JPH10161041A - 内視鏡用光源装置 - Google Patents

内視鏡用光源装置

Info

Publication number
JPH10161041A
JPH10161041A JP8315044A JP31504496A JPH10161041A JP H10161041 A JPH10161041 A JP H10161041A JP 8315044 A JP8315044 A JP 8315044A JP 31504496 A JP31504496 A JP 31504496A JP H10161041 A JPH10161041 A JP H10161041A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
light source
endoscope
subject
source device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP8315044A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Hakamata
和男 袴田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP8315044A priority Critical patent/JPH10161041A/ja
Publication of JPH10161041A publication Critical patent/JPH10161041A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Endoscopes (AREA)
  • Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 内視鏡用光源装置において、照明光の損失を
生じることなく被写体の広い領域に亘り照明光の照度分
布を均一にせしめる。 【解決手段】 光源10より発せられる照明光L1を、ライ
トガイド12を介してその出射端に近接して揺動可能に配
された楔形のプリズム16へ入射させる。プリズム16によ
り方向を変えられた照明光L1が被写体40の広い領域を照
射する。被写体40で反射した照明光L1により得られる通
常画像を撮像して映像信号を得、この映像信号のフレー
ム周期と同期をとりつつ、被写体40における照度分布が
均一となるようにプリズム16の揺動速度を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光源からの光をラ
イトガイドを介して被写体に導く内視鏡用光源装置に関
し、さらに詳細には、内視鏡用光源装置の配光特性の改
良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】今日、医療現場においては、開腹手術を
行わずに生体内部の病変を診断したり、病巣の摘出をす
る等の医療行為が行われており、診断装置として内視鏡
が広く用いられている。
【0003】通常、内視鏡によって体腔内の被写体を観
察するときは、照明光源からの光を体内に挿入される光
ファイバ等からなるライトガイドを介して体内に導いて
被写体を照射することが行われている。
【0004】また、腫瘍親和性を有し、光により励起さ
れたとき蛍光を発する光感受性物質を予め生体の腫瘍部
分に吸収させておき、その部分に光感受性物質の励起波
長領域にある励起光を照射して蛍光を生じさせ、この蛍
光による画像を表示して腫瘍部分を診断する技術があ
る。例えば特公昭63−9464号、特開平1−136
630号、特開平7−59783号等には、この技術を
用いた蛍光画像診断装置が開示されている。この種の蛍
光画像診断装置は基本的に、光感受性物質の励起波長領
域にある励起光を生体に対して照射する励起光照射手段
と、光感受性物質が発する蛍光を検出して生体の蛍光像
を撮像する手段と、この撮像手段の出力を受けて上記蛍
光像を表示する画像表示手段とからなるものであり、多
くの場合、体腔内部に挿入される内視鏡等に組み込まれ
た形に構成され、このような構成をとるものを特に蛍光
内視鏡と称している。この場合、通常の内視鏡と同様に
光ファイバ等からなるライトガイドを介して励起光を体
内に導いて被写体を照射することが行われている。
【0005】上述の内視鏡や蛍光内視鏡においては、ラ
イトガイド先端部の光出射対物レンズ系は、被写体の中
心部の光量を周辺部より大きくするという特性を有する
ため、照明光の照度分布が均一なものとならず、被写体
の中心部が明るく周辺部が暗いため観察し易い撮像画像
を得ることが困難である。特に、蛍光画像診断装置によ
り得られる蛍光像は、微弱な蛍光を受光し撮像して得ら
れるため、励起光照射系における光学的な損失のないも
のが要求され、また、蛍光像は励起光の強度によって変
化するため、励起光の強度は被写体上において均一な照
度分布をしていることが要求される。
【0006】また、今日、内視鏡や蛍光内視鏡等の蛍光
画像診断装置においては、固体撮像素子を用いてブラウ
ン管等の表示装置に被写体の映像を表示可能とする電子
式の内視鏡や蛍光画像診断装置が実現されている。しか
し、固体撮像素子を用いた場合、撮像面の受光素子に入
射される光量が大きすぎると、過大な電荷が周辺部にあ
ふれ、再生画像面上においては滲んでブルーミング現象
が生じ、その部分の画像を忠実に再生できなくなるとと
もに、正規の状態に復帰するまで撮像不能となるという
問題を生じる。このため、被写体の中心部の光量をブル
ーミング現象を生じない適正なレベルに保たなければな
らず、このため被写体の周辺部の光量が不足するため広
い撮像範囲に亘って観察しやすい画像を得ることが困難
であるという問題も生じる。
【0007】上述の問題を改善する方法として、例えば
特開昭61−177420号、特開昭61−26772
6号、特開平5−119272号、特開平5−2038
82号等により、照明光の照度分布の均一化を図る方法
が提案されている。この種の内視鏡用光源装置は、基本
的にはレンズ若しくはファイバの形状、又は、配置を改
善することにより照明光の照度分布の均一化を図るもの
である。
【0008】また、例えば特開平4−120507号に
は、光源とライトガイドとの間に透過率を電気的に変え
られる素子(例えば液晶等)を配し、電気的に照明光の
照度分布を均一化させる方法が開示されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のレンズ
若しくはファイバの形状、又は、配置を改善することに
より照度分布の均一化を図る内視鏡用光源装置は、広い
角度に亘って照度分布を均一化させることは困難であ
り、照度分布の均一化の効果が小さいという問題があ
る。また、上述の透過率を電気的に変えられる素子を用
いて照度分布の均一化を図る内視鏡用光源装置は、照明
領域全体を均一な特性にしようとすれば、照明強度の弱
い周辺部に照明強度を合わさなければならないため、被
写体中央部の本来照明強度の強い部分の透過率を小さく
しなければならず、照明光を効率的に利用することがで
きないという問題がある。
【0010】本発明は上述の問題に鑑みてなされたもの
であり、照明光の損失を生じることなく、広い視野の全
領域に亘り照明光の照度分布を均一にすることのできる
内視鏡用光源装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明による内視鏡用光
源装置の第1の手段は、光源からの光を光ファイバ等よ
りなるライトガイドを介して被写体に導く内視鏡光源装
置であって、上記ライトガイドの出射端の前部に配され
て、出射光を上記被写体の異なる部分に向けるように変
化させる光偏向手段と、上記光に照射された上記被写体
の画像を撮像して映像信号を得る撮像手段と、上記映像
信号のフレーム周期と同期をとりつつ、上記被写体の照
度分布が均一となるように、上記光の強度および/また
は光偏向手段の偏向速度を制御する制御手段と、を備え
たことを特徴とするものである。
【0012】ここで「フレーム周期」とは、上記映像信
号をCRT等の画像表示媒体に入力して上記被写体の画
像をこの画像表示媒体に再生するに際し、1画面(フレ
ーム)を再生するために要する周期をいう(以下におい
ても同様である)。
【0013】また、本発明による内視鏡用光源装置の第
2の手段は、光源からの光を光ファイバ等を多数束ねて
なるファイババンドルを介して被写体に導く内視鏡光源
装置であって、上記光源と上記ファイババンドルの入射
端との間に配されて、上記光をこのファイババンドルの
入射端の異なる部分に向けるように変化させる光偏向手
段と、上記光に照射された上記被写体の画像を撮像して
映像信号を得る撮像手段とを有し、前記映像信号のフレ
ーム周期と同期をとりつつ、上記被写体の照度分布が均
一となるように、上記照明光の強度および/または光偏
向手段の偏向速度を制御する制御手段と、を備えたこと
を特徴とするものである。
【0014】また、本発明による上記内視鏡用光源装置
の何れにおいても、上記光偏向手段は、楔型の形状をし
た揺動自在なプリズムであることが望ましく、このプリ
ズムは、プリズム単体として上記照明光の光軸を互いに
概ね直交する方向に屈折させる楔型の形状をしていると
なお望ましい。また、このプリズムは、前述のように単
体のものではなく、上記照明光を屈折させる楔型の形状
をしたプリズムを2個直列に配したプリズムの複合体で
あって、このプリズムの複合体として上記照明光の光軸
を互いに概ね直交する方向に屈折させるものであっても
良い。
【0015】また、本発明による上記第2の内視鏡用光
源装置においては、上記光源としてレーザ光源を使用
し、上記光偏向手段が、ポリゴンミラーまたは音響光学
偏向器よりなるレーザ光走査光学系で構成されるもので
あっても良い。
【0016】また、本発明は、通常の内視鏡に使用され
るものに限定されるものではなく、蛍光内視鏡における
励起光用光源装置において使用されるものであってもよ
く、本発明による上記内視鏡用光源装置の何れにおいて
も、上記光源が、蛍光を発する光感受性物質を吸収して
いる患部に対して、前記光感受性物質の励起波長領域に
ある励起光を発し、上記撮像手段が、前記患部から発せ
られた蛍光を受光し、この蛍光による蛍光像を撮像する
ものであっても良い。
【0017】
【発明の効果】上記本発明の第1の構成を有する内視鏡
用光源装置においては、ライトガイドによって導入管の
先端部まで導光された光を光偏向手段により偏向させ、
撮像信号のフレーム周期と同期をとりつつ、被写体上に
おいて照度分布が均一となるように、この光偏向手段の
偏向速度や光源から発せられる光の強度を制御する。従
って、被写体の広い領域に亘り照明光の照度分布を均一
にすることができる。しかも、プリズム等よりなる光偏
向手段により偏向させて配光しているだけであるから光
学的な損失を生ぜず、照明光を効率的に利用することが
できる。これによって、従来均一な光量が得られないた
め暗すぎたり明るすぎたりして良く見えなかった部分
が、全体が均一で十分な明るさとなるため、観察に適す
る撮像画像を得ることができる。
【0018】ここで、光偏向手段としては、光の方向を
変えるものであれば良く、光学屈折素子として良く用い
られ加工が容易である楔形の形状をしたプリズム等の簡
単なものを使用することができ、しかも楔形の形状を直
交する2方向に形成することで1個のプリズムで直交す
る2方向へ光の向きを変えることができるので、小型化
でき内視鏡先端に配設することが可能となる。
【0019】また、上記本発明の第2の構成を有する内
視鏡用光源装置においては、ライトガイドとして光ファ
イバ等を複数本束ねて構成されるファイババンドルを用
いており、ファイババンドルを構成する各光ファイバの
入射端において入射光量を制御し出射端まで導光して被
写体を照射できるので、生体外においてこのファイババ
ンドルの入射端と光源の間に光偏向手段を配設すること
が可能となり、光偏向手段は大きさ等の制約を受けるこ
とが無くなる。例えば、光源としてレーザ光源を使用
し、ポリゴンミラーや音響光学偏向器等により構成され
るレーザ光走査光学系を光偏向手段として使用すること
ができることとなる。レーザ光源を使用することで集光
が容易となり、走査光学系の構成も容易となる。
【0020】また、本発明による内視鏡用光源装置を、
蛍光内視鏡における励起光用光源装置において使用する
と、上述のように損失を生じることなく被写体上で均一
な励起光の照度分布が得られるため、微弱な蛍光を受光
することができるようになり、また、照度むらによる蛍
光画像の疑病変がなる。このため、診断の信頼性を格段
に高めることができるようになる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。図1は、本発明の内視鏡用
光源装置の一つの実施の形態を示すものである。
【0022】この内視鏡用光源装置は、白色光である照
明光L1を発する光源10と、この照明光L1を集光する集光
レンズ11と、集光された照明光L1が入射するように配置
された光ファイバからなるライトガイド12とを有してい
る。
【0023】上記ライトガイド12は、可撓性の導入管13
内に収められている。さらに、ライトガイドの先端(図
1中の左側)に近接して、光偏向手段として楔形の形状
を有したプリズム16が揺動可能に配されている。
【0024】また、可撓性の導入管13の先端(図1中の
左側)のプリズム16の近傍には結像レンズ20が配され、
その後方近傍(図1中の結像レンズ20の右側)にはプリ
ズム21が配されている。診断部位40に照明光L1が照射さ
れたとき、この診断部位40で反射した照明光L1はプリズ
ム21で反射し図1中の下方への光路を進行して、CCD
撮像板等の固体撮像素子22に入射する。この際、結像レ
ンズ20により照明光L1による診断部位40の通常像が固体
撮像素子22上に結像される。固体撮像素子22は、この通
常像を撮像し映像信号を出力する。この映像信号は、C
RT等からなる画像表示手段25および揺動制御手段15へ
入力される。この揺動制御手段15は、この映像信号のフ
レーム周期と同期をとりつつ、被写体表面上での照度分
布が均一となるように上記プリズム16を揺動させる。
【0025】以下、図2および図3を参照して、上記構
成の内視鏡用光源装置の作用について、プリズム16およ
び揺動制御手段15の作用を中心に説明する。尚、プリズ
ム16がライトガイド12の先端部に近接して配設されてい
るので、照明光L1はプリズム16に平行に入射するものと
して説明する。また、対物レンズ17による効果は省略し
て説明する。
【0026】プリズム16は、ライトガイド12より出射さ
れる照明光を概ね直交する2方向に屈折させることので
きる楔形の形状を有する(図3(A) を参照)。ライトガ
イド12からプリズム16へ入射する照明光L1の光軸をX軸
(図3(A) および(B) 中の左右方向)とし、このX軸に
互いに直交する光軸をY軸(図3(B) 中の上下方向)お
よびZ軸(図3(B) 中の奥行き方向)とする。プリズム
16の中心を支点として、Z軸を中心にプリズム16が回転
する方向を方向Mとし、Y軸を中心にプリズム16が回転
する方向を方向Nとする。プリズム16は、方向Mおよび
方向Nへ揺動可能に配設されている。
【0027】図2は、図3においてプリズム16を正面16
aより見た平面図である。図2において、プリズム16が
実線で示される位置にある場合、ライトガイド12より出
射された照明光L1はプリズム16に入射し、実線で示され
る第1の光路L1aを経て被写体40の部位40aを照射す
る。一方、プリズム16が破線で示される位置にある場合
は、ライトガイド12より出射された照明光L1はプリズム
16に入射し、一点破線で示される第2の光路L1bを経て
被写体40の部位40bを照射する。従って、プリズム16を
方向Mへ揺動させることにより、ライトガイド12より出
射される照明光L1を、被写体40の部位40aから40bまで
偏向させつつ照射することができる。また、プリズム16
の揺動幅を大きくすることで照射範囲を広くすることが
できる。
【0028】プリズム16が方向Nへ揺動する場合につい
ても、上述と同様にライトガイド12より出射される光
を、被写体40の部位を偏向しつつ照射することがでる。
さらにこの場合は、方向Mによる偏向方向とは概ね直交
した方向へ偏向される。従って、プリズム16を方向Mお
よび方向Nへ揺動させることにより、ライトガイド12よ
り出射される照明光を被写体40の平面状に広い範囲に亘
って偏向させることができる。
【0029】一方、被写体上の照度は、微小面積につい
て考えると照明光L1の照射強度と照射時間の積に比例す
る。従って、ライトガイド12より出射される照明光L1の
照射強度が一定であるとすれば、プリズム16の揺動速度
を変えることによって、被写体上の照度分布を変えられ
る、ということを意味する。このとき、ライトガイド12
より出射される照明光L1はプリズム16を透過するだけで
あるから損失を殆ど生じることがない。
【0030】このため、揺動制御手段15によって被写体
上の照度分布が均一となるようにプリズム16の揺動速度
を制御することにより、結果的にライトガイド12より出
射される照明光L1を被写体40の広い領域を照射しつつ、
被写体上での照度分布を均一にすることが可能となる。
さらに、固体撮像素子22より出力される映像信号のフレ
ーム周期と同期をとることにより、画像表示手段25より
観察される撮像画像も画面全体が一様に明るく良好な画
像となる。
【0031】なお、本実施形態においては、光偏向手段
として図3に示す楔形の形状をしたプリズムを1個使用
する場合について説明しているが、方向Mへ揺動可能な
プリズムと方向Nへ揺動可能なプリズムとを直列に配設
してプリズムの複合体として使用することも可能であ
る。さらに、ポリゴンミラー等を使用することも可能で
ある。
【0032】次に図4を参照して、本発明の第2の実施
の形態による内視鏡用光源装置について説明する。なお
図4において、図1中の要素と同等の要素には同番号を
付し、それらについての説明は特に必要のない限り省略
する。
【0033】この第2の実施の形態の内視鏡用光源装置
は、レーザ光L1を発するレーザ光源30と、被写体に向け
てレーザ光L1を導く光ファイバを複数本束ねて構成され
るファイババンドル32と、レーザ光源30とファイババン
ドル32との間に配されたポリゴンミラーまたは音響光学
偏向器よりなるレーザ光走査光学系31を有する。ファイ
ババンドル32は、可撓性の導入管13内に収められてい
る。レーザ光走査光学系31は、ファイババンドル32の入
射端面上をレーザ光L1を走査させつつ、このレーザ光L1
をこのファイババンドル32を構成する各光ファイバに入
射させる。ファイババンドル32により出射端に導かれた
レーザ光L1は診断部位40を照射する。
【0034】固体撮像素子22より出力される映像信号
は、CRT等からなる画像表示手段25、発光強度制御手
段35および走査速度制御手段36へ入力される。この発光
強度制御手段35は、映像信号のフレーム周期と同期をと
りつつ被写体表面上での照度分布が均一となるように、
強度変調情報によりレーザ光源30から発せられるレーザ
光L1の強度を制御する。また、走査速度制御手段36は、
映像信号のフレーム周期と同期をとりつつ被写体表面上
での照度分布が均一となるように、速度変調情報により
レーザ光走査光学系31の走査速度を制御する。
【0035】以下、上記第2の実施の形態の内視鏡用光
源装置の作用について説明する。最初に発光強度制御手
段35が、レーザ光源30より発せられるレーザ光L1の強度
を一定の値に保っている場合について説明する。なお、
この場合は、発光強度制御手段35が配設されていない場
合と等価である。
【0036】レーザ光源30より発せられるレーザ光L1
は、レーザ光走査光学系31へ入射し、走査速度制御手段
36からの速度変調情報に基づいてファイババンドル32の
入射端面上を走査する。走査速度制御手段36は、後述の
ようにファイババンドル32の中心部は高速度で走査を行
い周辺部へ行くほど漸次低速度で走査を行うように(即
ち、被写体表面上での照度分布が均一となるように)速
度変調情報をレーザ光走査光学系31へ伝える。走査速度
の変調されたレーザ光L1はファイババンドル32により出
射端まで導光され、対物レンズ17により所定の角度に拡
げられ被写体40を照射する。レーザ光L1はファイババン
ドル32の入射端面で走査速度が変調されており、被写体
を照射するレーザ光L1は、照射範囲の中心部は高速度で
走査を行い周辺部へ行くほど漸次低速度で走査を行うこ
ととなる。
【0037】ところで、ファイババンドル32の出射端で
のレーザ光L1の照射強度が均一であれば、対物レンズ17
により所定の角度に拡げられた被写体40における照度
は、被写体の中心部では強く周辺部へ行くほど漸次弱く
なる特性を有する。一方、被写体上での照度は、微小面
積について考えるとレーザ光L1の照射強度と照射時間の
積に比例する。従って、レーザ光L1の発光強度が一定で
あれば、レーザ光L1がファイババンドル32の入射端面を
走査する走査速度を変えることによって、被写体上の照
度分布を変えられる、ということを意味する。このと
き、レーザ光L1はレーザ光走査光学系31により走査速度
の制御を受けるだけであるから損失を殆ど生じることが
ない。
【0038】このため、レーザ光L1がファイババンドル
32の入射端面上を走査する走査速度を、走査速度制御手
段36からの速度変調情報に基づいてレーザ光走査光学系
31によって制御することにより、レーザ光L1が被写体40
の広い領域を照射しつつ、被写体上での照度分布を均一
にすることが可能となる。さらに、上述同様に固体撮像
素子22より出力される映像信号のフレーム周期と同期を
とることにより、画像表示手段25より観察される撮像画
像も画面全体が一様に明るく良好な画像となる。
【0039】次に、レーザ光走査光学系31がレーザ光L1
を一定の速度で走査する場合について説明する。レーザ
光源30より発せられるレーザ光L1は、レーザ光走査光学
系31へ入射し、ファイババンドル32の入射端面上を走査
速度制御手段36からの速度変調情報に基づき走査する。
走査速度制御手段36は、レーザ光L1を一定の速度で走査
を行うように速度変調情報をレーザ光走査光学系31へ伝
える。一方、発光強度制御手段35は、後述のようにレー
ザ光L1がファイババンドル32の中心部は低照度で照射し
周辺部へ行くほど漸次高照度で照射するように、強度変
調情報をレーザ光源30へ伝える。発光強度の変調された
レーザ光L1はファイババンドル32により出射端まで導光
され、対物レンズ17により所定の角度に拡げられ被写体
40を照射する。レーザ光L1はファイババンドル32の入射
端面上で照射強度が変調されており、被写体を照射する
レーザ光L1は、照射範囲の中心部は弱い光で照射を行い
周辺部へ行くほど漸次強い光で照射を行う。
【0040】ところで、上述と同様にファイババンドル
32の出射端でのレーザ光L1の照射強度が均一であれば、
対物レンズ17により所定の角度に拡げられた被写体40に
おける照度は、被写体の中心部では強く周辺部へ行くほ
ど漸次弱くなる特性を有する。一方、被写体上での照度
は、微小面積について考えるとレーザ光L1の照射強度と
照射時間の積に比例する。従って、レーザ光L1がファイ
ババンドル32の入射端を走査する走査速度が一定であれ
ば、レーザ光源の発光強度を変えることによって、被写
体上の照度分布を変えられる、ということを意味する。
このとき、被写体の周辺部と中心部の照度が同じになる
ようにレーザ光L1の発光強度を制御することができる。
また、レーザ光走査光学系31は走査速度を一定にしてい
るだけであるから損失を殆ど生じることがない。
【0041】このため、発光強度制御手段35からの強度
変調情報に基づいてレーザ光源の発光強度を制御するこ
とにより、レーザ光L1が被写体40の広い領域を照射しつ
つ、被写体上での照度分布を均一にすることが可能とな
る。さらに、上述同様に固体撮像素子22より出力される
映像信号のフレーム周期と同期をとることにより、画像
表示手段25より観察される撮像画像も画面全体が一様に
明るく良好な画像となる。
【0042】また、この第2の実施形態においては、走
査速度制御手段36が走査速度を変調しつつ、発光強度制
御手段35がレーザ光源の発光強度を変調して被写体表面
上での照度分布を均一にすることも可能である。
【0043】この場合、上述のように基本動作として一
方の変調制御により被写体表面上での照度分布を均一に
しようとするため、一方の変調制御が他方の変調制御へ
影響を及ぼし合う場合がある。このため、双方の変調制
御が不安定となり、安定して発光強度を均一にすること
ができない場合も生じ得る。かかる事態を避けるため、
例えば画像表示手段25の水平走査に同期してレーザ光源
の発光強度の制御を行い、垂直走査に同期して走査速度
の制御を行う、または、その逆の組み合わせによる制御
を行うことで発光強度制御および走査速度制御を独立に
制御することが可能となり、被写体上での照度分布を安
定かつ均一にすることが可能となる。さらにこの場合
は、発光強度制御および走査速度制御は、画像表示手段
25の水平走査又は垂直走査いずれか一方とのみ同期する
ように制御されるため、レーザ光源30、レーザ光走査光
学系31、発光強度制御手段35、走査速度制御手段36を簡
易な手段により構成できる。
【0044】なお、上記第2の実施の形態においては、
ファイババンドル32の入射端への光偏向手段として、レ
ーザ光走査光学系31を使用し、走査速度制御手段36から
の速度変調情報に基づき走査速度を制御する場合につい
て述べているが、第1の実施の形態で使用したプリズム
を用いることも可能である。
【0045】なお、本発明による内視鏡用光源装置は、
上述した実施の形態の構成に限定されるものではなく、
この発明の範囲内で種々変形可能である。例えば、光源
から発せられる光の強度を制御する手段として上述の実
施の形態の構成では光源の発光強度自体を強度変調する
ものについて説明しているが、透過率を電気的に変えら
れる素子(例えば液晶等)を光源の前面に配し、光源の
発光強度を一定にして、発光された光を電気的に強度変
調するものであってもかまわない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態である内視鏡用光源
装置を表す概略図
【図2】上記内視鏡用光源装置のプリズム16の動作を説
明する概略図
【図3】上記蛍光内視鏡用光源装置のプリズム16とライ
トガイド12の概略図
【図4】本発明の第2の実施の形態である内視鏡用光源
装置を表す概略図
【符号の説明】
10 光源 11 集光レンズ 12 ライトガイド 13 導入管 15 揺動制御手段 16 プリズム 17 対物レンズ 20 結像レンズ 21 プリズム 22 固体撮像素子 23 対物レンズ 25 画像表示手段 30 レーザ光源 31 レーザ光走査光学系 32 ファイババンドル 35 発光強度制御手段 36 走査速度制御手段 40 診断部位 L1 照明光

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源からの光をライトガイドを介して被
    写体に導く内視鏡光源装置において、 前記ライトガイドの出射端の前部に配されて、出射光を
    前記被写体の異なる部分に向けるように変化させる光偏
    向手段と、 前記光に照射された該被写体の画像を撮像して映像信号
    を得る撮像手段と、 前記映像信号のフレーム周期と同期をとりつつ、前記被
    写体の照度分布が均一となるように、前記光の強度およ
    び/または光偏向手段の偏向速度を制御する制御手段
    と、を備えたことを特徴とする内視鏡用光源装置。
  2. 【請求項2】 光源からの光をファイババンドルを介し
    て被写体に導く内視鏡光源装置において、 前記光源と前記ファイババンドルの入射端との間に配さ
    れて、前記光を該ファイババンドルの入射端の異なる部
    分に向けるように変化させる光偏向手段と、 前記光に照射された前記被写体の画像を撮像して映像信
    号を得る撮像手段とを有し、 前記映像信号のフレーム周期と同期をとりつつ、前記被
    写体の照度分布が均一となるように、前記照明光の強度
    および/または光偏向手段の偏向速度を制御する制御手
    段と、を備えたことを特徴とする内視鏡用光源装置。
  3. 【請求項3】 前記光偏向手段が、楔型の形状をした揺
    動自在なプリズムであることを特徴とする請求項1また
    は2記載の内視鏡用光源装置。
  4. 【請求項4】 前記プリズムが、前記照明光の光軸を互
    いに略直交する方向に屈折させる楔型の形状をしている
    ことを特徴とする請求項3記載の内視鏡用光源装置。
  5. 【請求項5】 前記プリズムが、前記照明光を屈折させ
    る楔型の形状をしたプリズムを2個直列に配したプリズ
    ムの複合体であり、該プリズムの複合体が前記照明光の
    光軸を互いに略直交する方向に屈折させることを特徴と
    する請求項3記載の内視鏡用光源装置。
  6. 【請求項6】 前記光源が、レーザ光源であり、 前記光偏向手段が、ポリゴンミラーまたは音響光学偏向
    器よりなるレーザ光走査光学系により構成されることを
    特徴とする請求項2記載の内視鏡用光源装置。
  7. 【請求項7】 前記光源が、蛍光を発する光感受性物質
    を吸収している患部に対して、前記光感受性物質の励起
    波長領域にある励起光を発し、 前記撮像手段が、前記患部から発せられた蛍光を受光
    し、該蛍光による蛍光像を撮像することを特徴とする請
    求項1から6いずれか1項記載の内視鏡用光源装置。
JP8315044A 1996-11-26 1996-11-26 内視鏡用光源装置 Withdrawn JPH10161041A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8315044A JPH10161041A (ja) 1996-11-26 1996-11-26 内視鏡用光源装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8315044A JPH10161041A (ja) 1996-11-26 1996-11-26 内視鏡用光源装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10161041A true JPH10161041A (ja) 1998-06-19

Family

ID=18060759

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8315044A Withdrawn JPH10161041A (ja) 1996-11-26 1996-11-26 内視鏡用光源装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10161041A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006334043A (ja) * 2005-06-01 2006-12-14 Pentax Corp 内視鏡の先端部
JP2010115391A (ja) * 2008-11-14 2010-05-27 Hoya Corp 内視鏡装置
JP2013198547A (ja) * 2012-03-23 2013-10-03 Fujifilm Corp 光源装置及び内視鏡システム
US8872907B2 (en) 2012-02-21 2014-10-28 Olympus Medical Systems Corp. Endoscope apparatus

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006334043A (ja) * 2005-06-01 2006-12-14 Pentax Corp 内視鏡の先端部
JP2010115391A (ja) * 2008-11-14 2010-05-27 Hoya Corp 内視鏡装置
US8947514B2 (en) 2008-11-14 2015-02-03 Hoya Corporation Endoscope system with scanning function
US8872907B2 (en) 2012-02-21 2014-10-28 Olympus Medical Systems Corp. Endoscope apparatus
JP2013198547A (ja) * 2012-03-23 2013-10-03 Fujifilm Corp 光源装置及び内視鏡システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7015444B2 (en) Optical-scanning examination apparatus
US6717723B2 (en) Scanning laser microscope
JP5025877B2 (ja) 走査型単一光ファイバシステムを用いる医療用画像化、診断および治療
US6809866B2 (en) Optical imaging apparatus
US20070027391A1 (en) Optical diagnosis and treatment apparatus
JP6375254B2 (ja) 蛍光観察用ユニットおよび蛍光観察装置
US8337399B2 (en) Endoscope apparatus and scanning endoscope processor
JPH0961132A (ja) 3次元形状計測装置
JP5498728B2 (ja) 医療用観察システム
TW201219743A (en) Optical apparatus and method for creating an image of an object
CA2395287A1 (en) Methods and apparatus for imaging using a light guide bundle and a spatial light modulator
JP2000275529A (ja) 走査型レーザ顕微鏡
US20040116811A1 (en) Illumination unit for the generation of optical sectional images in transparent media, in particular in the eye
JP2001235686A (ja) 内視鏡装置
US20080226034A1 (en) Power modulation of a scanning beam for imaging, therapy, and/or diagnosis
JPH10161041A (ja) 内視鏡用光源装置
JP2005301065A (ja) 観察装置
US20070255143A1 (en) Imaging apparatus
JPH09304701A (ja) 共焦点レーザ走査顕微鏡
JPH03109515A (ja) 自動調光装置
JPS6053917A (ja) 内視鏡用自動調光装置
JPH0541901A (ja) 三次元計測用内視鏡装置
JPH10337271A (ja) 蛍光内視鏡
JPH0552533A (ja) 3次元計測用内視鏡装置
JPH04159510A (ja) レーザ走査型観察装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20040203