JPH10160795A - スプライン軸に対するスプラインナットの脱着方法 - Google Patents
スプライン軸に対するスプラインナットの脱着方法Info
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- JPH10160795A JPH10160795A JP8323677A JP32367796A JPH10160795A JP H10160795 A JPH10160795 A JP H10160795A JP 8323677 A JP8323677 A JP 8323677A JP 32367796 A JP32367796 A JP 32367796A JP H10160795 A JPH10160795 A JP H10160795A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ボールスプラインの取り付けの際に鋼球の脱
落がないようにする。 【解決手段】 スプラインナットをスプライン軸から外
すときは、スプライン軸にスプライン軸と同径の脱着用
軸を同軸に連結し、スプラインナットを脱着用軸にスラ
イド移動させてスプライン軸から外すこととした。ま
た、スプラインナットをスプライン軸にはめ合わせると
きは、スプラインナットを予めスプライン軸と同径の脱
着用軸に取り付けるとともに脱着用軸をスプライン軸に
同軸に連結し、スプラインナットをスプライン軸にスラ
イド移動させてはめ合わせることとした。
落がないようにする。 【解決手段】 スプラインナットをスプライン軸から外
すときは、スプライン軸にスプライン軸と同径の脱着用
軸を同軸に連結し、スプラインナットを脱着用軸にスラ
イド移動させてスプライン軸から外すこととした。ま
た、スプラインナットをスプライン軸にはめ合わせると
きは、スプラインナットを予めスプライン軸と同径の脱
着用軸に取り付けるとともに脱着用軸をスプライン軸に
同軸に連結し、スプラインナットをスプライン軸にスラ
イド移動させてはめ合わせることとした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体装置の測定装
置に備えられた半導体装置用ハンドラ(以下ハンドラと
称する)のスプライン軸上下動ユニット(以下Z軸ユニ
ットと称する)へボールスプラインを取り付ける際のス
プライン軸に対するスプラインナットの脱着方法に関す
るものである。
置に備えられた半導体装置用ハンドラ(以下ハンドラと
称する)のスプライン軸上下動ユニット(以下Z軸ユニ
ットと称する)へボールスプラインを取り付ける際のス
プライン軸に対するスプラインナットの脱着方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】ハンドラは半導体装置の測定装置内に備
えられており、半導体装置のハンドリングを行うもの
で、具体的には測定装置内に供給された半導体装置を測
定用ソケットに搭載し、測定後に測定用ソケットから取
り外して測定装置内の区分された所定の位置へ移動する
装置である。
えられており、半導体装置のハンドリングを行うもの
で、具体的には測定装置内に供給された半導体装置を測
定用ソケットに搭載し、測定後に測定用ソケットから取
り外して測定装置内の区分された所定の位置へ移動する
装置である。
【0003】ハンドラの構成要素のうち半導体装置を上
下方向に移動させる手段として上下動の駆動装置である
Z軸ユニットとZ軸ユニットに取り付けられるボールス
プラインがある。このボールスプライン3は、図7
(A)に示すように、2つのスプラインナット31とス
プライン軸32で構成され、スプラインナット31は円
筒部31aとフランジ31bとで構成される。
下方向に移動させる手段として上下動の駆動装置である
Z軸ユニットとZ軸ユニットに取り付けられるボールス
プラインがある。このボールスプライン3は、図7
(A)に示すように、2つのスプラインナット31とス
プライン軸32で構成され、スプラインナット31は円
筒部31aとフランジ31bとで構成される。
【0004】ボールスプライン3の断面図である図8に
示すように、スプラインナット31には軸方向に貫通す
る穴(以下貫通穴31c)があり、この貫通穴31cの
内面には2列1組の軸方向に延びる溝31dが3組、1
20°間隔で設けられている。各々の溝31dには複数
の鋼球33がその鋼球33の径の半分を貫通穴31c内
に突出するようにして装填されており、この状態にて溝
31d自身は鋼球33を物理的に保持していない。
示すように、スプラインナット31には軸方向に貫通す
る穴(以下貫通穴31c)があり、この貫通穴31cの
内面には2列1組の軸方向に延びる溝31dが3組、1
20°間隔で設けられている。各々の溝31dには複数
の鋼球33がその鋼球33の径の半分を貫通穴31c内
に突出するようにして装填されており、この状態にて溝
31d自身は鋼球33を物理的に保持していない。
【0005】一方、スプライン軸32は断面略円形の軸
であり、この外周面には軸方向に延びる突起部32aが
120°間隔で設けてある。スプライン軸32は鋼球3
3を介してスプラインナット31とはめ合わされるが、
このとき突起部32aが2列に並んだ鋼球33の間に配
置される。このはめ合わせのパターンは120°おきに
3通りあるが、スプラインナット31とスプライン軸3
2には、図7(A)に示すように、位置合わせ用のマー
ク34が付いており、このマーク34を合わせた位置で
はめ合わた場合にボールスプラインメーカの保証する精
度が得られる。上記のはめ合わせにより、鋼球33はス
プライン軸32に押さえられて溝31dから脱落せず、
スプライン軸32はスプラインナット31に対し回転不
可能で軸方向にスライド可能となる。
であり、この外周面には軸方向に延びる突起部32aが
120°間隔で設けてある。スプライン軸32は鋼球3
3を介してスプラインナット31とはめ合わされるが、
このとき突起部32aが2列に並んだ鋼球33の間に配
置される。このはめ合わせのパターンは120°おきに
3通りあるが、スプラインナット31とスプライン軸3
2には、図7(A)に示すように、位置合わせ用のマー
ク34が付いており、このマーク34を合わせた位置で
はめ合わた場合にボールスプラインメーカの保証する精
度が得られる。上記のはめ合わせにより、鋼球33はス
プライン軸32に押さえられて溝31dから脱落せず、
スプライン軸32はスプラインナット31に対し回転不
可能で軸方向にスライド可能となる。
【0006】このボールスプラインは高い精度が要求さ
れる。何故なら、ボールスプラインの精度が悪いと半導
体装置は測定用ソケットへ正しく搭載されず、これによ
り半導体装置のリードの損傷や測定エラーが起こるから
である。このため、ボールスプライン3は所定の精度よ
り悪くなったものについて交換をしている。精度の悪く
なったボールスプラインをZ軸ユニットから外したあ
と、新品のボールスプラインは以下の方法で取り付けら
れていた。
れる。何故なら、ボールスプラインの精度が悪いと半導
体装置は測定用ソケットへ正しく搭載されず、これによ
り半導体装置のリードの損傷や測定エラーが起こるから
である。このため、ボールスプライン3は所定の精度よ
り悪くなったものについて交換をしている。精度の悪く
なったボールスプラインをZ軸ユニットから外したあ
と、新品のボールスプラインは以下の方法で取り付けら
れていた。
【0007】従来の取り付け方法を図7に示す。図7
(A)に示すように、新品のボールスプライン3はスプ
ライン軸32に2つのスプラインナット31をそれぞれ
の円筒部31aが向かい合うようにして、はめ合わせた
状態で納入される。このボールスプライン3をZ軸ユニ
ット2に取り付けるためには、まず下側のスプラインナ
ット31をスプライン軸32から外す。つぎに、図7
(B)に示すように、上側のスプラインナット31の付
いたスプライン軸32をZ軸ユニット2の貫通穴2に上
から挿入し、上側のスプラインナット31の円筒部31
aを貫通穴2aにはめ合わせ、フランジ31bをZ軸ユ
ニット2にねじ止めして固定する(ねじは図示せず)。
ついで、図7(C)に示すように、下側のスプラインナ
ット31をスプライン軸32にマーク34が合う位置で
はめ合わせる。最後に、図7(D)に示すように、下側
のスプラインナット31の円筒部31aを貫通穴2aに
はめ合わせ、フランジ31bをZ軸ユニット2にねじ止
めして固定する(ねじは図示せず)。これにより、ボー
ルスプライン3の取り付けが完了する。
(A)に示すように、新品のボールスプライン3はスプ
ライン軸32に2つのスプラインナット31をそれぞれ
の円筒部31aが向かい合うようにして、はめ合わせた
状態で納入される。このボールスプライン3をZ軸ユニ
ット2に取り付けるためには、まず下側のスプラインナ
ット31をスプライン軸32から外す。つぎに、図7
(B)に示すように、上側のスプラインナット31の付
いたスプライン軸32をZ軸ユニット2の貫通穴2に上
から挿入し、上側のスプラインナット31の円筒部31
aを貫通穴2aにはめ合わせ、フランジ31bをZ軸ユ
ニット2にねじ止めして固定する(ねじは図示せず)。
ついで、図7(C)に示すように、下側のスプラインナ
ット31をスプライン軸32にマーク34が合う位置で
はめ合わせる。最後に、図7(D)に示すように、下側
のスプラインナット31の円筒部31aを貫通穴2aに
はめ合わせ、フランジ31bをZ軸ユニット2にねじ止
めして固定する(ねじは図示せず)。これにより、ボー
ルスプライン3の取り付けが完了する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、スプライン
ナット31の溝31d自身は鋼球33を物理的に保持し
ていないので、スプラインナット31をスプライン軸3
2から外した状態では鋼球33は簡単に脱落してしま
う。したがって、従来の方法によると鋼球33の脱落を
起こさないための細心の注意が要求される。しかも、細
心の注意にも拘わらず、多くの場合鋼球33の脱落が起
こり、脱落した鋼球33を溝31dに戻すのに時間がか
かる。このため、ボールスプライン3の取り付け作業は
長時間にわたる困難なものとなっている。
ナット31の溝31d自身は鋼球33を物理的に保持し
ていないので、スプラインナット31をスプライン軸3
2から外した状態では鋼球33は簡単に脱落してしま
う。したがって、従来の方法によると鋼球33の脱落を
起こさないための細心の注意が要求される。しかも、細
心の注意にも拘わらず、多くの場合鋼球33の脱落が起
こり、脱落した鋼球33を溝31dに戻すのに時間がか
かる。このため、ボールスプライン3の取り付け作業は
長時間にわたる困難なものとなっている。
【0009】また、脱落した鋼球33を全て溝31dに
戻すことは困難であるため、1〜2個の鋼球33の脱落
については容認せざるを得ないのが実情である。この場
合はボールスプライン3の精度悪化が伴う。さらに、鋼
球33の脱落に気をとられるあまりマーク34の位置を
合わせずにスプラインナット31をスプライン軸32に
はめ合わせてしまうことがあり、この場合もボールスプ
ライン3の精度悪化が伴う。このように精度悪化の伴っ
たボールスプライン3の寿命はその精度の悪化した分だ
け短くなってしまう。
戻すことは困難であるため、1〜2個の鋼球33の脱落
については容認せざるを得ないのが実情である。この場
合はボールスプライン3の精度悪化が伴う。さらに、鋼
球33の脱落に気をとられるあまりマーク34の位置を
合わせずにスプラインナット31をスプライン軸32に
はめ合わせてしまうことがあり、この場合もボールスプ
ライン3の精度悪化が伴う。このように精度悪化の伴っ
たボールスプライン3の寿命はその精度の悪化した分だ
け短くなってしまう。
【0010】本発明はボールスプライン3の取り付けの
際に鋼球33の脱落がなく、容易に作業でき、精度悪化
を伴わないボールスプライン3の取り付けを行うための
スプライン軸に対するスプラインナットの脱着方法を提
供するものである。
際に鋼球33の脱落がなく、容易に作業でき、精度悪化
を伴わないボールスプライン3の取り付けを行うための
スプライン軸に対するスプラインナットの脱着方法を提
供するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明においては、スプ
ライン軸に対するスプラインナットの脱着方法を以下の
ようにした。すなわち、スプラインナットをスプライン
軸から外すときは、スプライン軸にスプライン軸と同径
の脱着用軸を同軸に連結し、スプラインナットを脱着用
軸にスライド移動させてスプライン軸から外すこととし
た。また、スプラインナットをスプライン軸にはめ合わ
せるときは、スプラインナットを予めスプライン軸と同
径の脱着用軸に取り付けるとともに脱着用軸をスプライ
ン軸に同軸に連結し、スプラインナットをスプライン軸
にスライド移動させてはめ合わせることとした。
ライン軸に対するスプラインナットの脱着方法を以下の
ようにした。すなわち、スプラインナットをスプライン
軸から外すときは、スプライン軸にスプライン軸と同径
の脱着用軸を同軸に連結し、スプラインナットを脱着用
軸にスライド移動させてスプライン軸から外すこととし
た。また、スプラインナットをスプライン軸にはめ合わ
せるときは、スプラインナットを予めスプライン軸と同
径の脱着用軸に取り付けるとともに脱着用軸をスプライ
ン軸に同軸に連結し、スプラインナットをスプライン軸
にスライド移動させてはめ合わせることとした。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
して説明する。なお、従来例と同じ部品については同じ
符号を付して本発明を説明する。図1は本発明に係るボ
ールスプラインの取り付け方法の第1の実施形態を示す
図、図2はボールスプラインの取り付け対象であるハン
ドラの要部を示す図である。
して説明する。なお、従来例と同じ部品については同じ
符号を付して本発明を説明する。図1は本発明に係るボ
ールスプラインの取り付け方法の第1の実施形態を示す
図、図2はボールスプラインの取り付け対象であるハン
ドラの要部を示す図である。
【0013】本発明の実施形態を説明するに先立ち、ボ
ールスプラインの取り付け対象であるハンドラの構成に
ついて簡単に説明をする。ハンドラは、図2に示すよう
に、まず水平方向に移動できる可動フレーム1があっ
て、この可動フレーム1にZ軸ユニット2が固定されて
いる。このZ軸ユニット2に2つのスプラインナット3
1とスプライン軸32とで構成されるボールスプライン
3が取り付けられている。スプライン軸32はZ軸ユニ
ット2により駆動されて上下方向に移動するもので、そ
の下端部にスプライン軸32より小さな径でスプライン
軸32と同軸の雄ねじ部32bが設けられている。この
雄ねじ部32bに半導体装置を保持開放するためのチャ
ック部4が取り付けられている。
ールスプラインの取り付け対象であるハンドラの構成に
ついて簡単に説明をする。ハンドラは、図2に示すよう
に、まず水平方向に移動できる可動フレーム1があっ
て、この可動フレーム1にZ軸ユニット2が固定されて
いる。このZ軸ユニット2に2つのスプラインナット3
1とスプライン軸32とで構成されるボールスプライン
3が取り付けられている。スプライン軸32はZ軸ユニ
ット2により駆動されて上下方向に移動するもので、そ
の下端部にスプライン軸32より小さな径でスプライン
軸32と同軸の雄ねじ部32bが設けられている。この
雄ねじ部32bに半導体装置を保持開放するためのチャ
ック部4が取り付けられている。
【0014】上記構成のハンドラのZ軸ユニット2に新
品のボールスプライン3を取り付ける方法について説明
する。図1(A)に示すように、新品のボールスプライ
ン3はスプライン軸32に2つのスプラインナット31
がはめ合わされた状態になっている。このボールスプラ
イン3をZ軸ユニット2に取り付けるためには、まずス
プライン軸32の下端部に脱着用軸5を取り付ける。
品のボールスプライン3を取り付ける方法について説明
する。図1(A)に示すように、新品のボールスプライ
ン3はスプライン軸32に2つのスプラインナット31
がはめ合わされた状態になっている。このボールスプラ
イン3をZ軸ユニット2に取り付けるためには、まずス
プライン軸32の下端部に脱着用軸5を取り付ける。
【0015】この脱着用軸5は、図3に示すように、丸
棒状をしており、その径は前記スプライン軸32から突
起部32aを除いた径と同じであり、その長さは前記ス
プラインナット31の軸方向長さより長く設定されてい
る。この脱着用軸5の端部には脱着用軸5をスプライン
軸32の端部に取り付けるための係合部5aが脱着用軸
5と同軸に設けられている。係合部5aの穴の径はスプ
ライン軸32の先端に設けられた雄ねじ部32bに対し
てすきまばめとなる寸法となっており、穴の深さは雄ね
じ部32bの全長より大きく設定されている。
棒状をしており、その径は前記スプライン軸32から突
起部32aを除いた径と同じであり、その長さは前記ス
プラインナット31の軸方向長さより長く設定されてい
る。この脱着用軸5の端部には脱着用軸5をスプライン
軸32の端部に取り付けるための係合部5aが脱着用軸
5と同軸に設けられている。係合部5aの穴の径はスプ
ライン軸32の先端に設けられた雄ねじ部32bに対し
てすきまばめとなる寸法となっており、穴の深さは雄ね
じ部32bの全長より大きく設定されている。
【0016】この脱着用軸5をスプライン軸32に取り
付ける場合は係合部5aを雄ねじ部32bにはめ合わ
せ、雄ねじ部32bの全体が係合部5a内に収まるまで
差し込む。これにより、脱着用軸5の外周面とスプライ
ン軸32の突起部32aを除いた外周面は隙間なくつな
がる。
付ける場合は係合部5aを雄ねじ部32bにはめ合わ
せ、雄ねじ部32bの全体が係合部5a内に収まるまで
差し込む。これにより、脱着用軸5の外周面とスプライ
ン軸32の突起部32aを除いた外周面は隙間なくつな
がる。
【0017】つぎに、図1(B)に示すように、下側の
スプラインナット31を脱着用軸5にスライド移動させ
てスプライン軸32から外す。このとき、脱着用軸5の
外周面とスプライン軸32の突起部32aを除いた外周
面は隙間なくつながっているので、鋼球33が溝31d
から脱落することがない。
スプラインナット31を脱着用軸5にスライド移動させ
てスプライン軸32から外す。このとき、脱着用軸5の
外周面とスプライン軸32の突起部32aを除いた外周
面は隙間なくつながっているので、鋼球33が溝31d
から脱落することがない。
【0018】その後下側のスプラインナット31が付い
たままの状態で脱着用軸5をスプライン軸32から取り
外す。このときのスプラインナット31と脱着用軸5の
断面を図4に示す。スプラインナット31の溝31dに
装填された鋼球33は脱着用軸5の外周に押さえられ、
溝31dから脱落することはない。脱着用軸5と共にス
プライン軸32から外した下側のスプラインナット31
は再度スプライン軸32にはめ合わせるまで脱着用軸5
に付いたままの状態にしておく。
たままの状態で脱着用軸5をスプライン軸32から取り
外す。このときのスプラインナット31と脱着用軸5の
断面を図4に示す。スプラインナット31の溝31dに
装填された鋼球33は脱着用軸5の外周に押さえられ、
溝31dから脱落することはない。脱着用軸5と共にス
プライン軸32から外した下側のスプラインナット31
は再度スプライン軸32にはめ合わせるまで脱着用軸5
に付いたままの状態にしておく。
【0019】ついで、図1(C)に示すように、上側の
スプラインナット31の付いたスプライン軸32をZ軸
ユニット2の貫通穴2aに上から挿入し、上側のスプラ
インナット31の円筒部31aを貫通穴2aにはめ合わ
せ、フランジ31bをZ軸ユニット2にねじ止めして固
定する(ねじは図示せず)。
スプラインナット31の付いたスプライン軸32をZ軸
ユニット2の貫通穴2aに上から挿入し、上側のスプラ
インナット31の円筒部31aを貫通穴2aにはめ合わ
せ、フランジ31bをZ軸ユニット2にねじ止めして固
定する(ねじは図示せず)。
【0020】続いて、図1(D)に示すように、下側の
スプラインナット31が付いた脱着用軸5をスプライン
軸32に取り付け、スプラインナット31とスプライン
軸32に付いているマーク34を合わせた位置でスプラ
インナット31をスプライン軸32にスライド移動させ
てはめ合わせる。このときも脱着用軸5の外周面とスプ
ライン軸32の突起部32aを除いた外周面は隙間なく
つながっているので、鋼球33が溝31dから脱落する
ことがない。
スプラインナット31が付いた脱着用軸5をスプライン
軸32に取り付け、スプラインナット31とスプライン
軸32に付いているマーク34を合わせた位置でスプラ
インナット31をスプライン軸32にスライド移動させ
てはめ合わせる。このときも脱着用軸5の外周面とスプ
ライン軸32の突起部32aを除いた外周面は隙間なく
つながっているので、鋼球33が溝31dから脱落する
ことがない。
【0021】最後に、図1(E)に示すように、脱着用
軸5をスプライン軸32から取り外すとともに、下側の
スプラインナット31の円筒部31aを貫通穴2aには
め合わせ、フランジ31bをZ軸ユニット2にねじ止め
して固定する(ねじは図示せず)。これにより、ボール
スプライン3の取り付けが完了する。
軸5をスプライン軸32から取り外すとともに、下側の
スプラインナット31の円筒部31aを貫通穴2aには
め合わせ、フランジ31bをZ軸ユニット2にねじ止め
して固定する(ねじは図示せず)。これにより、ボール
スプライン3の取り付けが完了する。
【0022】上記の手順によれば、Z軸ユニット2にボ
ールスプライン3を取り付ける作業の間、スプラインナ
ット31の溝31dに装填された鋼球33はスプライン
軸32か脱着用軸5によって常に押さえられているので
鋼球33が溝31dから脱落することはない。これによ
り、従来あった鋼球33の脱落に対する細心の注意をは
らう必要はなくなるので、ボールスプライン3の取り付
け作業は短時間で容易にできるようになる。
ールスプライン3を取り付ける作業の間、スプラインナ
ット31の溝31dに装填された鋼球33はスプライン
軸32か脱着用軸5によって常に押さえられているので
鋼球33が溝31dから脱落することはない。これによ
り、従来あった鋼球33の脱落に対する細心の注意をは
らう必要はなくなるので、ボールスプライン3の取り付
け作業は短時間で容易にできるようになる。
【0023】さらに、本発明の方法によれば、鋼球33
の脱落を気にすることがなく余裕をもって作業ができる
ため、マーク34を合わせた位置でのスプラインナット
31とスプライン軸32のはめ合わせが確実に行える。
したがって、上記した鋼球33の脱落がないこととマー
ク34を合わせた位置でのはめ合わせが確実に行えるこ
とから精度悪化の伴わない取り付けが行える。
の脱落を気にすることがなく余裕をもって作業ができる
ため、マーク34を合わせた位置でのスプラインナット
31とスプライン軸32のはめ合わせが確実に行える。
したがって、上記した鋼球33の脱落がないこととマー
ク34を合わせた位置でのはめ合わせが確実に行えるこ
とから精度悪化の伴わない取り付けが行える。
【0024】図5はZ軸ユニット2のメンテナンス等の
ためにボールスプライン3を一旦取り外し、再度取り付
けるときの方法を示す。図5(A)に示すように、まず
下側のスプラインナット31のフランジ31bとZ軸ユ
ニット2とを止めているねじ(図示せず)を外して下側
のスプラインナット31をZ軸ユニット2から外すとと
もに、脱着用軸5をスプライン軸32の下端部に取り付
ける。
ためにボールスプライン3を一旦取り外し、再度取り付
けるときの方法を示す。図5(A)に示すように、まず
下側のスプラインナット31のフランジ31bとZ軸ユ
ニット2とを止めているねじ(図示せず)を外して下側
のスプラインナット31をZ軸ユニット2から外すとと
もに、脱着用軸5をスプライン軸32の下端部に取り付
ける。
【0025】つぎに、図5(B)に示すように、下側の
スプラインナット31を脱着用軸5にスライド移動させ
てスプライン軸32から外し、その後下側のスプライン
ナット31が付いたままの状態で脱着用軸5をスプライ
ン軸32から取り外す。下側のスプラインナット31は
再びスプライン軸32にはめ合わせるまで脱着用軸5に
付いたままの状態にしておく。
スプラインナット31を脱着用軸5にスライド移動させ
てスプライン軸32から外し、その後下側のスプライン
ナット31が付いたままの状態で脱着用軸5をスプライ
ン軸32から取り外す。下側のスプラインナット31は
再びスプライン軸32にはめ合わせるまで脱着用軸5に
付いたままの状態にしておく。
【0026】ついで、図5(C)に示すように、上側の
スプラインナット31のフランジ31bとZ軸ユニット
2とを止めているねじを外して(ねじは図示せず)スプ
ライン軸32とはめ合わせたままの状態で上側のスプラ
インナット31をZ軸ユニット2から外す。以上の手順
でボールスプライン3は一旦Z軸ユニット2から取り外
される。
スプラインナット31のフランジ31bとZ軸ユニット
2とを止めているねじを外して(ねじは図示せず)スプ
ライン軸32とはめ合わせたままの状態で上側のスプラ
インナット31をZ軸ユニット2から外す。以上の手順
でボールスプライン3は一旦Z軸ユニット2から取り外
される。
【0027】Z軸ユニット2のメンテナンス等を終え
て、取り外したボールスプライン3を再びZ軸ユニット
2に取り付けるには第1の実施形態における図1(C)
以降と同じ手順をとる。この場合も第1の実施形態と同
様の効果が得られる。
て、取り外したボールスプライン3を再びZ軸ユニット
2に取り付けるには第1の実施形態における図1(C)
以降と同じ手順をとる。この場合も第1の実施形態と同
様の効果が得られる。
【0028】なお、本実施形態においてはボールスプラ
イン3の取り付けまたは取り外しの際、下側のスプライ
ンナット31を脱着用軸5に移す方法で説明したが、ス
プライン軸32の上端部にも雄ねじ32bが設けられて
いる場合については前記脱着用軸5をスプライン軸32
の上端部に取り付けて上側のスプラインナット31を脱
着用軸5に移す方法でもボールスプライン3の取り付け
を行うことができる。
イン3の取り付けまたは取り外しの際、下側のスプライ
ンナット31を脱着用軸5に移す方法で説明したが、ス
プライン軸32の上端部にも雄ねじ32bが設けられて
いる場合については前記脱着用軸5をスプライン軸32
の上端部に取り付けて上側のスプラインナット31を脱
着用軸5に移す方法でもボールスプライン3の取り付け
を行うことができる。
【0029】さらに、本実施形態においてはスプライン
軸32にチャック部4を取り付けるための手段として図
6(A)に示す雄ねじ部32bを例に挙げ、脱着用軸5
の係合部5aを雄ねじ部32bとはめ合わされる穴とし
て説明したが、図6(B)に示すように、前記手段が雌
ねじである場合には脱着用軸5の係合部5aを該雌ねじ
とはめ合わされる突起とする。
軸32にチャック部4を取り付けるための手段として図
6(A)に示す雄ねじ部32bを例に挙げ、脱着用軸5
の係合部5aを雄ねじ部32bとはめ合わされる穴とし
て説明したが、図6(B)に示すように、前記手段が雌
ねじである場合には脱着用軸5の係合部5aを該雌ねじ
とはめ合わされる突起とする。
【0030】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明の取り付
け方法によれば、Z軸ユニットにボールスプラインを取
り付ける作業の間、スプラインナットの溝に装填された
鋼球はスプライン軸か脱着用軸によって常に押さえられ
ているので鋼球が溝から脱落することはない。これによ
り、従来あった鋼球の脱落に対する細心の注意をはらう
必要はなくなるので、ボールスプラインの取り付け作業
は短時間で容易にできるようになる。さらに、鋼球の脱
落を気にすることがなく余裕をもって作業ができるた
め、マークを合わせた位置でのスプラインナットとスプ
ライン軸のはめ合わせが確実に行える。したがって、上
記した鋼球の脱落がないこととマークを合わせた位置で
のはめ合わせが確実に行えることから精度悪化の伴わな
い取り付けが行える。
け方法によれば、Z軸ユニットにボールスプラインを取
り付ける作業の間、スプラインナットの溝に装填された
鋼球はスプライン軸か脱着用軸によって常に押さえられ
ているので鋼球が溝から脱落することはない。これによ
り、従来あった鋼球の脱落に対する細心の注意をはらう
必要はなくなるので、ボールスプラインの取り付け作業
は短時間で容易にできるようになる。さらに、鋼球の脱
落を気にすることがなく余裕をもって作業ができるた
め、マークを合わせた位置でのスプラインナットとスプ
ライン軸のはめ合わせが確実に行える。したがって、上
記した鋼球の脱落がないこととマークを合わせた位置で
のはめ合わせが確実に行えることから精度悪化の伴わな
い取り付けが行える。
【図1】本発明の第1の実施形態を示す図である。
【図2】本発明の方法が適用されるハンドラの要部を示
す側面図である。
す側面図である。
【図3】本発明に使用する脱着用軸の斜視図である。
【図4】スプラインナットを脱着用軸に移した状態の断
面図である。
面図である。
【図5】本発明の第2の実施形態を示す図である。
【図6】スプライン軸と脱着用軸の係合部の詳細図であ
る。
る。
【図7】ボールスプラインの従来の取り付け方法を示す
図である。
図である。
【図8】ボールスプラインの断面図である。
【符号の説明】 2 Z軸ユニット 3 ボールスプライン 5 脱
着用軸 31 スプラインナット 32 スプライン軸 3
3 鋼球
着用軸 31 スプラインナット 32 スプライン軸 3
3 鋼球
Claims (2)
- 【請求項1】 スプライン軸に予め2つのスプラインナ
ットがはめ合わされてなるボールスプラインを半導体装
置用ハンドラのスプライン軸上下動ユニットに取り付け
る工程中、一方のスプラインナットを前記スプライン軸
から外すときの方法であって、 前記スプライン軸にスプライン軸と同径の脱着用軸を同
軸に連結し、 前記一方のスプラインナットを前記脱着用軸にスライド
移動させて前記スプライン軸から外すことを特徴とする
スプライン軸に対するスプラインナットの脱着方法。 - 【請求項2】 2つのスプラインナットとスプライン軸
から構成されるボールスプラインであって、一方のスプ
ラインナットは前記スプライン軸から外されており、他
方のスプラインナットは前記スプライン軸にはめ合わさ
れているものを半導体装置用ハンドラのスプライン軸上
下動ユニットに取り付ける工程中、前記一方のスプライ
ンナットを前記スプライン軸にはめ合わせるときの方法
であって、 前記一方のスプラインナットを予め前記スプライン軸と
同径の脱着用軸に取り付けるとともに前記脱着用軸を前
記スプライン軸に同軸に連結し、 前記一方のスプラインナットを前記スプライン軸にスラ
イド移動させてはめ合わせることを特徴とするスプライ
ン軸に対するスプラインナットの脱着方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8323677A JPH10160795A (ja) | 1996-12-04 | 1996-12-04 | スプライン軸に対するスプラインナットの脱着方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8323677A JPH10160795A (ja) | 1996-12-04 | 1996-12-04 | スプライン軸に対するスプラインナットの脱着方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10160795A true JPH10160795A (ja) | 1998-06-19 |
Family
ID=18157380
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8323677A Pending JPH10160795A (ja) | 1996-12-04 | 1996-12-04 | スプライン軸に対するスプラインナットの脱着方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10160795A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007099105A (ja) * | 2005-10-05 | 2007-04-19 | Kayaba Ind Co Ltd | パワーステアリング用駆動装置 |
| JP2007196927A (ja) * | 2006-01-27 | 2007-08-09 | Showa Corp | 電動舵取装置 |
| CN113618382A (zh) * | 2021-09-06 | 2021-11-09 | 湖南南方通用航空发动机有限公司 | 一种花键轴拆卸装置 |
-
1996
- 1996-12-04 JP JP8323677A patent/JPH10160795A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007099105A (ja) * | 2005-10-05 | 2007-04-19 | Kayaba Ind Co Ltd | パワーステアリング用駆動装置 |
| JP2007196927A (ja) * | 2006-01-27 | 2007-08-09 | Showa Corp | 電動舵取装置 |
| CN113618382A (zh) * | 2021-09-06 | 2021-11-09 | 湖南南方通用航空发动机有限公司 | 一种花键轴拆卸装置 |
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