JPH10160697A - 検知素子 - Google Patents

検知素子

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JPH10160697A
JPH10160697A JP31738396A JP31738396A JPH10160697A JP H10160697 A JPH10160697 A JP H10160697A JP 31738396 A JP31738396 A JP 31738396A JP 31738396 A JP31738396 A JP 31738396A JP H10160697 A JPH10160697 A JP H10160697A
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moisture
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Masashi Nishiguchi
昌志 西口
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 環境を計測し制御する場所に使用される検知
素子において雰囲気の湿度変化による誤動作を防止する
ことを目的とする。 【解決手段】 図1に示すようにガス感応部101とき
ょう体109は、内包するガス感応部101を機械的損
傷から保護するとともに測定雰囲気と接触を良くするた
め開口部110が設けられており、きょう体109の内
部に吸湿手段1が固定手段2によって固定されている。
吸湿手段1は、ゼオライトやシリカゲルなどの吸湿材料
からなり粉体や粒を固定し、開口部110からきょう体
109内部に雰囲気の空気が充分通じる構成となってい
る。上記構成により、雰囲気の湿度が変化した場合にお
いても吸湿手段1により湿分を吸湿するためきょう体1
09内部の湿度は一定に保たれガス感応部101の誤動
作を防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、施設園芸、環境衛
生、防災用、工業用、ビル用、住宅用などのガス濃度を
計測し制御する場所に使用される加熱駆動型の検知素子
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】以下、その検知素子について、加熱駆動
型のガスセンサを例にとって、図9を参照しながら説明
する。
【0003】図に示すようにガス感応部101は片面下
部に加熱部102を備えた基板103の片面上部に位置
し、電極104a、104bからの出力取り出し用リー
ド線105a、105bおよび、前記加熱部102から
取り出したリード線106a、106bにそれぞれ接続
したリードピン107a、107b、107c、107
dを介して下部の台座108に固定されている。そし
て、きょう体109は、内包するガス感応部101、加
熱部102、電極104a、104b、リード線105
a、105b、106a、106bを機械的損傷から保
護するとともに測定雰囲気と接触を良くするため開口部
110が設けられており、台座108に固定されてい
る。
【0004】上記構成においてガス感応部101を加熱
部102により測定温度に加熱するとともに、電極10
4a、104b間に一定電圧を印加し、きょう体109
の開口部110を通じてガス感応部101が測定雰囲気
と接触すると、その際の検知対象ガスの濃度に応じてガ
ス感応部の抵抗値が変化し測定雰囲気中の検知対象ガス
の濃度を測定することができるものであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の検知
素子は、ガス感応部が湿度に対して感度を持つため、測
定雰囲気の湿度によって誤動作するという課題があり、
この誤動作を防止することが要求されている。
【0006】本発明は、このような従来の課題を解決す
るものであり、測定雰囲気の湿度が変化した場合におい
てもきょう体内部の湿度変化を防止し湿度による誤動作
を防止することができ、また、雰囲気の湿度に応じて可
逆的に吸放湿する材料を使用することにより、急激な湿
度変化の影響を防止することができ、また吸湿手段を吸
湿材加熱手段により、測定雰囲気の湿度変化範囲全域で
吸湿能力が得られる温度に加熱することにより、測定雰
囲気の湿度が如何なる場合においても湿度による誤動作
を防止でき、またガス感応部を加熱する加熱部の熱を利
用し、測定雰囲気の湿度変化範囲全域で吸湿能力が得ら
れる温度に加熱することにより、低消費電力で湿度によ
る誤動作を防止でき、吸湿手段を再生することにより、
長期的な湿度変化による誤動作を防止することのできる
検知素子を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の検知素子は上記
目的を達成するために、きょう体外部の湿度が変化した
場合においてもきょう体内部の湿度を一定に保つ構成と
したものである。
【0008】本発明によれば、測定雰囲気の湿度が変化
した場合においてもきょう体内部の湿度は一定に保たれ
るため、湿度変化による誤動作を防止できる検知素子が
得られる。
【0009】また、他の手段は、開口部とガス感応部の
間に吸湿手段を設置する構成としたものである。
【0010】本発明によれば、測定雰囲気の湿度が変化
した場合においても吸湿手段が水分を吸湿するため、き
ょう体内部の湿度変化を防止することができ、常に低湿
に保つことができるため、湿度変化による誤動作を防止
することができる検知素子が得られる。
【0011】また、他の手段は、雰囲気の湿度に応じて
可逆的に吸放湿する材料を用いて吸湿手段としたもので
ある。
【0012】本発明によれば、雰囲気の湿度が変化した
場合においても、その湿度変化に応じて吸湿手段が吸放
湿を行うため、きょう体内部の湿度を一定に保つことが
でき、急激な湿度変化による誤動作を防止することがで
きる検知素子が得られる。
【0013】また、他の手段は吸湿手段を加熱する吸湿
材加熱手段を設置する構成としたものである。
【0014】本発明によれば、吸湿手段の吸湿能力が測
定雰囲気の湿度変化範囲で最適となる温度に吸湿手段を
加熱するため、雰囲気の湿度によらずにきょう体内の湿
度変化を防止することができるため、湿度変化による誤
動作を防止することができる検知素子が得られる。
【0015】また、他の手段は、感応部を加熱する加熱
手段を有する検知素子において、加熱部の熱を利用し吸
湿手段を加熱し、最適な温度にすることにより低消費電
力で雰囲気の湿度変化による誤動作を防止することがで
きる検知素子を得ることができ得る。
【0016】また、他の手段は、吸湿手段を再生する再
生手段を設ける構成としたものである。
【0017】本発明によれば、吸湿手段の吸湿能力を再
生手段により再生することにより、長期にわたってきょ
う体内の湿度変化を防止することができるため、湿度に
よる誤動作を防止することができる検知素子が得られ
る。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明は、感応部と、感応部を内
包し、開口部を有するきょう体とを有する検知素子にお
いて、きょう体外部の湿度が変化した場合においてもき
ょう体内部の湿度を一定に保つ構成としたものであり、
きょう体内部の湿度が一定に保たれるため感応部の湿度
変化による誤動作を防止できるという作用を有する。
【0019】また、感応部と、感応部を内包し、開口部
を有するきょう体とを有する検知素子において、開口部
の一部または全部を覆う形、もしくは、きょう体内部に
吸湿手段を設けたものであり、吸湿手段により測定雰囲
気の湿分を吸湿するためきょう体内部の湿度を常に低湿
に保つという作用を有する。
【0020】また、吸湿手段として雰囲気の湿度に応じ
て吸放湿する材料を使用したものであり、測定雰囲気の
湿度が低湿から高湿に変化した場合、吸湿手段は湿分を
吸湿する、また測定雰囲気が高湿から低湿に変化した場
合、吸湿手段は湿分を放湿するためきょう体内部の湿度
変化を防止するという作用を有する。
【0021】また、吸湿手段を加熱する吸湿材加熱手段
を設けたものであり、吸湿手段の動作温度を測定雰囲気
の湿度変化範囲で吸湿能力が得られる温度に加熱すると
いう作用を有する。
【0022】また、ガス感応部とガス感応部を加熱する
加熱部を有する検知素子において、加熱部の熱により吸
湿手段を加熱する構成としたものであり、加熱部の放熱
により吸湿手段を加熱し吸湿手段の動作温度を測定雰囲
気の湿度変化範囲で吸湿能力が得られる温度に低消費電
力で加熱するという作用を有する。
【0023】また、吸湿手段を再生する再生手段を設け
る構成としたものであり、吸湿手段を再生手段により再
生することにより長期にわたり測定雰囲気の湿度によら
ずきょう体内部の湿度を低湿に保つという作用を有す
る。
【0024】以下、本発明の実施例について図面を参照
しながら説明する。
【0025】
【実施例】 (実施例1)従来例と同一の部分は同一番号を付し説明
を省略する。
【0026】図1に示すようにきょう体109の内部に
吸湿手段1が固定手段2によって固定されている。吸湿
手段1は、ゼオライトやシリカゲルなどの吸湿材料から
なり粉体や粒を固定し、開口部110からきょう体10
9内部に雰囲気の空気が充分通じる構成となっている。
【0027】上記構成において、開口部110から流入
した空気は、吸湿手段1を通りきょう体109内部に流
入しその流入した空気のガス濃度をガス感応部101は
検知する。その際、測定雰囲気の湿分は吸湿手段1によ
り吸湿されきょう体109内部には侵入しない。そのた
め、きょう体109内部の湿度は常に低湿に保たれ、雰
囲気の湿度が変化した場合でもきょう体109内部の湿
度変化は起こらないのでガス感応部101の水分による
誤動作を防止することができる。
【0028】なお、吸湿手段1は、ゼオライト、シリカ
ゲルなどとしたが、雰囲気中の湿度を吸湿する材料であ
れば同じ効果を得ることができる。また、形態は、粉
体、粒としたが、きょう体内部に固定でき、空気の流通
がある形態であればどのような形態でもよく、成形体や
紙や布に封じたものであってもよい。
【0029】(実施例2)従来例と同一の部分には同一
番号を付し説明を省略する。
【0030】図2において吸湿手段としてシリカゲル粒
3は100メッシュの金属メッシュ板4と固定手段2に
よってきょう体109内部の開口部110との間に固定
されている。
【0031】上記構成において、除湿手段であるシリカ
ゲル粒3は図3に示す吸湿特性を持つ。すなわち、雰囲
気の相対湿度が低湿から高湿に変化した場合、湿分を吸
湿する。また、高湿から低湿に変化した場合は、吸湿し
ていた湿分を放湿する。そのため、きょう体109内部
の湿度は雰囲気の湿度変化によらず一定に保たれガス感
応部101の誤動作を防止することができる。
【0032】なお、吸湿手段としてシリカゲル粒とした
が、雰囲気の相対湿度変化に対し可逆的に吸放湿を行う
材料であれば何でもよい。また、形態を粒としたがきょ
う体内部に固定でき、空気の流通がある形態であればど
のような形態でもよく、成形体や紙や布に封じたもので
あってもよい。
【0033】(実施例3)従来例と同一の部分には同一
番号を付し説明を省略する。
【0034】図4において、吸湿手段1を加熱する加熱
手段としてヒータ5が吸湿手段1に設置されている。ヒ
ータ5は電源4から電力の供給を受けている。
【0035】上記構成において、除湿手段であるシリカ
ゲル粒3は加熱手段であるヒータ5によって加熱され、
測定雰囲気よりも高い温度となっている。シリカゲル粒
3の吸湿特性を図5に示している。シリカゲル粒3の吸
湿特性は高湿になるほど相対湿度変化に対する吸湿特性
が悪くなる。そのため、雰囲気の湿度が20%〜80%
の範囲で変化する場合、高湿側で吸湿能力が不足する。
そこで、ヒータ5によってシリカゲル粒3を加熱するこ
とにより、例えば図5のように30℃にすると20℃で
20%〜80%の湿度範囲が30℃では約10%〜45
%の範囲となり、シリカゲル粒3の相対湿度変化に対す
る吸湿特性が優れている範囲で使用することができる。
そのため、きょう体109内部の湿度を雰囲気の湿度変
化によらず一定に保つことができガス感応部101の誤
動作を防止することができる。
【0036】なお、ヒータは、吸湿手段を加熱できるも
のであればニクロム線、シート状のヒータなど何でもよ
い。また、ヒータの設置場所は吸湿材内部でも周囲でも
よくその効果に差異はない。また、加熱温度については
雰囲気の温度より高温になりかつ吸湿材の吸湿能力を維
持できる温度、一般的には100℃以下であればその効
果に差異はない。
【0037】(実施例4)従来例と同一の部分には同一
番号を付し説明を省略する。
【0038】図6においてガス感応部101は加熱部1
02により約300℃に加熱されている。加熱部の容量
は約250mWである。また、ガス感応部101とシリ
カゲル粒3の下面の距離は約3mm程度であり、シリカ
ゲル粒3の量は約1gである。
【0039】上記構成において、シリカゲル粒3は、ガ
ス感応部101の加熱部102の輻射熱により加熱され
る。図7に雰囲気温度に対するシリカゲル粒の温度を示
している。図7に示すようにシリカゲル粒3は雰囲気温
度が約25℃の場合、約30℃〜70℃に加熱される。
そのため、雰囲気の相対湿度が20%〜100%まで変
化した場合においても、シリカゲル粒3の吸湿特性の優
れた領域で使用することができ、きょう体109内部の
湿度を一定に保つことができる、ガス感応部101の誤
動作を防止することができる。
【0040】(実施例5)従来例と同一の部分には同一
番号を付し説明を省略する。
【0041】図8において、再生手段として、ヒータ5
は電源6から電力の供給を受け吸湿手段1を吸湿能力を
再生する温度に加熱する。電源6はタイマー7の信号を
受け一定時間間隔で定期的にヒータ5に電力を供給す
る。
【0042】上記構成において、吸湿手段1は雰囲気の
湿分を吸湿しきょう体109内部を低湿に保持するが、
吸湿量が飽和すると湿分の吸湿能力が無くなり、きょう
体109内部の湿度を低湿に保たなくなる。しかし、吸
湿手段1を加熱することにより吸湿した湿分を放出し再
び吸湿能力を再生する。吸湿手段1が再生する温度は材
料によって異なるが、シリカゲルの場合100℃〜15
0℃の範囲が適切である。また、タイマー7の時間間隔
は、使用するシリカゲル量によって異なるが、約1gの
シリカゲルを吸湿手段1とする場合、6時間〜12時間
が望ましい。以上のように、吸湿手段1を再生すること
により長期にわたりきょう体109内部の湿度を低湿に
保つことができ、ガス感応部101の誤動作を防止する
ことができる。
【0043】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、吸湿手段
によりきょう体内部の湿度を雰囲気の湿度によらず低湿
に保つことができるため、感応部の湿度による誤動作を
防止することができるという有利な効果が得られる。
【0044】また、吸湿手段として雰囲気の湿度に応じ
て可逆的に吸放湿する材料を用いることにより、雰囲気
湿度の急激な変化によるきょう体内部の湿度変化を防止
すると共に長期にわたりその効果を維持することができ
る効果が得られる。
【0045】また、吸湿手段を吸湿材加熱手段により加
熱することにより、使用する雰囲気の湿度範囲で最適な
吸湿能力を得ることができるため雰囲気の湿度変化に対
し、より少量の吸湿材できょう体内部の湿度を一定に保
つことができる効果が得られる。
【0046】また、感応部を加熱する加熱手段を有する
検知素子において、加熱手段の熱を利用し吸湿手段を加
熱することにより、低コストで湿度の誤動作を防止でき
る検知素子を得ることができる。
【0047】また、除湿手段を再生手段により再生する
ことにより、長期にわたり吸湿効果の高い吸湿手段を得
ることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1による検知素子の構成を示す
断面図
【図2】同実施例2による検知素子の構成を示す断面図
【図3】同吸湿手段の吸湿特性を示すグラフ
【図4】同実施例3による検知素子の構成を示す断面図
【図5】同吸湿手段の吸湿特性を示すグラフ
【図6】同実施例4による検知素子の構成を示す断面図
【図7】同吸湿手段の温度を示すグラフ
【図8】同実施例5による検知素子の構成を示す断面図
【図9】従来の検知素子の構成を示す断面図
【符号の説明】
1 吸湿手段 3 シリカゲル粒 5 ヒータ 6 電源 7 タイマー 101 ガス感応部 102 加熱部 109 きょう体 110 開口部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感応部と、感応部を内包し、開口部を有
    するきょう体とを有する検知素子において、きょう体外
    部の湿度が変化した場合においても、きょう体内部の湿
    度を一定に保つ構成とした検知素子。
  2. 【請求項2】 感応部と、感応部を内包し、開口部を有
    するきょう体とを有する検知素子において、開口部の一
    部または全部を覆う形、もしくは、きょう体内部に吸湿
    手段を設けることを特徴とする検知素子。
  3. 【請求項3】 吸湿手段として雰囲気の湿度に応じて吸
    放湿する材料を使用することを特徴とする請求項2記載
    の検知素子。
  4. 【請求項4】 吸湿手段を加熱する吸湿材加熱手段を設
    けることを特徴とする請求項2記載の検知素子。
  5. 【請求項5】 感応部と感応部を加熱する加熱部を有す
    る検知素子において、加熱部の熱により吸湿手段を加熱
    することを特徴とする請求項2記載の検知素子。
  6. 【請求項6】 吸湿手段を再生する再生手段を設けるこ
    とを特徴とする請求項2記載の検知素子。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006284498A (ja) * 2005-04-04 2006-10-19 Honda Motor Co Ltd ガスセンサ
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