JPH10162763A - 試料ホルダ - Google Patents
試料ホルダInfo
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- JPH10162763A JPH10162763A JP8322921A JP32292196A JPH10162763A JP H10162763 A JPH10162763 A JP H10162763A JP 8322921 A JP8322921 A JP 8322921A JP 32292196 A JP32292196 A JP 32292196A JP H10162763 A JPH10162763 A JP H10162763A
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Abstract
(57)【要約】
【課 題】 試料を加熱可能且つ試料に直接流れる通電
電流を供給可能な構成が簡素で故障しに難い試料ホルダ
を提供すること。 【解決手段】 ホルダ本体13の内端部に設けられた上
下に貫通する試料収容孔21、前記試料収容孔21の外
端側において前記ホルダ本体13に支持された外端側断
熱部材26、前記試料収容孔21の内端側において前記
ホルダ本体13に支持された内端側断熱部材28、前記
外端側断熱部材26および前記内端側断熱部材28によ
り固定支持され且つビーム通過孔32bを横切る位置に
試料Sを固定する試料固定部32を有する炉体31、前
記炉体31に支持され且つ炉体31を加熱するヒータ3
8,39、前記外端側断熱部材26に支持されたヒータ
用中継端子41、および前記ヒータ38,39およびヒ
ータ用中継端子41間を接続するヒータ用接続線61を
備えた試料ホルダ、
電流を供給可能な構成が簡素で故障しに難い試料ホルダ
を提供すること。 【解決手段】 ホルダ本体13の内端部に設けられた上
下に貫通する試料収容孔21、前記試料収容孔21の外
端側において前記ホルダ本体13に支持された外端側断
熱部材26、前記試料収容孔21の内端側において前記
ホルダ本体13に支持された内端側断熱部材28、前記
外端側断熱部材26および前記内端側断熱部材28によ
り固定支持され且つビーム通過孔32bを横切る位置に
試料Sを固定する試料固定部32を有する炉体31、前
記炉体31に支持され且つ炉体31を加熱するヒータ3
8,39、前記外端側断熱部材26に支持されたヒータ
用中継端子41、および前記ヒータ38,39およびヒ
ータ用中継端子41間を接続するヒータ用接続線61を
備えた試料ホルダ、
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、試料に対する顕微
分析作業を行う荷電粒子線装置(電子顕微鏡装置、電
子、イオン等を用いた分析装置、等)において、電子ビ
ームまたはイオンビーム等の照射ビーム源から照射され
る試料を支持する試料ホルダに関し、特に、試料を加熱
し且つ試料に通電可能な試料ホルダに関する。本発明
は、電子ビームまたはイオンビーム等の照射ビームを、
加熱状態且つ通電状態の試料に照射して試料の分析を行
う装置で使用される。
分析作業を行う荷電粒子線装置(電子顕微鏡装置、電
子、イオン等を用いた分析装置、等)において、電子ビ
ームまたはイオンビーム等の照射ビーム源から照射され
る試料を支持する試料ホルダに関し、特に、試料を加熱
し且つ試料に通電可能な試料ホルダに関する。本発明
は、電子ビームまたはイオンビーム等の照射ビームを、
加熱状態且つ通電状態の試料に照射して試料の分析を行
う装置で使用される。
【0002】
【従来の技術】前記試料に対する顕微分析作業を行う荷
電粒子線装置では、電子ビームまたはイオンビーム等の
照射ビーム源から出射する照射ビームが試料を照射す
る。前記荷電粒子線装置は、内部を真空に保持する壁部
材(電子顕微鏡筒等)、およびこの壁部材に支持された
ゴニオステージを有している。ゴニオステージは円筒状
のホルダ支持孔を有し、この円筒状のホルダ支持孔は、
試料ホルダを、その軸(以下、「ホルダ軸」という。)
方向にスライド可能(すなわちホルダ支持孔の内方およ
び外方にスライド可能)、且つ前記ホルダ軸回りに回動
可能に支持する部材である。
電粒子線装置では、電子ビームまたはイオンビーム等の
照射ビーム源から出射する照射ビームが試料を照射す
る。前記荷電粒子線装置は、内部を真空に保持する壁部
材(電子顕微鏡筒等)、およびこの壁部材に支持された
ゴニオステージを有している。ゴニオステージは円筒状
のホルダ支持孔を有し、この円筒状のホルダ支持孔は、
試料ホルダを、その軸(以下、「ホルダ軸」という。)
方向にスライド可能(すなわちホルダ支持孔の内方およ
び外方にスライド可能)、且つ前記ホルダ軸回りに回動
可能に支持する部材である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記荷電粒子線装置に
より顕微分析作業を行う際に、ICチップのような電気
回路が印刷された試料に電圧を印加しながら、または加
熱しながら、試料の分析、観察を行うと、従来の普通の
顕微分析では得られなかったデータが得られる。この場
合、試料ホルダの内端部に試料を加熱可能且つ給電可能
に支持する必要がある。前述のように試料ホルダ内端に
支持されている試料に、試料中を直接流れる電流(試料
通電電流)を供給したり、または試料に隣接して試料ホ
ルダ内端部に設けた加熱用のヒータに流れる電流(ヒー
タ加熱電流)を供給したりする場合、外部から給電用ケ
ーブルを試料ホルダ内端まで引き回す必要がある。
より顕微分析作業を行う際に、ICチップのような電気
回路が印刷された試料に電圧を印加しながら、または加
熱しながら、試料の分析、観察を行うと、従来の普通の
顕微分析では得られなかったデータが得られる。この場
合、試料ホルダの内端部に試料を加熱可能且つ給電可能
に支持する必要がある。前述のように試料ホルダ内端に
支持されている試料に、試料中を直接流れる電流(試料
通電電流)を供給したり、または試料に隣接して試料ホ
ルダ内端部に設けた加熱用のヒータに流れる電流(ヒー
タ加熱電流)を供給したりする場合、外部から給電用ケ
ーブルを試料ホルダ内端まで引き回す必要がある。
【0004】本発明は、前述の事情に鑑み、下記の記載
内容を課題とする。(O01)試料を加熱可能且つ試料に
直接流れる通電電流を供給可能な構成が簡素で故障しに
難い試料ホルダを提供すること。
内容を課題とする。(O01)試料を加熱可能且つ試料に
直接流れる通電電流を供給可能な構成が簡素で故障しに
難い試料ホルダを提供すること。
【0005】
【課題を解決するための手段】次に、前記課題を解決す
るために案出した本発明を説明するが、本発明の要素に
は、後述の実施例の要素との対応を容易にするため、実
施例の要素の符号をカッコで囲んだものを付記する。ま
た、本発明を後述の実施例の符号と対応させて説明する
理由は、本発明の理解を容易にするためであり、本発明
の範囲を実施例に限定するためではない。
るために案出した本発明を説明するが、本発明の要素に
は、後述の実施例の要素との対応を容易にするため、実
施例の要素の符号をカッコで囲んだものを付記する。ま
た、本発明を後述の実施例の符号と対応させて説明する
理由は、本発明の理解を容易にするためであり、本発明
の範囲を実施例に限定するためではない。
【0006】(本発明)前記課題を解決するために、本
発明の試料ホルダは、下記の要件を備えたことを特徴と
する。 (A01)ホルダ軸に沿ってスライド可能なホルダ本体支
持部材(11)の筒状内端部に筒状外端部が連結された
ホルダ本体(13)、 (A02)ホルダ本体(13)の内端部に設けられた上下
に貫通する試料収容孔(21)、 (A03)前記試料収容孔(21)の外端側において前記
ホルダ本体(13)に支持された外端側断熱部材(2
6)、 (A04)前記試料収容孔(21)の内端側において前記
ホルダ本体(13)に支持された内端側断熱部材(2
8)、 (A05)前記外端側断熱部材(26)および前記内端側
断熱部材(28)により固定支持される炉体(31)、 (A06)ビーム通過孔(32b)および前記ビーム通過
孔(32b)を横切る位置に試料(S)を固定する試料
固定部(32)を有する前記炉体(31)、 (A07)前記炉体(31)に支持され且つ炉体(31)
を加熱するヒータ(38,39)、 (A08)前記外端側断熱部材(26)に支持されたヒー
タ用中継端子(41,41,43,43)、 (A09)前記ヒータ(38,39)およびヒータ用中継
端子(41,41,43,43)間を接続するヒータ用
接続線(61,61,62,62)、 (A010)前記外端側断熱部材(26)に支持された試
料通電用中継端子(42,42)、 (A011)前記試料固定部(32)に支持された試料
(S)および試料通電用中継端子(42,42)間を接
続する試料通電用接続線(63,63)、 (A012)前記ホルダ本体支持部材(11)の筒状内端
部を通って前記ホルダ本体(13)の筒状外端部の内側
に導入され、内端部が前記試料通電用中継端子(42,
42)に接続された試料通電電流供給用リード線(L
7,L8)、 (A013)前記ホルダ本体支持部材(11)の筒状内端
部を通って前記ホルダ本体(13)の筒状外端部の内側
に導入され、内端部が前記ヒータ用中継端子(41,4
1,43,43)に接続されたヒータ電流供給用リード
線(L1〜L4)。
発明の試料ホルダは、下記の要件を備えたことを特徴と
する。 (A01)ホルダ軸に沿ってスライド可能なホルダ本体支
持部材(11)の筒状内端部に筒状外端部が連結された
ホルダ本体(13)、 (A02)ホルダ本体(13)の内端部に設けられた上下
に貫通する試料収容孔(21)、 (A03)前記試料収容孔(21)の外端側において前記
ホルダ本体(13)に支持された外端側断熱部材(2
6)、 (A04)前記試料収容孔(21)の内端側において前記
ホルダ本体(13)に支持された内端側断熱部材(2
8)、 (A05)前記外端側断熱部材(26)および前記内端側
断熱部材(28)により固定支持される炉体(31)、 (A06)ビーム通過孔(32b)および前記ビーム通過
孔(32b)を横切る位置に試料(S)を固定する試料
固定部(32)を有する前記炉体(31)、 (A07)前記炉体(31)に支持され且つ炉体(31)
を加熱するヒータ(38,39)、 (A08)前記外端側断熱部材(26)に支持されたヒー
タ用中継端子(41,41,43,43)、 (A09)前記ヒータ(38,39)およびヒータ用中継
端子(41,41,43,43)間を接続するヒータ用
接続線(61,61,62,62)、 (A010)前記外端側断熱部材(26)に支持された試
料通電用中継端子(42,42)、 (A011)前記試料固定部(32)に支持された試料
(S)および試料通電用中継端子(42,42)間を接
続する試料通電用接続線(63,63)、 (A012)前記ホルダ本体支持部材(11)の筒状内端
部を通って前記ホルダ本体(13)の筒状外端部の内側
に導入され、内端部が前記試料通電用中継端子(42,
42)に接続された試料通電電流供給用リード線(L
7,L8)、 (A013)前記ホルダ本体支持部材(11)の筒状内端
部を通って前記ホルダ本体(13)の筒状外端部の内側
に導入され、内端部が前記ヒータ用中継端子(41,4
1,43,43)に接続されたヒータ電流供給用リード
線(L1〜L4)。
【0007】(本発明の作用)前述の構成を備えた本発
明の試料ホルダでは、ホルダ本体支持部材(11)の筒
状内端部に筒状外端部が連結されたホルダ本体(13)
は、ホルダ軸に沿ってスライド可能である。したがっ
て、ホルダ内端部に支持した試料(S)のホルダ軸方向
の位置を調節できる。前記ホルダ本体(13)は、ホル
ダ本体(13)の内端部に設けられた上下に貫通する試
料収容孔(21)の外端側において外端側断熱部材(2
6)を支持し、内端側において内端側断熱部材(28)
を支持する。前記外端側断熱部材(26)および前記内
端側断熱部材(28)により炉体(31)が支持され
る。ビーム通過孔(32b)を有する前記炉体(31)
の試料固定部(32)は、前記ビーム通過孔(32b)
を横切る位置に試料(S)を固定する。
明の試料ホルダでは、ホルダ本体支持部材(11)の筒
状内端部に筒状外端部が連結されたホルダ本体(13)
は、ホルダ軸に沿ってスライド可能である。したがっ
て、ホルダ内端部に支持した試料(S)のホルダ軸方向
の位置を調節できる。前記ホルダ本体(13)は、ホル
ダ本体(13)の内端部に設けられた上下に貫通する試
料収容孔(21)の外端側において外端側断熱部材(2
6)を支持し、内端側において内端側断熱部材(28)
を支持する。前記外端側断熱部材(26)および前記内
端側断熱部材(28)により炉体(31)が支持され
る。ビーム通過孔(32b)を有する前記炉体(31)
の試料固定部(32)は、前記ビーム通過孔(32b)
を横切る位置に試料(S)を固定する。
【0008】前記外端側断熱部材(26)はヒータ用中
継端子(41,41,43,43)および試料通電用中
継端子(42,42)を支持する。前記ホルダ本体支持
部材(11)の筒状内端部を通って前記ホルダ本体(1
3)の筒状外端部の内側に導入されるヒータ電流供給用
リード線(L1〜L4)は、その内端部が前記ヒータ用中
継端子(41,41,43,43)に接続される。ま
た、前記ホルダ本体支持部材(11)の筒状内端部を通
って前記ホルダ本体(13)の筒状外端部の内側に導入
される試料通電電流供給用リード線(L7,L8)は、そ
の内端部が前記試料通電用中継端子(42,42)に接
続される。ヒータ用接続線(61,61,62,62)
は、前記ヒータ(38,39)およびヒータ用中継端子
(41,41,43,43)間を接続する。また、試料
通電用接続線(63,63)は前記試料固定部(32)
に支持された試料(S)および試料通電用中継端子(4
2,42)間を接続する。したがって、試料通電電流供
給用リード線(L7,L8)により供給された電流は、ヒ
ータ用中継端子(41,41,43,43)およびヒー
タ用接続線(61,61,62,62)を介して前記炉
体(31)に支持されたヒータ(38,39)を流れ
る。このときヒータ(38,39)は発熱して前記炉体
(31)を加熱するので、炉体(31)の試料固定部
(32)に支持された試料(S)も加熱される。前述の
ように、ヒータ用接続線(61,61,62,62)は
外端側断熱部材(26)に固定されたヒータ用中継端子
(41,41,43,43)と、前記外端側断熱部材
(26)に固定支持された炉体(31)により支持され
たヒータ(38,39)との間を接続する。前記ヒータ
用中継端子(41,41,43,43)および前記ヒー
タ(38,39)の位置関係は変化しないので、前記ヒ
ータ用接続線(61,61,62,62)が引っ張られ
て断線するようなことは生じない。
継端子(41,41,43,43)および試料通電用中
継端子(42,42)を支持する。前記ホルダ本体支持
部材(11)の筒状内端部を通って前記ホルダ本体(1
3)の筒状外端部の内側に導入されるヒータ電流供給用
リード線(L1〜L4)は、その内端部が前記ヒータ用中
継端子(41,41,43,43)に接続される。ま
た、前記ホルダ本体支持部材(11)の筒状内端部を通
って前記ホルダ本体(13)の筒状外端部の内側に導入
される試料通電電流供給用リード線(L7,L8)は、そ
の内端部が前記試料通電用中継端子(42,42)に接
続される。ヒータ用接続線(61,61,62,62)
は、前記ヒータ(38,39)およびヒータ用中継端子
(41,41,43,43)間を接続する。また、試料
通電用接続線(63,63)は前記試料固定部(32)
に支持された試料(S)および試料通電用中継端子(4
2,42)間を接続する。したがって、試料通電電流供
給用リード線(L7,L8)により供給された電流は、ヒ
ータ用中継端子(41,41,43,43)およびヒー
タ用接続線(61,61,62,62)を介して前記炉
体(31)に支持されたヒータ(38,39)を流れ
る。このときヒータ(38,39)は発熱して前記炉体
(31)を加熱するので、炉体(31)の試料固定部
(32)に支持された試料(S)も加熱される。前述の
ように、ヒータ用接続線(61,61,62,62)は
外端側断熱部材(26)に固定されたヒータ用中継端子
(41,41,43,43)と、前記外端側断熱部材
(26)に固定支持された炉体(31)により支持され
たヒータ(38,39)との間を接続する。前記ヒータ
用中継端子(41,41,43,43)および前記ヒー
タ(38,39)の位置関係は変化しないので、前記ヒ
ータ用接続線(61,61,62,62)が引っ張られ
て断線するようなことは生じない。
【0009】
(本発明の実施の形態1)本発明の実施の形態1の試料
ホルダは、前記本発明において下記の要件を備えたこと
を特徴とする、 (A014)外側面にホルダ軸に沿ったリード線収容溝
(46〜49)が形成された前記ホルダ本体(13)、 (A015)前記ホルダ本体(13)の筒状外端部の内側
から前記リード線収容溝(46〜49)を通って、内端
部が前記ヒータ用中継端子(41,41,43,43)
に接続された前記ヒータ電流供給用リード線(L1〜L
4)。
ホルダは、前記本発明において下記の要件を備えたこと
を特徴とする、 (A014)外側面にホルダ軸に沿ったリード線収容溝
(46〜49)が形成された前記ホルダ本体(13)、 (A015)前記ホルダ本体(13)の筒状外端部の内側
から前記リード線収容溝(46〜49)を通って、内端
部が前記ヒータ用中継端子(41,41,43,43)
に接続された前記ヒータ電流供給用リード線(L1〜L
4)。
【0010】(本発明の実施の形態1の作用)本発明の
実施の形態1の試料ホルダでは、前記ホルダ本体(1
3)の外側面にはホルダ軸に沿ったリード線収容溝(4
6〜49)が形成される。前記ヒータ電流供給用リード
線(L1〜L4)は、前記ホルダ本体(13)の筒状外端
部の内側から前記リード線収容溝(46〜49)を通っ
て、内端部が前記ヒータ用中継端子(41,41,4
3,43)に接続される。このように、ヒータ電流供給
用リード線(L1〜L4)は、ホルダ本体(13)の外側
面を通ってホルダ本体(13)内側のヒータ用中継端子
(41,41,43,43)に接続されるので、ホルダ
本体(13)の内側にヒータ電流供給用リード線(L1
〜L4)を通すスペースを確保する必要がなくなる。こ
のため、ホルダ本体(13)を小型に構成することが可
能となったり、または、ホルダ本体(13)の内部を他
のリード線、例えば、試料通電電流供給用リード線(L
7,L8)、熱電対用リード線等の収容スペースとして使
用することが可能となる。
実施の形態1の試料ホルダでは、前記ホルダ本体(1
3)の外側面にはホルダ軸に沿ったリード線収容溝(4
6〜49)が形成される。前記ヒータ電流供給用リード
線(L1〜L4)は、前記ホルダ本体(13)の筒状外端
部の内側から前記リード線収容溝(46〜49)を通っ
て、内端部が前記ヒータ用中継端子(41,41,4
3,43)に接続される。このように、ヒータ電流供給
用リード線(L1〜L4)は、ホルダ本体(13)の外側
面を通ってホルダ本体(13)内側のヒータ用中継端子
(41,41,43,43)に接続されるので、ホルダ
本体(13)の内側にヒータ電流供給用リード線(L1
〜L4)を通すスペースを確保する必要がなくなる。こ
のため、ホルダ本体(13)を小型に構成することが可
能となったり、または、ホルダ本体(13)の内部を他
のリード線、例えば、試料通電電流供給用リード線(L
7,L8)、熱電対用リード線等の収容スペースとして使
用することが可能となる。
【0011】
【実施例】次に図面を参照しながら、本発明の試料ホル
ダの実施の形態の具体例(実施例)を説明するが、本発
明は以下の実施例に限定されるものではない。なお、以
後の説明の理解を容易にするために、図面において互い
に直交する座標軸X軸、Y軸、Z軸を定義し、矢印X方
向を前方、矢印Y方向を左方、 矢印Z方向を上方とす
る。この場合、X方向と逆向き(−X方向)は後方、Y
方向と逆向き(−Y方向)は右方、Z方向と逆向き(−
Z方向)は下方となる。また、X方向及び−X方向を含
めて前後方向又はX軸方向といい、Y方向及び−Y方向
を含めて左右方向又はY軸方向といい、Z方向及び−Z
方向を含めて上下方向又はZ軸方向ということにする。
さらに図中、「○」の中に「・」が記載されたものは紙
面の裏から表に向かう矢印を意味し、「○」の中に
「×」が記載されたものは紙面の表から裏に向かう矢印
を意味するものとする。
ダの実施の形態の具体例(実施例)を説明するが、本発
明は以下の実施例に限定されるものではない。なお、以
後の説明の理解を容易にするために、図面において互い
に直交する座標軸X軸、Y軸、Z軸を定義し、矢印X方
向を前方、矢印Y方向を左方、 矢印Z方向を上方とす
る。この場合、X方向と逆向き(−X方向)は後方、Y
方向と逆向き(−Y方向)は右方、Z方向と逆向き(−
Z方向)は下方となる。また、X方向及び−X方向を含
めて前後方向又はX軸方向といい、Y方向及び−Y方向
を含めて左右方向又はY軸方向といい、Z方向及び−Z
方向を含めて上下方向又はZ軸方向ということにする。
さらに図中、「○」の中に「・」が記載されたものは紙
面の裏から表に向かう矢印を意味し、「○」の中に
「×」が記載されたものは紙面の表から裏に向かう矢印
を意味するものとする。
【0012】(実施例)図1は本発明の試料ホルダの実
施例が電子顕微鏡(荷電粒子線装置)に装着された状態
を示す図である。図2は前記図1の矢印IIで示す部分の
拡大図である。図3は前記図1に示す試料ホルダおよび
ホルダ本体支持部材の全体説明図で、正面断面図であ
る。図4は前記図3の矢印IVで示す部分の拡大図であ
る。図5は前記図3の矢印V−V線断面図である。図6
は前記図3に実施例1の示す試料ホルダの説明図で、図
6Aは一部断面平面図、図6Bは側面図で前記図6Aの
矢印VIBから見た図、図6Cは縦断面図で前記図6A
のVIC−VIC線断面図である。図7は前記図6に示す
実施例1の試料ホルダの要部説明図で、図7Aは一部断
面平面図、図7Bは要部側面図で前記図7Aの矢印VII
Bから見た図、図7Cは要部縦断面図で前記図7AのV
IIC−VIIC線断面図である。図8は試料ホルダの横断
面図で、図8Aは前記図7AのVIIIA−VIIIA線断面
図、図8Bは前記図7AのVIIIB−VIIIB線断面図で
ある。図9は前記実施例1の試料ホルダを構成する試料
固定部を有する炉体の斜視図である。図10は同実施例
の電流供給回路の説明図である。
施例が電子顕微鏡(荷電粒子線装置)に装着された状態
を示す図である。図2は前記図1の矢印IIで示す部分の
拡大図である。図3は前記図1に示す試料ホルダおよび
ホルダ本体支持部材の全体説明図で、正面断面図であ
る。図4は前記図3の矢印IVで示す部分の拡大図であ
る。図5は前記図3の矢印V−V線断面図である。図6
は前記図3に実施例1の示す試料ホルダの説明図で、図
6Aは一部断面平面図、図6Bは側面図で前記図6Aの
矢印VIBから見た図、図6Cは縦断面図で前記図6A
のVIC−VIC線断面図である。図7は前記図6に示す
実施例1の試料ホルダの要部説明図で、図7Aは一部断
面平面図、図7Bは要部側面図で前記図7Aの矢印VII
Bから見た図、図7Cは要部縦断面図で前記図7AのV
IIC−VIIC線断面図である。図8は試料ホルダの横断
面図で、図8Aは前記図7AのVIIIA−VIIIA線断面
図、図8Bは前記図7AのVIIIB−VIIIB線断面図で
ある。図9は前記実施例1の試料ホルダを構成する試料
固定部を有する炉体の斜視図である。図10は同実施例
の電流供給回路の説明図である。
【0013】図1、図2において、荷電粒子線装置とし
ての電子顕微鏡1は、内部を真空に保持されたケース2
を有し、ケース2上端に電子銃3が設けられている。ケ
ース2下端部には観察用の蛍光板4、および観察窓6が
設けられている。前記電子銃3の下方には加速用電子レ
ンズ7が配置され、前記蛍光板4の上方には拡大用電子
レンズ8が配置されている。そして、前記加速用電子レ
ンズ7および拡大用電子レンズ8の間には試料装着部と
してのゴニオステージGSが設けられている。ゴニオス
テージGSは、ホルダ装着孔9aを有する円筒状のホル
ダ装着部材9を有している。前記円筒状のホルダ装着部
材9は、ゴニオステージGSの球面軸受けにより軸の向
きが調節可能に支持されている。なお図1、図2におい
て、10は試料位置決め用部材である。
ての電子顕微鏡1は、内部を真空に保持されたケース2
を有し、ケース2上端に電子銃3が設けられている。ケ
ース2下端部には観察用の蛍光板4、および観察窓6が
設けられている。前記電子銃3の下方には加速用電子レ
ンズ7が配置され、前記蛍光板4の上方には拡大用電子
レンズ8が配置されている。そして、前記加速用電子レ
ンズ7および拡大用電子レンズ8の間には試料装着部と
してのゴニオステージGSが設けられている。ゴニオス
テージGSは、ホルダ装着孔9aを有する円筒状のホル
ダ装着部材9を有している。前記円筒状のホルダ装着部
材9は、ゴニオステージGSの球面軸受けにより軸の向
きが調節可能に支持されている。なお図1、図2におい
て、10は試料位置決め用部材である。
【0014】図3、図4において、前記ホルダ装着部材
9によって支持される試料ホルダHは、前記ホルダ装着
孔9aを貫通する円筒状のホルダ本体支持部材11(図
3参照)を有している。ホルダ本体支持部材11の内端
部(前記ケース2の内部に配置される部分の端部、すな
わち、図3の左端部)外周部には図4に示すOリング1
2を収容するリング状のOリング収容溝が形成されてい
る。前記Oリング12は、前記ホルダ装着孔9a(図1
参照)の内側面に圧接して、Oリング12の左方を右方
の大気に対して気密に遮断するため部材である。図4に
おいて、前記ホルダ本体支持部材11の内端部の内周面
には大径部11aが形成されており、大径部11aの右側
部分(−Y側部分)は小径部11bが形成され、前記大
径部11aおよび小径部11bの接続部には段部11cが
形成されている。
9によって支持される試料ホルダHは、前記ホルダ装着
孔9aを貫通する円筒状のホルダ本体支持部材11(図
3参照)を有している。ホルダ本体支持部材11の内端
部(前記ケース2の内部に配置される部分の端部、すな
わち、図3の左端部)外周部には図4に示すOリング1
2を収容するリング状のOリング収容溝が形成されてい
る。前記Oリング12は、前記ホルダ装着孔9a(図1
参照)の内側面に圧接して、Oリング12の左方を右方
の大気に対して気密に遮断するため部材である。図4に
おいて、前記ホルダ本体支持部材11の内端部の内周面
には大径部11aが形成されており、大径部11aの右側
部分(−Y側部分)は小径部11bが形成され、前記大
径部11aおよび小径部11bの接続部には段部11cが
形成されている。
【0015】ホルダ本体支持部材11の内側の内端部
(図3で左端部)には金属製(ステンレス製またはチタ
ン製)のホルダ本体13の外端部(右端部)が挿入され
ている。ホルダ本体13の外端部(右端部)は円筒形を
しており、その外周部にはリング状大径部13aが形成
されている。前記リング状大径部13aは前記段部11c
に当接する位置まで挿入されている。前記ホルダ本体1
3の前記リング状大径部13aよりも外端側部分(−Y
側部分)は前記ホルダ本体支持部材11の小径部11b
と嵌合しており、ホルダ本体13の前記嵌合部の外周面
にはOリング14を収容するリング状のOリング溝が形
成されている。前記Oリング14は、前記ホルダ本体支
持部材11の内側面に圧接して、Oリング14の左方を
右方の大気に対して気密に遮断するため部材である。前
記ホルダ本体13のリング状大径部13aは、ネジ16
により前記ホルダ本体支持部材11に固定されている。
(図3で左端部)には金属製(ステンレス製またはチタ
ン製)のホルダ本体13の外端部(右端部)が挿入され
ている。ホルダ本体13の外端部(右端部)は円筒形を
しており、その外周部にはリング状大径部13aが形成
されている。前記リング状大径部13aは前記段部11c
に当接する位置まで挿入されている。前記ホルダ本体1
3の前記リング状大径部13aよりも外端側部分(−Y
側部分)は前記ホルダ本体支持部材11の小径部11b
と嵌合しており、ホルダ本体13の前記嵌合部の外周面
にはOリング14を収容するリング状のOリング溝が形
成されている。前記Oリング14は、前記ホルダ本体支
持部材11の内側面に圧接して、Oリング14の左方を
右方の大気に対して気密に遮断するため部材である。前
記ホルダ本体13のリング状大径部13aは、ネジ16
により前記ホルダ本体支持部材11に固定されている。
【0016】前記ホルダ本体支持部材11の内端部の大
径部11aと、この大径部に挿入されている前記ホルダ
本体13のリング状大径部13aの左側の小径部分との
間には円筒状スペーサ部材17が挿入されている。前記
円筒状スペーサ部材17はネジ18により前記ホルダ本
体13に固定されている。前記ホルダ本体13は、前記
円筒状スペーサ部材17(図4参照)の左端よりも左方
の部分は、その上面および下面が平坦に切除されてお
り、その前側面(X側の面)および後側面(−X側の
面)のみが円筒面(図8参照)に形成されている。
径部11aと、この大径部に挿入されている前記ホルダ
本体13のリング状大径部13aの左側の小径部分との
間には円筒状スペーサ部材17が挿入されている。前記
円筒状スペーサ部材17はネジ18により前記ホルダ本
体13に固定されている。前記ホルダ本体13は、前記
円筒状スペーサ部材17(図4参照)の左端よりも左方
の部分は、その上面および下面が平坦に切除されてお
り、その前側面(X側の面)および後側面(−X側の
面)のみが円筒面(図8参照)に形成されている。
【0017】図6、図7において、前記ホルダ本体13
の内端(左端)には、被位置決め用球19が接着されて
いる。この被位置決め用球19は、ホルダ本体13の左
右方向の位置決めを行うための部材であり、図1におい
て、ホルダ本体13が前記ゴニオステージGSの右側か
ら左方に挿入された際に試料位置決め部材10の位置決
め部材Saに当接する部材である。図6、図7におい
て、ホルダ本体13の内端部には、ホルダ本体13を上
下に貫通する試料収容孔21およびその外端側に配置さ
れた配線作業孔22が形成されている。図8において前
記試料収容孔21は、上部の幅(前後方向の間隔)が下
部よりも広く形成されており、前記上部および下部の境
界に接続線支持面21aが形成されている。図6、図7
において、前記試料収容孔21および配線作業孔22の
間の部分(すなわち、試料収容孔21の外端側部分)は
下半分が切除された外端側断熱部材取付部23として形
成されている。また、前記試料収容孔21の内端(左
端)側部分も下半分が切除されて内端側断熱部材取付部
24として形成されている。前記外端側断熱部材取付部
23には直方体状の絶縁性(アルミナ製)の外端側断熱
部材26がボルト27,27により固定されており、外
端側断熱部材26の内端側部分は前記試料収容孔21内
に延びている。また、内端側断熱部材取付部24には直
方体状の絶縁性(アルミナ製)の内端側断熱部材28が
ボルト29,29により固定されており、内端側断熱部
材28の外端側部分は前記試料収容孔21内に延びてい
る。
の内端(左端)には、被位置決め用球19が接着されて
いる。この被位置決め用球19は、ホルダ本体13の左
右方向の位置決めを行うための部材であり、図1におい
て、ホルダ本体13が前記ゴニオステージGSの右側か
ら左方に挿入された際に試料位置決め部材10の位置決
め部材Saに当接する部材である。図6、図7におい
て、ホルダ本体13の内端部には、ホルダ本体13を上
下に貫通する試料収容孔21およびその外端側に配置さ
れた配線作業孔22が形成されている。図8において前
記試料収容孔21は、上部の幅(前後方向の間隔)が下
部よりも広く形成されており、前記上部および下部の境
界に接続線支持面21aが形成されている。図6、図7
において、前記試料収容孔21および配線作業孔22の
間の部分(すなわち、試料収容孔21の外端側部分)は
下半分が切除された外端側断熱部材取付部23として形
成されている。また、前記試料収容孔21の内端(左
端)側部分も下半分が切除されて内端側断熱部材取付部
24として形成されている。前記外端側断熱部材取付部
23には直方体状の絶縁性(アルミナ製)の外端側断熱
部材26がボルト27,27により固定されており、外
端側断熱部材26の内端側部分は前記試料収容孔21内
に延びている。また、内端側断熱部材取付部24には直
方体状の絶縁性(アルミナ製)の内端側断熱部材28が
ボルト29,29により固定されており、内端側断熱部
材28の外端側部分は前記試料収容孔21内に延びてい
る。
【0018】前記試料収容孔21内に支持されて試料S
を支持する炉体31は、図9に示すように、中央部に上
半分が切除された半円柱状の試料固定部32および前記
試料固定部32の外端および内端に一体的に形成された
外端側突出部33および内端側突出部34を有してい
る。前記外端側突出部33および内端側突出部材34
は、前記試料固定部32と隣接する円柱状のヒータ装着
部33aおよび34aと、試料固定部32から離れた下面
が削除された半円柱状の連結部33bおよび34bを有し
ている。連結部33bおよび34bにはボルト貫通溝33
c、34cが形成されている。前記炉体31は、前記半円
柱状の連結部33bおよび34bがそれぞれ前記外端側断
熱部材26および内端側断熱部材28の上面にボルト3
5,36が前記ボルト貫通溝33cおよび34cに貫通し
て固定支持されている。前記試料固定部32には試料S
が載置される上側の平坦な試料載置面32aから下側の
円筒面に達するビーム通過孔32bが形成されている。
また試料載置面32aには試料Sを固定するための試料
固定用ネジ孔32c,32cが形成されており、前記試料
Sは前記試料固定用ネジ孔32c,32cに螺合する試料
固定ネジ37,37により固定されるようになってい
る。
を支持する炉体31は、図9に示すように、中央部に上
半分が切除された半円柱状の試料固定部32および前記
試料固定部32の外端および内端に一体的に形成された
外端側突出部33および内端側突出部34を有してい
る。前記外端側突出部33および内端側突出部材34
は、前記試料固定部32と隣接する円柱状のヒータ装着
部33aおよび34aと、試料固定部32から離れた下面
が削除された半円柱状の連結部33bおよび34bを有し
ている。連結部33bおよび34bにはボルト貫通溝33
c、34cが形成されている。前記炉体31は、前記半円
柱状の連結部33bおよび34bがそれぞれ前記外端側断
熱部材26および内端側断熱部材28の上面にボルト3
5,36が前記ボルト貫通溝33cおよび34cに貫通し
て固定支持されている。前記試料固定部32には試料S
が載置される上側の平坦な試料載置面32aから下側の
円筒面に達するビーム通過孔32bが形成されている。
また試料載置面32aには試料Sを固定するための試料
固定用ネジ孔32c,32cが形成されており、前記試料
Sは前記試料固定用ネジ孔32c,32cに螺合する試料
固定ネジ37,37により固定されるようになってい
る。
【0019】前記炉体31のヒータ装着部33aおよび
34aにはそれぞれ外端側ヒータ38および内端側ヒー
タ39が装着されている。前記外端側断熱部材26には
一対のヒータ用中継端子41,41、試料通電用中継端
子42,42が取り付けられている。なお、前記断熱材
26および28に前記炉体31を固定する前記ボルト3
5,36は熱電対用中継端子として使用されている。前
記内端側断熱部材28には一対のヒータ用中継端子4
3,43が取り付けられている。なお、前記熱電対用中
継端子として使用されるボルト36はアース線44によ
り前記ボルト29を介してホルダ本体13にアースされ
ている。
34aにはそれぞれ外端側ヒータ38および内端側ヒー
タ39が装着されている。前記外端側断熱部材26には
一対のヒータ用中継端子41,41、試料通電用中継端
子42,42が取り付けられている。なお、前記断熱材
26および28に前記炉体31を固定する前記ボルト3
5,36は熱電対用中継端子として使用されている。前
記内端側断熱部材28には一対のヒータ用中継端子4
3,43が取り付けられている。なお、前記熱電対用中
継端子として使用されるボルト36はアース線44によ
り前記ボルト29を介してホルダ本体13にアースされ
ている。
【0020】図7、図8において、前記ホルダ本体13
の前側面(外側面)には上下に離れたリード線収容溝4
6、47が形成され、後側面(外側面)には前側面とほ
ぼ同様のリード線収容溝(図8参照)48,49が形成
されている。上側のリード線収容溝46,48は前記ヒ
ータ用中継端子41,41に接続されるリード線を収容
する溝であり、下側のリード線収容溝47,49は前記
ヒータ用中継端子43,43に接続されるリード線を収
容する溝である。前記各リード線収容溝46〜49の外
端および内端(すなわち、Y軸方向の両端)には試料ホ
ルダ13の内部と接続する外端側リード線挿通孔46a
〜49aおよび内端側リード線挿通孔46b〜49bが形
成されている。
の前側面(外側面)には上下に離れたリード線収容溝4
6、47が形成され、後側面(外側面)には前側面とほ
ぼ同様のリード線収容溝(図8参照)48,49が形成
されている。上側のリード線収容溝46,48は前記ヒ
ータ用中継端子41,41に接続されるリード線を収容
する溝であり、下側のリード線収容溝47,49は前記
ヒータ用中継端子43,43に接続されるリード線を収
容する溝である。前記各リード線収容溝46〜49の外
端および内端(すなわち、Y軸方向の両端)には試料ホ
ルダ13の内部と接続する外端側リード線挿通孔46a
〜49aおよび内端側リード線挿通孔46b〜49bが形
成されている。
【0021】前記リード線収容溝46〜49にはアルミ
ナ製(絶縁材製)のリード線挿通管が収容されている。
前記ホルダ本体支持部材11の筒状内端部を通って前記
ホルダ本体13の筒状外端部の内側に導入されたヒータ
電流供給用リード線L1〜L4は、前記外端側リード線挿
通孔46a〜49aを通って前記リード線収容溝46〜4
9内のリード線挿通管内に導かれる。前記リード線収容
溝46〜49内のリード線挿通管内に導かれたヒータ電
流供給用リード線L1〜L4は前記内端側リード線挿通孔
46b〜49bを通ってホルダ本体13内部に配置された
前記各ヒータ中継端子41,41,43,43に接続さ
れている。また、熱電対用リード線L5,L6は、図8
A、図8Bに示すように、ホルダ本体13内部を通っ
て、前記熱電対固定部材として使用される前記ボルト3
5(図7A参照)により固定されている。そして、前記
熱電対用リード線L5およびL6間の図示しない熱電対は
炉体31上に固定されている。また、前記ヒータ電流供
給用リード線L1〜L4と同様にしてホルダ本体13内に
導入された試料通電用リード線L7,L8は、図8A、図
8Bに示すように、ホルダ本体13内部を通って前記試
料通電用中継端子42,42に接続されている。前記符
号11〜49で示された要素から試料ホルダH(図3参
照)が構成されている。
ナ製(絶縁材製)のリード線挿通管が収容されている。
前記ホルダ本体支持部材11の筒状内端部を通って前記
ホルダ本体13の筒状外端部の内側に導入されたヒータ
電流供給用リード線L1〜L4は、前記外端側リード線挿
通孔46a〜49aを通って前記リード線収容溝46〜4
9内のリード線挿通管内に導かれる。前記リード線収容
溝46〜49内のリード線挿通管内に導かれたヒータ電
流供給用リード線L1〜L4は前記内端側リード線挿通孔
46b〜49bを通ってホルダ本体13内部に配置された
前記各ヒータ中継端子41,41,43,43に接続さ
れている。また、熱電対用リード線L5,L6は、図8
A、図8Bに示すように、ホルダ本体13内部を通っ
て、前記熱電対固定部材として使用される前記ボルト3
5(図7A参照)により固定されている。そして、前記
熱電対用リード線L5およびL6間の図示しない熱電対は
炉体31上に固定されている。また、前記ヒータ電流供
給用リード線L1〜L4と同様にしてホルダ本体13内に
導入された試料通電用リード線L7,L8は、図8A、図
8Bに示すように、ホルダ本体13内部を通って前記試
料通電用中継端子42,42に接続されている。前記符
号11〜49で示された要素から試料ホルダH(図3参
照)が構成されている。
【0022】図4において、前記各リード線L1〜L8
は、ホルダ本体13の円筒状の外端部を内端側(左端
側)から外端側(右端側)に貫通している。ホルダ本体
13の外端には前記各リード線L1〜L8と接続される6
本の接続導線D1,D3,D5〜D8を有するハーメチック
シール部材51が固着されている。図10に示すよう
に、リード線L1,L2は接続導線D1に接続され、リー
ド線L3,L4は接続導線D3に接続されている。そし
て、リード線L5〜L8は接続導線D5〜D8に接続されて
いる。ハーメチックシール部材51は、ハーメチックシ
ール部材51の左側のホルダ本体13の内側と、右側の
ホルダ本体支持部材11の内側とを気密に遮断するとと
もに、ホルダ本体13の内側とホルダ本体支持部材11
の内側との間の電気的接続を可能にする機能を有する部
品である。図4において、前記ハーメチックシール部材
51の右側の前記ホルダ本体支持部材11内側には、前
記接続導線D1,D3,D5〜D8に接続された信号伝送線
T1,T3,T5〜T8が収容されている。
は、ホルダ本体13の円筒状の外端部を内端側(左端
側)から外端側(右端側)に貫通している。ホルダ本体
13の外端には前記各リード線L1〜L8と接続される6
本の接続導線D1,D3,D5〜D8を有するハーメチック
シール部材51が固着されている。図10に示すよう
に、リード線L1,L2は接続導線D1に接続され、リー
ド線L3,L4は接続導線D3に接続されている。そし
て、リード線L5〜L8は接続導線D5〜D8に接続されて
いる。ハーメチックシール部材51は、ハーメチックシ
ール部材51の左側のホルダ本体13の内側と、右側の
ホルダ本体支持部材11の内側とを気密に遮断するとと
もに、ホルダ本体13の内側とホルダ本体支持部材11
の内側との間の電気的接続を可能にする機能を有する部
品である。図4において、前記ハーメチックシール部材
51の右側の前記ホルダ本体支持部材11内側には、前
記接続導線D1,D3,D5〜D8に接続された信号伝送線
T1,T3,T5〜T8が収容されている。
【0023】図3〜図5において、前記ホルダ本体支持
部材11の外端には円形プレート53が連結されてい
る。円形プレート53の右側面には、前記信号伝送線T
1,T3,T5〜T8の外端部を固定支持するためのケーブ
ル固定部材54および端子部材56が固定されている。
前記信号伝送線T1,T3,T5〜T8は、その外端部が前
記ケーブル固定部材54を用いて固定され、かつその外
端は前記端子部材56の端子C1,C3,C5〜C8(図
3、図5参照)に接続されている。また前記円形プレー
ト51には、前記ケーブル固定部材54および信号伝送
線T1〜T8の外端部等を被覆する円筒ケース57が固定
されている。前記端子C1,C3,C5,C6はヒータ用外
部ケーブルE1により加熱電源回路58(図10参照)
に接続され、前記端子C7,C8は通信ケーブルE2によ
り電流検出装置59(図10参照)に接続されている。
部材11の外端には円形プレート53が連結されてい
る。円形プレート53の右側面には、前記信号伝送線T
1,T3,T5〜T8の外端部を固定支持するためのケーブ
ル固定部材54および端子部材56が固定されている。
前記信号伝送線T1,T3,T5〜T8は、その外端部が前
記ケーブル固定部材54を用いて固定され、かつその外
端は前記端子部材56の端子C1,C3,C5〜C8(図
3、図5参照)に接続されている。また前記円形プレー
ト51には、前記ケーブル固定部材54および信号伝送
線T1〜T8の外端部等を被覆する円筒ケース57が固定
されている。前記端子C1,C3,C5,C6はヒータ用外
部ケーブルE1により加熱電源回路58(図10参照)
に接続され、前記端子C7,C8は通信ケーブルE2によ
り電流検出装置59(図10参照)に接続されている。
【0024】図10において、試料Sを支持する炉体3
1は炉体に支持された外側ヒータ38、内側ヒータ39
によって加熱される。外側ヒータ38とヒータ用中継端
子41,41とはヒータ用接続線61,61により接続
され、内側ヒータ39とヒータ用中継端子43,43と
はヒータ用接続線62,62により接続されている。ま
た、試料Sと試料通電用中継端子42,42とは試料通
電用接続線63,63により接続されている。
1は炉体に支持された外側ヒータ38、内側ヒータ39
によって加熱される。外側ヒータ38とヒータ用中継端
子41,41とはヒータ用接続線61,61により接続
され、内側ヒータ39とヒータ用中継端子43,43と
はヒータ用接続線62,62により接続されている。ま
た、試料Sと試料通電用中継端子42,42とは試料通
電用接続線63,63により接続されている。
【0025】(実施例の作用)前述の構成を備えた実施
例の試料ホルダHのホルダ本体支持部材11は、顕微鏡
筒等の真空室形成用の外壁に設けたゴニオステージGS
の円筒状のホルダ装着部材9のホルダ装着孔9aに装着
されて使用される。その場合、前記ゴニオステージGS
のホルダ装着孔9aにより支持された試料ホルダHは、
ホルダ本体支持部材11の軸(ホルダ軸)に沿ってスラ
イドさせることにより軸方向の位置を調節することがで
きる。また、前記試料ホルダHを支持する円筒状のホル
ダ装着部材9をゴニオステージGSの球面軸受けにより
回動させることにより、試料ホルダHのホルダ軸の向き
およびホルダ軸周りの回転位置を調節することができ
る。
例の試料ホルダHのホルダ本体支持部材11は、顕微鏡
筒等の真空室形成用の外壁に設けたゴニオステージGS
の円筒状のホルダ装着部材9のホルダ装着孔9aに装着
されて使用される。その場合、前記ゴニオステージGS
のホルダ装着孔9aにより支持された試料ホルダHは、
ホルダ本体支持部材11の軸(ホルダ軸)に沿ってスラ
イドさせることにより軸方向の位置を調節することがで
きる。また、前記試料ホルダHを支持する円筒状のホル
ダ装着部材9をゴニオステージGSの球面軸受けにより
回動させることにより、試料ホルダHのホルダ軸の向き
およびホルダ軸周りの回転位置を調節することができ
る。
【0026】ホルダ本体支持部材11の筒状内端部に筒
状外端部が連結されたホルダ本体13は、ホルダ軸に沿
ってスライド移動することにより、試料ホルダH内端部
に支持した試料Sのホルダ軸方向の位置を調節できる。
前記ホルダ本体13は、ホルダ本体13の内端部に設け
られた上下に貫通する試料収容孔21の外端側において
外端側断熱部材26を支持し、内端側において内端側断
熱部材28を支持する。前記外端側断熱部材26および
前記内端側断熱部材28は、炉体31を固定支持する。
ビーム通過孔32bを有する前記炉体31の試料固定部
32は、前記ビーム通過孔32bを横切る位置に試料S
を固定する。したがって、試料Sを照射して透過したビ
ームは前記ビーム通過孔32bを通過する。
状外端部が連結されたホルダ本体13は、ホルダ軸に沿
ってスライド移動することにより、試料ホルダH内端部
に支持した試料Sのホルダ軸方向の位置を調節できる。
前記ホルダ本体13は、ホルダ本体13の内端部に設け
られた上下に貫通する試料収容孔21の外端側において
外端側断熱部材26を支持し、内端側において内端側断
熱部材28を支持する。前記外端側断熱部材26および
前記内端側断熱部材28は、炉体31を固定支持する。
ビーム通過孔32bを有する前記炉体31の試料固定部
32は、前記ビーム通過孔32bを横切る位置に試料S
を固定する。したがって、試料Sを照射して透過したビ
ームは前記ビーム通過孔32bを通過する。
【0027】前記外端側断熱部材26はヒータ用中継端
子41,41、熱電対固定部材として使用される前記ボ
ルト35、および試料通電用中継端子42,42を支持
する。また、前記内端側断熱部材28はヒータ用中継端
子43,43を支持する。前記ホルダ本体支持部材11
の筒状内端部を通って前記ホルダ本体13の筒状外端部
の内側に導入されるヒータ電流供給用リード線L1〜L4
は、その内端部が前記ヒータ用中継端子41,41,4
3,43に接続される。また、熱電対用リード線L5,
L6は、図8A、図8Bに示すように、ホルダ本体13
内部を通って、前記熱電対固定部材として使用される前
記ボルト35により固定されている。また、前記ホルダ
本体支持部材11の筒状内端部を通って前記ホルダ本体
13の筒状外端部の内側に導入される試料通電電流供給
用リード線L7,L8は、その内端部が前記試料通電用中
継端子42,42に接続される。
子41,41、熱電対固定部材として使用される前記ボ
ルト35、および試料通電用中継端子42,42を支持
する。また、前記内端側断熱部材28はヒータ用中継端
子43,43を支持する。前記ホルダ本体支持部材11
の筒状内端部を通って前記ホルダ本体13の筒状外端部
の内側に導入されるヒータ電流供給用リード線L1〜L4
は、その内端部が前記ヒータ用中継端子41,41,4
3,43に接続される。また、熱電対用リード線L5,
L6は、図8A、図8Bに示すように、ホルダ本体13
内部を通って、前記熱電対固定部材として使用される前
記ボルト35により固定されている。また、前記ホルダ
本体支持部材11の筒状内端部を通って前記ホルダ本体
13の筒状外端部の内側に導入される試料通電電流供給
用リード線L7,L8は、その内端部が前記試料通電用中
継端子42,42に接続される。
【0028】ヒータ用接続線61,61,62,62
(図10参照)は、前記炉体31に支持された外側ヒー
タ38または内側ヒータ39と、前記炉体31を固定支
持する外端側および内端側断熱部材26,28に支持さ
れたヒータ用中継端子41,41,43,43間を接続
する。また、試料通電用接続線63,63(図10参
照)は前記炉体31の試料固定部32に支持された試料
Sおよび試料通電用中継端子42,42間を接続する。
したがって、試料通電電流供給用リード線L7,L8によ
り供給された電流は、ヒータ用中継端子41,41,4
3,43およびヒータ用接続線61,61,62,62
を介して前記炉体31に支持された外側ヒータ38およ
び内側ヒータ39を流れる。このときヒータ38,39
は発熱して前記炉体31を加熱するので、炉体31の試
料固定部32に支持された試料Sも加熱される。前述の
ように、ヒータ用接続線61,61は外側断熱部材26
に固定されたヒータ用中継端子41,41と、前記外側
断熱部材26に固定支持された炉体31により支持され
た外側ヒータ38との間を接続する。前記ヒータ用中継
端子41,41および前記外側ヒータ38の位置関係は
変化しないので、前記ヒータ用接続線61,61が引っ
張られて断線するようなことは生じない。同様に、前記
内側断熱部材28に支持されたヒータ用中継端子43,
43および前記内側ヒータ39の位置関係は変化しない
ので、前記ヒータ用接続線62,62が引っ張られて断
線するようなことは生じない。
(図10参照)は、前記炉体31に支持された外側ヒー
タ38または内側ヒータ39と、前記炉体31を固定支
持する外端側および内端側断熱部材26,28に支持さ
れたヒータ用中継端子41,41,43,43間を接続
する。また、試料通電用接続線63,63(図10参
照)は前記炉体31の試料固定部32に支持された試料
Sおよび試料通電用中継端子42,42間を接続する。
したがって、試料通電電流供給用リード線L7,L8によ
り供給された電流は、ヒータ用中継端子41,41,4
3,43およびヒータ用接続線61,61,62,62
を介して前記炉体31に支持された外側ヒータ38およ
び内側ヒータ39を流れる。このときヒータ38,39
は発熱して前記炉体31を加熱するので、炉体31の試
料固定部32に支持された試料Sも加熱される。前述の
ように、ヒータ用接続線61,61は外側断熱部材26
に固定されたヒータ用中継端子41,41と、前記外側
断熱部材26に固定支持された炉体31により支持され
た外側ヒータ38との間を接続する。前記ヒータ用中継
端子41,41および前記外側ヒータ38の位置関係は
変化しないので、前記ヒータ用接続線61,61が引っ
張られて断線するようなことは生じない。同様に、前記
内側断熱部材28に支持されたヒータ用中継端子43,
43および前記内側ヒータ39の位置関係は変化しない
ので、前記ヒータ用接続線62,62が引っ張られて断
線するようなことは生じない。
【0029】また、前記試料ホルダHは、前記ホルダ本
体13の外側面にはホルダ軸に沿ったリード線収容溝4
6〜49が形成される。前記ヒータ電流供給用リード線
L1〜L4は、前記ホルダ本体13の筒状外端部の内側か
ら前記リード線収容溝46〜49を通って、内端部が前
記ヒータ用中継端子41,41,43,43に接続され
る。このように、ヒータ電流供給用リード線L1〜L4
は、ホルダ本体13の外側面を通ってホルダ本体13内
側のヒータ用中継端子41,41,43,43に接続さ
れるので、ホルダ本体13の内側にヒータ電流供給用リ
ード線L1〜L4を通すスペースを確保する必要がなくな
る。このため、ホルダ本体13を小型に構成することが
可能となったり、または、ホルダ本体13の内部を他の
リード線、例えば、熱電対用リード線L5,L6、試料通
電電流供給用リード線L7,L8等の収容スペースとして
使用することが可能となる。
体13の外側面にはホルダ軸に沿ったリード線収容溝4
6〜49が形成される。前記ヒータ電流供給用リード線
L1〜L4は、前記ホルダ本体13の筒状外端部の内側か
ら前記リード線収容溝46〜49を通って、内端部が前
記ヒータ用中継端子41,41,43,43に接続され
る。このように、ヒータ電流供給用リード線L1〜L4
は、ホルダ本体13の外側面を通ってホルダ本体13内
側のヒータ用中継端子41,41,43,43に接続さ
れるので、ホルダ本体13の内側にヒータ電流供給用リ
ード線L1〜L4を通すスペースを確保する必要がなくな
る。このため、ホルダ本体13を小型に構成することが
可能となったり、または、ホルダ本体13の内部を他の
リード線、例えば、熱電対用リード線L5,L6、試料通
電電流供給用リード線L7,L8等の収容スペースとして
使用することが可能となる。
【0030】(変更例)以上、本発明の実施例を詳述し
たが、本発明は、前記実施例に限定されるものではな
く、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内
で、種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更
実施例を下記に例示する。
たが、本発明は、前記実施例に限定されるものではな
く、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内
で、種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更
実施例を下記に例示する。
【0031】(H01)前記ヒータ電流供給用リード線L
1〜L4は前記ホルダ本体13の外側を通す代わりに、ホ
ルダ本体の内側を通すことが可能である。また、前記内
側ヒータ39に電流を供給するヒータ電流供給用リード
線L2,L4のみがホルダ本体13外側のリード線収容溝
47,49を通るように構成することも可能である。
1〜L4は前記ホルダ本体13の外側を通す代わりに、ホ
ルダ本体の内側を通すことが可能である。また、前記内
側ヒータ39に電流を供給するヒータ電流供給用リード
線L2,L4のみがホルダ本体13外側のリード線収容溝
47,49を通るように構成することも可能である。
【0032】
【発明の効果】前述の本発明の試料ホルダは、下記の効
果を奏することができる。 (O01)試料を加熱可能且つ試料に直接流れる通電電流
を供給可能な、構成が簡素で故障しに難い試料ホルダを
提供することができる。
果を奏することができる。 (O01)試料を加熱可能且つ試料に直接流れる通電電流
を供給可能な、構成が簡素で故障しに難い試料ホルダを
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明の試料ホルダの実施例が電子顕
微鏡(荷電粒子線装置)に装着された状態を示す図であ
る。
微鏡(荷電粒子線装置)に装着された状態を示す図であ
る。
【図2】 図2は前記図1の矢印IIで示す部分の拡大図
である。
である。
【図3】 図3は前記図1に示す試料ホルダおよびホル
ダ本体支持部材の全体説明図で、正面断面図である。
ダ本体支持部材の全体説明図で、正面断面図である。
【図4】 図4は前記図3の矢印IVで示す部分の拡大
図である。
図である。
【図5】 図5は前記図3の矢印V−V線断面図であ
る。
る。
【図6】 図6は前記図3に実施例1の示す試料ホルダ
の説明図で、図6Aは一部断面平面図、図6Bは側面図
で前記図6Aの矢印VIBから見た図、図6Cは縦断面
図で前記図6AのVIC−VIC線断面図である。
の説明図で、図6Aは一部断面平面図、図6Bは側面図
で前記図6Aの矢印VIBから見た図、図6Cは縦断面
図で前記図6AのVIC−VIC線断面図である。
【図7】 図7は前記図6に示す実施例1の試料ホルダ
の要部説明図で、図7Aは一部断面平面図、図7Bは要
部側面図で前記図7Aの矢印VIIBから見た図、図7C
は要部縦断面図で前記図7AのVIIC−VIIC線断面図
である。
の要部説明図で、図7Aは一部断面平面図、図7Bは要
部側面図で前記図7Aの矢印VIIBから見た図、図7C
は要部縦断面図で前記図7AのVIIC−VIIC線断面図
である。
【図8】 図8は試料ホルダの横断面図で、図8Aは前
記図7AのVIIIA−VIIIA線断面図、図8Bは前記図
7AのVIIIB−VIIIB線断面図である。
記図7AのVIIIA−VIIIA線断面図、図8Bは前記図
7AのVIIIB−VIIIB線断面図である。
【図9】 図9は前記実施例1の試料ホルダを構成する
試料固定部を有する炉体の斜視図である。
試料固定部を有する炉体の斜視図である。
【図10】 図10は同実施例の電流供給回路の説明図
である。
である。
L1〜L4…ヒータ電流供給用リード線、L7,L8…試料
通電電流供給用リード線、S…試料 11…ホルダ本体支持部材、13…ホルダ本体、21…
試料収容孔、26…外端側断熱部材、28…内端側断熱
部材、31…炉体、32…試料固定部、32b…ビーム
通過孔、38,39…ヒータ、41,43…ヒータ用中
継端子、42…試料通電用中継端子、46〜49…リー
ド線収容溝、61,62…ヒータ用接続線、63…試料
通電用接続線
通電電流供給用リード線、S…試料 11…ホルダ本体支持部材、13…ホルダ本体、21…
試料収容孔、26…外端側断熱部材、28…内端側断熱
部材、31…炉体、32…試料固定部、32b…ビーム
通過孔、38,39…ヒータ、41,43…ヒータ用中
継端子、42…試料通電用中継端子、46〜49…リー
ド線収容溝、61,62…ヒータ用接続線、63…試料
通電用接続線
Claims (2)
- 【請求項1】 下記の要件を備えた試料ホルダ、 (A01)ホルダ軸に沿ってスライド可能なホルダ本体支
持部材の筒状内端部に筒状外端部が連結されたホルダ本
体、 (A02)ホルダ本体の内端部に設けられた上下に貫通す
る試料収容孔、 (A03)前記試料収容孔の外端側において前記ホルダ本
体に支持された外端側断熱部材、 (A04)前記試料収容孔の内端側において前記ホルダ本
体に支持された内端側断熱部材、 (A05)前記外端側断熱部材および前記内端側断熱部材
により固定支持される炉体、 (A06)ビーム通過孔および前記ビーム通過孔を横切る
位置に試料を固定する試料固定部を有する前記炉体、 (A07)前記炉体に支持され且つ炉体を加熱するヒー
タ、 (A08)前記外端側断熱部材に支持されたヒータ用中継
端子、 (A09)前記ヒータおよびヒータ用中継端子間を接続す
るヒータ用接続線、 (A010)前記外端側断熱部材に支持された試料通電用
中継端子、 (A011)前記試料固定部に支持された試料および試料
通電用中継端子間を接続する試料通電用接続線、 (A012)前記ホルダ本体支持部材の筒状内端部を通っ
て前記ホルダ本体の筒状外端部の内側に導入され、内端
部が前記試料通電用中継端子に接続された試料通電電流
供給用リード線、 (A013)前記ホルダ本体支持部材の筒状内端部を通っ
て前記ホルダ本体の筒状外端部の内側に導入され、内端
部が前記ヒータ用中継端子に接続されたヒータ電流供給
用リード線。 - 【請求項2】 下記の要件を備えた請求項1記載の試料
ホルダ、 (A014)外側面にホルダ軸に沿ったリード線収容溝が
形成された前記ホルダ本体、 (A015)前記ホルダ本体の筒状外端部の内側から前記
リード線収容溝を通って、内端部が前記ヒータ用中継端
子に接続された前記ヒータ電流供給用リード線。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8322921A JPH10162763A (ja) | 1996-12-03 | 1996-12-03 | 試料ホルダ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8322921A JPH10162763A (ja) | 1996-12-03 | 1996-12-03 | 試料ホルダ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10162763A true JPH10162763A (ja) | 1998-06-19 |
Family
ID=18149124
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8322921A Withdrawn JPH10162763A (ja) | 1996-12-03 | 1996-12-03 | 試料ホルダ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10162763A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007149655A (ja) * | 2005-10-28 | 2007-06-14 | Kyocera Corp | 電子光学コラムおよび電子光学多層コラム |
| JP2017139175A (ja) * | 2016-02-05 | 2017-08-10 | 日本電子株式会社 | 試料ホルダー |
-
1996
- 1996-12-03 JP JP8322921A patent/JPH10162763A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007149655A (ja) * | 2005-10-28 | 2007-06-14 | Kyocera Corp | 電子光学コラムおよび電子光学多層コラム |
| JP2017139175A (ja) * | 2016-02-05 | 2017-08-10 | 日本電子株式会社 | 試料ホルダー |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040203 |