JPH10159050A - 築堤工法 - Google Patents
築堤工法Info
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- JPH10159050A JPH10159050A JP33899496A JP33899496A JPH10159050A JP H10159050 A JPH10159050 A JP H10159050A JP 33899496 A JP33899496 A JP 33899496A JP 33899496 A JP33899496 A JP 33899496A JP H10159050 A JPH10159050 A JP H10159050A
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- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 28
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- 239000002689 soil Substances 0.000 claims description 19
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 作業工程を簡略化して工事期間を短縮す
ることができる。 【解決手段】 防波堤10内において、構築予定構造物
の周辺区域を締め切り矢板12で囲う(図1(2))。
締め切り矢板12の外側面にアンカー14を取り付けた
後(図1(3))、締め切り矢板12の背面を事前混合
処理土により盛土する(図1(4))。事前混合処理土
24が固化して、アンカー14を介して締め切り矢板1
2と一体化すると、固化した事前混合処理土24は止水
性が高いので、締め切り矢板12は一重であるが、構造
物30の周辺区域を完全に締め切ることができる。
ることができる。 【解決手段】 防波堤10内において、構築予定構造物
の周辺区域を締め切り矢板12で囲う(図1(2))。
締め切り矢板12の外側面にアンカー14を取り付けた
後(図1(3))、締め切り矢板12の背面を事前混合
処理土により盛土する(図1(4))。事前混合処理土
24が固化して、アンカー14を介して締め切り矢板1
2と一体化すると、固化した事前混合処理土24は止水
性が高いので、締め切り矢板12は一重であるが、構造
物30の周辺区域を完全に締め切ることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、水域内における
築堤工法に関するものである。
築堤工法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】沿岸から離れた水域内または沿岸水域に
おいて、築堤して締め切り埋立を行う場合や、ドライア
ップして構造物を構築し埋め立てる場合、更に、それら
の地域に単独で築堤する場合には、従来、安定性確保の
必要性や、ドライアップ時の止水性確保の必要性から、
二重締め切り工法等による築堤が実施されている。ま
た、このような築堤は、護岸、岸壁、桟橋や水域内を通
す道路などに用いられ、利用形態により築堤部やその背
面の埋立地盤に剛性並びに強度が必要な場合には、後か
ら地盤改良を行う必要がある。
おいて、築堤して締め切り埋立を行う場合や、ドライア
ップして構造物を構築し埋め立てる場合、更に、それら
の地域に単独で築堤する場合には、従来、安定性確保の
必要性や、ドライアップ時の止水性確保の必要性から、
二重締め切り工法等による築堤が実施されている。ま
た、このような築堤は、護岸、岸壁、桟橋や水域内を通
す道路などに用いられ、利用形態により築堤部やその背
面の埋立地盤に剛性並びに強度が必要な場合には、後か
ら地盤改良を行う必要がある。
【0003】しかしながら、上記安定性確保と止水性確
保の観点から採用される二重締め切り工法は、水域内に
矢板を十分な根入れを確保しつつ並列に施工し、矢板間
をタイロッド等で連結後、その間を埋め立てることによ
り築堤として完成するものであり、更に、築堤部やその
背面埋立地盤の剛性と強度増加が必要な場合には、地盤
改良工法を行う等、作業工程が多く、工事期間が長期化
する欠点を有している。また、安定性の確保のために行
われる築堤においても、高剛性の垂直壁面保持材を必要
とし、前記と同様のことが言える。
保の観点から採用される二重締め切り工法は、水域内に
矢板を十分な根入れを確保しつつ並列に施工し、矢板間
をタイロッド等で連結後、その間を埋め立てることによ
り築堤として完成するものであり、更に、築堤部やその
背面埋立地盤の剛性と強度増加が必要な場合には、地盤
改良工法を行う等、作業工程が多く、工事期間が長期化
する欠点を有している。また、安定性の確保のために行
われる築堤においても、高剛性の垂直壁面保持材を必要
とし、前記と同様のことが言える。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、作業工程を
簡略化して工事期間を短縮することのできる築堤工法を
提供することを目的とするものである。また、本発明
は、二重締め切りと同程度の止水性を確保することので
きる築堤工法を提供することを目的とするものである。
簡略化して工事期間を短縮することのできる築堤工法を
提供することを目的とするものである。また、本発明
は、二重締め切りと同程度の止水性を確保することので
きる築堤工法を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る築堤工法
は、水域内に壁面保持材を建て、該壁面保持材の背面に
アンカーを連結した後、事前混合処理土により盛土する
ことを特徴とするものである。また、本発明に係る築堤
工法は、水域内に矢板を延長するか、または、水域内を
矢板で囲い、当該矢板の背面にアンカーを連結した後、
事前混合処理土により盛土することを特徴とするもので
ある。
は、水域内に壁面保持材を建て、該壁面保持材の背面に
アンカーを連結した後、事前混合処理土により盛土する
ことを特徴とするものである。また、本発明に係る築堤
工法は、水域内に矢板を延長するか、または、水域内を
矢板で囲い、当該矢板の背面にアンカーを連結した後、
事前混合処理土により盛土することを特徴とするもので
ある。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態
を、図1に示す施工手順図を参照しながら説明する。
を、図1に示す施工手順図を参照しながら説明する。
【0007】先ず、沖合の海域に、防波堤10を築造し
た後(図1(1))、防波堤10内において、構築予定
構造物の周辺区域を締め切り矢板12で囲う(図1
(2))。本発明工法では、締め切りは一重でよい。
た後(図1(1))、防波堤10内において、構築予定
構造物の周辺区域を締め切り矢板12で囲う(図1
(2))。本発明工法では、締め切りは一重でよい。
【0008】締め切り矢板12の外側面に、予め、アン
カー14を取り付ける(図1(3))。アンカー14
は、図2の拡大側面図に示すように、アンカーロッド1
6と定着力を向上させるためのアンカープレート18と
から構成されている。符号22は、アンカー14を支持
するための仮設支柱である。また、アンカー14は、定
着端部を相互に水平方向および/または鉛直方向に鋼材
等で連結することにより、アンカー引抜き抵抗力を増大
させることができる。
カー14を取り付ける(図1(3))。アンカー14
は、図2の拡大側面図に示すように、アンカーロッド1
6と定着力を向上させるためのアンカープレート18と
から構成されている。符号22は、アンカー14を支持
するための仮設支柱である。また、アンカー14は、定
着端部を相互に水平方向および/または鉛直方向に鋼材
等で連結することにより、アンカー引抜き抵抗力を増大
させることができる。
【0009】次に、締め切り矢板12の背面を、事前混
合処理土により盛土する(図1(4))。本発明におい
て、事前混合処理盛土工法を採用するのは、締め切り堤
の低透水化と埋立地盤の地震時における液状化防止のた
めである。
合処理土により盛土する(図1(4))。本発明におい
て、事前混合処理盛土工法を採用するのは、締め切り堤
の低透水化と埋立地盤の地震時における液状化防止のた
めである。
【0010】事前混合処理盛土工法とは、周知のよう
に、埋立て、裏埋め、中詰め土砂等に、固化材と分離防
止剤や粘土等を事前に添加、混合し、新材料に処理した
後、所定の場所に運搬、投入してそのまま安定した地盤
を造成する工法である。事前混合処理盛土工法は、埋
立て造成後の地盤改良が不要になる、大規模施工、大
水深施工が可能である、等の利点を有している。
に、埋立て、裏埋め、中詰め土砂等に、固化材と分離防
止剤や粘土等を事前に添加、混合し、新材料に処理した
後、所定の場所に運搬、投入してそのまま安定した地盤
を造成する工法である。事前混合処理盛土工法は、埋
立て造成後の地盤改良が不要になる、大規模施工、大
水深施工が可能である、等の利点を有している。
【0011】事前混合処理盛土工法には大別して、スラ
リー状盛土工法とドライ状盛土工法があり、スラリー状
盛土工法は、土質材料、固化材、混和材料、水を混合し
て製造したスラリー状またはモルタル状材料をコンクリ
ートポンプ、打設管により底部から打ち上げる工法であ
り、他方、ドライ状盛土工法は、土質材料、固化材、混
和材料、水を混合して製造した非流動状の粉粒体材料を
水中に投入、降下、着底、堆積させる工法である。
リー状盛土工法とドライ状盛土工法があり、スラリー状
盛土工法は、土質材料、固化材、混和材料、水を混合し
て製造したスラリー状またはモルタル状材料をコンクリ
ートポンプ、打設管により底部から打ち上げる工法であ
り、他方、ドライ状盛土工法は、土質材料、固化材、混
和材料、水を混合して製造した非流動状の粉粒体材料を
水中に投入、降下、着底、堆積させる工法である。
【0012】上記固化材としては、通常、セメントが用
いられる。また、分離防止剤は土砂とセメントの水中分
離を防止するために用いられるものであり、強アニオン
性ポリアクリルアミドの水溶液などが使用される。セメ
ントや分離防止剤の添加率は、土砂の種類、その他の施
工条件を考慮して、最適な配合量となるように選定す
る。例えば、目標強度を2kg/cm2 とした場合、事
前混合処理土1m3 当たりの配合は、土砂1300k
g、セメント120kg、分離防止剤1kgとなる。
いられる。また、分離防止剤は土砂とセメントの水中分
離を防止するために用いられるものであり、強アニオン
性ポリアクリルアミドの水溶液などが使用される。セメ
ントや分離防止剤の添加率は、土砂の種類、その他の施
工条件を考慮して、最適な配合量となるように選定す
る。例えば、目標強度を2kg/cm2 とした場合、事
前混合処理土1m3 当たりの配合は、土砂1300k
g、セメント120kg、分離防止剤1kgとなる。
【0013】上記築堤工法によれば、盛土材(事前混合
処理土)24は固化して、アンカー14を介して締め切
り矢板12と一体化する。而して、固化した盛土材24
は止水性が高いので、締め切り矢板12は一重である
が、構造物30の周辺区域を完全に締め切ることができ
る。
処理土)24は固化して、アンカー14を介して締め切
り矢板12と一体化する。而して、固化した盛土材24
は止水性が高いので、締め切り矢板12は一重である
が、構造物30の周辺区域を完全に締め切ることができ
る。
【0014】原子力建屋等、構造物30の構築予定区域
は、埋め立てる必要がないから、海水8を排水して海底
面20を露出させる(図1(5))。また、掘削工事上
の要請により、築堤した締め切り堤26の盛土面をベー
スとして、海底面20を更に掘削してもよい。
は、埋め立てる必要がないから、海水8を排水して海底
面20を露出させる(図1(5))。また、掘削工事上
の要請により、築堤した締め切り堤26の盛土面をベー
スとして、海底面20を更に掘削してもよい。
【0015】掘削した地盤上に構造物30を構築する
(図1(6))。また、締め切り堤26の周辺部28
も、前記事前混合処理土、浚渫発生土、建設残土、採取
土砂などの埋立材で適宜埋立てる。なお、前記防波堤1
0も、本発明の築堤工法により築造してもよい。
(図1(6))。また、締め切り堤26の周辺部28
も、前記事前混合処理土、浚渫発生土、建設残土、採取
土砂などの埋立材で適宜埋立てる。なお、前記防波堤1
0も、本発明の築堤工法により築造してもよい。
【0016】図3は、本発明の他の好適な実施形態を説
明するための斜視図であり、海底面20には板状の壁面
保持材32が立設され、壁面保持材32の背面にアンカ
ー14が連結されている。壁面保持材32は、木、合成
樹脂、鋼材等、一定の剛性を有するものからなり、締め
切りによる止水性確保の必要が無い場合は、事前混合処
理土による盛土が固化して所定の強度を有するまでの期
間、壁面を保持可能な材料であればよい。本実施形態に
おいても、図1で説明した実施形態と同様に、壁面保持
材32の背面(アンカー14設置側)に事前混合処理土
を盛土して、これらを一体化するものである。
明するための斜視図であり、海底面20には板状の壁面
保持材32が立設され、壁面保持材32の背面にアンカ
ー14が連結されている。壁面保持材32は、木、合成
樹脂、鋼材等、一定の剛性を有するものからなり、締め
切りによる止水性確保の必要が無い場合は、事前混合処
理土による盛土が固化して所定の強度を有するまでの期
間、壁面を保持可能な材料であればよい。本実施形態に
おいても、図1で説明した実施形態と同様に、壁面保持
材32の背面(アンカー14設置側)に事前混合処理土
を盛土して、これらを一体化するものである。
【0017】
【発明の効果】請求項1記載の築堤工法によれば、事前
混合処理土を用いることにより、簡易な構造の壁面保持
材を用いても築堤の安定性を確保することができる。従
って、作業工程を簡略化し、工期を短縮することができ
る。また、築堤部や背面の埋立地盤は、液状化防止工と
しての地盤改良を別途行う必要がないという優れた効果
を有する。
混合処理土を用いることにより、簡易な構造の壁面保持
材を用いても築堤の安定性を確保することができる。従
って、作業工程を簡略化し、工期を短縮することができ
る。また、築堤部や背面の埋立地盤は、液状化防止工と
しての地盤改良を別途行う必要がないという優れた効果
を有する。
【0018】請求項2記載の築堤工法によれば、上記請
求項1記載の築堤工法が有する効果に加えて、二重締め
切りと同程度の止水性を確保することができる。従っ
て、水域における築堤期間を短縮し、工費を削減するこ
とができる。
求項1記載の築堤工法が有する効果に加えて、二重締め
切りと同程度の止水性を確保することができる。従っ
て、水域における築堤期間を短縮し、工費を削減するこ
とができる。
【図1】本発明の好適な実施形態を示す施工手順図であ
る。
る。
【図2】アンカーの拡大側面図である。
【図3】本発明の他の好適な実施形態を説明するための
斜視図である。
斜視図である。
10 防波堤 12 締め切り矢板 14 アンカー 16 アンカーロッド 18 アンカープレート 24 盛土材 26 締め切り堤 30 構造物 32 壁面保持材
フロントページの続き (72)発明者 豊泉 秀雄 東京都新宿区津久戸町2番1号 株式会社 熊谷組東京本社内 (72)発明者 阿部 健一 東京都新宿区津久戸町2番1号 株式会社 熊谷組東京本社内
Claims (2)
- 【請求項1】 水域内に壁面保持材を建て、該壁面保持
材の背面にアンカーを連結した後、事前混合処理土によ
り盛土することを特徴とする築堤工法。 - 【請求項2】 水域内に矢板を延長するか、または、水
域内を矢板で囲い、当該矢板の背面にアンカーを連結し
た後、事前混合処理土により盛土することを特徴とする
築堤工法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33899496A JPH10159050A (ja) | 1996-12-04 | 1996-12-04 | 築堤工法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33899496A JPH10159050A (ja) | 1996-12-04 | 1996-12-04 | 築堤工法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10159050A true JPH10159050A (ja) | 1998-06-16 |
Family
ID=18323270
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33899496A Pending JPH10159050A (ja) | 1996-12-04 | 1996-12-04 | 築堤工法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10159050A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003055932A (ja) * | 2001-08-20 | 2003-02-26 | Kojimagumi:Kk | 河川浚渫土砂を利用した土手の補強工法 |
| CN103015365A (zh) * | 2012-12-31 | 2013-04-03 | 广州文冲船厂有限责任公司 | 坞口拆除的施工方法 |
-
1996
- 1996-12-04 JP JP33899496A patent/JPH10159050A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003055932A (ja) * | 2001-08-20 | 2003-02-26 | Kojimagumi:Kk | 河川浚渫土砂を利用した土手の補強工法 |
| CN103015365A (zh) * | 2012-12-31 | 2013-04-03 | 广州文冲船厂有限责任公司 | 坞口拆除的施工方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20050310 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20050322 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20050712 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |