JPH10161297A - 半導体装置製造用マスク - Google Patents

半導体装置製造用マスク

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Publication number
JPH10161297A
JPH10161297A JP32551496A JP32551496A JPH10161297A JP H10161297 A JPH10161297 A JP H10161297A JP 32551496 A JP32551496 A JP 32551496A JP 32551496 A JP32551496 A JP 32551496A JP H10161297 A JPH10161297 A JP H10161297A
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JP
Japan
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pattern
mask
light
wafer
amount
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JP32551496A
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English (en)
Inventor
Koichi Takeuchi
幸一 竹内
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Publication of JPH10161297A publication Critical patent/JPH10161297A/ja
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F1/00Originals for photomechanical production of textured or patterned surfaces, e.g., masks, photo-masks, reticles; Mask blanks or pellicles therefor; Containers specially adapted therefor; Preparation thereof
    • G03F1/50Mask blanks not covered by G03F1/20 - G03F1/34; Preparation thereof

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 設計寸法通りに形成できる露光量が異なるパ
ターンを、同時に設計寸法通りに形成でき、またプロセ
ス条件の変更を容易にできる半導体製造用マスクを提供
すること。 【解決手段】 透明なマスク基板11の表面に、パター
ン密度が低いパターン5aとパターン密度が高いパター
ン5bとを有したパターン原画を、遮光材料となるクロ
ム膜12によって形成し、パターン5aのマスク基板1
1の裏面に半透明膜15を設ける。パターン5aは、半
透明膜15とマスク基板11とを透過する露光量が所定
量に減少させられた光によって、ウェーハ17上に投影
され、パターン5bは、マスク基板11を透過する光に
よってウェーハ17上に投影される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置の製造
工程におけるフォトリソグラフィ工程で用いられる半導
体装置製造用マスクに関する。
【0002】
【従来の技術】同一チップ内に、例えばロジック系など
のパターン密度が低いセルと、例えばメモリー系等のパ
ターン密度が高いセルが混在する場合、リソグラフィ工
程では、パターン密度の低いセルと、パターン密度の高
いセルとを、同時に、設計寸法通りに仕上げることがで
きない。というのも、パターン密度により最適の露光量
が異なり、一方のパターン密度に、レジストの仕上がり
寸法が設計寸法に合うように露光量を設定すると、他の
密度のパターンを有するレジストの仕上がり寸法が設計
寸法から大きく変動し、解像しなかったり、設定した線
幅より細くなったりするからである。このことは、半導
体デバイスの設計ルールが小さくなるにつれて顕著とな
る。
【0003】図9には、マスク寸法による孤立ラインの
ライン&スペースに対するレジストパターンの仕上がり
寸法変動率が示されている。図9に示されている寸法変
動率とは、孤立ラインの仕上がり寸法からライン&スペ
ースのラインの仕上がり寸法を引いて、ライン&スペー
スのラインの仕上がり寸法で割った値である。例えば、
図においてマスクサイズ(設計寸法)が0.21μmの
ときの変動率は約−30%であるから、このときライン
&スペースの寸法が例えば0.20μmで形成された場
合、孤立ラインの仕上がり寸法Xは(−30%=(X−
0.2)/0.2より)0.14μmに仕上がったこと
を示している。なお図9において、その変動率がマイナ
スであるということは、孤立ラインの線幅がライン&ス
ペースの線幅より細く仕上がることを示しているもので
ある。また図より、設計ルールが小さくなるにつれて、
孤立ラインがライン&スペースに対して大幅に細く仕上
がることがわかる。なお、このときの露光条件は、露光
波長=248nm、投影レンズの開口数(NA)=0.
55、照明条件σ=0.8、マスクはCrマスク、ウェ
ーハはSiOx Ny:H/SiO2 /WSiのフラット
な基板であり、レジストは膜厚0.65nmの化学増幅
型ポジレジストで、トップコートとして有機系スピンコ
ート膜を塗布しており、ベストフォーカスであった。
【0004】図10には、同一のマスク基板上に形成さ
れている異なる密度を有するパターンが示されている。
すなわち図10の左側には[]形状で遮光材料であるク
ロム(斜線で示されている)1aによりロジック系の密
度が低いパターン1が形成されている。図10の右側に
は、左右に凹凸形状をしている縦縞の形状でクロム(斜
線で示されている)2aによりDRAM系の密度が高い
パターン2が形成されている。なお、これらのパターン
1、2がウェーハ上に投影されたときの最小寸法(描画
レジストが解像されて直線を形成しうる最小の線幅又は
直線を形成しうる最小の間隔幅)L1、L2は、それぞ
れ0.20μmである。これらのパターン1、2を、露
光波長=248nm、投影レンズの開口数(NA)=
0.55、照明条件σ=0.8、Crマスク、SiOx
Ny:H/SiO2 /WSiのフラットなウェーハ、ト
ップコートとして有機系スピンコート膜を塗布した膜厚
0.65nmの化学増幅型ポジレジストを用いて、ベス
トフォーカスの状態で露光する。このとき、パターン1
が設計寸法通りに形成される露光量は、12.0mJ/
cm2 であり、パターン2が設計寸法通りに形成される
露光量は15.5mJ/cm2 であった。図11のAに
は、パターン1が設計寸法通りに形成される露光量で露
光した(すなわち露光量を12.0mJ/cm2 とし
た)状態が示されているが、このときパターン2は、解
像されず、ラインがくっついている。また、図11のB
には、パターン2が設計寸法通りに形成される露光量で
露光した(すなわち露光量を15.5mJ/cm2 とし
た)状態が示されているが、この場合には、パターン1
の線幅L1がかなり細く形成される。
【0005】このようなパターン密度の違い、すなわち
最適な露光量の違いにより仕上がり寸法に差が生じるこ
とを解決する方法として、マスク・サイジング法があ
る。これは、ウェーハのレジストに転写後の寸法が設計
寸法に合うように、予めマスク上の寸法を設計寸法から
ずらす方法、例えば、密度の高いパターン1を得たい設
計寸法より小さい寸法で設計する、又は密度の低いパタ
ーン2を得たい設計寸法より大きい寸法で設計するとい
うものである。
【0006】しかしながら、レジストのパターンの設計
寸法からのずれは、使用するレジストの種類、現像条
件、下地基板、露光像件などのプロセス条件により変化
する。そのため、プロセス条件を変更して(例えば下地
基板の種類を変えるなど)、同一のパターンを投影する
際には、上述したマスク・サイジング法では、同一のパ
ターンであっても、これらのプロセス条件に応じて、設
計を一からし直さなければならない。従って、プロセス
条件を変更して用いようとすると、常に設計寸法通りに
仕上げることは、容易ではない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述の問題
に鑑みてなされ、1つのマスク上に、設計寸法通りに仕
上がる露光量が異なるパターンが共存した場合でも、そ
れぞれのパターンを設計寸法通りに、同時に、仕上げる
ことができ、またプロセス条件が変更されても常に設計
寸法通りに形成することが、容易にできる半導体マスク
を提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】以上の課題は、半導体装
置の製造工程におけるフォトリソグラフィ工程で用いら
れ、透明なマスク基板(例えば、実施例の11;以下、
同様)の表面に、遮光材料でなる膜(12)によりパタ
ーン原画が描かれている半導体装置製造用マスク(1
0、20)において、前記マスク基板(11)の裏面
に、少なくとも一部分に半透明膜(15、15’)を設
け、前記パターン原画が投影されるウェーハ(17、1
8)に照射する光が、前記半透明膜(15、15’)を
透過することによって、前記光の光量を所定の量へと減
少させることを特徴とする半導体装置製造用マスク、に
よって解決される。
【0009】このような構成を有するマスクにすること
によって、一定の露光量をマスクに照射しても、ウェー
ハ上に投影される露光量は、そのパターンごとに応じた
最適な露光量でウェーハ上に投影されるので、同時に、
最適な露光量が異なる複数のパターンを設計寸法通りに
形成することができる。また、半透明膜をマスク基板の
裏面に設けただけであるので、プロセス条件を変更する
場合には、すでに設計されているマスクのパターン原画
はそのままで、マスク裏面の半透明膜を生成し直すだけ
よい。従って、プロセス条件が変更されても、常に設計
寸法通りにパターンを形成することが、マスク・サイジ
ンク法よりはるかに容易にできる。
【0010】
【発明の実施の形態】表面に遮光材料の膜によってパタ
ーン原画が形成された透明なマスク基板の裏面に、半透
明膜を、少なくとも一部分に設けて、パターン原画が投
影されるウェーハに照射する光が、半透明膜を透過する
ことによって、光の光量を所定の量へと減少させる。例
えば、パターン原画に示されているパターンのうち、設
計寸法通りに仕上げる光量が最も大きい光量を、マスク
の上方から照射する。この光の露光量が最適であるパタ
ーン上には、半透明膜を設けず、そのままの光量でウェ
ーハ上に照射する。一方、設計寸法通りに形成される光
量がこれより小さいパターンには、最適な光量となるよ
うに透過率を調整した半透明膜を設け、これを通過させ
ることによって、所定の光量でウェーハ上に光が照射さ
れるようにする。すなわち、ウェーハ上に照射される光
が、マスクを透過することで、各パターンに応じた露光
量に減少させられる。従って、各パターンが、最適な露
光量で投影されるので、同時に、設計寸法通りにパター
ン原画が形成できる。また、パターン原画を変更せずに
プロセス条件のみを変更する場合、そのプロセス条件に
応じた最適な露光量を得るためには、パターン原画に何
ら手を加えずに、半透明膜を形成し直すだけでよい。従
って、プロセス条件を変更しても、それに応じて、常に
設計通りの寸法でパターンを形成することが、容易にで
きる。
【0011】また、設計ルールが小さくなってきて、パ
ターンの密度に応じて、仕上がり寸法と設計寸法との差
が異なるような場合には、特に有効である。従って、例
えば、一度の露光で形成されるパターン原画上に、密度
の異なるロジック機能とメモリー機能とが混載された高
集積・高機能の半導体デバイスを、精度良く製造するこ
とができる。
【0012】なお、半透明膜は、各パターンの最適な光
量となるように照射される光量を減少させるものであ
り、すなわち、マスクに照射される光量とパターンの最
適露光量とに応じて透過率を調整している。この透過率
Tは、公知のように、T=exp(−4πkd/λ)・
・・(1)式で示され、ここで、πは円周率、kは物質
の吸収係数、dは膜厚、λは光の波長である。従って、
透過率を膜厚によって調整すれば、容易に所定の透過率
の半透明膜を得ることができ、すなわちウェーハ上に照
射される光量を、容易に好適な光量とすることが可能で
ある。
【0013】更に、マスク上に形成されているパターン
のうち、半透明膜の端部にパターンを形成する場合に
は、すなわち、半透明膜を透過した前記光の光量によっ
て形成される部分と、半透明膜と異なる透過率を有する
他の一部分の半透明膜を透過する前記光の光量及び/又
は前記マスク基板のみを透過する前記光の光量によって
形成される部分とを有するパターンでは、その最小寸法
(描画レジストが解像されて直線を形成しうる最小の線
幅又は描画レジストが解像されて直線を形成しうる最小
の間隔幅)が、どの光量で露光されてもウェーハ上に形
成されるパターンの最小寸法が常に許容寸法内で形成さ
れるような寸法とする。これによって、半透明膜の端部
に位置するパターンも、設計寸法通りに形成することが
できる。
【0014】また、パターン原画が、前記密度が同一で
あるパターンを1つの領域に集めた原画とすれば、すな
わち最適な光量が同一であるパターンを1つの領域に集
めれば、集めた領域ごとに最適な光量となる透過率の半
透明膜を設ければよいので、分散した状態で半透明膜を
形成するよりも、半透明膜の形成が容易である。なお、
ここで密度が同一であるとは、全く同一のものを含むだ
けでなく、ある露光量に設定したときにウェーハ上にパ
ターンが露光される寸法が許容範囲内にできるという密
度をも含むものである。
【0015】
【実施例】以下、本発明の各実施例について図面を参照
して説明する。
【0016】図2には、後述する本発明の第1実施例の
マスク10のパターン原画をウェーハ17上に投影する
ための照明系と投影レンズ系を有するKrFエキシマレ
ーザ・ステッパー50が示されている。このエキシマレ
ーザ・ステッパー50は、公知の構造をしており、すな
わちエキシマレーザ51、シャッタ52、ビーム成形光
学系53、2つのフライアイ・インテグレータ54、5
4’、フライアイ・インテグレータ54、54’の間に
配設されている振動ミラー55、マスク・ブラインド5
6、コンデンサ・レンズ57、マスク10、縮小レンズ
58及びウェーハ17を有している。すなわち、エキシ
マレーザ51から出た波長248nmの光は、ビーム成
形光学系53を経て、露光領域を均一に照射するための
フライアイ・インテグレータ54、54’に導かれる。
このフライアイ・インテグレータ54、54’を経るこ
とにより、エキシマレーザ光の照射領域の形状を長方形
から正方形に整形すると同時に、光の強度のばらつきが
小さくなる。フライアイ・インテグレータ54’から出
る光、すなわち2次光源はσ=0.8のフラット光源と
なり、マスク・ブラインド56及びコンデンサ・レンズ
57を経て、マスク10を均一に照射する。そして、マ
スク10に描かれているパターン原画が、縮小レンズ5
8を介して縮小され、ウェーハ17上に投影される。
【0017】図1には、本発明の第1実施例のマスク1
0が示されているが、図1のAはマスク10の平面図で
あり、図1のBは図1のAにおける[B]−[B]線方
向の正面断面図を示している。図1のBに示されるよう
に、マスク10は、透明な石英板のマスク基板11と、
その上面に設けられている例えばPSG(Phosph
osilicate glass)でなる半透明膜15
と、マスク基板11の下面(ウェーハ17側の面)に、
パターン原画を描いている遮光材料のクロム膜12とに
よって構成されている。なお、図1のAの破線で囲まれ
ている領域Lは、ウェーハ17上に投影される転写領域
を示しており、すなわち光が照射されているマスク10
上の領域を示している。なお、この領域Lはウェーハ上
投影換算で、20nm×20nmの大きさの正方形形状
をしている。この図1において、二点鎖線で囲まれた
(マスク基板11の下面に形成されている)長方形領域
Dには、ロジック用のゲートセルが描かれている。ロジ
ック用のゲートセルは、パターン5aから構成されてお
り、このパターン5aは図3のAに斜線で示されている
クロム膜12a(ウェーハ17に投影されたときゲート
となる)が、コの字形状が向き合った状態で複数、形成
されているものである。なお、このクロム膜12aの
幅、すなわちゲート長G1はこのパターン5aの最小寸
法である0.20μm(ウェーハ上投影換算、以下パタ
ーンの寸法に関しては同様)であり、ゲートとゲートの
間の間隔S1は0.40μmである。他方、図1のAで
一点鎖線で囲まれた(マスク基板11の下面に形成され
ている)長方形領域Fには、DRAM用のゲートセルが
描かれており、このゲートセルはパターン5bから構成
されている。このパターン5bは、図3のBに斜線で示
されているように、左右に凹凸している縦線12bが複
数並んだ縞形状をしており、このゲート長G2及びゲー
トとゲートの間隔S2は、このパターン5bの最小寸法
である0.20μmである。
【0018】また、本実施例で用いられるウェーハ17
は、図4に示すように、下方からシリコン層17f、1
0nmのSiO2 層17e、100nmの多結晶シリコ
ン層17d、100nmのWSi層17c、27nmの
SiOxy :H層17b、200nmのSiO2 17
aが積層された基板である。更に、本実施例では、投影
レンズの開口数(NA)=0.55、レジストは膜厚
0.65μmの化学増幅型ポジレジストで、その上に有
機系のトップコートを塗布している。
【0019】このようなプロセス条件で、パターン5a
のゲート長G1が設計寸法の0.20μmに仕上がる露
光量は12.0mJ/cm2 であり、パターン5bのゲ
ート長G2が設計寸法の0.20μmに仕上がる露光量
は15.5mJ/cm2 であった。よって、パターン5
bの最適な露光量15.5mJ/cm2 を照射したとき
には、パターン5aは、3.5mJ/cm2 の光量が多
くなる。そこで、図1のマスク10のパターン5aを覆
う部分(なお本実施例では、マスク10は一様に照射さ
れているので、パターン5aが形成されている裏面で、
パターン5aが形成されている位置に照射される光が、
パターン5aをウェーハ17に投影する光となる)に、
PSGでなる半透明膜15を設け、露光量が15.5m
J/cm2 の光が、この半透明膜15を透過したとき
に、12.0mJ/cm2 となるようにする。すなわ
ち、半透明膜15の透過率を(12.0/15.5×1
00=)77.4%とする。PSGの吸収係数kは0.
0018であるため、上記(1)式から、膜厚を281
0nmとすれば、この透過率が77.4%の半透明膜1
5が得られる。そこで、本実施例では、長方形領域Eの
部分よりやや大きい領域H(実線で囲まれている領域)
以外の部分で、領域Lを覆うように、すなわち図1のA
の網目で示されている部分に、膜厚を2810nmの半
透明膜15を形成する。なお、これは例えば、パターン
原画のクロム膜12が形成されているマスク基板11の
表面と反対側の面、すなわち上面に、公知のCVD法に
より半透明膜15を約2810nm程度、均一に成膜し
た後、パターン5bが形成されている長方形領域Eの部
分を除去して形成している。
【0020】そこで、マスク10に露光量15.5mJ
/cm2 の光を照射する。すると、マスク10に照射さ
れた光のうち、半透明膜15とマスク基板11とを透過
して露光量が12.0mJ/cm2 に減少された光は、
パターン5aをウェーハ17に投影する。一方、マスク
10に照射された光のうち、マスク基板11のみを透過
した露光量15.5mJ/cm2 の光は、パターン5b
をウェーハ17上に投影する。すなわち、パターン5a
は、最適露光量12.0mJ/cm2 で露光され、パタ
ーン5bは最適露光量の15.5mJ/cm2 で露光さ
れる。従って、マスク10に同一の露光量の光を照射し
ても、ウェーハ17上に投影される露光量はそれぞれ最
適な露光量となってパターン5a、5bを投影するの
で、異なるパターン5a、5bを同時に、設計寸法通り
に形成することができる。
【0021】また、マスクに形成されるパターン原画
が、半透明膜15の端部にまたがるようなパターン、例
えば、図1のAに三点鎖線で示されるような位置にある
(マスク基板11の下面に形成されている)パターン5
cでは、半透明膜15を通過して露光量が12.0mJ
/cm2 の光と、マスク基板11のみを通過する露光量
が15.5mJ/cm2 の光との両方によって、パター
ン5cが形成される。従って、どちらの露光量で形成さ
れたとしても、このパターン5cのウェーハ17上に投
影されてウェーハ17上に形成されるパターンの最小寸
法が、常に許容範囲内で形成されるような寸法とする。
値にすれば、このパターン5cも設計寸法通りに仕上げ
ることができる。例えば、このパターン5cの最小寸法
を0.32μm以上にすれば、充分に寸法変動が許容範
囲(通常、この許容範囲は±15%程度である)に収ま
る。
【0022】また、本実施例では、マスク10のパター
ン原画が、密度の同一なパターン5a、5bを1つの長
方形領域、すなわち1つの領域に集めたように形成した
ので、半透明膜15によって光量の調整をする領域を1
つにすることができ、半透明膜15のパターニングが容
易である。
【0023】次に、本発明の第2実施例について図5乃
至図7を参照して説明するが、上記実施例と同様な部分
については、同一の符号を付し、その説明は省略する。
【0024】本実施例のマスク20は、上記実施例と同
様に、マスク基板11の上面にSOG(Spin−on
−Glass)でなる半透明膜15’が設けられ、その
マスク基板11の下面には、クロム膜12によってパタ
ーン原画が形成されている。図5のAの二点鎖線で囲ま
れる(マスク基板11の下面に形成されている)長方形
領域Iには、ロジック用のセルが形成されており、これ
はパターン6aから構成されている。パターン6aは図
6のAで示されるような格子形状の溝13aができるよ
うに、すなわち長方形のクロム膜12a’が整列した形
状をしており、その形状の最小寸法となる溝の幅G3は
0.20μmである。また、図5のBの一点鎖線で囲ま
れる(マスク基板11の下面に形成されている)領域J
にはDRAM用のセルが形成されており、これはパター
ン6bから構成されている。これは図6のBで示される
ような段違いの平行な2本線の端部を斜めに結んだよう
な形状が複数、整列しているクロム膜12b’が形成さ
れていて、その形状の最小寸法となるクロム膜12b’
の幅G4は0.20μmである。このパターン6a、6
bを有するマスク20を、上記実施例とウェーハ17以
外の条件を同じにして露光する。すなわち、本実施例で
は、ウェーハ17の代わりに図7に示されいるウェーハ
18を用いる。このウェーハ18は下方からシリコン層
18d、SiO2 層18c、150nmのSiN層18
b、50nmの多結晶シリコン層18aが積層されたウ
ェーハ18である。
【0025】このとき、パターン6aの最小寸法0.2
0μmが設計寸法通りに仕上がる露光量は24.5mJ
/cm2 であり、パターン6bの最小寸法0.20μm
が設計寸法通りに仕上がる露光量は22.0mJ/cm
2 である。従って、露光量24.5mJ/cm2 を照射
したときに、露光量22.0mJ/cm2 とする透過
率、すなわち89.8%の半透明膜15’をパターン6
bの裏面に相当する位置(図において網目で示されてい
る領域H’)に形成する。本実施例では、半透明膜1
5’は吸収係数kが0.0068のSOGであるので、
89.8%の透過率とするには、上記(1)式より31
0nmの膜厚で半透明膜15’を形成すればよい。すな
わち、スピンコートによりSOGを均一に堆積させた
後、領域H’の以外の半透明膜15’を除去して、半透
明膜15’を形成する。
【0026】このマスク20に、露光量が24.5mJ
/cm2 の光を照射する。すると、照射された光のうち
マスク基板11のみを透過する光により、パターン6b
がウェーハ18上に投影される。他方、照射された光の
うち半透明膜15’とマスク基板11とを透過して、そ
の露光量が22.0mJ/cm2 に減少させられた光に
より、パターン6aがウェーハ18上に投影される。す
なわち、パターン6a、6bのそれぞれが、適切な露光
量で露光される。従って、同一ウエハ上(又は同一チッ
プ上)に異なる密度のパターンであっても、同時に、設
計寸法通りに仕上げることができる。
【0027】以上、本発明の各実施例について説明した
が、本発明はこれらに限定されることなく、本発明の技
術的思想に基づいて、種々の変形が可能である。
【0028】例えば、上記実施例では、マスク基板とし
て石英板を用いて、またマスクに形成されるパターン5
a、5b、5c、6a、6bを遮光材料であるクロム膜
12を用いて形成したが、マスク基板として低膨張ガラ
スやソーダライムガラスなどの他の材料を用いたり、パ
ターンを描く遮光材料として、例えば酸化鉄などの他の
材料を用いて形成してもよい。更に、上記実施例では、
半透明膜15、25の材料として、PSG、SOGを用
いたが、その他の材料、例えば(スパッタにより成膜さ
れる)MoSiOxy :H(吸収係数k=0.5)や
(CVDにより成膜される)Sixy (吸収係数k=
0.0035)や(スパッタにより成膜される)Crx
y (吸収係数k=0.1〜0.5)などで形成するよ
うにしてもよい。
【0029】また、上記実施例では、所定の透過率を得
るために、半透明膜の膜厚のみを変えたが、例えばCr
xy を用いる場合など、半透明膜の成膜条件を変えて
物質の吸収率と膜厚との両方を変えることによって、半
透明膜の透過率を所定の値にするようにしてもよい。
【0030】更に、上記実施例では、上記実施例では、
ロジック用のセルの領域D、IとDRAM用のセルの領
域E、Jとの2つの密度が異なる2つのパターンを有す
るパターン原画を対象として説明した。すなわち、1つ
の透過率を有する半透明膜を設けることによって光量を
調節した。しかしながら、図8に示されるような密度が
異なる2つ以上のパターンp、q、rが共存するマスク
30に適用することもできる。一点鎖線で囲まれた領域
Pには、設計寸法通りに仕上がる露光量が小さいパター
ンpが形成されており、二点鎖線で囲まれた領域Qに
は、設計寸法通りに仕上がる露光量が最も大きいパター
ンqが形成されており、三点鎖線で囲まれた領域Rに
は、パターンpが設計寸法通りに仕上がる露光量とパタ
ーンqが設計通りに仕上がる露光量との間の露光量で、
設計寸法通りに仕上がるパターンrが形成されている。
そして、マスク基板11のパターンp、q、rが描かれ
ている表面(図において下面)と反対側の面(図におい
て上面)の領域Pと領域Rの領域に、パターンqが設計
寸法通りに仕上がる露光量の光を照射したときに、それ
ぞれの領域において最適な露光量となるような透過率を
有する半透明膜35を設ける。すなわち、パターンpの
露光量はパターンrの露光量より小さいので、領域Pの
裏面に形成されている半透明膜35a(図8のAでは粗
い網目で示されている)の厚さh1 を、領域Rの裏面に
形成されている半透明膜35b(図8のAでは細かい網
目で示されている)の厚さh2 より厚くして所定の透過
率を得る。なお、図8のAにおいて、斜線は厚さh2
半透明膜35aが形成されている部分を示しており、網
目で示されている部分は、厚さh1 の半透明膜35bが
形成されている部分を示している。このとき、半透明膜
35は、例えば、半透明膜35を厚さh1 まで形成した
後、例えば領域P以外の部分を厚さh2 にまでエッチン
グし、その後、領域Qの部分の裏面に形成されている半
透明膜をすべて除去するようにして形成すればよい。な
おまた、厚さを調整することによってそれぞれ所望の透
過率を得るようにしているが、形成する半透明膜の材質
を変えて、所望の透過率を得るようにしてもよい。
【0031】更に、このとき、図8のAにおいて、半透
明膜35a、35bの端部にまたがってパターンが形成
される場合には、このパターンは露光量の異なる光で露
光される部分を有するので、ウェーハ上に形成されるラ
イン又はスペースの幅が常に許容範囲となる最小寸法を
有するパターンとする。そうすれば、このパターンも設
計寸法通りに仕上げることができる。更に、多数の異な
るパターン密度を有するセルのパターン原画を露光する
場合には、1つの露光量で露光したときに許容範囲内と
することのできるパターンを集め、近接した領域にパタ
ーン密度が大きく異なるパターンが混在しないようにす
れば、露光量を細かく調節する必要がなく、半透明の形
成を容易にすることができる。なお、上記実施例では、
同一のパターン5a、5b、6a、6bを長方形領域に
形成するとしたが、図8のAにおいて領域Rで示される
ように、同一のパターンは長方形でなくとも他の形状で
集まるようにしてもよい。
【0032】また、上記実施例では、波長248nmの
エキシマ・レーザーを用いた縮小投影露光装置による光
リソグラフィ技術について説明したが、他の波長を用い
たものにも適用可能であり、またその他の露光装置、例
えば密着露光装置や近接露光装置を用いたリソグラフィ
技術にも適用可能である。なお、上記実施例では、2次
光源をフラット光源としたが、2次光源を、例えばガウ
シャンビーム(Gaussian beam)、輪帯照
明、四重極照明などにしてもよく、この場合も、2次光
源とマスク10、20との間にコンデンサ・レンズ57
を配設すれば、マスクを一様に照射できる。
【0033】
【発明の効果】以上、述べたように本発明の半導体装置
製造用マスクによれば、設計寸法通りに仕上がる露光量
が異なる複数のパターンを有するパターン原画でも、同
時に、設計寸法通りに形成することができる。また、プ
ロセス条件を変更する際でも、その変更に応じて、容易
に、設計寸法通りに仕上げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例による半導体装置製造用マ
スクを示し、Aは平面図であり、BはAにおける[B]
−[B]線方向の正面断面図である。
【図2】本発明の半導体装置製造用マスクを用いるエキ
シマレーザ・ステッパーの構成を示す概略図である。
【図3】本発明の第1実施例による半導体装置製造用マ
スクに形成されたパターンを示し、Aは図1のAの領域
Iに形成されるロジックゲートパターンを示し、Bは図
1のAの領域Jに形成されるDRAMゲートパターンを
示している。
【図4】本発明の第1実施例による半導体装置製造用マ
スクのパターン原画が投影されるウェーハの構成を示す
正面断面図である。
【図5】本発明の第2実施例による半導体装置製造用マ
スクを示し、Aは平面図であり、BはAにおける[B]
−[B]線方向の正面断面図である。
【図6】本発明の第2実施例による半導体装置製造用マ
スクに形成されたパターンを示し、Aは図5のAの領域
Jのロジックゲートパターンを示し、Bは図5のAの領
域IのDRAMゲートパターンを示している。
【図7】本発明の第2実施例による半導体装置製造用マ
スクのパターン原画が投影されるウェーハの構成を示す
正面断面図である。
【図8】本発明の変形例による半導体装置製造用マスク
を示し、Aは平面図であり、BはAにおける[B]−
[B]線方向の正面断面図である。
【図9】マスクサイズによる孤立ラインのライン&スペ
ースに対する変動率を示す図である。
【図10】本発明の従来例によるマスクパターンを示す
図である。
【図11】図10のマスクパターンによって実際に形成
されたパターンを示し、Aは露光量を12.0mJ/c
2 としたときを示し、Bは露光量を15.5mJ/c
2 としたときを示している。
【符号の説明】
5a、5b、5c、6a、6b……パターン、10……
マスク、11……マスク基板、12……クロム膜、1
5、15’……半透明膜、17、18……ウェーハ、2
0……マスク、30……マスク、35……半透明膜、
E、F、G、I、J、P、Q、R……パターン。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体装置の製造工程におけるフォトリ
    ソグラフィ工程で用いられ、 透明なマスク基板の表面に、遮光材料でなる膜によりパ
    ターン原画が描かれている半導体装置製造用マスクにお
    いて、 前記マスク基板の裏面に、少なくとも一部分に半透明膜
    を設け、 前記パターン原画が投影されるウェーハに照射する光
    が、前記半透明膜を透過することによって、 前記光の光量を所定の量へと減少させることを特徴とす
    る半導体装置製造用マスク。
  2. 【請求項2】 前記パターン原画が、密度が異なる複数
    のパターンより構成され、 前記パターンの前記密度に応じて、前記光の光量を変え
    るようにしたことを特徴とする請求項1に記載の半導体
    装置製造用マスク。
  3. 【請求項3】 前記パターンのうち、 前記半透明膜を透過した前記光の光量によって投影され
    る部分と、 該半透明膜と異なる透過率を有する他の一部分の半透明
    膜を透過する前記光の光量及び/又は前記マスク基板の
    みを透過する前記光の光量によって投影される部分とを
    有するパターンにおける最小寸法が、 該パターンが前記ウェーハ上に投影されて該ウェーハ上
    に形成される際に、 該ウェーハ上に形成された前記パターンの最小寸法が、
    常に許容寸法内で形成されるような寸法であることを特
    徴とする請求項2に記載の半導体装置製造用マスク。
  4. 【請求項4】 前記パターン原画が、前記密度が同一で
    あるパターンを1つの領域に集めた原画であることを特
    徴とする請求項2又は請求項3に記載の半導体装置製造
    用マスク。
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