JPH10162108A - データ記憶体 - Google Patents
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- JPH10162108A JPH10162108A JP8334747A JP33474796A JPH10162108A JP H10162108 A JPH10162108 A JP H10162108A JP 8334747 A JP8334747 A JP 8334747A JP 33474796 A JP33474796 A JP 33474796A JP H10162108 A JPH10162108 A JP H10162108A
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- Japan
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- memory
- battery
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- supply voltage
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Abstract
(57)【要約】
【課題】メモリ書込時の電力補給用のコンデンサが不要
なデータ記憶体を実現する。 【解決手段】コイル3の相互誘導作用又はアンテナの誘
導電磁界を利用した電磁誘導結合方式によって電力の供
給及びメモリ11への書込指令を受けるデータ記憶体1
00において、少なくともメモリ11へ至る電力補給ラ
イン(Va)に接続された電池101と、電力補給ライ
ン(Va)に介挿された開閉手段102と、書込指令の
受信後に開閉手段102を制御して閉状態にさせる開閉
制御手段103とを備えた。
なデータ記憶体を実現する。 【解決手段】コイル3の相互誘導作用又はアンテナの誘
導電磁界を利用した電磁誘導結合方式によって電力の供
給及びメモリ11への書込指令を受けるデータ記憶体1
00において、少なくともメモリ11へ至る電力補給ラ
イン(Va)に接続された電池101と、電力補給ライ
ン(Va)に介挿された開閉手段102と、書込指令の
受信後に開閉手段102を制御して閉状態にさせる開閉
制御手段103とを備えた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電磁誘導結合方
式によってリーダライタ等と通信するとともにメモリや
制御回路等の動作に必要な電力を受給するICカードや
データキャリア等のデータ記憶体に関し、詳しくは、メ
モリへの書込時の電力を補給するために電池を併用する
際の改良に関する。
式によってリーダライタ等と通信するとともにメモリや
制御回路等の動作に必要な電力を受給するICカードや
データキャリア等のデータ記憶体に関し、詳しくは、メ
モリへの書込時の電力を補給するために電池を併用する
際の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のデータ記憶体として図6に示した
ICカード20は、コイルの相互誘導作用又はアンテナ
の誘導電磁界を利用した電磁誘導結合方式でリーダライ
タ1と通信するものである。これらは、通信可能なとこ
ろまで近接したICカード20に対しリーダライタ1が
通信でアクセスしてデータの送受を行うことで接触不要
でデータの読み取りや書き込み等を行うシステムであ
る。このようなICカード20はカード形の他にタグ形
などの携帯に適した形状に形成されて、そのシステム
は、ドアの入退室の管理や自動改札機などに応用されて
いる。またICカード20は、電池交換の煩わしさ等を
避けるために、電磁誘導結合方式によって通信相手とし
て結合したリーダライタ1からメモリや制御回路等の動
作に必要な電力を受給するが、そのために相互誘導作用
・誘導電磁界による誘起電流を整流して蓄えることで電
源電圧を発生させるようになっている。
ICカード20は、コイルの相互誘導作用又はアンテナ
の誘導電磁界を利用した電磁誘導結合方式でリーダライ
タ1と通信するものである。これらは、通信可能なとこ
ろまで近接したICカード20に対しリーダライタ1が
通信でアクセスしてデータの送受を行うことで接触不要
でデータの読み取りや書き込み等を行うシステムであ
る。このようなICカード20はカード形の他にタグ形
などの携帯に適した形状に形成されて、そのシステム
は、ドアの入退室の管理や自動改札機などに応用されて
いる。またICカード20は、電池交換の煩わしさ等を
避けるために、電磁誘導結合方式によって通信相手とし
て結合したリーダライタ1からメモリや制御回路等の動
作に必要な電力を受給するが、そのために相互誘導作用
・誘導電磁界による誘起電流を整流して蓄えることで電
源電圧を発生させるようになっている。
【0003】具体的には、リーダライタ1がコイル2を
介して所定周波数の搬送波を送出することでエネルギー
を放出するとともにその搬送波に変調を施すことでリー
ドコマンドやライトコマンド(書込指令)の送信等を行
うようになっており、これに対応してICカード20
は、その搬送波を受信するためにコイル3が設けられて
いる。なお、コイル3には共振用コンデンサ4が並列接
続されている。そして、ICカード20では、入力端子
がコイル3の両端に接続された整流器5が設けられ、そ
の両出力端子間に蓄電兼平滑用のコンデンサ6が接続さ
れている。これにより搬送波の誘起電流を全波又は半波
整流して、接地電圧GNDを基準とする供給電源電圧V
out を発生するようになっている。
介して所定周波数の搬送波を送出することでエネルギー
を放出するとともにその搬送波に変調を施すことでリー
ドコマンドやライトコマンド(書込指令)の送信等を行
うようになっており、これに対応してICカード20
は、その搬送波を受信するためにコイル3が設けられて
いる。なお、コイル3には共振用コンデンサ4が並列接
続されている。そして、ICカード20では、入力端子
がコイル3の両端に接続された整流器5が設けられ、そ
の両出力端子間に蓄電兼平滑用のコンデンサ6が接続さ
れている。これにより搬送波の誘起電流を全波又は半波
整流して、接地電圧GNDを基準とする供給電源電圧V
out を発生するようになっている。
【0004】ICカード20では、この整流器5に対し
てクロック信号発生回路7及び通信部8が付設されてお
り、整流器5からの供給電源電圧Vout が、リセット信
号発生回路9、制御部10、及びメモリとしてのEEP
ROM11へ送給されるようになっている。クロック信
号発生回路7は、整流器5内に発生する電圧信号を波形
整形等してクロック信号CLKとし、これを制御部10
等へ送出するものである。通信部8は、コイル3の誘起
電圧あるいは整流器5内に発生する電圧信号に復調等の
処理を施して受信信号RCVを生成しこれを制御部10
へ送出するとともに、制御部10から送信信号SNDを
受けると変調等の処理を行ってコイル3を介してリーダ
ライタ1へ送出するものである。
てクロック信号発生回路7及び通信部8が付設されてお
り、整流器5からの供給電源電圧Vout が、リセット信
号発生回路9、制御部10、及びメモリとしてのEEP
ROM11へ送給されるようになっている。クロック信
号発生回路7は、整流器5内に発生する電圧信号を波形
整形等してクロック信号CLKとし、これを制御部10
等へ送出するものである。通信部8は、コイル3の誘起
電圧あるいは整流器5内に発生する電圧信号に復調等の
処理を施して受信信号RCVを生成しこれを制御部10
へ送出するとともに、制御部10から送信信号SNDを
受けると変調等の処理を行ってコイル3を介してリーダ
ライタ1へ送出するものである。
【0005】図7に詳細を示したリセット信号発生回路
9は、供給電源電圧Vout を受給して動作するコンパレ
ータ及び基準電圧源を具備して、基準電圧源からの基準
電圧Vref と供給電源電圧Vout の抵抗分圧値とをコン
パレータによって比較することで、供給電源電圧Vout
が2V未満で有意となるリセット信号RSTを生成す
る。リセット信号RSTは制御部10及びEEPROM
11へ送出され、これらの回路10,11は供給電源電
圧Vout が2V以上のときだけ動作するようになってい
る。
9は、供給電源電圧Vout を受給して動作するコンパレ
ータ及び基準電圧源を具備して、基準電圧源からの基準
電圧Vref と供給電源電圧Vout の抵抗分圧値とをコン
パレータによって比較することで、供給電源電圧Vout
が2V未満で有意となるリセット信号RSTを生成す
る。リセット信号RSTは制御部10及びEEPROM
11へ送出され、これらの回路10,11は供給電源電
圧Vout が2V以上のときだけ動作するようになってい
る。
【0006】制御部10は、マイクロプロセッサシステ
ムで、あるいは論理回路・順序回路で構成され、受信信
号RCVを受けてリーダライタ1からのコマンドやデー
タを受理して、メモリ制御信号CTLやデータ信号DA
Tを生成しこれをEEPROM11へ送出して制御した
り、逆にEEPROM11からのデータ信号DATに基
づいて送信信号SNDを生成しこれを通信部8へ送出し
たりする。制御部10には、メモリへの書込をサポート
するために、リーダライタ1からのライトコマンドを検
出するライトコマンド検出手段が、プログラム処理によ
って又はデコーダ等を用いてインプリメントされてい
る。そして、これによってライトコマンド検出信号がパ
ルス出力され、このパルスに続けて一連の書込制御用タ
イミングに則ったメモリ制御信号CTLやデータ信号D
ATが生成されるようになっている。
ムで、あるいは論理回路・順序回路で構成され、受信信
号RCVを受けてリーダライタ1からのコマンドやデー
タを受理して、メモリ制御信号CTLやデータ信号DA
Tを生成しこれをEEPROM11へ送出して制御した
り、逆にEEPROM11からのデータ信号DATに基
づいて送信信号SNDを生成しこれを通信部8へ送出し
たりする。制御部10には、メモリへの書込をサポート
するために、リーダライタ1からのライトコマンドを検
出するライトコマンド検出手段が、プログラム処理によ
って又はデコーダ等を用いてインプリメントされてい
る。そして、これによってライトコマンド検出信号がパ
ルス出力され、このパルスに続けて一連の書込制御用タ
イミングに則ったメモリ制御信号CTLやデータ信号D
ATが生成されるようになっている。
【0007】EEPROM11は、ビット単位で書き換
え可能な不揮発性メモリである。メモリ容量が重視され
る応用ではブロック単位で消去可能なフラッシュメモリ
が代わって用いられることもある。この種のメモリで
は、書込に長時間を要するばかりか、書込時の消費電力
が大きいという傾向が強い。そこで、メモリ書込時の電
力を別途確保しておくために、大容量のリップルコンデ
ンサ12及びショットキーダイオードD0が導入され、
リップルコンデンサ12は、EEPROM11への供給
電源電圧Vout 及び接地電圧GNDのライン間に接続さ
れ、ダイオードD0は、供給電源電圧Vout のラインに
対してリップルコンデンサ12の接続点より整流器5側
へ直列に挿入される。これで、EEPROM11へ供給
されるメモリ電源電圧Vdは、メモリ書込に備えて供給
電源電圧Vout のピーク値またはこれに近い値に維持さ
れるようになっている。
え可能な不揮発性メモリである。メモリ容量が重視され
る応用ではブロック単位で消去可能なフラッシュメモリ
が代わって用いられることもある。この種のメモリで
は、書込に長時間を要するばかりか、書込時の消費電力
が大きいという傾向が強い。そこで、メモリ書込時の電
力を別途確保しておくために、大容量のリップルコンデ
ンサ12及びショットキーダイオードD0が導入され、
リップルコンデンサ12は、EEPROM11への供給
電源電圧Vout 及び接地電圧GNDのライン間に接続さ
れ、ダイオードD0は、供給電源電圧Vout のラインに
対してリップルコンデンサ12の接続点より整流器5側
へ直列に挿入される。これで、EEPROM11へ供給
されるメモリ電源電圧Vdは、メモリ書込に備えて供給
電源電圧Vout のピーク値またはこれに近い値に維持さ
れるようになっている。
【0008】このような構成のICカード20は、リー
ダライタ1に対して通信可能なまで接近し、リーダライ
タ1からコイル2,3を介してエネルギー供給を受ける
と、整流器5からの供給電源電圧Vout が2Vを超えて
動作可能な値にまで上昇する。図8の波形例を参照して
具体的に述べると、時刻t0のところで概ね4Vに達し
ている。メモリ電源電圧Vdも0.1V程度低いが、ほ
ぼ同じ波形となる。この状態で、リーダライタ1からラ
イトコマンドを受けると(図8のt1参照)、その後に
制御部10によってEEPROM11への書き込み制御
がなされる(図8t2〜t5参照)。この間、10ms
程度を要する。また、この間、EEPROM11によっ
て電力が多く消費されるのでリップルコンデンサ12が
無いと供給電源電圧Vout が急激に下降して動作不能と
なってしまうが(図8の二点鎖線Vout1,Vd1を参
照)、大容量のリップルコンデンサ12からEEPRO
M11へ電力補給が行われるので、書き込み完了時にも
供給電源電圧Vout ,メモリ電源電圧Vdが3V以上に
維持され(図8のt5参照)、その後は速やかに回復・
上昇する(図8のt7参照)。
ダライタ1に対して通信可能なまで接近し、リーダライ
タ1からコイル2,3を介してエネルギー供給を受ける
と、整流器5からの供給電源電圧Vout が2Vを超えて
動作可能な値にまで上昇する。図8の波形例を参照して
具体的に述べると、時刻t0のところで概ね4Vに達し
ている。メモリ電源電圧Vdも0.1V程度低いが、ほ
ぼ同じ波形となる。この状態で、リーダライタ1からラ
イトコマンドを受けると(図8のt1参照)、その後に
制御部10によってEEPROM11への書き込み制御
がなされる(図8t2〜t5参照)。この間、10ms
程度を要する。また、この間、EEPROM11によっ
て電力が多く消費されるのでリップルコンデンサ12が
無いと供給電源電圧Vout が急激に下降して動作不能と
なってしまうが(図8の二点鎖線Vout1,Vd1を参
照)、大容量のリップルコンデンサ12からEEPRO
M11へ電力補給が行われるので、書き込み完了時にも
供給電源電圧Vout ,メモリ電源電圧Vdが3V以上に
維持され(図8のt5参照)、その後は速やかに回復・
上昇する(図8のt7参照)。
【0009】ところで、このようなICカード20の場
合、人手や道具で持って使用されることが多いため、リ
ーダライタ1との通信可能・不能な範囲を移動等する際
に活性状態(動作可能状態)・非活性状態(動作不能状
態)を遷移する過渡的な状態が存在する。この遷移状態
での不安定な動作を回避するためにリセット信号発生回
路9が設けられているのであるが、使用態様によっては
処理途中で突然に電力供給が断たれる場合もあり、リセ
ット信号発生回路9だけでは対処しきれないこともあ
る。特に、データを書き込むときにEEPROM11へ
の電力供給が断たれると困る。EEPROM11内では
書き込み動作が行われると、内部の記憶素子部分を一旦
初期化しその後から新しいデータを書き込むが、これに
は上述したように10ms程度かかる。この間にメモリ
の電源電圧が落ちたり、大きな電源変動があると、初期
化されたままの状態になってしまったり、誤ったデータ
を書き込んでしまうことすら有り得るからである。
合、人手や道具で持って使用されることが多いため、リ
ーダライタ1との通信可能・不能な範囲を移動等する際
に活性状態(動作可能状態)・非活性状態(動作不能状
態)を遷移する過渡的な状態が存在する。この遷移状態
での不安定な動作を回避するためにリセット信号発生回
路9が設けられているのであるが、使用態様によっては
処理途中で突然に電力供給が断たれる場合もあり、リセ
ット信号発生回路9だけでは対処しきれないこともあ
る。特に、データを書き込むときにEEPROM11へ
の電力供給が断たれると困る。EEPROM11内では
書き込み動作が行われると、内部の記憶素子部分を一旦
初期化しその後から新しいデータを書き込むが、これに
は上述したように10ms程度かかる。この間にメモリ
の電源電圧が落ちたり、大きな電源変動があると、初期
化されたままの状態になってしまったり、誤ったデータ
を書き込んでしまうことすら有り得るからである。
【0010】これに対し、ICカード20では、メモリ
の書込時消費電力を補給するリップルコンデンサ12が
設けられていることにより、書込処理途中で(時刻t
4)突然にリーダライタ1からの電力供給が断たれた場
合であっても、メモリ電源電圧Vdは書込完了まで正常
時とほぼ同様に推移する(図8の破線Vd2を参照)。ま
た、コンデンサ6はEEPROM11以外の制御部10
等の電力を賄えば済むので、供給電源電圧Vout も急速
には降下しない。こうして、大容量のコンデンサを用い
ることで、メモリへの書込の信頼性を確保しているので
ある。
の書込時消費電力を補給するリップルコンデンサ12が
設けられていることにより、書込処理途中で(時刻t
4)突然にリーダライタ1からの電力供給が断たれた場
合であっても、メモリ電源電圧Vdは書込完了まで正常
時とほぼ同様に推移する(図8の破線Vd2を参照)。ま
た、コンデンサ6はEEPROM11以外の制御部10
等の電力を賄えば済むので、供給電源電圧Vout も急速
には降下しない。こうして、大容量のコンデンサを用い
ることで、メモリへの書込の信頼性を確保しているので
ある。
【0011】なお、図9に示したICカード21は、リ
ップルコンデンサ12を設ける代わりに、所定の書込異
常電圧を下回ると有意の検出信号を出力する書込異常電
圧検出回路22を設け、この検出信号が有意の間はEE
PROM11への書込制御を見合わせるように制御部2
3を改めたものである。書込異常電圧は、リセット電圧
の2Vよりもかなり高い値であって、コンデンサ6から
の電力でEEPROM11への書込処理を完了するのに
実用上十分な値に設定される。こうして、確実な結果が
期待できるときだけ書き込み処理が行われるように限定
を付すことで、メモリへの書込の信頼性を確保している
のである。
ップルコンデンサ12を設ける代わりに、所定の書込異
常電圧を下回ると有意の検出信号を出力する書込異常電
圧検出回路22を設け、この検出信号が有意の間はEE
PROM11への書込制御を見合わせるように制御部2
3を改めたものである。書込異常電圧は、リセット電圧
の2Vよりもかなり高い値であって、コンデンサ6から
の電力でEEPROM11への書込処理を完了するのに
実用上十分な値に設定される。こうして、確実な結果が
期待できるときだけ書き込み処理が行われるように限定
を付すことで、メモリへの書込の信頼性を確保している
のである。
【0012】このように従来のデータ記憶体では、電力
受給の変動に対してメモリへの書込の信頼性を確保する
ために、大容量のコンデンサを用いたり、書き込み処理
を限定する等の対策が施されていた。さらには、制御部
の処理によって、メモリへデータを書き込んだ後にそれ
を読み出して照合することにより、念入りに確認した
り、訂正することもある。これらの対策を施すことで、
人手等での使用態様によって不測の電源異常が発生した
場合でも、フェイルセーフ又はフェールソフトなシステ
ムが構築可能となっている。
受給の変動に対してメモリへの書込の信頼性を確保する
ために、大容量のコンデンサを用いたり、書き込み処理
を限定する等の対策が施されていた。さらには、制御部
の処理によって、メモリへデータを書き込んだ後にそれ
を読み出して照合することにより、念入りに確認した
り、訂正することもある。これらの対策を施すことで、
人手等での使用態様によって不測の電源異常が発生した
場合でも、フェイルセーフ又はフェールソフトなシステ
ムが構築可能となっている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、大容量
のリップルコンデンサをメモリに対して用いる場合、メ
モリの種類や記憶容量にもよるが、コンデンサにおける
容量のばらつきや経年変化の大きさをも考慮すると、リ
ップルコンデンサは数十μFのものが要る。これは、形
状も大きくて装置の小形化の妨げになるばかりか、コス
トアップの大きな要因にもなる。一方、リセット電圧超
の書込異常電圧を検出して電力の受給が十分に足りてい
る時だけに書き込み処理を限定するのは、装置の使用可
能な範囲が狭くなってしまう点に、不満が有る。
のリップルコンデンサをメモリに対して用いる場合、メ
モリの種類や記憶容量にもよるが、コンデンサにおける
容量のばらつきや経年変化の大きさをも考慮すると、リ
ップルコンデンサは数十μFのものが要る。これは、形
状も大きくて装置の小形化の妨げになるばかりか、コス
トアップの大きな要因にもなる。一方、リセット電圧超
の書込異常電圧を検出して電力の受給が十分に足りてい
る時だけに書き込み処理を限定するのは、装置の使用可
能な範囲が狭くなってしまう点に、不満が有る。
【0014】そこで、そのような書き込み処理の限定を
行うことなく、メモリのリップルコンデンサを省くか又
は省かなくてもその容量を低減することができる回路を
案出することが課題となる。この発明は、このような課
題を解決するためになされたものであり、メモリ書込時
の電力補給用のコンデンサが不要なデータ記憶体を実現
することを目的とする。
行うことなく、メモリのリップルコンデンサを省くか又
は省かなくてもその容量を低減することができる回路を
案出することが課題となる。この発明は、このような課
題を解決するためになされたものであり、メモリ書込時
の電力補給用のコンデンサが不要なデータ記憶体を実現
することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るためになされた本発明のデータ記憶体は(、出願当初
の請求項1に記載の如く)、コイルの相互誘導作用又は
アンテナの誘導電磁界を利用した電磁誘導結合方式によ
って電力の供給及びメモリへの書込指令を受けるデータ
記憶体において、少なくとも前記メモリへ至る電力補給
ラインに接続された電池と、前記電力補給ラインに介挿
された開閉手段と、前記書込指令の受信後に前記開閉手
段を制御して閉状態にさせる開閉制御手段とを備えたも
のである。
るためになされた本発明のデータ記憶体は(、出願当初
の請求項1に記載の如く)、コイルの相互誘導作用又は
アンテナの誘導電磁界を利用した電磁誘導結合方式によ
って電力の供給及びメモリへの書込指令を受けるデータ
記憶体において、少なくとも前記メモリへ至る電力補給
ラインに接続された電池と、前記電力補給ラインに介挿
された開閉手段と、前記書込指令の受信後に前記開閉手
段を制御して閉状態にさせる開閉制御手段とを備えたも
のである。
【0016】このような第1の解決手段のデータ記憶体
にあっては、メモリやその制御回路等の動作に必要な電
力が通信兼用の電磁誘導結合方式によって供給される
が、電池を併用したことにより、メモリの動作に必要な
電力が不足すると電力補給ラインを介して電池から電力
の不足分が補給される。また、その電力補給ラインに対
して開閉手段が介挿されており、この開閉手段は開閉制
御手段によって書込指令の受信後に閉状態にさせられる
ことから、書込指令を受信すると、電力補給ラインが導
通する。そして、電池からメモリへ電力補給が可能な状
態になる。
にあっては、メモリやその制御回路等の動作に必要な電
力が通信兼用の電磁誘導結合方式によって供給される
が、電池を併用したことにより、メモリの動作に必要な
電力が不足すると電力補給ラインを介して電池から電力
の不足分が補給される。また、その電力補給ラインに対
して開閉手段が介挿されており、この開閉手段は開閉制
御手段によって書込指令の受信後に閉状態にさせられる
ことから、書込指令を受信すると、電力補給ラインが導
通する。そして、電池からメモリへ電力補給が可能な状
態になる。
【0017】すなわち、メモリへの書込等に際しての不
足電力を補給するために電池が併用されてメモリへの書
込処理が確実に遂行されるが、電池によるメモリへの電
力補給が可能となるのは、メモリへの書込又はこれに準
ずる重要な処理に際してのこととなる。そこで、電池の
消耗が抑制される。これにより、電磁誘導結合方式によ
る供給電力の突然の変動を招くような過酷な環境等にあ
っても、長期間に亘り電池交換不要で、少なくともメモ
リへのデータ書込の高い信頼性を確保することができ
る。
足電力を補給するために電池が併用されてメモリへの書
込処理が確実に遂行されるが、電池によるメモリへの電
力補給が可能となるのは、メモリへの書込又はこれに準
ずる重要な処理に際してのこととなる。そこで、電池の
消耗が抑制される。これにより、電磁誘導結合方式によ
る供給電力の突然の変動を招くような過酷な環境等にあ
っても、長期間に亘り電池交換不要で、少なくともメモ
リへのデータ書込の高い信頼性を確保することができ
る。
【0018】そこで、リセット電圧超の書込異常電圧を
検出して電力の受給が十分に足りている時だけに書き込
み処理を限定しないでも、メモリのリップルコンデンサ
を省くことができる。あるいは、省かないまでも、それ
に近いところまでコンデンサの容量を低減することがで
きる。したがって、この発明によれば、メモリ書込時の
電力補給用のコンデンサが不要なデータ記憶体を実現す
ることができる。
検出して電力の受給が十分に足りている時だけに書き込
み処理を限定しないでも、メモリのリップルコンデンサ
を省くことができる。あるいは、省かないまでも、それ
に近いところまでコンデンサの容量を低減することがで
きる。したがって、この発明によれば、メモリ書込時の
電力補給用のコンデンサが不要なデータ記憶体を実現す
ることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】このような解決手段で達成された
本発明のデータ記憶体について、これを実施するための
形態を説明する。
本発明のデータ記憶体について、これを実施するための
形態を説明する。
【0020】[第1の実施の形態]本発明の第1の実施
形態は(、出願当初の請求項2に記載の如く)、上述し
た解決手段のデータ記憶体であって、前記開閉制御手段
は、少なくとも前記メモリへの書込時間を超える一定時
間に亘って前記開閉手段の閉状態を維持させた後に前記
開閉手段を開状態にさせる制御を行うものである。これ
により、メモリへの書込等の重要な処理が完了するまで
は確実に電池による電力補給がなされるとともに、処理
完了後は電池の無駄遣いが防止される。また、一定時間
としたことで、ウインドウパルス発生回路や、あるいは
ループしてのプログラム処理等によって、具現化も容易
になる。
形態は(、出願当初の請求項2に記載の如く)、上述し
た解決手段のデータ記憶体であって、前記開閉制御手段
は、少なくとも前記メモリへの書込時間を超える一定時
間に亘って前記開閉手段の閉状態を維持させた後に前記
開閉手段を開状態にさせる制御を行うものである。これ
により、メモリへの書込等の重要な処理が完了するまで
は確実に電池による電力補給がなされるとともに、処理
完了後は電池の無駄遣いが防止される。また、一定時間
としたことで、ウインドウパルス発生回路や、あるいは
ループしてのプログラム処理等によって、具現化も容易
になる。
【0021】[第2の実施の形態]本発明の第2の実施
形態は、上述した解決手段および実施形態のデータ記憶
体であって、前記電力補給ラインは、前記メモリに加え
て、その制御回路およびリセット信号発生回路にも至る
ものである。これにより、電池による電力補給がなされ
ている間は、電源電圧の変動に起因してリセット信号が
出てしまいメモリへの書込が中断されてしまうといった
不所望なことが、少なくなる。
形態は、上述した解決手段および実施形態のデータ記憶
体であって、前記電力補給ラインは、前記メモリに加え
て、その制御回路およびリセット信号発生回路にも至る
ものである。これにより、電池による電力補給がなされ
ている間は、電源電圧の変動に起因してリセット信号が
出てしまいメモリへの書込が中断されてしまうといった
不所望なことが、少なくなる。
【0022】[第3の実施の形態]本発明の第3の実施
形態は、上述した解決手段および実施形態のデータ記憶
体であって、前記電池,前記開閉手段,及び前記開閉制
御手段は、前記メモリの電源に対するリップルコンデン
サに代えて、又はこれと併存して、設けられる。リップ
ルコンデンサが代えられて省かれた場合は、大容量で嵩
張る素子が減るので、装置のコスト削減や小形化を図る
ことができる。リップルコンデンサを併用する場合で
も、そのコンデンサは比較的小容量かつ小形の物で済む
上、異常時・非常時以外での電池による電力補給がほと
んど無いか有っても僅かなので電池寿命が格段に延び
る。
形態は、上述した解決手段および実施形態のデータ記憶
体であって、前記電池,前記開閉手段,及び前記開閉制
御手段は、前記メモリの電源に対するリップルコンデン
サに代えて、又はこれと併存して、設けられる。リップ
ルコンデンサが代えられて省かれた場合は、大容量で嵩
張る素子が減るので、装置のコスト削減や小形化を図る
ことができる。リップルコンデンサを併用する場合で
も、そのコンデンサは比較的小容量かつ小形の物で済む
上、異常時・非常時以外での電池による電力補給がほと
んど無いか有っても僅かなので電池寿命が格段に延び
る。
【0023】
【実施例】本発明のデータ記憶体の一実施例について、
その具体的な構成を、図面を引用して説明する。図1
は、その回路ブロック図であり、図2は、そのカウンタ
回路の回路図であり、図3は、そのリセット信号発生回
路の回路図である。このデータ記憶体としてのICカー
ド100は、リップルコンデンサ12及びダイオードD
0に代えて、電池101等を導入した点で、従来例にお
けるICカード20と相違するものである。
その具体的な構成を、図面を引用して説明する。図1
は、その回路ブロック図であり、図2は、そのカウンタ
回路の回路図であり、図3は、そのリセット信号発生回
路の回路図である。このデータ記憶体としてのICカー
ド100は、リップルコンデンサ12及びダイオードD
0に代えて、電池101等を導入した点で、従来例にお
けるICカード20と相違するものである。
【0024】そこで、重複する再度の説明は割愛して、
以下、相違点を中心に述べるが、電池101と共に、開
閉手段としてのトランジスタ102と、開閉制御手段と
してのカウンタ回路103と、高電圧選択のためのショ
ットキーダイオードD1,D2,D3,D4とが追加さ
れたのである。さらにリセット信号発生回路90が一部
変更された。具体的には、電池101として出力電圧が
約3Vの小さなリチウム電池が用いられ、その負側端子
が接地電圧GNDのラインに接続されている。
以下、相違点を中心に述べるが、電池101と共に、開
閉手段としてのトランジスタ102と、開閉制御手段と
してのカウンタ回路103と、高電圧選択のためのショ
ットキーダイオードD1,D2,D3,D4とが追加さ
れたのである。さらにリセット信号発生回路90が一部
変更された。具体的には、電池101として出力電圧が
約3Vの小さなリチウム電池が用いられ、その負側端子
が接地電圧GNDのラインに接続されている。
【0025】また、トランジスタ102は、エンハンス
メント形のPチャネルMOSトランジスタが用いられ、
そのソースが電池101の正側端子に接続され、ドレイ
ンがダイオードD4のアノードに接続される。このダイ
オードD4のカソードは、アノードが供給電源電圧Vou
t のラインに接続されたダイオードD3のカソードと共
にメモリ電源電圧Vbのラインを介して、EEPROM
11の電源端子Vinに接続される。これにより、電池1
01からトランジスタ102及びダイオードD4を経て
EEPROM11へ至る電力補給ラインが定まり、この
電力補給ラインにトランジスタ102が介挿されてライ
ンの導通遮断(開閉)を行い得るものとなっている。
メント形のPチャネルMOSトランジスタが用いられ、
そのソースが電池101の正側端子に接続され、ドレイ
ンがダイオードD4のアノードに接続される。このダイ
オードD4のカソードは、アノードが供給電源電圧Vou
t のラインに接続されたダイオードD3のカソードと共
にメモリ電源電圧Vbのラインを介して、EEPROM
11の電源端子Vinに接続される。これにより、電池1
01からトランジスタ102及びダイオードD4を経て
EEPROM11へ至る電力補給ラインが定まり、この
電力補給ラインにトランジスタ102が介挿されてライ
ンの導通遮断(開閉)を行い得るものとなっている。
【0026】カウンタ回路103は、制御部10のライ
トコマンド検出手段によってライトコマンドの受信時に
パルス送出がなされるライトコマンド検出信号Aをカウ
ント値のクリア端子Clrに受けるバイナリカウンタを主
体に構成される。このカウンタのキャリーまたは上位ビ
ット(Out)の出力が反転されてから切換制御信号Bと
して送出され、さらにそのカウンタのクロック端子CK
に対してANDゲートによる切換制御信号Bとクロック
信号CLKとの論理積が入力される。そこで、カウンタ
回路103はウインドウパルスの切換制御信号Bを生成
するが、そのパルス幅がEEPROM11への書込時間
以上になるようなカウント値に対応したビット位置から
切換制御信号Bの原信号が取り出される。これにより、
カウンタ回路103は、ライトコマンドの受信後にトラ
ンジスタ102を制御して導通(閉)状態にさせるとと
もに、少なくともメモリへの書込時間を超える一定時間
に亘ってトランジスタ102の導通状態を維持させた後
に遮断(開)状態にさせる制御を行うものとなってい
る。
トコマンド検出手段によってライトコマンドの受信時に
パルス送出がなされるライトコマンド検出信号Aをカウ
ント値のクリア端子Clrに受けるバイナリカウンタを主
体に構成される。このカウンタのキャリーまたは上位ビ
ット(Out)の出力が反転されてから切換制御信号Bと
して送出され、さらにそのカウンタのクロック端子CK
に対してANDゲートによる切換制御信号Bとクロック
信号CLKとの論理積が入力される。そこで、カウンタ
回路103はウインドウパルスの切換制御信号Bを生成
するが、そのパルス幅がEEPROM11への書込時間
以上になるようなカウント値に対応したビット位置から
切換制御信号Bの原信号が取り出される。これにより、
カウンタ回路103は、ライトコマンドの受信後にトラ
ンジスタ102を制御して導通(閉)状態にさせるとと
もに、少なくともメモリへの書込時間を超える一定時間
に亘ってトランジスタ102の導通状態を維持させた後
に遮断(開)状態にさせる制御を行うものとなってい
る。
【0027】制御部10の電源端子Vinに接続された供
給電源電圧Vout のラインにはダイオードD1がカソー
ドを制御部10側にして直列に挿入接続されて、供給電
源電圧Vout の代わりにロジック電源電圧Vcが制御部
10へ送給するようにされる。さらに、アノードがダイ
オードD4のアノードに接続されたダイオードD2もカ
ソードがダイオードD1と共にロジック電源電圧Vcの
ラインに接続される。このロジック電源電圧Vcのライ
ンは、カウンタ回路103の他にリセット信号発生回路
90へも接続される。これにより、電力補給ラインは、
EEPROM11に加えて、制御部10,カウンタ回路
103,及びリセット信号発生回路90にも至るように
なっている。また、リセット信号発生回路90は、コン
パレータ及び基準電圧源が供給電源電圧Vout の代わり
にロジック電源電圧Vcを受給して動作するように変更
されている。そして、基準電圧Vref と供給電源電圧V
out とを比較してリセット信号RSTを生成する。これ
により、リセット信号RSTは、供給電源電圧Vout が
2V以下になっても、メモリ書込時に電池101によっ
て電力補給がなされている間は有意とならないようにさ
れる。
給電源電圧Vout のラインにはダイオードD1がカソー
ドを制御部10側にして直列に挿入接続されて、供給電
源電圧Vout の代わりにロジック電源電圧Vcが制御部
10へ送給するようにされる。さらに、アノードがダイ
オードD4のアノードに接続されたダイオードD2もカ
ソードがダイオードD1と共にロジック電源電圧Vcの
ラインに接続される。このロジック電源電圧Vcのライ
ンは、カウンタ回路103の他にリセット信号発生回路
90へも接続される。これにより、電力補給ラインは、
EEPROM11に加えて、制御部10,カウンタ回路
103,及びリセット信号発生回路90にも至るように
なっている。また、リセット信号発生回路90は、コン
パレータ及び基準電圧源が供給電源電圧Vout の代わり
にロジック電源電圧Vcを受給して動作するように変更
されている。そして、基準電圧Vref と供給電源電圧V
out とを比較してリセット信号RSTを生成する。これ
により、リセット信号RSTは、供給電源電圧Vout が
2V以下になっても、メモリ書込時に電池101によっ
て電力補給がなされている間は有意とならないようにさ
れる。
【0028】この実施例のデータ記憶体について、その
使用態様及び動作を、図面を引用して説明する。図4
は、ICカード100におけるメモリ書込時の信号波形
例である。
使用態様及び動作を、図面を引用して説明する。図4
は、ICカード100におけるメモリ書込時の信号波形
例である。
【0029】このような構成のICカード100は、リ
ーダライタ1に対して通信可能なまで接近し、リーダラ
イタ1からコイル2,3を介してエネルギー供給を受け
ると、整流器5からの供給電源電圧Vout が2Vを超え
てリセット信号RSTによるリセット状態が解除され動
作可能となる。そして、図4で示せば従来同様に時刻t
0には供給電源電圧Vout ,メモリ電源電圧Vb,ロジ
ック電源電圧Vcが共に概ね4Vに達する。この間、切
換制御信号Bが初期値のままなので、トランジスタ10
2は遮断状態であり、電池101の電力が消費されるこ
とは無い。
ーダライタ1に対して通信可能なまで接近し、リーダラ
イタ1からコイル2,3を介してエネルギー供給を受け
ると、整流器5からの供給電源電圧Vout が2Vを超え
てリセット信号RSTによるリセット状態が解除され動
作可能となる。そして、図4で示せば従来同様に時刻t
0には供給電源電圧Vout ,メモリ電源電圧Vb,ロジ
ック電源電圧Vcが共に概ね4Vに達する。この間、切
換制御信号Bが初期値のままなので、トランジスタ10
2は遮断状態であり、電池101の電力が消費されるこ
とは無い。
【0030】この状態でリーダライタ1からライトコマ
ンドを受けると、ライトコマンド検出信号Aのパルスが
出力され(図4のt1参照)、それに続いて切換制御信
号Bのウインドウパルスも出力される(図4のt1〜t
6参照)。これによって、トランジスタ102は導通状
態となるが、供給電源電圧Vout の方が電池電圧Vaよ
り高いので、未だ電池101の電力は消費されない。そ
して、そのウインドウパルスの期間内において、制御部
10によってメモリ制御信号CTLを介してEEPRO
M11への書き込み制御がなされる(図4のt2〜t5
参照)。
ンドを受けると、ライトコマンド検出信号Aのパルスが
出力され(図4のt1参照)、それに続いて切換制御信
号Bのウインドウパルスも出力される(図4のt1〜t
6参照)。これによって、トランジスタ102は導通状
態となるが、供給電源電圧Vout の方が電池電圧Vaよ
り高いので、未だ電池101の電力は消費されない。そ
して、そのウインドウパルスの期間内において、制御部
10によってメモリ制御信号CTLを介してEEPRO
M11への書き込み制御がなされる(図4のt2〜t5
参照)。
【0031】このとき、EEPROM11によって電力
が多く消費され、リップルコンデンサ12が無いので、
供給電源電圧Vout 等が急激に下降する(図4のt2〜
t3参照)。しかし、供給電源電圧Vout が電池電圧V
aのところまで下がると、供給電源電圧Vout と電池電
圧Vaとの大小関係が逆転するので、電池101から必
要な電力が補給されるようになり、これによって、供給
電源電圧Vout ,メモリ電源電圧Vb,ロジック電源電
圧Vcは電池電圧Va付近で下げ止まり、その状態が継
続してEEPROM11への書込が完遂される(図4の
t3〜t5参照)。その後、供給電源電圧Vout 等は速
やかに回復・上昇するが(図4のt6〜t7〜参照)、
その途中で、切換制御信号Bのウインドウパルスの終焉
とともにトランジスタ102が遮断状態に戻り、それ以
後も電池101の電力消費が阻止される。
が多く消費され、リップルコンデンサ12が無いので、
供給電源電圧Vout 等が急激に下降する(図4のt2〜
t3参照)。しかし、供給電源電圧Vout が電池電圧V
aのところまで下がると、供給電源電圧Vout と電池電
圧Vaとの大小関係が逆転するので、電池101から必
要な電力が補給されるようになり、これによって、供給
電源電圧Vout ,メモリ電源電圧Vb,ロジック電源電
圧Vcは電池電圧Va付近で下げ止まり、その状態が継
続してEEPROM11への書込が完遂される(図4の
t3〜t5参照)。その後、供給電源電圧Vout 等は速
やかに回復・上昇するが(図4のt6〜t7〜参照)、
その途中で、切換制御信号Bのウインドウパルスの終焉
とともにトランジスタ102が遮断状態に戻り、それ以
後も電池101の電力消費が阻止される。
【0032】こうして、ICカード100では、メモリ
書込時に限って電池による電力補給がなされる。そこ
で、リップルコンデンサ12が無くても、ライトコマン
ドの処理を確実に行うことができる。また、書込処理途
中で(時刻t4)突然にリーダライタ1からの電力供給
が断たれた場合であっても、メモリ電源電圧Vb,ロジ
ック電源電圧Vcは切換制御信号Bのウインドウパルス
が終わるまでは電池電圧Va付近の電圧を維持するので
(図4破線Vb2を参照)、この場合もメモリへの書込は
完遂される。なお、コンデンサ6はEEPROM11以
外の制御部10等についてもその電力を賄なう必要がな
いので、供給電源電圧Vout は緩やかに降下するにすぎ
ない。こうして、大容量のコンデンサを使用しないで
も、メモリへの書込の信頼性を確保することができる。
書込時に限って電池による電力補給がなされる。そこ
で、リップルコンデンサ12が無くても、ライトコマン
ドの処理を確実に行うことができる。また、書込処理途
中で(時刻t4)突然にリーダライタ1からの電力供給
が断たれた場合であっても、メモリ電源電圧Vb,ロジ
ック電源電圧Vcは切換制御信号Bのウインドウパルス
が終わるまでは電池電圧Va付近の電圧を維持するので
(図4破線Vb2を参照)、この場合もメモリへの書込は
完遂される。なお、コンデンサ6はEEPROM11以
外の制御部10等についてもその電力を賄なう必要がな
いので、供給電源電圧Vout は緩やかに降下するにすぎ
ない。こうして、大容量のコンデンサを使用しないで
も、メモリへの書込の信頼性を確保することができる。
【0033】なお、図5に示したICカード200は、
従来のリップルコンデンサ12の代わりに比較的小容量
のリップルコンデンサ201を併用したものである。上
述のメモリ電源電圧Vb(又はロジック電源電圧Vc)
のライン及び接地電圧GNDのラインの間にリップルコ
ンデンサ201が接続され、ダイオードD0は、メモリ
電源電圧Vbのラインに対してリップルコンデンサ20
1の接続点より電池101側へ直列に挿入される。これ
で、EEPROM11へ供給されるメモリ電源電圧Vb
がリップルコンデンサ201で補給されるとともに、メ
モリ書込時にリップルコンデンサ201で補給しきれな
いときだけ電池101から電力補給が行われるようにな
っている。このリップルコンデンサ201の容量はリッ
プルコンデンサ12の数分の1又はそれ以下でも間に合
う。
従来のリップルコンデンサ12の代わりに比較的小容量
のリップルコンデンサ201を併用したものである。上
述のメモリ電源電圧Vb(又はロジック電源電圧Vc)
のライン及び接地電圧GNDのラインの間にリップルコ
ンデンサ201が接続され、ダイオードD0は、メモリ
電源電圧Vbのラインに対してリップルコンデンサ20
1の接続点より電池101側へ直列に挿入される。これ
で、EEPROM11へ供給されるメモリ電源電圧Vb
がリップルコンデンサ201で補給されるとともに、メ
モリ書込時にリップルコンデンサ201で補給しきれな
いときだけ電池101から電力補給が行われるようにな
っている。このリップルコンデンサ201の容量はリッ
プルコンデンサ12の数分の1又はそれ以下でも間に合
う。
【0034】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のデータ記憶体にあっては、メモリへの書込又はこれに
準ずる重要な処理に際し電池から電力が補給されてその
処理が完遂されるようにしたことにより、メモリ書込時
の電力補給用の大容量コンデンサを不要にすることがで
きたという有利な効果が有る。しかも、電池の消耗が抑
制されるようにもしたことにより、電池併用であっても
電池交換はほとんど必要ないので保守等の煩わしさも無
い。
のデータ記憶体にあっては、メモリへの書込又はこれに
準ずる重要な処理に際し電池から電力が補給されてその
処理が完遂されるようにしたことにより、メモリ書込時
の電力補給用の大容量コンデンサを不要にすることがで
きたという有利な効果が有る。しかも、電池の消耗が抑
制されるようにもしたことにより、電池併用であっても
電池交換はほとんど必要ないので保守等の煩わしさも無
い。
【図1】 本発明のデータ記憶体の一実施例としてのI
Cカードについて、その回路ブロック図である。
Cカードについて、その回路ブロック図である。
【図2】 そのカウンタ回路の回路図である。
【図3】 そのリセット信号発生回路の回路図であ
る。
る。
【図4】 信号波形例である。
【図5】 本発明のデータ記憶体の他の実施例である。
【図6】 従来のデータ記憶体の回路ブロック図であ
る。
る。
【図7】 そのリセット信号発生回路の回路図であ
る。
る。
【図8】 信号波形例である。
【図9】 従来のデータ記憶体の回路ブロック図であ
る。
る。
1 リーダライタ(データ書込装置) 2 コイル(送信アンテナ) 3 コイル(受信アンテナ) 4 共振用コンデンサ 5 整流器 6 コンデンサ 7 クロック信号発生回路 8 通信部 9 リセット信号発生回路 10 制御部 11 EEPROM(不揮発性メモリ) 12 リップルコンデンサ 20 ICカード(データキャリア;データ記憶体) 21 ICカード(データキャリア;データ記憶体) 22 書込異常電圧検出回路 23 制御部 90 リセット信号発生回路 100 ICカード(データキャリア;データ記憶体) 101 電池 102 トランジスタ(開閉手段) 103 カウンタ回路(ウインドウパルス発生回路;開
閉制御手段) 200 ICカード(データキャリア;データ記憶体) 201 リップルコンデンサ D0,D1,D2,D3,D4 ダイオード Vout 供給電源電圧 Va 電池電圧 Vb メモリ電源電圧 Vc ロジック電源電圧 Vd メモリ電源電圧 Vref 基準電圧 GND 接地電圧 A ライトコマンド検出信号 B 切換制御信号 RST リセット信号 CLK クロック信号 RCV 受信信号 SND 送信信号 CTL メモリ制御信号CTL DAT データ信号
閉制御手段) 200 ICカード(データキャリア;データ記憶体) 201 リップルコンデンサ D0,D1,D2,D3,D4 ダイオード Vout 供給電源電圧 Va 電池電圧 Vb メモリ電源電圧 Vc ロジック電源電圧 Vd メモリ電源電圧 Vref 基準電圧 GND 接地電圧 A ライトコマンド検出信号 B 切換制御信号 RST リセット信号 CLK クロック信号 RCV 受信信号 SND 送信信号 CTL メモリ制御信号CTL DAT データ信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 飯山 恵市 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 浅加 信吉 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】コイルの相互誘導作用又はアンテナの誘導
電磁界を利用した電磁誘導結合方式によって電力の供給
及びメモリへの書込指令を受けるデータ記憶体におい
て、少なくとも前記メモリへ至る電力補給ラインに接続
された電池と、前記電力補給ラインに介挿された開閉手
段と、前記書込指令の受信後に前記開閉手段を制御して
閉状態にさせる開閉制御手段とを備えたことを特徴とす
るデータ記憶体。 - 【請求項2】前記開閉制御手段は、少なくとも前記メモ
リへの書込時間を超える一定時間に亘って前記開閉手段
の閉状態を維持させた後に開状態にさせる制御を行うも
のであることを特徴とするデータ記憶体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8334747A JPH10162108A (ja) | 1996-11-29 | 1996-11-29 | データ記憶体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8334747A JPH10162108A (ja) | 1996-11-29 | 1996-11-29 | データ記憶体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10162108A true JPH10162108A (ja) | 1998-06-19 |
Family
ID=18280781
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8334747A Pending JPH10162108A (ja) | 1996-11-29 | 1996-11-29 | データ記憶体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10162108A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003044176A (ja) * | 2001-07-30 | 2003-02-14 | Sharp Corp | パワーオンリセット回路およびこれを備えたicカード |
| WO2004075099A1 (ja) * | 2003-02-18 | 2004-09-02 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | メモリパック |
| JP2006059023A (ja) * | 2004-08-18 | 2006-03-02 | Toshiba Corp | 携帯可能電子装置 |
| JP2007079269A (ja) * | 2005-09-15 | 2007-03-29 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置、プログラム、記録媒体 |
| JP2010528392A (ja) * | 2007-05-30 | 2010-08-19 | センサーマティック・エレクトロニクス・コーポレーション | 電子easタグの検出および方法 |
| CN111967281A (zh) * | 2020-07-09 | 2020-11-20 | 深圳市金溢科技股份有限公司 | Cpc卡及其电源管理方法 |
-
1996
- 1996-11-29 JP JP8334747A patent/JPH10162108A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003044176A (ja) * | 2001-07-30 | 2003-02-14 | Sharp Corp | パワーオンリセット回路およびこれを備えたicカード |
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| JP2010528392A (ja) * | 2007-05-30 | 2010-08-19 | センサーマティック・エレクトロニクス・コーポレーション | 電子easタグの検出および方法 |
| CN111967281A (zh) * | 2020-07-09 | 2020-11-20 | 深圳市金溢科技股份有限公司 | Cpc卡及其电源管理方法 |
| CN111967281B (zh) * | 2020-07-09 | 2024-06-28 | 深圳市金溢科技股份有限公司 | Cpc卡及其电源管理方法 |
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