JPH10162659A - Ofケーブル - Google Patents

Ofケーブル

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JPH10162659A
JPH10162659A JP32032796A JP32032796A JPH10162659A JP H10162659 A JPH10162659 A JP H10162659A JP 32032796 A JP32032796 A JP 32032796A JP 32032796 A JP32032796 A JP 32032796A JP H10162659 A JPH10162659 A JP H10162659A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cable
breakdown strength
paper
insulating layer
conductor
Prior art date
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Pending
Application number
JP32032796A
Other languages
English (en)
Inventor
Susumu Takahashi
享 高橋
Shiro Nakayama
四郎 中山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujikura Ltd filed Critical Fujikura Ltd
Priority to JP32032796A priority Critical patent/JPH10162659A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ポリプロピレンラミネート紙を絶縁紙として
用いたOFケーブルの正極性インパルス絶縁破壊強度を
高め、インパルス絶縁破壊強度における極性効果を小さ
くする。 【解決手段】 導体1側にクラフト紙とポリフェニレン
オキサイド、ポリフッ化ビニルなどのプラスチックフィ
ルムとの交互巻きで形成された副絶縁層4を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、インパルス絶縁
破壊強度における極性効果の小さいOFケーブルに関す
る。
【0002】
【従来の技術】超高圧送電用OFケーブルの絶縁層とし
ては、近時ポリプロピレンフィルムとクラフト紙とをラ
ミネートしたポリプロピレンラミネート紙(以下、PP
ラミネート紙と略記する。)を巻回し、これにアルキル
ベンゼン油などの絶縁油を含浸したものが広く使用され
ている。これは、PPラミネート紙の使用により、交流
ケーブルでは誘電特性、絶縁破壊特性が優れるためであ
る。また、直流破壊特性も優れることから、直流用ケー
ブルへの応用も検討されている。
【0003】しかしながら、このPPラミネート紙を用
いたOFケーブルにあっては、インパルス絶縁破壊特性
が良好でない欠点がある。これは、PPラミネート紙を
用いることにより、インパルス絶縁破壊強度に極性効果
が大きく作用し、負極性インパルス絶縁破壊強度は十分
高いものの正極性インパルス絶縁破壊強度が低いため、
結果的にケーブルのインパルス絶縁破壊特性が低下する
ことになるためである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】よって、本発明におけ
る課題は、PPラミネート紙の絶縁層を有するOFケー
ブルの正極性インパルス絶縁破壊強度を高め、これによ
ってインパルス絶縁破壊特性を高めることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる課題は、導体側に
クラフト紙と、正極性インパルス絶縁破壊強度が負極性
インパルス絶縁破壊強度よりも高いプラスチックからな
るフィルムとの交互巻きの層を設けることにより解決さ
れる。上記プラスチックとしてはポリフェニレンオキサ
イド、ポリフッ化ビニルがある。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳しく説明する。
図1は、本発明のOFケーブルの一例を示すもので、図
中符号1は導体である。この導体1は撚線導体であっ
て、その中心には絶縁油の通路となるスパイラル2が挿
通されている。導体1の外周にはカーボン紙などを巻回
した遮蔽層3が設けられ、この遮蔽層3上には副絶縁層
4が設けられている。
【0007】この副絶縁層4は、クラフト紙とプラスチ
ックフィルムとの交互巻きによって形成された厚み0.
2〜2mmの絶縁層である。ここで用いられるプラスチ
ックフィルムとしては、その正極性インパルス絶縁破壊
強度が負極性インパルス絶縁破壊強度よりも高いプラス
チックからなる厚みが50〜200μmのフィルムが挙
げられる。この正極性インパルス絶縁破壊強度が負極性
インパルス絶縁破壊強度よりも高いプラスチックの具体
的なものとしてはポリフェニレンオキサイド(PP
O)、ポリフッ化ビニル(PVF)、ポリスチレン(P
S)が挙げられるが、ポリスチレンは絶縁油中でクレー
ジングを生じることがあるので、使用条件が限られ、実
用的なものはポリフェニレンオキサイドまたはポリフッ
化ビニルである。
【0008】また、ここでのクラフト紙としては、通常
の電力ケーブル用絶縁紙で、JIS−C−2307に規
定された特性を満たす厚みが0.05〜0.2mmのク
ラフト紙や脱イオン水洗クラフト紙などが用いられる。
このクラフト紙とプラスチックフィルムとを交互巻きに
することにより、副絶縁層4の各層間への絶縁油の含浸
が十分に行えることになる。
【0009】副絶縁層4の厚みが0.2mm未満では正
極性インパルス絶縁破壊強度の向上の効果が得られず、
2mmを越えるとケーブルを曲げたときにプラスチック
フィルム層にシワが発生することになり、またプラスチ
ックフィルムにポリフッ化ビニルフィルムを用いた場合
には、ポリフッ化ビニルの誘電損失が大きいので、ケー
ブル全体の誘電特性が低下するので、その厚みは薄い方
が好ましく、0.2〜1mmが最も好適である。
【0010】この副絶縁層4の上には、普通のPPラミ
ネート紙を巻回して形成した主絶縁層5が設けられてお
り、この主絶縁層5の上にはカーボン紙等を巻回した遮
蔽層6が設けられている。さらに、遮蔽層6の外側には
アルミニウムコルゲートシース7が設けられ、このシー
ス7上には防食層8が設けられている。そして、シース
7内には絶縁油が加圧状態で充填され、主絶縁層5およ
び副絶縁層4の各層の空隙ならびにクラフト紙に絶縁油
が含浸されて、本発明のOFケーブルとなっている。
【0011】このような構造のOFケーブルにあって
は、正極性インパルス絶縁破壊強度が負極性インパルス
絶縁破壊強度よりも高いプラスチックフィルムからなる
副絶縁層4が、電圧印加時に電界ストレスが極めて大き
くなる導体1の真上に設けられているので、主絶縁層5
をなすPPラミネート紙に起因する正極性インパルス絶
縁破壊強度の低下をこの副絶縁層4が補い、このOFケ
ーブルの正極性インパルス絶縁破壊強度が高くなり、負
極性インパルス絶縁破壊強度とほぼ同程度にまで向上
し、インパルス絶縁破壊強度の極性効果が小さいものと
なる。
【0012】また、本発明にあっては、副絶縁層4とし
て、上述のポリフェニレンオキサイドまたはポリフッ化
ビニルのフィルムの両面にクラフト紙をラミネートした
両面ラミネート紙を遮蔽層3上に巻回した巻回層を採用
してもよく、このものも同様の作用を呈することにな
る。また、本発明においては、遮蔽層3と副絶縁層4と
の間にクラフト紙のみを巻回した巻回層を設けることが
でき、この巻回層を設けることにより、一層インパルス
絶縁破壊強度の極性効果を小さくすることができて好ま
しい。
【0013】以下、具体例を示し、作用、効果を明確に
する。 (実施例1)断面積2500mm2 の撚線導体上にカー
ボン紙を巻回して厚み0.3mmの遮蔽層を形成し、こ
の上に厚み0.1mmのクラフト紙と厚み0.1mmの
ポリフェニレンオキサイドフィルムとを交互巻きで巻回
し、厚み0.5mmの副絶縁層を形成した。さらに、こ
の副絶縁層の上に厚み170μmのPPラミネート紙
(PPフィルムの厚み100μm)を巻回して、厚み2
5mmの主絶縁層を形成し、この上にカーボン紙を巻回
して厚み0.2mmの遮蔽層を設け、この上にアルミニ
ウムシースを設け、シース内部に分岐型アルキルベンゼ
ン油(JIS−C−2320 2種1号油)を加圧充填
してOFケーブルとした。このOFケーブルの雷インパ
ルス正極性絶縁破壊強度および負極性絶縁破壊強度を測
定した。結果を表1に示す。
【0014】(実施例2)実施例1において、ポリフェ
ニレンオキサイドフィルムにかえて厚み0.1mmのポ
リフッ化ビニルフィルムを用いた以外は同様にしてOF
ケーブルを作成し、同様の測定を行った。結果を表1に
示す。
【0015】(従来例)実施例1において、副絶縁層を
設けない以外は同様にしてOFケーブルを作成し、同様
の測定を行った。結果を表1に示す。
【0016】
【表1】
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のOFケー
ブルにあっては、正極性インパルス絶縁破壊強度が高く
なり、負極性インパルス絶縁破壊強度とほぼ同程度とな
って、インパルス絶縁破壊強度における極性効果が小さ
いものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のOFケーブルの一例を示す概略断面
図である。
【符号の説明】
1…導体、4…副絶縁層、5…主絶縁層

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導体上にポリプロピレンラミネート紙を
    巻回し、これに絶縁油を含浸してなる絶縁層を有するO
    Fケーブルにおいて、 導体側に、クラフト紙と、正極性インパルス破壊強度が
    負極性インパルス破壊強度よりも高いプラスチックから
    なるフィルムとの交互巻き層を設けたことを特徴とする
    OFケーブル。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のOFケーブルにおい
    て、 上記交互巻き層が、クラフト紙と上記プラスチックから
    なるフィルムとのラミネート紙を巻回した層であること
    を特徴とするOFケーブル。
  3. 【請求項3】 上記プラスチックがポリフェニレンオキ
    サイドまたはポリフッ化ビニルであることを特徴とする
    請求項1または2記載のOFケーブル。
JP32032796A 1996-11-29 1996-11-29 Ofケーブル Pending JPH10162659A (ja)

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JP32032796A JPH10162659A (ja) 1996-11-29 1996-11-29 Ofケーブル

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JPH10162659A true JPH10162659A (ja) 1998-06-19

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