JPH10160821A - 家畜の首輪装置 - Google Patents

家畜の首輪装置

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JPH10160821A
JPH10160821A JP8323198A JP32319896A JPH10160821A JP H10160821 A JPH10160821 A JP H10160821A JP 8323198 A JP8323198 A JP 8323198A JP 32319896 A JP32319896 A JP 32319896A JP H10160821 A JPH10160821 A JP H10160821A
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livestock
unit
collar device
cattle
cow
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Koichi Maruoka
浩一 丸岡
Yasuhiro Kawakami
康博 川上
Kazunori Nozaki
和則 野崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 長い時間、家畜に取り付けても家畜が違和感
を感じないで、かつGPSアンテナが常に上を向く家畜
の首輪装置を得る。 【解決手段】 頂点が平に形成され、裾板が牛の首幅に
応じて傾斜させられて形成されたV字形状のアルミ材1
3に、牛の首の断面形状に合わせて形成したU字形状の
クッション材14を取り付け、かつV字形状のアルミ板
13の表面を革袋16で覆う。そして、アルミ板13の
平らな頂点に位置する革袋16にGPS受信機25を治
めると共に、アルミ板13の裾板の箇所の革袋に無線機
23、位置データ生成回路部24を治める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、常に上空からの電
波を捕らえると共に家畜の首にフィットする家畜の首輪
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】牛、馬、トナカイ等の家畜を放牧した場
合において、放牧地が非常に広範囲に渡る場合は、各家
畜の位置が分からない。
【0003】このため、GPS受信機と位置とを送信す
る送受信機を内蔵した首輪を家畜に取り付け、この首輪
からの電波を頼りに家畜の位置を確認する方式のシステ
ムがある。このようなシステムに用いられる首輪は、図
6に示すように、ベルト1にアンテナ2と移動無線装置
3と電池4等を取り付け、牛の首に巻き付けするもので
あった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、単に電
子機器を取り付けたベルトを家畜に巻き付けするだけで
あるので、ベルトが回転してGPS用のアンテナが上を
向かなくなってしまい、監視センタ側で家畜の位置が分
からなくなるという問題点があった。
【0005】また、家畜というのは、取り付けられたも
のに違和感を感じると、そのものが取れるまで、木に擦
る付けるので家畜を痛めてしまうという問題点があっ
た。
【0006】このため、非常に強くこすりつけられた場
合は、直ぐに首輪が取れるのがよいが、ベルト構造の首
輪というのは、首に深く巻き付けされているので結局、
家畜を痛めてしまったり、時には死なせてしまうという
問題点があった。
【0007】本発明は、以上の問題点を解決するために
なされたもので、長い時間、家畜に取り付けても家畜が
違和感を感じないで、かつGPSアンテナが常に上を向
く家畜の首輪装置を得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1は、家畜に装着
する首輪装置であって、中央部に設けられた平坦収納部
と、この平坦収納部に両側各々に設けられた第1収納部
並びに第2収納部とを有する収納体と、平坦収納部に収
納された受信部と、第1収納部に収納された送信部と、
第2収納部に収納された制御部と、収納体の内側に設け
られた家畜の首の形状に合わせた型材と、型材の内側に
設けられたクッション材とを有することを要旨とする。
【0009】請求項1においては、収納体の内側に設け
られた家畜の首の形状に合わせた型材と、型材の内側に
設けられたクッション材により、家畜に首輪装置をフィ
ットさせることが可能となる共に、平坦収納部の受信部
が常に上空を向くことが可能となる。
【0010】請求項2は、第1収納部及び第2の収納部
各々には、同じ重量の電源部が収納されたことを要旨と
する。
【0011】請求項2においては、同じ重量の電源部を
収納体の両端に収納しているので、首輪装置が常にバラ
ンスが取られている。
【0012】請求項3は、受信部はGPS衛星信号受信
機であり、平坦収納部の上面にはGPS衛星信号受信口
が開口していることを要旨とする。
【0013】請求項3においては、平坦収納部にGPS
受信機を設けたときは、GPS用アンテナのGPS衛星
信号受信口分を開口させたので、常に上空からGPS衛
星からの電波を正確に受信することが可能となる請求項
4は、制御部は、受信部からの位置データに家畜の識別
コードを付加して送信部に出力すると共に、このデータ
を一旦記憶し、送信が失敗したときに再送することを要
旨とする。
【0014】請求項4においては、位置データを送信す
る毎に一旦記憶し、送信失敗したときはこの記憶した位
置データを再送するようにしたので、監視センタ側では
家畜の位置を見失うことがない。
【0015】請求項5は、収納体は、家畜の革若しくは
牛革であることを要旨とする。請求項5においては、家
畜の革若しくは牛の革で収納体を形成したので、家畜に
違和感を与えないようになる。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は本実施の形態の家畜の首輪
装置の斜視図である。図1に示す首輪装置10は、内面
を牛の首の形状に合わせた形に形成し、GPS用のアン
テナを最上部12に設けて常にGPS用アンテナが上に
向く構造にし、かつ電子機器等を牛皮で覆って、牛が違
和感を感じないようにしている。
【0017】この首輪装置10は、平坦収納部である頂
部を平らに形成し、裾板が家畜の首幅に応じて傾斜させ
られたほぼ逆V字状のアルミ板13の内面に、牛の首の
断面の形状に合わせたほぼ逆U字状のクッション材14
(綿、発砲スチロール粉等)を密着させ、このクッショ
ン材14を牛革15で覆っている。
【0018】そして、このアルミ板13の上面を、アル
ミ板13の形状に合わせた収納体である牛革袋16で覆
っている。
【0019】この牛革袋16には以下の機器が収納され
て固着されている。
【0020】牛革袋16の両端17、18(第1の収納
部、第2の収納部ともいう)の内部には、互いに同じ重
量で同型状の電源部19、20を収納している。また、
電源部19の上に、無線機23を、電源部20の上に
は、位置データ生成回路部24を収納している。この位
置データ生成回路部24及び無線機23の重量は互い同
重量になるようにしている。
【0021】最上部12には、GPS衛星信号受信機で
あるGPS受信機25とGPS用アンテナ26と収納し
ている。このGPS用アンテナ26の受面(GPS衛星
信号受信口ともいう)はGPS衛星からの電波を確実に
受信するために牛革袋16で覆わないで取り付けてい
る。すなわち、受面分の開口が設けられている。
【0022】また、牛革袋16の両端17、18の内面
側には、ベルト27、28が設けられている。さらに、
牛革袋16には、内部の電子機器の交換、修理等を可能
にするためにジッパ29、30が備えられている。ま
た、無線機23からアンテナ31を牛革袋16の外に出
して最上部12に巻着している。
【0023】従って、牛の首に取り付けたときは、内面
の牛革15の形は牛の首の断面形状に合わせた逆U字形
状になっているので、牛の首にピッタリとはまると共
に、GPS用アンテナ26の受面が上空を向く。
【0024】また、牛は違和感があると、とれるまで
木、枝、杭等に擦り付けたるが、電子機器を牛革袋16
で覆っているので、牛が大きなキズを受ける前に牛革袋
16が切れる。
【0025】上述のように構成された首輪装置10は牛
の首に取り付けられて放牧地に離され、図2に示すよう
に、GPS用アンテナ26でGPS衛星からの電波を受
信して、自局の位置を監視センタ35に送信する。
【0026】監視センタ35では、首輪装置10からの
牛の位置データを受信すると、この位置を画像処理装置
36が放牧地の地図上に表示する。
【0027】<首輪装置の電子機器の構成>図2に示す
ように、首輪装置10のGPS受信機25は、牛革袋1
6の最上部に設けたGPS用アンテナ26がGPS衛星
からの電波(1秒毎)を受信すると、この受信データか
ら現在位置(緯度N、経度E)と受信した年月日、時刻
等を出力する。
【0028】位置データ生成回路部24は、GPS受信
機25からのデータから所望のデータを抽出し、この抽
出したデータに予め設定されている牛のID(牛のID
はG1〜Gn)を付加した牛位置データにして無線機2
3に送出する。
【0029】電源部19、20は、GPS受信機25と
位置データ生成回路部24と無線機23に電力を供給す
る。この電源部19、20は、GPS受信機25に対し
ては、10分から20分の間に一度、電力を供給するよ
うにしている。つまり、牛に取り付けられた首輪装置1
0からは10分から20分の間毎に牛位置データが送信
される。
【0030】但し、それぞれの牛の首輪装置10に備え
られた電源部19、20からのGPS受信機25への電
力供給のタイミングは、首輪装置10毎に多少異なるよ
うにされている。
【0031】<動作説明>上記のように構成された首輪
装置10について以下に動作を説明する。放牧地に離さ
れた各牛の首輪装置10からは以下に説明する牛の位置
を示す牛位置データUiがそれぞれ異なるタイミングで
送信されている。
【0032】放牧地に離された牛の首輪装置10のGP
S受信機25は、電源部19、20からの電力の供給
(10分から20分毎に一回)に伴って、GPS衛星か
らの電波を受信して図3に示す年月日、時刻、緯度N、
経度Eからなるデータを位置データ生成回路部24に送
出する。
【0033】次に、位置データ生成回路部24は、GP
S受信機25から入力するデータから緯度Nと経度Eと
年月日、時刻を抽出し、予め設定されているIDを付加
した牛位置データUiを無線機23に出力して送信させ
る。
【0034】また、位置データ生成回路部24は、牛位
置データUiを送信する毎にセーブし、何らかの原因で
牛位置データUiの送信が失敗して再送の要求があった
ときに、セーブしている牛位置データUiを再送させ
る。このセーブデータは図4に示すように、GPS衛星
からの電波を受信したときの受信年月日と、時刻と、自
局の位置(北緯、東経)等をセーブする。
【0035】次に、監視センタと首輪装置10の通信シ
ーケンスを図5を用いて説明する。10分から20分の
間に電源部19、20からGPS受信機25に電力が供
給されると、GPS受信機25は、GPS衛星からの電
波(1s毎)を受信する毎に測位開始を行い、図3に示
すデータを位置データ生成回路部24に出力する(d
1)。位置データ生成回路部24は、GPS受信機25
からのデータを受け、予め設定されている牛のIDコー
ドGx(Gx:G1、G2、…)を付加した牛位置デー
タUiを無線機23に出力して監視センタ35に送信さ
せる(d2)。
【0036】次に、位置データ生成回路部24は、無線
機23を介して監視センタ35から牛位置データUiを
正常受信(送信完了)したことが知らせられると(d
3)、動作を所定の間停止する(d4)。
【0037】また、監視センタ35から送信失敗の信号
を無線機23を介して受けると、図4に示すようなデー
タをセーブし、一定時間経過後に、このデータを再送す
る(d5)。このような処理を、以後10分から20分
間毎に行う。つまり、常に牛位置データを送信しない
で、一定時間毎に送信することで、電力消費を極力抑え
ている。
【0038】
【発明の効果】以上のように請求項1によれば、家畜に
本首輪装置を取り付けたときは、クッション材が家畜の
首の形状に合わせられて形成されている。このため、家
畜の首にピッタリと取り付くという効果が得られてい
る。
【0039】また、平坦収納部を形成していることによ
り、この箇所に搭載された受信部のアンテナは常に上空
を向くので、常に上空からの電波を捕らえることができ
るという効果が得られている。
【0040】請求項2によれば、収納体の両端の袋に同
じ重量の電源部を収納したので、首輪装置が常に重量バ
ランスが取られるので、首輪装置が廻ることがないとい
う効果が得られている。
【0041】請求項3によれば、平坦収納部にGPS受
信部を設けたときは、GPS用アンテナの受面分を開口
させたので、常に上空からGPS衛星からの電波を正確
に受信できるという効果が得られている。
【0042】請求項4によれば、位置データを送信する
毎に一旦記憶し、送信失敗したときはこの記憶した位置
データを再送するようにしたので、監視センタ側では家
畜の位置を見失うことがないという効果が得られてい
る。
【0043】請求項5によれば、収納体を家畜と同じ種
類の革又は牛革で覆うようにしたので、家畜又は牛に違
和感を与えないという効果が得られている。
【0044】さらに、収納体を家畜の革又は牛革で覆っ
ているので、首輪装置を枝や杭に引っかけた場合等に切
れ安い。
【0045】このため、家畜の生命を危うくすることを
防止できるという効果が得られている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態の家畜の首輪装置の斜見図であ
る。
【図2】本実施の形態の家畜の首輪装置と監視センタ側
の概略構成図である。
【図3】GPS受信機からのデータ構成を説明する説明
図である。
【図4】セーブするデータ構成を説明する説明図であ
る。
【図5】監視センタと首輪装置との通信シーケンスを説
明する説明図である。
【図6】従来の首輪装置を説明する説明図である。
【符号の説明】
10 首輪装置 11 GPS用アンテナ 13 アルミ板 14 クッション材 16 牛革袋 24 位置データ生成回路部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 家畜に装着する首輪装置であって、 中央部に設けられた平坦収納部と、 この平坦収納部に両側各々に設けられた第1収納部並び
    に第2収納部とを有する収納体と、 前記平坦収納部に収納された受信部と、 前記第1収納部に収納された送信部と、 前記第2収納部に収納された制御部と、 前記収納体の内側に設けられた前記家畜の首の形状に合
    わせた型材と、 前記型材の内側に設けられたクッション材とを具備する
    ことを特徴とする家畜の首輪装置。
  2. 【請求項2】 前記第1収納部及び第2の収納部各々に
    は、同じ重量の電源部が収納されたことを特徴とする請
    求項1記載の家畜の首輪装置。
  3. 【請求項3】 前記受信部はGPS衛星信号受信機であ
    り、前記平坦収納部の上面にはGPS衛星信号受信口が
    開口していることを特徴とする請求項1乃至2記載の家
    畜の首輪装置。
  4. 【請求項4】 前記制御部は、前記受信部からの位置デ
    ータに家畜の識別コードを付加して前記送信部に出力す
    ると共に、このデータを一旦記憶し、送信が失敗したと
    きに再送することを特徴とする請求項1乃至3記載の家
    畜の首輪装置。
  5. 【請求項5】 前記収納体は、前記家畜の革若しくは牛
    革であることを特徴とする請求項1乃至4記載の家畜の
    首輪装置。
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Cited By (4)

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