JPH10159433A - ドア内蔵型両開きクローザ - Google Patents

ドア内蔵型両開きクローザ

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JPH10159433A
JPH10159433A JP33488896A JP33488896A JPH10159433A JP H10159433 A JPH10159433 A JP H10159433A JP 33488896 A JP33488896 A JP 33488896A JP 33488896 A JP33488896 A JP 33488896A JP H10159433 A JPH10159433 A JP H10159433A
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door
cylinder
slider
closer
crank
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Kazutoshi Watanabe
一敏 渡辺
Masashi Okada
正志 岡田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型のものであっても、大きな自閉力を発生
することができる。 【解決手段】 シリンダ3内のピストン31に連結され
たピストンロッド32と一端側で連結されたクランク4
と、クランク4の他端側に連結されたアーム42を介し
て連結され、ピン51を取り付けたスライダ5と、スラ
イダ5に設けたピン51に外接するとともに、回転軸7
に固着された外カム8と、シリンダ3内から排出される
オイルの流出量を周囲の温度変化に合わせて適宜調整す
る自動温度補正機構6とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、両方向に扉が回
転する両開きドアに係り、特に小型化が容易で両開きド
アに内蔵することができるドア内蔵型両開きクローザに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えばビル、デパート、ホテル、図書館
或いは公共施設の玄関及び事務所等には、両開きのドア
を設置することが多い。また、通常このような場所に設
置するドアには、そのドアを自閉するクローザが取り付
けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このドアは
例えば一枚のガラスで構成したり、薄手の金属或いは木
製のもの等で形成することがあるが、このようなドアに
クローザを設置しようとすると、ドア内部に寸法的に収
まりきれないので、床内部(或いは天井上枠内部)等に
埋設させることとなる。
【0004】このような両開きのドアに使用するクロー
ザとして、外カム機構を利用したものが知られており、
そのカムに外接するピンにシリンダ内のばねの弾性力を
常時付勢して自閉力を発生させるとともに、閉扉時には
シリンダ内に発生する油圧力によってドアに制動力を付
与するようになっている。
【0005】しかしながら、このようなクローザは、形
状が大型になり床内等に埋設させる必要があるため、ど
うしても現場での工事が大がかりとなる。
【0006】そこで、ドア内蔵式のクローザが検討され
ているが、ある程度大きな自閉力を確保するためにはそ
の分大きなばねを必要とするから、クローザとしてはど
うしても大型化(特に広幅化を伴う)が避けられないと
いう事情があり、そのため薄手のドアや重量の嵩むドア
への設置が難しくなっている。
【0007】この発明は、上記した事情に鑑み、小型の
ものであっても、大きな自閉力と制動力とを発生するこ
とができるドア内蔵型両開きクローザを提供することを
目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】即ち、この発明は、床面
若しくは天井面に不動状態で一体に固設した回転軸を回
転中心として回転するドアの内部に設けられ、ばね等の
弾性力によって両開きドアを自閉する閉扉手段と、ドア
の閉鎖動作を流体圧を利用して制動するシリンダとを備
えたドア内蔵型両開きクローザであって、前記シリンダ
内のピストンに連結されたピストンロッドと一端側で連
結されたクランク等の増力手段と、この増力手段の他端
側に連結されたアームを介して連結され、ピンを取り付
けたスライダと、このスライダに設けたピンに外接する
とともに、前記回転軸に固着されたカムと、前記シリン
ダ内から排出されるオイルの流出量を周囲の温度変化に
合わせて適宜調整する自動温度補正機構とを備えたもの
である。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好適な実施例に
ついて添付図面を参照しながら説明する。図1は、この
発明に係るドア内蔵型両開きクローザ(以下クローザと
略す)1を示すものである。このクローザ1は、比較的
小型のものであって特に幅狭形状のものであり、両開き
ドア2の下端部内部に設けられている。またこのクロー
ザ1のケーシング本体1A内部には、油圧制動方式のシ
リンダ3と、クランク4と、スライダ5と、自動温度補
正機構6とを備えている。なお、図1において符号7は
床F内部に下端部を固設したドア2の回転軸、8はこの
回転軸7に固着した外カムを示す。
【0010】このクローザ1には、ケーシング本体1A
内部に、油圧制動方式のシリンダ3と、クランク4と、
スライダ5と、自動温度補正機構6とを備えている。
【0011】シリンダ3には、シリンダ室30内部に滑
動自在のピストン31を備えるとともに、このピストン
31に一端を連結したピストンロッド32を備えてい
る。また、このシリンダ室30内部には、ピストン31
との間に小型(小径)の圧縮ばね33を配設させてい
る。シリンダ室30は、ピストン31によって左右に分
割されて右シリンダ室30Rと左シリンダ室30Lとを
形成しており、特に右シリンダ室30R側には自動温度
補正機構6の高圧室と連通する流出路34を設けている
とともに、左シリンダ室30L側には自動温度補正機構
6の低圧室と連通する流入路35を設けている。なお、
このシリンダ3内には適宜のオイルを充填させて油圧力
を発生させてある。
【0012】クランク4は、クランク室40に固定され
た支軸41を中心として回転するようになっているが、
この支軸41が取り付けられる支点部分は、図1におい
て右端と左端とを(2〜3):1(勿論、この内分比に
限らない)に内分する位置に設定されて(右側が長腕部
分を構成するとともに、左側とが短腕部分を構成)い
る。 そしてこのクランク4には、長腕部分の先端にピ
ストンロッド32の他端が連結されているとともに、短
腕部分の先端にはアーム42を介してスライダ5が連結
されているので、ドア閉鎖の際に制動力を増大すること
ができるとともに、ドア開放動作の際には開扉力が軽減
され手で軽く開くことができるようになっている。な
お、この実施例では、増力手段としてクランクを使用し
てあるが、勿論これに限定されるものではなく、各種タ
イプのものが適用可能である。
【0013】スライダ5は、縦断面略コ字型に形成され
た薄板形状のものであって、シリンド室30の長さ方向
に平行に形成されたスライド室50内に滑動可能に設置
されている。また、このスライダ5には、図2に示すよ
うに、二等辺三角形の各頂点部分に対応する3箇所の位
置にピン51A〜51Cが設置されており、これらのピ
ン51A〜51Cのうち少なくとも底辺部分の頂点に対
応する2か所のピン51A、51Bのいずれか一方が、
必ず外カム8のいずれかの部位に圧接するようになって
いる。なお、外カム8は、両開きドアに適用させるため
に、左右対称形状のものが使用されており、一部にはド
ア2を一時的にロックさせるためのロック溝8Aが形成
されている。また、シリンダ室30、クランク室40及
びスライド室50には適宜のオイルが充填・封入されて
いる。
【0014】自動温度補正機構6は、既に出願され公開
されている公報(平成1年特許願第225320号)に
記載のものと同様のものが使用されており、詳細につい
てはこれを参照されたい。なお、この自動温度補正機構
6による流量(制動力)の調整・制御(閉じスピードの
調整)を行う場合には、ドア2下端部に設けた調整室2
A内の調整ねじ61を回動させて調整できる。
【0015】次に、この実施例の作用について説明す
る。例えばドア2を閉鎖状態から開いていくと、回転軸
7及び外カム8が常時不変・不動状態にある一方、ドア
2側のみがその位置を回動・変位するから、外カム8と
ピン51A〜51Cとの相対位置の変化から、これらピ
ン51A〜51Cによる圧接位置が変化していく。つま
り、ドア2の閉鎖状態では図3に示す状態、即ち外カム
8の右端部にピン51A、ピン51Bの双方が圧接した
状態である。
【0016】ところが、ドア2を開いていくと、図4に
示すように、外カム8がピン51A〜51Cに対して斜
めに傾斜した恰好となるから、一方のピン51Bのみが
外カム8に圧接することとなる。これによって、図4に
破線で示す閉扉状態での位置から実線で示す位置まで、
距離dだけピン及びこれらのピンを取り付けているスラ
イダ5が右方(図4では斜め右上方)に移動することと
なる。
【0017】このため、図1において、アーム42(半
時計方向に回動する)を介してクランク41が半時計方
向に回動することとなり、ピストンロッド32及びピス
トン31が左方へ移動するから、ばね33が圧縮される
こととなる(このばね32の圧縮により蓄えられた弾性
エネルギーが後に自閉力となる)。なお、この場合には
図2に示すように、ピストン31に設けた逆止弁31A
が開き、左シリンダ室30L内のオイルが右シリンダ室
30Rへスムース(順方向)に流入することができる。
【0018】また、特にこの場合には図1においてクラ
ンク4での梃子の原理から、2〜3倍のストローク(2
〜3)×dがピストンロッド32及びピストン31に作
用するから、ばね33がピン及びスライダ5の変動量の
2〜3倍の長さの圧縮量を確保でき、自閉力もその分大
きく確保できる。
【0019】なお、さらにドア2を大きく開放させてい
き、図5に示すように、丁度90度の角度開いたところ
では、一方のピン51Bが外カム8のストップ溝8Aに
嵌入するから、一時的にドア2がストップ状態となる。
なお、このストップ溝8Aがなければドア2がストップ
しないのは言うまでもない。
【0020】次に、この状態からドア2を閉じる場合に
は、ある程度の力で、つまりストップ溝8Aからピン5
1Bが抜け出す程度の力をドア2に作用させて、ストッ
プ溝8Aからピン51Bを抜け出させたフリー状態とす
ると、閉鎖状態のときに比べてピン51Bが右方に変位
している分、ばね33も圧縮しているから、蓄積された
弾性エネルギーの開放によってドア2の自閉動作を行う
ことができる。
【0021】即ち、ばね33が元の状態に復元する際に
ピストン31が図2において右方へ移動するが、ばね3
3によるピストン31への押出力Fは、クランク4によ
って2〜3倍(2〜3)×Fに拡大されるから、この大
きなトルクがピン51Bを介して外カム8に作用する。
これによって、大きな自閉力で確実にドア2を閉じるこ
とができるのである。なお、この場合ピストン31に設
けた逆止弁31Aが作用し自動温度補正機構6を通して
自閉動作を制動することとなるが、ドア2の閉鎖速度が
抑えられてゆっくりと、しかし確実に閉じることができ
る。
【0022】従って、この実施例によれば、寸法が小さ
く弾性力の小さなばね33であっても、クランク4によ
って大きなトルク(自閉力)を発生することができるか
ら、クローザ本体1Aの小型化によって薄手のドア2に
も内蔵させることができる。
【0023】
【発明の効果】以上説明してきたようにこの発明によれ
ば、小型・小径のばね等の自閉手段や制動手段を備えた
シリンダとドアの回転軸側に固着したカムに圧接するピ
ン等を設けたスライダとの間に、クランク等の増力手段
を設けたから、この増力手段によってトルク(自閉力)
を大きく増大させることができ、延いてはクローザとし
て小型のものであっても大型で大重量のドアを確実に閉
鎖させることが可能となり、ドアの内部へクローザを収
めることができ、外観上もすっきりとして見栄えの点で
も都合がよい。
【0024】また、この発明によれば、シリンダ内から
排出されるオイルの流出量を周囲の温度変化に合わせて
適宜調整する自動温度補正機構とを備えており、例えば
夏期や冬期の温度変化に伴うオイルの粘度変化をバルブ
の開閉にて自動調整することができるから、特に屋外と
の境界に接する場所等に適用する両開きドアとして使用
するのに都合がよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るドア内蔵型両開きクローザを示
す縦断面図。
【図2】図1のA−A線断面図。
【図3】この発明にかかるクローザの作用を示す説明
図。
【図4】同説明図。
【図5】同説明図。
【符号の説明】
1 クローザ 2 ドア 3 シリンダ 4 クランク(増力手段) 5 スライダ 6 自動温度補正機構 7 回転軸 8 外カム(ハートカム)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床面若しくは天井面に不動状態で一体に
    固設した回転軸を回転中心として回転するドアの内部に
    設けられ、ばね等の弾性力を用いて両開きドアを自閉す
    る閉扉手段と、流体圧を利用してドアの閉鎖動作を制動
    するシリンダとを備えたドア内蔵型両開きクローザであ
    って、 前記シリンダ内のピストンに連結されたピストンロッド
    と一端側で連結されたクランク等の増力手段と、 この増力手段の他端側に連結されたアームを介して連結
    され、ピンを取り付けたスライダと、 このスライダに設けたピンに外接するとともに、前記回
    転軸に固着されたカムと、 前記シリンダ内から排出されるオイルの流出量を周囲の
    温度変化に合わせて適宜調整する自動温度補正機構とを
    備えたことを特徴とするドア内蔵型両開きクローザ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US9121217B1 (en) 2001-07-13 2015-09-01 Steven M. Hoffberg Intelligent door restraint
KR20160149222A (ko) * 2014-04-16 2016-12-27 올.미. 에스.알.엘. 문 또는 문짝 등의 회전성 움직임을 위한 힌지
CN110965885A (zh) * 2018-09-28 2020-04-07 亚萨合莱有限公司 闭门器

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