JPH10160965A - 光ファイバ部材の曲げ保形ガイド、曲げ部を有する光ファイバ部材およびその曲げ加工方法 - Google Patents

光ファイバ部材の曲げ保形ガイド、曲げ部を有する光ファイバ部材およびその曲げ加工方法

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JPH10160965A
JPH10160965A JP31945196A JP31945196A JPH10160965A JP H10160965 A JPH10160965 A JP H10160965A JP 31945196 A JP31945196 A JP 31945196A JP 31945196 A JP31945196 A JP 31945196A JP H10160965 A JPH10160965 A JP H10160965A
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bending
optical fiber
fiber member
guide
optical
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JP31945196A
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English (en)
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Asanori Inagaki
朝律 稲垣
Tatsuo Inoue
達夫 井上
Yoshiaki Yamano
能章 山野
Masao Sasagawa
柾男 笹川
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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  • Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用中における曲げの変化による光損失の変
動を防止し、光による信号伝送の安定化、光ファイバ部
材12の損傷防止および省スペース化を可能とする光フ
ァイバ部材の曲げ保形ガイド11を提供する。 【解決手段】 曲げ保形ガイド11は、光ファイバ部材
12を所定の曲げ形状で保持すべく、光ファイバ部材1
2が曲がり状態で収容されるファイバ曲げ収容部11a
を有する。曲げ保形ガイド11は光ファイバ部材12の
曲げ剛性よりも大なる曲げ剛性を有している。曲げ保形
ガイド11は光ファイバ部材12をファイバ曲げ収容部
11aに挿入するための挿入開口部11bが、その長手
方向に沿って形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光伝送機器やその
システム分野に使用される各種光ファイバや光ファイバ
コード等の光ファイバ部材を所望の曲げ状態で保持する
ための光ファイバ部材の曲げ保形ガイド、曲げ部を有す
る光ファイバ部材およびその曲げ加工方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】一般に、光伝送機器に使用される光ファ
イバ部材(光ファイバや光ファイバコード)には、その
配設経路途中や光コネクタとの接続部分で曲げが加わる
が、これらの曲げは任意の位置に任意の曲げ径で加わ
り、場合によっては著しく小さな曲げによって大きな光
損失の増加を招くおそれもあった。
【0003】従って、光損失の増加のレベルも不安定で
あり、光による信号伝送の不安定化を招くおそれがあっ
た。さらに、極端な場合には光ファイバ部材自身の折損
等の損傷を招くおそれもあった。
【0004】そこで、極端な曲がりが発生しやすい光コ
ネクタと光ファイバ部材との接続部分においては、従
来、図22に示される如く、光コネクタ1の軸心方向に
沿って光ファイバ部材2を直線状に接続すると共に、光
コネクタ1端部に柔軟性のあるゴム、合成樹脂等の材料
からなる保護ブーツ3を設け、光コネクタ1際での光フ
ァイバ部材2の極端な曲がりの発生を防止していた。
【0005】また、この種の光コネクタと光ファイバ部
材との接続部分における極端な曲がりを防止する構造と
して実開平2−21606号公報や実開平2−3920
2号公報等に開示の構造のものがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、光伝送
機器のコネクタ取付面に光コネクタ1を取付ける場合に
は、光コネクタ1自体の長さと、光ファイバ部材2の光
損失が増加しないような曲げ半径を確保するために、光
伝送機器のコネクタ取付面と隣接構造体との間に充分な
スペースを確保する必要があった。例えば、コネクタ取
付面が背面に配置されている光伝送機器を壁際に設置す
る場合においては、従来の電気機器に比べ、光伝送機器
とその後方の壁面との間隔を遥かに広く確保する必要が
あった。
【0007】また、光ファイバ部材2の配設経路途中に
おける不用意な任意の曲がりによって生じる予想外の光
損失の増加により、光による信号伝送の不安定化を招く
おそれもあった。
【0008】一方、図23は現在使用されている代表的
な光ファイバの曲げによる光伝送に際しての光損失の増
加を示しており、いずれも曲げ半径Rが10mm以下に
なると光損失が急増する傾向を示している。
【0009】そして、光ファイバを構成するコアおよび
クラッドの屈折率の差が大きい程、即ち、開口数NAが
大きい程、曲げによるコアからクラッドへの光の漏洩が
少なくなるので光損失の増加は減少する。
【0010】また、光ファイバの種類によって曲げによ
る光損失の増加の大きさは比較的安定しているため、光
損失の増加を予測することができ、曲げ半径5mmにお
いても3dB(光量1/2)以下である。
【0011】従って、この程度の光損失の増加を許容で
きるならば、光ファイバに加わる曲げを固定することに
よって使用中の光損失を安定に保つことができる。ま
た、曲げによる光ファイバの光損失の増加量が予測で
き、しかも安定した状態で維持することができれば、よ
り小さな曲げ径とすることも可能である。
【0012】そこで、本発明は、光ファイバ部材を配設
使用する場合、光ファイバ部材の曲げは避けられないた
め、予め、許容される範囲内で固定した曲げを強制的に
付与することによって、使用中における曲げの変化によ
る光損失の変動を防止し、光による信号伝送の安定化、
光ファイバ部材の損傷防止および省スペース化を可能と
する光ファイバ部材の曲げ保形ガイド、曲げ部を有する
光ファイバ部材およびその曲げ加工方法を提供すること
を目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の第1の技術的手段は、光ファイバ部材の曲げ保形ガイ
ドが、光ファイバ部材を所定の曲げ形状で保持すべく、
光ファイバ部材が曲がり状態で収容されるファイバ曲げ
収容部を有すると共に、光ファイバ部材の曲げ剛性より
も大なる曲げ剛性を有してなる点にある。
【0014】また、曲げ保形ガイドの内部に高曲げ剛性
を有する補強材が内蔵されてなる構造としてもよい。
【0015】さらに、前記光ファイバ部材を前記ファイ
バ曲げ収容部に挿入するための挿入開口部が、曲げ保形
ガイドの長手方向に沿って形成されてなる構造としても
よい。
【0016】また、曲げ保形ガイドが複数の分割ガイド
体よりなる構造としてもよい。
【0017】さらに、前記ファイバ曲げ収容部の内面に
緩衝層が備えられてなる構造としてもよい。
【0018】また、上記目的を達成するための第2の技
術的手段は、光ファイバ部材の被覆部は、その曲げ剛性
が光ファイバ部材の芯線部の曲げ剛性よりも大きい材料
とされ、熱加工により被覆部に所定の曲げ変形が付与さ
れてなる点にある。
【0019】そして、その曲げ加工方法は、光ファイバ
部材の被覆部の曲げ剛性を、光ファイバ部材の芯線部の
曲げ剛性よりも大きい材料とし、熱加工により被覆部に
所定の曲げ変形を付与する点にある。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、第1発明の第1の実施形態
を図面に基づいて説明すると、図1ないし図3に示され
る如く、11は曲げ保形ガイドで、可撓性を有する合成
樹脂等に形成されており、コイル状に構成されたパイプ
体よりなる。また、光ファイバや光ファイバコード等の
光ファイバ部材12を収容保持すべく、曲げ保形ガイド
11の内径は、光ファイバ部材12の外径より大径に形
成されている。
【0021】そして、曲げ保形ガイド11の曲げ剛性
は、光ファイバ部材12の曲げ剛性より大に構成されて
おり、曲げ保形ガイド11の内部に光ファイバ部材12
が収容された際には、光ファイバ部材12を曲がり状態
で収容保持するファイバ曲げ収容部11aを構成する。
【0022】また、曲げ保形ガイド11には、ファイバ
曲げ収容部11aに光ファイバ部材12を挿入するため
のスリット状の挿入開口部11bがその長手方向全体に
わたって形成されている。
【0023】なお、コイル状に構成された曲げ保形ガイ
ド11の内側半径Rは、光ファイバ部材12がファイバ
曲げ収容部11aに収容されて所定の曲げ形状が付与さ
れた際、光ファイバ部材12の曲げ半径が許容される範
囲の曲げ半径となるように適宜設定されている。
【0024】本実施形態によれば、光ファイバ部材12
の所定位置を曲げ保形ガイド11の挿入開口部11bを
利用してファイバ曲げ収容部11aに収容し、その状態
で配設すれば、ファイバ曲げ収容部11aに収容された
光ファイバ部材12は所定の曲げ形状で保持され、ここ
に、光ファイバ部材12は予め決められた所定の曲げ半
径で固定保持され、形状が安定化する。
【0025】そして、形状が安定しているため、使用時
における不用意な光ファイバ部材12の曲げの変化によ
る光ファイバ部材12の光損失の変動が有効に防止で
き、ここに、曲げによる光損失の増加も予測した値に安
定して得ることができ、光による信号伝送の安定化が図
れる。
【0026】また、曲げ保形ガイド11で保形されてい
るため、使用時に極端に小さな曲げ半径の曲げが加わっ
て光ファイバ部材12自身の折損や断線等の損傷を生じ
るおそれがなく、光ファイバ部材12の損傷が有効に防
止できる。
【0027】さらに、光ファイバ部材12を安定した形
状に保形でき、また、光損失の増加が予測できるため、
光ファイバ部材12を許容できる範囲内のより小さな曲
げ半径に構成することができ、配設する際の配置スペー
スの省スペース化が図れる。
【0028】また、曲げ保形ガイド11がコイル状に構
成されているため、その軸心方向の伸縮性も確保でき
る。
【0029】さらに、曲げ保形ガイド11に挿入開口部
11bを形成しているため、ファイバ曲げ収容部11a
に光ファイバ部材12を収容する作業も容易となる。
【0030】図4は第1発明の第2の実施形態における
要部断面図を示しており、第1の実施形態と同様構造の
曲げ保形ガイド11のパイプ体本体11c内に金属線や
高強度の合成樹脂体等の高曲げ剛性を有する補強材13
がその長手方向に沿って内蔵された構造とされている。
【0031】この場合、曲げ保形ガイド11のパイプ体
本体11c径が細い場合、もしくは曲げ保形ガイド11
のパイプ体本体11c部分の材質が光ファイバ部材12
の曲げ剛性より弱い場合に、補強材13の補強によっ
て、曲げ保形ガイド11全体としての曲げ剛性を光ファ
イバ部材12の曲げ剛性より大きくすることができると
共に、光ファイバ部材12の曲げ形状をより安定して保
持できるという利点がある。
【0032】また、この実施形態においても上記第1の
実施形態と同様の効果が得られる。
【0033】なお、補強材13をパイプ体本体11cの
表面に沿って埋設する構造であっても同様の効果が得ら
れる。
【0034】図5ないし図7は第1発明の第3の実施形
態を示しており、光ファイバ部材12の端部に光コネク
タ14が接続されている。そして、光コネクタ14近く
で光ファイバ部材12を所定の曲げ形状で保持すべく、
いわゆるL字状に形成された曲げ保形ガイド11が備え
られている。
【0035】この曲げ保形ガイド11も前述同様、光フ
ァイバ部材12の曲げ剛性よりも大なる曲げ剛性を有す
ると共に、ファイバ曲げ収容部11aを有しており、光
ファイバ部材12をファイバ曲げ収容部11aに挿入す
るための挿入開口部11bも形成されている。
【0036】また、曲げ保形ガイド11の内側半径R
は、光ファイバ部材12がファイバ曲げ収容部11aに
収容されて所定の曲げ形状が付与された際、光ファイバ
部材12の曲げ半径が許容される範囲の曲げ半径となる
ように適宜設定されている。
【0037】そしてこの実施形態においても上記第1の
実施形態と同様の効果が得られる。
【0038】図8および図9は第1発明の第4の実施形
態を示しており、曲げ保形ガイド11の断面形状が、第
3の実施形態における円形に代えて、矩形状とされたも
のであり、その他の多角形状のパイプ体であってもよ
い。
【0039】また、曲げ保形ガイド11による光ファイ
バ部材12の曲げは、単なる平面上の曲げだけでなく、
三次元的な捻りが加わったような曲げであってもよい。
【0040】なお、曲げ保形ガイド11をアルミニウム
等の軽くて柔らかいパイプ体で構成し、光ファイバ部材
12をその挿入開口部11bより挿入した状態で、曲げ
保形ガイド11に所定の曲げ変形を付与し、光ファイバ
部材12を所定の曲げ形状で保持する構造であってもよ
い。
【0041】図10および図11は第1発明の第5の実
施形態を示しており、曲げ保形ガイド11が2つの分割
ガイド体11A、11Bからなり、前述同様、光ファイ
バ部材12の曲げ剛性よりも大なる曲げ剛性を有する構
造とされている。
【0042】即ち、下側分割ガイド体11Aは上方に開
口する溝形状のファイバ曲げ収容部11aをその長さ方
向に沿って有し、ファイバ曲げ収容部11aの上端部の
挿入開口部11bを上方より閉塞状として上側分割ガイ
ド体11Bが嵌合装着される構造とされている。
【0043】また、上側分割ガイド体11Bの両端部の
互いに対向する内面側には、長さ方向に沿った係止突条
11Cがそれぞれ形成されており、下側分割ガイド体1
1Aの前記係止突条11Cに対応する位置には、各係止
突条11Cが係脱自在に係止される係止溝11Dがそれ
ぞれ形成されている。
【0044】さらに、各分割ガイド体11A、11Bの
各コーナー部の内外部分には、それぞれネジ等により固
定する為の固定用孔11E、11Fがそれぞれ連通状に
形成されている。
【0045】従って、前記係止突条11Cと係止溝11
Dとの係止構造だけでは、組み付け状態を保持できない
場合に、各固定用孔11E、11Fを利用してロックす
ればよい。
【0046】例えば、このロックする構造として、配線
ラックが配設されている場合には、各固定用孔11E、
11Fを貫通させて配線ラックにネジ止めやバンド体で
固定すればよく、また、配線ラックを利用しない場合に
は、上側分割ガイド体11Bの固定用孔11Fを貫通さ
せて下側分割ガイド体11Bの固定用孔11Eに固定ピ
ンを差し込んで固定する方法や各固定用孔11E、11
Fにわたって接着剤を充填する方法等がある。
【0047】また、曲げ保形ガイド11を下側分割ガイ
ド体11Aと上側分割ガイド体11Bとからなる分割構
造としているため、挿入開口部11bをより広く確保で
き、光ファイバ部材12をファイバ曲げ収容部11aに
収容する作業がより容易となる。
【0048】そしてこの実施形態においても上記第1の
実施形態と同様の効果が得られる。
【0049】図12は第1発明の第6の実施形態を示し
ており、上記第5の実施形態におけるファイバ曲げ収容
部11aの内周面に沿って、ゴム材やスポンジ材等の柔
軟性を有する部材よりなる緩衝層11Gが備えられた構
造とされている。
【0050】この場合、光ファイバ部材12の曲げ状態
が緩衝層11Gを介して保形されるため、光ファイバ部
材12との接触面における面圧の均一化が図れ、光ファ
イバ部材12の曲げによる損傷もより有効に防止され
る。
【0051】なお、上記第5の実施形態および第6の実
施形態において、下側分割ガイド体11Aと上側分割ガ
イド体11Bとを備えた構造を示しているが、光ファイ
バ部材12の曲げ形状によっては、上側分割ガイド体1
1Bがない構造の曲げ保形ガイド11であってもよい。
この場合、下側分割ガイド体11Aの曲げ剛性は、単独
で、光ファイバ部材12の曲げ剛性より大とされる。
【0052】図13および図14は第1発明の第7およ
び第8の実施形態を示しており、図13に示される曲げ
保形ガイド11は、上記第5の実施形態における曲げ保
形ガイド11の断面形状が円形状とされたものであり、
図14に示される曲げ保形ガイド11は、上記第6の実
施形態における曲げ保形ガイド11の断面形状が円形状
とされたものである。
【0053】図15は第1発明の第9の実施形態を示し
ており、光コネクタ14の端部に設けられた柔軟性を有
する保護ブーツ16内に、該保護ブーツ16を所定の屈
曲形状で保持すべく、所定の形状に曲げられた筒状の曲
げ保形ガイド本体17が挿入装着されており、この曲げ
保形ガイド本体17内に光ファイバ部材12を挿通する
ことにより、光ファイバ部材12を所定の曲げ形状で保
持する構造とされている。
【0054】従って、この場合、保護ブーツ16と曲げ
保形ガイド本体17とによって曲げ保形ガイド11が構
成されており、全体としての曲げ保形ガイド11は、光
ファイバ部材12の曲げ剛性よりも充分大なる曲げ剛性
を有する構造とされている。
【0055】この場合、配設に際して、光伝送機器のコ
ネクタ取付面と隣接構造体間のスペースがより少なくて
済み、省スペース化が図れる。
【0056】なお、曲げ保形ガイド11の曲げ半径は、
光ファイバ部材12の曲げ半径が許容される範囲の曲げ
半径となるように適宜設定されている。また、保護ブー
ツ16は上記のように一体形式であってもよく、分割形
式として、後付けで組み付ける方式としてもよい。
【0057】また、この実施形態においても上記第1の
実施形態と同様の効果が得られる。
【0058】図16ないし図21は第2発明の各実施形
態を示しており、光ファイバ部材12の外部保護被覆部
の材質は、従来のような比較的柔らかい塩化ビニル系合
成樹脂ではなく、光ファイバ部材12の芯線部の曲げ剛
性よりも大きな曲げ剛性を有する材質とされている。例
えば、被覆部の材質としてポリオレフィン系合成樹脂あ
るいはポリアミド系合成樹脂等の比較的硬質の熱可塑性
合成樹脂とされる。
【0059】そして、光ファイバ部材12の曲げ変形を
付与する所望位置を、加熱軟化せしめて所定の曲げ変形
を付与した後、冷却固化すれば、所定の曲げ変形が付与
された状態で保形される。
【0060】図16は光コネクタ14近くで、光ファイ
バ部材12に許容範囲の曲げ半径Sの曲げ変形が付与さ
れた構造とされている。
【0061】図17は光コネクタ14近くで、任意の方
向に許容範囲の曲げ半径Sの曲げ変形を付与し、且つ蛇
行状に順次曲げ変形を付与して、光ファイバ部材12の
延びる方向に伸縮性を有する構造とされている。
【0062】図18は光コネクタ14近くで、その軸方
向に沿って蛇行状に許容範囲の曲げ半径Sの曲げ変形を
付与し、伸縮性を有する構造とされている。
【0063】図19は光コネクタ14近くで、その軸方
向に対して、直角方向にコイル状に許容範囲の曲げ半径
Sの曲げ変形を付与し、大きな伸縮性を確保した構造と
されている。
【0064】図20は光コネクタ14近くで、その軸方
向に沿って、コイル状に許容範囲の曲げ半径Sの曲げ変
形を付与し、大きな伸縮性を確保した構造とされてい
る。
【0065】図21は光コネクタ14近くで、その軸方
向に対して、直角方向に比較的大径のコイル状の曲げ変
形を付与し、任意の方向に光ファイバ部材12を延設可
能な構造とされている。
【0066】従って、第2発明の各実施形態における光
ファイバ部材12によっても、第1発明と同様、予め形
成された所定の曲げ形状が維持され、使用中における曲
げの変化による光損失の変動が有効に防止され、光によ
る信号伝送の安定化、光ファイバ部材の損傷防止および
省スペース化が図れる。
【0067】また、第2発明にあっては、第1発明のよ
うな曲げ保形ガイド11が不要となる利点もある。
【0068】
【発明の効果】以上のように、本発明の光ファイバ部材
の曲げ保形ガイドによれば、光ファイバ部材が曲がり状
態で収容されるファイバ曲げ収容部を有すると共に、光
ファイバ部材の曲げ剛性よりも大なる曲げ剛性を有して
なるものであり、曲げ保形ガイドによって光ファイバ部
材は所定の形状で保持されるため、使用中における曲げ
の変化による光損失の変動が防止でき、曲げによって生
じる光損失の増加も予測した範囲に抑えることができ、
光による信号伝送の安定化、光ファイバ部材の損傷防止
および省スペース化が図れるという利点がある。
【0069】また、曲げ保形ガイドの内部に高曲げ剛性
を有する補強材が内蔵されてなる構造とすれば、光ファ
イバ部材の曲げ形状をより安定して保持できるという利
点がある。
【0070】さらに、光ファイバ部材をファイバ曲げ収
容部に挿入するための挿入開口部が、その長手方向に沿
って形成されてなる構造とすれば、光ファイバ部材のフ
ァイバ曲げ収容部に対する挿入が容易に行えるという利
点がある。
【0071】また、ファイバ曲げ収容部の内面に緩衝層
が備えられてなる構造とすれば、光ファイバ部材の曲げ
による損傷が有効に防止できるという利点がある。
【0072】さらに、本発明の曲げ部を有する光ファイ
バ部材によれば、光ファイバ部材の被覆部は、その曲げ
剛性が光ファイバ部材の芯線部の曲げ剛性よりも大きい
材料とされ、熱加工により被覆部に所定の曲げ変形が付
与されてなるものであり、付与された所定の曲げ形状が
維持され、使用中における曲げの変化による光損失の変
動が有効に防止でき、光による信号伝送の安定化、光フ
ァイバ部材の損傷防止および省スペース化が図れるとい
う利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1発明の第1の実施形態を示す斜視図であ
る。
【図2】同右側面図である。
【図3】同断面図である。
【図4】第1発明の第2の実施形態を示す断面図であ
る。
【図5】第1発明の第3の実施形態を示す側面図であ
る。
【図6】同曲げ保形ガイドの拡大図である。
【図7】同断面図である。
【図8】第1発明の第4の実施形態を示す側面図であ
る。
【図9】同断面図である。
【図10】第1発明の第5の実施形態を示し、上側分割
ガイド体の半部を省略した側面図である。
【図11】同断面図である。
【図12】第1発明の第6の実施形態を示す断面図であ
る。
【図13】第1発明の第7の実施形態を示す断面図であ
る。
【図14】第1発明の第8の実施形態を示す断面図であ
る。
【図15】第1発明の第9の実施形態を示す一部断面側
面図である。
【図16】第2発明の実施形態を示す側面図である。
【図17】第2発明の他の実施形態を示す側面図であ
る。
【図18】第2発明の他の実施形態を示す側面図であ
る。
【図19】第2発明の他の実施形態を示す側面図であ
る。
【図20】第2発明の他の実施形態を示す側面図であ
る。
【図21】第2発明の他の実施形態を示す側面図であ
る。
【図22】従来例を示す一部断面側面図である。
【図23】光ファイバにおける曲げ半径と光損失増加と
の関係図である。
【符号の説明】
11 曲げ保形ガイド 11a ファイバ曲げ収容部 11b 挿入開口部 11A 下側分割ガイド体 11B 上側分割ガイド体 11G 緩衝層 12 光ファイバ部材 13 補強材 14 光コネクタ 16 保護ブーツ 17 曲げ保形ガイド本体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 笹川 柾男 三重県四日市市西末広町1番14号 住友電 装株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ファイバ部材を所定の曲げ形状で保持
    すべく、光ファイバ部材が曲がり状態で収容されるファ
    イバ曲げ収容部を有すると共に、光ファイバ部材の曲げ
    剛性よりも大なる曲げ剛性を有してなることを特徴とす
    る光ファイバ部材の曲げ保形ガイド。
  2. 【請求項2】 内部に高曲げ剛性を有する補強材が内蔵
    されてなることを特徴とする請求項1記載の光ファイバ
    部材の曲げ保形ガイド。
  3. 【請求項3】 前記光ファイバ部材を前記ファイバ曲げ
    収容部に挿入するための挿入開口部が、その長手方向に
    沿って形成されてなることを特徴とする請求項1または
    2記載の光ファイバ部材の曲げ保形ガイド。
  4. 【請求項4】 前記曲げ保形ガイドが複数の分割ガイド
    体よりなることを特徴とする請求項1または2記載の光
    ファイバ部材の曲げ保形ガイド。
  5. 【請求項5】 前記ファイバ曲げ収容部の内面に緩衝層
    が備えられてなることを特徴とする請求項1、2、3ま
    たは4記載の光ファイバ部材の曲げ保形ガイド。
  6. 【請求項6】 光ファイバ部材の被覆部は、その曲げ剛
    性が光ファイバ部材の芯線部の曲げ剛性よりも大きい材
    料とされ、熱加工により被覆部に所定の曲げ変形が付与
    されてなることを特徴とする曲げ部を有する光ファイバ
    部材。
  7. 【請求項7】 光ファイバ部材の被覆部の曲げ剛性を、
    光ファイバ部材の芯線部の曲げ剛性よりも大きい材料と
    し、熱加工により被覆部に所定の曲げ変形を付与するこ
    とを特徴とする光ファイバ部材の曲げ加工方法。
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