JPH10160932A - 偏光素子およびその製造方法 - Google Patents

偏光素子およびその製造方法

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JPH10160932A
JPH10160932A JP8316554A JP31655496A JPH10160932A JP H10160932 A JPH10160932 A JP H10160932A JP 8316554 A JP8316554 A JP 8316554A JP 31655496 A JP31655496 A JP 31655496A JP H10160932 A JPH10160932 A JP H10160932A
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JP
Japan
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polarizing
transmission axis
pieces
piece
polarization
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JP8316554A
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English (en)
Inventor
Kenji Nishiguchi
憲治 西口
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 偏光透過軸方向が異なる複数の偏光領域を有
する偏光素子を、偏光能を低下させることなく作製す
る。 【解決手段】 偏光片3a、3bを、それらの偏光透過
軸方向を異ならせて基材1に貼り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば立体表示装
置などに好適に用いることができる偏光素子およびその
製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の立体表示装置においては、映像装
置により右目から見た映像と左目から見た映像とを高速
で交互に表示する。その表示を観察する際には、左右の
レンズに設けたシャッターを高速で交互に開閉させるよ
うにした眼鏡を利用する。このような立体表示装置で
は、右目のシャッターが閉じているときに左目から見た
映像を表示し、左目のシャッターが閉じているときに右
目から見た映像を表示するように、表示装置の動作と眼
鏡の動作とを同期制御することにより立体視が可能とな
る。
【0003】また、他の立体表示装置として、偏光透過
軸方向が異なる複数の偏光領域をパターン形成した偏光
素子を用いたものも知られている。この偏光素子は、互
いの偏光透過軸方向が直交する第1の偏光板および第2
の偏光板を互いに隣接させて交互に配置することによ
り、ストライプ状配置や格子状配置等の対称性を有する
均等なパターンで偏光透過軸方向が異なる偏光領域を形
成したものである。この立体表示装置では、偏光素子の
各偏光板部分を所定の表示単位(液晶パネルの左目用画
素と右目用画素等)に対応するように配置して表示を行
う。
【0004】ところで、偏光透過軸方向が異なる複数の
偏光領域をパターン形成して偏光素子を得る方法として
は、従来、以下のような方法が提案されている。例え
ば、特開昭62−96905号公報には、延伸フィルム
上にレジストを塗布して露光・現像することによりレジ
ストをパターニングし、レジストで覆われていない延伸
フィルム部分を染色することにより所望のパターンで偏
光領域を形成する方法が提案されている。また、特開平
7−261024号公報には、基板上に塗布した光異性
化物質層に偏向光を照射し、その上で二色性色素を配向
させることにより所望のパターンで偏光領域を形成する
方法が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の立体表示装置に
おいては、左右のレンズに設けたシャッターを高速で交
互に開閉するような複雑な構造の眼鏡を必要とし、さら
に、表示装置の動作と眼鏡の動作とを同期制御させるた
めの制御回路を必要とするため、装置が非常に複雑にな
るという問題があった。
【0006】また、偏光透過軸方向が異なる複数の偏光
領域をパターン形成して偏光素子を得る従来の方法に
は、以下のような問題があった。特開昭62−9690
5号公報の方法では、レジストをパターニングする際
に、延伸フィルムが現像液により膨潤してフィルムの一
軸性が損なわれるため、偏光能が低下してしまうという
問題がある。また、特開平7−261024号公報の方
法では、偏向光照射では二色性色素が充分に配向しない
ため、左右の映像を明確に分離できるような偏光能を得
ることが困難である。
【0007】本発明は、このような従来技術の課題を解
決すべくなされたものであり、偏光能を低下させること
なく偏光透過軸方向が異なる複数の偏光領域を設けるこ
とができる偏光素子およびその製造方法を提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の偏光素子は、偏
光能を有する複数の偏光片が、隣接するもの同士の偏光
透過軸方向を異ならせて基材に貼り付けられており、そ
のことにより上記目的が達成される。
【0009】前記偏光片の隣接するもの同士が、接着剤
層またはレベリング層を介して該基材からの高さを異な
らせて設けられていてもよい。
【0010】前記偏光片の隣接するもの同士が、偏光透
過軸方向を互いに直交させて配置されていてもよい。
【0011】前記偏光片が、光照射により接着力が変化
する接着剤により前記基材に貼り付けられていてもよ
い。
【0012】前記偏光片の配置がストライプ状配置とな
っていてもよく、格子状配置となっていてもよい。
【0013】本発明の偏光素子の製造方法は、偏光透過
軸方向が異なる複数の偏光領域を有する偏光素子の製造
方法であって、偏光能を有する複数の偏光片を、隣接す
るもの同士の偏光透過軸方向を異ならせて基材に貼り付
けており、そのことにより上記目的が達成される。
【0014】前記偏光透過軸方向のうちの1つの方向に
偏光透過軸方向を向かせるための偏光片を前記基材のほ
ぼ全面に、光照射により接着力が低下する接着剤により
貼り付け、その貼り付けた偏光片から、該1つの方向と
異なる方向に偏光透過軸方向を向かせるための偏光片配
置部分に光照射してその光照射部分の偏光片を該基材か
ら剥がす工程と、非光照射部分に残された偏光片の間
に、該1つの方向と異なる方向に偏光透過軸方向を向か
せるための偏光片を配置するようにして該偏光片を該基
材に貼り付ける工程とを含んでいてもよい。
【0015】本発明の偏光素子の製造方法は、一対の基
材の間に、偏光能を有する複数の偏光片が、基材表面に
沿い、かつ、その偏光透過軸方向を偏光片の一部につき
第1方向に向け、残りの偏光片につき第2方向に向けて
設けられた偏光素子の製造方法であって、該一対の基材
のうちの一方の基材上に、偏光透過軸方向を該第1方向
に向かせるための偏光片を所定のパターンで貼り付ける
と共に、他方の基材上に偏光透過軸方向を該第2方向に
向かせるための偏光片を所定のパターンで貼り付ける工
程と、該偏光透過軸方向を該第1方向に向かせるための
偏光片の間に、該偏光透過軸方向を該第2方向に向かせ
るための偏光片を配置して、両基材を貼り合わせる工程
とを含み、そのことにより上記目的が達成される。
【0016】前記偏光透過軸方向を第1方向に向かせる
ための偏光片を一方の基材に貼り付け、前記偏光透過軸
方向を第2方向に向かせるための偏光片を他方の基材に
貼り付ける工程の際、各基材に該当する偏光片を光照射
により接着力が低下する接着剤により貼り付け、貼り付
けた偏光片と異なる偏光透過軸方向を向かせるための偏
光片配置部分に光照射してその光照射部分に貼り付けた
偏光片を該基材から剥がして前記所定のパターンにして
もよい。
【0017】本発明の偏光素子の製造方法は、第1の基
材上に偏光透過軸方向が異なる複数の偏光片が貼り付け
られた偏光素子の製造方法であって、該偏光透過軸方向
のうちの1つの方向に偏光透過軸方向を向かせるための
偏光片を該第1の基材上に所定のパターンで貼り付ける
工程と、該偏光透過軸方向のうちの他の方向に偏光透過
軸方向を向かせるための偏光片を、光照射により接着力
が低下する接着剤を用いて該第1の基材以外の他の基材
上に所定のパターンで貼り付け、該他の基材上に貼り付
けられた偏光片を、光照射により接着力が向上する接着
剤を用いて該第1の基材上の偏光片のない部分に貼り付
けて光照射することにより第1の基材上に転写すること
を1回行い、または2回以上繰り返す工程とを含み、そ
のことにより上記目的が達成される。
【0018】以下に、本発明の作用について説明する。
【0019】本発明にあっては、偏光能を有する小片で
ある偏光片を、隣接するもの同士の偏光透過軸方向を異
ならせて基材に貼り付けることにより、偏光能を低下さ
せることなく偏光透過軸方向が異なる複数の偏光領域を
形成することができる。なお、偏光透過軸方向が異なる
複数の偏光領域を形成するために、隣接する偏光片同士
の偏光透過軸方向を同じ方向に揃えて複数の偏光片から
1つの偏光領域を構成した偏光素子についても可能であ
るが、その場合には貼り付け作業が煩雑になるだけであ
る。よって、本発明にはそのような退廃的な技術につい
ては敢えて記載しないことにする。
【0020】偏光片を基材に貼り付ける場合、1枚の基
材に偏光透過軸方向を異ならせて貼り付けてもよく、ま
たは一対の基材の各々に異なる偏光透過軸方向を向かせ
るための偏光片を貼り付けて両基材を貼り合わせてもよ
い。後者の場合、各基材上の偏光透過軸方向を同一にし
ても、各基材毎の偏光透過軸方向が異なるように両基材
を貼り合わせれば良いので、基材上に偏光片を貼り付け
る作業が容易である。
【0021】1枚の基材に偏光透過軸方向を異ならせて
偏光片を貼り付ける場合、後で貼り付ける偏光片を貼り
付け易くするために前に貼り付けた偏光片を覆うレベリ
ング層を設けてもよく、この場合には隣接する偏光片同
士で基材からの高さが異なる偏光素子となる。また、一
対の基材の各々に異なる偏光透過軸方向に向かせるため
の偏光片を貼り付けて両基材を貼り合わせる場合にも、
接着剤層により隣接する偏光片同士で基材からの高さが
異なる偏光素子となる。
【0022】隣接する偏光片の偏光透過軸を互いに直交
するように配置すると、偏光透過軸方向が互いに直交す
る第1領域および第2領域が形成される。この場合、偏
光透過軸が互いに直交する偏光板を左目用レンズと右目
用レンズとに貼着した眼鏡を観察者がかけることによ
り、左目から見た画像と右目から見た画像とを識別する
ことが可能となる。
【0023】偏光片は平面形状を短冊状にするとストラ
イプ状配置が得られ、平面形状を正方形、長方形、円
形、楕円形等にすると格子状配置が得られる。このよう
にすると、各偏光領域を液晶パネル等の所定の表示単位
に対応させて配置することができる。
【0024】偏光片を基材に貼り付ける際に、光照射に
より接着力が変化する接着剤、例えば、光照射により接
着力が低下する接着剤を用いると、光照射部分に貼り付
けた偏光片を基材から剥がして、光が照射されない部分
のみに偏光片を残すことができる。また、光照射により
接着力が向上する接着剤を用いると、非光照射部分に貼
り付けた偏光片を基材から剥がして、光照射部分のみに
偏光片を残すことができる。このようにすると、偏光領
域のパターニングが非常に簡単になり、偏光素子の低廉
価を図れる。特に、光照射により接着力が低下する接着
剤を用いると、光が照射されない偏光片のみで偏光素子
を構成することができ、光照射による偏光能の低下を防
ぐことができる。
【0025】1つの偏光透過軸方向を向かせるための偏
光片を貼り付けた第1の基材以外の他の基材上に、他の
偏光透過軸方向を向かせるための偏光片を光照射により
接着力が低下する接着剤を用いて貼り付け、その偏光片
を光照射により接着力が向上する接着剤を用いて第1の
基材上に貼り付けると、光照射により他の基材と偏光片
との接着力が低下するので、他の基材上の偏光片が第1
の基材上に転写される。このようにすると、2種類以上
の偏光透過軸方向を有する偏光素子が得られ、また、第
1の基材以外の他の基材が無くなるので偏光素子の厚み
が薄くなる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施形態を図面
を参照しながら説明する。なお、本発明は以下に述べる
実施形態に限られない。
【0027】(実施形態1)図1(a)は実施形態1の
偏光素子を示す斜視図である。
【0028】この偏光素子は、透明な基材1上に、偏光
透過軸を互いに異なる方向に向けて配置された偏光片3
aと3bとが隣接して設けられている。各偏光片3a、
3bは形状が短冊状であり、ストライプ状に配置されて
接着剤層2により基材1に貼り付けられている。
【0029】上記基材1は、シートと称される形態を初
めとして、フィルムや膜状の形態、板状の形態、他の支
持体上に形成された塗布膜の形態等、様々な形態を取る
物質を用いることができ、例えばガラスやプラスティッ
ク等からなるものが挙げられる。基材1の厚さは150
0μm以下であるのが好ましく、より好ましくは500
μm以下であり、さらに好ましくは300μm以下であ
る。
【0030】接着剤層2は、透明なものであればどのよ
うなものでも用いることができ、例えば紫外線硬化型接
着剤、可視光硬化型接着剤を初めとして、二液性のエポ
キシ樹脂やアロンアルファ(商品名)のような瞬間接着
剤等を用いることができる。また、接着剤層として光照
射により接着力が変化するものを用いると、非常に簡単
に偏光片を所望の領域に形成することができる。例え
ば、光照射により接着力が低下する接着剤を用いて部分
的に光照射を行った場合には、光照射部分に貼り付けた
偏光片を基材から剥がして、光が照射されない部分に選
択的に偏光片を残すことができる。このような接着剤と
しては、光を照射することにより接着力が低下するフィ
ルム、例えばダイシングの際に用いるエレップホルダー
等が挙げられる。
【0031】偏光片3a、3bは、一軸延伸フィルム、
ヨウ素、二色性色素および顔料等から構成される偏光フ
ィルムを細かく切断したものを用いることができ、一般
に市販されている偏光板を所望の大きさおよび形状に切
断することにより作製することができる。
【0032】この偏光素子は、例えば図2に示すように
して作製することができる。なお、図2(a)、
(b)、(h)において矢印は偏光透過軸方向を示し、
図2(e)〜(h)において×印は偏光透過軸が紙面に
垂直な方向に向いていることを示している。
【0033】まず、図2(a)および(b)に示すよう
に、偏光板30を切断して偏光片3aを作製する。偏光
板30としては一般に市販されている偏光板30を用い
ることができ、これを所望の大きさ、形状および偏光透
過軸方向が得られるように切断して偏光片3aを作製す
る。この実施形態では、ポリビニルアルコールに二色性
色素を含有させて一軸方向に延伸した厚み20μmのフ
ィルムからなる偏光板30を偏光透過軸方向に沿って3
00μm幅の短冊状に切断して偏光片3aを作製した。
【0034】次に、図2(c)および(d)に示すよう
に、基材1上に接着剤層2aを形成する。この実施形態
では7059ガラス(コーニング社製)からなる基材1
上に、接着剤層2aとして、光を照射することにより接
着力が低下する接着剤であるエレップホルダーUE−3
071H(日東電工社製)をラミネートして配置した。
【0035】続いて、図2(e)に示すように、接着剤
層2aの上に偏光片3aを配置する。偏光片3aの偏光
透過軸は所望の方向に設定することができるが、ここで
は偏光透過軸を全て同一方向に揃えて配置した。このよ
うにすると、短冊状に切断した偏光片3aをそのまま接
着剤層2上に配置することができ、作業がし易いからで
ある。
【0036】その後、図2(f)に示すように、光50
aを照射する。このときの光源や照射量は、光照射によ
り接着剤層2aの接着力が変化するように適宜選択すれ
ばよい。この実施形態では、光源として平行光が得られ
る紫外線照射用の高圧水銀ランプを使用し、照射量は1
20mJ/cm2とした。また、遮光部および透光部の
間隔が300μmのフォトマスク60aを遮光部および
透光部が各々偏光片3aの幅にほぼ一致するように配置
して光照射を行った。このようにして光50aを照射す
ることにより、光が照射された接着層部分20aの強度
が低下して基材1から剥がれ易くなる。なお、図2で
は、フォトマスク60aを偏光片3a側に配置して光を
照射しているが、フォトマスク60aを基材1側に配置
して基材1側から光を照射してもよい。特に言及しない
限り、以下の実施形態についても同じである。
【0037】次に、光照射部分に貼り付けられた偏光片
30aを剥し取ることにより、図2(g)に示すよう
に、光が照射されていない部分の偏光片3aが接着剤層
2aにより基材1上に貼り付けられた状態で残される。
【0038】続いて、図2(h)に示すように、偏光透
過軸方向を異ならせた以外は偏光片3aと同様にして作
製した偏光片3bを、偏光片3aが設けられていない部
分に配置して接着剤層2bにより基材1に貼り合わせ
る。偏光片3bの偏光透過軸方向は偏光片3aの偏光透
過軸方向と異なる所望の方向に設定することができる
が、この実施形態では偏光片3aと偏光片3bの偏光透
過軸方向が互いに直交するように配置した。
【0039】その後、光硬化性樹脂からなる接着剤層
(図示せず)を塗布して光を全面に照射することにより
硬化させたり、または粘着層を有する保護フィルム(図
示せず)で全面を覆うことにより、1枚の基材1上に偏
光透過軸が異なる第1領域および第2領域を有する偏光
素子が得られる。
【0040】得られた偏光素子を、偏光透過軸が一軸で
ある通常の偏光板を介して回転させながら観察すると、
ストライプ状の模様が90゜毎に明暗の状態が切り替わ
りながら観察され、偏光透過軸方向が直交する第1領域
および第2領域がストライプ状に形成されていることが
分かった。
【0041】なお、上記実施形態1では、偏光片を短冊
状にしてストライプ状に配置した例について説明した
が、偏光片の形状はその他の形状であってもよく、正方
形、長方形、円形、楕円形等、様々な形状とすることが
できる。このような形状の偏光片、例えば正方形の偏光
片を用いた場合には、図1(b)に示すように格子状に
配置することができる。但し、作業のし易さの観点から
は短冊状の形状にするのが好ましい。
【0042】また、上記実施形態2では、隣接する偏光
片同士の偏光透過軸方向を互いに直交させたが、90度
以外の角度としてもよい。偏光透過軸方向は2以上の方
向であればよく、3以上の方向に向けて偏光片を配置し
てもよい。
【0043】(実施形態2)図3(c)は実施形態2の
偏光素子を示す断面図である。
【0044】この偏光素子は、透明な基材1上に、偏光
透過軸を互いに異なる方向に向けて配置された偏光片3
aと3bとが隣接して設けられている。偏光片3aは形
状が短冊状であり、ストライプ状に配置されて接着剤層
2aにより基材1に貼り付けられている。偏光片3a上
には、その表面を覆って平坦化するレベリング層4aが
設けられ、偏光片3bの貼り付けを容易にしてある。そ
の上に形状が短冊状の偏光片3bがストライプ状に配置
されて、接着剤層2bにより貼り付けられている。
【0045】この偏光素子は、例えば図3に示すように
して作製することができる。なお、図3(a)〜(c)
において矢印は偏光透過軸方向を示し、×印は偏光透過
軸が紙面に垂直な方向に向いていることを示している。
【0046】まず、基材1の上に接着剤層2aにより偏
光片3aをストライプ状に貼り付ける。この工程は、実
施形態1において図2(a)〜(g)に示した工程と同
様にして行うことができる。次に、図3(a)に示すよ
うに、偏光片3aの上を覆うレベリング層4aを形成し
て、その上に接着剤層2bおよび偏光片3bを配置す
る。ここでは、接着剤層2bとして接着剤層2aと同様
のものを用いた。
【0047】次に、図3(b)に示すように、フォトマ
スク60bを介して光50bを照射することにより、光
が照射された接着層部分20bの強度が低下してレベリ
ング層4aから剥がれ易くなる。
【0048】続いて、光照射部分に貼り付けられた偏光
片30bを剥し取ることにより、図3(c)に示すよう
に、光が照射されていない部分の偏光片3bが接着剤層
2bにより基材1上に貼り付けられた状態で残され、1
枚の基材1上に偏光透過軸が異なる第1領域および第2
領域を有する偏光素子が得られる。
【0049】得られた偏光素子を、偏光透過軸が一軸で
ある通常の偏光板を介して回転させながら観察すると、
ストライプ状の模様が90゜毎に明暗の状態が切り替わ
りながら観察され、偏光透過軸方向が直交する第1領域
および第2領域がストライプ状に形成されていることが
分かった。
【0050】なお、上記実施形態2では、偏光片を短冊
状にしてストライプ状に配置した例について説明した
が、偏光片の形状はその他の形状であってもよく、正方
形、長方形、円形、楕円形等、様々な形状とすることが
できる。このような形状の偏光片を用いる場合には格子
状に配置することができる。但し、作業のし易さの観点
からは短冊状の形状が好ましい。
【0051】また、上記実施形態2では、隣接する偏光
片同士の偏光透過軸方向を互いに直交させたが、90度
以外の角度としてもよい。偏光透過軸方向は2以上の方
向であればよく、3以上の方向に向けて偏光片を配置し
てもよい。
【0052】さらに、必要に応じて偏光片3bを覆う保
護フィルム(図示せず)を設け、偏光片と基材とが分離
しないように固定しても良い。さらに、偏光片3bを貼
り付けるための接着剤層2bが紫外線硬化型樹脂である
場合には、下層に設けた偏光片3aと接着剤層2aとに
紫外線が照射されないように紫外線を遮光する遮光層
(図示せず)を設けても良い。このような遮光層を設け
ると、偏光片3bの貼り付けの際に偏光片3aに紫外線
が照射されて偏光能が低下したり、接着剤層2aに紫外
線が照射されて接着力が低下するのを防ぐことができ
る。この遮光層とレベリング層とは同一の層として形成
しても良く、別々の層として形成しても良い。
【0053】(実施形態3)図4(c)は実施形態3の
偏光素子を示す図である。
【0054】この偏光素子は、一対の基材11a、11
bの間に、偏光透過軸方向を第1方向に向けて配置され
た偏光片13aと第2方向に向けて配置された偏光片1
3bとが隣接して設けられている。各偏光片13a、1
3bは短冊状であり、ストライプ状に配置されている。
偏光片13aは接着剤層12aにより基材11aに貼り
付けられ、偏光片13bは接着剤層12bにより基材1
1bに貼り付けられて、両基材が貼り合わせられてい
る。
【0055】上記基材11a、11bとしては、実施形
態1に示した基材と同様に様々なものを用いることがで
きる。基材11a、11bの厚さは1500μm以下で
あるのが好ましく、より好ましくは500μm以下であ
り、さらに好ましくは300μm以下である。
【0056】接着剤層12a、12bとしては、実施形
態1に示した接着剤層と同様のものを用いることができ
る。また、光照射により接着力が変化する接着剤を用い
た場合には、実施形態1と同様に、部分的に光を照射す
ることにより光が照射されない部分に偏光片を選択的に
残すことができる。
【0057】偏光片13a、13bとしては、実施形態
1に示した偏光片と同様のものを用いることができる。
【0058】この偏光素子は、例えば図4に示すように
して作製することができる。なお、図4(a)〜(c)
において矢印は偏光透過軸方向を示し、×印は偏光透過
軸が×印が書き込まれている面に垂直な方向に向いてい
ることを示す。
【0059】まず、図4(a)に示すように、第1方向
形成用の偏光片13aを接着剤層12aにより基材11
aに貼り付けると共に、図4(b)に示すように、第2
方向形成用の偏光片13bを接着剤層12bにより基材
11bに貼り付ける。この工程は、実施形態1において
偏光片3aを接着剤層2aにより選択的に基材1aに貼
り付ける工程(図2(g)までの工程)と同様にして行
うことができる。なお、この実施形態では、偏光片13
aおよび偏光片13bの偏光透過軸方向が互いに直交す
るように配置した。
【0060】次に、図4(b)に示すように、基材11
aおよび11bを偏光片13aおよび13b側表面が対
向するように貼り合わせる。このようにすると、偏光片
に光を照射しないで基材に貼り付けることができるの
で、光照射による偏光能の低下を防ぐことができる。さ
らに、必要に応じて光硬化性樹脂(図示せず)を塗布し
て光を全面に照射することにより硬化させたり、または
粘着層を有する保護フィルム(図示せず)等で全面を覆
うことにより、一対の基材11a、11bが分離しない
ように固定してもよい。これにより一対の基材11a、
11bの間に偏光透過軸が異なる複数の領域を有する偏
光素子が得られる。
【0061】得られた偏光素子を、偏光透過軸が一軸で
ある通常の偏光板を介して回転させながら観察すると、
ストライプ状の模様が90゜毎に明暗の状態が切り替わ
りながら観察され、偏光透過軸方向が直交する第1領域
および第2領域がストライプ状に形成されていることが
分かった。
【0062】なお、上記実施形態3では、偏光片を短冊
状にしてストライプ状に配置した例について説明した
が、偏光片の形状はその他の形状であってもよく、正方
形、長方形、円形、楕円形等、様々な形状とすることが
できる。このような形状の偏光片を用いた場合には格子
状に配置することができる。但し、作業のし易さの観点
からは短冊状の形状が好ましい。
【0063】(実施形態4)図5(a)は実施形態4の
偏光素子を示す図である。
【0064】この偏光素子は、透明な基材21a上に、
偏光透過軸方向を互いに異なる方向に向けて配置された
偏光片23aと23bとが隣接して設けられている。各
偏光片23a、23bは形状が短冊状であり、ストライ
プ状に配置されている。偏光片23aは接着剤層22a
により基材21aに貼り付けられ、偏光片23bは接着
剤層24aにより基材21aに貼り付けられている。
【0065】上記基材21aとしては、実施形態1に示
した基材と同様に様々なものを用いることができる。基
材21aの厚さは1500μm以下であるのが好まし
く、より好ましくは500μm以下であり、さらに好ま
しくは300μm以下である。
【0066】接着剤層22aとしては、実施形態1に示
した接着剤層と同様のものを用いることができる。ま
た、光照射により接着力が変化する接着剤を用いた場合
には、実施形態1と同様に、部分的に光を照射すること
により光が照射されない部分に偏光片を選択的に残すこ
とができる。接着剤層24aとしては、実施形態1に示
したエレップホルダー以外のものを用いてもよく、好ま
しくは紫外線硬化型樹脂を用いることができる。
【0067】偏光片23a、23bとしては、実施形態
1に示した偏光片と同様のものを用いることができる。
【0068】この偏光素子は、例えば図5に示すように
して作製することができる。なお、図5(a)〜(g)
において矢印は偏光透過軸方向を示し、×印は偏光透過
軸が×印が書き込まれている面に垂直な方向に向いてい
ることを示す。
【0069】まず、図5(b)に示すように、第1方向
形成用の偏光片23aを接着剤層22aにより基材21
aに貼り付けると共に、図5(c)に示すように、第2
方向形成用の偏光片23bを接着剤層22bにより基材
21bに貼り付ける。この工程は、実施形態1において
偏光片3aを接着剤層2aにより選択的に基材1aに貼
り付ける工程(図2(g)までの工程)と同様にして行
うことができる。但し、接着剤層22aは、後の工程で
基材21bを剥し取る際に基材21aが剥し取られない
ように、光照射により接着力が低下しないものを用いる
のが好ましい。また、接着剤層22bは、後の工程で基
材21bを剥し取ることができるように、光照射により
接着力が低下するものを用いるのが好ましい。基材21
bは後の工程で剥し取られるものであるので、どのよう
な基材を用いてもよい。この実施形態では、偏光片23
aおよび偏光片23bの偏光透過軸方向が互いに直交す
るように配置し、偏光片23aを紫外線硬化型樹脂{X
−8720(協立化学産業社製)}からなる接着剤層2
2aにより基材21aに貼り付け、偏光片23bをエレ
ップホルダーUE−3071H(日東電工社製)からな
る接着剤層22bにより基材21bに貼り付けた。
【0070】次に、図5(d)に示すように、偏光片2
3b上に接着剤層24aを設ける。この実施形態では、
紫外線硬化型樹脂であるX−8720(協立化学産業社
製)を、ディスペンサーを用いて偏光片23b上に塗布
して接着剤層24aとした。
【0071】続いて、図5(e)に示すように、基材2
1aの偏光片23a側表面と基材21bの接着剤層24
a側表面とが対向するように両基材を貼り合わせる。そ
して、図5(f)に示すように、フォトマスク25を介
して光を照射する。このとき、フォトマスク25の透光
部分と偏光片23bの形成部分とをほぼ一致させている
ので、接着剤層22bの接着力が低下し、接着剤層24
aが硬化して接着力が向上する。これにより偏光片23
bが基材21bから基材21aに転写され、図5(g)
に示したように基材21a上に偏光透過軸が異なる複数
の偏光片23a、23bが配置される。なお、光照射は
基材21a側から行ってもよく、基材21b側から行っ
てもよく、両側から同時に行ってもよい。基材21a側
から光照射を行う場合には、フォトマスク25と同様の
フォトマスクを基材21a側に配置し、接着剤層24a
の形成領域とほぼ一致するようにフォトマスクの透光部
分を設けて光を照射すればよい。
【0072】さらに、必要に応じて偏光片23a、23
b表面に光硬化性樹脂(図示せず)を塗布して光を全面
に照射することにより硬化させたり、または粘着層を有
する保護フィルム(図示せず)等で全面を覆うことによ
り、基材21aから偏光片23a、23bが分離しない
ように固定してもよい。
【0073】これにより基材21a上に偏光透過軸が異
なる複数の領域を有する偏光素子が得られる。
【0074】得られた偏光素子を、偏光透過軸が一軸で
ある通常の偏光板を介して回転させながら観察すると、
ストライプ状の模様が90゜毎に明暗の状態が切り替わ
りながら観察され、偏光透過軸方向が直交する第1領域
および第2領域がストライプ状に形成されていることが
分かった。本実施形態のような方法により偏光素子を作
製すると、偏光透過軸方向が互いに異なる2種類以上の
偏光領域を有する偏光素子を作製する場合でも、偏光素
子の厚みを薄くすることができる。
【0075】なお、上記実施形態4では、偏光片を短冊
状にしてストライプ状に配置した例について説明した
が、偏光片の形状はその他の形状であってもよく、正方
形、長方形、円形、楕円形等、様々な形状とすることが
できる。このような形状の偏光片を用いた場合には格子
状に配置することができる。但し、作業のし易さの観点
からは短冊状の形状が好ましい。
【0076】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
偏光片をそれらの偏光透過軸が異なる複数の方向に向く
ように基材に貼り付けているので、偏光能を低下させず
に偏光透過軸方向が異なる複数の偏光領域を形成するこ
とができる。
【0077】一対の基材の各々に異なる偏光透過軸方向
に向けるための偏光片を貼り付けて両基材を貼り合わせ
ると、基材上に偏光片を貼り付ける作業がより容易であ
る。
【0078】各偏光片をストライプ状配置や格子状配置
で配置すると、マトリクス状に配列している液晶パネル
の画素等、規則的な配列の表示単位に対応させて偏光領
域を配置することができる。
【0079】また、偏光片の偏光透過軸を互いに直交す
る2方向に向くように配置すると、偏光透過軸方向が互
いに直交する第1領域および第2領域を有する偏光素子
が得られる。この偏光素子を用いて表示を行えば、左目
用レンズと右目用レンズとに透過軸が互いに直交する偏
光板を貼着した眼鏡を観察者がかけることにより、左目
から見た画像と右目から見た画像とを識別することが可
能となるので、立体映像を観察することができる。従っ
て、この偏光素子を配置することにより、表示装置を用
いて立体表示を行う立体表示装置を簡単な構造にするこ
とができる。
【0080】偏光片を貼り付ける際に、光照射により接
着力が変化する接着剤を用いると、基材上の所望の部分
に選択的に偏光片を貼り付けることができるので、偏光
透過軸方向が異なる複数の偏光領域を有する偏光素子を
非常に簡便な方法で作製することができる。特に、光照
射により接着力が低下する接着剤を用いると、一対の基
材の各々に異なる偏光透過軸方向に向けるための偏光片
を貼り付けて両基材を貼り合わせることにより、光が照
射されない偏光片のみで偏光素子を構成することができ
る。従って、光照射により偏光能が低下するのを防い
で、より良好な偏光能を有する偏光素子を得ることがで
きる。
【0081】1つの偏光透過軸方向を向かせるための偏
光片を貼り付けた第1の基材以外の他の基材上に、他の
偏光透過軸方向を向かせるための偏光片を光照射により
接着力が低下する接着剤を用いて貼り付け、その偏光片
を光照射により接着力が向上する接着剤を用いて第1の
基材上に貼り付けて光照射すると、他の基材上の偏光片
が第1の基材上に転写される。このようにすると、偏光
素子の厚みを薄くすると共に軽量化を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は実施形態1に係る偏光素子の斜視図で
あり、(b)は偏光片の他の配置例を示す斜視図であ
る。
【図2】(a)および(b)は実施形態1に係る偏光素
子の製造工程を示す平面図であり、(c)〜(h)は実
施形態1に係る偏光素子の製造工程を示す断面図であ
る。
【図3】(a)〜(c)は実施形態2に係る偏光素子の
製造工程を示す断面図である。
【図4】(a)〜(c)は実施形態3に係る偏光素子の
製造工程を示す斜視図である。
【図5】(a)〜(g)は実施形態4に係る偏光素子の
製造工程を示す斜視図である。
【符号の説明】
1、11a、11b、21a、21b 基材 2、2a、2b、12a、12b、22a、22b、2
4a 接着剤層 3a、3b、13a、13b、23a、23b 偏光片

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 偏光能を有する複数の偏光片が、隣接す
    るもの同士の偏光透過軸方向を異ならせて基材に貼り付
    けられている偏光素子。
  2. 【請求項2】 前記偏光片の隣接するもの同士が、接着
    剤層またはレベリング層を介して該基材からの高さを異
    ならせて設けられている請求項1に記載の偏光素子。
  3. 【請求項3】 前記偏光片の隣接するもの同士が、偏光
    透過軸方向を互いに直交させて配置されている請求項1
    または2に記載の偏光素子。
  4. 【請求項4】 前記偏光片が、光照射により接着力が変
    化する接着剤により前記基材に貼り付けられている請求
    項1、2または3に記載の偏光素子。
  5. 【請求項5】 前記偏光片の配置がストライプ状配置と
    なっている請求項1、2、3または4に記載の偏光素
    子。
  6. 【請求項6】 前記偏光片の配置が格子状配置となって
    いる請求項1、2、3または4に記載の偏光素子。
  7. 【請求項7】 偏光透過軸方向が異なる複数の偏光領域
    を有する偏光素子の製造方法であって、 偏光能を有する複数の偏光片を、隣接するもの同士の偏
    光透過軸方向を異ならせて基材に貼り付ける偏光素子の
    製造方法。
  8. 【請求項8】 前記偏光透過軸方向のうちの1つの方向
    に偏光透過軸方向を向かせるための偏光片を前記基材の
    ほぼ全面に、光照射により接着力が低下する接着剤によ
    り貼り付け、その貼り付けた偏光片から、該1つの方向
    と異なる方向に偏光透過軸方向を向かせるための偏光片
    配置部分に光照射してその光照射部分の偏光片を該基材
    から剥がす工程と、 非光照射部分に残された偏光片の間に、該1つの方向と
    異なる方向に偏光透過軸方向を向かせるための偏光片を
    配置するようにして該偏光片を該基材に貼り付ける工程
    とを含む請求項7に記載の偏光素子の製造方法。
  9. 【請求項9】 一対の基材の間に、偏光能を有する複数
    の偏光片が、基材表面に沿い、かつ、その偏光透過軸方
    向を偏光片の一部につき第1方向に向け、残りの偏光片
    につき第2方向に向けて設けられた偏光素子の製造方法
    であって、 該一対の基材のうちの一方の基材上に、偏光透過軸方向
    を該第1方向に向かせるための偏光片を所定のパターン
    で貼り付けると共に、他方の基材上に偏光透過軸方向を
    該第2方向に向かせるための偏光片を所定のパターンで
    貼り付ける工程と、 該偏光透過軸方向を該第1方向に向かせるための偏光片
    の間に、該偏光透過軸方向を該第2方向に向かせるため
    の偏光片を配置して、両基材を貼り合わせる工程とを含
    む偏光素子の製造方法。
  10. 【請求項10】 前記偏光透過軸方向を第1方向に向か
    せるための偏光片を一方の基材に貼り付け、前記偏光透
    過軸方向を第2方向に向かせるための偏光片を他方の基
    材に貼り付ける工程の際、 各基材に該当する偏光片を光照射により接着力が低下す
    る接着剤により貼り付け、貼り付けた偏光片と異なる偏
    光透過軸方向を向かせるための偏光片配置部分に光照射
    してその光照射部分に貼り付けた偏光片を該基材から剥
    がして前記所定のパターンにする請求項9に記載の偏光
    素子の製造方法。
  11. 【請求項11】 第1の基材上に偏光透過軸方向が異な
    る複数の偏光片が貼り付けられた偏光素子の製造方法で
    あって、 該偏光透過軸方向のうちの1つの方向に偏光透過軸方向
    を向かせるための偏光片を該第1の基材上に所定のパタ
    ーンで貼り付ける工程と、 該偏光透過軸方向のうちの他の方向に偏光透過軸方向を
    向かせるための偏光片を、光照射により接着力が低下す
    る接着剤を用いて該第1の基材以外の他の基材上に所定
    のパターンで貼り付け、該他の基材上に貼り付けられた
    偏光片を、光照射により接着力が向上する接着剤を用い
    て該第1の基材上の偏光片のない部分に貼り付けて光照
    射することにより第1の基材上に転写することを1回行
    い、または2回以上繰り返す工程とを含む偏光素子の製
    造方法。
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