付包装袋 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31801796A JPH10157745A (ja) | 1996-11-28 | 1996-11-28 | フック付包装袋 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10157745A true JPH10157745A (ja) | 1998-06-16 |
Family
ID=18094570
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31801796A Pending JPH10157745A (ja) | 1996-11-28 | 1996-11-28 | フック付包装袋 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10157745A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2017138568A1 (ja) * | 2016-02-10 | 2017-08-17 | 株式会社Tbm | 裁断シート及び切り傷を抑制する方法 |
-
1996
- 1996-11-28 JP JP31801796A patent/JPH10157745A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2017138568A1 (ja) * | 2016-02-10 | 2017-08-17 | 株式会社Tbm | 裁断シート及び切り傷を抑制する方法 |
| JPWO2017138568A1 (ja) * | 2016-02-10 | 2018-08-23 | 株式会社Tbm | 裁断シート及び切り傷を抑制する方法 |
| US10767021B2 (en) | 2016-02-10 | 2020-09-08 | Tbm Co., Ltd. | Cut sheet and method for reducing cuts |
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