JPH1016221A - 液体吐出ヘッドおよび液体吐出装置 - Google Patents

液体吐出ヘッドおよび液体吐出装置

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JPH1016221A
JPH1016221A JP16915696A JP16915696A JPH1016221A JP H1016221 A JPH1016221 A JP H1016221A JP 16915696 A JP16915696 A JP 16915696A JP 16915696 A JP16915696 A JP 16915696A JP H1016221 A JPH1016221 A JP H1016221A
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discharge
discharging
ejection
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JP16915696A
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Masashi Miyagawa
昌士 宮川
Hideo Saikawa
英男 才川
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高画質記録を可能にする液体吐出ヘッドおよ
び液体吐出装置を提供する。 【解決手段】 2つの液体吐出ヒータ2a、2bは1つ
のノズル104に対応して設けられている。ヒータ2
a、2bを種類別に独立に駆動して、前記液体をVd1
の体積で吐出する第1のモードと、前記液体を前記Vd
1より小さいVd2の体積で前記第1のモードよりも高
精細に前記液体を吐出する第2のモードとを有する。第
1のモードでは、両ヒータ2a、2bに同一条件の電圧
駆動パルスを同時に印加する。第2のモードでは、一方
のヒータ2aまたは2bに前記第1のモードにおける駆
動条件と異なる条件で駆動パルスを印加する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、ファクシ
ミリ、ワープロ、ホストコンピュータの出力用端末とし
てのプリンタ、ビデオプリンタ等に用いられる液体吐出
ヘッドとしてのインクジェットヘッド、該ヘッドにタン
クを含めたインクジェットヘッドカートリッジおよび液
体吐出装置としてのインクジェット装置に関し、特にイ
ンクを吐出するためのエネルギとして熱エネルギを発生
する電気熱変換素子を形成した基体を有する液体吐出ヘ
ッドおよび該ヘッドを用いる液体吐出装置に関する。
【0002】ここで、記録とは、布、糸、紙、シート材
等のインク付与を受けるインク支持体全てへのインク付
与等(プリント)を含むもので、また、文字等の意味の
ある画像だけでなく、パターン画像等の無意味な画像を
も含むものである。液体吐出装置のうち記録装置は、各
種情報処理装置全てあるいはその出力器としてのプリン
タを含むものであり、本発明はこれらへの用途が可能な
ものである。
【0003】
【従来の技術】インクを吐出して記録紙等の被記録媒体
上に記録を行うインクジェット記録装置に関しては、装
置の小型化の容易性や低騒音性等の観点から多くの製品
が製造されている。
【0004】そして、近年さらに小型化を図ることや高
画質、特に高画質カラー記録を行うことに対する要求が
高まってきている。このような要求を満たすための構成
として、特公昭62−48585号公報には、1ノズル
内に複数の電気熱変換素子を設けた構成が開示され、こ
のような電気熱変換素子を夫々独立に制御駆動すること
で、吐出されるインク滴のサイズを変調し、高画質記録
を実現する階調記録方法が提案されている。
【0005】本発明者らが、1ノズル内に設けた複数の
電気熱変換素子を用いて、高画質の多階調記録を行う階
調記録方法を検討したところ以下のことが判明した。
【0006】(1)1ノズル内から種々の体積の液滴を
吐出させる場合、その液滴速度と吐出体積との間には相
関があり、吐出体積の大きい液滴は速度が速く、吐出体
積の小さい液滴は速度が小さいことが判明した。このこ
とは、液滴の吐出体積によって液滴の吐出速度が異なる
ことを意味し、複数のノズルを配設して多値画像を形成
しようとした場合に、被記録媒体への着弾位置が異な
り、画質を劣化させ、精細な多値画像を形成できないこ
とを示唆するものである。
【0007】(2)また、複数の電気熱変換素子を配設
したノズルを複数個設けたヘッドを用いて記録を行う場
合には、これらの変換素子を画像データに従って個別に
制御するためには、信号を付与する電気的接点を変換素
子数+1個、必要となる。勿論、シフトレジスタ等を搭
載することにより上述の接点数を低減することは可能で
あるが、その場合には、基板の大型化を招くことにな
り、コストアップの要因となる。
【0008】(3)また最も大きな課題として、吐出体
積の小さい液滴の速度が極めて遅く勢いの無いものとな
り、吐出方向が安定しないという問題がある上、吐出し
ない時間が比較的長くなると、オリフィス(吐出口)近
傍のインク粘度が水分の蒸発によって高くなり、その増
粘物によりオリフィスが詰まり、インクの不吐出を招く
など、液滴吐出に対する信頼性が極めて低くなる。
【0009】(4)また、一般に吐出周波数はインクの
リフィル周波数に大きく依存し、このリフィル周波数は
ノズル形状等が同一であれば、吐出される液滴の体積に
依存する。このため、ドット変調を行った場合には、吐
出液滴の体積の最も大きな吐出により駆動周波数が決ま
る。
【0010】以上、要するに、1ノズル内に複数の電気
熱変換素子を設けた液体吐出ヘッドでは、各電気熱変換
素子を独立して駆動することによって液滴の吐出体積を
異ならせ、ドット変調を行う場合、大液滴と小液滴の吐
出速度、吐出信頼性、吐出周波数が夫々異なるため、画
質の向上や記録速度を十分に高めることが困難であると
いう問題を有している。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記した課
題を解決し、高画質記録を可能にする液体吐出ヘッドお
よび液体吐出装置を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の問題点を解決する
ために、本発明は、1ノズル内に2種の電気熱変換素子
を有する液体吐出ヘッドであって、2種の電気熱変換素
子により気泡を生成して液体を吐出するモード1(第1
のモード)と、2種の電気熱変換素子のうち1種の電気
熱変換素子により気泡を生成して液体を吐出するモード
2(第2のモード)を含む2種のモードを有することを
主たる特徴としている。
【0013】モード1においては相対的に大きい液滴V
d1を吐出させ、モード2においては相対的に小さい液
滴Vd2を吐出させる。モード2において副走査方向に
2パスでの印字を行い、主走査方向に2倍の解像度で印
字を行えば、最大解像度を4倍とすることが可能であ
る。
【0014】また、電気熱変換素子の制御に関しても、
多値の画像データに基いて複雑な制御を行う必要がな
く、モード1(2種の電気熱変換素子を同時にON/O
FFする)とモード2(1種の電気熱変換素子をON/
OFFする)の信号のみをヘッドに付与するのみとす
る。最も簡便には一方の電気熱変換素子の接続をON/
OFFだけで切替が可能となり、電気接点は1つ増える
のみであり、キャリッジとヘッドの電気的コンタクトの
信頼性も高く、コストアップも極めて少ない高画質記録
を行うことが可能である。
【0015】また、モード2において、液滴の速度を十
分に信頼性あるものとする場合に、吐出体積Vd2が比
較的大きくなってしまったとき、被記録媒体のインク吸
収能力よりも多くのインクが付与され、インクが滲んで
しまうことがある。
【0016】本発明においては、簡便なマスクで間引き
印字を行うことで、上述の弊害を防止できる。このよう
に、1ノズル内に複数の電気熱変換素子を配したインク
ジェットヘッドにおいて、記録画像の濃度に応じて各ノ
ズル毎に吐出体積の変調を行わず、2種のモードに使い
分けて高解像度化することにより、制御が容易であり、
安価で、また信頼性の高い液体吐出ヘッドおよび液体吐
出装置を提供することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。
【0018】図1は、本発明の液体吐出ヘッドとしての
インクジェットヘッド(以下、単にヘッドともいう)の
基本的態様の一例を示す図であって、(a)は複数ノズ
ルのうちの一ノズルの構成を示す断面図であり、(b)
〜(d)はそれぞれ(a)のa−a線に沿う断面図であ
って電気熱変換素子としての2個のヒータ駆動の態様に
応じた液体の吐出状態を示すものである。
【0019】本実施形態におけるヘッドでは、インクが
ノズル104の後方の共通液室より供給され、電気熱変
換素子の一部を構成する発熱抵抗体としての吐出ヒータ
2a、2b上で起こる急激な発泡の圧力によりインク吐
出口40から吐出される。
【0020】図1(c)に示すように、モード2におい
てはヒータ2bの表面のみに発泡が起こって小液滴が吐
出され、図(d)に示すように、モード1においては両
ヒータ2a、2bの表面で発泡が起こって大液滴が吐出
される。これらヒータの形状および面積、シート抵抗、
位置関係等に関しては、液滴の吐出速度および吐出体積
を考慮して最適化する必要がある。
【0021】本発明者らが、上記インクジェットヘッド
に関して鋭意検討したところ、該ヘッドにおいても、小
さい液滴の吐出速度は不十分な場合が多く、吐出方向が
偶発的に曲ったり、不吐出を招く場合が考えられる。
【0022】液滴速度を十分に速くするためには、吐出
口面積を小さくしたり、電気熱変換素子を大きくして発
泡圧力を高める手段があるが、前者の吐出口面積を小さ
くする手段を採ると相対的に大きい液滴のVd1の大き
さが低下して十分な画像濃度を得られなくなる。
【0023】一方、後者の電気熱変換素子の面積を大き
くする手段を採っても、決められた領域に配設するた
め、限界がある。これは、従来の1ノズル内に一つの電
気熱変換素子を配設した場合と比べ、2種の電気熱変換
素子を配設する場合には、電気熱変換素子間の間隔を製
作上の誤差を加味して所定量設ける必要があること、ま
た2種に分けた場合には、効率が低下し、吐出体積の大
きい液滴を1種の変換素子で吐出させる場合よりも2種
の電気熱変換素子を用いた方が電気熱変換素子の総面積
を広くする必要があることが判明した。
【0024】このような問題を解決するため、本発明者
らがさらに鋭意検討した結果、上述のモード1における
電気熱変換素子に付与する駆動電圧パルスとモード2に
おける駆動電圧パルスを夫々異ならせることによって上
述の問題を解決できることが判明した。
【0025】すなわち、モード1においては、2つの電
気熱変換素子を駆動させるため、吐出体積や吐出速度以
外にヘッド昇温も考慮して駆動する必要があるが、モー
ド2に関しては1つの電気熱変換素子のみしか駆動しな
いため、ヘッド昇温を殆ど考慮することなく駆動するこ
とが可能である。
【0026】一般的なインクジェットヘッドの駆動方法
としては、図2に示すように、所定電圧をプレパルスと
メインパルスに分割して付与している。本発明において
は、モード1およびモード2において、電圧やプレパル
ス、メインパルスのパルス幅およびパルス間隔を変える
か、あるいはプレパルスを複数にするか等、何れの方法
であっても構わない。このような手段によって、小液滴
の速度を速めることが可能であり、信頼性の高い画像を
得ることができる。
【0027】また、モード1とモード2において、ヘッ
ドの制御温度を変えることも有効である。モード2にお
けるヘッドの制御温度をモード1に対して相対的に高く
することによって、小液滴の速度を速くすることができ
る。
【0028】さらに、電気熱変換素子の発泡開始エネル
ギを夫々異ならせておくことも有効である。
【0029】例えば、ヒータ2aの発泡開始エネルギを
E1とし、ヒータ2bの発泡開始エネルギをE2(E1
>E2)とした場合、モード1において両ヒータにE1
以上のエネルギを投入すれば、両ヒータの表面で発泡が
起こり、大液滴のVd1の吐出が可能である。一方、モ
ード2においては、ヒータ2aに対してE1以上、ヒー
タ2bに対してE2以下のエネルギを投入すれば、ヒー
タ2aに隣接したヒータ2bの表面温度も発泡直前まで
上昇するため、吐出される小液滴のVd2の吐出速度を
速くすることができる。
【0030】本実施形態例においては、ヒータ2a、2
bを同一の駆動パルスで同時に駆動しても構わないし、
また夫々個別に駆動パルスを印加しても構わない。
【0031】このような発泡開始エネルギを変える手段
としては、変換素子の長さを異ならせる手段があるが、
最も有効な手段としては、保護膜の膜厚を変えることを
挙げることができる。保護膜を薄くすることによって少
ないエネルギで発泡を開始させることが可能となるから
である。
【0032】なお、本実施形態例では、図1(a)に示
すように、ヒータ2a、2bの上面に沿う方向に液体を
吐出させる、いわゆるエッジシュータタイプのヘッドを
例示して説明したが、本発明はこれに限定されることな
く、ヒータに対向する方向に液体を吐出させる、いわゆ
るサイドシュータタイプのヘッドにも適用されるもので
ある。
【0033】
【実施例】以下図面を参照しながら本発明について詳細
に説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるもの
ではないことは言うまでもない。また本実施例において
は、吐出に利用される液体として水系インクを例として
取扱っているが、これらに限定されることなく、本発明
を利用して吐出可能な液体噴射記録ヘッドであれば、い
かなる液体であっても構わない。尚、本発明の実施例を
記載する前に、本発明者らが検討を行っているインクジ
ェットヘッドの基本的構成と製造方法について記載す
る。
【0034】本発明における電気熱変換素子は、1つの
液流路(以下、ノズルともいう)に対して2種類設けら
れており、各電気熱変換素子の構成は、例えば図3
(a)、(b)に示されている。
【0035】図3は、電気熱変換素子基板に形成した変
換素子の形状を示す平面図(a)とA−A断面図(b)
である。
【0036】電気熱変換素子は、熱を発生する発熱抵抗
素子(以下、吐出ヒータとも称する)2と、この吐出ヒ
ータ2に半導体の生産に用いられる薄膜プロセスによっ
て接続された電極3A,3Bとで構成されている。そし
て、前記2つの電極間に電圧を印加することで、吐出ヒ
ータ2に電流を流して発熱させる。吐出ヒータ2で生じ
た熱には図3(a)で示す矢印107の方向、すなわ
ち、平面方向に放熱するものと、同図(b)で示す断面
方向で放熱する成分がある。
【0037】吐出ヒータ2は熱伝導性の低い材料で構成
される蓄熱層105とインクに対するヒータの保護のた
めに構成される保護膜103、および発泡したインクが
消泡する際に生じる衝撃波に対する耐キャビテーション
膜104で挟まれたサンドイッチ構造となっている。基
体106としてはシリコン基板が用いられる。それぞれ
の層の厚みは、吐出ヒータ2の熱がより効率良くインク
108に伝えられるように決められ、本発明の場合は、
耐キャビテーション膜104は0.1〜1.0μm、保
護膜103は0.3〜2.0μm、蓄熱層105は0.
5〜5.0μm程度のものが用いられ、基体106は
0.5〜1.0mmとされる。
【0038】これら各層の成膜やパターニング、エッチ
ング等の加工は、汎用的な半導体プロセスを応用して作
製することが可能である。また、基板を用いてインクジ
ェット記録ヘッドを作製する手段の一例としては、射出
成型でインク供給口、共通インク室、およびノズルを形
成した樹脂製の天板にエキシマレーザによりインク吐出
口を形成させ、ノズルと吐出ヒータを位置合わせしつつ
接合し、バネ等で固定した後、接合面を封止材等により
封止することでインクジェットヘッドを作製できる。
【0039】ここで、インクを水系インクとした場合、
耐キャビテーション層104とインク108の接する面
の温度を約300℃とすることにより、インク10に発
泡が生じる。吐出ヒータ2は、耐熱温度や保護膜103
や蓄熱層105との熱膨張係数の差による応力のため、
前記表面温度が約700〜800℃を越えると耐久性が
急激に悪くなる。従って、表面温度を上記の範囲にコン
トロールすることが望ましい。
【0040】図4は、ヒータの表面温度分布を示すグラ
フである。図4中のa−a′は図3(a)のヒータ幅に
対応するものであり、耐キャビテーション層104の表
面温度分布をTempAで示す。ΔT1は発泡開始温度
で約300℃であり、ΔT2は耐久性が急激に変化する
温度であり、用いる薄膜材料によって変化するが、通常
約700〜800℃である。TempAでΔT1〜ΔT
2温度領域の範囲が実際にヒータ表面でインクが発泡す
る領域であり、b−b′で示される範囲である。
【0041】図4に示すように、吐出ヒータ中央部の温
度分布はフラットである。フラット部分では極めて安定
的に発泡/消泡が繰り返されるため、この領域が大きい
方が安定的な印字性能を得ることができる。ヒータ端部
に近ずくと、図3(a)の矢印で示した平面方向の放熱
があるため、徐々に温度が低くなってゆき、WAでは吐
出ヒータ上でありながらインクを発泡させられない非発
泡領域となる。さらに、吐出ヒータの外側WBは、前記
平面方向の放熱により、いくらかの昇温が観察される。
【0042】上記基本的特性に基づいて本発明の一実施
例を説明する。
【0043】図5は、1ノズル内に2種の電気熱変換素
子を形成した素子基板の基本的態様を示している。基板
31上には2種の電気熱変換素子2A,2Bが形成さ
れ、電気熱変換素子2Aには3A,3Bの配線によって
電圧パルスが印加される。また同様に電気熱変換素子2
Bに対しては配線3C,3Dによって電圧パルスが印加
される。
【0044】図6は本発明の実施例に係わるインクジェ
ットヘッドの素子基板を構成する素子の配置を示す。素
子基板の上にはノズル壁5が設けられ、各ノズル壁5の
間の吐出ノズル内には大きな発熱抵抗体2aと小さな発
熱抵抗体2bの2つの吐出ヒータが配設されている。夫
々の吐出ヒータはスルーホール4を介して吐出ヒータの
下層の層間絶縁膜の下にあるコモン配線1と接続され
て、このコモン配線より電圧を印加される。配線6,7
は夫々、吐出ヒータ2a,2bとスイッチングトランジ
スタ11および10とをスルーホール16を介して接続
する。
【0045】スイッチングトランジスタ10および11
も、ヒータ下層の層間絶縁膜の下に配設される。さらに
トランジスタ10および11のON/OFFを制御する
ため、信号配線17および18がトランジスタ10およ
び11とシフトレジスタラッチ回路19および20に接
続されている。これにより、ヒータの駆動を、シフトレ
ジスタラッチ回路で取込んだデータによりトランジスタ
をON/OFFさせて制御する。また、グランド配線1
2,13,14および15は夫々スイッチングトランジ
スタ8,9,10および11のエミッタに接続される。
【0046】図6のインクジェットヘッドを駆動させる
等価回路を図7に示す。図7ではシフトレジスタラッチ
回路19,20を詳細に示す。シフトレジスタ36に
は、CLK信号線37とシリアルデータ線35とが入力
され、シリアルデータをクロック信号によりシフトレジ
スタ36に展開する。シフトレジスタ36に入力された
データはラッチ33にラッチ信号線34からのラッチ信
号で保持される。次に、イネーブル信号線32はAND
ゲート31に接続され、ラッチ33のデータをトランジ
スタ11に印加するタイミング信号を入力する。イネー
ブル信号線32が2本あるため吐出ヒータ2a,2bは
同時でも、あるいはタイミングをずらしても駆動可能で
ある。
【0047】実際のモード1,2の選択に関しては、2
本のイネーブル信号線32にスイッチングすることによ
り、吐出ヒータ2aのみによる印字および吐出ヒータ2
a,2bの両者を駆動した印字を選択することが可能と
なる。
【0048】次に、この素子基板を用いたインクの吐出
量制御を図1(b)〜(d)を参照しながら説明する。
(b)に示すように、ノズル壁5で挟まれた吐出ノズル
104にはインクが満たされており、吐出ヒータ2a,
2bを加熱すると、各ヒータ上のインクに発生した発泡
の圧力によりオリフィス40からインクが吐出される。
(c)は吐出ヒータ2bによる加熱で生じた発泡113
により小液滴114(Vd2)が吐出された状態を示
す。次に、(d)は2つの吐出ヒータを同時に加熱して
大液滴115(Vd1)が吐出された状態を示す。
【0049】従来、1ノズル内に2つの吐出ヒータを設
けて吐出体積を変調する場合、2つの吐出ヒータの面積
を異ならせ、小さい吐出ヒータによる吐出、大きい吐出
ヒータによる吐出および2つの吐出ヒータを同時に駆動
することによる吐出の3種の液滴を吐出させ、4値の多
値画像を形成する方法が提案されているが、前記したよ
うに単に吐出体積を小さくした場合、液滴の吐出速度は
遅くなって画像の信頼性が低下する場合が多い。
【0050】そこで、本発明においては、小液滴Vd2
の吐出速度を十分に速くすることを主たる目的としてお
り、小面積の吐出ヒータのみでの吐出は記録に使用せ
ず、小液滴Vd2を吐出させるモードでは、2種のヒー
タのうち大面積のヒータのみでの吐出を行うこととし
た。
【0051】次に、以上説明した構成のヘッドの要部の
具体的態様の一例を図8に示す。基板素子1上には前記
した吐出ヒータ2a,2bが形成されており、素子基板
1は放熱を良好に行うためアルミ等で形成したベースプ
レート41上に接着してある。ベースプレートには基板
後方に記録装置とのコンタクトを行うための配線基板
(図示せず)を接着し、この配線基板と素子基板はワイ
ヤーボンディングにより接続されている。また、天板1
01は前記したように射出成型で作製され、ノズル10
4がノズル壁5で仕切られて形成されている。ノズル前
方にはインク吐出口40がエキシマレーザ加工によって
作製されている。
【0052】現在一般的なインクジェットヘッドはノズ
ルピッチが約70.5μmであり解像度360dpiで
作製されている。更に高解像度化を図り、720dpi
のヘッドを作製するためには、ノズルピッチを約35μ
m程度とする必要があるが、このような微細な加工を行
うには製造方法の大幅な変更が必要となる。
【0053】しかし、本発明によれば、吐出ヒータ2a
のみを用いて吐出体積を小さくし、2パスでの印字を行
うことにより720dpiの記録を行うことが可能であ
り、従来のインクジェットヘッドの製造技術を用いたま
ま高解像度化を図ることができる。
【0054】図9は、本発明のインクジェットヘッド5
00と該ヘッドにインクを供給するためのインクタンク
501を結合して作製したインクジェットヘッドカート
リッジである。
【0055】図10は、以上のようにして構成されるイ
ンクジェット記録ヘッドを用いる本発明の液体吐出装置
としてのインクジェット記録装置の一例の構成を示す模
式的斜視図である。このインクジェット記録装置IJR
Aは、駆動モータ2010の正逆回転に連動して駆動力
伝達ギア2020,2030を介して回転するリードス
クリュ2040を有する。インクジェット記録ヘッドと
インクタンクとが一体化されたインクジェットカートリ
ッジIJCが載置されるキャリッジHCは、キャリッジ
軸2050およびリードスクリュ2040の螺旋溝20
41に対して係合するピン(図示せず)を有しており、
リードスクリュ2040の回転に伴って、矢印a,b方
向に往復移動される。
【0056】2060は紙押さえ板であり、キャリッジ
移動方向にわたって紙Pをプラテンローラ2070に対
して押圧する。2080および2090はフォトカップ
ラで、これらは、キャリッジHCに設けられたレバー2
100のこの域での存在を確認してモータ2010の回
転方向切替等を行うためのホームポジション検知手段と
して動作する。2110は記録ヘッドの前面をキャップ
するキャップ部材であり、支持部材2120により支持
されている。
【0057】2130はこのキャップ内を吸引する吸引
手段であり、キャップ内開口を介して記録ヘッドの吸引
回復を行う。記録ヘッドの端面をクリーニングするクリ
ーニングブレード2140は、前後方向に移動可能に部
材2150に設けられており、これらは本体支持板21
60に支持されている。ブレード2140はこの形態に
限定されず、周知のクリーニングブレードが本例に適用
できることは言うまでもない。また2170は吸引回復
の吸引を開始するためのレバーであり、キャリッジHC
と係合するカム2180の移動に伴って移動するように
なっており、これにより駆動モータ2010からの駆動
力がクラッチ切替等の公知の伝達手段で移動制御され
る。
【0058】これらのキャッピング、クリーニング、吸
引回復は、キャリッジHCがホームポジション側領域に
きたときにリードスクリュ2040の作用によってそれ
らの対応位置で所望の処理が行えるように構成されてい
るが、周知のタイミングで所望の作動を行うようにすれ
ば、本例には何れも適用できる。
【0059】[実施例1]前記した構成のインクジェッ
トヘッドにおいて、ノズル数128、ドットピッチ36
0dpiのヘッドを試作した。本ヘッドの保護膜および
蓄熱層の膜厚はそれぞれ1.0μm、吐出ヒータは小液
滴吐出用として幅20μm、長さ115μmの物、一方
は幅26μmで長さ112μmのものを作製した。尚基
板端面から吐出ヒータ先端までの距離は60μmとし
た。天板としては、吐出口面積は750μm2 、吐出口
を形成した天板先端部の厚さは55μm、ノズルの形状
は高さ43.5μm、幅は60.5μmとした。
【0060】このようなヘッドを前記した手段で作製
し、これにインクを充填したインクを装着してインクジ
ェットヘッドカートリッジを作製した。
【0061】上記ヘッドは、従来のインクジェットヘッ
ドと異なり、360dpiと720dpiを選択できる
信号線を有しており、記録装置側からの信号によって両
者を切換えることが可能である。インク吐出は図11に
示すように、360dpi印字モード(第1のモード)
においては同時に8ノズル(1,17,33,49,6
5,81,97,113)のセグメントから吐出を行
い、16ブロックに分割して記録を行う構成とした。
【0062】一方、720dpiモード(第2のモー
ド)においては、同時に16セグメントの吐出を行い
(1,9,17,25,33,41,49,57,6
5,73,81,89,113,121)、縦罫線の曲
りを防止している。
【0063】すなわち、高解像度においては、同時吐出
セグメントを増やさないと縦罫線ズレが生じたり、高周
波数での駆動が不可能となり、それに応じて必要な電源
容量が極めて増大するが、本発明においては、720d
piモードでは360dpiモードよりも1ノズルの吐
出に投入するエネルギを低減できることから(一つの吐
出ヒータしか駆動しない例がその一例であるが)、装置
の電源を大幅に増大することなく、同時吐出のノズル数
を増して縦罫線ズレを防止できる。また、吐出周波数は
360dpiモードでは6.0KHz、720dpiモ
ードでは12.0KHzとした。
【0064】印字方法としては、主走査方向への1パス
目に720dpiの密度で印字を行った後、ノズルのピ
ッチの半分だけ副走査方向に被記録媒体を搬送させたう
えで主走査方向への2パス目の720dpiの密度で印
字を行うことによって720dpi*720dpiの高
解像度としたが、印字速度の観点より1パスでの720
dpi*360dpiのモードも併用して有している。
【0065】本インクジェット記録装置においては、従
来、1ノズル内に複数の吐出ヒータを有して吐出量を変
調する記録装置と比べて、低解像度モードと高解像度モ
ードとに限定することによって、記録装置の電源容量の
増加を抑えることができる。また、吐出周波数として
も、高解像度モードにおいては小液滴の吐出のみであ
り、高速の記録が可能である。即ち、吐出量を変調する
インクジェットヘッドでは、吐出周波数を決める大液滴
(一般的には吐出周波数はインクのリフィル速度によっ
て決定し、該リフィル周波数は大液滴程遅くなる)を画
像情報に従って吐出する必要があり高速な記録を行えな
い。
【0066】しかし、本実施例に係るインクジェットヘ
ッドにおいて、安価に高品位の記録画像を形成すること
が可能となった。
【0067】[実施例2]図12に示すカラーインクジ
ェット記録ヘッドを試作した。本実施例に係るヘッドで
は、1〜24セグメントがイエロー、25〜48セグメ
ントがマゼンタ、49〜72セグメントがシアン、73
〜136セグメントがブラックのインクを吐出する構成
となっており、各色間は8セグメントの間隔を有してい
る。
【0068】このヘッドは、ブラックインクのみを用い
た印字では、ブラックの64ノズルを使用し、カラー記
録においては各色24ノズルを用いて記録する構成とな
っている。尚、ブラックインクの印字においては64ノ
ズルピッチで記録紙の搬送を行い、カラーインク(Y、
M、C)の記録においては24ノズルピッチの搬送を行
う。
【0069】図13は、本実施例に係る記録方法を示す
模式図である。図13に示すように、360dpiモー
ドにおいては同時に8セグメントの吐出を行い、720
dpiモードにおいては同時に12セグメント(1,
9,17,25,33,41,49,57,65,7
3,81,89)の吐出を行なって記録する。
【0070】本実施例では、小液滴吐出用のヒータとし
て幅24μm、長さ115μm、他方の吐出ヒータとし
て幅22μm、長さ116μmのものを形成した。ま
た、天板は先の実施例1と同様であり、吐出口面積はブ
ラックの場合が680μm2 、カラーが360μm2
した。
【0071】本インクジェットヘッドに付与する駆動パ
ルスとしては、駆動電圧24Vでプレパルス(図2にお
けるt1)を1.5μsecとし、休止時間(図2にお
けるt2)を1.8μsecとし、メインパルス(図2
におけるt3)を3.2μsecとして付与した。この
ような駆動条件でブラックインクの小液滴の速度は6m
/secで吐出量30ngであり、両方の吐出ヒータに
電圧を印加した場合の大液滴の速度は14m/sec、
吐出量65ngであった。
【0072】このような駆動条件で画像記録を行ったと
ころ、稀にではあるが、吐出方向が曲り印字の乱れが発
生した。そこで、小液滴の吐出モードのみにおいて、プ
レパルス(t1)を2.0μsecとし、休止時間(t
2)を3.0μsecとし、メインパルス(t3)を
2.7μsecとしたところ、吐出速度は9m/sec
となり良好な印字が可能となった。
【0073】また、上記条件のうちメインパルスを3.
2μsecとしたところ、速度は12m/secとなり
吐出方向の曲らない信頼性の高い画像を得ることが可能
であった。
【0074】[実施例3]実施例2と同様にしてカラー
インクジェットヘッドを作製し、小液滴の吐出モードの
場合に基板の温度制御を50℃として印字を行った。
尚、基板の温度制御は、基板中に吐出ヒータと同一の工
程で温調用ヒータを形成し、基板中に作製したダイオー
ドセンサーで温度を測定して制御した。尚、温度制御を
行わなかった実施例2におけるインクジェットヘッドの
基板温度は30℃であった。
【0075】本実施例では、小液滴の吐出は10m/s
ecであり、良好な画像を記録できた。
【0076】[実施例4]実施例2と同様にしてカラー
インクジェットヘッドカートリッジを作製した。本実施
例においては、小液滴用吐出ヒータの長さを90μm、
他方の吐出ヒータの長さを120μmとした。本ヘッド
において、プレパルス(t1)を1.5μsecとし、
休止時間(t2)を1.8μsecとし、メインパルス
(t3)を3.2μsecと固定し、駆動電圧を変化さ
せつつ吐出開始電圧を測定したところ、小液滴用吐出ヒ
ータのみを駆動した場合は17V、他方の吐出ヒータの
みを駆動した場合は21Vであった。
【0077】上記インクジェットヘッドで2つの吐出ヒ
ータに23Vの駆動電圧を付与して吐出を行ったとこ
ろ、大液滴の速度は15m/secであった、一方、小
液滴の駆動に際しては、駆動電圧を19Vとして吐出し
たところ、小液滴の吐出速度は12m/secであっ
た。このような条件で360dpiモード、および72
0dpiモードでの画像記録を行ったところ、良好な印
字を行うことができた。
【0078】尚、本実施例においては、一方の吐出ヒー
タにも吐出開始電圧以下の電圧パルスを印加した。この
ことにより、小液滴の吐出に際しても、他方の吐出ヒー
タ上のインクは発泡しないものの、発泡温度附近まで昇
温し、小液滴吐出ヒータの駆動によって極めて大きな発
泡が可能となったため、先の実施例2に比べて小液滴の
吐出速度が向上する。
【0079】本実施例では、駆動電圧を変えることによ
り2種の記録モードを設定したが、駆動パルスを変えて
駆動することも可能である。
【0080】[実施例5]実施例2と同様にしてカラー
インクジェットヘッドカートリッジを作製した。本実施
例においては、小液滴吐出ヒータの保護膜の膜厚を0.
5μmとし、他方の吐出ヒータの保護膜の膜厚を1.0
μmとした。保護膜に関しては、一旦、膜厚1.0μm
の窒化シリコン膜をスパッタリングで成膜した後、小液
滴吐出ヒータ上部のみをフッ化水素ガスでエッチングし
て保護膜の膜厚を減らした。
【0081】実施例4と同様にして小液滴吐出ヒータの
みに駆動電圧を付与したところ、吐出開始電圧は16.
5Vであった。他方の吐出ヒータに関しては20.5V
であった。本インクジェットヘッドに23Vの駆動電圧
を付与したところ、大液滴の吐出速度は14m/se
c、吐出体積は68ngであった。一方、小液滴の吐出
に際しては19Vの駆動電圧を印加したところ吐出速度
は11m/secであり、吐出体積は40ngであっ
た。
【0082】本実施例においては、小液滴の吐出量が比
較的大きいため、主走査方向のみ720dpiで12.
5kHzで画像形成を行った。尚、720dpi*72
0dpiの印字モードにおいては、一律30%の割合で
吐出を間引いて記録を行ったところ良好な印字が可能で
あった。
【0083】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
1つのノズル内に2つの吐出ヒータを形成して低解像度
モードと高解像度モードの2種のモードを有するので、
以下のような優れた効果を奏する。
【0084】1:安価で高品位記録画像の得られる記録
装置を提供できる。
【0085】2:低解像度モードにおいては、従来と同
一の解像度等の仕様とすることにより、ヘッドのコンパ
チ性を有したまま高解像度化できるため、ヘッドの種類
を増やすことなく市場に高品位ヘッドを提供できる。
【0086】3:2つのモードを切換える1信号を付与
する端子が増えるのみであるので、キャリッジ等が従来
の設計のまま信頼性よくヘッドと記録装置のコンタクト
を図れる。
【0087】4:各ノズルごとに種々の吐出量の液滴を
吐出しないため、高速で記録できる。 5:小液滴吐出に際して、別の駆動電圧パルスで駆動す
るため、小液滴の吐出速度が速くなり信頼性の高い記録
が可能である。
【0088】6:2つの吐出ヒータの発泡開始エネルギ
を変えることにより、小液滴吐出に際しても、他方の吐
出ヒータ表面の温度も昇温し、小液滴の吐出速度が速く
なり、信頼性の高い記録が可能となる。
【0089】7:保護膜の膜厚を変えることによって、
吐出ヒータの発泡開始温度を変えることができ、吐出ヒ
ータの面積を小さくする必要がなく、コゲ等が発生して
も吐出劣化を起こさない信頼性の高いインクジェットヘ
ッドを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の液体吐出ヘッドとしてのイン
クジェットヘッドの要部を示す断面図であり、(b)〜
(d)は(a)のa−a線に沿う断面図である。
【図2】吐出ヒータに印加する電圧パルスの形状を示し
たグラフである。
【図3】電気熱変換素子基板に形成した変換素子の形状
を示す平面図(a)とA−A断面図(b)である。
【図4】電気熱変換素子の発泡領域を説明するためのグ
ラフである。
【図5】2つの吐出ヒータを1つの流路内に配置する構
成を示した平面図である。
【図6】本発明の一実施例に係るインクジェット記録ヘ
ッドの基体を構成する基板上の素子配置を示す平面図で
ある。
【図7】図6の等価回路を示す図である。
【図8】本発明の液体吐出ヘッドとしてのインクジェッ
トヘッドの要部を示す分解斜視図である。
【図9】本発明の液体吐出ヘッドを含むインクジェット
ヘッドカートリッジの基本的態様を示す概略斜視図であ
る。
【図10】本発明のインクジェットヘッドカートリッジ
を搭載して記録を行う記録装置の基本的態様を示す概略
斜視図である。
【図11】本発明のインクジェットヘッドの吐出タイミ
ングを示す模式図である。
【図12】本発明を適用したインクジェットカラーヘッ
ドのノズル構成を示す図である。
【図13】図12のヘッドを用いて記録を行う吐出タイ
ミングを示す図である。
【符号の説明】
1 コモン配線 2A,2B,2a,2b 電気熱変換素子 3A,3B,6,7 配線電極 8,9,10,11 スイッチングトランジスタ 12,14,15 グランド配線 17,18 信号配線 19,20 シフトレジスタラッチ回路 21 グランド縦配線 22 コモン縦配線 23 基板 24 接点 25 セル 31 ANDゲート 32 イネーブル信号 33 ラッチ 34 ラッチ信号線 35 シリアルデータ線 36 シフトレジスタ 37 CLK信号線 38 デコーダー回路 39 デコーダー信号線 40 オリフィス 41 基板 42,43,45,46 ヒータ 44 インク予備加熱ヒータ 51 層間絶縁膜 53 シリコン層 104 吐出ノズル 109 ノズル壁 112 大発泡 113 小発泡 120,121 発泡

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体を吐出するための吐出口を有する液
    流路と、該1つの液流路に対応して設けられ、前記液体
    を吐出するための熱エネルギを発生するための2種類の
    電気熱変換素子とを含み、前記2種類の電気熱変換素子
    を種類別に独立に駆動して、前記液体をVd1の体積で
    吐出する第1のモードと、前記液体を前記Vd1より小
    さいVd2の体積で前記第1のモードよりも高精細に前
    記液体を吐出する第2のモードとを有する液体吐出ヘッ
    ドであって、 前記第1のモードで前記液体を吐出する場合には、前記
    2種類の電気熱変換素子に同一条件の電圧駆動パルスを
    同時に印加し、前記第2のモードで前記液体を吐出する
    場合には、前記2種類の電気熱変換素子のうち、いずれ
    か一方の電気熱変換素子に前記第1のモードにおける駆
    動条件と異なる条件で駆動パルスを印加する駆動パルス
    印加手段をさらに含むことを特徴とする液体吐出ヘッ
    ド。
  2. 【請求項2】 前記第2のモードで前記液体を吐出する
    場合において、前記駆動パルス印加手段は、前記他方の
    電気熱変換素子に吐出駆動電圧以下の駆動パルスを印加
    することを特徴とする請求項1記載の液体吐出ヘッド。
  3. 【請求項3】 液体を吐出するための吐出口を有する液
    流路と、該1つの液流路に対応して設けられ、前記液体
    を吐出するための熱エネルギを発生するための2種類の
    電気熱変換素子とを含み、前記2種類の電気熱変換素子
    を種類別に独立に駆動して、前記液体をVd1の体積で
    吐出する第1のモードと、前記液体を前記Vd1より小
    さいVd2の体積で前記第1のモードよりも高精細に前
    記液体を吐出する第2のモードとを有する液体吐出ヘッ
    ドであって、 前記第2のモードで前記液体を吐出する場合に、前記第
    1のモードで前記液体を吐出する場合における前記液体
    吐出ヘッドに対する制御温度より高い温度に制御する手
    段をさらに含むことを特徴とする液体吐出ヘッド。
  4. 【請求項4】 前記温度制御手段は前記液体吐出用の電
    気熱変換素子を構成する発熱抵抗体と同一工程で形成さ
    れた発熱抵抗体を含むことを特徴とする請求項3記載の
    液体吐出ヘッド。
  5. 【請求項5】 液体を吐出するための吐出口を有する液
    流路と、該1つの液流路に対応して設けられ、前記液体
    を吐出するための熱エネルギを発生するための2種類の
    電気熱変換素子とを含み、前記2種類の電気熱変換素子
    を種類別に独立に駆動して、前記液体をVd1の体積で
    吐出する第1のモードと、前記液体を前記Vd1より小
    さいVd2の体積で前記第1のモードよりも高精細に前
    記液体を吐出する第2のモードとを有する液体吐出ヘッ
    ドであって、 前記第2のモードで前記液体を吐出するのに用いられる
    前記一方の電気熱変換素子の液体発泡開始温度が、前記
    他方の電気熱変換素子の液体発泡開始温度よりも低く設
    定されていることを特徴とする液体吐出ヘッド。
  6. 【請求項6】 前記2種類の電気熱変換素子は、前記液
    流路に、その長さ方向に交差する方向に沿って配列され
    ていることを特徴とする請求項5記載の液体吐出ヘッ
    ド。
  7. 【請求項7】 前記2種類の電気熱変換素子は、前記液
    流路の長さ方向に沿う寸法が異なるものであり、これら
    の寸法の相異により前記2種類の電気熱変換素子の発泡
    開始電圧が異なるものであることを特徴とする請求項5
    または6に記載の液体吐出ヘッド。
  8. 【請求項8】 前記2種類の電気熱変換素子の上には、
    それぞれ異なる厚さの保護膜が設けられており、これら
    の膜厚の相異により前記2種類の電気熱変換素子の発泡
    開始電圧が異なることを特徴とする請求項5記載の液体
    吐出ヘッド。
  9. 【請求項9】 前記液体はインクであることを特徴とす
    る請求項1〜8のいずれかの項に記載の液体吐出ヘッ
    ド。
  10. 【請求項10】 前記吐出口は前記電気熱変換素子の上
    面に沿う方向に配されていることを特徴とする請求項1
    〜9のいずれかの項に記載の液体吐出ヘッド。
  11. 【請求項11】 前記吐出口は前記電気熱変換素子に対
    向する方向に配されていることを特徴とする請求項1〜
    5、8または9のいずれかの項に記載の液体吐出ヘッ
    ド。
  12. 【請求項12】 液体を吐出するための吐出口を有する
    液流路と、該1つの液流路に対応して設けられ、前記液
    体を吐出するための熱エネルギを発生するための2種類
    の電気熱変換素子とを含む液体吐出ヘッドを用い、前記
    2種類の電気熱変換素子を種類別に独立に駆動して、前
    記液体をVd1の体積で吐出する第1のモードと、前記
    液体を前記Vd1より小さいVd2の体積で前記第1の
    モードよりも高精細に前記液体を吐出する第2のモード
    とで前記液体吐出を行う液体吐出装置であって、 前記第1のモードで前記液体を吐出する場合と、前記第
    2のモードで前記液体を吐出する場合において、駆動パ
    ルス、温度制御および駆動電圧からなる液体吐出条件群
    より選択された少なくとも1つの条件を異ならせること
    を特徴とする液体吐出装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005178129A (ja) * 2003-12-18 2005-07-07 Sony Corp プリンタヘッド、プリンタ及びプリンタヘッドの製造方法
JP2006240269A (ja) * 2005-03-07 2006-09-14 Canon Inc 記録装置及び記録制御方法
WO2012011923A1 (en) * 2010-07-23 2012-01-26 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Thermal resistor fluid ejection assembly

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