JPH10161464A - 定着装置及びそれを備えた電子写真装置 - Google Patents
定着装置及びそれを備えた電子写真装置Info
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- JPH10161464A JPH10161464A JP32413296A JP32413296A JPH10161464A JP H10161464 A JPH10161464 A JP H10161464A JP 32413296 A JP32413296 A JP 32413296A JP 32413296 A JP32413296 A JP 32413296A JP H10161464 A JPH10161464 A JP H10161464A
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- heating roller
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Abstract
(57)【要約】
【課題】画質むら、画像ずれがなく、小型で安価な定着
装置及びそれを備えた電子写真装置を提供する。 【解決手段】未定着の画像が形成された記録媒体8を、
未定着の画像面が加熱ローラ4と接触するような向きに
装着し、加熱ローラ4は、回転可能な剥離ローラ2と引
張ローラ3によって掛張られた定着ベルト1の剥離ロ−
ラ2巻付部と張設部とに亘って、定着ベルト1と共に記
録媒体8を押圧する。これにより、画質むら、画像ずれ
を排除することができる。
装置及びそれを備えた電子写真装置を提供する。 【解決手段】未定着の画像が形成された記録媒体8を、
未定着の画像面が加熱ローラ4と接触するような向きに
装着し、加熱ローラ4は、回転可能な剥離ローラ2と引
張ローラ3によって掛張られた定着ベルト1の剥離ロ−
ラ2巻付部と張設部とに亘って、定着ベルト1と共に記
録媒体8を押圧する。これにより、画質むら、画像ずれ
を排除することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式によ
って画像を記録するプリンタやファクシミリ等の画像記
録装置の定着装置に関するものである。
って画像を記録するプリンタやファクシミリ等の画像記
録装置の定着装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の熱ロ−ラ定着方式の欠点を補うべ
く考案されたベルトを用いた定着方式は、クイックスタ
−ト、低温定着、そして非オフセット性等の優れた特性
を持っている。このベルト定着方式の構成を大別する
と、特開平4−273279号公報記載のように、1本
の定着ベルトに対して1つの加圧ロ−ラによって定着す
る方式が開示されている。
く考案されたベルトを用いた定着方式は、クイックスタ
−ト、低温定着、そして非オフセット性等の優れた特性
を持っている。このベルト定着方式の構成を大別する
と、特開平4−273279号公報記載のように、1本
の定着ベルトに対して1つの加圧ロ−ラによって定着す
る方式が開示されている。
【0003】また、特開平2−39057号公報や特開
平4−19917号公報に記載のように、1本の定着ベ
ルトに対して2つの加圧ロ−ラによって定着する方式、
及び特開平2−190870号公報や特開平4−199
169号公報記載のように、2本の定着ベルトの間に用
紙を通して定着する方式が開示されている。
平4−19917号公報に記載のように、1本の定着ベ
ルトに対して2つの加圧ロ−ラによって定着する方式、
及び特開平2−190870号公報や特開平4−199
169号公報記載のように、2本の定着ベルトの間に用
紙を通して定着する方式が開示されている。
【0004】上記従来技術のベルト定着方式を通してい
える特徴あるいは狙いは、定着ベルトを用いることによ
り従来のロ−ラ定着方式では大きくとれなかったニッ
プ、すなわち加熱時間を大きく確保できるということで
ある。さらに、定着ベルトから用紙が剥離する際、冷却
することによりその非オフセット性を確保できるという
ことである。
える特徴あるいは狙いは、定着ベルトを用いることによ
り従来のロ−ラ定着方式では大きくとれなかったニッ
プ、すなわち加熱時間を大きく確保できるということで
ある。さらに、定着ベルトから用紙が剥離する際、冷却
することによりその非オフセット性を確保できるという
ことである。
【0005】更に、特公昭53−17061号公報記載
のように、2本のロ−ラに定着ベルトをかけ渡し、それ
ら2本のロ−ラと定着ベルトに接触するようにもう1本
のロ−ラを配置する構成の定着装置もある。
のように、2本のロ−ラに定着ベルトをかけ渡し、それ
ら2本のロ−ラと定着ベルトに接触するようにもう1本
のロ−ラを配置する構成の定着装置もある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記定
着ベルトを用いた定着装置のうち特開平4−27327
9号公報、特開平2−39057号公報、特開平4−1
9917号公報、特開平2−190870号公報、特開
平4−199169号公報記載の5つの定着装置は、全
て定着面すなわち画像面に定着ベルトを用いているとい
うことがもう一つの特徴である。
着ベルトを用いた定着装置のうち特開平4−27327
9号公報、特開平2−39057号公報、特開平4−1
9917号公報、特開平2−190870号公報、特開
平4−199169号公報記載の5つの定着装置は、全
て定着面すなわち画像面に定着ベルトを用いているとい
うことがもう一つの特徴である。
【0007】従って、定着ベルト面の状態,特性が出力
画像に直接影響を及ぼし、そのため発生する問題点がい
くつかある。画像すなわち溶融トナ−との離型性を向上
させるために、定着ベルト表面には特殊な表面処理、例
えばフッ素(テフロン)加工やシリコ−ンゴムコ−トが
必要となり、定着ベルトがコストアップしてしまう。
画像に直接影響を及ぼし、そのため発生する問題点がい
くつかある。画像すなわち溶融トナ−との離型性を向上
させるために、定着ベルト表面には特殊な表面処理、例
えばフッ素(テフロン)加工やシリコ−ンゴムコ−トが
必要となり、定着ベルトがコストアップしてしまう。
【0008】また、表面処理のむらによる画質むらの発
生も予想される。さらに、定着ベルトのより,蛇行,し
わが画像の色ずれ,画像ずれを引き起こしてしまう。こ
れらを防止するアイデアもいくつか提案されているが、
いづれも定着装置のコストアップは避けられない。
生も予想される。さらに、定着ベルトのより,蛇行,し
わが画像の色ずれ,画像ずれを引き起こしてしまう。こ
れらを防止するアイデアもいくつか提案されているが、
いづれも定着装置のコストアップは避けられない。
【0009】さらに、冷却剥離を実現するためには冷却
時間をかなり長くとらねばならず、定着装置の大型化に
つながってしまう。また、強制的に冷却する機構も考案
されてはいるが、やはり、コストアップにつながる。
時間をかなり長くとらねばならず、定着装置の大型化に
つながってしまう。また、強制的に冷却する機構も考案
されてはいるが、やはり、コストアップにつながる。
【0010】さらに、残りの1つの特公昭53−170
61号公報ではロ−ラ側を画像面としてはいるが、2本
のロ−ラ両方にもう1本のロ−ラが圧接する構成になっ
ているため、定着ベルトのより,蛇行,しわが発生し、
画像のむらを引き起こしてしまう。
61号公報ではロ−ラ側を画像面としてはいるが、2本
のロ−ラ両方にもう1本のロ−ラが圧接する構成になっ
ているため、定着ベルトのより,蛇行,しわが発生し、
画像のむらを引き起こしてしまう。
【0011】本発明の目的は、上記問題点を解決すべ
く、画質むら、画像ずれがなく、小型で安価な定着装置
及びそれを備えた電子写真装置を提供することにある。
く、画質むら、画像ずれがなく、小型で安価な定着装置
及びそれを備えた電子写真装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、未定着の画像が形成された記録媒体と、
回転可能な剥離ローラと引張ローラによって掛張られた
定着ベルトと、該定着ベルト及び前記記録媒体を挟んで
前記剥離ローラに圧着回転し前記記録媒体を搬送しなが
ら前記画像を定着させる加熱ローラを有する定着装置に
おいて、前記記録媒体は、前記未定着の画像面が前記加
熱ローラと接触するような向きに装着され、前記加熱ロ
ーラは、前記定着ベルトの前記剥離ロ−ラ巻付部と張設
部とに亘って、前記定着ベルトと共に前記記録媒体を押
圧することを特徴とする。
に、本発明は、未定着の画像が形成された記録媒体と、
回転可能な剥離ローラと引張ローラによって掛張られた
定着ベルトと、該定着ベルト及び前記記録媒体を挟んで
前記剥離ローラに圧着回転し前記記録媒体を搬送しなが
ら前記画像を定着させる加熱ローラを有する定着装置に
おいて、前記記録媒体は、前記未定着の画像面が前記加
熱ローラと接触するような向きに装着され、前記加熱ロ
ーラは、前記定着ベルトの前記剥離ロ−ラ巻付部と張設
部とに亘って、前記定着ベルトと共に前記記録媒体を押
圧することを特徴とする。
【0013】また、本発明の他の特徴は、現像器のトナ
ーにより可視画像を形成する中間転写ドラムと、前記可
視画像を記録媒体上へ転写する転写器と、前記転写され
た可視画像を加熱定着する定着装置を有する電子写真装
置において、前記定着装置は、請求項1ないし請求項8
のいずれか1項記載の定着装置であることにある。
ーにより可視画像を形成する中間転写ドラムと、前記可
視画像を記録媒体上へ転写する転写器と、前記転写され
た可視画像を加熱定着する定着装置を有する電子写真装
置において、前記定着装置は、請求項1ないし請求項8
のいずれか1項記載の定着装置であることにある。
【0014】本発明によれば、未定着の画像が形成され
た記録媒体は、未定着の画像面が加熱ローラと接触する
ような向きに装着される。加熱ローラは、定着ベルトの
剥離ロ−ラ巻付部と張設部とに亘って、定着ベルトと共
に前記記録媒体を押圧する。
た記録媒体は、未定着の画像面が加熱ローラと接触する
ような向きに装着される。加熱ローラは、定着ベルトの
剥離ロ−ラ巻付部と張設部とに亘って、定着ベルトと共
に前記記録媒体を押圧する。
【0015】このように、記録媒体上の未定着の画像、
すなわちトナ−像は低い温度で十分長い時間加熱され
る。従って、トナ−像のトナ−層内部における表面側と
用紙面側との温度勾配が緩和され、画質の均一性、透明
性が向上し、かつ、従来のロ−ラ定着装置のような短い
加熱時間による熱エネルギ−供給の場合に起こる供給過
多によるオフセットの発生を抑制できる。
すなわちトナ−像は低い温度で十分長い時間加熱され
る。従って、トナ−像のトナ−層内部における表面側と
用紙面側との温度勾配が緩和され、画質の均一性、透明
性が向上し、かつ、従来のロ−ラ定着装置のような短い
加熱時間による熱エネルギ−供給の場合に起こる供給過
多によるオフセットの発生を抑制できる。
【0016】また、加熱ロ−ラは、画像面すなわちトナ
−像面に密着して、記録媒体を安定に駆動、搬送する。
また、剥離ロ−ラは加熱ロ−ラとの間で加熱ロ−ラ側へ
の凸ニップを形成し、非オフセット性の向上を図ること
ができる。
−像面に密着して、記録媒体を安定に駆動、搬送する。
また、剥離ロ−ラは加熱ロ−ラとの間で加熱ロ−ラ側へ
の凸ニップを形成し、非オフセット性の向上を図ること
ができる。
【0017】また、定着ベルトは、低コスト化が図れ、
記録媒体に長時間安定して熱エネルギ−を供給できる。
記録媒体に長時間安定して熱エネルギ−を供給できる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例に係る定
着装置及びそれを備えた電子写真装置を、図を用いて説
明する。
着装置及びそれを備えた電子写真装置を、図を用いて説
明する。
【0019】本発明の定着装置はイエロー、マゼンタ、
シアン、ブラック等の各色のトナーによりフルカラー画
像を作成できるレーザプリンタや複写機等の画像記録装
置に装備され、フルカラー画像を定着するものである。
シアン、ブラック等の各色のトナーによりフルカラー画
像を作成できるレーザプリンタや複写機等の画像記録装
置に装備され、フルカラー画像を定着するものである。
【0020】図9は、本発明の一実施例に係る定着装置
を備えた電子写真装置の概略構成を示す。図9に示すよ
うに、有機光導電体層を表面に形成した感光ベルト17
は矢印の方向に回転する。帯電器18によって感光ベル
ト17の表面に所定の電荷が付与され、画像情報に応じ
て制御されたレ−ザ−19が照射された部分の電荷が消
去されて、感光ベルト17の表面に静電潜像が形成され
る。
を備えた電子写真装置の概略構成を示す。図9に示すよ
うに、有機光導電体層を表面に形成した感光ベルト17
は矢印の方向に回転する。帯電器18によって感光ベル
ト17の表面に所定の電荷が付与され、画像情報に応じ
て制御されたレ−ザ−19が照射された部分の電荷が消
去されて、感光ベルト17の表面に静電潜像が形成され
る。
【0021】次いで、現像器(イエロー)20に収容さ
れている現像剤中で摩擦帯電されたトナ−により感光ベ
ルト17の表面に形成されている静電潜像を現像して可
視像とし、この可視像を中間転写ドラム24上へ転写す
る。
れている現像剤中で摩擦帯電されたトナ−により感光ベ
ルト17の表面に形成されている静電潜像を現像して可
視像とし、この可視像を中間転写ドラム24上へ転写す
る。
【0022】この行程を、さらに現像器(マゼンタ)2
1、現像器(シアン)22、現像器(ブラック)23を
用いて行ない、中間転写ドラム24上に4色を重ねた可
視画像を形成する。この可視画像を転写器25を用いて
記録媒体26上へ転写し、本発明の定着装置27により
加熱定着して電子写真が出来上がる。
1、現像器(シアン)22、現像器(ブラック)23を
用いて行ない、中間転写ドラム24上に4色を重ねた可
視画像を形成する。この可視画像を転写器25を用いて
記録媒体26上へ転写し、本発明の定着装置27により
加熱定着して電子写真が出来上がる。
【0023】次に、具体的に本発明の一実施例に係る定
着装置を説明する。図1は、本発明の一実施例に係る定
着装置の概略構成を示す。図1に示すように、定着ベル
ト1、剥離ローラ2、引張ローラ3、加熱ローラ4、加
熱源5、温度制御手段としてのサーミスタ6、トナー像
7、紙などの記録媒体8で構成されている。
着装置を説明する。図1は、本発明の一実施例に係る定
着装置の概略構成を示す。図1に示すように、定着ベル
ト1、剥離ローラ2、引張ローラ3、加熱ローラ4、加
熱源5、温度制御手段としてのサーミスタ6、トナー像
7、紙などの記録媒体8で構成されている。
【0024】定着ベルト1は、回転可能な剥離ローラ2
と引張ローラ3によって掛張られ、加熱ローラ4がこの
定着ベルト1を挟んで剥離ローラ2に圧着している。
と引張ローラ3によって掛張られ、加熱ローラ4がこの
定着ベルト1を挟んで剥離ローラ2に圧着している。
【0025】加熱ローラ4は、図示されていないモータ
等の駆動源によって矢印方向に回転駆動され、この加熱
ローラ4の回転によって定着ベルト1が図示した矢印方
向に回転する。さらに、回転する定着ベルト1によっ
て、剥離ローラ2及び引張ローラ3が従動回転する。
等の駆動源によって矢印方向に回転駆動され、この加熱
ローラ4の回転によって定着ベルト1が図示した矢印方
向に回転する。さらに、回転する定着ベルト1によっ
て、剥離ローラ2及び引張ローラ3が従動回転する。
【0026】これらの回転により、未定着のトナー像7
が載った記録媒体8は、トナー像面が加熱ローラ4に接
する向きで、加熱ローラ4と引張ローラ3との間及び加
熱ローラ4と剥離ローラ2との間、すなわち定着ベルト
の剥離ロ−ラ巻付部と張設部とに亘って、定着ベルト1
と共に通過する構成となっている。
が載った記録媒体8は、トナー像面が加熱ローラ4に接
する向きで、加熱ローラ4と引張ローラ3との間及び加
熱ローラ4と剥離ローラ2との間、すなわち定着ベルト
の剥離ロ−ラ巻付部と張設部とに亘って、定着ベルト1
と共に通過する構成となっている。
【0027】定着ベルト1には、例えば厚さ30〜50
μmの電鋳による無端状のニッケルベルトや、厚さ60
〜100μmのポリイミド樹脂の無端状ベルトが用いら
れる。また、それらの無端ベルトの外周面に厚さ50〜
150μmのシリコーンゴム層を設けるか、PFAやフ
ッソ樹脂によって外周面を離型化処理したものが使用さ
れる。
μmの電鋳による無端状のニッケルベルトや、厚さ60
〜100μmのポリイミド樹脂の無端状ベルトが用いら
れる。また、それらの無端ベルトの外周面に厚さ50〜
150μmのシリコーンゴム層を設けるか、PFAやフ
ッソ樹脂によって外周面を離型化処理したものが使用さ
れる。
【0028】剥離ローラ2は、アルミニウム等の芯金上
にシリコーンゴム等の耐熱弾性層を設けて構成されてお
り、図示されないバネにより定着ベルト1を挟んで加熱
ローラ4に加圧されている。
にシリコーンゴム等の耐熱弾性層を設けて構成されてお
り、図示されないバネにより定着ベルト1を挟んで加熱
ローラ4に加圧されている。
【0029】引張ローラ3は、中空のアルミ芯金からな
り、定着ベルト1の寄り止め用に軸方向の両端部に定着
ベルト1の厚さより大きい図示されていない段差部を有
している。また、剥離ローラ2と引張ローラ3とにより
掛張している定着ベルト1に張力を与えるため、引張ロ
ーラ3は、図示されないバネによって図中左下方向へ荷
重がかけられている。
り、定着ベルト1の寄り止め用に軸方向の両端部に定着
ベルト1の厚さより大きい図示されていない段差部を有
している。また、剥離ローラ2と引張ローラ3とにより
掛張している定着ベルト1に張力を与えるため、引張ロ
ーラ3は、図示されないバネによって図中左下方向へ荷
重がかけられている。
【0030】加熱ローラ4は、中空のアルミ芯金上にシ
リコーンゴム等の耐熱弾性層を設けて構成され、その内
部にはヒータランプ等の加熱源5が備えられ、加熱源5
の熱は加熱ローラ4を通してトナー像7及び記録媒体8
に伝えられる。サーミスタ6が加熱ローラ4の外周面に
設置され、加熱源5への通電量を調節することで加熱ロ
ーラ4表面の温度が制御される。
リコーンゴム等の耐熱弾性層を設けて構成され、その内
部にはヒータランプ等の加熱源5が備えられ、加熱源5
の熱は加熱ローラ4を通してトナー像7及び記録媒体8
に伝えられる。サーミスタ6が加熱ローラ4の外周面に
設置され、加熱源5への通電量を調節することで加熱ロ
ーラ4表面の温度が制御される。
【0031】加熱ローラ4及び剥離ローラ2の圧着部に
形成されるニップの形状を、記録媒体8上のトナー像7
が付着している面が凸状とするために、加熱ローラ4及
び剥離ローラ2の耐熱弾性層は、加熱ローラ4に比べて
剥離ローラ2の方が硬度の高い弾性層が用いられる。
形成されるニップの形状を、記録媒体8上のトナー像7
が付着している面が凸状とするために、加熱ローラ4及
び剥離ローラ2の耐熱弾性層は、加熱ローラ4に比べて
剥離ローラ2の方が硬度の高い弾性層が用いられる。
【0032】即ち、剥離ローラ2の耐熱弾性層の硬度を
加熱ローラ4の耐熱弾性層の硬度に比べて高くするため
には、剥離ローラ2の耐熱弾性層自身に硬度の高い材料
を使用するか、或いは加熱ローラ4よりも耐熱弾性層の
厚さを薄くして使用するか、どちらかである。
加熱ローラ4の耐熱弾性層の硬度に比べて高くするため
には、剥離ローラ2の耐熱弾性層自身に硬度の高い材料
を使用するか、或いは加熱ローラ4よりも耐熱弾性層の
厚さを薄くして使用するか、どちらかである。
【0033】従って、剥離ローラ2には耐熱弾性層を敢
えて設けずに、アルミニウム等の金属ローラそのままを
を用いてもよい。
えて設けずに、アルミニウム等の金属ローラそのままを
を用いてもよい。
【0034】図2は、本発明の他の実施例に係る定着装
置の概略構成を示し、中空のアルミ芯金からなる引張ロ
ーラ9の内部にヒータランプ等の加熱源10を設けた例
を示す。
置の概略構成を示し、中空のアルミ芯金からなる引張ロ
ーラ9の内部にヒータランプ等の加熱源10を設けた例
を示す。
【0035】図3は、本発明の他の実施例に係る定着装
置の概略構成を示し、剥離ローラ2と引張ローラ3によ
って掛張られた定着ベルト1の内周部にヒータランプ等
の加熱源11を設けた例を示す。加熱源11は、PTC
セラミックヒータ等の面状ヒータを用いてもよい。
置の概略構成を示し、剥離ローラ2と引張ローラ3によ
って掛張られた定着ベルト1の内周部にヒータランプ等
の加熱源11を設けた例を示す。加熱源11は、PTC
セラミックヒータ等の面状ヒータを用いてもよい。
【0036】このPTCセラミックヒータ等の面状ヒー
タを用いる場合には、面状ヒータを定着ベルト1の裏側
に接触させ、摺動させる方が望ましい。この面状ヒータ
にサーミスタを取り付け、面状ヒータへの通電量を制御
することで温度制御ができる構成にしてもよい。
タを用いる場合には、面状ヒータを定着ベルト1の裏側
に接触させ、摺動させる方が望ましい。この面状ヒータ
にサーミスタを取り付け、面状ヒータへの通電量を制御
することで温度制御ができる構成にしてもよい。
【0037】図4は、本発明の他の実施例に係る定着装
置の概略構成を示し、加熱ローラ4の加熱手段として内
部にヒータランプ等の加熱源13を配した外部加熱ロー
ラ12を加熱ローラ4に接触させるように設けた例を示
す。
置の概略構成を示し、加熱ローラ4の加熱手段として内
部にヒータランプ等の加熱源13を配した外部加熱ロー
ラ12を加熱ローラ4に接触させるように設けた例を示
す。
【0038】また、図5は、本発明の他の実施例に係る
定着装置の概略構成を示し、加熱ローラ4の加熱手段と
して反射板15を有したヒータランプなどの加熱源14
を加熱ローラ4に非接触で設けた例を示す。
定着装置の概略構成を示し、加熱ローラ4の加熱手段と
して反射板15を有したヒータランプなどの加熱源14
を加熱ローラ4に非接触で設けた例を示す。
【0039】この図4と図5の場合は、熱伝導性の悪い
ゴムなどの弾性体層をその表面に配した加熱ローラ4の
表面を直接加熱するため、図1、図2、図3の定着装置
よりも加熱ローラの表面温度の安定性に優れている。
ゴムなどの弾性体層をその表面に配した加熱ローラ4の
表面を直接加熱するため、図1、図2、図3の定着装置
よりも加熱ローラの表面温度の安定性に優れている。
【0040】次に、本定着装置の動作を図1を用いて説
明する。電子写真の各プロセスにより形成された未定着
のトナー像7が載った記録媒体8は、トナー像面が加熱
ローラ4に接する向きで図中下側から侵入し、まず加熱
ローラ4と定着ベルト1に挟まれ搬送される。
明する。電子写真の各プロセスにより形成された未定着
のトナー像7が載った記録媒体8は、トナー像面が加熱
ローラ4に接する向きで図中下側から侵入し、まず加熱
ローラ4と定着ベルト1に挟まれ搬送される。
【0041】その後、記録媒体8は、加熱ローラ4に密
着したまま加熱ローラ4の回転と共に加熱されながら移
動し、加熱ローラ4と剥離ローラ2の間で、定着ベルト
1と共に再び加圧され、定着工程が終了する。
着したまま加熱ローラ4の回転と共に加熱されながら移
動し、加熱ローラ4と剥離ローラ2の間で、定着ベルト
1と共に再び加圧され、定着工程が終了する。
【0042】記録媒体8を加熱する加熱時間は、トナー
像7のトナー層内部の温度分布に大きく影響し、画質、
非オフセット性に大きな影響を及ぼす。これはトナー層
内部の温度分布が大きく影響している。
像7のトナー層内部の温度分布に大きく影響し、画質、
非オフセット性に大きな影響を及ぼす。これはトナー層
内部の温度分布が大きく影響している。
【0043】図10には、加熱時間が短いローラ定着装
置の場合、及び加熱時間が短いベルト定着装置の場合
の、トナーと用紙の界面温度が同じ温度になる時のトナ
ー層内部の温度分布を示している。
置の場合、及び加熱時間が短いベルト定着装置の場合
の、トナーと用紙の界面温度が同じ温度になる時のトナ
ー層内部の温度分布を示している。
【0044】図10に示すように、ローラ定着装置のよ
うに加熱時間が短い場合には、トナー層内部に大きな温
度差が生じ、部分的に温度が高くなり過ぎる(あるいは
設定温度によっては逆に低くなり過ぎる)ため、オフセ
ット(設定温度によっては定着強度不足)が発生すると
考えられる。
うに加熱時間が短い場合には、トナー層内部に大きな温
度差が生じ、部分的に温度が高くなり過ぎる(あるいは
設定温度によっては逆に低くなり過ぎる)ため、オフセ
ット(設定温度によっては定着強度不足)が発生すると
考えられる。
【0045】一方、ベルト定着装置のように加熱時間が
長い場合には、トナー層の内部温度は低い温度で均一に
なる。そのため、トナー層の温度はその位置によらずす
べて定着良好範囲に収まり、オフセットのない定着が実
現できる。
長い場合には、トナー層の内部温度は低い温度で均一に
なる。そのため、トナー層の温度はその位置によらずす
べて定着良好範囲に収まり、オフセットのない定着が実
現できる。
【0046】本実施例のトナー像7は、加熱ローラ4と
定着ベルト1との間で低温度で長く加熱されるため、従
来のニップ幅の狭いローラ定着方式よりも、トナー層内
部の温度分布は緩やかになる。
定着ベルト1との間で低温度で長く加熱されるため、従
来のニップ幅の狭いローラ定着方式よりも、トナー層内
部の温度分布は緩やかになる。
【0047】そのため、トナー層と記録媒体8との界面
における定着強度を確保するために必要な加熱ローラ表
面の温度を低く設定できる。従って、オフセットの発生
を抑えることができる。
における定着強度を確保するために必要な加熱ローラ表
面の温度を低く設定できる。従って、オフセットの発生
を抑えることができる。
【0048】さらに、加熱ローラ4と剥離ローラ2の圧
着部は記録媒体8が加熱ローラ側へ食い込むような形状
になっているため、記録媒体8は加熱ローラ4から引き
離されるように加熱ローラ4から剥離する。
着部は記録媒体8が加熱ローラ側へ食い込むような形状
になっているため、記録媒体8は加熱ローラ4から引き
離されるように加熱ローラ4から剥離する。
【0049】これにより、記録媒体8及びトナー像7の
加熱ローラ4との剥離性は向上するため、従来のように
シリコーンオイル等の離型剤を多量に塗布しなくてもオ
フセットが発生しにくくなり、分離爪等の用紙剥離手段
を削除することができる。
加熱ローラ4との剥離性は向上するため、従来のように
シリコーンオイル等の離型剤を多量に塗布しなくてもオ
フセットが発生しにくくなり、分離爪等の用紙剥離手段
を削除することができる。
【0050】図6に、実際に図1〜図5に示す本実施例
の定着装置を用い、記録媒体8として普通紙を用いた場
合にオフセット及び定着不良が起こらない定着ベルト1
の温度領域(以下、非オフセットバンドと呼ぶ)を測定
した結果を示す。
の定着装置を用い、記録媒体8として普通紙を用いた場
合にオフセット及び定着不良が起こらない定着ベルト1
の温度領域(以下、非オフセットバンドと呼ぶ)を測定
した結果を示す。
【0051】この測定は、プロセス速度は70mm/s
として行った。なお、オイル塗布は行っていない。
として行った。なお、オイル塗布は行っていない。
【0052】図中、Aが図1の定着装置で定着を行った
結果、Bが図2の引張ローラ9の内部に加熱源10を設
けた定着装置で定着を行った結果、Cが図3の剥離ロー
ラ2と引張ローラ3によって掛張られた定着ベルト1の
内周部にヒータランプなどの加熱源11を設けた定着装
置で定着を行った結果である。
結果、Bが図2の引張ローラ9の内部に加熱源10を設
けた定着装置で定着を行った結果、Cが図3の剥離ロー
ラ2と引張ローラ3によって掛張られた定着ベルト1の
内周部にヒータランプなどの加熱源11を設けた定着装
置で定着を行った結果である。
【0053】また、Dが図4の定着装置で定着を行った
結果、Eが図5の定着装置で定着を行った結果である。
結果、Eが図5の定着装置で定着を行った結果である。
【0054】図に示してはいないが、従来のローラ定着
方式ではオイル塗布を行わない場合は非オフセットバン
ドは存在しない。一方、本実施例の定着装置では、図6
のAに示すように、オイルレスでも120℃〜150℃
の約30℃の非オフセットバンドを確保できる。
方式ではオイル塗布を行わない場合は非オフセットバン
ドは存在しない。一方、本実施例の定着装置では、図6
のAに示すように、オイルレスでも120℃〜150℃
の約30℃の非オフセットバンドを確保できる。
【0055】更に、図2、図3に示した定着装置では、
図6のB、Cに示すように、Aよりもさらに非オフセッ
トバンドの範囲が低温度側で拡大している。これは、定
着ベルト1の背面から加熱源10、あるいは11を用い
て定着ベルト1を加熱し、記録媒体8を背面から加熱し
ているため、トナー層と記録媒体の界面温度が上昇し、
定着強度が向上したためである。
図6のB、Cに示すように、Aよりもさらに非オフセッ
トバンドの範囲が低温度側で拡大している。これは、定
着ベルト1の背面から加熱源10、あるいは11を用い
て定着ベルト1を加熱し、記録媒体8を背面から加熱し
ているため、トナー層と記録媒体の界面温度が上昇し、
定着強度が向上したためである。
【0056】更に、図6のD、Eでは、前述したよう
に、熱伝導性の悪いゴムなどの弾性体層をその表面に配
した加熱ローラ4の表面を直接加熱するため、本実施例
の他の定着装置よりも加熱ローラ4の表面温度の安定性
に優れている。しかしながら、加熱はトナー像7の面か
らだけであるため、非オフセットバンドはAと同じ範囲
となる。
に、熱伝導性の悪いゴムなどの弾性体層をその表面に配
した加熱ローラ4の表面を直接加熱するため、本実施例
の他の定着装置よりも加熱ローラ4の表面温度の安定性
に優れている。しかしながら、加熱はトナー像7の面か
らだけであるため、非オフセットバンドはAと同じ範囲
となる。
【0057】また、いずれの定着装置を用いて定着を行
った画像でも色ずれ,むら等の画質不良は発生しなかっ
た。
った画像でも色ずれ,むら等の画質不良は発生しなかっ
た。
【0058】このように、本実施例の定着装置を用いて
定着を行った場合、従来のローラ定着方式では不可能だ
った、オイルレスでの定着が可能となる。
定着を行った場合、従来のローラ定着方式では不可能だ
った、オイルレスでの定着が可能となる。
【0059】次に、本発明の更に他の実施例を説明す
る。
る。
【0060】図7は、本発明の更に他の実施例に係る定
着装置の概略構成を示す。
着装置の概略構成を示す。
【0061】図7に示すように、定着ベルト1、剥離ロ
ーラ2、引張ローラ3、加熱ローラ4、加熱源5、温度
制御手段としてのサーミスタ6、その内部に離型剤を保
持する離型剤塗布ローラ16、トナー像7、紙などの記
録媒体8で構成されている。
ーラ2、引張ローラ3、加熱ローラ4、加熱源5、温度
制御手段としてのサーミスタ6、その内部に離型剤を保
持する離型剤塗布ローラ16、トナー像7、紙などの記
録媒体8で構成されている。
【0062】定着ベルト1は、回転可能な剥離ローラ2
と引張ローラ3によって掛張られ、加熱ローラ4がこの
定着ベルト1を挟んで剥離ローラ2に圧着している。
と引張ローラ3によって掛張られ、加熱ローラ4がこの
定着ベルト1を挟んで剥離ローラ2に圧着している。
【0063】加熱ローラ4は、図示されていないモータ
等の駆動源によって矢印方向に回転駆動され、この加熱
ローラ4の回転によって定着ベルト1が図示した矢印方
向に回転する。さらに、回転する定着ベルト1によっ
て、剥離ローラ2及び引張ローラ3が従動回転する。
等の駆動源によって矢印方向に回転駆動され、この加熱
ローラ4の回転によって定着ベルト1が図示した矢印方
向に回転する。さらに、回転する定着ベルト1によっ
て、剥離ローラ2及び引張ローラ3が従動回転する。
【0064】更に、加熱ローラ4の外周部には、加熱ロ
ーラ4に接触し従動して回転することにより離型剤を加
熱ローラ4に塗布する離型剤塗布ローラ16が設けてあ
る。
ーラ4に接触し従動して回転することにより離型剤を加
熱ローラ4に塗布する離型剤塗布ローラ16が設けてあ
る。
【0065】これらの回転により、未定着のトナー像7
が載った記録媒体8は、トナー像面が加熱ローラ4に接
する向きで、加熱ローラ4と引張ローラ3との間及び加
熱ローラ4と剥離ローラ2との間を定着ベルト1と共に
通過する構成となっている。
が載った記録媒体8は、トナー像面が加熱ローラ4に接
する向きで、加熱ローラ4と引張ローラ3との間及び加
熱ローラ4と剥離ローラ2との間を定着ベルト1と共に
通過する構成となっている。
【0066】ここで、図7の定着ベルト1、剥離ローラ
2、引張ローラ3、加熱ローラ4の形状,材料,構成,
作用等は、すべて図1で説明したものと同じであるので
省略する。
2、引張ローラ3、加熱ローラ4の形状,材料,構成,
作用等は、すべて図1で説明したものと同じであるので
省略する。
【0067】離型剤塗布ローラ16は、アルミ芯金上に
粘度3000csのシリコーンオイルを保持した紙などの保持
材を巻き付け、その回りにフェルトなどの多孔質材を巻
き付けたものであり、加熱ローラ4に接触従動して回転
するように配されている。
粘度3000csのシリコーンオイルを保持した紙などの保持
材を巻き付け、その回りにフェルトなどの多孔質材を巻
き付けたものであり、加熱ローラ4に接触従動して回転
するように配されている。
【0068】加熱ローラ4が加熱され、回転することに
より、離型剤塗布ローラ16からはシリコーンオイルが
滲みだし、加熱ローラ4の表面に塗布される。
より、離型剤塗布ローラ16からはシリコーンオイルが
滲みだし、加熱ローラ4の表面に塗布される。
【0069】なお、離型剤を加熱ローラ4に安定して、
均一に塗布できるものであれば、パッド、フェルト、な
どローラ以外の形状、構造のものでも構わない。
均一に塗布できるものであれば、パッド、フェルト、な
どローラ以外の形状、構造のものでも構わない。
【0070】次に、本定着装置の動作を図7を用いて説
明する。電子写真の各プロセスにより形成された未定着
のトナー像7が載った記録媒体8は、トナー像面が加熱
ローラ4に接する向きで図中下側から侵入し、まず離型
剤塗布ローラ16によりシリコーンオイルが均一に塗布
された加熱ローラ4と定着ベルト1に挟まれ搬送され
る。
明する。電子写真の各プロセスにより形成された未定着
のトナー像7が載った記録媒体8は、トナー像面が加熱
ローラ4に接する向きで図中下側から侵入し、まず離型
剤塗布ローラ16によりシリコーンオイルが均一に塗布
された加熱ローラ4と定着ベルト1に挟まれ搬送され
る。
【0071】その後、記録媒体8は、加熱ローラ4に密
着したまま加熱ローラ4の回転と共に加熱されながら移
動し、加熱ローラ4と剥離ローラ2の間で、定着ベルト
1と共に再び加圧され、定着工程が終了する。
着したまま加熱ローラ4の回転と共に加熱されながら移
動し、加熱ローラ4と剥離ローラ2の間で、定着ベルト
1と共に再び加圧され、定着工程が終了する。
【0072】図8に、実際に図7に示す本実施例の定着
装置を用い、記録媒体8として普通紙を用いた場合にオ
フセット及び定着不良が起こらない定着ベルト1の温度
領域(以下、非オフセットバンドと呼ぶ)を測定した結
果を示す。
装置を用い、記録媒体8として普通紙を用いた場合にオ
フセット及び定着不良が起こらない定着ベルト1の温度
領域(以下、非オフセットバンドと呼ぶ)を測定した結
果を示す。
【0073】なお、比較のために、離型剤塗布を行わな
い図1に示す実施例の定着装置を用いて定着した結果を
併せて示した。また、この測定は、プロセス速度は70
mm/sとして行った。
い図1に示す実施例の定着装置を用いて定着した結果を
併せて示した。また、この測定は、プロセス速度は70
mm/sとして行った。
【0074】図8のFに示すように、離型剤塗布を行う
ことにより、非オフセットバンドが30℃高温側に拡大
する。このように、本実施例の定着装置を用いて定着を
行うことにより、離型剤塗布を行わなくても従来のロー
ラ定着方式では実現できなかった、非オフセットバンド
の確保は可能であるが、さらにシリコーンオイルなどの
離型剤をトナー像7に接触する加熱ローラ4に微量に塗
布することにより、さらに非オフセットバンドは拡大す
る。
ことにより、非オフセットバンドが30℃高温側に拡大
する。このように、本実施例の定着装置を用いて定着を
行うことにより、離型剤塗布を行わなくても従来のロー
ラ定着方式では実現できなかった、非オフセットバンド
の確保は可能であるが、さらにシリコーンオイルなどの
離型剤をトナー像7に接触する加熱ローラ4に微量に塗
布することにより、さらに非オフセットバンドは拡大す
る。
【0075】また、この定着装置を用いて定着を行った
画像では色ずれ,むら等の画質不良は発生しなかった。
画像では色ずれ,むら等の画質不良は発生しなかった。
【0076】
【発明の効果】本発明によれば、剥離爪等の記録媒体剥
離手段が無くても記録媒体が加熱ローラに巻きつくこと
が無く、シリコーンオイル等の離型剤を塗布しなくても
非常に広い温度範囲でオフセットの無い定着を行うこと
ができるので、離型剤塗布手段の削除もしくは簡素化が
可能となり、定着装置全体を小型化することができる。
離手段が無くても記録媒体が加熱ローラに巻きつくこと
が無く、シリコーンオイル等の離型剤を塗布しなくても
非常に広い温度範囲でオフセットの無い定着を行うこと
ができるので、離型剤塗布手段の削除もしくは簡素化が
可能となり、定着装置全体を小型化することができる。
【0077】さらに、トナーと接触する面が従来のベル
ト定着方式のような定着ベルト面ではなくローラ面であ
るため、従来ベルト定着装置の定着ベルトでは必須であ
ったトナ−との離型性を向上させるための表面処理、例
えばフッ素(テフロン)加工やシリコ−ンゴムコ−トが
不必要となる。
ト定着方式のような定着ベルト面ではなくローラ面であ
るため、従来ベルト定着装置の定着ベルトでは必須であ
ったトナ−との離型性を向上させるための表面処理、例
えばフッ素(テフロン)加工やシリコ−ンゴムコ−トが
不必要となる。
【0078】また、表面処理層の塗布むらなどの定着ベ
ルト面の状態,特性が出力画像に及ぼす影響を排除する
ことができる。さらには、定着ベルトのより,蛇行,し
わにより発生する画像の色ずれ,画像ずれを排除するこ
とができる。
ルト面の状態,特性が出力画像に及ぼす影響を排除する
ことができる。さらには、定着ベルトのより,蛇行,し
わにより発生する画像の色ずれ,画像ずれを排除するこ
とができる。
【図1】本発明の一実施例に係る定着装置の概略構成図
である。
である。
【図2】本発明の他の実施例に係る定着装置の概略構成
図で、引張ローラの内部に加熱源を設けた例を示す図で
ある。
図で、引張ローラの内部に加熱源を設けた例を示す図で
ある。
【図3】本発明の他の実施例に係る定着装置の概略構成
図で、定着ベルトの内周部に加熱源を設けた例を示す図
である。
図で、定着ベルトの内周部に加熱源を設けた例を示す図
である。
【図4】本発明の他の実施例に係る定着装置の概略構成
図で、外部加熱ローラを加熱ローラに接触させるように
設けた例を示す図である。
図で、外部加熱ローラを加熱ローラに接触させるように
設けた例を示す図である。
【図5】本発明の他の実施例に係る定着装置の概略構成
図で、反射板を有した加熱源を加熱ローラに非接触で設
けた例を示す図である。
図で、反射板を有した加熱源を加熱ローラに非接触で設
けた例を示す図である。
【図6】図1〜図5の定着装置を用いた時の非オフセッ
トバンドを示した図である。
トバンドを示した図である。
【図7】本発明の更に他の実施例に係る定着装置の概略
構成図である。
構成図である。
【図8】図7の定着装置を用いた時の非オフセットバン
ドを示した図である。
ドを示した図である。
【図9】本発明の一実施例に係る定着装置を備えた電子
写真装置の概略構成図である。
写真装置の概略構成図である。
【図10】従来のロ−ラ定着装置と本発明に係るベルト
定着装置におけるトナ−層内部の温度分布を示した図で
ある。
定着装置におけるトナ−層内部の温度分布を示した図で
ある。
1…定着ベルト、2…剥離ローラ、3…引張ローラ、4
…加熱ローラ、5…加熱源、6…サーミスタ、7…トナ
ー像、8…記録媒体、9…引張ローラ、10…加熱源、
11…加熱源、12…外部加熱ローラ、13…加熱源、
14…加熱源、15…反射板、16…離型剤塗布ロー
ラ、17…感光ベルト、18…帯電器、19…レーザ
ー、20…現像器(イエロー)、21…現像器(マゼン
タ)、22…現像器(シアン)、23…現像器(ブラッ
ク)、24…中間転写ドラム、25…転写器、26…記
録媒体、27…定着装置
…加熱ローラ、5…加熱源、6…サーミスタ、7…トナ
ー像、8…記録媒体、9…引張ローラ、10…加熱源、
11…加熱源、12…外部加熱ローラ、13…加熱源、
14…加熱源、15…反射板、16…離型剤塗布ロー
ラ、17…感光ベルト、18…帯電器、19…レーザ
ー、20…現像器(イエロー)、21…現像器(マゼン
タ)、22…現像器(シアン)、23…現像器(ブラッ
ク)、24…中間転写ドラム、25…転写器、26…記
録媒体、27…定着装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 若松 和博 茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 株 式会社日立製作所電化機器事業部内 (72)発明者 熊田 克己 茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 株 式会社日立製作所電化機器事業部内 (72)発明者 小野瀬 勝義 茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 株 式会社日立製作所電化機器事業部内
Claims (9)
- 【請求項1】未定着の画像が形成された記録媒体と、回
転可能な剥離ローラと引張ローラによって掛張られた定
着ベルトと、該定着ベルト及び前記記録媒体を挟んで前
記剥離ローラに圧着回転し前記記録媒体を搬送しながら
前記画像を定着させる加熱ローラを有する定着装置にお
いて、 前記記録媒体は、前記未定着の画像面が前記加熱ローラ
と接触するような向きに装着され、前記加熱ローラは、
前記定着ベルトの前記剥離ロ−ラ巻付部と張設部とに亘
って、前記定着ベルトと共に前記記録媒体を押圧するこ
とを特徴とする定着装置。 - 【請求項2】請求項1において、前記加熱ロ−ラは、金
属性の芯金表面に耐熱弾性体層を設けたロ−ラであり、
前記耐熱弾性体層の硬度は前記剥離ローラ表面の硬度に
比較して低いことを特徴とする定着装置。 - 【請求項3】請求項1または請求項2において、前記加
熱ロ−ラは、前記芯金内側に加熱源を設けることを特徴
とする定着装置。 - 【請求項4】請求項1または請求項2において、前記加
熱ロ−ラを加熱する加熱源を前記加熱ロ−ラの表面外側
に設けることを特徴とする定着装置。 - 【請求項5】請求項1ないし請求項4において、前記張
設部の内側で、かつ前記加熱ロ−ラと反対側に加熱手段
を設けることを特徴とする定着装置。 - 【請求項6】請求項1ないし請求項4において、前記加
熱ロ−ラの外側に加熱ロ−ラ表面に離型剤を塗布する手
段を設けることを特徴とする定着装置。 - 【請求項7】請求項1ないし請求項4において、前記定
着ベルトは、無端状のベルトであることを特徴とする定
着装置。 - 【請求項8】請求項7において、前記無端状のベルトの
表面に離型化処理を施すことを特徴とする定着装置。 - 【請求項9】現像器のトナーにより可視画像を形成する
中間転写ドラムと、前記可視画像を記録媒体上へ転写す
る転写器と、前記転写された可視画像を加熱定着する定
着装置を有する電子写真装置において、 前記定着装置は、請求項1ないし請求項8のいずれか1
項記載の定着装置であることを特徴とする電子写真装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32413296A JPH10161464A (ja) | 1996-12-04 | 1996-12-04 | 定着装置及びそれを備えた電子写真装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32413296A JPH10161464A (ja) | 1996-12-04 | 1996-12-04 | 定着装置及びそれを備えた電子写真装置 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2003195419A Division JP2004004920A (ja) | 2003-07-11 | 2003-07-11 | 定着装置及びそれを備えた電子写真装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10161464A true JPH10161464A (ja) | 1998-06-19 |
Family
ID=18162504
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32413296A Pending JPH10161464A (ja) | 1996-12-04 | 1996-12-04 | 定着装置及びそれを備えた電子写真装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10161464A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002278338A (ja) * | 2001-03-19 | 2002-09-27 | Ricoh Co Ltd | 定着装置及びその定着装置を有する画像形成装置 |
-
1996
- 1996-12-04 JP JP32413296A patent/JPH10161464A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002278338A (ja) * | 2001-03-19 | 2002-09-27 | Ricoh Co Ltd | 定着装置及びその定着装置を有する画像形成装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20050420 |
|
| RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20050603 |