JPH10159768A - 冷媒圧縮機の吸入弁装置 - Google Patents

冷媒圧縮機の吸入弁装置

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JPH10159768A
JPH10159768A JP33758496A JP33758496A JPH10159768A JP H10159768 A JPH10159768 A JP H10159768A JP 33758496 A JP33758496 A JP 33758496A JP 33758496 A JP33758496 A JP 33758496A JP H10159768 A JPH10159768 A JP H10159768A
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suction
movable valve
valve
passage
chamber
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JP33758496A
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Toshihiro Murayama
俊博 村山
Tomoyasu Takahashi
知靖 高橋
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Bosch Corp
Original Assignee
Zexel Corp
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Publication date
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    • F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C28/00—Control of, monitoring of, or safety arrangements for, pumps or pumping installations specially adapted for elastic fluids
    • F04C28/24—Control of, monitoring of, or safety arrangements for, pumps or pumping installations specially adapted for elastic fluids characterised by using valves controlling pressure or flow rate, e.g. discharge valves or unloading valves
    • F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04B—POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B49/00—Control, e.g. of pump delivery, or pump pressure of, or safety measures for, machines, pumps, or pumping installations, not otherwise provided for, or of interest apart from, groups F04B1/00 - F04B47/00
    • F04B49/22—Control, e.g. of pump delivery, or pump pressure of, or safety measures for, machines, pumps, or pumping installations, not otherwise provided for, or of interest apart from, groups F04B1/00 - F04B47/00 by means of valves
    • F04B49/225—Control, e.g. of pump delivery, or pump pressure of, or safety measures for, machines, pumps, or pumping installations, not otherwise provided for, or of interest apart from, groups F04B1/00 - F04B47/00 by means of valves with throttling valves or valves varying the pump inlet opening or the outlet opening
    • F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C2270/00—Control; Monitoring or safety arrangements
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷媒流量に応じて吸入口から吸入室までの通
路断面積を可変にし、高速運転時に限って能力を抑制す
ることができる。 【解決手段】 吸入弁装置30を、吸入弁収容室20に
摺動可能に収容される可動弁31と、可動弁31を上方
へ付勢する付勢部材32とで構成した。付勢部材32
は、コイルスプリング35とコイルスプリング36とを
仲介部材37を介して直列に連結してなる。両スプリン
グ35,36はそれぞれ固有のばね定数を持つ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は冷媒圧縮機の吸入
弁装置に関し、特にベーン型圧縮機停止時のロータの逆
回転を防ぐことができるとともに、高速運転時に冷媒流
量を抑制することができる冷媒圧縮機の吸入弁装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】スワッシュ型圧縮機やワブル型圧縮機等
では、冷媒ガスが圧縮機ハウジングの吸入口から吸入室
に吸入され、吸入室の冷媒ガスは吸入ポートに装着され
た吸入弁が開いたとき圧縮室に吸入される。
【0003】これに対し、ベーン型圧縮機では、吸入行
程開始からその終了までの間だけ圧縮室と吸入室とが吸
入ポートを介して連通状態になり、圧縮行程開始後は圧
縮室と吸入室とは非連通状態になるので、吸入弁が不要
であり、吸入ガスと吐出ガスとが混じり合うようなこと
はない。
【0004】このようにベーン型圧縮機には吸入弁が無
いため、他のタイプの圧縮機に較べ、冷媒ガスを圧縮室
に吸入するときの抵抗が小さく、高速運転時の体積効率
が高い。高速運転時の流量は多くなるため、冷房能力的
には余剰になり(エバポレータの熱交換能力を越え
る)、システム的に動力損失が大きいという問題があっ
た。
【0005】そこで、固定容量型のベーン型圧縮機で
は、吸入口や、吸入口と吸入室とを連通させる吸入通路
に絞りを設けて、高速運転時の冷房能力を抑制してい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、絞りを設け
る方法では、高速運転時の能力が抑制されるに止まら
ず、全速度域に亘って能力が抑制されるという問題があ
った。
【0007】これに対し、可変容量型圧縮機にはこのよ
うな問題は無いが、容量可変機構が複雑であり、圧縮機
のコストが高くなるという問題がある。
【0008】この発明はこのような事情に鑑みてなされ
たもので、その課題は簡単な構成で、冷媒流量に応じて
吸入通路の通路断面積を可変にし、高速運転時に限って
能力を抑制することができる冷媒圧縮機の吸入弁装置を
提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め請求項1の発明の冷媒圧縮機の吸入弁装置は、圧縮機
ハウジングの吸入口と吸入室とを連通させる吸入通路の
通路面積を調節する可動弁と、前記可動弁を所定方向へ
付勢する付勢部材とを備え、冷媒ガス流量の変化に応じ
て前記可動弁が移動し、前記吸入通路の通路面積が変化
する冷媒圧縮機の吸入弁装置において、前記付勢部材
が、前記冷媒ガス流量が第1の所定値に達すると収縮
し、前記可動弁を移動させて前記通路面積を大きくし、
前記冷媒ガス流量が前記第1の所定値を越えて第2の所
定値に達すると更に収縮し、前記可動弁を移動させて前
記通路面積を小さくすることを特徴とする。
【0010】圧縮機停止時、可動弁は付勢部材の付勢力
によって所定方向へ押され、吸入通路は可動弁によって
閉鎖され、吸入口と吸入室とは非連通状態に保たれる。
【0011】圧縮機運転開始時、冷媒ガスの流量が第1
の所定値に達すると、可動弁が所定方向と反対方向へ押
され、付勢部材が収縮して可動弁がリフトし、吸入口と
吸入室とが連通する。
【0012】高速運転時、冷媒ガスの流量が増加し、第
1の所定値を越えて第2の所定値に達すると、可動弁が
所定方向と反対方向へ押されて付勢部材が更に収縮し、
可動弁がリフトし、低中速運転時よりも通路面積が小さ
くなり、吸入室に流入する冷媒ガスの量が絞られる。
【0013】請求項2の発明の冷媒圧縮機の吸入弁装置
は、圧縮機ハウジングの吸入口と吸入室とを連通させる
吸入通路の通路面積を調節する可動弁と、前記可動弁を
所定方向へ付勢する付勢部材とを備え、冷媒ガス流量の
変化に応じて前記可動弁が移動し、前記吸入通路の通路
面積が変化する冷媒圧縮機の吸入弁装置において、前記
付勢部材が少なくとも第1及び第2のばねを有し、前記
第1及び第2のばねのばね定数が異なり、前記冷媒ガス
流量が第1の所定値に達すると前記第1のばねだけが収
縮して前記可動弁が移動し、前記吸入口と前記吸入室と
が連通し、前記冷媒ガス流量が前記第1の所定値を越え
て第2の所定値に達すると、前記第2のばねも収縮して
前記可動弁が移動し、前記通路面積が小さくなることを
特徴とする。
【0014】圧縮機停止時、可動弁は付勢部材の付勢力
によって所定方向へ押され、吸入通路は可動弁によって
閉鎖され、吸入口と吸入室とは非連通状態に保たれる。
【0015】圧縮機運転開始時、冷媒ガスの流量が第1
の所定値に達すると、可動弁が所定方向と反対方向へ押
され、付勢部材の第1のばねだけがが収縮して可動弁が
リフトし、吸入口と吸入室とが連通する。
【0016】高速運転時、冷媒ガスの流量が増加し、第
1の所定値を越えて第2の所定値に達すると、可動弁が
所定方向と反対方向へ押されて付勢部材の第2のばねも
収縮し、可動弁がリフトし、低中速運転時よりも通路面
積が小さくなり、吸入室に流入する冷媒ガスの量が絞ら
れる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。
【0018】図1はこの発明の第1実施形態に係る吸入
弁装置を備えたベーン型圧縮機を示す縦断面図、図3は
図1のIII −III 線に沿う断面図である。
【0019】このベーン型圧縮機は、カムリング1と、
カムリング1の両開口端を閉塞するようにそれぞれ固定
されたフロントサイドブロック3及びリヤサイドブロッ
ク4と、カムリング1内に回転可能に収納されたロータ
2と、両サイドブロック3,4の端面にそれぞれ固定さ
れたフロントヘッド5及びリヤヘッド(圧縮機ハウジン
グ)6と、ロータ2の回転軸7とを備えている。回転軸
7は、両サイドブロック3,4にそれぞれ設けられた軸
受8,9に回転可能に支持されている。
【0020】前記フロントヘッド5には冷媒ガスの吐出
口5aが、リヤヘッド6には冷媒ガスの吸入口6aがそ
れぞれ形成されている。吐出口5aはフロントヘッド5
とフロントサイドブロック3とにより形成される吐出室
10に、吸入口6aはリヤヘッド6とリヤサイドブロッ
ク4とにより形成される吸入室11に、それぞれ連通し
ている。
【0021】吸入口6aと吸入室11と間には吸入弁収
容室20が形成され、吸入室11と吸入弁収容室20と
は隔壁21で仕切られ、隔壁21に設けられた吸入通路
22、通路23を介して吸入室11と吸入弁収容室20
とが連通する。吸入弁収容室20には後述する吸入弁装
置30が収容されている。
【0022】前記カムリング1の内周面1aとロータ2
の外周面との間には、図3に示すように、上下2つの圧
縮空間12が形成されている(図1中には一方の圧縮空
間12だけが見えている)。ロータ2には複数のベーン
溝13が設けられ、これらのベーン溝13内にはベーン
14が摺動可能に挿入されている。圧縮空間12はベー
ン14によって仕切られて圧縮室が形成され、圧縮室の
容積はロ−タ2の回転によって変化する。
【0023】また、カムリング1の外周面には、2つの
圧縮空間12に対応する2つの吐出ポート16が設けら
れている(図1には片方の吐出ポート16だけが見えて
いる)。更に、カムリング1の外周面には、弁止め部1
7aを有する吐出弁カバー17がボルト18により固定
されている。カムリング1の外周面と弁止め部17aと
の間には、吐出弁カバー17側に保持された吐出弁19
が装着されている。吐出ポート16が開いたとき、圧縮
室12内の圧縮された冷媒ガスは吐出ポート16、連通
路1b,3a、吐出室10及び吐出口5aを通じて吐出
される。
【0024】前記リヤサイドブロック4には上下2つの
圧縮空間12に対応する上下2つの吸入ポート(図示せ
ず)が設けられている。吸入ポートを介して吸入室11
と圧縮空間12とが連通している。
【0025】図2は吸入弁装置の構造及び動作を説明す
るための拡大断面図であって、図2(a)は圧縮機停止
時の状態を示す図、図2(b)は低中速時の状態を示す
図、図2(c)は高速時の状態を示す図である。
【0026】この吸入弁装置30は、吸入弁収容室20
に摺動可能に収容される可動弁31と、可動弁31を図
2の上方(所定方向)へ付勢する付勢部材32と、吸入
口6aに固着され、可動弁31の上方への動きを規制す
る環状のスットパ33とで構成されている。
【0027】可動弁31は、上側筒部31aと、下側筒
部31cと、両筒部31a,31cを上下に仕切る仕切
板部31bとで構成されている。上側筒部31aには周
方向に沿って複数の開口34が形成されている。仕切板
部31bによって、吸入弁収容室20が上下に2つの空
間に仕切られ、上の空間は吸入口6aと連通し、下の空
間は通路23と連通する。
【0028】付勢部材32は、下側筒部31cの内部に
収容されている。付勢部材32は、コイルスプリング
(第1のばね)35とコイルスプリング(第2のばね)
36とを仲介部材37を介して直列に連結してなる。両
スプリング35,36はそれぞれ固有のばね定数を持
つ。コイルスプリング35のばね定数より、コイルスプ
リング36のばね定数の方が大きい。
【0029】次に、このベーン型圧縮機の動作を説明す
る。
【0030】図示しないエンジンの回転動力が回転軸7
に伝わるとロータ2が回転する。図示しないエバポレー
タからの出口から流出した冷媒ガスの流量が所定値を越
えると、吸入弁装置30の可動弁31が図2の下方へ押
され、付勢部材32が収縮して可動弁31がリフトす
る。可動弁31が下方へリフトすると、吸入口6aと吸
入室11とが吸入通路22を介して連通する。その結
果、冷媒ガスが吸入口6aから吸入室11に入り、この
吸入室11から吸入ポートを通じて圧縮空間12に吸入
される。圧縮空間12内はベーン14によって仕切られ
ており、各圧縮室の容積はロータ2の回転にともなって
変化するので、ベーン14間に閉じ込められた冷媒ガス
は圧縮され、圧縮された冷媒ガスは吐出弁19を開き、
吐出ポート16から通路1b,3aを通じて吐出室10
に流出し、更に吐出口5aから吐出される。
【0031】次に、前記吸入弁装置30の動作を説明す
る。
【0032】圧縮機停止時、図2(a)に示すように、
可動弁31は付勢部材32の付勢力によって図2の上方
へ押され、可動弁31の上側筒部31aがストッパ33
の下面に押し付けられている。このとき、吸入通路22
は可動弁31の下側筒部31cによって閉鎖され、吸入
口6aと吸入室11とは非連通状態である。
【0033】なお、吸入弁装置30はチェック弁の機能
を発揮するので、ロータ2の逆回転を防ぐことができ
る。
【0034】圧縮機運転開始時、冷媒ガスの流量が第1
の所定値を越えると、可動弁31が図2の下方へ押さ
れ、付勢部材32のコイルスプリング35だけが収縮し
て可動弁31がリフトする。第1の所定値とは圧縮機運
転開始時の冷媒ガスのごくわずかな流量の値(ほとんど
ゼロに近い値)である。したがって、実際上、圧縮機の
運転が始まるとすぐに可動弁31が開くことになる。可
動弁31が下方へリフトすると、吸入通路22と可動弁
31の開口34全体とが対向し、吸入通路22の開口面
積が最大になり、吸入口6aと吸入室11とが連通し、
冷媒ガスが吸入室11に流入する。
【0035】低中速運転時では、冷媒ガスの流量が多く
ないので、コイルスプリング35だけが収縮し、コイル
スプリング36はほとんど変形せず、図2(b)の状態
(吸入通路22の開口面積が最大の状態)が維持され
る。したがって、低中速運転時におけるベーン型圧縮機
の能力は抑制されない。
【0036】高速運転時、冷媒ガスの流量が増加し、第
1の所定値を越えて第2の所定値に達すると、可動弁3
1が図2(b)の状態から下方へ押され、図2(c)に
示すように、付勢部材32のコイルスプリング36が収
縮して可動弁31が更に下方へリフトする。可動弁31
がリフトすると、吸入通路22と可動弁31の開口34
とが上下方向にずれ、通路面積がほぼ半分に減るので、
吸入口6aから吸入室11に流入する冷媒ガスの量は絞
られる。したがって、高速運転時におけるベーン型圧縮
機の能力は抑制され、消費動力が減る。
【0037】なお、高速運転時から低中速運転時、低中
速運転時から停止状態へと変化した場合、吸入弁装置3
0の動作状態は上述の場合と逆の動き、すなわち図2
(c)の状態から図2(b)の状態へ変化し、更に図2
(b)の状態から図2(a)の状態へと変化する。
【0038】この第1実施形態のベーン型圧縮機の吸入
弁装置によれば、吸入通路22の開口面積が可変であっ
て、高速運転時だけ圧縮機の冷却能力が抑制され、消費
動力が減り、低中速運転時では圧縮機の冷却能力が抑制
されないので、低中速運転時から高速運転時まで全域に
亘って良好な冷却効果を得ることができる。
【0039】また、第1実施形態の吸入弁装置は従来の
チェック弁と同程度の構造であり、構造が複雑ではない
ので、高機能のベーン型圧縮機を低コストで製造するこ
とができる。
【0040】図4はこの発明の第2実施形態に係る吸入
弁装置の断面図である。前述の実施形態と共通する部分
には同一符号を付してその説明を省略する。
【0041】前述の第1実施形態では、付勢部材32と
して、コイルスプリング(第1のばね)35とコイルス
プリング(第2のばね)36とを仲介部材37を介して
直列に連結した用いた場合について述べたが、第2実施
形態では、付勢部材132として、図4に示すように、
仲介部材37を用いず、軸方向寸法及び外径が大きなコ
イルスプリング(第1のばね)135と、コイルスプリ
ング135よりも軸方向寸法及び外径が小さなコイルス
プリング(第2のばね)136とだけを用い、コイルス
プリング135の内側にコイルスプリング136を配置
した。
【0042】両スプリング135,136はそれぞれ固
有のばね定数を持ち、コイルスプリング135のばね定
数より、コイルスプリング136のばね定数の方が大き
い点については第1実施形態と同様である。
【0043】圧縮機停止時、コイルスプリング135の
付勢力によって可動弁31の上側筒部31aがストッパ
33の下面に押し付けられ、吸入通路22が可動弁31
の下側筒部31cによって閉鎖され、吸入口6aと吸入
室11とは非連通状態である。
【0044】圧縮機運転開始時、コイルスプリング13
5だけが収縮して可動弁31が下方へリフトし、吸入通
路22と可動弁31の開口34全体とが対向し、吸入通
路22のの開口面積が最大になり、吸入口6aと吸入室
11とが連通する。
【0045】高速運転時、コイルスプリング136も収
縮して可動弁31が更に下方へリフトし、吸入通路22
と可動弁31の開口34とがずれ、吸入通路22の通路
面積はほぼ半分に減るので、吸入室11に流入する冷媒
ガスの量は絞られる。
【0046】この第2実施形態のベーン型圧縮機の吸入
弁装置によれば、第1実施形態と同様の効果を得ること
ができる。
【0047】図4はこの発明の第3実施形態に係る吸入
弁装置を説明するための図であって、図4(a)は吸入
弁装置の断面図、図4(b)はスットパの平面図であ
る。前述の実施形態と共通する部分には同一符号を付し
てその説明を省略する。
【0048】この第3実施形態では、吸入弁装置230
は、吸入弁収容室20に摺動可能に収容される有底筒状
の可動弁231と、可動弁231を図2の上方(所定方
向)へ付勢する付勢部材32と、吸入口6aに固着さ
れ、可動弁231の上方への動きを規制するスットパ2
33と、可動弁31の内周面に摺動可能に装着され、可
動弁31の内部を上下方向に仕切る可動部材50とで構
成されている。
【0049】付勢部材232は、コイルスプリング(第
1のばね)235とコイルスプリング(第2のばね)2
36とを可動部材50を介して直列に連結してなる。
【0050】両スプリング235,236はそれぞれ固
有のばね定数を持ち、コイルスプリング235のばね定
数より、コイルスプリング236のばね定数の方が大き
い。
【0051】コイルスプリング(第1のばね)235の
役割は第1、第2実施形態コイルスプリング35,13
5と同じであり、コイルスプリング(第2のばね)23
6の役割は第1、第2実施形態のコイルスプリング3
6,136と同じである。
【0052】可動弁231の外周面には周方向に沿って
複数の開口234が形成され、可動弁231の底面の中
央部には丸孔238が形成されている。
【0053】スットパ233には周方向に沿って複数の
開口233aが形成されている。
【0054】可動弁231が下方へリフトすると、冷媒
ガスはスットパ233の複数の開口233aから可動弁
231の丸孔238、可動弁231の内部、可動弁23
1の開口234を経て吸入室11に吸入される。
【0055】この第3実施形態のベーン型圧縮機の吸入
弁装置によれば、第1実施形態と同様の効果を得ること
ができるとともに、可動弁231とスットパ233との
シート面積が大きくなるので、シール性が向上する。
【0056】前述の各実施形態では、付勢部材として、
2つのばね(コイルスプリング35,36等)を用いた
場合について述べたが、3つ以上のばねを用いるように
してもよいし、1つのばね(例えば非線形ばね)だけを
用いるようにしてもよい。
【0057】また2つ以上のばねの配置は、図1、図5
の実施形態のように直列配置でもよいし、並列配置でも
よいし、図4の実施形態のように一方のばねを他方のば
ねへ収容するようにしてもよい。並列配置の場合、図4
の配置の場合には、ばね定数の小さい方のばねを長く、
ばね定数の大きい方のばねを短くする。直列配置よりも
並列配置の方が各ばねの機能分担或いは動作設定を行い
易い。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように請求項1又は2の発
明の冷媒圧縮機の吸入弁装置によれば、低中速運転時に
は吸入通路の通路面積が最大となり、高速運転時には低
中速運転時よりも通路面積が小さくなり、吸入室に流入
する冷媒ガスの量が絞られるので、高速運転時だけ圧縮
機の冷却能力が抑制され、消費動力が減り、低中速運転
時では圧縮機の冷却能力が抑制されず、低中速運転時か
ら高速運転時まで全域に亘って良好な冷却効果を得るこ
とができる。
【0059】また、構成が簡単であるから製造コストを
抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はこの発明の第1実施形態に係る吸入弁装
置を備えたベーン型圧縮機の縦断面図である。
【図2】図2は吸入弁装置の動作を説明するための拡大
断面図であって、図2(a)は圧縮機停止時の状態を示
す図、図2(b)は低中速時の状態を示す図、図2
(c)は高速時の状態を示す図である。
【図3】図3は図1のIII −III 線に沿う断面図であ
る。
【図4】図4はこの発明の第2実施形態に係る吸入弁装
置を備えたベーン型圧縮機の縦断面図である。
【図5】図5はこの発明の第3実施形態に係る吸入弁装
置を説明するための図であって、図5(a)は吸入弁装
置を示す拡大断面図、図5(b)はストッパの平面図で
ある。
【符号の説明】
6 リヤヘッド 6a 吸入口 11 吸入室 22 吸入通路 31,231 可動弁 32 付勢部材 35,36,135,136,235,236 コイル
スプリング

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機ハウジングの吸入口と吸入室とを
    連通させる吸入通路の通路面積を調節する可動弁と、 前記可動弁を所定方向へ付勢する付勢部材とを備え、 冷媒ガス流量の変化に応じて前記可動弁が移動し、前記
    吸入通路の通路面積が変化する冷媒圧縮機の吸入弁装置
    において、 前記付勢部材が、前記冷媒ガス流量が第1の所定値に達
    すると収縮し、前記可動弁を移動させて前記通路面積を
    大きくし、前記冷媒ガス流量が前記第1の所定値を越え
    て第2の所定値に達すると更に収縮し、前記可動弁を移
    動させて前記通路面積を小さくすることを特徴とする冷
    媒圧縮機の吸入弁装置。
  2. 【請求項2】 圧縮機ハウジングの吸入口と吸入室とを
    連通させる吸入通路の通路面積を調節する可動弁と、 前記可動弁を所定方向へ付勢する付勢部材とを備え、 冷媒ガス流量の変化に応じて前記可動弁が移動し、前記
    吸入通路の通路面積が変化する冷媒圧縮機の吸入弁装置
    において、 前記付勢部材が少なくとも第1及び第2のばねを有し、 前記第1及び第2のばねのばね定数が異なり、前記冷媒
    ガス流量が第1の所定値に達すると前記第1のばねだけ
    が収縮して前記可動弁が移動し、前記吸入口と前記吸入
    室とが連通し、前記冷媒ガス流量が前記第1の所定値を
    越えて第2の所定値に達すると、前記第2のばねも収縮
    して前記可動弁が移動し、前記通路面積が小さくなるこ
    とを特徴とする冷媒圧縮機の吸入弁装置。
JP33758496A 1996-12-03 1996-12-03 冷媒圧縮機の吸入弁装置 Withdrawn JPH10159768A (ja)

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