JPH10162395A - ディスク記録再生装置のチルトサーボ機構及びチルトサーボ方法 - Google Patents
ディスク記録再生装置のチルトサーボ機構及びチルトサーボ方法Info
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- JPH10162395A JPH10162395A JP31890196A JP31890196A JPH10162395A JP H10162395 A JPH10162395 A JP H10162395A JP 31890196 A JP31890196 A JP 31890196A JP 31890196 A JP31890196 A JP 31890196A JP H10162395 A JPH10162395 A JP H10162395A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 チルトサーボを行なう時間を短縮し、高速ア
クセスを可能ならしめる。 【解決手段】 チルトサーボ機構は、記録再生時にディ
スク7の裏面にレーザー光を照射するピックアップ6をデ
ィスク7の半径方向に摺動させるモータM1と、ディスク
7のソリに対応してディスク7に対して傾けるモータM2
を具える。サーボ回路5は、ピックアップ6の傾き角を記
憶するメモリ4に接続し、予めピックアップ6を摺動させ
て、ディスク7の半径方向上の所定位置に於けるピック
アップ6の傾き角をメモリ4に記憶させる。記録再生時に
は、該所定位置に対応する傾き角をメモリ4から読み込
んで、ピックアップ6の所定位置への移動中に、ピック
アップ6を傾き角だけ傾ける。
クセスを可能ならしめる。 【解決手段】 チルトサーボ機構は、記録再生時にディ
スク7の裏面にレーザー光を照射するピックアップ6をデ
ィスク7の半径方向に摺動させるモータM1と、ディスク
7のソリに対応してディスク7に対して傾けるモータM2
を具える。サーボ回路5は、ピックアップ6の傾き角を記
憶するメモリ4に接続し、予めピックアップ6を摺動させ
て、ディスク7の半径方向上の所定位置に於けるピック
アップ6の傾き角をメモリ4に記憶させる。記録再生時に
は、該所定位置に対応する傾き角をメモリ4から読み込
んで、ピックアップ6の所定位置への移動中に、ピック
アップ6を傾き角だけ傾ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスクのソリに
対応して、ピックアップからのレーザー光の照射方向を
傾けるディスク記録再生装置のチルトサーボ機構及びチ
ルトサーボ方法に関するものである。
対応して、ピックアップからのレーザー光の照射方向を
傾けるディスク記録再生装置のチルトサーボ機構及びチ
ルトサーボ方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ディスク記録再生装置は、一般にピック
アップをディスクの下方にて、ディスク半径方向に摺動
自在に設け、該ピックアップからレーザー光をディスク
の裏面に当て、反射された信号を再びピックアップで読
み取る。ディスク(7)の裏面には、図11の如く、円周
方向に沿って複数の凹んだピット(73)(73)が形成され、
該ピット(73)とピット(73)以外の箇所にレーザー光を当
てた際の反射光の強度差により、0と1からなるデジタ
ル信号を再生する。図12は、ディスク(7)に照射され
たレーザー光のスポットを示す図であるが、光学的にス
ポットの径d1は、レーザー光の波長λを入射角θの正弦
で除した値に比例する。このsinθをNA(numerical
aperture)値と呼び、NAが大きいほど径d1が小さい。
例えば、コンパクトディスクに於いては、NA=約0.
45である。ここに於いて、レーザーディスク等の大径
(30cm)のディスクについては、ディスクの自重によ
り、ディスク外周の下向きのソリが大きな場合がある。
ピックアップ(6)からのレーザー光が正確にピックアッ
プ(6)に戻るように、該ソリに応じてレーザー光の照射
方向を傾けるチルトサーボ機構が一般的に用いられる。
アップをディスクの下方にて、ディスク半径方向に摺動
自在に設け、該ピックアップからレーザー光をディスク
の裏面に当て、反射された信号を再びピックアップで読
み取る。ディスク(7)の裏面には、図11の如く、円周
方向に沿って複数の凹んだピット(73)(73)が形成され、
該ピット(73)とピット(73)以外の箇所にレーザー光を当
てた際の反射光の強度差により、0と1からなるデジタ
ル信号を再生する。図12は、ディスク(7)に照射され
たレーザー光のスポットを示す図であるが、光学的にス
ポットの径d1は、レーザー光の波長λを入射角θの正弦
で除した値に比例する。このsinθをNA(numerical
aperture)値と呼び、NAが大きいほど径d1が小さい。
例えば、コンパクトディスクに於いては、NA=約0.
45である。ここに於いて、レーザーディスク等の大径
(30cm)のディスクについては、ディスクの自重によ
り、ディスク外周の下向きのソリが大きな場合がある。
ピックアップ(6)からのレーザー光が正確にピックアッ
プ(6)に戻るように、該ソリに応じてレーザー光の照射
方向を傾けるチルトサーボ機構が一般的に用いられる。
【0003】該チルトサーボ機構の概略を、図10
(a)、(b)に示す。ピックアップ(6)は、シャーシ(1)上
をディスク(7)の半径方向に摺動するサブシャーシ(9)
に枢支(91)されて、該半径方向を含む垂直面内を回動す
る。ピックアップ(6)は、ディスク裏面の信号を読み出
す為のレーザー光を発する周知のレーザー発光素子(図
示せず)とは別に、ディスク(7)の裏面に向けて、赤外
線光を発する発光部(61)と、ディスク(7)により反射さ
れた赤外線光を受ける受光部(60)を具える。ピックアッ
プ(6)からは横向きに軸(68)が突出し、該軸(68)はサブ
シャーシ(9)上を半径方向に摺動するカム(90)に係合し
ている。ピックアップ(6)は、受光部(60)からの信号が
入力されるコントロール回路(92)に接続され、該コント
ロール回路(92)はカム(90)を摺動させる機構(図示せ
ず)に繋がる。
(a)、(b)に示す。ピックアップ(6)は、シャーシ(1)上
をディスク(7)の半径方向に摺動するサブシャーシ(9)
に枢支(91)されて、該半径方向を含む垂直面内を回動す
る。ピックアップ(6)は、ディスク裏面の信号を読み出
す為のレーザー光を発する周知のレーザー発光素子(図
示せず)とは別に、ディスク(7)の裏面に向けて、赤外
線光を発する発光部(61)と、ディスク(7)により反射さ
れた赤外線光を受ける受光部(60)を具える。ピックアッ
プ(6)からは横向きに軸(68)が突出し、該軸(68)はサブ
シャーシ(9)上を半径方向に摺動するカム(90)に係合し
ている。ピックアップ(6)は、受光部(60)からの信号が
入力されるコントロール回路(92)に接続され、該コント
ロール回路(92)はカム(90)を摺動させる機構(図示せ
ず)に繋がる。
【0004】ディスク(7)にソリがないときは、図1
0(a)に示すように、ピックアップ(6)は発光部(61)か
ら真上に赤外線光を発する。ディスク(7)の裏面にて反
射された赤外線光はピックアップ(6)の受光部(60)に入
射する。図10(b)に示すように、ディスク(7)が下向
きに反っているときは、コントロール回路(92)はカム(9
0)を摺動させ、ピックアップ(6)をサブシャーシ(9)と
の枢支部(91)を中心に反時計方向に回動させる。ピック
アップ(6)はディスク(7)に向かって、赤外線光を発射
し続け、受光部(60)に入射する反射光の光量が最大とな
ったときに、コントロール回路(92)はカム(90)の摺動を
止め、ピックアップ(6)の回動を停止する。
0(a)に示すように、ピックアップ(6)は発光部(61)か
ら真上に赤外線光を発する。ディスク(7)の裏面にて反
射された赤外線光はピックアップ(6)の受光部(60)に入
射する。図10(b)に示すように、ディスク(7)が下向
きに反っているときは、コントロール回路(92)はカム(9
0)を摺動させ、ピックアップ(6)をサブシャーシ(9)と
の枢支部(91)を中心に反時計方向に回動させる。ピック
アップ(6)はディスク(7)に向かって、赤外線光を発射
し続け、受光部(60)に入射する反射光の光量が最大とな
ったときに、コントロール回路(92)はカム(90)の摺動を
止め、ピックアップ(6)の回動を停止する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記チルトサーボ機構
は、ディスクのソリが大きなレーザーディスクでは一般
的に用いられているものの、小径のディスク(12cm)で
ある再生専用のコンパクトディスクではチルトサーボを
用いる必要はない。しかし、近年コンパクトディスクと
同径のディスクを用いて再生のみならず、映像及び音声
信号の記録も行なうDVD(デジタルビデオディスク)が
提案されている。該DVDでは映像信号の記録も行なう
から、情報を高密度記録する必要が有り、ディスク周方
向のピット(73)(73)間隔が狭い。従って、図12のレー
ザー光のスポット径d1も小さくする必要があり、前記N
A値が0.6程度のレンズを有するピックアップ(6)を
使用しなければならない。それとともに、僅かなディス
クのソリも記録再生に影響を与えるので、レーザーディ
スク同様にチルトサーボ機構を用いる必要がある。
は、ディスクのソリが大きなレーザーディスクでは一般
的に用いられているものの、小径のディスク(12cm)で
ある再生専用のコンパクトディスクではチルトサーボを
用いる必要はない。しかし、近年コンパクトディスクと
同径のディスクを用いて再生のみならず、映像及び音声
信号の記録も行なうDVD(デジタルビデオディスク)が
提案されている。該DVDでは映像信号の記録も行なう
から、情報を高密度記録する必要が有り、ディスク周方
向のピット(73)(73)間隔が狭い。従って、図12のレー
ザー光のスポット径d1も小さくする必要があり、前記N
A値が0.6程度のレンズを有するピックアップ(6)を
使用しなければならない。それとともに、僅かなディス
クのソリも記録再生に影響を与えるので、レーザーディ
スク同様にチルトサーボ機構を用いる必要がある。
【0006】ところで、DVDは従来のコンパクトディ
スク等よりも優れた特徴として、高速アクセス、即ち再
生待機状態から実際に画面に映像が写し出されるまでの
時間を短縮することが市場から要求されている。従来の
チルトサーボにあっては、ピックアップ(6)を摺動させ
て、ディスクに記録された情報の頭出しを行なった後
に、ピックアップ(6)を傾けている。しかし、ピックア
ップ(6)の実際の傾き角は1度以内であり、ピックアッ
プ(6)を速く傾動させると、正確なチルトサーボが行な
えない。従って、ピックアップ(6)はゆっくり傾ける必
要が有り、これでは、ピックアップ(6)の摺動速度が速
くとも、市場のニーズである高速アクセスを達成するこ
とができない。本発明は、チルトサーボを行なう時間を
短縮し、高速アクセスを可能ならしめることを目的とす
る。
スク等よりも優れた特徴として、高速アクセス、即ち再
生待機状態から実際に画面に映像が写し出されるまでの
時間を短縮することが市場から要求されている。従来の
チルトサーボにあっては、ピックアップ(6)を摺動させ
て、ディスクに記録された情報の頭出しを行なった後
に、ピックアップ(6)を傾けている。しかし、ピックア
ップ(6)の実際の傾き角は1度以内であり、ピックアッ
プ(6)を速く傾動させると、正確なチルトサーボが行な
えない。従って、ピックアップ(6)はゆっくり傾ける必
要が有り、これでは、ピックアップ(6)の摺動速度が速
くとも、市場のニーズである高速アクセスを達成するこ
とができない。本発明は、チルトサーボを行なう時間を
短縮し、高速アクセスを可能ならしめることを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決する為の手段】チルトサーボ機構は、記録
再生時にディスク(7)の半径方向に摺動しながらディス
ク(7)の裏面にレーザー光を照射するピックアップ(6)
を、ディスク(7)のソリに対応してディスク(7)に対し
て傾け、ディスク(7)により反射されたレーザー光をピ
ックアップ(6)に到達させる。チルトサーボ機構は、ピ
ックアップ(6)の傾き角を記憶するメモリ(4)と、予め
ピックアップ(6)を摺動させて、ディスク(7)の半径方
向上の所定位置に於けるピックアップ(6)の傾き角をメ
モリ(4)に記憶させる格納手段と、該所定位置に対応す
る傾き角をメモリ(4)から読み込んで、ピックアップ
(6)の所定位置への移動中に、ピックアップ(6)を傾き
角だけ傾ける受光姿勢変更手段とを具える。
再生時にディスク(7)の半径方向に摺動しながらディス
ク(7)の裏面にレーザー光を照射するピックアップ(6)
を、ディスク(7)のソリに対応してディスク(7)に対し
て傾け、ディスク(7)により反射されたレーザー光をピ
ックアップ(6)に到達させる。チルトサーボ機構は、ピ
ックアップ(6)の傾き角を記憶するメモリ(4)と、予め
ピックアップ(6)を摺動させて、ディスク(7)の半径方
向上の所定位置に於けるピックアップ(6)の傾き角をメ
モリ(4)に記憶させる格納手段と、該所定位置に対応す
る傾き角をメモリ(4)から読み込んで、ピックアップ
(6)の所定位置への移動中に、ピックアップ(6)を傾き
角だけ傾ける受光姿勢変更手段とを具える。
【0008】
【作用及び効果】チルトサーボ機構は、予めディスク
(7)半径方向上の所定位置に於ける傾き角をメモリ(4)
に記憶させ、記録再生時にて所定位置へのピックアップ
(6)の摺動中に、ピックアップ(6)を傾ける。該動作に
より、ディスク(7)上の所定位置を再生すべき旨の信号
が入力されてから、情報が再生されるまでの時間を短縮
することができる。即ち、従来にあっては、ピックアッ
プ(6)を所定位置に摺動させてから、ピックアップ(6)
を傾けていたが、本例のように、ピックアップ(6)摺動
中に、ピックアップ(6)を傾けることにより、ピックア
ップ(6)が摺動完了したときには、ピックアップ(6)の
姿勢は既にディスクのソリに対応しており、直ちに記録
再生動作を実行できるから、高速アクセスが可能とな
る。
(7)半径方向上の所定位置に於ける傾き角をメモリ(4)
に記憶させ、記録再生時にて所定位置へのピックアップ
(6)の摺動中に、ピックアップ(6)を傾ける。該動作に
より、ディスク(7)上の所定位置を再生すべき旨の信号
が入力されてから、情報が再生されるまでの時間を短縮
することができる。即ち、従来にあっては、ピックアッ
プ(6)を所定位置に摺動させてから、ピックアップ(6)
を傾けていたが、本例のように、ピックアップ(6)摺動
中に、ピックアップ(6)を傾けることにより、ピックア
ップ(6)が摺動完了したときには、ピックアップ(6)の
姿勢は既にディスクのソリに対応しており、直ちに記録
再生動作を実行できるから、高速アクセスが可能とな
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一例を図面を用い
て詳述する。図1(a)は、チルトサーボ機構を具えたデ
ィスク記録再生装置の平面図、図1(b)は同上の矢印A
方向から見た側面図、図2は同上の正面図である。シャ
ーシ(1)上に固定されたスピンドルモータ(M3)のモー
タ軸には、ディスク(7)が載置されるターンテーブル(7
0)が取り付けられており、ディスク(7)はターンテーブ
ル(70)に載置され、上からクランパ(71)により押圧され
て、ターンテーブル(70)と一体に回転する。クランパ(7
1)の昇降機構の記載は省略する。
て詳述する。図1(a)は、チルトサーボ機構を具えたデ
ィスク記録再生装置の平面図、図1(b)は同上の矢印A
方向から見た側面図、図2は同上の正面図である。シャ
ーシ(1)上に固定されたスピンドルモータ(M3)のモー
タ軸には、ディスク(7)が載置されるターンテーブル(7
0)が取り付けられており、ディスク(7)はターンテーブ
ル(70)に載置され、上からクランパ(71)により押圧され
て、ターンテーブル(70)と一体に回転する。クランパ(7
1)の昇降機構の記載は省略する。
【0010】ディスク(7)の下側には、支持枠(2)がシ
ャーシ(1)上に枢支(10)されて、ディスク(7)の半径方
向を含む垂直面内にて傾動する。支持枠(2)上には、デ
ィスク(7)の半径方向に沿って延びたガイド軸(20)(20)
が設けられており、該ガイド軸(20)(20)にピックアップ
(6)が摺動自在に嵌まっている。ピックアップ(6)を移
動させる機構については、種々のものが考えられるが、
例えば、図1に示すように、ピックアップ(6)の側面に
ラック部(62)を設け、シャーシ(1)上に設けられたモー
タ(M1)の動力を、中間歯車(65)(66)を介してラック部
(62)に伝える構成が考えられる。
ャーシ(1)上に枢支(10)されて、ディスク(7)の半径方
向を含む垂直面内にて傾動する。支持枠(2)上には、デ
ィスク(7)の半径方向に沿って延びたガイド軸(20)(20)
が設けられており、該ガイド軸(20)(20)にピックアップ
(6)が摺動自在に嵌まっている。ピックアップ(6)を移
動させる機構については、種々のものが考えられるが、
例えば、図1に示すように、ピックアップ(6)の側面に
ラック部(62)を設け、シャーシ(1)上に設けられたモー
タ(M1)の動力を、中間歯車(65)(66)を介してラック部
(62)に伝える構成が考えられる。
【0011】支持枠(2)には、ピックアップ(6)の摺動
方向に直交した側壁(21)が設けられ、該側壁(21)には、
斜め上向きに延びたカム溝(22)が開設されている。支持
枠(2)の外側には、スライド体(3)が側壁(21)に対向し
て、摺動自在に設けられている。スライド体(3)は側壁
(21)に向けて軸(30)を突出し、該軸(30)がカム溝(22)に
嵌合している。スライド体(3)にはラック面(31)が形成
され、該ラック面(31)の側方にて、シャーシ(1)の裏側
には、モータ(M2)が設けられている。ラック面(31)
は、モータ(M2)に取り付けられたピニオン(35)に噛合
している。モータ(M2)が回転すれば、スライド体(3)
がピックアップ(6)の摺動方向に直交して摺動し、カム
溝(22)に嵌まった軸(30)が摺動することにより、支持枠
(2)はシャーシ(1)との枢支部(10)を中心に傾動する。
従って、ディスク(7)の軸線(72)に対するピックアップ
(6)の傾き角が変わる。図1に示すように、ピックアッ
プ(6)上には、従来と同様に、赤外線光を発する発光部
(61)と受光部(60)とが設けられている。図1では、説明
の便宜上、発光部(61)と受光部(60)は離れて示すが、実
際は殆ど一体に設けられている。
方向に直交した側壁(21)が設けられ、該側壁(21)には、
斜め上向きに延びたカム溝(22)が開設されている。支持
枠(2)の外側には、スライド体(3)が側壁(21)に対向し
て、摺動自在に設けられている。スライド体(3)は側壁
(21)に向けて軸(30)を突出し、該軸(30)がカム溝(22)に
嵌合している。スライド体(3)にはラック面(31)が形成
され、該ラック面(31)の側方にて、シャーシ(1)の裏側
には、モータ(M2)が設けられている。ラック面(31)
は、モータ(M2)に取り付けられたピニオン(35)に噛合
している。モータ(M2)が回転すれば、スライド体(3)
がピックアップ(6)の摺動方向に直交して摺動し、カム
溝(22)に嵌まった軸(30)が摺動することにより、支持枠
(2)はシャーシ(1)との枢支部(10)を中心に傾動する。
従って、ディスク(7)の軸線(72)に対するピックアップ
(6)の傾き角が変わる。図1に示すように、ピックアッ
プ(6)上には、従来と同様に、赤外線光を発する発光部
(61)と受光部(60)とが設けられている。図1では、説明
の便宜上、発光部(61)と受光部(60)は離れて示すが、実
際は殆ど一体に設けられている。
【0012】(第1例)図3は、モータ(M1)(M2)を駆動
する回路のブロック図である。ピックアップ(6)を摺動
させるモータ(M1)、支持枠(2)を回動させるモータ(M
2)は、周知の如く、回転に伴ってFG(frequency gener
ator)パルスを発し、FGパルスの数を数えるカウンタ
(51)(52)を介して、サーボ回路(5)に接続される。ピッ
クアップ(6)の受光部(60)からの出力は、プリアンプ(5
0)により増幅されて、サーボ回路(5)に入力される。サ
ーボ回路(5)は、カウンタ(51)(52)が数えたFGパルス
のパルス数に基づき、モータ(M1)(M2)がどれだけ回転
したかを知る。
する回路のブロック図である。ピックアップ(6)を摺動
させるモータ(M1)、支持枠(2)を回動させるモータ(M
2)は、周知の如く、回転に伴ってFG(frequency gener
ator)パルスを発し、FGパルスの数を数えるカウンタ
(51)(52)を介して、サーボ回路(5)に接続される。ピッ
クアップ(6)の受光部(60)からの出力は、プリアンプ(5
0)により増幅されて、サーボ回路(5)に入力される。サ
ーボ回路(5)は、カウンタ(51)(52)が数えたFGパルス
のパルス数に基づき、モータ(M1)(M2)がどれだけ回転
したかを知る。
【0013】モータ(M1)(M2)からピックアップ(6)の
ラック部(62)、スライド体(3)のラック面(31)までの減
速比は一定であるから、ピックアップ(6)を駆動させる
モータ(M1)のFGパルス数により、ピックアップ(6)
の摺動量を知ることができ、支持枠(2)を傾けるモータ
(M2)のFGパルス数から支持枠(2)及びピックアップ
(6)がディスク(7)の軸線(72)に対して傾いた傾き角を
知ることができる。サーボ回路(5)には、カウンタ(51)
(52)が計測したモータ(M1)(M2)のFGパルス数から、
ピックアップ(6)の摺動量及びピックアップ(6)の傾き
角を求めるプログラムが格納されている。サーボ回路
(5)には、ディスク(7)の半径方向の位置をアドレスと
して、ピックアップ(6)の傾き角が一旦格納されるメモ
リ(4)が接続されている。
ラック部(62)、スライド体(3)のラック面(31)までの減
速比は一定であるから、ピックアップ(6)を駆動させる
モータ(M1)のFGパルス数により、ピックアップ(6)
の摺動量を知ることができ、支持枠(2)を傾けるモータ
(M2)のFGパルス数から支持枠(2)及びピックアップ
(6)がディスク(7)の軸線(72)に対して傾いた傾き角を
知ることができる。サーボ回路(5)には、カウンタ(51)
(52)が計測したモータ(M1)(M2)のFGパルス数から、
ピックアップ(6)の摺動量及びピックアップ(6)の傾き
角を求めるプログラムが格納されている。サーボ回路
(5)には、ディスク(7)の半径方向の位置をアドレスと
して、ピックアップ(6)の傾き角が一旦格納されるメモ
リ(4)が接続されている。
【0014】DVDにあっては、高速アクセスが必要で
あり、本例にあっては、ピックアップ(6)の移動中に、
ピックアップ(6)を傾ける。以下、この手順を図6及び
図7のフローチャートを用いて説明する。まず、高速ア
クセスを行なう以前に、ピックアップ(6)をディスク
(7)の内周部A(図4参照)に移動させる(S1)。ディ
スク(7)の内周部Aの検出は、該内周部Aに書き込まれ
たリードインエリアデータ(Readin area data)を読み
出すことにより行なわれる。ターンテーブル(70)とクラ
ンパ(71)でディスク(7)を挟持し、ディスク(7)を回転
させた状態にて、モータ(M2)に通電して、スライド体
(3)を摺動させ、シャーシ(1)との枢支部(10)を中心に
支持枠(2)を傾ける。ピックアップ(6)は発光部(61)か
らディスク(7)の裏面に赤外線光を照射し、受光部(60)
に入射されるディスク(7)からの反射光が最大となれ
ば、サーボ回路(5)はモータ(M2)への通電を停止し
て、スライド体(3)の摺動を停止する。サーボ回路(5)
は、該停止時までにカウンタ(52)が数えたモータ(M2)
のFGパルス数から支持枠(2)の傾き角αを算出し(S
2)、該傾き角αの値をメモリ(4)に記憶させる。
あり、本例にあっては、ピックアップ(6)の移動中に、
ピックアップ(6)を傾ける。以下、この手順を図6及び
図7のフローチャートを用いて説明する。まず、高速ア
クセスを行なう以前に、ピックアップ(6)をディスク
(7)の内周部A(図4参照)に移動させる(S1)。ディ
スク(7)の内周部Aの検出は、該内周部Aに書き込まれ
たリードインエリアデータ(Readin area data)を読み
出すことにより行なわれる。ターンテーブル(70)とクラ
ンパ(71)でディスク(7)を挟持し、ディスク(7)を回転
させた状態にて、モータ(M2)に通電して、スライド体
(3)を摺動させ、シャーシ(1)との枢支部(10)を中心に
支持枠(2)を傾ける。ピックアップ(6)は発光部(61)か
らディスク(7)の裏面に赤外線光を照射し、受光部(60)
に入射されるディスク(7)からの反射光が最大となれ
ば、サーボ回路(5)はモータ(M2)への通電を停止し
て、スライド体(3)の摺動を停止する。サーボ回路(5)
は、該停止時までにカウンタ(52)が数えたモータ(M2)
のFGパルス数から支持枠(2)の傾き角αを算出し(S
2)、該傾き角αの値をメモリ(4)に記憶させる。
【0015】次に、サーボ回路(5)はモータ(M1)に通
電して、ピックアップ(6)をディスク(7)の内周部Aか
ら外周部Dに向けて摺動させる(S3)。ディスク半径方
向上には、ピックアップ(6)が一旦停止すべき複数の所
定位置が等間隔に設定されており、サーボ回路(5)内に
は、予め各所定位置間の距離が格納されている。本例に
あっては、図4に示すように、内周部Aと外周部Dの他
に、内周部Aと外周部Dとの間に、2つの所定位置B、
Cが設定されている。説明の便宜上、所定位置を合計4
つとしたが、4つに限定されないのは言うまでもない。
電して、ピックアップ(6)をディスク(7)の内周部Aか
ら外周部Dに向けて摺動させる(S3)。ディスク半径方
向上には、ピックアップ(6)が一旦停止すべき複数の所
定位置が等間隔に設定されており、サーボ回路(5)内に
は、予め各所定位置間の距離が格納されている。本例に
あっては、図4に示すように、内周部Aと外周部Dの他
に、内周部Aと外周部Dとの間に、2つの所定位置B、
Cが設定されている。説明の便宜上、所定位置を合計4
つとしたが、4つに限定されないのは言うまでもない。
【0016】サーボ回路(5)は、モータ(M1)のFGパ
ルス数から、ピックアップ(6)が所定位置に到達したこ
とを検知すると、ピックアップ(6)の摺動を停止する。
前記と同様に該所定位置にてモータ(M2)に通電して、
支持枠(2)を傾け、傾き角を計算する(S4)。以下、上
記動作を繰り返し(S5)、所定位置B、C、ディスク
(7)の外周部Dに於ける傾き角β、γ、δを算出し、デ
ィスク半径方向の位置をアドレスとして、各傾き角の値
を順次メモリ(4)に記憶させる。尚、傾き角は、複数回
の算出結果を平均して求めてもよい。
ルス数から、ピックアップ(6)が所定位置に到達したこ
とを検知すると、ピックアップ(6)の摺動を停止する。
前記と同様に該所定位置にてモータ(M2)に通電して、
支持枠(2)を傾け、傾き角を計算する(S4)。以下、上
記動作を繰り返し(S5)、所定位置B、C、ディスク
(7)の外周部Dに於ける傾き角β、γ、δを算出し、デ
ィスク半径方向の位置をアドレスとして、各傾き角の値
を順次メモリ(4)に記憶させる。尚、傾き角は、複数回
の算出結果を平均して求めてもよい。
【0017】メモリ(4)への記憶動作が終了すると、サ
ーボ回路(5)はピックアップ(6)をディスク内周部Aに
戻して待機する(S6)。外部からサーボ回路(5)に対
し、何れかの所定位置B、Cに於ける情報を再生すべき
旨の操作信号が入力されると(S7)、サーボ回路(5)は
メモリ(4)から該所定位置に於ける傾き角を呼び込む。
操作信号はターンテーブル(70)に連繋したモータ(M3)
(図2参照)を駆動させる回路(図示せず)にも入力され、
ターンテーブル(70)は回転する。
ーボ回路(5)はピックアップ(6)をディスク内周部Aに
戻して待機する(S6)。外部からサーボ回路(5)に対
し、何れかの所定位置B、Cに於ける情報を再生すべき
旨の操作信号が入力されると(S7)、サーボ回路(5)は
メモリ(4)から該所定位置に於ける傾き角を呼び込む。
操作信号はターンテーブル(70)に連繋したモータ(M3)
(図2参照)を駆動させる回路(図示せず)にも入力され、
ターンテーブル(70)は回転する。
【0018】次にサーボ回路(5)は、モータ(M1)に通
電して、ピックアップ(6)を所定位置に摺動させながら
(S8)、モータ(M2)に通電して、スライド体(3)を摺動
させ、支持枠(2)及びピックアップ(6)を、シャーシ
(1)との枢支部(10)を中心に、メモリ(4)から呼び出し
た傾き角まで回転させる(S9)。即ち、サーボ回路(5)
はピックアップ(6)を回動させて、ディスク(7)により
反射された赤外線光の受光位置を変更する。サーボ回路
(5)はモータ(M2)のFGパルス数から、支持枠(2)が
メモリ(4)から読み込んだ傾き角にまで傾いたことを検
知すれば、モータ(M2)への通電を停止する(S10)。ピ
ックアップ(6)が所定位置に到達すれば、モータ(M1)
への通電を停止し(S11)、この状態でディスク(7)上の
信号が再生される。
電して、ピックアップ(6)を所定位置に摺動させながら
(S8)、モータ(M2)に通電して、スライド体(3)を摺動
させ、支持枠(2)及びピックアップ(6)を、シャーシ
(1)との枢支部(10)を中心に、メモリ(4)から呼び出し
た傾き角まで回転させる(S9)。即ち、サーボ回路(5)
はピックアップ(6)を回動させて、ディスク(7)により
反射された赤外線光の受光位置を変更する。サーボ回路
(5)はモータ(M2)のFGパルス数から、支持枠(2)が
メモリ(4)から読み込んだ傾き角にまで傾いたことを検
知すれば、モータ(M2)への通電を停止する(S10)。ピ
ックアップ(6)が所定位置に到達すれば、モータ(M1)
への通電を停止し(S11)、この状態でディスク(7)上の
信号が再生される。
【0019】このように、予めディスク半径方向上の所
定位置に於ける傾き角をメモリ(4)に記憶させておき、
所定位置へのピックアップ(6)の摺動中に、ピックアッ
プ(6)及び支持枠(2)を傾けることにより、ディスク上
の所定位置を再生すべき旨の信号が入力されてから、情
報が再生されるまでの時間を短縮することができる。即
ち、従来にあっては、ピックアップ(6)を所定位置に摺
動させてから、ピックアップ(6)を傾けていたが、本例
のように、ピックアップ(6)摺動中に、ピックアップ
(6)を傾けることにより、高速アクセスが可能となる。
定位置に於ける傾き角をメモリ(4)に記憶させておき、
所定位置へのピックアップ(6)の摺動中に、ピックアッ
プ(6)及び支持枠(2)を傾けることにより、ディスク上
の所定位置を再生すべき旨の信号が入力されてから、情
報が再生されるまでの時間を短縮することができる。即
ち、従来にあっては、ピックアップ(6)を所定位置に摺
動させてから、ピックアップ(6)を傾けていたが、本例
のように、ピックアップ(6)摺動中に、ピックアップ
(6)を傾けることにより、高速アクセスが可能となる。
【0020】尚、本例は直径12cmのディスクを用いる
DVDに関するものであり、ソリ量は直径30cmのディ
スクを用いるレーザーディスクに比して小さい。従っ
て、ディスクは略直線状に反っており、所定位置に於け
るディスクのソリ量と、ディスクの内周部から該所定位
置までの距離は略正比例する関係にある。隣り合う所定
位置の傾き角の平均値は、該隣り合う所定位置の中間部
に於ける傾き角に相当する。従って、隣り合う所定位置
の傾き角の平均値を計算し、これをメモリ(4)に記憶さ
せておけば、ディスク半径方向の任意の地点に対し、ピ
ックアップ(6)が傾くべき量のデータを増加させること
ができ、より精密な高速アクセスが可能となる。即ち、
所定位置を増やしたのと同様の効果が得られる。この隣
り合う所定位置の中間部は、図5に於いて、点E、F、
Gで示され、該点E、F、Gに於ける傾き角は、ε、
ζ、ηで示される。また、図3に点線で示すように、サ
ーボ回路(5)及びメモリ(4)に、隣り合う所定位置の傾
き角の平均値を計算する演算回路(8)を接続する必要が
ある。
DVDに関するものであり、ソリ量は直径30cmのディ
スクを用いるレーザーディスクに比して小さい。従っ
て、ディスクは略直線状に反っており、所定位置に於け
るディスクのソリ量と、ディスクの内周部から該所定位
置までの距離は略正比例する関係にある。隣り合う所定
位置の傾き角の平均値は、該隣り合う所定位置の中間部
に於ける傾き角に相当する。従って、隣り合う所定位置
の傾き角の平均値を計算し、これをメモリ(4)に記憶さ
せておけば、ディスク半径方向の任意の地点に対し、ピ
ックアップ(6)が傾くべき量のデータを増加させること
ができ、より精密な高速アクセスが可能となる。即ち、
所定位置を増やしたのと同様の効果が得られる。この隣
り合う所定位置の中間部は、図5に於いて、点E、F、
Gで示され、該点E、F、Gに於ける傾き角は、ε、
ζ、ηで示される。また、図3に点線で示すように、サ
ーボ回路(5)及びメモリ(4)に、隣り合う所定位置の傾
き角の平均値を計算する演算回路(8)を接続する必要が
ある。
【0021】(第2例)出願人はまた、図8のフローチャ
ートに示す高速アクセスも提案している。本例にあって
は、第1例と同様の内部ブロックを有するが、サーボ回
路(5)の動作が異なる。まず、高速アクセスを行なう以
前に、ピックアップ(6)をディスク(7)の内周部Aに移
動させ(S20)、ディスク(7)を回転させた状態にて、モ
ータ(M2)に通電する。スライド体(3)を摺動させ、シ
ャーシ(1)との枢支部(10)を中心に支持枠(2)を傾け
る。受光部(60)に入射するディスク(7)からの反射光が
最大となった後に、モータ(M2)を停止する。サーボ回
路(5)は、カウンタ(52)が計測したモータ(M2)のFG
パルス数から、該内周部Aに於ける支持枠(2)及びピッ
クアップ(6)の傾き角αを算出し(S21)(図9参照)、メ
モリ(4)に記憶させる。この動作は、第1例と同じであ
る。
ートに示す高速アクセスも提案している。本例にあって
は、第1例と同様の内部ブロックを有するが、サーボ回
路(5)の動作が異なる。まず、高速アクセスを行なう以
前に、ピックアップ(6)をディスク(7)の内周部Aに移
動させ(S20)、ディスク(7)を回転させた状態にて、モ
ータ(M2)に通電する。スライド体(3)を摺動させ、シ
ャーシ(1)との枢支部(10)を中心に支持枠(2)を傾け
る。受光部(60)に入射するディスク(7)からの反射光が
最大となった後に、モータ(M2)を停止する。サーボ回
路(5)は、カウンタ(52)が計測したモータ(M2)のFG
パルス数から、該内周部Aに於ける支持枠(2)及びピッ
クアップ(6)の傾き角αを算出し(S21)(図9参照)、メ
モリ(4)に記憶させる。この動作は、第1例と同じであ
る。
【0022】次に、サーボ回路(5)はモータ(M1)へ通
電し、ピックアップ(6)をディスク(7)の外周部Dに向
けて移動させる(S22)。カウンタ(51)が数えたFGパル
ス数からピックアップ(6)がディスク(7)の外周部Dに
達したことを検知すると、ピックアップ(6)の摺動を停
止する。サーボ回路(5)はモータ(M2)に通電して、支
持枠(2)を枢支部(10)を中心に傾け、モータ(M2)を停
止後、傾き角δを計算して(S23)、メモリ(4)に記憶さ
せる。メモリ(4)及びサーボ回路(5)に接続された演算
回路(8)は、メモリ(4)から傾き角α及びδを読み込ん
で、両傾き角の平均値(α+δ)/2を計算し(S24)、該
計算結果をサーボ回路(5)に伝える。サーボ回路(5)は
モータ(M1)に通電し、ピックアップ(6)をディスク内
周部Aに戻すとともに(S25)、該ピックアップ(6)移動
中にモータ(M2)に通電して、支持枠(2)及びピックア
ップ(6)をシャーシ(1)との枢支部(10)を中心に回動さ
せ、傾き角(α+δ)/2まで傾ける(S26)。ピックアッ
プ(6)がディスク(7)の内周部Aに達すると、モータ
(M1)への通電を停止し、ピックアップ(6)の摺動を止
める。ピックアップ(6)は傾き角(α+δ)/2だけ傾い
たまま、次の再生動作に具えて待機する。
電し、ピックアップ(6)をディスク(7)の外周部Dに向
けて移動させる(S22)。カウンタ(51)が数えたFGパル
ス数からピックアップ(6)がディスク(7)の外周部Dに
達したことを検知すると、ピックアップ(6)の摺動を停
止する。サーボ回路(5)はモータ(M2)に通電して、支
持枠(2)を枢支部(10)を中心に傾け、モータ(M2)を停
止後、傾き角δを計算して(S23)、メモリ(4)に記憶さ
せる。メモリ(4)及びサーボ回路(5)に接続された演算
回路(8)は、メモリ(4)から傾き角α及びδを読み込ん
で、両傾き角の平均値(α+δ)/2を計算し(S24)、該
計算結果をサーボ回路(5)に伝える。サーボ回路(5)は
モータ(M1)に通電し、ピックアップ(6)をディスク内
周部Aに戻すとともに(S25)、該ピックアップ(6)移動
中にモータ(M2)に通電して、支持枠(2)及びピックア
ップ(6)をシャーシ(1)との枢支部(10)を中心に回動さ
せ、傾き角(α+δ)/2まで傾ける(S26)。ピックアッ
プ(6)がディスク(7)の内周部Aに達すると、モータ
(M1)への通電を停止し、ピックアップ(6)の摺動を止
める。ピックアップ(6)は傾き角(α+δ)/2だけ傾い
たまま、次の再生動作に具えて待機する。
【0023】ディスク(7)の内周部Aを再生する時に
は、ピックアップ(6)は再生位置に到達してから、α−
(α+δ)/2=(α−δ)/2だけ傾けばよく、ディスク
(7)の外周部Dを再生する時には、ピックアップ(6)は
再生位置に到達後、δ−(α+δ)/2=(δ−α)/2だ
け傾けばよい。また、ディスク(7)の内周部Aと外周部
Dの中間位置Eを再生する際には、ピックアップ(6)を
傾ける必要はない。即ち、ピックアップ(6)は再生時に
は、(α−δ)/2から(δ−α)/2の範囲内で傾けばよ
く、傾く角度範囲は従来に比して狭くなる。このよう
に、再生動作開始前にピックアップ(6)を予め傾けてお
くことにより、再生動作が早くなり、高速アクセスが達
成できる。尚、当初ピックアップ(6)を傾ける角度を
(α+δ)/2としたのは、該傾き角に設定しておくこと
により、ディスク(7)の内周部A及び外周部Dに於ける
ピックアップ(6)の傾きに要する時間を等しくするため
である。
は、ピックアップ(6)は再生位置に到達してから、α−
(α+δ)/2=(α−δ)/2だけ傾けばよく、ディスク
(7)の外周部Dを再生する時には、ピックアップ(6)は
再生位置に到達後、δ−(α+δ)/2=(δ−α)/2だ
け傾けばよい。また、ディスク(7)の内周部Aと外周部
Dの中間位置Eを再生する際には、ピックアップ(6)を
傾ける必要はない。即ち、ピックアップ(6)は再生時に
は、(α−δ)/2から(δ−α)/2の範囲内で傾けばよ
く、傾く角度範囲は従来に比して狭くなる。このよう
に、再生動作開始前にピックアップ(6)を予め傾けてお
くことにより、再生動作が早くなり、高速アクセスが達
成できる。尚、当初ピックアップ(6)を傾ける角度を
(α+δ)/2としたのは、該傾き角に設定しておくこと
により、ディスク(7)の内周部A及び外周部Dに於ける
ピックアップ(6)の傾きに要する時間を等しくするため
である。
【0024】上記例ではメモリ(4)からディスク(7)の
内周部A及び外周部Dに於ける傾き角を読み込み、ピッ
クアップ(6)を傾けるべき角度を決定していた。しか
し、サーボ回路(5)に、ディスク(7)の内周部Aから、
内周部Aと外周部Dの中間位置Eまでの距離を記憶させ
ておき、予め該中間位置Eにピックアップ(6)を移動さ
せる。該中間位置Eに於いて、受光部(60)に入射する赤
外線の光量が最大になるように、ピックアップ(6)を傾
け、該傾き位置でピックアップ(6)を待機させておいて
もよい。即ち、サーボ回路(5)はピックアップ(6)を予
め中間位置Eに対応した傾き角だけ傾けておく手段とな
る。この場合は、メモリ(4)及び演算回路(8)が不要に
なり、構成が簡素になる。
内周部A及び外周部Dに於ける傾き角を読み込み、ピッ
クアップ(6)を傾けるべき角度を決定していた。しか
し、サーボ回路(5)に、ディスク(7)の内周部Aから、
内周部Aと外周部Dの中間位置Eまでの距離を記憶させ
ておき、予め該中間位置Eにピックアップ(6)を移動さ
せる。該中間位置Eに於いて、受光部(60)に入射する赤
外線の光量が最大になるように、ピックアップ(6)を傾
け、該傾き位置でピックアップ(6)を待機させておいて
もよい。即ち、サーボ回路(5)はピックアップ(6)を予
め中間位置Eに対応した傾き角だけ傾けておく手段とな
る。この場合は、メモリ(4)及び演算回路(8)が不要に
なり、構成が簡素になる。
【0025】上記例に係わるチルトサーボ機構は、近い
将来にCD−ROMにとって代わると予想されるDVD
−ROMにも応用できる。即ち、上記例の構成を具える
ことにより、DVD−ROMは、CD−ROM並みの高
速アクセスが可能となる。
将来にCD−ROMにとって代わると予想されるDVD
−ROMにも応用できる。即ち、上記例の構成を具える
ことにより、DVD−ROMは、CD−ROM並みの高
速アクセスが可能となる。
【0026】上記実施例の説明は、本発明を説明するた
めのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を限定
し、或は範囲を減縮する様に解すべきではない。又、本
発明の各部構成は上記実施例に限らず、特許請求の範囲
に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能であることは
勿論である。
めのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を限定
し、或は範囲を減縮する様に解すべきではない。又、本
発明の各部構成は上記実施例に限らず、特許請求の範囲
に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能であることは
勿論である。
【図1】(a)はチルトサーボ機構の平面図、(b)は同上の
矢印A方向から見た側面図である。
矢印A方向から見た側面図である。
【図2】同上の正面図である。
【図3】チルトサーボ機構の回路構成を示すブロック図
である。
である。
【図4】ディスクの所定位置とピックアップを傾けるべ
き角度を示す図である。
き角度を示す図である。
【図5】ディスクの所定位置とピックアップを傾けるべ
き角度を示す図である。
き角度を示す図である。
【図6】チルトサーボの動作手順を示すフローチャート
である。
である。
【図7】チルトサーボの動作手順を示すフローチャート
である。
である。
【図8】チルトサーボの動作手順を示すフローチャート
である。
である。
【図9】ディスクの所定位置とピックアップを傾けるべ
き角度を示す図である。
き角度を示す図である。
【図10】従来のチルトサーボ機構の側面図であり、
(a)はディスクにソリがない場合、(b)はディスクが反っ
ている場合を示す。
(a)はディスクにソリがない場合、(b)はディスクが反っ
ている場合を示す。
【図11】ディスク裏面のピットを示す下面図である。
【図12】レーザー光のスポットを示す側面図である。
(4) メモリ (6) ピックアップ (7) ディスク
Claims (6)
- 【請求項1】 記録再生時に、ディスク(7)の半径方向
に移動しながらディスク(7)の裏面にレーザー光を照射
するピックアップ(6)を、ディスク(7)のソリに対応し
てディスク(7)に対して傾け、ディスク(7)により反射
されたレーザー光をピックアップ(6)に到達させるチル
トサーボ機構に於いて、 ピックアップ(6)の傾き角を一旦記憶するメモリ(4)
と、予めピックアップ(6)を移動させて、ディスク(7)
の半径方向上の所定位置に於けるピックアップ(6)の傾
き角をメモリ(4)に記憶させる格納手段と、 記録再生時に、該所定位置に対応する傾き角をメモリ
(4)から読み込み、ピックアップ(6)の所定位置への移
動中に、ピックアップ(6)を該傾き角だけ傾ける受光姿
勢変更手段が設けられたことを特徴とするディスク記録
再生装置のチルトサーボ機構。 - 【請求項2】 格納手段には、隣り合う所定位置の傾き
角の平均値を計算する演算手段が接続され、格納手段に
より所定位置に於けるピックアップ(6)の傾き角ととも
に、演算手段の計算結果がメモリ(4)に記憶される請求
項1に記載のディスク記録再生装置のチルトサーボ機
構。 - 【請求項3】 記録再生時に、ディスク(7)の半径方向
に移動しながらディスク(7)の裏面にレーザー光を照射
するピックアップ(6)を、ディスク(7)のソリに応じて
ディスク(7)に対して傾け、ディスク(7)により反射さ
れたレーザー光をピックアップ(6)に到達させるチルト
サーボ機構に於いて、 ピックアップ(6)の傾き角を一旦記憶するメモリ(4)
と、予めメモリ(4)に記録されたディスク(7)の内周部
A及び外周部Dに於けるピックアップ(6)の傾き角か
ら、ディスク(7)の内周部Aと外周部Dの中間位置Eに
於けるピックアップ(6)の傾き角を計算する演算手段
と、ディスク半径方向上の所定位置にピックアップ(6)
が移動する前に、該演算手段の計算結果による傾き角だ
け、ピックアップ(6)を予め傾けておく傾け手段が設け
られたことを特徴とするディスク記録再生装置のチルト
サーボ機構。 - 【請求項4】 記録再生時に、ディスク(7)の半径方向
に移動しながらディスク(7)の裏面にレーザー光を照射
するピックアップ(6)を、ディスク(7)のソリに応じて
ディスク(7)に対して傾け、ディスク(7)により反射さ
れたレーザー光をピックアップ(6)に到達させるチルト
サーボ機構に於いて、 予めディスク(7)の内周部Aと外周部Dとの中間位置E
にピックアップ(6)を移動させ、該中間位置Eに於ける
傾き角に、ピックアップ(6)を予め傾けておく照射位置
決定手段が設けられたことを特徴とするディスク記録再
生装置のチルトサーボ機構。 - 【請求項5】 記録再生時に、ディスク(7)の裏面にレ
ーザー光を照射するピックアップ(6)と、ピックアップ
(6)のディスク(7)に対する傾き角を記憶するメモリ
(4)を設け、 予めピックアップ(6)を移動させて、ディスク(7)の半
径方向の複数の所定位置に於けるピックアップ(6)の傾
き角をメモリ(4)に記憶させ、記録再生時に、該所定位
置に対応する傾き角をメモリ(4)から読み込んで、ピッ
クアップ(6)の所定位置への移動中に、ピックアップ
(6)を該傾き角に傾けるディスク記録再生装置のチルト
サーボ方法。 - 【請求項6】 記録再生時に、ディスク(7)の裏面にレ
ーザー光を照射するピックアップ(6)と、ピックアップ
(6)のディスク(7)裏面に対する傾き角を記憶するメモ
リ(4)を設け、 予めディスク(7)の内周部A及び外周部Dに於けるピッ
クアップ(6)の傾き角をメモリ(4)に記憶し、両傾き角
からディスク(7)の内周部A及び外周部Dの中間位置E
に於けるピックアップ(6)の傾き角を計算し、ディスク
半径方向上の所定位置にピックアップ(6)が移動する前
に、該計算による傾き角に、ピックアップ(6)を予め傾
けておくディスク記録再生装置のチルトサーボ方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31890196A JPH10162395A (ja) | 1996-11-29 | 1996-11-29 | ディスク記録再生装置のチルトサーボ機構及びチルトサーボ方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31890196A JPH10162395A (ja) | 1996-11-29 | 1996-11-29 | ディスク記録再生装置のチルトサーボ機構及びチルトサーボ方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10162395A true JPH10162395A (ja) | 1998-06-19 |
Family
ID=18104243
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31890196A Pending JPH10162395A (ja) | 1996-11-29 | 1996-11-29 | ディスク記録再生装置のチルトサーボ機構及びチルトサーボ方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10162395A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6744716B1 (en) | 1999-11-25 | 2004-06-01 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Pickup moving mechanism for optical disk apparatus and pickup moving method therefor |
| WO2006009227A1 (ja) * | 2004-07-23 | 2006-01-26 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 光ディスク装置 |
| CN1299273C (zh) * | 2002-07-24 | 2007-02-07 | 日本先锋公司 | 基于倾斜伺服装置的倾斜伺服方法 |
-
1996
- 1996-11-29 JP JP31890196A patent/JPH10162395A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6744716B1 (en) | 1999-11-25 | 2004-06-01 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Pickup moving mechanism for optical disk apparatus and pickup moving method therefor |
| CN1299273C (zh) * | 2002-07-24 | 2007-02-07 | 日本先锋公司 | 基于倾斜伺服装置的倾斜伺服方法 |
| WO2006009227A1 (ja) * | 2004-07-23 | 2006-01-26 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 光ディスク装置 |
| US8098555B2 (en) | 2004-07-23 | 2012-01-17 | Panasonic Corporation | Optical disk device with coma aberration correction |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20040309 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |